JP2009053347A - 画像形成装置の色ズレ補正方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置の色ズレ補正方法及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷中断をせずに、画像形成領域全体にわたって信頼性の高い色ズレ検出を行うことができる画像形成装置の色ズレ検出方法の提供。
【解決手段】カット紙を連続して印刷するカラー画像形成装置の色ズレ補正方法であって、印刷画像形成領域制御工程と、印刷画像形成領域の間隙に色ズレ検出パターンを形成するための色ズレ検出パターン領域制御工程と、色ズレ検出パターン形成工程と、色ズレ検出パターンから色ズレ情報を検出する色ズレ情報検出工程と、検出された複数の色ズレ情報を演算処理して統合色ズレ情報を生成する色ズレ情報処理工程と、統合色ズレ情報を基に色ズレ補正をする色ズレ補正工程とを備えた画像形成装置の色ズレ補正方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置の色ズレ補正方法及び画像形成装置に関する。
最近のフルカラー画像形成装置は、所定のタイミングで色ズレの検出、補正を行うことにより良好なフルカラー画像を保っている。一般に、色ズレの検出方法は電源投入時や所定枚数、例えば500枚印刷する毎に、印刷を待機させて、各色の色ズレ検出パターンを転写ベルト1周分に書き込み、この検出パターンの転写ベルト上での位置を色ズレ検出センサで読み取ることにより色ズレ検出を行っている。そして、その読み取ったベルト1周分の色ズレ検出センサの色ズレ情報に基づき色ズレ補正を行っている。さらに、ベルトの速度変動の影響をキャンセルし、精度よく検出する方法なども知られている。
図15に、転写ベルト上に書き込まれた具体的な色ズレ検出パターンの例を示す。図15(a)は、転写ベルト17上の上下に23個ずつの色ズレ検出パターン18が合計46個形成されている例である。なお、転写ベルト17は、実際には、図の左右の両端が接続している無端ベルトであるが、図示の都合上、切断して展開した形にしている。図15(b)は、転写ベルト17上に形成された任意のひとつの色ズレ検出パターン18の拡大図である。図15(b)においては、実線、破線、一点鎖線、二点差線をフルカラー画像形成装置のそれぞれの色、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックを表している。これらの4本の線が完全に重なって一本の線に見えれば、色ズレが全くないことになる。図では、色ズレを強調して4本の線を隔離して表わしている。
しかし、色ズレを検出するためには印刷を一旦止めて、色ズレ検出パターンを転写ベルト1周分に書き込み、検出を行わなければならない。そのため印刷を止めずに色ズレ検出を行う方法が知られている。この方法は、転写ベルト上の幅方向端部の印刷画像形成領域外を利用する方法である。転写ベルトは、印刷画像形成領域よりも少し大きめにしてあるので、この部分に色ズレ検出パターンを形成して色ズレを検出する方法である。しかし、転写ベルト上の幅方向端部の印刷画像形成領域外は、もともと端部は画像形成が異常になりやすいので印刷画像形成領域として使用していない部分であり、色ズレの基準となる色ズレ検出パターンをこの端部に形成すれば、異常な色ズレ検出パターンが形成される可能性がある。この異常な色ズレ検出パターンを基準にして色ズレ調整をすれば、かえって正常な画像に色ズレが発生する恐れがある。異常な画像形成が発生しないように転写ベルトの端部を広くすれば、色ズレ検出パターンは正常に形成されるが、装置の大型化や光学系の精度向上など別の課題が発生してくる。
カット紙の連続印刷の場合には、例えば、特許文献1には、印刷を中断しないで色ズレを検出する方法が提案されている。カット紙の連続印刷の場合には、連続紙の印刷と違って一枚毎の印刷の間に間隔がある。すなわち、転写ベルト上には、前のカット紙への画像形成領域と次のカット紙への画像形成領域との間に非画像形成領域が発生する。この非画像形成領域を利用して、ここに色ズレ検出パターンを形成して色ズレを検出する方法である。図16に、転写ベルト17上に、この方法で形成した色ズレ検出パターン18の例を示した。この例では、JIS A4用紙のようなカット紙19の印刷領域の間ごとに、上下2つで一組になった色ズレ検出パターン18が形成されている。この非画像形成領域は、転写ベルトの幅方向に対して全ての部分を含んでいるので、上述のように画像形成に不向きな端部ではなく、通常の画像形成領域と同じ位置で色ズレ検出パターンを形成して色ズレを検出することができる。さらに、印刷画像の形成に使用していない非画像形成領域を利用しているので、色ズレ検出のために印刷を中断することもない。しかし、この色ズレ検出方法では、カット紙への画像形成領域の間隙しか利用できないため、転写ベルトの限られた部分における色ズレ検出パターンから全体の色ズレを判断することになる。この場合、転写ベルト上の位置によって色ズレ量が異なっていると、かえって色ズレを悪化させる方向へ補正してしまう恐れがある。
さらに、特許文献2には、上記ふたつの色ズレ検出方法の長所を活かした色ズレ検出方法が提案されている。すなわち、仮色ズレ検出方法として、上記特許文献1に提案されている方法で仮の色ズレ検出を行う。そして、その色ズレ量が所定値以内であれば、正規の色ズレ検出は必要ないとして印刷を続行する。この仮の色ズレ検出は、印刷続行中は常に実行されており、印刷中の色ズレは検出できる。そして、この仮色ズレ検出で色ズレ量が所定値を超えた場合は、印刷を中断して、転写ベルト全体への色ズレパターン形成による色ズレ検出を行う。そして、この転写ベルト上全体の色ズレパターンから検出した色ズレ情報を、正規の色ズレ情報として色ズレ補正の基準とする。そうすれば、転写ベルト上の全ての位置に対して最も適正な色ズレ補正ができる。一方で、色ズレの発生については、仮色ズレ検出により検出できるので、色ズレの発生に関係なく定期的に印刷を中断して色ズレ検出をする必要がなくなる。
特公平08−10369号公報 特許第3619332号公報
上述のように、フルカラー画像形成装置における色ズレの検出、補正の方法は提案されている。しかし、最近の高速印刷化、印刷待ち時間の低減に対する要求により、色ズレ検出のために印刷を中断させることは好ましくない。その点、特許文献1に記載の色ズレ検出方法は、印刷を中断させることなく色ズレの検出ができ好都合であるが、色ズレの検出が転写ベルト上の一部領域に偏るため、画像形成領域全体にわたる色ズレ検出情報の信頼性が十分確保できない場合がある。このため、この情報を基に色ズレ補正をすると精密な色ズレ補正ができないことがあり、フルカラー画像形成装置に対するもう一つの要求である「精細で綺麗な印刷画像の提供」という点からは難点があった。
また、その改良法である特許文献2に記載の色ズレ検出方法は、転写ベルト全体の色ズレ検出を行い、画像形成領域全体にわたる色ズレ検出情報を得られるので情報の信頼性は高いが、従来の色ズレの検出方法に比べ少ないとは言え、印刷を中断して色ズレ検出する必要である。
本発明の目的は、上記問題点を踏まえ、印刷中断をせずに、画像形成領域全体にわたって信頼性の高い色ズレ検出を行うことができる画像形成装置及び画像形成装置の色ズレ検出方法を提供することである。
上記課題を解決するため本発明者は、以下の発明を完成した。
本発明は、複数の現像装置と、前記複数の現像装置で形成された画像を転写する転写ベルトとを備え、カット紙を連続して印刷する画像形成装置において、前記複数の現像装置で形成された画像の色ズレを補正する画像形成装置の色ズレ補正方法であって、前記カット紙へ印刷画像を形成する転写ベルト上の領域である印刷画像形成領域の配置を制御する印刷画像形成領域制御工程と、前記印刷画像形成領域の間隙に色ズレ検出パターンを形成するための色ズレ検出パターン形成領域の配置を制御する色ズレ検出パターン領域制御工程と、前記色ズレ検出パターン形成領域に色ズレ検出パターンを形成する色ズレ検出パターン形成工程と、前記転写ベルト上に形成された色ズレ検出パターンから色ズレ情報を検出する色ズレ情報検出工程と、前記色ズレ情報検出工程により検出された複数の色ズレ情報を演算処理して統合色ズレ情報を生成する色ズレ情報処理工程と、前記統合色ズレ情報を基に色ズレ補正をする色ズレ補正工程とを備えたことを特徴とする画像形成装置の色ズレ補正方法である。
好ましい本発明は、前記色ズレ検出パターン形成領域は、それぞれ転写ベルト上の異なった位置に配置されていることを特徴とする前記画像形成装置の色ズレ補正方法である。
好ましい本発明は、前記色ズレ情報処理工程における複数の色ズレ情報は、転写ベルト上の全周にわたって配置された複数の色ズレ検出パターン形成領域に形成された色ズレ検出パターンから検出された色ズレ情報であることを特徴とする前記画像形成装置の色ズレ補正方法である。
好ましい本発明は、前記複数の色ズレ検出パターン形成領域は、転写ベルト上に均等に配置されていることを特徴とする前記画像形成装置の色ズレ補正方法である。
好ましい本発明は、前記カット紙の連続印刷に関する情報を印刷開始前に入手する印刷情報入手工程を備え、
前記印刷画像形成領域制御工程は、前記カット紙の連続印刷に関する情報に基づいて印刷画像形成領域の配置を制御することを特徴とする前記画像形成装置の色ズレ補正方法である。
好ましい本発明は、前記色ズレ検出パターン領域制御工程において、カット紙への印刷開始前に転写ベルト上の全周にわたって複数の色ズレ検出パターン形成領域を配置し、
印刷実行時に、転写ベルト上の印刷画像形成領域及び色ズレ検出パターン形成領域以外の領域である空白領域が存在するときは、
印刷実行時において空白領域を印刷開始後の早い時期の領域に配置し、色ズレ検出パターン形成領域を印刷開始の後遅い時期の領域に配置することを特徴とする前記画像形成装置の色ズレ補正方法である。
好ましい本発明は、転写ベルトの長さをL、印刷予定のカット紙に対する印刷画像形成領域の画像形成方向の長さをb、印刷画像形成領域の間隔をaとし、nを任意の正数としたとき、前記印刷画像形成領域制御工程は、下記式(1)を満足しないように印刷画像形成領域の間隔aを制御することを特徴とする前記画像形成装置の色ズレ補正方法である。
L=n(a+b) ・・・・(1)
好ましい本発明は、前記印刷画像形成領域制御工程は、mを任意の正数としたとき、下記式(2)を満足するように印刷画像形成領域の間隔aを制御することを特徴とする前記画像形成装置の色ズレ補正方法である。
a=b/m ・・・・・(2)
好ましい本発明は、転写ベルトの長さをL、印刷予定のカット紙に対する印刷画像形成領域の画像形成方向の長さをb、前記印刷画像形成領域の間隔をaとし、pを任意の正数としたとき、前記印刷画像形成領域制御工程は、下記式(3)を満足するように印刷画像形成領域の間隔aを制御することを特徴とする前記画像形成装置の色ズレ補正方法である。
L=(p−1)a+pb ・・・・(3)
本発明は、複数の現像装置と、前記複数の現像装置で形成された画像を転写する転写ベルトとを備え、カット紙を連続して印刷する画像形成装置であって、前記カット紙へ印刷画像を形成する転写ベルト上の領域である印刷画像形成領域の配置を制御する印刷画像形成領域制御手段と、前記印刷画像形成領域の間隙に色ズレ検出パターンを形成するための色ズレ検出パターン形成領域の配置を制御する色ズレ検出パターン領域制御手段と、前記色ズレ検出パターン形成領域に色ズレ検出パターンを形成する色ズレ検出パターン形成手段と、前記転写ベルト上に形成された色ズレ検出パターンから色ズレ情報を検出する色ズレ情報検出手段と、前記色ズレ情報検出手段により検出された複数の色ズレ情報を演算処理して統合色ズレ情報を生成する色ズレ情報処理手段と、前記統合色ズレ情報を基に色ズレ補正をする色ズレ補正手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
好ましい本発明は、前記色ズレ情報処理手段は、転写ベルト上の全周にわたって配置された複数の色ズレ検出パターン形成領域に形成された色ズレ検出パターンから検出された複数の色ズレ情報を演算処理することを特徴とする前記画像形成装置である。
好ましい本発明は、前記カット紙の連続印刷に関する情報を印刷開始前に入手する印刷情報入手手段を備え、前記印刷画像形成領域制御手段は、前記カット紙の連続印刷に関する情報に基づいて印刷画像形成領域の配置を制御することを特徴とする前記画像形成装置である。
本発明によれば、印刷中断をせずに、画像形成領域全体にわたって信頼性の高い色ズレ検出を行うことができる画像形成装置及び画像形成装置の色ズレ検出方法を提供することができる。
本発明は、フルカラー印刷など2種以上の色を重ねて印刷する画像形成装置の色ズレを補正する画像形成装置の色ズレ補正方法に関する。さらに詳しくは、カット紙を連続して印刷する場合に、色ズレ補正のための色ズレ検出パターンを、印刷を中断することなく形成して色ズレに関する情報を検知する色ズレ補正方法に関する。
本発明の色ズレ補正方法においては、カット紙へ印刷画像を形成する転写ベルト上の領域である印刷画像形成領域の配置を制御する印刷画像形成領域制御工程を有している。カット紙の連続印刷においては、カット紙を間隔を空けて次々と画像転写ベルト上に搬送し、感光体上に形成した画像を直接、又は転写ベルトを介して間接的にカット紙上に転写する。その際、印刷画像形成領域制御工程は、カット紙のサイズを勘案して、搬送するカット紙の間隔を制御している。言い換えれば、印刷画像を形成する転写ベルト上の領域である印刷画像形成領域の配置を制御している。
色ズレ検出パターン領域制御工程は、印刷画像形成領域の間隙に色ズレ検出パターンを形成するための色ズレ検出パターン形成領域の配置を制御している。通常色ズレ検出パターンは、2色以上の画像を転写ベルト上に転写する段階で重ね合わせた画像パターンである。そして、この2色以上の画像パターンのズレを検知して印刷画像の色ズレを評価している。従来は、この得られた画像パターンの色ズレ評価情報を基に色ズレ補正をしていた。しかし、本発明においては、この色ズレ情報を複数個集めて、これらを演算処理し、単純に平均化したり、転写ベルト上の位置による重み付けをして平均化したりして統合色ズレ情報として、この統合色ズレ情報を基に色ずれ補正をしている。
この際、転写ベルト上のどの領域に形成された色ズレ検出パターンからの色ズレ情報を収集するかは重要な問題である。一般には、転写ベルト上の全ての位置からまんべんなく均等に分散して、偏りなく色ズレ情報を収集することが好適である。また、その色ズレ情報の収集密度は高い方がよいが、色ズレ情報を多く収集しようとすれば、必要な印刷用の画像形成が十分にできなくなる恐れがある。この為、本発明においては、印刷画像形成領域とその間隙の配置を制御し、その間隙に形成する色ズレ検出パターン形成領域の配置をも制御している。
一回の色ずれ補正のために収集する色ズレ検出パターンのための色ズレ検出パターン形成領域は、それぞれ転写ベルト上の異なった位置とすることが好ましい。同じ位置ばかりに色ズレ検出パターンを形成してそれから色ズレ情報を収集すると偏った位置の色ズレ情報を基に色ずれ補正をすることになり、緻密な色ずれ補正とならない恐れがある。
さらに、印刷情報入手工程により、印刷開始前にカット紙の連続印刷に関する情報を入手し、その情報に基づいて印刷画像形成領域及び色ズレ検出パターン形成領域の配置を制御することが好ましい。
また、色ズレ検出パターン領域制御工程においては、カット紙への印刷開始前に転写ベルト上の全周にわたって複数の色ズレ検出パターン形成領域を配置し、印刷実行時に、転写ベルト上の印刷画像形成領域及び色ズレ検出パターン形成領域以外の領域である空白領域が存在するときは、印刷実行時において空白領域を印刷開始後の早い時期の領域に配置し、色ズレ検出パターン形成領域を印刷開始の後遅い時期の領域に配置することが好ましい。同じように転写ベルト上の全周にわたって色ズレ検出パターンを形成して色ズレ情報を収集するにしても、できるだけ新しい情報を基に統合色ズレ情報を生成し、最新の統合色ズレ情報により色ズレ補正することが好ましい。そのためには、上述のように転写ベルト上の所定の領域に形成すべき色ズレ検出パターンが、一回の色ズレ補正のサイクル中に複数回形成可能なときは、できるだけ最新の、すなわち色ズレ補正のサイクルの後半側で形成されることが好ましい。言い換えれば、印刷画像形成領域の間隙ではあるが、色ズレ検出パターン形成領域ではない空白領域をできるだけ色ズレ補正のサイクルの前の法に集めておくことである。
印刷画像形成領域制御工程において、印刷画像形成領を配置するに際しては、印刷画像形成領域の間の間隔が転写ベルト上の同じ領域ばかりに重ならないことが好ましい。色ズレ検出パターン形成領域は、この間隙にしか形成できないので、このような状態では、色ズレ検出パターン形成領域の配置が偏ってしまう恐れがある。
そこで、転写ベルトの長さをL、印刷予定のカット紙に対する印刷画像形成領域の画像形成方向の長さをb、印刷画像形成領域の間隔をaとし、nを任意の正数としたとき、下記式(1)を満足しないように印刷画像形成領域の間隔aを制御することがこのましい。
L=n(a+b) ・・・・(1)
このようにすることにより、印刷画像形成領域の間隔、すなわち色ズレ検出パターン形成領域の形成可能な領域は、転写ベルトが一回転する度に異なった位置となる。
また、印刷画像形成領域制御工程において、mを任意の正数としたとき、下記式(2)を満足するように印刷画像形成領域の間隔aを制御することが好ましい。
a=b/m ・・・・・(2)
印刷画像形成領域の長さと色ズレ検出パターン形成領域の幅に、上式(2)の関係があれば、印刷画像形成領域及び色ズレ検出パターン形成領域の配置が制御しやすい。
さらに、印刷画像形成領域制御工程において、転写ベルトの長さをL、印刷予定のカット紙に対する印刷画像形成領域の画像形成方向の長さをb、形成領域の間隔をaとし、pを任意の正数としたとき、下記式(3)を満足するように印刷画像形成領域の間隔aを制御することが好ましい。
L=(p−1)a+pb ・・・・(3)
上式(3)の関係を満足することにより、転写ベルト一周ごとに色ズレ検出パターンを形成する印刷画像形成領域の間隔が、その間隔分ずつずれていくので色ズレ検出パターン形成領域の配置が制御しやすい。
本発明は、上述の色ズレ補正が可能な画像形成装置であり、複数の現像装置と、前記複数の現像装置で形成された画像を転写する転写ベルトとを備え、カット紙を連続して印刷する画像形成装置ある。そして、この画像形成装置は、カット紙へ印刷画像を形成する転写ベルト上の領域である印刷画像形成領域の配置を制御する印刷画像形成領域制御手段と前記印刷画像形成領域の間隙に色ズレ検出パターンを形成するための色ズレ検出パターン形成領域の配置を制御する色ズレ検出パターン領域制御手段と、前記色ズレ検出パターン形成領域に色ズレ検出パターンを形成する色ズレ検出パターン形成手段と
前記転写ベルト上に形成された色ズレ検出パターンから色ズレ情報を検出する色ズレ情報検出手段と、前記色ズレ情報検出手段により検出された複数の色ズレ情報を演算処理して統合色ズレ情報を生成する色ズレ情報処理手段と、前記統合色ズレ情報を基に色ズレ補正をする色ズレ補正手段とを備えている。
さらに、色ズレ情報処理手段は、転写ベルト上の全周にわたって配置された複数の色ズレ検出パターン形成領域に形成された色ズレ検出パターンから検出された複数の色ズレ情報を演算処理することができることが好ましい。
また、カット紙の連続印刷に関する情報を印刷開始前に入手する印刷情報入手手段を備え、印刷画像形成領域制御手段は、前記カット紙の連続印刷に関する情報に基づいて印刷画像形成領域の配置を制御できることが好ましい。
このような各種の手段を備えることにより、上記の本発明の色ずれ補正方法が実現できる。
ここで、本発明に係る画像形成装置として好適に使用できるフルカラータンデム方式画像形成装置について、図1,2を参照にして説明する。フルカラータンデム方式画像形成装置には、2つの転写方式があり、図1に示す中間転写方式と図2直接転写方式がある。
図1に示す中間転写方式において、転写ベルト1は反時計方向に回転し、転写ベルト1上に4つの感光体5で形成した潜像にY,C,M,Kの4種類のトナーを塗り重ねることで画像8を形成し、二次転ローラ3で記録媒体であるカット紙に転写を行う。色ズレ検出は画像形成領域間に書き込まれた色ズレ検出パターン7を色ズレ検出センサ6で読み取ることにより色ズレ量を検出する。画像形成領域間に作像した色ズレ検出パターンは、二次転写ローラにより搬送されるカット紙の間隙に形成されており、カット紙に転写されないので二次転ローラ3と中間転写ベルト1上に残る。そのため中間転写ベルト上のパターン7はベルトクリーナ2で清掃され、二次転ローラ上のパターンは回転して次に転写を行う用紙の裏側を汚さないように二次転写ローラ4で清掃される。
図2に示す直接転写方式において、転写ベルト12は、反時計方向に回転し、搬送ローラ10によって転写ベルト12に吸着させた紙に、感光体9から潜像をカット紙15へ直接転写を行う。色ズレ検出は画像形成領域(すなわちカット紙)間に書き込まれた色ズレ検出パターン11を色ズレ検出センサ14で読み取ることにより色ズレ量を検出する。色ズレ量を検出した後のパターンはベルトクリーナ13により清掃される。
次に、印刷画像の画像形成領域の配置制御、色ズレ検出パターン形成領域の配置制御、及び統合色ズレ情報の生成などにつきいくつかの実施形態により詳しく説明をする。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明の好ましい形態における例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
(実施形態1)
図3は、本発明の画像形成装置の転写ベルトの全周にわたって色ズレ検出パターンが形成されていく様子を模式的に表したものである。図3において、図3(a)〜(f)は、それぞれ無端に転写ベルトを展開して、その上を画像を転写されたA4のカット紙が右から左へと移動しているところを表している。すなわち図3(a)において、時間軸は左から右へと経過している。そして、図3(a)の右端が図3(b)の左端であり、同様に図3(b)の右端が図3(c)の左端となっている。同様に図3(c)〜図3(f)と繋がり、図3(f)の右端が図3(a)の左端となっている。
図3(a)の上部の1〜23の番号と縦の破線は説明のために付したものであり、転写ベルト上の領域を表している。図3(a)で説明すれば、斜め格子を付したA4カット紙は4領域分の長さがあり、原則としてA4カット紙に連続印刷されているが、所々にB5カット紙の印刷が割り込んでいる。
この実施形態では、原則5領域毎に色ズレ検出パターン形成領域を形成することにしている。ここで、A4カット紙の長さは4領域分であり、色ズレ検出パターン形成領域の幅は1領域分である。この1領域はA4カット紙の移動する際の間隔でもある。転写ベルト上のA4カット紙及び色ズレ検出パターン形成領域には、それぞれ左から右へと印刷画像及び色ズレ検出パターンが形成されていく。領域15〜19においては、B5カット紙が転写ベルト上に供給されB5カット紙分だけに印刷画像情報が供給され、領域19には何も画像情報は供給されない。しかし、この場合、印刷画像形成領域は4領域に制御されているので、領域19は空白のまま領域20に色ズレ検出パターンが形成される。そして、次のA4カット紙が導入されてくる。このようにして、図3(a)に示した転写ベルト1周分の移動においては、領域5,10,15,20の5つおきの4領域に色ズレ検出パターンが形成され図示していない色ズレ情報検出手段により色ズレ情報が検出される。なお、図3(a)では、このA4カット紙は転写ベルトからはみ出して見えるが、実際には転写ベルトは無端ベルトであり、図3(b)の左端に繋がっており、図3(b)の左端の領域1の上に重なっている。
転写ベルトが図3(b)に示す2周目になると、新しいA4カット紙は色ズレ検出パターン領域である領域2のすぐ後に配置されるのではなく、まず、第1周目で最初に色ズレ検出パターンが形成された領域5の次の領域6を色ズレ検出パターン領域として決定される。そして、この領域2と領域6との間に配置されるべきカット紙の長さが領域2と領域6との間の幅に収まらないときは、この領域3〜5は空白として制御される。以下、同じように色ズレ検出パターン形成領域を前回の転写ベルトへの検出パターン形成領域のひとつ後の領域に形成しながら進んでいく。図3(b)〜図3(e)までは、同じように色ズレ検出パターンが形成され、カット紙も連続的に印刷されていく。但し、図3(c)の領域4〜6に示したように、カット紙の長さが空白領域の幅より小さい場合は、そのカット紙はその空白領域内で印刷処理されるように制御されている。
最後に、図3(f)において、領域1に色ズレ検出パターンが形成されると、転写ベルトの全ての領域1〜23にわたって色ズレ検出パターンが形成され、色ズレ情報検出手段により色ズレ情報が検出され終わる。この状況を表したのが図3(g)である。このように転写ベルト上の全ての領域に色ズレ検出パターンが形成され色ズレ情報検出手段により色ズレ情報が検出されると、色ズレ情報処理手段によりこれらの色ズレ情報は、例えば平均化のような統合処理がなされて、統合色ズレ情報となり色ズレ補正手段に入力され、これを基に画像形成装置の色ズレ補正がなされる。なお、転写ベルト上では、印刷は続いており、転写ベルトの次の周回からまた新しく図3(a)から始まる色ズレ補正を実行する。
この実施形態の画像形成装置の色ズレ補正方法を、フローチャートとして表したのが図4である。図4に従ってこの実施形態の色ズレ補正方法を説明する。
印刷要求S1がなされると、カット紙を一枚だけ印刷するのか連続的に複数枚印刷するのかを判断する(S2)。連続印刷をしない(S2のN)のであれば、紙間色ズレ補正も必要ないので、色ズレ補正はせずにそのまま終了する(S3)。
連続印刷の場合(S2のY)は、最初の転写ベルトの周回において色ズレ検出領域に色ズレ検出パターンを形成して色ズレ検出をする(S4)。そして、色ズレ情報である色ズレ量と転写ベルト上の色ズレ検出パターンの形成位置を記憶しておく(S5)。
つぎに、転写ベルトの最初の周回における色ズレ検出パターンの形成位置のすぐ後の領域に、転写ベルトの2回目の周回における色ズレ検出パターンの形成位置を決定する(S6)。そして、色ズレ検出パターンの形成位置の間に予定されている印刷画像の長さが収まるかどうか判断する(S7)。収まれば、その領域で画像形成を実行し(S9)、収まらなければ、その領域は空白のままとする(S8)。そして、転写ベルトの全周に対する色ズレ検出パターンの形成が終了したかを判断し(S10)、終了していなければ、S4の色ズレ検出ステップへ戻り(S10のN)、S4からS10のステップを繰り返す。
転写ベルトの全周に対する色ズレ検出パターンの形成が終了すれば(S10のY)、転写ベルト全周における色ズレ量の平均を算出し、その平均値が例えば20ミクロンを超えていたら(S12のY)色ズレ補正を行い(S13)、超えていなければ(S12のN)、色ズレはないとみなして色ズレ補正は行わない。異常で一サイクルの色ズレ補正が終了する(END)。連続印刷が続いていれば、又上記のフローチャートに従って、最初から色ズレ補正を実行する。
(実施形態2)
実施形態2は、実施形態1の変形例である。すなわち、実施形態2は、実施形態1と同じように原則5領域毎に色ズレ検出パターンの形成をしながら、転写ベルトの全周にわたって色ズレ検出パターンを形成して、色ズレ情報を検出する。実施形態1と異なっているのは、印刷開始前に、印刷情報入手手段により印刷すべきカット紙のサイズと枚数及び印刷順序を入手しておき、転写ベルトの全周にわたって色ズレ検出パターンが形成できる範囲の印刷画像形成位置及び検出パターンが形成位置を印刷開始前にスケジュール化しておくことである。
そして、検出パターンの形成位置を、転写ベルトの全周にわたって色ズレ検出パターンを形成する際の終わりに近い位置に割り振るようにすることである。このようにすることで、転写ベルトの全周にわたって色ズレ検出パターンからの色ズレ情報をできるだけ新しいものにでき、これらの情報を統合して統合色ズレ情報とするときに最新の情報が得られる。
図5に示した色ズレ検出パターン形成工程(2)を参照にして具体的に説明する。この実施形態においては、事前に印刷情報入手手段により入手した、又は予め記憶手段に記憶させておいた情報、例えばカット紙のサイズ、印刷枚数、印刷順序などをもとに、転写ベルト上に印刷すべきカット紙への画像形成領域の配置位置を割り付けていく。例えば、印刷すべきカット紙の最大サイズがA4サイズで、一部にB5サイズのカット紙が混入している場合を想定する。図5に示すように、転写ベルトの第1周目は、A4カット紙の画像形成領域の幅である4領域部と、色ズレ検出パターン形成領域の幅である1領域部とを合わせた5領域を単位として、カット紙の画像形成領域と仮の色ズレ検出パターン形成領域を割り付けていく。転写ベルトの第2周目以降は、実施形態1において説明した図3(b)〜図3(f)を参照して説明したと同じようにしてカット紙の画像形成領域と仮の色ズレ検出パターン形成領域を割り付けていく。そうすると、転写ベルト上には、図3に示したと同じカット紙への画像形成領域と色ズレ検出パターンの形成位置とが割り付けられる。ただし、この実施形態2では、色ズレ検出パターンの形成位置は、仮の位置である。
図3から判るように、転写ベルト上にはカット紙への画像形成領域でも、色ズレ検出パターンの形成領域でもない空白領域が発生している。色ズレ検出パターン形成工程全体における最後、すなわち図5に示した転写ベルトの最後部である図5(f)の領域1から順に図5(e)の領域23、領域22、・・・遡って空白領域を探していき、実際に存在する空白領域である図5(e)の領域8、領域7、領域6を色ズレ検出パターンの形成領域とする。このようにして、図5(f)の領域1から遡って転写ベルト一周分における空白領域及び仮の検出パターンの形成領域はすべて色ズレ検出パターンの形成領域と決定する。
転写ベルトの最後部から2周目(図5(e)の領域1)以降は、空白領域及び仮に決めておいた色ズレ検出パターンの形成領域の転写ベルト上の領域番号の同じ位置に、すでに色ズレ検出パターンの形成領域が決定されているかどうかを判断する。色ズレ検出パターンの形成領域が決定されていなければ、この領域を色ズレ検出パターンの形成領域と決定し、すでに決定されていれば、空白領域とする。このようにして、図5(a)の領域1までの色ズレ検出パターンの形成領域を決定する。
実施形態2においては、1回分の色ズレ検出パターン形成工程全体における色ズレ検出パターンの形成領域が決定されてから、実際の印刷走査が行われ、実施形態1と同じように色ズレ補正がなされる。
この実施形態では、このような空白領域を利用して、できるだけ新しい色ズレ検出パターンからの情報を基に統合色ズレ情報を得ることができるので、画像形成装置の最新の状態に対する色ズレ補正が可能となる。
図6の色ズレ制御フローチャートを参照にして、色ズレ補正方法について説明する。まず、図示していないが、印刷スタート前にカット紙のサイズや印刷順序などの印刷用紙に関する情報を画像形成装置に入力しておく。そして、印刷をスタートさせると、連続印刷か一枚だけの印刷かを判断(S22)して、連続印刷の場合、実施形態1で説明したと同じようにして、転写ベルト上にカット紙への印刷用の画像形成領域と色ズレパターン形成位置を割り付ける(S23)。ただし、ここで割り付けた色ズレパターン形成位置は、仮の位置である。
一回の色ズレ補正に対応する全ての転写ベルト上に仮の割り付けが終了(S24)したら、割り付けられた転写ベルト位置の最後尾から空白領域を探していき(S25)、その空白領域より前の領域で、転写ベルト上の同じ領域番号に相当する位置に仮に割り付けられた色ズレパターン形成位置がある場合(S25のY)は、色ズレパターン形成位置をこの空白領域に変更して、正規の色ズレパターン形成位置とする(S26)。この操作を転写ベルト上の最前部まで繰り返し(S28のN、S29)、全ての色ズレパターン形成位置が確定したら(S28のY)、印刷準備が完了する。
ここで印刷を開始し、同時に色ズレパターンを転写ベルト上の所定位置に形成し、色ズレ情報を検知する(S30)。検知された転写ベルト1周分全体の色ズレ情報を統合して統合色ズレ情報とし(S31)、これを基に色ズレ補正を行う。この例では、転写ベルト1周分全体の平均の色ズレ量が20μmを超えていれば(S32)実際に色ズレ補正を行い(S33)、20μm以下であれば色ズレ補正は行わないで、第1回目の色ズレ補正工程は終了する。
(実施形態3)
実施形態3における色ズレパターンの転写ベルト上の形成位置を割り付けるにあたって、転写ベルトの長さLと、最大長さの印刷用カット紙の長さbと、色ズレパターン形成領域の幅aとの間に下式(3)に示した所定関係を持たせてある。
L=(n−1)a+nb ・・・・(3)
但し、nは正数である。
転写ベルトの長さL、最大長さの印刷用カット紙の長さb、及び色ズレパターン形成領域の幅aのうちどのファクターを調整して上式(3)の関係を成り立たせてもよい。一般には、印刷時の最大長さの印刷用カット紙の長さbは所与のものであり、画像形成装置が特定されれば、転写ベルトの長さLも特定される。そのため、色ズレパターン形成領域の幅aを調整することが容易である。色ズレパターン形成領域の幅aは、色ズレパターンの幅よりも大きければ、極端に拡げて転写ベルトの非使用領域を大きく拡大しなければ特に問題はない。
上式(3)の関係を持つことにより、図7に示すように、転写ベルトの長さLは、印刷用カット紙の長さbと同じである印刷用の画像形成領域の長さと色ズレパターン形成領域の幅aとの組み合わせの正数倍に対し、色ズレパターン形成領域の幅aひとつ分の長さだけ足りない。このため、ふた廻り目の転写ベルト上では、色ズレパターン形成領域が色ズレパターン形成領域の幅aひとつ分の長さだけ後へずれる(図7(b)参照)。同様にして、図7(e)に示した色ズレパターンと印刷用の画像形成領域の割り付けが終了する。
この実施形態では、印刷用紙として同じサイズのカット紙を使用していれば、転写ベルトに空白領域を作ることがなく、効率的に。色ズレパターン形成領域を割り付けることができ、効率的な色ズレ補正が可能となる。例えば、この実施形態では、実施形態1,2と同じカット紙を使用しているが、転写ベルト5回転分で一回の色ズレ補正用の色ズレパターンが全て形成される。なお、図7(c)の領域9〜13に示したように、小サイズのカット紙への印刷が混入した際には、領域12の用に空白領域ができるが、色ズレパターン形成領域の割り付けは変更することはない。
この実施形態における色ズレ補正の方法を図8のフローチャートを参照にして説明する。この実施形態においては、印刷開始前に上述の式(3)の関係を満足するように、転写ベルトの長さL、最大長さの印刷用カット紙の長さb、及び色ズレパターン形成領域の幅aのうちどれかのファクターを調整しておく。一般には、色ズレパターン形成領域の幅aの調整が容易である。あるいは、転写ベルト作成時にカット紙と色ズレパターン形成領域の幅aを想定して、転写ベルトの長さを調整しておいてもよい。また、カット紙上の実際の印刷領域の長さが真の「最大長さの印刷用カット紙の長さb」であるので、カット紙への印刷領域の長さにも調整しろは存在するので、これを調整してもよい。
このような色ズレパターン形成領域の割り付けルールを事前に決定しておいて、印刷要求を開始する(S41)。そして、連続印刷かを確認して(S42のY)、印刷を進め色ズレ検出パターンを形成し、色ズレ情報を検知し(S44)、色ズレ検出パターンを形成した転写ベルト上の位置を記憶し(S45)、印刷用の画像形成領域に印刷画像を形成する(S46)。色ズレ検出パターンが転写ベルト上の全ての領域に形成され、その色ズレ情報が検知されるまで、この操作を繰り返す(S47のN)。転写ベルト1周分の色ズレ情報が検知され終わったら(S47のY)、これらの色ズレ情報から平均色ズレ情報を算出し、この平均色ズレ情報を基にして実施形態1,2と同様に色ズレ補正をする(S48,S49)。
(実施形態4)
実施形態4は、実施形態1〜3において、印刷を要求されたカット紙の量が比較的少なくて、これらのカット紙を印刷し終わっても転写ベルト全体に対応する領域に色ズレ検出パターンの形成領域が確保できない場合の色ズレ補正方法である。図9に示したフローチャートは、実施形態1におけると同様のルールで、色ズレ検出パターンの形成領域を割り付けている。しかし、図9(e)の途中の領域5で印刷画像の形成要求は終わってしまう。この場合、転写ベルト上の領域1,9,14,19には、まだ色ズレ検出パターンの形成領域が割り付けられていない。しかし、この実施形態においては、さらに印刷用の画像形成領域が続いているとみなして、転写ベルト上の色ズレ検出パターンの形成領域を割り付けていき、転写ベルト上の全ての領域に色ズレ検出パターンの形成領域を形成する。転写ベルト上の全ての領域に色ズレ検出パターンの形成領域を割り付け、ここまで色ズレ検出パターンを形成して色ズレ情報を検知した時点で統合色ズレ情報を算出して、これに基づいて色ズレ補正を行う。
このようにすれば、少ない枚数の連続印刷においても、比較的短時間に正確な色ズレ補正が可能となる。
(実施形態5)
実施形態5も実施形態4と同じように、印刷を要求されたカット紙の量が比較的少なくて、これらのカット紙を印刷し終わっても転写ベルト全体に対応する領域に色ズレ検出パターンの形成領域が確保できない場合の色ズレ補正方法である。実施形態5においては、実施形態1〜3と同じルールで、色ズレ検出パターンの形成領域を割り付け、色ズレ検出パターンを形成して、色ズレ情報を検知し、これらの色ズレ情報から統合色ズレ情報を形成し色ズレ補正する(図10参照)。この場合、検知した色ズレ情報の数、統合色ズレ情報から得られた色ズレ量などに規制値を設けて、この規制値の中に入らなければ、色ズレ補正は行わないような制御をすることもできる。このような色ズレ補正方法は、中途半端な印刷要求枚数に対する効率的、現実的な色ズレ補正方法である。
(実施形態6)
実施形態6は、実施形態1〜3の変形で、転写ベルト上の領域に間隔を置いて色ズレ検出パターンを形成するように割り付ける色ズレ補正方法である。図11に示す例では、転写ベルト上の全領域1〜23のうち、奇数番号の領域にのみ色ズレ検出パターンを形成して、これらの領域から検知した色ズレ情報を基に色ズレ補正をする。図11に示した例では、実施形態1と同じであるが、最初は色ズレ検出パターンを6領域ごとに形成し転写ベルトの第2周目からは、その前の転写ベルトの周回における色ズレ検出パターン形成領域の2領域後の領域に、色ズレ検出パターン形成領域を割り付けていく点が異なっている。
このようにして、図11(d)の領域3まで色ズレ検出パターン形成領域を割り付ければ、図11(g)に示したような領域での色ズレ情報が検知でき、これから統合色ズレ情報を得れば、正確で迅速な色ズレ補正が可能となる。さらに、比較的少ない印刷枚数の印刷要求に対しても対応しやすい。
(実施形態7)
実施形態7は、状況に応じてこれまで説明した実施形態2,4,5,6を選択して色ズレ補正する方法である。図12にその具体的な幌ずれ補正方法のフローチャートを示した。図12に従って、以下にこの実施形態を説明するが、すでに説明した実施形態2,4,5,6の内容に関する部分は省略する。
印刷要求がスタートする(S51)と、カット紙20枚以上の連続印刷かどうかを判断する(S52)。カット紙20枚は、実施形態2における一回の色ズレ補正に対応する最低枚数である。カット紙20枚以上の連続印刷であれば(S52のY)、実施形態2と同様の方法により色ズレ補正をする(S53,S63,S64)。カット紙の連続印刷が20枚未満であれば(S52のN)、さらに10枚以下かを判断する(S54)。カット紙の連続印刷が11〜19枚の間であれば(S54のN)、画像形成装置の操作者によって設定された指示により、実施形態4,5,6のいずれかの方法により色ズレ補正する(S56,S57,S58,S63,S64)。カット紙の連続印刷が10枚以下であれば(S54のY)、前回の色ズレ補正のための色ズレ情報検知から4時間以上経過しているか(S59)、さらに400枚以上の印刷をしているか(S60)を判断する。そして、これらの両方条件を満たしていなければ(S59のN、且つS60のN)、色ズレ補正は行わない(S62)。どちらかの条件を満たしていれば、印刷終了後に従来から知られている方法である転写ベルト全体に色ズレ検知パターンのみを形成して色ズレ情報を検知し、これらの色ズレ情報の平均値を平均色ズレ情報として(S61)、この平均色ズレ情報を基に色ズレ補正をする(S63,S64)。これらの制御はマイコンなどを使用すれば容易に実現できる。
(実施形態8)
実施形態8では、これまで説明してきた色ズレ検出パターンについて例示している。転写ベルトの印刷用画像形成領域の間に形成する色ズレ検出パターン領域に出力する色ズレ検出パターンは、縦線と斜め線を組み合わせたパターンを1セットのパターンとして使用するものとする。色ズレ検出パターン領域に出力するパターンは1セットとは限らず、パターンの大きさ、転写ベルトの長さに応じて二つ以上出力してもよい。これまでの説明では、2つを標準とし説明してきた。さらに、通常は、色ズレ検出パターンは4色(K,M,C,Y)を組み合わせたものであるが、これには限らず2色または3色を組み合わせたパターンを使用してもよい。図13(a)はパターンを1セットとした例であり、図13(b)はパターンを4セットとした例であり、図13(c)は、パターン中の色を2色とした例である。
色ズレ補正が正確に行われている場合は、これら4本の線は重なって1本になっている。少なくとも、隔離幅は20μm以下であることが好ましい。色ズレは、図の横方向だけでなく縦方向にも発生するので、縦線と斜め線の組み合わせとすることが好ましい。
(実施形態9)
実施形態9は、本発明の画像形成装置である。図14に実施形態9の画像形成装置ブロック図を示す。この画像形成装置は、全体を制御するCPU(76)、プログラムや各種設定値を格納するROM(64)、転写ベルト上の位置や色ズレ情報を記録するRAM(78)、印刷画像や色ズレ検出パターンを生成する作像部(71)、CPU(76)と作像部(71)、センサ等をつなげるI/O(75)、色ズレ補正部(80)、転写ベルト位置検出部(81)、色ズレパターン検出センサ(82) を備え、連続印刷中などの所定のタイミングで、実施形態1〜7で説明したような色ズレ補正が可能である。
色ズレ補正において、色ズレ検出開始時には転写ベルト検出部(81)によって、転写ベルト上の位置を検出しRAM(78)に位置情報として記録される。転写ベルト1回転目は、色ズレ検出パターンを書き込み、色ズレパターン検出センサ(82)で読み込む処理が行われる。色ズレ検出開始位置を基準として、ベルトの回転状況を計測し、CPU(76)により転写ベルト2回転目以降の色ズレ検出を行う位置を決定する。転写ベルト2回転目以降は、上記の処理で決定した転写ベルト(72)上の所定の位置に作像部(71)の感光体(73)により色ズレ検出パターンが書き込まれる。書き込まれた色ズレ検出パターンを色ズレパターン検出センサ(82)で読み込むことにより色ズレ情報を得ることができる。色ズレ情報と転写ベルトの位置情報はRAM(78)に記録され、転写ベルト一周分の色ズレ検出が終われば、ベルト一周分の色ズレ検出情報に基づき色ズレ補正部(80)で補正量を演算し、この結果で色ズレ補正が行われる。
フルカラータンデム方式画像形成装置(中間転写方式) フルカラータンデム方式画像形成装置(直接転写方式) 色ズレ検出パターン形成工程(1) 色ズレ制御フローチャート(1) 色ズレ検出パターン形成工程(2) 色ズレ制御フローチャート(2) 色ズレ検出パターン形成工程(3) 色ズレ制御フローチャート(3) 色ズレ検出パターン形成工程(4) 色ズレ検出パターン形成工程(5) 色ズレ検出パターン形成工程(6) 色ズレ制御フローチャート(4) 色ズレ検出パターンの例 画像形成装置の色ズレ検出に係るブロック図 色ズレ検出パターン(1) 色ズレ検出パターン(2)
符号の説明
1:転写ベルト
2:ベルトクリーナ
3:二次転写ローラ
4:転写ローラクリーナ
5:感光体
6:色ズレ検出センサ
7:色ズレ検出パターン
8: 印刷用の画像
9:感光体
10:給紙ローラ
11:色ズレ検出パターン
12:転写ベルト
13:ベルトクリーナ
14:色ズレ検出センサ
15:カット紙
16:カット紙の搬送方向
17:色ズレ検出パターン
18:転写ベルト
19:カット紙印刷用の画像形成領域

Claims (12)

  1. 複数の現像装置と、前記複数の現像装置で形成された画像を転写する転写ベルトとを備え、カット紙を連続して印刷する画像形成装置において、前記複数の現像装置で形成された画像の色ズレを補正する画像形成装置の色ズレ補正方法であって、
    前記カット紙へ印刷画像を形成する転写ベルト上の領域である印刷画像形成領域の配置を制御する印刷画像形成領域制御工程と、
    前記印刷画像形成領域の間隙に色ズレ検出パターンを形成するための色ズレ検出パターン形成領域の配置を制御する色ズレ検出パターン領域制御工程と、
    前記色ズレ検出パターン形成領域に色ズレ検出パターンを形成する色ズレ検出パターン形成工程と、
    前記転写ベルト上に形成された色ズレ検出パターンから色ズレ情報を検出する色ズレ情報検出工程と、
    前記色ズレ情報検出工程により検出された複数の色ズレ情報を演算処理して統合色ズレ情報を生成する色ズレ情報処理工程と、
    前記統合色ズレ情報を基に色ズレ補正をする色ズレ補正工程とを備えたことを特徴とする画像形成装置の色ズレ補正方法。
  2. 前記色ズレ検出パターン形成領域は、それぞれ転写ベルト上の異なった位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の色ズレ補正方法。
  3. 前記色ズレ情報処理工程における複数の色ズレ情報は、転写ベルト上の全周にわたって配置された複数の色ズレ検出パターン形成領域に形成された色ズレ検出パターンから検出された色ズレ情報であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置の色ズレ補正方法。
  4. 前記複数の色ズレ検出パターン形成領域は、転写ベルト上に均等に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置の色ズレ補正方法。
  5. 前記カット紙の連続印刷に関する情報を印刷開始前に入手する印刷情報入手工程を備え、
    前記印刷画像形成領域制御工程は、前記カット紙の連続印刷に関する情報に基づいて印刷画像形成領域の配置を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置の色ズレ補正方法。
  6. 前記色ズレ検出パターン領域制御工程において、カット紙への印刷開始前に転写ベルト上の全周にわたって複数の色ズレ検出パターン形成領域を配置し、
    印刷実行時に、転写ベルト上の印刷画像形成領域及び色ズレ検出パターン形成領域以外の領域である空白領域が存在するときは、
    印刷実行時において空白領域を印刷開始後の早い時期の領域に配置し、色ズレ検出パターン形成領域を印刷開始の後遅い時期の領域に配置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置の色ズレ補正方法。
  7. 転写ベルトの長さをL、印刷予定のカット紙に対する印刷画像形成領域の画像形成方向の長さをb、印刷画像形成領域の間隔をaとし、nを任意の正数としたとき、
    前記印刷画像形成領域制御工程は、下記式(1)を満足しないように印刷画像形成領域の間隔aを制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置の色ズレ補正方法。
    L=n(a+b) ・・・・(1)
  8. 前記印刷画像形成領域制御工程は、mを任意の正数としたとき、
    下記式(2)を満足するように印刷画像形成領域の間隔aを制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置の色ズレ補正方法。
    a=b/m ・・・・・(2)
  9. 転写ベルトの長さをL、印刷予定のカット紙に対する印刷画像形成領域の画像形成方向の長さをb、前記印刷画像形成領域の間隔をaとし、pを任意の正数としたとき、
    前記印刷画像形成領域制御工程は、下記式(3)を満足するように印刷画像形成領域の間隔aを制御することを特徴とする請求項1〜8に記載の画像形成装置の色ズレ補正方法。
    L=(p−1)a+pb ・・・・(3)
  10. 複数の現像装置と、前記複数の現像装置で形成された画像を転写する転写ベルトとを備え、カット紙を連続して印刷する画像形成装置であって、
    前記カット紙へ印刷画像を形成する転写ベルト上の領域である印刷画像形成領域の配置を制御する印刷画像形成領域制御手段と、
    前記印刷画像形成領域の間隙に色ズレ検出パターンを形成するための色ズレ検出パターン形成領域の配置を制御する色ズレ検出パターン領域制御手段と、
    前記色ズレ検出パターン形成領域に色ズレ検出パターンを形成する色ズレ検出パターン形成手段と、
    前記転写ベルト上に形成された色ズレ検出パターンから色ズレ情報を検出する色ズレ情報検出手段と、
    前記色ズレ情報検出手段により検出された複数の色ズレ情報を演算処理して統合色ズレ情報を生成する色ズレ情報処理手段と、
    前記統合色ズレ情報を基に色ズレ補正をする色ズレ補正手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記色ズレ情報処理手段は、転写ベルト上の全周にわたって配置された複数の色ズレ検出パターン形成領域に形成された色ズレ検出パターンから検出された複数の色ズレ情報を演算処理することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記カット紙の連続印刷に関する情報を印刷開始前に入手する印刷情報入手手段を備え、
    前記印刷画像形成領域制御手段は、前記カット紙の連続印刷に関する情報に基づいて印刷画像形成領域の配置を制御することを特徴とする請求項10又は11に記載の画像形成装置。
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