JP2009040147A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度センサが正しく車室内の温度を検出しない場合でも、車室内を適切な温度に空調可能な車両用空調装置を提供する。
【解決手段】車室内の複数のシートを含む空間を空調の対象とする主空調装置と、空調の対象となる空間の温度を反映した主温度情報を取得する主温度情報取得手段と、主空調装置とは異なる車載機器に接続された補助温度検出手段が検出する補助温度情報を取得する補助温度情報取得手段と、取得した主温度情報と補助温度情報とに基づいて、主空調装置が空調を行うための空調計算を実行する空調計算実行手段と、を備えることを特徴とする車両用空調装置として提供可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用空調装置に関するものである。
車両用空調装置は殆どの車両に取り付けられ、乗員が車室内で快適に過ごせるようになっている。乗員が好みの温度を設定すると、車室内に取り付けられた温度センサが検出する温度と設定温度とに基づいて風量が調整され、吹出口が選択される。
この温度センサは、例えば運転席の膝元近くのように、車室内に1個取り付けられている場合が多い。このため、温度センサ近傍にのみ日射がある場合には、温度センサは温まってしまい車室内が高温状態であると誤判断し、より大きな風量で動作してしまい、車室内を過剰に冷やしてしまう。逆に、車室内全体に日射があるのに、温度センサ近傍のみ日射が遮られた状態では、車室内はやや暑い程度であると誤判断し、車室内は全然冷えないという状態になってしまう。
また、車両用空調装置が足元から温風が吹き出す構成の場合、その吹出口の上方に付けられていると、温度センサが吹き上がってきた温風で温められて正常な車室内の温度を検出しないという問題も生じる。
このため、複数の非接触温度センサを設け、検出された温度が異常か否かを判定し、その結果をユーザに報知して、温度検出の障害物を除くようにし正常な空調装置を行えるようにしたり、また空調装置が正常に動作していることを乗員にアピールすることができ、安心感を与えることができる車両用空調装置が考案されている(特許文献1参照)。
また、シートヒータの温度センサの設置位置ずれの判定を行い、これに基づいてシートヒータの通電を停止するシートヒータ装置が考案されている(特許文献2参照)。
また、座席毎の温度と乗員の着座状態とに基づいて、各座席毎の最適送風配分を求め、その最適送風配分に基づいて各種配風ダンパを制御するので、必要な部分を必要量だけ冷暖房することができる車両用空調装置が考案されている(特許文献3参照)。
また、温度センサで検出された値を、運転者を含めた周りの表面温度により補正して、適正な運転者周りの雰囲気温度を設定するようにした車両用空気調和装置が考案されている(特許文献4参照)。
特開2004−276898号公報 特開2006−271447号公報 特開平05−310031号公報 特開2005−138793号公報
特許文献1〜4の構成では、温度センサにより検出された温度が異常であった場合の対応処置については、示唆・開示ともない。また、特許文献3,4の構成では、座席ごとの着座センサを設けているので、部品コストに加えて制御プログラムの設計工数も大きくなってしまうという問題がある。
上記問題を背景として、温度センサが正しく車室内の温度を検出しない場合でも、車室内を適切な温度に空調可能な車両用空調装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための車両用空調装置は、車室内の複数のシートを含む空間を空調の対象とする主空調装置と、空調の対象となる空間の温度を反映した主温度情報を取得する主温度情報取得手段と、主空調装置とは異なる車載機器に接続された補助温度検出手段が検出する補助温度情報を取得する補助温度情報取得手段と、取得した主温度情報と補助温度情報とに基づいて、主空調装置が空調を行うための空調計算を実行する空調計算実行手段と、を備えることを特徴とする。
車両に例えばエアコンである主空調装置以外に、温度センサを用いて制御を行う車載機器が搭載されていれば、その車載機器の温度情報を用いればよい。上記構成によって、新たに温度センサを取り付ける必要がなく、コスト上昇を伴うことなく本発明の構成を実現できる。
また、本発明の車両用空調装置における温度情報取得手段は、車載機器が非動作状態にある場合に、補助温度情報を取得するように構成することもできる。
車載機器が発熱あるいは冷却を行うためのアクチュエータを含む場合、車載機器が動作状態にあるときには、補助温度検出手段が検出する気温は、アクチュエータの動作状況を反映したものとなって、主空調装置の空調計算に用いることができない可能性が高い。上記構成によって、主空調装置の空調計算に用いることが可能な補助温度情報のみを取得することが可能となる。
また、本発明の車両用空調装置における空調計算実行手段は、主温度情報と補助温度情報との偏差が予め定められた閾値を超える場合に、補助温度情報に基づいて空調計算を実行し、主温度情報と補助温度情報との偏差が予め定められた閾値を超えない場合に、空調計算を実行しないように構成することもできる。
上記構成によって、主温度情報の値が正確であるか否かを判定することができ、主温度情報の値が正確でないと判定されたときにのみ補助温度情報を用いて空調計算を行うことで、車室内の温度をユーザの設定を反映したものとすることができる。
また、本発明の車両用空調装置における空調計算実行手段は、補助温度検出手段が複数存在する場合、これら複数の補助温度検出手段の個数が予め定められた範囲内にある場合に、補助温度情報のみに基づいて空調計算を実行し、これら複数の補助温度検出手段の個数が予め定められた範囲内にない場合に、主温度情報のみに基づいて空調計算を実行するように構成することもできる。
上記構成によって、例えば2つの補助温度検出手段のうち一方が故障して異常な値を示した場合、あるいは一方の温度情報を取得できない場合、主温度情報のみに基づいて空調計算を実行することで、空調計算が実行できなくなることを回避できる。
また、本発明の車両用空調装置における車載機器は、個別のシートを空調の対象とする個別空調装置であって、補助温度検出手段は、個別空調装置に含まれるように構成することもできる。
近年、車両用シート空調装置が普及しつつある。この車両用シート空調装置は、温度センサを備え、座席毎に独立に動作できるようになっている。つまり、非作動状態の車両用シート空調装置が少なくとも一つある可能性は少なくない。上記構成によって、この温度センサの検出値を補助温度情報として用いることができる。
また、本発明の車両用空調装置における個別空調装置は、ペルチェモジュールと、ペルチェモジュールを冷却ブロック側が低温側となる極性にて通電駆動する駆動ユニットと、冷却ブロックに送風する送風機と、冷却ブロックにて冷却された冷風を、シートに埋設配置された吹出口に向けて導く導風通路部と、を備えるように構成することもできる。
車両用シート空調装置の構成は、例えば特開2006−1392号公報等に開示されている。上記構成によって、新規設計要素を最小限とすることで、車両用空調装置のコスト上昇を抑制することができる。
また、本発明の車両用空調装置における補助温度検出手段は、送風機が吸入する空気の温度を検出するように構成することもできる。
車両用シート空調装置で、シートバックや座部表面の温度を検出する構成ものは、非作動状態でも乗員が着座していれば、乗員の体温を検出するので、シート付近の気温を正確に検出することはできない。上記構成によって、乗員の着座の有無に関係なく、シート付近の気温を正確に検出することができる。
また、本発明の車両用空調装置における空調計算実行手段は、補助温度検出手段がシートバック部および座部に埋設されている場合、これら複数の補助温度検出手段の個数が予め定められた範囲内にある場合、補助温度情報のみに基づいて空調計算を実行し、これら複数の温度検出手段の個数が予め定められた範囲内にない場合に、主温度情報のみに基づいて空調計算を実行するように構成することもできる。
上記構成によって、シートに埋設されている2つの補助温度検出手段のうち一方が故障して異常な値を示した場合、あるいは一方の温度情報を取得できない場合、主温度情報のみに基づいて空調計算を実行することで、空調計算が実行できなくなることを回避できる。
以下、本発明の構成例を、図面を参照しながら説明する。まず、図1を用いて車両用空調装置の全体構成を説明する。車両用空調装置は、いわゆるエアコンと称される、車室内の複数のシートを含む空間を空調の対象とする主空調装置(詳細は後述)と、個別の座席(図1の例では、運転席301,助手席302,右後部座席303,左後部座席304)を空調の対象とする個別空調装置(詳細は後述)を含み、これらの装置の制御ユニットであるエアコンECU46とシートECU100が車内LAN60によりネットワーク接続されている。
また、主空調装置は主温度情報を取得する内気温センサ52を備え、個別空調装置は補助温度情報を取得するシートバック部温度センサ110および座部温度センサ111を備える。詳細については後述する。
図2に、本発明の主空調装置のブロック図を示す。この主空調装置は、空調ユニットAUを備えている。空調ユニットAUの空気流路をなす空調ケーシング11の上流側部位には、車室内気を吸入するための内気吸入口12と、外気を吸入するための外気吸入口13とが形成されており、各吸入口12,13を選択的に開閉する内外気切り替えダンパ14が設けられている。内外気切り替えダンパ14は、内外気切り替えダンパ用モータ15によって開閉される。
内外気切り替えダンパ14の下流側部位には、空気中の塵埃を取り除くフィルタ(図示省略)とブロワモータ16が配設されている。ブロワモータ16(ブロワ)は、各吸入口12,13から空気を吸入して後述する各吹出口28,29,31に向けて送風する。
空調ケーシング11内のブロワモータ16の下流側部位には、エバポレータ17が設けられている。エバポレータ17には、気化した冷媒ガスを圧縮して液体に戻す前に液化し易いように加圧するコンプレッサ18、圧縮によって高温のガス状になった冷媒ガスを冷やして液体に戻すコンデンサ(凝縮器)19、液体状の冷媒を貯蔵するレシーバ21、液体状の冷媒が通過するときに冷媒が気化し易いように霧状に吹き出させる膨張弁22が接続されている。これにより、ブロワモータ16によって送風された空気がエバポレータ17を通過することで冷却される。なお、エバポレータ17には、エバポレータ17を通過した直後の空気の温度(クーラーユニットへの吸入温度)を検出するエバポレータ後センサ23が設けられている。
空調ケーシング11内のエバポレータ17の下流側部位には、エアミックスダンパ24およびヒータコア25が設けられている。エアミックスダンパ24は、エアミックスダンパ用モータ26によって開閉される。ヒータコア25は、エンジンEGの冷却水を熱源として空気を加熱する。空調ケーシング11内には、ヒータコア25を通過しないでヒータコア25の下流側に空気を導入するためのバイパス通路27が形成されている。これにより、エアミックスダンパ24を開閉して、ヒータコア25を通る暖気とバイパス通路27を通る冷気との混合割合を変化させることで、車内に吹き出す空気の温度が調節される。
空調ケーシング11内の最下流側部位には、フロントガラスFGの内面に向けて空気を吹き出すためのデフロスタ吹出口28と、乗員の上半身に向けて空気を吹き出すためのフェイス吹出口29と、乗員の足元に向けて空気を吹き出すためのフット吹出口31とが形成されている。各吹出口28,29,31の上流側部位には、モード切り替えダンパ32,33,34がそれぞれ配設されている。各モード切り替えダンパ32,33,34は、モード切り替えダンパ用モータ35によって開閉される。
内外気切り替えダンパ用モータ15,ブロワモータ16,エアミックスダンパ用モータ26,モード切り替えダンパ用モータ35,およびコンプレッサ18は、それぞれ駆動回路41〜45を介してエアコンECU46に接続されている。
エアコンECU46は、CPU,ROM,RAM,インターフェースなどからなるマイクロコンピュータを主要構成部品としており、後述する操作パネル51のオンによりROM等に記憶された空調制御プログラム(図示せず)を所定時間ごとに繰り返し実行し、その実行に応じた制御信号を各駆動回路41〜45に出力する。各駆動回路41〜45は、エアコンECU46の制御指令に応じて内外気切り替えダンパ用モータ15,ブロワモータ16,エアミックスダンパ用モータ26,モード切り替えダンパ用モータ35,およびコンプレッサ18にそれぞれ駆動電流を流す。このエアコンECU46には、上述したエバポレータ後センサ23に加えて、操作パネル51,内気温センサ52,外気温センサ53,日射センサ54,および通信インターフェース56が接続されている。
操作パネル51(操作スイッチ)は、内外気切り替えダンパ14を作動させるための内外気切り替えスイッチ,モード切り替えダンパ32〜34を作動させるための吹出口切り替えスイッチ,フルオート制御状態とするためのオートモードスイッチ,ブロワモータ16の風量を変更するためのブロワコントロールスイッチ、温度を設定するための温度コントロールスイッチ,コンプレッサ18に取り付けられたマグネットクラッチ(エバポレータ17への冷媒通路を開閉動作する)をオン・オフするためのA/Cスイッチなどの各種スイッチを備えている。また、操作パネル51は、上記各種スイッチにより切り替えられた各モード、および設定温度を表示するための表示部(例えば、LCD)を備えている(取り付け位置の例は図3参照)。
内気温センサ52は、車室内の内気温度を検出してエアコンECU46に出力する。内気温センサ52は、例えば図3のように、運転席の膝元付近のセンターパネル側面に取り付けられている。なお、内気温センサ52が本発明の主温度情報取得手段に相当する。
図2に戻り、外気温センサ53は、外気温度を検出してエアコンECU46に出力する。日射センサ54は、日射量を検出してエアコンECU46に出力する。
通信インターフェース56は、車内LAN60(図1参照)に接続するためのネットワークアダプタ等を含んで構成され、他の車載機器との間でデータ通信を行うためのものである。なお、通信インターフェース56が本発明の補助温度情報取得手段に相当する。
上記構成により、エアコンECU46は、操作パネル51の操作に基づいてROM等に記憶されている空調制御プログラムを所定の短時間ごとに繰り返し実行する。この空調制御プログラムは、まず、エアコンECU46内のROM,RAMなどの各種メモリおよび出力ポートなどを初期化処理した後、各種信号の読み込み、すなわち操作パネル51のスイッチ指示、および各センサ等23,52〜54の検出信号を読み込む。そして、読み込んだ各種信号を用いて、車室内に吹き出す空気の目標温度(目標吹出温度)を計算する。なお、エアコンECU46が本発明の空調計算実行手段に相当する。
次に、目標吹出温度に基づいてブロワ電圧を算出し、そのブロワ電圧に基づいてブロワモータ16を駆動制御する。
次に、目標吹出温度に基づいてエアミックスダンパ24の開度を計算し、そのエアミックスダンパ24の開度に基づいてエアミックスダンパ用モータ26を駆動制御する。次に、内外気の混合割合を計算し、この計算した内外気の混合割合を得るための内外気切り替えダンパ14の開度を計算する。そして、計算した内外気切り替えダンパ14の開度に基づいて内外気切り替えダンパ用モータ15を駆動制御する。
次に、操作パネル51のスイッチ指示に応じて吹出口モードを設定し、設定した吹出口モードに基づいてモード切り替えダンパ用モータ35を駆動制御する。次に、操作パネル51のスイッチ指示(A/Cスイッチ)に応じてコンプレッサ18を駆動制御する。そして、上述の処理を繰り返し実行する。
図4〜図6を用いて、本発明の個別空調装置について説明する。ここでは、車両の運転席301のシート201を例に挙げて説明するが、他の座席に適用することももちろん可能である。個別空調装置はシート201に組み込まれる形で構成されている。シート201は、座部204、シートバック部203およびヘッドレスト202を有し、シートバック部203に局所冷房装置210が埋設されている。また、図6に示すように、座部204にも局所冷房装置210が埋設されている。
これらの局所冷房装置210は、いずれもシート201に着座するユーザの予め定められた高体温部を局所的に冷却するためのものであり、具体的には、シートバック部203側のものがユーザの首筋領域を、座部204側のものが膝裏領域をそれぞれ局所的に冷却するためのものである。
いずれの局所冷房装置210も、基本的な構造は同じであり、上記首筋領域ないし膝裏領域として定められた高体温部に向けて冷風を送出する冷風送出機構を有する。シートバック部203側で代表させて説明すれば、図5に示すように、ユーザの首筋領域は、シート201に着座したユーザの、シートバック部203との密着面(つまり、背中)を除く形で定められた高体温部である。局所冷房装置210は、ペルチェモジュール211と、該ペルチェモジュール211を冷却ブロック252側が低温側となる極性にて通電駆動する駆動ユニット101(図7参照)と、冷却ブロック252に送風する送風機212と、シート201に埋設配置され、冷却ブロック252にて冷却された冷風を、高体温部に対応して設けられた吹出口216Bに向けて導く導風通路部217とを備える。
局所冷房装置210は、ペルチェモジュール211と送風機212とが導風通路部217とともに一体的にシートバック部203に埋設されている(ただし、ペルチェモジュール211と送風機212とをシート201の外に配置し、導風通路部217によりその冷風をシート201内に引き込むようにしてもよい)。導風通路部217はヘッドレスト202の両脇部(図4も参照)に吹出口216Bを開口させる形で設けられている。
ペルチェモジュール211は、一方の面が吸熱面(つまり、冷却側)、他方の面が放熱面となるように、厚さ方向に直流通電駆動される周知のペルチェ素子251と、順方向通電時に冷却側となる面に密着配置される金属製の冷却ブロック252と、同じく放熱側となる面に密着配置される金属製の放熱用ヒートシンク253とを有する。放熱用ヒートシンク253の裏面には放熱を促進するためのフィン254が一体化されている。
冷却ブロック252は、シートバック部203の前面側を向くよう該シートバック部203の下部に埋設されている。導風通路部217は、該冷却ブロック252を通過した冷風をシートバック部203の前面に沿って上方に導く背面通路部214を有する。この実施形態では、導風通路部217は、該背面通路部214に続く形で中継通路部215と、吹出通路部216とを有している。背面通路部214は金属製であり、該背面通路部214に対しシートバック部203の前面側に接する形で、該背面通路部214とシートバック部203の前面側クッション層231との間に、保冷材をシート状に加工した冷却シート213が介挿されてなる。前面側クッション層231の表面は、シートカバー232で覆われている。
ペルチェモジュール211の放熱用ヒートシンク253は、シートバック部203の背面側を向くように配置され、該放熱用ヒートシンク253からの廃熱AWを該シートバック部203の背面に形成された放熱口233から放出するようにしている。放熱口233には保護用のがらり234がはめ込まれている。
モータ駆動される送風機212は、ペルチェモジュール211の送風上流側(ここでは、ペルチェモジュール211の下側)に配置される。送風機212とペルチェモジュール211との間には、導風通路部217の一部をなす分離送風管部261が設けられている。この分離送風管部261には、送風機212からの気流をペルチェモジュール211の冷却ブロック252側に導く冷風発生側導風路263と、同じく放熱用ヒートシンク253側に導くヒートシンク冷却側導風路264とが、隔壁262により分離形成されている。
図4に示すように、背面通路部214は複数の金属管(例えば、CuまたはAl製)を冷却シート213の面内幅方向に並列に密接配置したものである。送風機212の作動により、図5に示すように、分離送風管部261内に空気AO(車室内空気でよい)が吸入され、冷風発生側導風路263を経て冷却ブロック252の表面で冷却される。このようにして発生した冷風ACが、個々の背面通路部214を通って中継通路部215に集められ、該中継通路部215の前面側に連通する吹出通路部216の先端から首筋領域に向けて吹き出される。
シートバック部温度センサ110は、例えば周知のサーミスタが用いられ、例えば分離送風管部261の送風機212の近傍に設置されて、空気AOの温度を検出する。なお、シートバック部温度センサ110が本発明の補助温度検出手段に相当する。
図6に示すように、同様の局所冷房装置210が、ペルチェモジュール211と送風機212とが導風通路部217とともに一体的にシート201の座部204に埋設されている。導風通路部217は該座部204の前端面側に吹出口216Bを開口させる形で設けられている。ペルチェモジュール211は冷却ブロック252が座部204の上面側を向くよう該座部204の後部に埋設されている。導風通路部217は、該冷却ブロック252を通過した冷風を座部204の上面に沿って前方に導く座面通路部214を有する。ペルチェモジュール211の放熱用ヒートシンク253が座部204の下面側を向くように配置され、該放熱用ヒートシンク253からの廃熱AWを該座部204の下面から放出させる。座面通路部214は金属製(例えば、CuまたはAl製)であり、該座面通路部214に対し座部204の上面側に接する形で、該座面通路部214と座部204の上面側クッション層との間に前述したものと同様の冷却シート213が介挿されている。
座部温度センサ111は、例えば周知のサーミスタが用いられ、送風機212の近傍に設置されて、吸入される空気の温度を検出する。なお、座部温度センサ111が本発明の補助温度検出手段に相当する。
図7に、上記局所冷房装置210の駆動制御を行うシートECU100の電気的構成の一例を示す。周知のマイクロプロセッサを主体とする制御部103に、シートバック部温度センサ110,座部温度センサ111,操作スイッチ群112がそれぞれ入力インターフェース120,121,122を介して接続されている。
操作スイッチ群7は、ユーザが局所冷房装置210の駆動/停止,冷却/加熱の切り替え,温度設定等を行うために用いられる。
通信インターフェース123は、車内LAN60(図1参照)に接続するためのネットワークアダプタ等を含んで構成され、他の車載機器との間でデータ通信を行うためのものである。
制御部103には、各々ペルチェモジュール211、送風機212、およびそれらの駆動制御を司る駆動ユニット101の組からなる局所冷房装置210(シートバック部側および座部側)が接続されている。駆動ユニット101は、ペルチェモジュール211を、常時は冷却ブロック252側が低温側となる極性(以下、順方向極性という)にて通電駆動するものである(ただし、後述のごとく、車室温や体温に応じて反転した極性(以下、逆方向極性という)にて駆動される場合がある)。
図8に、駆動ユニット101の回路構成例を示す。駆動電源は、ペルチェ素子への過電圧印加防止を考慮して、絶縁型に構成されている。具体的には、車載バッテリ電圧+Bを入力電圧として受電する入力側DC電源150を有し、そのDC出力電圧が、昇圧用発振回路153により駆動される昇圧スイッチング用トランジスタ152(本実施形態ではパワーFETにて構成され、昇圧スイッチング周波数は10〜30kHz:例えば、15kHz)によりスイッチングされつつ、昇圧用のトランス151の1次側に入力される。該トランス151の2次側昇圧出力電圧は8〜15V(例えば12V)である。なお、昇圧用発振回路153は、トランス151の一次側インダクタンスの一部を流用した自励式発振回路として構成されている。
トランス151の2次側昇圧出力電圧は、ダイオード154Dにより半波整流され、さらにコンデンサ154Cにより平滑化された後、PWMスイッチング用トランジスタ155に入力される。PWMスイッチング用トランジスタ155はパワーFETにて構成され、制御部103が決定するデューティ比(例えば50〜100%)にてPWMスイッチングされる。制御部103は、各温度センサ(110,111)の検出温度に応じて、このデューティ比を適宜調整することにより、ペルチェ素子の出力調整を行う。PWMスイッチング用トランジスタ155は、ゲート駆動用トランジスタ156を介してフォトカプラ163によりスイッチングされる。
ペルチェ素子は導通断面積の大きい金属導体として構成されているので、PWMスイッチング電圧波形をペルチェ素子へ直接入力すると、波形エッジでの電流遮断時に渦電流が発生し、目的の極性と逆方向の電圧が供給されて冷却効率を低下させるジュール熱が多量に発生するので好ましくない。そこで、本実施形態では、コイル158とコンデンサ159とを有した駆動平滑化回路により、上記PWMスイッチング電圧波形をディーティ比に応じた直流駆動電圧(出力電圧範囲は、例えば6〜12V:出力電流範囲は、例えば3〜6A)として平滑化し、極性切替スイッチ160を介してペルチェモジュール211に供給するようにしている。なお、PWMスイッチング周波数は例えば1〜5kHzであり、昇圧スイッチング周波数よりも小さく設定される。
極性切替スイッチ160は、本実施形態ではリレースイッチとして構成され、リレー駆動トランジスタ162を介してフォトカプラ165により動作制御される(ここでは、リレー駆動トランジスタ162がOFFのとき、端子160Aが電源入力/端子160Bが接地となり(順方向極性)、同じくONのときは端子160Aが接地/端子160Bが電源入力となるよう(逆方向極性)、スイッチ160が切り替わる)。また、送風機212を駆動するファンモータ102へのモータ駆動出力は、トランス151の2次側にてPWMスイッチング用トランジスタ155の前段より、電圧安定化用のレギュレータIC164を介して非スイッチング状態で取り出される。
なお、本実施形態では車載バッテリ電圧+Bの変動を補償するために昇圧回路を組み込んでいるが、ペルチェ素子の動作が保障できる場合、例えば、ペルチェ素子への駆動出力電圧範囲が車載バッテリ電圧+Bの変動範囲よりも常時小さいことが保障できる場合には、この昇圧回路を省略することも可能である。この場合、ペルチェ素子への出力段に電圧モニタリング部を追加し、PWMスイッチングのデューティ比制御にこれをフィードバックして電圧を安定化するレギュレータ部を追加すればよい。また、ペルチェ素子への駆動出力電圧が車載バッテリ電圧+Bの変動範囲を若干上回る場合にあっても、該レギュレータ部を周知の昇圧型ステップアップ回路として構成すれば、昇圧回路は同様に省略できる。
上記の構成によって、個別空調装置は、ユーザの操作スイッチ群112の操作入力に基づいて、シートバック部203の局所冷房装置210と座部204の局所冷房装置210を、各温度センサ(110,111)の状態に基づいて、一括あるいは個別に駆動制御を行う。
図9を用いて、空調計算処理について説明する。なお、本処理はエアコンECU46のROM等に記憶された空調制御プログラムに含まれ、空調制御プログラムの他の処理とともに繰り返し実行される。まず、非動作状態のシートECU(100)の有無を検出する(S11)。シートECUは、図1における運転席301,助手席302,右後部座席303,左後部座席304の各席を特定可能な識別情報が予め付与されている。そして、車内LAN60上に識別情報,シートECUの制御状態情報,シートバック部および座部の温度センサ情報を含むシートECU情報が通信インターフェース123を介して出力されている。この制御状態情報に、非動作状態であるか否か、すなわち2つの駆動ユニット(101)が停止しているか否かの情報が含まれている。
非動作状態のシートECUが存在する場合、そのシートECU温度センサ情報を読み込む(S12)。そして、読み込んだ値の平均値を算出する(S13)。
シートECUの各温度センサの値が、予め定められた範囲内にない場合には、センサ故障と判定し、その温度センサを平均値算出の対象から除外してもよい。
次に、内気温センサ52の値を読み込んで、上記で求めた平均値との偏差の絶対値を算出する(S14)。偏差の絶対値が予め定められた偏差閾値TBDを上回る場合(S15:Yes)、非動作状態のシートECUの温度センサ数を求め、予め定められた値nと比較する。ここで、nは2,4,6,8のような、(1座席あたりの温度センサ数:2)×(非動作シートECU数)である。
非動作状態のシートECUの温度センサがnと一致する場合(S16:Yes)、上記で算出した、非動作状態のシートECUの温度センサ値の平均値を内気温として上述の目標吹出温度の計算に用いる(S17)。
一方、非動作状態のシートECUの温度センサがnと一致しない場合(S16:No)、内気温センサ52の値を上述の目標吹出温度の計算に用いる(S18)。
シートECU100には、2個の駆動ユニット101が接続されている。ユーザの操作によって、動作している駆動ユニットがシートバック部あるいは座部のいずれか一方のみということもあり得る。この場合、座席付近の空気が冷却あるいは加熱されているので、他方の温度センサの検出値はその影響を受けたものとなっている可能性が高い。また、一方の温度センサが故障している場合もあり得る。
そこで、ステップS13において、図10のような処理を実行してもよい。まず、温度パラメータTおよびセンサ個数パラメータNを初期化(ゼロクリア)する(S31)。次に、受信したシートECU情報から識別情報を読み込んで温度センサ情報を読み込むシートを指定する(S32)。そして、指定したシートに対応する温度センサ情報(シートバック部および座部)を読み込む(S33)。
読み込んだ温度センサ情報の値のうち、少なくとも一方が予め定められた範囲内に含まれていない場合(S34:Yes)、これら温度センサの値を平均値算出の対象とせずにステップS39へ移る。一方、温度センサ情報の値が2つとも正常である場合(S34:No)、シートECUの制御状態情報を読み込む(S35)。
読み込んだ制御状態情報に、2個の駆動ユニット101のうち少なくとも1個が動作中の場合(S36:Yes)、これら温度センサの値を平均値算出の対象とせずにステップS39へ移る。一方、2個の駆動ユニット101が動作中でない場合(S36:No)、温度パラメータTにこれら2個の温度センサの値(Ta,Tb)を加え(S37)、センサ個数パラメータNに2(温度センサの個数)を加える(S38)。
そして、上述のステップS33〜S38の処理を、全てのシートECUについて実行する(S39)。最後に、温度パラメータTをセンサ個数パラメータNで割って平均値AVEを算出する(S40)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
エアコンECU,シートECUの構成を示す図。 主空調装置の構成を示す図。 内気温センサの取り付け例を示す図。 個別空調装置を組み込んだ自動車用シートの一例を示す部分切欠き断面斜視図。 図4のシートバック部の断面図。 同じく座部の断面図。 シートECUの電気的構成の一例を示すブロック図。 ペルチェモジュールの駆動ユニットの電気的構成の一例を示す回路図。 空調計算処理を説明するフロー図。 平均値算出処理の別例を説明するフロー図。
符号の説明
46 エアコンECU(空調計算実行手段)
52 内気温センサ(主温度情報取得手段)
56 通信インターフェース(補助温度情報取得手段)
100 シートECU
110 シートバック部温度センサ(補助温度検出手段)
111 座部温度センサ(補助温度検出手段)
201 シート
202 ヘッドレスト
203 シートバック部
204 座部
210 局所冷房装置(車載機器)

Claims (8)

  1. 車室内の複数のシートを含む空間を空調の対象とする主空調装置と、
    前記空調の対象となる空間の温度を反映した主温度情報を取得する主温度情報取得手段と、
    前記主空調装置とは異なる車載機器に接続された補助温度検出手段が検出する補助温度情報を取得する補助温度情報取得手段と、
    取得した前記主温度情報と前記補助温度情報とに基づいて、前記主空調装置が空調を行うための空調計算を実行する空調計算実行手段と、
    を備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記温度情報取得手段は、前記車載機器が非動作状態にある場合に、前記補助温度情報を取得する請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記空調計算実行手段は、前記主温度情報と前記補助温度情報との偏差が予め定められた閾値を超える場合に、前記補助温度情報に基づいて前記空調計算を実行し、
    前記主温度情報と前記補助温度情報との偏差が予め定められた閾値を超えない場合に、前記空調計算を実行しない請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記空調計算実行手段は、前記補助温度検出手段が複数存在する場合、これら複数の補助温度検出手段の個数が予め定められた範囲内にある場合に、前記補助温度情報のみに基づいて前記空調計算を実行し、
    これら複数の補助温度検出手段の個数が予め定められた範囲内にない場合に、前記主温度情報のみに基づいて前記空調計算を実行する請求項3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記車載機器は、個別のシートを空調の対象とする個別空調装置であって、
    前記補助温度検出手段は、前記個別空調装置に含まれる請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  6. 前記個別空調装置は、
    ペルチェモジュールと、
    前記ペルチェモジュールを冷却ブロック側が低温側となる極性にて通電駆動する駆動ユニットと、
    前記冷却ブロックに送風する送風機と、
    前記冷却ブロックにて冷却された冷風を、シートに埋設配置された吹出口に向けて導く導風通路部と、
    を備える請求項5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記補助温度検出手段は、前記送風機が吸入する空気の温度を検出するものである請求項6に記載の車両用空調装置。
  8. 前記空調計算実行手段は、前記補助温度検出手段が前記シートバック部および前記座部に埋設されている場合、これら複数の補助温度検出手段の個数が予め定められた範囲内にある場合に、前記補助温度情報のみに基づいて前記空調計算を実行し、
    これら複数の補助温度検出手段の個数が予め定められた範囲内にない場合に、前記主温度情報のみに基づいて前記空調計算を実行する請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
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