JP2009063314A - 基板位置検出装置、基板位置調整装置、エリプソメータおよび膜厚測定装置 - Google Patents

基板位置検出装置、基板位置調整装置、エリプソメータおよび膜厚測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基板位置検出装置において、装置の大型化を抑制しつつ高速かつ高精度な位置検出を実現する。
【解決手段】膜厚測定装置の基板位置検出装置では、撮像部51の撮像素子511による基板9上の撮像領域が、位置検出部5の撮像部回転機構52により回転される。これにより、基板9を保持するステージを回転する機構を設けることなく、基板9のエッジ92を周方向の複数の撮像位置において容易に撮像して基板9の位置を検出することができる。その結果、基板を水平方向に移動する機構の上に基板を回転させる機構を設ける従来の装置に比べて、膜厚測定装置の基板の位置検出に係る構造の大型化を抑制することができるとともに高速かつ高精度な基板9の位置検出を実現することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、基板位置検出装置に関し、また、当該基板位置検出装置を備える基板位置調整装置、エリプソメータおよび膜厚測定装置に関する。
従来より、半導体基板(以下、単に「基板」という。)に対する様々な処理や測定等が行われる際には、処理や測定に利用される機構に対する基板の相対位置が検出されて基板の位置や向き(すなわち、回転位置)の調整が行われる。
例えば、特許文献1のプリアライナ装置では、垂直方向を向く回転軸を中心として回転する略円形のウエハに対し、ウエハ周縁部の上側に配置された投光器から光を照射し、ウエハのノッチを通過した光がウエハ周縁部の下側に配置された受光器により受光されることにより、ウエハのノッチの位置が検出され、検出結果に基づいてウエハの位置決めが行われる。当該プリアライナ装置では、ウエハ径の公差やウエハのステージ上における偏心等によりウエハ周縁部が所定の位置からずれている場合であっても、投光器および受光器を備えるノッチ検出センサをウエハの径方向に直線移動してウエハ周縁部上に位置させることにより、ウエハのノッチが確実に検出される。
特開2004−363218号公報
ところで、基板に対して光学的な測定を行う装置の1つとして、基板上に存在する膜の厚さ等を測定するエリプソメータが利用されている。エリプソメータでは、照射部により偏光した光を対象物の測定面上に斜めから照射し、その反射光が受光部により受光されて偏光状態が取得される。そして、反射光の偏光解析が行われることにより、基板上の膜厚や測定面の表面状態が求められる。
このようなエリプソメータでは、測定を行う前に、照射部および受光部に対する基板の相対位置を精度良く調整する必要があり、特に、高精細なパターンが形成された基板の偏光解析を行う場合には、より高精度な基板の位置検出および位置調整が必要とされる。
しかしながら、基板の位置検出のために、特許文献1のように基板を保持するステージを回転する機構を設けると、装置全体が大型化してしまう。また、近年、基板の大型化が進んでいるため、ステージおよびこれを回転する機構もさらに大型化することとなる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、基板位置検出装置において、装置の大型化を抑制しつつ高速かつ高精度な位置検出を実現することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、基板の位置を検出する基板位置検出装置であって、装置基台と、前記装置基台上に設けられ、略円板状の基板を保持する基板保持部と、前記基板のエッジの一部を含む基板画像を取得する撮像部と、前記基板の位置が前記装置基台に対して固定された状態において、前記基板の主面に垂直であって前記装置基台に対して固定された所定の中心軸を中心として前記撮像部の撮像領域を前記エッジに沿って回転する撮像領域回転機構と、前記撮像部および前記撮像領域回転機構を制御することにより、前記中心軸を中心とする周方向における3以上の撮像位置において撮像を行って3以上の基板画像を出力する撮像制御部と、前記3以上の基板画像に基づいて、前記基板の前記主面に平行な方向における前記基板の前記装置基台に対する相対位置を求める基板位置演算部とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基板位置検出装置であって、前記撮像領域回転機構が、撮像素子を有する前記撮像部を前記中心軸を中心として回転することにより、前記撮像領域を前記基板の前記エッジに沿って回転する。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の基板位置検出装置であって、前記撮像部が、前記中心軸に対して固定された撮像素子と、前記撮像領域からの光を前記撮像素子へと導く撮像光学系とを備え、前記撮像領域回転機構が、前記撮像光学系を前記中心軸を中心として回転することにより、前記撮像領域を前記基板の前記エッジに沿って回転する。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の基板位置検出装置であって、前記撮像素子が、1列に配列された複数の受光素子を有するラインセンサであり、前記基板上の前記撮像領域において、前記複数の受光素子の配列方向が前記中心軸を中心とする径方向に対応し、前記撮像素子による連続的な撮像を行いつつ前記撮像領域が前記周方向に1回転することにより、前記基板の前記エッジが全長に亘って撮像される。
請求項5に記載の発明は、請求項2または3に記載の基板位置検出装置であって、前記撮像素子が、互いに垂直な2つの配列方向に沿って2次元に配列された複数の受光素子を有する2次元撮像素子であり、前記基板上の前記撮像領域において、前記複数の受光素子の一の配列方向に対応する方向が前記中心軸を中心とする径方向に平行とされる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の基板位置検出装置であって、前記撮像素子による撮像を繰り返しつつ前記撮像領域が前記周方向に1回転することにより、前記基板の前記エッジが全長に亘って撮像される。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の基板位置検出装置であって、前記3以上の基板画像のいずれかが、前記基板の前記エッジの一部に形成されたノッチを含む画像である。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の基板位置検出装置であって、前記撮像領域回転機構において、前記中心軸を中心とする径方向における前記中心軸と前記撮像領域の中心との間の距離が可変とされる。
請求項9に記載の発明は、基板の位置を調整する基板位置調整装置であって、請求項1ないし8のいずれかに記載の基板位置検出装置と、前記基板位置検出装置の前記基板保持部を前記基板の前記主面に平行であって互いに垂直な2方向に移動する保持部移動機構と、前記基板位置検出装置にて検出された前記基板の前記装置基台に対する相対位置に基づいて、前記保持部移動機構により前記基板の前記装置基台に対する相対位置を調整する移動機構制御部とを備える。
請求項10に記載の発明は、エリプソメータであって、請求項9に記載の基板位置調整装置と、前記基板位置調整装置の前記基板保持部に保持された基板へと偏光した光を導く照明部と、前記基板からの前記偏光した光の反射光を受光して前記反射光の偏光状態を取得する受光部とを備える。
請求項11に記載の発明は、基板上に形成された膜の厚さを測定する膜厚測定装置であって、請求項10に記載のエリプソメータと、前記エリプソメータの前記受光部により取得された前記反射光の前記偏光状態に基づいて前記基板上の膜の厚さを求める膜厚演算部とを備える。
本発明では、装置の大型化を抑制しつつ高速かつ高精度な位置検出を実現することができる。また、請求項2の発明では、位置検出に係る構造を簡素化することができる。一方、請求項3の発明では、撮像素子を固定して容易に配置することができる。
請求項4および6の発明では、位置検出の精度を向上することができる。また、請求項5の発明では、各基板画像において中心軸から最も離れているエッジ上の点を容易に求めることができ、その結果、基板の位置検出を容易とすることができる。
請求項7の発明では、基板の周方向の向きを検出することができる。また、請求項8の発明では、大きさの異なる基板の位置検出を容易に行うことができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る膜厚測定装置10の構成を示す図である。膜厚測定装置10は、測定対象物である半導体基板9上に形成された薄膜(単層膜または多層膜)の厚さを測定する装置であり、以下の説明では、半導体基板9を、単に「基板9」という。図1では、膜厚測定装置10の構成の一部を断面にて示しており、分光器42については、その内部の構成を示している。
図1に示すように、膜厚測定装置10は、基板9上の薄膜が存在する主面91(すなわち、測定対象となる図1中の(+Z)側の主面であり、以下、「測定面91」という。)に偏光した光を照射して測定面91の偏光解析に用いられる情報を取得する分光エリプソメータ1、および、分光エリプソメータ1により取得された情報に基づいて偏光解析を行って測定面91に存在する膜の厚さを求める膜厚演算部7を備える。
分光エリプソメータ1は、装置基台11、装置基台11上に設けられるとともに略円板状の基板9を保持する基板保持部であるステージ2、ステージ2を装置基台11に対して基板9の測定面91に平行な方向に移動する保持部移動機構であるステージ移動機構21、ステージ2に保持された基板9の測定面91へと偏光した光(以下、「偏光光」という。)を傾斜しつつ(すなわち、斜めに)導く照明部3、基板9の測定面91からの偏光光の反射光を受光する受光部4、基板9の位置検出に利用される位置検出部5、および、各種演算処理を行うCPUや各種情報を記憶するメモリ等により構成されるとともに上記構成を制御する制御部6を備える。
図2は、制御部6の構成を示す図である。図2に示すように、制御部6は、通常のコンピュータと同様に、各種演算処理を行うCPU61、実行されるプログラムを記憶したり演算処理の作業領域となるRAM62、基本プログラムを記憶するROM63、各種情報を記憶する固定ディスク64、作業者に各種情報を表示するディスプレイ65、および、キーボードやマウス等の入力部66等を接続した構成となっている。
図3は、制御部6のCPU61(図2参照)等がプログラムに従って演算処理を行うことにより実現される機能を示すブロック図であり、図3中の撮像制御部611、基板位置演算部612および移動機構制御部613が、CPU61等により実現される機能に相当する。なお、これらの機能は複数台のコンピュータにより実現されてもよい。
図1に示すように、ステージ移動機構21は、ステージ2を図1中のY方向に移動するY方向移動機構22、および、ステージ2をX方向に移動するX方向移動機構23を有し、基板9をステージ2と共に互いに垂直な2方向(X方向およびY方向)に移動する。Y方向移動機構22では、モータ221にボールねじ(図示省略)が接続され、モータ221が回転することにより、X方向移動機構23がガイドレール222に沿って図1中のY方向に移動する。X方向移動機構23もY方向移動機構22と同様の構成となっており、モータ231が回転するとボールねじ(図示省略)によりステージ2がガイドレール232に沿ってX方向に移動する。
照明部3は、白色光を出射する高輝度キセノン(Xe)ランプである光源31、光源31からの光を案内する各種光学素子、および、シート状(または、薄板状)の偏光素子32を備える。光源31からの光は、楕円ミラー351、熱線カットフィルタ352、楕円ミラー353、スリット板354、平面ミラー355および楕円ミラー356を介して偏光素子32に入射し、偏光素子32により光源31からの光から得られた偏光光は、基板9の測定面91に傾斜しつつ(本実施の形態では、入射角70°にて斜めに)入射する。
受光部4は、基板9からの偏光光の反射光が入射する検光子41、検光子41を光軸J1に平行な中心軸を中心として回転する検光子回転機構411、検光子41を経由した反射光を受光するグレーティング式の分光器42、反射光を分光器42へと導く各種光学素子、および、分光器42に接続される偏光状態取得部43を備える。受光部4では、基板9の測定面91からの反射光が、スリット板451を介して回転する検光子41へと導かれ、検光子41を透過した反射光が楕円ミラー452、平面ミラー453およびスリット板454を介して分光器42へと入射する。
分光器42へと入射した反射光は、分光デバイスであるグレーティング421により反射されて高い波長分解能にて波長毎の光に分光され、グレーティング421からの分光した光(以下、「分光光」という。)は、受光デバイス422により受光されて波長毎(例えば、紫外線から近赤外線までの波長毎)の光の強度が高感度に測定される。
受光デバイス422により取得された反射光の分光強度は偏光状態取得部43へと出力され、偏光状態取得部43において、受光デバイス422および検光子回転機構411からの出力に基づいて反射光の分光強度と検光子41の回転角とが対応づけられることにより、反射光の波長毎の偏光状態を示すp偏光成分とs偏光成分との位相差Δおよび反射振幅比角Ψが取得される。そして、分光エリプソメータ1の受光部4により取得された反射光の波長毎の偏光状態が偏光状態取得部43から膜厚演算部7へと出力され、当該偏光状態に基づいて偏光解析が行われて基板9の測定面91に存在する膜の厚さが求められる。
図4は、位置検出部5を拡大して示す平面図であり、基板9も併せて描いている。また、図5は、位置検出部5の一部を拡大して示す正面図であり、基板9およびステージ2も併せて描いている。なお、図5では、一部を図4中のA−Aの位置における断面にて描いている。
図4および図5に示すように、位置検出部5は、基板9の測定面91のエッジ92の一部を含む画像(以下、「基板画像」という。)を取得する撮像素子511を有する撮像部51、および、基板9の測定面91に垂直であって装置基台11(図1参照)に対して固定された所定の中心軸J2を中心として撮像部51を回転する撮像部回転機構52を備える。また、図4に示すように、基板9の略円形の測定面91のエッジ92の一部には、基板9の周方向の向き(すなわち、中心軸J2を中心とする基板9の回転位置)の検出に利用されるノッチ93が形成されている。
撮像部51では、撮像素子511として、互いに垂直な2つの配列方向に沿って2次元に配列されたCCD(charge coupled device)型の複数の受光素子を有する2次元撮像素子が利用され、基板9の測定面91上における撮像素子511の撮像領域において、当該複数の受光素子の一の配列方向に対応する方向が、中心軸J2を中心とする径方向に平行とされる。
撮像部回転機構52は、図4および図5に示すように、装置基台11(図1参照)にフレーム(図示省略)を介して固定されるリング状の固定部521、および、複数のボール525を介して固定部521の外周側にて回転可能に支持されるリング状の回転部522を備え、さらに、図4に示すように、タイミングベルト524を介して回転部522を回転するモータ523を備える。本実施の形態では、モータ523としてステッピングモータが利用され、また、回転部522の基板9側(すなわち、(−Z)側)には撮像部51の撮像素子511が固定される。
位置検出部5では、モータ523により、中心軸J2を中心とするリング状である回転部522が、中心軸J2を中心として撮像部51と共に回転することにより、撮像部51の撮像領域が、中心軸J2を中心として基板9のエッジ92に沿って回転する。すなわち、撮像部回転機構52は、撮像部51の撮像領域を基板9のエッジ92に沿って回転する撮像領域回転機構となっている。
図1に示す膜厚測定装置10では、制御部6の撮像制御部611(図3参照)により撮像部51および撮像部回転機構52が制御されることにより、基板9およびステージ2の位置が装置基台11に対して固定された状態(すなわち、ステージ移動機構21によるステージ2の移動が停止された状態)において、撮像部51の撮像素子511(図4および図5参照)が中心軸J2を中心として回転しつつ中心軸J2を中心とする周方向における3つの撮像位置において撮像を行い、撮像素子511から基板位置演算部612(図3参照)へと3つの基板画像が出力される。本実施の形態では、図6に示すように、周方向において等角度ピッチ(120°ピッチ)にて設定された3つの撮像位置において3つの基板画像90A〜90Cが取得される。
続いて、基板位置演算部612により、3つの基板画像90A〜90Cに基づいて測定面91に平行なX方向およびY方向における基板9の中心軸J2に対する相対位置(すなわち、装置基台11に対する相対位置)が求められる。具体的には、基板位置演算部612により、3つの基板画像90A〜90Cのそれぞれにおいて基板9のエッジ92が検出され、各基板画像においてエッジ92上の中心軸J2から最も離れている点(以下、「最遠点94」という。)のXY平面における座標値が取得される。そして、3つの最遠点94の座標値に基づいて3つの最遠点94を通る円の中心C1の座標値(すなわち、基板9の中心の座標値)が求められ、当該円の中心C1の中心軸J2に対する相対位置が、基板9の中心軸J2に対する相対位置として検出される。なお、3つの最遠点94の座標値を、中心軸J2を原点として取得することにより、基板9の中心軸J2に対する相対位置がより容易に求められる。
基板位置演算部612により基板9の位置が検出されると、移動機構制御部613(図3参照)により、図1に示す基板9の中心軸J2に対する相対位置(すなわち、装置基台11に対する相対位置)に基づいてステージ移動機構21が制御され、基板9の中心軸J2に対する相対位置が調整されて基板9の中心C1(図6参照)が中心軸J2と重なる位置へと移動される。次に、基板9の測定面91上の測定対象となる領域が、照明部3からの偏光光の照射位置に位置するように、基板9がステージ移動機構により移動され、照明部3から基板9へと偏光光が照射されて基板9の測定面91からの反射光が受光部4の分光器42にて受光される。そして、分光器42の出力から偏光状態取得部43により取得された反射光の波長毎の偏光状態に基づいて膜厚演算部7により基板9上の膜厚が求められる。
以上に説明したように、膜厚測定装置10では、装置基台11、ステージ2、位置検出部5、撮像制御部611および基板位置演算部612が、基板の位置を検出する基板位置検出装置となっており、位置検出部5の撮像部回転機構52により撮像素子511の撮像領域を回転することにより、基板9を保持するステージ2を回転する機構を設けることなく、基板9のエッジ92を周方向の複数の撮像位置において容易に撮像して基板9の位置を検出することができる。これにより、基板を回転させて基板の位置検出を行う従来の装置に比べて、膜厚測定装置10の基板の位置検出に係る構造の大型化を抑制することができるとともに高速かつ高精度な基板9の位置検出を実現することができる。
また、膜厚測定装置10では、上記基板位置検出装置となる各構成、並びに、ステージ移動機構21および移動機構制御部613が、基板の位置を調整する基板位置調整装置となっており、これにより、基板9の位置調整が高速かつ高精度に実現される。さらに、当該基板位置調整装置、並びに、照明部3および受光部4を備える分光エリプソメータ1により、基板9の測定面91からの反射光の偏光状態が位置精度良く取得され、その結果、膜厚測定装置10において、基板9の測定面91における高精度な膜厚測定を実現することができる。また、大型の基板に対してもコンパクトな装置により膜厚測定を実現することができる。
膜厚測定装置10では、撮像領域の回転が、撮像部回転機構52による撮像部51の撮像素子511の回転により行われることにより、位置検出部5の構造(すなわち、位置検出に係る構造)を簡素化することができる。また、基板9上の撮像領域において、2次元CCDカメラである撮像素子511の受光素子の一の配列方向に対応する方向が、中心軸J2を中心とする径方向に平行とされることにより、各基板画像において、基板画像に固定された座標系におけるエッジ92上の点の座標値を、膜厚測定装置10の装置基台11に固定された中心軸J2を中心とする極座標系における座標値に容易に変換することができる。これにより、各基板画像においてエッジ92上の最遠点94の座標値を容易に求めることができ、その結果、基板9の位置検出を容易とすることができる。
ところで、基板9は、膜厚測定装置10のステージ2に載置される前に、他の装置においてその向き(すなわち、エッジ92上におけるノッチ93の向き)が調整されているが、ステージ2上に載置される際等に僅かに向きがずれることがある。膜厚測定装置10では、図6に示す3つの基板画像90A〜90Cのうちのいずれか(本実施の形態では、基板画像90C)が、エッジ92の一部に形成されたノッチ93を含む画像であるため、ノッチ93の位置を求めることにより、基板9の向きを容易に検出することができる。このため、ステージ2上において、基板9の向きが所定の向きからずれている場合であっても、基板9の測定面91上における偏光光の照射領域の位置をずれ量に基づいて補正することにより、基板9の測定面91からの反射光の偏光状態をさらに位置精度良く取得し、より高精度な膜厚測定を実現することができる。
上記実施の形態では、位置検出部5により周方向の3つの基板画像90A〜90Cが取得されるが、基板9の位置検出に求められる精度に合わせて、周方向の4つ以上(例えば、6つや8つ)の撮像位置において取得された4つ以上の基板画像に基づいて基板9の中心軸J2に対する相対位置(すなわち、装置基台11に対する相対位置)が検出されてもよい。この場合、4つ以上の基板画像のいずれかがノッチ93を含む画像とされることにより、上記と同様に、より高精度な膜厚測定が実現される。また、制御部6の撮像制御部611(図3参照)により、撮像素子511による撮像を繰り返しつつ撮像素子511が周方向に1回転する(すなわち、撮像領域が周方向に1回転する)ことにより、基板9のエッジ92が全長に亘って撮像されてもよい。そして、エッジ92の全長の画像に基づいて基板9の位置が検出されることにより、基板9の位置検出の精度がより向上される。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る膜厚測定装置の位置検出部について説明する。図7および図8はそれぞれ、第2の実施の形態に係る位置検出部の平面図および正面図である。第2の実施の形態に係る膜厚測定装置では、図2および図3に示す位置検出部5とは構造が異なる位置検出部5aが設けられる。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図7および図8に示すように、位置検出部5aは、第1の実施の形態と同様に、基板画像を取得する撮像素子511aを有する撮像部51、および、撮像部51を中心軸J2を中心として基板9のエッジ92に沿って回転する撮像部回転機構52を備える。撮像部51では、撮像素子511aとして、中心軸J2を中心とする径方向に沿って1列に配列された複数の受光素子を有するラインセンサが利用され、基板9の測定面91上における撮像素子511aの撮像領域において、当該複数の受光素子の配列方向が中心軸J2を中心とする径方向に対応する。
撮像部回転機構52は、撮像素子511aを支持する棒状の支持部材526、側部に支持部材526が挿入される貫通穴を有するとともに中心軸J2を中心とする略円柱状の中心部材527、並びに、中心部材527に接続されて中心部材527および支持部材526を中心軸J2を中心として回転するモータ528を備える。支持部材526は、撮像素子511aの中心軸J2からの距離が所定の距離となる位置にて、図示省略の係止部材により中心部材527に係止されており、支持部材526の撮像素子511aとは反対側の端部には、中心部材527を中心として撮像素子511aの重量とおよそ釣り合うカウンターウェイト5261が設けられている。
位置検出部5aでは、撮像部回転機構52のモータ528により、撮像素子511aを支持部材526および中心部材527と共に回転することにより、撮像素子511aの撮像領域が中心軸J2を中心として基板9のエッジ92に沿って回転する。すなわち、撮像部回転機構52は、第1の実施の形態と同様に、撮像部51の撮像領域を中心軸J2を中心として基板9のエッジ92に沿って回転する撮像領域回転機構となっている。
第2の実施の形態に係る膜厚測定装置では、制御部6の撮像制御部611(図3参照)により撮像部51および撮像部回転機構52が制御されることにより、基板9およびステージ2(図8のみに図示)が中心軸J2に対して固定された状態(すなわち、装置基台11(図1参照)に対して固定された状態)において、撮像素子511aが、連続的な撮像を行いつつ周方向に一回転し(すなわち、撮像素子511aの撮像領域が周方向に1回転し)、基板9のエッジ92が全長に亘って撮像される。そして、基板位置演算部612(図3参照)により、撮像素子511aから出力された基板画像に基づいて、基板9の中心軸J2に対する相対位置(すなわち、装置基台11に対する相対位置)が検出される。
これにより、第1の実施の形態と同様に、膜厚測定装置の基板の位置検出に係る構造の大型化を抑制することができるとともに高速かつ高精度な基板9の位置検出を実現することができる。また、撮像領域の回転が撮像部51の撮像素子511aの回転により行われることにより、位置検出部5aの構造を簡素化することができる。さらに、エッジ92の全長の画像に基づいて基板9の位置が検出されることにより、基板9の位置検出の精度がより向上される。
撮像部回転機構52では、支持部材526を中心部材527に対して進退させることにより、中心軸J2を中心とする径方向における撮像素子511aと中心軸J2との間の距離が可変とされる。このため、1つの撮像素子511aにより、大きさ(すなわち、径)が異なる複数種類の基板のエッジを撮像してこれらの大きさの異なる基板の位置検出を容易に行うことができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る膜厚測定装置の位置検出部について説明する。図9および図10はそれぞれ、第3の実施の形態に係る位置検出部の平面図および正面図である。第3の実施の形態に係る膜厚測定装置では、図2および図3に示す位置検出部5とは構造が異なる位置検出部5bが設けられる。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
位置検出部5bでは、図9および図10に示すように、撮像部51aが、第1の実施の形態と同様の2次元撮像素子である撮像素子511、および、基板9の測定面91上の撮像領域からの光を撮像素子511へと導く撮像光学系512を備え、撮像光学系512は、ミラー513,514およびミラー513,514を保持するミラー保持部材515、並びに、ミラー513と撮像素子511との間に配置される像回転プリズム516、像回転プリズム516を中心軸J2を中心として回転するプリズム回転機構517を備える。
撮像素子511は、図示省略のフレームを介して装置基台11(図1参照)に対して固定されており(すなわち、中心軸J2に対して固定されており)、撮像光学系512の像回転プリズム516、ミラー513,514を介して基板画像を取得する。撮像部51aでは、像回転プリズム516が中心軸J2を中心として回転することにより、像回転プリズム516を介して形成された基板9のエッジ92の像が、像回転プリズム516の角速度の2倍の角速度にて回転する。
位置検出部5bは、また、図10に示すように、撮像部51aのミラー513,514をミラー保持部515と共に中心軸J2を中心として回転するミラー回転機構52aを備え、ミラー回転機構52aは、ミラー保持部材515の(−Z)側に接続されるモータ529を備える。位置検出部5bでは、モータ529によりミラー513,514が中心軸J2を中心として回転することにより、撮像部51aの撮像領域が、中心軸J2を中心として基板9のエッジ92に沿って回転する。すなわち、ミラー回転機構52aは、撮像部51aの撮像領域を基板9のエッジ92に沿って回転する撮像領域回転機構となっている。
撮像部51aでは、ミラー回転機構52aによるミラー513,514の回転と同期して、プリズム回転機構517により、像回転プリズム516がミラー513,514の角速度の1/2の角速度にてミラー513,514の回転方向と同方向に回転する。これにより、撮像素子511により取得される基板画像の向きを、ミラー513,514の回転位置にかかわらず一定とすることができる。換言すれば、撮像素子511による基板9上の撮像領域において、第1の実施の形態と同様に、撮像素子511の受光素子の一の配列方向に対応する方向が、中心軸J2を中心とする径方向に平行とされる。
第3の実施の形態に係る膜厚測定装置では、制御部6の撮像制御部611(図3参照)により撮像部51a、ミラー回転機構52aおよびプリズム回転機構517が制御されることにより、基板9およびステージ2が中心軸J2に対して固定された状態(すなわち、装置基台11(図1参照)に対して固定された状態)において、撮像光学系512が周方向に回転し(すなわち、撮像素子511の撮像領域が周方向に回転し)、第1の実施の形態と同様に、周方向の3つの撮像位置において基板画像が取得される。そして、基板位置演算部612(図3参照)により、第1の実施の形態と同様に、撮像素子511から出力された3つの基板画像に基づいて、基板9の中心軸J2に対する相対位置(すなわち、装置基台11に対する相対位置)が検出される。
これにより、第1の実施の形態と同様に、膜厚測定装置の基板の位置検出に係る構造の大型化を抑制することができるとともに高速かつ高精度な基板9の位置検出を実現することができる。また、基板9上の撮像領域において、撮像素子511の受光素子の一の配列方向に対応する方向が径方向に平行とされることにより、各基板画像においてエッジ92上の最遠点94(図6参照)の座標値を容易に求めることができ、その結果、基板9の位置検出を容易とすることができる。
第3の実施の形態に係る膜厚測定装置では、特に、基板9上における撮像領域の回転が、撮像光学系512のミラー513,514を回転することにより行われるため、撮像素子511を固定して容易に配置することができる。その結果、複雑なカップリング等を用いることなく撮像素子511に対してる配線を容易に接続することができ、撮像素子511に係る構造を簡素化することができる。なお、本実施の形態では、撮像素子511は中心軸J2上に配置されているが、膜厚測定装置の他の構成の配置に合わせて、撮像素子511は中心軸J2から離れた位置に配置され、像回転プリズム516からの光を撮像素子511へと導く光学系が追加されてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、第3の実施の形態に係る膜厚測定装置では、周方向の4つ以上の撮像位置において取得された4つ以上の基板画像に基づいて基板9の位置検出が行われてもよい。また、撮像素子511による撮像を繰り返しつつ撮像光学系512のミラー513,514を周方向に1回転する(すなわち、撮像領域を周方向に1回転する)ことにより、基板9のエッジ92が全長に亘って撮像され、エッジ92の全長の画像に基づいて基板9の位置検出が行われてもよい。
第3の実施の形態に係る膜厚測定装置では、撮像素子511に代えて、第2の実施の形態と同様に1列に配列された複数の受光素子を有するラインセンサが設けられてもよい。この場合、ミラー513,514、並びに、像回転プリズム516が回転することにより、基板9上の撮像領域において複数の受光素子の配列方向が常に中心軸J2を中心とする径方向に対応し、ラインセンサによる連続的な撮像を行いつつミラー513,514が周方向に1回転する(すなわち、撮像領域を周方向に1回転する)ことにより、基板9のエッジ92が全長に亘って撮像されて基板9の位置検出が高精度に行われる。
上記実施の形態に係る膜厚測定装置の位置検出装置(すなわち、装置基台11、ステージ2、位置検出部5、撮像制御部611および基板位置演算部612)は、基板9の測定面91の偏光解析に係る構成から独立して設けられてもよい。例えば、位置検出装置に隣接して位置検出装置のステージ2とは異なる他のステージ(以下、「エリプソ用ステージ」という。)が設けられ、エリプソ用ステージ上に載置された基板9に対して照明部3からの偏光光の照射、受光部4による反射光の受光、および、偏光解析による膜厚の算出が行われる。この場合、位置検出装置により基板9の位置および向きが検出され、基板9を位置検出装置からエリプソ用ステージへと搬送する搬送機構により、基板9の位置および向きに関するずれが調整されつつ基板9がエリプソ用ステージ上に載置される。
上記実施の形態に係る分光エリプソメータは、基板9の測定面91に対する膜厚測定以外の様々な測定に利用されてもよい。また、上記実施の形態に係る位置検出装置(すなわち、装置基台11、ステージ2、位置検出部5、撮像制御部611および基板位置演算部612)は、単波長の光を利用するエリプソメータや、基板に対する測定や処理を行う他の様々な装置に利用されてもよい。
第1の実施の形態に係る膜厚測定装置の構成を示す図である。 制御部の構成を示す図である。 制御部の機能を示すブロック図である。 位置検出部を示す平面図である。 位置検出部の一部を示す正面図である。 基板画像を示す図である。 第2の実施の形態に係る位置検出部を示す平面図である。 位置検出部の一部を示す正面図である。 第3の実施の形態に係る位置検出部を示す平面図である。 位置検出部を示す正面図である。
符号の説明
1 分光エリプソメータ
2 ステージ
3 照明部
4 受光部
7 膜厚演算部
9 基板
10 膜厚測定装置
11 装置基台
21 ステージ移動機構
51,51a 撮像部
52 撮像部回転機構
52a ミラー回転機構
90A〜90C 基板画像
91 測定面
92 エッジ
93 ノッチ
511,511a 撮像素子
512 撮像光学系
517 プリズム回転機構
611 撮像制御部
612 基板位置演算部
613 移動機構制御部
J2 中心軸

Claims (11)

  1. 基板の位置を検出する基板位置検出装置であって、
    装置基台と、
    前記装置基台上に設けられ、略円板状の基板を保持する基板保持部と、
    前記基板のエッジの一部を含む基板画像を取得する撮像部と、
    前記基板の位置が前記装置基台に対して固定された状態において、前記基板の主面に垂直であって前記装置基台に対して固定された所定の中心軸を中心として前記撮像部の撮像領域を前記エッジに沿って回転する撮像領域回転機構と、
    前記撮像部および前記撮像領域回転機構を制御することにより、前記中心軸を中心とする周方向における3以上の撮像位置において撮像を行って3以上の基板画像を出力する撮像制御部と、
    前記3以上の基板画像に基づいて、前記基板の前記主面に平行な方向における前記基板の前記装置基台に対する相対位置を求める基板位置演算部と、
    を備えることを特徴とする基板位置検出装置。
  2. 請求項1に記載の基板位置検出装置であって、
    前記撮像領域回転機構が、撮像素子を有する前記撮像部を前記中心軸を中心として回転することにより、前記撮像領域を前記基板の前記エッジに沿って回転することを特徴とする基板位置検出装置。
  3. 請求項1に記載の基板位置検出装置であって、
    前記撮像部が、
    前記中心軸に対して固定された撮像素子と、
    前記撮像領域からの光を前記撮像素子へと導く撮像光学系と、
    を備え、
    前記撮像領域回転機構が、前記撮像光学系を前記中心軸を中心として回転することにより、前記撮像領域を前記基板の前記エッジに沿って回転することを特徴とする基板位置検出装置。
  4. 請求項2または3に記載の基板位置検出装置であって、
    前記撮像素子が、1列に配列された複数の受光素子を有するラインセンサであり、
    前記基板上の前記撮像領域において、前記複数の受光素子の配列方向が前記中心軸を中心とする径方向に対応し、
    前記撮像素子による連続的な撮像を行いつつ前記撮像領域が前記周方向に1回転することにより、前記基板の前記エッジが全長に亘って撮像されることを特徴とする基板位置検出装置。
  5. 請求項2または3に記載の基板位置検出装置であって、
    前記撮像素子が、互いに垂直な2つの配列方向に沿って2次元に配列された複数の受光素子を有する2次元撮像素子であり、
    前記基板上の前記撮像領域において、前記複数の受光素子の一の配列方向に対応する方向が前記中心軸を中心とする径方向に平行とされることを特徴とする基板位置検出装置。
  6. 請求項5に記載の基板位置検出装置であって、
    前記撮像素子による撮像を繰り返しつつ前記撮像領域が前記周方向に1回転することにより、前記基板の前記エッジが全長に亘って撮像されることを特徴とする基板位置検出装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の基板位置検出装置であって、
    前記3以上の基板画像のいずれかが、前記基板の前記エッジの一部に形成されたノッチを含む画像であることを特徴とする基板位置検出装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の基板位置検出装置であって、
    前記撮像領域回転機構において、前記中心軸を中心とする径方向における前記中心軸と前記撮像領域の中心との間の距離が可変とされることを特徴とする基板位置検出装置。
  9. 基板の位置を調整する基板位置調整装置であって、
    請求項1ないし8のいずれかに記載の基板位置検出装置と、
    前記基板位置検出装置の前記基板保持部を前記基板の前記主面に平行であって互いに垂直な2方向に移動する保持部移動機構と、
    前記基板位置検出装置にて検出された前記基板の前記装置基台に対する相対位置に基づいて、前記保持部移動機構により前記基板の前記装置基台に対する相対位置を調整する移動機構制御部と、
    を備えることを特徴とする基板位置調整装置。
  10. エリプソメータであって、
    請求項9に記載の基板位置調整装置と、
    前記基板位置調整装置の前記基板保持部に保持された基板へと偏光した光を導く照明部と、
    前記基板からの前記偏光した光の反射光を受光して前記反射光の偏光状態を取得する受光部と、
    を備えることを特徴とするエリプソメータ。
  11. 基板上に形成された膜の厚さを測定する膜厚測定装置であって、
    請求項10に記載のエリプソメータと、
    前記エリプソメータの前記受光部により取得された前記反射光の前記偏光状態に基づいて前記基板上の膜の厚さを求める膜厚演算部と、
    を備えることを特徴とする膜厚測定装置。
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