JP2009062790A - 上吊式引戸装置 - Google Patents

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Seiji Nishijima
誠司 西嶋
Keiichiro Onishi
慶一郎 大西
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Abstract

【課題】開口幅の広い間仕切り部分に使用する上吊式引戸装置であっても、汎用品の下車を利用した振れ止めで、剛性が高く、安定した引戸の振れ止めを行うことができる上吊式引戸装置を提供すること。
【解決手段】上枠2aに取り付けた上吊用レール3に、上部に戸車5を配設した引戸4を取り付けるとともに、前記引戸4の下部に配設した下車6が、床面Fに敷設したガイドレール9上を走行することによって引戸4の振れ止めを行うようにした上吊式引戸装置1において、引戸扉4の下骨4a内に該下骨4aの長さL2と略同一長さのフレーム8を付勢手段7によって下方に付勢して配設し、前記フレーム8に下車6を取り付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、上吊式引戸装置に関し、特に、可動範囲の広い上吊式引戸装置を安定して走行させることのできる上吊式引戸装置に関するものである。
従来、上吊式引戸装置としては、引戸の下部が振れないようにするため、床面から引戸の下骨間に向けて振れ止め用のガイドローラを突出させ、このガイドローラによって引戸の下部を案内する上吊式引戸装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この場合、開口幅が広い間仕切り部分に使用する上吊式引戸装置、例えば、3枚以上の引戸を引戸枠部材の中に配設する上吊式引戸装置では、引戸の開口位置によっては、ガイドローラが引戸の下骨間に位置しない場合があり、床面から突出したガイドローラによって人が躓く場合がある他、見栄えがよくないといった問題が生じる。
このため、引戸の下部に振れ止め機構として下車を配設し、該下車が床面に敷設したガイドレール上を走行することによって引戸の振れ止めを行うようにした上吊式引戸装置が提案されている。
ところで、この上吊式引戸装置30は、図5〜6に示すように、壁面の開放部(出入口部)に取り付ける上枠2a、下枠2c及び左右の両竪枠2b、2bからなる引戸枠部材2と、上枠2aに取り付けた複数の上吊用レール3と、上吊用レール3に戸車5を介して取り付けた引戸4と、引戸4の下部に配設した振れ止め機構40から構成されている。
そして、床面Fにはガイドレール9が敷設され、引戸4の下部に配設した振れ止め機構40の振れ止め42に回動自在に配設された下車41が、ガイドレール9の凸部90上に載置されるとともに、前記振れ止め42の突出部分が、ガイドレール9の凸部90を跨ぐように構成され、引戸4の振れを防止するようにしている(例えば、特許文献2参照)。
特開平4−297687号公報 特開2005−299077号公報
ところで、この上吊式引戸装置30は、スプリング等からなる付勢手段43によって、下車41及び振れ止め42を下方に付勢する構造のために、下車41と振れ止め42との剛性を高める必要がある。また、その構造上、付勢手段43と下車41とが複雑な構造となり、特に下車41としては、付勢手段43に対して一体の専用部品を用いる必要があり、例えば、用途によって下車41等を自由に選択することができない場合があった。
また、上吊式引戸装置30全体のコストが嵩むという問題があった。
本発明は、上記従来の上吊式引戸装置の有する問題点に鑑み、開口幅の広い間仕切り部分に使用する上吊式引戸装置であっても、汎用品の下車を利用した振れ止めで、剛性が高く、安定した引戸の振れ止めを行うことができる上吊式引戸装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の上吊式引戸装置は、上枠に取り付けた上吊用レールに、上部に戸車を配設した引戸を取り付けるとともに、前記引戸の下部に配設した下車が、床面に敷設したガイドレール上を走行することによって引戸の振れ止めを行うようにした上吊式引戸装置において、引戸の下骨内に該下骨の長さと略同一長さのフレームを付勢手段によって下方に付勢して配設し、前記フレームに下車を取り付けたことを特徴とする。
この場合において、前記フレームを、上部を開放した断面コ字状とし、下部を開放した断面コ字状の下骨の両内側面に、前記フレームの両外側面が摺接するようにすることができる。
さらに、これらの場合において、前記フレームに、複数の下車を配設することができる。
本発明の上吊式引戸装置によれば、引戸の下骨内に該下骨の長さと略同一長さのフレームを付勢手段によって下方に付勢して配設し、前記フレームに下車を取り付けるから、付勢手段が直接下車を付勢することがなく、付勢手段及び下車は単純な構造で済み、特に、下車は一般的な市販品である汎用部品を使用することができ、装置全体のコストを抑えることができる。
また、下側を開口した断面コ字状の下骨内にフレームを取り付けるから、下骨がボックス状になり、引戸の下部における強度、剛性が向上した上吊式引戸装置を提供することができる。
また、フレームを、上部を開放した断面コ字状とし、下部を開放した断面コ字状の下骨の両内側面に、前記フレームの両外側面が摺接するようにしたときは、下骨とフレームの剛性は更に向上し、下車を取り付けたフレームが下骨内で安定し、引戸の走行直進性を向上させることもができる。
さらに、フレームに、複数の下車を配設するときは、複数の下車のそれぞれのがたつきが抑制され、直進安定性が向上する。
以下、本発明の上吊式引戸装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、従来装置と同様の構造については同一の符号、一連の符号を付し説明を省略する。
図1〜図4に、本発明の上吊式引戸装置の1実施例を示す。
この上吊式引戸装置1は、従来例と同様、壁面の開放部(出入口部)に取り付ける上枠2a、下枠2c及び左右の両竪枠2b、2bからなる引戸枠部材2と、上枠2aに取り付けた複数の上吊用レール3と、上吊用レール3に上部に戸車5を配設した引戸4を取り付ける。
そして、本発明の上吊式引戸装置1では、引戸4の下骨4a内に該下骨4aの長さと略同一長さのフレーム8を付勢手段7によって下方に付勢して配設し、前記フレーム8に下車6取り付けて構成し、該下車6が床面Fに敷設したガイドレール9上を走行することによって引戸4の振れ止めを行うようにしている。
フレーム8は、上部を開放した断面コ字状とし、その長さL1を下骨4aの長さL2と略同一又は若干小さい長さとし、下骨4aとフレーム8とによってボックス状を形成し、引戸4の剛性が向上するように構成する。
また、フレーム8は、両外側面の幅D1を、下部を開放した断面コ字状の下骨4aの両内側面の幅D2より若干小さい幅とし、下骨4aの両内側面に、フレーム8の両外側面が摺接するようにすることが好ましい。
そして、フレーム8は、下骨4aに付勢手段7を介して配設することによって、フレーム8に取り付けた下車6を床面Fに向かって付勢するようにしている。
付勢手段7は、その構成を特に限定されるものではないが、本実施例においては、図2〜図3に示すように、ガイド軸70と、巻バネ等からなる弾性部材71と、下骨4aと連結するための固定板72と、フレーム8に取り付けてフレーム8と共に移動する移動板73とからなり、ガイド軸70の軸部70aに巻バネ等からなる弾性部材71に挿入し、一端を固定板72にカシメ等によって固定するとともに、移動板73に対しては、移動板73に開口した穴73aにガイド軸70の軸部70aを挿入し、溝部70bにフレーム8の外側からストップリングR等を取り付け、フレーム8がガイド軸70から抜け落ちないようにしている。
固定版72、移動版73、フレーム8等、互いに摺接する部材には、スチールに樹脂を含浸させた材料等の高潤滑性材料を使用することが好ましい。
このように付勢手段7を構成することによって、付勢手段7をユニット化することができ、組み立ての便宜を図ることができるとともに、保守点検時の交換作業も容易に行うことができる。
また、付勢手段7は、図4に示すように、固定板72及び移動板73を用いることなく、ガイド軸70の軸部70aの一端を大径部70cとし、フレーム8に開口した穴8aから挿入する際に該軸部70aに巻バネ等からなる弾性部材71を挿入するとともに、下骨4aに軸部70aに刻設したネジ部分にダブルナットを用いて直接固定するようにしても構わない。
また、軸部70aのネジ部をウォームネジとして固定する場合で、側面側から調整可能に固定する場合には、弾性部材71に予め圧力を付与しておくことで、取付施工時のがたつきを抑制することができる。
上記構成において、下車6を配設したフレームを下骨4aに取り付ける際、引戸4の下面より下車6が突出するように取り付けるものであるが、下車6の引戸4の下面からの突出量Aは、引戸4が上吊用レール3に取り付けられたときに引戸4の下面から床面Fまでの距離Bよりも若干大きくなる寸法とし、下車6がガイドレール9上に載置されたときに付勢手段7によって、下方に付勢されるように構成する。
通常、この突出量Aの調整は、上吊用レール3に取り付ける戸車5と引戸4の間で調整するものであるが、付勢手段7のガイド軸70の長さを調整可能に構成したり、固定板72と下骨4aとの取り付け間にスペーサーを配設することによって調整することもできる。
そして、上吊用レール3に戸車5を介して引戸4を取り付け、下車6がガイドレール9のレール部材9bに付勢されている状態で上吊式引戸装置1の施工は完成する。
これにより、引戸4の走行は、上部を上吊用レール3に載置された戸車5で、下部をガイドレール9のレール部材9bに載置された下車6によって規制され、開閉の際に引戸4が、走行方向に対して直角方向に振れることはない。
以上、本発明の上吊式引戸装置について、実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の上吊式引戸装置は、汎用品の下車を利用した振れ止めで、剛性が高く、安定した引戸の振れ止めを行うことができるという特性を有していることから、開口幅の広い間仕切り部分に使用する上吊式引戸装置に好適に用いることができる
本発明の上吊式引戸装置の一実施例を示す全体正面図である。 図1のX−X断面の一部切り欠きの側面図である。 下車、付勢手段、フレームを示す要部拡大図で、(a)はガイドレール取り付け前を、(b)はガイドレール取り付け後の状態を示す。 付勢手段の別の実施例を示す要部拡大図である。 従来の上吊式引戸装置の全体正面図である。 図5のY−Y断面の一部切り欠きの側面図である。
符号の説明
1 上吊式引戸装置
2 引戸枠部材
2a 上枠
3 上吊用レール
4 引戸
4a 下骨
5 戸車
6 下車
7 付勢手段
8 フレーム
9 ガイドレール

Claims (3)

  1. 上枠に取り付けた上吊用レールに、上部に戸車を配設した引戸を取り付けるとともに、前記引戸の下部に配設した下車が、床面に敷設したガイドレール上を走行することによって引戸の振れ止めを行うようにした上吊式引戸装置において、引戸の下骨内に該下骨の長さと略同一長さのフレームを付勢手段によって下方に付勢して配設し、前記フレームに下車を取り付けたことを特徴とする上吊式引戸装置。
  2. 前記フレームを、上部を開放した断面コ字状とし、下部を開放した断面コ字状の下骨の両内側面に、前記フレームの両外側面が摺接するようにしたことを特徴とする請求項1記載の上吊式引戸装置。
  3. 前記フレームに、複数の下車を配設したことを特徴とする請求項1又は2記載の上吊式引戸装置。
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