JP2009038293A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子から発せられた偏向光の乱れを防止することができる発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置1は、直線偏光成分が均等ではなく偏りをもった偏向光20を発する発光素子2と、この発光素子が実装された実装ベース3とを備える。この発光素子は非極性面又は半極性面を主面とする窒化物半導体により構成される。また実装ベースはリフレクタ30Rを兼ねた断面凹型形状の実装面30を備え、この実装面及びリフレクタの表面は鏡面となるようにメタルコーティング面35とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置に関し、特に偏向光を発する発光素子が実装される発光装置に関する。
例えば液晶ディスプレイのバックライト等には発光素子から入射される光の伝搬方向を変更して出力する光学素子(導光板)が使用されている。この導光板から出力された光は偏光板を介して液晶パネルに入力され、液晶ディスプレイに画像を表示することができる。導光板に入射された光(以下、単に「入射光」という。)は導光板の内部において散乱された後、光を取り出す発光面全体において散乱された光を均一に発光させることができる。すなわち、導光板の内部において入射光を反射する反射面の表面に反射パターンが形成されており、入射光が反射パターンによって方向付けされて導光板の内部を伝搬し、導光板の内部を伝搬した光は発光面から出力される。
近年、出力光を偏向光とする発光素子が採用される傾向にある。この種の発光素子を液晶バックライトやプロジェクタの光源として使用すれば、偏光板においてカットされる光の成分が少なくなり、発光効率を向上することができるものであると、下記非特許文献1に記載されているように期待がなされている。
タケウチ(T. Takeuchi)他著、「ジャパニーズ ジャーナル オブ アプライド フィジクス、第39巻 (Japanese Journal of Applied Physics vol.39) 」、2000年、413頁−416頁。
偏向光を発する発光素子はパッケージ基板上にダイボンディングにより実装され、この実装された発光素子は光透過性樹脂によりモールドされている。発光素子にはLED(light emitting diode)が使用される。この種の発光素子においては、被照射面に対向する表面から偏向光が発せられるだけでなく、端面並びに裏面からも偏向光が発せられる。このような偏向光を有効に利用し、発光効率を向上するために、パッケージ基板には発光素子の端面並びに裏面から発せられた偏向光を被照射面に反射するリフレクタ面が備えられている。
しかしながら、パッケージ基板は例えばセラミックスにより構成されており、パッケージ基板の発光素子を実装するリフレクタを含む内面は凹凸を有し粗れている。このため、パッケージ基板の内面において発光素子の端面並びに裏面から発せられた偏向光に乱反射が生じ、発光装置から発せられる偏向光に乱れが生じる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものである。従って、本発明は、発光素子から発せられた偏向光の乱れを防止することができる発光装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、発光装置において、偏向光を発する発光素子と、発光素子が実装され、この発光素子が実装された内面の少なくとも一部が鏡面である実装ベースとを備える。第1の特徴に係る発光装置において、実装ベースの内面は、発光素子が実装される実装面と、発光素子から発せられる偏向光を反射するリフレクタとを更に備え、実装面及びリフレクタが鏡面であることが好ましい。また、第1の特徴に係る発光装置において、鏡面は内面又は実装面及びリフレクタの表面粗さを発光素子から発せられる偏向光の波長の4分の1以下に設定した面であることが好ましい。また、第1の特徴に係る発光装置において、鏡面は内面又は実装面及びリフレクタの表面粗さを100 nm以下に設定した面であることが好ましい。また、第1の特徴に係る発光装置において、鏡面はメタルコーティング面であることが好ましい。また、第1の特徴に係る発光装置において、実装ベースはセラミックスにより構成され、メタルコーティング面はアルミニウム、銀のいずれかのコーティング面であることが好ましい。更に、第1の特徴に係る発光装置において、発光素子は、非極性面又は半極性面を主面とするIII族窒化物半導体により構成され、第1導電型の第1半導体層、この第1半導体層上の発光層及びこの発光層上の第2導電型の第2半導体層を備えたことが好ましい。
本発明の第2の特徴は、発光装置において、偏向光を発し、端面が鏡面である発光素子と、発光素子が実装され、この発光素子が実装された内面の少なくとも一部が鏡面である実装ベースとを備える。
本発明によれば、発光素子から発せられた偏向光の乱れを防止することができる発光装置を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なる。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。また、以下に示す実施の形態はこの発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態は、発光素子にLEDを使用し、面実装構造を有する発光装置に本発明を適用した例を説明するものである。
[発光装置の構成]
図1に示すように、第1の実施の形態に係る発光装置1は、偏向光20を発し端面2Wが鏡面である発光素子2と、発光素子2が実装され、この発光素子2が実装された内面の少なくとも一部が鏡面である実装ベース3とを備えている。更に、発光装置1は、発光素子2を覆い、発光素子2から発せられる偏向光20を透過する光透過性樹脂部4を備えている。
[実装ベースの構成]
実装ベース3は、第1の実施の形態において面実型構造のパッケージ基板であり、リフレクタ30Rを兼ねた断面凹型形状の実装面30を備えている。実装ベース3の実装面30の底面上に発光素子2が実装され、この実装された発光素子2の側面周囲において実装ベース3上にテーパ面からなるリフレクタ30Rが構成されている。実装面30とリフレクタ30Rとは一体に構成されている。第1の実施の形態において、実装ベース3にはAlN、Al2O3等のセラミックスを実用的に使用することができ、このセラミックスは焼成法により製作される。
実装ベース3の発光素子2が実装される内面、すなわち実装面30及びリフレクタ30Rにはメタルコーティング面35が配設されており、このメタルコーティング面35は鏡面である。発光素子1は導電性を有する接着材6を介して実装面30上に電気的かつ機械的に接続される。接着材6には例えば銀(Ag)ペーストを実用的に使用することができる。
ここで、「鏡面」とは、発光素子1の被照射面に対向する表面から発せられる偏向光20の他に、発光素子1の端面2W並びに裏面から発せられる偏向光20Rの乱反射を減少することができ、偏向光20の偏光特性を乱すことがない反射面という意味で使用されている。詳細には、発光素子1から発せられる偏向光20Rの波長の4分の1以下の表面粗さを持つ表面であれば、その表面を反射する偏向光20Rに乱反射を生じることがない。例えば、発光素子1から発せられる偏向光20Rの波長が400 nmである場合、メタルコーティング面35の表面粗さは100 nm以下に設定されている。
第1の実施の形態において、メタルコーティング面35には電解めっき法により成膜されたアルミニウム(Al)、Agのいずれかの高い反射率を有する金属薄膜を実用的に使用することができる。これらの金属薄膜は例えば数百nm〜数μmの膜厚において成膜される。なお、金属薄膜の成膜方法には蒸着法、スパッタリング法等の他の成膜方法を使用することができる。
[発光素子の構成]
発光素子2は、第1の実施の形態において、偏向光20を発するLEDである。ここで、「偏向光」とは直線偏光成分が均等(ランダム)ではなく偏りがあるものを意味するが、第1の実施の形態においては100 %の直線偏光である必要はない。従って、偏向光20の偏光方向とは最も直線偏光成分の大きい方向である。
第1の実施の形態に係る発光素子2は、例えば、図2に示すように、偏向光20を発生する発光部220と、この発光部220を搭載し発光部20から発せられる偏向光20を出力する出力部(基板)210とを備えている。
発光部220は、GaN結晶の非極性面(non-polar plane)又は半極性面(semi-polar plane)を結晶成長表面として使用し、第1導電型の第1半導体層221、活性層222及び第2導電型の第2半導体層223のそれぞれを、順次、結晶成長表面の法線方向に積層して形成されている。例えば、結晶成長表面が非極性面であるm面とすると、発光素子2はm面を主面とするIII族窒化物半導体により構成される。III族窒化物半導体には、例えば窒化アルミニウム(AlN)、窒化ガリウム(GaN)、窒化インジウム(InN)等がある。代表的なIII族窒化物半導体はAlxInyGa1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)により表される。GaN半導体は、窒素を含む六方晶化合物半導体の中でもよく知られたIII−V族化合物半導体である。
活性層222には、第1半導体層221から第1導電型のキャリアが供給され、第2半導体層223から第2導電型のキャリアが供給される。第1導電型がn型であり、第2導電型がp型である場合、活性層222において第1半導体層221から供給される電子と第2半導体層223から供給される正孔との再結合がなされ、活性層222から偏向光20が発せられる。なお、活性層222には、例えば、井戸層(ウェル層)を井戸層よりもバンドギャップの大きなバリア層(層障壁層)でサンドイッチ状に挟んだ量子井戸(quantum well)構造を採用することができる。また、量子井戸構造には井戸層が1つではなく多重化された量子井戸構造が含まれ、更に活性層222を多重量子井戸(MQW)構造とする量子井戸構造が含まれる。
通常、GaN結晶の極性面であるc面を結晶成長表面とするIII族窒化物半導体からなる活性層から取り出される光はランダム偏光(無偏光)状態である。一方、c面以外のa面、m面等の非極性面又は半極性面を結晶成長表面とするIII族窒化物半導体を用いて形成した活性層222から取り出される光においては強い偏光状態を実現することができる。例えば、m面を主面として活性層222が構成される場合、m面に平行な偏光成分、より具体的にはa軸方向の偏光成分を多く含む偏向光20を活性層222から発生させることができる。非極性面及び半極性面の詳細な説明は後述する。
発光部220は出力部210の結晶成長面上に結晶成長により成長させ形成される。すなわち、図2に示すように、発光素子2は、出力部210を含み、この出力部210と、この出力部210上の第1半導体層221と、この第1半導体層221上の活性層222と、この活性層222上の第2半導体層223とを備えている。第1の実施の形態において、出力部210は例えばGaN単結晶基板により構成されている。出力部10の結晶成長表面となる主面が非極性面であるm面を主面とした場合、この主面上に結晶成長により発光部220を形成することができる。つまり、発光部220はm面を結晶成長主面とするGaNにより構成され、発光素子2はm面を結晶成長面主面として成長させたIII族窒化物半導体により構成される。出力部210の主面は発光部220の結晶成長表面と同一である。
発光素子2は、更に第1半導体層221に動作電圧を供給する第1電極211と、第2半導体層223に動作電圧を供給する第2電極212とを備える。同図2に示すように、第2半導体層223、活性層222及び第1半導体層221の一部の領域がメサエッチングにより除去され第1半導体層221が露出された表面上に第1電極211が配設される。第1の半導体層221と第1電極211との間は電気的に接続されている。第2電極212は第2半導体層223上に配設される。第2半導体層223と第2電極212との間は電気的に接続されている。
第1電極211には例えばアルミニウム(Al)が使用され、第2電極212には例えばパラジウム(Pd)−金(Au)合金が使用される。第1電極211は第1半導体層211にオーミック接続され、第2電極212は第2半導体層233にオーミック接続される。なお、第1半導体層221と第1電極211の間に第1導電型のコンタクト層を介在させてもよい。また、第2半導体層223と第2電極212との間に第2導電型のコンタクト層を介在させてもよい。
発光素子2において、出力部210の第1半導体層221に接する結晶成長表面(主面若しくは表面)に対向する面(裏面)は出力面210Aである。活性層222から発せられた偏向光20は、出力光として出力面210Aから発光素子2の外部に出力される。
発光素子2の端面2Wは、前述の実装ベース3の実装面30上並びにリフレクタ30R上に配設されたメタルコーティング面35と同様に鏡面である。端面2Wは、発光素子2を劈開によりチップ化した後に、エッチング、研磨(例えばケミカルメカニカルポリッシング:CMP)等の加工技術により鏡面化される。
[発光素子の結晶構造]
発光素子2を構成するIII族窒化物半導体のユニットセルの結晶構造は図3及び図4に示すように六方晶系の結晶構造により近似することができる。六方晶系の結晶構造において、c軸は六角柱の軸方向に沿う結晶軸である。このc軸を法線とする面(六角柱の頂面)はc面{0001}である。c面に平行な2つの面においてIII族窒化物半導体の結晶を劈開すると、+c軸側の面(+c面)はIII族原子を並べた結晶面になる。−c軸側の面(−c面)は窒素原子を並べた結晶面となる。このため、c面は、+c軸側と−c軸側とにおいて異なる性質を示すので、極性面(polar plane)と呼ばれている。
図4に示すように、1つのIII族原子に対して4つの窒素原子が結合されている。4つの窒素原子はIII族原子を中央に配置した正四面体の4つの頂点に位置している。これらの4つの窒素原子のうち、1つの窒素原子はIII族原子に対して+c軸方向に位置し、他の3つの窒素原子はIII族原子に対して−c軸側に位置している。このような結晶構造を有するので、III族窒化物半導体において分極方向はc軸に沿っている。
六方晶系の結晶構造においては、六角柱の側面のそれぞれはm面{1−100}である。隣り合わない一対の稜線を通る面はa面{11−20}である。m面並びにa面は、c面に対して直角な結晶面であり、分極方向に対して直交しているため、極性のない平面すなわち非極性面である。更に、c面に対して傾斜している(c面に平行でもなく、直角でもない)結晶面は、分極方向に対して斜めに交差しているので、若干の極性のある平面すなわち半極性面(semi-polar plane)である。半極性面の具体例は、図5(A)に示す{10−11}面、図5(B)に示す{10−13}面等である。
[光透過性樹脂部]
第1の実施の形態に係る発光装置1において、図1に示す光透過性樹脂部4は、実装面30とリフレクタ30Rとにより構築された凹部内に充填され、発光素子2を覆い、発光素子2の表面から発せられる偏向光20並びに端面2W及び裏面から発せられリフレクタ30Rにより反射された偏向光20Rを透過する。この光透過性樹脂部4には、例えばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂のいずれかを実用的に使用することができる。なお、第1の実施の形態において、光透過性樹脂部4はこれらの樹脂材料に限定されるものではない。
このように構成される第1の実施の形態に係る発光装置1においては、実装ベース3の発光素子2が実装される内面を鏡面としたので、発光素子2の端面2W並びに裏面から発せられる偏向光20Rの乱反射を減少することができ、偏向光20の乱れを減少することができる。更に、第1の実施の形態に係る発光装置1においては、発光素子2の端面2Wを鏡面としたので、端面2Wにおける偏向光20Rの乱反射を減少することができ、偏向光20の乱れを減少することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、前述の第1の実施の形態に係る面実装構造を有する発光装置1に代えて砲弾型パッケージ構造を備えた発光装置に本発明を適用した例を説明するものである。
図6に示すように、第2の実施の形態に係る発光装置1は、偏向光20を発し端面2Wが鏡面である発光素子2と、発光素子2が実装され、この発光素子2が実装された内面が鏡面である実装ベース3とを備えている。更に、発光装置1は、発光素子2を覆い、発光素子2から発せられる偏向光20を透過する光透過性樹脂部4を備えている。
実装ベース3は、第2の実施の形態において、リード31の一端に配設され、このリード31に一体に構成されている。リード31は第2の実施の形態においてカソード電極として使用されている。実装ベース3の基本的構成は、前述の第1の実施の形態に係る発光装置1の実装ベース3と同様であり、リフレクタ30Rを兼ねた断面凹型形状の実装面30を備えている。実装ベース3の実装面30の底面上に発光素子2が実装され、この実装された発光素子2の側面周囲において実装ベース3上にテーパ面からなるリフレクタ30Rが構成されている。実装ベース3の発光素子2が実装される内面つまり実装面30上並びにリフレクタ30R上には、前述の第1の実施の形態に係る発光装置1の実装ベース3と同様に、メタルコーティング面35が配設されている。
リード31に近接した領域にはリード32が配設されている。このリード32はアノード電極として使用され、リード32の一端は符号を付けないがワイヤを通して発光素子2に電気的に接続されている。
光透過性樹脂部4は、リード31の一端の実装ベース3並びにリード32の一端を被覆し、発光素子20上、すなわち発光素子2から偏向光20を発する部分に半円球形状のレンズ部42を有する。この光透過性樹脂部4には、前述の第1の実施の形態に係る発光装置1の光透過性樹脂部4と同様に、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂のいずれかの樹脂を実用的に使用することができる。
このように構成される第2の実施の形態に係る発光装置1においては、前述の第1の実施の形態に係る発光装置1により得られる効果と同様の効果を奏することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は前述の第1の実施の形態及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものでない。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含む。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る発光装置の構成図である。 図1に示す発光装置の発光素子の構成を示す要部断面図である。 図2に示す発光素子のIII族窒化物半導体の非極性面を説明する結晶構造図である。 図2に示す発光素子のIII族窒化物半導体の原子配列を説明する結晶構造図である。 (A)及び(B)はいずれも図2に示す発光素子のIII族窒化物半導体の半極性面を説明する結晶構造図である。 本発明の第2の実施の形態に係る発光装置の構成図である。
符号の説明
1…発光装置
2…発光素子
20、20R…偏向光
210…出力部
210A…出力面
211…第1電極
212…第2電極
220…発光部
221…第1半導体層
222…活性層
223…第2半導体層
3…実装ベース
30…実装面
30R…リフレクタ
35…メタルコーティング面
4…光透過性樹脂部

Claims (6)

  1. 偏向光を発する発光素子と、
    前記発光素子が実装され、この発光素子が実装された内面の少なくとも一部が鏡面である実装ベースと、
    を備えたことを特徴とする発光装置。
  2. 前記実装ベース内面は、前記発光素子が実装される実装面と、前記発光素子から発せられる偏向光を反射するリフレクタとを更に備え、
    前記実装面及び前記リフレクタが鏡面であることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記鏡面は前記内面又は前記実装面及び前記リフレクタの表面粗さを前記発光素子から発せられる偏向光の波長の4分の1以下に設定した/面であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記鏡面は前記内面又は前記実装面及び前記リフレクタの表面粗さを100 nm以下に設定した面であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発光装置。
  5. 前記発光素子は、非極性面又は半極性面を主面とするIII族窒化物半導体により構成され、第1導電型の第1半導体層、この第1半導体層上の発光層及びこの発光層上の第2導電型の第2半導体層を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発光装置。
  6. 偏向光を発し、端面が鏡面である発光素子と、
    前記発光素子が実装され、この発光素子が実装された内面の少なくとも一部が鏡面である実装ベースと、
    を備えたことを特徴とする発光装置。
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