JP2009066704A - 引掛金具の取付用ビット - Google Patents
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Abstract
【課題】 所謂ヒートン等と称される引掛金具の取付用ビットの提供。
【解決手段】 ネジ付脚部Maとフック部Mbを有する引掛金具Mを電動ドリルを介して家屋の壁や柱に取り付ける引掛金具の取付用ビットであって、引掛金具Mのフック部Mbを挾持する断面U字状の挾持体1と、該挾持体1を外側から抱持する断面U字状の回転体11とから成り、上記挾持体1の内面に引掛金具Mのフック部Mbの形状と合致する保持溝3を形成し、上記回転体11の連結部に電動ドリルの顎部に回転可能に装着されるシャフト14を延設し、且つ、挾持体1と回転体11のいずれか一方に係合凸部を設け、他方に該係合凸部と脱着可能に係合する係合凹部13を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 ネジ付脚部Maとフック部Mbを有する引掛金具Mを電動ドリルを介して家屋の壁や柱に取り付ける引掛金具の取付用ビットであって、引掛金具Mのフック部Mbを挾持する断面U字状の挾持体1と、該挾持体1を外側から抱持する断面U字状の回転体11とから成り、上記挾持体1の内面に引掛金具Mのフック部Mbの形状と合致する保持溝3を形成し、上記回転体11の連結部に電動ドリルの顎部に回転可能に装着されるシャフト14を延設し、且つ、挾持体1と回転体11のいずれか一方に係合凸部を設け、他方に該係合凸部と脱着可能に係合する係合凹部13を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電動ドリルの顎部(ビットホルダー)に回転可能に装着されて、カレンダーやハンガー等を引っ掛ける引掛金具を家屋の壁や柱に取り付ける取付用ビットに関するものである。
従来において、所謂ヒートン等と称される引掛金具を家屋の壁や柱に取り付ける場合には、具体的には図示しないが、予め、壁や柱の取付箇所に下穴を開設して、該下穴に引掛金具のネジ付脚部を差し込んで、引掛金具のフック部を手で握りながら回転させて、引掛金具のネジ付脚部を上記した下穴に手作業で螺着することにより、引掛金具を壁や柱に取り付けていた。
従って、従来にあっては、引掛金具のフック部を手で握りながら回転させなければならないので、これだけでも、取付作業が大変となることは言うまでもないが、特に、引掛金具の本数が多くなると、同様な作業を何回も繰り返さなければならないので、取付作業が徒に大変となる嫌いがあった。又、引掛金具のフック部を手で握って回転させる過程で、誤って、指を痛めてしまう恐れも十分にあった。
本発明は、斯かる従来の引掛金具の取付作業における課題を有効に解決するために開発されたもので、請求項1記載の発明は、ネジ付脚部とフック部を有する引掛金具を電動ドリルを介して家屋の壁や柱に取り付ける引掛金具の取付用ビットであって、引掛金具のフック部を挾持する断面U字状の挾持体と、該挾持体を外側から抱持する断面U字状の回転体とから成り、上記挾持体の内面に引掛金具のフック部の形状と合致する保持溝を形成し、上記回転体の連結部に電動ドリルの顎部に回転可能に装着されるシャフトを延設し、且つ、挾持体と回転体のいずれか一方に係合凸部を設け、他方に該係合凸部と脱着可能に係合する係合凹部を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1を前提として、挾持体のU字形状を画成する連結部は、薄肉ヒンジを介して開閉可能に連結されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1乃至請求項2を前提として、挾持体側に係合凸部を設け、回転体側に係合凹部を設けたことを特徴とする。
依って、請求項1記載の発明にあっては、挾持体の内面に形成された保持溝内に引掛金具のフック部を収納しながら挾持し、次いで、係合凸部と係合凹部との係合状態を得て、該挾持体の外側を回転体で抱持した後、回転体側のシャフトを電動ドリルの顎部に回転可能に装着すれば、引掛金具自体を電動ドリルを利用して自動的に回転させることができる関係で、従来のような下穴を開設しなくとも、取付用ビット自体の回転を得て、引掛金具のネジ付脚部を家屋の壁や柱に打ち込むことが可能となるので、例え、引掛金具の本数が多くなっても、取付作業が頗る容易となる。又、引掛金具を取り付けた後は、回転体を挾持体から引き抜いて、挾持体の引掛金具のフック部に対する挾持状態を解除すれば、ビット自体を引掛金具から取り外せるので、後は、引掛金具のフック部にカレンダーやハンガー等を引っ掛けることが可能となる。
請求項2記載の発明にあっては、挾持体のU字形状を画成する連結部は、薄肉ヒンジを介して開閉可能に連結されている関係で、保持溝内に引掛金具のフック部を収納する場合でも、保持溝内から引掛金具のフック部を取り外す場合でも、断面U字形状の挾持体を展開状態に開放できるので、その作業が容易となる。
請求項3記載の発明にあっては、挾持体側に係合凸部を設け、回転体側に係合凹部を設けた関係で、構造が簡素化されて、取付用ビット自体を可能な限り小型化できる。
本発明は、ネジ付脚部とフック部を有する引掛金具を電動ドリルを介して家屋の壁や柱に取り付ける引掛金具の取付用ビットを前提として、引掛金具のフック部を挾持する断面U字状の挾持体と、該挾持体を外側から抱持する断面U字状の回転体とから成り、上記挾持体の内面に引掛金具のフック部の形状と合致する保持溝を形成し、上記回転体の連結部に電動ドリルの顎部に回転可能に装着されるシャフトを延設し、且つ、挾持体と回転体のいずれか一方に係合凸部を設け、他方に該係合凸部と脱着可能に係合する係合凹部を設けることにより、引掛金具自体を電動ドリルを利用して自動的に回転させることができるので、手作業で、引掛金具を無理に回転させなくとも、引掛金具を家屋の壁や柱に簡単に打ち込むことを可能となしたものである。
以下、本発明を図示する好適な実施例に基づいて詳述すれば、該実施例に係る引掛金具の取付用ビットは、図1に示す如く、鍔部Mcを備えたネジ付脚部MaとL字状に折曲したフック部Mbを有する所謂ヒートン等と称せられる引掛金具Mを電動ドリルを介して家屋の壁や柱に取り付けることを目的として開発されたもので、その主たる構成部品は、引掛金具Mのフック部Mbを挾持する断面U字状を呈する合成樹脂製の挾持体1と、該挾持体1を外側から抱持する断面U字状を呈する金属製の回転体11とから成る。
そして、前者の挾持体1は、図2にも示す如く、その対向する挾持片2の一方の内面に、引掛金具Mのフック部Mbの折曲形状と合致するT字状の保持溝3を形成すると共に、同対向する挾持片2の外面に、後述する回転体11側のスリット13に脱着可能に係合する一対の係合凸部4を設け、且つ、そのU字形状を画成する連結部に薄肉ヒンジ5を介在させて、U字状に閉じ合わせて引掛金具Mを挾持する折畳状態と、U字形状を解いて引掛金具Mのフック部Mbを上記保持溝3内に収納できる展開状態とに開閉できる構成となっている。
尚、本実施例では、引掛金具Mのフック部MbがL字状に折曲されているので、フック部Mbの自由端が左右どちら向きになっても、フック部Mbを収納できるように、その保持溝3をT字形状となしている。
又、後者の回転体11は、図示する如く、その対向する側片12の中央部に、上記挾持体1の各係合凸部4を脱着可能に係合する係合凹部たる一対のスリット13を設けると共に、U字形状を画成する連結部の外面に電動ドリルの顎部(ビットホルダー)に回転可能に装着される金属製のシャフト14を溶接などで延設する構成となっている。尚、各側片12のスリット13が設けられていない先端縁には、挾持体1の差し込みを容易とするためのテーパー形状を積極的に付与するものとする。又、シャフト14は、電動ドリルの顎部に装着させるために、その先端部側を断面六角形状となして、該六角形状の先端部の中程に環状凹溝を付与するものとする。
依って、実際の使用に際しては、まず、薄肉ヒンジ5を介して挾持体1を展開状態に開放しながら、該挾持体1の保持溝3内に引掛金具Mのフック部Mbを収納した後、挾持体1をU字状に閉じ合わせて、該フック部Mbを挾持体1の対向する一対の挾持片2で挾持する状態を得て、斯かる状態のまま、上記した係合凸部4とスリット13とを一致させながら、挾持体1をその連結部側から回転体11の内側に強制的に差し込めば、回転体11が挾持体1をその外側から抱持するので、これにより、図3に示す如く、回転体11と挾持体1とが一体化する状態をもって、引掛金具Mが取付用ビットに保持されることとなるが、この場合には、引掛金具Mのフック部Mbは、挾持体1の保持溝3内に収納されて、挾持体1側に対して移動不能に位置決めされ、挾持体1は、その各係合凸部4を回転体11の対応する各スリット13に係合している関係で、回転体11と一体化されることとなるので、最終的には、引掛金具Mは取付用ビットと一緒に回転できることとなる。
そして、今度は、図4に示す如く、回転体11の連結部外面に延設されているシャフト14を、その六角形状と環状凹溝を利用して、電動ドリルDの顎部Daに回転可能に装着すれば、引掛金具M自体を電動ドリルDを利用して回転させることができる状態となるので、後は、そのまま、引掛金具Mのネジ付脚部Maの先端部を家屋の壁や柱に宛がいながら、電動ドリルDを駆動させて、引掛金具Mの鍔部Mcが壁面や柱面に接触するまで、取付用ビット自体を所定方向に回転させれば、引掛金具Mが壁や柱に自動的に打ち込まれるので、引掛金具Mを壁や柱に簡単に取り付けることが可能となる。従って、従来のように、壁や柱に下穴を開設する必要もなくなることは言うまでもないが、手で握って回転させなくとも、引掛金具Mを壁や柱に自動的に螺着できるので、取付作業が頗る容易となると共に、誤って、指を痛めてしまう恐れも全くない。
又、このように、引掛金具Mを取り付け後は、具体的には図示しないが、シャフト14の電動ドリルDに対する装着を解除して、回転体11を挾持体1から引き抜き、薄肉ヒンジ5を介して挾持体1を展開状態に開放して、該挾持体1の保持溝3から引掛金具Mのフック部Mbを取り外せば、これにより、単独で、引掛金具Mが壁や柱に取り付けられることとなるので、後は、当該引掛金具Mのフック部Mbにカレンダーやハンガー等を容易に引っ掛けることが可能となる。
尚、上記した実施例にあっては、L字状に折曲したフック部Mbを有する引掛金具Mを対象としたものであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、C字状に湾曲したフック部Mbを有する引掛金具Mの場合には、図5のAに示す如く、対応する挾持体1の挾持片2の内面にC字形状と合致する保持溝3を形成し、O字状に湾曲するフックを有する引掛金具Mの場合には、図5のBに示す如く、対応する挾持体1の挾持片2の内面にO字形状と合致する保持溝3を形成するものとする。
又、上記した実施例にあっては、挾持体1側に係合凸部4を設け、回転体11側に係合凹部たるスリット13を設けたものであるが、本発明にあっては、これも限定されるものではなく、逆に、挾持体1側に係合凹部を設け、回転体11側に係合凸部4を設けることも可能であるが、実施例のように構成すれば、取付用ビット自体の小型化が期待できる。
更に、上記した実施例にあっては、挾持体1の対向する一方の挾持片2のみに保持溝3を独立して形成したものであるが、対向する双方の挾持片2の内面に保持溝3の半分を夫々形成して、挾持体1の各挾持片2を閉じ合わせた際に、完全なる保持溝3が画成されるように構成することも実施に応じ任意である。
本発明に係る引掛金具の取付用ビットは、電動ドリルを利用して、引掛金具を家屋の壁や柱に自動的に取り付けることができるので、従来と比較すると、その取付作業が容易となって、特に、引掛金具の本数が多い時には、頗る好都合なものとなる。
1 挾持体
2 挾持片
3 保持溝
4 係合凸部
5 薄肉ヒンジ
11 回転体
12 側片
13 スリット(係合凹部)
14 シャフト
M 引掛金具
Ma ネジ付脚部
Mb フック部
Mc 鍔部
D 電気ドリル
Da 電動ドリルの顎部
2 挾持片
3 保持溝
4 係合凸部
5 薄肉ヒンジ
11 回転体
12 側片
13 スリット(係合凹部)
14 シャフト
M 引掛金具
Ma ネジ付脚部
Mb フック部
Mc 鍔部
D 電気ドリル
Da 電動ドリルの顎部
Claims (3)
- ネジ付脚部とフック部を有する引掛金具を電動ドリルを介して家屋の壁や柱に取り付ける引掛金具の取付用ビットであって、引掛金具のフック部を挾持する断面U字状の挾持体と、該挾持体を外側から抱持する断面U字状の回転体とから成り、上記挾持体の内面に引掛金具のフック部の形状と合致する保持溝を形成し、上記回転体の連結部に電動ドリルの顎部に回転可能に装着されるシャフトを延設し、且つ、挾持体と回転体のいずれか一方に係合凸部を設け、他方に該係合凸部と脱着可能に係合する係合凹部を設けたことを特徴とする引掛金具の取付用ビット。
- 挾持体のU字形状を画成する連結部は、薄肉ヒンジを介して開閉可能に連結されていることを特徴とする請求項1記載の引掛金具の取付用ビット。
- 挾持体側に係合凸部を設け、回転体側に係合凹部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の引掛金具の取付用ビット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007237602A JP2009066704A (ja) | 2007-09-13 | 2007-09-13 | 引掛金具の取付用ビット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007237602A JP2009066704A (ja) | 2007-09-13 | 2007-09-13 | 引掛金具の取付用ビット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009066704A true JP2009066704A (ja) | 2009-04-02 |
Family
ID=40603508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007237602A Pending JP2009066704A (ja) | 2007-09-13 | 2007-09-13 | 引掛金具の取付用ビット |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2009066704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015047688A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 泰生 福智 | 家庭用ねじ回し電動工具のアタッチメント |
-
2007
- 2007-09-13 JP JP2007237602A patent/JP2009066704A/ja active Pending
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JP2015047688A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 泰生 福智 | 家庭用ねじ回し電動工具のアタッチメント |
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