JP2009055872A - 緑化保持体および緑化保持体の栽培植生方法 - Google Patents

緑化保持体および緑化保持体の栽培植生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009055872A
JP2009055872A JP2007227522A JP2007227522A JP2009055872A JP 2009055872 A JP2009055872 A JP 2009055872A JP 2007227522 A JP2007227522 A JP 2007227522A JP 2007227522 A JP2007227522 A JP 2007227522A JP 2009055872 A JP2009055872 A JP 2009055872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
greening
soil layer
culture soil
isolation
vegetation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007227522A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4703617B2 (ja
Inventor
Koichi Tanaka
功一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2007227522A priority Critical patent/JP4703617B2/ja
Publication of JP2009055872A publication Critical patent/JP2009055872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4703617B2 publication Critical patent/JP4703617B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • Y02A30/254Roof garden systems; Roof coverings with high solar reflectance
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/32Roof garden systems

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

【課題】蒸散作用に優れ美観が向上する緑化保持体を提供する。
【解決手段】複数の穴7aがほぼ均一な密度で形成された柔軟性を有する材料から成る隔離保持膜7と、隔離保持膜7上に所定の厚さに形成された砂を主成分とする培養土層8とを備え、培養土層8で生育され伸長したペレニアルライグラス9を有するとともに、培養土層8で生育され伸長したイワダレ草10の根部の根毛10cの一部を隔離保持膜7の穴7aから貫通せしめ、隔離保持膜7により培養土層8およびペレニアルライグラス9およびイワダレ草10を剥離可能な範囲で一体に保持するものである。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えばビルの屋上、畦畔、法面、校庭、公園などの緑化が必要となる箇所において、緑化を容易に実施することが可能な緑化保持体および緑化保持体の栽培植生方法に関するものである。
従来の緑化方法は、例えば芝をシート状の保持体として栽培し、その保持体を緑化が必要な箇所に敷設することが可能なものであった(例えば、特許文献1参照)。
特公平7−106100号
従来の緑化方法は、植物の蒸散作用において植物の内、稲を中心と考えると、芝は稲より劣った蒸散作用しか有していないため、温暖化の防止に役立つことは少ないと考えられる。また、花が咲かないため緑化において美観的には不満が残るという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、蒸散作用に優れ美観が向上する緑化保持体および緑化保持体の栽培植生方法を提供することを目的とする。
この発明は、複数の穴がほぼ均一な密度で形成された柔軟性を有する材料から成る隔離保持膜と、隔離保持膜上に所定の厚さに形成された砂を主成分とする培養土層とを備え、培養土層で生育され伸長したペレニアルライグラスを有するとともに、培養土層で生育され伸長したイワダレ草の根部の根毛の一部を隔離保持膜の穴から貫通せしめ、隔離保持膜により培養土層およびペレニアルライグラスおよびイワダレ草を剥離可能な範囲で一体に保持するものである。
また、この発明は、所定の深さを有し底面がほぼ平面状に形成されたベッドの底面に、複数の穴がほぼ均一な密度で形成された柔軟性を有する材料からなる隔離保持膜を敷く第1の工程と、ベッド内の隔離保持膜上に、所定の厚さで砂を主成分とする培養土層を形成する第2の工程と、培養土層にイワダレ草の苗を植え付ける第3の工程と、潅水、施肥および光照射を行いイワダレ草を生育させる第4の工程と、培養土層にペレニアルライグラスの種子を播種する第5の工程と、潅水、施肥および光照射を行いペレニアルライグラスを生育させる第6の工程と、イワダレ草の根部が培養土層内において生育伸長し、その根毛の一部が隔離保持膜の穴を貫通して隔離保持膜により培養土層およびペレニアルライグラスおよびイワダレ草を剥離可能な範囲で一体に保持することができるようになった段階でこれら一体物を緑化保持体としてベッドから取り出す第7の工程と、緑化保持体を栽培場所から植生場所まで移動させる第8の工程と、植生場所で緑化保持体から隔離保持膜を剥離した後イワダレ草およびペレニアルライグラスを培養土層とともに床土に植生する第9の工程とを備えたものである。
この発明の緑化保持体は、複数の穴がほぼ均一な密度で形成された柔軟性を有する材料から成る隔離保持膜と、隔離保持膜上に所定の厚さに形成された砂を主成分とする培養土層とを備え、培養土層で生育され伸長したペレニアルライグラスを有するとともに、培養土層で生育され伸長したイワダレ草の根部の根毛の一部を隔離保持膜の穴から貫通せしめ、隔離保持膜により培養土層およびペレニアルライグラスおよびイワダレ草を剥離可能な範囲で一体に保持するので、イワダレ草の根毛を介して隔離保持膜によりイワダレ草およびペレニアルライグラスおよび培養土層とを一体に保持する、根砂の脱落が無く緑化保持体の厚みを一定に保つことができ、さらに、イワダレ草とペレニアルライグラスとを混在させているため、イワダレ草の繁殖が劣る時期をペレニアルライグラスにてカバーすることにより1年中緑化を実施することが可能となり、飛来雑草の防御も可能となり、イワダレ草の花による緑化の目的である美観および温暖化防止の蒸散効果を有効に得ることが可能となる。
また、この発明の緑化保持体の栽培植生方法は、所定の深さを有し底面がほぼ平面状に形成されたベッドの底面に、複数の穴がほぼ均一な密度で形成された柔軟性を有する材料からなる隔離保持膜を敷く第1の工程と、ベッド内の隔離保持膜上に、所定の厚さで砂を主成分とする培養土層を形成する第2の工程と、培養土層にイワダレ草の苗を植え付ける第3の工程と、潅水、施肥および光照射を行いイワダレ草を生育させる第4の工程と、培養土層にペレニアルライグラスの種子を播種する第5の工程と、潅水、施肥および光照射を行いペレニアルライグラスを生育させる第6の工程と、イワダレ草の根部が培養土層内において生育伸長し、その根毛の一部が隔離保持膜の穴を貫通して隔離保持膜により培養土層およびペレニアルライグラスおよびイワダレ草を剥離可能な範囲で一体に保持することができるようになった段階でこれら一体物を緑化保持体としてベッドから取り出す第7の工程と、緑化保持体を栽培場所から植生場所まで移動させる第8の工程と、植生場所で緑化保持体から隔離保持膜を剥離した後イワダレ草およびペレニアルライグラスを培養土層とともに床土に植生する第9の工程とを備えたので、イワダレ草の根毛を介して隔離保持膜によりイワダレ草およびペレニアルライグラスおよび培養土層とを一体に保持する、根砂の脱落が無く緑化保持体の厚みを一定に保つことができ、さらに、イワダレ草とペレニアルライグラスとを混在させているため、イワダレ草の繁殖が劣る時期をペレニアルライグラスにてカバーすることにより1年中緑化を実施することが可能となり、飛来雑草の防御も可能となり、イワダレ草の花による緑化の目的である美観および温暖化防止の蒸散効果を有効に得ることが可能となる。
実施の形態1.
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の形態1の緑化保持体の構成を示す斜視図で、特に保管や運搬時の便に供するため渦巻き状に巻回してロール状としたものである。図2は図1に示した緑化保持体の構成の詳細を示した部分断面図、図3は図1に示した緑化保持体の隔離保持膜の構成を示した図、図4ないし図7は図1に示した緑化保持体の栽培植生方法を説明するための図である。
まず、本願発明において、イワダレ草とペレニアルライグラスとを混合して生育させた理由について説明する。まず、イワダレ草を用いた理由について説明する。この植物は小さな花を咲かせ、美観的に優れており宿根草である。よって、種子によって繁殖する植物ではないため緑化を必要としない箇所に飛び火して雑草のように生えることがない。また、わずかな水で生育することが可能であり、管理が簡便である。逆に、水が多く存在する土壌を好まないため、畦畔などに成長させた場合、水路の部分から例えば田圃の中に侵入して雑草化することが防止できる。また、地球温暖化を防止する為の作用としての蒸散作用では、植物の内、稲を中心と考えると、稲より優れた蒸散作用を有しており、温暖化の防止に役立つと考えられる。また、3月から10月を繁殖期として成長する多年草であるため、これ以外の期間は地中に根のみを残し、その根から3月になると芽を出し成長して再び葉を出して花を咲かせる。しかしながら、この11月から2月の間の休眠期間に霜や低温に見舞われると、地中および一部地上に存在している根が枯れてしまうことがある。また、根茎だけの状態に成った際に踏圧、摺り切れが継続して加えられると、根茎が傷んで裸地化してしまうことがある。また、裸地化した期間が存在すると、他の雑草の種子などが飛来発芽して雑草が繁殖してしまう可能性がある。
次に、ペレニアルライグラスを用いた理由について説明する。この植物は寒地型芝草の一種で、9月から6月を繁殖期として成長する1年草である。よって、イワダレ草と混在して育成することにより、イワダレ草が休眠期の際に、ペレニアルライグラスが成長してイワダレ草の根の部分を覆うことが可能となる。このことにより、イワダレ草の根を踏圧、摺り切れから防御、保温などが可能となり、イワダレ草の根茎が枯れたり傷んだりすることを防止することができる。また、イワダレ草が休眠期間にペレニアルライグラスが繁殖しているため、飛来雑草の種子などが飛んできてもペレニアルライグラスが繁殖しているため、飛来雑草などの繁殖を防止することができる。他にも多々の寒地型芝草が存在するが、1年中枯れることが無く成長するものがほとんどである。それらの芝草を選択すると、イワダレ草の3月からの成長の妨げとなり、所望なイワダレ草の成長を得ることができない。
次に図について説明する。緑化保持体6は、図3に示すように略均一な間隔で形成されている所定の径の穴7aが形成され、ビニル樹脂等柔軟性と難透液性とをあわせもつ材料にて構成されている隔離保持膜7と、この隔離保持膜7の上面には砂を主成分とする培養土層8と、培養土層8にて生育され伸長し根部の根毛10bの一部が隔離保持膜7の穴7aから貫通しているイワダレ草10と、培養土層8にて生育されているペレニアルライグラス9とにて構成されている。培養土層8は、通常10mm程度の厚さに形成される。更には生育や植生の条件等により5〜30mm程度の範囲で適当な厚さ寸法が選定される。培養土層8として砂を主成分とするのは以下の理由による。即ち、一般に植物の生育は土壌の三相構成の固相、液相および気相分布に大きく影響される。特に緑化土壌は踏圧、摺り切れが継続して加えられる可能性があるため表層部が固結気相の減少が起こり易く、その結果透水性不良となって植物の生育に直接悪影響を与えることになる。
従って、ペレニアルライグラス9は通気性のよい乾燥土壌が適し、先にも示したようにイワダレ草10は水分の多い土壌を好まないため、固相40%,液相30%,気相30%の分布が理想とされる。このため、砂を主成分として通気性を高めている。しかし、反面、砂は根部との密着性が弱く、従来の切芝等は運搬等の取扱時にこの根砂が離脱、落下し、切芝の厚さが変動し易い。この緑化保持体6の厚みの変動は、例えばグリーンのアンジュレーション起伏になるので、これを防止するため植生時の床土の調整作業が煩雑となる。この発明のものでは植生時まで隔離保持膜7が存在するので、根砂の落下はほとんどなく、緑化保持体6の厚みの変動が防止される。なお、培養土層8の主成分である砂として具体的には、真砂土、活性炭、セラミック、有機堆肥等を粉状に加工したものが適当であり、概して多孔質なものか、軽量で調湿効果があり有効である。
次に、イワダレ草10の主根10bは、隔離保持膜7が存在するため培養土層8内を横方向に生育伸長する。また、但し、その先端部である根毛10cの一部は、隔離保持膜7に適度に形成された穴7aを貫通して隔離保持膜7の下面側に至る。この穴7aを貫通する適当量の根毛10cがイワダレ草10と隔離保持膜7とを機械的に結合し、培養土層8とともに4者(4者とは、隔離保持膜7、培養土層8、ペレニアルライグラス9およびイワダレ草4の4つを指し、以下も同様に示すためその説明は適宜省略する。)を一体化する。従って、この穴7aを如何に形成するかが重要である。即ち、この穴7aの径があまり小さいと根毛10cが貫通しにくく、かつ隔離保持膜7を剥離した場合に根離れがし易くなる。また、後述するように、この隔離保持膜7の下面からも養液を吸収する場合には、穴7aはこの吸収に支障がない程度の径が必要となる。また、この径が大き過ぎるとイワダレ草10の主根10cが貫通してしまい、隔離保持膜7より下部に根が張り出してしまい隔離保持膜7の剥離が困難となる。
更に、この穴7aの形成密度も問題となる。即ち、この密度が小さ過ぎると、4者を一体にする強度が不足し、隔離保持膜7と培養土層8とが部分的に剥がれて砂が移動し緑化保持体6の厚みの変動の原因となる。また、あまり密に形成すると隔離保持膜7の剥離が困難となり、無理に剥がそうとすると隔離保持膜7が破損してその一部が残留することになる。そこで、発明者は、穴7aの径、密度が種々異なる隔離保持膜7を使用して実験した結果、イワダレ草10の根毛10cが貫通可能であり、主根10bが貫通困難となる、径として0.5〜5mmにて、密度を穴7aによる開口面積の全体面積に対する比率で表現した場合にその比率が0.01〜10%の範囲に設定すると、隔離保持膜7による上記した一体化機能が得られるとともに、その剥離も比較的容易に行えることが判明した。なお、この密度を穴7aの数量で表現することもできるが、穴7aの径との関連を考慮すると上記した開口面積の比率による表現が適当である。また、この穴7aの形状は必ずしも円である必要はなく、また、その配置も格子状に限らず、千鳥配置等であってもよい。
前回発明者が発明した、育苗芝保持体の場合には芝のみにて形成していたため、穴7aの径は、10mm程度まで可能であった。しかしながら、今回はイワダレ草10を育成するため、上述にも示したがそのイワダレ草10の主根10cが穴7aを貫通することを極力防止できる、5mm以下に設定することとした。これはイワダレ草10の主根10cが穴7aから貫通してしまうと、緑化保持体6を設置箇所に設置する際に隔離保持膜7を剥離する際、イワダレ草10の主根10cを切断しなくてはならず、イワダレ草10を傷めてしまい生育の妨げとなるためであり、この穴7aの径の大きさは重要な点である。さらに、そのことにより穴7aの全体面積に対する比率も、前回は15%程度可能としたが、今回は10%程度と削減した。これにより、イワダレ草10の主根10cが隔離保持膜7の穴7aを貫通することがほとんど無く、かつ、イワダレ草10の根毛10dの一部が隔離保持膜7の穴7aを貫通して、隔離保持膜7により培養土層8およびペレニアルライグラス9およびイワダレ草10を剥離可能な範囲で一体に保持することが可能となった。
また、図1に示すように、この実施の形態1による緑化保持体6はロール状に巻回することができるので、その面積の割に体積を小さくすることができ、特に保管や運搬時に大きな利点をもたらすことになる。逆に、このように巻回して取り扱うことができるため、生育するための担体面積を従来より大幅に増大でき例えば幅寸法2mで長さ40m程度のものも生産可能となる、運搬等の取扱時は勿論、現地での植生作業も簡便となり、更に目地が減少するので、植生後も短期間に均質で良質な緑化面が得られる。
次に、上記のように構成された実施の形態1の緑化保持体6の栽培植生方法について図4に基づいて説明する。所定の深さを有し底面が平面状に例えば発泡スチロールを適宜成形して製作されたベッド100を用いる。長大寸法の緑化保持体6を生産する場合においても軽量で取り扱いが簡便となる利点がある。ベッド100はその底面が水平になるように設置するが、後述の溶液供給等との関係で若干傾斜させて設置してもよい。そして、先ず、隔離保持膜7をベッド100の底面に敷き詰める。次に、この隔離保持膜7の上に、砂を主成分とする培養土層8の一部を形成する。次に、例えば1m当たり200gのイワダレ草10の苗を、例えばその長さを3cmから5cmに切り、培養土層8に略均一にばらまく。そしてその上に薄く培養土層8の残りを敷き詰めて、培養土層8の全体の厚さが5〜30mm程度となるようにしてイワダレ草10を植え付ける。イワダレ草10は先にも示したが宿根草であるため、その苗を3cmから5cmに切ることにより、その切られた苗の中に増殖するための節を2節程度有することとなる。よって、その節を有した状態の苗にてその上から培養土を薄くかける。このことにより、苗がばらまかれた際に、その苗の根が上部(空側)および下部(土側)のいずれを向いていたとしても、その上に培養土が接するため容易に繁殖することができる(図4(a)参照。但し、図中においてイワダレ草10の苗は小さいのでその図示を省略している)。
次に、灌水、施肥および光照射を行ってイワダレ草10の苗を生育させる。また、螢光灯13で、必要な日射量を確保させる。図4(b)は水耕栽培方式の一種で、養液を点滴状にして供給する方式のものを応用したものである。養液を収容したタンク14と、タンク14からの養液を送り出すポンプ15と、ポンプ15から送り出された養液を培養土層8に滴下するためのドリップチューブ16とで、培養土層8の全体に均一に養液が供給されるようにほぼ等間隔になるようサポート17に取付けられている。滴下量を調節するために各ドリップチューブ16毎には調節弁18が設けられている。例えば日射量等に対応して最適の養液滴下量が得られるよう、ポンプ15の養液吐出量を制御装置19にて調整する。
次に、イワダレ草10の生育した培養土層8の上にペレニアルライグラスの種子11を播種する。これは図4(c)に示したように、例えば播種装置12で、下部に調整可能な隙間が形成された容器の内部に種子11を収容したもので、容器本体の左右両端に取付けられた車輪12aによって紙面と垂直の方向に移動して培養土層8の全面に種子11を播く。また、必要に応じてこの段階で灌水や覆土を行う。次に、上記イワダレ草10の生育の場合と同様に図4(d)に示すように、灌水、施肥および光照射を行って種子11からペレニアルライグラス9を生育させる。尚、ペレニアルライグラス9は種子11を播いてから最低4から5日で生育することができる。また、それ以上の期間をおいてペレニアルライグラス9を生育させて、ペレニアルライグラス9の根部が培養土層8内において生育伸長し、その根毛の一部が隔離保持膜7の穴7aを貫通してもよい。その場合、イワダレ草10の根毛10dの一部が隔離保持膜7の穴7aを貫通して、隔離保持膜7により培養土層8およびペレニアルライグラス9およびイワダレ草10を剥離可能な範囲で一体に保持する保持機能を、ペレニアルライグラス9の根部によって補うことも可能となる。なお、図示する装置は、サポート17を軸20を中心として矢印Aの向きに回動自在に構成されており、例えば播種装置12を走行させるときは、サポート17を垂直にたてて、上記走行の邪魔にならないようにしている。なお、以上の各機器により生育装置21は構成されている。そしてこの段階までには、イワダレ草10の根部10bの生育伸長が進み、前述したように、その先端の根毛10aの一部が隔離保持膜7の穴7aを貫通した段階に至っており、さらに、ペレニアルライグラス9はある程度の成長をしている。そしてこの隔離保持膜7の端部を引っ張るようにしてベッド100から取り出す。
他の緑化保持体に栽培植生方法として、例えば図5に示す上記図4で示した工程に相当する他の例がある。これは、いわゆる養液循環方式とも呼ばれるものである。図において、ベッド23は凹部24aが形成されたベッド本体24とこの凹部24aの上部に配置されたパネル25とからなり、このパネル25には所定の間隔でたて穴25aが設けられている。そして、このパネル25の上面に隔離保持膜7および培養土層8が収容される。ポンプ15によりタンク14から送出された養液は散水管26に導かれ、この散水管26に設けられた多数のノズル穴26aからミスト状となって培養土層8上に散布される。培養土層8中で過剰となった養液は隔離保持膜7の穴7aおよびパネル25のたて穴25aを経由してベッド本体24の凹部24aに落下し、残液としてポンプ27によりタンク14へ回収される。培養土層8中に埋め込まれた温度センサ28により培養土層8の温度を検出し、この出力がイワダレ草10の生育期間にはイワダレ草10の最適育成条件に、また、ペレニアルライグラス9の生育期間にはペレニアルライグラス9の最適育成条件に合致するよう、制御装置19によりポンプ15の循環量が制御される。冬期や夜間時の保温のためベッド本体24の凹部24a内に設置された温水パイプ29である。この凹部24aの存在はパネル25のたて穴25aと連通することにより培養土層8の通気性の向上にも寄与している。
そして、設置箇所であるベッド100または23から取り出した緑化保持体6を例えば田圃の畦や、屋上緑化箇所に移動させる。その場合、緑化保持体6は適当な芯型を使って、図1に示すように巻回してロール状とするのが、前述のとおり、その取り扱い上簡便となるが、その大きさによっては平板状のままで扱うようにしてもよい。なお、ロール状にした場合、その幅方向の切断は、ロール状のままで行えば簡単である。隔離保持膜7には難透液性の材料を使用しているので、保管や運搬中における緑化保持体6の過度な乾燥が防止され、この間における品質低下が防止される。次に、上記緑化保持体6を使用して、例えば田圃の畦や、屋上緑化箇所に植生を行う場合、現地までは隔離保持膜7を付けたままで搬送し、床土への植生の直前に隔離保持膜7を剥離する。この剥離によって若干量の根毛10cは切断され得るが、この一部の根毛10cを除くイワダレ草10の生育に最も重要である主根10bは健在であり、かつ隔離保持膜7によって根砂の落下がなく緑化保持体厚も一定に保たれているので、植生に先立って行う床土の整備作業も比較的簡単で、植生後の緑化保持体6の根付きも良好となる。
また、現地の植生時には隔離保持膜7は完全に除去されるので、土壌の品質を悪化させることもない。植生時に隔離保持膜7が完全に除去されるということは、隔離保持膜7を構成する材料の選択の自由度が大きくなる。即ち、例えば、イワダレ草10およびペレニアルライグラス9、培養土層8を一体に保持してその後の取り扱いに耐えるという機械的強度面と土壌中で早急に溶解してしかも土質を悪化させないという化学的特性面とを併有する要請は解消され、もっぱら前者のみの要求を考慮すれば足りるので、隔離保持膜としては量産性のよい安価な材料に簡便な加工処理を施したものでよいことになる。なお、上記実施の形態では、ベッドを一段で形成した場合について説明したが、適宜積み上げて多段構成のものとしてもよく、また装置全体は、屋外に限らず、温室、ビニールハウス等の屋内に設置して生育速度の増大を図ることもできる。また、イワダレ草10およびペレニアルライグラス9の生育手段としても、上述した養液点滴式、養液循環式のものに限定される訳ではない。即ち、噴霧ノズルや農業用ホースで養液を霧ミスト状の飛散させて供給する方式を採用するようにしてもよい。
他の緑化保持体に栽培植生方法としては、例えば図6に示すものがある。図6は、養液の供給方式を簡略化して設備投資額等の低減を図ったものであり、発泡スチロールを適宜成形した製作したベッド30を使用する。上記に示した実施の形態と異なる点は、ベッド30の底面に保肥、保水性を有する植生マット31が敷設されている点で、この植生マット31の上に隔離保持膜7および培養土層8が設けられている。この植生マット31としては例えばロックウール等の鉱滓綿を適当な密度に圧縮して厚さ5〜20mm程度のマット状に成形したものが使用される。活性炭や既述のイソライト等を素材としたものでもよい。この他の緑化保持体の栽培植生方法では、適当な方法で上方から養液を供給し灌水を施すと、養液等は培養土層8をへて隔離保持膜7の穴7aから植生マット31に至り、植生マット31がその養液、水分を吸収して蓄える。過剰分はベッド30に設けた排液口30aから排出される。
上記に示した緑化保持体の栽培植生方法では、養液の供給をかなりの頻度で行う必要があるが、ここでは、植生マット31が多量の養液、水分を蓄えているので、培養土層8内の水分が低下してくると、植生マット31内の養液が上方へ吸い上げられて養液供給が自動的に行われることになる。従って、養液供給設備が簡略化され、場合によっては、わずかの回数、人手により供給してやるだけで足り、特別の設備を省略することも可能となる。このように、植生マット31からの養液の吸い上げ効果を重視するときには、隔離保持膜7としては透液性のよい材料を使用した方がよい場合がある。即ち、隔離保持膜7の穴7aの径や密度は培養土層8およびペレニアルライグラス9およびイワダレ草10と隔離保持膜7との剥離性を確保する観点から一定量以下に抑えられるため、養液を穴7aのみから吸い上げるだけでは施肥が不十分となる可能性があるが、隔離保持膜7に透液性のよい材料を使用することにより上記不具合が解消される訳である。特定の密度、機械的強度を備えた紙等の材料は、液は透過させるがイワダレ草10の主根10bは貫通させないという特性を合わせ有しており、この場合の隔離保持膜7に適している。
さらに他の緑化保持体に栽培植生方法としては、例えば図7に示すように、栽培植生方法を更に簡略化したものがある。この緑化保持体の栽培植生方法では、露地32の一部を適当に踏み固めて平坦部32aを形成し、この平坦部32a上に配置した木材等の枠材33でベッドを形成し、ここに隔離保持膜7および培養土層8を設ける。この場合、ベッド30や植生マット31等の特別の設備を必要とせず、適当な枠材33のみで生育設備を構成することができる。そして、露地32自体が保肥材として機能し、蓄えた養液を適宜培養土層8へ供給する。特に、農閑地を利用し最小の費用で緑化保持体6を栽培したい場合に適している。上記実施の形態1は田圃の畦、各種公園、競技場緑化生地、ビルの屋上および壁面緑化などを植生することができる。
上記のように構成された実施の形態1の緑化保持体および緑化保持体の栽培植生方法によれば、以下の効果を奏する。イワダレ草とペレニアルライグラスとを隔離保持膜および培養土層に混在させているので、緑化を容易に行うことができるとともに、花を咲かせて美観を向上し、暑い時期はイワダレ草による蒸散作用にて温暖化防止効果を向上することができる。さらに、イワダレ草の休眠時期においてもペレニアルライグラスが存在するため、イワダレ草の根を寒さおよび踏圧、摺り切れから保護することができ、飛来雑草予防にも成る。また、イワダレ草の根毛を介して隔離保持膜によりペレニアルライグラスおよびイワダレ草と培養土層とを一体に保持するので、根砂の脱落がなく緑化保持体の厚みを一定に保つことができる。そして、根毛を切らずに根付きのままで出荷できるため、葉の萎凋がなく提供することが可能となる。また、隔離保持膜の柔軟特性を利用しこの隔離保持膜を強度の一因としてロール状に巻回することができ、保管や運搬等の取扱時の必要スペースを縮小でき、逆にこの特性から緑化保持体の面積を大幅に増大することができ植生時の作業性が向上する。また、巻回して出荷するのではなく、自由な寸法に裁断してから出荷する方法も可能である。尚、栽培実績における、最大寸法としては2m×10mが可能であった。
最終植生時は隔離保持膜を剥離して除去するので、設置箇所に固形物が残ることがなく、土壌の品質悪化を来すことがなく、隔離保持膜も安価なもので足りる。また、植生後極めて短時間のうち商用に供することができるのでその経済的効果は甚大である。隔離保持膜に形成する穴の径、密度を所定の範囲に収めているので、ペレニアルライグラスおよびイワダレ草との一体性の剥離性との両特性を比較的容易に実現することができる。隔離保持膜とベッドとの間に植生マットを敷設することにより、この植生マットが供給された養液、水分を一旦吸収して蓄え、適宜隔離保持膜を経て培養土層へ供給するので、養液供給や灌水の設備の簡略化が可能となる。露地に形成した平坦部をベッドの底面として利用することにより、ベッドを構成する機材が簡便安価となり、露地自体が植生マットとして機能するので生育のための作業も簡便となり省力化が実現する
この発明の実施の形態1の緑化保持体の構成を示す斜視図である。 図1に示した緑化保持体の構成の詳細を示した部分断面図である。 図1に示した緑化保持体の隔離保持膜の構成を示した図である。 図1に示した緑化保持体の栽培植生方法を説明するための図である。 図1に示した緑化保持体の他の栽培植生方法を説明するための図である。 図1に示した緑化保持体の他の栽培植生方法を説明するための図である。 図1に示した緑化保持体の他の栽培植生方法を説明するための図である。
符号の説明
6 緑化保持体、7 隔離保持膜、7a 穴、8 培養土層、
9 ペレニアルライグラス、10 イワダレ草、10b 主根、10c 根毛、
23,30,100 ベッド、21 育成装置、31 植生マット。

Claims (7)

  1. 複数の穴がほぼ均一な密度で形成された柔軟性を有する材料から成る隔離保持膜と、上記隔離保持膜上に所定の厚さに形成された砂を主成分とする培養土層とを備え、上記培養土層で生育され伸長したペレニアルライグラスを有するとともに、上記培養土層で生育され伸長したイワダレ草の根部の根毛の一部を上記隔離保持膜の穴から貫通せしめ、上記隔離保持膜により上記培養土層およびペレニアルライグラスおよびイワダレ草を剥離可能な範囲で一体に保持する緑化保持体。
  2. 上記複数の穴は、径寸法範囲0.5〜5mmで、かつ、当該開口面積の和が全体の0.01〜10%であることを特徴とする請求項1に記載の緑化保持体。
  3. 所定の深さを有し底面がほぼ平面状に形成されたベッドの上記底面に、複数の穴がほぼ均一な密度で形成された柔軟性を有する材料からなる隔離保持膜を敷く第1の工程と、上記ベッド内の上記隔離保持膜上に、所定の厚さで砂を主成分とする培養土層を形成する第2の工程と、上記培養土層にイワダレ草の苗を植え付ける第3の工程と、潅水、施肥および光照射を行い上記イワダレ草を生育させる第4の工程と、上記培養土層にペレニアルライグラスの種子を播種する第5の工程と、潅水、施肥および光照射を行い上記ペレニアルライグラスを生育させる第6の工程と、上記イワダレ草の根部が上記培養土層内において生育伸長し、その根毛の一部が上記隔離保持膜の穴を貫通して上記隔離保持膜により上記培養土層およびペレニアルライグラスおよびイワダレ草を剥離可能な範囲で一体に保持することができるようになった段階でこれら一体物を緑化保持体として上記ベッドから取り出す第7の工程と、上記緑化保持体を栽培場所から植生場所まで移動させる第8の工程と、上記植生場所で上記緑化保持体から上記隔離保持膜を剥離した後上記イワダレ草および上記ペレニアルライグラスを上記培養土層とともに床土に植生する第9の工程とを備えた緑化保持体の栽培植生方法。
  4. 上記隔離保持膜の開口は、径寸法範囲0.5〜5mmで、かつ、当該開口面積の和が全体の0.01〜10%となることを特徴とする請求項3に記載の緑化保持体の栽培植生方法。
  5. 第7の工程において、上記ペレニアルライグラスの根部が上記培養土層内において生育伸長し、その根毛の一部が上記隔離保持膜の穴を貫通することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の緑化保持体の栽培植生方法。
  6. 保肥保水性を有する材料を所定の厚さに形成した植生マットを上記ベッドの底面と上記隔離保持膜との間に敷設するようにしたことを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の緑化保持体の栽培植生方法。
  7. 第6の工程において、上記緑化保持体を渦巻き状に巻回した状態で扱うようにしたことを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれかに記載の緑化保持体の栽培植生方法。
JP2007227522A 2007-09-03 2007-09-03 緑化保持体および緑化保持体の栽培植生方法 Active JP4703617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007227522A JP4703617B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 緑化保持体および緑化保持体の栽培植生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007227522A JP4703617B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 緑化保持体および緑化保持体の栽培植生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009055872A true JP2009055872A (ja) 2009-03-19
JP4703617B2 JP4703617B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=40552205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007227522A Active JP4703617B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 緑化保持体および緑化保持体の栽培植生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4703617B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112205248A (zh) * 2020-09-08 2021-01-12 陕西地建土地工程技术研究院有限责任公司 一种低湿盐碱地区黑麦草种植方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07106100B2 (ja) * 1989-01-30 1995-11-15 功一 田中 芝の栽培方法およびその方法に使用する育苗芝保持体
JP2002330622A (ja) * 2001-05-07 2002-11-19 Niigata Prefecture 緑化工法
JP2005198607A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Tokyo Electric Power Co Inc:The 雑草抑制方法
JP2005232098A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Japan Carlit Co Ltd:The 緑化方法
JP2005328744A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Chubu Electric Power Co Inc 雑草抑制緑面化方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07106100B2 (ja) * 1989-01-30 1995-11-15 功一 田中 芝の栽培方法およびその方法に使用する育苗芝保持体
JP2002330622A (ja) * 2001-05-07 2002-11-19 Niigata Prefecture 緑化工法
JP2005198607A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Tokyo Electric Power Co Inc:The 雑草抑制方法
JP2005232098A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Japan Carlit Co Ltd:The 緑化方法
JP2005328744A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Chubu Electric Power Co Inc 雑草抑制緑面化方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112205248A (zh) * 2020-09-08 2021-01-12 陕西地建土地工程技术研究院有限责任公司 一种低湿盐碱地区黑麦草种植方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4703617B2 (ja) 2011-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7798746B2 (en) Modular, self contained, engineered irrigation landscape and flower bed panel
US20100005716A1 (en) Portable Apparatus for Promoting and Containing Plant Growth
CN104756709B (zh) 一种草花成毯生产方法
JP4744157B2 (ja) 袋培地栽培法
EP1065921B1 (en) Method and apparatus for creating areas of greenery
CN101347078A (zh) 彩色地被卷快速生产以及屋顶轻质绿化方法
JP4590561B2 (ja) 傾斜ベッドを用いた養液栽培システム
JP2007053920A (ja) 育苗マット及びそれを用いる育苗・植栽方法
JP2979209B2 (ja) 養液栽培方法および該構造
US20050257425A1 (en) Bulb planting method
JP2005204662A (ja) 果樹類の盛土式根圏制御栽培方法
JP4703617B2 (ja) 緑化保持体および緑化保持体の栽培植生方法
JP2004208611A (ja) 自然薯の養液栽培方法およびその栽培装置
JP2007175040A (ja) 特定の天然植物の栽培方法およびその栽培に使用する育生保持体
JP2002253054A (ja) 植物栽培用装置及びこの装置を使用した植物栽培方法
JP3700923B2 (ja) パイナップルの栽培方法
KR101759179B1 (ko) 인삼 이동식 베드 재배 시스템
CN210808437U (zh) 八月瓜育苗池
JP2010193771A (ja) 園圃栽培装置
JP2004121066A (ja) 鉢植栽培方法と栽培容器
JP2004329139A (ja) 植生基盤
TWM620213U (zh) 薑栽培裝置
JP2003180166A (ja) 植生具及びそれを用いた緑化法
JPH1128024A (ja) セダム・カーペット
JP2003038050A (ja) 薄型養液栽培装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100514

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20100817

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20100901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4703617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250