JP2009082383A - 義歯安定剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】義歯安定剤として必要な粘着性を保持しながらもチューブ状容器からの出しやすさに優れており、さらに高い透明性を有し審美性にも優れた義歯安定剤を提供すること。
【解決手段】2%水溶液の粘度が20〜1500mPa・sのセルロース誘導体又はその塩5〜18重量%と、多価アルコール4〜30重量%と、水とを含有し、且つ、前記セルロース誘導体又はその塩と前記多価アルコールの割合が1:0.5〜1:2.0(重量比)であり、ちょう度が25mm〜38mmであり、粘着力が450g重以上であることを特徴とする義歯安定剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、義歯床と顎堤の間の隙間に充填して、義歯のガタツキをなくし咀嚼力の低下を改善するために用いられる義歯安定剤に関し、さらに詳しくは、義歯安定剤に必要な粘着性を保持しながらも、チューブ状容器からの出しやすさ、及び使用時の審美性が改善された義歯安定剤に関する。
従来、義歯安定剤としては、主に酢酸ビニル樹脂からなる非水溶性のペースト状義歯安定剤、鉱物油に水溶性高分子を分散させた水溶性のペースト状義歯安定剤、および、水溶性高分子からなる粉末状義歯安定剤が知られている。
非水溶性ペースト状義歯安定剤は義歯と口腔粘膜との間にできた隙間を埋めるもので、粘着性は持たないものである。一方、水溶性のペースト状義歯安定剤は唾液に溶解することで粘着性を示すものの、主剤が鉱物油(主にワセリン類、パラフィン類)であるため、口腔内に油系製剤特有の不快感を呈する。また、粉末状義歯安定剤は義歯に塗布する際、粉末が飛び散り、塗布時の操作性が良くない。
これらの問題を解決する手段として特許文献1では、水または人工唾液と水溶性高分子とグリセリンとからなる義歯安定剤が提案されている。この義歯安定剤は、水溶性のペースト状であってかつ鉱物油を含まないため、油系製剤特有の不快感を呈さないものである。
特許第3515761号明細書
このような水溶性ペースト状の義歯安定剤は、チューブ状の容器に充填して販売される形態が好ましいと考えられるが、義歯を口腔内で安定化させるために粘着性を向上させると、ペーストが固めになるため、チューブ状の容器から絞り出すことが極めて困難になる。義歯安定剤は比較的高齢者が使用する製品であるため、チューブ状の容器から出しにくいものであると使用時に不都合が生じる。このため、義歯安定剤として必要な粘着性を維持しながらも、ある程度の流動性を保持してチューブ状容器からの出しやすさを確保することが求められる。
また、義歯安定剤を用いて義歯を口腔粘膜に貼り付けると義歯と口腔粘膜の隙間から義歯安定剤がはみ出す場合があるが、その場合であっても他者が視認することのできないよう、義歯安定剤が透明なものであることが望ましい。
本発明は、上記現状に鑑み、義歯安定剤として必要な粘着性を保持しながらもチューブ状容器からの出しやすさに優れており、さらに高い透明性を有し審美性にも優れた義歯安定剤を提供することを課題とするものである。
本発明者らは、鋭意検討した結果、セルロース誘導体又はその塩と多価アルコールと水とを含有する義歯安定剤において、セルロース誘導体又はその塩として特定の粘度を持つものを使用し、かつ義歯安定剤が示すちょう度及び粘着力が特定の範囲にあるように調整することによって、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、2%水溶液の粘度が20〜1500mPa・sのセルロース誘導体又はその塩5〜18重量%と、多価アルコール4〜30重量%と、水とを含有し、且つ、前記セルロース誘導体又はその塩と前記多価アルコールの割合が1:0.5〜1:2.0(重量比)であり、ちょう度が25mm〜38mmであり、粘着力が450g重以上である、ことを特徴とする義歯安定剤に関する。
好ましくは、セルロース誘導体又はその塩の2%水溶液の粘度が20mPa・s以上150mPa・s未満であり、その配合量が13〜17重量%であり、前記多価アルコールの配合量が7.5〜30重量%である。この場合において、水の配合量が53〜79.5重量%であることが好ましい。
また、好ましくは、セルロース誘導体又はその塩の2%水溶液の粘度が150〜1500mPa・sであり、その配合量が6〜10重量%であり、前記多価アルコールの配合量が4〜16重量%である。この場合において、水の配合量が74〜90重量%であることが好ましい。
さらに、好ましくは、セルロース誘導体の塩が、カルボキシメチルセルロースナトリウムである。
本発明によると、義歯安定剤として必要な粘着性を保持しながらもチューブ状容器からの出しやすさに優れており、さらに高い透明性を有し審美性にも優れた義歯安定剤を提供することができる。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明の義歯安定剤は、必須成分として、セルロース誘導体又はその塩と、多価アルコールと、水とを含有する水性の製剤であり、水溶性で、かつペースト状を呈するものである。
セルロース誘導体又はその塩は水に溶解又はゲル化して粘着性を生じさせるものであり、2%水溶液の粘度が20〜1500mPa・sの範囲にあるものを使用する。なお、この2%水溶液粘度は、2%水溶液を作製し、25℃となるように調整をした後、BM型粘度計にて計測したものである。セルロース誘導体又はその塩の2%水溶液粘度が20mPa・s未満であると、義歯安定剤がペースト状を保ち得ず、また、十分な粘着力を確保することができない。逆に1500mPa・sを超えた場合には、製剤が固くなりすぎ、チューブ状容器から出しにくくなるとともに、製剤に濁りが生じ十分な透明性を達成することが困難になる。なお、特定の粘度を有するセルロース誘導体又はその塩は広く市販されており、本発明ではこれを利用することができる。
セルロース誘導体又はその塩の種類としては特に限定されないが、例えば、水溶性のセルロースエーテルであるアルキルセルロース(例えばメチルセルロース、エチルセルロース等)、ヒドロキシ化されたアルキルセルロース(例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等)、アルカリ金属カルボキシメチルセルロース(例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカリウム等)、アルカリ金属セルロース硫酸塩等が挙げられる。これらのうち1種類のみを使用してもよいし、複数種を併用してもよい。なかでも、膨潤又はゲル化性能や、粘着性が高いことから、カルボキシメチルセルロースナトリウムが好ましい。
多価アルコールはセルロース誘導体又はその塩及び水と共存することによって製剤の粘着性を高める成分であり、アルコール性水酸基を2個以上有する化合物であれば特に限定されない。具体的には、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、ポリエチレングリコール等が挙げられるが、これらのうち1種類のみを使用してもよいし、複数種を併用してもよい。なかでも、粘着性やちょう度の観点から、グリセリンが好ましい。
さらに本発明の義歯安定剤は、水を含有するが、使用できる水としては、通常の精製水のほか、人工唾液であってもよい。これを配合することによって、水溶性のペースト状製剤とすることができる。
本発明の義歯安定剤においてセルロース誘導体又はその塩の配合量は5〜18重量%の範囲にあり、多価アルコールの配合量は4〜30重量%の範囲にある。残量は、後述する任意の添加剤を除外すると水が占める。さらにセルロース誘導体又はその塩と多価アルコールは、重量比で1:0.5〜1:2.0を満足する範囲で使用される。セルロース誘導体又はその塩の配合量が少なすぎると、義歯安定剤がペースト状にならず、十分な粘着性を示すことができないので、義歯を口腔内に安定性よく維持することができない。逆にその配合量が多すぎると、製剤が固くなることによってチューブ状容器から出しにくくなり、また、十分な透明感を達成することが困難になる。
本発明の義歯安定剤は、ちょう度が25mm〜38mmの範囲にあり、かつ粘着力が450g重以上のものである。以上の範囲を満足することによって、義歯安定剤に必要な粘着性と、チューブ状容器からの出しやすさとを両立し、さらに製剤の透明性を確保することが可能になる。粘着力は700g重以上が好ましく、1000g重以上が特に好ましい。上限としてはおよそ2000g重以下のものを好適に使用することができる。
以上のようなちょう度と粘着力の関係を満足する義歯安定剤を得るには、配合するセルロース誘導体又はその塩が示す2%水溶液粘度と、その配合量、多価アルコールの配合量、及び両者の割合を本発明の範囲内において適宜調整すればよい。
その調整方法については後述する実施例と比較例を対比することによって容易に理解可能であるが、全般的な傾向として、2%水溶液粘度が低めのセルロース誘導体又はその塩を用いる場合には、その配合量や多価アルコールの配合量は多いほうが望ましく、逆に2%水溶液粘度が高めのセルロース誘導体又はその塩を用いる場合にはその配合量や多価アルコールの配合量は少ないほうが望ましい。
このような傾向を満足する具体的な一態様としては、セルロース誘導体又はその塩の2%水溶液の粘度が20mPa・s以上150mPa・s未満である場合には、その配合量が13〜17重量%であり、多価アルコールの配合量が7.5〜30重量%である。この際、水の配合量としては53〜79.5重量%であることが好ましい。
また、別の態様としては、セルロース誘導体又はその塩の2%水溶液の粘度が150〜1500mPa・sである場合には、その配合量が6〜10重量%であり、前記多価アルコールの配合量が4〜16重量%である。この際、水の配合量としては74〜90重量%であることが好ましい。
本発明の義歯安定剤には、上記成分以外に、義歯安定剤に所望の性状を与えるために可塑剤、乳化剤、粘度調整剤、水不溶性粉体、防腐剤、金属石けん、溶剤、可溶化剤、安定化剤、消臭剤、機能性成分、酵素、清涼剤、香料、着色料など公知の添加剤を本発明の効果を損なわない限りにおいて、適宜配合してもよい。
可塑剤としては、ミツロウ、木ロウ、カルナウバロウ、キャンデリラワックスが例示される。
乳化剤としては、グリセリンモノステアレートのようなグリセリンの脂肪酸エステル、ソルビタンモノステアレートのようなソルビタンの脂肪酸エステル、ステアリン酸スクロース、ラウリン酸スクロースのようなショ糖脂肪酸エステルが例示される。
水不溶性粉体としては、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、プラスチックパウダー、タルク、シリカ、ベントナイト、ゼオライト等が例示される。
防腐剤としては、安息香酸、安息香酸ナトリウム、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベンが例示される。
金属石けんとしては、ステアリン酸カルシウムが例示される。
溶剤としては、フェノキシエタノールが例示される。
可溶化剤としては、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、モノオレイン酸ポリエチレングリコールのようなポリオキシエチレン脂肪酸エステル、N−ラウロイルサルコシンナトリウムのようなN−アシルアミノ酸塩、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインのようなアルキル(アミド)ベタイン、ポリオキシエチレンラウリルエーテルのようなポリオキシアルキレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミドのようなアルキルアルカノールアミド等が例示される。
安定化剤としては、酸化チタン、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、乳酸アルミニウム等が例示される。
消臭剤としては、銅クロロフィリンナトリウム、コーヒー、緑茶、ブドウ等から抽出されるポリフェノール類等が例示される。
機能性成分としては、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸塩、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸塩のような抗炎症剤、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、塩化セチルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン類、ヒノキチオールのような殺菌剤、抗生物質、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体、酢酸トコフェロール等のビタミン類等が例示される。
酵素としては、デキストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ、溶菌酵素、リゾチーム等が例示される。
清涼剤としては、l−メントール、dl−メントール、メントール誘導体、カルボン等が例示される。
また、口腔内での義歯安定剤の唾液への溶解性を低下させ同剤が徐々に溶け出すようにするためにナトリウム/カルシウム・メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体塩を添加することも好ましい。
本発明による義歯安定剤を製造するには、例えば、水、多価アルコール、及びセルロース誘導体又はその塩を混合し、水にセルロース誘導体又はその塩を溶解又はゲル化させることによって、水溶性ペーストとすればよい。
本発明の義歯安定剤は、チューブ状の容器に充填することによって、保存中の配合成分の揮発や外来物の混入等を防止することができる。本発明の義歯安定剤はチューブ状容器からの出しやすさに優れているから、たとえ使用者が高齢者の場合であってもチューブ状容器から容易に絞り出すことができる。本発明の義歯安定剤を充填することが可能なチューブ状容器としては特に限定されないが、例えば、アルミニウム製チューブ、アルミニウム・エポキシフェノール樹脂製多層チューブ、アルミニウム・ポリエチレン製多層チューブ、アルミニウム・ポリエチレン・エポキシフェノール樹脂製多層チューブ等のアルミラミネートチューブ等が挙げられる。
以下に実施例を掲げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1〜7及び比較例1〜8
表1に示す2%水溶液粘度を有するカルボキシメチルセルロースナトリウム、グリセリン、及び精製水を表1に示す重量%で混合し、十分に攪拌することによって前記セルロースを水に溶解又はゲル化させて、水溶性ペースト状の義歯安定剤を製造した。
得られた義歯安定剤を、次の項目に従って評価した。得られた結果を表1に示す。
a)粘着力
得られた義歯安定剤について、JIS−T−6525−1 粘着力試験Iの試験方法にて塗布1分後の粘着力を計測した。得られた数値が450g重以上である場合は○と判定し、450g重に満たない場合を×と判定した。
b)ちょう度
得られた義歯安定剤について、JIS−T−6525−2 ちょう度の試験方法にてちょう度を計測した。得られた数値が25〜38mmの範囲内にある場合は○と判定し、この範囲にない場合は×と判定した。
c)出しやすさ
得られた義歯安定剤をアルミラミネートチューブに充填した後、試験者がチューブに力を加えて義歯安定剤を絞り出す際に、その出しやすさを、以下の評価基準に基づいて体感で判定した。
○:容易に搾り出せる
△:搾り出せる
×:硬くて搾り出せない
××:軟らかすぎてチューブから溢れる
d)透明感
得られた義歯安定剤について目視によりその透明性を評価した。
○:透明である。
△:濁りが見られ、透明性が十分ではない。
Figure 2009082383
表1から明らかなように、実施例1〜7で得られた義歯安定剤は十分な粘着力を保持しながらも、アルミラミネートチューブからの出しやすさが良好であり、さらに透明な製剤であって審美性に優れている。

Claims (6)

  1. 2%水溶液の粘度が20〜1500mPa・sのセルロース誘導体又はその塩5〜18重量%と、多価アルコール4〜30重量%と、水とを含有し、且つ、
    前記セルロース誘導体又はその塩と前記多価アルコールの割合が1:0.5〜1:2.0(重量比)であり、
    ちょう度が25mm〜38mmであり、
    粘着力が450g重以上である、ことを特徴とする義歯安定剤。
  2. セルロース誘導体又はその塩の2%水溶液の粘度が20mPa・s以上150mPa・s未満であり、その配合量が13〜17重量%であり、前記多価アルコールの配合量が7.5〜30重量%である、請求項1記載の義歯安定剤。
  3. 水の配合量が53〜79.5重量%である、請求項2記載の義歯安定剤。
  4. セルロース誘導体又はその塩の2%水溶液の粘度が150〜1500mPa・sであり、その配合量が6〜10重量%であり、前記多価アルコールの配合量が4〜16重量%である、請求項1記載の義歯安定剤。
  5. 水の配合量が74〜90重量%である、請求項4記載の義歯安定剤。
  6. セルロース誘導体の塩が、カルボキシメチルセルロースナトリウムである、請求項1〜5のいずれかに記載の義歯安定剤。
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