JP2009077214A - 撮像装置とその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の記憶メディアと複数のフォルダーと複数のサムネイルとの相互の関係をわかり易くする表示し、かつ、任意のフォルダーを選択しやすくし操作性を向上する。
【解決手段】この発明の一実施形態は画像取り込み部、画像データ処理部、表示部、記憶部、制御部を有し、湾曲帯状像を表示させ、複数の記憶メディアマーク像を表示させ、複数フォルダーアイコン像を前記湾曲帯状像上に配列して同時に表示させる。前記複数フォルダーアイコン像のうち中央の像のフォルダー内の複数のサムネイルを表示させる。操作入力に応じて、カーソルを前記複数のサムネイルのいずれかの位置、若しくは前記複数フォルダーアイコン像の内の中央のアイコン像の位置、若しくは前記複数の記憶メディアマーク像のいずれかの位置の任意の位置に移動制御し選択状態を得られる。
【選択図】 図3
【解決手段】この発明の一実施形態は画像取り込み部、画像データ処理部、表示部、記憶部、制御部を有し、湾曲帯状像を表示させ、複数の記憶メディアマーク像を表示させ、複数フォルダーアイコン像を前記湾曲帯状像上に配列して同時に表示させる。前記複数フォルダーアイコン像のうち中央の像のフォルダー内の複数のサムネイルを表示させる。操作入力に応じて、カーソルを前記複数のサムネイルのいずれかの位置、若しくは前記複数フォルダーアイコン像の内の中央のアイコン像の位置、若しくは前記複数の記憶メディアマーク像のいずれかの位置の任意の位置に移動制御し選択状態を得られる。
【選択図】 図3
Description
この発明は、撮像装置とその制御方法に関する。特にこの発明は、複数の記憶媒体に動画及び又は静止画を記憶することができ、かつ複数のフォルダー、複数のサムネイルを管理する装置に適用されて有効である。
撮像装置には、複数のフォルダー(アルバムと称してもよい)、及び各フォルダー内の複数のサムネイルを管理する機能が設けられている(例えば特許文献1及び2)。この管理機能では、表示部に複数のサムネイルが表示された場合、この複数のサムネイルのデータがどのフォルダーに格納されているものであるかを示すように、フォルダー番号などが同時に表示される。
一方近年では、記憶メディアの技術進歩により記憶メディアの記憶容量が大きくなっている。また、複数の記憶メディアを装填できる撮像装置(例えばハードディスクを内蔵し、メモリカードをさらに着脱できる装置)が開発されている。
このような撮像装置においては、複数のサムネイルが表示部に表示されたとき、どのフォルダーが開かれているのか、また他にフォルダーが存在するのか否か、またどの記憶メディアがアクセスされているのかが分かりにくいという問題があった。
さらに、任意の記憶メディア内の種々のフォルダーの中から所望のフォルダーを選択する際の操作性向上が望まれている。
特開2006−191300号
特開2006−148874号
そこでこの発明は、複数の記憶メディアと、複数のフォルダーと、複数のサムネイルとの相互の関係をわかり易くする表示し、かつ、任意のフォルダーを選択しやすくし、操作性を向上した撮像装置とその制御方法を提供することにある。
この発明の一面は、上記課題を解決するために、画像取り込み部で取得された取得画像データを処理する画像データ処理部と、前記画像データ処理部で処理された表示用画像データを表示する表示部と、前記画像データ処理部で処理された記憶用画像データを記憶する記憶部と、前記画像取り込み部、画像データ処理部、表示部、および記憶部を制御する制御部を有し、前記制御部は、前記表示部に帯状像を表示させ、前記帯状像の近くに複数の記憶メディアマーク像を表示させ、この複数の記憶メディアマーク像のうち指定されている記憶メディアに含まれる複数のフォルダーの複数フォルダーアイコン像を前記帯状像上に配列して同時に表示させる表示パーツ選択部と、前記複数フォルダーアイコン像のうち中央の像のフォルダー内の複数のサムネイルを前記帯状像の右側である外側領域に表示させるサムネイル制御部と、操作入力に応じて、前記カーソルを前記複数のサムネイルのいずれかの位置、若しくは前記複数の前記フォルダーアイコン像の内の中央のアイコン像の位置、若しくは前記複数の記憶メディアマーク像のいずれかの位置の任意の位置に移動制御し、選択状態を得るカーソル位置制御部と、を有することを特徴とする。なおこの明細書では撮像と撮影は同じ意味で用いることにする。
上記の手段によると、表示部に相互に関連した複数の記憶メディアマーク像、複数フォルダーアイコン像、複数サムネイルが同時に表示され、相互の関係が分かりやすく、かつカーソルがいずれの位置にも移動可能であり、記憶メディア、フォルダーを選択するための操作性が優れている。
以下図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。図1には、この発明が適用された撮像装置、例えばハイビジョン・ビデオカメラの概観を示している。ハイビジョン・ビデオカメラは、動画の撮影、および静止画の撮影が可能である。
図1(A)はハイビジョン・ビデオカメラを上部から見た図である。また、図1(B)はハイビジョン・ビデオカメラを後方から見た図である。図1(A)及び図1(B)に示すように、ハイビジョン・ビデオカメラは、撮像装置本体1000、表示パネル2000、及びレンズ部4000を備えている。
撮像装置本体1000は、電源スイッチ1100、ズームレバー1101、撮像/再生切替ボタン1102、撮像ボタン1103、チャプターボタン1104、及びオート設定ボタン1105を備えている。
電源スイッチ1100は、ハイビジョン・ビデオカメラの電源状態を切り替える為のものである。ズームレバー1101は、レンズ部4000のレンズの焦点距離を調整する為のものである。撮像/再生切替ボタン1102は、ハイビジョン・ビデオカメラの動作モードを、映像を撮像する撮影モードと記憶されている撮像データを再生する再生モードとで切り替える為のものである。撮像ボタン1103は、ハイビジョン・ビデオカメラの動作モードが撮影モードである場合に映像の記録を実行するものである。チャプターボタン1104は、撮像データに区切りを設定する為のものである。オート設定ボタン1105は、映像を撮像する場合、例えば、光感度、明るさ等の各種の設定を自動的に設定する処理を実行させるためのものである。また1106は、静止画撮影用のボタンである。
表示パネル2000は、撮像装置本体1000に対して開閉可能な状態で取り付けられているハイビジョン・ビデオカメラの表示部である。この表示パネル2000は、通常は、撮像装置本体1000の凹部に収まるもので、使用時には図に示すように開かれる。表示パネル2000は、表示パネル2000の長手方向を軸として回転することが出来る。表示パネル2000は、液晶モニタを備えている。液晶モニタは、ハイビジョン・ビデオカメラが撮像している映像を表示するものであり、アスペクト比16:9のハイビジョン用画面により構成されている。表示パネル2000の液晶モニタの外枠には、ジョグダイヤル2100、メニューボタン2101、多機能ボタン2103が設けられている。
ジョグダイヤル2100は、各種機能の選択操作を行うためのものであり、例えば、回転可能なダイヤルにより構成される。メニューボタン2101は、液晶モニタに各種のメニュー表示を行うためのものである。多機能ボタン2103は、十字キー機能を含み各種機能の選択操作を行うことができ、例えば、上下方向及び左右方向に押し下げ可動可能である。また多機能ボタン2103は、OKボタン機能を含み、各種機能の選択操作を確定するためのものであり、十字キーの中央に設けられている。なお、メニューボタン2101、ジョグダイヤル2100と多機能ボタン2103とが隣接して設けることにより、ジョグダイヤル2100を操作後にOKボタンを容易に操作することができる。右手で撮像装置本体1000を安定して支え、左手で表示パネル2000のフレームを支えて、かつ、左手の親指で、メニューボタン2101、ジョグダイヤル2100と多機能ボタン2103を任意に選択して操作することができ、操作性が優れている。
レンズ部4000は、映像を撮像するためのものであり、映像を受光するための撮像レンズを有する。
図2は、上記のハイビジョン・ビデオカメラの光学系、及び電気系のブロック構成を示す図である。ハイビジョン・ビデオカメラは、画像取り込み部100、信号処理部200、表示部300、記憶部400、及び制御部500を備えている。
画像取り込み部100は、レンズ11、撮像素子12、アナログデジタル(A/D)変換部13、制御部18を備えている。レンズ11から取り込まれた被写体像は、撮像素子12(例えばCCD撮像素子)の結像面に結像させる。被写体像は、ここで電気信号に変換されアナログデジタル(A/D)変換部13によりデジタル信号(映像データ)に変換され、後段の信号処理部14に入力する。撮像部の制御部18は、制御部500からの制御信号に応じてズーム調整、自動アイリス調整(AE)、自動フォーカス調整(AF)、フラッシュ制御等を行うことができる。
信号処理部200は、信号処理部14、メモリコントローラ15、画像圧縮・伸張処理部16、ワークメモリ17、及びメモリ45を備えている。信号処理部14では、画像取り込み部100からの被写体像のデジタル信号に対してガンマ補正、色信号分離、ホワイトバランス調整等が行われる。通常の撮影状態で撮影開始操作がなされていないときは、信号処理部14からの映像データは、メモリコントローラ15を介して画像表示処理部61に入力される。撮影開始操作がなされると、映像データは、画像圧縮・伸張処理部16において、記憶部400に格納する為に画像圧縮(例えばMPEG/JPEG方式による圧縮)が施される。
ワークメモリ17は、例えば、画像データを編集したり、サムネイル画像を作成したり、画像の順番の入れ替えをするときに利用される。さらには、各種のアイコンを編集する場合にも利用される。このワークメモリ17は、1画面分の画像データ或は複数画面分の画像データを保存することができる。このワークメモリ17に保存されている映像データは、メモリコントローラ15を介して画像表示処理部61に入力される。
表示部300は、画像表示処理部61、及び液晶モニタ62を備えている。画像表示処理部61は、受信した映像データを液晶モニタ62に表示する為の変換処理及びメニューなどの各種の表示パーツ(アイコンなど)を合成するVideo OSD合成を行い、液晶モニタ62に供給する。液晶モニタ62は、受信した映像データを逐次表示する。これにより、撮像中の画像、あるいはスタンバイ状態で狙っている被写体画像が液晶モニタ62に表示される。
記憶部400は、記憶メディアInput/Output(I/O)31を備えている。記憶メディアI/O31には、ハードディスク(HDD)32A、若しくは半導体メモリ32Bなどの記憶媒体が装着される。記憶メディアI/O31に装着されている記憶媒体には、制御部500による制御に基づいて、映像データが格納される。また、制御部500による制御に基づいて、記憶メディアI/O31に装着されている記憶媒体に格納されている映像データが読み出された場合、映像データは、画像圧縮・伸張処理部16において伸張処理され、メモリコントローラ15を介して画像表示処理部61に入力される。即ち、再生画像が液晶モニタ62に表示される。なお、記録メディアとしては、上記のものに限定されず、例えば光ディスク(DVD)などであってもよい。
制御部500は、システム制御部20を備えている。システム制御部20は、ハイビジョン・ビデオカメラ全体の動作を制御するものであり、CPU、CPUの作業領域として機能するRAMなどのバッファメモリ、CPUが実行する種々のプログラムや制御データなどが記憶されているROMなどのプログラムメモリなどから構成される。システム制御部20では、CPUがプログラムメモリに記憶されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現している。
また、ハイビジョン・ビデオカメラは、操作部21、リモコン受信部22、姿勢検出部23、外部インターフェース24、音声I/O41、マイク43、及びスピーカ44を備えている。
操作部21は、外部からの操作入力を受け取る為のものであり、図1に示した各種のボタン、またはスイッチの総称である。リモコン受信部22は、外部の図示しないリモートコントローラによる操作入力を受信するためのものである。制御部500は、操作部21及びリモコン受信部22により受信した操作入力を装置全体に反映させるように制御している。
図3は、上記したシステム制御部20の内部の機能の一部をブロック化して示している。撮像制御部201は、操作入力に応じて撮影モードを設定し、撮像画像データを取り込むために各部を制御する。再生制御部202は、操作入力に応じて再生モードを設定する。表示制御部203は信号処理部200からの表示用画像データを表示する。記録制御部204は、撮像した画像データが信号処理部200で圧縮され、選択された記録メディアに記録されるように、各部を制御する。操作入力判定210は、操作部21、あるいはリモコン受信部22から入力した操作信号を解析して操作信号を判定する。
表示パーツ選択部211は、メニュー画面などに表示する任意の表示パーツ(アイコン、マークなど)を選択する。各種表示パーツは、メモリ或いは、画像表示処理部61に格納されている。
表示パーツ移動処理部212は、操作入力に応答して、表示パーツの移動・消去などを制御する。ハイライト(カーソル)位置制御部214は、操作入力に応答して、ハイライト位置(カーソル位置)の表示位置を制御する。機能設定部215は、セットアップ部216と相俟って、撮像装置に対して各種機能を設定するための部分である。基本処理制御部217は、基本的な動作機能、例えばデータ転送、読出し、タイミング設定などを制御する部分である。サムネイル制御部220は、サムネイルの作成、表示出力、スクロールなどの制御を行なう。チャプター制御部230は、チャプター管理機能を有し、チャプターの生成、チャプターの代表画像の設定とその小画像の作成などを行なう。姿勢情報処理部240は、姿勢検出部23からの情報を処理し、画面に対して、水平基準となる参照画像を表示したり、傾き状態に応じて参照画像の濃度を可変したりする。
図4は、ズームレバー1101の部分を拡大して示している。再生モードにおいて、このズームレバー1101を、左側(W側)に押すと、サムネイル及び階層表示(一覧表示)が得られる。
図5は、一覧表示に移行したときの表示部300の画面の様子である。この画面は、操作入力に応じて制御部500が各部を制御することにより得られている。表示パーツ選択部211は、表示部300の画面の左側領域に対してリング形の一部分の湾曲帯状像2051を表示させる。また、湾曲帯状像2051の左側である内側領域に複数の記憶メディアマーク像2052(例えばハードディスク),2053(例えばメモリカード)を表示させる。さらにこの複数の記憶メディアマーク像2052,2053のうち指定されている記憶メディアに含まれる複数のフォルダーの複数フォルダーアイコン像2054,2055,2056,2057,2058を湾曲帯状像2051上に配列して同時に表示させる。
ここで、サムネイル制御部220は、複数フォルダーアイコン像2054,2055,2056,2057,2058のうち中央の像2054のフォルダー内の複数のサムネイルを湾曲帯状像2051の右側である外側領域に表示させる。
このように、一覧表示では、表示部300の画面は、左側からドライブ選択エリア、アルバム選択エリア、画像選択エリアに大きく分類される。
ここで例えば多機能ボタンからの操作入力に応じて、カーソルを複数のサムネイルのいずれかの位置、若しくは複数のフォルダーアイコン像の内の中央のアイコン像2054の位置、若しくは前記複数の記憶メディアマーク像のいずれかの位置の任意の位置に移動制御し、選択状態を得ることができる。
カーソルは、サムネイルの外周を囲むハイライト、フォルダーアイコン像の外周を囲むハイライト、記憶メディアマーク像のハイライト表示という形態で現れる。
記憶メディアとしてはメモリカード,ハードディスク,DVD,HD DVD,Blu−rayなどがの組み合わせがある。
今、ハードディスクの記憶メディアマーク像2052にカーソルを移動させて、多機能ボタンを押したとすると、ハードディスクに格納されているフォルダーアイコン像が湾曲帯状像2051上に配列して表示される。また、中央のフォルダーアイコン像2054に対応したフォルダー内のサムネイルが例えば9個表示される。
多機能ボタンの左側、あるいは右側を押さえることにより、カーソル位置制御部214が機能することで、カーソルはドライブ選択エリア、アルバム選択エリア、画像選択エリアのいずれの領域でも自由に移動させることができる。
今、図6(A)、図6(B)に示すように多機能ボタンを操作して、カーソルをアルバム選択エリアに移動させたとする。このときのカーソルは、配列された複数フォルダーアイコン像2054,2055,2056,2057,2058のうち中央の像2054を指定する。するとこのフォルダーアイコン像に対応するフォルダー内のサムネイルが表示される。また当該フォルダーを含む記憶メディア(このときは2052が指定されているものとする)のアイコン2052がハイライトされるとともに、表示部300の上部にも表示される(2060参照)。
ここで別のフォルダー内のサムネイルを確認したい場合には、ジョグダイヤル2100が回転される。すると、表示パート移動処理部212の働きにより、図7(A),図7(B)に示すように、湾曲帯状像2051上に配列されているフォルダーアイコン像2054,2055,2056,2057,2058などのうち、任意のものを中央位置に移動させてくることができる。そして、中央位置に来たフォルダーアイコン像に対応したフォルダー内のサムネイルが表示される。この操作感覚は、いかにもジョグダイヤルに湾曲帯状像2051上に配列されているフォルダーアイコン像2054,2055,2056,2057,2058が連動しているような感覚である。つまりフォルダーアイコン像の映像をジョグダイヤル感覚で視覚上捉えることができる。
次に、ドライブ選択エリアにカーソルを移動させたときの表示状態について説明する。図8(A),図8(B)に示すように、カーソルにより、ハードディスクの記憶メディアマーク像2052が選択されかつ指定が行なわれたとする。すると、表示パーツ選択部211は、複数のサムネイルの表示に変えて、指定された記憶メディアの使用領域と空き領域の情報を表示させる。図9(A),図9(B)は、メモリカードの記憶メディアマーク像2053が選択されかつ指定が行なわれた場合の表示状態を示している。
図10には、表示部300にさらに表示されている各種の情報を示している。選択されているドライブアイコン像の隣には現在選択されているフォルダーアイコン像も表示されている。またフォルダー番号、ファイル番号も表示可能である。さらにサムネイル上にカーソルが移動したとき、撮影日時、総毎数分何番目(例では5番/20枚が表示されている)であるのかの情報も表示される。
図11には、複数のサムネイル表示状態で、カーソルが移動する例を説明するために示している。カーソルが1にある場合、多機能ボタンの右キーを押すことで1→2→3の順にカーソルが移動する。同様にカーソルが4にある場合は、右キーを押すことで4→5→6、カーソルが7にある場合は、右キーを押すことで7→8→9の順にカーソルが移動する。
カーソルが3にある場合、左キーを押すことで3→2→1→フォルダーの順にカーソルが移動する。このようにサムネイル同士のカーソル移動だけでなく、サムネイルからフォルダーへの階層間の移動も方向キーで行うことができる。同様にカーソルが6にある場合は、左キーを押すことで6→5→4→フォルダー、カーソルが9にある場合は、左キーを押すことで9→8→7→フォルダーの順にカーソルが移動する。
カーソルが1にある場合、下キーを押すことでで1→4→7の順にカーソルが移動し、画像が10以上あるときは、さらに下キーを押すとカーソルが2ページ目に移動する。同様にカーソルが2にある場合は、下キーを押すことで2→5→8、カーソルが3にある場合は、下キーを押すことで3→6→9の順にカーソルが移動する。いずれも2ページ目があれば下キーをさらに押して2ページ目にカーソルを移動させることができる。
カーソルが7にある場合、上キーを押すことで7→4→1の順にカーソルが移動し、さらに上キーを押すと前のフォルダーのサムネイルにカーソルが移動する。同様にカーソルが8にある場合は、上キーを押すことで8→5→2、カーソルが9にある場合は、上キーを押すことで9→6→3の順にカーソルが移動する。いずれもさらに上キーを押すと前のフォルダーのサムネールにカーソルが移動する。
カーソルが前のフォルダーのサムネイルに移動すると、画面左上のフォルダーアイコン、フォルダー番号、および左側のフォルダーアイコンも連動して変化する。
図12はさらに別の階層型一覧表示画面の実施例を示す図であり、カーソルはフォルダーにある。画面右下にはアルバムを作成した日時が表示される。このとき、上下キーを押してフォルダーを切り換えることができる。フォルダーを切り換えると、新しく選択されたフォルダー内にある画像が、サムネイルとして表示される。また、画面左上のフォルダアイコンおよびフォルダ番号も連動して変化する。カーソルがフォルダーにあるとき、左キーを押すとカーソルが記録媒体に移動し、右キーを押すとカーソルがサムネイルに移動する。
図13はさらに階層型一覧表示画面の実施例を示す図であり、カーソルは記録媒体(HDD)にある。このとき、画面中断右側には、サムネイルではなく記録媒体の使用領域および空き領域を示す情報を表示している。下キーを押すことで記録媒体をHDDからSDカードに切り換えることができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
また上記の説明では、操作入力を与える手段が表示パネル2000の左側部の多機能ボタンを有するものとして説明した。しかしこの手法に限らず、この発明の装置は、外部インターフェース24を介して、HDMICEC機能を用いて、デジタルテレビジョン受信装置と接続することができる。このときは、デジタルテレビジョン受信装置は、モニタとして機能する。さらに、当該デジタルテレビジョン受信装置を操作するリモートコントローラの十字キー、OKボタンを用いて、表示パネル2000の左側部の多機能ボタンの操作と同じ操作を行うことが可能である。
またこの発明は、制御方法及びこの制御方法を実効させるためのプログラム、さらにはこのプログラムを格納した記憶媒体にも及ぶものである。
即ち、本発明では、画像取り込み部で取得された取得画像データを処理する画像データ処理部と、前記画像データ処理部で処理された表示用画像データを表示する表示部と、前記画像データ処理部で処理された記憶用画像データを記憶する記憶部と、操作入力を与えるための操作入力部と、前記操作入力部からの操作入力に応答して、制御部により前記画像取り込み部、画像データ処理部、表示部、および記憶部を制御するようにしている。
制御部の制御により、前記表示部の左側領域に対してリング形の一部分の湾曲帯状像を表示し、前記湾曲帯状像の左側である内側領域に複数の記憶メディアマーク像を表示し、この複数の記憶メディアマーク像のうち指定されている記憶メディアに含まれる複数のフォルダーの複数フォルダーアイコン像を前記湾曲帯状像上に配列して同時に表示することができる。さらに、前記複数フォルダーアイコン像のうち中央の像のフォルダー内の複数のサムネイルを前記湾曲帯状像の右側である外側領域に表示し、操作入力に応じて、前記カーソルを前記複数のサムネイルのいずれかの位置、若しくは前記複数の前記フォルダーアイコン像の内の中央のアイコン像の位置、若しくは前記複数の記憶メディアマーク像のいずれかの位置の任意の位置に移動制御し選択状態を得られるようにしている。
また複数のサムネイルのデータを含み、かつ前記複数フォルダーアイコン像のフォルダーを含む記憶メディアの記憶メディアマーク像をハイライト表示し、他の記憶メディア像が輝度抑制して表示することもできる。そして、上記撮像装置の制御方法を実行させるためのプログラム及びこのプログラムを格納したメモリが設けられている。
1000・・・撮像装置本体、1100・・・電源スイッチ、1101・・・ズームレバー、1102・・・撮像/再生切替ボタン、1103・・・撮影ボタン、1104・・・チャプターボタン、2000・・・表示パネル、2100・・・ジョグダイヤル、2101・・・メニューボタン、2103・・・多機能ボタン、100・・・画像取り込み部、200・・・画像データ処理部、300・・・表示部、400・・・記憶部、500・・・制御部。
Claims (9)
- 画像取り込み部で取得された取得画像データを処理する画像データ処理部と、
前記画像データ処理部で処理された表示用画像データを表示する表示部と、
前記画像データ処理部で処理された記憶用画像データを記憶する記憶部と、
前記画像取り込み部、画像データ処理部、表示部、および記憶部を制御する制御部を有し、
前記制御部は、前記表示部に帯状像を表示させ、前記帯状像の近くに複数の記憶メディアマーク像を表示させ、この複数の記憶メディアマーク像のうち指定されている記憶メディアに含まれる複数のフォルダーの複数フォルダーアイコン像を前記帯状像上に配列して同時に表示させる表示パーツ選択部と、
前記複数フォルダーアイコン像のうち中央の像のフォルダー内の複数のサムネイルを前記帯状像の右側である外側領域に表示させるサムネイル制御部と、
操作入力に応じて、前記カーソルを前記複数のサムネイルのいずれかの位置、若しくは前記複数の前記フォルダーアイコン像の内の中央のアイコン像の位置、若しくは前記複数の記憶メディアマーク像のいずれかの位置の任意の位置に移動制御し、選択状態を得るカーソル位置制御部と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記表示パーツ選択部は、前記表示部の左側領域に対してリング形の一部分の前記帯状像を表示させ、前記帯状像の左側である内側領域に複数の記憶メディアマーク像を表示させ、この複数の記憶メディアマーク像のうち指定されている記憶メディアに含まれる複数のフォルダーの複数フォルダーアイコン像を前記帯状像上に配列して同時に表示させ、
前記サムネイル制御部は、前記複数フォルダーアイコン像のうち中央の像のフォルダー内の複数のサムネイルを前記帯状像の右側である外側領域に表示させる、
ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記複数のサムネイルのデータを含み、かつ前記複数フォルダーアイコン像のフォルダーを含む記憶メディアの記憶メディアマーク像がハイライトされ、他の記憶メディア像が輝度抑制されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記表示部は表示パネルを含み前記表示パネルの左側辺には、前記操作入力を与えるジョグダイヤルが設けられており、
前記制御部は、前記ジョグダイヤルが回転したとき前記湾曲帯状像上に複数配列されたフォルダーアイコン像を回転移動して表示させる表示パーツ移動処理部を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記カーソルが、前記記憶メディアマーク像を指定したときは、前記表示パーツ選択部は、前記複数のサムネイルの表示に変えて、指定された記憶メディアの使用領域と空き領域の情報を表示することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記記憶メディアマーク像は、メモリカード,ハードディスク,DVD,HD DVD,Blu−rayのいずれか複数を示すマークであることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
- 前記カーソル位置制御部は、前記多機能ボタンからの操作入力に応答して、前記カーソルを前記複数のサムネイルのいずれかの位置、若しくは前記複数フォルダーアイコン像の内中央のアイコン像の位置、若しくは前記複数の記憶メディアマーク像のいずれかの位置の任意の領域に移動制御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 画像取り込み部で取得された取得画像データを処理する画像データ処理部と、前記画像データ処理部で処理された表示用画像データを表示する表示部と、前記画像データ処理部で処理された記憶用画像データを記憶する記憶部と、操作入力を与えるための操作入力部とを有し、前記操作入力部からの操作入力に応答して、制御部により前記画像取り込み部、画像データ処理部、表示部、および記憶部を制御するようにした撮像装置の制御方法において、
前記表示部に帯状像を表示し、
前記帯状像に近接して複数の記憶メディアマーク像を表示し、
この複数の記憶メディアマーク像のうち指定されている記憶メディアに含まれる複数のフォルダーの複数フォルダーアイコン像を前記帯状像上に配列して同時に表示し、
前記複数フォルダーアイコン像のうち中央の像のフォルダー内の複数のサムネイルを前記帯状像の近くに表示し、
操作入力に応じて、前記カーソルを前記複数のサムネイルのいずれかの位置、若しくは前記複数の前記フォルダーアイコン像の内の中央のアイコン像の位置、若しくは前記複数の記憶メディアマーク像のいずれかの位置の任意の位置に移動制御し選択状態を得られるようにしたことを特徴とする、撮像装置の制御方法。 - 前記複数のサムネイルのデータを含み、かつ前記複数フォルダーアイコン像のフォルダーを含む記憶メディアの記憶メディアマーク像をハイライト表示し、他の記憶メディア像が輝度抑制して表示することを特徴とする請求項8記載の撮像装置の制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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