JP2009030804A - 二部材締結構造 - Google Patents

二部材締結構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009030804A
JP2009030804A JP2008172252A JP2008172252A JP2009030804A JP 2009030804 A JP2009030804 A JP 2009030804A JP 2008172252 A JP2008172252 A JP 2008172252A JP 2008172252 A JP2008172252 A JP 2008172252A JP 2009030804 A JP2009030804 A JP 2009030804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
shaft portion
fastening
operation piece
fastening seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008172252A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Iwahara
利夫 岩原
Jun Komeno
潤 米野
Takao Yoshioka
孝雄 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Kasei Industry Co Ltd filed Critical Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Priority to JP2008172252A priority Critical patent/JP2009030804A/ja
Publication of JP2009030804A publication Critical patent/JP2009030804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00514Details of air conditioning housings
    • B60H1/00535Mounting or fastening of the housing to the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00557Details of ducts or cables
    • B60H1/00564Details of ducts or cables of air ducts

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

【課題】クリップを使用することによって工具を必要とすることなく、短時間で、かつ容易に二部材を締結可能とするとともに、締結後のクリップの飛び出し量を小さくする。
【解決手段】装着部材(プレート部20)に開けられている貫通孔22にクリップ10の軸部14を挿通させ、その軸部を相手部材(固定ブラケット30)に設けられている締結座32に結合することにより、装着部材と相手部材とを締結する二部材締結構造であって、クリップ10は、その軸部14に設けられた結合歯と、基部12の表面側から外方向へ張り出した操作片18とを備えている。軸部14を締結座32に差し込むとともに、操作片によってクリップを軸線回りに回転させることにより、結合歯が締結座の周面に食い込んで軸部14と締結座32とが結合される。また、操作片18は基部12側に畳み込んだ状態に変形させることが可能になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両において空調ダクトなどの装着部材をインストルメントパネルなどの相手部材に締結するための二部材締結構造に関する。
従来、空調ダクトのような軽量の装着部材であって、あまり保持力を必要としない場合は、このダクトの複数箇所をインストルメントパネルにタッピングスクリューで締結している。その締結作業は、ダクトに開けられている貫通孔にタッピングスクリューを挿通させ、このスクリューを工具によってインストルメントパネルの裏面に成形されているボス(座部)に締め付けている。
なお、車両の装着部材をグロメットなどによって車体パネルに取り付ける一般的な技術は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2006−298131号公報
このようにタッピングスクリューを締め付けるには工具が必要であり、また一つの装着部材について複数箇所を締結するには、作業時間が長くなり、車両の組立ラインにおいては作業者の負担が大きくなっている。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、クリップを使用することによって工具を必要とすることなく、短時間で、かつ容易に二部材を締結可能とするとともに、締結後のクリップの飛び出し量を小さくすることである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
第1の発明は、所定の装着部材に開けられている貫通孔にクリップの軸部を挿通させ、その軸部を相手部材に設けられている締結座に結合することにより、装着部材をクリップの基部と相手部材の締結座との間で挟み付けて締結する二部材締結構造であって、クリップは、その軸部に設けられた結合歯と、基部の表面側から外方向へ張り出した操作片とを備えている。そして、軸部を相手部材に設けられた締結座に差し込むとともに、操作片によってクリップを軸線回りに回転させることにより、結合歯が締結座の周面に食い込んで軸部と締結座とが結合されるように構成されている。また、操作片は基部側に畳み込んだ状態に変形させることが可能に構成されている。
この構成によれば、装着部材とその相手部材とを締結するに当たっては、装着部材の貫通孔に挿通させたクリップの軸部を相手部材の締結座に差し込み、操作片を利用してクリップを軸線回りに回転させることにより、軸部の結合歯を締結座の周面に食い込ませて結合できる。したがって、この種の作業に工具を必要とすることなく、短時間で、かつ容易に二部材を締結することができる。しかも、締結作業後は、クリップの操作片を基部側に畳み込むことにより、装着部材の表面からのクリップの飛び出し量を小さくでき、装着部材の表面側に充分なスペースを確保できない箇所にも対応可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、締結座の周面に、クリップの軸部が差し込まれるときに、この軸部の結合歯との干渉を避ける逃がし面が設けられている。
これにより、クリップの軸部を締結材に差し込む作業が抵抗なく円滑に行える。
第3の発明は、第1又は2の発明において、クリップが、その軸部と相手部材の締結座とが結合された状態において、軸線回りの回転がロックされるように構成されている。
これにより、二部材の締結が完了したことを作業者に認識させるための節度感が得られるとともに、締結完了後においてクリップが振動などで弛むことが防止される。
第4の発明は、第1,2又は3の発明において、クリップが、装着部材を相手部材に締結した状態において、装着部材の表面側に位置するクッション体を備えている。
この構成においては、クリップで締結された二部材が車両用のバックドアなどを構成している場合、このドアを閉じたときにクッション体が車両のボデーなどに当たって弾性変形し、そのときの衝撃を吸収することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
実施の形態1
まず、本発明における実施の形態1を図1〜図11によって説明する。
図1に、二部材の締結構造が分解斜視図で示されている。この図面において、二部材を締結するためのクリップ10は、円板形状の基部12から下方へ突出した軸部14と、基部12の上面から左右方向へ張り出した操作片18とを備えている。なお、このクリップ10は、硬質のポリオキシメチレン樹脂(POM樹脂)などによる一体成形品である。
二部材の一方である装着部材は、車両用の空調ダクト(樹脂製)の締結箇所においてフランジ状に成形されたプレート部20である。また、二部材の他方である相手部材は、インストルメントパネルの裏面に固定される樹脂製の固定ブラケット30である。
プレート部20には、クリップ10の軸部14を挿通させる貫通孔22が開けられている。また、プレート部20においてクリップ10を挿通させる側の面には、二個一組のロック突起24が二箇所にそれぞれ成形されている。これら二組のロック突起24は、貫通孔22の軸心を中心とする円周上において、180°の間隔をもって配置されている。各ロック突起24は、クリップ10の後述するロック片12aと共に回り止めのためのロック手段を構成する。
一方、固定ブラケット30には、クリップ10の軸部14と結合するための筒形状の締結座32が一体に成形されている。この締結座32の軸心孔34は、クリップ10の軸部14を差し込むことができる内径寸法に設定されている。なお、締結座32の外周部には複数個(4個)の補強リブ38が設けられている。
図2に、クリップ10が拡大斜視図で示されている。図3にクリップ10の正面図が示され、図4にクリップ10の側面図が示され、図5にクリップ10の平面図が示されている。これらの図面からも明らかなように、基部12の外周部には左右一対のロック片12aがそれぞれ位置している。これらのロック片12aは、基部12の外周部から外方へやや下向きに張り出しているとともに、プレート部20における二組のロック突起24に対して係止可能な寸法に設定されている。また、両ロック片12aは、樹脂の弾性に基づく可撓性を有し、クリップ10のスタビライザとしての機能も兼ねている。
クリップ10における軸部14の外周には、180°の間隔で対向する二箇所において円弧形状の結合歯16が軸線方向に沿って多段状に形成されている。なお、軸部14の外周において結合歯16を除く二箇所は、後で説明する図8からも明らかなようにほぼ平坦な面になっており、これらの平坦面間の距離は軸部14の外径と同じか僅かに小さい寸法に設定されている。
操作片18は、基部12の上面中央に位置する連接柱12bから左右に張り出した翼状に構成されている。この操作片18は、連接柱12bから基部12の上面とほぼ平行に延びる板状部18aと、この板状部18aの両端部から斜め上方へ延びる一対の摘み部18bとを有する。なお、板状部18aは両摘み部18bと比較して肉薄に設定されている。
図6に、クリップ10による二部材の締結準備状態が断面図で示されている。図7に、図6のA-A矢視方向の断面図が示されている。図8に、図6のB-B矢視方向の断面図が示されている。これらの図面で明らかなように、締結座32の軸心孔34内周面において180°間隔で対向する二箇所は円弧状の逃がし面36になっており、両逃がし面36を除く二箇所はそれぞれ平坦面になっている。これらの逃がし面36間の距離は、クリップ10の軸部14において対向する二箇所に形成されている結合歯16の刃先間の距離よりも僅かに大きい寸法に設定されている。
つづいて、クリップ10によって二部材を締結する手順について説明する。
まず、クリップ10の軸部14をプレート部20の貫通孔22に挿通させるとともに、軸部14を固定ブラケット30における締結座32の軸心孔34に差し込む。このとき、軸部14の各結合歯16と軸心孔34の逃がし面36とを一致させることで(図8)、この軸心孔34に対して軸部14を抵抗なく差し込むことができる。
このように、クリップ10の軸部14をプレート部20の貫通孔22に挿通させ、かつ、締結座32の軸心孔34に差し込むことで、プレート部20の表裏両面は、クリップ10の基部12と固定ブラケット30の締結座32とによって挟み付けられた状態になっている。また、このときのクリップ10における両ロック片12aは、二組のロック突起24から約90°離れた中間位置でプレート部20の表面に押し付けられている(図6)。
つぎに、クリップ10を、その操作片18を利用して軸線回りに約90°回転させる。その状態が図9〜図11に示されており、図9は図7に対応させた断面図、図10はクリップ10とプレート部20との関連を表した斜視図、図11は図8に対応させた断面図である。
これらの図面で明らかなように、クリップ10の軸部14が締結座32の軸心孔34内で約90°回転することにより、軸部14の各結合歯16が軸心孔34の内周面に食い込んで軸部14と締結座32が結合されている。この結果、プレート部20と固定ブラケット30とがクリップ10によって締結された状態に保持される。したがって、プレート部20と固定ブラケット30とを短時間で、かつ、簡単に締結することができる。また、二部材をタッピングスクリューで締結するのと異なり、作業に工具を必要としないばかりか、スクリューの先端でパネルなどの意匠面にキズをつけるような事態も解消される。
また、クリップ10を軸線回りに約90°回転させることに伴い、両ロック片12aが二組のロック突起24に向かって移動し、個々の組における片方のロック突起24をその斜面に沿って乗り越え、両ロック突起24の間に位置する(図10)。つまり、クリップ10の両ロック片12aがプレート部20の二組のロック突起24に係止し、締結状態のクリップ10が回り止めされた状態でロックされる。また、ロック片12aがロック突起24を乗り越えるときの節度感により、二部材の締結が完了したことを作業者に認識させることができる。
さて、締結作業後はクリップ10における操作片18の両摘み部18bを上方から押して肉薄の板状部18aを連接柱12bとの接合部分で変形させることにより、操作片18を図9の仮想線で示すように基部12側に畳み込むことができる。このため、プレート部20の表面におけるクリップ10の飛び出し量が小さくなり、プレート部20の表面側に充分なスペースを確保できない場合でも対応可能となる。また、操作片18が車両のボデーなどに押し当てることで、異音の原因となるガタツキを抑えることもできる。
実施の形態2
つづいて、本発明における実施の形態2を図12および図13によって説明する。
図12に、実施の形態2における二部材の締結構造が断面図で示されている。図13に図12のC-C矢視方向の断面図が示されている。これらの図面で明らかなように、実施の形態2におけるクリップ110は筒形状の軸部54を備えている。この軸部54の内周において180°間隔で対向する両側部には、上下方向へ並んだ複数の結合歯56がそれぞれ形成されている。これらの結合歯56は、軸部54の内周面から張り出した形状に設定されている。したがって、軸部54内の両側部に位置する結合歯56の先端間の距離は、軸部54の内径よりも小さい寸法になっている。
一方、実施の形態2における固定ブラケット30は、支柱形状の締結座72を備えている。この締結座72の外径は、軸部54の内径よりも小さい寸法に設定されているとともに、その外周において180°間隔で対向する両側面には、上下方向に沿って逃がし面76がそれぞれ設けられている。これらの逃がし面76は、締結座72の外周面を部分的に切り取った形状の平坦面である。そして、両逃がし面76の間の距離は、軸部54内の両側に位置する各結合歯56の刃先間の距離よりも小さい寸法に設定されている。なお、締結座72の外周部には複数個(4個)の補強リブ78が設けられている。これらの各補強リブ78の形状は、つぎに説明する二部材の締結状態においてクリップ110の軸部54との干渉を避ける形状になっている。
実施の形態2のクリップ110による締結作業においては、プレート部20の貫通孔22に挿通させたクリップ110の軸部54を、締結座72の外周に被せるように差し込む。このとき、軸部54内の各結合歯56と締結座72の逃がし面76とを一致させるのは、実施の形態1と同じである。つぎに、クリップ110の操作片18を利用して軸部54をその軸線回りに約90°回転させることにより、軸部54の各結合歯56が締結座72の外周面に食い込んで相互に結合され、プレート部20と固定ブラケット30とが締結状態に保持される。そした、実施の形態2においても、締結状態のクリップ110が回り止めされた状態でロックされるとともに、締結作業後はクリップ110の操作片18を基部12側に畳み込むように変形させることで、プレート部20の表面におけるクリップ110の飛び出し量を小さくできる。
なお、実施の形態2において、例えばクリップ110の基部12や操作片18のように実施の形態1と同一構成である部分については、図面に同一の符号を付すことで重複する説明は省略する。このことは、つぎに説明する実施の形態3についても同様である。
実施の形態3
つぎに、本発明における実施の形態3を図14〜図17によって説明する。
図14に実施の形態3におけるクリップ210が斜視図で示され、図15に同じくクリップ210が正面図で示されている。また、図16に実施の形態3における二部材の締結構造が断面図で示されている。実施の形態3のクリップ210は、実施の形態1と同じ構成の軸部14を備えている。したがって、固定ブラケット30においても実施の形態1と同じ構成の締結座32が成形されている(図16)。ただし、この固定ブラケット30は例えば車両用バックドアのインナパネルに固定され、それに対する装着部材はバックドアのドアトリム80である。このドアトリム80は、実施の形態1,2のプレート部20と同様に、クリップ210の軸部14を挿通させる貫通孔82、およびクリップ210を挿通させる側の二箇所に成形された二個一組のロック突起84をそれぞれ備えている。
クリップ210は、基部12の上面中央に位置する連接柱12bから左右に張り出した操作片60を備えている。この操作片60の形状は、実施の形態1,2の操作片18と同様に、基部12の連接柱12bから左右へ延びる板状部60aと、この板状部60aの両端部から斜め上方へ延びる一対の摘み部60bとを有する。そして、後述する締結作業後に両摘み部60bを、図16で示すように基部12側に畳み込むことができることも実施の形態1,2と同じである。
実施の形態3のクリップ210は、操作片60における板状部60aの表面中央に、円柱形状のクッション体66が結合されている。このクッション体66は、エラストマーなどの弾性を有する素材で成形されており、これに外力が作用したときの弾性変形によって衝撃を吸収することが可能である。
操作片60とクッション体66との結合構造は、該操作片60の板状部60aに結合突起62が一体に形成されており、この結合突起62を包み込むようにクッション体66が成形されている。ただし、クッション体66を成形するエラストマーは、POM樹脂製のクリップ210に対する接着力が弱い。そこで、結合突起62にアンダーカット部62aを設定し、この結合突起62とクッション体66との物理的な結合を得ている。これにより、クッション体66と操作片60(クリップ210)との一体的な結合が保たれる。
実施の形態3におけるクリップ210によって固定ブラケット30とドアトリム80とを締結する作業については、実施の形態1と同様に該クリップ210の軸部14を装着部材であるドアトリム80の貫通孔82に挿通させるとともに、該軸部14を相手部材である固定ブラケット30の締結座32の軸心孔34に差し込む。この後、クリップ210を軸線回りに約90°回転させることにより、軸部14の各結合歯16が締結座32における軸心孔34の内周面に食い込んで軸部14と締結座32が結合される(図16)。この結果、ドアトリム80と固定ブラケット30(バックドアのインナパネル)とがクリップ10によって締結された状態に保持される。
そして、この締結状態においては、クリップ210の基部12に設けられている両ロック片12aが、ドアトリム80の二組のロック突起84に係止し、締結状態のクリップ210が回り止めされた状態でロックされる。
実施の形態3においては、ドアトリム80をバックドアのインナパネルに締結することで、該ドアトリム80の表面側にクッション体66が位置することになる。そこで、バックドアを開いた状態から閉じたときに、クッション体66が車両ボデー側に当たって弾性変形し、そのときの衝撃を吸収する。このようにクリップ210においては、装着部材と相手部材との二部材を締結する機能と、クッション体66を装着部材に固定する機能とを兼ねている。
なお、クリップ210の結合突起62を、例えば図17で示すようなアーチ形状の結合突起64に代えることにより、そのアンダーカット部64aに入り込んだエラストマーがクッション体66の内部で繋がった状態になる。したがって、この結合突起64にあってはクッション体66との物理的な結合力がより高められる。
実施の形態1における二部材の締結構造を表した分解斜視図 実施の形態1におけるクリップを表した拡大斜視図 実施の形態1におけるクリップを表した正面図 実施の形態1におけるクリップを表した側面図 ク実施の形態1におけるリップを表した平面図 実施の形態1においてクリップによる二部材の締結準備状態を表した断面図 図6のA-A矢視方向の断面図 図6のB-B矢視方向の断面図 実施の形態1における締結完了状態を図7に対応させて表した断面図 実施の形態1における締結完了状態のクリップと二部材の一方とを表した斜視図 実施の形態1における締結完了状態を図8に対応させて表した断面図 実施の形態2における二部材の締結準備状態を表した断面図 図12のC-C矢視方向の断面図 実施の形態3におけるクリップを表した斜視図 実施の形態3におけるクリップを表した正面図 実施の形態3における二部材の締結完了状態を表した断面図 実施の形態3におけるクリップの結合突起の形状変更例を表した斜視図
符号の説明
10 クリップ
12 基部
14 軸部
16 結合歯
18 操作片
20 プレート部(装着部材)
22 貫通孔
30 固定ブラケット(相手部材)
32 締結座

Claims (4)

  1. 所定の装着部材に開けられている貫通孔にクリップの軸部を挿通させ、その軸部を相手部材に設けられている締結座に結合することにより、装着部材をクリップの基部と相手部材の締結座との間で挟み付けて締結する二部材締結構造であって、
    クリップは、その軸部に設けられた結合歯と、基部の表面側から外方向へ張り出した操作片とを備え、軸部を相手部材に設けられた締結座に差し込むとともに、操作片によってクリップを軸線回りに回転させることにより、結合歯が締結座の周面に食い込んで軸部と締結座とが結合されるように構成され、操作片は基部側に畳み込んだ状態に変形させることが可能に構成されている二部材締結構造。
  2. 請求項1に記載された二部材締結構造であって、
    締結座の周面には、クリップの軸部が差し込まれるときに、この軸部の結合歯との干渉を避ける逃がし面が設けられている二部材締結構造。
  3. 請求項1又は2に記載された二部材締結構造であって、
    クリップは、その軸部と相手部材の締結座とが結合された状態において、軸線回りの回転がロックされるように構成されている二部材締結構造。
  4. 請求項1,2又は3に記載された二部材締結構造であって、
    クリップは、装着部材を相手部材に締結した状態において、装着部材の表面側に位置するクッション体を備えている二部材締結構造。
JP2008172252A 2007-07-03 2008-07-01 二部材締結構造 Pending JP2009030804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008172252A JP2009030804A (ja) 2007-07-03 2008-07-01 二部材締結構造

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007175046 2007-07-03
JP2008172252A JP2009030804A (ja) 2007-07-03 2008-07-01 二部材締結構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009030804A true JP2009030804A (ja) 2009-02-12

Family

ID=40401522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008172252A Pending JP2009030804A (ja) 2007-07-03 2008-07-01 二部材締結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009030804A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106015246A (zh) * 2016-08-10 2016-10-12 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种子母扣合件及钣金
JP2021145498A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 古河電気工業株式会社 被装着部材の固定構造及び係止部品
US20220228618A1 (en) * 2021-01-21 2022-07-21 Daiwa Kasei Industry Co.,Ltd. Clip attachment structure

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5666516U (ja) * 1979-10-29 1981-06-03
JPS63129708U (ja) * 1987-02-18 1988-08-24
JP2002178861A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Kanto Auto Works Ltd 自動車のバンパ取付けクリップ及びバンパ取付構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5666516U (ja) * 1979-10-29 1981-06-03
JPS63129708U (ja) * 1987-02-18 1988-08-24
JP2002178861A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Kanto Auto Works Ltd 自動車のバンパ取付けクリップ及びバンパ取付構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106015246A (zh) * 2016-08-10 2016-10-12 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种子母扣合件及钣金
JP2021145498A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 古河電気工業株式会社 被装着部材の固定構造及び係止部品
JP7449727B2 (ja) 2020-03-12 2024-03-14 古河電気工業株式会社 被装着部材の固定構造及び係止部品
US20220228618A1 (en) * 2021-01-21 2022-07-21 Daiwa Kasei Industry Co.,Ltd. Clip attachment structure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5176211B2 (ja) スペーサクリップ
JP4419839B2 (ja) 車両用ホールカバー
JP2010241159A (ja) クリップ
JP2009270615A (ja) クリップ
JP2009030804A (ja) 二部材締結構造
CN109070929A (zh) 用于转向柱组件的引导和限制单元子组件
JP2016061310A (ja) 樹脂ワッシャ
JP4009177B2 (ja) 車両用ドアミラー
JP7034701B2 (ja) 車両用部品
JP2004142586A (ja) スタビライザブッシュ
JP4463829B2 (ja) ドア用ハンドルの取り付け構造体
JP2006112546A (ja) クリップ
JP2008116035A (ja) クリップ
CN109955744B (zh) 用于车辆的座椅倾斜器
JP5839501B2 (ja) 合成樹脂部品の結合構造
JP5851388B2 (ja) リテーナとグロメットによる取付け構造
JP2011131665A (ja) 車両外装部材
JP2004176897A (ja) 隙間調整クリップ及び隙間調整方法
JP2009269521A (ja) 車両用インストルメントパネル前端部組付け構造
JP5214377B2 (ja) 二部材組付け構造
JP6016545B2 (ja) ルーフモールの取付構造体
JP4286078B2 (ja) ステアリングギヤハウジングの固定構造
JP3846280B2 (ja) 車両用スピーカ取り付け構造
JP7280813B2 (ja) 留め具
WO2021251047A1 (ja) ボールジョイント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120223

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120703