JP2009030333A - ヘアキャッチャー - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪等を排水受部上にまとめて堆積させ、毛髪等の排水受部の表面に対する付着力を低減し、簡単且つ清潔に毛髪等を取り除くことができるヘアキャッチャーを提供する。
【解決手段】複数の排水用孔28を形成した排水部29と該排水部29へと排水を誘導する誘導部31a、31b(又は31c)を有する排水受部27を備える。誘導部31a、31b(又は31c)を非開口又は排水用の通水孔43は形成されるが排水部29よりも排水効率の低いものとする。排水部29の表面の水接触角を90度以上とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は排水孔に設置されて毛髪等を捕集するヘアキャッチャーに関する。
浴室の洗い場や、キッチンシンク、洗面シンク等に形成される排水孔等には髪の毛、湯垢、体毛、金属石鹸、残飯等(以下、これら捕集物を毛髪等と記載する)を捕集するためにヘアキャッチャー(排水目皿)が配置される(例えば特許文献1)。
ところで、ヘアキャッチャーは目詰まりを防止するために捕集した毛髪等を定期的に取り除く必要があるが、この手入れ作業は毛髪等が排水用孔に絡まることもあり非常に面倒である。また、この手入れは捕集した毛髪等を指で直接摘むなどして取り出す必要があり、清潔ではない。また、ヘアキャッチャーで捕集した毛髪等を簡単且つ清潔に取り除くには、例えば裏返したヘアキャッチャーを指で摘んで振り、これによりヘアキャッチャーに付着した毛髪等を振り落とすことが考えられる。しかし、従来の一般的なヘアキャッチャーは排水を受ける排水受部の全面に亘って均等に多数の排水用孔を形成しているため、排水受部の全面の広い範囲に毛髪等が広い範囲に堆積し、また毛髪等が排水受部の表面に付着しやすく、このため前述のようにヘアキャッチャーを振ったとしても毛髪等が落下し難く、結果、前述の清潔ではない手入れ作業を行う必要があった。
特開2005−83118号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、毛髪等を排水受部上にまとめて堆積させ、毛髪等の排水受部の表面に対する付着力を低減し、簡単且つ清潔に毛髪等を取り除くことができるヘアキャッチャーを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るヘアキャッチャーは、複数の排水用孔28を形成した排水部29と該排水部29へと排水を誘導する誘導部31a、31b(又は31c)を有する排水受部27を備え、誘導部31a、31b(又は31c)を非開口又は排水用の通水孔43は形成されるが排水部29よりも排水効率の低いものとし、前記排水部29の表面の水接触角を90度以上として成ることを特徴とするものである。このように誘導部31a、31b(又は31c)を非開口又は排水用の通水孔43は形成されるが排水部29よりも排水効率の低いものとすることで、排水時においてヘアキャッチャー1の排水受部27で受けた排水を誘導部31a、31b(又は31c)により排水部29側にスムーズに誘導でき、このため排水に含まれる毛髪等を排水用孔28を設けた排水部29上にまとめて堆積させることができる。また、この毛髪等が堆積する排水部29の表面の水接触角は90度以上となっているので、水分を含んだ毛髪等の排水部29の表面に対する付着力を低減できる。
また、前記誘導部31a、31b(又は31c)の表面の水滴滑落角(水滴滑落角測定時の水滴は0.03mlとする)を20度以下とすることが好ましい。これにより排水を誘導部31a、31b(又は31c)によって排水部29側により確実に誘導でき、毛髪等を確実に排水部29上にまとめて堆積させることができる。
また、前記誘導部31a、31b(又は31c)は排水部側に向かうに従って傾斜角が大きくなるよう下向きに傾斜していることが好ましい。これにより排水を誘導部31a、31b(又は31c)によって排水部29側により確実に誘導でき、毛髪等を確実に排水部29上にまとめて堆積させることができる。
請求項1に係る発明では、毛髪等を排水用孔を設けた排水部上にまとめて堆積させることができ、また、この毛髪等が堆積する排水部の表面の水接触角は90度以上となっているので、水分を含んだ毛髪等の排水部の表面に対する付着力を低減でき、これにより例えばヘアキャッチャーを振るだけで堆積した毛髪等を簡単に振り落とすことができ、ヘアキャッチャーの手入れを簡単且つ清潔に行うことができる。
また請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明の効果に加えて、毛髪等をより確実に排水部上にまとめて堆積させることができ、ヘアキャッチャーの手入れが一層容易になる。
また請求項3に係る発明では、請求項1又は請求項2に係る発明の効果に加えて、毛髪等をより確実に排水部上にまとめて堆積させることができ、ヘアキャッチャーの手入れが一層容易になる。
以下、本発明の実施形態の一例のヘアキャッチャーを添付図面に基づいて説明する。本例のヘアキャッチャー1を水受面となる浴室の洗い場に形成した排水孔2に配置した状態を図3に示す。図に示すように浴室の床パン3は洗い場を構成する洗い場部4と浴槽が設置される浴槽設置部5を備え、洗い場部4と浴槽設置部5の間には堰部6を立ち上げている。床パン3の浴槽設置部5側の端部には取付口7を形成してあり、取付口7に排水トラップ8を取り付けることで排水孔2を形成している。
排水トラップ8は、取付口7の下方に配置される容器状のトラップ本体9と、トラップ本体9に取り付けた取付用筒体10と、トラップ本体9の内側に挿入される封水筒体11とを備えている。
トラップ本体9の上面に形成した開口部11には取付用筒体10の下部をねじ込んで取り付けてあり、この取付用筒体10の上端部外周から突設した上側鍔部50とトラップ本体9の開口部11の周縁部とでパッキン12を介して取付口7の周縁部を挟持して、トラップ本体9を水密的に取付口7に取り付けている。取付口7の周縁部は段部13を介して床パン3の洗い場部4の上面よりも低くなっており、これにより洗い場部4に排水カバー14を配置するための凹所15を形成している。
トラップ本体9の外周壁部の上部には排出口部16を設けてあり、排出口部16にはトラップ本体9内の排水を外部に排出するための排水管17を接続している。また、トラップ本体9の外周壁部の下部には連通口部18を設けてあり、連通口部18には浴槽から排出された水をトラップ本体9内へと導く導入管(図示せず)を接続している。
取付用筒体10の下端部内周からは下側鍔部20を突設してあり、下側鍔部20上には封水筒体11の上端部に周設したフランジ部21を載設している。封水筒体11の下部はトラップ本体9の排出口部16よりも下方の位置まで挿入してあり、これにより封水筒体11の下部はトラップ本体9内の溜水22内に浸かってトラップ本体9内に封水部23を形成する。
ヘアキャッチャー1は取付用筒体10の内側且つ封水筒体11の上方に配置される。ヘアキャッチャー1は例えば外周縁部を排水孔2の周縁部(取付用筒体10の周縁部)上に載設して設置される。なお、ヘアキャッチャー1は排水孔2にねじ込んだり、排水孔2の内周面に係止することで、排水孔2に着脱自在に取り付けても良い。
前述の凹所15には排水カバー14を配置している。排水カバー14の外周部には下方に向けて脚部24を突設している。排水カバー14は脚部24を取付口7の周縁部よりも一段高くなった凹所15の底部に載置することでヘアキャッチャー1の上方に設置され、ヘアキャッチャー1を含めて上記取付口7に取り付けた排水トラップ8の取付用筒体10及び封水筒体11で構成される排水孔2の上端開口を覆い隠す。
排水カバー14の上面は床パン3の洗い場部4の上面と略面一となる。また、排水カバー14と凹所15の内周面との間には排水孔2側に水を流すための流水用隙間25が形成される。流水用隙間25は、排水カバー14の外周縁から下方に突出して前記脚部24を構成する外周壁部の下端部に切欠を設け、該切欠を流水用隙間25としたり、排水カバー14の外周部の周方向の複数箇所に脚部24を設け、脚部24間の隙間を流水用隙間25とする等して形成される。なお、流水用隙間25は排水カバー14の四方に形成されて排水が排水カバー14の全周から流入するように設定されるものとする。
上記排水構造にあっては、床パン3の洗い場部4上の水が凹所15の内周面と排水カバー14の外周面との間の隙間26から前記流水用隙間25を介して排水カバー14の下方に流入し、次いで取付用筒体10及び封水筒体11で構成された排水孔2に流入してヘアキャッチャー1で毛髪やゴミが捕集され、この後、封水部23を介して排出口部16から外部に排出される。
図1及び図2に示すように本例のヘアキャッチャー1は床パン3から流れ込んだ排水を受ける排水受部27で主体を構成してあり、排水受部27は厚みが薄く平面視円形の皿状をしている。図2(a)に示すように排水受部27は、片側半部(図2(a)に示す境界線aよりも右側の部分)を多数の排水用孔28を形成した排水部29とすると共に、他側半部(図2(a)に示す境界線aよりも左側の部分)には上方に向けて突出する円管状のオーバーフロー管部30を形成している。オーバーフロー管部30はヘアキャッチャー1の排水部29に形成した排水用孔28が毛髪等で目詰まりした場合に排水を通過させる流路を構成する。オーバーフロー管部30は排水受部27の他側半部の中央に位置し、オーバーフロー管部30を挟んだ他側半部の両側部分は排水部29へと排水を誘導する誘導部31a、31bとなり、各誘導部31a、31bは排水部29に連続して排水部29と両側の誘導部31a、31bとで平面視で三日月状をなす。また、ヘアキャッチャー1は平面視でその中心(排水受部27の中心)とオーバーフロー管部30の中心を通過する中心線bを中心にして線対称に形成してあり、各誘導部31a、31bの上面の面積は同じである。
各誘導部31a、31bは排水部側に向かうに従って徐々に傾斜角が大きくなるよう下向きに傾斜しており、水勾配を設けている。また各誘導部31a、31bには排水用の孔を形成しておらず、非開口としている。さらに各誘導部31a、31bの表面の水滴滑落角を20度以下としている。このため、排水部29と反対側からヘアキャッチャー1に流れ込んだ排水は各誘導部31a、31bによって排水部29側にスムーズに誘導される。なお、上記各誘導部31a、31bの表面の水滴滑落角を20度以下とする手段としては表面をシリコン樹脂でコーティングすることが挙げられるが、これに限定されるものではない。また、上記水滴滑落角とは材料表面に滴下した水滴が滑落する材料表面の最低傾斜角度であり、上記又は以下の説明における水滴滑落角測定時の水滴の体積は0.03mlとする。
排水部29の最下部は水平な底部32で構成してあり、該底部32はオーバーフロー管部30に対向する箇所に位置する。排水部29の底部32を除く部分は底部32に向かって滑らかに下り傾斜し、ここにも水勾配を設けている。即ち排水受部27には最下部に位置する排水部29の底部32に向かって周囲の全方向から水勾配が設けられている。また、排水部29の底部32と排水受部の周縁部を構成する環状の鍔状部33の排水部29側の半部とを接続する部分は各誘導部31a、31bの水勾配よりも急な水勾配となった急勾配部34としてあり、排水部29においては急勾配部34を除いた全面に亘って多数の排水用孔28を形成している。
また、上記排水部29は表面に水分を含んだ毛髪等が付着し難くなるように表面の水接触角(静止時)を90度以上(好ましくは100度以上)としてあり、撥水性を高めている。なお、排水部29の表面の水接触角を90度以上とする手段としては、排水部29全体をテフロン(登録商標、ポリ四フッ化エチレン)などの表面の水接触角が90度以上となる材料で形成しても良いし、樹脂にシリコンやフッ素などの撥水性分を配合して排水部29を成形しても良いし、表面にシリコン樹脂やフッ素樹脂をコーティングしても良い。
排水受部27の外周部から突出したオーバーフロー管部30の上端部からは排水部29と反対側に向かって横片状の摘み部35を突出しており、該摘み部35を突出したオーバーフロー管部30で取手部36を構成している。即ち、オーバーフロー管部30は取手部36の立上部37を構成する。摘み部35の先端部は排水受部27よりも外側に突出し、図3のようにヘアキャッチャー1を設置した状態ではオーバーフロー管部30が排水孔2よりも上方に突出して、摘み部35が排水孔2の上方に位置する。このためヘアキャッチャー1の手入れの際には上方に突出した取手部36の摘み部35を指で摘んでヘアキャッチャー1を容易に排水孔2から出し入れできる。
上記ヘアキャッチャー1は例えば排水受部27の外周縁を構成する環状の鍔状部33から突出した係合突部42を排水孔2を構成する取付用筒体10の内周面に形成した係合溝(図示せず)に係合することで排水孔2に着脱自在に取付けられる。なお、ヘアキャッチャー1の設置状態における向きは限定されるものではなく、偏心位置にあるオーバーフロー管部30が浴槽側や洗い場側に配置されるように設置したり、また浴槽側を前方、洗い場側を後方とした場合に、ヘアキャッチャー1のオーバーフロー管部30が左右方向の片側に配置されるように設置しても良く、また、ヘアキャッチャー1は排水孔2の周縁部上に単に載置するだけであっても良い。
上記設置されたヘアキャッチャー1には前述のように床パン3からの排水が通過するが、この際、排水は排水カバー14の流水用隙間25及び排水孔2の周縁部上を経てヘアキャッチャー1の外側から排水受部27に流入し、この後、排水部29に形成した多数の排水用孔28から下流側に排出される。
ここで、本例のヘアキャッチャー1の排水受部27は、複数の排水用孔28を形成した排水部29と、該排水部29へと排水を誘導する誘導部31a、31bを備え、誘導部31a、31bを非開口としているので、上記の排水時においては、ヘアキャッチャー1の排水受部27で受けられた排水は各誘導部31a、31bにより排水部29側にスムーズに誘導され、この排水部29に形成した多数の排水用孔28を介して排水がなされる。このため毛髪等は排水用孔28を設けた排水部29上にまとまって堆積することとなり、各誘導部31a、31bには毛髪等がたまり難くなる。従って、ヘアキャッチャー1の手入れの際には排水部29上の一箇所にまとまって堆積した毛髪等を取り除けば良く、手入れが容易になる。また、この毛髪等が堆積する排水部29の表面の水接触角は90度以上となっているので、水分を含んだ毛髪等の排水部29の表面に対する付着力を低減でき、排水部29上の毛髪等をより簡単に取り除くことできる。また、本例のヘアキャッチャー1にあっては排水受部27からは取手部36を突出しているため、手入れの際に裏返したヘアキャッチャー1の取手部36の摘み部35を指で摘んで振ることができ、この時には前述したように排水部29に一箇所にかたまりとなって堆積した毛髪等を簡単に振り落とすことができ、毛髪等を直接指で摘むなどすることなく簡単且つ清潔に手入れができる。
次に他例のヘアキャッチャー1について説明する。なお、以下の説明では図1及び図2に示す一例のヘアキャッチャー1と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
図4に示す本例のヘアキャッチャー1の各誘導部31a、31bには複数の通水孔43を形成してあり、各誘導部31a、31bの通水孔43からも排水を行えるようにしてある。また各誘導部31a、31bに形成した通水孔43は排水部29に形成した排水用孔28よりも小径であり、また単位面積当たりの数も少なく、通水孔43の開口面積を合計した各誘導部31a、31bにおける開口面積は排水用孔28の開口面積を合計した排水部29における開口面積よりも小さく、これにより各誘導部31a、31bにおける排水効率は排水部29の排水効率よりも低くなっている。なお、本例においても、先の一例と同じく排水部29の表面の水接触角を90度以上とし、各誘導部31a、31bの表面の水滴滑落角(水滴滑落角測定時の水滴は0.03mlとする)を20度以下としている。
このように各誘導部31a、31bにおける排水効率を排水部29の排水効率よりも低くして、各誘導部31a、31bにおける排水量を排水部29における排水量よりも少なくすることでも、ヘアキャッチャー1の排水受部27で受けられた排水を各誘導部31a、31bにより排水部29側にスムーズに誘導でき、毛髪等を排水用孔28を設けた排水部29上にまとまって堆積させることができる。
次に更に他例のヘアキャッチャー1について説明する。なお、以下の説明では図1及び図2に示す一例のヘアキャッチャー1と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
図5に示すように本例のヘアキャッチャー1は円形皿状の排水受部27を中央の排水部29と外周部の誘導部31cとで構成してあり、誘導部31cは排水部29を囲む環状に形成されている。なお、本例のヘアキャッチャー1にはオーバーフロー管部30を設けていない。
排水部29は水平で排水受部27の底部を構成するものであって、該排水部29には一例と同様に多数の排水用孔28を形成してあり、また表面の水接触角を90度以上としている。誘導部31cは非開口であり、外周縁から中央の排水部29側に向かって下り傾斜する水勾配がつけられている。また誘導部31cの表面の水滴滑落角(水滴滑落角測定時の水滴は0.03mlとする)は一例と同様に20度以下としている。
なお、図示は省略するが、上記誘導部31cには図4に示す他例のヘアキャッチャー1における誘導部31a、31bと同様に誘導部31cの排水効率が排水部29の排水効率よりも低くなるように小径の通水孔を形成しても良いものとする。また、上記誘導部31cは排水部29側に向かうに従って傾斜角が小さくなるよう下向きに傾斜しているが、図6に示すように誘導部31cを断面で内側に突となる弧状とし、排水部29側に向かうに従って傾斜角が大きくなるよう下向きに傾斜させても良く、この場合は、誘導部31cに毛髪が留まることを一層防止できる。
本発明の実施の形態の一例のヘアキャッチャーを示す斜視図である。 同上のヘアキャッチャーを示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。 同上のヘアキャッチャーを排水孔に設置した状態を示す断面図である。 他例のヘアキャッチャーの平面図である。 更に他例のヘアキャッチャーを示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図である。 更に他例のヘアキャッチャーの正面図である。
符号の説明
1 ヘアキャッチャー
27 排水受部
28 排水用孔
29 排水部
31a〜31c 誘導部
43 通水孔

Claims (3)

  1. 複数の排水用孔を形成した排水部と該排水部へと排水を誘導する誘導部を有する排水受部を備え、誘導部を非開口又は排水用の通水孔は形成されるが排水部よりも排水効率の低いものとし、前記排水部の表面の水接触角を90度以上として成ることを特徴とするヘアキャッチャー。
  2. 前記誘導部の表面の水滴滑落角(水滴滑落角測定時の水滴は0.03mlとする)を20度以下とすることを特徴とする請求項1に記載のヘアキャッチャー。
  3. 前記誘導部は排水部側に向かうに従って傾斜角が大きくなるよう下向きに傾斜していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヘアキャッチャー。
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