JP2009078052A - 遊技機 - Google Patents

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博康 水野
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Abstract

【課題】ボタン演出を楽しみたい遊技者はボタン演出を楽しむことができ、ボタン演出に対する操作意欲が薄れた遊技者にはストレスを溜まり難くする。
【解決手段】サブ統合制御装置83は変動開始コマンドを受信すると(S100)、ボタン演出低確率フラグが立っていないか確認する(S105)。立っていない場合は(S105:YES)、演出パターン選択処理1によって演出パターンを選択して(S110)、決定した演出パターンに基づき演出制御処理をし(S115)、ボタン演出低確率フラグを立たせるか否かの判断をするためのボタン演出低確率選択処理を実行する(S120)。ボタン演出低確率フラグが立っていた場合は(S105:NO)、演出パターン選択処理1よりボタン演出を選択する確率が低い演出パターン選択処理2によって演出パターンを決定し(S125)、演出制御処理をする(S130)。
【選択図】 図12

Description

本発明は、遊技者が操作可能な演出用のボタンを備えた遊技機の技術分野に属する。
近年、演出用のボタンを設けて図柄変動中に遊技者にボタン操作するよう促し、操作すると、当りに関する期待度を表す予告としてキャラクターや文字を表示する操作演出機能を有した遊技機がある。この機能は遊技者が遊技に対する参加意識を高めることができ、演出の面白みが増すといった効果がある。
しかし、大半の遊技機は大当りになる確率が1/300以下であり確率が低いため、操作演出による予告は当りを期待できない弱い予告がほとんどである。このためボタンを操作する面白みが徐々に薄れていき、大当りがなかなか引けないときなど面白みが増すどころかストレスが溜まったり、ボタンを押さなくなったりしてしまうという問題があった。
そこで遊技者の遊技の演出に参加する意欲の低下を防ぐ遊技機が登場している。(例えば特許文献1)
特開2007−105247号公報
特開2007−105247号公報(特許文献1)では、ボタン操作を促す演出に期待度を付加したので、ボタン操作する前に演出を見ることで当りが期待できない弱い予告と察することができる。そのため弱い演出である場合は無視することで、弱い予告ばかりでボタンを押す面白みが徐々に薄れていくのを防止することができる。
しかし特許文献1の遊技機ではボタン操作を促す演出で、ある程度大当りが期待できるか分かってしまうため、ボタン操作の楽しみが半減してしまい操作演出を楽しむ遊技者には対応しきれていないという問題があり、また、弱いボタン操作を促す演出ばかりになってしまって遊技者にストレスを与えてしまうことになりかねないという問題もある。
そこで本発明の目的は、ボタン演出を楽しみたい遊技者はボタン演出を楽しむことができ、ボタン演出に対する操作意欲の薄れた遊技者にはストレスを溜まり難くすることである。
上記課題を解決するために請求項1記載の遊技機は、特定の入賞口に遊技球が入賞すると当否判定用の乱数値を取得し当否判定を行う当否判定手段と、
該当否判定手段の結果に基づき演出内容を選択し制御する演出制御装置と、
該演出制御装置に決定された演出内容に基づいて演出表示する演出表示装置と、
該演出表示装置に当否判定の結果が当りであることを表示されると遊技者に有利である大当り遊技状態へ移行する大当り遊技移行手段と、
前記演出表示に対して遊技者が操作可能な入力装置と、
該入力装置の操作により大当りの期待度を報知する期待度報知演出と、
該期待度報知演出が実行可能である期間に前記入力装置の操作を指示する操作指示手段と、
を備えた遊技機において、
前記演出制御装置は、前記期待度報知演出を所定の選択率にて実行可能とする報知演出選択モード1と、
該報知演出選択モード1と比べ前記期待度報知演出を実行可能とする確率の低い報知演出選択モード2と、
前記報知演出選択モード1と前記報知演出選択モード2を切り替えるモード切替手段と、
前記操作指示手段による指示がされると計数する操作指示計数手段と、
前記期待度報知演出が実行されると計数する報知演出計数手段と、
を備え、
前記モード切替手段は、前記報知演出選択モード1のときに、前記操作指示計数手段の計数値が所定回数に達した場合は、前記報知演出計数手段の計数値を参照し、該計数値が設定値以下の場合は、前記報知演出選択モード2に切り替えることを特徴とする遊技機である。
上記課題を解決するために請求項2記載の遊技機は、前記報知演出選択モード2により前記期待度報知演出を実行可能とするか否かを選択する場合に、前記当否判定手段による当否判定の結果が当りであるときは、当否判定の結果が外れであるときに比べ前記期待度報知演出の実行可能となる選択率が高いことを特徴とした請求項1記載の遊技機である。
当否判定の結果が外れであるときに比べ期待度報知演出の実行可能となる選択率が高いとは、報知演出選択モード2の外れ時の平均的な選択率より高ければ良く、報知演出選択モード1と同等としたり、期待度報知演出イコール大当り確定とするなど、多様な選択率に設定する事が考えられる。
上記課題を解決するために請求項3記載の遊技機は、前記モード切替手段は、前記報知演出選択モード2が選ばれている場合に、前記大当り遊技状態終了後は、前記期待度報知演出を実行可能とするか否かを前記報知演出選択モード1により選択するように切り替えることを特徴とした請求項1〜2記載の遊技機である。
上記課題を解決するために請求項4記載の遊技機は、前記モード切替手段は前記報知演出選択モード2が選ばれている場合に、前記演出表示装置による当否判定の表示後所定時間経過すると、前記期待度報知演出を実行可能とするか否かを前記報知演出選択モード1により選択するように切り替えることを特徴とした請求項1〜3記載の遊技機である。
当否判定の表示後所定時間経過とは、当否判定の結果を表示した後に、当否判定する乱数値が無い状態で所定時間経過したことである。
請求項1の発明によれば、操作指示手段による指示がされると計数し、期待度報知演出が実行されると計数し、操作指示手段による指示が所定回数行われた場合に、期待度報知演出が実行された回数を見ることで期待度報知演出が実行可能とされる選択率が変化するようにした。このため、遊技者による入力装置の操作状況に応じて期待度報知演出が実行可能となる確率を変えることができるので、期待度報知演出を楽しみたい遊技者は期待度報知演出を楽しむことができ、且つ操作指示手段による指示に対して入力装置の操作意欲が薄れた遊技者には、操作指示手段が頻繁に出てきてストレスが溜まることを無くす事ができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の効果を奏すると共に、報知演出選択モード2により期待度報知演出を実行可能か選択している場合に当否判定手段の結果が当りであるときは、外れ時に比べ期待度報知演出が実行可能となる選択率が高くなる。このため報知演出選択モード2における期待度報知演出の期待度が高くなるので、操作指示手段による指示に対して入力装置の操作意欲が薄れた遊技者も期待度報知演出を楽しむことができる。
請求項3の発明によれば、報知演出選択モード2により期待度報知演出を実行可能とするか選択していても、大当り遊技状態終了後には報知演出選択モード1に戻る。このため操作指示手段による指示に対して入力装置の操作意欲が薄れた遊技者が当りを引くことで気分を変えたときに対応する事ができる
請求項4の発明によれば、報知演出選択モード2により期待度報知演出を実行可能とするか選択していても、演出表示装置による当否判定の表示後所定時間経過すると、報知演出選択モード1に戻る。このため遊技者が変わったときに対応する事ができる。
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[第1実施例]
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造である。
外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。
前枠52には、板ガラス61が取り外し自在に設けられており、板ガラス61の奥には図2に記載する遊技盤1が内枠70に取り付けられている。
前枠52の上側左右及び外枠51の下側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。
前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63の左側には、遊技者が操作可能な演出ボタン67が備えられており、遊技者が所定期間中に、該演出ボタン67を操作することで後述する演出図柄表示装置6に表示される内容が変化したり、スピーカ66より出力される遊技音が変化する。
また、このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。
図2に示すように遊技盤1には、公知のガイドレール2a、2bによって囲まれた略円形の遊技領域3が設けられている。この遊技領域3には多数の遊技釘4が打ち付けられている。
遊技領域3のほぼ中央部には、センターケース5が配されている。センターケース5は、公知のものと同様に、ワープ入口、ワープ通路、ステージ、演出図柄表示装置6(液晶表示装置であり疑似図柄を表示する。)の画面6aを臨ませる窓5a等を備えている。
窓5aの上側にはドットマトリクスの普通図柄表示装置7及び7セグメントの特別図柄表示装置9と4個のLEDからなる普通図柄保留記憶表示装置8が設置され、下側には特別図柄保留記憶表示装置10が設置されている。
センターケース5の向かって左横には普通図柄作動ゲート17が配置されている。
センターケース5の下方には、第1始動口11と第2始動口12とがユニット化された複合入賞装置13が配置されている。
第1始動口11は、いわゆるチャッカーであり、常時入球可能である。
第2始動口12は電動チューリップであり、周知の電動チューリップと同様に開閉変化するが、上方に第1始動口11があるために図示の閉鎖状態では遊技球を入球させることができない。しかし、遊技球が普通図柄作動ゲート17を通過すると行われる普通図柄抽選で当り、普通図柄表示装置7に当りの普通図柄が確定表示されると、第2始動口12は開放されて入球容易になる。
複合入賞装置13の下方にはアタッカー式の大入賞口14が配置され、その下方にはアウト穴15が設けられている。
また、複合入賞装置13の左側には第1左入賞口31と第2左入賞口32が、右側には第1右入賞口33と第2右入賞口34がガイドレール2bに沿うように設けられている。なお、この第1左入賞口31、第2左入賞口32、第1右入賞口33、第2右入賞口34が、常時、入球率が変化しない普通入賞口である。
図3に示すように、パチンコ機50の裏側は、前述した遊技盤1を脱着可能に取り付ける内枠70が前述した外枠51に収納されている。この内枠70には、上方から、球タンク71、タンクレール72及び払出装置73が設けられている。この構成により、遊技盤1上の入賞口に遊技球の入賞があれば球タンク71からタンクレール72を介して所定個数の遊技球を払出装置73により前述した上皿55に排出することができる。
また、パチンコ機50の裏側には(図4も参照のこと)、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。なお、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83がサブ制御装置に該当する。
主制御装置80、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83は遊技盤1に設けられており、払出制御装置81、発射制御装置84、電源基板85が内枠70に設けられている。なお、図3では、発射制御装置84が描かれていないが、発射制御装置84は払出制御装置81の下に設けられている。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子78が設けられており、この外部接続端子78より、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータに送られる。なお、従来はホールコンピュータへ信号を送信するための外部接続端子78には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠用((枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施例では、一つの外部接続端子78を介してホールコンピュータへ遊技状態や遊技結果を示す信号を送信している。
このパチンコ機50の電気的構成は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するだけのためのいわゆる中継基板及び電源回路等は記載していない。また、詳細の図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えているが、本実施例では発射制御装置84、電源基板85にはCPU、ROM、RAMは設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置84にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口スイッチ11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口スイッチ12a、普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する普通図柄作動スイッチ17a、大入賞口14に入球した遊技球を計数するためのカウントスイッチ14a、第1左入賞口31に入球した遊技球を検出する第1左入賞口スイッチ31a、第2左入賞口32に入球した遊技球を検出する第2左入賞口スイッチ32a、第1右入賞口33に入球した遊技球を検出する第1右入賞口スイッチ33a、第2右入賞口34に入球した遊技球を検出する第2右入賞口スイッチ34a等の検出信号が入力される。
主制御装置80は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている特別図柄表示装置9及び普通図柄表示装置7の表示、特別図柄保留記憶表示装置10及び普通図柄保留記憶表示装置8の点灯を制御する。
更に、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド14bを制御することで大入賞口14の開閉を制御し、普通役物ソレノイド12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されほか、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。
主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を可動させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出センサ21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出センサ21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置81は扉開放スイッチ(ガラス枠開放スイッチ18、内枠開放スイッチ19)、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23からの信号が入力され、満杯スイッチ22により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合及び球切れスイッチ23により球タンク71に遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力されると払出モータ20を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。なお、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ20の駆動を再開させる。
また、払出制御装置81は遊技球等貸出装置接続端子24を介してプリペイドカードユニット56と交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出センサ21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。なお、遊技球等貸出装置接続端子24は精算表示基板25とも双方向通信可能に接続されており、精算表示基板25には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン57、精算を要求するための返却ボタン58、残高表示器59が接続されている。
また、払出制御装置81は、外部接続端子78を介して賞球に関する情報、枠(内枠70、前枠52)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータに送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。
発射制御装置84は発射モータ30を制御して、遊技球を遊技領域3に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置84には払出制御装置81以外に発射ハンドル64からの回動量信号、タッチスイッチ28からのタッチ信号、発射停止スイッチ29から発射停止スイッチ信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射できないようになっている。
サブ統合制御装置83はサブ制御装置に該当し、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。そして、音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカ66からの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部はランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって各種LEDや各種ランプを制御する。
また、サブ統合制御装置83には、演出ボタン67が接続されており、遊技者が演出ボタン67を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、疑似図柄等の演出画像を画面6aに表示させる。
次に、主制御装置80が、メインルーチンとして行う各処理を図5に従って説明する。
図5に示すフローチャートは、主制御装置80のマイコンにより実行されるメイン処理を表したものであり、約2ms毎のハード割り込みにより定期的に実行される処理である。本実施形態では、S10〜S21までの各処理は割り込み処理において1回だけ実行される処理であって「本処理」と称し、この本処理を実行して余った時間内に時間の許す限り繰り返し実行されるS22の処理を「残余処理」と称する。
マイコンによるハード割り込みが実行されると、まず正常割り込みであるか否かが判断される(S10)。この判断処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否かを判断することにより行われ、マイコンにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行して良いのか否かを判断するためのものである。正常割り込みでない場合としては、電源投入時又はノイズ等によるマイコンの暴走等が考えられるが、マイコンの暴走は近年の技術の向上によりほとんど無いものと考えて良いので、たいていが電源投入時である。電源投入時にはRAMの所定領域の値が所定値と異なる値となっている。
正常割り込みでないと判断されると(S10:NO)、前記メモリの所定領域に所定値を書き込む、特別図柄及び普通図柄を初期図柄とする等のメモリの作業領域への各初期値の書き込み、即ち初期設定が為され(S11)、残余処理に移行する。
正常割り込みとの肯定判断がなされると、まず初期値乱数更新処理が実行される(S12)。この処理は、初期値乱数の値についてこの処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、この処理実行前の初期値乱数の値に+1するが、この処理を実行する前の乱数値が最大値である「349」のときには次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「349」までの350個の整数を繰り返し昇順に作成する。
S12に続く大当り決定用乱数更新処理(S13)は、初期値乱数更新処理と同様に処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、最大値である「349」のときは次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「349」までの350個の整数を繰り返し昇順に作成する。
なお、大当り決定用乱数が1週(1巡)すると、そのときの前記初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にし、大当り決定用乱数は、その初期値から+1するインクリメント処理を行う。そして、再び大当り決定用乱数が1週(1巡)すると、そのときの初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にする動作を行う。つまり、この一連の動作を繰り返し続けることになる。
大当り図柄決定用乱数更新処理(S14)は「0」〜「9」の10個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
S14に続く当り決定用乱数更新処理(S15)は、「0」〜「5」の6個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。なお、当選することとなる値の数は通常確率状態時、高確率状態時ともに3であり、値は「0」、「3」、「5」である。 なお、この当り決定用乱数更新処理は普通図柄の抽選に使用し、その他の初期値乱数、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数は特別図柄の抽選に使用する。
リーチ判定用乱数更新処理(S16)は、「0」〜「228」の229個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。なお、通常確率状態時で変動時間短縮機能未作動時に当選する値の数は21で、値は「0」〜「20」であり、通常確率状態時で変動時間短縮機能作動時に当選する値の数は5で、値は「0」〜「4」であり、高確率状態時に当選する値の数は6で、値は「0」〜「5」である。
変動パターン決定用乱数更新処理(S17)は、「0」〜「1020」の1021個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
続く入賞確認処理(S18)では、第1始動口11、第2始動口12の入賞の確認及びパチンコ機50に設けられ主制御装置80に接続された各スイッチ類の入力処理が実行される。
本実施例では、遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
続いて、大当りか否かを判定する条件成立判定手段としての当否判定処理(S19)を行う。この当否判定処理については後述する。この当否判定処理(S19)が終了すると、続いて画像出力処理等の各出力処理(S20)が実行される。
各出力処理(S20)では、遊技の進行に応じて主制御装置80は演出図柄制御装置82、払出制御装置81、発射制御装置84、サブ統合制御装置83、大入賞口ソレノイド14b等に対して各々出力処理を実行する。即ち、入賞確認処理(S18)により遊技盤1上の各入賞口に遊技球の入賞があることが検知されたときには賞球としての遊技球を払い出すべく払出制御装置81に賞球データを出力する処理を、遊技状態に対応したサウンドデータをサブ統合制御装置83に出力する処理を、パチンコ機50に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく演出図柄制御装置82にエラー信号を出力する処理を各々実行する。
続く不正監視処理(S21)は、普通入賞口(第1左入賞口31、第2左入賞口32、第1右入賞口33、第2右入賞口34)に対する不正が行われていないか監視する処理であり、所定時間内における入賞口への遊技球の入球が予め決定された規定数よりも多いか否かを判断して、多かった場合には不正と判断され、その旨を報知する処理である。つまり、不正判断手段は、主制御装置80に設けている。
本処理に続く前述の残余処理は、初期値乱数更新処理(S22)から構成されるが、前述したS12と全く同じ処理である。この処理は無限ループを形成し、次の割り込みが実行されるまで時間の許される限り繰り返し実行される。前述したS10〜S21までの本処理を実行するのに必要とされる時間は、大当り処理を実行するか否か、特別図柄の表示態様の相違等により割り込み毎に異なる。この結果、残余処理を実行する回数も割り込み毎に異なり、図5に示された割り込み処理が1回実行されることにより初期値乱数の更新される(加算される)値も一律ではなくなる。これにより、初期値乱数が大当り決定用乱数と同期する可能性はなくなる。なお、本実施形態においては、大当り決定用乱数の更新は初期値乱数の値により変更される構成なので同期の虞は全くない。また、前述した当り決定用乱数更新処理(S15)も残余処理内において実行するよう構成しても良い。
図6に示す始動入賞確認処理では、主制御装置80は、第1始動口スイッチ11a又は第2始動口スイッチ12aの検出信号に基づいて、第1始動口11又は第2始動口12に遊技球が入球したか否かを判断する(S30)。
肯定判断なら、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を該当の各カウンタから読み込んで、特別図柄保留記憶が満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S31)。
保留記憶が満杯でなければ(S31:NO)、上記の各乱数を特別図柄保留記憶として記憶し、特別図柄保留記憶表示装置10の点灯数を1増加させる(S32)。既に4個の保留記憶があれば(S31:YES)保留記憶せず、特別図柄保留記憶表示装置10の点灯数も増やさない。
なお、特別図柄の保留記憶数の増減はサブ統合制御装置83を経由して演出図柄制御装置82に伝えられ、演出図柄表示装置6の画面6aにて、特別図柄保留記憶表示装置10の点灯数と同数の疑似保留表示がなされる。無論、疑似保留表示は必ずしも行う必要があるものではない。
図7に示す当否判定処理では、主制御装置80は、条件装置の作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S40)。
S40の判定が否定判断で、特別図柄が変動中でなく(S41:NO)、確定図柄の表示中でもなければ(S42:NO)、特別図柄保留記憶(上記、S32による保留記憶)があるか否かを判断する(S43)。
この保留記憶があれば(S43:NO)、特別図柄保留記憶の中で最も古いもの読み込んで(その特別図柄保留記憶は保留記憶から消去し)、確変フラグがセットされているか(高確率状態か)否かを判定する(S44)。
肯定判断であれば(S44:YES)、読み込んだ大当り決定用乱数を確変テーブルに記録されている当り値と照合し(S46)、否定判断であれば、読み込んだ大当り決定用乱数を通常テーブルに記録されている当り値と照合する(S45)。
本実施例の場合、上述したように通常確率状態時には1/350の確率で当選し、高確率遊技状態には1/35の確率で当選する。
S45又はS46の判定で大当りなら(S47:YES)、大当り図柄決定用乱数によって大当り図柄を決定し(S48)、変動パターン決定用乱数によって変動パターンを決定する(S49)。
また、外れのときは(S47:NO)、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数に基づいて変動パターンを決定する(S50)。本実施例の場合、外れの場合の特別図柄の表示は「− −」の1種類しかないので、外れ図柄は決定しなくてもよい。
S49又はS50に続いては、上述の抽選結果を示すデータ、具体的には通常大当り、確変大当り、リーチ外れ(外れであるがリーチ表示有り)、リーチ表示無しの外れのいずれかを示すデータと変動時間を指定する変動パターンのデータが含まれる変動開始コマンド(表示制御コマンド)をサブ統合制御装置83に出力し、また特別図柄表示装置9を制御して特別図柄の変動表示を開始させる(S51)。
従って、サブ統合制御装置83は変動開始コマンドに基づけば大当り図柄又は外れ図柄(以下、まとめて確定図柄)、リーチの有無及び変動時間を判別できる。 変動開始コマンドを受信したサブ統合制御装置83は、特別図柄の変動表示に呼応した音声及びランプの演出制御を行い、また演出図柄制御装置82に演出表示用のコマンドを送る。
主制御装置80は、特別図柄の変動中であれば(S41:YES)、図8に示すように図柄変動時間(S49又はS50の変動パターンに基づく)を経過したか否かを判断する(S52)。
肯定判断なら図柄停止コマンドをサブ統合制御装置83に出力し、また特別図柄表示装置9を制御して確定図柄を確定表示させる(S53)。
図柄停止コマンドを受信したサブ統合制御装置83は、特別図柄の変動表示に呼応した音声及びランプの演出を終了させ、また演出図柄制御装置82に図柄停止コマンドを送る。
主制御装置80は、確定表示させた特別図柄が大当りになる表示であれば(S54:YES)、確定図柄表示設定処理(S55)を行い、条件装置作動開始処理(S56)により、大当りフラグをセットする。
続いて、確変フラグがセットされているか否かを判定し(S57)、肯定判断なら確変フラグをクリアする(S58)。否定判断なら(S57:NO)、時短フラグがセットされているか(時間短縮状態か)否かを判定し(S59)、肯定判断なら時短フラグをクリアする(S60)。
確定表示させた特別図柄が大当りにならない表示(つまり外れ)のときは(S54:NO)、確定図柄表示設定処理(S61)を行い、開放延長フラグが立っているか否かを判断する(S62)。なお、開放延長フラグは、高確率状態中及び時間短縮状態中には立っている。開放延長フラグが立っていれば記憶されている開放延長回数カウントを−1して(S63)、このカウントの値が0になったなら(S64:YES)、各フラグを終了する(S65)。
このS65の処理では、現在が高確率状態であれば、確変フラグ、時短フラグと開放延長フラグを終了させ、現在が時間短縮状態であれば、時短フラグと開放延長フラグを終了させる。
S42で確定図柄の表示中であれば(S42:YES)、図9に示すように、確定図柄表示設定(S55又はS61)で設定された確定図柄表示時間を経過したか否かを判断し(S66)、経過していれば(S66:YES)、確定図柄表示終了処理(S67)により特別図柄表示装置9を制御して特別図柄の確定表示を終了させ、またサブ統合制御装置83経由で演出図柄制御装置82に指示して、疑似図柄の確定表示を終了させる。
S43で保留記憶が無ければ(S43:NO)図10に示すように最後の図柄停止コマンドを受信してから設定時間(本実施例では3分間)に達したか判断し(S68)、達していれば(S68:YES)、客待ちデモ画面表示コマンドをサブ統合制御装置83に未送信であるか判断し(S69)、未送信であれば(S69:YES)、客待ちデモ画面表示コマンドをサブ統合制御装置83に出力する(S70)。
図11に示す特別遊技処理では、主制御装置80は、条件装置の作動中か否かを大当りフラグに基づき判断する(S80)。条件装置の作動中なら(S80:YES)、大入賞口14が開放中か否かを判断する(S81)。大入賞口14の開放中でなく(S81:NO)、大当り開始演出中でなく(S82:NO)、インターバル中でもなく(S83:NO)、大当り終了演出中でもなければ(S84:NO)、大当り図柄及び大当りした状態を記憶し(S85)、大当り開始演出処理(S86)により、サブ統合制御装置83に大当り開始コマンドを送信し、また大入賞口14を開放させる。
サブ統合制御装置83は大当り用の音声及びランプの演出を開始し、また演出図柄制御装置82に大当り開始コマンドを送る。大当りコマンドを受信した演出図柄制御装置82は、演出図柄表示装置6を制御して大当り開始演出(いわゆるファンファーレ画面)を表示させる。上記大入賞口14の開放は、この大当り開始演出を待って行われる。
S82、S83又はS84で肯定判断のときはリターンする。S81で肯定判断のときは大入賞口14への入賞球が10個になったか否かをカウントスイッチ14aの検出信号に基づいて判断し(S87)、否定判断なら(S87:NO)大入賞口の開放時間終了か否かを判断する(S88)。S88で否定判断ならリターンし、S87又はS88で肯定判断なら大入賞口14を閉鎖させる(S89)。
続いて、最終ラウンドであったか否かを判断し(S90)、否定判断なら大当りインターバル処理(S91)により、サブ統合制御装置83にインターバルコマンドを送信し、サブ統合制御装置83からインターバルコマンドを受信した演出図柄制御装置82の制御で演出図柄表示装置6の画面表示が変更されるのを待って、大入賞口14を開放させる。
S90で肯定判断のときは大当り作動は継続しないので、大当り終了演出処理(S92)を実行してから、条件装置停止処理(S93)により条件装置を停止させる(大当りフラグをクリアする)。
そして、S55で特別図柄表示装置9に確定表示させS85で記憶した大当りした図柄が確変図柄であれば(S94:YES)、確変フラグ・時短フラグ作動処理(S95)を行い、確変フラグ、時短フラグ、開放延長フラグをセットし、開放延長カウンタの値を10000にセットする。
確変図柄でないときは(S94:NO)、時短フラグ作動処理(S96)により時短フラグ、開放延長フラグをセットし、開放延長カウンタの値を大当りした図柄に対応した値にセット(本実施例では100である。)する。
S95又はS96の処理の後は、サブ統合制御装置83に大当り終了コマンドを送信する(S97)。
図12に示す図はサブ統合制御装置83による演出処理である。サブ統合制御装置83は変動開始コマンドを受信すると(S100)、ボタン演出低確率フラグが立っていないか確認する(S105)。立っていない場合は(S105:YES)、演出パターン選択処理2に比べボタン演出を選択する可能性の高い演出パターン選択処理1によって演出パターンを選択して(S110)、決定した演出パターンに基づき演出制御処理をし(S115)、ボタン演出低確率フラグを立たせるか否かの判断をするためのボタン演出低確率選択処理を実行する(S120)。なお、ボタン演出低確率選択処理については、図13で詳細に説明する。ボタン演出低確率フラグが立っていた場合は(S105:NO)、演出パターン選択処理1よりボタン演出を選択する確率が低い演出パターン選択処理2によって演出パターンを決定し(S125)、演出制御処理をする(S130)。
図13に示すボタン演出低確率選択処理では、サブ統合制御装置83が主制御装置80から図柄停止コマンドを受信し図柄停止すると、その変動がボタン演出であったか判断し(S200)、ボタン演出であった場合は(S200:YES)ボタン演出カウンタの値を+1する(S205)。次にボタン演出に対して演出ボタン67を操作したか確認し(S210)、ボタン操作されていれば(S210:YES)、ボタン操作カウンタの値を+1し(S215)、S205のカウントでボタン演出カウンタの値が10回に達しているか判断する(S220)。ボタン操作されていない場合は(S210:NO)、そのままS205のカウントでボタン演出カウンタの値が10回に達しているか判断する(S220)。10回に達していれば(S220:YES)、ボタン操作カウンタの値が5以下であるか判断し(S225)、5以下であれば(S225:YES)ボタン演出低確率フラグを1にセットし(S230)、ボタン演出カウンタとボタン操作カウンタの値をクリアする(S235)。5以上の場合は(S225:NO)そのままボタン演出カウンタとボタン操作カウンタの値をクリアする(S235)。
このように制御することで遊技者のボタン演出時のボタン操作の割合を見ることができ、遊技者がボタン操作をあまり行わないとボタン演出の選択率を下げることができる。
ボタン演出低確率状態の終了条件としては図14と図15に示す。無論これだけに限定されることは無い。
図14に示すボタン演出低確率終了処理1では、サブ統合制御装置83が大当り終了コマンドを受信すると(S300)ボタン演出低確率フラグが立っているか判断し(S305)、立っていれば(S305:YES)ボタン演出低確率フラグをクリアする(S310)。ボタン演出低確率フラグが立っていなければ(S305:NO)ボタン演出カウンタとボタン操作カウンタの値をクリアする(S315)。S310又はS315の処理が終わると大当り終了処理に移行する(S320)。
図15に示すボタン演出低確率終了処理2では、サブ統合制御装置83が客待ちデモ画面表示コマンドを受信すると(S400)ボタン演出低確率フラグが立っているか判断し(S405)、立っていれば(S405:YES)ボタン演出低確率フラグをクリアする(S410)。ボタン演出低確率フラグが立っていなければ(S405:NO)ボタン演出カウンタとボタン操作カウンタの値をクリアする(S415)。S410又はS415の処理が終わると客待ちデモ表示処理に移行する(S420)。
サブ統合制御装置83が主制御装置80から変動開始コマンドを受信したときの演出パターンの振り分けの例として図16に示す。
図16(a)は、ある変動開始コマンドを受信したときに選択する演出パターンの種類を示す図である。変動開始コマンド1を受信すると演出パターン1の通常変動中にボタン予告が発生した後にリーチとなる構成と演出パターン2では通常変動からそのままリーチとなる構成のどちらかを選択するとし、変動開始コマンド2を受信すると演出パターン3のボタン予告を発生させた後に通常変動をする構成と演出パターン4の通常変動するだけの構成のどちらかを選択するとする。
ボタン予告では、所定期間内に遊技者が演出ボタン67を操作することで遊技者に大当りへの期待度を示す表示をする。また、期待度を示す構成は演出図柄表示装置6の画面6aで行っても良いし、ランプの色などで行っても良いし、特に限定されない。
図16(b)は、演出パターン選択処理1による図16(a)の演出パターンの振り分け図である。変動開始コマンド1を受信した場合は演出パターン1が70%、演出パターン2が30%で選択されるようになっている。変動開始コマンド2を受信した場合は演出パターン3が65%、演出パターン4が35%で選択されるようになっている。ボタン予告のある演出パターンのほうが選ばれやすくなっている。
図16(c)は、演出パターン選択処理2による図16(a)の演出パターンの振り分け図である。この場合は変動開始コマンド1を受信した場合は演出パターン1が30%、演出パターン2が70%で選択されるようになっている。変動開始コマンド2を受信した場合は演出パターン3が35%、演出パターン4が65%で選択されるようになっており、演出パターン選択処理1と比べてボタン予告のある演出パターンが選ばれ難くなっている。
本実施例では演出パターン選択処理1のときと演出パターン選択処理2のときでボタン演出ありとボタン演出なしの確率が反転しただけだが、これに限られるものではなく、演出パターン選択処理2のときはボタン演出が選択されなくしても良いし、演出パターン選択処理2のときに演出パターン選択処理1のときよりボタン演出が選択される可能性が低くなればよい。また変動開始コマンドに当り情報が入っていた場合は演出パターン選択処理2により演出パターンを決める場合でもボタン演出が選ばれやすい構成にすることで、ボタン演出の期待度をあげることも考えられる。
以上が本実施の形態だが、ボタン演出に対するボタン操作の比率を見ることにより、ボタン演出の出現率を変えるので、ボタン演出に対するボタン操作の頻度によってボタン演出の出現率を遊技者の気分に対応することができる。また大当りしたことや遊技者が止めて客待ちデモが流れるとボタン演出低確率状態から通常状態に戻るので、遊技者の気分が変わるときや遊技者が変わった場合に対応することができる。
本実施例では一度ボタン演出低確率状態に移行すると、次からボタン演出回数やボタン操作の回数をカウントしない構成となっているが、また新たに判定して、遊技者の気分により、その都度変更する構成でもかまわない。またS225で行う処理を5回以下か見るだけではなくもっと複数に分けて見るようにし、ボタン演出の頻度が異なる演出パターン選択処理をもっと複数種類設けても良い。演出図柄表示装置6の画面6aなどにボタン演出低確率状態であることを報知するということも考えられる。
パチンコ遊技機50の正面図 遊技盤1の正面図 パチンコ遊技機50の裏面図 パチンコ遊技機50の電気的構成を示すブロック図 主制御装置80が実行するメイン処理のフローチャート 主制御装置80が実行する始動入賞確認処理のフローチャート 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート1 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート2 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート3 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート4 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート サブ統合制御装置83が実行する演出処理 サブ統合制御装置83が実行するボタン演出低確率選択処理 サブ統合制御装置83が実行するボタン演出低確率終了処理1 サブ統合制御装置83が実行するボタン演出低確率終了処理2 (a)変動開始コマンドを受信したときに選択する演出パターンの種類を示す図 (b)演出パターン選択処理1による図16(a)の演出パターンの振り分け図 (c)演出パターン選択処理1による図16(a)の演出パターンの振り分け図
符号の説明
3 : 遊技領域
6 : 演出図柄表示装置
11 : 第1始動口
12 : 第2始動口
17 : 普通図柄作動ゲート
50 : パチンコ遊技機
67 : 演出ボタン
80 : 主制御装置
83 : サブ統合制御装置

Claims (4)

  1. 特定の入賞口に遊技球が入賞すると当否判定用の乱数値を取得し当否判定を行う当否判定手段と、
    該当否判定手段の結果に基づき演出内容を選択し制御する演出制御装置と、
    該演出制御装置に決定された演出内容に基づいて演出表示する演出表示装置と、
    該演出表示装置に当否判定の結果が当りであると表示されたとき遊技者に有利である大当り遊技状態へ移行する大当り遊技移行手段と、
    前記演出表示に対して遊技者が操作可能な入力装置と、
    該入力装置の操作により大当りの期待度を報知する期待度報知演出と、
    該期待度報知演出が実行可能である期間に前記入力装置の操作を指示する操作指示手段と、
    を備えた遊技機において、
    前記演出制御装置は、前記期待度報知演出を所定の選択率にて実行可能とする報知演出選択モード1と、
    該報知演出選択モード1と比べ前記期待度報知演出を実行可能とする確率の低い報知演出選択モード2と、
    前記報知演出選択モード1と前記報知演出選択モード2を切り替えるモード切替手段と、
    前記操作指示手段による指示がされると計数する操作指示計数手段と、
    前記期待度報知演出が実行されると計数する報知演出計数手段と、
    を備え、
    前記モード切替手段は、前記報知演出選択モード1のときに、前記操作指示計数手段の計数値が所定回数に達した場合は、前記報知演出計数手段の計数値を参照し、該計数値が設定値以下の場合は、前記報知演出選択モード2に切り替えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記報知演出選択モード2により前記期待度報知演出を実行可能とするか否かを選択する場合に、前記当否判定手段による当否判定の結果が当りであるときは、当否判定の結果が外れであるときに比べ前記期待度報知演出が実行可能となる選択率が高いことを特徴とした請求項1記載の遊技機。
  3. 前記モード切替手段は、前記報知演出選択モード2が選ばれている場合に、前記大当り遊技状態終了後は、前記期待度報知演出を実行可能とするか否かを前記報知演出選択モード1により選択するように切り替えることを特徴とした請求項1〜2記載の遊技機。
  4. 前記モード切替手段は前記報知演出選択モード2が選ばれている場合に、前記演出表示装置による当否判定の表示後所定時間経過すると、前記期待度報知演出を実行可能とするか否かを前記報知演出選択モード1により選択するように切り替えることを特徴とした請求項1〜3記載の遊技機。
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