JP2009065255A - データ伝送装置、データ送信装置、データ受信装置及びデータ伝送システム - Google Patents

データ伝送装置、データ送信装置、データ受信装置及びデータ伝送システム Download PDF

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範彦 黒石
Seiji Suzuki
星児 鈴木
Takeshi Kamimura
健 上村
Manabu Akamatsu
学 赤松
Nobuo Mori
信男 森
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Abstract

【課題】連続するデータから算出した誤り訂正符号を付加する場合に比べて、エラー訂正能力を向上するとともに、伝送帯域を有効利用することができるデータ伝送装置、データ送信装置、データ受信装置及びデータ伝送システムを提供する。
【解決手段】データ伝送装置1は、要求に応じたパケットを生成するパケットエンコーダ11と、生成されたパケットからフレームを順次形成し、これに水平EEC及び対角ECCを付加してECCフレームを生成するECCフレームエンコーダ12と、ECCフレームを伝送路を介して送信するトランスミッタ13と、伝送路を介してECCフレームを受信するレシーバ14と、水平ECC及び対角ECCに基づいてECCフレームの誤り検出及び訂正を行うECCフレームデコーダ15と、ECCフレームから水平ECC及び対角ECCを除去してパケットを抽出するパケットデコーダ16とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、データ伝送装置、データ送信装置、データ受信装置及びデータ伝送システムに関する。
送信するデータにパケット誤り訂正符号及びブロック誤り訂正符号を付加して送信するパケットベース通信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このパケットベース通信システムによれば、固定長のパケットにパケット誤り訂正符号を付加し、パケット誤り訂正符号が付加された複数のパケットからなるブロックにブロック誤り訂正符号を付加して送信する。そして、ブロック誤り訂正符号によりブロックにおける誤りが訂正され、各パケット誤り訂正符号によりブロックに含まれる各パケットにおける誤りが訂正される。
特表2005−512352号公報
本発明の目的は、連続するデータから算出した誤り訂正符号を付加する場合に比べて、エラー訂正能力を向上するとともに、伝送帯域を有効利用することができるデータ伝送装置、データ送信装置、データ受信装置及びデータ伝送システムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、以下のデータ伝送装置、データ送信装置、データ受信装置及びデータ伝送システムを提供する。
[1]複数のブロックにより構成されたフレームを順次形成するフレーム形成部と、前記フレーム形成部により形成された前記フレームに含まれる複数の前記ブロックから水平誤り訂正符号を算出し、この算出した前記水平誤り訂正符号を前記フレームに付加する水平誤り訂正符号付加部と、前記フレーム形成部により順次形成された複数の前記フレームを時系列的に並列に配置したとき、複数の前記フレームに含まれる複数の前記ブロックのうち斜め方向に位置する複数の前記ブロックから対角誤り訂正符号を算出し、この算出した前記対角誤り訂正符号を前記水平誤り訂正符号が付加された前記フレームに付加する対角誤り訂正符号付加部と、前記フレームに前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号が付加された誤り訂正符号付きフレームを伝送路を介して送信する送信部と、前記伝送路を介して前記誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号及び対角誤り訂正符号に基づいて誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正部とを備えたデータ伝送装置。
[2]要求に応じたパケットを生成するパケット生成部と、前記パケット生成部により生成された前記パケットを複数のブロックに分割し、この分割した複数の前記ブロックにより構成されたフレームを順次形成するフレーム形成部と、前記フレーム形成部により形成された前記フレームに含まれる複数の前記ブロックから水平誤り訂正符号を算出し、この算出した前記水平誤り訂正符号を前記フレームに付加する水平誤り訂正符号付加部と、前記フレーム形成部により順次形成された複数の前記フレームを時系列的に並列に配置したとき、複数の前記フレームに含まれる複数の前記ブロックのうち斜め方向に位置する複数の前記ブロックから対角誤り訂正符号を算出し、この算出した前記対角誤り訂正符号を前記水平誤り訂正符号が付加された前記フレームに付加する対角誤り訂正符号付加部と、前記フレームに前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号が付加された誤り訂正符号付きフレームを伝送路を介して送信する送信部と、前記伝送路を介して前記誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号及び対角誤り訂正符号に基づいて誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正部と、前記誤り検出及び訂正が行われた前記誤り訂正符号付きフレームから前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号を除去して前記パケットを抽出するパケット抽出部とを備えたデータ伝送装置。
[3]前記誤り検出訂正部は、前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号による誤り検出及び訂正を行い、訂正不可能な誤りが検出されたとき、前記水平誤り訂正符号による前記誤り検出及び訂正が行われた前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記対角誤り訂正符号による誤り検出及び訂正を行う前記[1]又は[2]に記載のデータ伝送装置。
[4]前記誤り検出訂正部は、前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記対角誤り訂正符号による誤り検出及び訂正を行い、訂正不可能な誤りが検出されたとき、前記対角誤り訂正符号による前記誤り検出及び訂正が行われた前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号による誤り検出及び訂正を行う前記[1]又は[2]に記載のデータ伝送装置。
[5]所定のビット数からなるn個のブロックにより構成されたn個のフレームを形成するフレーム形成部と、前記フレーム形成部により形成されたn個のうちk番目の前記フレームに含まれるn個の前記ブロック{B(k),B(k),…,B(k)}から水平誤り訂正符号ECCH(k)を算出し、この算出した前記水平誤り訂正符号ECCH(k)をk番目の前記フレームに付加する水平誤り訂正符号付加部と、前記フレーム形成部により形成された(k−n+1)番目からk番目までのn個の前記フレームに含まれる前記ブロックのうちn個の前記ブロック{B(k−n+1),B(k−n+2),…,B(k)}から対角誤り訂正符号ECCD(k)を算出し、この算出した前記対角誤り訂正符号ECCD(k)を前記水平誤り訂正符号ECCH(k)が付加されたk番目の前記フレームに付加する対角誤り訂正符号付加部と、n個の前記フレームに前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号が付加された誤り訂正符号付きフレームを伝送路を介して送信する送信部と、前記伝送路を介して前記誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、前記受信部により受信された(k−n+1)番目の前記誤り訂正符号付きフレームに対して、(k−n+1)番目の前記誤り訂正符号付きフレームに含まれる前記水平誤り訂正符号ECCH(k−n+1)と、(k−n+1)番目からk番目までのn個の前記誤り訂正符号付きフレームに含まれるn個の前記対角誤り訂正符号{ECCD(k−n+1),ECCD(k−n+2),…,ECCD(k)}とに基づいて誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正部とを備えたデータ伝送装置。
[6]前記誤り検出訂正部は、(k−n+1)番目の前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号ECCH(k−n+1)による誤り検出及び訂正を行い、検出した誤りビット数が1以下であるとき、その検出した誤りビット数を上位装置に通知し、検出した誤りビット数が2以上であるとき、前記誤り訂正符号付きフレームに対して、n個の前記対角誤り訂正符号{ECCD(k−n+1)、ECCD(k−n+2)、…、ECCD(k)}による誤り検出及び訂正を行い、n個の前記対角誤り訂正符号により検出されたn個の誤りビット数のうち最大の誤りビット数を前記上位装置に通知する前記[5]に記載のデータ伝送装置。
[7]複数のブロックにより構成されたフレームを順次形成するフレーム形成部と、前記フレーム形成部により形成された前記フレームに含まれる複数の前記ブロックから水平誤り訂正符号を算出し、この算出した前記水平誤り訂正符号を前記フレームに付加する水平誤り訂正符号付加部と、前記フレーム形成部により順次形成された複数の前記フレームを時系列的に並列に配置したとき、複数の前記フレームに含まれる複数の前記ブロックのうち斜め方向に位置する複数の前記ブロックから対角誤り訂正符号を算出し、この算出した前記対角誤り訂正符号を前記水平誤り訂正符号が付加された前記フレームに付加する対角誤り訂正符号付加部と、前記フレームに前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号が付加された誤り訂正符号付きフレームを伝送路を介して送信する送信部とを備えたデータ送信装置。
[8]複数のブロックにより構成されたフレームに、前記フレームに含まれる複数の前記ブロックから算出された水平誤り訂正符号と、複数の前記フレームを時系列的に並列に配置したとき複数の前記フレームに含まれる複数の前記ブロックのうち斜め方向に位置する複数の前記ブロックから算出された対角誤り訂正符号とが付加された誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、前記伝送路を介して前記誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号及び対角誤り訂正符号に基づいて誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正部とを備えたデータ受信装置。
[9]複数のブロックにより構成されたフレームを順次形成するフレーム形成部と、前記フレーム形成部により形成された前記フレームに含まれる複数の前記ブロックから水平誤り訂正符号を算出し、この算出した前記水平誤り訂正符号を前記フレームに付加する水平誤り訂正符号付加部と、前記フレーム形成部により順次形成された複数の前記フレームを時系列的に並列に配置したとき、複数の前記フレームに含まれる複数の前記ブロックのうち斜め方向に位置する複数の前記ブロックから対角誤り訂正符号を算出し、この算出した前記対角誤り訂正符号を前記水平誤り訂正符号が付加された前記フレームに付加する対角誤り訂正符号付加部と、前記フレームに前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号が付加された誤り訂正符号付きフレームを伝送路を介して送信する送信部と、前記送信部に接続され、前記誤り訂正符号付きフレームを伝送する伝送路と、前記伝送路を介して前記誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号及び対角誤り訂正符号に基づいて誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正部とを備えたデータ伝送システム。
請求項1に係るデータ伝送装置によれば、連続するデータから算出した誤り訂正符号を付加する場合に比べて、データ伝送におけるエラー訂正能力を向上するとともに、伝送帯域を有効利用することができる。
請求項2に係るデータ伝送装置によれば、連続するデータから算出した誤り訂正符号を付加する場合に比べて、データ伝送におけるエラー訂正能力を向上するとともに、伝送帯域を有効利用することができる。
請求項3に係るデータ伝送装置によれば、水平誤り訂正符号により訂正不可能な誤りが検出されても、対角誤り訂正符号により訂正できる場合がある。
請求項4に係るデータ伝送装置によれば、対角誤り訂正符号により訂正不可能な誤りが検出されても、水平誤り訂正符号により訂正できる場合がある。
請求項5に係るデータ伝送装置によれば、本構成を有していない場合に比較して、水平誤り訂正符号付加部、対角誤り訂正符号付加部及び誤り検出訂正部の構成を簡略化することができる。
請求項6に係るデータ伝送装置によれば、1つのフレームに対して検出されたデータ伝送の誤りビット数を上位装置に通知することができる。
請求項7に係るデータ送信装置によれば、連続するデータから算出した誤り訂正符号を付加する場合に比べて、データ伝送におけるエラー訂正能力を向上するとともに、伝送帯域を有効利用することができる。
請求項8に係るデータ受信装置によれば、連続するデータから算出した誤り訂正符号を付加する場合に比べて、データ伝送におけるエラー訂正能力を向上するとともに、伝送帯域を有効利用することができる。
請求項9に係るデータ伝送システムによれば、連続するデータから算出した誤り訂正符号を付加する場合に比べて、データ伝送におけるエラー訂正能力を向上するとともに、伝送帯域を有効利用することができる。
本発明のデータ伝送装置、データ送信装置、データ受信装置及びデータ伝送システムを適用したストレージシステムについて説明する。
(ストレージシステムの構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るストレージシステムの概略構成の一例を示す全体図である。このストレージシステム100は、ホストコンピュータ101と、半導体ディスク装置102とから構成されている。
半導体ディスク装置102は、ホストコンピュータ101に接続されたホストバスインタフェース(I/F)2と、ホストバスI/F2にPCI Express(登録商標)等のシリアル伝送路3によって接続されたメモリコントローラ4と、データが格納される半導体メモリ5とを備える。
ホストバスI/F2及びメモリコントローラ4は、それぞれに設けられた高速シリアル伝送技術を応用したデータ伝送装置1により接続されている。データ伝送装置1は、データ送信装置とデータ受信装置とから構成され、ホストバスI/F2及びメモリコントローラ4の一方のデータ送信装置と、シリアル伝送路3と、一方のデータ受信装置とからデータ伝送システム10を構成している。
ホストバスI/F2は、ホストコンピュータ101から発行されたコマンドを解釈して、データ伝送装置1を介してメモリコントローラ4に半導体メモリ5にアクセスするよう指示をする。また、ホストバスI/F2は、メモリコントローラ4からアクセス結果が返されると、ホストコンピュータ101に処理が終了したことを通知し、ホストコンピュータ101から発行されたコマンドに応じて、データを返信する。
メモリコントローラ4は、ホストバスI/F2からの指示を受けると、半導体メモリ5にアクセスし、その結果を再びデータ伝送装置1を介してホストバスI/F2に返す。
(データ伝送装置の構成)
図2は、ホストバスI/F2に設けられたデータ伝送装置1の概略構成の一例を示すブロック図である。メモリコントローラ4に設けられたデータ伝送装置1も、図2と同様に構成されているので、その説明を省略する。データ伝送装置1は、前述したようにデータ送信装置1aと、データ受信装置1bとから構成されている。
データ送信装置1aは、ホストバスI/F2を制御する制御部20からの要求に応じたパケットを生成するパケットエンコーダ(パケット生成部)11と、生成されたパケットに誤り訂正符号(Error Correcting Code、以下「ECC」と略す。)を付加したECCフレーム(誤り訂正符号付きフレーム)を生成するECCフレームエンコーダ12と、ECCフレームをパラレルデータからシリアルデータに変換して送出するトランスミッタ(送信部)13とを備える。
データ受信装置1bは、受信したECCフレームをシリアルデータからパラレルデータに変換するレシーバ(受信部)14と、ECCに基づいてエラー検出及び訂正を行うECCフレームデコーダ15と、ECCフレームからパケットを抽出するパケットデコーダ(パケット抽出部)16とを備える。
(ECCフレームエンコーダ)
ECCフレームエンコーダ12は、固定長フレーム形成部120、8B10B符号化部121、水平ECC付加部122、対角ECC付加部123及び送信フレーム記憶部124を備える。
送信フレーム記憶部124には、ECCフレームエンコーダ12により生成された複数のECCフレームが時系列的に記憶されている。
固定長フレーム形成部120は、パケットエンコーダ11によって生成されたパケットを分割またはダミーデータの付加により、複数のブロックにより構成された所定の長さのフレーム(固定長フレームという。)を順次形成する。ここで、例えば、固定長フレームの長さを64ビット、1つのブロックの長さを8ビットとすると、固定長フレームは、8つのブロックにより構成される。
8B10B符号化部121は、固定長フレーム形成部120によって形成された、例えば、64ビットの固定長フレームを8B10B変換によるエンコード処理(DCバランス変換)を行い、80ビットの固定長フレームを形成する。なお、8B10Bによるエンコード処理の他に、4B5B変換、64B66B変換等のDCバランス変換を用いてもよい。
水平ECC付加部122は、8B10B符号化部121によるエンコード処理が行われた固定長フレームに含まれる複数のブロックから水平ECCを算出し、その水平ECCを固定長フレームに付加する。
対角ECC付加部123は、8B10B符号化部121によるエンコード処理が行われた固定長フレームと、送信フレーム記憶部124により記憶されている複数のECCフレームとを時系列的に並列に配置したとき、複数の固定長フレームに含まれる複数のブロックのうち斜め方向に位置する複数のブロックから対角ECCを算出し、その対角ECCを水平ECCが付加された固定長フレームに付加する。
なお、水平ECC付加部122及び対角ECC付加部123により付加される水平ECC及び対角ECCには、例えば、ハミング符号、マンチェスタ符号、リードソロモン符号等の公知の誤り訂正符号を用いることができる。
(ECCフレームデコーダ)
ECCフレームデコーダ15は、レシーバ14からのパラレルデータからECCフレームを受信し、そのECCフレームに含まれる水平ECC及び対角ECCに基づいてECCエラー検出/訂正を行うECCエラー検出/訂正部150と、ECCフレームから水平ECC及び対角ECCを除去するECC除去部151と、水平ECC及び対角ECCが除去された固定長フレームに対して10B8Bによるデコード処理を行う10B8B復号化部152と、受信した複数のECCフレームを記憶する受信フレーム記憶部153とを備える。
(パケットの構成)
次に、パケットエンコーダ11が生成するパケットについて図3、図4を参照して説明する。
図3は、パケットエンコーダ11が生成するパケットの構成例を示す図である。パケット200は全て「パケット構成」に例示するように、1バイトのSOP(Start of Packet)で始まり、それにパケット本体が続き、1バイトのEOP(End of Packet)で終わる構成をとる。SOP及びEOPは、送信前に8B10B変換によるエンコード処理が行われ、特定のKキャラクタに変換されるため、受信側で容易にパケットを抽出できるように構成されている。
パケット本体は、ホストコンピュータ101から発行されたコマンド及びパケットを送信する送信元に応じて、メモリライトリクエスト、メモリライトコンプリーション、メモリリードリクエスト、メモリリードコンプリーションのいずれかのタイプをとる。
メモリライトリクエストは、ホストバスI/F2が、ホストコンピュータ101から書き込み要求を受け取った際に、ホストバスI/F2から発行されるパケットである。
メモリライトコンプリーションは、メモリコントローラ4が、ホストバスI/F2からメモリライトリクエストを受け取った場合に、メモリライトリクエストのアドレスフィールドで指定されたアドレスへ、データフィールドに格納されたデータを書き込んだ後、処理の完了を通知するために、メモリコントローラ4から発行されるパケットである。
メモリリードリクエストは、ホストバスI/F2が、ホストコンピュータ101から読み出し要求を受け取った際に、ホストバスI/F2から発行されるパケットである。
メモリリードコンプリーションは、メモリコントローラ4が、ホストバスI/F2からメモリライトリクエストを受け取った場合に、半導体メモリ5から、メモリリードリクエストのアドレスフィールドで指定されたアドレスのデータを読み出した後、処理が完了したことを通知すると共に、読み出したデータをデータフィールドに格納して、メモリコントローラ4から発行されるパケットである。
ヘッダは、4ビットのタイプと、4ビットのコンプリーションステータスとを合わせた1バイトで構成される。なお、コンプリーションステータスは、メモリライトコンプリーション及びメモリリードコンプリーションのヘッダの場合のみ有効であり、データ送受が正常に行われたかどうかを判定するために用いられる。
コンプリーションステータスは、予約フィールド、Cフィールド及びUフィールドからなる。Uフィールドは、致命的なエラーを示し、ホストコンピュータ101にこのままでは処理が継続できないことを通知する。Cフィールドは、訂正可能なエラーを検出したことをホストコンピュータ101に通知する。
図4は、パケットのヘッダに含まれるタイプの意味と2進符号の割り当てを例示する。メモリライトリクエスト、メモリライトコンプリーション、メモリリードリクエスト、メモリリードコンプリーションには、それぞれ2進符号の(1000)、(1100)、(0000)、(0100)が割り当てられる。
(ストレージシステムの全体の動作)
次に、ストレージシステム100の全体の動作を説明する。ホストコンピュータ101が、半導体ディスク装置102に対してコマンドを発行すると、ホストバスI/F2は、ホストコンピュータ101からのコマンドを解釈し、データ伝送装置1を介してメモリコントローラ4に対して半導体メモリ5にアクセスするよう指示をする。
メモリコントローラ4は、その指示を受けると、半導体メモリ5にアクセスし、その結果を再びデータ伝送装置1を介してホストバスI/F2に返す。ホストバスI/F2は、メモリコントローラ4からアクセス結果が返されると、ホストコンピュータ101に処理が終了したことを通知し、ホストコンピュータ101から発行されたコマンドに応じて、データを返信する。
(データ伝送装置の全体の動作)
(1)送信側の処理動作
次に、データ伝送装置1の送信側(データ送信装置1a)の処理動作を図5〜図9を参照して説明する。図5は、シリアル伝送前のECCフレームエンコーダ12における符号化の流れの一例を示す図である。
データ伝送装置1のパケットエンコーダ11は、ホストバスI/F2を制御する制御部20からの要求に応じたパケットを生成する。
ECCフレームエンコーダ12の固定長フレーム形成部120は、パケットエンコーダ11によって生成されたパケットを分割またはダミーデータの付加により、図5(a)に例示するように、例えば、64ビットの固定長フレーム201を形成する。
64ビットの固定長フレーム201は、送信すべきパケットの有無に関わらず、一定の周期で構成され送出される。このとき、送信すべきパケットがない場合は、NOPシンボル(受信側で無視されるシンボル)を詰めて、64ビットを構成する。送信すべきパケットがある場合は、これを含んだ64ビットを構成する。なお、1つのパケットのサイズが64ビットを超える場合は、最初の64ビットまでを処理した後、次のタイミングで残りのパケットにおける次の64ビットまでを処理する。
8B10B符号化部121は、固定長フレームを8B10B変換によるエンコード処理を行い、図5(b)に例示するように、80ビットの固定長フレーム202を形成する。この時、SOP、EOP、NOPなどの特殊なシンボルは、それぞれ対応するKキャラクタに変換される。その特殊シンボルとKキャラクタの対応関係を図6に例示する。
次に、水平ECC付加部122は、8B10B変換によるエンコード処理が行われた80ビットのフレームに水平ECC204を付加する。また、対角ECC付加部123は、水平ECC204が付加されたフレームにさらに対角ECC205を付加し、図5(c)に例示するように、ECCフレーム203を生成する。なお、水平ECC204及び対角ECC205の算出方法の詳細については後述する。
図7は、固定長フレームに付加される水平ECC204及び対角ECC205の一例を示す図である。水平ECC204及び対角ECC205は、8B10B変換によるエンコード処理の対象とはならないため、DCバランスを考慮して反転した8ビットを合わせて追加する。さらに、それぞれの8ビットに、図7に例示するような2ビットを追加し、これらを全て合わせた120ビットを、以下「ECCフレーム」という。
次に、水平ECC204及び対角ECC205の算出方法について、図8を参照して説明する。図8は、複数のECCフレームを時系列的に並列に配置した状態の一例を示す図である。ECCフレーム(k)は、時刻(k)に生成されたECCフレームを表し、8つのブロックB1(k)〜B7(k)は、ECCフレーム(k)に含まれる80ビットの固定長フレームを10ビット毎に8つのブロックに分割した場合の各ブロックを表す。また、ECCH(k)、ECCD(k)は、ECCフレーム(k)に含まれる水平ECC204及び対角ECC205をそれぞれ表す。
また、時刻(k)における送信フレーム記憶部124には、送信済みのECCフレームとして、時刻(k)からブロックの分割数から1を減じた時刻分、すなわち、時刻(k−7)のECCフレーム(k−7)から時刻(k−1)のECCフレーム(k−1)までの計7つのECCフレームが記憶されている。
そして、水平ECC付加部122は、ECCフレーム(k)に含まれる複数のブロック、すなわち、図8に例示する水平ECC算出範囲210に含まれる8つのブロック{B1(k)、B2(k)、…、B8(k)}から水平ECC204であるECCH(k)を算出し、そのECCH(k)をECCフレーム(k)に付加する。
次に、対角ECC付加部123は、時系列的に並列に配置された8つのECCフレーム(k−7)〜ECCフレーム(k)に含まれる複数のブロックのうち斜め方向に位置する複数のブロック、すなわち、図8に例示する対角ECC算出範囲211Aに含まれる8つのブロック{B1(k−7)、B2(k−6)、…、B8(k)}から対角ECC205であるECCD(k)を算出し、そのECCD(k)をECCH(k)が付加されたECCフレーム(k)に付加する。また、時刻(k+7)においては、対角ECC付加部123は、図8に例示する対角ECC算出範囲211Bに含まれる8つのブロックから対角ECC205を算出する。
なお、上記の例では、対角ECC付加部123は、対角ECC205を算出する際に左上から右下に対角ECC算出範囲を定めたが、例えば、右上から左下に対角ECC算出範囲を定めてもよい。また、上記の例では、10ビットを1つのブロックとしたが、例えば、20ビットを1つのブロックとしてもよいし、これらに限られない。なお、20ビットを1つのブロックとした場合には、時系列的に並列に配置された4つのフレームにおいて、斜め方向に位置する4つのブロックを対角ECC算出範囲とすればよい。
図9は、パケットが埋め込まれた複数のECCフレームの一例を示す図である。図9は、図8におけるECCフレームの各ブロックB1〜B8に対して、図3に例示するパケット構成に基づくパケットが実際に埋め込まれており、A1〜A4は、それぞれ1バイトのアドレスを表し、D1〜D256は、それぞれ1バイトのデータを表す。また、ECCフレーム(t)は、時刻(t)に生成されたECCフレームを表す。
ECCフレームには、ECCフレーム(t)からECCフレーム(t+1)のように、1つのパケットの内容が2つのECCフレームに渡る場合もあり、ECCフレーム(t+1)のように、1つのECCフレームに複数のパケットの一部が含まれる場合もある。また、ECCフレーム(t+3)、ECCフレーム(t+k)、及びECCフレーム(t+k+35)のように、パケットが含まれない場合もある。ECCフレーム(t+k+1)、ECCフレーム(t+k+2)、ECCフレーム(t+k+33)及びECCフレーム(t+k+34)のように、1つのパケットが複数のECCフレームに渡る場合もある。
次に、ECCフレームエンコーダ12は、生成したECCフレーム203を、図5(d)に例示する出力データ206のように、20ビットずつ6回に分けてクロック毎にトランスミッタ13に送る。
また、ECCフレームエンコーダ12は、生成したECCフレーム203を送信フレーム記憶部124に送り、送信フレーム記憶部124には、ECCフレーム203が時系列的に記憶される。なお、送信フレーム記憶部124に記憶されたECCフレームのうち対角ECC205を算出する際に不要となったECCフレームは、順次消去してもよい。
そして、トランスミッタ13は、ECCフレームエンコーダ12から送られた20ビットのデータをパラレル/シリアル変換し、順次伝送路に出力する。
(2)受信側の処理動作
次に、シリアル伝送後のデータ伝送装置1の受信側(データ受信装置1b)における復号処理について説明する。
レシーバ14は、伝送路から入力されたシリアルデータを、シリアル/パラレル変換し、20ビットのパラレルデータとしてクロック毎にECCフレームデコーダ15に送る。
ECCフレームデコーダ15のECCエラー検出/訂正部150は、20ビットのパラレルデータを受け取ると、それを6サイクル分まとめて120ビットとし、これを1つのECCフレームとして、受信フレーム記憶部153に時系列的に記憶する。
次に、ECCエラー検出/訂正部150は、ECCフレームに含まれる水平ECC204及対角ECC205に基づいてエラー検出/訂正を行う。
具体的には、ECCエラー検出/訂正部150は、時刻(k)に送信されたECCフレーム(k)の受信を完了すると、そのECCフレーム(k)を受信フレーム記憶部153に記憶する。そして、ECCエラー検出/訂正部150は、受信フレーム記憶部153から時刻(k−7)に受信されたECCフレーム(k−7)を取得し、そのECCフレーム(k−7)に対してエラー検出/訂正を行う。
すなわち、ECCエラー検出/訂正部150は、ECCフレーム(k−7)に含まれる水平ECC204であるECCH(k−7)により、ブロック{B1(k−7)、B2(k−7)、…、B8(k−7)}からなる固定長フレーム202に対してエラー検出を行う。
そして、水平ECC204により検出された水平エラー検出ビット数をErrH(k−7)とすると、ECCエラー検出/訂正部150は、ErrH(k−7)が「0」、すなわち、エラーを検出しなかった場合には、そのECCフレーム(k−7)をECC除去部151に送る。
また、ECCエラー検出/訂正部150が、ErrH(k−7)が「1」、すなわち、訂正可能なエラーを検出した場合には、その検出したエラーを水平ECC204により訂正し、その訂正した後のECCフレーム(k−7)をECC除去部151に送る。
一方、ECCエラー検出/訂正部150が、ErrH(k−7)が「2以上」、すなわち、訂正不可能なエラーを検出した場合には、ECCフレーム(k−7)の他に、ECCフレーム(k−6)〜ECCフレーム(k)を受信フレーム記憶部153から取得する。
そして、ECCエラー検出/訂正部150は、それら8つのECCフレーム(k−7)〜ECCフレーム(k)にそれぞれ含まれる8つの対角ECC205である{ECCD(k−7)、ECCD(k−6)、…、ECCD(k)}により、対応する対角ECC算出範囲に対してそれぞれエラー検出を行う。
上記の8つの対角ECC205により検出された対角エラー検出ビット数をそれぞれ{ErrD(k−7),ErrD(k−6),…,ErrD(k)}とすると、ECCエラー検出/訂正部150は、対角エラー検出ビット数のうち「1」である対角ECC算出範囲に対してエラー訂正を行う。
次に、対角ECC205によりエラー訂正が行われた後のECCフレーム(k−7)を対角訂正済みECCフレーム(k−7)とすると、ECCエラー検出/訂正部150は、対角訂正済みECCフレーム(k−7)に対して、水平ECC204であるECCH(k−7)により再度エラー検出を行う。
そして、ECCエラー検出/訂正部150は、水平ECC204による再度のエラー検出を行った結果、エラーを検出しなかった場合には、対角訂正済みECCフレーム(k−7)をECC除去部151に送る。
また、ECCエラー検出/訂正部150が、水平ECC204による再度のエラー検出を行った結果、訂正可能なエラーを検出した場合には、対角訂正済みECCフレーム(k−7)に対して、さらに水平ECC204によりエラー訂正を行い、その水平ECC204によりエラー訂正が行われた後の水平対角訂正済みECCフレーム(k−7)をECC除去部151に送る。
一方、ECCエラー検出/訂正部150が、水平ECC204による再度のエラー検出を行った結果、訂正不可能なエラーを検出した場合には、8つの対角ECC205により検出されたエラービット数{ErrD(k−7),ErrD(k−6),…,ErrD(k)}のうち最大のエラービット数を制御部20に通知する。
なお、上記の例では、ECCエラー検出/訂正部150は、水平ECC204によるエラー検出/訂正を行った後に対角ECC205によるエラー検出/訂正を行ったが、その逆に、対角ECC205によるエラー検出/訂正を行った後に水平ECC204によるエラー検出/訂正を行ってもよい。また、水平ECC204及び対角ECC205によるエラー検出/訂正を交互に複数回行ってもよい。
また、上記の例では、ECCエラー検出/訂正部150は、1つのフレーム(k−7)に対して、1つの水平ECC{ECCH(k)}と8つの対角ECC{ECCD(k−7)、ECCD(k−6)、…、ECCD(k)}とに基づいて、エラー検出/訂正を行ったが、例えば、8つのフレーム(k−7)〜フレーム(k)に対して、8つの水平ECC{ECCH(k−7)、ECCH(k−6)、…、ECCH(k)}と8つの対角ECC{ECCD(k−7)、ECCD(k−6)、…、ECCD(k)}とに基づいて、エラー検出/訂正をまとめて行うようにしてもよい。
その後、ECC除去部151は、ECCエラー検出/訂正部150から送られたECCフレームから水平ECC204及び対角ECC205を除去し、ECCフレーム203は、80ビットの固定長フレーム202となる。
次に、10B8B復号化部152は、80ビットの固定長フレーム202に対して、10B8B変換によるデコード処理を施し、64ビットの固定長フレーム201を復元する。
そして、ECCフレームデコーダ15は、復元された64ビットの各8ビットのうちNOPを示す8ビットを削除し、残りのデータをパケットデコーダ16に送る。
パケットデコーダ16は、ECCフレームデコーダ15からのデータを受け取り、そのデータに含まれるSOP及びEOPを検出することにより、1つのパケットを抽出する。
そして、パケットデコーダ16は、抽出したパケットのタイプに応じて、制御部20を介してホストコンピュータ101に処理が終了したことを通知し、そのパケットに含まれるデータを返信する。
以上のようにして、データ伝送装置1は、水平ECC204及び対角ECC205に基づいてエラー検出/訂正を行うことにより、例えば、データ伝送装置1において1ビットの伝送エラーが発生する確立を「10−12」と仮定すると、水平ECC204及び対角ECC205により2ビットのエラーが検出される確率PECCH、PECCDは、以下の(式A)、(式B)によりそれぞれ求められる。
ECCH =10-12×10-12×120≒7×10-21 ・・・(式A)
ECCD =10-12×10-12×120≒7×10-21 ・・・(式B)
そして、1つのECCフレームにおいて、水平ECC204により2ビットのエラーが検出され、かつ8つの対角ECC205のうちいずれかの対角ECC205により2ビットのエラーが検出される確率、すなわち、データ伝送装置1において訂正不可能な伝送エラーが発生する確率Pは、以下の(式C)により求められる。
P =PECCH×(1−(1―PECCD)
=7×10−21×(1−(1―7×10−21)≒10−40 ・・・(式C)
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々な変形が可能である。また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で上記実施の形態の構成要素を任意に組み合わせることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るストレージシステムの概略構成の一例を示す全体図である。 図2は、ホストバスI/Fに設けられたデータ伝送装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 図3は、パケットエンコーダが生成するパケットの構成例を示す図である。 図4は、パケットのヘッダに含まれるタイプの意味と2進符号の割り当ての一例を示す図である。 図5は、シリアル伝送前のECCフレームエンコーダにおける符号化の流れの一例を示す図である。 図6は、特殊シンボルとKキャラクタの対応の一例を示す図である。 図7は、水平ECC付加部及び対角ECC付加部により付加されるECCの一例を示す図である。 図8は、水平ECC及び対角ECCの算出範囲の一例を示す図である。 図9は、パケットが埋め込まれた複数のECCフレームの一例を示す図である。
符号の説明
1 データ伝送装置
1a データ送信装置
1b データ受信装置
2 ホストバスI/F
3 シリアル伝送路
4 メモリコントローラ
5 半導体メモリ
10 データ伝送システム
11 パケットエンコーダ
12 ECCフレームエンコーダ
13 トランスミッタ
14 レシーバ
15 ECCフレームデコーダ
16 パケットデコーダ
20 制御部
100 ストレージシステム
101 ホストコンピュータ
102 半導体ディスク装置
120 固定長フレーム形成部
121 8B10B符号化部
122 水平ECC付加部
123 対角ECC付加部
124 送信フレーム記憶部
150 ECCエラー検出/訂正部
151 ECC除去部
152 10B8B復号化部
153 受信フレーム記憶部
200 パケット
201,202 固定長フレーム
203 ECCフレーム
204 水平ECC
205 対角ECC
206 出力データ
210 水平ECC算出範囲
211A,211B 対角ECC算出範囲

Claims (9)

  1. 複数のブロックにより構成されたフレームを順次形成するフレーム形成部と、
    前記フレーム形成部により形成された前記フレームに含まれる複数の前記ブロックから水平誤り訂正符号を算出し、この算出した前記水平誤り訂正符号を前記フレームに付加する水平誤り訂正符号付加部と、
    前記フレーム形成部により順次形成された複数の前記フレームを時系列的に並列に配置したとき、複数の前記フレームに含まれる複数の前記ブロックのうち斜め方向に位置する複数の前記ブロックから対角誤り訂正符号を算出し、この算出した前記対角誤り訂正符号を前記水平誤り訂正符号が付加された前記フレームに付加する対角誤り訂正符号付加部と、
    前記フレームに前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号が付加された誤り訂正符号付きフレームを伝送路を介して送信する送信部と、
    前記伝送路を介して前記誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号及び対角誤り訂正符号に基づいて誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正部とを備えたデータ伝送装置。
  2. 要求に応じたパケットを生成するパケット生成部と、
    前記パケット生成部により生成された前記パケットを複数のブロックに分割し、この分割した複数の前記ブロックにより構成されたフレームを順次形成するフレーム形成部と、
    前記フレーム形成部により形成された前記フレームに含まれる複数の前記ブロックから水平誤り訂正符号を算出し、この算出した前記水平誤り訂正符号を前記フレームに付加する水平誤り訂正符号付加部と、
    前記フレーム形成部により順次形成された複数の前記フレームを時系列的に並列に配置したとき、複数の前記フレームに含まれる複数の前記ブロックのうち斜め方向に位置する複数の前記ブロックから対角誤り訂正符号を算出し、この算出した前記対角誤り訂正符号を前記水平誤り訂正符号が付加された前記フレームに付加する対角誤り訂正符号付加部と、
    前記フレームに前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号が付加された誤り訂正符号付きフレームを伝送路を介して送信する送信部と、
    前記伝送路を介して前記誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号及び対角誤り訂正符号に基づいて誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正部と、
    前記誤り検出及び訂正が行われた前記誤り訂正符号付きフレームから前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号を除去して前記パケットを抽出するパケット抽出部とを備えたデータ伝送装置。
  3. 前記誤り検出訂正部は、前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号による誤り検出及び訂正を行い、訂正不可能な誤りが検出されたとき、前記水平誤り訂正符号による前記誤り検出及び訂正が行われた前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記対角誤り訂正符号による誤り検出及び訂正を行う請求項1又は2に記載のデータ伝送装置。
  4. 前記誤り検出訂正部は、前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記対角誤り訂正符号による誤り検出及び訂正を行い、訂正不可能な誤りが検出されたとき、前記対角誤り訂正符号による前記誤り検出及び訂正が行われた前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号による誤り検出及び訂正を行う請求項1又は2に記載のデータ伝送装置。
  5. 所定のビット数からなるn個のブロックにより構成されたn個のフレームを形成するフレーム形成部と、
    前記フレーム形成部により形成されたn個のうちk番目の前記フレームに含まれるn個の前記ブロック{B(k),B(k),…,B(k)}から水平誤り訂正符号ECCH(k)を算出し、この算出した前記水平誤り訂正符号ECCH(k)をk番目の前記フレームに付加する水平誤り訂正符号付加部と、
    前記フレーム形成部により形成された(k−n+1)番目からk番目までのn個の前記フレームに含まれる前記ブロックのうちn個の前記ブロック{B(k−n+1),B(k−n+2),…,B(k)}から対角誤り訂正符号ECCD(k)を算出し、この算出した前記対角誤り訂正符号ECCD(k)を前記水平誤り訂正符号ECCH(k)が付加されたk番目の前記フレームに付加する対角誤り訂正符号付加部と、
    n個の前記フレームに前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号が付加された誤り訂正符号付きフレームを伝送路を介して送信する送信部と、
    前記伝送路を介して前記誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、
    前記受信部により受信された(k−n+1)番目の前記誤り訂正符号付きフレームに対して、(k−n+1)番目の前記誤り訂正符号付きフレームに含まれる前記水平誤り訂正符号ECCH(k−n+1)と、(k−n+1)番目からk番目までのn個の前記誤り訂正符号付きフレームに含まれるn個の前記対角誤り訂正符号{ECCD(k−n+1),ECCD(k−n+2),…,ECCD(k)}とに基づいて誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正部とを備えたデータ伝送装置。
  6. 前記誤り検出訂正部は、(k−n+1)番目の前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号ECCH(k−n+1)による誤り検出及び訂正を行い、検出した誤りビット数が1以下であるとき、その検出した誤りビット数を上位装置に通知し、検出した誤りビット数が2以上であるとき、前記誤り訂正符号付きフレームに対して、n個の前記対角誤り訂正符号{ECCD(k−n+1)、ECCD(k−n+2)、…、ECCD(k)}による誤り検出及び訂正を行い、n個の前記対角誤り訂正符号により検出されたn個の誤りビット数のうち最大の誤りビット数を前記上位装置に通知する請求項5に記載のデータ伝送装置。
  7. 複数のブロックにより構成されたフレームを順次形成するフレーム形成部と、
    前記フレーム形成部により形成された前記フレームに含まれる複数の前記ブロックから水平誤り訂正符号を算出し、この算出した前記水平誤り訂正符号を前記フレームに付加する水平誤り訂正符号付加部と、
    前記フレーム形成部により順次形成された複数の前記フレームを時系列的に並列に配置したとき、複数の前記フレームに含まれる複数の前記ブロックのうち斜め方向に位置する複数の前記ブロックから対角誤り訂正符号を算出し、この算出した前記対角誤り訂正符号を前記水平誤り訂正符号が付加された前記フレームに付加する対角誤り訂正符号付加部と、
    前記フレームに前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号が付加された誤り訂正符号付きフレームを伝送路を介して送信する送信部とを備えたデータ送信装置。
  8. 複数のブロックにより構成されたフレームに、前記フレームに含まれる複数の前記ブロックから算出された水平誤り訂正符号と、複数の前記フレームを時系列的に並列に配置したとき複数の前記フレームに含まれる複数の前記ブロックのうち斜め方向に位置する複数の前記ブロックから算出された対角誤り訂正符号とが付加された誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、
    前記伝送路を介して前記誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号及び対角誤り訂正符号に基づいて誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正部とを備えたデータ受信装置。
  9. 複数のブロックにより構成されたフレームを順次形成するフレーム形成部と、
    前記フレーム形成部により形成された前記フレームに含まれる複数の前記ブロックから水平誤り訂正符号を算出し、この算出した前記水平誤り訂正符号を前記フレームに付加する水平誤り訂正符号付加部と、
    前記フレーム形成部により順次形成された複数の前記フレームを時系列的に並列に配置したとき、複数の前記フレームに含まれる複数の前記ブロックのうち斜め方向に位置する複数の前記ブロックから対角誤り訂正符号を算出し、この算出した前記対角誤り訂正符号を前記水平誤り訂正符号が付加された前記フレームに付加する対角誤り訂正符号付加部と、
    前記フレームに前記水平誤り訂正符号及び前記対角誤り訂正符号が付加された誤り訂正符号付きフレームを伝送路を介して送信する送信部と、
    前記送信部に接続され、前記誤り訂正符号付きフレームを伝送する伝送路と、
    前記伝送路を介して前記誤り訂正符号付きフレームを受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記誤り訂正符号付きフレームに対して、前記水平誤り訂正符号及び対角誤り訂正符号に基づいて誤り検出及び訂正を行う誤り検出訂正部とを備えたデータ伝送システム。
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