JP2009061371A - 洗浄排水処理機能付き電気集塵機 - Google Patents

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卓也 岡
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Abstract

【課題】既存の排水処理設備が無くても洗浄排水を分別回収して処理することができ、導入コストや設置スペースを削減することのできる排水処理機能付きの電気集塵機を提供する。
【解決手段】集塵部3の下部に分岐排水管15を接続し、汚染濃度検知手段20によって排水の汚染濃度を検知し、流速検知手段21の流速に応じて洗浄排水を別々の排水回収タンクに分別回収する構成とし、それぞれの排水回収タンクに別々の排水処理手段を備え、浄化後の排水を洗浄液として再利用できる構成としたので、自動で洗浄排水を分別回収し、自動で排水処理を効率よく行うことができるようになり、既存の排水処理設備がなくても洗浄排水を分別回収し適切に処理することができて、導入コストや設置スペースが少なくてすむ洗浄排水処理機能付き電気集塵機1を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば工場内で発生する粉じんやオイルミストを除去して空気を清浄化するために用いられる電気集塵機に関するものである。
従来、この種の電気集塵機の洗浄方法として加圧された水を噴霧し粘着性成分を含んだ埃などを洗い流す方法が取られており、またこの種の洗浄排水の処理方法として埃を含んだ洗浄排水を凝集剤と反応させ凝集フロックを形成させ、さらに凝集フロックを加圧浮上させることで排水中の埃などを分離し、発生した汚泥に再び有機凝集剤を添加して再凝集産業廃棄物として廃棄する方法が用いられていた。(例えば特許文献1参照)。
以下、そのような電気集塵機の洗浄方法について図5参照しながら説明する。図5に示すように電気集塵機101には洗浄配管102と汚水配水管103が接続されており、洗浄配管102から加圧された水が電気集塵機101内に噴霧されることによって、電気集塵機101内部の汚れと共に汚水が汚水配水管103より排出され、電気集塵機101内が洗浄される。汚水配水管103から排出される汚水は一度既存の排水処理設備である汚水ピット内に蓄えられ、一定量汚水が蓄積した後、ポンプa105aより排出され排水処理される。凝集剤溶解装置106にて凝集剤を溶解調整し、ポンプb105bより凝集剤溶解液を汚水貯留槽107に供給することで汚水と凝集剤溶解液が混合され汚水中の汚染物質が凝集剤と共に凝集され除去される。汚水貯留槽107で汚染物質が凝集除去された後の浄化された汚水はポンプc105cより排出される。
特開平01−127096号公報
しかしながら、このような従来の方法では、既存の排水処理設備がある場合は洗浄排水を既存の排水処理設備で処理することができるが、中小企業などの排水処理設備がない場合は洗浄排水の処理をすることができないという課題がある。また、電気集塵機を洗浄する際に発生する洗浄排水は、生物処理などの適切な方法で浄化処理してから排出しなければ環境中に汚染排水を排出することになり周囲環境を汚染させてしまう。そこで既存の排水処理設備が無い場合、洗浄排水を処理するための排水処理装置を新たに設置する必要があるが、導入コストや設置スペースなど設置上の制約があるという課題がある。また、既存の電気集塵機では発生した洗浄排水を浄化処理するために分別回収することができないという課題がある。そのため、排水処理装置を設置するのが困難であり、洗浄排水を処理することができないために電気集塵機を利用することができないという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、既存の排水処理設備が無くても洗浄排水を処理することができ、また、分別回収することができ、電気集塵機を設置し利用することのできる洗浄排水処理機能付きの電気集塵機を提供することを目的としている。
本発明の洗浄排水処理機能付き電気集塵機は上記目的を達成するために、平板電極板に荷電して集塵する集塵部を備え、前記集塵部の汚れを洗浄するための洗浄手段を備え、前記洗浄手段は前記集塵部を密閉する密閉手段と洗浄液をミスト状に噴霧する噴霧手段と前記洗浄液を貯蔵する洗浄液タンクを備え、前記集塵部内の洗浄排水を排出する排水管を備え、前記排水管は二つ以上に分岐しており、分岐した排水管はそれぞれに開閉自在な開閉手段を備え、前記開閉手段それぞれに独立した排水回収タンクが接続されていることを特徴とする洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、洗浄排水を分別回収することができるようになり、既存の排水処理設備がなくても利用することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、洗浄排水汚染濃度を検知する汚染濃度検知手段を排水管に備えたことを特徴とする請求項1に記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、洗浄排水の汚染程度に応じて分別回収することができ、効率よく分別回収することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、汚染濃度検知手段に洗浄排水の吸光度を検知する吸光度検知手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、精度良く洗浄排水を分別回収することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、流れる洗浄排水の流れる流速を検知する流速検知手段を排水管に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、簡単に精度良く洗浄排水を分別回収することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、回収された洗浄排水を浄化する排水処理手段を独立した排水回収タンクにそれぞれ備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、分別回収した洗浄排水を適した浄化手段で効率よく処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、排水処理手段の少なくとも一つに洗浄排水から泡沫を分離する泡沫分離手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、分別回収した汚染濃度の低い洗浄排水を簡単な浄化手段で処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、排水処理手段の少なくとも一つに洗浄排水を遠心分離する遠心分離手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、分別回収した洗浄排水を迅速に浄化処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、排水処理手段の少なくとも一つに洗浄排水を濾過する濾過手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、分別回収した洗浄排水を高度に浄化処理することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、汚染濃度検知手段によって検知した汚染濃度に応じて開閉手段を開閉する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、汚染濃度の異なる洗浄排水を自動で分別回収することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、回収された洗浄排水を検知する排水検知手段を排水回収タンクに備え、前記排水検知手段が洗浄排水を検知することによって自動で排水処理手段を作動させることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、汚染濃度の異なる洗浄排水を自動で分別回収し自動で浄化処理することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、汚染濃度が高い順番に集塵部に近い排水回収タンクに分別回収することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、汚染濃度の低い洗浄排水と汚染濃度の高い洗浄排水を効率よく分別回収できる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、排水管内を乾燥させる乾燥手段を排水管内に備えたことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、排水管内の雑菌の増殖を抑制することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、排水管の上流部に排水中の固形物を分離する固形物回収手段を備えたことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、排水管内に固形物が蓄積するのを防止する事のできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができるようになる。
また他の手段は、貯留槽が樹脂で成型されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものである。
これにより、排水回収タンクを新しいものに交換廃棄する際に、容易に廃棄することができる洗浄排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるようになる。
本発明によれば、電気集塵機を洗浄した際に発生する洗浄排水を電気集塵機内で分別回収することができるようになり、既存の排水処理設備がなくても利用することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるようになる。
また、洗浄排水の汚染程度に応じて分別回収することができ、効率よく分別回収することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができる。
また、精度良く洗浄排水の汚染濃度を検知することができるようになり、洗浄排水を精度良く分別回収することができるようになり、精度良く洗浄排水を分別回収することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができる。
また、簡単に洗浄排水の汚染濃度を検知することができるようになり、洗浄排水を簡単に精度良く分別することができるようになり、簡単に精度良く洗浄排水を分別回収することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができる。
また、洗浄排水を汚染濃度に応じて適した浄化手段で処理することができるようになり、洗浄排水を適した浄化手段で効率よく処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができる。
また、汚染濃度の低い洗浄排水を簡単な浄化手段で処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができる。
また、洗浄排水を迅速に浄化処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができる。
また、分別回収した洗浄排水を高度に浄化処理することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができる。
また、汚染濃度の異なる洗浄排水を自動で分別回収することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができる。
また、汚染濃度の異なる洗浄排水を自動で分別回収し自動で浄化処理することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができる。
また、汚染濃度の排水管内の汚れ付着を抑制することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるようになる。
また、排水管内の雑菌の増殖を抑制することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができる。
また、排水管内に固形物が蓄積するのを防止する事のできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができる。
また、排水回収タンクを新しいものに交換廃棄する際に、容易に廃棄することができる洗浄排水処理機能付き電気集塵機を提供することができる。
本発明の請求項1記載の発明は、本発明の洗浄排水処理機能付き電気集塵機は上記目的を達成するために、平板電極板に荷電して集塵する集塵部を備え、前記集塵部の汚れを洗浄するための洗浄手段を備え、前記洗浄手段は前記集塵部を密閉する密閉手段と洗浄液をミスト状に噴霧する噴霧手段と前記洗浄液を貯蔵する洗浄液タンクを備え、前記集塵部内の洗浄排水を排出する排水管を備え、前記排水管は二つ以上に分岐しており、分岐した排水管はそれぞれに開閉自在な開閉手段を備え、前記開閉手段それぞれに独立した排水回収タンクが接続されていることを特徴とする洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、独立した排水回収タンクに接続された開閉手段を開閉することによって洗浄排水を回収する排水回収タンクを切り替えることができるという作用を有し、洗浄排水の種類によって回収する排水回収タンクを切り替えることができるという作用を有しており、分別回収することができ、洗浄排水を分別回収することによって洗浄排水を排水処理することができるようになるという作用を有し、既存の排水処理設備がなくても利用することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項2記載の発明は、洗浄排水汚染濃度を検知する汚染濃度検知手段を排水管に備えたことを特徴とする請求項1に記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、汚染濃度検知手段が洗浄排水の汚染の程度を検知することができるという作用を有し、洗浄排水の汚染濃度に応じて洗浄排水を別々の排水回収タンクに分別回収することができるという作用を有し、洗浄排水の汚染の程度に応じて排水処理をすることができるようになるという作用を有し、洗浄排水を効率よく処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項3記載の発明は、汚染濃度検知手段に洗浄排水の吸光度を検知する吸光度検知手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、吸光度検知手段によって洗浄排水の吸光度を検出することができるという作用を有し、洗浄排水の汚染濃度を精度良く検知することができるという作用を有し、精度良く洗浄排水の汚染濃度に応じて洗浄排水を分別回収することができるという作用を有し、精度良く洗浄排水の汚染濃度に応じた排水処理ができるようになるという作用を有し、精度良く洗浄排水の汚染濃度に応じて効率良く排水処理することができるという作用を有し、精度良く洗浄排水を効率的に排水処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項4記載の発明は、洗浄排水の流れる流速を検知する流速検知手段を排水管に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、流速検知手段によって排水管を流れる洗浄排水の流速を検知することができるという作用を有し、洗浄排水の流速によって洗浄排水の汚染濃度を簡単に検知することができるという作用を有し、簡単に精度良く洗浄排水の汚染濃度に応じて効率良く排水処理することができるようになるという作用を有し、簡単に簡単に精度良く洗浄排水を効率的に排水処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機という作用を有する。
本発明の請求項5記載の発明は、回収された洗浄排水を浄化する排水処理手段を独立した排水回収タンクにそれぞれ備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、排水回収タンクに回収された洗浄排水の汚染濃度に応じて適切な浄化手段で排水処理することができるという作用を有し、洗浄排水の汚染濃度に応じて洗浄排水を適した浄化手段で効率良く排水処理することができるという作用を有し、洗浄排水を適した浄化手段で効率よく排水処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項6記載の発明は、排水処理手段の少なくとも一つに洗浄排水から泡沫を分離する泡沫分離手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、洗浄排水を泡沫分離によって排水処理することができるという作用を有し、汚染濃度の低い洗浄排水を簡単な浄化手段で排水処理することができるという作用を有し、汚染濃度の低い洗浄排水を簡単な浄化手段で処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項7記載の発明は、排水処理手段の少なくとも一つに洗浄排水を遠心分離する遠心分離手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、洗浄排水を汚染濃度に応じて遠心分離し排水処理することができるという作用を有し、洗浄排水を迅速に排水処理することができるという作用を有し、洗浄排水を迅速に浄化処理することのできる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項8記載の発明は、排水処理手段の少なくとも一つに洗浄排水を濾過する濾過手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、洗浄排水を濾過することによって排水処理することができるという作用を有し、分別回収された洗浄排水を高度に浄化処理することができるという作用を有し、分別回収された洗浄排水を高度に浄化処理することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項9記載の発明は、汚染濃度検知手段によって検知した汚染濃度に応じて開閉手段を開閉する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、汚染濃度検知手段によって検知した汚染濃度に応じて開閉手段を自動で開閉することができるという作用を有し、汚染濃度の異なる洗浄排水を自動で分別することができるという作用を有し、汚染濃度の異なる洗浄排水を自動で分別することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項10記載の発明は、回収された洗浄排水を検知する排水検知手段を排水回収タンクに備え、前記排水検知手段が洗浄排水を検知することによって自動で排水処理手段を作動させることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、回収タンクに回収された洗浄排水を排水検知手段が検知することができるという作用を有し、回収タンクに洗浄排水が回収されると自動で浄化処理することができるという作用を有し、汚染濃度の異なる洗浄排水を自動で分別回収し自動で浄化処理することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項11記載の発明は、汚染濃度が高い順番に集塵部に近い排水回収タンクに分別回収することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、汚染濃度の高い洗浄排水を分別回収した後に汚染濃度の低い洗浄排水を流すことができるという作用を有し、汚染濃度の高い洗浄排水で汚染された排水管内を洗浄できるという作用を有し、排水管内の汚染の蓄積を防止することができるという作用を有し、排水管内の汚染の蓄積を防止することができる排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項12記載の発明は、排水管内を乾燥させる乾燥手段を排水管内に備えたことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、乾燥手段によって排水管内を乾燥させることができるという作用を有し、乾燥によって排水管内の雑菌の増殖を抑制することができるという作用を有し、排水管内の雑菌の増殖を抑制することのできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項13記載の発明は、排水管の上流部に排水中の固形物を分離する固形物回収手段を備えたことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、排水管の上流部で洗浄排水中の固形物を分離することができるという作用を有し、排水管内に固形物が蓄積することを防止することができるという作用を有し、排水管内に固形物が蓄積するのを防止する事のできる排水処理機能付電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
本発明の請求項14記載の発明は、貯留槽が樹脂で成型されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機としたものであり、排水回収タンクを燃料化できる資源ごみとして廃棄できるという作用を有し、排水回収タンクを新しいものに交換廃棄する際に、容易に廃棄することができる洗浄排水処理機能付き電気集塵機を提供することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における洗浄排水処理機能付き電気集塵機1の縦断面構成図構成図であり、図2は実施の形態1における洗浄排水処理機能付き電気集塵機1の洗浄工程を説明するフロー図である。
図1において、排水処理機能付電気集塵機1は筐体2内に集塵部3を備え、空気が流入する空気流入口4と空気が排出する空気流出口5を備えている。集塵部3は例えば電圧を印加できる平行電極版を用いることができる。集塵されるものは例えば空気中の粉じんやミスト状のオイルである。集塵部3の上には第一の洗浄液6を噴霧する第一の噴霧手段7と第二の洗浄液8を噴霧する第二の噴霧手段9が配置しており、それぞれ第一のポンプ10aと第二のポンプ10bによって第一の洗浄液タンク11と第二の洗浄液タンク12に接続されている。
噴霧手段としては例えば二流体ノズルを利用することができ、ポンプとしては例えばコンプレッサーを用いることができる。洗浄液としては例えば例えば水やノニオン性界面活性剤を用いることができ、洗浄液タンクとしては例えばポリタンクを用いることができる。
このように、洗浄手段は第一の洗浄液6と第一の噴霧手段7と第二の洗浄液8と第二の噴霧手段9と第一のポンプ10aと第二のポンプ10bと第一の洗浄液タンク11と第二の洗浄液タンク12から構成されている。
また、集塵部3を洗浄する再に集塵部3を密閉する密閉手段13を空気流入口4と空気流出口5の間に備えている。密閉手段13は例えば電動ダンパーを用いることができる。集塵部3の下には洗浄排水を受けるドレインパン14aを設け、洗浄排水を排出する排水口14bを備えている。排水口14bは例えば塩化ビニルチューブを用いた分岐排水管15を介して第一の排水回収タンク16aと第二の排水回収タンク16bと第三の排水回収タンク16cに接続されている。排水回収タンクとしては例えばポリタンクを用いることができる。
それぞれの排水タンクの上流には第一の開閉手段17a、第二の開閉手段17b、第三の開閉手段17cが備えてあり、それぞれ制御手段18に配線されている。開閉手段は例えば電磁弁を用いることができる。制御手段18としては例えば制御プログラムの入力されたマイコンを用いることができる。排水口14bには例えばフィルターメッシュなどを用いた固形物回収手段19と、制御手段18に配線された汚染濃度検知手段20と流速検知手段21が備えられている。汚染濃度検知手段20としては、例えば吸光光度計を用いることができ、流速検知手段21としては例えば電磁式流速センサを用いることができる。
また、分岐排水管15には制御手段18に配線された乾燥手段25が備えられており、例えば加熱ヒーターなどを用いることができる。
また、第二の排水回収タンク16bには戻し配管26aが接続されており、戻し配管26aは第三のポンプ10cを備え第二の洗浄液タンクに連通している。
上記構成において、密閉手段13で集塵部3を囲み、続いて第一の噴霧手段7と第二の噴霧手段9から第一の洗浄液6と第二の洗浄液8を集塵部3に吹き付けることによって、洗浄液の飛散を最小限に抑えて集塵部3に付着した粉じんやオイルを除去洗浄することができる。噴霧された洗浄液はドレインパン14aで集められ排水口14bから分岐排水管15を介して排水回収タンクに回収される。
例えば空気中のオイルミストを集塵部3で捕集する場合、第一の開閉手段17aを開放し、第二の開閉手段17bと第三の開閉手段17cを閉じるように制御手段18でコントロールし、電気集塵作動中に捕集される余剰油22を第一の排水回収タンク16aに回収することができる。
電気集塵を中断し集塵部3の洗浄を行う際に、例えばアルカリ洗浄剤23を第二の噴霧手段9より噴霧させ、集塵部3に付着している余剰油22と共に洗い流し、排水口14bより排水する。このとき第二の開閉手段17bを開き、第一の開閉手段17aと第三の開閉手段17cは閉じておくことによってアルカリ洗浄剤23を第二の排水回収タンク16bに回収することができる。
次に水24を第一の噴霧手段7より集塵部3に噴霧し、集塵部に付着しているアルカリ洗浄剤23と共に洗い流し、排水口14bより排水する。このとき、第三の開閉手段17cを開き、第一の開閉手段17aと第二の開閉手段17bを閉じておくことによって水を第三の排水回収タンク16cに回収することができる。また、第二の排水回収タンク16bに回収されたアルカリ洗浄剤23を第三のポンプ10cを用いて戻し配管26aを介して第二の洗浄液タンク12に戻し再利用することもできる。
洗浄排水を分別回収した後に乾燥手段25を作動させて分岐排水管15内部を乾燥させることによって、雑菌の繁殖を防止し排水管内を衛生的に維持することができるようになる。
このように余剰油22とアルカリ洗浄剤23と水24を洗浄工程に合わせて別々に分別回収することができるようになり、余剰油22とアルカリ洗浄剤23と水24を混合させて排水処理することがないので、処理方法が簡単になり、また、分別回収したアルカリ洗浄剤23や水24を再利用することができるようになるため、既存の排水処理設備がなくても排水処理することができるようになり、また、洗浄のコストや排水処理のコストを低減させることもできるようになる。また、電気集塵機内で洗浄排水を分別回収するので、新たに排水処理装置を導入しなくても済むようになる。
次に図2を用いて本実施の形態1における洗浄排水処理工程を説明する。集塵部3の洗浄工に合わせて排水処理を開始する工程(S1)として制御手段18に開始信号を入力する。開始信号とは例えば制御手段18の開始スイッチを用いることができる。まず制御手段18は流速検知手段21を作動させ、分岐排水管15内を流れる排水の有無を検知する(S2)。流速が検知されず排水がないと判断されれば開閉手段は全て閉じられ(S7)排水処理が終了する(S8)。
流速が検知され、排水があると検知された場合は、汚染濃度検知手段20を作動させ、排水の汚染濃度を検出する(S3)。汚染濃度が高いと判断された場合は第一の開閉手段17aのみを開き、第一の排水回収タンク16aに汚染濃度の高い排水を回収する(S4)。次にもう一度S2に戻り排水の有無を検知し排水がある場合は汚染濃度を計測する。S3の工程で汚染濃度が中程度と判断された場合は第二の開閉手段のみを開き、第二の排水回収タンク16bに汚染濃度が中程度の排水を回収する(S5)。
同様にして汚染濃度が低いと判断された場合は第三の開閉手段17cのみを開き、第三の排水回収タンク16cに汚染濃度が中程度の排水を回収する(S6)。排水がなくなれば、流速検知手段21によって流速が検出できなくなり、排水がないと判断されるので、全ての開閉手段を閉じる(S7)ことによって洗浄排水処理を終了する(S8)。
ここで、排水の汚染濃度はあらかじめ設定しておき制御手段18にプログラムしておくことができ、例えば吸光度で汚染濃度を検出する際は吸光度の閾値を2つ設定しておくことで3種類の排水を判断することができる。
このように汚染程度の異なる排水が混合してしまう前に、別々に回収することができるので、後で排水を分離する必要がなく簡単にそれぞれ適した排水処理方法を使って排水処理することができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における排水回収タンクの縦断面構成図を示したものであり、図3(a)は泡沫分離手段27を備えた第三の排水回収タンク16cを示したもので、図3(b)は遠心分離手段28を備えた第二の排水回収タンク16bを示したもので、図3(c)は精密濾過手段29を備えた第一の排水回収タンク16aを示している。実施の形態1と同一部分は同一符号を附し詳細な説明は省く。
図3(a)のように、第三の排水回収タンク16cには例えば塩化ビニル管でできた送気管30を備えた送気ポンプ31が備えてあり、送気ポンプ31によって空気が排水回収タンク内の排水中に送気され、泡32を発生させる。送気ポンプ31としては例えば、ダイヤフラム式エアーポンプが用いられる。泡沫分離手段27は第三の排水回収タンク16c横に備えられており、発生した泡32が泡沫分離手段27に回収される。泡沫分離手段27は第三の排水回収タンク16c上部に取り付けられた塩化ビニル管などであり、第三の排水回収タンク16cに回収された排水の上に浮上した泡を取り込める高さにあらかじめ調節されたものである。
上記構成において、第三の排水回収タンク16cに回収された排水が例えば界面活性剤を含んだ水の場合、水中の界面活性剤が泡32になることによって濃縮され、さらに泡32に水中の固形物が付着し浮上する。さらに、泡沫分離手段27によって浮上した泡32を回収することによって濃縮された界面活性剤と固形物が排水から取り除かれることになり、簡単に水を浄化することができるようになる。
図3(b)のように、第二の排水回収タンク16bの底部には遠心分離手段28が接続されており、固液分離された排水が排出される第二の戻し配管26bが第二の排水回収タンク16b上部に接続されており、遠心分離手段28は制御手段18に配線されている。遠心分離手段28は例えば分離板型遠心分離機を用いることができる。
上記構成において、遠心分離手段28を作動させることによって、遠心力を利用して第二の排水回収タンク16bに回収された排水が底部から遠心分離手段28に流入し、遠心分離手段28によって固液分離され固形物が除去され浄化された排水が第二の戻し配管26bを介して第二の排水回収タンク16bへ戻される。固液分離された固体は遠心分離手段28内部に回収される。排水としては例えばアルカリ洗浄剤を固液分離することができ、浮遊固形物としては例えば、集塵部3に粉じんやオイルミストといっしょに集塵された空中に浮遊している埃や金属カスなどである。
図3(c)のように、第一の排水回収タンク16aには精密濾過手段29が接続されており、精密濾過手段29には第四のポンプ10dが備えられており、第四のポンプ10dは制御手段18に配線されている。精密濾過手段29は例えば中空糸モジュールを用いることができる。また、第一の排水回収タンク16a内部には排水検知手段33を備えており、制御手段18に配線されている。排水検知手段33としては例えば重量センサを用いることができる。
上記構成において、制御手段18にあらかじめ入力されたプログラムで、排水検知手段33が排水を検知することによって第四のポンプ10dを作動させ、第一の排水回収タンク16a下部から排水を吸い上げ、中空糸モジュールを用いて精密濾過する。精密濾過され浄化された排水は第三の戻し配管26cによって第一の排水回収タンク16a内に戻され、連続して浄化することによって第一の排水回収タンク16a内の排水が浄化される。このように第一の排水回収タンク16aに排水が分別回収されれば自動で浄化させることができる。また、第一の排水回収タンク16a内で浄化された排水を戻し配管26aによって第二の洗浄液タンク12に回収し再利用することもできる。
このように汚染濃度の異なる洗浄排水を別々に分別回収し、それぞれの汚染濃度に適した浄化処理方法を選択することができるようになり、エネルギー効率の良い排水処理を行うことができるようになる。
(実施の形態3)
図4は本発明の実施の形態3における吸光度検知手段34の縦断面構成図を示したものである。実施の形態1、2と同一部分は同一符号を附し詳細な説明は省く。
図4のように、吸光度検出手段34は分岐排水管15に接続されており、光源35と分光フィルター36と光検出器37を備えている。光源35は、分岐排水管15内に照射光が照射されるように排水に接するように配置されている。また、光源35からの照射光が照射される分岐排水管15内部の反対側には、分光フィルター36と光検知手段37が配置されている。光源35としては例えばハロゲンランプを用いることができ、分光フィルター36としては例えばバンドパスフィルターを用いることができ、光検知手段37としては例えば照度センサを用いることができる。
上記構成において、分岐排水管15内に洗浄排水が流れる際に光源35から光を照射させると、分岐排水管15内部を通過する有機物の濃度に依存して光が吸収され、光検知手段37で検知される光量が減少する。光量に応じて光検知手段37で変換される電流量が変化するので、光検知手段37から出力される電流量をもとに光量を計測することができる。また、分光フィルターとしてバンドパスフィルターを用いることによって光ノイズを減らし、より精度良く排水中の汚染濃度を検出することができるようになる。
このように、検出される光量と排水中の汚染濃度の基準をあらかじめ設定しておき、基準値の光量が検出された際の汚染程度を判断するプログラムを制御手段18に入れておくことで分岐排水管15内を通過する洗浄排水の汚染程度を簡単迅速に検知することができる。
本発明の洗浄排水処理機能付き電気集塵機を用いることによって既存の排水処理設備がなくても洗浄排水を分別回収し、排水処理することができる電気集塵機を提供することができ、既存の排水処理設備がなくてもメンテナンスしやすい電機集塵機を利用することができるようになる。また、洗浄排水の浄化方法が効率的になるため、環境負荷の低い排水処理方法となり、浄化コストも低減させることができる。また、油煙排気装置など油を取り除く調理機器や産業用機器にも適用できる。
本発明の実施の形態1に記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機の構成図 本発明実施の形態1に記載の洗浄排水処理の動作フローを示す図 本発明の実施の形態2に記載の洗浄排水回収タンクの構成図((a)同泡沫分離手段を備えた第三の排水回収タンクの構成図、(b)同遠心分離手段を備えた第二の排水回収タンクの構成図、(c)同精密濾過手段を備えた第一の排水回収タンクの構成図) 本発明の実施の形態3に記載の吸光度検知手段の構成図 従来の電気集塵機の排水処理設備の構成図
符号の説明
1 洗浄排水処理機能付き電気集塵機
2 筐体
3 集塵部
4 空気流入口
5 空気流出口
6 第一の洗浄液
7 第一の噴霧手段
8 第二の洗浄液
9 第二の噴霧手段
10a 第一のポンプ
10b 第二のポンプ
10c 第三のポンプ
10d 第四のポンプ
11 第一の洗浄液タンク
12 第二の洗浄液タンク
13 密閉手段
14a ドレインパン
14b 排水口
15 分岐排水管
16a 第一の排水回収タンク
16b 第二の排水回収タンク
16c 第三の排水回収タンク
17a 第一の開閉手段
17b 第二の開閉手段
17c 第三の開閉手段
18 制御手段
19 固形物回収手段
20 汚染濃度検知手段
21 流速検知手段
22 余剰油
23 アルカリ洗浄剤
24 水
25 乾燥手段
26a 戻し配管
26b 第二の戻し配管
26c 第三の戻し配管
27 泡沫分離手段
28 遠心分離手段
29 精密濾過手段
30 送気管
31 送気ポンプ
32 泡
33 排水検知手段
34 吸光度検知手段
35 光源
36 分光フィルター
37 光検知手段
101 電気集塵機
102 洗浄配管
103 汚水配水管
104 汚水ピット
105a ポンプa
105b ポンプb
105c ポンプc
106 凝集剤溶解装置
107 汚水貯留槽

Claims (14)

  1. 平板電極板に荷電して集塵する集塵部を備え、前記集塵部の汚れを洗浄するための洗浄手段を備え、前記洗浄手段は前記集塵部を密閉する密閉手段と洗浄液をミスト状に噴霧する噴霧手段と前記洗浄液を貯蔵する洗浄液タンクを備え、前記集塵部内の洗浄排水を排出する排水管を備え、前記排水管は二つ以上に分岐しており、分岐した排水管はそれぞれに開閉自在な開閉手段を備え、前記開閉手段それぞれに独立した排水回収タンクが接続されていることを特徴とする洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  2. 洗浄排水汚染濃度を検知する汚染濃度検知手段を排水管に備えたことを特徴とする請求項1に記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  3. 汚染濃度検知手段に洗浄排水の吸光度を検知する吸光度検知手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  4. 流れる洗浄排水の流れる流速を検知する流速検知手段を排水管に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  5. 回収された洗浄排水を浄化する排水処理手段を独立した排水回収タンクにそれぞれ備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  6. 排水処理手段の少なくとも一つに洗浄排水から泡沫を分離する泡沫分離手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  7. 排水処理手段の少なくとも一つに洗浄排水を遠心分離する遠心分離手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  8. 排水処理手段の少なくとも一つに洗浄排水を濾過する濾過手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  9. 汚染濃度検知手段によって検知した汚染濃度に応じて開閉手段を開閉する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  10. 回収された洗浄排水を検知する排水検知手段を排水回収タンクに備え、前記排水検知手段が洗浄排水を検知することによって自動で排水処理手段を作動させることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  11. 汚染濃度が高い順番に集塵部に近い排水回収タンクに分別回収することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  12. 排水管内を乾燥させる乾燥手段を排水管内に備えたことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  13. 排水管の上流部に排水中の固形物を分離する固形物回収手段を備えたことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
  14. 貯留槽が樹脂で成型されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の洗浄排水処理機能付き電気集塵機。
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