JP2009049491A - 受信装置、受信方法及びプログラム - Google Patents

受信装置、受信方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009049491A
JP2009049491A JP2007211263A JP2007211263A JP2009049491A JP 2009049491 A JP2009049491 A JP 2009049491A JP 2007211263 A JP2007211263 A JP 2007211263A JP 2007211263 A JP2007211263 A JP 2007211263A JP 2009049491 A JP2009049491 A JP 2009049491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
frequency domain
signal
channel estimation
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007211263A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Futaki
康則 二木
Naomasa Yoshida
尚正 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2007211263A priority Critical patent/JP2009049491A/ja
Publication of JP2009049491A publication Critical patent/JP2009049491A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

【課題】シングルキャリア通信の受信装置において、高精度なチャネル推定と優れた等化性能を実現する。
【解決手段】第1周波数領域変換部は受信信号を周波数領域信号に変換し、等化フィルタは前記第1周波数領域変換部が出力した周波数領域受信信号を、等化ウェイト計算部が出力する等化ウェイトに基づき等化処理し、時間領域変換部は等化フィルタが出力する等化信号を時間領域へ変換して復調し、シンボルレプリカ生成部は時間領域変換部が出力する復調信号から判定帰還データを生成し、第2周波数領域変換部は判定帰還データを周波数領域に変換し、チャネル推定部は前記第1周波数変換部が出力する周波数領域受信信号に基づき算出される値と、前記第2周波数領域変換部が出力する周波数領域判定帰還データに基づき算出される値との、周波数領域での重み付け加算処理によりチャネル推定値を算出し、等化ウェイト計算部は前記チャネル推定部が出力するチャネル推定値に基づき等化ウェイトを算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は無線通信の技術に関し、特にシングルキャリア通信の受信装置に関する。
無線通信システムの伝送速度の高速化が進んでいる。伝送速度の高速化にしたがって広帯域伝送を実現しようとすると送信信号のシンボル間隔が狭くなりシンボル間干渉が問題となってくる。特に無線通信においては遅延差を持った複数のパス(マルチパス)からの信号受信に起因する周波数選択性フェージング(マルチパスフェージング)の影響によりシンボル間干渉の問題はより深刻になる。マルチパスフェージングの抑圧方法としては直交周波数分割多重などの複数の搬送波を使用して伝送を行うマルチキャリア伝送方式が検討されている。
しかし、マルチキャリア伝送方式ではピーク電力対平均電力比(PAPR:Peak to Average Power Ratio)が大きいために消費電力が大きくなるという欠点がある。次世代無線通信システムでは特に端末側からの上りリンクにおいて高い送信電力効率の実現が求められている。そこで、PAPRの小さい単一搬送波で無線伝送を行うシングルキャリア伝送方式が有力な方式と考えられ、シングルキャリア伝送方式において等化フィルタによる等化処理を用いてマルチパスフェージング抑圧を行う方法が検討されている。
複数の等化方法の内、周波数領域等化は受信信号を周波数領域信号に変換し等化処理を行い再び時間領域信号へ逆変換して復号する等化方法である。周波数領域等化ではサイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)と呼ぶガードインターバル(GI:Guard Interval)を送信フレーム内に挿入して周波数ダイバーシティを得ることで、直交周波数分割多重と同等のマルチパスフェージング耐性を有しており有力と考えられている。
周波数領域等化において等化フィルタは等化ウェイトを用いて等化処理を行う。等化ウェイトの算出には、周波数領域の伝送路特性(チャネル推定値)が必要となる。このチャネル推定値の算出には、送信側で既知の符号系列を使用したパイロット信号を送信フレームに挿入して送信し、受信側では受信フレームからパイロット信号(区別の為にパイロット受信信号と呼ぶ。)を抽出し周波数領域へ変換する。また、受信側においても同様の符号系列から周波数領域のパイロット信号(区別の為にパイロット参照信号と呼ぶ)生成する。このパイロット受信信号とパイロット参照信号を周波数領域で相関を取ることによりチャネル推定値を算出する方法が検討されている。
関連技術として特開2006−287490号公報には、図1に示すシングルキャリア伝送の受信処理において周波数領域等化を用いる受信装置が開示されている。この関連技術による受信装置の構成を図1を使用して説明する。
この関連技術による受信装置は、CP除去部401と、周波数領域変換部402と、受信フィルタ403と、チャネル推定部410と、等化ウェイト計算部404と、等化フィルタ405と、時間領域変換部406から構成される。
チャネル推定部410は、相関処理部411と、雑音抑圧部412と、パイロット参照信号生成部413から構成される。
CP除去部401は、受信信号を入力し、受信フレームからCPを除去する。
なお、受信フレームのフォーマット例として特許文献1を参照する。CP除去部401は、CPを除去した受信信号を周波数領域変換部402へ出力する。
周波数領域変換部402は、CP除去部401が出力するCPを除去した受信信号を入力し周波数領域受信信号に変換する。周波数領域変換部402は、周波数領域受信信号を受信フィルタ403へ出力する。
受信フィルタ403は、周波数領域変換部402が出力する周波数領域受信信号を入力し、周波数領域において受信信号の帯域制限を行う。受信フィルタ403は、帯域制限した周波数領域受信信号を相関処理部411と、等化フィルタ405へ出力する。
パイロット参照信号生成部413は、送信側と同様の符号系列を用いたパイロット符号を、送受信フィルタ処理および参照信号生成処理してパイロット参照信号を生成する。パイロット参照信号生成部413はパイロット参照信号を相関処理部411へ出力する。
パイロット参照信号Xpich(k)は次式で表される。なお、ポイントkは、k=0、1、...、K−1(Kは周波数領域変換部のポイント数で2以上の整数)である。
Figure 2009049491
ここで、Cpich(k)は周波数領域のパイロット符号を示す。
また、パイロットブロックに用いられるパイロット符号として、一般に相関処理において雑音強調が生じないCAZAC(Constant Amplitude Zero Auto Correlation)符号が用いられる。
相関処理部411は、受信フィルタ403が出力する帯域制限した周波数領域受信信号のパイロットブロックであるパイロット受信信号と、パイロット参照信号生成部413が出力したパイロット参照信号を入力する。相関処理部411は、パイロット参照信号とパイロット受信信号の相関処理を行いパイロットチャネル推定値を算出する。相関処理部411は、算出したパイロットチャネル推定値を雑音抑圧部412へ出力する。
パイロットチャネル推定値Hpich(k)は次式で表される。
Figure 2009049491
ここで、Rpich(k)はパイロット受信信号、添字*は複素共役を示す。
雑音抑圧部412は、相関処理部411から供給されるパイロットチャネル推定値を入力し、パイロットチャネル推定値の雑音を抑圧する。雑音抑圧には、サブキャリア平均する方法やチャネル推定値を時間領域に変換し、時間窓フィルタおよび雑音パス除去する方法がある。雑音抑圧部412は、雑音抑圧したパイロットチャネル推定値を等化ウェイト計算部404へ出力する。
等化ウェイト計算部404は、雑音抑圧部412から供給される雑音抑圧後のパイロットチャネル推定値を入力し、等化ウェイトを計算する。等化ウェイトの計算には、一般的にZF法(Zero Forcing)又は最小平均自乗誤差法(MMSE:Minimum Mean Square Error)が用いられる。等化ウェイト計算部404は、計算した等化ウェイトを等化フィルタ405へ出力する。
等化ウェイトの計算にMMSE法を用いた場合の等化ウェイトW(k)は次式で表される。
Figure 2009049491
ここで、
Figure 2009049491
は、雑音抑圧後のパイロットチャネル推定値、σは雑音電力を示す。
等化フィルタ405は、受信フィルタ403から供給される帯域制限された周波数領域受信信号と、等化ウェイト計算部404から供給される等化ウェイトを入力し、等化処理を行う。等化フィルタ405は等化処理後の周波数領域信号である等化信号を時間領域変換部406へ出力する。
等化信号Ydata(k)は、次式で表される。
Figure 2009049491
ここで、Rdata(k)は帯域制限された周波数領域の受信信号を示す。
時間領域変換部406は、等化フィルタ405から供給される等化信号を時間領域に変換し、復調信号として出力する。
この関連技術の受信装置では、パイロット信号に割当てられる無線リソースに限りがあり、高精度なチャネル推定を行うために必要なパイロット受信電力が得られない。また、伝送路のマルチパス遅延分散が大きい状態、すなわち、周波数領域においてコヒーレント帯域幅が狭いとチャネル推定値の周波数方向の平均が十分に行えないという理由により高精度なチャネル推定ができないという課題が存在する。さらに等化処理に用いる等化ウェイトはチャネル推定値から計算されるため、チャネル推定精度の劣化に伴い等化性能が低下するという課題が存在する。
また、他の関連技術として特開2004−320738号公報には、マルチキャリア伝送である直交周波数分割多重において周波数領域等化を行う受信装置が開示されている。この受信装置は、伝送路を経て送信されるシンボル毎に複数のサブキャリア信号を有するOFDM信号を受信する受信手段と、受信されたOFDM信号中の各サブキャリア信号を用いてOFDM信号が伝送路で受けた歪みを推定し、該歪みを示す伝送路歪情報を生成する伝送路歪推定手段と、各サブキャリア信号に対し制御信号に従って歪補償を行う補償手段と、歪補償後の各サブキャリア信号を復調する復調手段と、歪補償後の各サブキャリア信号および伝送路歪情報を用いて該歪補償後の各サブキャリア信号のシンボル毎の位相歪を示す第1の位相歪情報を生成する位相歪推定手段と、第1の位相歪情報を複数のシンボル区間にわたり時間関数の重み係数を用いて重み付けを行った後に合成することにより、第2の位相歪情報を生成する重み付け合成手段と、伝送路歪情報と第2の位相歪情報を用いて制御信号を生成する手段とを有する。
また、他の関連技術として特開2004−040305号公報には、CDMA通信の受信装置が開示されている。この受信装置は、拡散された信号を受信し、等化処理と逆拡散処理を行う受信装置であって、等化あるいは干渉保証等の信号処理のための制御信号である振幅情報、誤差情報の拡散状態を一致させて処理を行う受信装置である。
特開2006−287490号公報 特開2004−320738号公報 特開2004−040305号公報
本発明の目的は、高精度なチャネル推定を実現するシングルキャリア通信の受信装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、優れた等化性能を実現するシングルキャリア通信の受信装置を提供することにある。
本発明の受信装置は、シングルキャリア通信の受信信号を周波数領域で受信処理を行う受信部と、受信部が出力する受信処理後の前記受信信号から判定帰還データを生成する帰還データ生成部と、受信部が受信処理で用いるチャネル推定値を算出する推定部を備え、推定部は帰還データ生成部が出力する判定帰還データのデータブロックに基づいて算出する値と、受信信号のパイロットブロックに基づいて算出する値とを周波数領域での重み付け加算処理を行うことによりチャネル推定値を算出し、受信部は推定部が出力するチャネル推定値に基づいて等化ウェイトを算出し、等化ウェイトを用いて受信信号の等化処理を行う。
本発明の受信装置の推定部は、パイロット符号に基づきパイロット参照信号を生成するパイロット参照信号生成部と、受信部が出力する周波数領域受信信号のパイロットブロックとパイロット参照信号生成部が出力するパイロット参照信号との周波数領域での相関処理によりパイロットチャネル推定値を算出する第1相関処理部と、
帰還データ生成部が出力する周波数領域判定帰還データに基づいてデータ参照信号を生成する参照信号生成部と、受信部が出力する周波数領域受信信号のデータブロックと参照信号生成部が出力するデータ参照信号との周波数領域での相関処理によりデータチャネル推定値を算出する第2相関処理部と、第1相関処理部が出力するパイロットチャネル推定値と第2相関処理部が出力するデータチャネル推定値との周波数領域の重み付け合成によってチャネル推定値を算出する重み付け合成部をさらに備える。
本発明の受信装置の受信部は、受信信号を周波数領域信号である周波数領域受信信号に変換する第1周波数領域変換部と、重み付け合成部が出力するチャネル推定値に基づき等化ウェイトを算出する等化ウェイト計算部と、第1周波数領域変換部が出力する周波数領域受信信号を、等化ウェイト計算部が出力する等化ウェイトに基づいて周波数領域で等化処理する等化フィルタと、等化処理後の周波数領域受信信号である等化信号を時間領域信号へ変換し復調する時間領域変換部とをさらに備える。
本発明の受信装置の帰還データ生成部は、時間領域変換部が出力する復調信号から判定帰還データとしてシンボルレプリカを生成するシンボルレプリカ生成部と、シンボルレプリカ生成部が出力するシンボルレプリカを周波数領域信号へ変換し周波数領域判定帰還データとして出力する第2周波数領域変換部をさらに備える。
本発明の受信装置の受信部は、重み付け合成部が出力するチャネル推定値と、等化ウェイト計算部が出力する等化ウェイトと、第2周波数領域変換部が出力する周波数領域判定帰還データに基づき、マルチパス干渉レプリカを生成する干渉レプリカ生成部と、等化フィルタが出力する等化信号から、干渉レプリカ生成部が出力するマルチパス干渉レプリカを除去する干渉レプリカ除去部をさらに備える。
本発明の受信装置の推定部は、時間領域変換部の出力する復調信号の信頼度に応じて重み付け加算係数を決定する重み付け係数決定部をさらに備え、重み付け合成部は、重み付け係数決定部が出力する重み付け加算係数に基づいて、パイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値の重み付けを変化させて重み付け加算を行いチャネル推定値を算出する。
本発明の受信装置は、受信部が時間領域変換部の出力する復調信号を復号する復号部と、復号部が出力する復号信号のCRC(Cyclic Redundancy Check)検知を行うCRC検知部をさらに備える。この場合にシンボルレプリカ生成部は復号部が出力する復号信号から判定帰還データとしてシンボルレプリカを生成してもよい。
本発明の受信装置のシンボルレプリカ生成部は、復号部が出力する復号信号の信頼度に応じて、生成するシンボルレプリカをハードレプリカ又はソフトレプリカから選択してもよい。
本発明の受信装置のシンボルレプリカ生成部は、CRC検知部が出力するCRC検知の結果であるCRC検知結果を信頼度として用い、CRC検知結果に基づいて判定帰還データとして生成するシンボルレプリカをハードレプリカ又はソフトレプリカに選択してもよい。
本発明の受信装置の重み付け係数決定部は、CRC検知部が出力するCRC検知結果を信頼度として用い、CRC検知結果に基づいて重み付け加算係数を決定してもよい。
本発明の受信装置は、シンボルレプリカ生成部が周波数領域判定帰還データとして出力するシンボルレプリカの平均電力であるシンボルレプリカ平均電力に基づく値を算出するシンボルレプリカ平均電力算出部をさらに備え、
重み付け係数決定部は、シンボルレプリカ平均電力算出部が出力するシンボルレプリカ平均電力に基づく値を信頼度として用い、シンボルレプリカ平均電力に基づく値に基づいて、重み付け加算係数を決定してもよい。
本発明の受信装置の重み付け合成部は、周波数領域変換部のポイントをk(k=0,1,・・・,K−1:Kは2以上の整数)、繰り返し回数をi(i=0,1,・・・)とし、
パイロットチャネル推定値を、
Figure 2009049491
データチャネル推定値を、
Figure 2009049491
重み付け加算係数を、
α(0≦α≦1)
とし、ポイントkの繰り返し回数iにおけるチャネル推定値
Figure 2009049491
を、
Figure 2009049491
の式を満たすように算出してもよい。
本発明の受信方法は、
(A)シングルキャリア通信の受信信号を周波数領域で受信処理するステップと、
(B)受信処理後の受信信号から判定帰還データを生成するステップと、
(C)判定帰還データのデータブロックに基づいて算出する値と、受信信号のパイロットブロックに基づいて算出する値とを周波数領域での重み付け加算処理を行うことによりチャネル推定値を算出するステップを備える。
本発明の受信方法は、前述のステップ(C)において、
(C1)パイロット符号に基づきパイロット参照信号を生成するステップと、
(C2)周波数領域受信信号のパイロットブロックとパイロット参照信号との周波数領域での相関処理によりパイロットチャネル推定値を算出するステップと、
(C3)周波数領域判定帰還データに基づいてデータ参照信号を生成するステップと、
(C4)周波数領域受信信号のデータブロックとデータ参照信号との周波数領域での相関処理によりデータチャネル推定値を算出するステップと、
(C5)パイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値との周波数領域の重み付け合成によってチャネル推定値を算出するステップをさらに備える。
本発明の受信方法は、前述のステップ(A)において、
(A1)受信信号を周波数領域信号である周波数領域受信信号に変換するステップと、
(A2)推定部の出力するチャネル推定値に基づき等化ウェイトを算出するステップと、
(A3)周波数領域受信信号を等化ウェイトに基づいて周波数領域で等化処理するステップと、
(A4)等化処理後の周波数領域受信信号である等化信号を時間領域信号へ変換し復調するステップをさらに備える。
本発明の受信方法は、前述のステップ(B)において、
(B1)復調後の復調信号から判定帰還データとしてシンボルレプリカを生成するステップと、
(B2)シンボルレプリカを周波数領域信号である周波数領域判定帰還データへ変換するステップをさらに備える。
本発明の受信方法は、前述のステップ(A3)において、
(A3−1)チャネル推定値と、等化ウェイトと、周波数領域判定帰還データに基づき、マルチパス干渉レプリカを生成するステップと、
(A3−2)等化信号から、マルチパス干渉レプリカを除去するステップをさらに備える。
本発明の受信方法は、前述のステップ(C5)において、
(C5−1)復調信号の信頼度に基づき重み付け加算係数を決定するステップと
(C5−2)重み付け加算係数に従って、パイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値との重み付けを変化させて重み付け合成を行いチャネル推定値を算出するステップをさらに備える。
本発明の受信方法は、前述のステップ(A)において、
(A5)復調信号を復号化し復号信号を出力するステップと
(A6)復号信号をCRC検知するステップ
をさらに備えてもよく、この場合にステップ(B1)は、復号信号から判定帰還データとしてシンボルレプリカを生成してもよい。
本発明の受信方法は、前述のステップ(B1)において、
復号信号の信頼度に応じて判定帰還データとして生成するシンボルレプリカをハードレプリカ又はソフトレプリカに選択するステップをさらに備えてもよい。
本発明の受信方法は、前述のステップ(B1)において、
前述の信頼度としてCRC検知の結果であるCRC検知結果を用い、CRC検知結果に基づいて生成するシンボルレプリカをハードレプリカ又はソフトレプリカに選択するステップをさらに備えてもよい。
本発明の受信方法は、前述のステップ(C5−1)において、
信頼度としてCRC検知結果を用い、CRC検知結果に基づいて重み付け加算係数を算出するステップをさらに備えてもよい。
本発明の受信方法は、前述のステップ(C5−1)において、
シンボルレプリカの平均電力であるシンボルレプリカ平均電力に基づく値を算出するステップと、
シンボルレプリカ平均電力に基づく値に基づいて、重み付け加算係数を算出するステップをさらに備えてもよい。
本発明の受信装置の重み付け合成部は、周波数領域変換部のポイントをk(k=0,1,・・・,K−1:Kは2以上の整数)、繰り返し回数をi(i=0,1,・・・)とし、
パイロットチャネル推定値を、
Figure 2009049491
データチャネル推定値を、
Figure 2009049491
重み付け加算係数を、
α(0≦α≦1)
とし、ポイントkの繰り返し回数iにおけるチャネル推定値
Figure 2009049491
を、
Figure 2009049491
の式を満たすように算出してもよい。
本発明のプログラムは、前述の受信方法を実現するために、コンピュータより実行される。
本発明によれば、高精度なチャネル推定が可能となる。
また、本発明によれば、高精度な等化性能を実現できる。
添付図面を参照して、本発明による受信装置、受信方法及びプログラムを実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
[構成の説明]
図2は本発明の第1の実施形態による受信装置構成を示している。
図2を参照して本発明の第1の実施形態による受信装置構成について説明する。
図2の本発明の第1の実施形態による本発明の受信装置は、受信部10と、帰還データ生成部11と、チャネル推定部110を備える。
受信部10は、CP除去部101と、周波数領域変換部102−1と、受信フィルタ103と、等化ウェイト計算部104と、等化フィルタ105と、時間領域変換部106を備える。
帰還データ生成部11は、周波数領域変換部102−2と、シンボルレプリカ生成部107を備える。
チャネル推定部110は、相関処理部111−1と、相関処理部111−2と、雑音抑圧部112−1と、雑音抑圧部112−2と、送受信フィルタ113と、参照信号生成部114と、重み付け合成部115と、パイロット参照信号生成部116を備える。
CP除去部101は、受信信号を入力し、受信フレームからCPを除去する。
なお、受信フレームのフォーマット例として特許文献1を参照する。CP除去部101は、CPを除去した受信信号を周波数領域変換部102−1へ出力する。
周波数領域変換部102−1は、CP除去部101が出力するCPが除去された受信信号を入力し、周波数領域信号に変換する。一般に、周波数領域への変換には離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)又は高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)が用いられる。なお、FFTを用いる場合、ポイント数は2以上かつ2のべき乗の整数となる。周波数領域変換部102−1は、周波数領域変換後の受信信号である周波数領域受信信号を受信フィルタ103へ出力する。
受信フィルタ103は、周波数領域変換部102−1が出力する周波数領域受信信号を帯域制限する。受信フィルタ103は、帯域制限した周波数領域受信信号を相関処理部111−1と、等化フィルタ105へ出力する。
(パイロットチャネル推定値の算出)
パイロット参照信号生成部116は、送信側と同様の符号系列を用いたパイロット符号を、送受信フィルタ処理および参照信号生成処理してパイロット参照信号を生成する。
パイロット参照信号生成部116は生成したパイロット参照信号を相関処理部111−1へ出力する。
ポイントk(k=0、1、...、K−1:Kは周波数領域変換部のポイント数で2以上の整数)のパイロット参照信号Xpich(k)は前述の数式(1)で表される。
相関処理部111−1は、受信フィルタ103が出力する帯域制限された周波数領域受信信号のパイロットブロックであるパイロット受信信号と、パイロット参照信号生成部116が出力するパイロット参照信号を入力し、相関処理によりパイロットチャネル推定値を算出する。相関処理部111−1は、算出したチャネル推定値を雑音抑圧部112−1へ出力する。
ポイントk(k=0、1、...、K−1:Kは周波数領域変換部のポイント数で2以上の整数)のパイロットチャネル推定値Hpich(k)は前述の(2)式で表される。
雑音抑圧部112−1は、相関処理部111−1が出力するパイロットチャネル推定値を入力し、パイロットチャネル推定値の雑音を抑圧する。雑音抑圧部112−1は、雑音を抑圧したパイロットチャネル推定値を重み付け合成部115へ出力する。
(データチャネル推定値の算出)
シンボルレプリカ生成部107は時間領域変換部106が出力する受信処理後の受信信号である復調信号を入力し判定帰還データとしてシンボルレプリカを生成する。シンボルレプリカ生成部107は、生成されたシンボルレプリカを判定帰還データとして周波数領域変換部102−2へ出力する。
繰り返しi−1、時間領域のシンボルtのシンボルレプリカ
Figure 2009049491
は次の式で表される。
例えば変調方式がQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)の場合、
Figure 2009049491
例えば変調方式が16QAM(16Quadrature Amplitude Modulation)の場合、
Figure 2009049491
ここで、
Figure 2009049491
はシンボルを構成するビットpのビットレプリカを示し、次式で表される。
Figure 2009049491
ここで、
Figure 2009049491
はビットpの復調後又は復号後の対数尤度比を示す。
周波数領域変換部102−2は、シンボルレプリカ生成部107が出力するシンボルレプリカを判定帰還データとして入力し、周波数領域の信号に変換する。周波数領域変換部102−2は、周波数領域変換後の判定帰還データである周波数領域判定帰還データを送受信フィルタ113へ出力する。
送受信フィルタ113は、周波数領域変換部102−2が出力する周波数領域判定帰還データを入力し、周波数領域で帯域制限する。送受信フィルタ113は、帯域制限した周波数領域判定帰還データを参照信号生成部114へ出力する。
参照信号生成部114は、送受信フィルタ113が出力する帯域制限後の周波数領域判定帰還データを入力し、データ参照信号を算出する。参照信号生成部114は、算出した参照信号を相関処理部111−2へ出力する。
一般に、参照信号の算出にはZF法、MMSE法又はクリッピング法が用いられる。ZF法に基づく繰り返しi(i=0、1、2、...、I−1:Iはチャネル推定および等化処理回数で1以上の整数)、ブロックj(j=0、1、2、...、J−1:Jはデータブロック数で1以上の整数)、参照信号Xdata (i)(j,k)は次式で表される。
Figure 2009049491
ここで、Cdata (i)(j,k)は帯域制限された判定帰還データを示す。
相関処理部111−2は、受信フィルタ103が出力する帯域制限後の周波数領域受信信号のデータブロックであるデータ受信信号と、参照信号生成部114から供給されるデータ参照信号を入力し、相関処理によってデータチャネル推定値を算出する。相関処理部111−2は、算出したデータチャネル推定値を雑音抑圧部112−2へ出力する。
データチャネル推定値Hdata (i)(k)は次式で表される。
Figure 2009049491
ここで、Rdata(j,k)はデータ受信信号を示す。
一般に、データの周波数領域の振幅は一定でないため相関処理にて雑音強調が生じるが、複数のデータブロックを用いて相関処理を行うことにより、雑音強調が軽減できる。
雑音抑圧部112−2は、相関処理部111−2が出力するデータチャネル推定値を入力し、データチャネル推定値の雑音を抑圧する。雑音抑圧部112−2は、雑音を抑圧したデータチャネル推定値を重み付け合成部115へ出力する。
(重み付け合成によるチャネル推定値の算出)
重み付け合成部115は、雑音抑圧部112−1が出力する雑音抑圧後のパイロットチャネル推定値と、雑音抑圧部112−2が出力する雑音抑圧後のデータチャネル推定値を入力し、周波数領域において重み付け加算しチャネル推定値を算出する。重み付け合成部115は、チャネル推定値を等化ウェイト計算部104へ出力する。
繰り返しiの重み付け加算チャネル推定値
Figure 2009049491
は次式で表される。
Figure 2009049491
ここで、
Figure 2009049491
は雑音抑圧後のパイロットチャネル推定値、
Figure 2009049491
は雑音抑圧後のデータチャネル推定値、
α(0≦α≦1)
はパイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値の重み付け加算係数を示す。
なお、本実施形態ではパイロットチャネル推定値
Figure 2009049491
にαを乗算し、
データチャネル推定値
Figure 2009049491
に1−αを乗算する例を示すが、
これを、パイロットチャネル推定値
Figure 2009049491
に1−αを乗算し、
データチャネル推定値
Figure 2009049491
にαを乗算してもよい。その場合、重み付け加算係数αの0と1の関係が逆になる。
(等化ウェイトの算出と等化処理)
等化ウェイト計算部104は、重み付け合成部115が出力するチャネル推定値を入力し、等化ウェイトを算出する。等化ウェイト計算部104は、算出した等化ウェイトを等化フィルタ105へ出力する。
一般に、等化ウェイトはZF法又はMMSE法に基づいて計算される。MMSE法に基づいて計算する場合の等化ウェイトW(i)(k)は次式で表される。
Figure 2009049491
等化フィルタ105は、受信フィルタ103が出力する帯域制限後の周波数領域受信信号と、等化ウェイト計算部104から供給される等化ウェイトを入力し、帯域制限後の周波数領域受信信号を等化ウェイトに基づいて等化処理を行う。
等化フィルタ105は、等化処理後の周波数領域受信信号である等化信号を時間領域変換部106へ出力する。
等化信号Y(i) data(k)は次式で表される。
Figure 2009049491
時間領域変換部106は、等化フィルタ105が出力する等化信号を入力し、時間領域に変換する。
一般に、時間領域への変換には逆離散フーリエ変換(IDFT:Inverse Discrete Fourier Transform)又は逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)が用いられる。なお、IFFTを用いる場合、ポイント数は2以上かつ2のべき乗の整数となる。
時間領域変換部106は、時間領域に変換した等化信号である復調信号をシンボルレプリカ生成部107と、後段の処理部へ出力する。
以上が、本発明の第1の実施形態による受信装置構成の説明である。
(重み付け合成部の詳細説明)
次に、図3は本発明の第1の実施形態によるチャネル推定部内の重み付け合成部115の詳細構成を示している。図3を使用して本発明の第1の実施形態による重み付け合成部の詳細構成を説明する。
重み付け合成部115は、重み付け加算係数に応じてパイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値を周波数領域において重み付け加算することにより、重み付け加算チャネル推定値を算出する。
重み付け合成部は、乗算器1151−1〜Kと、重み付け加算係数変換部1152と、乗算器1153−1〜Kと、加算器1154−1〜Kから構成される。
乗算器1151−kは、相関処理部111−1が出力するパイロットチャネル推定値と、重み付け加算係数αを入力し、パイロットチャネル推定値と重み付け加算係数αを乗算する。
乗算器1151−kは、乗算結果を加算器1154−kへ出力する。
重み付け加算係数変換部1152は、重み付け加算係数αを入力し、データチャネル推定値の重み付け加算係数を計算する。データチャネル推定値の重み付け加算係数は、例えば1−αで表される。ただし、データチャネル推定値の重み付け加算係数の算出方法はこれに限定したものではない。
重み付け加算係数変換部1152は、計算したデータチャネル推定値の重み付け加算係数を乗算器1153−1〜Kへ出力する。
乗算器1153−kは、相関処理部111−2が出力するデータチャネル推定値と、重み付け加算係数変換部1152から供給されるデータチャネル推定値の重み付け加算係数を入力し、データチャネル推定値と重み付け加算係数を乗算する。乗算器1153−kは、乗算結果を加算器1154−kへ出力する。
加算器1154−kは、乗算器1151−kから供給される重み付けされたパイロットチャネル推定値と、乗算器1153−kから供給される重み付けされたデータチャネル推定値を入力し、加算処理しチャネル推定値を算出する。加算器1154−kは、重み付け加算したチャネル推定値を等化ウェイト計算部104へ出力する。
以上が本発明の第1の実施形態による重み付け合成部115の詳細構成の説明である。なお、以下の実施形態においても重み付け合成部115の詳細構成は同様の構成を取ることができる。
[動作方法の説明]
次に、図4A及び図4Bを参照して、本発明の第1の実施形態による動作方法について、信号の処理に沿って説明する。図4A及び図4Bは本発明の第1の実施形態による受信装置の信号の処理の沿った動作方法を示している。
ステップA01 CP除去部101は、受信信号からCPを除去する
ステップA02 周波数領域変換部102−1は、CP除去部101が出力するCPが除去された受信信号を入力し、周波数領域受信信号に変換する。
ステップA03 受信フィルタ103は、周波数変換部102−1が出力する周波数領域受信信号を入力し、帯域制限する。
ステップA04 パイロット参照信号生成部116は、送信側と同様の符号系列を用いてパイロット参照信号を生成する。
ステップA05 相関処理部111−1は、ステップA04においてパイロット参照信号生成部116が出力するパイロット参照信号と、ステップA03において受信フィルタ103が出力する帯域制限された周波数領域受信信号のパイロットブロックであるパイロット受信信号を入力し、周波数領域での相関処理によりパイロットチャネル推定値を算出する。
ステップA06 雑音抑圧部112−1は、相関処理部111−1が出力するパイロットチャネル推定値を入力し、雑音を抑圧する。
ステップA07 重み付け合成部115は、ステップA06において雑音抑圧部112−1が出力する雑音抑圧後のパイロットチャネル推定値と、ステップA16において雑音抑圧部112−2が出力する雑音抑圧後のデータチャネル推定値を入力し、周波数領域において重み付け加算処理を行いチャネル推定値を算出する。
ステップA08 等化ウェイト計算部104は、重み付け合成部115が出力するチャネル推定値を入力し、等化ウェイトを算出する。
ステップA09 等化フィルタ105は、ステップA08において等化ウェイト104が出力する等化ウェイトとステップ03において受信フィルタ103が出力する帯域制限された周波数領域受信信号を入力し、等化ウェイトに基づいて帯域制限された周波数領域受信信号を等化処理する。
ステップA10 時間領域変換部106は、等化フィルタが出力する等化信号を入力し、時間領域信号に変換し復調する。
ステップA11 シンボルレプリカ生成部107は時間領域変換部106が出力する復調信号から判定帰還データとしてシンボルレプリカを生成する。
ステップA12 周波数領域変換部102−2は、シンボルレプリカ生成部107が出力するシンボルレプリカを判定帰還データとして入力し、周波数領域信号に変換する。
ステップA13 送受信フィルタ113は、周波数領域変換部102−2が出力する周波数領域判定帰還データを入力し、帯域制限する。
ステップA14 参照信号生成部114は、送受信フィルタ113が出力する帯域制限された周波数領域判定帰還データを入力し、データ参照信号を生成する。
ステップA15 相関処理部111−2は、ステップA03において受信フィルタ103が出力する帯域制限された周波数領域受信信号と、ステップA14において参照信号生成部114が出力するデータ参照信号を入力し、相関処理によりデータチャネル推定値を算出する。
ステップA16 雑音抑圧部112−2は、相関処理部111−2が出力するデータチャネル推定値を入力し、雑音を抑圧する。
この後、ステップA16において雑音抑圧部112−2が出力する雑音抑圧後のデータチャネル推定値は、重み付け合成部115へ入力され、ステップA07へ帰還する。
つまり、A01からA10までの受信処理と平行して、ステップA10において出力される復調信号から判定帰還データを生成して、判定帰還データに基づいてデータチャネル推定値を算出するステップA11からステップA16までの処理が行われ、ステップA16後にステップA07に帰還してチャネル推定値が算出されるという繰り返し動作となる。
繰り返し回数i=0においては、
ステップ07における重み付け合成部115でのチャネル推定値の算出には、ステップA06において雑音抑圧部112−1が出力する雑音抑圧したパイロットチャネル推定値のみを用いる。
この場合、例えば、前述のチャネル推定値を算出する式(10)において、α=1と初期値を置いてもよい。これにより、算出過程でパイロットチャネル推定値への重み付けが10割となりパイロットチャネル推定値のみで算出が可能である。なお、繰り返し回数i=0におけるチャネル推定値の算出方法はこれに限定しない。
繰り返し回数i=1、2、・・・・I−1では、
ステップA04からステップA06において、受信信号から算出される繰り返し回数iのパイロットチャネル推定値と、
ステップA11からステップA16の帰還処理において、復調信号から生成される判定帰還データに基づいて算出する繰り返し回数i−1のデータチャネル推定値とから、ステップA07の重み付け合成部115での重み付け合成処理によってチャネル推定値を算出する。なお、繰り返し回数iに制限はない。
重み付け合成部は繰り返し毎にチャネル推定値を算出する。繰り返し毎にチャネル推定値が更新されることに伴なって等化ウェイトも更新する。更新された等化ウェイトを用いて等化処理が行われる。等化処理後に復調された復調信号から判定帰還データを生成する。という動作になる。
以上が本発明の第1の実施形態による動作方法の説明である。
以上により、パイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値の重み付け合成によりチャネル推定値が算出できる。これによって、パイロット受信信号の受信電力が小さい場合や、チャネル推定値の周波数方向の平均を十分に行えない場合においても、データ受信信号の受信電力がチャネル推定に貢献し、その精度を高めることが可能となる。また、精度の上がったチャネル推定値に基づいて等化ウェイトを算出できるため、等化性能を向上することが可能となる。
さらに精度の向上した復調信号から判定帰還データの生成を繰り返すことにより、より高精度なチャネル推定を可能とし、より高精度な等価性能を得ることができる。
(第2の実施形態)
[構成の説明]
図5は本発明の第2の実施形態による受信装置構成を示している。
図5を参照して本発明の第2の実施形態による受信装置構成について説明する。
図5の本発明の第2の実施形態による受信装置は、第1の実施形態の受信装置と同様に、受信部20と、帰還データ生成部22と、チャネル推定部220を備え、さらにCRC(Cyclic Redundancy Check)検知部212を備える。
受信部20は、第1の実施形態の受信装置と同様に、CP除去部201と、周波数領域変換部202−1と、受信フィルタ203と、等化ウェイト計算部204と、等化フィルタ205と、時間領域変換部208とを備え、さらに干渉レプリカ生成部206と、干渉レプリカ除去部207と、対数尤度生成部209と、復号部210と、硬判定部211を備える。
帰還データ生成部22は、第1の実施形態の受信装置と同様に、周波数領域変換部202−2と、シンボルレプリカ生成部213を備える。
チャネル推定部220は、第1の実施形態の受信装置と同様に、相関処理部221−1と、相関処理部221−2と、雑音抑圧部222−1と、雑音抑圧部222−2と、送受信フィルタ223と、参照信号生成部224と、重み付け合成部226と、パイロット参照信号生成部227を備え、さらに重み付け係数決定部225を備える。
以下に各構成部位について説明する。
第1の実施形態と差異のある部分に特化して説明する。
干渉レプリカ生成部206は、重み付け合成部226が出力するチャネル推定値と、等化ウェイト計算部204が出力する等化ウェイトと、周波数領域変換部202−2が出力する周波数領域の判定帰還データを入力し、マルチパス干渉レプリカを生成する。干渉レプリカ生成部206は、算出したマルチパス干渉レプリカを干渉レプリカ除去部207へ出力する。
マルチパス干渉レプリカI(i)(k)は次式で表される。
Figure 2009049491
ここで、
Figure 2009049491
は復号信号から判定帰還データとしてシンボルレプリカに変換され、周波数領域信号に変換された周波数領域判定帰還データである。
干渉レプリカ除去部207は、干渉レプリカ生成部206が出力するマルチパス干渉レプリカと、等化フィルタ205が出力する等化信号を入力し、等化信号からマルチパス干渉レプリカを除去する。干渉レプリカ除去部207は、マルチパス干渉レプリカを除去した等化信号を時間領域変換部208へ出力する。
干渉レプリカが除去された信号
Figure 2009049491
は次式で表される。
Figure 2009049491
ここで、
Figure 2009049491
は等化フィルタ処理された信号を示す。
このように等化後のチャネル利得とその平均値(等化所望成分)との差分に基づいた値であるマルチパス干渉レプリカを使用して、等化信号からマルチパス干渉を除去する。これによって、等化信号から残留マルチパス干渉が除去でき、マルチパス干渉成分の抑圧が高精度に行うことができる。
時間領域変換部208は、干渉レプリカ除去部207が出力するマルチパス干渉レプリカを除去した等化信号を入力し、時間領域信号へ変換し復調する。変換方法は第1の実施形態と同様である。時間領域変換部208は、復調信号を対数尤度生成部209へ出力する。
対数尤度生成部209は、時間領域変換部208が出力する復調信号を入力し、対数尤度を生成する。対数尤度生成部209は、算出した対数尤度を復号部210へ出力する。
復号部210は、対数尤度生成部209が出力する対数尤度を入力し、復号処理を行う。復号処理として、一般には畳み込み復号やターボ復号が用いられる。
復号部210は、復号信号である復号した情報ビットとパリティビットに関する対数尤度をシンボルレプリカ生成部213へ出力する。
また、復号した情報ビットに関する対数尤度を硬判定部211へ出力する。
硬判定部211は、復号部210が出力する情報ビットに関する対数尤度を入力し、正負を判定することにより硬判定する。硬判定部211は、硬判定した情報ビットをCRC検知部212と後段の信号処理部へ出力する。
CRC検知部212は、硬判定部211が出力する硬判定情報ビットを入力し、CRC検知する。CRC検知部212は、CRC結果をシンボルレプリカ生成部213と、重み付け係数決定部225へ分配出力する。
シンボルレプリカ生成部213は、復号部210が出力する情報ビットとパリティビットに関する対数尤度を入力し、判定帰還データとしてシンボルレプリカを生成する。シンボルレプリカ生成部213は、生成したシンボルレプリカを判定帰還データとして周波数領域変換部202−2へ出力する。
本実施形態においてシンボルレプリカ生成部213は、CRC検知部212から供給されるCRC検知結果を復号信号の信頼度として入力し、CRC結果に応じて生成するシンボルレプリカをハードレプリカ又はソフトレプリカから選択する。
例えば変調方式がBPSK(Binary Phase Shift Keying)の場合、変調信号は+1か−1のどちらかの値を取る。
ハードレプリカの場合、閾値によって判断することで+1または−1のディジタル的な値をとる。一方、ソフトレプリカの場合、+0.9や、−0.7といったアナログ的な値をとるため、確率を含んだ指標で表現が可能である。
判定帰還データである復号信号の信頼度が低い場合(例えばCRC結果NG)では、ハードレプリカを選択すると、ディジタル的な判定によって、誤った判定結果に従ってシンボルレプリカが生成される可能性があることから、ソフトレプリカを選択する方がシンボルレプリカの信頼度が高い。
また、判定帰還データである復号信号の信頼度が高い場合(例えばCRC結果OK)には、受信信号の判定結果が正しいため、この場合にはハードレプリカを選択したほうが、ソフトレプリカを選択した場合と比べ理想的なシンボルを得ることができ、シンボルレプリカの信頼度が高いと考えられる。
本実施形態において重み付け係数決定部225は、重み付け合成部226がチャネル推定値を算出する際に、パイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値の重み付け割合を決定するために使用する重み付け加算係数を、復号信号の信頼度に基づき決定する。
本実施形態において重み付け係数決定部225は、CRC検知部212が出力するCRC検知結果を復号信号の信頼度として使用する。重み付け係数決定部225は、CRC検知部212が出力するCRC検知結果を入力し、CRC結果に応じてチャネル推定値重み付け加算係数を決定する。重み付け係数決定部225は、決定した重み付け加算係数を重み付け合成部226へ出力する。
本実施形態において重み付け合成部226は、重み付け係数決定部225が出力した重み付け加算係数と、雑音抑圧部222−1が出力する雑音抑圧後のパイロットチャネル推定値と、雑音抑圧部222−2が出力する雑音抑圧後のデータチャネル推定値を入力し、重み付け加算係数の値に基づいてパイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値との重み付けを変化させ重み付け加算処理を行いチャネル推定値を算出する。
以上が、本発明の第2の実施形態による受信装置構成の説明である。
[動作の説明]
次に、本発明の第2の実施形態による動作方法について図6A、図6B、図7および図8を参照して、信号の処理に沿って説明する。
図6A及び図6Bは本発明の第2の実施形態による受信装置の信号の処理に沿った動作方法を示している。図6A及び図6BのステップA01からステップA16までは第1の実施形態と同様の動作方法と同様である。ステップB01からステップB07までが第2の実施形態における第1の実施形態との差分の動作方法である。この動作方法差分とそれに伴なうステップA01からステップA16における動作方法の変更を中心に説明を行う。
(ステップB01)
干渉レプリカ生成部206は、ステップA07において重み付け合成部226が出力するチャネル推定値と、ステップA08において等化ウェイト計算部204が出力する等化ウェイトと、ステップA12において周波数領域変換部202−2が出力する周波数領域判定帰還データを入力し、マルチパス干渉レプリカを生成する。
(ステップB02)
干渉レプリカ除去部207は、ステップA09において等化フィルタが出力する等化信号と、ステップB01において干渉レプリカ生成部206が出力するマルチパス干渉レプリカを入力し、等化信号からマルチパス干渉レプリカを除去する。
この後、ステップA10において時間領域変換部208は、干渉レプリカ除去部207がステップB02において出力するマルチパス干渉レプリカ除去した等化信号を入力し、時間領域信号へ変換し復調する。
(ステップB03)
対数尤度生成部209は、ステップA10において時間領域変換部208が出力する復調信号を入力し、対数尤度を生成する。
(ステップB04)
復号部210は、対数尤度生成部209が出力する対数尤度を入力し、復号処理を行う。
本実施形態ではステップA11において、判定帰還データとしてシンボルレプリカ生成部213へ入力する信号は、ステップB04において復号部210が復号処理を行って出力する復号信号である復号した情報ビットとパリティビットに関する対数尤度である。
(ステップB05)
硬判定部211は、復号部210が出力する復号した情報ビットに関する対数尤度を入力し、硬判定を行う。
(ステップB06)
CRC検知部212は、硬判定部211が出力する硬判定情報ビットを入力し、CRC検知する。
(ステップB07)
重み付け係数決定部225は、CRC検知部212が出力するCRC検知結果を入力し、CRC検知結果に応じて重み付け加算係数を決定する。
本実施形態ではステップA11において、シンボルレプリカ生成部213は、復号部210がステップB04において出力する復号信号である復号した情報ビットとパリティビットに関する対数尤度と、CRC検知部212がステップB06において出力するCRC検知結果を入力し、CRC検知結果に基づいて判定帰還データとして生成するシンボルレプリカをハードレプリカとするかソフトレプリカとするかを選択する。
次に、本実施形態のステップA11におけるシンボルレプリカ生成部213の動作を説明する。図7はステップA11におけるシンボルレプリカ生成部213の動作例を示している。
ステップC01 シンボルレプリカ生成部213は、CRC検知部212が出力するCRC検知結果を入力し、CRC検知結果に応じて生成するシンボルレプリカをハードレプリカ又はソフトレプリカへ切り替えて出力する。
CRC検知結果がOKの場合、ステップC02に移行する。
CRC検知結果がNGの場合、ステップC03に移行する。
ステップC02 CRC検知結果がOKであるので、シンボルレプリカをハードレプリカとして出力する。
ステップC03 CRC検知結果がNGであるので、シンボルレプリカをソフトレプリカとして出力する。
以上の動作方法により、復号信号の信頼度が高いときはハードレプリカを判定帰還データとし、復号信号の信頼度が低いときはソフトレプリカを判定帰還データとすることが可能となる。これによって復号信号の信頼度に応じたシンボルレプリカ生成が可能となり、精度の高いシンボルレプリカによって、データチャネル推定精度および等化性能が向上できる。
また、本実施形態ではステップA07において、重み付け合成部226は、ステップB07において重み付け係数決定部225が決定した重み付け加算係数に基づいて、パイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値の重み付けを変化させて重み付け合成しチャネル推定値を算出する。
次に、本実施形態のステップB07における重み付け係数決定部225の動作を説明する。図8はステップB07における重み付け係数決定部225の動作例である。
ステップD01 重み付け係数決定部225は、CRC検知部212が出力するCRC検知結果を入力し、CRC検知結果に応じてパイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値の重み付け加算係数を決定する。
CRC検知結果がOKの場合、ステップD02に移行する。
CRC検知結果がNGの場合、ステップD03に移行する。
ステップD02 CRC検知結果がOKであるので、パイロットチャネル推定値の加算重みを小さくし、データチャネル推定値の加算重みを大きくする。
ステップD03 CRC検知結果がNGであるので、パイロットチャネル推定値の加算重みを大きくし、データチャネル推定値の加算重みを小さくする。
以上の動作により、チャネル推定値の算出において、復号信号の信頼度に応じてパイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値の重み付けを度合を変化させることが可能となり、信頼度の状態に応じたチャネル推定値の算出が可能となる。
これによって、パイロット受信信号の受信電力が小さい場合や、チャネル推定値の周波数方向の平均を十分に行えない場合には、データ受信信号の受信電力がチャネル推定に貢献し、その精度を高めることが可能となる。
さらに、仮に復号信号の信頼度が低い場合にも、その貢献の度合を重み付け加算係数を変化させることにより調整することが可能となる。
このようにして精度の上がったチャネル推定値に基づいて等化ウェイトを算出できるため、等化性能を向上することが可能となる。
また、ステップB01及びステップB02において、前述のとおりそれぞれ精度の向上したシンボルレプリカとチャネル推定値と等化ウェイトから生成されるマルチパス干渉レプリカを等化フィルタ205が出力した等化信号から除去することで、等化性能をより向上することが可能となる。
以上のとおり等化性能が向上により、精度の向上した復号信号から判定帰還データの生成を繰り返すことにより、より高精度なチャネル推定と等化性能を得ることができる。
以上が本発明の第2の実施形態による動作方法の説明である。
(第3の実施形態)
[構成の説明]
次に、図9を参照して本発明の第3の実施形態による受信装置構成について説明する。
図9は本発明の第3の実施形態による受信装置構成を示している。
図9の受信装置は、第2の実施形態の受信装置と同様に、受信部30と、帰還データ生成部33と、チャネル推定部320を備え、さらにシンボルレプリカ平均電力計算部313を備える。
なお、本実施形態において第2の実施形態の構成に含まれたCRC検知部212に相当するものは含まれない。
受信部30は、第2の実施形態の受信装置と同様に、CP除去部301と、周波数領域変換部302−1と、受信フィルタ303と、等化ウェイト計算部304と、等化フィルタ305と、時間領域変換部308と、干渉レプリカ生成部306と、干渉レプリカ除去部307と、対数尤度生成部309と、復号部310と、硬判定部311を備える。
帰還データ生成部33は、第2の実施形態の受信装置と同様に、周波数領域変換部302−2と、シンボルレプリカ生成部312を備える。
チャネル推定部320は、第2の実施形態の受信装置と同様に、相関処理部321−1と、相関処理部321−2と、雑音抑圧部322−1と、雑音抑圧部322−2と、送受信フィルタ323と、参照信号生成部324と、重み付け合成部326と、重み付け係数決定部325と、パイロット参照信号生成部327を備える。
以下に各構成部位について説明する。
第2の実施形態と差異のある部分に特化して説明する。
シンボルレプリカ平均電力計算部313は、シンボルレプリカ生成部312が出力する判定帰還データであるシンボルレプリカを入力し、シンボルレプリカの平均電力であるシンボルレプリカ平均電力に基づく値を算出する。算出したシンボルレプリカ平均電力に基づく値を重み付け係数決定部325へ出力する。
一例として、シンボルレプリカ平均電力に基づく値g(i)は次式で表される。
Figure 2009049491
ここで、Nはシンボルレプリカ平均電力の算出に用いるシンボルレプリカ数、
Figure 2009049491
は時間領域信号のシンボルレプリカを示す。
本実施形態において重み付け係数決定部325は、シンボルレプリカ平均電力計算部313が出力するシンボルレプリカ平均電力に基づく値を復号信号の信頼度として使用し、シンボルレプリカ平均電力に基づく値に応じてチャネル推定値の算出に使用する重み付け加算係数を決定する。決定した重み付け加算係数を重み付け合成部326へ出力する。
本実施形態において重み付け合成部326は、重み付け係数決定部325が出力した重み付け加算係数と、雑音抑圧部322−1が出力する雑音抑圧後のパイロットチャネル推定値と、雑音抑圧部322−2が出力する雑音抑圧後のデータチャネル推定値を入力し、重み付け加算係数に基づいてパイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値との重み付けを変化させて重み付け合成を行い合成しチャネル推定値を算出する。
以上が、第3の実施形態における受信装置構成の説明である。
[動作の説明]
次に、本発明の第3の実施形態による動作方法について図10Aおよび図10Bを参照して説明する。
図10Aおよび図10Bは本発明における第3の実施形態の受信装置の動作方法を示している。図10Aおよび図10BのステップA01からステップA16までと、ステップB01からステップB07までは第2の実施形態における動作方法と同様である。なお本実施形態においてステップB06は削除されている。ステップE01が本実施形態における第2の実施形態との動作方法の差分である。この動作方法差分とそれに伴なうステップA01からステップA16およびステップB01からステップB07における動作方法の変更を中心に説明を行う。
(ステップE01)
シンボルレプリカ平均電力計算部313は、ステップA11においてシンボルレプリカ生成部312が出力するシンボルレプリカに生成された判定帰還データを入力し、シンボルレプリカ平均電力に基づく値を算出する。
本実施形態では、ステップB07において重み付け係数決定部325は、ステップE01においてシンボルレプリカ平均電力計算部313が出力する、シンボルレプリカ平均電力に基づく値に応じた重み付け加算係数を決定する。
図11は判定帰還データの信頼度と、シンボルレプリカ平均電力に基づく値g(i)と、チャネル推定値重み付け係数α(i)の対応関係を示したものである。
シンボルレプリカ平均電力が大きく、シンボルレプリカ平均電力に基づく値g(i)が小さいとき、すなわち、判定帰還データの信頼度が高いときには、加算重み付け係数α(i)を小さくし、データチャネル推定値の加算割合を大きくする。
逆にシンボルレプリカ平均電力が小さく、シンボルレプリカ平均電力に基づく値g(i)が大きいとき、すなわち、判定帰還データの信頼度が低いときには、重み付け係数α(i)を大きくし、データチャネル推定値の加算割合を小さくする。
この加算割合の大小は、割合に対する絶対的な値としての大小でも、前回の繰り返しまで使用していた値に対しての相対的な大小でも構わない。
また、シンボルレプリカ平均電力に基づく値をブロック毎に算出し、チャネル推定値の重み付け係数をブロック毎に制御してもよい。
以上が本発明の第3の実施形態による動作の説明である。以上の動作により、判定帰還データの信頼度に応じてパイロットチャネル推定値とデータチャネル推定値の重み付けを変化させることができ、チャネル推定精度および等化性能が向上できる。
さらに精度の向上した復号信号から判定帰還データの生成を繰り返すことにより、より高精度なチャネル推定と等化性能を得ることができる。
なお、本発明における実施形態は前述の第1から第3の実施形態に限定するものではない。例えば、第2の実施形態および第3の実施形態では判定帰還データであるシンボルレプリカを復号信号から生成する例を示したが、これを復号前の復調信号から判定帰還データであるシンボルレプリカを生成してもよい。
同様に第1の実施形態では判定帰還データであるシンボルレプリカを復調信号から生成する例を示したが、これを復号後の復号信号から判定帰還データであるシンボルレプリカを生成してもよい。この場合は、第2の実施形態および第3の実施形態において追加される復号処理に必要な構成部位を追加すればよい。
また、第2の実施形態ではCRC結果を重み付け係数決定部が信頼度として用い、第3の実施形態ではシンボルレプリカ平均電力に基づく値を重み付け係数決定部が信頼度として用いる例を示したが、これらもそれぞれの第2、第3の実施形態の構成に限るもではない。第1の実施形態から第3の実施形態においてそれぞれの構成差異を組み合せ、あるいは置換して考えることも可能である。また、前述同様に信頼度を算出する場合にも復調信号、復号信号または判定帰還データのいずれのデータから算出してもよい。
さらに、重み付け係数決定部が信頼度として用いる値として、他に信号電力対干渉電力比(SIR:Signal to Interference Ratio)、復号部の軟判定値、ドップラー速度、符号化率、変調多値数などを用いてもよく、あるいはこれらを組み合わせて用いてもよい。
また、第1〜第3の実施形態では、データチャネル推定値とパイロットチャネル推定値の重み付け加算の際に、全周波数領域で同一の重み付け加算係数を用いる例を示したが、ポイント毎あるいは複数のポイントをグループ化し、ポイント毎あるいはグループ内で同一の重み付け加算係数を用いてもよい。
また、第1〜第3の実施形態では、送信アンテナが1本の場合の受信装置例を示したが、本発明のチャネル推定装置はMIMO(Multiple Input Multiple Output)の繰り返し等化にも有効であり、MIMO受信装置に適用してもよい。
従来技術の受信装置構成を示すブロック図である。 本発明を実施するための第1の形態の受信装置構成を示すブロック図である。 図2に示した重み付け合成部の1構成例を示すブロック図である。 本発明を実施するための第1の形態の動作を示す流れ図である。 本発明を実施するための第1の形態の動作を示す流れ図である。 本発明を実施するための第2の形態の受信装置構成を示すブロック図である。 本発明を実施するための第2の形態の動作を示す流れ図である。 本発明を実施するための第2の形態の動作を示す流れ図である。 図5に示したシンボルレプリカ生成部の動作を示す流れ図である。 図5に示した重み付け合成部の動作を示す流れ図である。 本発明を実施するための第3の形態の受信装置構成を示すブロック図である。 本発明を実施するための第3の形態の動作を示す流れ図である。 本発明を実施するための第3の形態の動作を示す流れ図である。 復号データの信頼度、シンボルレプリカ平均電力に基づく値と重み付け加算係数の関係を示す図である。
符号の説明
10、20、30 受信部
11、22、33 帰還データ生成部
101 CP除去部
102−1、102−2 周波数領域変換部
103 受信フィルタ
104 等化ウェイト計算部
105 等化フィルタ
106 時間領域変換部
107 シンボルレプリカ生成部
110 チャネル推定部
111−1、111−2 相関処理部
112−1、112−2 雑音抑圧部
113 送受信フィルタ
114 参照信号生成部
115 重み付け合成部
116 パイロット参照信号生成部
1151−k 乗算器
1152 重み付け加算係数変換部
1153−k 乗算器
1154−k 加算器
201 CP除去部
202−1、202−2 周波数領域変換部
203 受信フィルタ
204 等化ウェイト計算部
205 等化フィルタ
206 干渉レプリカ生成部
207 干渉レプリカ除去部
208 時間領域変換部
209 対数尤度生成部
210 復号部
211 硬判定部
212 CRC検知部
213 シンボルレプリカ生成部
220 チャネル推定部
221−1、221−2 相関処理部
222−1、222−2 雑音抑圧部
223 送受信フィルタ
224 参照信号生成部
225 重み付け係数決定部
226 重み付け合成部
227 パイロット参照信号生成部
301 CP除去部
302−1、302−2 周波数領域変換部
303 受信フィルタ
304 等化ウェイト計算部
305 等化フィルタ
306 干渉レプリカ生成部
307 干渉レプリカ除去部
308 時間領域変換部
309 対数尤度生成部
310 復号部
311 硬判定部
312 シンボルレプリカ生成部
313 シンボルレプリカ平均電力計算部
320 チャネル推定部
321−1、321−2 相関処理部
322−1、322−2 雑音抑圧部
323 送受信フィルタ
324 参照信号生成部
325 重み付け係数決定部
326 重み付け合成部
327 パイロット参照信号生成部
401 CP除去部
402 周波数領域変換部
403 受信フィルタ
404 等化ウェイト計算部
405 等化フィルタ
406 時間領域変換部
410 チャネル推定部
411 相関処理部
412 雑音抑圧部
413 パイロット参照信号生成部

Claims (25)

  1. シングルキャリア通信の受信信号を周波数領域で受信処理を行う受信部と、
    前記受信部が出力する受信処理後の前記受信信号から判定帰還データを生成する帰還データ生成部と、
    前記受信部が前記受信処理で用いるチャネル推定値を算出する推定部を備える受信装置であって、
    前記推定部は前記帰還データ生成部が出力する前記判定帰還データのデータブロックに基づいて算出する値と、前記受信信号のパイロットブロックに基づいて算出する値とを周波数領域での重み付け加算処理を行うことにより前記チャネル推定値を算出し、
    前記受信部は前記推定部が出力する前記チャネル推定値に基づいて等化ウェイトを算出し、前記等化ウェイトを用いて前記受信信号の等化処理を行う受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置であって、前記推定部は、
    パイロット符号に基づきパイロット参照信号を生成するパイロット参照信号生成部と、
    前記受信部が出力する周波数領域受信信号の前記パイロットブロックと前記パイロット参照信号生成部が出力する前記パイロット参照信号との周波数領域での相関処理によりパイロットチャネル推定値を算出する第1相関処理部と、
    前記帰還データ生成部が出力する周波数領域判定帰還データに基づいてデータ参照信号を生成する参照信号生成部と、
    前記受信部が出力する前記周波数領域受信信号の前記データブロックと前記参照信号生成部が出力する前記データ参照信号との周波数領域での相関処理によりデータチャネル推定値を算出する第2相関処理部と、
    前記第1相関処理部が出力する前記パイロットチャネル推定値と前記第2相関処理部が出力する前記データチャネル推定値との周波数領域の重み付け合成によって前記チャネル推定値を算出する重み付け合成部をさらに備える受信装置。
  3. 請求項2に記載の受信装置であって、前記受信部は、
    前記受信信号を周波数領域信号である前記周波数領域受信信号に変換する第1周波数領域変換部と、
    前記重み付け合成部が出力する前記チャネル推定値に基づき前記等化ウェイトを算出する等化ウェイト計算部と、
    前記第1周波数領域変換部が出力する前記周波数領域受信信号を、前記等化ウェイト計算部が出力する前記等化ウェイトに基づいて周波数領域で等化処理する等化フィルタと、
    等化処理後の前記周波数領域受信信号である等化信号を時間領域信号へ変換し復調する時間領域変換部とをさらに備える受信装置。
  4. 請求項3に記載の受信装置であって、前記帰還データ生成部は、
    前記時間領域変換部が出力する復調信号から前記判定帰還データとしてシンボルレプリカを生成するシンボルレプリカ生成部と、
    シンボルレプリカ生成部が出力する前記シンボルレプリカを周波数領域信号へ変換し前記周波数領域判定帰還データとして出力する第2周波数領域変換部をさらに備える受信装置。
  5. 請求項4に記載の受信装置であって、前記受信部は、
    前記重み付け合成部が出力する前記チャネル推定値と、
    前記等化ウェイト計算部が出力する前記等化ウェイトと、
    前記第2周波数領域変換部が出力する前記周波数領域判定帰還データに基づき、
    マルチパス干渉レプリカを生成する干渉レプリカ生成部と、
    前記等化フィルタが出力する等化信号から、
    前記干渉レプリカ生成部が出力する前記マルチパス干渉レプリカを除去する干渉レプリカ除去部をさらに備える受信装置。
  6. 請求項5に記載の受信装置であって、前記推定部は、
    前記時間領域変換部の出力する前記復調信号の信頼度に応じて重み付け加算係数を決定する重み付け係数決定部をさらに備え、
    前記重み付け合成部は、前記重み付け係数決定部が出力する前記重み付け加算係数に基づいて、前記パイロットチャネル推定値と前記データチャネル推定値の重み付けを変化させて重み付け加算を行い前記チャネル推定値を算出する受信装置。
  7. 請求項6に記載の受信装置であって、
    前記受信部が前記時間領域変換部の出力する前記復調信号を復号する復号部と、
    前記復号部が出力する復号信号のCRC検知を行うCRC検知部をさらに備え、
    前記シンボルレプリカ生成部は前記復号部が出力する前記復号信号から前記判定帰還データとして前記シンボルレプリカを生成する受信装置。
  8. 請求項7に記載の受信装置であって、
    前記シンボルレプリカ生成部は、前記復号部が出力する前記復号信号の信頼度に応じて、生成する前記シンボルレプリカをハードレプリカ又はソフトレプリカから選択する受信装置。
  9. 請求項8に記載の受信装置であって、
    前記シンボルレプリカ生成部は、前記CRC検知部が出力するCRC検知の結果であるCRC検知結果を前記信頼度として用い、前記CRC検知結果に基づいて前記判定帰還データとして生成する前記シンボルレプリカをハードレプリカ又はソフトレプリカに選択する受信装置。
  10. 請求項7から請求項9のいずれかに一項に記載の受信装置であって、
    前記重み付け係数決定部は、前記CRC検知部が出力する前記CRC検知結果を前記信頼度として用い、前記CRC検知結果に基づいて重み付け加算係数を決定する受信装置。
  11. 請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の受信装置であって、
    前記シンボルレプリカ生成部が前記周波数領域判定帰還データとして出力する前記シンボルレプリカの平均電力であるシンボルレプリカ平均電力に基づく値を算出するシンボルレプリカ平均電力算出部をさらに備え、
    前記重み付け係数決定部は、前記シンボルレプリカ平均電力算出部が出力する前記シンボルレプリカ平均電力に基づく値を前記信頼度として用い、前記シンボルレプリカ平均電力に基づく値に基づいて、前記重み付け加算係数を決定する受信装置。
  12. 請求項6から請求項11のいずれか一項に記載の受信装置であって、前記重み付け合成部は、前記周波数領域変換部のポイントをk(k=0,1,・・・,K−1:Kは2以上の整数)、繰り返し回数をi(i=0,1,・・・)とし、
    前記パイロットチャネル推定値を、
    Figure 2009049491
    前記データチャネル推定値を、
    Figure 2009049491
    前記重み付け加算係数を、
    α(0≦α≦1)
    とし、前記ポイントkの繰り返し回数iにおけるチャネル推定値
    Figure 2009049491
    を、
    Figure 2009049491
    の式を満たすように算出する受信装置。
  13. (A)シングルキャリア通信の受信信号を周波数領域で受信処理するステップと、
    (B)受信処理後の前記受信信号から判定帰還データを生成するステップと、
    (C)前記判定帰還データのデータブロックに基づいて算出する値と、前記受信信号のパイロットブロックに基づいて算出する値とを周波数領域での重み付け加算処理を行うことによりチャネル推定値を算出するステップを備える受信方法。
  14. 請求項13に記載の受信方法であって、前記ステップ(C)において、
    (C1)パイロット符号に基づきパイロット参照信号を生成するステップと、
    (C2)周波数領域受信信号の前記パイロットブロックと前記パイロット参照信号との周波数領域での相関処理によりパイロットチャネル推定値を算出するステップと、
    (C3)周波数領域判定帰還データに基づいてデータ参照信号を生成するステップと、
    (C4)前記周波数領域受信信号の前記データブロックと前記データ参照信号との周波数領域での相関処理によりデータチャネル推定値を算出するステップと、
    (C5)前記パイロットチャネル推定値と前記データチャネル推定値との周波数領域の重み付け合成によって前記チャネル推定値を算出するステップ
    をさらに備える受信方法。
  15. 請求項14に記載の受信方法であって、前記ステップ(A)において、
    (A1)前記受信信号を周波数領域信号である前記周波数領域受信信号に変換するステップと、
    (A2)前記推定部の出力する前記チャネル推定値に基づき等化ウェイトを算出するステップと、
    (A3)前記周波数領域受信信号を前記等化ウェイトに基づいて周波数領域で等化処理するステップと、
    (A4)等化処理後の前記周波数領域受信信号である等化信号を時間領域信号へ変換し復調するステップ
    をさらに備える受信方法。
  16. 請求項15に記載の受信方法であって、前記ステップ(B)において、
    (B1)復調後の復調信号から前記判定帰還データとしてシンボルレプリカを生成するステップと、
    (B2)前記シンボルレプリカを周波数領域信号である前記周波数領域判定帰還データへ変換するステップ
    をさらに備える受信方法。
  17. 請求項16に記載の受信方法であって、前記ステップ(A3)において、
    (A3−1)前記チャネル推定値と、前記等化ウェイトと、前記周波数領域判定帰還データに基づき、マルチパス干渉レプリカを生成するステップと、
    (A3−2)前記等化信号から、前記マルチパス干渉レプリカを除去するステップ
    をさらに備える受信方法。
  18. 請求項17に記載の受信方法であって、前記ステップ(C5)において、
    (C5−1)前記復調信号の信頼度に基づき重み付け加算係数を決定するステップと
    (C5−2)前記重み付け加算係数に従って、前記パイロットチャネル推定値と前記データチャネル推定値との重み付けを変化させて重み付け合成を行い前記チャネル推定値を算出するステップ
    をさらに備える受信方法。
  19. 請求項18に記載の受信方法であって、前記ステップ(A)において、
    (A5)前記復調信号を復号化し復号信号を出力するステップと
    (A6)前記復号信号をCRC検知するステップ
    をさらに備え、前記ステップ(B1)は、
    前記復号信号から前記判定帰還データとして前記シンボルレプリカを生成する受信方法。
  20. 請求項19に記載の受信方法であって、前記ステップ(B1)において、
    前記復号信号の信頼度に応じて前記判定帰還データとして生成ずる前記シンボルレプリカをハードレプリカ又はソフトレプリカに選択するステップをさらに備える受信方法。
  21. 請求項20に記載の受信方法であって、前記ステップ(B1)において、
    前記信頼度として前記CRC検知の結果であるCRC検知結果を用い、前記CRC検知結果に基づいて生成するシンボルレプリカをハードレプリカ又はソフトレプリカに選択するステップをさらに備える受信方法。
  22. 請求項20または請求項21に記載の受信方法であって、前記ステップ(C5−1)において、
    前記信頼度として前記CRC検知結果を用い、前記CRC検知結果に基づいて重み付け加算係数を算出するステップをさらに備える受信方法。
  23. 請求項18から請求項21のいずれか一項に記載の受信装置であって、前記ステップ(C5−1)において、
    前記シンボルレプリカの平均電力であるシンボルレプリカ平均電力に基づく値を算出するステップと、
    前記シンボルレプリカ平均電力に基づく値に基づいて、前記重み付け加算係数を算出するステップをさらに備える受信方法。
  24. 請求項18から請求項23のいずれか一項に記載の受信方法であって、前記重み付け合成部は、前記周波数領域変換部のポイントをk(k=0,1,・・・,K−1:Kは2以上の整数)、繰り返し回数をi(i=0,1,・・・)とし、
    前記パイロットチャネル推定値を、
    Figure 2009049491
    前記データチャネル推定値を、
    Figure 2009049491
    前記重み付け加算係数を、
    α(0≦α≦1)
    とし、前記ポイントkの繰り返し回数iにおけるチャネル推定値
    Figure 2009049491
    を、
    Figure 2009049491
    の式を満たすように算出する受信方法。
  25. 請求項13から請求項24までのいずれか一項に記載の受信方法を実現するために、コンピュータより実行されるプログラム。
JP2007211263A 2007-08-14 2007-08-14 受信装置、受信方法及びプログラム Withdrawn JP2009049491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007211263A JP2009049491A (ja) 2007-08-14 2007-08-14 受信装置、受信方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007211263A JP2009049491A (ja) 2007-08-14 2007-08-14 受信装置、受信方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009049491A true JP2009049491A (ja) 2009-03-05

Family

ID=40501333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007211263A Withdrawn JP2009049491A (ja) 2007-08-14 2007-08-14 受信装置、受信方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009049491A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113639A1 (ja) * 2008-03-13 2009-09-17 日本電気株式会社 受信装置および受信方法
WO2011002079A1 (ja) * 2009-07-02 2011-01-06 日本電気株式会社 受信装置、受信方法およびプログラム
JP2011066504A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Fujitsu Ltd 連接符号復号方法及び連接符号復号装置
JP2011077941A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ltd 無線受信機、無線通信システムおよび無線通信方法
JP2011097355A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 連接符号データの復号を繰り返して行う受信装置及び受信方法
JP6272583B1 (ja) * 2017-03-06 2018-01-31 三菱電機株式会社 通信装置および受信信号処理方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113639A1 (ja) * 2008-03-13 2009-09-17 日本電気株式会社 受信装置および受信方法
US8374298B2 (en) 2008-03-13 2013-02-12 Nec Corporation Receiving apparatus and method
WO2011002079A1 (ja) * 2009-07-02 2011-01-06 日本電気株式会社 受信装置、受信方法およびプログラム
CN102474374A (zh) * 2009-07-02 2012-05-23 日本电气株式会社 接收设备、接收方法及程序
US8576934B2 (en) 2009-07-02 2013-11-05 Nec Corporation Receiving device, receiving method, and program
JP5569525B2 (ja) * 2009-07-02 2014-08-13 日本電気株式会社 受信装置、受信方法およびプログラム
CN102474374B (zh) * 2009-07-02 2016-09-07 日本电气株式会社 接收设备、接收方法及程序
JP2011066504A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Fujitsu Ltd 連接符号復号方法及び連接符号復号装置
JP2011077941A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ltd 無線受信機、無線通信システムおよび無線通信方法
JP2011097355A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 連接符号データの復号を繰り返して行う受信装置及び受信方法
JP6272583B1 (ja) * 2017-03-06 2018-01-31 三菱電機株式会社 通信装置および受信信号処理方法
WO2018163257A1 (ja) * 2017-03-06 2018-09-13 三菱電機株式会社 通信装置および受信信号処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5583652B2 (ja) ダイバーシチ結合および対数尤度スケーリングのための無線通信における雑音分散推定
JP4701964B2 (ja) マルチユーザ受信装置
JP5477480B2 (ja) 無線通信システムにおける正確な時間同期用の方法および装置
EP2267925B1 (en) Mobile communication system, reception device, and method
JP4911780B2 (ja) 無線通信システム、受信装置及び受信方法
CN1404675A (zh) 具有信道估计器的多载波接收机
JP4271235B2 (ja) シングルキャリア受信機における周波数領域イコライゼーション方法及び装置
JP2006262039A (ja) 伝搬路推定方法及び伝搬路推定装置
JPWO2008099734A1 (ja) チャネル推定装置および等化装置ならびにその推定および等化方法
JP4963703B2 (ja) 受信機、受信方法および集積回路
WO2011111583A1 (ja) 受信装置、受信方法、受信プログラム、及びプロセッサ
JP2005198223A (ja) マルチキャリアにおけるパケット伝送用マルチユーザ検出受信機
JP2008028515A (ja) 受信装置、受信方法、及びプログラム
JP5053377B2 (ja) 等化構造及び等化方法
US20070133393A1 (en) Multi-carrier receiving method and multi-carrier receiving apparatus
JP3910956B2 (ja) Ofdm無線通信システムのための伝搬路推定器及びこれを用いた受信装置
JP2009049491A (ja) 受信装置、受信方法及びプログラム
JP4780419B2 (ja) 伝送路推定装置および等化装置並びに無線システム
JP2008205697A (ja) Mimo受信装置および受信方法
JP5030311B2 (ja) 受信機、受信方法および集積回路
WO2016133044A1 (ja) 受信装置、受信方法
US20110206031A1 (en) Receiver and receiving method
JPWO2008155947A1 (ja) 受信機及び受信方法
JP5047289B2 (ja) 等化構造及び等化方法
US20100183100A1 (en) Receiver and reception method

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20101102