JP2009081204A - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の太陽電池が電気的に直列に接続された太陽電池ユニットどうしの接続を簡便に行うことのできる太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】第1太陽電池ユニット10に含まれる第1太陽電池10aそれぞれが有する第1受光面側バスバー電極42どうしと、第2太陽電池ユニット15に含まれる第2太陽電池15aそれぞれが有する第2裏面側バスバー電極54どうしとは、第3配線材20cにより接続される。第3配線材20cは、配列方向に沿って一直線状に延びる。
【選択図】図4

Description

本発明は、受光面側保護材と裏面側保護材との間に、配列方向に沿って一直線状に配列された第1太陽電池ユニットと第2太陽電池ユニットとを封止した太陽電池モジュールに関する。
太陽電池は、クリーンで無尽蔵に供給される太陽光を直接電気に変換するため、新しいエネルギー源として期待されている。
一般的に、太陽電池1枚当りの出力は数W程度であるため、複数の太陽電池を接続することにより出力を高めた太陽電池モジュールが電力源として用いられる。
太陽電池モジュールは、配列方向に沿って一直線状に配列された複数の太陽電池ユニットを備える。太陽電池ユニットどうしは、配線材によって電気的に直列に接続される。太陽電池ユニットは、配列方向に沿って一直線状に配列された複数の太陽電池を有する。太陽電池どうしは、配線材によって電気的に直列又は並列に接続される。これにより、太陽電池モジュール全体の電圧が適宜調整される。
ここで、電気的に並列に接続された太陽電池を用いて形成された太陽電池ユニットを備える太陽電池モジュールが知られている。(特許文献1参照)。各太陽電池は、受光面上において配列方向に沿って形成された受光面側電極と、裏面上において配列方向に沿って形成された裏面側電極とを有する。受光面側電極と裏面側電極とは、受光面に平行な投影面上で重ならない。
各太陽電池ユニットにおいて、受光面側電極どうしは、一直線状の配線材の半田付けにより接続される。裏面側電極どうしは、一直線状の配線材の半田付けにより接続される。これにより、各太陽電池ユニットにおいて、太陽電池どうしが電気的に並列に接続される。
これによれば、受光面に平行な投影面上において、受光面側配線材と裏面側配線材とは重ならない。従って、受光面側配線材と裏面側配線材とを半田付けする際に、一方の配線材から溶け出した半田が他方の配線材に接触することを抑制することができる。その結果、受光面側配線材と裏面側配線材との間における短絡の発生を抑制することができる。
特開2007−103535号公報
しかしながら、上記のような太陽電池ユニットどうしを電気的に直列に接続することは容易ではない。具体的には、一の太陽電池ユニットの受光面側配線材と他の太陽電池ユニットの裏面側配線材とは、配列方向に沿って一直線上に配設されていない。そのため、受光面側配線材と裏面側配線材とを他の配線材を用いて接続する必要がある。
このように、上述の太陽電池ユニットどうしを電気的に直列に接続するには、多数の構成部品を複雑に半田付けする作業が必要とされる。その結果、太陽電池モジュールの製造コストが増加するという問題があった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、複数の太陽電池が電気的に並列に接続された太陽電池ユニットどうしの接続を簡便に行うことのできる太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
本発明の特徴に係る太陽電池モジュールは、受光面側保護材と裏面側保護材との間に、配列方向に沿って一直線状に配列された第1太陽電池ユニットと第2太陽電池ユニットとを封止した太陽電池モジュールであって、第1太陽電池ユニットは、複数の第1太陽電池を含み、第2太陽電池ユニットは、複数の第2太陽電池を含み、複数の第1太陽電池と複数の第2太陽電池とは、配列方向に沿って一直線状に配列されており、第1太陽電池は、光が入射する第1受光面と、第1受光面の反対側に設けられた第1裏面と、第1受光面上において、配列方向に沿って形成された第1受光面側電極と、第1裏面上において、配列方向に沿って形成された第1裏面側電極とを有し、第2太陽電池は、光が入射する第2受光面と、第2受光面の反対側に設けられた第2裏面と、第2受光面上において、配列方向に沿って形成された第2受光面側電極と、第2裏面上において、配列方向に沿って形成された第2裏面側電極とを有しており、第1裏面側電極どうしは、第1配線材によって電気的に接続され、第2受光面側電極どうしは、第2配線材によって電気的に接続されており、第1受光面側電極と第2裏面側電極とは、配列方向に沿って一直線上に設けられ、第1受光面側電極と第2裏面側電極とは、第3配線材によって電気的に接続されており、第3配線材は、第1受光面に平行な投影面上において、第1配線材及び前記第2配線材と重ならないことを要旨とする。
従って、第1太陽電池ユニットと第2太陽電池ユニットとを、一直線状の第3配線材によって電気的に直列に接続することができる。即ち、太陽電池ユニットどうしを接続する工程では、直線状の第3配線材のみをバスバー電極に半田付けすればよい。従って、多数の構成部品を複雑に半田付けする作業を削減することができる。その結果、太陽電池モジュールの製造コストを低減することができる。
本発明によれば、複数の太陽電池が電気的に直列に接続された太陽電池ユニットどうしの接続を簡便に行うことのできる太陽電池モジュールを提供することができる。
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(太陽電池モジュールの概略構成)
本発明の実施形態に係る太陽電池モジュール100の概略構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る太陽電池モジュール100の側面図である。
図1に示すように、太陽電池モジュール100は、太陽電池ストリング1、受光面側保護材2、裏面側保護材3、封止材4を備える。太陽電池モジュール100は、受光面側保護材2と裏面側保護材3との間に、太陽電池ストリング1を封止して構成される。
太陽電池ストリング1は、第1太陽電池ユニット10、第2太陽電池ユニット15及び第1乃至第3配線材20a〜20cを備える。
第1太陽電池ユニット10と第2太陽電池ユニット15とは、配列方向に沿って一直線状に配列される。第1太陽電池ユニット10と第2太陽電池ユニット15とは交互に配列される。第1太陽電池ユニット10は、2個の第1太陽電池10aを含む。第2太陽電池ユニット15は、2個の第2太陽電池15aを含む。
第1太陽電池10aと第2太陽電池15aとは、配列方向に沿って一直線状に配列される。2個の第1太陽電池10aは、第1配線材20aと第3配線材20cとによって、電気的に並列に接続される。2個の第2太陽電池15aは、第2配線材20bと第3配線材20cとによって、電気的に並列に接続される。第1太陽電池ユニット10と第2太陽電池ユニット15とは、第3配線材によって電気的に直列に接続される。
第1乃至第3配線材20a〜20cとしては、薄板状或いは縒り線状に成形された銅等の導電材を用いることができ、導電材の表面には軟導電体(例えば、共晶半田)がメッキされていてもよい。
受光面側保護材2は、封止材4の受光面側に配置され、太陽電池モジュール100の表面を保護する。受光面側保護材2としては、透光性及び遮水性を有するガラス、透光性プラスチック等を用いることができる。
裏面側保護材3は、封止材4の裏面側に配置され、太陽電池モジュール100の背面を保護する。裏面側保護材3としては、ガラス板、PET(Polyethylene Terephthalate)等の樹脂フィルム、或いは、Al等の金属箔を樹脂フィルムでサンドイッチした構造を有する積層フィルム等を用いることができる。
封止材4は、受光面側保護材2と裏面側保護材3との間において太陽電池ストリング1を封止する。封止材4としては、EVA、EEA、PVB、シリコン、ウレタン、アクリル、エポキシ等の透光性の樹脂を用いることができる。また、このような樹脂の間にPET等の絶縁フィルムを介挿させた封止構造体を封止材4として用いることもできる。
(第1太陽電池10aの構成)
次に、第1太陽電池10aの構成について、図2を参照しながら説明する。図2(a)は、第1太陽電池10aの受光面側における平面図である。図2(b)は、第1太陽電池10aの裏面側における平面図である。図2(c)は、図2(a)のA−A切断面における断面図である。図2(d)は、第1太陽電池10aの受光面に平行な投影面を示す図である。
第1太陽電池10aは、太陽光を受ける受光面と、受光面の反対側に設けられた裏面とを有する。受光面と裏面のそれぞれは、第1太陽電池10aの主面である。
図2(a)に示すように、第1太陽電池10aは、第1光電変換部40、第1受光面側細線電極41及び第1受光面側バスバー電極42を備える。
第1光電変換部40は、受光により光生成キャリアを生成する。光生成キャリアとは、太陽光が第1光電変換部40に吸収されて生成される正孔と電子とをいう。
第1光電変換部40は、内部にn型領域とp型領域とを有しており、n型領域とp型領域との界面部分で半導体接合が形成される。第1光電変換部40は、単結晶Si、多結晶Si等の結晶系半導体材料、GaAs、InP等の化合物半導体材料等の半導体材料などにより構成される半導体基板を用いて形成することができる。なお、第1光電変換部40は、単結晶シリコン基板と非晶質シリコン層との間に実質的に真性な非晶質シリコン層を介挿することによりヘテロ結合界面の特性を改善した構造、いわゆるHIT構造を有していてもよい。
第1受光面側細線電極41は、第1光電変換部40から光生成キャリアを収集する集電電極である。第1受光面側細線電極41は、図2(a)に示すように、第1太陽電池10aの受光面上において、配列方向に略直交する方向に沿って複数本形成される。本実施形態に係る第1受光面側細線電極41は、第1太陽電池10aの受光面上の略全域にわたってライン状に形成される。第1受光面側細線電極41の形状及び本数は、第1太陽電池10aの受光面積や光生成キャリアの集電効率などを考慮して設定することができる。第1受光面側細線電極41は、例えば、バインダーとしての樹脂材料にフィラーとしての導電性粒子を加えた導電性樹脂ペーストを用いて形成することができるが、他の材料を用いてもよい。
第1受光面側バスバー電極42は、第1受光面側細線電極41から光生成キャリアを収集する集電電極である。第1受光面側バスバー電極42は、第1太陽電池10aの受光面上において、配列方向に沿って形成される。従って、第1受光面側バスバー電極42は、第1受光面側細線電極41と交差する。本実施形態では、2本の第1受光面側バスバー電極42を形成しているが、第1受光面側バスバー電極42の本数は、第1光電変換部40の大きさなどを考慮して適当な本数に設定することができる。第1受光面側バスバー電極42は、第1受光面側細線電極41と同様の材料を用いて形成することができる。第1受光面側バスバー電極42上には、第1受光面側バスバー電極42に沿って第3配線材20cが配設される。
図2(b)に示すように、第1太陽電池10aは、第1裏面側細線電極43及び第1裏面側バスバー電極44を備える。
第1裏面側細線電極43は、第1光電変換部40から光生成キャリアを収集する集電電極である。第1裏面側細線電極43は、第1受光面側細線電極41と同様に、第1太陽電池10aの裏面上において、配列方向に略直交する方向に沿って複数本形成される。第1裏面側細線電極43の形状及び本数は、光生成キャリアの集電効率などを考慮して設定される。第1裏面側細線電極43は、第1受光面側細線電極41と同様の材料を用いて形成することができる。
第1裏面側バスバー電極44は、第1裏面側細線電極43から光生成キャリアを収集する集電電極である。第1裏面側バスバー電極44は、第1太陽電池10aの裏面上において、配列方向に沿って形成される。従って、第1裏面側バスバー電極44は、第1裏面側細線電極43と交差する。本実施形態では、2本の第1裏面側バスバー電極44を形成しているが、第1裏面側バスバー電極44の本数は、第1光電変換部40の大きさなどを考慮して適当な本数に設定することができる。第1裏面側バスバー電極44は、第1受光面側細線電極41と同様の材料を用いて形成することができる。第1裏面側バスバー電極44上には、第1配線材20aが配設される。
ここで、図2(c)に示すように、第1受光面側バスバー電極42は、第1裏面側バスバー電極44よりも内側に形成されている。具体的には、図2(d)に示すように、第1受光面側バスバー電極42と第1裏面側バスバー電極44とは、受光面に平行な投影面上において重ならない。なお、図2(d)では、バスバー電極のみに着目している。
(第2太陽電池15aの構成)
次に、第2太陽電池15aの構成について、図3を参照しながら説明する。図3(a)は、第2太陽電池15aの受光面側における平面図である。図3(b)は、第2太陽電池15aの裏面側における平面図である。図3(c)は、図3(a)のB−B切断面における断面図である。図3(d)は、第2太陽電池15aの受光面に平行な投影面を示す図である。
第2太陽電池15aは、太陽光を受ける受光面と、受光面の反対側に設けられた裏面とを有する。受光面と裏面のそれぞれは、第2太陽電池15aの主面である。
図3(a)及び(b)に示すように、第2太陽電池15aは、第2光電変換部50、第2受光面側細線電極51、第2受光面側バスバー電極52、第2裏面側細線電極53及び第2裏面側バスバー電極54を備える。これらの詳細な構成は、上記第1太陽電池10aの構成と同様であるので説明を省略する。以下、第1太陽電池10aと第2太陽電池15aとの相違点について説明する。
図2(c)に示すように、第1受光面側バスバー電極42は、第1裏面側バスバー電極44よりも内側に形成されている。具体的には、図2(d)に示すように、第1受光面側バスバー電極42と第1裏面側バスバー電極44とは、受光面に平行な投影面上において重ならない。なお、図2(d)では、バスバー電極のみに着目している。
図3(c)に示すように、第2受光面側バスバー電極52は、第2裏面側バスバー電極54よりも外側に形成されている。具体的には、図3(d)に示すように、第2受光面側バスバー電極52と第2裏面側バスバー電極54とは、受光面に平行な投影面上において重ならない。なお、図2(d)では、バスバー電極のみに着目している。
(太陽電池ユニットどうしの接続方法)
次に、第1太陽電池ユニット10と第2太陽電池ユニット15との接続方法について図4を参照しながら説明する。図4(a)は、第1太陽電池10a及び第2太陽電池15aそれぞれが備えるバスバー電極の配列を模式的に示した図である。図4(b)は、第1太陽電池ユニット10及び第2太陽電池ユニット15の受光面側の平面図である。
図4(a)に示すように、第1太陽電池ユニット10と第2太陽電池ユニット15とは、配列方向に沿って一直線状に配列される。従って、第1太陽電池10a、第1太陽電池10a、第2太陽電池15a、第2太陽電池15aは、一直線状に順次配列される。
第1太陽電池10aの受光面上には、配列方向に沿って形成された第1受光面側バスバー電極42が形成されている。第1太陽電池10aの裏面上には、配列方向に沿って形成された第1裏面側バスバー電極44が形成されている。第1受光面側バスバー電極42は、第1裏面側バスバー電極44よりも内側に位置する。
第2太陽電池15aの受光面上には、配列方向に沿って形成された第2受光面側バスバー電極52が形成されている。第2太陽電池15aの裏面上には、配列方向に沿って形成された第2裏面側バスバー電極54が形成されている。第2受光面側バスバー電極52は、第2裏面側バスバー電極54よりも外側に位置する。
第1太陽電池10aどうしは、同一の構成を有するため、一の第1太陽電池10aの第1受光面側バスバー電極42と、一の第1太陽電池10aに隣接する他の第1太陽電池10aの第1受光面側バスバー電極42とは、配列方向に沿って一直線上に位置する。また、一の第1太陽電池10aの第1裏面側バスバー電極44と、他の第1太陽電池10aの第1裏面側バスバー電極44とは、配列方向に沿って一直線上に位置する。
同様に、第2太陽電池15aどうしは、同一の構成を有するため、一の第2太陽電池15aの第2受光面側バスバー電極52と、一の第2太陽電池15aに隣接する他の第2太陽電池15aの第2受光面側バスバー電極52とは、配列方向に沿って一直線上に位置する。また、一の第2太陽電池15aの第2裏面側バスバー電極54と、他の第2太陽電池15aの第2裏面側バスバー電極54とは、配列方向に沿って一直線上に位置する。
さらに、一の第1太陽電池10aの第1受光面側バスバー電極42と、一の第1太陽電池10aに隣接する一の第2太陽電池15aの第2裏面側バスバー電極54とは、配列方向に沿って一直線上に位置する。また、一の第1太陽電池10aの第1裏面側バスバー電極44と、一の第1太陽電池10aに隣接する一の第2太陽電池15aの第2受光面側バスバー電極52とは、配列方向に沿って一直線上に位置する。
なお、第1太陽電池ユニット10に含まれる第1太陽電池10aそれぞれが有する第1裏面側バスバー電極44と、第2太陽電池ユニット15に含まれる第2太陽電池15aそれぞれが有する第2受光面側バスバー電極52とは、配列方向に沿って一直線上に位置する。
このような各バスバー電極上には、図4(b)に示すように、第1乃至第3配線材20a〜20cが電気的に接続される。第1乃至第3配線材20a〜20cは、例えば、半田付けにより各バスバー電極上に接続される。
具体的に、第1配線材20aは、第1太陽電池ユニット10に含まれる第1太陽電池10aそれぞれが有する第1裏面側バスバー電極44に接続される。第1配線材20aは、配列方向に沿って一直線状に延びる。また、第2配線材20bは、第2太陽電池ユニット15に含まれる第2太陽電池15aそれぞれが有する第2受光面側バスバー電極52に接続される。第2配線材20bは、配列方向に沿って一直線状に延びる。さらに、第3配線材20cは、第1太陽電池ユニット10に含まれる第1太陽電池10aそれぞれが有する第1受光面側バスバー電極42と、第2太陽電池ユニット15に含まれる第2太陽電池15aそれぞれが有する第2裏面側バスバー電極54とに接続される。第3配線材20cは、配列方向に沿って一直線状に延びる。
以上により、第1太陽電池ユニット10に含まれる第1太陽電池10aどうしは、電気的に並列に接続される。同様に、第2太陽電池ユニット15に含まれる第2太陽電池15aどうしは、電気的に並列に接続される。第1太陽電池ユニット10と第2太陽電池ユニット15とは、電気的に直列に接続される。
ここで、図4(b)に示すように、第1太陽電池ユニット10に含まれる2つの第1太陽電池10a間の領域αでは、第1配線材20aと第3配線材20cとは重ならない。同様に、第2太陽電池ユニット15に含まれる2つの第2太陽電池15a間の領域βでは、第2配線材20bと第3配線材20cとは重ならない。
以上説明した第1太陽電池ユニット10及び第2太陽電池ユニット15とを含む一組のユニットを多数連結させることにより太陽電池ストリング1が形成される。なお、太陽電池モジュール100は、複数の太陽電池ストリング1を電気的に接続した構成を有していてもよい。
(作用及び効果)
本実施形態に係る太陽電池モジュール100において、第1太陽電池ユニット10に含まれる第1太陽電池10aそれぞれが有する第1裏面側バスバー電極44どうしは、第1配線材20aにより接続される。第2太陽電池ユニット15に含まれる第2太陽電池15aそれぞれが有する第2受光面側バスバー電極52どうしは、第2配線材20bにより接続される。第1太陽電池ユニット10に含まれる第1太陽電池10aそれぞれが有する第1受光面側バスバー電極42どうしと、第2太陽電池ユニット15に含まれる第2太陽電池15aそれぞれが有する第2裏面側バスバー電極54どうしとは、第3配線材20cにより接続される。第3配線材20cは、配列方向に沿って一直線状に延びる。
従って、第1太陽電池ユニット10と第2太陽電池ユニット15とを、一直線状の第3配線材20cによって電気的に直列に接続することができる。即ち、太陽電池ユニットどうしの接続工程では、直線状の第3配線材20cのみをバスバー電極に半田付けすればよい。従って、多数の構成部品を複雑に半田付けする作業を削減することができる。その結果、太陽電池モジュール100の製造コストを低減することができる。
さらに、第1太陽電池ユニット10に含まれる2つの第1太陽電池10a間の領域αでは、第1配線材20aと第3配線材20cとは重ならない。同様に、第2太陽電池ユニット15に含まれる2つの第2太陽電池15a間の領域βでは、第2配線材20bと第3配線材20cとは重ならない。
従って、第1乃至第3配線材20a〜20cをバスバー電極に半田付けする際に、一方の配線材から溶け出した半田が他方の配線材に接触することを抑制することができる。その結果、各配線材間における短絡の発生は抑制され、太陽電池モジュール100の製造歩留まりを向上することができる。
(実施形態の変形例)
次に、上記実施形態の変形例について図5及び図6を参照しながら説明する。図5(a)は、第3太陽電池10bの受光面側の平面図である。図5(b)は、第3太陽電池10bの裏面側の平面図である。図5(c)は、図5(a)のC−C切断面における断面図である。図6(a)は、第4太陽電池15bの受光面側の平面図である。図6(b)は、第4太陽電池15bの裏面側の平面図である。図6(c)は、図6(a)のD−D切断面における断面図である。
上記実施形態との相違点は、第3裏面側バスバー電極45の線幅が第1裏面側バスバー電極44の線幅よりも広い点、及び第4裏面側バスバー電極55の線幅が第2裏面側バスバー電極54の線幅よりも広い点である。その他の構成において、第3太陽電池10bは第1太陽電池10aと同様であり、第4太陽電池15bは第2太陽電池15aと同様である。
本変形例では、図5(c)及び図6(c)に示すように、裏面側バスバー電極の上方に、受光面側バスバー電極が配設されている。即ち、受光面に平行な投影面上において、裏面側バスバー電極と受光面側バスバー電極とが重なっている。
なお、太陽電池が裏面からの入射光を利用しない場合、裏面側バスバー電極に形状に制限はない。
このように、本発明は、各バスバー電極に接続される配線材の位置に関するものである。従って、受光面側バスバー電極に接続される配線材と、裏面側バスバー電極に接続される配線材とが、受光面に平行な投影面上において重なっていなければ、本発明の効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記実施形態において、第1太陽電池ユニット10と第2太陽電池ユニット15それぞれは、2個の太陽電池を備えることとしたが、太陽電池ユニットに含まれる太陽電池の数に制約はない。
また、上記実施形態では、第1太陽電池10aと第2太陽電池15aそれぞれは、受光面上及び裏面上にライン状の細線電極を有することとしたが、細線電極の形状を有していなくてもよい。
また、上記実施形態では、第1太陽電池10a又は第2太陽電池15aの受光面上及び裏面上それぞれに、2本の配線材を接続することとしたが、配線材の本数はこれに限定されない。ただし、太陽電池の受光面上及び裏面上には、それぞれ同数の配線材が接続されることが好ましい。
本発明の実施形態に係る太陽電池モジュール100の側面図である。 本発明の実施形態に係る第1太陽電池10aの構成を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る第2太陽電池15aの構成を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る第1太陽電池ユニット10及び第2太陽電池ユニット15の受光面側の平面図である。 本発明の実施形態に係る第3太陽電池10bの構成を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る第4太陽電池15bの構成を説明するための図である。
符号の説明
1…太陽電池ストリング
2…受光面側保護材
3…裏面側保護材
4…封止材
10…第1太陽電池ユニット
10a…第1太陽電池
10b…第3太陽電池
15…第2太陽電池ユニット
15a…第2太陽電池
15b…第4太陽電池
20a…第1配線材
20b…第2配線材
20c…第3配線材
40…第1光電変換部
41…第1受光面側細線電極
42…第1受光面側バスバー電極
43…第1裏面側細線電極
44…第1裏面側バスバー電極
50…第2光電変換部
51…第2受光面側細線電極
52…第2受光面側バスバー電極
53…第2裏面側細線電極
54…第2裏面側バスバー電極
45…第3裏面側バスバー電極
55…第4裏面側バスバー電極
100…太陽電池モジュール

Claims (1)

  1. 受光面側保護材と裏面側保護材との間に、配列方向に沿って一直線状に配列された第1太陽電池ユニットと第2太陽電池ユニットとを封止した太陽電池モジュールであって、
    前記第1太陽電池ユニットは、複数の第1太陽電池を含み、
    前記第2太陽電池ユニットは、複数の第2太陽電池を含み、
    前記複数の第1太陽電池と前記複数の第2太陽電池とは、前記配列方向に沿って一直線状に配列されており、
    前記第1太陽電池は、
    光が入射する第1受光面と、
    前記第1受光面の反対側に設けられた第1裏面と、
    前記第1受光面上において、前記配列方向に沿って形成された第1受光面側電極と、
    前記第1裏面上において、前記配列方向に沿って形成された第1裏面側電極とを有し、
    前記第2太陽電池は、
    光が入射する第2受光面と、
    前記第2受光面の反対側に設けられた第2裏面と、
    前記第2受光面上において、前記配列方向に沿って形成された第2受光面側電極と、
    前記第2裏面上において、前記配列方向に沿って形成された第2裏面側電極とを有しており、
    前記第1裏面側電極どうしは、第1配線材によって電気的に接続され、
    前記第2受光面側電極どうしは、第2配線材によって電気的に接続されており、
    前記第1受光面側電極と前記第2裏面側電極とは、前記配列方向に沿って一直線上に設けられ、
    前記第1受光面側電極と前記第2裏面側電極とは、第3配線材によって電気的に接続されており、
    前記第3配線材は、前記第1受光面に平行な投影面上において、前記第1配線材及び前記第2配線材と重ならない
    ことを特徴とする太陽電池モジュール。
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