JP2009044546A - 放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像情報に対応する静止画像情報を利便性良好に利用する。
【解決手段】デジタル放送受信機のMPU11は、USBメモリ3が装着されているか否かを判定する装着判定部111と、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、受信部14を介して受信された映像情報に対応する静止画像情報を生成する静止画像生成部112と、装着判定部111によってUSBメモリ3が装着されていると判定された場合に、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、静止画像生成部112によって生成された静止画像情報をUSBメモリ3に記録する画像記録部114と、を備えている。
【選択図】図3
【解決手段】デジタル放送受信機のMPU11は、USBメモリ3が装着されているか否かを判定する装着判定部111と、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、受信部14を介して受信された映像情報に対応する静止画像情報を生成する静止画像生成部112と、装着判定部111によってUSBメモリ3が装着されていると判定された場合に、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、静止画像生成部112によって生成された静止画像情報をUSBメモリ3に記録する画像記録部114と、を備えている。
【選択図】図3
Description
本発明は、記録媒体が着脱自在に構成されると共に、テレビジョン放送を受信し、受信した映像情報をモニタに表示可能に接続された放送受信装置に関する。特に、複数のキーが配設されたリモートコントローラと通信可能に接続され、記録媒体が着脱自在に構成されると共に、テレビジョン放送を受信し、受信した映像情報をモニタに表示可能に接続された放送受信装置に関する。
テレビジョン放送を受信し、受信した映像情報をモニタに表示可能に接続された放送受信装置において、ユーザの利便性を向上するために、受信された映像情報に対応する静止画像情報を生成する種々の装置、方法が提案されている。
例えば、制御部からの制御命令に基づいて、表示部から映像データを取得し、JPEG等の画像ファイルに変換し、映像静止画像としてメモリに保存する静止画キャプチャ部を備えるデジタル放送受信装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2007−180726号公報
しかしながら、上記デジタル放送受信装置等の従来の放送受信装置においては、静止画像をモニタに表示することはできるものの、生成された静止画像情報を充分に活用することは困難であった。すなわち、生成された静止画像情報を、パーソナルコンピュータの壁紙として使用する、静止画像に含まれる懸賞の応募先等の文字情報を葉書等に書き写すためにパーソナルコンピュータ等のモニタに表示する等の幅広い用途で利便性良好に利用することは困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、映像情報に対応する静止画像情報を利便性良好に利用することの可能な放送受信装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の放送受信装置は、記録媒体が着脱自在に構成されると共に、テレビジョン放送を受信し、受信した映像情報をモニタに表示可能に接続された放送受信装置であって、予め設定された1のチャンネルのテレビジョン放送を受信する受信手段と、外部からの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、前記受信手段を介して受信された映像情報に対応する静止画像情報を生成する静止画像生成手段と、前記記録媒体が装着されているか否かを判定する装着判定手段と、前記装着判定手段によって記録媒体が装着されていると判定された場合に、外部からの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、前記静止画像生成手段によって生成された静止画像情報を前記記録媒体に記録する画像記録手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の放送受信装置は、請求項1に記載の放送受信装置であって、前記静止画像生成手段によって静止画像が生成される度に、生成された静止画像を前記モニタに表示する表示制御手段を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の放送受信装置は、請求項2に記載の放送受信装置であって、複数のキーが配設されたリモートコントローラと通信可能に接続され、前記静止画像生成手段が、前記リモートコントローラに配設され、予め設定された第1特定キーが押下されたことが受け付けられた場合に、静止画像情報を生成することを特徴としている。
請求項4に記載の放送受信装置は、請求項3に記載の放送受信装置であって、前記表示制御手段が、前記静止画像が前記モニタに表示されている状態で、前記リモートコントローラに配設され、予め設定された第2特定キーが押下されたことが受け付けられた場合に、前記モニタに表示された静止画像を消去すると共に、前記受信手段を介して受信された映像情報を前記モニタに表示することを特徴としている。
請求項5に記載の放送受信装置は、請求項4に記載の放送受信装置であって、前記第1特定キー及び第2特定キーが、前記リモートコントローラに配設された同一のキーであることを特徴としている。
請求項6に記載の放送受信装置は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の放送受信装置であって、前記記録媒体が、USB(Universal Serial Bus)メモリであることを特徴としている。
請求項1に記載の放送受信装置によれば、外部からの操作入力が受け付けられ、受け付けられた操作入力に基づいて、受信手段を介して受信された映像情報に対応する静止画像情報が生成され、記録媒体が装着されているか否かが判定される。そして、記録媒体が装着されていると判定された場合に、外部からの操作入力が受け付けられ、受け付けられた操作入力に基づいて、生成された静止画像情報が記録媒体に記録されるため、映像情報に対応する静止画像情報を利便性良好に利用することができる。
すなわち、外部からの操作入力が受け付けられ、受け付けられた操作入力に基づいて、生成された静止画像情報が記録媒体に記録されるため、パーソナルコンピュータ等によって記録媒体に格納された静止画像情報を読み出すことによって、種々の方法で静止画像情報を利用する(例えば、気に入った静止画像を壁紙として用いる、静止画像に含まれる懸賞の応募先等の文字情報を葉書等に書き写す等)ことができるので、映像情報に対応する静止画像情報を利便性良好に利用することができるのである。
また、従来、静止画像に含まれる懸賞の応募先等の文字情報を葉書等に書き写す場合には、静止画像を長期間モニタに表示しておく必要があり、その間の映像情報を視聴することができないが、静止画像情報が記録媒体に記録されるため、静止画像を長期間モニタに表示しておく必要がなく、利便性を向上することができる。
請求項2に記載の放送受信装置によれば、静止画像が生成される度に、生成された静止画像がモニタに表示されるため、ユーザはモニタに表示された静止画像を視認して、静止画像情報を記録媒体に記録するか否かの判定を行うことができるので、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができる。
請求項3に記載の放送受信装置によれば、リモートコントローラに配設され、予め設定された第1特定キーが押下されたことが受け付けられた場合に、静止画像情報が生成されるため、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができる。
すなわち、ユーザは、静止画像情報を記録媒体に格納することを所望する場合には、リモートコントローラに配設された第1特定キーを押下することによって、記録媒体に格納可能な静止画像情報が生成されるので、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができるのである。
請求項4に記載の放送受信装置によれば、静止画像がモニタに表示されている状態で、リモートコントローラに配設され、予め設定された第2特定キーが押下されたことが受け付けられた場合に、モニタに表示された静止画像が消去されると共に、受信手段を介して受信された映像情報がモニタに表示されるため、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができる。
すなわち、静止画像がモニタに表示されている状態で、ユーザが、映像情報の視聴を所望する場合には、リモートコントローラに配設された第2特定キーを押下することによって、モニタに表示された静止画像を消去すると共に、受信手段を介して受信された映像情報をモニタに表示することができるので、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができる。
請求項5に記載の放送受信装置によれば、第1特定キー及び第2特定キーが、リモートコントローラに配設された同一のキーであるため、簡素な構成で映像情報に対応する静止画像情報を利便性良好に利用することができる。
請求項6に記載の放送受信装置によれば、記録媒体がUSBメモリであるため、パーソナルコンピュータ等によって記録媒体(=USBメモリ)に格納された静止画像情報を容易に読み出すことができるので、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るデジタル放送受信機1の構成の一例を示すブロック図である。デジタル放送受信機1(放送受信装置に相当する)は、リモートコントローラ(=Remotecontroller:以下、「リモコン」という)2と赤外線通信を介して通信可能に接続されている。また、デジタル放送受信機1は、インターフェイス部19を介してUSBメモリ3(記録媒体に相当する)を着脱自在に構成されている。
デジタル放送受信機1は、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付けて、テレビジョン放送を受信し、ディスプレイ173及びスピーカ153に、それぞれ映像及び音声を出力するものであって、MPU11、RAM12、ROM13、受信部14、音声出力部15、MPEG2デコード部16、画像出力部17、赤外線通信部18、及び、インターフェイス部19を備えている。
MPU(Micro Processing Unit)11は、デジタル放送受信機1全体の動作を制御するものである。RAM(Random Access Memory)12は、音声情報、映像情報等の情報を読み書き自在に格納するものである。ROM(Read Only Memory)13は、MPU11を動作させる制御プログラム等を格納するものである。
受信部14は、テレビジョン放送を受信して復調するものであって、アンテナ部141、チューナ部142、A/D変換部143、復調部144、及び、TSデマルチプレクサ145を備えている。
アンテナ部141は、テレビジョン放送波を受信するものである。チューナ部142は、アンテナ部141で受信されたテレビジョン放送波から、予め設定されたチャンネルの放送を選局するものである。A/D変換部143は、チューナ部142からの出力信号(=アナログ信号)をデジタル情報に変換するものである。復調部144は、A/D変換部143からの出力情報を復調するものである。TS(Transport Stream)デマルチプレクサ145は、復調部144によって復調された出力情報を種別毎に分離して出力するものである。
音声出力部15は、受信部14によって受信されたテレビジョン放送に対応する音声を出力するものであって、D/A変換部151、音声信号出力部152、及び、スピーカ153を備えている。D/A変換部151は、TSデマルチプレクサ145から出力された音声情報(=デジタル情報)をアナログ信号に変換するものである。音声信号出力部152は、D/A変換部151によってアナログ信号に変換された音声信号を出力するものである。スピーカ153は、音声信号出力部152から出力された音声信号に対応する音声を出力するものである。
MPEG(Motion Picture Experts Group)2デコード部16は、TSデマルチプレクサ145から出力された映像情報を圧縮前の映像情報に復号化するものである。
画像出力部17は、MPEG2デコード部16によって復号化された映像情報を出力するものであって、NTSCエンコード部171、映像信号出力部172、及び、ディスプレイ173を備えている。NTSC(National Television Standards Committee)エンコード部171は、MPEG2デコード部16によって復号化された映像情報をNTSC方式のテレビジョン信号に変換するものである。映像信号出力部172は、NTSCエンコード部171から出力されたNTSC方式のテレビジョン信号をディスプレイ173に対して出力するものである。ディスプレイ173(モニタに相当する)は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等からなり、映像信号出力部172から出力されたテレビジョン信号に対応する映像を表示するものである。
赤外線通信部18は、リモコン2からの電源のON、OFF操作、選局、デジタル放送受信機1の各種設定等の各種操作を受け付けるものである。インターフェイス部19(装着判定手段の一部、及び、画像記録手段の一部に相当する)は、USB(Universal Serial Bus)端子を備え、USB端子を介してUSBメモリ3(記録媒体に相当する)を着脱自在に構成され、USB端子に装着されたUSBメモリ3に対して、MPU11(後述する画像記録部114)からの指示に基づいて、静止画像情報等を記録する(=書き込む)ものである。
次に、デジタル放送受信機1が放送を受信する場合の動作について説明する。まず、送信されてきたデジタル放送波がアンテナ部141で受信される。リモコン2を介して選局操作が受け付けられた場合には、チューナ部142によって受信するトランスポンダ(Transponder)の切り換えが行われる。受信されたデジタル放送波は、A/D変換部143によりデジタル情報に変換され、復調部144によって復調される。
なお、デジタル放送波は、送信側(送信局)からTS(Transport Stream)パケットとして送信される。このTSパケットは、映像情報、音声情報、制御情報等からなり、これらの情報がTSデマルチプレクサ145によって、分離して出力され、RAM12に格納される。そして、RAM12から読み出された音声情報がD/A変換部151によってアナログ信号に変換され、音声信号出力部152を介してスピーカ153から音声が出力される。
また、RAM12から読み出された映像情報がMPEG2デコード部16によって圧縮前の映像情報に復号化され、NTSCエンコード部171によってNTSC方式のテレビジョン信号に変換されて、映像信号出力部172を介してディスプレイ173に映像が表示される。
図2は、リモコン2の一例を示す正面図である。リモコン2(静止画像生成手段の一部、画像記録手段の一部、及び、表示制御手段の一部に相当する)は、ユーザからの操作入力を受け付けて、操作入力に対応する赤外線信号を生成して、デジタル放送受信機1に対して出力するものであって、赤外線信号出力部21、方向キー22、決定キー23、及び、スティル(STILL)キー24を備えている。赤外線信号出力部21は、ユーザによって押下されたキーに対応する操作信号を生成し、赤外線信号に変換してデジタル放送受信機1(赤外線通信部18)に対して送信するものである。
方向キー22は、ディスプレイ173に表示された複数の選択肢の中から1の選択肢を選択する場合等に押下されるキーであって、上方向キー、下方向キー、左方向キー、及び、右方向キーの4個のキーから構成されている。決定キー23は、方向キー22によって選択された選択肢に決定する場合等に押下されるキーである。スティルキー24(第1特定キー、第2特定キーに相当する)は、映像情報に対応する静止画像情報を生成する場合、及び、静止画像がディスプレイ173に表示されている状態で、受信部14を介して受信された映像情報をディスプレイ173に表示する場合等に押下されるキーである。
図3は、本発明に係るデジタル放送受信機1における主要部の構成の一例を示すブロック図である。MPU11は、機能的に、装着判定部111、静止画像生成部112、表示制御部113、及び、画像記録部114を備え、RAM12は、機能的に、静止画像記憶部121を備えている。
ここでは、MPU11が、図1に示すROM13等に予め格納された制御プログラムを読み出して実行することにより、装着判定部111、静止画像生成部112、表示制御部113、画像記録部114等の機能部として機能すると共に、RAM12を、静止画像記憶部121等の機能部として機能させるものである。
また、RAM12、図1に示すROM13に格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、半導体メモリ等である。
静止画像記憶部121は、静止画像生成部112によって生成された静止画像情報を格納するものである。静止画像記憶部121に格納された静止画像情報は、表示制御部113及び画像記録部114によって読み出されるものである。
装着判定部111(装着判定手段の一部に相当する)は、予め設定された所定期間(例えば、1分)毎に、USBメモリ3がインターフェイス部19のUSB端子に装着されているか否かを判定するものである。
静止画像生成部112(静止画像生成手段の一部に相当する)は、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、受信部14を介して受信された映像情報に対応する静止画像情報を生成し、生成された静止画像情報を静止画像記憶部121に記録する(=書き込む)ものである。
具体的には、静止画像生成部112は、リモコン2に配設されたスティルキー24(=第1特定キーに相当する:図2参照)が押下されたことが受け付けられた場合に、受信部14を介して受信された映像情報に対応する静止画像情報を生成し、生成された静止画像情報を静止画像記憶部121に記録する(=書き込む)ものである。また、静止画像生成部112は、例えば、静止画像情報を、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式に変換して静止画像記憶部121に書き込むものである。
表示制御部113(表示制御手段の一部に相当する)は、静止画像生成部112によって静止画像が生成される度に、生成された静止画像をディスプレイ173に表示するものである。
また、表示制御部113は、静止画像がディスプレイ173に表示されている状態(図5(b)参照)で、リモコン2に配設されたスティルキー24(=第2特定キーに相当する:図2参照)が押下されたことが受け付けられた場合に、ディスプレイ173に表示された静止画像を消去すると共に、受信部14を介して受信された映像情報をディスプレイ173に表示するものである。
更に、表示制御部113は、静止画像生成部112によって静止画像が生成された際に、装着判定部111によってUSBメモリ3が装着されていないと判定された場合には、USBメモリ3が装着されていない旨のメッセージ情報を表示するメッセージ表示画面400(図5(a)参照)をディスプレイ173に表示するものである。
画像記録部114(画像記録手段の一部に相当する)は、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、静止画像生成部112によって生成された静止画像情報をUSBメモリ3に記録する(=書き込む)ものである。
ここでは、画像記録部114は、ディスプレイ173に記録指示画面410(図5(b)参照)を表示し、記録指示画面410を介して、静止画像生成部112によって生成された静止画像情報をUSBメモリ3に記録するものである。
図4は、デジタル放送受信機1(主にMPU11)の動作の一例を示すフローチャートである。まず、静止画像生成部112によって、スティルキー24が押下されたことが受け付けられたか否かの判定が行われる(S101)。スティルキー24が押下されたことが受け付けられていないと判定された場合(S101でNO)には、処理が待機状態とされる。
スティルキー24が押下されたことが受け付けられたと判定された場合(S101でYES)には、静止画像生成部112によって、受信部14を介して受信された映像情報に対応する静止画像情報が生成され、静止画像記憶部121に記録される(S103)。そして、表示制御部113によって、ステップS103において生成された静止画像がディスプレイ173に表示される(S105)。
次いで、装着判定部111によって、USBメモリ3が装着されているか否かの判定が行われる(S107)。USBメモリ3が装着されていないと判定された場合(S107でNO)には、図5(a)に示すメッセージ表示画面400が表示され(S109)、処理がステップS115に進められる。USBメモリ3が装着されていると判定された場合(S107でYES)には、画像記録部114によって、図5(b)に示す記録指示画面410が表示され、ステップS103において生成された静止画像情報をUSBメモリ3に記録するか否かの判定が行われる(S111)。
静止画像情報をUSBメモリ3に記録しないと判定された場合(S111でNO)には、処理がステップS115に進められる。静止画像情報をUSBメモリ3に記録すると判定された場合(S111でYES)には、画像記録部114によって、ステップS103において生成された静止画像情報がUSBメモリ3に記録される(S113)。
ステップS109の処理が終了した場合、ステップS111でNOの場合、又は、ステップS113の処理が終了した場合には、表示制御部113によって、スティルキー24が押下されたか否かの判定が行われる(S115)。スティルキー24が押下されていないと判定された場合(S115でNO)には、処理が待機状態とされる。スティルキー24が押下されたと判定された場合(S115でYES)には、表示制御部113によって、静止画像が消去されると共に、受信部14を介して受信された映像情報がディスプレイ173に表示され(S117)、処理が終了される。
図5(a)は、図4に示すフローチャートのステップS109においてディスプレイ173に表示されるメッセージ表示画面の一例を示す画面図である。メッセージ表示画面400には、画面全体に静止画像表示部401が表示され、画面下部に、メッセージ表示部402が表示されている。
静止画像表示部401は、静止画像生成部112によって生成された静止画像を表示するものである。メッセージ表示部402は、USBメモリ3が装着されていない旨のメッセージ情報を表示するものであって、ここでは、OSD(On−Screen Display)等を介して、「USBメモリが装着されていません。静止画像を記録する場合には、USBメモリを装着してください。」と文字情報が表示され、ユーザに対してUSBメモリ3の装着を促している。
図5(b)は、図4に示すフローチャートのステップS111においてディスプレイ173に表示される記録指示画面の一例を示す画面図である。記録指示画面410には、画面全体に静止画像表示部411が表示され、画面下部に、ガイダンス表示部412、YESボタン413、及び、NOボタン414が表示されている。
静止画像表示部411は、静止画像生成部112によって生成された静止画像を表示するものである。ガイダンス表示部412は、操作ガイダンス情報を表示するものであって、ここでは、「キャプチャされた静止画像を記録しますか?」と表示され、ユーザに対して、静止画像をUSBメモリ3に記録するか否かの操作入力を促している。
YESボタン413は、静止画像をUSBメモリ3に記録する場合に押下されるボタンであり、NOボタン414は、静止画像をUSBメモリ3に記録しない場合に押下されるボタンである。YESボタン413が押下された場合には、画像記録部114によって、静止画像表示部411に表示された静止画像情報が、USBメモリ3に記録される。また、YESボタン413又はNOボタン414が押下された場合には、ガイダンス表示部412、YESボタン413、及び、NOボタン414が消去され、静止画像表示部411が画面全体に表示される。
このようにして、リモコン2を介してユーザからの操作入力が受け付けられ、受け付けられた操作入力に基づいて、受信部14を介して受信された映像情報に対応する静止画像情報が生成され、記録媒体(ここでは、USBメモリ3)が装着されているか否かが判定される。そして、USBメモリ3が装着されていると判定された場合に、リモコン2を介してユーザからの操作入力が受け付けられ、受け付けられた操作入力に基づいて、生成された静止画像情報がUSBメモリ3に記録されるため、映像情報に対応する静止画像情報を利便性良好に利用することができる。
すなわち、リモコン2を介してユーザからの操作入力が受け付けられ、受け付けられた操作入力に基づいて、生成された静止画像情報がUSBメモリ3に記録されるため、パーソナルコンピュータ等によってUSBメモリ3に格納された静止画像情報を読み出すことによって、種々の方法で静止画像情報を利用する(例えば、気に入った静止画像を壁紙として用いる、静止画像に含まれる懸賞の応募先等の文字情報を葉書等に書き写す等)ことができるので、映像情報に対応する静止画像情報を利便性良好に利用することができるのである。
また、従来、静止画像に含まれる懸賞の応募先等の文字情報を葉書等に書き写す場合には、静止画像を長期間ディスプレイ173に表示しておく必要があり、その間の映像情報を視聴することができないが、静止画像情報がUSBメモリ3に記録されるため、静止画像を長期間ディスプレイ173に表示しておく必要がなく、利便性を向上することができる。
更に、静止画像が生成される度に、生成された静止画像がディスプレイ173に表示されるため、ユーザはディスプレイ173に表示された静止画像を視認して、静止画像情報をUSBメモリ3に記録するか否かの判定を行うことができるので、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができる。
更に、リモコン2に配設され、予め設定された第1特定キー(ここでは、スティルキー24:図2参照)が押下されたことが受け付けられた場合に、静止画像情報が生成されるため、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができる。
すなわち、ユーザは、静止画像情報をUSBメモリ3に格納することを所望する場合には、リモコン2に配設されたスティルキー24を押下することによって、USBメモリ3に格納可能な静止画像情報が生成されるので、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができるのである。
加えて、静止画像がディスプレイ173に表示されている状態(図5(b)参照)で、リモコン2に配設され、予め設定された第2特定キー(ここでは、スティルキー24:図2参照)が押下されたことが受け付けられた場合に、ディスプレイ173に表示された静止画像が消去されると共に、受信部14を介して受信された映像情報がディスプレイ173に表示されるため、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができる。
すなわち、静止画像がディスプレイ173に表示されている状態で、ユーザが、映像情報の視聴を所望する場合には、リモコン2に配設されたスティルキー24を押下することによって、ディスプレイ173に表示された静止画像を消去すると共に、受信部14を介して受信された映像情報をディスプレイ173に表示することができるので、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができる。
また、第1特定キー及び第2特定キーが、リモコン2に配設された同一のキー(ここでは、スティルキー24:図2参照)であるため、簡素な構成で映像情報に対応する静止画像情報を利便性良好に利用することができる。
更に、記録媒体がUSBメモリ3であるため、パーソナルコンピュータ等によって記録媒体(=USBメモリ3)に格納された静止画像情報を容易に読み出すことができるので、映像情報に対応する静止画像情報を更に利便性良好に利用することができる。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、放送受信装置が、デジタル放送を受信するデジタル放送受信機1である場合について説明したが、放送受信装置が、デジタル放送及びアナログ放送の少なくとも一方を受信する形態であればよい。例えば、放送受信装置が、アナログ放送を受信する形態でもよいし、デジタル放送及びアナログ放送を受信する形態でもよい。
(A)本実施形態では、放送受信装置が、デジタル放送を受信するデジタル放送受信機1である場合について説明したが、放送受信装置が、デジタル放送及びアナログ放送の少なくとも一方を受信する形態であればよい。例えば、放送受信装置が、アナログ放送を受信する形態でもよいし、デジタル放送及びアナログ放送を受信する形態でもよい。
(B)本実施形態では、記録媒体が、USBメモリである場合について説明したが、記録媒体が、その他の種類のデジタル放送受信機1に着脱自在に構成された記録媒体(例えば、カードメモリ等)である形態でもよい。
(C)本実施形態では、MPU11が、装着判定部111、静止画像生成部112、表示制御部113、画像記録部114等の機能部を備える場合について説明したが、装着判定部111、静止画像生成部112、表示制御部113、及び、画像記録部114の内、少なくとも1の機能部が、回路等のハードウェアによって実現されている形態でもよい。
(D)本実施形態では、画像記録部114が、記録指示画面410のYESボタン413(図5(b)参照)が押下された際に、USBメモリ3に記録する場合について説明したが、画像記録部114が、静止画像生成部112によって静止画像情報が生成される度に、USBメモリ3に記録する形態でもよい。この場合には、更に迅速にUSBメモリ3に記録することができるため、静止画像をディスプレイ173に表示する時間を更に短縮することができる。
(E)本実施形態では、表示制御部113が、静止画像生成部112によって生成された静止画像をディスプレイ173に表示する場合について説明したが、静止画像生成部112によって生成された静止画像をディスプレイ173に表示するか否かの設定が可能な形態でもよい。すなわち、リモコン2を介してユーザからの操作入力が受け付けられ、受け付けられた操作入力に基づいて、静止画像をディスプレイ173に表示するか否かの設定を行う機能部を備える形態でもよい。
また、例えば、静止画像をディスプレイ173に表示しないと設定されている場合には、静止画像生成部112によって生成される度に、画像記録部114が、USBメモリ3に記録する構成でもよい。この場合には、静止画像をディスプレイ173に表示する時間を無くすことができる。
1 デジタル放送受信機(放送受信装置)
11 MPU
111 装着判定部(装着判定手段の一部)
112 静止画像生成部(静止画像生成手段の一部)
113 表示制御部(表示制御手段の一部)
114 画像記録部(画像記録手段の一部)
12 RAM
121 静止画像記憶部
14 受信部(受信手段)
17 画像出力部
173 ディスプレイ(モニタ)
19 インターフェイス部(装着判定手段の一部、及び、画像記録手段の一部)
2 リモコン(静止画像生成手段の一部、画像記録手段の一部、及び、表示制御手段の一部)
22 方向キー
23 決定キー
24 スティル(STILL)キー(第1特定キー、第2特定キー)
3 USBメモリ
11 MPU
111 装着判定部(装着判定手段の一部)
112 静止画像生成部(静止画像生成手段の一部)
113 表示制御部(表示制御手段の一部)
114 画像記録部(画像記録手段の一部)
12 RAM
121 静止画像記憶部
14 受信部(受信手段)
17 画像出力部
173 ディスプレイ(モニタ)
19 インターフェイス部(装着判定手段の一部、及び、画像記録手段の一部)
2 リモコン(静止画像生成手段の一部、画像記録手段の一部、及び、表示制御手段の一部)
22 方向キー
23 決定キー
24 スティル(STILL)キー(第1特定キー、第2特定キー)
3 USBメモリ
Claims (6)
- 記録媒体が着脱自在に構成されると共に、テレビジョン放送を受信し、受信した映像情報をモニタに表示可能に接続された放送受信装置であって、
予め設定された1のチャンネルのテレビジョン放送を受信する受信手段と、
外部からの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、前記受信手段を介して受信された映像情報に対応する静止画像情報を生成する静止画像生成手段と、
前記記録媒体が装着されているか否かを判定する装着判定手段と、
前記装着判定手段によって記録媒体が装着されていると判定された場合に、外部からの操作入力を受け付け、受け付けられた操作入力に基づいて、前記静止画像生成手段によって生成された静止画像情報を前記記録媒体に記録する画像記録手段と、
を備えることを特徴とする放送受信装置。 - 前記静止画像生成手段によって静止画像が生成される度に、生成された静止画像を前記モニタに表示する表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
- 複数のキーが配設されたリモートコントローラと通信可能に接続され、
前記静止画像生成手段は、前記リモートコントローラに配設され、予め設定された第1特定キーが押下されたことが受け付けられた場合に、静止画像情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。 - 前記表示制御手段は、前記静止画像が前記モニタに表示されている状態で、前記リモートコントローラに配設され、予め設定された第2特定キーが押下されたことが受け付けられた場合に、前記モニタに表示された静止画像を消去すると共に、前記受信手段を介して受信された映像情報を前記モニタに表示することを特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
- 前記第1特定キー及び第2特定キーは、前記リモートコントローラに配設された同一のキーであることを特徴とする請求項4に記載の放送受信装置。
- 前記記録媒体は、USB(Universal Serial Bus)メモリであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007208280A JP2009044546A (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | 放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007208280A JP2009044546A (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | 放送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009044546A true JP2009044546A (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=40444785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007208280A Pending JP2009044546A (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | 放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009044546A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010197965A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Toshiba Corp | 表示システム及び表示方法 |
-
2007
- 2007-08-09 JP JP2007208280A patent/JP2009044546A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010197965A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Toshiba Corp | 表示システム及び表示方法 |
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