JP2009033657A - 無線送信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナと電源素子とを結ぶ方向の放射強度の低下を低減することが可能な無線送信機を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る無線送信機1は、ID情報を含む送信信号を生成する電子回路12,14と、アンテナ16を有し、送信信号を無線で送信するためのアンテナ部18と、電子回路12,14に電力を供給する電源素子20とを備える。電子回路12,14と、アンテナ部18と、電源素子20とは、それぞれ基準平面に対向して配置されており、基準平面に垂直な方向のアンテナ部18の厚さは、基準平面に垂直な方向の電源素子20の厚さ以上であることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、セキュリティ分野等で用いられる無線送信機に関する。
従来、携帯電話やパソコンなどにおいては、パスワードロック/アンロック又は電源オン/オフなどの自動化が要望されており、また、自動車においては、ドアロック/アンロックなどの自動化が要望されている。これらの要望に応えるべく、近年、様々な手法が考案されている。例えば、ID(Identification)識別手法を用い、ユニークなIDが割り当てられた無線送信機をユーザが携帯することによって、ユーザが離れた場合に携帯電話やパソコンなどのパスワードロックが行われ、ユーザが近づいた場合にアンロックが行われる手法が考案されている。
この種の無線送信機では、携帯性の観点から小型又は薄型であることが好ましく、特に、ユーザが常に携帯する財布や社員証ホルダなどに収納できるようにカードタイプのものが好ましい。また、長寿命化の観点から、この種の無線送信機では電池などの電源素子を備えることが好ましい。例えば、特許文献1には、電源素子を備えることによって長寿命化が可能であり、電源素子、アンテナ及び電子回路を一平面上に並置することによって薄型化が可能であるキーレスエントリ送信機が無線送信機として記載されている。
特開2004−363929号公報
ところで、この種の無線送信機は、ユーザの動作によって誤認識がなされないように、無指向性であることが好ましい。しかしながら、特許文献1に記載の無線送信機では、アンテナと電源素子とを結ぶ方向の放射強度が低下してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、アンテナと電源素子とを結ぶ方向の放射強度の低下を低減することが可能な無線送信機を提供することを目的としている。
本願発明者らは、アンテナ部と電源素子とを結ぶ方向の放射強度の低下の問題について鋭意検討を重ねた結果、この問題はアンテナ部の高さに対して電源素子の高さが大きいことに起因することを見出した。詳説すれば、特許文献1に示されるような電子回路を構成する部品の高さは電源素子の高さに比べて小さいので、アンテナ部と電子回路を構成する部品とを結ぶ方向の放射強度の低下は比較的小さい。これに対して、アンテナ部の高さは電源素子の高さに比べて大きいので、アンテナ部から放射された電磁波が電源素子によって遮られ、アンテナ部と電源素子とを結ぶ方向の放射強度が低下していた。
そこで、本発明の無線送信機は、送信信号を生成する電子回路と、アンテナを有し、送信信号を無線で送信するためのアンテナ部と、電子回路に電力を供給する電源素子とを備える無線送信機において、電子回路と、アンテナ部と、電源素子とは、それぞれ基準平面に対向して配置されており、基準平面に垂直な方向のアンテナ部の厚さは、基準平面に垂直な方向の電源素子の厚さ以上であることを特徴とする。
この無線送信機によれば、アンテナ部の厚さが電源素子の厚さ以上であるので、アンテナ部から放射された電磁波が電源素子によって遮られ難く、アンテナ部と電源素子とを結ぶ方向の放射強度の低下を低減することができる。その結果、この無線送信機によれば、無指向性を実現することが可能となる。
上記したアンテナは、電子回路に接続された一対の端子を有しており、上記した電源素子は、電子回路に接続されたプラス電極及びマイナス電極を有しており、アンテナにおける一対の端子の何れか一方は、電源素子におけるマイナス電極に接続されていることが好ましい。
例えば、数百MHz以上の高周波信号を放射する場合、アンテナにおける一対の端子の何れか一方が安定な電位に高周波的に接地されていないと、放射強度が低下してしまう。すなわち、アンテナ利得が低下してしまう。
この構成によれば、アンテナにおける一対の端子の何れか一方が電源素子におけるマイナス電極に接続されているので、すなわち、アンテナにおける一対の端子の何れか一方が安定な電位に高周波的に接地されているので、アンテナ利得を高めることができる。更に、この構成によれば、電源素子におけるマイナス電極がアンテナ部と共にアンテナとして機能することとなり、アンテナ利得をより高めることができる。
また、この構成によれば、アンテナにおける一方の端子の電位が比較的安定し、その結果、スプリアスを低減することができると共に、放射ノイズを低減することができる。
上記した無線送信機では、電源素子におけるマイナス電極の面積は、基準平面に投影されるアンテナ部の面積と基準平面に投影される電子回路の面積との総和より大きいことが好ましい。
この構成によれば、電源素子におけるマイナス電極の面積が比較的大きいので、アンテナにおける一方の端子の電位をより安定化することができ、アンテナ利得をより高めることができると共に、スプリアス及び放射ノイズをより低減することができる。
上記したアンテナは平面アンテナである。また、上記したアンテナは基準平面と平行であり、電源素子は平板上をなし、基準平面と平行である。このような構成において、アンテナを有するアンテナ部から放射される電磁波が電源素子によって遮られることがある。しかしながら、上記した構成の無線送信機によれば、上記したようにアンテナ部の厚さが電源素子の厚さ以上であるので、アンテナ部から放射される電磁波に対して電源素子が障壁となることがない。
上記したアンテナ部は、基準平面に対向して配置された回路基板を更に有し、上記したアンテナは、回路基板上に形成された配線パターンであり、基準平面に垂直な方向の回路基板の厚さと基準平面に垂直な方向の配線パターンの厚さとの総和は、電源素子の厚さ以上である。又は、上記したアンテナ部は、基準平面に対向して配置された回路基板を更に有し、アンテナは、回路基板上に搭載された積層型アンテナ部品であり、基準平面に垂直な方向の回路基板の厚さと基準平面に垂直な方向の積層型アンテナ部品の厚さとの総和は、電源素子の厚さ以上である。この構成によれば、回路基板の厚さを変更することによって、容易に、アンテナ部の厚さを電源素子の厚さ以上とすることができる。
上記した電源素子のマイナス電極は、電源素子における基準平面側に配置されており、電源素子は、電子回路に接続されたプラス電極及びマイナス電極を有すると共に、マイナス電極から基準平面と平行な方向に延びたマイナス電極端子を有しており、電源素子のマイナス電極端子は、回路基板における基準平面側の裏面に接続されており、上記したアンテナは、回路基板における裏面と反対側の表面に配置され、電子回路に接続された一対の端子を有しており、アンテナにおける一対の端子の何れか一方は、電源素子のマイナス電極端子と電気的に接続されていることが好ましい。
この構成によれば、基準平面からのアンテナ部の底面の高さと基準平面からの電源素子20の底面の高さとの差を小さくすることができる。したがって、上記したようにアンテナ部の厚さを電源素子の厚さ以上とすることによって、基準平面からのアンテナ部の高さが基準平面からの電源素子の高さより高くなり、アンテナ部から放射される電磁波に対して電源素子が障壁となることがない。
本発明によれば、アンテナと電源素子とを結ぶ方向の放射強度の低下を低減することが可能な無線送信機を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、本発明の実施形態に係る無線送信機の電気的な構成を示す回路図である。図1に示す無線送信機1は、信号処理部(電子回路)12と、送信信号生成部(電子回路)14と、アンテナ16と、電池(電源素子)20とを備えている。
信号処理部12は、CPUとメモリとから構成されている。メモリには、IDナンバーと通信フォーマットとが予め記憶されている。IDナンバーは、無線送信機ごとに割り振られたユニークなナンバーであり、通信フォーマットは予めプログラムされたものである。メモリには、揮発性のものや不揮発性のものなど様々なメモリが適用可能である。CPUは、これらのIDナンバー及び通信フォーマットをメモリから読み込み、出力信号として送信信号生成部14へ断続的に且つ定期的に出力する。
送信信号生成部14は、信号処理部12からの出力信号を受け、この出力信号におけるIDナンバーを含む送信信号を生成する。具体的には、送信信号生成部14は、信号処理部12からの出力信号における通信フォーマットに従って、信号処理部12からの出力信号におけるIDナンバーを用いて例えば300MHzの搬送波を変調した変調信号を生成する。換言すれば、送信信号生成部14は、例えば、転送レートが9600bpsの2値FSK変調信号に変調した変調信号を生成する。送信信号生成部14は、この変調信号を送信信号としてアンテナ16へ出力する。
アンテナ16は、送信信号生成部14からの送信信号を電磁波に変換して放射する。
電池20は、信号処理部12及び送信信号生成部14へ電力を供給する。例えば、電池20は、リチウムイオン電池であり、定格でDC3Vの電圧を出力する。電池20では、信号処理部12と送信信号生成部14との最低動作電圧レベルにもよるが、例えば1.8〜3.3Vの間で電流が消費される。
このような回路構成により、無線送信機1は、IDナンバーを含む送信信号を電磁波として断続的に且つ定期的に出力し続ける。
次に、無線送信機1の物理的な構成を詳細に説明する。図2は、本発明の実施形態に係る無線送信機の物理的な構成を示す正面図(XYZ直交座標系のXY平面における図)であり、図3は、図2におけるIII−III線に沿う断面図である。図2及び図3に示すように、無線送信機1は、カード型の薄型形状をなしている。なお、図2及び図3では、無線送信機1の内部構造を分かりやすくするために、カード型のケースの裏面側壁5のみが記載されており、カード型のケースの表面側壁及び側面側壁が省略されている。
無線送信機1は、カード型のケースの内部に回路基板10及び上記した電池20を備えている。回路基板10上には、上記した信号処理部12及び送信信号生成部14が搭載されると共に、上記したアンテナ16が配線パターンによって形成されている。回路基板10には、フレキシブルプリント基板(FPC基板)やFR4基板など様々な基板が適用可能である。
本実施形態では、アンテナ16は、スパイラル形状の配線パターンによって形成されており、平面状をなしている。この配線パターンの両端部は、一対の端子16a,16bとなっている。アンテナ16の一対の端子16a,16bはそれぞれ送信信号生成部14の一対の出力端子に接続されている。なお、本実施形態では、端子16bがグランド端子となっており、送信信号生成部14のグランド側出力端子に接続されている。このアンテナ16と、回路基板10においてアンテナ16が形成された部分10aとがアンテナ部18を構成している。
電池20は、平板状の略直方体をなしており、内部に平行平板であるプラス電極21及びマイナス電極23を有している。マイナス電極23は、電池20に対してケースの裏面側壁5の内面(基準平面)5aに対向する底面20a側に配置され、プラス電極21は、電池20に対して底面20aと反対側の上面20b側に配置される。電池20は、プラス電極21及びマイナス電極23にそれぞれ接続されたプラス電極端子22とマイナス電極端子24とを有している。
マイナス電極端子24は、ケースの裏面側壁5の内面5aと平行な方向に延びており、
回路基板10におけるケースの裏面側壁5の内面5aに対向する側の裏面に接続されている。プラス電極端子22は、ケースの裏面側壁5の内面5aと平行な方向に延びており、
回路基板10における裏面と反対側の表面に接続されている。このようにして、電池20は信号処理部12及び送信信号生成部14に電力を供給する。電池20の外装は金属で覆われており、外装の金属はプラス電極21及びマイナス電極23と絶縁されている。
回路基板10と電池20とは、ケースの裏面側壁5の内面(基準平面)5aに対向して配置されている。上述したように、回路基板10は信号処理部12、送信信号生成部14及びアンテナ部18を有しているので、信号処理部12と、送信信号生成部14と、アンテナ部18と、電池20とは、ケースの裏面側壁5の内面5aに対向して配置されている。このようにして、信号処理部12と、送信信号生成部14と、アンテナ部18と、電池20とは、ケースの裏面側壁5の内面5aに対して横並びに並置されることとなる。すなわち、アンテナ部18及びアンテナ16は、電池20と略平行に横並びに並置されることとなる。これにより、無線送信機1の形状を薄型なカード形状とすることができる。
なお、アンテナ部18及びアンテナ16と電池20とは、側辺同士が並置せず、角部で並んでいてもよい。また、アンテナ部18及びアンテナ16と電池20とは、直接隣接せず、間に部品などを介して並んでいてもよい。
そして、ケースの裏面側壁5の内面5aに略垂直な方向の厚さH18は、ケースの裏面側壁5の内面5aに略垂直な方向の電池20の厚さH20以上である。換言すれば、ケースの裏面側壁5の内面5aからのアンテナ部18の高さは、ケースの裏面側壁5の内面5aからの電池20の高さ以上である。本実施形態では、アンテナ部18における回路基板部分10aの誘電体の厚さ、すなわち回路基板10の誘電体の厚さを調整することによって、容易に、アンテナ部18の厚さH18を電池20の厚さH20以上とすることができる。
また、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影される電池20の面積は、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影される回路基板10の面積より大きい。すなわち、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影される電池20の面積は、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影されるアンテナ部18の面積と、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影される信号処理部12の面積と、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影される送信信号生成部14の面積との総和より大きい。
そして、電池20のマイナス電極23の面積は、電池20の底面20a及び上面20bの面積と略同一程度に大きい。すなわち、電池20のマイナス電極23の面積は、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影されるアンテナ部18の面積と、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影される信号処理部12の面積と、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影される送信信号生成部14の面積との総和より大きい。
本実施形態では、電池20が平板状の略直方体をなしているので、ケースの裏面側壁5の内面5aに対向する電池20の底面20a及び上面20bの面積、並びにマイナス電極23の面積が、アンテナ部18の形成面積と、信号処理部12の実装面積と、送信信号生成部14の実装面積との総和より大きいこととなる。本実施形態では、外形86mm×54mm×2mmのカード型形状に対して、電池20の面積及びマイナス電極23の面積は約70%である。
また、電池20のマイナス電極端子24は、回路基板20の裏面から表面へ貫通するビアやスルーホールを介して、回路基板20の表面側に形成されたアンテナ部18におけるアンテナ16の一対の端子16a,16bのうちのグランド端子16bに接続されている。これにより、送信信号はアンテナ部18からマイナス電極端子24及びマイナス電極23へ回りこみ、マイナス電極端子24及びマイナス電極23からも送信信号が放射される。すなわち、マイナス電極端子24及びマイナス電極23はアンテナ部18と共にアンテナとして機能することとなる。電池20は、これらのマイナス電極端子24及びマイナス電極23を有するので、電池20もまた、アンテナ部18と共にアンテナとして機能することとなる。
このように、本実施形態の無線送信機1によれば、アンテナ部18の厚さH18が電池20の厚さH20以上であるので、アンテナ部18から放射された電磁波が電池20によって遮られ難く、アンテナ部18と電池20とを結ぶ方向の放射強度の低下を低減することができる。すなわち、アンテナ部18と電池20とを結ぶ方向のアンテナ利得の低下を低減することができる。その結果、本実施形態の無線送信機1によれば、無指向性を実現することが可能となる。以下に、本実施形態の無線送信機1における放射特性の測定結果を示す。
図4は、アンテナ部の厚さに対するアンテナ部の指向性比を示す表である。詳細に述べると、図4では、電池20の厚さを一定(1.0mm)とし、アンテナ部18の厚さを0.4mmから1.6mmまで0.2mmずつ厚くしたときのアンテナ部18の指向性比の測定結果が示されている。また、図5は、図2のXY平面におけるアンテナ部のアンテナ利得特性を示す図である。図5(a)には、アンテナ部18の厚さが1.6mmであるときのアンテナ利得特性が示されており、図5(b)には、アンテナ部18の厚さが0.4mmであるときのアンテナ利得特性が示されている。図5(a)及び(b)における矢印は、アンテナ部18と電池20とを結ぶ方向であって、電池20の方向を指している。なお、図4に示す指向性比とは、図5における最小アンテナ利得と最大アンテナ利得との比である。
図5(b)によれば、アンテナ部18の厚さH18が電池20の厚さH20より薄い場合、アンテナ部18と電池20とを結ぶ方向のアンテナ利得が低下していることがわかる。これは、ケースの裏面側壁5の内面5aからのアンテナ部18の高さに比べてケースの裏面側壁5の内面5aからの電池20の高さが大きくなるので、アンテナ部18から放射される電磁波に対して電池20が障壁となってしまうことによる。これにより、アンテナ部18と電池20とを結ぶ方向にヌル点が存在してしまう可能性がある。
一方、図5(a)によれば、アンテナ部18の厚さH18が電池20の厚さH20より厚い場合、アンテナ部18と電池20とを結ぶ方向のアンテナ利得の低下が低減されていることがわかる。これは、ケースの裏面側壁5の内面5aからのアンテナ部18の高さに比べてケースの裏面側壁5の内面5aからの電池20の高さが小さくなるので、アンテナ部18から放射される電磁波に対して電池20が障壁とならないことによる。
図4によれば、アンテナ部18の厚さH18が1.0mm以上である場合、すなわちアンテナ部18の厚さH18が電池20の厚さH20以上である場合に、アンテナ部18と電池20とを結ぶ方向のアンテナ利得が改善され、指向性比が1.0に近づいている。すなわち、無指向性が向上されている。
更に、アンテナ部18の厚さH18は1.2mm以上であることが好ましい。このように、アンテナ部18の厚さH18が電池20の厚さH20に対して1.2倍以上であるとき、無指向性をより向上することが可能となる。
ところで、長寿命化の観点から、電池容量、すなわち電池の体積は大きいことが好ましい。電池の体積を大きくするためには、電池の厚さ及び電池の面積(縦×横)を大きくすることが考えられる。しかしながら、電池の厚さをアンテナ部の厚さに比べて大きくしてしまうと、アンテナ部から放射される電磁波に対して電池が障壁となってしまう。この状態で、更に電池の面積を単純に大きくしてしまうと、より広い範囲にわたって放射強度が低減してしまう。
本実施形態の無線送信機1によれば、上述したように、アンテナ部18の厚さが電池20の厚さ以上であるので、アンテナ部18から放射される電磁波に対して電池20が障壁とならず、電池20の面積を単純に大きくすることができる。したがって、本実施形態の無線送信機1によれば、電池の体積、すなわち電池容量を増加することができ、無指向性を阻害することなく長寿命化が可能である。
ところで、例えば、数百MHz以上の高周波信号を放射する場合、アンテナにおける一対の端子の何れか一方が安定な電位に高周波的に接地されていないと、放射強度が低下してしまう。すなわち、アンテナ利得が低下してしまう。
本実施形態の無線送信機1によれば、アンテナ部18におけるアンテナ16の一対の端子16a,16bのうちグランド端子16bが電池20におけるマイナス電極23に接続されているので、すなわち、アンテナ16のグランド端子16bが安定な電位に高周波的に接地されているので、アンテナ利得を高めることができる。更に、本実施形態の無線送信機1によれば、マイナス電極23を有する電池20がアンテナ部18と共にアンテナとして機能することとなり、アンテナ利得をより高めることができる。
また、本実施形態の無線送信機1によれば、アンテナ16のグランド端子16bの電位が比較的安定し、その結果、スプリアスを低減することができると共に、放射ノイズを低減することができる。
更に、本実施形態の無線送信機1によれば、電池20のマイナス電極23の面積が、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影されるアンテナ部18の面積と、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影される信号処理部12の面積と、ケースの裏面側壁5の内面5aに投影される送信信号生成部14の面積との総和より大きいので、アンテナ16のグランド端子16bの電位をより安定化することができ、アンテナ利得をより高めることができると共に、スプリアス及び放射ノイズをより低減することができる。
図6は、本実施形態の無線送信機1及び比較例の無線送信機の放射ノイズ特性を示す図である。図6(a)には、本実施形態の無線送信機1の放射ノイズ特性の測定結果が示されており、図6(b)には、比較例の無線送信機の放射ノイズ特性の測定結果が示されている。図6(a)及び(b)には、無線送信機1の放射ノイズ特性の測定結果と共に、微弱無線規格の規格レベルRが示されている。ここで、比較例の無線送信機は、無線送信機1において、アンテナ部18におけるアンテナ16のグランド端子16bが電池20のマイナス電極20aに接続されていない点で本実施形態と異なっている。
図6(b)によれば、比較例の無線送信機では、周波数約300MHzの送信信号Aのレベルは規格レベルR以下であるが、周波数約900MHzの3次高調波Bのレベルが規格レベルRを満たしていないことがわかる。また、広帯域にわたって放射ノイズレベルが規格レベルRを満たしていないことがわかる。これは、アンテナ16のグランド端子16bの電位が不安定であることによる。
一方、図6(a)によれば、本実施形態の無線送信機1では、周波数約300MHzの送信信号Aのレベル、及び、周波数約900MHzの3次高調波Bのレベルが規格レベルR以下であり、スプリアスが低減されていることがわかる。また、広帯域にわたって放射ノイズレベルが低減されていることがわかる。これは、アンテナ部18におけるアンテナ16のグランド端子16bが電池20のマイナス電極23に接続されたことによる。すなわち、アンテナ16のグランド端子16bが安定な電位に高周波的に接地されたことによる。また、電池20のマイナス電極23の面積を回路基板20の面積より大きくして、アンテナ16の一方の端部の電位をより安定化したことによる。
また、本実施形態の無線送信機1では、アンテナ16のグランド端子16bが電池20のマイナス電極23に接続されており、アンテナ利得が高められることによって、結果的に実使用条件下で消費電流を低減することができる。以下では、実使用条件下における消費電流の低減効果について説明する。
本願発明者らは、アンテナ16のグランド端子16bが電池20のマイナス電極23に接続されていない場合、アンテナ利得や放射効率が低下することを実験により確認した。通信距離20cm〜30cm程度の近接無線では問題ないが、1m〜3mの通信距離を確保する場合、周波数は、数百MHz以上、例えば、300MHz以上の周波数帯で使用するが、このように周波数が高い場合に影響が大きく、通信距離の低下や消費電力の増加が発生していた。
このように、アンテナ利得や放射効率が低下した場合、送信信号の周波数300MHzにおいて、受信側で受信感度を−100dBとし且つ通信距離3mを確保するためには、送信時の出力は約10mW必要となる。この結果、電池20の電圧3.0vに対する消費電流は約80mA必要となる。
一方、本実施形態の無線送信機1によれば、アンテナ16のグランド端子16bが電池20のマイナス電極23に接続されており、アンテナ利得や放射効率の低下が低減される。このため、送信信号の周波数300MHzにおいて、受信側で受信感度を−100dBとし且つ通信距離3mを確保するためには、送信時の出力は0.1mWで充分である。この結果、電池20の電圧3.0vに対する消費電流は2mAと低減される。
このように、本実施形態の無線送信機1によれば、実使用条件下で、消費電流を低減することができ、その結果、長寿命化を実現することが可能となる。
以上、本実施形態の無線送信機1について説明したが、この無線送信機1は、携帯電話やパソコンなどのセキュリティ用途に好適に用いられる。例えば、無線送信機1はユーザによって携帯され、携帯電話やパソコンには無線送信機1から受ける受信信号からIDナンバーを識別するための無線受信機が設けられる。すると、ユーザが携帯電話やパソコンから閾距離以上離れた場合、無線送信機1と携帯電話やパソコンに設けられた無線受信機との間で無線通信ができなくなり、携帯電話やパソコンは例えばパスワードロックを自動的に行うことができる。一方、ユーザが携帯電話やパソコンに閾距離まで近づいた場合、無線通信が可能となり、携帯電話やパソコンはアンロックを自動的に行うことができる。
また、この無線送信機1は、薄型なカード形状を実現することができるので、ユーザが常に身に付ける財布や社員証ホルダなどに収納することが可能となる。その結果、携帯性を向上することが可能となる。
なお、本発明は上記した本実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば、本実施形態では、アンテナ16はスパイラル形状の配線パターンによって形成されたが、アンテナ16を構成する配線パターン形状は、スパイラル形状に限らず、例えば、一巻き形状や、直線形状、ミアンダ形状、ヘリカル形状など様々な形状であってもよい。
また、本実施形態では、アンテナ部18におけるアンテナ16は配線パターンによって形成されたが、アンテナは積層型アンテナ部品であってもよいし、LTCC(低温焼成セラミックス)により構成された部品と、インダクタ素子と、コンデンサ素子とで構成されてもよい。これらの部品は、アンテナ部18における回路基板部分10aに搭載される。この場合、回路基板10の厚さと部品の厚さとの総和が電池20の厚さ以上であればよい。
また、本実施形態では、ケースの裏面側壁5の内面5aに対するアンテナ部18の実装高さと電池20の実装高さとの差が小さい場合を例示したが、アンテナ部18の実装高さと電池20の実装高さとの差が大きい場合でも、アンテナ部18と電池20とを結ぶ方向の放射強度の低下を低減することができる。
図7は、本発明の無線送信機の他の実施形態を示す断面図である。まず、図2に示す無線送信機1では、電池20のマイナス電極端子24を回路基板10の裏面側に接続することによって、アンテナ部18の実装高さと電池20の実装高さとの差を小さくしている。すなわち、ケースの裏面側壁5の内面5aからのアンテナ部18の底面の高さとケースの裏面側壁5の内面5aからの電池20の底面の高さとの差を小さくしている。これによって、アンテナ部18の厚さH18を電池20の厚さH20より厚くすれば、ケースの裏面側壁5の内面5aからのアンテナ部18の高さがケースの裏面側壁5の内面5aからの電池20の高さより高くなり、XY平面におけるアンテナ部18と電池20とを結ぶ方向の放射強度の低下を低減することができる。
一方、図7に示す無線送信機1Aでは、電池20のマイナス電極端子24を回路基板10の表面側に接続することによって、アンテナ部18の実装高さと電池20の実装高さとの差が大きい。すなわち、ケースの裏面側壁5の内面5aからの電池20の底面の高さがケースの裏面側壁5の内面5aからのアンテナ部18の底面の高さより高い。この無線送信機1Aでは、アンテナ部18の厚さH18を電池20の厚さH20以上とすることによって、XZ平面におけるアンテナ部18と電池20とを結ぶ方向DDの放射強度の低下を低減することができる。なお、無線送信機1Aでは、回路基板10を多層にする必要がなく、低価格化が可能となる。
また、本実施形態では、電源素子20として電池を例示したが、電源素子20には薄型化が可能な様々な電源素子が適用可能である。例えば、電源素子20には電気2重層キャパシタなどが用いられてもよい。
また、本発明の無線送信機は、送受信機能を有する無線送受信機における無線送信部として用いられてもよい。
本発明の実施形態に係る無線送信機の電気的な構成を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る無線送信機の物理的な構成を示す正面図である。 図2におけるIII−III線に沿う断面図である。 アンテナ部の厚さに対するアンテナ部の指向性比を示す図である。 XY平面におけるアンテナ部のアンテナ利得特性を示す図である。 本実施形態の無線送信機及び比較例の無線送信機の放射ノイズ特性を示す図である。 本発明の無線送信機の他の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1…無線送信機、5…ケースの裏面側壁、5a…内面(基準平面)、10…回路基板、10a…部分、12…信号処理部(電子回路)、14…送信信号生成部(電子回路)、16…アンテナ、16a,16b…一対の端子、18…アンテナ部、20…電池(電源素子)、21…プラス電極、22…プラス電極端子、23…マイナス電極、24…マイナス電極端子。

Claims (8)

  1. 送信信号を生成する電子回路と、アンテナを有し、前記送信信号を無線で送信するためのアンテナ部と、前記電子回路に電力を供給する電源素子とを備える無線送信機において、
    前記電子回路と、前記アンテナ部と、前記電源素子とは、それぞれ基準平面に対向して配置されており、
    前記基準平面に垂直な方向の前記アンテナ部の厚さは、前記基準平面に垂直な方向の前記電源素子の厚さ以上であることを特徴とする、
    無線送信機。
  2. 前記アンテナは、前記電子回路に接続された一対の端子を有しており、
    前記電源素子は、前記電子回路に接続されたプラス電極及びマイナス電極を有しており、
    前記アンテナにおける前記一対の端子の何れか一方は、前記電源素子における前記マイナス電極に接続されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の無線送信機。
  3. 前記電源素子における前記マイナス電極の面積は、前記基準平面に投影される前記アンテナ部の面積と前記基準平面に投影される前記電子回路の面積との総和より大きいことを特徴とする、請求項2に記載の無線送信機。
  4. 前記アンテナは平面アンテナである、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の無線送信機。
  5. 前記アンテナは前記基準平面と平行であり、
    前記電源素子は平板上をなし、前記基準平面と平行である、
    請求項4に記載の無線送信機。
  6. 前記アンテナ部は、前記基準平面に対向して配置された回路基板を更に有し、
    前記アンテナは、前記回路基板上に形成された配線パターンであり、
    前記基準平面に垂直な方向の前記回路基板の厚さと前記基準平面に垂直な方向の前記配線パターンの厚さとの総和は、前記電源素子の厚さ以上である、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の無線送信機。
  7. 前記アンテナ部は、前記基準平面に対向して配置された回路基板を更に有し、
    前記アンテナは、前記回路基板上に搭載された積層型アンテナ部品であり、
    前記基準平面に垂直な方向の前記回路基板の厚さと前記基準平面に垂直な方向の前記積層型アンテナ部品の厚さとの総和は、前記電源素子の厚さ以上である、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の無線送信機。
  8. 前記電源素子は、前記電子回路に接続されたプラス電極及びマイナス電極を有すると共に、該マイナス電極から前記基準平面と平行な方向に延びたマイナス電極端子を有しており、
    前記電源素子の前記マイナス電極は、前記電源素子における前記基準平面側に配置されており、
    前記電源素子の前記マイナス電極端子は、前記回路基板における前記基準平面側の裏面に接続されており、
    前記アンテナは、前記回路基板における前記裏面と反対側の表面に配置され、前記電子回路に接続された一対の端子を有しており、
    前記アンテナにおける前記一対の端子の何れか一方は、前記電源素子の前記マイナス電極端子と電気的に接続されている、
    請求項6又は7に記載の無線送信機。
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