JP2009077243A - 撮影装置及びその撮影画像データ処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影したにも関わらず、その撮影によって得られる撮影画像データが記録されなくなってしまうという事態を回避することが可能な撮影装置を提供する。
【解決手段】揮発性メモリで構成される通信用メモリと、外部装置3に接続して撮影を行う場合に、該撮影により得られた撮影画像データを通信用メモリに書き込み、通信用メモリ上の撮影画像データを外部装置3に送信させると共に、送信後の撮影画像データを通信用メモリから消去する第1制御と、外部装置3に送信されていない撮影画像データが通信用メモリに存在しており且つ通信部32による通信を中断する指示があった場合に通信用メモリに記憶されている撮影画像データを記録メディア35に記録させる第2制御と、外部装置3に接続して撮影を行う場合に記録メディア35の空き容量が前記撮影に制限のかかる容量になったときに、撮影に制限がかかる旨の警告を行う第3制御とを行うCPU15を備える。
【選択図】図2
【解決手段】揮発性メモリで構成される通信用メモリと、外部装置3に接続して撮影を行う場合に、該撮影により得られた撮影画像データを通信用メモリに書き込み、通信用メモリ上の撮影画像データを外部装置3に送信させると共に、送信後の撮影画像データを通信用メモリから消去する第1制御と、外部装置3に送信されていない撮影画像データが通信用メモリに存在しており且つ通信部32による通信を中断する指示があった場合に通信用メモリに記憶されている撮影画像データを記録メディア35に記録させる第2制御と、外部装置3に接続して撮影を行う場合に記録メディア35の空き容量が前記撮影に制限のかかる容量になったときに、撮影に制限がかかる旨の警告を行う第3制御とを行うCPU15を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、不揮発性メモリに撮影画像データを書き込む画像記録手段と、外部装置に撮影画像データを送信する通信手段とを備える撮影装置に関する。
近年の撮影装置は、例えば大容量ハードディスクを有するネットワークドライブ装置やパーソナルコンピュータ等の外部装置に通信ケーブル,無線LANなどを介して接続し、撮像した画像データを外部装置に転送する通信機能が設けられるようになってきている。
特許文献1記載の撮影装置は、撮影して得られた画像データをそのままネットワークを介して外部装置に送信するものであり、撮影して得られた画像データを外部装置に送信できなくなった場合には、未送信の画像データをカメラ側の記録メディアに記録しておき、通信が可能になった時点で、記録メディアに記録した未送信の画像データの送信を再開することで、データの連続性を確保している。
特許文献1記載の撮影装置では、記録メディアが一杯の状態で撮影を行った場合に外部装置との通信が切断されてしまうと、その撮影によって得られた画像データが記録メディアに記録されなくなってしまい、撮影したのに画像データが破棄されてしまうという状態が発生してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、撮影したにも関わらず、その撮影によって得られる撮影画像データが記録されなくなってしまうという事態を回避して、使い勝手を向上させることが可能な撮影装置を提供することを目的とする。
本発明の撮影装置は、不揮発性メモリに撮影画像データを書き込む画像記録手段と、外部装置に撮影画像データを送信する通信手段とを備える撮影装置であって、揮発性メモリで構成される通信用メモリと、前記外部装置に接続して撮影を行う場合に、該撮影により得られた撮影画像データを前記通信用メモリに書き込み、該通信用メモリ上の該撮影画像データを前記通信手段により前記外部装置に送信させると共に、送信後の該撮影画像データを前記通信用メモリから消去する第1制御手段と、前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており且つ前記通信手段による通信を中断する指示があった場合に、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データを前記画像記録手段に転送して前記不揮発性メモリに記録させる第2制御手段と、前記外部装置に接続して撮影を行う場合に、前記不揮発性メモリの空き容量を検出し、検出した前記不揮発性メモリの空き容量が前記撮影に制限のかかる容量になったときに、撮影に制限がかかる旨の警告を行う第3制御手段とを備える。
本発明の撮影装置は、表示装置を備え、前記第3制御手段は、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの使用容量以下であった場合に、前記警告として、現時点では撮影を行うことができないことを示す第一の情報を前記表示装置に表示させる。
本発明の撮影装置は、前記第3制御手段が、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの使用容量よりも大きくなった場合に、前記第一の情報を非表示にさせ。
本発明の撮影装置は、前記第3制御手段が、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの総容量未満であった場合に、前記警告として、撮影によって得られた撮影画像データの一部の記録ができなくなってしまう可能性があることを示す第二の情報を前記表示装置に表示させる。
本発明の撮影装置は、前記第3制御手段が、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの総容量以上となった場合に、前記第二の情報を非表示にさせる。
本発明の撮影装置は、前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており、且つ、前記通信手段による通信を中断する指示があり、且つ、前記指示があった時点で前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データの容量が前記不揮発性メモリの空き容量よりも大きい場合に、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データの少なくとも一部が削除されてしまうことを警告する第4制御手段を備える。
本発明の撮影装置は、前記不揮発性メモリの使用可否を外部からの指示によって設定する設定手段を備え、前記第2制御手段及び前記第3制御手段は、前記設定手段によって前記不揮発性メモリの使用を可能とする設定がなされていた場合にのみ動作する。
本発明の撮影装置は、前記不揮発性メモリの使用可否を外部からの指示によって設定する設定手段を備え、前記第2制御手段、前記第3制御手段、及び前記第4制御手段は、前記設定手段によって前記不揮発性メモリの使用を可能とする設定がなされていた場合にのみ動作する。
本発明の撮影装置は、前記設定手段によって前記不揮発性メモリの使用を不可能とする設定がなされている状態で、前記撮影画像データを前記通信用メモリに書き込む必要が生じ且つ該通信用メモリの空き容量が不足する場合に、現時点では撮影を行うことができないことを通知する第5制御手段を備える。
本発明の撮影装置は、前記設定手段によって前記不揮発性メモリの使用を不可能とする設定がなされている状態で、前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており且つ前記通信手段による通信を中断する指示があった場合、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データが削除されてしまうことを警告する第6制御手段を備える。
本発明の撮影装置は、前記通信手段による通信を中断する指示が、撮影装置の電源をオフにする指示である。
本発明の撮影画像データ処理方法は、不揮発性メモリに撮影画像データを書き込む画像記録手段と、外部装置に撮影画像データを送信する通信手段とを備える撮影装置の撮影画像データ処理方法であって、前記外部装置に接続して撮影を行う場合に、該撮影により得られた撮影画像データを揮発性メモリで構成される通信用メモリに書き込み、該通信用メモリ上の該撮影画像データを前記通信手段により前記外部装置に送信させると共に、送信後の該撮影画像データを前記通信用メモリから消去する第1制御ステップと、前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており且つ前記通信手段による通信を中断する指示があった場合に、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データを前記画像記録手段に転送して前記不揮発性メモリに記録させる第2制御ステップと、前記外部装置に接続して撮影を行う場合に、前記不揮発性メモリの空き容量を検出し、検出した前記不揮発性メモリの空き容量が前記撮影に制限のかかる容量になったときに、撮影に制限がかかる旨の警告を行う第3制御ステップとを備える。
本発明の撮影画像データ処理方法は、前記第3制御ステップでは、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの使用容量以下であった場合に、前記警告として、現時点では撮影を行うことができないことを示す第一の情報を表示装置に表示させる。
本発明の撮影画像データ処理方法は、前記第3制御ステップでは、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの使用容量よりも大きくなった場合に、前記第一の情報を非表示にさせる。
本発明の撮影画像データ処理方法は、前記第3制御ステップでは、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの総容量未満であった場合に、前記警告として、撮影によって得られた撮影画像データの一部の記録ができなくなってしまう可能性があることを示す第二の情報を前記表示装置に表示させる。
本発明の撮影画像データ処理方法は、前記第3制御ステップでは、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの総容量以上となった場合に、前記第二の情報を非表示にさせる。
本発明の撮影画像データ処理方法は、前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており、且つ、前記通信手段による通信を中断する指示があり、且つ、前記指示があった時点で前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データの容量が前記不揮発性メモリの空き容量よりも大きい場合に、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データの少なくとも一部が削除されてしまうことを警告する第4制御ステップを備える。
本発明の撮影画像データ処理方法は、前記不揮発性メモリの使用可否を外部からの指示によって設定する設定ステップを備え、前記第2制御ステップ及び前記第3制御ステップを、前記設定ステップによって前記不揮発性メモリの使用を可能とする設定がなされていた場合にのみ行う。
本発明の撮影画像データ処理方法は、前記不揮発性メモリの使用可否を外部からの指示によって設定する設定ステップを備え、前記第2制御ステップ、前記第3制御ステップ、及び前記第4制御ステップを、前記設定ステップによって前記不揮発性メモリの使用を可能とする設定がなされていた場合にのみ行う。
本発明の撮影画像データ処理方法は、前記設定ステップによって前記不揮発性メモリの使用を不可能とする設定がなされている状態で、前記撮影画像データを前記通信用メモリに書き込む必要が生じ且つ該通信用メモリの空き容量が不足する場合に、現時点では撮影を行うことができないことを通知する第5制御ステップを備える。
本発明の撮影画像データ処理方法は、前記設定ステップによって前記不揮発性メモリの使用を不可能とする設定がなされている状態で、前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており且つ前記通信手段による通信を中断する指示があった場合、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データが削除されてしまうことを警告する第6制御ステップを備える。
本発明の撮影画像データ処理方法は、前記通信手段による通信を中断する指示が、前記撮影装置の電源をオフにする指示である。
本発明によれば、撮影したにも関わらず、その撮影によって得られる撮影画像データが記録されなくなってしまうという事態を回避して、使い勝手を向上させることが可能な撮影装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態の撮影装置をパーソナルコンピュータに接続して使用する場合の外観図である。
本実施形態の撮影装置1は、例えばユニバーサルシリアルバス(USB)ケーブル2を用いて外部装置3であるパーソナルコンピュータに接続された状態で使用される。勿論、外部装置3に接続されない状態の単独使用も可能である。また、有線ケーブル2ではなく無線で接続することでも良い。
本実施形態の撮影装置1は、例えばユニバーサルシリアルバス(USB)ケーブル2を用いて外部装置3であるパーソナルコンピュータに接続された状態で使用される。勿論、外部装置3に接続されない状態の単独使用も可能である。また、有線ケーブル2ではなく無線で接続することでも良い。
図2は、撮影装置1の機能ブロック構成図である。
この撮影装置1は、被写体からの光学像を電気信号に変換するCCD等の固体撮像素子11と、固体撮像素子11の出力信号を相関二重サンプリング処理や利得制御処理などを行うCDSAMP部12と、CDSAMP部12から出力されるアナログの撮像画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換部13と、固体撮像素子11の駆動タイミング信号を発生するタイミングジェネレータ14と、撮影装置1の全体を統括制御する演算処理部(CPU)15とを備える。
この撮影装置1は、被写体からの光学像を電気信号に変換するCCD等の固体撮像素子11と、固体撮像素子11の出力信号を相関二重サンプリング処理や利得制御処理などを行うCDSAMP部12と、CDSAMP部12から出力されるアナログの撮像画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換部13と、固体撮像素子11の駆動タイミング信号を発生するタイミングジェネレータ14と、撮影装置1の全体を統括制御する演算処理部(CPU)15とを備える。
CPU15には、ユーザからの指示入力を受け付けるキー入力部(レリーズボタンや電源オンオフボタンを含む)17と、固体撮像素子11の前面に配置された図示しない撮影レンズのズーム位置制御やフォーカス位置制御,絞り位置制御を行う各種モータのモータドライバ18とが接続されると共に、CPU15は、検出部19が検出したズーム位置,フォーカス位置,絞り位置を取り込み、各種制御を行う。また、CPU15は、CDSAMP部12の制御も行う。
この撮影装置1は、更に、A/D変換部13から出力されたデジタル画像信号を取り込む画像入力コントローラ21と、AF(自動焦点)検出回路22と、画像信号処理回路23と、AE(自動露出)およびAWB(オートホワイトバランス)検出部24と、圧縮処理回路25と、メインメモリとして使用されるSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)26と、ビデオエンコーダ27と、VRAM(Video Random Access Memory)28と、表示装置として機能する液晶などの表示パネル29と、画像記録手段として機能するメディアコントローラ30と、日付データ等を保存するSRAM(Static Random Access Memory)31と、外部装置3との間で通信処理を行う通信部32と、これら及びCPU15を相互接続するバス33と、SRAM31の保存内容を保持するコンデンサ(キャパシタ)等のバックアップ電源34と、メディアコントローラ30に着脱自在に接続される記録メディア35とを備える。また、図示しない電源部を備え、この電源部から上記の各構成回路に電源が供給される。
メインメモリ26は、高速処理が可能な揮発性メモリであり、撮影装置1が外部装置3と接続して用いられる場合には、ここに通信用メモリ領域(以下、単に通信用メモリという)が設定される。記録メディア35は、不揮発性メモリで構成されている。
斯かる撮影装置1を、外部装置3等に接続せずに単独で使用する場合(以下、単独モードともいう)には、通常の撮影装置と同様に、固体撮像素子11からメインメモリ26に取り込んだ撮像画像データに対し該メインメモリ26上で画像処理や信号圧縮処理等が施され、画像処理,圧縮処理後の撮像画像データがメディアコントローラ30に転送され、メディアコントローラ30がこの撮像画像データを記録メディア35に書き込む。
撮影装置1を図1に示すパーソナルコンピュータ等の外部装置3に接続して撮影を行う場合(以下、通信モードともいう)には、ユーザが撮影装置1のレリーズボタンを押下した後、外部装置3からの撮影指示が撮影装置1に入力されるたびに撮影が行われ、撮影された画像データが外部装置3に送信される。
CPU15は、通信モード時には、撮影により得られた撮影画像データをメインメモリ26に設定される通信用メモリに書き込み、通信用メモリ上の撮影画像データを通信部32により外部装置3に送信させると共に、送信後の撮影画像データを通信用メモリから消去する第1制御機能を有する。
又、CPU15は、外部装置3に送信されていない撮影画像データが通信用メモリに存在しており且つ通信部32による通信を中断する指示があった場合に、通信用メモリに記憶されている撮影画像データをメディアコントローラ30に転送して記録メディア35に記録させる第2制御機能を有する。ここで、「通信部32による通信を中断する指示」とは、電池切れによって撮影装置1内部で行われる電源オフ指示や、キー入力部17に含まれる電源ボタンが押下されることで外部から行われる電源オフ指示や、通信部32と外部装置3との通信状況の悪化により撮影装置1内部で行われる通信中断指示等である。
又、CPU15は、通信モード時に、記録メディア35の空き容量を検出し、検出した記録メディア35の空き容量が撮影に制限のかかる容量になったときに、撮影に制限がかかる旨の警告を行う第3制御機能を有する。
以下、通信モード時の撮影装置1の動作について説明する。
図3は、第一実施形態の撮影装置の通信モード時の処理手順を示すフローチャートである。
通信モードに設定されると、CPU15は、記録メディア35の空き容量を検出し、この空き容量と通信用メモリの使用容量(閾値)とを比較する(ステップS1)。記録メディア35の空き容量が閾値以下であった場合、この場合は、撮影によって得られた撮影画像データが、電源OFF指示がなされた場合に、記録メディア35に記録できなくなってしまう可能性がある。このため、記録メディア35の空き容量が閾値以下であった場合、CPU15は、ビデオエンコーダ27に、撮影が一時的に不可であることを示す情報を出力し、表示パネル29に図4に示すようなエラー画面を表示させて利用者に警告を行う(ステップS2)。
図3は、第一実施形態の撮影装置の通信モード時の処理手順を示すフローチャートである。
通信モードに設定されると、CPU15は、記録メディア35の空き容量を検出し、この空き容量と通信用メモリの使用容量(閾値)とを比較する(ステップS1)。記録メディア35の空き容量が閾値以下であった場合、この場合は、撮影によって得られた撮影画像データが、電源OFF指示がなされた場合に、記録メディア35に記録できなくなってしまう可能性がある。このため、記録メディア35の空き容量が閾値以下であった場合、CPU15は、ビデオエンコーダ27に、撮影が一時的に不可であることを示す情報を出力し、表示パネル29に図4に示すようなエラー画面を表示させて利用者に警告を行う(ステップS2)。
一方、記録メディア35の空き容量が閾値よりも大きかった場合、CPU15は、表示パネル29にエラー画面を表示させている場合はこれを非表示にさせるようビデオエンコーダ27を制御し、表示パネル29から図4に示すようなエラー画面の表示が解除される(ステップS3)。
エラー画面の表示が解除された後、外部装置3からの撮影指示を待機し(ステップS4)、撮影指示があると、CPU15は、その撮影指示によって行う撮影によって得られる撮影画像データを記憶するための空き容量が通信用メモリにあるか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5で空き容量があった場合、CPU15はタイミングジェネレータを介して固体撮像素子11を駆動して撮影を実行し(ステップS6)、この撮影によって得られた撮影画像データを通信用メモリに記憶する(ステップS7)。ステップS5で空き容量がなかった場合、CPU15はタイミングジェネレータを介して固体撮像素子11を駆動して撮影を実行し(ステップS8)、この撮影によって得られた撮影画像データをメディアコントローラ30に転送して記録メディア35に記憶させる(ステップS9)。
ステップS4で撮影指示がなかった場合とステップS2のエラー表示の後、CPU15は、電源OFF指示を待機する(ステップS10)。ステップS10で電源OFF指示がなかった場合、CPU15は、ステップS1に処理を戻す。ステップS10で電源OFF指示があった場合、CPU15は、通信用メモリに撮影画像データが記憶されているか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11で通信用メモリが空であった場合、CPU15は電源OFFのための処理を行って動作を終了する。ステップS11で通信用メモリが空でなかった場合、CPU15は、通信用メモリに格納されている撮影画像データをメディアコントローラ30に転送して記録メディア35に記憶させ(ステップS12)、記憶完了後、電源OFFのための処理を行って動作を終了する。
図5は、CPU15が通信モード時に配下の通信部32を用いて実行する処理手順を示すフローチャートである。
CPU15は、メインメモリ26上に設定されている通信用メモリに撮影画像データが有るか否かを判定する(ステップS101)。通信用メモリに画像データが無い場合、CPU15はステップS101に処理を戻し、画像データが有る場合、通信用メモリ上の撮影画像データを外部装置3に送信する(ステップS102)。
CPU15は、メインメモリ26上に設定されている通信用メモリに撮影画像データが有るか否かを判定する(ステップS101)。通信用メモリに画像データが無い場合、CPU15はステップS101に処理を戻し、画像データが有る場合、通信用メモリ上の撮影画像データを外部装置3に送信する(ステップS102)。
次に、CPU15は、通信用メモリ上の撮影画像データのうち送信済みの撮影画像データを消去し(ステップS103)、ステップS101に処理を戻す。この撮影画像データの消去は、撮影画像データの送信終了の時点で自動的に行っても良く、また、外部装置3が画像データを受信終了したことの確認信号を撮影装置1に返送した時点で行っても良い。
図6は、記録メディア35に保存された撮影画像データを外部装置3に送信する処理手順を示すフローチャートである。
CPU15は、通信用メモリに空きがあるか否かを判定し(ステップS201)、空きがあった場合、記録メディア35に通信モード時に得られた撮影画像データが記録されているか否かを判定する(ステップS202)。ステップS202で、記録メディア35に撮影画像データがあった場合、CPU15は、その撮影画像データを通信用メモリにコピーし(ステップS203)、コピーした撮影画像データを通信部32に転送して外部装置3に送信させる(ステップS204)。送信完了後、CPU15は、記録メディア35に記録されていたコピー元の撮影画像データを削除し(ステップS205)、ステップS201へと処理を戻す。
CPU15は、通信用メモリに空きがあるか否かを判定し(ステップS201)、空きがあった場合、記録メディア35に通信モード時に得られた撮影画像データが記録されているか否かを判定する(ステップS202)。ステップS202で、記録メディア35に撮影画像データがあった場合、CPU15は、その撮影画像データを通信用メモリにコピーし(ステップS203)、コピーした撮影画像データを通信部32に転送して外部装置3に送信させる(ステップS204)。送信完了後、CPU15は、記録メディア35に記録されていたコピー元の撮影画像データを削除し(ステップS205)、ステップS201へと処理を戻す。
この図3,図5,図6の処理手順により、撮影装置1で撮影して得られた撮影画像データは、メインメモリ26上に設定された通信用メモリに次々と格納され、通信用メモリ上の撮影画像データは、次々と外部装置3に送信され、送信済みの撮影画像データは通信用メモリから削除されることになる。又、通信用メモリが一杯のときには、撮影画像データが記録メディア35に記憶され、この撮影画像データが通信用メモリの容量が空き次第、通信用メモリにコピーされて外部装置3へと送信され、送信済みの撮影画像データは記録メディア35から削除されることになる。通信用メモリは、メインメモリ26上に設定されるため、読み出し/書込(消去)は高速に行われる。
以上のように、第一実施形態の撮影装置によれば、記録メディア35の空き容量が閾値以下の場合には、撮影ができない旨を知らせる警告が利用者に対してなされるため、利用者は、無駄な撮影を行わなくてすむようになる。又、記録メディア35の空き容量が閾値を越えて撮影可能になった時点で、エラー表示が解除されるため、利用者は、撮影可能になった時点を直ぐに知ることができるようになる。このように、本実施形態の撮影装置は、従来よりも使い勝手の良いものとなる。
尚、以上の説明では、ステップS10において、電源OFF指示があった場合にステップS11以降の処理を行なっているが、電源OFF指示に限らず、通信部32による通信を中断する指示があった場合に、ステップS11以降の処理を行うものとすれば良い。
(第二実施形態)
第二実施形態の撮影装置の装置構成は第一実施形態の撮影装置1と同じであり、通信モード時における処理内容が異なるものとなっている。以下では、通信モード時における処理内容について説明する。
第二実施形態の撮影装置の装置構成は第一実施形態の撮影装置1と同じであり、通信モード時における処理内容が異なるものとなっている。以下では、通信モード時における処理内容について説明する。
図7は、第二実施形態の撮影装置における通信モード時の処理手順を示すフローチャートである。図7において図3と同様の処理には同一符号を付してある。
通信モードに設定されると、CPU15は、記録メディア35の空き容量(Cap)を検出し(ステップS13)、この空き容量Capと通信用メモリの総容量とを比較する(ステップS14)。空き容量Capが通信用メモリの総容量未満であった場合、この場合は、例えばCapを撮影画像データ10枚分とし、通信用メモリの総容量を撮影画像データ15枚分とすると、連写撮影等によって、短時間のうちに通信用メモリに15枚の撮影画像データを記憶した後に電源OFF指示がなされてしまうと、通信用メモリに記憶されている撮影画像データのうちの5枚の撮影画像データが記録メディア35に記録できなくなってしまう。このため、空き容量Capが通信用メモリの総容量未満であった場合、CPU15は、ビデオエンコーダ27に、撮影によって得られた撮影画像データの一部の記録ができなくなってしまう可能性があることを示す情報を出力し、表示パネル29に図8に示すようなエラー画面を表示させて利用者に警告を行う(ステップS15)。
通信モードに設定されると、CPU15は、記録メディア35の空き容量(Cap)を検出し(ステップS13)、この空き容量Capと通信用メモリの総容量とを比較する(ステップS14)。空き容量Capが通信用メモリの総容量未満であった場合、この場合は、例えばCapを撮影画像データ10枚分とし、通信用メモリの総容量を撮影画像データ15枚分とすると、連写撮影等によって、短時間のうちに通信用メモリに15枚の撮影画像データを記憶した後に電源OFF指示がなされてしまうと、通信用メモリに記憶されている撮影画像データのうちの5枚の撮影画像データが記録メディア35に記録できなくなってしまう。このため、空き容量Capが通信用メモリの総容量未満であった場合、CPU15は、ビデオエンコーダ27に、撮影によって得られた撮影画像データの一部の記録ができなくなってしまう可能性があることを示す情報を出力し、表示パネル29に図8に示すようなエラー画面を表示させて利用者に警告を行う(ステップS15)。
一方、空き容量Capが通信用メモリの総容量よりも大きかった場合、この場合は、連写撮影を行った後に電源OFF指示がなされた場合でも、通信用メモリ内の撮影画像データを全て記録メディア35に記憶しておくことができるため、CPU15は、表示パネル29にエラー画面を表示させている場合はこれを非表示にさせるようビデオエンコーダ27を制御し、表示パネル29から図8に示すようなエラー画面の表示が解除される(ステップS16)。ステップS15及びステップS16の後、CPU15は、図3のステップS4以降の処理を行う。ただし、ステップS10で電源OFF指示がなかった場合と、ステップS7及びステップS9の処理の後は、ステップS13へと処理を移行する。
以上のような処理によれば、記録メディア35の空き容量が通信用メモリの総容量未満の場合には、撮影枚数が制限される旨を知らせる警告が利用者に対してなされるため、この警告により、利用者は、撮影チャンスを優先すべきか、撮影枚数を優先すべきかを選択することができるようになる。又、記録メディア35の空き容量が通信用メモリの総容量を越えて撮影枚数に制限がかからなくなった時点でエラー表示が解除されるため、利用者は、最大撮影枚数で撮影可能になった時点を直ぐに知ることができるようになる。このように、本実施形態の撮影装置は、従来よりも使い勝手の良いものとなる。
(第三実施形態)
第三実施形態の撮影装置の装置構成は第一実施形態の撮影装置1と同じであり、通信モード時における処理内容が異なるものとなっている。具体的には、通信モード時における処理内容が図3に示した処理と図7に示した処理とを組み合わせたものとなっている。
第三実施形態の撮影装置の装置構成は第一実施形態の撮影装置1と同じであり、通信モード時における処理内容が異なるものとなっている。具体的には、通信モード時における処理内容が図3に示した処理と図7に示した処理とを組み合わせたものとなっている。
図9は、第二実施形態の撮影装置における通信モード時の処理手順を示すフローチャートである。図9において図3,図7と同様の処理には同一符号を付してある。
図3に示したステップS3の処理を行った後、CPU15は、図7に示したステップS13,S14,S15又はS16の処理を行い、ステップS15又はステップS16の後は、図3に示したステップS4以降の処理を行う。このような処理により、撮影が可能か否か、撮影が可能な場合は、連続撮影枚数が制限されるか否かを表示パネル29上で確認することができ、撮影装置の利便性を向上させることができる。
図3に示したステップS3の処理を行った後、CPU15は、図7に示したステップS13,S14,S15又はS16の処理を行い、ステップS15又はステップS16の後は、図3に示したステップS4以降の処理を行う。このような処理により、撮影が可能か否か、撮影が可能な場合は、連続撮影枚数が制限されるか否かを表示パネル29上で確認することができ、撮影装置の利便性を向上させることができる。
尚、ここでは、ステップS3の後に、ステップS13〜S16を行うものとしたが、ステップS13〜S16を行った後に、図3のステップS1以降の処理を行うようにしても良い。
(第四実施形態)
第四実施形態の撮影装置の装置構成は第一実施形態の撮影装置1と同じであり、通信モード時における処理内容が異なるものとなっている。具体的には、通信モード時における処理内容が図3、図7、図9にそれぞれ示した処理におけるステップS11以降を変更したものとなっている。
第四実施形態の撮影装置の装置構成は第一実施形態の撮影装置1と同じであり、通信モード時における処理内容が異なるものとなっている。具体的には、通信モード時における処理内容が図3、図7、図9にそれぞれ示した処理におけるステップS11以降を変更したものとなっている。
図10は、図3、図7、図9にそれぞれ示した処理におけるステップS11以降の変更例を示すフローチャートである。
ステップS11において通信用メモリに撮影画像データが記憶されていた場合、CPU15は、通信用メモリの使用容量と不揮発性メモリの空き容量を比較する(ステップS17)。通信用メモリの使用容量が記録メディア35の空き容量よりも大きかった場合、この場合は、通信用メモリ内の撮影画像データの全てを記録メディア35に記憶しておくことができなくなってしまうため、CPU15は、未転送の撮影画像データの一部又は全部が削除されてしまうことを示す情報を出力し、表示パネル29に図11に示すようなエラー画面を表示させて利用者に警告を行う(ステップS18)。
ステップS11において通信用メモリに撮影画像データが記憶されていた場合、CPU15は、通信用メモリの使用容量と不揮発性メモリの空き容量を比較する(ステップS17)。通信用メモリの使用容量が記録メディア35の空き容量よりも大きかった場合、この場合は、通信用メモリ内の撮影画像データの全てを記録メディア35に記憶しておくことができなくなってしまうため、CPU15は、未転送の撮影画像データの一部又は全部が削除されてしまうことを示す情報を出力し、表示パネル29に図11に示すようなエラー画面を表示させて利用者に警告を行う(ステップS18)。
警告を行った後、CPU15は、電源OFF指示を待機し(ステップS19)、利用者によって電源OFF指示がキャンセルされた場合はステップS1へと処理を移行する。警告表示の後、電源OFF指示がなされると、CPU15は、通信用メモリに格納されている撮影画像データのうち、記録メディア35に記録可能な分だけをメディアコントローラ30に転送して、撮影画像データを可能な限り記録メディア35に記憶させ(ステップS20)、記憶完了後、電源OFFのための処理を行って動作を終了する。
ステップS17において通信用メモリの使用容量が記録メディア35の空き容量以下であった場合、この場合は、通信用メモリ内の撮影画像データの全てを記録メディア35に記憶しておくことができるため、CPU15は、通信用メモリに格納されている撮影画像データの全てをメディアコントローラ30に転送して記録メディア35に記憶させ(ステップS21)、記憶完了後、電源OFFのための処理を行って動作を終了する。
以上のような処理によれば、利用者は、電源OFF指示を行った場合に、通信用メモリにある撮影画像データの少なくとも一部が記録メディア35に記録されなくなってしまうことを確認することができる。このため、図11に示す警告画面を見て、撮影画像データが削除されないように記録メディア35の空き容量が増えるまで待ってから電源を切るのか、撮影画像データが削除されてしまっても良いから電源を切るのかを選択することができ、撮影装置の使い勝手を向上させることができる。
(第五実施形態)
第五実施形態の撮影装置の装置構成は第一実施形態〜第四実施形態の撮影装置1において、通信モードにおいて記録メディア35を使用するか否かを、キー入力部17を操作することで利用者により設定可能としたものとなっている。第五実施形態の撮影装置のCPU15は、キー入力部17から記録メディア35の使用可否の情報が入力されたとき、その情報にしたがって、撮影装置1内部のメモリに記憶されている記録メディア35の使用可否設定情報を、“使用可能”又は“使用不可能”に設定する機能を有する。
第五実施形態の撮影装置の装置構成は第一実施形態〜第四実施形態の撮影装置1において、通信モードにおいて記録メディア35を使用するか否かを、キー入力部17を操作することで利用者により設定可能としたものとなっている。第五実施形態の撮影装置のCPU15は、キー入力部17から記録メディア35の使用可否の情報が入力されたとき、その情報にしたがって、撮影装置1内部のメモリに記憶されている記録メディア35の使用可否設定情報を、“使用可能”又は“使用不可能”に設定する機能を有する。
以下、第五実施形態の撮影装置の通信モード時の処理について説明する。
図12は、第五実施形態の撮影装置における通信モード時の処理手順を示すフローチャートである。
通信モードに設定されると、CPU15は、記録メディア35の使用可否設定情報を取得し(ステップS31)、記録メディア35が使用可能か否かを判定する(ステップS32)。記録メディア35が使用可能であった場合、CPU15は、図3のステップS1又は図7のステップS13又は図9のステップS1に処理を移行する。
図12は、第五実施形態の撮影装置における通信モード時の処理手順を示すフローチャートである。
通信モードに設定されると、CPU15は、記録メディア35の使用可否設定情報を取得し(ステップS31)、記録メディア35が使用可能か否かを判定する(ステップS32)。記録メディア35が使用可能であった場合、CPU15は、図3のステップS1又は図7のステップS13又は図9のステップS1に処理を移行する。
記録メディア35が使用不可能であった場合、CPU15は、撮影指示を待機し(ステップS33)、撮影指示がなかった場合は、電源OFF指示を待機し(ステップS38)、電源OFF指示があれば電源OFF処理を行って動作を終了し、電源OFF指示がなければステップS33へと処理を戻す。
撮影指示があった場合、CPU15は、その撮影指示によって行う撮影によって得られる撮影画像データを記憶するための空き容量が通信用メモリにあるか否かを判定する(ステップS34)。ステップS34で空き容量があった場合、CPU15はタイミングジェネレータを介して固体撮像素子11を駆動して撮影を実行し(ステップS35)、この撮影によって得られた撮影画像データを通信用メモリに記憶し(ステップS36)、ステップS33へと処理を戻す。ステップS34で空き容量がなかった場合、この場合は、撮影を行っても撮影画像データを記憶する領域が存在しない。このため、CPU15は、ビデオエンコーダ27に、撮影が一時的に不可であることを示す情報を出力し、表示パネル29に図4に示すようなエラー画面を表示させて利用者に警告を行い(ステップS37)、ステップS33へと処理を戻す。
このように、記録メディア35の使用可否を設定可能にすることで、撮影装置を状況に応じて使い分けることができ、利用者の使い勝手を向上させることができる。
(第六実施形態)
第六実施形態の撮影装置の装置構成は第五実施形態の撮影装置1と同じであり、通信モード時における処理内容が異なるものとなっている。具体的には、通信モード時における処理内容が図12に示した処理におけるステップS38以降を変更したものとなっている。
第六実施形態の撮影装置の装置構成は第五実施形態の撮影装置1と同じであり、通信モード時における処理内容が異なるものとなっている。具体的には、通信モード時における処理内容が図12に示した処理におけるステップS38以降を変更したものとなっている。
図13は、第六実施形態の撮影装置における通信モード時の処理手順を示すフローチャートである。図13において図12と同様の処理には同一符号を付してある。
ステップS38において電源OFF指示があると、CPU15は、通信用メモリが空であるか否かを判定する(ステップS39)。ステップS39において通信用メモリに撮影画像データが記憶されていた場合、この場合は、通信用メモリ内の撮影画像データを保存しておくことができなくなってしまうため、CPU15は、未転送の撮影画像データが削除されてしまうことを示す情報を出力し、表示パネル29に図14に示すようなエラー画面を表示させて利用者に警告を行う(ステップS40)。
ステップS38において電源OFF指示があると、CPU15は、通信用メモリが空であるか否かを判定する(ステップS39)。ステップS39において通信用メモリに撮影画像データが記憶されていた場合、この場合は、通信用メモリ内の撮影画像データを保存しておくことができなくなってしまうため、CPU15は、未転送の撮影画像データが削除されてしまうことを示す情報を出力し、表示パネル29に図14に示すようなエラー画面を表示させて利用者に警告を行う(ステップS40)。
警告を行った後、CPU15は、電源OFF指示を待機し(ステップS41)、利用者によって電源OFF指示がキャンセルされた場合はステップS31へと処理を移行する。警告表示の後、電源OFF指示がなされると、CPU15は、通信用メモリに格納されている撮影画像データを消去し、電源OFFのための処理を行って動作を終了する。ステップS39において通信用メモリが空であった場合、CPU15は、電源OFFのための処理を行って動作を終了する。
以上のような処理によれば、記録メディア35が使用不可になっている状態で、電源OFF時に通信用メモリに撮影画像データがある場合には、この撮影画像データが消去されてしまうことを利用者に事前に通知することができる。このため、撮影画像データが削除されないように記録メディア35の使用設定を“可”にしてから電源を切るのか、撮影画像データが削除されてしまっても良いから電源を切るのかを利用者が選択でき、撮影装置の使い勝手を向上させることができる。
尚、上述した実施形態では、通信用メモリ領域をメインメモリ26内に設定したが、別途、揮発性メモリで構成した通信専用のメモリをバス33に接続する構成を採用することも可能である。しかし、大容量の通信専用メモリを設けるのは撮影装置の製造コストを増大させるため、実施形態の様に他の用途でも用いられる揮発性メモリ上に必要に応じて通信用メモリを設定する構成を採用するのが好ましい。
撮影装置1
外部装置3
CPU15
メインメモリ26(通信用メモリ)
記録メディア35
外部装置3
CPU15
メインメモリ26(通信用メモリ)
記録メディア35
Claims (22)
- 不揮発性メモリに撮影画像データを書き込む画像記録手段と、外部装置に撮影画像データを送信する通信手段とを備える撮影装置であって、
揮発性メモリで構成される通信用メモリと、
前記外部装置に接続して撮影を行う場合に、該撮影により得られた撮影画像データを前記通信用メモリに書き込み、該通信用メモリ上の該撮影画像データを前記通信手段により前記外部装置に送信させると共に、送信後の該撮影画像データを前記通信用メモリから消去する第1制御手段と、
前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており且つ前記通信手段による通信を中断する指示があった場合に、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データを前記画像記録手段に転送して前記不揮発性メモリに記録させる第2制御手段と、
前記外部装置に接続して撮影を行う場合に、前記不揮発性メモリの空き容量を検出し、検出した前記不揮発性メモリの空き容量が前記撮影に制限のかかる容量になったときに、撮影に制限がかかる旨の警告を行う第3制御手段とを備える撮影装置。 - 請求項1記載の撮影装置であって、
表示装置を備え、
前記第3制御手段は、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの使用容量以下であった場合に、前記警告として、現時点では撮影を行うことができないことを示す第一の情報を前記表示装置に表示させる撮影装置。 - 請求項2記載の撮影装置であって、
前記第3制御手段が、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの使用容量よりも大きくなった場合に、前記第一の情報を非表示にさせる撮像装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項記載の撮影装置であって、
前記第3制御手段が、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの総容量未満であった場合に、前記警告として、撮影によって得られた撮影画像データの一部の記録ができなくなってしまう可能性があることを示す第二の情報を前記表示装置に表示させる撮影装置。 - 請求項4記載の撮影装置であって、
前記第3制御手段が、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの総容量以上となった場合に、前記第二の情報を非表示にさせる撮影装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項記載の撮影装置であって、
前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており、且つ、前記通信手段による通信を中断する指示があり、且つ、前記指示があった時点で前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データの容量が前記不揮発性メモリの空き容量よりも大きい場合に、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データの少なくとも一部が削除されてしまうことを警告する第4制御手段を備える撮影装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項記載の撮影装置であって、
前記不揮発性メモリの使用可否を外部からの指示によって設定する設定手段を備え、
前記第2制御手段及び前記第3制御手段は、前記設定手段によって前記不揮発性メモリの使用を可能とする設定がなされていた場合にのみ動作する撮影装置。 - 請求項6記載の撮影装置であって、
前記不揮発性メモリの使用可否を外部からの指示によって設定する設定手段を備え、
前記第2制御手段、前記第3制御手段、及び前記第4制御手段は、前記設定手段によって前記不揮発性メモリの使用を可能とする設定がなされていた場合にのみ動作する撮影装置。 - 請求項7又は8記載の撮影装置であって、
前記設定手段によって前記不揮発性メモリの使用を不可能とする設定がなされている状態で、前記撮影画像データを前記通信用メモリに書き込む必要が生じ且つ該通信用メモリの空き容量が不足する場合に、現時点では撮影を行うことができないことを通知する第5制御手段を備える撮影装置。 - 請求項7〜9のいずれか1項記載の撮影装置であって、
前記設定手段によって前記不揮発性メモリの使用を不可能とする設定がなされている状態で、前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており且つ前記通信手段による通信を中断する指示があった場合、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データが削除されてしまうことを警告する第6制御手段を備える撮影装置。 - 請求項1〜10のいずれか1項記載の撮影装置であって、
前記通信手段による通信を中断する指示が、撮影装置の電源をオフにする指示である撮影装置。 - 不揮発性メモリに撮影画像データを書き込む画像記録手段と、外部装置に撮影画像データを送信する通信手段とを備える撮影装置の撮影画像データ処理方法であって、
前記外部装置に接続して撮影を行う場合に、該撮影により得られた撮影画像データを揮発性メモリで構成される通信用メモリに書き込み、該通信用メモリ上の該撮影画像データを前記通信手段により前記外部装置に送信させると共に、送信後の該撮影画像データを前記通信用メモリから消去する第1制御ステップと、
前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており且つ前記通信手段による通信を中断する指示があった場合に、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データを前記画像記録手段に転送して前記不揮発性メモリに記録させる第2制御ステップと、
前記外部装置に接続して撮影を行う場合に、前記不揮発性メモリの空き容量を検出し、検出した前記不揮発性メモリの空き容量が前記撮影に制限のかかる容量になったときに、撮影に制限がかかる旨の警告を行う第3制御ステップとを備える撮影画像データ処理方法。 - 請求項12記載の撮影画像データ処理方法であって、
前記第3制御ステップでは、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの使用容量以下であった場合に、前記警告として、現時点では撮影を行うことができないことを示す第一の情報を表示装置に表示させる撮影画像データ処理方法。 - 請求項13記載の撮影画像データ処理方法であって、
前記第3制御ステップでは、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの使用容量よりも大きくなった場合に、前記第一の情報を非表示にさせる撮影画像データ処理方法。 - 請求項12〜14のいずれか1項記載の撮影画像データ処理方法であって、
前記第3制御ステップでは、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの総容量未満であった場合に、前記警告として、撮影によって得られた撮影画像データの一部の記録ができなくなってしまう可能性があることを示す第二の情報を前記表示装置に表示させる撮影画像データ処理方法。 - 請求項15記載の撮影画像データ処理方法であって、
前記第3制御ステップでは、前記不揮発性メモリの空き容量が前記通信用メモリの総容量以上となった場合に、前記第二の情報を非表示にさせる撮影画像データ処理方法。 - 請求項10〜16のいずれか1項記載の撮影画像データ処理方法であって、
前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており、且つ、前記通信手段による通信を中断する指示があり、且つ、前記指示があった時点で前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データの容量が前記不揮発性メモリの空き容量よりも大きい場合に、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データの少なくとも一部が削除されてしまうことを警告する第4制御ステップを備える撮影画像データ処理方法。 - 請求項10〜16のいずれか1項記載の撮影画像データ処理方法であって、
前記不揮発性メモリの使用可否を外部からの指示によって設定する設定ステップを備え、
前記第2制御ステップ及び前記第3制御ステップを、前記設定ステップによって前記不揮発性メモリの使用を可能とする設定がなされていた場合にのみ行う撮影画像データ処理方法。 - 請求項17記載の撮影画像データ処理方法であって、
前記不揮発性メモリの使用可否を外部からの指示によって設定する設定ステップを備え、
前記第2制御ステップ、前記第3制御ステップ、及び前記第4制御ステップを、前記設定ステップによって前記不揮発性メモリの使用を可能とする設定がなされていた場合にのみ行う撮影画像データ処理方法。 - 請求項18又は19記載の撮影画像データ処理方法であって、
前記設定ステップによって前記不揮発性メモリの使用を不可能とする設定がなされている状態で、前記撮影画像データを前記通信用メモリに書き込む必要が生じ且つ該通信用メモリの空き容量が不足する場合に、現時点では撮影を行うことができないことを通知する第5制御ステップを備える撮影画像データ処理方法。 - 請求項18〜20のいずれか1項記載の撮影画像データ処理方法であって、
前記設定ステップによって前記不揮発性メモリの使用を不可能とする設定がなされている状態で、前記外部装置に送信されていない撮影画像データが前記通信用メモリに存在しており且つ前記通信手段による通信を中断する指示があった場合、前記通信用メモリに記憶されている撮影画像データが削除されてしまうことを警告する第6制御ステップを備える撮影画像データ処理方法。 - 請求項12〜21のいずれか1項記載の撮影画像データ処理方法であって、
前記通信手段による通信を中断する指示が、前記撮影装置の電源をオフにする指示である撮影画像データ処理方法。
Priority Applications (1)
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JP2007245464A JP2009077243A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | 撮影装置及びその撮影画像データ処理方法 |
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CN112135036A (zh) * | 2019-06-25 | 2020-12-25 | 发那科株式会社 | 图像处理***和产业机械 |
-
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- 2007-09-21 JP JP2007245464A patent/JP2009077243A/ja active Pending
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