JP2009033548A - アンテナ装置及び無線機 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ間のアイソレーション特性を改善し、アンテナの放射特性の劣化を抑制する小型のアンテナ装置及び無線機を提供する。
【解決手段】 導体基体10の一辺に設けられるアンテナ素子21,22の間に導電線路30を配置する。アンテナ素子21の接続部41から導電線路30を経由せずにアンテナ素子22の接続部42までの経路を経路Aとする。また、接続部31から導電線路30を経由して接続部42までの経路を経路Bとする。このとき、導電線路30の素子長を、この経路Aと経路Bの各経路長a,bの差が、アンテナ素子21,22が動作する周波数(以下、動作周波数と称する。)の半波長となるように設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置及び無線機に関する。
近年、携帯電話、無線機などでは、様々な無線システムが1つの機器に搭載されており、いつでもどこでも快適な無線通信が行えるようになっている。一般的に無線システムに割り当てられる無線周波数は、無線システム毎に異なる。そのため、複数の無線システムに対応した無線機には、各無線システムに割り当てられた周波数にあわせて動作するアンテナが複数本搭載されるか、あるいは、複数の周波数に合わせて動作可能な広帯域アンテナが搭載されている。
ところが、無線機の小型化が進み、アンテナを複数本備えた無線機では、アンテナ同士の距離を十分に保つことが難しくなってきている。そのため、アンテナ間のアイソレーション特性が劣化するという問題があった。
この問題に対して、地板に流れる電流を抑制し、アンテナ間のアイソレーション特性を改善する手法が知られている(例えば特許文献1参照。)。
特許文献1に記載されるアンテナ装置では、地板の一辺に配置されたアンテナA,B間に、地板を含めたループ経路長がアンテナの動作周波数の一波長となる線状の無給電素子を設けることで、アンテナA,B間のアイソレーション特性を改善している。
これは、無給電素子に流れる電流と、アンテナAからアンテナBへと流れる電流とが、無給電素子の基板との接続部の間で逆相となり、互いに打ち消しあうため、アンテナAからアンテナBへと流れる電流を低減することができるためである。
特開2006−42111公報(第2―6頁、図1)
しかしながら、上述した特許文献1に記載される発明では、地板を含めた無給電素子のループ経路長が動作周波数の1波長であるため、地板を流れる電流が無給電素子に流れ込み、無給電素子が共振するという問題があった。無給電素子が共振するとは、すなわち、無給電素子とアンテナA、無給電素子とアンテナBとがそれぞれ結合することを意味する。従って、アンテナA,Bも互いに結合してしまう。これが、アンテナA,Bのアイソレーション特性を劣化させる要因となっていた。
さらに、無給電素子が、共振によって電波を放射するため、アンテナA,Bの放射特性が劣化するという問題があった。また、ループ経路長が1波長も必要であるため、無給電素子が大きくなり、小型のアンテナ装置実装することが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、アンテナ間のアイソレーション特性を改善し、アンテナの放射特性の劣化を抑制する小型のアンテナ装置及び無線機の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は、基板と、接続部を介して前記基板の端部と接続された複数のアンテナ素子と、前記複数のアンテナ素子の隣り合う2つのアンテナ素子の間に設けられ、両端が前記基板の端部に接続された導電線路と、を備え、前記導電線路の両端の距離が前記アンテナ素子の動作周波数の4分の1波長より短く、前記導電線路の素子長が、前記隣り合う2つのアンテナ素子の一方の接続部から前記基板の端部を通って他方の接続部までの第一経路長と、前記一方の接続部から前記導電線路を通って前記他方の接続部までの第二経路長との経路差が前記アンテナ素子の動作周波数の半波長となることを特徴とする。
また、本発明のアンテナ装置は、基板と、接続部を介して前記基板の端部に接続されたアンテナ素子と、前記基板上に配置され信号処理を行う回路部と、前記アンテナ素子と前記回路部との間に設けられ、両端が前記基板の端部に接続された導電線路と、を備え、前記導電線路の両端の距離が前記アンテナ素子の動作周波数の4分の1波長より短く、前記導電線路の素子長は、前記導電線路の前記アンテナ素子とより離れた位置で前記基板に接続された一端から、前記基板の端部を通って前記接続部までの第一経路長と、前記導電線路の前記アンテナ素子とより離れた位置で前記基板に接続された一端から、前記導電線路を通って前記接続部までの第二経路長との経路差が前記アンテナ素子の動作周波数または前記回路部が信号処理を行う信号の周波数の半波長となることを特徴とする。
また、本発明の無線機は、上述したアンテナ装置を備えることを特徴とする。
本発明によると、アンテナ間のアイソレーション特性を改善し、アンテナの放射特性の劣化を抑制する小型のアンテナ装置及び無線機を提供することができる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1乃至図4を用いて、本発明の第1の実施例を説明する。図1は、本実施例に係るアンテナ装置を模式的に示した図である。図1に示すアンテナ装置は、例えば無線通信機能を備える無線機に内蔵される。
図1に示すアンテナ装置は、導体基体(基板)10、導体基体(基板)10と接続部41,42でそれぞれ電気的に接続されたアンテナ素子21,22、両端が導体基体(基板)10に電気的に接続された導電線路30を備えている。
導体基体(基板)10は、導体や誘電体等によって形成される多層基板である。導体基体10は、板状に限られるものではなく、直方体や立方体であってもよい。例えば、アンテナ素子21,22が設けられている辺を有する面が他の面と比して広い面積を有していてもよい。ただし、アンテナ素子21,22が設けられている辺を有する面、例えば面F1は、銅や銀、金などの導電性の高い金属の層で構成される。
アンテナ素子21,22は、接続部41,42でそれぞれ導体基体10と電気的に接続されている。アンテナ素子21,22は、線状部211,221を有していればよく、例えば、逆Lアンテナや逆Fアンテナなどの線状素子アンテナ、一部に板状構造を持つ板状アンテナ素子を用いてもよい。また、アンテナ素子21,22は同じ構成でなくてもよく、一方を逆Lアンテナ、他方を板状アンテナ素子にするなど異なるアンテナ素子を用いてもよい。なお、アンテナ素子21,22は、銅や銀、金などの導電性の高い金属で構成される。
導電線路30は、導電性の高い金属の線状素子で構成される。例えば、銅線などの線路を用いて構成してもよく、誘電体層(図示せず)の表面にマイクロストリップ線路を構成してもよい。なお、導電線路30は、アンテナ素子21,22の間に設けられており、接続部43,44で両端が導体基体10とそれぞれ電気的に接続されている。
図2を用いて、導電線路30の詳細を説明する。
アンテナ素子21の接続部41から導電線路30を経由せずにアンテナ素子22の接続部42までの経路を経路Aとする。また、接続部41から導電線路30を経由して接続部42までの経路を経路Bとする。導電線路30の素子長は、この経路Aと経路Bの各経路長a,bの差が、アンテナ素子21,22が動作する周波数(以下、動作周波数と称する。)の半波長となるように設定される。即ち、b−a=λ/2である。ただし、λは、アンテナ素子21,22の動作周波数における一波長の長さであり、電波の速度をv、動作周波数をfとすると、λ=v/fとなる。
さらに、接続部43,44の距離cは、動作周波数の4分の1波長より短い。これは、距離cが4分の1波長の場合、導電線路30と導体基体10とで一波長のループを形成してしまい、共振しやすい構造となってしまうためである。導電線路30と導体基体10とで形成する一波長のループが共振すると、アンテナ21と導電線路30、アンテナ22と導電線路30とがそれぞれ結合し、その結果、アンテナ21とアンテナ22が結合してしまうため、アンテナ21とアンテナ22間のアイソレーション特性を改善することが難しくなる。また、導体線路30から電波が放射されてしまう。距離cが4分の1波長より長いと、導電線路30が大きくなってしまい、アンテナ装置の小型化を阻害してしまう。
次に、図1のアンテナ装置の動作原理を説明する。ここでは、アンテナ素子21に流れる電流が、アンテナ素子22に流れ込むことを抑制してアイソレーション特性を改善する場合について説明するが、アンテナ素子22からアンテナ素子21へと電流が流れる場合でも同様の原理でアイソレーション特性を改善することとができる。
まず、アンテナ素子21で電波を送信または受信すると、アンテナ素子21が励振し電流が流れる。アンテナ素子21に流れる電流の一部は、接続部41を介して導体基体10に流れ込む。導体基体10に流れ込んだ電流は、導電線路30を経由する経路Bを通って接続部42へと流れるものと、導電線路30を経由しない線路Aを通って接続部42へと流れるものに分かれる。
前述したように、経路Aと経路Bとの経路長差は、動作周波数の半波長であるため、経路Aを通って接続部42へと流れる電流と、経路Bを通って接続部42へと流れる電流は、その位相差が接続部42で180度なる。従って、接続部42に流れ込む電流は、接続部42で互いに打ち消しあい、アンテナ素子22に流れ込みにくくなる。
従って、アンテナ素子21に流れる電流は、アンテナ素子22へと流れ込みにくくなるため、アンテナ素子21とアンテナ素子22との間のアイソレーション特性が改善される。
次に、図3を用いて本実施例に係るアンテナ装置のシミュレーション結果について説明する。図3は、シミュレーションに用いたアンテナ装置を説明するための図である。なお、比較のため、本実施例に係るアンテナ装置に加え、導電線路30を有していないアンテナ装置、および従来技術に係るアンテナ装置についてもシミュレーションを行った。
図3(a)は、本実施例に係るアンテナ装置を示す図である。ここでは、アンテナ素子21,22それぞれを逆Lアンテナとし、アンテナ素子21,22の各接続部41,42の間の長さを12分の1波長、導電線路30のうち、導体基体10と垂直な部分の長さを4分の1波長、平行な部分の長さを24分の1波長としている。
図3(b)は、導電線路30を有していないアンテナ装置を示す図である。導電線路30を有していないことを除き、各構成は図3(a)と同じである。
図3(c)は、従来技術に係るアンテナ装置を示す図である。導電線路200の導体基体10と垂直な部分の長さが24分の11波長である点を除き、各構成や長さは、図3(a)と同じになるようにしている。従って、導電線路200と導体基体10とを含むループ経路の長さは1波長となっている。
図4にシミュレーション結果を示す。S21は、アンテナ素子21,22の結合の強さを表す指標である。S21の値が小さいほど、アンテナ素子21,22の結合が弱く、アンテナ素子21,22間のアイソレーション特性が良いことを示している。
図4からもわかるように、本実施例に係るアンテナ装置は、S21が−12.6dB、図3(b)に示すアンテナ装置のS21は−6.4dB、図3(c)に示すアンテナ装置のS21は、−7.4dBである。このように、本実施例に係るアンテナ装置のS21が最も小さく、各アンテナ装置の中で最も結合が弱い。従って、導電線路30を設けることで、アンテナ素子21,22間のアイソレーション特性が改善されていることがわかる。
以上のように、第1の実施例によると、導電線路30を経由せずにアンテナ素子21からアンテナ素子22へと流れる電流の経路Aと、導電線路30を経由してアンテナ素子21からアンテナ素子22へと流れる電流の経路Bとの経路長の差が、動作周波数の半波長とすることで、経路A,Bそれぞれを流れる電流が、接続部41,42で互いに打ち消しあうため、アンテナ素子21,22の間のアイソレーション特性を改善することができる。
また、導電線路30の接続部43,44の間の距離を4分の1波長より短くすることで、導電線路30からの不要な電波の放射を抑制し、アンテナ素子21,22の放射特性の劣化を低減することができる。
さらに、導電線路30の接続部43,44の間の距離が4分の1波長より短いため、導電線路30が小さくなり、アンテナ装置を小型化することができる。
図5を用いて、本発明の第2の実施例を説明する。図5は、本実施例に係るアンテナ装置を模式的に示した図である。図5に示すアンテナ装置は、導体基体11、導電線路31を除いて、図1に示すアンテナ装置の構成、動作原理と同じであるため、同一符号を付し説明を省略する。
図5に示すアンテナ装置の導体基体11は、アンテナ素子21,22の間に切り抜き50を有している。切り抜き50は、切り抜き50の周囲長が、導電線路31の導体基体11を含むループ経路Dの経路長より長くなるように設ける。
導電線路31は、切り抜き50内に配置されており、アンテナ素子21,22が設けられた辺E1と略平行な辺E2に、導体基体11との接続部45,46を有している。導電線路31の素子長は、図1に示す導電線路31と同じである。
以上のように、第2の実施例によれば、導体基体11に導電線路31を設けることで、第1の実施例と同様の効果が得られると共に、導電線路31が、導体基体11から突出していないため、アンテナ装置をより小型化することができる。
(変形例1)
本実施例では、接続部45,46以外で導電線路31と導体基体11とが接続しないように切り抜き50を設けている。
従って、図6の切り抜き51のように、導体基体11を、導電線路31に沿って切り抜いてもよい。この場合、切り抜き51の面積を小さくすることができるため、導体基体11の強度を向上させることができる。
また、図示しないが、例えば切り抜き50,51の代わりに、アンテナ素子21,22を設けた辺E1に切り込みを設け、線路などで切り込みの開放端を短絡しても図5に示すアンテナ装置と同様の効果を得ることができる。
図7乃至図9を用いて、本発明の第3の実施例を説明する。図7は、本実施例に係るアンテナ装置を模式的に示した図である。
図7に示すアンテナ装置は、導電線路32がアンテナ素子21,22と略垂直に設けられている点を除き、図1に示すアンテナ装置の構成、動作原理と同じであるため、同一符号を付し説明を省略する。
導電線路32は、アンテナ素子21,22と略垂直になるように導体基体10に接続部43,44を介して接続されている。その他の構成、例えば導電線路32の素子長は、図1の導電線路30と同じである。なお、図7に示すアンテナ装置では、アンテナ素子21,22は、導体基体11の面F1と平行に配置されているため、面F1と導電線路32は、略垂直となっている。
図8に示すアンテナ装置を用いてシミュレーションを行った。図8に示すアンテナ装置は、導電線路32とアンテナ素子21,22が垂直である点を除き、各素子の長さ、配置等は、図3(a)に示すアンテナ装置と同じである。
図9に、シミュレーション結果を示す。なお、比較として図3(b)に示すアンテナ装置のシミュレーション結果も図9に示す。本実施例に係るアンテナ装置は、S21が−10.9dBと、図3(b)に示すアンテナ装置より、4.5dBもアイソレーション特性を改善している。
以上のように、第3の実施例によると、導電線路32を導体基体10に設けることで、第1の実施例と同様に導電線路32を有しないアンテナ装置に比べアイソレーション特性を改善することができる。さらに、導電線路32をアンテナ素子21,22と略垂直となるよう配置することで、アンテナ素子21,22は、導電線路32に電流が流れることによって放射される電波の影響を受けにくくなる。従って、アンテナ素子21,22の放射特性の劣化をさらに抑制することができる。
図10及び図11を用いて、本発明の第4の実施例を説明する。図10は、本実施例に係るアンテナ装置を模式的に示した図である。図10に示すアンテナ装置は、導電線路33の形状を除き、図1に示すアンテナ装置の構成、動作原理と同じであるため同一符号を付し説明を省略する。
導電線路33は、導体基体10の面F1と略垂直に伸びる線状素子331,332と、面F1と略平行な線状素子333を有している。
線状素子331,332は、一端がそれぞれ接続部43,44で導体基体10と接続しており、他端が線状素子333の両端とそれぞれ接続されている。また、線状素子333は、2箇所で略直角に折れ曲がっているコの字形状となっている。
なお、図10に示すアンテナ装置では、アンテナ素子21,22は、面F1と略平行に配置されているため、アンテナ素子21,22と線状素子331,332は略垂直となっている。
その他の構成、例えば導電線路33の素子長は、図1に示すアンテナ装置と同じである。
図11(a)に示すアンテナ装置を用いてシミュレーションを行った。図11(a)に示すアンテナ装置は、導電線路33の形状を除き、各素子の長さ、配置等は、図3(a)に示すアンテナ装置と同じである。ここでは、線状素子331,332の素子長をh、線状素子333の一部であって、導体基体10の辺E1と略垂直な部分の長さをsとし、このhとsの値を変化させてシミュレーションを行った。なお、s+h=λ/4(一定)である。
図11(b)にシミュレーション結果を示す。図11(b)からわかるように、導電線路33を設置する前のアンテナ装置(図3(b)参照。)と比較して、図11(a)に示すアンテナ装置は、h≦λ/20、h≧λ/10の範囲でS21が低い値となっている。
なお、λ/20<h<λ/10の範囲で、図11(a)に示すアンテナ装置のS21が図3(a)に示すアンテナ装置のS21より高くなっているが、これは、導電線路33のインピーダンス値が、線路を折り曲げることによって変化するためと考えられる。即ち、λ/20<h<λ/10の範囲で導電線路33のインピーダンス値が高くなり、導体基体10に流れる電流が、導電線路33に流れ込みにくくなるため、電流が打ち消しあいにくくなるためと考えられる。
以上のように、第4の実施例に係るアンテナ装置は、導電線路33の線状素子331,332の素子長hをh≦λ/20、h≧λ/10とすることで、第1の実施例と同様に、アンテナ素子21,22間のアイソレーション特性を改善するという効果が得られる。さらに導電線路33とアンテナ措置21,22とが空間的に遠ざけて配置されているので、アンテナ素子21,22は、導電線路33に流れる電流による影響を受けにくくなる。従って、アンテナ素子21,22の放射特性の劣化をさらに抑制できる。また、導電線路33が、導体基体10から突出していないため、アンテナ装置をより小型化することができる。
(変形例2)
導体線路33は、接続部43,44以外で導体基体10に接続していなければ形状は任意である。例えば図12に示すように、線状素子333が複数回折れ曲がった形状をしていても良い。
図12に示すアンテナ装置では、線状素子333が4回折れ曲がり、導体線路33が凹形状となっている。
図12のアンテナ装置を用いてシミュレーションを行った。線状素子333の辺E1と平行な部分の長さの合計は、(1/72×3)=24分の1波長である。また、辺E1と垂直な部分の長さは、h=50分の1波長、s=50分の8波長、t=100分の9波長であり、その合計h+s+tは、4分の1波長となる。その他の構成は、図1に示すアンテナ装置と同じである。
シミュレーション結果、図12に示すアンテナ装置のS21は、−10.9dBであった。これは、図3(b)に示すアンテナ装置のS21(−6.4dB)と比較して、4.5dBも小さくなっている。
このように、導体線路33の形状を変化させても第4の実施例と同様の効果が得られる。さらに、導体線路33の大きさを小さくすることができるため、アンテナ装置を小型化できる。なお、本変形例は、第1乃至第3の実施例に示すアンテナ装置に適応してもよい。
(変形例3)
また、図13に示す変形例3に係るアンテナ装置は、導電線路33と導体基体10の間に誘電体層60を備えている。このように、誘電体層60を導体基体10上に設け、誘電体層の表面に導電線路33を配置することで、導電線路33の素子長を短くすることができる。さらに誘電体層60が、導電線路33を支えるように配置されているため、導電線路33が誘電体層60に固定され、アンテナ装置に衝撃などが加わっても導電線路33の形状が変化しにくくなる。
(変形例4)
図14に示す変形例4に係るアンテナ装置は、アンテナ素子21,22が導体基体10の面F2の一辺E3に配置されている。また導電線路33は、面F2の辺E3と平行な一辺E4に配置されている。それ以外の構成は、図10に示すアンテナ装置と同じである。
なお、導体基体10の辺E3,E4は電気的に導通している。これは、例えば、面F2を、図1に示す面F1と同様に導電性の金属層で構成してもよく、また、面F1と平行な面F3と、面F1とをスルーホールなどを用いて導通させてもよい。
このように、アンテナ素子21,22と、導電線路33とを同一平面F2の異なる辺E3,E4に設けることで、アンテナ素子21,22と導電線路33との距離を広げることができる。さらに、導体基体10が導電線路33から放射される電波を遮蔽する。このため、アンテナ素子21,22が、導電線路33に流れる電流による影響を受けにくくなり、アンテナ素子21,22の放射特性の劣化をさらに抑制できる。
図15を用いて、本発明の第5の実施例を説明する。図15は、本実施例に係るアンテナ装置を模式的に示した図である。本実施例では、複数の周波数の信号を送受信可能なアンテナ装置について説明する。ここでは、アンテナ素子23,24が広帯域アンテナ素子の場合について説明する。
図15に示すアンテナ装置は、導電線路34の途中に切替回路70を設け、制御回路80で切替回路70を制御する点を除き、図10に示すアンテナ装置の構成、動作原理と同じであるため、同一符号を付し説明を省略する。
導電線路34は、一端が導体基体10と接続され、他端が切替回路70に接続される線状素子341,342を有している。
切替回路70は、短絡素子71と、素子長の異なるコイル状素子72,73と、各素子71〜73を切り替えるスイッチSW1,SW2を有している。スイッチSW1,SW2を切り替えることで、線状素子341,342の各素子は、短絡素子71、コイル状素子72,73のいずれかを介して接続されることになる。
制御回路80は、切替回路70のスイッチSW1,SW2を制御して、線状素子341,342と接続する素子71〜73を切り替える。制御回路80は、無線回路(図示せず)から、信号の送受信に使用する周波数を取得(以下、取得周波数と称する。)する。次に、アンテナ素子23の接続部43から導電線路34を経由せずにアンテナ素子24の接続部44までの経路とアンテナ素子23の接続部43から導電線路34を経由してアンテナ素子24の接続部44までの経路との経路差が取得周波数の半波長となるよう、制御回路80は、素子71〜73を選択する。次に、制御回路80は、選択した素子が線状素子341,342と接続されるようにスイッチSW1,Sw2を制御する。
以上のように、第5の実施例によると、導体基体10に導電線路34を設けることで、第4の実施例と同様の効果が得られるとともに、アンテナ装置が異なる周波数の信号を送受信する場合でも、使用する周波数にあわせてアンテナ素子23,24のアイソレーション特性を改善し、放射効率の劣化を抑制することができる。従って、第5の実施例に係るアンテナ装置を、複数の周波数帯域を使用する無線機に搭載することが可能となる。
なお、本実施例では、アンテナ素子23,24が広帯域アンテナ素子の場合について説明したが、アンテナ素子23,24がそれぞれ異なる周波数の信号を送受信する場合も同様である。この場合は、送受信に使用するアンテナ素子の動作周波数に合わせて切替回路70を制御する。
(変形例5)
図16に示すように、切替回路70は、導電線路34の途中に複数配置することもできる。その他の構成、動作原理は、図15に示すアンテナ装置と同じである。
切替回路70を複数備えることで、より広い周波数帯域の信号に対応することが可能となる。また、素子71〜73の選択の幅が広がるため、導電線路34の素子長の微調整が可能となる。
本実施例および変形例5では、図10に示すアンテナ装置に切替回路70を設置する例を示したが、他のアンテナ装置に適用してもよい。例えば、図13に示すように、導体基体10と導電線路33との間に誘電体層60を備えるアンテナ装置に切替回路70を設けることで、導体基体10と電気的に接続せずに切替回路70を設けることができる。
次に、図17を用いて本発明の第6の実施例を説明する。図17は、本実施例に係るアンテナ装置を模式的に示した図である。本実施例に係るアンテナ装置では、コイル状素子72,73の代わりにコンデンサを用いて導電線路33の電気的素子長を変化させている。したがって、図17に示すアンテナ装置は、コンデンサ75〜77を有する切替回路74を備えている点、アンテナ素子23,24が広帯域アンテナ素子である点を除き、図10に示すアンテナ装置の構成、動作原理と同じであるため、同一符号を付し説明を省略する。
切替回路74は、容量値の異なる複数のコンデンサ75〜77と、各コンデンサ75〜77と導電線路33との接続を切り替えるスイッチSW3を有している。スイッチSW3は、一端が導電線路33に接続されており、他端がコンデンサ75〜77のいずれかの一端に接続される。コンデンサ75〜77の他端は、導体基体10に接続されている。すなわち、切替回路74のスイッチSW3を切り替えることで、導電線路33は、コンデンサ75〜77のいずれかを介して導体基体10に接続されることになる。
制御回路81は、切替回路74のスイッチSW3を制御して、導電線路33と導体基体10とに接続されるコンデンサ75〜77を切り替える。制御回路81は、無線回路(図示せず)から、信号の送受信に使用する周波数を取得する。次に、アンテナ素子23の接続部43から導電線路34を経由せずにアンテナ素子24の接続部44までの経路とアンテナ素子23の接続部43から導電線路34を経由してアンテナ素子24の接続部44までの経路との経路差が取得周波数の半波長となるように、コンデンサ75〜77を選択する。次に、制御回路81は、選択したコンデンサが導電線路33と導体基体10とに接続されるように、スイッチSW3を制御する。
制御回路81の制御によって、導電線路33に接続されるコンデンサ75〜77が切り替わると、導電線路33のインピーダンス値が変化する。これによって、導電線路233の電気的素子長が変化する。
以上のように、第6の実施例によると、導電線路33を導体基体10に設けることで、第4の実施例と同様の効果が得られるとともに、取得周波数に応じてコンデンサ75〜77を切り替えることで、導電線路33の電気的素子長を変化させることができ、異なる周波数の信号を送受信する場合も、アンテナ素子23,24のアイソレーション特性を改善し、放射効率の劣化を抑制することができる。
(変形例6)
図18に示すように、切替回路78として、容量値の異なるコンデンサ75〜77の代わりに可変容量素子79を用いてもよい。この場合、可変容量素子79は、一端が導体基体10に接続され、他端がスイッチSW4を介して導電線路33に接続される。
制御回路82は、無線回路(図示せず)から信号の送受信に使用する周波数を取得すると、次に、アンテナ素子23の接続部43から導電線路34を経由せずにアンテナ素子24の接続部44までの経路とアンテナ素子23の接続部43から導電線路34を経由してアンテナ素子24の接続部44までの経路との経路差が取得周波数の半波長となるよう、まずスイッチSW4のON/OFFを制御する。
スイッチSW4をOFFとした場合は、そこで処理を終了するが、ONとした場合、制御回路82は、上述した経路差が取得周波数の半波長となるよう、可変容量素子79のインピーダンス値を制御する。
このように、複数のコンデンサ75〜77の代わりに可変容量素子79を用いても、図17に示すアンテナ装置と同様の効果が得られる。また、可変容量素子79を用いることで、回路規模を削減し、導電線路33の電気的素子長の微調整を可能とすることができる。
ここでは、図10に示すアンテナ装置に切替回路74,78を設置する例を示したが、他のアンテナ装置に切替回路74,78を設置しても良い。また、変形例5と同様に、切替回路74,78を複数設置しても良い。
(変形例7)
また、図19に示すように、図10に示すアンテナ装置に、切替回路70,74を併設しても良い。この場合、取得周波数に合わせて導電線路34の物理的、電気的素子長を変化させることができる。
図20を用いて、本発明の第7の実施例を説明する。図20に示すアンテナ装置は、アンテナ素子22の代わりに信号処理回路90を備えている点を除き、図1に示すアンテナ装置の構成、動作原理と同じであるため、同一符号を付し説明を省略する。
信号処理回路90は、例えば無線機、CPU、ディスプレイのドライバ、テレビの受信機などアンテナ素子21の近くに配置されるものである。
このように、アンテナ素子21の近くに信号処理回路90を設けると、信号処理回路90から導体基体10に電流が流れ出し、導体基体10の辺に沿って強い電流が流れる。この電流が、アンテナ素子21へと流れ込むことで、アンテナ素子21の放射特性が劣化してしまう。そこで、本実施例に示すアンテナ装置では、アンテナ素子21と信号処理回路90との間に導電線路30を設け、図1に示すアンテナ装置と同様の動作原理によって、導体基体10に流れる電流を打ち消しあうようにする。
ただし、信号処理回路90から流れ出す電流は、具体的に信号処理回路90のどこから流れ出すのかは不明である。しかしながら、導電線路40を経由せずアンテナ素子21と接続部44とを結ぶ経路A’の長さと、導電線路30を経由してアンテナ素子21と接続部44とを結ぶ経路B’の長さとの経路差が、アンテナ素子21の動作周波数の半波長となるように、導電線路30の素子長を設定することで、導体基体10に流れる電流がアンテナ素子21に流れ込みにくくすることができる。これは、信号処理回路90から流れ出た電流が、1つの経路を通って接続部44に流れ込むためである。
なお、信号処理回路90から流れ出す電流の周波数がアンテナ素子21の動作に悪影響を与える場合は、経路A’,B’の経路差がこの周波数の半波長となるようにしてもよい。
以上のように、第7の実施例によれば、信号処理回路90とアンテナ素子21との間のアイソレーション特性を改善し、アンテナ素子21の放射特性の劣化を低減することができる。
次に、図21を用いて本発明の第8の実施例を説明する。図21に示すように、本実施例では、図17に示すアンテナ装置を無線機に搭載した例を示している。
本実施例に係る無線機は、図17に示すアンテナ装置と、アンテナ23,24と給電線35,36を介して接続される無線回路91を有している。
無線機が、信号を送信する場合について説明する。
まず、無線機91が無線信号を生成する。制御回路81は、無線回路91から無線信号を送信する場合に使用する周波数を取得する。
次に、制御回路81は、アンテナ素子23の接続部43から導電線路34を経由せずにアンテナ素子24の接続部44までの経路とアンテナ素子23の接続部43から導電線路34を経由してアンテナ素子24の接続部44までの経路との経路差が取得周波数の半波長となるよう切替回路74を制御する。無線回路91は、アンテナ素子23,24を介して無線信号を送信する。
一方、無線機が信号を受信する場合、制御回路81は、無線回路91から無線信号を受信する場合に使用する周波数を取得する。制御回路81は、アンテナ素子23の接続部43から導電線路34を経由せずにアンテナ素子24の接続部44までの経路とアンテナ素子23の接続部43から導電線路34を経由してアンテナ素子24の接続部44までの経路との経路差が取得周波数の半波長となるよう切り替え回路74を制御する。無線回路91は、アンテナ素子23,24を介して無線信号を受信し、受信した無線信号に対して信号処理を行う。
以上のように、第8の実施例によれば、無線機に図17のアンテナ装置を搭載することによって、アンテナ素子23,24のアイソレーション特性を改善し、放射特性の劣化を抑制することができる。従って、本実施例に係る無線機は、良好に信号の送受信を行うことができる。
ここでは、図17のアンテナ装置を無線機に搭載する場合について説明したが、他のアンテナ装置を無線機に搭載しても同様の効果が得られる。
なお、上述したアンテナ装置は、アンテナ素子の数が2本であるが、アンテナ素子の数はこれに限られず、2本以上であってもよい。この場合、それぞれのアンテナ素子間に導電線路を設けることで、導電線路を挟んで隣り合うアンテナ素子同士のアイソレーション特性を改善し、放射特性の劣化を抑制できる。
なお、本発明は上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施例にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施例に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の第1の実施例に係る導電線路33の詳細な構成を示す図。 本発明の第1の実施例に係るシミュレーションに使用したアンテナ装置の構成を説明する図。 本発明の第1の実施例に係るシミュレーション結果を示す図。 本発明の第2の実施例に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の変形例1に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の第3の実施例に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の第3の実施例に係るシミュレーションに使用したアンテナ装置の構成を説明する図。 本発明の第3の実施例に係るシミュレーション結果を示す図。 本発明の第4の実施例に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の第4の実施例に係るシミュレーション結果を示す図。 本発明の変形例2に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の変形例3に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の変形例4に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の第5の実施例に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の変形例5に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の第6の実施例に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の変形例6に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の変形例7に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の第7の実施例に係るアンテナ装置の構成を示す図。 本発明の第8の実施例に係るアンテナ装置の構成を示す図。
符号の説明
10,11・・・導体基体
21,22,23,24・・・アンテナ素子
30,31,32,33,34・・・導電線路
41,42,43,44,45,46・・・接続部
50,51・・・切り抜き
60・・・誘電体層
70,74,78・・・切替回路
80,81,82・・・制御回路
90・・・信号処理回路
91・・・無線回路

Claims (11)

  1. 基板と、
    接続部を介して前記基板の端部と接続された複数のアンテナ素子と、
    前記複数のアンテナ素子の隣り合う2つのアンテナ素子の間に設けられ、両端が前記基板の端部に接続された導電線路と、を備え、
    前記導電線路の両端の距離が前記アンテナ素子の動作周波数の4分の1波長より短く、
    前記隣り合う2つのアンテナ素子の一方の接続部から前記基板の端部を通って他方の接続部までの第一経路長と、前記一方の接続部から前記導電線路を通って前記他方の接続部までの第二経路長との経路差が前記動作周波数の半波長となる
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記基板は、切り抜きを有しており、前記導電線路は、前記切り抜き内に配置されることを特徴とする請求項1に記載するアンテナ装置。
  3. 前記アンテナ素子は、線状部を有するアンテナ素子であり、前記導電線路は、前記線状部と略垂直になるよう配置されることを特徴とする請求項1に記載するアンテナ装置。
  4. 前記導電線路は、
    各一端が前記基板の端部に接続され、前記基板の面と略垂直な2つの第一導電線と、
    両端が前記第一導電線の各他端とそれぞれ接続され、前記基板の面と略平行な第二導電線を有しており、
    前記第一導電線の素子長が、前記動作周波数の20分の1波長より短くかつ10分の1波長より長い
    ことを特徴とする請求項1に記載するアンテナ装置。
  5. 前記基板長に配置される誘電体層をさらに備え、前記導電線路は、前記誘電体層の表面に配置されることを特徴とする請求項4に記載するアンテナ装置。
  6. 前記導電線路の電気的素子長を切り替える切替手段と、
    前記アンテナ素子を介して送受信する信号に応じて前記切替手段を制御する制御手段と、をさらに有し、
    前記制御手段は、
    前記第一経路長と前記第二経路長との差が、前記信号の周波数の波長の半波長となるよう前記導電線路の電気的素子長を切り替えるよう前記切替手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  7. 前記導電線路は、一端が前記基板の端部に接続され、他端が前記切替手段に接続された2つの第三導電線を有しており、
    前記切替手段は、電気的素子長がそれぞれ異なる複数の線状素子と、前記制御手段の制御に基づいて、前記複数の線状素子の中の1つの両端と前記2つの第三導電線の各他端とをそれぞれ接続するスイッチと、を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載するアンテナ装置。
  8. 前記切替手段は、各一端が前記基板に接続され、容量値がそれぞれ異なる複数の容量素子と、前記制御手段の制御に基づいて、前記複数の容量素子の中の1つと前記導電線路とを接続する請求項6に記載するアンテナ装置。
  9. 前記切替手段は、一端が前記基板に接続された可変容量素子と、前記制御手段の制御に基づいて、前記可変容量素子と前記導電線路との接続/切断を切り替えるスイッチとを備え、前記制御手段は、前記スイッチの接続/切断および前記可変容量素子の容量値を制御することによって前記導電線路の電気的素子長を変化させることを特徴とする請求項6に記載するアンテナ装置。
  10. 基板と、
    接続部を介して前記基板の端部に接続されたアンテナ素子と、
    前記基板上に配置され信号処理を行う回路部と、
    前記アンテナ素子と前記回路部との間に設けられ、両端が前記基板の端部に接続された導電線路と、を備え、
    前記導電線路の両端の距離が前記アンテナ素子の動作周波数の4分の1波長より短く、
    前記導電線路の前記アンテナ素子とより離れた位置で前記基板に接続された一端から、前記基板の端部を通って前記接続部までの第一経路長と、前記導電線路の前記アンテナ素子とより離れた位置で前記基板に接続された一端から、前記導電線路を通って前記接続部までの第二経路長との経路差が前記動作周波数または前記回路部が信号処理を行う信号の周波数の半波長となる
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  11. 請求項1乃至請求項10に記載するアンテナ装置を備えることを特徴とする無線機。
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