JP2006325098A - スライド式携帯電話 - Google Patents

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Abstract

【課題】 広帯域なアンテナ放射特性を得ることができ、よりよい通信性能を確保できるスライド式携帯電話を提供することを目的とする。
【解決手段】 本スライド式携帯電話は表示部筐体1と操作部筐体2とをスライドモジュール17でスライド自在に連結している。スライドモジュール17の可動部19は、操作部基板10に対して常に同じ位置関係にある。可動部19を操作部基板10に対して、任意のリアクタンス素子24(0Ω、openを含む)を介して接続させる。リアクタンス素子24は操作部基板10のグランドに接続されている。給電点25側の可動部19と操作部基板10との接続点を給電点側接続点26、給電点25と逆側の可動部19と操作部基板10との接続点を給電点逆側接続点27とする。
【選択図】 図6

Description

この発明は、スライド式携帯電話のアンテナ放射特性に関するものである。
従来のスライド式携帯電話では、放射源となる電流がアンテナからフレキシブルケーブルを通じて、KEY(操作)側、LCD(表示)側の両基板に流れる。昨今の薄型化の要望に応えるため、両基板の間隔を薄くする必要がある。この場合、フレキシブルケーブルと両基板間の間隔は狭くなり、フレキシブルケーブルに大きな電流が流れる。また、表示部筐体と操作部筐体のスライド機構を実現するためには、スライドを可能とするスライドモジュールが必要となる。スライドモジュールは、スライドの開閉を補助するためにバネ部を持つものがある。この場合には、バネ部は導体で構成されるため、放射電流が流れてしまう。これらの要因により、スライド式携帯電話は非常に複雑な電流分布を持ち、放射が抑制されて狭帯域な放射特性を持つことになる。
これらの要因を改善するためには、フレキシブルケーブルに流れる電流を制御することが必要である。具体的には、フレキシブルケーブルの幅、長さ、両基板との間隔、或いは両基板への接続位置の最適条件等を求める必要がある。
しかし、機構的要求、デザイン的要求を満たすフレキシブルケーブルにおいて、その最適条件を求めることは非常に難しい。また、アンテナとしても、スライド開閉両時で最適なフレキシブルケーブルの条件が異なるという問題がある。更に、マルチバンドアンテナの設計においてはフレキシブルケーブルの最適条件が周波数帯により異なり、最適化が非常に難しい。
また、折り畳み筐体の一部にグランドに接続しない素子を設け、閉時にアンテナ素子とこの素子が結合することで、放射パターン(指向性)を変化させる折り畳み式携帯電話が提供されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、構造上の相違により、本技術をそのままスライド式携帯電話に適用することはできない。
特開2003−37415公報
従来のスライド式携帯電話は以上のように構成されていたので、アンテナ放射特性が挟帯域になってしまうという課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、スライドモジュールを利用することにより広帯域なアンテナ放射特性を得ることができ、よりよい通信性能を確保できるスライド式携帯電話を提供することを目的とする。
この発明に係るスライド式携帯電話は、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とをスライド自在に連結するスライドモジュールと、前記スライドモジュールと前記第1または第2の筐体に収容された基板とを接続するリアクタンス素子とを備えている。
この発明によれば、リアクタンス素子を介して前記スライドモジュールと前記基板との接続を行うことにより、インピーダンス特性が改善し、アンテナ放射特性の広帯域化を実現することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係るスライド式携帯電話の概観図である。図1において、本スライド式携帯電話は、表示部筐体1と操作部筐体2を備えている。表示部筐体1の表面には、中央にLCD等の表示部3、その両側に受話部4と送話部5を備えている。操作部筐体2の表面には、操作KEY等から成る操作部6とその片側に送話部7を備えている。また、操作部筐体2は、他の片側にアンテナ収納部8を設けている。
図2は、図1の表示部筐体1と操作部筐体2のそれぞれの内部構成を示す図である。図2において、表示部筐体1には表示部基板9を内装し、操作部筐体2には操作部基板10を内装している。表示部基板9は表示部3と接続され、操作部基板10は操作部6と接続されている。また、表示部基板9と操作部基板10とは、フレキシブルケーブル11を介して接続されている。図1のアンテナ収納部8にはアンテナ素子12が収容されている。
図3は、図2中の操作部基板9の詳細図である。図3(a)はアンテナ素子12を誘電体製の土台16上に形成した図であり、図3(b)はアンテナ素子12を操作部基板10上に形成した図である。図3において、操作部基板10にはRF回路部13が設けられ、RF回路部13からの出力線路がアンテナへ接続される。ここで、アンテナとは、RF回路部13からの出力伝送線路において、グランド15の抜かれた部分からアンテナ素子12のパターンまでの部分を指す。即ち、給電点とはRF回路部13からの出力伝送線路でグランド15が抜かれた部分のことである。アンテナ素子12のパターン形成は図3(a)、(b)のいずれの方式であってもよい。
図4は、実施の形態1に係るスライド式携帯電話に搭載可能なアンテナ方式を示した図である。図4(a)〜(d)は、それぞれ板状アンテナ、メアンダ状アンテナ、ホイップアンテナ、ヘリカルアンテナを示している。アンテナ方式は、基板に電流を流すタイプのアンテナ(モノポールアンテナ)を用いる。モノポールアンテナであれば、図4(a)〜(d)に示すアンテナ方式のいずれを用いてもよい。
図5は、実施の形態1に係るスライド式携帯電話に搭載するスライドモジュールを示した図である。図5(a)〜(f)がスライドモジュールによるスライド機構を示しており、図5(g)〜(k)がスライドモジュールの詳細を示している。図5(a)〜(f)において、一対のスライドモジュール17が表示部筐体1の左右に配置され、本スライド式携帯電話のスライド機構を構成する。スライドモジュール17は、伸縮自在なバネ部20を有している。また、バネ部20の一端には可動部19が取り付けられ、可動部19は操作部筐体2に取り付けられている。図5(c)〜(f)において、スライドモジュール17のスライドガイド21は表示部筐体1の樹脂ケースに固定され、可動部19は操作部筐体2の樹脂ケースに固定されている。
図5(g)〜(k)において、スライドモジュール17は、バネ部20を構成するバネ23とその内芯22、挿通された内芯22に対してスライド自在な可動部19、それらを収容するスライドガイド21を備えている。従って、可動部19が、バネ23の伸縮力に抗してスライドガイド21内を移動することで、スライド機構の開閉が実現する。そして、バネの伸縮力を利用することでスライド閉時から開時へスムーズに切り替えることができる。
バネ23、内芯22、可動部19、スライドガイド21は全て導体である。図5(g)において、可動部19は、内部に挿通された内芯22と電気的に接続されている。図5(h)、(i)において、内芯22はその両端を、スライドガイド21の内壁と電気的に接続されている。即ち、可動部19とスライドガイド21は、内芯22を介して電気的に接続されている。
次に、本スライド式携帯電話の広帯域化を実現する構成について説明する。実施の形態1では、スライドモジュール17に流れる電流を制御し、放射特性の広帯域化を図っている。図6は、この発明の実施の形態1に係るスライド式携帯電話において、広帯域化を実現する構成と動作を示した図である。図6(a)、(b)はスライド開閉時の各部の構成を示している。図6(c)は、スライド開時の縦断面図と、操作部基板10の構成図である。
図6(a)〜(c)において、スライドモジュール17の可動部19は、操作部基板10に対して常に同じ位置関係にある。そこで、可動部19を操作部基板10に対して、任意のリアクタンス素子24(0Ω、openを含む)を介して接続させる。リアクタンス素子24は操作部基板10のグランドに接続されている。ここで、“open”とは「リアクタンス素子24を電気的に接続しない」ということである。給電点25側の可動部19と操作部基板10との接続点を給電点側接続点26、給電点25と逆側の可動部19と操作部基板10との接続点を給電点逆側接続点27とする。
次に、動作について説明する。図6(d)は、スライドガイド21〜操作部基板10の電気的な接続を示すブロック図である。図6(d)において、可動部19と操作部基板10との電気的な接続の効果(インピーダンス特性変化)は、給電点25との位置関係で決まる。即ち、給電点側接続点26または給電点逆側接続点27において、リアクタンス素子24の値を調整することで、スライドモジュール17に流れる電流を制御することができる。その結果、インピーダンスに共振点が発生し、アンテナ放射特性の広帯域化が可能となる。
図7は、図6中のスライドモジュール17の可動部19と操作部基板10を電気的に接続しない場合のインピーダンス特性を示した図である。図7中の太線は通信使用帯域である。リターンロスは帯域内で3dB程度と悪い。一般的に、良好な通信を行うためには、リターンロスは6dB以上であることが望ましい。
図8は、図6中の給電点逆側接続点27において、リアクタンス素子24の値を変化させた場合のインピーダンス特性の変化を示した図である。図8(a)はリアクタンス素子24がインダクタの場合を示し、図8(b)はリアクタンス素子24がコンデンサの場合を示している。図8において、インピーダンスに共振点が発生し、リターンロスが改善していることがわかる。また、図8(a)において、リアクタンス素子24を0Ωとすることで最良のインピーダンス特性を得ることができ、帯域内でのリターンロスが6dB以上となる。
図9は、図6中の給電点側接続点26において、リアクタンス素子24の値を変化させた場合のインピーダンス特性の変化を示した図である。図9(a)はリアクタンス素子24がインダクタの場合を示し、図9(b)はリアクタンス素子24がコンデンサの場合を示している。図9において、帯域内でのインピーダンス特性の変化はほとんど見られない。
図8、9より、可動部19と操作部基板10との接続点は、給電点25との位置関係が重要であることがわかる。また、給電点25から可動部までの長さとスライドモジュール17とで放射電流が共振することによりリターンロスが改善すると考えられる。給電点逆側接続点27を0Ωとすることでリターンロスが最も改善し広帯域化している。
図10は、図6中の給電点逆側接続点27において、リアクタンス素子24をopen、0Ωとした場合の放射効率の変化を示した図である。図10において、openの放射効率より0Ωの放射効率が、周波数1950MHzで1.2dB、2150MHzで1.5dB改善している。
以上のように、この実施の形態1によれば、給電点逆側接続点27において、リアクタンス素子24を介して可動部19と操作部基板10との接続を行うことにより、アンテナ放射特性の広帯域化を実現することができる。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2について説明する。スライド開閉両時において可動部19と操作部基板10が接続されているため、両者の接続はスライド閉時のインピーダンス特性にも影響を及ぼす。即ち、スライド開時での最適なリアクタンス素子24(実施の形態1)が、スライド閉時においても最適になるとは限らない。実施の形態2に係るスライド式携帯電話は、スライド開閉両時の最適化を図ったものである。図1〜5までの構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
図11は、この発明の実施の形態2に係るスライド式携帯電話において、操作部基板10の詳細を示した図である。図11(a)は操作部基板10の構成図である。図11(a)において、可動部19と操作部基板10の間にスライド開閉切り替え用の1入力2出力のSPDT(Single Pole Double Throw)スイッチ28を設けている。SPDTスイッチ28のそれぞれの出力側にはスライド開時用のリアクタンス素子29、スライド閉時用のリアクタンス素子30を接続し、入力側には可動部19を接続する。リアクタンス素子29、30は操作部基板10のグランドに接続されている。なお、SPDTスイッチ28の代わりに、MEMS(Micro Electro Mechanical System)スイッチや半導体スイッチを設けてもよい。
次に、動作について説明する。図11(b)はスライドガイド21〜操作部基板10の電気的な接続を示すブロック図である。図11(b)において、スライドガイド21内を可動部19がスライドすることにより、スライド開閉検出用信号がSPDTスイッチ28に入力される。SPDTスイッチ28は、開閉両時に対応した同信号に応じてパスを決定し、それぞれの場合に最適なリアクタンス素子(スライド開時用)29、リアクタンス素子(スライド閉時用)30に切り替える。
図12は、図11中の給電点逆側接続点27において、スライド閉時にリアクタンス素子30をopen、0Ωとした場合の放射効率の変化を示した図である。図12において、2150MHzで、0Ωの放射効率がopenの放射効率より1.1dB劣化していることがわかる。この場合、給電点側接続点26及び給電点逆側接続点27で、リアクタンス素子30がopenとなるようにSPDTスイッチ28で切り替えることにより、スライド閉時の放射効率の劣化を防ぐことができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、給電点逆側接続点27において、SPDTスイッチ28で、スライド開閉時にそれぞれの場合に最適なリアクタンス素子29、30を切り替えることにより、アンテナ放射特性の広帯域化を実現することができる。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3について説明する。マルチバンドアンテナを搭載する場合には、それぞれの周波数帯において最適なリアクタンス素子が異なる。この場合、実施の形態2と同様に操作部基板とスライドモジュール間に、SPDTスイッチ、または1入力3出力のSP3T(Single Pole 3 Throw)スイッチを設けることで対応できる。図1〜5までの構成は実施の形態1、2と同様であるので説明を省略する。
図13は、この発明の実施の形態3に係るスライド式携帯電話において、操作部基板10の詳細を示した図である。図13(a)は操作部基板10の構成図である。13(a)において、可動部19と操作部基板10の間に選択周波数切り替え用のSPDTスイッチ28を設けている。SPDTスイッチ28のそれぞれの出力側には、各周波数帯(例えば、f1<f2)で最適なリアクタンス素子(f1用)31、リアクタンス素子(f2用)32(0Ω,openを含む)を接続し、入力側には可動部19を接続する。リアクタンス素子31、32は操作部基板10のグランドに接続されている。図6(a)ではSPDTを搭載しているが、SP3Tでも、リアクタンス素子の数が増加する以外は同様である。なお、SPDT、SP3Tスイッチは、MEMSであっても半導体スイッチであってもよい。
次に、動作について説明する。図13(b)はスライドガイド21〜操作部基板10の電気的な接続を示すブロック図である。図13(b)において、選択周波数が切り替わることにより、選択周波数検知用信号がSPDTスイッチ28に入力される。SPDTスイッチは、選択周波数f1、f2に対応した同信号に応じてパスを決定し、それぞれの場合に最適なリアクタンス素子31、32に切り替える。
また、図13(a)の構成を用いずに、集中定数によるフィルタを用いることもできる。図13(c)は、図13(a)のSPDTスイッチ28、リアクタンス素子31、32の代わりに、集中定数によるフィルタ33を備えた操作部基板10の構成図である。また、図13(d)は、スライドガイド21〜操作部基板10の電気的な接続を示すブロック図である。図13(c)、(d)において、フィルタ33は、選択周波数f1に対してはf1用のリアクタンス値、選択周波数f2に対してはf2用のリアクタンス値を得るものである。その他の構成、動作は前述の通り(図13(a)、(b))であるので説明を省略する。
図14は、図13中の給電点逆側接続点27において、対応するリアクタンス素子31をopen、0Ωとした場合のインピーダンス特性を示した図である。図14では、使用周波数帯が2GHz、800MHzのデュアルバンドアンテナを用いている。図14において、2GHz帯(スライド開時)で最適であった0Ωのリアクタンス素子(図8(a)を参照)が、800〜900MHzではopenとなっている。
図15は、図13中の給電点逆側接続点27において、リアクタンス素子31をopen、0Ωとした場合の放射効率の変化を示した図である。図15において、885MHzで、0Ωの放射効率がopenの放射効率より0.7dB劣化している。図14、15から、図13において2GHz用のリアクタンス素子32を0Ω、800MHz用のリアクタンス素子31をopenとなるようにSPDTスイッチ28で切り替えることにより、800MHz帯での放射効率の劣化を防ぐことができる。
また、図8(a)より給電点逆側接続点27において、リアクタンス素子を0Ωとすることで1.8GHz付近のリターンロスも改善していることから、SP3Tスイッチを用いて800MHz、1.8GHz、2GHzのトリプルバンドへ対応することも可能である。
以上のように、この実施の形態3によれば、給電点逆側接続点27において、給電点逆側接続点27において、SPDTスイッチ28で、それぞれの選択周波数に最適なリアクタンス素子31、32を切り替えることにより、アンテナ放射特性の広帯域化を実現することができる。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4について説明する。図16は、本発明の実施の形態4に係るスライド式携帯電話の構成図である。図16において、スライドモジュール17を操作部筐体2の樹脂ケースに固定し、可動部19と表示部基板9を任意のリアクタンス素子34を介して接続点35で接続している。リアクタンス素子34は表示部基板9のグランドに接続されている。実施の形態4は、実施の形態1と同様の効果を有するが、実施の形態2、3の構成を適用することも可能である。
以上のように、この実施の形態4によれば、スライドモジュール17を操作部筐体2の樹脂ケースに固定し、可動部19を表示部基板9とリアクタンス素子34を介して接続することにより、実施の形態1と同様にアンテナ放射特性の広帯域化を実現することができる。
この発明の実施の形態1に係るスライド式携帯電話の外観図である。 図1の表示部筐体1と操作部筐体2のそれぞれの内部構成を示す図である。 図2中の操作部基板9の詳細図である。 図1のスライド式携帯電話に搭載可能なアンテナ方式を示した図である。 図1のスライド式携帯電話に搭載するスライドモジュールを示した図である。 この発明の実施の形態1に係るスライド式携帯電話において、広帯域化を実現する構成と動作を示した図である。 図6中のスライドモジュール17の可動部19と操作部基板10を電気的に接続しない場合のインピーダンス特性を示した図である。 図6中の給電点逆側接続点27において、リアクタンス素子24の値を変化させた場合のインピーダンス特性の変化を示した図である。 図6中の給電点側接続点26において、リアクタンス素子24の値を変化させた場合のインピーダンス特性の変化を示した図である。 図6中の給電点逆側接続点27において、リアクタンス素子24の有無による放射効率の変化を示した図である。 この発明の実施の形態2に係るスライド式携帯電話において、操作部基板10の詳細を示した図である。 図11中の給電点逆側接続点27において、スライド閉時のSPDTスイッチ28の有無による放射効率の変化を示した図である。 この発明の実施の形態3に係るスライド式携帯電話において、操作部基板10の詳細を示した図である。 図13中の給電点逆側接続点27において、対応するリアクタンス素子31をopen、0Ωとした場合のインピーダンス特性を示した図である。 図13中の給電点逆側接続点27において、リアクタンス素子31をopen、0Ωとした場合の放射効率の変化を示した図である。 この発明の実施の形態4に係るスライド式携帯電話の構成図である。
符号の説明
1 表示部筐体、2 操作部筐体、3 表示部、4 受話部、5 送話部、6 操作部、7 送話部、8 アンテナ収納部、9 表示部基板、10 操作部基板、11 フレキシブルケーブル、12 アンテナ素子、13 RF回路部、14 給電ピン、15 グランド、16 土台、17 スライドモジュール、18 樹脂ケース、19 可動部、20、バネ部、21 スライドガイド、22 内芯、23 バネ、24 リアクタンス素子、25 給電点、26 給電点側接続点、27 給電点逆側接続点、28 SPDTスイッチ、29 リアクタンス素子(スライド開時用)、30 リアクタンス素子(スライド閉時用)、31 リアクタンス素子(f1用)、32 リアクタンス素子(f2用)、33 フィルタ、34 リアクタンス素子、35 接続点。

Claims (5)

  1. 第1の筐体と、
    第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とをスライド自在に連結するスライドモジュールと、
    前記スライドモジュールと前記第1または第2の筐体に収容された基板とを接続するリアクタンス素子とを備えたスライド式携帯電話。
  2. 前記基板に接続され、スライド開時に対応する開時用リアクタンス素子と、
    前記基板に接続され、スライド閉時に対応する閉時用リアクタンス素子と、
    前記開時用リアクタンスと前記閉時用リアクタンス素子とを出力側に接続し、前記スライドモジュールを入力側に接続する1入力2出力スイッチとを備え、
    前記1入力2出力スイッチが前記スライド式携帯電話の開閉状態に応じて、前記開時用リアクタンスと前記閉時用リアクタンスとを切り替えることを特徴とする請求項1記載のスライド式携帯電話。
  3. 前記基板に接続され、それぞれが所定の周波数に対応する複数のリアクタンス素子と、
    前記複数のリアクタンス素子を出力側にそれぞれ接続し、前記スライドモジュールを入力側に接続する1入力多出力スイッチとを備え、
    前記1入力多出力スイッチが、前記スライド式携帯電話の選択周波数に応じて、前記複数のリアクタンス素子のうちの前記選択周波数に対応するリアクタンス素子を切り替えることを特徴とする請求項1または請求項2記載のスライド式携帯電話。
  4. 前記スライドモジュールが、
    前記スライド式携帯電話のスライド方向に延出するスライドガイドと、
    前記スライドガイドに収容され、前記スライドガイドの長さ方向に延出して両端を前記スライドガイドの内壁と接続する内芯と、
    前記スライドガイドに収容され、前記内芯を内側に挿通されたバネと、
    前記内芯を挿通され、前記バネと前記スライドガイドの一端との間で、前記スライドガイドに沿ってスライドする可動部とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のスライド式携帯電話。
  5. 前記スライドガイドが、前記第1または第2の筐体に固定され、
    前記可動部が、前記スライドガイドが固定された筐体とは別の筐体に固定されていることを特徴とする請求項4記載のスライド式携帯電話。

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