JP2009033903A - コネクタユニット、回転電機のハウジングおよび回転電機 - Google Patents

コネクタユニット、回転電機のハウジングおよび回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】 半導体デバイスの温度上昇をより確実に軽減することができる、コネクタユニット、そのコネクタユニットが設けられたハウジングおよび回転電機を提供する。
【解決手段】 モータ3のハウジング60に設けられるコネクタユニットであって、直流電力と三相交流電力の変換をするための半導体デバイス11と、該半導体デバイスからの熱を放熱するヒートシンク21とを有する電力変換部10を備え、電力変換部とハウジングとの間に、熱伝導を確保するための熱伝導接続部55を備えることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、コネクタユニット、回転電機のハウジンングおよび回転電機に関し、より具体的には、回転電機に設けられるコネクタユニット、そのコネクタユニットが設けられた回転電機のハウジングおよび回転電機に関するものである。
化石燃料の高騰や、地球温暖化防止のためのCO2排出量の規制などを背景に、電気自動車やハイブリッド自動車(HEV: Hybrid Electric Vehicle)が注目を集めている。HEVにおいては、複数の半導体デバイスからなるインバータ回路を有する電力変換部またはパワーモジュールを用いて直流電力をスイッチングすることにより、電機モータを交流駆動する。電力変換部内の半導体デバイスのオンオフは、制御回路によって制御される。
HEVの電力変換部またはパワーモジュールにおける問題の一つに、半導体デバイスの損失電力に起因する熱の発生がある。半導体デバイスからの熱が流れて放散される放熱経路の各部材の熱膨張係数の相違に起因して、放熱経路内に大きな熱応力が生じる。熱応力は、放熱経路内に反りや剥離を生じ、放熱経路を遮断することになるので、確実に防止する必要がある。放熱経路の構成材料の熱膨張率の差を調和させ、熱応力を緩和するために、Al配線/AlN絶縁基板/Al板で構成されるDBA(Direct Brazed Aluminum)基板を用いた放熱構造が多く開示されてきた(たとえば特許文献1、2)。
図20は、従来のHEVの電気系統の例を示すブロック回路図である。同図に示すように、従来のHEVの車体500内には、エンジン501と、エンジン用ラジエータ502と、車両駆動用のモータ503と、モータ503を駆動するための三相交流電源を生成する電源生成部510とが設けられている。電源生成部510には、モータ503の駆動用三相交流電源を供給するインバータ505と、インバータ505に直流電源を供給するバッテリ506と、直流電源の電圧を変換するためのコンバータ507とがまとめられて配置されている。
図20に示す電源生成部510において、バッテリ506に蓄えられた電力がコンバータ507で所望の電圧に変換され、インバータ505に直流電源が供給される。インバータ505は、IGBTなどのパワーデバイスを内蔵した電力変換部の一部によって形成され、そのインバータ505において直流電源から三相交流電源が生成される。このように、電源生成部510で生成された三相交流電源は、三相交流電源線508を経てモータ508に送られる。そして、三相交流電源によってモータ503が回転され、エンジン501を駆動することになる。コンバータ505,インバータ505,バッテリ506は、個別のケースに収納されて、外部配線によって電気的に接続されている。上記のように、モータを搭載する自動車では、電気配線が多く用いられる。電気配線は、通常、組み配線と呼ばれるワイヤーハーネスによってなされるが、原料に用いられる銅の比重が高く、この製造コストが増大する傾向にある。
特開2004−296493号公報 特開2005−328087号公報
上記のHEVの電力変換部における熱の問題は、装置の大容量化、小型化、処理の高速化などに伴って重大化し、その対応に、上記のDBA基板を用いるなど、希少金属や銅などの使用量が増え、コスト増を招いている。また、放熱経路形成とは無関係に、上述のHEVの配線系統図から分かるように、電気配線費用も増大している。
本発明は、コスト増を招かずに半導体デバイスの温度上昇をより確実に軽減することができる、コネクタユニット、そのコネクタユニットが設けられたハウジングおよび回転電機を提供することを目的とする。
本発明のコネクタユニットは、回転電機のハウジングに設けられるコネクタユニットである。このコネクタユニットは、直流電力と三相交流電力の変換をするための半導体デバイスと、該半導体デバイスからの熱を放熱するヒートシンクとを有する電力変換部を備え、ヒートシンクとハウジングとの間に、熱伝導を確保するための熱伝導接続部を備えることを特徴とする。
上記のように、コネクタユニットへの電力変換部の組み込みと、そのコネクタユニットのハウジングへの配設と、熱伝導接続部とを組み合わせることによって、ヒートシンクからの放熱(自然空冷、強制空冷または液冷)に加えて、ハウジングの放熱作用を得ることができる。これによって半導体デバイスの温度上昇をより確実に抑制することができる。また、この結果、ヒートシンクの放熱の負担を軽減でき、ヒートシンクのフィン等の形状を小型化して回転電機周辺の空間利用効率を高めることが可能となる。ここで、ヒートシンクはフィンを有していても、また無くてもよい。また、離れた箇所に位置する電力変換部からの、長い三相交流電力用ワイヤーハーネスを用いる必要がなくなり、直流用ワイヤーハーネスを考慮しても、ワイヤーハーネスの材料コストを軽減することができる。また、長い三相交流電力用ワイヤーハーネスから、他の電子機器が誤動作する原因になる電磁ノイズが放射されることを防止することができる。なお、コネクタユニットのハウジングへの設け方は、どのような形態でもよく、たとえば取り付け用の部品を用いて取り付ける場合、材料的または金相的に一体化する場合などを含んでいる。
ここで、電力変換部、とくにヒートシンクと、ハウジングとの間の熱伝導を確保するための熱伝導接続部とは、ヒートシンクおよびハウジングが、次の状態にある部分をいう。
(A1)熱伝導性の材料層を介在させて面接触している状態の部分。たとえば、ヒートシンクとハウジングとの間の部材(部品)間の間隙や、微細な凹凸に起因する間隙の発生を防止するための凹凸充填性の熱伝導材料層を間に配置している当該部分。凹凸充填性の熱伝導材料は、微細な凹凸を埋めて、熱伝導度を高めることができる。凹凸充填性の熱伝導材料は、熱伝導性のグリース、各種はんだ等が該当する。
(A2)両者の間に何も介在せずにヒートシンクおよびハウジングが、直に、緻密に面接触している部分。この場合、ヒートシンクとハウジングとの接触領域は、微細な凹凸がないように研磨仕上げされているのがよい。
(A3)ヒートシンクとハウジングとが熱伝導性材料(たとえば銅板)または熱伝導性装置(たとえばヒートパイプ)で架橋されている状態の部分。これら熱伝導性材料または熱伝導性装置は、ヒートシンクとハウジングとの間に、直列的に配置されていてもよいし、バイパス的または並行的に配置されていてもよい。
(A4)ヒートシンクとハウジングとの間に異材界面がないか、あったとしても
ヒートシンクおよびハウジングが金属製であって、これらが金属的に接合された状態の異種金属接合部分。
(A5)そのほか、上記(A1)〜(A4)のいずれかに類する構造を有する部分。
上記の(A1)および(A2)の場合は、ヒートシンクとハウジングとを連結するねじ等の連結手段を用いて、両者の面間距離を小さくする力を及ぼし、両者間の面圧を高めるようにすることができる。また、上記のヒートシンクとハウジングとの熱伝導を確保する熱伝導接続部は、他の機械的な接続部分と並列させて配置された、熱伝導を確保するための部分であってもよいし、機械的な接続(固定)を兼ねながら上記の熱伝導を確保する構造を有し、他に機械的接続(固定)機構がないような態様であってもよい。上記の(A1)〜(A5)の単独だけでなく、これらの2つ以上の組み合わせであってもよい。
また、上記のヒートシンクとハウジングとの間に熱伝導接続部を備える構造をとった場合には、加工がしやすいヒートシンクを加工して、上記の配設に対応するための構造、および熱伝導接続部の構造を容易に形成することができる。
上記のヒートシンクはハウジングの外側に面し、そのヒートシンクより回転電機の本体側に半導体デバイスが位置するように取り付ける構成をとることができる。これによって、ヒートシンクはハウジングの外に面するので、ヒートシンクにおける自然放冷、強制空冷または液冷を行うことがスペース的に、または周囲環境的に容易になる。ヒートシンクの上記外に面する側にフィンを設けることも、スペース的に容易となる。また、回転電機本体はハウジングに収納されており、半導体デバイスは近い側に位置するので、配線長さを短くすることができる。
上記のハウジングには開口部が設けられ、コネクタユニットは、その開口部に、半導体デバイスがハウジングの内に位置し、またヒートシンクが該ハウジングの外に面するように取り付けられる構造をとることができる。この構成によれば、ヒートシンクはハウジングの外に面するので、ヒートシンクにおける自然放冷、強制空冷または液冷を行うことがスペース的に、または周囲環境的に容易になる。ヒートシンクの上記外に面する側にフィンを設けることも、スペース的に容易となる。また、回転電機本体はハウジングに収納されており、開口部において半導体デバイスも内部に面しているので、配線長さを短くし、また開口部があるため配線経路構造も簡単化でき、回転電機本体への交流電力の配線を容易に行うことができる。さらに、コネクタユニットを開口部に嵌め込む構造をとる等して、ハウジングからのコネクタユニットの出っ張り部分を抑制して小型化を容易にすることができる。
上記の電力変換部は、ヒートシンクとの間に、半導体デバイスの電極と電気的に接続される配線部材と、該配線部材とヒートシンクとを固着する絶縁接着層とを有することができる。これによって、半導体デバイスからヒートシンクに至る放熱経路を簡単な構造で形成することができ、部品点数を削減してコストを低下できる。また、放熱経路の長さおよび異材界面の数を減らすことにより、放熱性も高めることができる。
上記の半導体デバイスは、縦型デバイスであり、裏面電極を有し、配線部材は、板状であり、裏面電極とは導電金属層を介在させて面接続する構成をとることができる。これによって、放熱経路の断面が大きくなるので半導体デバイスからの熱のヒートシンクへの伝導が妨げられず、放熱性を向上することができる。また、界面の電気抵抗を下げることにより、大電流による熱の発生を抑制することができる。なお、縦型デバイスは、電流が半導体デバイスの厚み方向に流れるものをいい、表面電極と、裏面電極と、制御用の電極(通常、表面に配置)とを備える。
本発明のハウジングは、上記のいずれかコネクタユニットが設けられ、電力変換部との間に熱伝導接続部を形成していることを特徴とする。これによって、上記のそれぞれのヒートシンクの作用効果を得ることができる。
ハウジングに、放熱のためのフィンが設けることにより、上記のハウジングの放熱効果をより高めることができる。また、ハウジングには、冷却液が通る冷却路を設けてもよい。これによっても、液冷されたハウジングの放熱効果を大きく向上することができる。この結果、ヒートシンクの放熱の負担を軽減でき、ヒートシンクのフィン等の形状を小型化して回転電機周辺の空間利用効率を高めることが可能となる。
ハウジングにヒートシンクが一体化されており、熱伝導接続部を、ヒートシンクとハウジングとの一体化箇所に形成することができる。これにより、ヒートシンクを別に作製する必要がなくなりコスト減を得ることができる。また、ハウジングへの放熱を得ることができ、さらにヒートシンクとハウジングとの兼用により、小型化または空間利用効率を高めることができる。
本発明の回転電機は、上記のいずれかのハウジングと、該ハウジング内に収納された回転電機本体とを備えることを特徴とする。これによって、上記の各ハウジングの作用効果を得ることができる。
本発明のコネクタユニット、ハウジングおよび回転電機によれば、コスト増なくハウジングに放熱作用を発揮させ、半導体デバイスの温度上昇をより確実に抑制することができる。
(実施の形態1)
1.本実施の形態のコネクタユニットが用いられる電気系統
図1は、実施の形態1に係るハイブリッド車またはHEVの車体内部の電気系統の構成を概略的に示すブロック図である。同図に示すように、HEVの車体9内には、エンジン1と、エンジン用ラジエータ2と、エンジン駆動用のモータ3と、モータ3を駆動するための三相交流電源を生成するインバータを内蔵するコネクタユニット5と、コネクタユニット5内のインバータに直流電源を供給するバッテリ6と、直流電源の電圧を変換するためのコンバータ7とが配置されている。ここで、本実施の形態では、インバータを内蔵したコネクタユニット5が、モータ3のモータハウジングに設けられており、コネクタユニット5と、コンバータ7との間は、直流電源用配線8によって接続されている。本発明において、コネクタユニットがモータハウジングに設けられる形態には、コネクタユニットの一部がハウジングに固定されている場合と、コネクタユニットの一部が回転電機のハウジングと一体的に成形されている場合とが含まれるものとする。
本実施の形態では、バッテリ6に蓄えられた電力がコンバータ7で所望の電圧に変換され、コネクタユニット5内のインバータに直流電力が供給される。インバータ内には、後述するように、IGBTなどのパワーデバイスを内蔵した電力変換部が配置されていて、電力変換部で直流電力から三相交流電力が生成される。そして、三相交流電力によってモータ3が回転され、車両を駆動することになる。
本実施の形態では、バッテリ6およびコンバータ7は、トランクに配置され、コネクタユニット5は、エンジンルームに配置されているので、1対の直流電源用配線8を介して、コンバータ7からコネクタユニット5内のインバータに直流電源が供給される。したがって、図20に示す従来の構成のような長い三相交流電源配線(三相交流用ワイヤーハーネス)は、不要であり、これにより、大電力を供給するための太い配線の使用量を低減することで、製造コストの削減を図ることができる。
図2は、バッテリ6からモータ3までの回路構成を示す電気回路図である。同図において、コンバータ、コンデンサ等の部材の図示は省略されている。後述するように、コネクタユニット5には、直流電源用配線8が接続されるソケット28が設けられており、コネクタユニット5内には、ソケット28から延びる直流電源用金属配線23a,23bを介して直流電力が供給される。
また、図1においては、図示を省略したが、HEVの車体9内には、図2に示すモータ制御ユニット80が配置されており、モータ制御ユニット80から制御信号用配線81が延びている。一方、コネクタユニット5には、制御信号用配線81が接続されるソケット29が設けられており、コネクタユニット5内には、ソケット29から延びる制御信号用配線83を介して制御信号が供給される。
図2に示すように、コネクタユニット5内には、並列に配置されたIGBTおよびダイオードからなる計6個のスイッチング回路を備えた電力変換部10が配置されている。また、コネクタユニット5内には、コネクタユニット内の各スイッチング回路の動作を制御するためのデバイス駆動回路16が配置されている。デバイス駆動回路16は、ソケット29から延びる制御信号用配線83からの入力信号を受け、制御信号用配線17を介して各スイッチング回路に制御信号を出力する。
コネクタユニット5内において、各スイッチング回路には、直流電源用金属配線23a,23bを介して直流電力が供給され、デバイス駆動回路16の制御信号に応じてスイッチング回路が駆動されて、三相(U相,V相,W相)の電力信号が生成され、この電力信号は三相交流電源用金属配線23u,23v,23wからモータ3に出力される。
モータ3は、三相(U相,V相,W相)の交流によって駆動されるものであり、モータ3のステータには、コイル3aに接続されるバスバー63u,63v,63wが設けられている。各バスバー63u,63v,63wは、それぞれコネクタユニット5の三相交流電源用配線23u,23v,23wに接続されており、バスバー63u,63v,63wに入力される三相交流電源に応じてモータ3内のロータが回転し、これにより、車両が駆動される。
2.コネクタユニットが取り付けられるモータハウジングの部分
図3は、モータ3の一部を破断して示す斜視図である。図4は、モータの一部およびコネクタユニットの断面図である。ただし、図3においては、ロータの図示が省略されている。図3および図4に示すように、モータハウジング本体60内には、ステータ61と、ステータ61のコイルに流れる電流に応じて回転駆動されるロータ65とが設けられている。ステータ61は、コイルが巻き付けられた分割コアをリング状に組み立ててなるコア部62と、リング状に組み立てられた分割コアを締結・固定するためのリング部64とを備えている。そして、リング部64と、コア部62の内周部とに沿って、各分割コアに巻かれたコイルにつながる3相のバスバー63,66が配置されている。各バスバー63,66は、各分割コアに巻回された各コイルに接続されているが、図3および図4においては、各バスバー63,66と各コイルとの接続構造の図示は省略されている。図4においては、外周側のバスバー63が実際よりも拡大して、かつ、絶縁被覆層を削除して表示されている。
モータハウジング本体60には、開口部60aが設けられており、開口部60aを囲む側筒60cの縁部または上端面60bに、コネクタユニット5が取付ねじ31によって固定されている。コネクタユニットの取付部は、これら開口部60aと、側筒60cと、縁部60bと、取付ねじ31が螺合される雌ねじ部等とによって構成される。外周側のバスバー63(63u,63v,63w)は、各リング部63u1,63v1,63w1と、各リング部63u1,63v1,63w1から開口部60aに近接するように突出するモータ側端子63u2,63v2,63w2とを有している。
一方、コネクタユニット5には、後述するように、モータハウジングの外部に向かって突出する直流電源用端子23a2,23b2と、モータハウジングの内部に向かって突出する三相交流電源用端子23u2,23v2,23w2とが設けられている。そして、本実施の形態において、コネクタユニット5がモータハウジング本体60に装着された状態では、コネクタユニット5の三相交流電源用端子23u2,23v2,23w2と、ステータ61のモータ側端子63u2,63v2,63w2とが、直接接触した状態でボルト等により固定される。
3.ヒートシンクとハウジングとの間に形成される熱伝導接続部
図5は、実施の形態1に係るコネクタユニットの断面図である(後で説明する図10のV−V線に沿う断面図である。)。また、図6は図5におけるA部拡大図である。本実施の形態では、ヒートシンク21をハウジング60の筒部60cに連結する連結部に、熱伝導性グリース55を配置している点に特徴を有する。すなわち、熱伝導グリース55aを配置した部分が、熱伝導接続部55である。図6に示すように、取付ねじ31のねじの山と谷は、ハウジング60の筒部に設けられた雌ねじ60jの山と谷と、全面で密着しているわけではなく、線的または帯的(らせん状)に接触しており、多くの空隙がある。熱伝導グリースを用いることによって、この空隙を埋めて、取付ねじ31とハウジング60の筒部60cとの熱伝導度を確保することができる。
ねじだけでなく、およそ形状を有する物は加工精度は有限であり、部材間に隙間が生じることは避けられない。部材間の間隙は、熱伝導の大きな障害となる。このような部材(部品)間の間隙に対しても、上記の熱伝導グリース55aは間隙を埋めて、熱伝導接続部55を形成することができる。また、金属加工された表面は、微細な凹凸があり、微細な凹凸がある表面同士の接触では、やはり微細な空隙が表面間に生じ、熱伝導の妨げとなる。また、金属加工面の重要箇所には発錆防止のため油性被膜による保護がされるが、熱伝導度確保の点からは好ましくない。発錆防止および熱伝導度確保を兼ねて、熱伝導性グリース55aを、ハウジング60の当接面または筒部の縁部60bと、ヒートシンク21の当接面21pとの間に介在させることにより、両者間の熱伝導度を向上させ、半導体チップ11で発生する熱の放熱にハウジング60を寄与させることができる。また、取付ねじ31のヘッド下部分の表面と、ヒートシンク21のねじ孔21hの壁面との間にも、熱伝導グリース55aを配置するのがよい。熱伝導グリース55aは、細かい部分に配置することが容易であり、ヒートシンク21からハウジング60に至る、小さい熱伝導経路にも容易に配置でき、熱伝導度を向上した小さな熱伝導経路の集積により、無視できない効果を得ることができる。後述する半田層、熱伝導性シートも同様である。
本実施の形態における熱伝導接続部55を構成する熱伝導グリース55aは、下記に列挙する熱伝導接続部のうちの(A1)に該当する。
(A1)熱伝導性の材料層を介在させて面接触している状態の部分。たとえば、ヒートシンクとハウジングとの間の部材(部品)間の間隙や、微細な凹凸に起因する間隙の発生を防止するための凹凸充填性の熱伝導材料層を間に配置している当該部分。凹凸充填性の熱伝導材料は、微細な凹凸を埋めて、熱伝導度を高めることができる。凹凸充填性の熱伝導材料は、熱伝導性のグリース、各種はんだ等が該当する。
(A2)両者の間に何も介在せずにヒートシンクおよびハウジングが、直に、緻密に面接触している部分。この場合、ヒートシンクとハウジングとの接触領域は、微細な凹凸がないように研磨仕上げされているのがよい。
(A3)ヒートシンクとハウジングとが熱伝導性材料(たとえば銅板)または熱伝導性装置(たとえばヒートパイプ)で架橋されている状態の部分。これら熱伝導性材料または熱伝導性装置は、ヒートシンクとハウジングとの間に、直列的に配置されていてもよいし、バイパス的または並行的に配置されていてもよい。
(A4)ヒートシンクとハウジングとの間に異材界面がないか、あったとしても
ヒートシンクおよびハウジングが金属製であって、これらが金属的に接合された状態の異種金属接合部分。
(A5)そのほか、上記(A1)〜(A4)のいずれかに類する構造を有する部分。
上記の(A1)〜(A5)の単独だけでなく、これらの2つ以上の組み合わせであってもよい。従来、ヒートシンク21とハウジング60との接続に、上記の(A1)〜(A4)のいずれかを用いた例は皆無である(〒よろしいでしょうか)。
電力変換部10は、IGBTチップ11aおよびダイオードチップ11bを併せて表示する半導体チップ11と、半導体チップ11内の半導体素子(縦型半導体デバイス)と外部部材とを電気的に接続するための配線層(23a2,23b2,23u1,23v1,23w1など)とを備えている。配線層のうち図5に示す断面には、直流電源用金属配線23a,23bの各平板部23a1,23a2と、三相交流電源用金属配線23wの平板部23w1とが現れている。また、配線層の各平板部23a1,23a2,23w1と半導体チップ11とを接合するPbフリー半田を含む半田層14と、半導体チップ11で発生した熱を外方に放出するためのヒートシンク21と、配線層の各平板部23a1,23a2,23w1をヒートシンク21に固着する絶縁接着層26とを備えている。図示されていないが、半導体チップ11の上面および下面には、それぞれ、IGBT,ダイオードの活性領域に接続される上面電極および裏面電極が設けられており、裏面電極は、半田層14によって、上記の各配線層に導通状態で接合されている。配線部材を形成している、直流電源用配線または交流電源用配線の平板部23a1または23w1などは、配線層の中の部分である。
また、半導体チップ11の上面電極(IGBTチップの上面電極またはダイオードチップの上面電極)と、配線層の各平板部(図5に示す断面においては、23w2および23b1)とは、大電流用配線18によって電気的に接続されている。さらに、半導体チップ11において、IGBTチップの上面電極−ダイオードチップの上面電極間も大電流配線18によって電気的に接続されている。
ヒートシンク21は、平板部21aと、平板部21aの裏面側から突出するフィン部21bとを有している。そして、平板部21aは、モータハウジング本体60の開口部60aの側筒60cの縁部60bに、取付ねじ31によって取り付けられている。ヒートシンク21の平板部21aは、配線層や半導体チップ11を支持する支持部材として機能する。そして、ヒートシンク21は、放熱体として機能するとともに、モータハウジングの一部としても機能している。つまり、ヒートシンク21はモータハウジングの部分を構成しており、モータハウジングは、モータハウジング本体60aおよびヒートシンク21により構成されていると見ることができる。なお、ヒートシンク21にフィン部21bを設けた場合を図示したが、フィン部21bがなく平板部21aだけで構成してもかまわない。
本実施の形態では、ヒートシンク21を自然空冷する構成としているが、フィン部21bを囲む容器50(破線表示参照)を別途設けて、空気または液体を強制的に循環させて、強制冷却する構成としてもよい。ただし、フィン部21bは必ずしも必要ではなく、また、フィン部21bに代えて、他の放熱用部材を備えていてもよい。
また、ヒートシンク21の第1開口部21aには、ソケット28が設けられており、直流電源用金属配線23aの平板部23a1から曲げられた直流電源用端子23a2がソケット28まで延びている。図5に示す断面には現れていないが、一方の直流電源用金属配線23bの平板部23b1からほぼ直角に曲げられた直流電源用端子23b2も、ソケット28まで延びている(図11参照)。つまり、各直流電源用端子23a2,23b2は、モータハウジング本体60の外部空間まで延びている。
また、図5に示す断面以外の断面において、三相交流電源用金属配線23wの平板部23w1からほぼ直角に曲げられた三相交流電源用端子23w2は、モータハウジング本体60の内へと延びている。そして、三相交流電源用端子23w2は、取付部材37により、モータ側端子63w2に直接接触した状態で固定されている。図5には表示されていないが、他の三相交流電源用金属配線23u,23vの平板部23u1,23v1からほぼ直角に曲げられた三相交流電源用端子23u2、23v2も同様の構成となっている。なお、三相交流電源用端子23u2、23v2、23w2やモータ側端子63w2は、取付部材37と共に絶縁樹脂によって被覆されていてもよい。
また、配線層の上方には、絶縁板35を介してプリント配線板33が積層されており、プリント配線板33の上にデバイス駆動回路16が配設されている。そして、プリント配線板33の上に延びる信号用配線(図示せず)と、半導体チップ11の制御電極(図示せず)との間は、制御信号を供給するための信号用配線17によって電気的に接続されている。
なお、図5には図示されていないが、ヒートシンク21の上面側で半導体チップ11,制御信号用配線17,大電流用配線18,プリント配線板33,絶縁板35,配線層,半田層14,絶縁樹脂層26などの部材は、それらの端子を除いて、エポキシ樹脂などの樹脂によって封止されている。
本実施の形態では、ヒートシンク21の材料として、焼結アルミニウム(焼結Al)が用いられている。ただし、これに限定されるものではない。たとえば、Al,Al合金,Cu,Cu合金などの他の金属、AlN,SiN,BN,SiC,WCなどのセラミックス、或いは、Al−SiC,Cu−W,Cu−Moなどの複合材料を用いてもよい。
本実施の形態では、金属配線23(23a,23b,23u,23v,23w)の材料として、CuまたはCu合金を用いているが、これに限定されるものではない。たとえば、Al,Al合金や、Al−SiC,Cu−W,Cu−Moなどの複合材料を用いてもよい。
本実施の形態では、配線層(各平板部23a1,23b1,23u1,23v1,23w1)と、外部機器への端子(直流電源用端子23a2,23b2および三相交流電源用端子23u2,23v2,23w2)とを1枚の金属板(本実施の形態では、Cu板又はCu金属板)によって構成しているが、配線層と端子とを個別に設けて、両者間をバスバー等によって接続してもよい。
上述のように、本実施の形態の電力変換部10においては、Pbフリー半田からなる半田層14と、絶縁接着層26とを備えている。一般に、Pbフリー半田には、以下のものがある。たとえば、Sn(液相点232℃),Sn−3.5%Ag(液相点221℃),Sn−3.0%Ag(液相点222℃),Sn−3.5%Ag−0.55%Cu(液相点220℃),Sn−3.0%Ag−0.5%Cu(液相点220℃),Sn−1.5%Ag−0.85%Cu−2.0Bi(液相点223℃),Sn−2.5%Ag−0.5%Cu−1.0Bi(液相点219℃),Sn−5.8Bi(液相点138℃),Sn−0.55%Cu(液相点226℃),Sn−0.55%Cu−その他(液相点226℃),Sn−0.55%Cu−0.3%Ag(液相点226℃),Sn−5.0%Cu(液相点358℃),Sn−3.0%Cu−0.3%Ag(液相点312℃),Sn−3.5%Ag−0.5%Bi−3.0In(液相点216℃),Sn−3.5%Ag−0.5%Bi−4.0In(液相点211℃),Sn−3.5%Ag−0.5%Bi−8.0In(液相点208℃),Sn−8.0%Zn−3.0%Bi(液相点197℃)等がある。本実施の形態では、液相点が250℃以下の低融点のPbフリー半田、たとえば、Sn−3.0%Ag−0.5%Cu(液相点220℃)を用いているが、これに限定されるものではない。ただし、Sn−5.0%Cu(液相点358℃),Sn−3.0%Cu−0.3%Ag(液相点312℃)等の高融点のPbフリー半田(液相点が250℃を超えるもの)は除くものとする。
絶縁接着層26には、本実施の形態では、金属やセラミックスの充填剤を含むエポキシ樹脂が用いられている。エポキシ樹脂の使用可能温度は、種類によって異なるが、250℃を超えるものを選択することは容易であり、本実施の形態では、Pbフリー半田の液相点よりも高いものを用いている。したがって、後述する電力変換部の組み立て工程において、絶縁接着層26を形成した後で、Pbフリー半田のリフロー工程を行うことが可能になる。たとえば、エポキシ樹脂に、アルミナ,シリカ,アルミニウム,窒化アルミニウムなどを充填したものを用いることができ、熱伝導率が3.0(W/m・K)以上であることが好ましく、5.0(W/m・K)以上であることがより好ましい。
絶縁接着層26の厚みは、0.4mm以下であることが好ましく、0.2mm以下であることがより好ましい。絶縁接着層26の熱抵抗は、熱伝導率と厚みに依存して定まるが、厚みが薄いほど熱抵抗が小さくなる。したがって、厚みが0.4mm以下であることにより、放熱性能が高くなることになる。
本実施の形態によると、直流電源用端子23a2,23b2と三相交流用電源端子23u2,23v2,23w2との間に、直流電力を三相交流電力に変換するためのインバータとして機能する電力変換部10を介設したコネクタユニット5を設け、コネクタユニット5の一部(本実施の形態では、ヒートシンク21)をモータハウジング本体60に連結する構成としたので、直流電源を生成するバッテリ6,コンバータ7と、電力変換部10との間は、三相交流電源用配線に代えて直流電源用配線を介設すれば済み、大電力用の配線(ワイヤーハーネス)の使用材料量の低減により製造コストの削減を図ることができる。
また、電力変換部10をモータハウジングの内に配設したので、モータハウジング内のスペースを有効に利用することができ、ひいては、車内部の部材のコンパクトを図ることができる。特に、ヒートシンク21を、モータハウジング本体60に接触させた状態で取り付けて(図5参照)、ヒートシンク21をモータハウジングの部分としているので、さらなる車内部の部材のコンパクト化を図ることができるとともに、モータハウジング本体60を介して、放熱性能も向上する。
また、電力変換部10に、パワーデバイスの動作を制御するための制御回路であるデバイス駆動回路16を搭載したプリント配線板33を組み込んでいるので、車内部の部材のコンパクト化を図ることができる。また、配線層のうち直流電源用配線23a,23bの平板部23a1,23b1と、直流電源用端子23a2,23b2とが共通の金属板で構成されていることにより、製造コストの削減とコネクタユニット5のサイズ縮小とを図ることができる。また、配線層のうち三相交流電源用金属配線23u,23v,23wの平板部23u1,23v1,23w1と、
三相交流電源用端子23u2,23v2,23w2とが共通の金属板で構成されていることによっても、製造コストの削減とコネクタユニット5のサイズ縮小とを図ることができる。
また、本実施の形態では、従来用いられていた2つの半田層に代えて、1つの半田層14と、樹脂接着剤からなる絶縁樹脂層26とを用いているので、工程の先後に応じて低融点のPbフリー半田と高融点のPbフリー半田とを用いる必要はなく、低融点のPbフリー半田だけで済むことになる。現在、Pbフリー半田として、比較的Cu組成比の高いPbフリー半田(たとえば液相点が300℃以上のSn−5.0%Cu,Sn−3.0%Cu−0.3%Ag)も開発されているが、確実な接続信頼性を有する高融点のPbフリー半田を得ることは困難である。一方、低融点のPbフリー半田としては、たとえば液相点が220℃のSn−3.0%Ag−0.5%Cu(JEITA推奨合金)などの接続信頼性の高いものが得られている。また、樹脂接着剤としては、使用可能温度が250℃を超えるエポキシ樹脂など、低融点のPbフリー半田の液相点よりも高温に耐えうるものは容易に得られる。したがって、本実施の形態により、半田層14をPbフリー化して、接続信頼性を確保しつつ、Pbフリー化を図ることができるのである。
4.ハウジングからの放熱
図5および図6に示すように、縦型半導体デバイス11で発生した熱は、(裏面電極/半田層14/絶縁性接着層26/ヒートシンク21/熱伝導接続部55)を経て、ハウジング60にも伝導される。この結果、ハウジング60から放熱がなされる。この場合、図7に示すように、ハウジング60の外周面にフィン60fを設けることにより、放熱性を向上させることができる。フィン60fが立壁状フィンの場合、図7に例示するように外周に沿って延びる立壁状フィンでもよいし、または軸芯に並行するように延びる立壁状フィンであってもよい。上述のように、最も広くは、コネクタユニット5におけるヒートシンク21には、フィン21bを設けなくてもよいし、設けてもよいが、通常は設ける。図7では図示していないが、ヒートシンク21のフィン21bを設けた場合、ヒートシンク21のフィン21bは、ハウジング60のフィン60fと同様に、ハウジング60の外に面するように形成される。
5.コネクタユニットの電気部品接続構造
次に、コネクタユニットの電気部品接続構造について説明する。図8は、コネクタユニット5を主面側から見た斜視図であり、図9は、コネクタユニット5を裏面側から見た斜視図であって、図8を図中縦方向の中心線回りに反転させた状態を表示している。
図8に示すように、コネクタユニット5の各部材は、ヒートシンク21の上に搭載されている。そして、最上部にデバイス駆動回路等を搭載したプリント配線板33が設けられていて、プリント配線板33上で、外部端子を除く全部材はエポキシ樹脂等(図示せず)によって樹脂封止されている。プリント配線板33には、第1開口部33a、スリット部33bおよび第2開口部33cが設けられている。第1開口部33cには、パワーデバイスであるIGBTが形成されたIGBTチップ11aと、パワーデバイスであるダイオードが形成されたダイオードチップ11bとが配置されている。第2開口部33cには制御信号用配線83が配置されている。また、三相交流電源用端子23u2,23v2,23w2が、スリット部33bを貫通して突出している。
一方、図9に示すように、ヒートシンク21の裏面側からみると、ヒートシンク21は、平板部21aと、平板部21aから外方に突出する多数のフィン(図示せず)が形成されたフィン部21bと、各々ソケット28,29によって囲まれた第1,第2開口部21c,21dとを有している。そして、第1開口部21cには直流電源用端子23a2,23b2が配置され、第2開口部21dには、制御信号用配線83の端子部が配置されている。
次に、コネクタユニット5のヒートシンク上に積層されている各部材の構造について説明する。図10は、ヒートシンク21上の配線層以外の各層を透視して示す斜視図である。図11は、ヒートシンク21上の各層を分離して表示する斜視図である。図10および図11に示すように、ヒートシンク21とプリント配線板33との間には、下方から順に、樹脂絶縁層26と、金属配線23と、絶縁板35とが積層されている。金属配線23は、直流電源を供給する直流電源用金属配線23a,23bと、三相交流電源を供給する三相交流電源用金属配線23u,23v,23wとを有している。
直流電源用金属配線23a,23bは、横方向に延びる平板状の平板部23a1,23b1と、平板部23a1,23b1から折り曲げられて図中下方に延びる直流電源用端子23a2,23b2とを有している。また、三相交流電源用金属配線23u,23v,23wは、横方向に延びる平板状の平板部23u1,23v1,23w1 と、平板部23u1,23v1,23w1から折り曲げられて図中上方に延びる三相交流電源用端子23u2,23v2,23w2とを有している。
以上の各平板部23a2,23b2,23u1,23v1,23w1により、本発明の配線層が構成されている。そして、本実施の形態では、配線層の第1の部分である平板部23a1,23b1は、直流電源用端子23a2,23b2とそれぞれ共通の金属板(本実施の形態では、Cu板またはCu合金板)によって構成されている。また、配線層の第2の部分である平板部23u1,23v1,23w1は、三相交流電源用端子23u2,23v2,23w2とそれぞれ共通の金属板(本実施の形態では、Cu板またはCu合金板)によって構成されている。
そして、直流電源用端子23a2,23b2は、樹脂絶縁層26の第1開口部26aを挿通してヒートシンク21の第1開口部21cまで延びている(図9参照)。また、三相交流電源用端子23u2,23v2,23w2は、絶縁板35のスリット部35bおよびプリント配線板33のスリット部33bを挿通して、プリント配線板33の上方に突出している(図8参照)。さらに、制御信号用配線83の端部は、下方に折り曲げられて、樹脂絶縁層26の第2開口部26bを挿通してヒートシンク21の第2開口部21dまで延びている。
6.本実施の形態の変形例
図12は、実施の形態1の変形例に係るコネクタユニットを示す断面図である。
この変形例において、熱伝導接続部55の位置は、図5に示す実施の形態1における熱伝導接続部55と同じであるが、ヒートシンク21をハウジング60に取り付ける取付構造が相違している。同図に示すように、本変形例においては、ヒートシンク21の当接面21pと、ハウジング60の当接面または筒部の縁部60bとの間に、半田層55b(55)を形成する。半田層55bは、形成時には溶融状態にあり、双方の当接面21p,60bに不可避的に存在する微細な凹凸があっても、その凹凸を埋めて、熱伝導の障害になる原因を除くことができる。双方の当接面21p,60bは、設計上許容できる範囲で、できる限り、大きな面積をとるが、熱伝導のコンダクタンスを向上する上で、望ましい。
上記の半田層55bによって形成された熱伝導接続部55は、上掲の熱伝導接続部のうちの(A1)または(A4)に該当する。図12に示すように、双方の当接面に介在させて熱伝導接続部を設けるものとして、熱伝導シートなどを挙げることができる。熱伝導シートは、熱伝導度の高い樹脂シート単独か、または熱伝導度の大小によらずカーボンまたは金属粉を分散させて熱伝導度を高めたものを用いることができる。この熱伝導シートは、上述の表面の微細凹凸を埋める程度の可塑性があることが望ましい。この熱伝導シートは、上掲の(A1)のタイプの熱伝導接続部を形成する。また、付言を要しないかもしれないが、図12における半田層55bの代わりに、熱伝導グリース55aを、当然、用いてもよい。要は、ヒートシンク21とハウジング60とが接触する重なり部分をできるだけ広くとし、その間に、上記の熱伝導グリース((A1)タイプ)、半田層((A1)または(A4)タイプ)または熱伝導シート((A1)タイプ)を配置して、熱伝導接続部を形成するのがよい。
(実施の形態2)
図13は、実施の形態2に係る電力変換部の拡大断面図である。図13は実施形態1における図5に相当する部分の構造を示している。図13では、金属部品55cが、図5に示す熱伝導グリース55aの熱伝導接続部に並列に、配置され、バイパス的に熱伝導経路を形成する。すなわち、本実施の形態においては、熱伝導グリース55aに加えて、金属部品55cが熱伝導接続部55を形成している点に特徴を有する。金属部品55cは、上掲の熱伝導接続部のうちの(A3)に該当する。金属部品55cを単独で用いてもよいが、通常、上述の表面の微細凹凸による熱伝導阻害要因を除くために、熱伝導グリース55aを併用する。すなわち、金属部品55cが、ヒートシンク21およびハウジング60に接する箇所には、間に、熱伝導グリース55aを介在させる。
金属部品55cには、銅、アルミニウムなど、熱伝導度が高く、安価な材料を用いるのが好ましい。本実施の形態の場合、上記の金属部品55cは、図5に示す放熱接続部55に加えて、追加的に放熱経路を設けることになる。このとき、金属部品55cと、ヒートシンク21およびハウジング60との間に熱伝導グリース55aを介在させることにより、金属部品55cの放熱経路は、図5における放熱経路と一体化して、拡大された放熱経路の中で、熱伝導が起こり易いほうに熱が流れ、より効率的な熱伝導経路を形成することができる。上記の金属部品55cにより、放熱経路の断面積を増大させて、ハウジング60による放熱性を向上させることができる。
図14は、図13に示す実施の形態2におけるコネクタユニットの変形例を示す図である。図14において、コネクタユニット5は、ハウジング60の外周面に取り付けられ、三相交流電力端子はハウジング60の貫通孔60hを通ってハウジング内に導入される。このような貫通孔60hはコネクタユニット5を連結するための構造の一つとは言えず、貫通孔60hがあったとしても、開口部60aの場合と異なり、半導体デバイスがハウジングの内に面する、ということはない。熱伝導接続部55の構造は、図13に示すものと同じであり、上記と同じ作用効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図15は、本発明の実施の形態3におけるコネクタユニットを示す断面図である。図15は実施形態1における図5に相当する。実施の形態3においては、ヒートシンク21がモータハウジング本体60と一体化されて、モータハウジングの一部として機能している。この場合、見方によっては、電力変換部は、モータハウジングに形成されると見ることもできる。
ここで、一体化とは、ハウジングとヒートシンクとが各種の一体成形加工法により製造されていてもよい。そのとき、ハウジングとヒートシンクとは異種材料であってもよいし、同一材料であってもよい。また、溶接などの接合方法で接合されたものであってもよい。要は取り付け用の部品を用いることなく一体化されていればよい。
本実施の形態のコネクタユニット5のヒートシンク21と、ハウジング60との間の熱伝導を確保するための熱伝導接続部55は、溶接部55dで形成されている。この溶接部55dによる熱伝導接続部55は、上記の一体化の定義からも分かるように、上掲の熱伝導接続部のなかの(A4)に該当する。上記の一体化により、ヒートシンク21とハウジング60とは材料的に接続され、または、通常は金属で形成されるので、金属接合がなされ、熱伝導経路は短縮され、異材界面を通らない。この結果、半導体デバイス11からの熱に対して、ヒートシンク21のフィン部21bによる放熱に加えて、大きな熱流が入るハウジングによる放熱を得ることができる。この結果、ヒートシンク21の放熱の負担を軽減でき、ヒートシンク21の形状等を小型化して回転電機周辺の空間利用効率を高めることが可能となる。
図15に示す熱伝導接続部55となる溶接部55dは、ヒートシンク21の平板部21aと、ハウジング60とを面一になるように連結する。しかし、溶接部55dは、図15に示す形態に限定されず、図16に示すような形態、すなわちヒートシンク21の平板部21aと、ハウジング60との間に段差がある場合であってもよい。図16に示す溶接部55dによっても、上述の(A4)の作用効果を得ることができる。
上掲の(A4)の範疇の熱伝導接続部55には、図17に示すように、同一材料によるヒートシンク21とハウジング60の一体化(ヒートシンク21とハウジング60の一体成形加工物)も含まれる。この場合には、熱伝導接続部55(55n)の、具体的な箇所を特定することに困難を感じるかもしれないが、およその特定の仕方として、「同一金属からなる、ヒートシンク21とハウジング60との境目の辺り55n」と特定することはできる(図17参照)。もともと熱伝導接続部という用語は、具体的な箇所を特定することに馴染まず、「この辺り」という特定の程度に対応するものであり、それによって熱伝導接続部を特定することは可能である。要は、ヒートシンク21とハウジング60という異なる機能を有する部材間の熱伝導を確保するための接続部が明確に存在すれば、それでよい。異種金属の場合は溶接接合や半田接合が介在するので、上記のような、場所の特定の際、周辺の各部材の範囲について考慮をする必要はない。
(実施の形態4−ハウジングの冷却強化−)
図18は、本発明の実施の形態4におけるハウジング60を示す斜視図である。本実施の形態では、コネクタユニット5の配設箇所に近いハウジング60の部分に対して強化した冷却を行うことに特徴を有する。ヒートシンク21のフィン部は表示を省略してあるが、ヒートシンク21のフィン部はなくてもよい。図18では、上記ハウジングの部分と熱交換する熱交換部71をハウジング60に取り付け、冷媒入路71aと冷媒出路71bとを熱交換部71に設けて、冷媒を循環する。
冷却強化として液冷する場合には、液冷すなわち冷却液には、水、フロリナート、エチレングリコール水溶液などを用いるのがよい。また気体の場合には、ヘリウム,アルゴン,窒素,空気などの気体であってもよい。また、冷凍機のエバポレータが利用できる場合には、低圧冷媒ガスを用いてもよい。エンジンの冷却液を利用する場合には、通常、エンジンはエチレングリコール水溶液で冷却されるので、エンジンからのエチレングリコール水溶液を冷媒入路71aから導入することができる。
上記の冷却強化によって、ハウジングからの放熱性が向上し、コネクタユニット5のヒートシンク21を小型化することができる。たとえばフィン部21のフィン高さを低くし、所定の場合はほとんど無くすこともできる。この結果、回転電機周辺の空間利用効率を高めることができる。
また、モータの冷却を行う場合には、図19に示すように、モータ用冷却媒体出口73をハウジング熱交換部71の冷媒入路71aに連結して、ハウジング60の冷却強化を行うことができる。図19に示す冷却方法によれば、モータ3を冷却した上で、電力変換部からの熱の放熱のためにハウジング60の冷却強化を推進することができる。
(他の実施の形態)
1.本発明のコネクタユニット、ハウジング、回転電機は、上記の実施の形態では、HEVの駆動モータの場合について説明したが、自動車のモータに限定されず、非自動車用のモータ、発電機に用いることができる。また自動車用の場合、HEVに限らず、各種の電気自動車等の駆動モータに用いることができ、また、駆動モータに限らず、自動車のクーラ用のモータにも用いることができる。
2.本発明の電力変換部に配置される半導体素子は、ワイドバンドギャップ半導体(SiC,GaNなど)を用いたパワーデバイスでもよいし、Siを用いたパワーデバイスでもよい。
3.上記実施の形態では、電力変換部がIGBTおよびダイオードを組み合わせたインバータであったが、本発明の電力変換部は、MOSFETとダイオードとを組み合わせたインバータもしくはMOSFETのみからなるインバータであってもよい。
上記において、本発明の実施の形態および実施例について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態および実施例は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明のコネクタユニット、ハウジングおよび回転電機は、HEV、電気自動車、冷凍装置のコンプレッサなどのモータや、発電機に利用することができる。
本発明の実施の形態1に係るHEVの車体内部の電気系統の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるバッテリからモータまでの回路構成を示す電気回路図である。 モータの一部を破断して示す斜視図である。 モータの一部およびコネクタユニットの断面図である。 本発明の実施の形態1に係るコネクタユニットの断面図である。 図5のA部拡大図である。 本発明の実施の形態1におけるハウジングに設けたフィンを示す図である。 コネクタユニットを主面側から見た斜視図である。 コネクタユニットを裏面側から見た斜視図である。 ヒートシンク上の配線層以外の各層を透視して示す斜視図である。 ヒートシンク上の各層を分離して表示する斜視図である。 本発明の実施の形態1のコネクタユニットの変形例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るコネクタユニットを示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係るコネクタユニットの変形例を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るコネクタユニットを示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る変形例のコネクタユニットを示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る別の変形例のコネクタユニットを示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係るハウジングを示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るハウジングの変形例を示す図である。 従来のHEVの電気系統の例を示すブロック回路図である。
符号の説明
1 エンジン、2 ラジエータ、3 モータ、5 コネクタユニット、6 バッテリ、7 コンバータ、8 直流電源用配線、10 電力変換部、11a IGBTチップ、11b ダイオードチップ、14 半田層、16 デバイス駆動回路、17 制御信号用配線、18 大電流用配線、21 ヒートシンク、21a 平板部、21b フィン部、21c 第1開口部、21d 第2開口部、21p 当接面、23a,23b 直流電源用金属配線、23a1,23b1 平板部、23a2,23b2 直流電源用端子、23u,23v,23w 三相交流電源用金属配線、23u1,23v1,23w1 平板部、23u2,23v2,23w2 三相交流電源用端子、26 絶縁接着層、26a 第1開口部、26b 第2開口部、26h ねじ孔、28 ソケット、29 ソケット、31 取付ねじ、33 プリント配線板、33a 第1開口部、33b スリット部、33c 第2開口部、35 絶縁板、35a 第1開口部、35b スリット部、35c 第2開口部、37 取付部材、50 容器、55 熱伝導接続部、55a 熱伝導グリース、55b 半田層、55c 金属部品、55d 溶接部、55n 一体化箇所(熱伝導接続部)、60 モータハウジング本体、60a 開口部、60b 側筒縁部(当接面)、60c 側筒、60h 貫通孔、63u,63v,63w バスバー、63u1,63v1,63w1 リング部、63u2,63v2,63w2 モータ側端子、71 熱交換部、71a 冷媒入路、71b 冷媒出路、73 モータ冷媒出口、80 モータ制御ユニット、81 制御信号用配線、83 制御信号用配線。

Claims (10)

  1. 回転電機のハウジングに設けられるコネクタユニットであって、
    直流電力と三相交流電力の変換をするための半導体デバイスと、該半導体デバイスからの熱を放熱するヒートシンクとを有する電力変換部を備え、
    前記電力変換部と前記ハウジングとの間に、熱伝導を確保するための熱伝導接続部を備えることを特徴とする、コネクタユニット。
  2. 前記ヒートシンクは前記ハウジングの外側に面し、そのヒートシンクより前記回転電機の本体側に前記半導体デバイスが位置するように設けられることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタユニット。
  3. 前記ハウジングには開口部が設けられ、前記コネクタユニットは、その開口部において、前記半導体デバイスが前記ハウジングの内に位置し、また前記ヒートシンクが該ハウジングの外に面するように取り付けられることを特徴とする、請求項1または2に記載のコネクタユニット。
  4. 前記電力変換部は、前記ヒートシンクとの間に、前記半導体デバイスの電極と電気的に接続される配線部材と、該配線部材と前記ヒートシンクとを固着する絶縁接着層とを有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のコネクタユニット。
  5. 前記半導体デバイスは、縦型デバイスであり、裏面電極を有し、前記配線部材は、板状であり、前記裏面電極とは導電金属層を介在させて面接続していることを特徴とする、請求項4に記載のコネクタユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のコネクタユニットが設けられ、前記電力変換部との間に熱伝導接続部を形成していることを特徴とする、回転電機のハウジング。
  7. 放熱のためのフィンが設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の回転電機のハウジング。
  8. 冷却液が通る冷却路が設けられていることを特徴とする、請求項6または7に記載の回転電機のハウジング。
  9. 前記ヒートシンクが一体化されており、前記熱伝導接続部は、前記ヒートシンクとハウジングとの一体化箇所に形成されていることを特徴とする、請求項6〜8のいずれかに記載の回転電機のハウジング。
  10. 請求項6〜9のいずれかに記載の回転電機のハウジングと、該ハウジング内に収納された回転電機本体とを備えることを特徴とする、回転電機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014075429A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Sharp Corp 発光装置および発光装置へのヒートシンク取付方法

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