JP2009054989A - 発光装置、照明装置及び当該照明装置を備えたクリーンルーム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の特定の波長をカットするフィルタを有する蛍光体又は水銀灯等の照明装置は、フィルタを用いて特定波長の光をカットして照明しているために、フィルタを用いないで照明する場合に比べて照度が1/3から1/4に減少し、クリーンルーム内の照明が暗い黄色発光となってしまっていた。従って、室内で働く人の安全性が損なわれることとなり、また働く人の精神的なストレスともなっていた。
【解決手段】半導体発光素子と、半導体発光素子からの光に励起される蛍光体と、蛍光体を有し半導体発光素子を覆う封止樹脂とを備える発光装置において、封止樹脂が有する蛍光体により、特定の波長に反応する感光性物質が反応しないように、特定の波長成分を抑制したことを特徴とする発光装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオード(以下LEDと記す)を用いた発光装置、当該発光装置を備えた照明装置及び当該照明装置を備えたクリーンルームに関する。
半導体集積回路(IC)や液晶表示装置といった電子デバイスの製造工程の一部は、通常クリーンルーム内で行われる。クリーンルームでは、天井面に設けられたHEPA(高機能)フィルタを通して清浄された空気が吹き出され、吹き出された空気は気流により室内の埃を運んで床面から吸い込まれる。そして、再度HEPAフィルタにて埃が取り除かれた空気が天井から吹き出されるという循環により、室内の空気は清浄に保たれている。
また、クリーンルーム内で行われるICの回路パターンや液晶表示装置のTFT回路を形成する際におけるフォトリソグラフィー工程といったフォトレジスト等の感光樹脂が用いられる工程では、露光装置による露光作業に影響を与えないように、室内に備えられた照明装置から照射される光の特定の波長をカットする必要がある。
つまり、フォトレジスト等の感光性樹脂は、露光装置から照射される例えばi線(365nm)、g線(436nm)といった特定の波長の光に反応して、アルカリ可溶性に変化したり、硬化するように設計されているが、露光装置以外の照明装置からの光に反応してしまうと、精密な回路形成等ができない。よって、クリーンルーム等の感光性樹脂を用いる工程が行われる場所では、感光性樹脂等が反応する波長をカットして室内を照明する必要がある。
そこで、従来のクリーンルームには、特定の波長をカットするフィルタを有する蛍光灯又は水銀灯等の照明装置が用いられていた。その一例として、下記特許文献1には、酸化亜鉛を主成分とし、銀微粒子を分散して添加して形成され、波長450nm〜500nmの範囲内で透過率を50%カットする光カットフィルタを備えた管球の高圧水銀(HID)ランプが開示されている。
特開2005−221750号公報
しかし、従来の特定の波長をカットするフィルタを有する蛍光体又は水銀灯等の照明装置は、フィルタを用いて特定波長の光をカットして照明しているために、フィルタを用いないで照明する場合に比べて照度が1/3から1/4に減少し、クリーンルーム内の照明が暗い黄色発光となってしまっていた。従って、室内で働く人の安全性が損なわれることとなり、また働く人の精神的なストレスともなっていた。
本願発明の目的は、斯かる問題を鑑みて、LEDを光源とするものであり、特にLEDとLEDからの光に励起される蛍光体からなる発光装置において、感光樹脂等が反応する特定の波長成分を抑制した発光装置、当該発光装置を用いた照明装置及び当該照明装置を用いたクリーンルームを提供することである。
本発明の発光装置は、半導体発光素子と、半導体発光素子からの光に励起される蛍光体からなる発光装置において、感光性物質が反応する特定の波長成分を抑制する抑制体を備えてなることを特徴とする。
本発明によれば、感光樹脂等が反応する特定の波長成分を抑制するとともに、照度の低下を抑えた照明が可能である。
本発明の発光装置は、半導体発光素子と、半導体発光素子からの光に励起される蛍光体と、蛍光体を有し半導体発光素子を覆う封止樹脂とを備える発光装置において、封止樹脂が有する蛍光体により、特定の波長に反応する感光性物質が反応しないように、特定の波長成分を抑制したことを特徴とする。
本発明によれば、感光樹脂等が反応する特定の波長成分を抑制するとともに、照度の低下を抑えた照明が可能である。
本発明の発光装置は、さらに、感光性物質が反応する波長領域は、g線等の青色領域であることを特徴とする。
本発明によれば、g線等の青色領域の波長に反応する感光樹脂等が感光することを抑制するとともに、照度の低下を抑えた照明が可能である。
本発明の発光装置は、さらに、蛍光体の量は、発光装置が白色発光する場合に封止樹脂が有する蛍光体の量よりも多いことを特徴とする。
本発明によれば、蛍光体の量を増やすことにより、感光樹脂等が反応する特定の波長成分を抑制するとともに、照度の低下を抑えた照明が可能である。
本発明の発光装置は、さらに、半導体発光素子は、発光ダイオードであることを特徴とする。
本発明によれば、紫外線領域を含まないので、i線の波長の光を発光することなく、感光樹脂等が感光することを抑制するとともに、照度の低下を抑えた照明が可能である。
本発明の発光装置は、さらに、発光ダイオードは青色LEDであり、蛍光体は黄色蛍光体であることを特徴とする。
本発明によれば、感光樹脂等が感光することを抑制するレモン色の明るい黄色の発光が可能である。
本発明に発光装置は、さらに、発光装置から照射される光は、色度表において、X色座標が0.4から0.45の範囲に含まれることを特徴とする。
本発明によれば、明るい黄色(レモン色)の発光が可能となる。また、クリーンルーム等の本発明の発光装置を有する照明装置が備えられる場合は、室内は明るさが保たれ、作業者の安全の確保、又は作業者にストレスを与えないといった効果が得られる。
本発明の発光装置は、さらに、封止樹脂は、赤色蛍光体を含むことを特徴とする。
本発明によれば、より演色性の高い発光装置とすることができる。
本発明の照明装置は、上記発光装置の何れかを備えた照明装置である。
本発明によれば、感光樹脂等が反応する特定の波長成分を抑制するとともに、照度の低下を抑えた照明が可能である。
本発明の照明装置は、さらに、特定の波長成分の光を遮断する遮断手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、抑制体に加えて、遮断手段により特定の波長成分の光を遮断することができるので、より確実に特定の波長成分の光を低減することが可能である。
本発明の照明装置は、さらに、前記遮断手段は、特定の波長成分の光を遮断するフィルタと拡散板からなることを特徴とする。
本発明によれば、フィルタにて特定の波長成分の光を低減するとともに、拡散板にて光を散乱させて、光源のグレアを低減することが可能である。
本発明の照明装置は、さらに、前記遮断手段は、前記フィルタと前記拡散板の間に空気層を有することを特徴とする。
本発明によれば、遮断手段のフィルタにおける光の損失を抑えるとともに、フィルタの長寿命化を図ることが可能である。
本発明のクリーンルームは、上記照明装置を備えたクリーンルームである。
本発明によれば、クリーンルーム内で使用する感光性物質が反応するのを抑制するとともに、室内で働く人の安全性が確保し、また働く人の精神的なストレスを抑制することが可能である。
本発明によれば、感光樹脂等が反応する特定の波長成分を抑制するとともに、照度の低下を抑えた照明が可能である。
以下、本発明のLEDを用いた発光装置(光源モジュール)、当該発光装置を備えたLED照明装置、及び当該LED照明装置を備えたクリーンルームについて、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の発光装置の実施の形態1の概略平面図である。図2は、本発明の発光装置の実施の形態1の封止樹脂を取り除いた概略構成図である。図3は、本発明の発光装置の実施の形態1の要部概略断面図である。
図1から図3を参照して、本発明の発光装置の実施の形態1について説明する。
図1及び図2を参照して、発光装置10は、例えば酸化アルミニウム(アルミナ)等のセラミックを材料とし、角が丸く成形された四角形状の基板11に、複数の青色LED12が3列並列に実装されている。実装されたLED12の群は、LED12からの光に励起され黄色に発光する黄色蛍光体13を含むエポキシ樹脂等の封止樹脂14からなる封止樹脂層15に覆われて封止される。複数の青色のLED12と、黄色蛍光体13及び封止樹脂14からなる封止樹脂層15とにより発光部16が構成される。
基板11には、配線パターン17がフォトエッチング法等にて平行に形成され、複数のLED12は、配線パターン17に沿って形成されたLED実装目安印18に対応して、エポキシ樹脂等の樹脂を用いて固定される。
さらに、四角形状の基板11の対向する2組の角に、基板11を照明装置等の基体(図示せず)に係止するための一組のネジ取付部19と、外部の電源(図示せず)からLED12に直流電流を供給するための正電極外部接続ランド20と負電極外部接続ランド21の一組の外部接続ランド部が設けられている。正電極外部接続ランド20及び負電極外部接続ランド21には、外部配線22が接続され、基板11の対向する2辺に外部配線22が通る外部配線用切欠孔23が設けられる。
図3を参照して、複数のLED12は配線パターン17にワイヤWで電気的に接続され、基板11内部にはLED12から基板11内部に透過してくる光を反射する例えばAg−Nd等の合金からなる反射層24がスパッタリング法を用いて形成されている。基板11の厚さは約1mmであり、反射層24の厚さは約0.1mmである。反射層24として、0.1mm程度の厚さがあれば、反射層としての効果がより確実に得られる。
次に、発光部16を構成する青色LED12、黄色蛍光体13及び封止樹脂14について、詳細に説明する。
本実施の形態では、青色LED12としてサファイア基板上に窒化ガリウム系化合物半導体を形成した青色LEDを用い、青色光に励起され黄色を発光する黄色蛍光体13の材料としてBOS蛍光体(BaSr)2SiO4:Eu2+を用いている。
しかし、青色LED12としては、GaN基板上に窒化ガリウム系化合物半導体を形成した青色系のLED、ZnO(酸化亜鉛)系化合物半導体より成る青色系のLEDを使用してもよい。また、InGaAlP系、AlGaAs系化合物半導体のLEDを用いてもよいことは言うまでもない。
また、青色光に励起され黄色を発光する黄色蛍光体13の材料として、Ce:YAG(セリウム賦活イットリウム・アルミニウム・ガーネット)蛍光体であってもよい。
封止樹脂14の材料として、エポキシ樹脂の他に、ユリア樹脂、シリコーン樹脂などの耐候性に優れた透明樹脂や、耐光性に優れたシリカゾル、硝子などの透光性無機材料が好適に用いられる。また、封止樹脂内に蛍光体と共に拡散剤を含有させても良い。具体的な拡散剤としては、チタン酸バリウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化珪素、炭酸カルシウム、二酸化珪素等が好適に用いられる。
次に、封止樹脂層15内の黄色蛍光体13の量を変化させた場合に発光部16から照射される光のCIE色度表中の座標位置の変化、スペクトル分布の変化・全光束の実験結果を基に、発光部16からの光の黄色蛍光体13の量に対する依存性について説明する。
図4は、封止樹脂層15内の黄色蛍光体13の量を変化させた場合に発光部16から照射される光の色度表内での座標位置の変化(移動)を示す図である。
表内の○点は、青色LED12のみを発光させた場合の座標位置を示し、複数の◇点は、黄色蛍光体13の量を変化させたサンプルにおける青色LED12と黄色蛍光体13からの光の合成光の座標位置を示す。
封止樹脂層15内の黄色蛍光体13の量が増えるにつれて、青色LED12から発光される光が黄色蛍光体13に衝突する確率が高くなるので、黄色蛍光体13が励起されて黄色発光する強度が大きくなり、黄色蛍光体13に遮られるために青色発光の強度が小さくなる傾向にある。従って、黄色蛍光体は、青色LEDからの青色領域の光の抑制体として機能し、図4の色度表で、発光部16から照射される光の座標位置は、青色領域から黄色領域に移動(矢印の方向に移動)することになる。
図5は、発光部16から照射される光(青色LED12と黄色蛍光体13からの光の合成光)のスペクトル分布の変化を示すグラフである。
グラフ内の複数のスペクトル分布は、それぞれ図4で示したサンプル中から選択した代表サンプルのスペクトル分布を示し、図4の色度表の色座標X(X軸)の値にてそれぞれのスペクトル分布の名称としている。よって、この色座標Xの値が大きくなるにつれて、合成光は色度表で青色領域から黄色領域に移動することになる。また、グラフ内の二つのピークの波長の内、約440nmは青色LEDによる青色発光の波長を示し、約570nmは黄色蛍光体13の黄色発光の波長を示す。
図5のグラフから、色座標Xの値が大きくなる(黄色蛍光体量が増える)につれて、青色発光の波長(約440nm)の光の強度が小さくなり、最も黄色蛍光体量が多い場合(X色座標が0.4294)に青色発光の強度が最小となる。これは、上述したように、黄色蛍光体量が増えたことによって、青色LED12からの光が黄色蛍光体13に衝突する確率が高くなり、封止樹脂層15を透過する青色光が減るからである。また、グラフから、色座標Xの値が約0.4より大きい場合には、特にg線(436nm)に感光する感光性樹脂が反応しない程度に青色発光の強度が、抑制体としての黄色蛍光体13により十分に抑制されていることが分かる。
また、黄色蛍光体量が増えるにつれて、黄色発光の波長(約570nm)の光の強度が大きくなり、色座標Xが0.4120のサンプルの場合に最大となる。また、黄色蛍光体量が最も多い色座標Xが0.4294のサンプルは、色座標Xが0.4120のサンプルに比べて黄色発光の強度が小さい。これは、封止樹脂層15内の黄色蛍光体13が、ある一定量を超えると、青色LED12の青色光に励起されて黄色蛍光体13が発光する黄色光が、封止樹脂層のより外部に近い別の黄色蛍光体13によって遮断される確率が高くなるためである。
図6は、封止樹脂層15に含まれる黄色蛍光体13の量を変化させた場合に、発光部16から照射される光の全光束の変化を示すグラフである。全光束は、発光部16から照射される全ての光の量を意味し、複数の青色LED12と黄色蛍光体13から発光される光の合成光の総量に相当する。
図6のグラフの横軸は色座標Xを示し、縦軸は全光束(lm:ルーメン)の大きさを示す。横軸の色座標Xの値が大きくなるにつれて、封止樹脂層15に含まれる黄色蛍光体13の量が増えることになる。また、グラフ内のサンプル点は、図4の異なる黄色蛍光体量を含むサンプル(◇点)に対応する。
図6のグラフから、色座標Xが大きくなる(黄色蛍光体量が増える)につれて、全光束は大きくなる傾向であるが、全光束がサンプル内で最大となるのは、色座標Xの値が最大(黄色蛍光体量が最も多い)の0.4294の場合ではなく、色座標Xが0.4120の場合である。これは、封止樹脂層15内の黄色蛍光体13の量がある一定量を超えると、青色LED12の青色発光及び黄色蛍光体13からの黄色発光が、封止樹脂層15内の別の黄色蛍光体13によって遮断される確率が高くなるためである。
従って、発光部16からの光の全光束を最大にするための最適な黄色蛍光体量があり、実験結果から色座標Xの値が約0.4となるように黄色蛍光体13を封止樹脂層15に含ませるようにすることが好ましい。なお、色座標Xの値が0.35から0.45の範囲では全光束の値が十分に大きいので、色座標Xの値が0.35から0.45の範囲となるように封止樹脂層15に含まれる黄色蛍光体量13を調整するようにすることが好ましい。
以上の実験結果により、封止樹脂層15内に含まれる黄色蛍光体13の量を、発光部16からの光のX色座標の値が約0.4となるように調整することにより、特定の波長(例えばg線)に感光する感光性樹脂を反応することを防止でき、かつ全光束の大きい発光が可能である発光装置とすることができる。さらに、図4の色度表から、X色座標の値を約0.4の値に調整した場合は、Y色座標が約0.5となり、従来のクリーンルームに用いられていた黄色蛍光灯の暗い黄色とは異なる明るい黄色(レモン色)の発光が可能となる。
よって、クリーンルーム等の照明装置が備えられる室内は明るさが保たれ、作業者の安全の確保、又は作業者にストレスを与えないといった効果が得られる。なお、この効果はX色座標の値が約0.4から0.45でも得ることはできる。
図7に示すのは、封止樹脂層に含まれる封止樹脂と黄色蛍光体13の重量比と発光部16から発光される光の色座標との関係を示すグラフである。
グラフに示すように、黄色蛍光体/封止樹脂の重量比の値が大きくなる(封止樹脂層に含まれる黄色蛍光体の量が増える)につれて、色座標Xと色座標Yの値が大きくなる。よって、封止樹脂層に含まれる黄色蛍光体量と発光される光の色座標については相関関係があり、色座標Xと色座標Yを、黄色蛍光体/封止樹脂の重量比を制御して調整することが可能である。
例えば、上述したように、特定の波長(例えばg線)に感光する感光性樹脂が反応することを防止でき、かつ全光束の大きい発光が可能である発光装置とするために、発光部16から発光される光の色座標Xを約0.4といった最適な値に調整するには、黄色蛍光体/封止樹脂の重量比を0.6として調整することが可能である。
半導体集積回路等の製造工程で用いられるフォトレジスト等の感光性樹脂は、例えばi線(365nm)の紫外線領域の波長、g線(436nm)といった青色領域の波長に反応してアルカリ可溶性又は硬化等の物性が変化する。
本実施の形態の発光装置10は、青色LED12を光源として用いているので、水銀灯等で発生する紫外線領域の波長は発生せず、さらに、封止樹脂層15に含まれる蛍光体として黄色蛍光体13が含まれる構成にして、青色領域に対応する波長を感光性樹脂が反応しないように抑制することが可能である。
また、封止樹脂層15に含まれる蛍光体として黄色蛍光体が含まれる構成を例示したが、青色LED12からの光を抑制するために封止樹脂層に含まれる蛍光体としては、黄色蛍光体のみに限定されるのではなく、蛍光体の発光する光に青色領域を含まないような赤色蛍光体や緑色蛍光体が含まれていても、同様の効果は得られる。
特に、封止樹脂層に黄色蛍光体に加えて赤色蛍光体を混ぜて適宜調整することにより、青色領域の波長の光を抑制しつつ、より演色性の高い発光が可能である。青色蛍光体に励起され赤色の発光をする赤色蛍光体として、Sr2Si5N8:Euまたは、CaAlSiN3:Eu2+が、好適に適用できる。
さらに、緑色蛍光体を上記例に加えて封止樹脂に含ませてもよい。青色領域の波長の光を抑制しつつ、より多彩な発光が可能である。青色蛍光体に励起され緑色の発光をする緑色蛍光体として、αサイアロン(α−SiAlON:Ce3+)、βサイアロン(β−SiAlON:Eu2+)、Srアルミネート(SrAl2O4:Eu2+)、(Sr,Ba)2SiO4:Eu2+、Ca3(Sc,Mg)2Si3O12:Ce3+が好適に適用できる。
図8及び図9は、実施の形態1の変形例である発光装置30及び発光装置40の平面図である。図1に記載の発光装置10と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
上述した実施の形態1の説明では、発光装置10(基板11)の外形形状をほぼ正方形の四角形状としたが、図8に示したように円形状の発光装置30(基板31)であってもよく、さらに発光部の形状も図1の形状に限らず、図8及び図9に示したような円形形状や楕円形状等の発光部41であってもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2として、実施の形態1の発光装置を用いたLED照明装置について説明する。
図10は、実施の形態2のLED照明装置50の組立斜視図である。図11は、実施の形態2のLED照明装置50の分解斜視図である。図12は、実施の形態2のLED照明装置50に設けられる発光装置10を実装した基板51の概略平面図である。
図10から図12を参照して、LED照明装置50は2つの発光装置10を備え、発光装置10は基板51に並べて実装して配置される。基板51は、例えばガラスエポキシ基板であり、発光装置10から光ができるだけ外部に照射されるように、基板51の表面は、白色等に塗装されていたり、反射シート(図示せず)が設けられていてもよい。
基板51は、アルミニウム等の金属製の基体52の係止溝53に嵌め込まれて設けられており、基体52は発光装置10から基板51を通して伝達される熱を放熱する放熱板としても機能する。また、基板51における発光装置10からの光の照射側には、発光装置10からの光を拡散する拡散部材としてのカバー54が設けられる、カバー54は、例えば乳白色のポリカーボネート等の樹脂でできている。LED等の指向性を有する光源を照明装置に用いる際に問題となるグレアの解消に効果がある。
また、基体52の両端には係止溝53に嵌め込まれて基板51を固定する保持部材55(55a・55b)が設けられる。保持部材55には溝部56及び照明装置取付穴57が設けられている、溝部56には発光装置10に直流電流を供給し、電源装置(図示せず)又は他の照明装置と連結するためのコネクタ58が設けられる。コネクタ58の内部には、電流を供給する電力線や発光装置を制御する制御線であるリード線59を導通している。また、照明装置取付穴57は、ネジ等の取付部材(図示せず)が挿入され、LED照明装置50は天井面や壁面等に取り付けられる。さらに、外装部材60が、保持部材55及びカバー54を保持し、LED照明装置50は構成される。
(実施の形態3)
実施の形態1及び2では、基板上の複数のLEDを蛍光体を含む封止樹脂層により覆ったモジュール形状の発光装置を示して説明したが、実施の形態3のLED照明装置70は、基板上に個々に蛍光体を含む封止樹脂層で覆われたLED(一般的に表面実装型LEDと呼ばれるLED)である発光装置を備えるLED照明装置である。
図13は、実施の形態3のLED照明装置70の分解斜視図である。図14は、実施の形態3のLED照明装置の基板の平面図である。実施の形態2のLED照明装置と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図13に示すように、LEDパッケージの発光装置71が、基板51に4列に複数個実装されている。個々の発光装置71は、1つの青色LEDに抑制体の黄色蛍光体を含む封止樹脂で覆い封止したものである。実施の形態1にて説明した発光装置と同様に、サファイア基板上に窒化ガリウム系化合物半導体を形成した青色LEDを用い、BOS蛍光体(BaSr)2SiO4:Eu2+の黄色蛍光体を含むエポキシ樹脂にて封止している。当然に、青色LED、黄色蛍光体及び封止樹脂として、実施の形態1にて記載した他の材料も用いることは可能である。
また、フォトレジスト等の感光性樹脂が感光して反応しないように、例えばi線(365nm)の紫外線領域の波長、g線(436nm)といった青色領域の波長を抑制するために、発光装置71から照射される青色LEDからの青色発光と黄色蛍光体からの黄色発光の合成光は、色座標X及び色座標Yが、実施の形態1の発光装置と同様に値に調整されている。
さらに、黄色蛍光体に加えて、特定波長の抑制体として、蛍光体の発光する光に青色領域を含まないような赤色蛍光体や緑色蛍光体が封止樹脂に含まれていても、合成光の演色性が増すのでよい。赤色蛍光体及び緑色蛍光体としては、実施の形態1の説明にて記載した材料が適用できる。
よって、本実施の形態の発光装置71も、LEDを光源として用いているので、水銀灯等で発生する紫外線領域の波長は発生せず、さらに、封止樹脂層に含まれる蛍光体として黄色蛍光体が含まれる構成にして、青色領域に対応する波長を感光性樹脂が反応しないように抑制することが可能である。
図15は、実施の形態2又は実施の形態3のLED照明装置80が、電源部81又は他のLED照明装置と連結された場合のLED照明機器82の斜視図を示す。
LED照明装置80は、商用電源を変換してLED照明装置80内の発光装置(図示せず)に電源を供給する電源部81及び商用電源に接続するコンセント82に接続線83を介して接続されている。LED照明装置は、複数個が接続されていてもよく、また、LED照明装置内に設けられる発光装置の数によっては長い形状とすることも可能である。さらに、スイッチングユニット84により、LED照明機器82の電源のON/OFFを制御できるようにしてもよい。
(実施の形態4)
図16は、実施の形態2又は3に記載のLED照明装置90が備えられたクリーンルームCの室内を示す透過斜視図である。
図16のクリーンルームCの天井Uには、循環する空気の埃等を取り除く為のHEPAフィルタPが設けられているが、LED照明装置90は複数のHEPAフィルタPを支持する梁に設置されることが好ましい。LED照明装置は、小型である為に、LED照明装置用のスペースを天井に新たに設ける必要がなく、天井面におけるHEPAフィルタ占積率の向上となる。
従来の特定の波長をカットするフィルタを有する蛍光灯又は水銀灯等の照明装置は灯具寸法が大きい為に灯具の設置スペースが天井に必要となり、HEPAフィルタの占有面積は低くなっていた。また、天井のHEPAフィルタの間に設置される蛍光灯又は水銀灯等の照明装置のスペースによって、照明装置付近に気流が流れない空間ができ、空気中の埃を十分に取り除くことができなかった。よって、クリーンルーム内の清浄化の効率が低くなってしまうという問題があった。
本実施の形態のLED照明装置は、LEDを光源としているので、従来の蛍光灯や水銀灯の照明装置に比べて薄型の照明装置であり、室内を循環する気流の邪魔にならない。よって、気流溜りによって埃が空気中に留まることなく床に運ばれ、循環しHEPAフィルタにて取り除かれる。
また、LED照明装置は薄く軽量であるので、照明装置を設置する場所は天井に限らず、壁面や室内にて使用される装置にも設置することが可能である。よって、室内の環境や作業内容によって、照明装置の数や設置場所を適宜変更することができ、工場内のレイアウトの変更等に容易に対応することが可能である。
(実施の形態5)
図17は、本発明の実施の形態5のLED照明装置の組立要部斜視図である。図18は、図17のLED照明装置の分解要部斜視図である。実施の形態5のLED照明装置は、実施の形態1から4のLED照明装置と同様に封止樹脂に含まれる黄色蛍光体の量を増やすことにより青色の波長領域の光の光量を減らした発光部を備える照明装置であって、さらに、発光部から照射される光に含まれる青色の波長領域の光をカットするカットフィルタを備えたことを特徴としている。
LED照明装置100は、細長形状の照明装置であって、光源であり発光部としてのLED101を収容する筐体102(以下「照明ケース102」と称する)と、LED101に電流を供給する電源回路を収容する筐体103(以下「電源ケース103」と記す)とを別体に備え、照明ケース102と電源ケース103は互いに着脱可能に構成されている。
LED照明装置100は、天井面に電源ケース103の照明ケース102と対向しない側の面を対向させてボルトで取り付けられ、電源ケース103の内部に収容する電源回路は、天井裏に配設されている外部電源からの電力線と接続される。また、照明ケース102と電源ケース103とを係止し、照明ケース102の内部に収容するLED101と電源ケース内部の電源回路と配線で接続することにより、LED101は外部電源からの交流電圧が電源回路にて直流電圧に変換及び整流されて供給されることになる。よって、照明装置100はLED101を発光させて照明することが可能となる。
次に、照明ケース102と照明ケース102の内部に収容されるLED等の部品について説明する。
照明ケース102は、例えばアルミニウムである軽量かつ放熱性が良い金属からなり、底面104と、一部屈曲した部分を有し長手方向に沿って先端が二股に分かれた溝である凹部が形成された側面105とを有する細長の略直方体形状(蒲鉾形状)である。また、照明ケース102は、短手側の両端と底面と対向する側において開口部を有している。
また、照明ケース102の底面104には、複数のLED101を装着した複数枚(本実施の形態では4枚)のLED基板107が、底面104のLED基板取付孔108にビスで取り付けられている。
なお、LED基板107はプリント配線基板であり、複数個のLED101が等間隔にマトリクス状に配列されている。また、LED基板107には、複数のLED101間を通電する配線パターン(図示せず)、LED101に一定の電流を流すための制限抵抗(図示せず)、複数のLED基板107間を接続するためのLED基板コネクタ109が設けられている。
なお、LED基板コネクタ109は1枚のLED基板107に2つずつ設けられており、2つともLED基板107の一辺側の端部に設けられている。従って、複数のLED基板107は、LED基板コネクタ109が設けられた領域を有する一辺側を揃えて底面104に装着することにより、LED基板コネクタ109及びLED基板コネクタ109間を接続する配線を、側面105の屈曲により形成される空間に収容することができる。従って、照明される側から照明装置100を見た場合に、LED基板コネクタ109及び配線を外部から視認することがないので、外観上にも良い。
さらに、LED基板107のLED101が装着されている表面側には、反射シート110が取り付けられている。よって、LED101から照射された光がLED基板107にて吸収されることを防ぐことができるので、照明装置100から照射される光の量が減少することを防止できる。なお、反射シート11として、例えばポリエチレンテレフタレートフィルムが用いられる。
また、底面104の短辺側の両端部には、電源ケース103と照明ケース102を取付るための矩形状の電源ケース取付孔111が設けられている。また、底面104の短手側の両端部には、両端の開口部を覆うサイドカバー112が設けられている。サイドカバー112は白色の反射性の高い樹脂であるので、両端の開口部から光が漏れることを防止することができる。
次に、発光部としてのLED101について説明する。
LED101は、青色LEDと黄色蛍光体からなる表面実装型LEDであって、青色LEDは黄色蛍光体を含む封止樹脂によって封止されている。また、LED101は、上述したように、封止樹脂に含まれる黄色蛍光体の量を多くすることにより、封止樹脂を通過して照射される青色LEDの光が減少するので、例えばi線(365nm)の紫外線領域の波長、g線(436nm)といった青色の波長領域の光の量を低減した明るい黄色(レモン色)の発光が可能となる。
また、上述したように、封止樹脂に含まれる黄色蛍光体の量を、LED101からの光のX色座標の値が約0.4となるように調整することにより、特定の波長(例えばg線)に感光する感光性樹脂を反応することを防止することができるとともに、全光束の大きい発光が可能となる。
さらに、照明ケース102の側面105の先端の凹部106には、LED101をカバーするとともに、例えばi線(365nm)の紫外線領域の波長やg線(436nm)といった青色の特定の波長領域の光を遮断するカットフィルタと拡散板からなる遮断手段としてのフィルタ拡散板113が嵌装される。なお、例えば、カットフィルタとしてポリエチレンテレフタラート(屈折率1.52)が用いられ、拡散板としてポリカーボネート(屈折率:1.59)、アクリル板(屈折率1.49)、ガラス等が用いられる。
従って、LED照明装置100は、封止樹脂に含まれる黄色蛍光体を増やしたLED101にて出射された光に含まれる青色の波長領域の光の量を減らすことができるとともに、フィルタ拡散板113により、さらに、青色の波長領域の光を遮断できるので、照明装置100から照射される光に含まれる青色の波長領域の光をより確実に低減することが可能となる。
また、照明ケース102の短手側の両端部には、照射方向側からフィルタ拡散板113等の部品を押圧して保持する保持部材114が設けられている。
次に、電源ケース103と電源ケース103に収容される電源回路部等の部品について説明する。
電源ケース103は、鉄等の金属からなる直方体の筐体であり、内部に電源回路部及び外部電源から電力線が接続するための接続端子としての速結端子120を備える。また、電源回路部は、照明装置の安全性を確保するために、金属性の電源回路ボックス121の内部に収容されている。
電源回路部は、電源回路基板122にコンデンサやトランス等の電子部品(図示せず)を装着して構成され、電源回路ボックス120に絶縁シート123を介して取り付けられる。なお、電源回路部と電源回路ボックス120の間の絶縁性をさらに確保するために、電源回路部をシリコン等の樹脂でモールドしていてもよい。
また、電源ケース103の長手方向の長さは照明ケース102の長手方向の長さとほぼ同じであるが、電源ケース103の短手方向の長さは電源ケース102の短手方向の長さの略半分である。従って、電源ケース103を照明ケース102の底面104の裏面に短手側の中心に取り付けた場合、電源ケース103と照明ケース102の短辺の長さの違いに起因して、照明ケース102の裏面の一部が外部に露出される構成となる。よって、放熱性の高いアルミニウム等の金属からなる照明ケース102を効果的活用して、LED101から発せられる熱を効率的に放熱することが可能となる。
また、電源回路部及びLED基板107は、互いに接続する為のコネクタ125を有しており、照明ケース102の電源ケース取付孔111を挿通して接続されている。
また、図示しないが、電源ケース103の天井側の面には、天井に配設された電力線を引き込む引込孔が設けられ、引込孔の孔周囲には樹脂製の緩衝リングが装着されている。よって、照明装置の製造過程で形成される引込孔の孔周囲のバリを覆うことができるので、引込孔に電力線を引き込もうとする際に、引込孔のバリで電力線が損傷を受けることを防ぐことができる。なお、引込孔は、緩衝リングを装着するのではなく、つば加工等の端面処理がすることにより、電力線の損傷を防ぐようにしていてもよい。
また、照明ケース102と電源ケース103の係止は、電源ケース103の短手側の両端部の引掛部126を照明ケース102の電源ケース取付孔111に引掛けて係止するとともに、照明ケース102の背面に長辺方向に沿って形成された断面がL字状の係止受け部127に電源ケース103の長辺方向に設けられた係止突起部128を嵌め込むことにより、照明ケース102と電源ケース103を強固に係止することができる。さらに、留めネジ129により、引掛部126を固定している。
次に、フィルタ拡散板113の構造について、より詳細に説明する。
図19は、フィルタ拡散板113の断面図である。図20は、フィルタ拡散板を通過する光の経路を説明する図である。
図19に示すように、拡散板131の周囲に設けられた接着部材134により、拡散板131とカットフィルタ132は空気層133を形成して接着されている。装着部材134としては、接着テープや接着剤が用いられるが、拡散板131とカットフィルタ132の間に空気層133を形成するためにはある程度の厚みがあることが好ましい。なお、拡散板131の全周囲に渡って接着部材134が設けられていてもよいが、拡散板131とカットフィルタ132との間に空気層133を形成して接着するには、拡散板131の周囲の一部にのみ設けられていてもよい。
よって、上述したように、照明装置100から照射される光に含まれる青色の波長領域の光をより確実に低減することが可能となる。また、拡散板131とカットフィルタ132を密着させずに、空気層133を設けることによりフィルタ拡散板113のカットフィルタ132内で吸収される光の量を低減することも可能である。
次に、拡散板131とカットフィルタ132の間に空気層133を設けることにより、フィルタ拡散板113のカットフィルタ132内で吸収される光の量を低減することができる理由について説明する。
図20(a)は、カットフィルタ132と拡散板131を密着させたフィルタ拡散板113内を通過する光の経路を示し、図20(b)は、カットフィルタ132と拡散板131の間に空気層133を設けたフィルタ拡散板113を通過する光の経路を示す。
図20(a)を参照して、カットフィルタ132と拡散板131を密着させたフィルタ拡散板113の場合は、光源から出射された光は、拡散板131の内部の拡散剤によって散乱する。散乱した光の一部は、図内の実線で示すようにカットフィルタ132内を導光されて進行し、カットフィルタ132の表面に所定の入射角以上の入射角をもって到達した場合は、カットフィルタ132の表面にて全反射する。そして、全反射した光は、再度カットフィルタ132内を導光されて進行し、拡散板131の内部の拡散剤にて再度散乱して、出射方向に進行する。その後、カットフィルタ132を再度通過して、出射される。
図20(b)を参照して、カットフィルタ132と拡散板131の間に空気層133を設けたフィルタ拡散板113の場合は、光源から出射された光は、拡散板131の内部の拡散剤によって散乱する。散乱した光の一部は、図20(a)で示した光と同じ入射角で拡散板131の表面に到達した場合は、拡散板131の表面にて全反射する。そして、全反射した光は、拡散板131の内部の拡散剤にて再度散乱して、出射方向に進行方向を変え、再度拡散板131の表面に所定の入射角未満の入射角をもって到達した場合は、拡散板131の表面で屈折し、カットフィルタ132を通過して出射される。この場合、図20(a)の光と異なり、所定の入射角以上の光は、拡散板131の表面でまず全反射するので、カットフィルタ132を透過してカットフィルタ132の表面に到達する光の大部分は、所定の入射角以上の入射角をもって到達する。従って、カットフィルタ132の表面で全反射することなく、出射される。
よって、図20に示すように、カットフィルタ132と拡散板131を密着させたフィルタ拡散板113を用いた場合のカットフィルタ132内における導光距離は、カットフィルタ132と拡散板131の間に空気層133を設けたフィルタ拡散板113を用いた場合のカットフィルタ132内における導光距離に比べて長いものとなる。
また、カットフィルタ132内では、特定の波長成分を含む光だけでなく特定波長以外の光も若干吸収されるので、カットフィルタ132内における導光距離の短い方が、カットフィルタ132における吸収による光の損失が少なくなる。よって、カットフィルタ132と拡散板131の間に空気層133を設けたフィルタ拡散板113は、カットフィルタ132と拡散板131を密着させたフィルタ拡散板113と比較して、光量の減少を低減することができる。
さらに、カットフィルタ132における光の吸収により、カットフィルタ132の寿命は短くなるので、カットフィルタ132と拡散板131の間に空気層133を設けたフィルタ拡散板113は、カットフィルタ132と拡散板131を密着させたフィルタ拡散板113と比較して、寿命を延ばすことができる。
なお、本実施の形態におけるフィルタ拡散板113は、カットフィルタ132と拡散板131の間に空気層133を設ける構成であるが、空気層133に限定されず、カットフィルタ132及び拡散板131に比べて屈折率の小さい緩衝部材であってもよい。また、緩衝部材が接着部材を兼ねていてもよい。
なお、本実施の形態におけるフィルタ拡散板113は、光源に拡散板131が対向するように配されているが、光源にカットフィルタ132が対向するように配されていても、同様の効果を得ることは可能である。
以上、実施の形態の説明において、青色LEDと青色LEDに励起されて発光する黄色蛍光体、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を組み合わせて、蛍光体を抑制体として、フォトレジスト等の感光性樹脂が感光して反応しないように、例えばi線(365nm)の紫外線領域の波長、g線(436nm)といった青色領域の波長を抑制した発光装置を示したが、LEDは青色LEDに限定されない。他の色のLEDであっても他種の蛍光体を適宜組み合わせることにより、例えばi線(365nm)の紫外線領域の波長、g線(436nm)といった青色領域の波長を抑制できれば適用可能である。
また、上記実施の形態の説明において、蛍光体は封止樹脂に含まれるとしたが、蛍光体が封止樹脂表面に塗布されるなどして設けられていてもよい。
さらに、照明装置が設置される場所も、クリーンルームに限定されず、感光性物質が用いられる場所であれば、好適に適用できる。
本発明の発光装置の実施の形態1の概略平面図である。 本発明の発光装置の実施の形態1の封止樹脂を取り除いた概略構成図である。 本発明の発光装置の実施の形態1の要部概略断面図である。 本発明の発光装置の実施の形態1において、封止樹脂層内の黄色蛍光体の量を変化させた場合に発光部から照射される光の色度表内での座標位置の変化を示す図である。 本発明の発光装置の実施の形態1において、封止樹脂層内の黄色蛍光体の量を変化させた場合に発光部から照射される光スペクトル分布の変化を示すグラフである。 本発明の発光装置の実施の形態1において、封止樹脂層内の黄色蛍光体の量を変化させた場合に発光部から照射される光の全光束の変化を示すグラフである。 (a)本発明の発光装置の実施の形態1において、封止樹脂層内の封止樹脂と黄色蛍光体の重量比と発光部から発光される光の色座標Xとの関係を示すグラフである。(b)本発明の発光装置の実施の形態1において、封止樹脂層内の封止樹脂と黄色蛍光体の重量比と発光部から発光される光の色座標Yとの関係を示すグラフである。 本発明の発光装置の実施の形態1の変形例の概略平面図である。 本発明の発光装置の実施の形態1の変形例の概略平面図である。 本発明のLED照明装置の実施の形態2の組立斜視図である。 本発明のLED照明装置の実施の形態2の分解斜視図である。 本発明のLED照明装置の実施の形態2に設けられる発光装置を実装した基板の概略平面図である。 本発明のLED照明装置の実施の形態3の分解斜視図である。 本発明のLED照明装置の実施の形態3に設けられる発光装置を実装した基板の概略平面図である。 本発明の実施の形態2又は実施の形態3のLED照明装置が、電源部又は他のLED照明装置と連結された場合のLED照明機器の斜視図である。 本発明の実施の形態2又は実施の形態3のLED照明装置が備えられたクリーンルームCの室内を示す透過斜視図である。 本発明の実施の形態5のLED照明装置の組立要部斜視図である。 本発明の実施の形態5のLED照明装置の分解要部斜視図である。 本発明の実施の形態5のLED照明装置に設けられるフィルタ拡散板の断面図である。 フィルタ拡散板を通過する光の経路を説明する図である。
符号の説明
10、30、40、71 発光装置
11 基板
12 青色LED
13 黄色蛍光体
15 封止樹脂層
50、70、80、90、100 LED照明装置
113 フィルタ拡散板
131 拡散板
132 カットフィルタ
133 空気層

Claims (13)

  1. 半導体発光素子と、該半導体発光素子からの光に励起される蛍光体からなる発光装置において、
    感光性物質が反応する特定の波長成分を抑制する抑制体を備えてなることを特徴とする発光装置。
  2. 半導体発光素子と、該半導体発光素子からの光に励起される蛍光体と、該蛍光体を有し前記半導体発光素子を覆う封止樹脂とを備える発光装置において、
    前記封止樹脂が有する前記蛍光体により、特定の波長に反応する感光性物質が反応しないように、前記特定の波長成分を抑制したことを特徴とする発光装置。
  3. 前記感光性物質が反応する波長領域は、g線等の青色領域であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記蛍光体の量は、前記発光装置が白色発光する場合に封止樹脂が有する蛍光体の量よりも多いことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の発光装置。
  5. 前記半導体発光素子は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の発光装置。
  6. 前記発光ダイオードは青色LEDであり、前記蛍光体は黄色蛍光体であることを特徴とする請求項5に記載の発光装置。
  7. 前記発光装置から照射される光は、色度表において、X色座標が0.4から0.45の範囲に含まれることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の発光装置。
  8. 前記封止樹脂は、赤色蛍光体を含むことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の発光装置。
  9. 請求項1から請求項8の何れか1項に記載の発光装置を備えた照明装置。
  10. 前記特定の波長成分の光を遮断する遮断手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
  11. 前記遮断手段は、特定の波長成分の光を遮断するフィルタと拡散板からなることを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
  12. 前記遮断手段は、前記フィルタと前記拡散板の間に空気層を有することを特徴とする請求項11に記載の照明装置。
  13. 請求項9から請求項12の何れか1項に記載の照明装置を備えたクリーンルーム。
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