JP2009031998A - ネットワークサービスを構成するクライアントアプリケーションの更新方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワークサービスシステムにおいて、所望する言語がサポートされていないために代替言語を使っているような環境に対して、所望する言語がサポート言語として追加された際には円滑にアプリケーションを更新する手段を提供する。
【解決手段】 サービスの会員情報の設定言語と同じ言語のアプリケーション動作言語が追加された場合には、それをアプリケーション言語とするようにアプリケーションの更新処理を施す。サービス会員情報の設定言語及びオペレーションシステム環境言語と同じ言語のアプリケーション動作言語が追加された場合には、オペレーションシステム環境言語と同じ言語のアプリケーションの更新処理とサービス会員情報の設定言語の更新処理を施す。サービス会員情報の設定言語ともオペレーションシステムの環境言語とも異なる言語のアプリケーション動作言語が追加された場合には、アプリケーションの更新処理は行わない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ネットワークサービスを構成するクライアントサーバシステムにおいてクライアント側の処理を担うアプリケーションプログラムに関する。
近年、通信技術の進歩とインターネットの普及に伴いネットワークを使用した通信サービスが多く使われるようになっている。インターネットを使用したネットワークサービスには、運用者が担うサーバ側の制御を行うサーバアプリケーションと、ユーザの存在するクライアント側の処理制御を行うクライアントアプリケーションにより構成されるサーバクライアントシステムの形態を持つもの少なくない。
また、これらのネットワークサービスには、海外展開のために複数の言語をサポートするものがあるが、これらのネットワークサービスでは、運用上の制約により、クライアントPCのOSで使用している言語(OS言語)、サーバで使用される言語(サービスへの会員登録の言語)及びクライアントアプリケーションで使用する言語(アプリケーションのローカライズ言語)のサポート範囲が異なり、そのためにクライアントとサーバで異なる言語設定をするような場合がある。
これらのサーバ・クライアント型サービスでは、アプリケーションのアップデート手段をサーバで用意してクライアントにそれを提供するための手段を持つものがある。この場合、クライアントに更新手段を提供する際に、クライアントの地域や言語の情報を考慮して、クライアントにとって最適なアプリケーションのアップデート手段を提供する手段がある。(例えば、特許文献1、2参照)
また、OSとアプリケーション言語を一貫した言語体系に統一させる方法としては、OS言語に対する全ての言語のアプリケーションが用意されている場合を前提に、言語を統一させるための設定方法を提供する手段がある。(例えば、特許文献3参照)
特登録03801524号公報(本田技研工業株式会社) 特開2005-122704号公報(富士通株式会社) 特開2006−99766号公報(マイクロソフト コーポレーション)
特許文献1、2及び3のような更新方法のように、クライアントのOSで使用されている言語とアプリケーションの言語、及びサーバで使用されているサービスの言語を統一することは理想だが、現実的にはアプリケーションやサービスが全ての言語をサポートすることは困難であり、幾つかの言語に対しては制限があり何らかの代替言語を使用することを強いるような状況は珍しくない。このようにアプリケーションやサービスの言語に代替言語を使用しているユーザにとっては、サービスのサポート言語拡大により自国の言語がサポート対象に含まれた場合には、速やかにアプリケーションをアップデートする手段が提供されることが望ましい。
ところが、このようなユーザにとって、従来の方法による更新方法(即ちクライアントOSの情報を元にした更新情報をサーバから取得する方法)を用いた場合には、自国の言語に対応するアプリケーションが供給されない限り更新の機会を得ることができず、次善として好ましい言語のアプリケーションへの更新手段を得ることができないという問題がある。
ネットワーク上のサーバシステムとクライアントコンピュータ上のアプリケーションにより構成されるサーバ・クライアントシステムの形態を持つネットワークサービスシステムにおいて、
前記クライアントコンピュータのオペレーティングシステム(OS)環境の言語を設定するためのオペレーションシステム環境言語設定手段と、
前記ネットワークシステムに登録したサービスの会員情報の設定言語を設定するためのネットワークサービス会員言語設定手段と、
前記クライアントコンピュータ上で動作するアプリケーションプログラムの動作言語を設定するためのアプリケーション動作言語設定手段とを備えていて、
前記オペレーションシステム環境言語設定手段と、前記ネットワークシステム会員言語設定手段と、前記アプリケーション動作言語設定手段はそれぞれ独立で設定可能であって、
前記アプリケーション動作言語及び前記ネットワークサービス会員設定言語に必要な言語が用意されていないために、それぞれ異なる代替の言語をユーザが設定して使用しているような場合において、
前記アプリケーションプログラム動作言語のサポート範囲が拡大された場合に、
そのユーザが使用していた前記ネットワークサービス会員言語に対応する言語が前記アプリケーション動作言語に追加されたかを確認するネットワークサービス会員言語追加確認手段を持ち、
また、前記アプリケーションプログラムを新しくサポートされた動作言語に対応するために更新するためのアプリケーション更新手段を持ち、
更に、前記アプリケーション更新手段を前記サーバから前記クライアントコンピュータへダウンロードして取得するためのアプリケーション更新手段取得手段を持ち、
前記ネットワークサービス会員言語追加確認手段により必要な言語が追加されたと判断された場合には、前記アプリケーション更新手段手段取得手段により前記アプリケーション更新手段を前記サーバから前記クライアントへ提供することを特徴とする。
本発明によれば、クライアントコンピュータのOSで使用されている言語に対応するアプリケーションが一般には用意されないようなOS言語の環境を使用しているユーザに対して、ネットワークサービスで使用した会員言語のアプリケーションが追加された場合にはその更新手段を提供することにより、そのユーザにとって次善のクライアント環境を提供することを可能としている。
また、本発明によれば、ネットワークサービス会員言語にもOS環境言語にも関連の無い言語のアプリケーションが追加された場合には、更新通知連絡を行わないために、アプリケーションの更新があっても関連の無いユーザに対して惑わすことを避けることを可能としている。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明におけるクライアントコンピュータ100のハードウェア構成を示す図である。
図1において、101はCRT(Cathode Ray Tube)などの表示装置であり、その表示画面には、例えば編集中の文書、図形、画像その他の編集情報、アイコン、メッセージ、メニューその他のユーザインタフェース情報が表示される。なお、本実施例では、表示装置としてCRTを使用する場合について説明するが、これに限らず、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro Luminescent)ディスプレイ等であってもよい。
102はVideo RAM(VRAM)であり、CRT101の表示画面に表示するための画像が描画される。このVRAM102に生成された画像は、所定の規定に従ってCRT101に転送され、これによりCRT101に画像が表示される。
103はビットムーブユニット(BMU)であり、例えば、メモリ間(例えば、VRAM102と他のメモリ)のデータ転送や、メモリと各I/Oデバイス(例えば、ネットワークインタフェース111)との間のデータ転送を制御する。
104はキーボードであり、文書等を入力するための各種キーを有する。105はポインティングデバイスであり、例えば、CRT101の表示画面上に表示されたアイコン、メニューその他のオブジェクトを指示するために使用される。
106はCentral Processing Unit(CPU)であり、Read Only Memory(ROM)107、ハードディスク109に格納された制御プログラムに基づいて、バス112を介して接続された各デバイスを制御する。
107はROMであり、各種の制御プログラムやデータを保持する。108はRandom Access Memory(RAM)であり、CPU106のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。
109はハードディスク (HDD)である。ハードディスク109は、クライアントコンピュータ100で実行される各制御プログラムや、画像ファイルやテキストファイル等のコンテンツファイルを格納することができる。例えば、ハードディスク109には、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム、ユーザ個人のデータ、各種情報を管理するためのテーブルなどが格納されている。
110はフレキシブルディスクドライブ(FDD)であり、フレキシブルディスクに対するアクセスを制御する。111はネットワークインタフェースであり、他の情報処理装置やプリンタ等と通信を行うことができる。
CPU106に対する制御プログラムの提供は、ROM107、ハードディスク、フレキシブルディスクから行うこともできるし、ネットワークインタフェース111を介して他の情報処理装置等から行うこともできる。
次に、図2は本実施形態におけるサーバ・クライアントシステムの構成を示すブロック図を示す。
図2において、200はサーバ・クライアントシステムにおけるサーバコンピュータである。サーバコンピュータは通常複数の機器で構成され、夫々の機器がファイアーウォール、負荷分散装置、など多くの役割を分担しているが、ここでは便宜上総称して「サーバコンピュータ」として扱うことにする。また、サーバコンピュータ200は自身の動作必要な処理の動作のためのプログラムも含め、後述するサーバアプリケーション201、会員情報管理部202、更新プログラム管理部203以外のサーバコンピュータの稼動のために必要な処理も行うための機能の総称とする。
201はサーバコンピュータ200におけるネットワークサービスのサーバ側のプログラム処理を実行するサーバアプリケーションである。
202は会員情報管理部であり、後述する会員情報データベース204を制御して本ネットワークサービスに登録されている会員情報の管理を行う機能担当部である。203は更新プログラム管理部であり、後述する更新プログラムストレージ205を制御して本ネットワークサービスで供給されるクライアントコンピュータ用アプリケーションの更新プログラムの管理を行う機能担当部である。
206はインターネットや公衆回線網などのネットワークであり、サーバコンピュータ群200とクライアントコンピュータ207を接続する。
207はクライアントコンピュータであり、本サービスにおける会員がサービスにアクセスするための端末機である。208は本サービスシステムにおけるクライアントコンピュータ上で動作しクライアント側の制御を行うためのアプリケーションプログラムである。アプリケーションプログラム208はクライアントコンピュータ207のハードディスク109上に保存され、RAM108に展開されて動作する。
本実施形態におけるサーバクライアントシステムでは、サーバアプリケーション201がインターネット206を通してクライアントコンピュータ207のCRT101へプログラムの実行結果を表示し、またポインティングデバイス105やキーボード104を通してユーザからの入力を受け付けてプログラム処理を実行する。また、サーバアプリケーション201とクライアントアプリケーション208が通信し、クライアント及びサーバ間で共同して多様なプログラム処理を実行することができる。
<各言語の設定手段>
クライアントコンピュータ207のオペレーションシステム環境言語(OS言語)は、クライアントコンピュータ207自身を動作させるためのオペレーティングシステムのプログラムインストール時に決定される場合や、オペレーティングシステムの機能として、動作言語を切り替える手段が提供される場合などがあり、オペレーティングシステムにより異なっている。本実施例ではその方法は特定せず、クライアントコンピュータのオペレーティングシステムは全ての言語に対して設定可能という前提の下に以降の説明を続ける。
サーバアプリケーション201の動作で使用されるネットワークサービス会員言語(サービス言語)は、サーバアプリケーション201のプログラムによりクライアントコンピュータ207のCRT101に表示される操作画面により設定することができる。
図3は本実施例のネットワークサービスにおいてサーバアプリケーション201が動作するネットワークサービス会員言語を制御する操作画面の一例である。
図3において、300は会員登録画面であり、例えばWindows(登録商標)コンピュータシステムにおけるウィンドウパネルに相当する。会員登録画面300には名前の入力欄301、ネットワークサービスのユーザIDの入力欄302、パスワードの入力欄303、動作言語の指定欄304などの会員情報の入力手段が備えられていて、それぞれの入力欄はキーボード104及びポインティングデバイス105の操作により各項目内用の設定が可能となっている。更に会員登録画面300にはOKボタン305とキャンセルボタン306が備えられている。OKボタン305を押下することにより、301から304までの各入力欄に設定された項目が会員情報管理部202を通して会員情報DB204に会員情報として登録される。また、キャンセルボタン306を押下することにより、301から304までの各入力欄に設定された項目は廃棄される。
ここで、動作言語指定欄304をポインティングデバイス105にて選択すると、プルダウンメニュー307が表示され、サーバアプリケーションが動作可能な言語の一覧がユーザに示される。ユーザはポインティングデバイス105にてプルダウンメニュー307内の一項目を選択することにより、特定の言語をネットワークサービス会員言語(サービス言語)として設定し登録することが可能となっている。
クライアントアプリケーション208の動作言語であるアプリケーション動作言語(アプリ言語)は、サーバ200に登録されている更新プログラム205の中から所望の言語の更新プログラム(インストーラ)をダウンロードして起動することにより、決定される。
図4は本実施例のネットワークサービスにおいてダウンロードするクライアントアプリケーション208の更新プログラムを決定するための操作画面の一例である。
図4において、400はダウンロードするアプリケーションのインストーラの言語選択画面である。この画面に至る前に、既にユーザは認証処理を始めとしたネットワークサービスのウェブアプリケーションの基本処理を済ませているものとする。401はインストーラの言語を選択するための言語指定欄であり、ポインティングデバイス105で選択することによりプルダウンメニュー402が表示され、アプリケーションのインストーラで用意されている言語の一覧がユーザに表示される。ユーザはポインティングデバイス105にてプルダウンメニュー402内の一項目を選択することにより、特定の言語を指定することが可能となっている。
更に言語選択画面400にはOKボタン403とキャンセルボタン404が備えられている。OKボタン403を押下することにより、401で設定された言語に対するインストーラのダウンロードページ405をウィンドウパネル上に表示する。また、キャンセルボタン404を押下することにより、401で設定された言語項目は廃棄される。
言語選択画面400には言語指定欄401以外の項目も設定可能である。クライアントのOSの種類やバージョンなどに応じてアプリケーションを使い分ける場合におけるOSの選択、接続環境に応じてアプリケーションのインストーラのサイズを分割して用意するような場合における接続速度の選択、など運用の形態の必要性に応じて多様に用意することができるが、ここでは割愛する。また、インストーラダウンロード時に表示されるべき許諾文や対象環境などの案内文も400に表示されるべきだが、ここでは割愛する。
ダウンロードページ405は、その経過を示すプログレスバー406と、ダウンロード及びインストール処理の中止を指定するためのキャンセルボタン407を備えている。ここでのダウンロード処理は、401により指定された言語のアプリケーションのインストーラを更新プログラム205から更新プログラム管理部203を介してダウンロードすると共に、引き続きインストール処理も実行するものだが、両者は分離独立していても構わない。
プログレスバー406はダウンロード処理及びインストール処理の進捗を示すものである。キャンセルボタン407はポインティングデバイス105により選択することによりアプリケーションの更新処理を中止させることができる。
以上のように、ダウンロードページ405の動作によりダウンロード処理及びインストール処理が完了すると、クライアントコンピュータ207上のアプリーケーション208は401で指定された言語に更新され、アプリケーション動作言語が本システムに繁栄されたことになる。
<サービス言語の追加手段>
図5は、アプリケーション動作言語のサポート範囲が拡大された場合における、ネットワークサービス会員言語が追加された際の追加手段について説明するための模式図である。
図5において、500は或るユーザがオペレーションシステム環境言語(OS言語)501、ネットワークサービス会員言語(サービス言語)502、アプリケーション動作言語(アプリ言語)503に夫々ノルウェー語、スウェーデン語、英語を使用している仮定の状況を示している。即ち、この例では本来はノルウェー語を使用したいユーザが、ネットワークサービス会員言語のサポート範囲にノルウェー語が無いために近い言語としてスウェーデン語を使用していて、更にアプリケーション動作言語にはノルウェー語もスウェーデン語もサポート範囲内に用意されていないために英語を使用しているような状況を示している。
このような状況のユーザに対して、例えば504でアプリケーション動作言語のサポート範囲が拡大されてスウェーデン語が追加された場合には、アプリケーション動作言語をスウェーデン語に更新するべく、ユーザに対してスウェーデン語のアプリケーション追加の旨の通知処理、スウェーデン語インストーラの自動ダウンロード処理、或いは自動的にスウェーデン語アプリケーションへの更新インストール処理、などのようなアプリケーション更新処理を行わせる。その結果として、ユーザの言語設定状態505は、オペレーションシステム環境言語(OS言語)506にノルウェー語、ネットワークサービス会員言語(サービス言語)507及びアプリケーション動作言語(アプリ言語)508にスウェーデン語が設定された状態になる。
図6は、アプリケーション動作言語のサポート範囲が拡大された場合における、ネットワークサービス会員言語とオペレーションシステム環境言語が追加された際の追加手段について説明するための模式図である。
図6において、600は図5における500と同様で、或るユーザがオペレーションシステム環境言語(OS言語)601、ネットワークサービス会員言語(サービス言語)602、アプリケーション動作言語(アプリ言語)603に夫々ノルウェー語、スウェーデン語、英語を使用している仮定の状況を示している。即ち、この例では500と同様に、本来はノルウェー語を使用したいユーザが、ネットワークサービス会員言語のサポート範囲にノルウェー語が無いために近い言語としてスウェーデン語を使用していて、更にアプリケーション動作言語にはノルウェー語もスウェーデン語もサポート範囲内に用意されていないために英語を使用しているような状況を示している。
このような状況のユーザに対して、例えば604でアプリケーション動作言語のサポート範囲が拡大されてスウェーデン語とノルウェー語が追加された場合には、ネットワークサービス会員言語と同じ言語であるスウェーデン語よりもオペレーションシステム環境言語であるノルウェー語の方が優先されるために、ネットワークサービス会員言語及びアプリケーション動作言語をノルウェー語に更新するべく、サーバ200の会員情報管理部202を通して会員情報DB204に登録するネットワークサービス会員言語をノルウェー語に更新すると共に、ユーザに対してノルウェー語のアプリケーション追加の旨の通知処理、ノルウェー語インストーラの自動ダウンロード処理、或いは自動的にノルウェー語アプリケーションへの更新インストール処理、などのようなアプリケーション更新処理を行わせる。その結果として、ユーザの言語設定状態605は、オペレーションシステム環境言語(OS言語)606、ネットワークサービス会員言語(サービス言語)607及びアプリケーション動作言語(アプリ言語)608にノルウェー語が設定された状態になる。
図7は、アプリケーション動作言語のサポート範囲が拡大された場合における、ネットワークサービス会員言語もオペレーションシステム環境言語も追加されなかった際の追加手段について説明するための模式図である。
図7において、700は図5における500と同様で、或るユーザがオペレーションシステム環境言語(OS言語)701、ネットワークサービス会員言語(サービス言語)702、アプリケーション動作言語(アプリ言語)703に夫々ノルウェー語、スウェーデン語、英語を使用している仮定の状況を示している。即ち、この例では500と同様に、本来はノルウェー語を使用したいユーザが、ネットワークサービス会員言語のサポート範囲にノルウェー語が無いために近い言語としてスウェーデン語を使用していて、更にアプリケーション動作言語にはノルウェー語もスウェーデン語もサポート範囲内に用意されていないために英語を使用しているような状況を示している。
このような状況のユーザに対して、例えば704でアプリケーション動作言語のサポート範囲が拡大されてフィンランド語が追加された場合には、ネットワークサービス会員言語ともオペレーションシステム環境言語とも異なるために、ネットワークサービス会員言語もアプリケーション動作言語も現状から更新されない。
その結果として、ユーザの言語設定状態705は、オペレーションシステム環境言語(OS言語)706、ネットワークサービス会員言語(サービス言語)707及びアプリケーション動作言語(アプリ言語)708ともに変更されない。したがって、この場合には変更に必要な通知処理などユーザを混乱させるような状況も生じない。
以上図5、図6及び図7で示した言語追加手段に関わる判断処理は、ネットワークサーバ200におけるサーバアプリケーション201及び会員情報管理部202にて行われるものとする。また、アプリケーションの更新処理が行われる際の制御は更新プログラム管理部203により行われ、更新プログラム205に登録及び保管されたアプリケーションインストーラが使用される。
<アプリケーション更新の処理の流れ>
以下、図8のフロー図を使用して、本実施形態におけるサーバアプリケーション201によって制御されるクライアントアプリケーション208の更新処理の流れについて説明する。
図8において、ステップS801にて新しいアプリケーション動作言語のアプリケーションがネットワークシステム200の更新プログラムのストレージ205に追加されると、ステップS802にてサーバで管理されている各アプリケーションのユーザ会員情報を会員情報DBから取得し、更にステップS803でクライアントコンピュータ207と通信してクライアントコンピュータ207の動作環境、及びアプリケーション208の動作言語などの情報を取得する。
ステップS804にてアプリケーションの動作言語とクライアントPCのオペレーティングシステムの動作言語を比較し、両者が同じであれば更新の必要が無いので一連の処理は終了になる。不一致の場合にはステップS805にてオペレーティングシステムの動作言語のアプリケーションがステップS801で追加されたアプリケーションに含まれているかを確認し、存在する場合にはステップS807へと進む。該当言語のアプリケーションが含まれていない場合には、ステップS806にてステップS802で取得したユーザ会員情報内のネットワークサービスの会員言語と比較し、同じであればステップS808のアプリケーション更新処理へと進み、異なる場合は有効な更新手段が無いと判断されて何もしないで処理を終える。
ステップS805にてオペレーションシステム設定言語に更新するべきと判断された場合には、まずステップS807にてユーザ会員情報に登録された会員言語をオペレーティングシステムの言語に更新してからステップS808へ移りアプリケーションの更新処理を行う。
ステップS808のアプリケーション更新処理は、ユーザへメール等で告知する手段をとる場合、自動的に更新インストーラ(アップデータ)をユーザへ送る(ダウンロードさせる)手段をとる場合、同インストーラをユーザへ送った後に強制的に更新インストール処理を実施する場合などがある。
上記の流れにより、本ネットワークシステムの実施形態におけるクライアントアプリケーション更新処理を行うことができる。
<第2の実施形態>
図9は本発明における他の実施形態として、クライアントアプリケーション208側からの制御による、クライアントからネットワークサーバへアクセスしたときのアプリケーション更新処理の流れを説明するフロー図である。尚、本実施形態におけるシステムの構成を含む説明図は前述の実施形態のものと同等であるので、ここでは割愛する。
図9において、ステップS901にて新しいアプリケーション動作言語のアプリケーションがネットワークシステム200の更新プログラムのストレージ205に追加される。
ステップS902にてクライアントアプリケーション208が起動したときにサーバアプリケーション201への通信アクセスが行われて、ステップS903にて会員情報DB204から取得したユーザの会員情報と更新プログラムストレージ205に登録されているアプリケーションの更新プログラムの一覧データがクライアントアプリケーション208へ通知される。このときの通知の手段はHTML通信手段で返却されるHTMLフォーマット又はXMLフォーマットの情報でも構わないし、或いは予め取り決められたバイナリ形式のデータ情報でも構わない。
ステップS904にてクライアントアプリケーション208はアプリケーションの動作言語とクライアントPCのオペレーティングシステムの動作言語を比較し、両者が同じであれば更新の必要が無いので一連の処理は終了になる。不一致の場合にはステップS905にてオペレーティングシステムの動作言語のアプリケーションがステップS901で追加されたアプリケーションに含まれているかを確認し、存在する場合にはステップS907へと進む。該当言語のアプリケーションが含まれていない場合には、ステップS906にてステップS903で取得したユーザ会員情報内のネットワークサービスの会員言語と比較し、同じであればステップS908のアプリケーション更新処理へと進み、異なる場合は有効な更新手段が無いと判断されて何もしないで処理を終える。
ステップS905にてオペレーションシステム設定言語に更新するべきと判断された場合には、まずクライアントアプリケーション208からサーバアプリケーション201へユーザ情報更新の指令を送信して、サーバ200上では会員情報管理部202を通して会員情報DB204が更新される。
ステップS907の会員情報の更新に続く、又はステップS906のサービス言語のアプリケーションの更新判断に続くステップS908のアプリケーション更新処理は、まずサーバ200から更新プログラム205のダウンロード処理を行い、引き続き同更新プログラムを起動してアプリケーション208自らの更新処理を実行させることにより行われる。
上記の流れにより、本ネットワークシステムの第二の実施形態におけるクライアントアプリケーション更新処理を行うことができる。
本発明におけるクライアントコンピュータのハードウェア構成を示す図である。 本実施形態におけるサーバ・クライアントシステムの構成を示すブロック図を示す。 本実施例のネットワークサービスにおいてサーバアプリケーションが動作するネットワークサービス会員言語を制御する操作画面の一例である。 本実施例のネットワークサービスにおいてダウンロードするクライアントアプリケーションの更新プログラムを決定するための操作画面の一例である。 アプリケーション動作言語のサポート範囲が拡大された場合における、ネットワークサービス会員言語が追加された際の追加手段について説明するための模式図である。 アプリケーション動作言語のサポート範囲が拡大された場合における、ネットワークサービス会員言語とオペレーションシステム環境言語が追加された際の追加手段について説明するための模式図である。 アプリケーション動作言語のサポート範囲が拡大された場合における、ネットワークサービス会員言語もオペレーションシステム環境言語も追加されなかった際の追加手段について説明するための模式図である。 本実施形態におけるクライアントアプリケーションの更新処理の流れを説明するためのフロー図である。 第二の実施形態におけるクライアントアプリケーションの更新処理の流れを説明するためのフロー図である。
符号の説明
101 Cathode Ray Tube(CRT)
102 Video RAM(VRAM)
103 BMU
104 キーボード
105 ポインティングデバイス(PD)
106 Central Processing Unit(CPU)
107 Read Only Memory(ROM)
108 Random Access Memory(RAM)
109 ハードディスク(HDD)
110 フレキシブルディスクドライブ(FDD)
111 ネットワークインタフェース
112 バス

Claims (5)

  1. ネットワーク上のサーバシステムとクライアントコンピュータ上のアプリケーションにより構成されるサーバ・クライアントシステムの形態を持つネットワークサービスシステムにおいて、
    前記クライアントコンピュータのオペレーティングシステム(OS)環境の言語を設定するためのオペレーションシステム環境言語設定手段と、
    前記ネットワークシステムに登録したサービスの会員情報の設定言語を設定するためのネットワークサービス会員言語設定手段と、
    前記クライアントコンピュータ上で動作するアプリケーションプログラムの動作言語を設定するためのアプリケーション動作言語設定手段とを備えていて、
    前記オペレーションシステム環境言語設定手段と、前記ネットワークシステム会員言語設定手段と、前記アプリケーション動作言語設定手段はそれぞれ独立で設定可能であって、
    前記アプリケーション動作言語及び前記ネットワークサービス会員設定言語に必要な言語が用意されていないために、それぞれ異なる代替の言語をユーザが設定して使用しているような場合において、
    前記アプリケーションプログラム動作言語のサポート範囲が拡大された場合に、
    そのユーザが使用していた前記ネットワークサービス会員言語に対応する言語が前記アプリケーション動作言語に追加されたかを確認するネットワークサービス会員言語追加確認手段を持ち、
    また、前記アプリケーションプログラムを新しくサポートされた動作言語に対応するために更新するためのアプリケーション更新手段を持ち、
    更に、前記アプリケーション更新手段を前記サーバから前記クライアントコンピュータへダウンロードして取得するためのアプリケーション更新手段取得手段を持ち、
    前記ネットワークサービス会員言語追加確認手段により必要な言語が追加されたと判断された場合には、前記アプリケーション更新手段手段取得手段により前記アプリケーション更新手段を前記サーバから前記クライアントへ提供することを特徴とする、ネットワークシステムにおけるクライアントアプリケーションの更新方法。
  2. 請求項1において、前記アプリケーション更新手段は、追加された前記アプリケーション動作言語が前記ネットワークサービス会員言語と一致しているか否かに関わらず、
    そのユーザが使用している前記クライアントコンピュータのオペレーションシステム環境言語に対応する言語が前記アプリケーション動作言語に追加されたかを確認するオペレーションシステム環境言語追加確認手段を持ち、
    追加された前記アプリケーション動作言語が前記オペレーションシステム環境言語追加確認手段により前記クライアントのオペレーションシステム環境言語と一致していると判断された場合には、優先的に同言語のアプリケーション更新手段を前記アプリケーション更新手段取得手段により提供するいことを特徴とする、ネットワークシステムにおけるクライアントアプリケーションの更新方法。
  3. 請求項2において、
    前記オペレーションシステム環境言語追加確認手段により前記クライアントのオペレーションシステム環境言語が追加されていないと判断された場合、且つ前記ネットワークサービス会員言語追加確認手段により前記ネットワークサービス会員言語が追加されていないと判断された場合には、
    前記アプリケーション更新手段取得手段によりアプリケーション更新手段のダウンロードを行わないことを特徴とする、ネットワークシステムにおけるクライアントアプリケーションの更新方法。
  4. 請求項1において、前記アプリケーション更新手段は、ユーザの操作を煩わさずとも自動的に更新処理を実施することを特徴とするアプリケーション更新手段。
  5. 請求項1において、前記アプリケーション更新手段は、ユーザが確認して操作することにより更新処理を実施することを特徴とするアプリケーション更新手段。
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