JP2009068661A - 鋼管の補修方法 - Google Patents

鋼管の補修方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009068661A
JP2009068661A JP2007240313A JP2007240313A JP2009068661A JP 2009068661 A JP2009068661 A JP 2009068661A JP 2007240313 A JP2007240313 A JP 2007240313A JP 2007240313 A JP2007240313 A JP 2007240313A JP 2009068661 A JP2009068661 A JP 2009068661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
casing
repair
damaged
damaged part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007240313A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5067755B2 (ja
Inventor
Noritake Oguchi
憲武 小口
Junpei Kono
順平 河野
Hidetoshi Matsuura
秀登志 松浦
Masataka Miwa
昌隆 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd, Toho Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2007240313A priority Critical patent/JP5067755B2/ja
Publication of JP2009068661A publication Critical patent/JP2009068661A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5067755B2 publication Critical patent/JP5067755B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

【課題】溶接によらず補修後に耐震性を低下させない鋼管の補修方法を提供すること。
【解決手段】減肉部13が形成された鋼管11の損傷部分14を補修する鋼管11の補修方法において、減肉部13に弾性充填材20を充填し、損傷部分14に熱収縮チューブ30を被せて加熱することで、損傷部分14に熱収縮チューブ30が密着して鋼管11の外周を被覆し、熱収縮チューブ30の外周を、金属製のケーシング51と、該ケーシング51の内周に設けられた弾性体スリーブ40とを備えたクランプ50で覆い、クランプ50を損傷部分14に固定することで、鋼管11の損傷部分14を補修する。
【選択図】図1

Description

この発明は、傷ついて部分的に肉厚が薄くなった鋼管を補修する際に、鋼管の補修と共に鋼管の座屈をコントロールして耐震補強を可能にする技術に関する。
ガス管や水道管などを地下に埋設する際には、鋼管の外周に腐食を防止するための塗覆膜が設けられている塗覆鋼管を用いることがある。例えばポリプロピレンやポリエチレンなどの樹脂系の材料で鋼管の周囲を塗覆することで、外部からの湿気によって鋼管が腐食することを防止している。
このような塗覆鋼管が地下に埋設されている場合、当該埋設された塗覆鋼管(埋設配管)を管理維持している者が工事する場合は、埋設場所が明らかであるため問題となりにくいが、他の者が工事するいわゆる他工事によって埋設配管が損傷される恐れがある。
これは、埋設配管の埋設場所が道路に沿った位置であることが多く、比較的近くに複数の埋設配管が並列に埋設されるケースが多いからである。
このような埋設配管を工事する際には、事前に配管埋設位置の確認を行い、工事によって埋設配管を損傷しないように十分留意するのが通例である。しかしながら、埋設配管を損傷しないように注意をするのは、実際には工事車両を運転するオペレータに委ねられることとなり、操作を誤って目的以外の部分を掘削した結果、既設埋設配管を損傷してしまう心配がある。
このような埋設配管が損傷した場合の補修方法については、例えば非特許文献1に開示されている補修方法がある。
非特許文献1に記載の配管補修方法には、図8(A)に示すような肉盛溶接工法及び同じく(B)に示すような溶接スリーブ工法と呼ばれる方法がある。
すなわち、肉盛溶接工法は、図8(A)に示すように、鋼管11が損傷を受けて肉厚が一部薄くなった損傷部分14に肉盛溶接をして肉盛溶接部70を設けることで、この肉盛溶接部70により肉厚を回復するものである。
また、溶接スリーブ工法は、図8(B)に示すように、鋼管11の損傷部分14に、鋼管11の外半径と同一の半径を有する半円形のスリーブ80を鋼管11に被せて、スリーブ80の軸方向の端部と鋼管11の外周面、及びスリーブ80の継ぎ合わせ部を溶接してすみ肉溶接部71、72を設けて損傷部分14を補修するものである。
また、非特許文献1には記載されていないが、図8(C)に示すように、損傷部分14(図略)にパッチ81を当ててその周囲を溶接してすみ肉溶接部71、72を設けて補修する方法も行われている。
これらの補修方法は軽微な腐食、損傷等により、埋設配管に深い減肉が生じた場合に、当該部の埋設配管を取り替えることなく恒久修理を行うものである。このような方法によって塗覆鋼管も修理可能である。
また、配管のピンホールや腐食割れした部分の漏水補修に用いるためのクランプ(例えば、ショーボンドカップリング株式会社製のストラブ・クランプ)が市販されている。このクランプは配管の直径に合うようにプレス成型により半円形に複雑に成形したベルトの一端をヒンジ結合し、他端同士をネジ部材で結合して配管に被せるようにしたものである。
社団法人日本ガス協会 ガス工作物等技術基準調査委員会、「高圧導管指針 JGA指-204-06」、375p〜379p
しかし、上記のような従来技術には以下に記載するような問題点があった。
すなわち、従来行われてきた肉盛溶接工法や溶接スリーブ工法は、埋設配管を補修するにあたり溶接を行うため、溶接火花のガスへの引火を防止する必要から、可能な限り埋設配管内のガス圧を減圧する、あるいはガスの供給を遮断して行う必要がある。
特に高圧ガスを流す基幹埋設配管に用いられる塗覆鋼管の補修においては、ガス漏れが発生すると大きな事故を引き起こすおそれがあるため、慎重に補修が行われる必要がある。(上記非特許文献1ではガス供給を継続しながら上記工法を行うとしているが、実際には安全上、ガスを減圧あるいは遮断して行われる。)
また、溶接によって埋設鋼管を補修する場合には、溶接に必要な熱を確保する必要があるが、ガス配管内に高圧ガスが流れている影響で、入力した熱が急速に奪われてしまい、溶接不良がおこりやすいという問題もある。
さらに、肉盛溶接工法や溶接スリーブ工法で配管を補修した場合、溶接部分の強度が低下するおそれがある。出願人が行った配管に荷重を加えての高圧ガス導管耐震設計指針に基づく実験によれば、補修部分の前後で座屈が生じることが判明している。
基幹である高圧ガス配管に用いられる鋼管に、このような座屈が生じてガス漏れが発生した場合には大きな事故を引き起こすおそれがあり、ライフラインを遮断することにもなりかねないので、耐震性を考慮したる鋼管の補修方法が求められている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、溶接によらず補修後に耐震性を低下させない鋼管の補修方法を提供することを目的としたものである。
上記の問題点を解決するために請求項1に記載の鋼管の補修方法は、鋼管が損傷して減肉部が形成された際に、前記減肉部が形成された前記鋼管の損傷部分を補修する鋼管の補修方法において、前記減肉部に弾性充填材を充填し、前記損傷部分に熱収縮チューブを被せて加熱することで、前記損傷部分に前記熱収縮チューブが密着して前記鋼管の外周を被覆し、前記熱収縮チューブの外周を、金属製のケーシングと、該ケーシングの内周に設けられた弾性体スリーブとを備えたクランプで覆い、前記クランプを前記損傷部分に固定することで、前記鋼管の前記損傷部分を補修することを特徴とする。
よって、減肉部の外周部を弾性充填材と熱収縮チューブ及び弾性体スリーブの三重の弾性体で被覆し、その外周をクランプの金属製のケーシングで補強しながら覆うので、溶接を一切使わずに補修するため安全であり、ガスの減圧や遮断をする必要がない。
また、地震等で鋼管に外力が作用して減肉部に変形が生じた場合でも、その変形を前記弾性体で吸収し、ケーシングの変形を極力抑えて、鋼管の座屈をコントロール可能にした補修をすることができ、補修後に耐震性を低下させない。
また、請求項2に記載の鋼管の補修方法は、請求項1に記載された鋼管の補修方法において、前記クランプの前記ケーシングが、平板から円筒状に形成されたものであり、その円周方向の両端部に各々鍔部を有し、両鍔部を軸方向に並べた複数のネジ部材により締め付けることにより、前記損傷部分の外周を補強しつつ覆うことを特徴とする。
よって、ケーシングを複雑にプレス成型する必要がなく、安価に製造できるとともに、大径の埋設配管の補修に容易に適用できる。
また、請求項3に記載の鋼管の補修方法は、請求項1に記載された鋼管の補修方法において、前記ケーシングの厚みが10mmで、前記弾性体スリーブの厚みが5mmであることを特徴とする。
よって、ケーシングの厚みが10mmより薄いと前記減肉部の変形により、ケーシングが押圧されてケーシングが外側に膨らむ変形を起こし、その結果、減肉部が外側に座屈する。また、ケーシングの厚みが10mmより厚いとケーシングの剛性が高すぎて、前記減肉部の変形が内側に座屈して、大きく変形する。ケーシングの厚みが10mmの場合は、減肉部が適度に波打つように鋼管の座屈をコントロールし、かつケーシングも変形させずに補修し、かつ耐震補強することができる。
上記構成を備える鋼管の補修方法の作用効果について説明する。
(1)本発明の鋼管の補修方法は、溶接を一切使用しないので、ガスを通常の圧力で供給しながら補修が可能であり、地域住民へ不便を掛けることなく補修及び耐震補強が可能となる。
(2)減肉部分の大きさに応じたケーシングを容易に調達できるので、補修期間の短縮を図ることができ、工事期間を短縮して安価に補修することができる。
(3)減肉部の変形を前記三重の弾性体で適度に抑えるので、減肉部の座屈をコントロールしながら補修及び耐震補強が可能となる。
次に、本発明に係る鋼管の補修方法の一の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態の鋼管の補修方法は、ガス管の直径600mmの基幹導管に適用されたものである。
ここで、図1は、基幹導管の補修部分を示した側面図である。図2は、そのII−II線に沿う断面図であり、図3は、そのIII−III線に沿う断面図である。
鋼管の補修方法の補修部分の構成について説明する。本実施の形態の塗覆鋼管10は、図1、図2に示すように、鋼管11とその外表面に塗覆された塗覆膜12とを備えている。 鋼管11は、直径600mm、管厚10.3mmの基幹導管に用いられるものであり、塗覆膜12は、例えばポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂を鋼管に塗布して膜状にしたもので、前述したように地下に埋設された鋼管11が腐食しないように加工されたものである。
そして、損傷部分14の減肉部13や補修部分1の実施例として、図4に示すように、本発明の鋼管の補修方法を確認するための実験に使用したもので説明する。
損傷部分14は、他工事による重機がぶつかって塗覆膜12が部分的に破れ、鋼管11がえぐられて管厚が薄くなって減肉部13が発生したことを想定したものである。減肉部13の大きさは、周方向長×軸方向長が300mm×300mm、深さ約4mm(減肉率40%)に設定されている。この減肉部13にシリコン系の弾性充填材20が充填されて、その外周表面が鋼管11の外周表面と略同一面となっている。
この損傷部分14を補修する補修部分1は、図2の断面図に示すように、塗覆膜12が一部剥離されて、損傷部分14を覆う熱収縮チューブ30と、この熱収縮チューブ30の外周を覆うクランプ50とを備えている。
熱収縮チューブ30は、損傷部分14の軸方向両側の塗覆膜12に重合する軸方向の長さを有するもので、損傷部分14に被せ、外側から加熱することで、一旦軟化しその後、自然冷却により収縮しながら硬化し、損傷部分14に密着して鋼管11の外周を被覆するものである。
したがって、塗覆膜12が剥離された部分は凹部となり、塗覆膜12と重合する部分はこの塗覆膜12の厚さ分だけ外側に突出する。
クランプ50は、金属製のケーシング51と、該ケーシング51の内周に設けられた弾性体スリーブ40とを備えている。
ケーシング51は、軸方向の長さが熱収縮チューブ30より短く、塗覆膜12に重合する長さを有するステンレス鋼板(SUS304)製で、図3に示すように、この第1実施例では板厚10mmの平板を損傷部分14に巻き付けるもので、その周方向の両端部に設けたフランジ部52、52を対向させてボルト、ナット等のネジ部材53により締め付けることにより、損傷部分14に固定されるものである。
弾性体スリーブ40は、ケーシング51と略同一の軸方向の長さを有し、その外周がケーシング51により抑えられているため、塗覆膜12が剥離された凹部に入り込んで厚くなり、塗覆膜12と重合する部分で薄くなるような柔らかな(硬度90)ゴム(NBR)製で、自由時の厚さが5mmのもので構成されている。
以上のように構成された第1の実施の形態の補修部分1の作用を、上記の試験結果を用いて説明する。高圧ガス導管耐震設計指針に基づき、図4に示すように、損傷部分14を補修部分1で補修した塗覆鋼管10を上部より圧縮荷重を付加できる試験装置に立設し、塗覆鋼管10内部に2MPaの水圧を加えるとともに、上方より±0.50%歪み×5サイクルの負荷をかける。
その結果、図5(A)に示す負荷前の補修部分1の断面に対して、図5(B)に示すように、減肉部13が外側に適度に変形し、その後、減肉部13の中央部だけ内側に変形し、結果として外側にも内側にも座屈せずに波形に変形して、その変形を前記三層の弾性体が吸収して厚さ10mmのケーシング51も変形せずに補修されていることが判る。したがって、塗覆鋼管10に座屈は発生していない。すなわち、この補修が耐震補強となる。
そして、このときの最大圧縮荷重は、1サイクル目が8753kNで、5サイクル目が8020kNであり、その低下率が8.4%であった。
比較試験として、第2の実施の形態として、ケーシング51の板厚を5mmにしたもので他は同一条件として試験した結果、図6(A)に示す負荷前の補修部分1の断面に対して、図6(B)に示すように、内圧に押されて減肉部13が外側に膨出し、それを押さえきれずにケーシング51が外側に膨らみ変形して座屈した。このときの最大圧縮荷重は1サイクル目が7666kNで、5サイクル目が6868kNであり、低下率が10.4%となり、実施例1より低下率が増加した。これはケーシング51の板厚が薄くて内圧に耐えきれずに変形したため、耐震補強としては実施例1より不十分となった。
つぎに、第3の実施の形態として、ケーシング51の板厚を20mmにしたものをシミュレーションしてみると、図7(A)に示す負荷前の補修部分1の断面に対して、図7(B)に示すように、ケーシング51の板厚が厚いため剛性が高すぎて、鋼管11が外側に変形できないため減肉部13が管内部に折れ曲がって座屈することが予想される。従ってこの場合も当然低下率が増加することが想定され、耐震補強にはふさわしくない。
以上説明したように、本発明の鋼管の補修方法によれば、鋼管が損傷して減肉部が形成された際に、減肉部が形成された鋼管の損傷部分を補修する鋼管の補修方法において、減肉部に弾性充填材を充填し、損傷部分に熱収縮チューブを被せて加熱することで、損傷部分に熱収縮チューブが密着して鋼管の外周を被覆し、熱収縮チューブの外周を、金属製のケーシングと、該ケーシングの内周に設けられた弾性体スリーブとを備えたクランプで覆い、クランプを損傷部分に固定することで、鋼管の損傷部分を補修することを特徴とするので、減肉部の外周部を弾性充填材と熱収縮チューブ及び弾性体スリーブの三重の弾性体で被覆し、その外周をクランプの金属製のケーシングで補強しながら覆うので、溶接を一切使わずに補修するため安全であり、ガスの減圧や遮断をする必要がない。また、地震等で鋼管に外力が作用して減肉部に変形が生じた場合でも、その変形を前記弾性体で吸収し、ケーシングの変形を極力抑えて、鋼管の座屈をコントロール可能にした補修をすることができる。
また、クランプのケーシングが、平板から円筒状に形成されたものであり、その円周方向の両端部に各々鍔部を有し、両鍔部を軸方向に並べた複数のネジ部材により締め付けることにより、損傷部分の外周を補強しつつ覆うことを特徴とするので、ケーシングを複雑にプレス成型する必要がなく、安価に製造できるとともに、大径の埋設配管の補修に容易に適用できる。
さらに、ケーシングの厚みが10mmで、弾性体スリーブの厚みが5mmであることを特徴とするため、減肉部が適度に波打つように鋼管の座屈をコントロールし、かつケーシングも変形させずに補修でき、かつ耐震補強することができる。
すなわち、上記試験でも明らかなように、ケーシングの厚みが5mmの場合の1サイクル目の最大圧縮荷重が7666kNであるのに対して、ケーシングの厚みが10mmの場合の1サイクル目の最大圧縮荷重は8753kNであり、強度が約14%も増加し、5サイクル目でも16.8%増加し、十分耐震補強となることができる。
なお、本発明は前記実施の形態のものに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施の形態では、鋼管11に塗覆膜12を施した塗覆鋼管10で説明したが、これに限られず、単なる鋼管に適用することも可能である。
本発明の第一の実施の形態に係る基幹導管の補修部分を示した側面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る基幹導管の試験状況を示す側面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る基幹導管の試験状況を示す断面図で、(A)は試験前、(B)は試験後の状況を示す。 本発明の第二の実施の形態に係る基幹導管の試験状況を示す断面図で、(A)は試験前、(B)は試験後の状況を示す。 本発明の第三の実施の形態に係る基幹導管の試験状況を示す断面図で、(A)は試験前、(B)は試験後の状況を示す。 従来の補修方法を示す概略図で、(A)は非特許文献1の高圧導管指針に掲載された肉盛溶接工法を示し、(B)は溶接スリーブ工法を示し、(C)は非掲載のパッチ当て溶接工法を示す。
符号の説明
1 補修部分
10 塗覆鋼管
11 鋼管
12 塗覆膜
13 減肉部
14 損傷部分
20 弾性充填材
30 熱収縮チューブ
40 弾性体スリーブ
50 クランプ
51 ケーシング
52 フランジ部
53 ネジ部材
70 肉盛溶接部
71、72 すみ肉溶接部
80 スリーブ

Claims (3)

  1. 鋼管が損傷して減肉部が形成された際に、前記減肉部が形成された前記鋼管の損傷部分を補修する鋼管の補修方法において、
    前記減肉部に弾性充填材を充填し、
    前記損傷部分に熱収縮チューブを被せて加熱することで、前記損傷部分に前記熱収縮チューブが密着して前記鋼管の外周を被覆し、
    前記熱収縮チューブの外周を、金属製のケーシングと、該ケーシングの内周に設けられた弾性体スリーブとを備えたクランプで覆い、
    前記クランプを前記損傷部分に固定することで、前記鋼管の前記損傷部分を補修することを特徴とする鋼管の補修方法。
  2. 請求項1に記載された鋼管の補修方法において、
    前記クランプの前記ケーシングが、平板から円筒状に形成されたものであり、その円周方向の両端部に各々鍔部を有し、両鍔部を軸方向に並べた複数のネジ部材により締め付けることにより、前記損傷部分の外周を補強しつつ覆うことを特徴とする鋼管の補修方法。
  3. 請求項1に記載された鋼管の補修方法において、
    前記ケーシングの厚みが10mmで、前記弾性体スリーブの厚みが5mmであることを特徴とする鋼管の補修方法。

JP2007240313A 2007-09-17 2007-09-17 鋼管の補修方法 Active JP5067755B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007240313A JP5067755B2 (ja) 2007-09-17 2007-09-17 鋼管の補修方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007240313A JP5067755B2 (ja) 2007-09-17 2007-09-17 鋼管の補修方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009068661A true JP2009068661A (ja) 2009-04-02
JP5067755B2 JP5067755B2 (ja) 2012-11-07

Family

ID=40605134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007240313A Active JP5067755B2 (ja) 2007-09-17 2007-09-17 鋼管の補修方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5067755B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101858473A (zh) * 2010-02-11 2010-10-13 广东联塑科技实业有限公司 一种用于受损管道修复的快速连接方法
JP2018135962A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 住友金属鉱山株式会社 シール水用配管の止水構造

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222394U (ja) * 1985-07-25 1987-02-10
JPS6440788A (en) * 1987-08-03 1989-02-13 Sumitomo Metal Ind Corrosionproof repair method of line pipe welded joint section
JP2000179781A (ja) * 1998-12-14 2000-06-27 Nkk Corp 既設管の外側補修構造及び外側補修工法
JP2003004195A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 漏洩応急補修方法及び漏洩応急補修器具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222394U (ja) * 1985-07-25 1987-02-10
JPS6440788A (en) * 1987-08-03 1989-02-13 Sumitomo Metal Ind Corrosionproof repair method of line pipe welded joint section
JP2000179781A (ja) * 1998-12-14 2000-06-27 Nkk Corp 既設管の外側補修構造及び外側補修工法
JP2003004195A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 漏洩応急補修方法及び漏洩応急補修器具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101858473A (zh) * 2010-02-11 2010-10-13 广东联塑科技实业有限公司 一种用于受损管道修复的快速连接方法
JP2018135962A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 住友金属鉱山株式会社 シール水用配管の止水構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP5067755B2 (ja) 2012-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU666589B2 (en) Methods for repairing pipe
JP5876245B2 (ja) フランジ継手の修理工法及び修理用治具
KR101219197B1 (ko) 상수도 배관용 관이음 구조 및 방법
US9027605B2 (en) Pipeline reinforcement assembly and method
KR101060752B1 (ko) 나선형 파형관용 이음장치
JP5067755B2 (ja) 鋼管の補修方法
US20140124082A1 (en) Pipeline reinforcement assembly and method
WO2013142757A1 (en) Methods and apparatuses for repairing a conduit
KR101003942B1 (ko) 관체 연결 장치
JP2010230106A (ja) 断層用管路
US20160221129A1 (en) Non-welding apparatus for repair of an encloseure wall and methods for use thereof
JP6747872B2 (ja) 既設管の止水方法および既設管の止水構造
JP3171067U (ja) 地中埋設用のステンレス鋼管継手
KR101281507B1 (ko) 배관 연결부의 부식방지용 튜브
JP2019120379A (ja) 漏洩補修構造及び漏洩補修具
JP2014020522A (ja) 管路の内張り構造
US20220034441A1 (en) Pipe repair and the methods for operational fixing and definitive welding thereof
JP6497929B2 (ja) 配管接続方法及び配管継手装置
JP7143725B2 (ja) 管の補修方法及び管の補修用部材
JP2018028341A (ja) 止水材抑え具及び地下埋設型配管継手ボックスの止水方法
JP4301420B2 (ja) 管路の補修方法
JP2007268874A (ja) 管ライニング工法
KR101513849B1 (ko) 배관 연결부 밀봉 구조
JP2011007306A (ja) 配管の補修方法
KR200252275Y1 (ko) 배관용 절연플랜지의 소켓동관

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120807

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5067755

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250