JP2009053357A - 静電荷像現像用トナー、二成分現像剤、及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも結着樹脂と着色剤と離型剤とを含有するトナーであって、個数平均粒径が3.2〜4.0μmであり、トナーの個数分布の変動係数(個数分布の標準偏差/個数平均粒径)が24.0〜37.0であり、粒径4.0〜8.0μmのトナー粒子が20.0〜39.0個数%であるトナーとする。
【選択図】図1
Description
さらにまた、現像工程に本発明のトナーを用いた高画質の画像を形成できる画像形成方法を提供することができる。
本発明は、少なくとも結着樹脂と着色剤と離型剤とを含有するトナーであって、個数平均粒径が3.2〜4.0μm、トナーの個数分布の変動係数(個数分布の標準偏差/個数平均粒径)が24.0〜37.0、粒径4.0〜8.0μmのトナー粒子が20.0〜39.0個数%とすることにより、画像の高画質化とクリーニング性と低温定着性を同時に満足する小粒径のトナーを得たものである。
本発明におけるトナー粒子の粒度分布は、コールターマルチサイザーII型(コールター社製)により測定される。以下に測定方法を詳述する。
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくは(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)を0.1〜5ml加える。ここで、電解水溶液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。
ここで、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。
得られた分布から、下記式1により、トナーの重量平均粒径(Dv)、個数平均粒径(Dn)を求めることができる。
チャンネルとしては、1.26〜1.59μm未満;1.59〜2.00μm未満;2.00〜2.52μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜12.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.40μm未満;25.40〜32.00μm未満;32.00〜40.30μm未満;4.030〜50.80μm未満の16チャンネルを使用し、粒径1.26μm以上50.80μm未満の粒子を対象とする。
〔1〕まず、体積平均粒径(D4)が4.4〜5.4μmであることが更に好ましい。
体積平均粒径(D4)が4.4〜5.4μmであることにより定着性に有利である。4.4μm未満であるとトナー粒子が記録紙の凹凸の間に埋まってしまい、定着時のニップ圧がかからず定着不良を起こしやすい。また、4.4μm未満の粒子は熱伝導性が高いので定着後つぶれてしまい、画像の粒状度が悪化し、シャープ性が低下しやすい。5.4μmを超えると熱伝導性が悪化し、定着性に不利となるのでOHP透過性が低下するとともに、粒径が大きいのでシャープ性も低下する。また、体積平均粒径(D4)は4.4〜5.4μmの範囲の粒径が最も熱伝導性が適度であるために定着性が良好であり、特にカラートナーの光沢性が向上し、OHP透過性が向上する。とりわけ4.4〜5.0μmの範囲にあることがシャープ性に良い。
トナーの重量分布の変動係数(重量分布の標準偏差/重量平均粒径)が26.1〜30.0の範囲にあるトナーであることにより、定着前の作像において粒子が空隙なく密集するので、定着後の画像のシャープ性が高まる。26.1未満では重量径が大きい粒子が増加し、空隙が多く発生するので、定着後の画像のシャープ性が低下する。30.0を超えると分布がブロードになるので、かぶりやトナー飛散が発生しやすくなる。
特にフルカラートナーにおいて高光沢性、高いOHP透過性と色再現性、高着色性を得るためには、少なくとも結着樹脂としてポリエステル樹脂と、離型剤及び着色剤を含有する画像形成用フルカラートナーであり、高架式フローテスターにより測定される前記トナーの1/2流出温度が120〜140℃であることが良い。ポリエステル樹脂を含有することにより高いOHP透過性が得られ、トナーの1/2流出温度が120〜140℃であることにより定着特性が向上し、光沢性が高まり広い色再現性が得られる。120℃未満であると耐ホットオフセット性が低下し、光沢性が低下する。140℃を超えると定着性が悪化することによりOHP透過性が低下する。
モノクロトナーにおいて、十分な低温定着性と耐ホットオフセット性を得るためには、少なくとも結着樹脂としてポリエステル樹脂と、離型剤及び着色剤を含有するモノクロ用トナーであり、高架式フローテスターにより測定される前記トナーの1/2流出温度が145〜165℃であることが良い。トナーの1/2流出温度が145℃未満であると耐ホットオフセット性が低下する。165℃を超えると低温定着性に不利である。
G’(T1/2)とG’(T1/2+30℃)との比が2.0〜5.0であることにより、さらにカラートナーの画像のべた均一性とシャープ性、OHP透過性が向上する。2.0未満ではトナーは十分に流動領域にあるが、弾性成分が多いことにより画像の平滑性が不十分となり画像のべた均一性が不十分となったり、OHP透過性が低下する。5.0を超えると定着性には優れているが、定着画像ににじみが発生し、ドット再現性が悪化する。
架橋成分が15%を超えると、分岐ポリマーが多く存在することにより、光沢性とOHP透過性が低下する。架橋成分が2%未満であったり、架橋成分を有しない樹脂の場合は、THF溶解成分における重量分子量が10万〜100万の範囲の成分が10〜40%含有することにより、溶融状態において長鎖の分子の絡み合いが発生し、擬似的な網目構造が発生するので、狙いのレオロジー特性を得ることができる。
また、トナーが上記レオロジー特性の範囲であれば、架橋成分を有せず、また溶解成分における平均重量分子量が5000〜30000の範囲の線状のポリエステル樹脂を添加することで低温定着性が向上する。スチレンアクリル系の樹脂の場合はOHP透過性に不利なので、架橋成分を有しない樹脂が望ましい。
G’(T1/2)とG’(T1/2+30℃)との比が2.0〜5.0であることにより、さらにモノクロトナーの画像のべた均一性とシャープ性が向上する。2.0未満ではトナーは十分に流動領域にあるが、弾性成分が多いことにより画像の平滑性が不十分となり画像のべた均一性が不十分となる。5.0を超えると定着性には優れているが、定着画像ににじみが発生し、ドット再現性が悪化する。
架橋成分が40%を超えると、樹脂が硬くなるので、トナー生産時の粉砕性が低下する。架橋成分が10%未満であったり、架橋成分を有しない樹脂の場合は、THF溶解成分における重量分子量が10万〜100万の範囲の成分が20〜70%含有することにより、溶融状態において長鎖の分子の絡み合いが発生し、擬似的な網目構造が発生するので、狙いのレオロジー特性を得ることができる。または、着色剤としての磁性体やカーボンブラックの分散性を制御することで、フィラー効果により狙いのレオロジー特性を得ることも有効な手段である。トナーが上記レオロジー特性の範囲であれば、架橋成分を有せず、また溶解成分における重量平均分子量が5000〜30000の範囲の線状のポリエステル樹脂を添加することで低温定着性が向上する。
1/2流出温度は高架式フローテスター(島津製作所製)を用いてJIS K7210に記載された方法に準拠して行なった。1cm3の資料を昇温速度6℃/minで加熱しながら、プランジャーにより10Kg/cm2の荷重を与え、直径0.5mm、長さ1mmのノズルを押し出すようにし、これにより、プランジャー降下量−温度曲線を描き、そのS字曲線の高さをhとするとき、h/2に対応する温度(樹脂の半分が流出した温度)を1/2流出温度とする。
粘弾性測定装置(レオメーター)RDA−II型(レオメトリックス社製)を用いて測定を行う。
測定治具:直径7.9mmのパラレルプレートを使用する。
測定試料:トナーを直径約8mm,高さ2〜5mmの円柱状試料に成型して使用する。
測定周波数:1Hz、測定温度:100℃〜210℃
測定歪の設定:初期値を0.1%に設定し、自動測定モードにて測定を行う。
試料の伸長補正:自動測定モードにて調整。
無機スズ(II)化合物を触媒として製造されたポリエステル樹脂を、結着樹脂の一部又は全部として含有することにより、樹脂の粉砕性が向上し、小粒径トナーを得やすくなる。とりわけ無機スズ(II)化合物がオクチル酸スズであることにより効果が高い。樹脂の粉砕性が向上することにより、ワックスがトナーの粉砕界面にならず、トナー表面に露出しないため、ワックススペントに有利となり、長期の使用においてかぶりの発生を抑制することができる。とりわけ本発明のトナーは3μm以下の微粉を多くふくみ、スペントに不利であるので、この効果が大きい。
検量線作成用の標準ポリスチレン試料としては、たとえば東ソー社製、あるいは昭和電工社製の分子量が102 〜107 程度のものを用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン試料を用いるのが適当である。
検出器にはRI(屈折率)検出器を用いる。カラムとしては、市販のポリスチレンジェルカラムを複数本組み合わせるのが良く、たとえば昭和電工社製のshodex GPC KF−801,802,803,804,805,806,807,800Pの組み合わせや、東ソー社製のTSKgel G1000H(HXL),G2000H(HXL),G3000H(HXL),G4000H(HXL),G5000H(HXL),G6000H(HXL),G7000H(HXL),TSKguardcolumnの組み合わせを挙げることができる。
一般に、GPCクロマトグラムの測定では、高分子量側はベースラインからクロマトグラムが立上がり開始点から測定を始め、低分子量側は分子量約400まで測定する。
本発明のトナーは一成分であれ、二成分であれ、もちろん使用することができるが、ことに二成分現像剤として使用し、すぐれたクリーニング性と定着性を得ることができる。
感光体(1)上に形成された静電潜像は、現像手段(4)によってトナー像化され、そのトナー像が給紙装置(9)から給送されてくる転写紙(記録紙、定着紙)に転写手段(5)によって静電転写される。トナー像が載った転写紙は、定着手段(10)に搬送、定着された後に、機外へ排出される。
ブレード母体層(12a)は、ゴム、樹脂、金属等の材質によって構成される。中でも、第1クリーニングブレードと同様、ゴムが好ましく用いられ、特にウレタンゴムが好ましい。研磨剤粒子含有層(12b)は、上記に示したゴムに研磨剤粒子を分散させて形成される。
この中でも、研磨力に優れている酸化セリウムが好ましい。
前記したように、本発明のトナーは、母体粒子表面への添加剤の均一な固定化に優れており、このようなトナーは帯電の立ち上がり性が良好であり、現像性に優れ、非画像部への現像の発生が無く、さらに、一般的には個数平均粒径が3.5μm未満であるとクリーニング不良の発生が問題となるが、転写性が良好となるので、クリーニング不良の問題が発生しにくい。このことはとりわけ接触帯電を行う帯電装置を用いる画像形成方法において有利である。クリーニング不良により感光体に残存したトナーは接触帯電部材を汚染し、汚染による画像汚れの発生が発生する。本発明のトナーはクリーニング不良の発生が無いので、接触帯電部材の汚染による画像汚れの発生が無い。
<結着樹脂>
本発明のトナーに用いられる結着樹脂としては、従来より公知の結着樹脂が使用される。例えば、スチレン、ポリ−α−スチルスチレン、スチレン−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体または共重合体)、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、石油樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニルブチラート樹脂などが挙げられるが、特に定着特性の面からポリエステル樹脂を用いることが好ましい。
例えば、反応容器中にポリエステル樹脂の縮重合系原料モノマーの混合物中に、ビニル系樹脂の付加重合系原料モノマーおよび重合開始剤からなる混合物を滴下してあらかじめ混合し、まずラジカル反応によりビニル系樹脂からなる重合反応を完了させ、次に反応温度を上昇させることにより縮重合反応によりポリエステル樹脂からなる縮重合反応を完了させる方法がある。
このときハイブリッド樹脂の酸価は15〜70mgKOH/gであることが良く、好ましくは20〜50mgKOH/g、さらに好ましくは20〜30mgKOH/gである。酸価15〜70mgKOH/gである場合に、離型剤の分散効果が高く、さらに低温定着性および環境安定性に優れていた。酸価を高くすることで紙と樹脂との相溶性がよくなり、さらなる低温定着化が図れたためと考えられる。酸価15mgKOH/g未満であるとハイブリッド樹脂に包括され分散している離型剤がポリエステルから遊離しやすくなり、70mgKOH/gを超えると空気中簿水分の影響が大きくなり、トナー帯電量が不安定となる。
無機スズ(II)化合物としては、Sn−O結合を有する化合物、Sn−X(Xはハロゲン原子を示す)結合を有する化合物等が好ましく、Sn−O結合を有する化合物がより好ましい。
本発明のトナーにおいては、極性を制御するために、極性制御を配合することが可能である。この場合の極性制御剤としては、例えばニグロシン系染料、四級アンモニウム塩、アミノ基含有のポリマー、含金属アゾ染料、サリチル酸の錯化合物、フェノール化合物などが挙げられる。
本発明で用いる離型剤としては、公知のもの全てが使用できるが、特に脱遊離脂肪酸型カルナバワックス、モンタンワックス、及び酸化ライスワックスを単独又は組み合わせて使用することにより、ハイブリッド樹脂の分散効果が高まる。カルナバワックスとしては、微結晶のものが良く、酸価が5mgKOH/g以下であり、トナーバインダー中に分散した時の粒子径が1μm以下の粒径であるものが好ましい。モンタンワックスについては、一般に鉱物より精製されたモンタン系ワックスを指し、カルナバワックス同様、微結晶であり、酸価が5〜14mgKOH/gであることが好ましい。酸化ライスワックスは、米ぬかワックスを空気酸化したものであり、その酸価は、10〜30mgKOH/gが好ましい。その他の離型剤としては、固形シリコーンワニス、高級脂肪酸高級アルコール、モンタン系エステルワックス、低分子量ポリプロピレンワックス等、従来公知のいかなる離型剤をも混合して使用できる。トナーバインダー中に分散させる前の離型剤の体積平均粒径は10〜800μmが好ましい。
本発明のトナーに使用できる着色剤としては公知の染料及び顔料が全て使用でき、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレトVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ポグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン及びそれらの混合物が使用できる。使用量は一般にバインダー樹脂100重量部に対し0.1〜50重量部である。本発明では、これらの着色剤を単独、もしくは2つ以上混ぜて、本発明のトナーの色となるように調色する。
本発明では、顔料の分散を上げるのに、予め着色剤2重量部に対し樹脂1〜4重量部とで混練したマスターバッチを使用することが好ましい。顔料と少量の樹脂で混練することにより、トナー作成時にはとりえないような高分散を行なえる条件で顔料を分散することが出来る。顔料と少量の樹脂で混練することにより、粘度が上昇し、顔料自体に掛かる剪断力を上げて、凝集した顔料同士を分離することが出来る。また、剪断力が掛かるように、樹脂の粘度を混練温度を調整することにより、最適な条件に出来る。予め着色剤2重量部に対し樹脂1〜4重量部とで混練する際には、必要に応じてアセトン、トルエン、MEKなどの有機溶剤や水などを加えて、分散の補助をしてもかまわない。また、必要に応じて、界面活性剤などの分散剤を使用してもかまわない。
本発明のトナーの製造方法は、少なくとも結着樹脂、着色剤、離型剤、好ましくは更に帯電制御剤を含むトナー成分を機械的に混合する工程と、溶融混練する工程と、粉砕する工程と、分級する工程とを有するトナーの製造方法が適用できる。また機械的に混合する工程や溶融混練する工程において、粉砕または分級する工程で得られる製品となる粒子以外の粉末を戻して再利用する製造方法も含まれる。
以上のようにして製造されたトナーにさらに先に挙げた疎水性シリカ微粉末等の無機微粒子を添加混合してよい。
また、本発明のトナーを混合して二成分現像剤として使用するキャリアとしては、ガラス、鉄、フェライト、ニッケル、ジルコン、シリカ等を主成分とする、粒径30〜1000μm程度の粉末、または、該粉末を芯材としてスチレン−アクリル系樹脂、シリコン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリフッ化ビニリデン系樹脂等をコーティングしたものから適宜選択して使用可能であるが、帯電能力の点から粒径30〜80μmが好ましい。
<ポリエステル樹脂の合成例>
(樹脂製造例1:H1の合成例)
ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン700g、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン326g、フマル酸244g、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリn−ブチル173gをオクチル酸スズ(II)20gとともにガラス製2リットルの四口フラスコに入れ、温度計、ステンレス製撹拌棒、流下式コンデンサおよび窒素導入管を取り付け、電熱マントルヒータ中で窒素気流下、5〜20mmHg減圧下にて210℃にて10時間撹拌しつつ反応を進めた後、常圧にもどし、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリn−ブチル30g追加し常圧、210℃にてさらに3時間反応を進めた。得られたポリエステル樹脂は、THF不溶分10%であった。当該樹脂をポリエステルH1とする。
ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン175g、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン815g、テレフタル酸332g、無水マレイン酸148g,およびシュウ酸錫(II)22gをガラス製3リットル−四口フラスコに入れ、温度計、ステンレス製撹拌棒、流下式コンデンサおよび窒素導入管を取り付け、電熱マントルヒータ中で窒素気流下、5〜20mmHg減圧下にて210℃にて5時間撹拌しつつ反応を進めた後、常圧にもどし、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリn−ブチル20g追加し、ふたたび5〜20mmHg減圧下にて210℃にて8時間撹拌しつつ反応を進めた。該ポリエステル樹脂はTHF不溶分を含まず、THF溶解成分におけるGPCにより測定される重量分子量が10万〜100万の範囲の成分を32%含有していた。当該樹脂をポリエステルH2とする。
ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン1050g、フマル酸313g、イソフタル酸50gをオクチル酸スズ(II)30gとともにガラス製2リットルの四口フラスコに入れ、温度計、ステンレス製撹拌棒、流下式コンデンサおよび窒素導入管を取り付け、電熱マントルヒータ中で窒素気流下、5〜20mmHg減圧下にて210℃にて8時間撹拌しつつ反応を進めた後、得られたポリエステル樹脂は、THF不溶分を含有せず平均重量分子量が12000、ピークトップ分子量が4500であった。当該樹脂をポリエステルL1とする。
ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン350g、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン652g、フマル酸104g、イソドデセニル無水コハク酸161g、イソフタル酸100g、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリn−ブチル173gをオクチル酸スズ(II)14gとともにガラス製2リットルの四口フラスコに入れ、温度計、ステンレス製撹拌棒、流下式コンデンサおよび窒素導入管を取り付け、電熱マントルヒータ中で窒素気流下、5〜20mmHg減圧下にて210℃にて10時間撹拌しつつ反応を進めたあと、常圧にもどし、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリn−ブチル120gとオクチル酸スズ(II)4g追加し常圧、210℃にてさらに3時間反応を進めた。得られたポリエステル樹脂は、THF不溶分25%であった。当該樹脂をポリエステルH3とする。
スチレン500g、n−BMA(ノルマルブチルアクリレート)200g、ジビニルベンゼン5.0gを計量し、モノマー液とした。冷却管、撹拌機、ガス導入管及び温度計を取り付けた3リットルのフラスコにイオン交換水1500gとドデセニルベンゼンスルホン酸ナトリウムを10g投入、窒素ガスにて1時間窒素置換後、引き続き窒素を流しながら、この中へ上記のモノマー液を撹拌しながら5ml/秒の速度でモノマー液を滴下後、昇温速度10℃/分にて加熱し90℃の反応温度まで昇温し12時間反応した。得られた重合物は水洗し常温10torrにて乾燥し揮発分1%以下の粉状粉体を得た。 H4はTHF不溶分を34%含有していた。
スチレン150g、2EHA(2−エチルヘキシルアクリレート)25g、n−BMA(ノルマルブチルアクリレート)25gを計量し、モノマー液とした。冷却管、撹拌機、ガス導入管及び温度計を取り付けた3リットルのフラスコにイオン交換水1500gとドデセニルベンゼンスルホン酸ナトリウムを10g投入窒素ガスにて1時間窒素置換後、引き続き窒素を流しながら、この中へ上記のモノマー液を撹拌しながら5ml/秒の速度でモノマー液を滴下後、昇温速度10℃/分にて加熱し90℃の反応温度まで昇温し6時間反応とした。得られた重合物は水洗し常温10torrにて乾燥し揮発分1%以下の粉状粉体を得た。 L2はTHF不溶分を含有せず平均重量分子量が8000、ピークトップ分子量が5500であった。
(マスターバッチ作製)
線状ポリエステル樹脂(L1)を使用して、顔料、ポリエステル樹脂、純水を1:1:0.5の割合で、混合し、2本ロールにより混練した。混練を70℃で行い、その後、ロール温度を120℃まで上げて、水を蒸発させマスターバッチを予め作製した。
バインダー樹脂(L1) 100部
シアン顔料(pigment blue 15−3) 100部
純水 50部
バインダー樹脂(L1) 100部
マゼンタ顔料(pigment red 122) 100部
純水 50部
バインダー樹脂(L1) 100部
イエロー顔料(pigment yellow 180) 100部
純水 50部
(マスターバッチ作製)
線状ポリエステル樹脂(L2)を使用して、顔料、スチレンアクリル樹脂、純水を1:1:0.5の重量割合で、混合し、2本ロールにより混練した。混練を90℃で行い、その後、ロール温度を120℃まで上げて、水を蒸発させマスターバッチを予め作製した。
バインダー樹脂(L2) 100部
シアン顔料(pigment blue 15−3) 100部
純水 50部
バインダー樹脂(L2) 100部
マゼンタ顔料(pigment red 122) 100部
純水 50部
バインダー樹脂(L2) 100部
イエロー顔料(pigment yellow 180) 100部
純水 50部
シアントナー処方:
ポリエステル樹脂(H1) 24部
ポリエステル樹脂(L1) 46部
マスターバッチ(MB−C1) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H1) 24部
ポリエステル樹脂(L1) 46部
マスターバッチ(MB−M1) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H1) 24部
ポリエステル樹脂(L1) 46部
マスターバッチ(MB−Y1) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H1) 24部
ポリエステル樹脂(L1) 52部
マスターバッチ(MB−C1) 8部
カーボンブラック(キャボット社製、REGAL−440R) 6部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
次いで実施例1のトナーと平均粒径30μmのシリコーンコートキャリアをトナー濃度8%で混合し実施例1の現像剤を得た。
また、トナーの個数平均粒径、トナーの個数分布の変動係数(個数分布の標準偏差/個数平均粒径)、粒径4.0〜8.0μmのトナー粒子の個数%、体積平均粒径(D4)、トナーの重量分布の変動係数(重量分布の標準偏差/重量平均粒径)、高架式フローテスターで測定した1/2流出温度、G’(T1/2)/ G’(T1/2+30℃)を表1(1)に記載した。
実施例1のシアントナー処方、マゼンタトナー処方、イエロートナー処方において、ポリエステル樹脂(H1)を40部に、ポリエステル樹脂(L1)を30部にそれぞれ変え、また、ブラックトナー処方においてポリエステル樹脂(H1)を40部に、ポリエステル樹脂(L1)を36部にそれぞれ変えて、各色トナーを得た。
実施例1のシアントナー処方、マゼンタトナー処方、イエロートナー処方において、ポリエステル樹脂(H1)を44部に、ポリエステル樹脂(L1)を26部にそれぞれ変え、また、ブラックトナー処方においてポリエステル樹脂(H1)を44部に、ポリエステル樹脂(L1)を32部にそれぞれ変えて、各色トナーを得た。
シアントナー処方:
ポリエステル樹脂(H2) 70部
マスターバッチ(MB−C1) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H2) 70部
マスターバッチ(MB−M1) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H2) 70部
マスターバッチ(MB−Y1) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H2) 76部
マスターバッチ(MB−C1) 8部
カーボンブラック(キャボット社製、REGAL−440R) 6部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
実施例1のシアントナー処方、マゼンタトナー処方、イエロートナー処方において、ポリエステル樹脂(H1)を16部に、ポリエステル樹脂(L1)を54部にそれぞれ変え、また、ブラックトナー処方においてポリエステル樹脂(H1)を16部に、ポリエステル樹脂(L1)を60部にそれぞれ変えて、各色トナーを得た。
シアントナー処方:
ポリエステル樹脂(H1) 10部
ポリエステル樹脂(L1) 50部
スチレンアクリル樹脂(L2) 10部
マスターバッチ(MB−C1) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H1) 10部
ポリエステル樹脂(L1) 50部
スチレンアクリル樹脂(L2) 10部
マスターバッチ(MB−M1) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H1) 10部
ポリエステル樹脂(L1) 50部
スチレンアクリル樹脂(L2) 10部
マスターバッチ(MB−Y1) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H1) 10部
ポリエステル樹脂(L1) 56部
スチレンアクリル樹脂(L2) 10部
マスターバッチ(MB−C1) 8部
カーボンブラック(キャボット社製、REGAL−440R) 6部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製,E−84) 2部
WEP−5(日本油脂社製,エステルワックス) 8部
次いで得られた実施例2〜6のトナーと平均粒径30μmのシリコーンコートキャリアをトナー濃度8%で混合し、実施例2〜6の現像剤を得た。
また、トナーの個数平均粒径、トナーの個数分布の変動係数(個数分布の標準偏差/個数平均粒径)、粒径4.0〜8.0μmのトナー粒子の個数%、体積平均径(D4)、トナーの重量分布の変動係数(重量分布の標準偏差/重量平均粒径)、高架式フローテスターで測定した1/2流出温度、G’(T1/2)/ G’(T1/2+30℃)も表1(1)に記載した。
実施例1のシアントナー処方、マゼンタトナー処方、イエロートナー処方において、ポリエステル樹脂(H1)を32部に、ポリエステル樹脂(L1)を38部にそれぞれ変え、また、ブラックトナー処方において、ポリエステル樹脂(H1)を32部に、ポリエステル樹脂(L1)を44部にそれぞれ変えた。実施例7と8は母体トナーの処方を共通とした。
また、トナーの個数平均粒径、トナーの個数分布の変動係数(個数分布の標準偏差/個数平均粒径)、粒径4.0〜8.0μmのトナー粒子の個数%、体積平均径(D4)、トナーの重量分布の変動係数(重量分布の標準偏差/重量平均粒径)、高架式フローテスターで測定した1/2流出温度、G’(T1/2)/ G’(T1/2+30℃)も表1(2)に記載した。
シアントナー処方:
スチレンアクリル樹脂(H2) 20部
スチレンアクリル樹脂(L2) 50部
マスターバッチ(MB−C2) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製、E−84) 5部
NP−055 5部
(三井化学社製、ポリプロピレンポリエチレン共重合ワックス)
スチレンアクリル樹脂(H2) 20部
スチレンアクリル樹脂(L2) 50部
マスターバッチ(MB−M2) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製、E−84) 5部
NP−055 5部
(三井化学社製、ポリプロピレンポリエチレン共重合ワックス)
スチレンアクリル樹脂(H2) 20部
スチレンアクリル樹脂(L2) 50部
マスターバッチ(MB−Y2) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製、E−84) 5部
NP−055 5部
(三井化学社製、ポリプロピレンポリエチレン共重合ワックス)
スチレンアクリル樹脂(H2) 20部
スチレンアクリル樹脂(L2) 56部
マスターバッチ(MB−C2) 8部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製、E−84) 5部
NP−055 5部
(三井化学社製、ポリプロピレンポリエチレン共重合ワックス)
カーボンブラック(キャボット社製、REGAL−440R) 6部
次いで得られた、実施例9〜11の各トナーと平均粒径30μmのシリコーンコートキャリアをトナー濃度6%で混合し実施例9〜11の現像剤を得た。
また、トナーの個数平均粒径、トナーの個数分布の変動係数(個数分布の標準偏差/個数平均粒径)、粒径4.0〜8.0μmのトナー粒子の個数%、体積平均径(D4)、トナーの重量分布の変動係数(重量分布の標準偏差/重量平均粒径)、高架式フローテスターで測定した1/2流出温度、G’(T1/2)/ G’(T1/2+30℃)も表1(2)に記載した。
シアントナー処方:
ポリエステル樹脂(H2) 40部
スチレンアクリル樹脂(L2) 30部
マスターバッチ(MB−C2) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製、E−84) 2部
WEP−3(日本油脂社製、エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H2) 40部
スチレンアクリル樹脂(L2) 30部
マスターバッチ(MB−M2) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製、E−84) 2部
WEP−3(日本油脂社製、エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H2) 40部
スチレンアクリル樹脂(L2) 30部
マスターバッチ(MB−Y2) 20部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製、E−84) 2部
WEP−3(日本油脂社製、エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H2) 40部
スチレンアクリル樹脂(L2) 36部
マスターバッチ(MB−C2) 8部
カーボンブラック(キャボット社製、REGAL−440R) 6部
帯電制御剤(オリエント化学工業社製、E−84) 2部
WEP−3(日本油脂製、エステルワックス) 8部
ポリエステル樹脂(H3) 40部
ポリエステル樹脂(L1) 40部
カーボンブラック(キャボット社製、REGAL−440R) 6部
帯電制御剤(保土ヶ谷化学工業社製、T−77) 3部
カルナウバワックス(東亜化成社製) 5部
次いで、実施例12、13の各トナーと平均粒径30μmのシリコーンコートキャリアをトナー濃度7%で混合し実施例12、13の現像剤を得た。
また、トナーの個数平均粒径、トナーの個数分布の変動係数(個数分布の標準偏差/個数平均粒径)、粒径4.0〜8.0μmのトナー粒子の個数%、D4、トナーの重量分布の変動係数(重量分布の標準偏差/重量平均粒径)、高架式フローテスターで測定した1/2流出温度、G’(T1/2)/ G’(T1/2+30℃)も表1(2)〜表1(3)に記載した。
ポリエステル樹脂(H3) 60部
ポリエステル樹脂(L1) 22部
カーボンブラック(キャボット社製、REGAL−440R) 10部
帯電制御剤(保土ヶ谷化学工業社製、T−77) 3部
カルナウバワックス(東亜化成社製) 5部
ポリエステル樹脂(H3) 35部
ポリエステル樹脂(L1) 47部
カーボンブラック(キャボット社製、REGAL−440R) 10部
帯電制御剤(保土ヶ谷化学工業社製、T−77) 3部
カルナウバワックス(東亜化成社製) 5部
ポリエステル樹脂(H3) 65部
ポリエステル樹脂(L1) 17部
カーボンブラック(キャボット社製、REGAL−440R) 10部
帯電制御剤(保土ヶ谷化学工業社製、T−77) 3部
カルナウバワックス(東亜化成社製) 5部
次いで実施例14〜16のトナーと平均粒径30μmのシリコーンコートキャリアをトナー濃度7%で混合し実施例14〜16の現像剤を得た。
また、トナーの個数平均粒径、トナーの個数分布の変動係数(個数分布の標準偏差/個数平均粒径)、粒径4.0〜8.0μmのトナー粒子の個数%、体積平均径(D4)、トナーの重量分布の変動係数(重量分布の標準偏差/重量平均粒径)、1/2流出温度、G’(T1/2)/ G’(T1/2+30℃)を表1(3)に記載した。
実施例7のトナー母体処方にて、実施例1と同様の設備により混合、混練した後、実施例1と同様の設備を用い、粉砕のエアー圧(kg/cm2)、粉砕フィード(kg/H)など粉砕、分級の条件を調整して、比較例1のトナー母体を得た。
次いで比較例1のトナーと平均粒径30μmのシリコーンコートキャリアをトナー濃度8%で混合し比較例1の現像剤を得た。
また、トナーの個数平均粒径、トナーの個数分布の変動係数(個数分布の標準偏差/個数平均粒径)、粒径4.0〜8.0μmのトナー粒子の個数%、体積平均径(D4)、トナーの重量分布の変動係数(重量分布の標準偏差/重量平均粒径)、高架式フローテスターで測定した1/2流出温度、G’(T1/2)/ G’(T1/2+30℃)を表1(4)に記載した。
比較例1と同様のトナー母体処方、製法にて、比較例2〜5のトナー母体を得た。添加剤混合には30Lスーパーミキサーを使用し、冷却水を流し、一段目混合として、比較例2〜5のトナー母体粒子1000部と、二酸化チタン(STT−30A、チタン工業社製)を1部投入し、8m/sの回転数にて5分間混合し、二段目混合として疎水性シリカ(H1303VP、ワッカー社製)を10部投入し、60m/sの回転数にて10分間混合後、350メッシュ(44μm)の篩にて篩って、比較例2〜5のトナーを得た。
次いで得られたトナーと平均粒径30μmのシリコーンコートキャリアをトナー濃度8%で混合し比較例2〜5の現像剤を得た。
また、比較例2〜5のトナーの個数平均粒径、トナーの個数分布の変動係数(個数分布の標準偏差/個数平均粒径)、粒径4.0〜8.0μmのトナー粒子の個数%、体積平均径(D4)、トナーの重量分布の変動係数(重量分布の標準偏差/重量平均粒径)、1/2流出温度、G’(T1/2)/G’(T1/2+30℃)を表1(4)に記載した。
実施例1〜12、比較例1〜5は、画像出力装置としてImagio neo MP C4500(リコー社製)を改造し、図5に示すクリーニングブレードを装備して評価を行った。なお、Imagio neo MP C4500には図4に示す定着ベルトが用いられている。
(1)OHP透過性
透過率の測定は、島津自記分光光度計UV2200(島津製作所社製)を使用し、OHPフィルム単独の透過率を100%とし単位面積あたりのトナー重量1.0mg/cm2 のときのOHPの透過率をマゼンタトナーの場合(650nm)、イエロートナーの場合(500nm)、シアントナーの場合(600nm)を測定し、次の評価基準で評価した。
A:80%以上 (非常に透過性が高い)
B:65〜80%(良好)
C:50〜65% (実使用上問題ない)
D:50%未満(実使用上問題あり)
Imagio neo MP C4500(リコー社製)を使用しISO12647−2(1996)の用紙タイプ4を定着紙とし、単位面積あたりのトナー重量を1.0mg/cm2 でA4ベタ画像を定着させたときの、光沢度を、ハンディ光沢計グロスチェッカーIG−310(入射角60度:堀場製作所社製)を用いて測定した。
ISO12647−2(1996)の用紙タイプ4を定着紙とし、実施例1〜12、比較例1〜5は画像出力装置としてImagio neo MP C4500(リコー社製)、実施例13〜16は画像出力装置としてImagio neo 1050Proを使用して、単位面積あたりのトナー重量を0.5mg/cm2 でA4ベタ画像を定着させたときの画像濃度をマクベス濃度計により測定した。画像濃度が高いほど着色力は大きい。
実施例1〜12、比較例1〜5では、画像出力装置としてImagio neo MP C4500(リコー社製)、実施例13〜16は画像出力装置としてImagio neo 1050Proを使用して、100,000枚のコピーを行い、マシン前扉内側に添付した白紙の汚れをマクベス濃度計にて測定した。白紙のマクベス濃度は0.07であり、この値が高いほどトナー飛散が悪い。
実施例1〜12、比較例1〜5では、画像出力装置としてImagio neo MP C4500(リコー社製)、実施例13〜16は画像出力装置としてImagio neo 1050Proを使用して次のようにして評価した。
画像を構成するドットを100倍の拡大鏡を覗いて次のように評価した。
各ドット間のバラツキが少なく(各ドットの最大と最小との差がドット面積差で30[%]未満)再現されている場合をA(良好)、各ドット間のバラツキが、各ドットの最大と最小との差が面積差で30〜45[%](拡大鏡ではバラツキが確認できるものの、目視では分からないレベル)である場合をB、50〜60[%](実用性のあるレベル)をCとした。各ドット間のバラツキが大きく(各ドットの最大と最小との差がドット面積差で60[%]を超える)再現されている場合をD(実用上問題になるレベル)とした。
実施例1〜12、比較例1〜5では画像出力装置としてImagio neo MP C4500(リコー社製)、実施例13〜16は画像出力装置としてImagio neo 1050Pro(リコー社製)を使用してヒーター温度をふってコピーを行い定着画像を得る。
定着後の画像(トナー付着量:0.85±0.05mg/cm2)にメンデイングテープ(3M社製)を貼り、一定の圧力(2Kg)を掛けた後、ゆっくり引き剥がす。その前後の画像濃度をマクベス濃度計により測定し、次式にて定着率を算出する。定着ローラの温度を段階的に下げて、下記式で示す定着率が80%以下となるときの温度を定着温度とする。(画像濃度=テープ付着前)
定着率(%)=テープ引き剥がし後の画像濃度/元の画像濃度×100
かぶりは非画像部を10倍のルーペと目視にて以下のランクにて評価した。
5:ルーペと目視で観察の結果、かぶりなし。
4:ルーペで観察するとわずかにかぶり発生するが、目視では認識できない程度であり良好。
3:ルーペ、目視で観察するとわずかにかぶり発生するが実用上問題なし。
2:一見して悪い。かぶりひどい。
約2mm角の「電」の文字を約30倍に拡大し、図8の評価基準に従って判定した。ランク2、4はそれぞれランク1と3、3と5の中間レベルとする。
上記定着性と同様に定着評価し、定着画像へのホットオフセットの有無を目視評価した。ホットオフセットが発生した定着ロール温度をもってホットオフセット発生温度とした。
実施例17は実施例8のトナーを使用し、実施例8で使用したImagio neo MP C4500(リコー社製)改造機から図5に示される第2クリーニングブレード12を外してクリーニング性の評価を行った。
クリーニング性は画像に縦すじの発生の有無を確認し、すじなしを○、若干発生はあるが使用上問題ない場合を△、使用上問題がある場合を×と判定した。
その結果、実施例8は○、実施例17は△であった。
実施例18は実施例8のトナーを使用し、Imagio neo MP C4500(リコー製)を改造し、図2の定着装置から、芯金6上に発泡シリコーンゴム等の弾性層7を装備せず、弾性層の無い加圧ローラを装備して光沢性とOHP透過性の評価を行った。その結果、実施例18の光沢性は17、OHP透過性はBであった。実施例8の光沢性は、表1(2)に示すように、25、OHP透過性はAである。
実施例19は実施例13のトナーを使用し、実施例13で使用したImagio neo 1050Pro(リコー社製)の改造機から図5に示される第2クリーニングブレード12を外してクリーニング性の評価を行った。その結果、実施例13は○、実施例19は△であった。
実施例20は実施例14のトナーを使用し、Imagio neo 1050Pro (リコー製)を改造し、図2の定着装置から、芯金6上に発泡シリコーンゴム等の弾性層7を装備せず、弾性層の無い加圧ローラを装備してドット再現性の評価を行った。実施例20のドット再現性はBであった。実施例14のドット再現性は表1(3)に示すようにAである。
実施例21は実施例13のトナーを使用し、実施例13で使用したImagio neo 1050Proのリサイクル経路をカットしてリサイクルトナーが現像機に戻らないようにした。その結果、実施例21は実施例13と比較し、A4サイズ画像濃度6%のチャートにて10000枚出力を続けた結果、実施例21のトナー消費量は実施例13の1.15倍であった。
1 ドラム状感光体
2 帯電器
3 露光手段
4 現像手段
5 転写手段
6 クリーニング手段
10 定着手段
15 リサイクル手段
(図2について)
1 定着ローラ
2 加圧ローラ
3 金属シリンダー
4 オフセット防止層
5 加熱ランプ
6 金属シリンダー
7 オフセット防止層
8 加熱ランプ
T トナー像
S 記録紙又は転写紙
(図3について)
21 定着ローラ
22 弾性層
23 樹脂層(樹脂表層)
24 加熱手段
25 加圧ローラ
26 芯金
27 弾性層
28 離型層
29 温度検知手段
30 芯金
N 定着ニップ部
T トナー像
P 記録紙又は転写材
(図4について)
1 定着ローラ
2 加圧ローラ
3 クリーニング部材
4 分離爪
5 オイル塗布部材
6 定着ベルト
7 支持ローラ
8 加熱ランプ
9 トナー
10 記録紙
11 耐熱離型層
(図5について)
1 像担持体(感光体)
2 帯電ローラ
3 露光装置
4 現像装置
6 転写ベルト
8 クリーニング装置
9 除電ランプ
10 クリーニング除電手段
11 第1クリーニングブレード
12 第2クリーニングブレード
13 トナー回収羽根
14 回収コイル
(図6について)
12 第2クリーニングブレード
12a ブレード母体層
12b 研磨剤粒子含有層
(図7について)
1 像担持体(感光体)
2 帯電ローラ
3 露光装置
4 現像装置
6 転写ベルト
8 クリーニング装置
9 除電ランプ
10 クリーニング除電手段
11 第1クリーニングブレード
12 第2クリーニングブレード
13 トナー回収羽根
14 回収コイル
Claims (15)
- 少なくとも結着樹脂と着色剤と離型剤とを含有するトナーであって、個数平均粒径が3.2〜4.0μmであり、トナーの個数分布の変動係数(個数分布の標準偏差/個数平均粒径)が24.0〜37.0であり、粒径4.0〜8.0μmのトナー粒子が20.0〜39.0個数%であることを特徴とする静電荷像現像用トナー。
- 重量平均粒径(Dv)が4.4〜5.4μmであることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- トナーの重量分布の変動係数(重量分布の標準偏差/重量平均粒径)が26.1〜30.0の範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記結着樹脂として少なくともポリエステル樹脂を含有するフルカラー用トナーであって、高架式フローテスターにより測定される該トナーの1/2流出温度が120〜140℃の範囲であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記結着樹脂として少なくともポリエステル樹脂を含有するモノクロ用トナーであって、高架式フローテスターにより測定される該トナーの1/2流出温度が145〜165℃の範囲であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の静電荷像現像用トナー。
- 高架式フローテスターにより測定される前記トナーの1/2流出温度をT1/2としたとき、貯蔵弾性率G’( T1/2)と貯蔵弾性率G’(T1/2+30℃)との比G’( T1/2)/ G’(T1/2+30℃)が2.0〜5.0の範囲であることを特徴とする請求項4又は5に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記結着樹脂として無機スズ(II)化合物を触媒として製造されたポリエステル樹脂を含有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の静電荷像現像用トナー。
- 請求項1ないし7のいずれかに記載のトナーとキャリアを含有してなることを特徴とする二成分現像剤。
- 電子写真感光体からなる像担持体表面を一様に帯電する帯電工程と、帯電された像担持体表面を露光して静電荷像を形成する工程と、形成された静電荷像をトナーを用いて現像し可視像とする現像工程と、形成されたトナー像を直接、又は中間転写体を介して、記録紙上に転写する転写工程と、転写後、像担持体表面に残留する転写残トナーをクリーニング部材でクリーニングするクリーニング工程と、記録紙上のトナー像を加熱定着する定着工程とからなる画像形成方法であって、前記定着工程が2本のローラ間を通過させることによって記録紙上のトナー像の加熱定着が行われ、前記ローラの1本又は2本が弾性を有し、かつ、前記トナーが請求項1ないし7のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーであることを特徴とする画像形成方法。
- 請求項9に記載の画像形成方法であって、画像形成工程として、さらに前記クリーニングにより生じた転写残トナーを回収するトナー回収工程と、回収したトナーを現像手段に供給することにより現像工程に使用されるトナーリサイクル工程とを有することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項9に記載の画像形成方法であって、前記定着工程に代え、固定された発熱体と、該発熱体に対向して加熱される加熱材と、該加熱材に記録紙を圧着させる加圧部材とにより記録紙上のトナー像が定着され、該加熱材が少なくとも有端もしくは無端のベルト状の形状を有する定着工程が行われることを特徴とする画像形成方法。
- 請求項11に記載の画像形成方法であって、画像形成工程として、さらに前記クリーニングにより生じた転写残トナーを回収するトナー回収工程と、回収したトナーを現像手段に供給することにより現像工程に使用されるトナーリサイクル工程とを有することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項9ないし12のいずれかに記載の画像形成方法であって、前記クリーニング工程が、像担持体の表面をクリーニングするクリーニング手段により行われ、該クリーニング手段は、該像担持体回転方向上流側から順に、第1クリーニングブレード、第2クリーニングブレードの2つのブレードを備え、該第2クリーニングブレードは、ブレード母体層と研磨剤粒子含有層の2層構造を有する研磨用ブレードであることを特徴とする画像形成方法。
- 少なくとも電子写真感光体からなる像担持体表面を一様に帯電する帯電工程と、帯電された像担持体表面を露光して静電荷像を形成する工程と、形成された静電荷像をトナーを用いて現像し可視像とする現像工程と、形成されたトナー像を直接、又は中間転写体を介して、記録紙上に転写する転写工程と、転写後、像担持体表面に残留する転写残トナーをクリーニング部材でクリーニングするクリーニング工程と、記録紙上のトナー像を加熱定着する定着工程とからなる画像形成方法であって、前記帯電工程には、像担持体表面に帯電部材を接触させ、当該帯電部材に電圧を印加することによって帯電を行なう帯電装置を用い、現像工程には請求項1ないし7のいずれかに記載のトナーを用いることを特徴とする画像形成方法。
- 画像形成工程として、像担持体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジが使用される画像形成方法であって、前記現像手段には請求項1ないし7のいずれかに記載のトナーが使用されることを特徴とする画像形成方法。
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