JP2009039711A - へら型コーターと、寄木張り床材用の接着剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】等間隔に配置された複数の同一のノッチ(4)が付いた真っ直ぐな作業エッジ(2c)を有するへら(2)と、それに連結されたグリップ手段(3)とから成る寄木張り施工用ノッチ付きへら型コーター(1)と、施工方法と、接着剤組成物。
【解決手段】
ノッチの幅が9〜18mmで、ノッチの高さが8〜20mmで、各ノッチが35〜50mmの等間隔で互いに離れていることを特徴とするノッチ付きへら型コーター(1)。このノッチ付きへら型コーターを用いて1〜7mmのほぼ同一な直径を有する略球形の粒子を0.2〜5重量%含む接着剤組成物を支持体の略平らな表面上に広げる段階を含む接着剤によるリジッドな床仕上げ材の施工方法。
【選択図】図1
【解決手段】
ノッチの幅が9〜18mmで、ノッチの高さが8〜20mmで、各ノッチが35〜50mmの等間隔で互いに離れていることを特徴とするノッチ付きへら型コーター(1)。このノッチ付きへら型コーターを用いて1〜7mmのほぼ同一な直径を有する略球形の粒子を0.2〜5重量%含む接着剤組成物を支持体の略平らな表面上に広げる段階を含む接着剤によるリジッドな床仕上げ材の施工方法。
【選択図】図1
Description
本発明の対象は、剛性床材、特に寄木張り(parquets)床材を接着剤組成物を用いて接着させて施工する方法を実施するためのノッチ付きへら型コーター(applicateur a spatule、塗布器)に関するものである。
上記接着剤組成物も本発明の対象である。
本発明はさらに、施工後の床に遮音性を与える施工方法に関するものである。
上記接着剤組成物も本発明の対象である。
本発明はさらに、施工後の床に遮音性を与える施工方法に関するものである。
居住場所の騒音公害を減らすことに関心が高まっている。家を探す時の一番の基準は静かさにあるように見える。また、共同住宅の住人が住居について話すときの不満の一番の理由は騒音である。
階下の住人にとって騒音源となる活動の例としては、居住場所の床張りの上を歩くときの靴のコツコツ音、物を落下した時の音、家具を移動してた時の音等がある。これらの種衝撃音は床張り材を振動させ、その振動は構造物全体、特に階下の天井を介して伝達され、階下の部屋の空気中に放射状に広がる。
リジッド(剛性のある)床仕上げ材、特に寄木張り床またはタイル張りの床は衝撃音を伝達する床部品であり、居住場所の住人の音響快適性に大きな影響を与える。一般に、寄木張り床に要求される衝撃音に対する遮音品質はEN ISO 717−2規格によるΔLw値(デシベルdBで表示)で測定される。
寄木張りは木材ベースの床仕上げ材で、その長方形部品(ストリップ、ボードまたはパネルとよばれる)は種々の方法で下側支持体の表面上に敷き詰めることができる。一般に、下側支持体は粗いコンクリートスラブか、レべリング材で被覆されたコンクリートスラブである。既存住居の改築時にこの下側支持体を別の材料、例えばタイル、金属または木材をベースにした床に替える場合もある。
種々の施工法があるが、周囲外気の温度および湿度の変化に対して機械的および寸法的に安定しているボンデッドパケット(bonded parquet)として知られる寄木接着法を用いることが多い。温度および湿度の経時変化に起因する寄木張り部品の膨張によって、極端な場合には層間剥離が起き、および/または、ボードが浮き上がる危険がある。この場合の機械的安定性は支持体表面に対して直角な方向への寄木張り材ストリップの層間剥離強度を測定して評価することが多い。
寄木張り材を施工する際には、支持体上に接着剤を塗布および/または拡付する前段階が必要である。この操作を行うノッチ付きへら型コーターは当業者に周知であり、[図3]は「4番へら」とよばれるノッチ付きへら型コーターの正面図である。
[図3]に示した「4番へら」1は一般に金属、通常はステンレス鋼で作られたへら(spatula)2を有している。このへら2は長方形または台形の可撓性のある幅の広いブレードで、その作業エッジ2c全長にわたって細かな鋸歯状エッジが付いている。へら2はハンドル3に直接固定され、ハンドル3は例えば木材で作られている。[図3]に示したへら2の細かな鋸歯状エッジはノッチ(または凹部)4を並べたもので、各ノッチは高さが3.8mm、底辺が4.2mmの三角形で、互いに4.8mmの間隔で配置されている。
4番へらは作業者(または施工者)が手に握って使用する。作業者は膝を(必要な場合にはさらに片手を)支持体に付けた状態で作業する。作業者はへらを用いて容器(例えばポット)から一定量の接着剤を取り出し、支持体上に塗布する。可撓性ブレードの作業エッジを支持体表面に押し付けながら、上記の量の接着剤を平行且つ基本的に隣接フィラメントから成るほぼ均等な層の形になるようにへらを操作する。こうして被覆し終わってから数十分間待った後に、支持体上に寄木張り材のストリップを施工(配置)していく。支持体上に接着剤をほぼ均一な層の形に塗布する上記のプロセスを当業界では「連続ボンディング(接着)」とよんでいる。
しかし、[図3]の4番へらでは、作業者は仕事をするのに必要な時間中、ずっとひざを付いていなければならず、作業時、特に非常に広い表面に仕上げ材を施工する場合、作業が不快で苦痛なものになる。
この欠点を克服するためにノッチ付きへら型コーターが開発された。このコーターはノッチ付きへらは、作業者が立った姿勢で操作できるグリップ手段にロッドを介して間接的に連結される装置である。こうしたコーターは例えば下記文献に記載されている。
国際特許出願第WO 02/100555号公報
米国特許第3611470号明細書
米国特許第3803662号明細書
米国特許第4982470号明細書
これらの装置は上記の連続ボンディング法で接着剤を塗布するのに用いられる。連続ボンディング法、特にノッチ付きへら工具、例えば4番へらを用いた連続ボンディング法は寄木張りの専門施工業者が広く用いている方法である。それは連続ボンディング法で施工された寄木張りは機械的安定性および寸法的安定性に優れ、容易かつ迅速に実施できるためである。しかし、この連続ボンディング法で接着した寄木張り床の衝撃音遮音品質は極めて不十分なものである。
実際に用いられている別の寄木張り施工方法は「ビーズボンディング(bead bonding)」として知られた方法である。この方法ではガン(銃)の密閉容器(またはカートリッジ)中に接着剤を入れ、カニューレ(またはノズル)を通して押出して被覆すべき支持体の表面上にビーズの形で塗布する。ビーズの直径はノズルの直径で規定される直径であり、一般には3〜15mmである。仕上げ工はビーズを支持体表面上に略平行かつ約10〜20cmの等間隔に並べる。この方法は被覆すべき支持体の平面度の欠陥を補償するのに用いられている。
居住場所の音響快適性を改良するためにビーズボンディングの種々の方法を用いることは公知である。下記文献には寄木張り施工中にビーズが潰れるのを制限するためのシールを接着剤のビーズ(5〜20cm離れている)間に配置して、寄木張り材と支持体との間に遮音・断熱用の空隙を作る方法が記載されているが、シールの取付けは複雑で、仕上げ時間がさらに長くなる。
フランス国特許出願第2710675号公報公報
下記文献には、接着剤のビーズを受ける複数の凹部を有する絶縁下層を支持体上に塗布して寄木張り材を固定する方法が記載されているが、下層には多大な追加コストが必要である。
フランス国特許出願第2751357号公報公報
下記文献には、寸法が約1〜6mmのポリマーまたはゴム粒子を5%以下含む結合剤から成る結合材料をバルク接着剤として塗布する方法が記載されている。
フランス国特許出願第2787116号公報
しかし、上記3つの特許文献に記載のビーズボンディング法はガンにカートリッジを入れる必要があり、連続ボンディング法と同じ複数の欠点を有する。そのため、施工した寄木張りの寸法安定性が低く、層間剥離強度も低い。また、カートリッジのカニューレを介してビーズを押し出すのに必要な時間の分だけ施工時間が長くなり、コストも高くなる。これらの欠点は施工される寄木張りの表面積が大きくなる程、大きくなる。
本出願人は、上記欠点を克服でき、しかも、被覆後の支持体に許容可能な有利な音響減衰特性および機械的安定性を付与することができる、リジッドな(剛性を有する)仕上げ材、特に寄木張り材を支持体上に接着させる施工法を見出した。
本発明方法ではノッチ付きへら型コーターを用いる。また、接着剤組成物も本発明の対象である。
本発明方法ではノッチ付きへら型コーターを用いる。また、接着剤組成物も本発明の対象である。
本発明の第1の対象は、等間隔に配置された複数の同一のノッチが付いた真っ直ぐな作業エッジを有するへらと、それに連結されたグリップ手段とから成るノッチ付きへら型コーターにおいて、ノッチの幅が9〜18mmで、ノッチの高さが8〜20mmで、各ノッチが35〜50mmの等間隔で互いに離れていることを特徴とするノッチ付きへら型コーターにある。
本発明の機構および特徴は添付図面を参照した以下の説明からより良く理解できよう。
本発明のノッチ付きへら型コーターのへらは長方形または二等辺四辺形にすることができる可撓性のある広いブレードである。このへらは一般に金属、通常は鋼、好ましくはステンレス鋼で作られる。ノッチの数はへらの作業エッジの全長によって変る。
本発明のノッチ付きへら型コーターのへらは長方形または二等辺四辺形にすることができる可撓性のある広いブレードである。このへらは一般に金属、通常は鋼、好ましくはステンレス鋼で作られる。ノッチの数はへらの作業エッジの全長によって変る。
[図2]の2A〜2Fはへらの作業エッジ2c上に位置決めされたノッチ4の下記のような考えられる種々の形状を示す正面図である:
(1)長方形のノッチ4a([図2]の2A)またはU字型の丸い長方形のノッチ4b([図2]の2B)、
(2)上記定義の二等辺三角形で、底辺がノッチの幅に対応するノッチ4c([図2]の2C)
(3)上記定義の二等辺四辺形で、最大底辺がノッチの幅に対応するのノッチ4d([図2]の2D)、
(4)上記定義の半円形で、直径および半径がそれぞれノッチの幅および高さに対応するノッチ4e([図2]の2E)、
(5)半円に隣接した長方形のノッチ4F([図2]の2F)。
(1)長方形のノッチ4a([図2]の2A)またはU字型の丸い長方形のノッチ4b([図2]の2B)、
(2)上記定義の二等辺三角形で、底辺がノッチの幅に対応するノッチ4c([図2]の2C)
(3)上記定義の二等辺四辺形で、最大底辺がノッチの幅に対応するのノッチ4d([図2]の2D)、
(4)上記定義の半円形で、直径および半径がそれぞれノッチの幅および高さに対応するノッチ4e([図2]の2E)、
(5)半円に隣接した長方形のノッチ4F([図2]の2F)。
コーターの好ましい一実施例では、ノッチの幅および高さは10〜16mmである。
好ましい別の変形例では、ノッチは35〜45mmの距離で等間隔に配置され、約4cmの距離が特に好ましい。
本発明のノッチ付きへら型コーターの特に好ましい一変形例では、へらのノッチはU字型の丸い長方形で、高さが10〜12mm、幅が10〜15mmであるノッチ4bである。
好ましい別の変形例では、ノッチは35〜45mmの距離で等間隔に配置され、約4cmの距離が特に好ましい。
本発明のノッチ付きへら型コーターの特に好ましい一変形例では、へらのノッチはU字型の丸い長方形で、高さが10〜12mm、幅が10〜15mmであるノッチ4bである。
第1実施例では、へらはグリップ手段に直接連結される。この場合、グリップ手段はハンドル(またはグリップ)から成る。この実施例では作業者がグリップを手に握って容易に操作できるノッチ付きへら工具となる。作業者は接着すべき支持体上に膝を付いてかがんで作業する。
この工具の作業エッジの長さは一般に15〜40cm、好ましくは20〜30cm、さらに好ましくは約25cmである。作業エッジ上に位置するノッチの数はこの場合は3〜8、好ましくは4〜6にすることができる。ノッチの数は4であるのが特に有利である。
[図1]はこの第1実施例の第1変形例の正面図である。この図では、ノッチ付きへら工具1は二等辺四辺形のブレード(またはへら)2を有し、このブレードは作業エッジ2cの反対側エッジに沿って長方形の木製グリップ3に挿入および固定される。へら2は同じ長さの2つの真っ直ぐな側端2a、2bと、長さが25cmの基本的に真っ直ぐな先端(または作業エッジ)2cを有し、この先端2cは一辺が10mmの角が丸い正方形である4つの同一のノッチ(または凹部)4を備える。これらのノッチは約4cmで等間隔に配置されている。以降、このノッチ付きへら工具を本明細書ではノッチの幅および高さに関連して「10−10」とよぶ。
この第1実施例の他の2つの変形例は、第1変形例の対象と同一であるが、ノッチの形状がそれぞれ一辺が12mmの正方形および幅が15mm、高さが10mmの長方形である2つのノッチ付きへら工具である。これらの2つのノッチ付きへら工具は本明細書ではそれぞれ「12−12」および「15−10」とよぶ。
第2実施例では、作業者が立った姿勢で働ける長さのロッドを介してへらがグリップ手段に間接的に連結される。この場合、対応する装置はへら、グリップ手段およびロッドを上記の従来技術の文献で知られる一つまたは複数の部品と組み合わせて備える。
本発明のノッチ付きへら型コーターの第3実施例では、へらはノッチの外側で、その真っ直ぐな作業エッジに沿って細かな鋸歯状エッジを備える。
[図4]に示すように、この細かな鋸歯状エッジはへら2の作業エッジ2cの全長にわたって上記ノッチ4の間を作業エッジ2cの両端まで配置されている。この細かな鋸歯状エッジは底辺が1.5〜2.5mmで、高さが1〜2mmである、1〜2mmの距離で等間隔に配置された同一の二等辺三角形の凹部5を並べこものから成るのが有利である。
[図4]に示すように、この細かな鋸歯状エッジはへら2の作業エッジ2cの全長にわたって上記ノッチ4の間を作業エッジ2cの両端まで配置されている。この細かな鋸歯状エッジは底辺が1.5〜2.5mmで、高さが1〜2mmである、1〜2mmの距離で等間隔に配置された同一の二等辺三角形の凹部5を並べこものから成るのが有利である。
従来法は[図3]に関して背景技術の所で説明した。
本発明の別の対象は、接着剤を用いたリジッドな床仕上げ材の施工方法において、1〜7mmのほぼ同一な直径を有する略球形の粒子を0.2〜5重量%含む接着剤組成物を、上記ノッチ付きへら型コーターを用いて、支持体の略平らな表面上に広げる段階を含むことを特徴とする方法にある。
上記接着剤組成物も以下で説明する実施例のように本発明の対象である。
本発明の別の対象は、接着剤を用いたリジッドな床仕上げ材の施工方法において、1〜7mmのほぼ同一な直径を有する略球形の粒子を0.2〜5重量%含む接着剤組成物を、上記ノッチ付きへら型コーターを用いて、支持体の略平らな表面上に広げる段階を含むことを特徴とする方法にある。
上記接着剤組成物も以下で説明する実施例のように本発明の対象である。
上記接着剤組成物に含まれる略球形の粒子はほぼ単分散の母集団(population)を構成し、この母集団は、直径の分布曲線の90%と10%の量の比(D90/D10)が0.9〜1.1、好ましくは0.95〜1.05である。この接着剤組成物は施工後の寄木張りの完全な平坦性および水平性を保証し、しかも、本発明方法の有利な特性である遮音性および機械的安定性が得られるという利点がある。
本発明の接着剤組成物の好ましい一変形例では、用いる材料はポリマーである。接着剤組成物に含まれる粒子は例えば射出成形、成形または押出方法で製造されるポリプロピレンまたはEPDM(エチレン−プロピレン−ジエンモノマー)の粒子である。そうした製品は例えばベルギーのサルック(Saluc)社から市販されている。
本発明の方法の好ましい一変形例では、略球形の粒子の直径を、3〜7mm、好ましくは4〜6mmにすることができる。
さらに別の好ましい変形例では、接着剤組成物に含まれる材料の粒子の量は0.5〜4重量%である。
本発明の方法の好ましい一変形例では、略球形の粒子の直径を、3〜7mm、好ましくは4〜6mmにすることができる。
さらに別の好ましい変形例では、接着剤組成物に含まれる材料の粒子の量は0.5〜4重量%である。
本発明の接着剤組成物は、材料の球形粒子を他の成分を含む混合物中に混和し、例えばRayneriタイプのブレードミキサーを用いて混合物全体を均質化して得られる。
剛性仕上げ材を居住場所の床に接着、特に寄木張り接着するのに適した接着剤組成物は一般に下記のいずれかの接合剤を含む:
(1)ポリイソシアネートとポリオールとのブレンド(二成分ポリウレタン接着剤)または、
(2)大気中の水分によって架橋可能なタイプのポリマーまたはコポリマー。
剛性仕上げ材を居住場所の床に接着、特に寄木張り接着するのに適した接着剤組成物は一般に下記のいずれかの接合剤を含む:
(1)ポリイソシアネートとポリオールとのブレンド(二成分ポリウレタン接着剤)または、
(2)大気中の水分によって架橋可能なタイプのポリマーまたはコポリマー。
後者のタイプの接合剤は空気中の水分と反応(架橋として知られる反応)が可能な末端基を有する低分子量のポリマー(またはプレポリマー)である。この架橋反応は寄木張りの施工後の接着剤組成物の乾燥中に生じる。その結果、プレポリマー鎖間の化学結合が確立し、3次元ポリマー網目が形成される。この網目は支持体への寄木張りの接着を確実にする接合部を構成する。本発明の接着剤組成物は上記定義のタイプの一種または複数のポリマーを含むことができる。
好ましい一変形例では、接着剤組成物中に接合剤として含まれるポリマー(またはコポリマー)は大気中の水分によって架橋可能なタイプである。このポリマーは下記の中から選択される:
(1)イソシアネート末端基を有するポリウレタン(架橋中に確立する化学結合は尿素結合である)、または
(2)シリル末端基を有するポリエーテル、または
(3)ウレタン官能基を介してポリマー鎖の末端に結合した1〜4個の炭素原子を有する二価の炭化水素ベースのラジカルに結合したシリル末端基(例えば、−Si(CH3)(OCH3)2基))を有するポリエーテル(例えばポリプロピレングリコール)。
(1)イソシアネート末端基を有するポリウレタン(架橋中に確立する化学結合は尿素結合である)、または
(2)シリル末端基を有するポリエーテル、または
(3)ウレタン官能基を介してポリマー鎖の末端に結合した1〜4個の炭素原子を有する二価の炭化水素ベースのラジカルに結合したシリル末端基(例えば、−Si(CH3)(OCH3)2基))を有するポリエーテル(例えばポリプロピレングリコール)。
タイプ(i)および(ii)のポリマーは市販されている。ポリマー(ii)は例えばカネカ(Kaneka)から市販されている。
タイプ(iii)のポリマーは下記文献のいずれかで知られている方法によって調製することができる。
米国特許第2005/0119421号明細書
米国特許第2004/0181025号明細書
タイプ(iii)のポリマーは下記文献のいずれかで知られている方法によって調製することができる。
(ii)および(iii)の場合は、架橋中に確立する化学結合がシロキサン結合である。
上記のポリマーは一般に一種または複数の充填材、例えば炭酸カルシウム、カオリン、タルク、シリカおよび/または一種または複数の可塑剤(通常ポリカルボン酸および直鎖または分岐鎖の脂肪族アルコールのエステルである)と組み合わせて、本発明方法で用いる接着剤組成物中で用いられる。ポリカルボン酸の中では特にフタル酸、アジピン酸、オレイン酸またはマレイン酸を用いることができる。
上記のポリマーは一般に一種または複数の充填材、例えば炭酸カルシウム、カオリン、タルク、シリカおよび/または一種または複数の可塑剤(通常ポリカルボン酸および直鎖または分岐鎖の脂肪族アルコールのエステルである)と組み合わせて、本発明方法で用いる接着剤組成物中で用いられる。ポリカルボン酸の中では特にフタル酸、アジピン酸、オレイン酸またはマレイン酸を用いることができる。
本発明方法の特に好ましい一変形例では、接着剤組成物に含まれる略球形の粒子の直径はコーターのへらのノッチの幅の約半分以下である。これによって、本発明方法の実施が容易になり、一旦塗布された組成物の均質度が向上する。
本発明の接着施工法は任意の剛性仕上げ材、例えば正方形の木材仕上げ材、ストリップまたはパネル、タイル張り、スラブの形をした合成仕上げ材または剛性ストリップを床に施工するのに適している。
本発明の接着施工法は任意の剛性仕上げ材、例えば正方形の木材仕上げ材、ストリップまたはパネル、タイル張り、スラブの形をした合成仕上げ材または剛性ストリップを床に施工するのに適している。
上記施工法は寄木張り材を敷き詰めて行うのが好ましい。
本発明方法に対応するノッチ付きへら型コーターを用いた接着剤組成物の塗布(または拡布)は下記の段階を含む:
(i)上記組成物の一定量を支持体表面上へらの直ぐ近くに塗布する段階、
(ii)上記表面にへらの真っ直ぐな作業エッジを押し付け、一定方向に沿って基本的に真っ直ぐな動きをへらに与えるようにコーター自体を移動させて、上記の量の組成物にへらのノッチによって規定された表面を底面とする上向きの柱体形状を与える段階。
本発明方法に対応するノッチ付きへら型コーターを用いた接着剤組成物の塗布(または拡布)は下記の段階を含む:
(i)上記組成物の一定量を支持体表面上へらの直ぐ近くに塗布する段階、
(ii)上記表面にへらの真っ直ぐな作業エッジを押し付け、一定方向に沿って基本的に真っ直ぐな動きをへらに与えるようにコーター自体を移動させて、上記の量の組成物にへらのノッチによって規定された表面を底面とする上向きの柱体形状を与える段階。
上記の柱体体は支持体表面上全体にへらの真っ直ぐな作業エッジに沿ってノッチの間隔に対応する距離で間隔をあけて配置される。
支持体の表面に塗布される接着剤組成物の量は組成物、特に結合剤の種類およびその密度によって変わる。一般に、一回分の量は1〜3.5kg/m2、好ましくは1〜2.5kg/m2であるのが適している。
支持体の表面に塗布される接着剤組成物の量は組成物、特に結合剤の種類およびその密度によって変わる。一般に、一回分の量は1〜3.5kg/m2、好ましくは1〜2.5kg/m2であるのが適している。
本発明方法は、支持体表面上に接着剤組成物を広げる段階の他に、周囲温度で1〜40分間乾燥する段階を含む。
本発明方法の好ましい変形例では、施工する剛性仕上げ材が寄木張りの場合、この寄木張りのストリップを接着剤組成物の柱体体に対して直角に施すのが有利である。
本発明方法の好ましい変形例では、施工する剛性仕上げ材が寄木張りの場合、この寄木張りのストリップを接着剤組成物の柱体体に対して直角に施すのが有利である。
非常に広い支持体表面に接着する必要があるときは[図4]に示すノッチ付きへら型コーターで本発明方法を実施するのが有利である。この実施例では作業者にとっての使いやすさ、特にこの工具への身体的努力に関する使いやすさが向上し、支持体全経つへの接着剤の分散がより均質になる。さらに、へらの作業エッジに設けた細かな鋸歯状エッジは、へらの摩耗度および工具の交換の必要性を示す有用な指標である。
下記の実施例は本発明方法および本発明の対象である接着剤組成物を説明するためで、本発明の範囲を限定するものではない。
下記の実施例は本発明方法および本発明の対象である接着剤組成物を説明するためで、本発明の範囲を限定するものではない。
実施例1
(a)接着剤組成物:
ボスティック(Bostik)社から市販の接着剤タルビコル(TARBICOL、登録商標)MS ELASTICを用いた。この接着剤の接合剤(以下、ポリマーA)はシリル末端基を有するポリエーテルである。この接着剤1kgをバケツに入れ、サルック社(Saluc SA)の直径が6mmのEPDMビーズ1重量%をレイネイ(Rayneri)ブレードミキサーを用いて分散した。用いたビーズのD90/D10比は約1であった。
(b)ノッチ付きへら型コーター:
上記定義のノッチ付きへら工具15−10を用いて接着剤組成物を塗布した。
(a)接着剤組成物:
ボスティック(Bostik)社から市販の接着剤タルビコル(TARBICOL、登録商標)MS ELASTICを用いた。この接着剤の接合剤(以下、ポリマーA)はシリル末端基を有するポリエーテルである。この接着剤1kgをバケツに入れ、サルック社(Saluc SA)の直径が6mmのEPDMビーズ1重量%をレイネイ(Rayneri)ブレードミキサーを用いて分散した。用いたビーズのD90/D10比は約1であった。
(b)ノッチ付きへら型コーター:
上記定義のノッチ付きへら工具15−10を用いて接着剤組成物を塗布した。
(c)施工法:
支持体として一辺が50cm、厚さが5cmの正方形のコンクリートスラブを用いた。
仕上げ工が接着剤組成物(a)をノッチ付きへら工具15−10を用いて上記スラブの表面上に手作業で広げ、この表面に8つの平行ビーズを約4cmの間隔で塗布する。これは1.9kg/m2の表面積の単位に対する全量(または1回量)に対応する。
5分の待ち時間の後、18個の寄木張りストリップを接着剤組成物(a)のビードに対して直角に配置し、スラブの表面を完全に被覆した。寄木張りのストリップには幅が5.5cm、長さが25cm、厚さが10mmのオークのストリップを用いた。
支持体として一辺が50cm、厚さが5cmの正方形のコンクリートスラブを用いた。
仕上げ工が接着剤組成物(a)をノッチ付きへら工具15−10を用いて上記スラブの表面上に手作業で広げ、この表面に8つの平行ビーズを約4cmの間隔で塗布する。これは1.9kg/m2の表面積の単位に対する全量(または1回量)に対応する。
5分の待ち時間の後、18個の寄木張りストリップを接着剤組成物(a)のビードに対して直角に配置し、スラブの表面を完全に被覆した。寄木張りのストリップには幅が5.5cm、長さが25cm、厚さが10mmのオークのストリップを用いた。
接合寄せ木張りで被覆したスラブを次いで周囲温度で7日間貯蔵し、次いで下記の2つの試験を行った:
(1)遮音試験:
この目的のために上記のスラブを正方形に繰り抜いたハウジング中に埋め込んだ。ハウジングは高さが70cm、一辺が1mの音響金属ボックスの正方形上面の中央に固定した。このボックスは壁に取付けた発泡体によって外部騒音から遮断した。
接合寄せ木張りのスラブ上に衝撃音源である衝撃機械を配置した。用いた衝撃機械は一列に配置された5つのハンマーから成る。一つのハンマーの重量は500グラムで、このハンマーが40mmの高さから毎秒10回の衝撃の速度で寄木張りの表面に対して直角に急降下する。
(1)遮音試験:
この目的のために上記のスラブを正方形に繰り抜いたハウジング中に埋め込んだ。ハウジングは高さが70cm、一辺が1mの音響金属ボックスの正方形上面の中央に固定した。このボックスは壁に取付けた発泡体によって外部騒音から遮断した。
接合寄せ木張りのスラブ上に衝撃音源である衝撃機械を配置した。用いた衝撃機械は一列に配置された5つのハンマーから成る。一つのハンマーの重量は500グラムで、このハンマーが40mmの高さから毎秒10回の衝撃の速度で寄木張りの表面に対して直角に急降下する。
接合寄せ木張り上で衝撃機械によって発せられる騒音の音響レベルを、音響ボックスの内側で、試験する仕上げ材より10cm下でボックスの中央に配置されたマイクで測定した。この音響レベルは100〜5000Hzの種々の周波数帯域で測定した。
被覆されていない裸のコンクリートスラブで測定した音響レベルを基準にして遮音性を計算し、EN ISO 717−2規格によるΔLwとして知られる単一値によってデシベルで表した。ΔLw値17.4dBが測定された。
被覆されていない裸のコンクリートスラブで測定した音響レベルを基準にして遮音性を計算し、EN ISO 717−2規格によるΔLwとして知られる単一値によってデシベルで表した。ΔLw値17.4dBが測定された。
(2)層間剥離強度試験:
上記で得られた接合寄木張りのスラブに関して、寄木張りのストリップとコンクリート支持体との間の分離(または層間剥離)に対する抵抗強度を、スラブの平面に対して直角な方向に加えた引張力で測定した。引張力は引張試験機によって発生させ、金属ロッドを介して寄木張りのストリップに伝達させた。金属ロッドはT字型プロフィルを有し、その基部はストリップをほぼ被覆している。
上記で得られた接合寄木張りのスラブに関して、寄木張りのストリップとコンクリート支持体との間の分離(または層間剥離)に対する抵抗強度を、スラブの平面に対して直角な方向に加えた引張力で測定した。引張力は引張試験機によって発生させ、金属ロッドを介して寄木張りのストリップに伝達させた。金属ロッドはT字型プロフィルを有し、その基部はストリップをほぼ被覆している。
この金属ロッドはその基部をエポキシ接着剤を用いて接着して寄木張りのストリップに堅固に固定した。得られた接着剤シールはストリップとコンクリート表面との間の接着の凝集力よりもはるかに大きい凝集力を有する。金属ロッドの垂直部分(Tの垂直棒に対応する)はピンによって引張試験機の軸に堅固に固定した。
次いで、引張試験を行い、層間剥離強度の値(N/mm2)を記録した。0.153N/mm2の値が測定された。
次いで、引張試験を行い、層間剥離強度の値(N/mm2)を記録した。0.153N/mm2の値が測定された。
実施例2
実施例1を繰り返したが、2重量%のビーズを接着剤組成物に混和した。
実施例3:
実施例1を繰り返したが、3重量%のビーズを接着剤組成物に混和した。
実施例4:
実施例1を繰り返したが、ノッチ付きへら工具12−12を用いた。
実施例5
実施例1を繰り返したが、直径が4mmの0.7%のポリプロピレンビーズを用い、ノッチ付きへら工具10−10を用いて接着剤組成物を塗布した。
実施例1を繰り返したが、2重量%のビーズを接着剤組成物に混和した。
実施例3:
実施例1を繰り返したが、3重量%のビーズを接着剤組成物に混和した。
実施例4:
実施例1を繰り返したが、ノッチ付きへら工具12−12を用いた。
実施例5
実施例1を繰り返したが、直径が4mmの0.7%のポリプロピレンビーズを用い、ノッチ付きへら工具10−10を用いて接着剤組成物を塗布した。
実施例6
実施例5を繰り返したが、1%のポリプロピレンビーズを用いた。
実施例7
実施例5を繰り返したが、直径が5.5mmのビーズを用いた。
実施例8
実施例1を繰り返したすが、下記のように変更した:
(1)接着剤(以下、ポリマーB)としてメチレンラジカルおよびウレタン官能基を介してポリプロピレングリコール鎖の末端に結合したメチルジメトキシシリル末端基を含むポリマーを用い、
(2)上記のノッチ付きへら工具12−12を用いて接着剤組成物を塗布する。
実施例5を繰り返したが、1%のポリプロピレンビーズを用いた。
実施例7
実施例5を繰り返したが、直径が5.5mmのビーズを用いた。
実施例8
実施例1を繰り返したすが、下記のように変更した:
(1)接着剤(以下、ポリマーB)としてメチレンラジカルおよびウレタン官能基を介してポリプロピレングリコール鎖の末端に結合したメチルジメトキシシリル末端基を含むポリマーを用い、
(2)上記のノッチ付きへら工具12−12を用いて接着剤組成物を塗布する。
実施例9
実施例8を繰り返したが、接着剤組成物中に0.7%のポリプロピレンビーズを用いた。
実施例10
実施例9を繰り返したが、接着剤(以下、ポリマーC)として、イソシアネート末端基を有するポリウレタンを用いた。接着剤組成物にはボスティック(Bostik)社から市販のTARBICOL(登録商標)PU MONOを用いた。
実施例11
実施例10を繰り返すが、直径が4mmのビーズを用い、ノッチ付きへら工具10−10を用いて接着剤組成物を塗布した。
実施例1〜11に示す本発明方法および接着剤組成物の特徴およびΔLwおよび層間剥離強度として得られる結果は[表1]に示してある。
実施例8を繰り返したが、接着剤組成物中に0.7%のポリプロピレンビーズを用いた。
実施例10
実施例9を繰り返したが、接着剤(以下、ポリマーC)として、イソシアネート末端基を有するポリウレタンを用いた。接着剤組成物にはボスティック(Bostik)社から市販のTARBICOL(登録商標)PU MONOを用いた。
実施例11
実施例10を繰り返すが、直径が4mmのビーズを用い、ノッチ付きへら工具10−10を用いて接着剤組成物を塗布した。
実施例1〜11に示す本発明方法および接着剤組成物の特徴およびΔLwおよび層間剥離強度として得られる結果は[表1]に示してある。
Claims (21)
- 等間隔に配置された複数の同一のノッチ(4)が付いた真っ直ぐな作業エッジ(2c)を有するへら(2)と、それに連結されたグリップ手段(3)とから成るノッチ付きへら型コーター(1)において、
ノッチの幅が9〜18mmで、ノッチの高さが8〜20mmで、各ノッチが35〜50mmの等間隔で互いに離れていることを特徴とするノッチ付きへら型コーター(1)。 - へら(2)がステンレス鋼で作られている請求項1に記載のノッチ付きへら型コーター(1)。
- ノッチ(4)の幅および高さが10〜16mmである請求項1または2に記載のノッチ付きへら型コーター(1)。
- ノッチ(4)が35〜45mmの等間隔で互いに離れて配置されている請求項1〜3のいずれか一項に記載のノッチ付きへら型コーター(1)。
- ノッチ(4)が約4cmの距離で等間隔に配置されている請求項1〜4のいずれか一項に記載のノッチ付きへら型コーター(1)。
- ノッチ(4b)の形がU字型の丸い長方形で、高さが10〜12mm、幅が10〜15mmである請求項1〜5のいずれか一項に記載のノッチ付きへら型コーター(1)。
- グリップ手段がハンドル(3)から成り、このハンドル(3)にへら(2)が直接連結している請求項1〜6のいずれか一項に記載のノッチ付きへら型コーター(1)。
- 作業エッジ(2c)の長さが20〜30cmである請求項7に記載のノッチ付きへら型コーター(1)。
- 作業エッジ(2)上にあるノッチの数が4〜6である請求項7または8に記載のノッチ付きへら型コーター(1)。
- 作業エッジ(2c)の長さが約25cmで、ノッチの数が4である請求項7〜9のいずれか一項に記載のノッチ付きへら型コーター(1)。
- 作業者が立った姿勢で働ける長さのロッドを介してへらがグリップ手段に間接的に連結されている請求項1〜6のいずれか一項に記載のノッチ付きへら型コーター(1)。
- へら(2)の真っ直ぐな作業エッジ(2c)に沿ってノッチ(4)の外側に細かな鋸歯状エッジを有し、この鋸歯状エッジは1〜2mmの距離で等間隔に配置された互いに同一な二等辺三角形の形をした凹部(5)が並んでものから成り、二等辺三角形の底辺は1.5〜2.5mm、高さは1〜2mmである請求項1〜11のいずれか一項に記載のノッチ付きへら型コーター。
- 接着剤によるリジッドな床仕上げ材の施工方法において、
1〜7mmのほぼ同一な直径を有する略球形の粒子を0.2〜5重量%含む接着剤組成物を、請求項1〜12のいずれか一項に記載のノッチ付きへら型コーターを用いて、支持体の略平らな表面上に広げる段階を含むことを特徴とする方法。 - 接着剤組成物に含まれる略球形の粒子がほぼ単分散の母集団を構成し、この母集団は、直径の分布曲線の90と10%の量の比(D90/D10)が0.9〜1.1である請求項13に記載の方法。
- 接着剤組成物に含まれる粒子の材料がポリマーである請求項13または14に記載の方法。
- 接着剤組成物に含まれる略球形の粒子の直径が3〜7mm、好ましくは4〜6mmである請求項13〜15のいずれか一項に記載の方法。
- 接着剤組成物に含まれる材料の粒子の量が0.5〜4重量%である請求項13〜16のいずれか一項に記載の方法。
- 接着剤組成物が、大気中の水分によって架橋するタイプのポリマーまたはコポリマーを接合剤として含む請求項13〜17のいずれか一項に記載の方法。
- 接着剤組成物に含まれる略球形の粒子の直径がコーターのへらの上記ノッチの幅の約半分以下である請求項13〜18のいずれか一項に記載の方法。
- 寄木張り床材の施行で用いる請求項13〜19のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項13〜18のいずれか一項に記載の接着剤組成物。
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