JP2009036521A - ナビゲーション装置および地点登録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 適切な施設に関連付けて地点登録を行うナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】 ナビゲーション装置1は、地域についてのドライバの認知度に応じて、目印となる施設の探索順位を施設の属性によって規定した探索順位テーブル28と、車両の走行履歴を記憶した走行履歴DB12と、施設の位置を示す情報を記憶した施設DB14と、登録地点を決定する登録地点決定部18と、車両の走行履歴に基づいて、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を求める認知度判定部20と、探索順位テーブルに基づいて、ドライバの認知度に対応する探索順位を決定する探索順位決定部22と、登録地点の所定範囲にある施設を探索順位の高い属性の施設から順に探索する施設探索部24と、施設探索部24による探索によって最初に見つかった施設を目印として登録地点に関連付けて記憶させる地点登録部26とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、よく行く場所等を地点登録する機能を有するナビゲーション装置に関する。
従来から、よく行く場所や覚えておきたい施設などを地点登録する機能を有するナビゲーション装置が知られている。従来のナビゲーション装置では、ドライバが登録したい地点で、地点登録を指示するボタンを押すことにより、地点登録を行なっていた。
また、ドライバが意識的に指示することなく、自動的に地点登録を行う方法が、特許文献1および特許文献2に開示されている。特許文献1に記載された自動地点記憶装置は、自動車のイグニッション・スイッチがオン操作されたとき、GPSにより取得した位置データを記憶させる。特許文献2に記載された車両用ナビゲーション装置は、車両が停止したときに、車両状態に基づいて車両が停車した地点が目的地であるか立寄地であるかを判別し、その判別結果と共に停車した地点を登録する。特許文献2の車両用ナビゲーション装置では、目的地または立寄地の情報を考慮して目的地を推定することができる。
特開2005−321407 特開2007−10570
地点登録においては、登録した地点をドライバが認識できるようにすることが必要である。例えば、登録した地点がドライバに提示されたときに、どの地点のことを指しているのか把握できるようにする必要がある。手動で地点登録を行う場合には、ドライバに地点名を入力させることも可能であるが、自動で地点登録を行う場合には、地点名の付与はナビゲーション装置が行う。
特許文献1の地点自動記憶装置では、表示エリアを示す緯度および経度の情報に基づいて、地図CD−ROMから道路データと地名データ等の地図情報を読み込む。しかしながら、地名によって地点を把握するのは容易ではない。特に、ドライバにとって不案内な地域では、地名だけでは登録された地点がどこにあるのか見当がつかない場合が多い。特許文献2には、登録地点の近傍の施設を設定すると記載されているが、近傍のどの施設を用いるのか詳細な検討はなされていない。
そこで、本発明は上記背景に鑑み、登録された地点を容易に把握できる態様で地点を記憶するナビゲーション装置を提供することを目的とする。
本発明のナビゲーション装置は、地点を登録する機能を有するナビゲーション装置であって、地域についてのドライバの認知度に応じて、前記地点に対する目印となる施設の探索順位を前記施設の属性によって規定した探索順位テーブルと、車両の走行履歴を記憶した走行履歴記憶部と、施設の位置を示す情報を記憶した施設情報記憶部と、登録地点を決定する登録地点決定部と、車両の走行履歴に基づいて、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を判定する認知度判定部と、前記探索順位テーブルに基づいて、前記ドライバの認知度に対応する探索順位を決定する探索順位決定部と、前記登録地点の所定範囲にある施設を前記探索順位の高い属性の施設から順に探索する施設探索部と、前記施設探索部にて探索された施設を目印として前記登録地点と共に記憶部に記憶させる地点登録部とを備える。
このように登録地点を含む地域についてのドライバの認知度、すなわち、登録地点を含む地域をドライバがどの程度よく知っているかという情報に基づいて、目印となる施設を探索するので、適切な施設を登録地点に対する目印として決定することができる。例えば、ドライバが登録地点を含む地域をよく知らない場合には、遊園地等のように目立つ施設を目印とし、登録地点を含む地域をよく知っている場合には、デパートやレストラン等のように多数存在する施設を探索することによって、登録地点に近い施設を目印とすることができる。なお、「登録地点を含む地域」とは、登録地点を含む一定の範囲を意味し、この範囲は、あらかじめ適切な値を設定することができる。
本発明のナビゲーション装置は、前記施設の属性に関連付けて前記施設の探索範囲を規定した探索範囲テーブルを備え、前記施設探索部は、前記施設の属性に対応する探索範囲を前記探索範囲テーブルから読み出し、読み出した探索範囲において前記施設を探索してもよい。
このように施設の属性に応じて探索範囲を変えることにより、例えば、目立つ属性の施設の場合には探索範囲を広くして多少遠くても目印となるようにし、同じ属性の施設が多数ある場合には探索範囲を狭くして適切な目印を探索することができる。
本発明のナビゲーション装置において、前記探索順位テーブルは、前記登録地点を含む地域についてのドライバの認知度が低い場合に、認知度が高い場合より広い探索範囲が規定された属性の探索順位が上位に規定されていてもよい。
このように、地域についてのドライバの認知度が低い場合には、広い探索範囲が規定された属性を有する施設を目印として用いるようにすることで、その地域に不案内なドライバでも登録地点をおおまかに把握できる。
本発明のナビゲーション装置において、前記認知度判定部は、前記登録地点を含む地域にドライバの自宅が含まれるか否かに基づいて、当該地域についてのドライバの認知度を判定してもよい。
通常、自宅付近の地域についての認知度は高いので、登録地点を含む地域に自宅が含まれるか否かに基づいて適切に認知度を判定することができる。
本発明のナビゲーション装置は、ナビゲーション装置の操作履歴を記憶した操作履歴記憶部を備え、前記認知度判定部は、前記登録地点を含む地域内に目的地または立寄地を設定した操作履歴に基づいて、当該地域についてのドライバの認知度を判定してもよい。
例えば、目的地や立寄地が頻繁に設定される地域は、ドライバが興味を持っており認知度が高いと考えられる。従って、目的地または立寄地を設定した操作履歴に基づいて、ドライバの認知度を適切に判定できる。
本発明のナビゲーション装置は、ナビゲーション装置の操作履歴を記憶した操作履歴記憶部と、ドライバが検索または設定した施設の属性を前記操作履歴記憶部から読み出し、検索または設定の回数に応じて、前記探索順位テーブルを生成する探索順位テーブル生成部とを備えてもよい。
このようにドライバが検索または設定した施設の属性を用いて探索順位テーブルを生成することにより、ドライバが興味を持っている施設の属性に基づいて探索順位テーブルを生成できる。これにより、ドライバの興味に基づいて目印となる施設を決定することができる。
本発明のナビゲーション装置は、ドライバが検索または設定した施設の位置および属性に基づいて、同一のカテゴリに分類される属性を有する施設が集まった地域を示す情報を記憶した地域性情報記憶部を備え、前記探索順位テーブル生成部は、前記カテゴリごとに前記探索順位テーブルを生成し、前記認知度判定部は、前記登録地点が前記地域性情報記憶部に記憶された地域に含まれるか否かを判定し、前記探索順位決定部は、前記登録地点が前記地域性情報記憶部に記憶された地域に含まれる場合に、前記探索順位テーブルを参照して、当該地域のカテゴリに対応する探索順位を決定してもよい。
この構成により、同一のカテゴリの複数の施設が集まった地域に登録地点が含まれる場合に、同一のカテゴリの中で規定された探索順位テーブルを用いて施設を探索するので、ドライバの興味に応じて目印となる施設を適切に決定できる。
本発明のナビゲーション装置において、ドライバの好みの属性を示す情報を記憶した嗜好情報記憶部を備え、前記探索順位決定部は、前記探索順位テーブルから前記ドライバの認知度に対応する探索順位を読み出し、読み出した探索順位を示す属性の中にドライバの好みの属性に一致する属性がある場合には、前記属性の探索順位を上位に移動してもよい。
この構成により、ドライバの好みに合った属性を有する施設を優先的に登録地点に対する目印として登録することができる。
本発明のナビゲーション装置において、前記登録地点決定部は、車両が所定時間以上停車したときに、車両が停車した地点を登録地点として決定してもよい。
この構成により、適切な登録地点を自動的に決定することができる。
本発明の地点登録方法は、地点を登録する地点登録方法であって、地域についてのドライバの認知度に応じて、前記地点に対する目印となる施設の探索順位を前記施設の属性によって規定した探索順位テーブルを準備するステップと、登録地点を決定するステップと、車両の走行履歴に基づいて、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を判定するステップと、前記探索順位テーブルに基づいて、前記ドライバの認知度に対応する探索順位を決定するステップと、前記登録地点の所定範囲にある施設を前記探索順位の高い属性の施設から順に探索するステップと、探索された施設を目印として前記登録地点と共に記憶部に記憶させるステップとを備える。
この構成により、本発明のナビゲーション装置と同様に、ドライバの認知度に応じて適切な施設を登録地点に対する目印として決定し、地点登録を行うことができる。なお、本発明のナビゲーション装置の各種の構成を、本発明の地点登録方法に適用することが可能である。
本発明のプログラムは、ナビゲーション装置に所定の地点を登録するためのプログラムであって、前記ナビゲーション装置に、地域についてのドライバの認知度に応じて、前記地点に対する目印となる施設の探索順位を前記施設の属性によって規定した探索順位テーブルを準備するステップと、登録地点を決定するステップと、車両の走行履歴に基づいて、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を判定するステップと、前記探索順位テーブルに基づいて、前記ドライバの認知度に対応する探索順位を決定するステップと、前記登録地点の所定範囲にある施設を前記探索順位の高い属性の施設から順に探索するステップと、探索された施設を目印として前記登録地点と共に記憶部に記憶させるステップとを実行させる。
この構成により、本発明のナビゲーション装置と同様に、ドライバの認知度に応じて適切な施設を登録地点に対する目印として決定し、地点登録を行うことができる。なお、本発明のナビゲーション装置の各種の構成を、本発明のプログラムに適用することが可能である。
本発明によれば、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度に基づいて、目印となる施設を探索するので、適切な施設を登録地点に対する目印として決定し、当該目印に対応付けた地点登録を行える。
以下、本発明の実施の形態のナビゲーション装置について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態のナビゲーション装置1の構成を示す図である。ナビゲーション装置1は、車両の現在位置を検出する車両位置検出部10と、車両の走行履歴を記憶した走行履歴データベース(以下、「走行履歴DB」という)12と、施設についての情報を記憶した施設データベース(以下、「施設DB」という)14と、ナビゲーション機能および地点登録機能を実行する制御部16とを有している。また、ナビゲーション装置1は、地点登録に利用するデータを記憶した探索順位テーブル28、探索範囲テーブル30、および登録地点データベース(以下、「登録地点DB」という)32を有している。
制御部16は、登録すべき地点を決定する登録地点決定部18と、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を求める認知度判定部20と、目印となる施設の探索順位を施設の属性に基づいて決定する探索順位決定部22と、登録地点に対する目印となる施設を探索する施設探索部24と、登録地点および探索された施設を関連付けて登録地点DB32に登録する地点登録部26とを有している。なお、制御部16は、目的地の設定の受付けやルート探索およびルート案内等のナビゲーション装置本来の機能を有するが、図1ではナビゲーション装置本来の機能については記載を省略している。
図1では、制御部16が有する機能を機能ブロックで示しているが、制御部16の機能は、例えば、メモリに格納したプログラムをCPUによって実行することで実現することができる。
図2は、ナビゲーション装置1の制御部16の機能を実現するためのプログラムの例を示す図である。プログラム50は、登録地点決定サブプログラム52、認知度判定サブプログラム54、探索順位決定サブプログラム56、施設探索サブプログラム58、地点登録サブプログラム60を有している。例えば、登録地点決定サブプログラム52をCPUによって実行することにより、制御部16の登録地点決定部18の機能が実現される。これにより、ナビゲーション装置1は、登録すべき地点を決定する。同様に、認知度判定サブプログラム54、探索順位決定サブプログラム56、施設探索サブプログラム58、地点登録サブプログラム60をそれぞれ実行することにより、制御部16の認知度判定部20、探索順位決定部22、施設探索部24、地点登録部26の機能が実現される。
次に、ナビゲーション装置1が有する各構成について説明する。車両位置検出部10は、車両の現在位置の経度および緯度を求める機能を有する。これにより、車両の現在位置と地図情報とを照合することができる。車両位置検出部10としては、例えば、地磁気センサ、ジャイロスコープ、距離センサ、GPS受信機、ステアリングの回転センサ、各転動輪の車両センサ等を用いることができる。車両位置検出部10は、これらのいくつかのセンサを用いて構成してもよい。これらのセンサは、性質の異なる誤差を持っているので、複数のセンサで補完することにより、車両の現在位置を精度良く検出できる。
図3は、走行履歴DB12に記憶されたデータの例を示す図である。走行履歴DB12には、走行した年月日、出発地、立寄地、目的地が記憶されている。走行履歴DB12のデータの更新は、以下のような方法で行うことができる。例えば、ドライバがナビゲーション装置に立寄地、目的地を設定し、ナビゲーション装置1のルート案内に従って走行した場合に設定された立寄地、目的地のデータを走行履歴DB12に記憶することができる。また、ナビゲーション装置1に目的地を設定していない場合であっても、例えば特許文献2に記載された方法を用いて、車両が停車した位置が立寄地であるか目的地であるかを判定し、判定結果に基づいて走行履歴DB12に立寄地、目的地のデータを記憶することができる。なお、走行履歴DB12には、例えば、出発地から目的地に至る経路のデータ等の図3に示す以外のデータを記憶してもよい。
図4は、施設DB14に記憶されたデータの例を示す図である。施設DB14には、施設名と、施設の位置座標と、施設の属性が記憶されている。施設DB14は、通常のナビゲーション装置が有する地図の一部として構成されてもよい。なお、本明細書において、「施設」とは、ナビゲーション装置において用いられ、地図上に表示され得るものであり、例えば、レストラン、ガソリンスタンド等のように何らかの目的のために設けられた建造物のみならず、山、滝、湖等の観光地等も含む。
図5は、探索順位テーブル28の例を示す図である。探索順位テーブル28には、地域についてのドライバの認知度に対応して、目印となる施設の探索順位を、デパートや観光地といった施設の属性によって規定している。図5に示す例では、認知度が高い場合、すなわち、ドライバが登録地点を含む地域をよく知っている場合には、探索順位は、第1位:デパート、第2位:観光地、第3位:遊園地である。逆に、認知度が低い場合、すなわち、ドライバが登録地点を含む地域をよく知らない場合には、探索順位は、第1位:遊園地、第2位:観光地、第3位:デパートである。このように、認知度が低い場合には、遊園地のように目立つ施設を優先的に探索することによって不案内な地域でも目印の施設を容易に把握できるようにし、認知度が高い場合には、デパートのように多数存在する施設を優先的に探索することによって、登録された地点により近い目印を設定できるようにしている。なお、図5に示す例では、認知度が「高」「低」の2段階について探索順位を規定しているが、認知度を3段階以上に分けてきめ細かく探索順位を規定してもよい。
図6は、探索範囲テーブル30に記憶されたデータの例を示す図である。探索範囲テーブル30には、施設の属性ごとに探索半径のデータを規定している。施設を中心として探索範囲テーブル30に記憶された探索半径内の領域では、当該施設を目印として用いる。例えば、遊園地の場合には探索半径が500mであるので、遊園地を中心とする半径500mの範囲にある登録地点については、遊園地を目印として用いることができる。
図7は、登録地点DB32に記憶されたデータの例を示す図である。登録地点DB32は、登録された地点の情報を記憶したデータベースである。登録地点DB32には、登録地点を識別する地点IDと、その地点の位置座標と、目印の施設とが記憶されている。なお、登録地点DB32には、登録された地点と目印の施設との位置関係を示すデータを記憶することとしてもよい。これにより、登録地点をドライバに提供する際に、例えば「X遊園地の西です。」等というように、より詳細な情報を提供できる。
次に、図1を再び参照して、ナビゲーション装置1の制御部16の各構成について説明する。登録地点決定部18は、登録すべき地点を決定する機能を有する。登録地点決定部18は、車両が停車した時間が所定時間(例えば10分)以上である場合にその停車地点を登録地点として決定する。
認知度判定部20は、走行履歴DB12に記憶されたデータに基づいて、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を判定する機能を有する。
図8は、認知度判定部20にて認知度を判定する処理の一例を説明するための図である。認知度判定部20は、登録地点を含む地域として、登録地点を中心とする所定半径(例えば1Km)の範囲70を決定する。次に、認知度判定部20は、走行履歴DB12に記憶されたデータを処理して、登録地点を中心とする所定半径の範囲70内の地点が、出発地、立寄地または目的地となった回数を求める。図8に示す例では、地点Aが10回、地点Hが5回、地点Jが4回、出発地、立寄地または目的地となっている。認知度判定部20は、これらの合計回数と所定の閾値(例えば10回)とを比較し、合計回数が所定の閾値以上である場合に登録地点を含む地域についての認知度が高いと判定し、合計回数が所定の閾値より小さい場合に地域についての認知度が低いと判定する。
また、通常、自宅や会社の周辺地域についての認知度は高いので、認知度判定部20は、あらかじめ自宅と会社の周辺地域を認知度が高い地域として設定しておく。この場合、自宅や会社の周辺地域の範囲は、登録地点を含む地域を決定するために用いた所定半径(例えば1Km)より大きく設定してもよい。そして、認知度判定部20は、登録地点が自宅や会社の周辺地域に含まれる場合には、上記した処理を省略して認知度が高いと判定する。なお、自宅と会社の周辺は、目的地あるいは出発地となる回数が多いので、このような処理を行わなくても認知度が高い地域として算出されるが、このように自宅または会社の周辺地域か否かを判定することにより、走行履歴DB12に基づくデータ処理を行わなくてもよいので、計算処理負担を低減できる。
探索順位決定部22は、探索順位テーブル28を参照し、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度に応じて目印の施設の探索順位を決定する機能を有する。施設探索部24は、探索順位決定部22にて決定された探索順位に従って、登録地点に対する目印となる施設を探索する機能を有する。例えば、図5に示す例において、地域についての認知度が高い場合、探索順位は第1位:デパート、第2位:観光地、第3位:遊園地である。従って、施設探索部24は、まず、登録地点を含む地域にあるデパートを施設DB14から抽出する。次に、施設探索部24は、探索範囲テーブル30に記憶された探索半径のデータを参照し、デパートを中心とする探索半径内にある登録地点が含まれるか否かを各デパートについて判定する。デパートの探索半径は50mなので、施設探索部24は、デパートを中心として半径50mの範囲に登録地点があるか探索する。なお、ここでは、施設(デパート)を中心として探索半径内に登録地点が存在するか否かを判定しているが、登録地点を中心として探索半径内にある施設(デパート)を探索してもよい。探索対象と登録地点との距離が探索半径以内であるか否か判定すればよいので、登録地点と探索対象の施設のいずれを中心として探索を行っても同じ結果が得られる。
そして、探索半径内に登録地点を含むデパートが見つかった場合には、施設探索部24は見つかったデパートを目印とする。デパートが見つからなかった場合には、次の探索順位の属性の施設(第2位:観光地)を探索する。施設探索部24は、施設が見つかるまで探索順位を順次下げて上記処理を繰り返し行う。なお、同じ属性の複数の施設が見つかった場合には、登録地点に最も近い施設を目印とする。
地点登録部26は、施設探索部24にて探索された施設と登録地点とを関連付けて登録地点DB32に記憶する。なお、地点登録部26は、異なる地点に対して同じ施設が目印として関連付けられていないかチェックし、同じ施設が関連付けられている場合に、ドライバの認知度を見直して施設探索部24に目印となる施設の再探索を促してもよい。異なる地点に対する目印として同じ施設が関連付けられる場合は、その施設の周辺に登録地点が多数存在し、その地域についてのドライバの認知度は高いと考えられる。認知度が高い場合には、登録地点は多数存在する施設に関連付けられるので、異なる登録地点に対して同じ施設が付与される可能性は低い。しかし、例えば、最初に地点登録を行ったときには認知度が低く、その後に頻繁にその地域を訪れて多数の地点登録が行われた場合、上記の事態が起きると考えられる。従って、このような場合には、ドライバの現時点での認知度に合わせて探索半径の小さい目印(有名でないが多数存在する施設)を再設定することにより、各地点に対して異なる施設を関連付けることができる。また、目印となる施設の見直しは、ドライバの現時点での認知度に合わせて目印となる施設を決定することができるという効果もある。ここでは、異なる地点に同じ施設が関連付けられた場合に、目印となる施設の再設定を行う例を説明したが、異なる地点に同じ施設が関連付けられた場合でなくても、定期的に目印となる施設の再設定をしてもよい。
なお、上述したように、登録地点DB32に、登録された地点と目印の施設との位置関係を示すデータを記憶する場合には、異なる地点に同じ施設が関連付けられていても、その位置関係まで同じでなければ、登録地点を区別することができる。例えば、「X遊園地の西」と「X遊園地の南」というように区別できる。
図9は、ナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。図9を参照しながら、本実施の形態のナビゲーション装置1の動作について説明する。
まず、ナビゲーション装置1は、登録地点を決定する(S10)。具体的には、ナビゲーション装置1の制御部16は、車両の停車時間が所定時間以上となったときにその地点を登録地点として決定する。ナビゲーション装置1は、車両位置検出部10にて、登録地点の位置座標を検出する。
次に、ナビゲーション装置1の制御部16は、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を判定する(S12)。制御部16は、登録地点が自宅または会社の周辺の地域であるか否かを判定し、登録地点が自宅あるいは会社の周辺である場合には、認知度が高いと判定する。自宅または会社の周辺の地域でない場合には、制御部16は、走行履歴DB12に記憶されたデータを用いて、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を求める。
ドライバの認知度を求めた後、制御部16は、探索順位テーブル28を参照して、ドライバの認知度に対応した目印の施設の探索順位を決定する(S14)。続いて、制御部16は、決定した探索順位に従って、施設DB14に記憶された施設のデータの中から施設を探索する(S16)。制御部16は、探索された施設を目印として登録地点に関連付け、登録地点と共に登録地点DB32に記憶する(S18)。
以上、第1の実施の形態のナビゲーション装置1の構成および動作について説明した。
第1の実施の形態のナビゲーション装置1は、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度に基づいて、目印となる施設を探索するので、適切な施設を登録地点に対する目印として決定することができる。
このように目印となる施設に関連付けて記憶した登録地点の情報は、ドライバが過去に行った地点や運転時の状況等に応じて目的地を推定し、提示するアプリケーションに好適に適用することができる。ナビゲーション装置が登録地点の中から目的地を推定してドライバに提示する際に、登録地点自体に特定の施設がない場合でも、例えば、「○○遊園地の周辺を目的地に設定しますか?」等というように、ドライバの認知度に合った目印の施設を提示するので、目的地としてどのあたりが提示されたかを容易に把握できる。例えば、不案内な地域に目的地が設定された場合には、目立つ施設が目印として提示されるので、大まかに方向を知ることができる。逆に、ドライバに馴染みのある地域に目的地が設定された場合には、複数存在する施設が目印として提示されるので、目的地を詳細なレベルで把握することができる。
(第2の実施の形態)
図10は、第2の実施の形態のナビゲーション装置2の構成を示す図である。第2の実施の形態のナビゲーション装置2は、操作履歴に基づいてドライバの嗜好を分析し、嗜好に基づいて目印となる施設の探索順位を決定する。第2の実施の形態のナビゲーション装置2の基本的な構成は、第1の実施の形態のナビゲーション装置1と同じであるが、ナビゲーション装置2の制御部16は、探索順位テーブル34を生成する探索順位テーブル生成部36の機能を有している。また、ナビゲーション装置2は、探索順位テーブル34の生成に用いるデータとして、検索または設定等の操作履歴を記憶した操作履歴データベース(以下、「操作履歴DB」という)38と、同一のカテゴリに分類される属性を有する複数の施設が集まった地域を示す情報を記憶した地域性データベース(以下、「地域性DB」という)40を有している。本明細書において、同一カテゴリの属性の施設が集まった地域のことを、地域性を有するという。ここでの地域性は、一般的な地域の特色ではなく、ドライバにとって興味のある属性の施設が集まっているという意味での地域性である。以下、第2の実施の形態のナビゲーション装置2の構成について、第1の実施の形態と相違する点を中心に説明する。
図11は、操作履歴DB38に記憶されたデータの例を示す図である。操作履歴DB38には、ナビゲーション装置2を操作した年月日、検索または設定した施設、施設のカテゴリ、属性、および位置を示すデータが記憶されている。なお、本実施の形態では、操作履歴DB38に施設の属性および位置のデータを記憶しているが、施設の属性および位置のデータは施設DB14に記憶して、施設DB14のデータと操作履歴DB38のデータを施設ID等によって関連付けしてもよい。
図12は、地域性DB40に記憶されたデータの例を示す図である。地域性DB40には、同一のカテゴリに分類される施設が集まった地域を示すデータを記憶する。図12では、ファッションのカテゴリに分類される施設が集まった地域72、すなわちファッションというカテゴリを有する地域72を示す。地域性DB40に記憶するデータは、操作履歴DB38に記憶されたデータを処理することによって求める。
図13は、第2の実施の形態における探索順位テーブル34の例を示す図である。探索順位テーブル34は、第1の実施の形態の探索順位テーブル28のデータに加え、「カテゴリ」のデータを有している。探索順位テーブル34は、ドライバの認知度に関連するカテゴリのデータに応じて、探索順位を規定している。図13に示す例では、認知度が高い場合において、「ファッション」のカテゴリに関連して認知度が高い場合には、第1位:ショッピングモール、第2位:デパート、第3位:ブティックの順に検索し、「デート」のカテゴリに関連して認知度が高い場合には、第1位:映画館、第2位:レストラン、第3位:公園の順に検索することが規定されている。これにより、単に認知度が高いか低いかだけでなく、カテゴリに応じてきめ細かく探索順位を決定できる。なお、探索順位テーブル34に記憶するデータは、操作履歴DB38に記憶されたデータを処理することによって求める。例えば、ファッションというカテゴリに分類される施設のうち、最も多く検索された施設の属性を第1位とし、次に多く検索された施設の属性を第2位、3番目に多く検索された施設の属性を第3位とする。
図14は、第2の実施の形態のナビゲーション装置2の動作を示すフローチャートである。ナビゲーション装置2は、まず、第1の実施の形態と同様に、登録地点を決定する(S20)。次に、ナビゲーション装置2の制御部16は、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を判定する処理を行う。図14では、認知度を判定する処理を詳細に記載している(S22〜S30)。
ナビゲーション装置2の制御部16は、登録地点が自宅または会社の周辺の地域であるか否かを判定する(S22)。登録地点が自宅あるいは会社の周辺である場合には(S22でYES)、認知度が高いと判定する(S26)。自宅または会社の周辺の地域でない場合には、制御部16は、登録地点を含む地域が地域性を有するか否かを判定する(S24)。具体的には、制御部16は、地域性DB40に記憶されたデータに基づいて、登録地点を含む地域が同一のカテゴリに分類される複数の施設が集まった地域であるか否かを判定する。登録地点を含む地域が地域性を有する場合(S24でYES)、制御部16は認知度が高いと判定すると共にその地域のカテゴリを特定する(S28)。地域性を有しない場合(S24でNO)、制御部16は、走行履歴DB12に記憶されたデータを用いて、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を求める(S30)。
ドライバの認知度を求めた後、制御部16は、探索順位テーブル34を参照して、ドライバの認知度に対応した目印の施設の探索順位を決定する(S32)。地域のカテゴリが特定されている場合には(S28)、カテゴリに対応する探索順位を探索順位テーブル34に基づいて決定する。続いて、制御部16は、決定した探索順位に従って、施設DB14から施設を探索する(S34)。制御部16は、探索された施設を目印として登録地点に関連付け、登録地点と共に登録地点DB32に記憶する(S36)。
以上、第2の実施の形態のナビゲーション装置2の構成および動作について説明した。
第2の実施の形態のナビゲーション装置2は、第1の実施の形態と同様に、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度に基づいて、目印となる施設を探索するので、適切な施設を登録地点に対する目印として決定することができる。
また、第2の実施の形態のナビゲーション装置2は、操作履歴に基づいてドライバが興味を持っている施設の属性およびカテゴリを求め、これらの情報に基づいて探索順位テーブルを生成すると共に、ドライバが興味を持ったカテゴリに分類される施設が集まった地域を求める。そして、ナビゲーション装置2は、登録地点が地域性のある地域に含まれる場合には、その地域が有するカテゴリに応じた探索順位に従って施設を探索するので、より適切にドライバの認知度に応じた施設を目印として決定できる。
以上、本発明のナビゲーション装置について、実施の形態を挙げて詳細に説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではない。
上記した実施の形態では、認知度判定部20は、走行履歴DB12に記憶された出発地、立寄地または目的地のデータを用いて認知度を求めたが、目的地等とされた地点のデータだけでなく、経路のデータを用いてドライバの認知度を計算してもよい。
図15は、経路のデータを用いて認知度を求める例を示す図である。例えば、地点A(自宅)から地点E(会社)までに通る経路74の周辺を認知度が高いエリアとしてもよい。地点Aから地点Eに至る経路74は、走行履歴を用いて求めてもよいし、ルート探索によって求めてもよい。認知度が高いエリア76は、例えば、地点Aから地点Eに至る経路から所定の距離(例えば、1Km)以内にある地域というように定めることができる。
上記した実施の形態では、探索順位決定部22が探索順位テーブル28,34を参照して決定した探索順位をそのまま用いる例について説明したが、探索順位決定部22はドライバの嗜好に合わせて、探索順位テーブル28,34から読み出した探索順位を変更してもよい。
図16は、ドライバの嗜好に合わせて探索順位を変更するナビゲーション装置3の構成を示す図である。ナビゲーション装置3の基本的な構成は、第1の実施の形態のナビゲーション装置1と同じであるが、操作履歴DB38およびドライバ嗜好データベース(以下、「ドライバ嗜好DB」という)42を備えている点が異なる。操作履歴DB38は、第2の実施の形態で説明したナビゲーション装置2が備える操作履歴DB38と同じ構成を有している。ドライバ嗜好DB42は、ドライバが好む施設の属性のデータを記憶している。なお、ドライバ嗜好DB42に記憶するデータは、あらかじめドライバにアンケートを行なうことによって求めてもよいし、第2の実施の形態と同様に、操作履歴DB38から操作履歴を取得し、操作履歴を分析して求めてもよい。変形例に係るナビゲーション装置3では、探索順位決定部22は、ドライバの認知度に応じた探索順位を探索順位テーブル28から読み出し、読み出した探索順位をドライバ嗜好DB42に記憶されたドライバの嗜好に基づいて変更し、探索順位を決定する。
図17は、探索順位の変更について説明する図である。図17において、上段の表78は探索順位テーブル28から読み出した探索順位の例を示し、下段の表80はドライバの嗜好のデータを用いて変更した探索順位の例を示す。図17の上段の表78に示すように、探索順位テーブル28から、第1位:遊園地、第2位:観光地、第3位:デパートという探索順位が読み出されたとする。例えば、ドライバ嗜好DB42に、観光地に対する嗜好が強いというデータが記憶されている場合、探索順位決定部22は、図16の下段の表80に示すように、第2位の観光地の探索順位を第1位に変更する。このようにドライバの嗜好に応じて探索順位を決定することにより、ドライバの嗜好に適した施設が優先的に探索され、ドライバに馴染みのある施設が登録地点に対する目印として付与されるので、登録地点を把握しやすくなる。
また、上記した第2の実施の形態では、探索順位をカテゴリ別に決定する例を説明したが、探索順位をカテゴリ別にしないで、施設が検索または設定された回数に従って探索順位を決定してもよい。この構成によっても、ドライバの興味に応じて探索順位テーブルを生成できるので、探索順位テーブルを用いて目印として適切な施設を求めることができる。また、この構成を採用する場合には、地域のカテゴリに応じて探索順位を変える必要がないので地域性DBが不要となり、簡易な構成とすることができる。
また、上記した実施の形態では、走行履歴に基づいて地域に対するドライバの認知度を求める例について説明したが、ナビゲーション装置の操作履歴に基づいてドライバの認知度を求めてもよい。必ずしも実際に走行していなくても、目的地や立寄地として設定した場所についてはドライバが関心を持っており、その周辺については認知度が高いと考えられる。操作履歴を用いることによって行ったことのない場所についても、ドライバがどの程度の知識を持っているかを求めることができる。
本発明によれば、適切な施設を登録地点に対する目印として決定し、当該施設に対応付けた地点登録を行えるという効果を有し、よく行く場所等を地点登録する機能を有するナビゲーション装置等として有用である。
第1の実施の形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。 地点登録を行うプログラムの構成を示す図である。 走行履歴DBに記憶されたデータの例を示す図である。 施設DBに記憶されたデータの例を示す図である。 探索順位テーブルの例を示す図である。 探索範囲テーブルの例を示す図である。 登録地点DBに記憶されたデータの例を示す図である。 認知度判定部にて認知度を算出する処理を説明するための図である。 第1の実施の形態のナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。 操作履歴DBに記憶されたデータの例を示す図である。 地域性DBに記憶されたデータの例を示す図である。 探索順位テーブルの例を示す図である。 第2の実施の形態のナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 経路のデータを用いて認知度を求める例を示す図である。 変形例に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。 探索順位の変更について説明する図である。
符号の説明
1,2 ナビゲーション装置
10 車両位置検出部
12 走行履歴DB
14 施設DB
16 制御部
18 登録地点決定部
20 認知度判定部
22 探索順位決定部
24 施設探索部
26 地点登録部
28 探索順位テーブル
30 探索範囲テーブル
32 登録地点DB
34 探索順位テーブル
36 探索順位テーブル生成部
38 操作履歴DB
40 地域性DB
42 ドライバ嗜好DB
50 プログラム
52 登録地点決定サブプログラム
54 認知度判定サブプログラム
56 探索順位決定サブプログラム
58 施設探索サブプログラム
60 地点登録サブプログラム

Claims (11)

  1. 地点を登録する機能を有するナビゲーション装置であって、
    地域についてのドライバの認知度に応じて、前記地点に対する目印となる施設の探索順位を前記施設の属性によって規定した探索順位テーブルと、
    車両の走行履歴を記憶した走行履歴記憶部と、
    施設の位置を示す情報を記憶した施設情報記憶部と、
    登録地点を決定する登録地点決定部と、
    車両の走行履歴に基づいて、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を判定する認知度判定部と、
    前記探索順位テーブルに基づいて、前記ドライバの認知度に対応する探索順位を決定する探索順位決定部と、
    前記登録地点の所定範囲にある施設を前記探索順位の高い属性の施設から順に探索する施設探索部と、
    前記施設探索部にて探索された施設を目印として前記登録地点とともに記憶部に記憶させる地点登録部と、
    を備えるナビゲーション装置。
  2. 前記施設の属性に関連付けて前記施設の探索範囲を規定した探索範囲テーブルを備え、
    前記施設探索部は、前記施設の属性に対応する探索範囲を前記探索範囲テーブルから読み出し、読み出した探索範囲において前記施設を探索する請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記探索順位テーブルは、前記登録地点を含む地域についてのドライバの認知度が低い場合に、認知度が高い場合より広い探索範囲が規定された属性の探索順位が上位に規定されている請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記認知度判定部は、前記登録地点を含む地域にドライバの自宅が含まれるか否かに基づいて、当該地域についてのドライバの認知度を判定する請求項1〜3のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  5. ナビゲーション装置の操作履歴を記憶した操作履歴記憶部を備え、
    前記認知度判定部は、前記登録地点を含む地域内に目的地または立寄地を設定した操作履歴に基づいて、当該地域についてのドライバの認知度を判定する請求項1〜4のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  6. ナビゲーション装置の操作履歴を記憶した操作履歴記憶部と、
    ドライバが検索または設定した施設の属性を前記操作履歴記憶部から読み出し、検索または設定の回数に応じて、前記探索順位テーブルを生成する探索順位テーブル生成部と、
    を備える請求項1〜4のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  7. ドライバが検索または設定した施設の位置および属性に基づいて、同一のカテゴリに分類される属性を有する施設が集まった地域を示す情報を記憶した地域性情報記憶部を備え、
    前記探索順位テーブル生成部は、前記カテゴリごとに前記探索順位テーブルを生成し、
    前記認知度判定部は、前記登録地点が前記地域性情報記憶部に記憶された地域に含まれるか否かを判定し、
    前記探索順位決定部は、前記登録地点が前記地域性情報記憶部に記憶された地域に含まれる場合に、前記探索順位テーブルを参照して、当該地域のカテゴリに対応する探索順位を決定する請求項6に記載のナビゲーション装置。
  8. ドライバの好みの属性を示す情報を記憶した嗜好情報記憶部を備え、
    前記探索順位決定部は、前記探索順位テーブルから前記ドライバの認知度に対応する探索順位を読み出し、読み出した探索順位を示す属性の中にドライバの好みの属性に一致する属性がある場合には、前記属性の探索順位を上位に移動する請求項1〜7のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  9. 前記登録地点決定部は、車両が所定時間以上停車したときに、車両が停車した地点を登録地点として決定する請求項1〜8のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  10. 地点を登録する地点登録方法であって、
    地域についてのドライバの認知度に応じて、前記地点に対する目印となる施設の探索順位を前記施設の属性によって規定した探索順位テーブルを準備するステップと、
    登録地点を決定するステップと、
    車両の走行履歴に基づいて、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を判定するステップと、
    前記探索順位テーブルに基づいて、前記ドライバの認知度に対応する探索順位を決定するステップと、
    前記登録地点の所定範囲にある施設を前記探索順位の高い属性の施設から順に探索するステップと、
    探索された施設を目印として前記登録地点と共に記憶部に記憶させるステップと、
    を備える地点登録方法。
  11. ナビゲーション装置に所定の地点を登録するためのプログラムであって、前記ナビゲーション装置に、
    地域についてのドライバの認知度に応じて、前記地点に対する目印となる施設の探索順位を前記施設の属性によって規定した探索順位テーブルを準備するステップと、
    登録地点を決定するステップと、
    車両の走行履歴に基づいて、登録地点を含む地域についてのドライバの認知度を判定するステップと、
    前記探索順位テーブルに基づいて、前記ドライバの認知度に対応する探索順位を決定するステップと、
    前記登録地点の所定範囲にある施設を前記探索順位の高い属性の施設から順に探索するステップと、
    探索された施設を目印として前記登録地点と共に記憶部に記憶させるステップと、
    を実行させるプログラム。
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