JP2009027071A - 電子機器の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体内に発熱要素箇所が複数箇所ある場合において、1個のファンでそれぞれの発熱要素箇所を効率よく、かつ、できるだけ騒音を出さないようにして冷却する。
【解決手段】ファン15による送風によって電子機器の筐体10内を冷却する冷却装置であって、筐体10内の複数のユニット11,12,14のそれぞれに配置された温度センサD1,D2,D3と、ファン15の台座17を回転させる台座回転手段と、各温度センサD1,D2,D3の検知温度に基づいて台座17の回転を制御する制御手段とを備え、制御手段は、ファン15の稼動時に予め設定されている所定方向A1への送風を行うとともに、温度検センサD1,D2,D3によって任意のユニットの温度異常が検知された場合には、その検知されたユニットにファン15の送風方向が向くように台座17を回転させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器の筐体内で温度異常が発生した場合にファンを効率的に制御する電子機器の冷却装置に関する。
通信装置や情報装置などの電子機器では、筐体内の発熱要素部品(例えば、コンデンサ、トランス、トランジスタ等)による発熱を抑えて、当該発熱要素部品や他の回路部品の破損を防止するために、従来からファンによる冷却装置が用いられており、その冷却手法が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1による電子機器の冷却方法は、発熱要素部品である被測温部品の近傍に温度センサを設け、被測温部品の異常高温時、温度センサからの異常温度検出信号の出力によって、駆動回路を介して発光素子を駆動し、発光素子の光信号を受光素子によって受信して、制御部によってファンの回転速度の制御を行う構成となっている。具体的には、ファンの回転速度を、平常時は低回転速度とし、異常温度検出信号の発生時は高回転速度とするように、2段階に回転制御を行うようになっている。
特開平8−63237号公報
上記特許文献1に代表されるように、従来の冷却装置は、筐体内の温度異常が発生したときに、ファンの回転速度を上げて強風を筐体内に循環させることで、筐体内の温度を下げるように制御することが一般的である。
しかし、電子機器の種類にもよるが、筐体内の発熱要素箇所(発熱要素部品の他、構造上熱が溜まりやすい箇所も含む)は1箇所とは限らない。発熱要素箇所が1箇所の場合には、ファンもその近くに配置することで、効率的な冷却が可能となる。しかし、発熱要素箇所が複数箇所存在する場合には、通常、ファンはそれら複数の発熱要素箇所を最も効率的に冷却できる位置に配置されるため、個々の発熱要素箇所から見た場合、ファンの送風方向が必ずしも直接的に送られてくる方向にはなっていない場合がある。
例えば、ファンの向きが冷却要素箇所aに向けて配置されている場合において、別の冷却要素箇所bが温度異常となった場合、ファンの回転数を上げることで送風は冷却要素箇所aを経由して冷却要素箇所bにより強く送られることになるが、発熱要素箇所aを経由する分だけ冷却効果が減少し、発熱要素箇所bを十分に冷却できない可能性がある。
そのため、従来の冷却装置では、この点を考慮し、ファンの回転数を上げる場合に、十分高くして、冷却効果が得られるようにする必要がある。その結果、ファンの高速回転による騒音が大きくなって、ユーザに不快感や不安感を与えてしまうといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、筐体内に発熱要素箇所が複数箇所ある場合において、1個のファンでそれぞれの発熱要素箇所を効率よく、かつ、できるだけ騒音を出さないようにして冷却することのできる電子機器の冷却装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の電子機器の冷却装置は、ファンによる送風によって電子機器の筐体内を冷却する冷却装置であって、筐体内の複数の発熱要因箇所のそれぞれに配置された温度検知手段と、前記ファンの台座を回転させる台座回転手段と、前記温度検知手段の検知温度に基づいて前記台座回転手段の回転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記ファンの稼動時に予め設定されている所定方向への送風を行うとともに、前記温度検知手段によって任意の発熱要因箇所の温度異常が検知された場合には、その検知された発熱要因箇所に前記ファンの送風方向が向くように前記台座回転手段を制御してファンの台座を回転させることを特徴としている。
すなわち、本発明によれば、ファンの送風方向を例えば発熱要素箇所aに向けて配置し、この状態でファンを稼動させている状態において、別の発熱要素箇所bに配置されている温度検知手段により温度異常が検知された場合には、ファンの台座を回転させてファンの送風方向自体を、最初の発熱要素箇所aから発熱要素箇所bに直接向くように制御している。これにより、それまでは発熱要素箇所aを経由して送られてきたファンの風が発熱要素箇所aを経由せずに発熱要素箇所bに直接送られてくるので、その分、発熱要素箇所bの冷却効率が向上することになる。その結果、ファンの回転数を上げなくても、発熱要素箇所bの発熱を所定温度以内まで下げることが可能となる。
すなわち、本発明によれば、任意の発熱要素箇所に温度異常が発生した場合でも、ファンの回転数をすぐに上げるのではなく、まずファンの送風方向を異常の発生している発熱要素箇所に向けることによって、騒音の発生を防止しつつ、発熱要素箇所の温度異常を効率的に解消することが可能となる。また、この時点ではファンは通常時の回転数を保っているので、騒音も発生せず、ユーザに不快感や不安感を与えることもない。
この場合、前記制御手段は、任意の発熱要因箇所の温度異常を検知してから予め設定されている一定時間(例えば、1分等)が経過しても当該発熱要因箇所の温度異常が解消されていない場合には、前記ファンの送風回転数を上げるように制御する構成としてもよい。すなわち、ファンの送風方向の制御による風量増加のみでは発熱要素箇所の温度異常が解消できない場合に、次の手段としてファンの回転数を上げることで、発熱要素箇所をより確実に冷却することができ、温度異常を確実に解消することが可能となる。
ここで、本発明では、複数の発熱要素箇所で同時に温度異常が発生することを考慮し、前記複数の発熱要因箇所のそれぞれに冷却の優先順位を予め設定しておく。そして、前記制御手段は、複数の温度検知手段によって温度異常が検知された場合には、前記優先順位に従って温度異常が検知された複数の発熱要因箇所の中から最初に冷却すべき発熱要因箇所を決定する構成としてもよい。この場合、前記優先順位は、各発熱要因箇所ごとに予め設定されている異常検知のための閾値の低い順または高い順に設定する。
例えば、発熱要素箇所aの閾値を55度、発熱要素箇所bの閾値を60度、発熱要素箇所cの閾値を70度とし、優先順位が閾値の低い順に設定されている場合において、発熱要素箇所aと発熱要素箇所bの双方が温度異常となった場合について考える。すなわち、発熱要素箇所aに配置されている温度検知手段による検知温度が閾値の55度を超え、発熱要素箇所bに配置されている温度検出手段による検知温度が閾値の60度を超えた場合、制御手段は、まず閾値の低い発熱要素箇所aの方にファンを向けて送風(冷却)を行う。つまり、閾値が低く設定されているということは、それだけ温度上昇を抑える必要があるということなので、まず発熱要素箇所aをファンで直接冷却する。そして、発熱要素箇所aの温度異常が解消さると、次に発熱要素箇所bの方にファンを向けて送風(冷却)を行う。
一方、優先順位が閾値の高い順に設定されている場合には、制御手段は、まず閾値の高い発熱要素箇所bの方にファンを向けて送風(冷却)を行う。つまり、閾値が高く設定されているということは、発熱要素箇所bの温度がそれだけ高くなっているということなので、まず温度の高い発熱要素箇所bをファンで直接冷却する。そして、発熱要素箇所bの温度異常が解消さると、次に発熱要素箇所aの方にファンを向けて送風(冷却)を行う。このように優先順位を決めることで、1台のファンで、複数の発熱要素箇所を効率的かつ効果的に冷却することが可能となる。
なお、優先順位を閾値の低い方からとするのか、高い方からとするのかは、電子機器の種類や筐体内部の電子部品の配置構造等にもよるので、設計段階でいずれかに決定すればよい。
また、前記制御手段は、複数の温度検知手段によって温度異常が検知された場合には、温度異常が検知された複数の発熱要因箇所の中で、それぞれに設定されている閾値からの温度上昇の最も高い発熱要因箇所を最初に冷却すべき発熱要因箇所として決定する構成としてもよい。
例えば、発熱要素箇所aの閾値を55度、発熱要素箇所bの閾値を60度、発熱要素箇所cの閾値を70度とし、発熱要素箇所aと発熱要素箇所bの双方が温度異常となった場合について考える。具体的には、発熱要素箇所aに配置されている温度検知手段による検知温度が58度であり、発熱要素箇所bに配置されている温度検出手段による検知温度が65度であった場合、発熱要素箇所aの温度は閾値の55度から3度上昇し、発熱要素箇所bの温度は閾値の60度から5度上昇しているので、この場合には閾値からの温度上昇のより高い発熱要素箇所bを最初に冷却すべき発熱要素箇所として決定する。すなわち、制御手段は、まず閾値からの温度上昇の高い発熱要素箇所bの方にファンを向けて送風(冷却)を行う。そして、発熱要素箇所bの温度異常が解消さると、次に発熱要素箇所aの方にファンを向けて送風(冷却)を行う。
なお、本発明では、温度異常を報知する報知手段をさらに備えており、前記制御手段は、前記温度検知手段によって温度異常が検知された場合には、前記報知手段により温度異常を報知する構成としてもよい。すなわち、温度異常が発生し、冷却装置の制御によって温度異常が解消されたとしても、何らかの理由で温度異常が発生したことには変わりないため、電子機器の稼動は停止しないものの、温度異常が発生したことはユーザに報知する。従って、ユーザは、その報知を確認し、自らの判断で電子機器を一旦停止する等の、人為的な安全対策やその後の対策を講じることが可能となる。
本発明に係る電子機器の冷却装置によれば、任意の発熱要素箇所にて温度異常が発生した場合には、ファンの台座を回転させてファンの送風方向自体を、その温度異常が発生した発熱要素箇所に向けるように構成したので、温度異常の発生した発熱要素箇所の冷却効率を向上させることができるとともに、発熱による電子部品の故障等の被害の拡大を防止することができる。また、ファンの回転数を上げなくても、発熱要素箇所の発熱を所定温度以下まで下げることができるので、騒音も発生せず、ユーザに不快感や不安感を与えることがない。
また、ファンの送風方向の制御による風量増加のみでは発熱要素箇所の温度異常が解消できない場合に、次の手段としてファンの回転数を上げることで、発熱要素箇所をより確実に冷却することができ、発熱による電子部品の故障等の被害の拡大を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の冷却装置を電子機器であるHDD内蔵型DVDレコーダに適用した場合の原理的構成を示した説明図である。
HDD内蔵型DVDレコーダの筐体10の内部には、大別するとHDDユニット11、光ピックアップを搭載したDVDユニット12、回路基板13、及び電源ユニット14が配置されている。本実施形態では、筐体10の前面側に設けられたディスク挿入口10aに対峙する形でDVDユニット12が配置されており、その左側にHDDユニット11が配置されている。また、DVDユニット12の後ろ側に電源ユニット10が配置されており、HDDユニット11の後ろ側に回路基板13とファン15を備えた冷却ユニット(冷却装置)16とが配置されている。
また、電源ユニット14の近傍には、電源ユニット14周辺の温度を検知するための温度センサD1が配置され、DVDユニット12の近傍には、DVDユニット12周辺の温度を検知するための温度センサD2が配置され、HDDユニット11の近傍には、HDDユニット11周辺の温度を検知するための温度センサD3が配置されている。ただし、これら温度センサD1,D2,D3は、ファン15の送風による直接の影響を受けない位置、すなわち、各ユニットの実際の発熱温度をより正確に検知できる位置に配置されている。
すなわち、本実施形態では、発熱要素箇所として、コンデンサやトランスといった単純な電子部品ではなく、HDDユニット11、DVDユニット12、電源ユニット14といったユニット単位を発熱要素箇所としている。
また、ファン15は、冷却ユニット16の上部に配置された台座17に取り付けられており、この台座17は、冷却ユニット16内に設けられている台座駆動部22(図2参照)によって水平回転可能に設けられている。すなわち、ファン15は、台座駆動部22によって台座17が水平回転駆動されることにより、図中矢符X方向に略90度の範囲で往復回転移動可能となっている。
図1は、ファン15の初期位置状態を示しており、このときのファン15の送風方向A1は、基本的に最も熱を持ちやすい電源ユニット14に向くように配置されている。すなわち、この送風位置がファン15の初期位置となっている。
なお、図示は省略しているが、筐体10の天面や底面、及び側面には、内部の熱を外部に逃がすためのスリット状または網目状の換気口が形成されている。
図2は、上記配置構成のHDD内蔵型DVDレコーダの主要部の電気的構成を示す機能ブロック図である。
HDDユニット11やDVDユニット12は、電源ユニット14から電力供給を受けている制御部20によってそれぞれ制御されている。また、制御部20は、ファン駆動部21を介して冷却ユニット16のファン15の回転速度を制御するとともに、台座駆動部22を介してファン15の台座17を回転制御するようになっている。
また、制御部20には、各温度センサD1,D2,D3からの検知温度を示す信号が入力されている。制御部20は、本HDD内蔵型DVDレコーダの稼動時には、各温度センサD1,D2,D3からの検知温度に基づいて冷却制御(すなわち、ファン15の回転速度制御や台座17の回転制御)を行うようになっている。
また、制御部20には、EPROMやEEPROM、フラッシュメモリといった不揮発性メモリからなる記憶部23が接続されている。記憶部23には、制御部20での冷却制御に必要な後述する優先順位等のデータが記憶されている。さらに、制御部20には、後述する一定時間を計測するためのタイマー回路18が接続されている。
なお、本実施形態では、図2の機能ブロック図は、冷却ユニット16の制御部分を中心に図示しているため、リモコンによる入力部や筐体10の前面に設けられた表示部(表示パネル)及び操作部については図示を省略している。また、HDDユニット11及びDVDユニット12についても、これらの構成自体は本願発明の要部ではないので、ユニット単位のブロック図として詳細な図示を省略している。
次に、上記構成のHDD内蔵型DVDレコーダによる冷却制御動作について、具体的に実施例を挙げて説明する。
<実施例1>
本実施例1は、ファンの台座を回転制御し、さらにファンの回転速度を上げることで、温度異常が検出された発熱要素箇所を効率的に冷却する実施例である。以下、図3に示すフローチャートを参照して本実施例1の冷却制御動作を説明する。
HDD内蔵型DVDレコーダの電源がオンされると、制御部20は、ファン駆動部21を制御してファン15を通常時の回転速度で回転させる。これにより、ファン15から図1中A1方向に送風が開始され、冷却ユニット16による筐体10内の冷却が開始される。
この状態において、制御部20は、それぞれの温度センサD1,D2,D3の検知温度を監視する(ステップS1)。ここで、それぞれの温度センサD1,D2,D3の検知温度には予め閾値が設定されている。
本実施例1では、温度センサD1の閾値が70度、温度センサD2の閾値が60度、温度センサD3の閾値が55度に設定されているものとすると、制御部20は、各温度センサD1,D2,D3の検知温度とこれら閾値とを個別に比較している。その結果、温度センサD1の検知温度が閾値の70度を超えた場合(ステップS2でYesと判断された場合)には、制御部20はファン15の送風方向はそのまま(A1方向)として冷却動作を継続し(ステップS3)、ステップS8へと動作を進める。
一方、温度センサD2の検知温度が閾値の60度を超えた場合(ステップS2でNo、ステップS4でYesと判断された場合)には、制御部20は、台座駆動部22を制御してファン15の台座17を回転させ、ファン15の送風方向が図1中A2方向となるように、ファン15を回転させて(ステップS5)、ステップS8へと動作を進める。
一方、温度センサD3の検知温度が閾値の55度を超えた場合(ステップS2でNo、ステップS4でNo、ステップS6でYesと判断された場合)には、制御部20は、台座駆動部22を制御してファン15の台座17を回転させ、ファン15の送風方向が図1中A3方向となるように、ファン15を回転させて(ステップS7)、ステップS8へと動作を進める。なお、ステップS6でもNoと判断された場合には、図示しない表示部にエラーメッセージを表示する(ステップS14)。このとき、HDD内蔵型DVDレコーダ自体の動作を停止してもよい。
一方、制御部20は、いずれかの温度センサD1,D2,D3で温度異常を検知して、ファン15の送風方向の制御を行った後、タイマー回路18によって一定時間(例えば、1分等)の計測を開始し(ステップS8)、その一定時間の間に温度異常が解消されたか否かを、異常が発生した温度センサの検知温度とその閾値との比較によって判断する(ステップS9)。
その結果、一定時間が経過する前に温度異常が解消された場合(ステップS9でYesと判断された場合)には、ステップS1に戻って、各温度センサD1,D2,D3の検知温度の監視を継続する。なお、このときには、台座17の回転を制御して、ファン15を元の初期位置に戻し、ファン15の送風方向を元のA1方向に復帰させておく。
一方、温度異常が解消されることなく一定時間が経過した場合(ステップS8でYesと判断された場合)には、制御部20は、この時点でファン駆動部21を制御し、ファン15の回転速度(すなわち、回転数)を通常時より上げて強制冷却を開始し(ステップS10)、温度異常が解消されたか否かを監視する(ステップS11)。
その結果、一定時間(例えば、1分等)の間に温度異常が解消された場合(ステップS11でYesと判断された場合)には、制御部20は、ファン15の回転速度を通常時の速度に戻すとともに(ステップS12)、この時点で温度異常が発生していたことを報知するメッセージを図示しない表示部に表示し(ステップS13)、ステップS1に戻って、各温度センサD1,D2,D3の検知温度の監視を継続する。なお、このときには、台座17の回転を制御して、ファン15を元の初期位置に戻し、ファン15の送風方向を元のA1方向に復帰させておく。
一方、ファン15の回転速度を上げて一定時間が経過しても温度異常が解消されなかった場合(ステップS11でNoと判断された場合)には、図示しない表示部にエラーメッセージを表示する(ステップS14)。このとき、HDD内蔵型DVDレコーダ自体の動作を停止してもよい。
すなわち、本実施例1によれば、任意のユニットに温度異常が発生した場合でも、ファンの回転数をすぐに上げるのではなく、まずファンの送風方向を異常の発生しているユニットに向けることによって、騒音の発生を防止しつつ、当該ユニットの温度異常を効率的に解消することが可能となる。また、この時点ではファンは通常時の回転数を保っているので、騒音も発生せず、ユーザに不快感や不安感を与えることもない。そして、ファンの送風方向の制御による風量増加のみではユニットの温度異常が解消できない場合に、次の手段としてファンの回転数を上げることで、ユニットをより確実に冷却し、温度異常を確実に解消するようにしたものである。
また、本実施例1では、温度異常が解消された場合でも、温度異常があったことを報知する構成としている。すなわち、温度異常が発生し、ファン15の制御によって温度異常が解消されたとしても、何らかの理由で温度異常が発生したことに変わりはないため、電子機器の稼動は停止しないものの、温度異常が発生したことをユーザに報知する。これにより、ユーザは、その報知を確認し、自らの判断で電子機器を一旦停止する等の、人為的な安全対策やその後の対策を講じることが可能となる。
<実施例2>
本実施例2は、複数のユニットで同時に温度異常が発生することを考慮し、複数のユニットのそれぞれに冷却の優先順位を予め設定した実施例である。
本実施例2では、優先順位は、各ユニットごとに予め設定されている異常検知のための閾値の低い順に設定する。すなわち、HDDユニット11の閾値が55度、DVDユニット12の閾値が60度、電源ユニット14の閾値が70度であるから、冷却の優先順位は、1位がHDDユニット11、2位がDVDユニット12、3位が電源ユニット14となる。この優先順位のデータは、予め記憶部23に記憶されている。
以下、図4に示すフローチャートを参照して本実施例2の冷却制御動作を説明する。
HDD内蔵型DVDレコーダの電源がオンされると、制御部20は、ファン駆動部21を制御してファン15を通常時の回転速度で回転させる。これにより、ファン15から図1中A1方向に送風が開始され、冷却ユニット16による筐体10内の冷却が開始される。
この状態において、制御部20は、それぞれの温度センサD1,D2,D3の検知温度を監視する(ステップS21)。すなわち、制御部20は、各温度センサD1,D2,D3の検知温度とそれぞれの閾値とを個別に比較している。その結果、いずれかの温度センタD1,D2,D3の検知温度が閾値を超えた場合(ステップS21でYesと判断された場合)には、制御部20は、複数の温度センサの検知温度がそれぞれの閾値を超えているか否かを判断する(ステップS22)。その結果、一つの温度センサの検知温度が閾値を超えている場合(ステップS22でNoと判断された場合)には、上記実施例1と同じであるので、この場合には図3のステップS1へと動作を進める。
一方、複数の温度センサの検知温度がそれぞれの閾値を超えている場合(ステップS22でYesと判断された場合)には、記憶部23に記憶されている優先順位を参照して、優先順位の高いユニットを選択する(ステップS23)。
ここで、具体例として、HDDユニット11とDVDユニット12の双方が温度異常となった場合について説明する。すなわち、HDDユニット11に配置されている温度センサD3による検知温度が閾値の55度を超え、DVDユニット12に配置されている温度センサD2による検知温度が閾値の60度を超えた場合について説明する。
制御部20は、まず優先順位の高い(すなわち、閾値の低い)HDDユニット11に配置されている温度センサの確認を行う(ステップS24〜ステップS26)。この場合、HDDユニット11に配置されている温度センサはD3であり、ステップS24でNo、ステップS25でNo、ステップS26でYesとなるので、制御部20は、台座駆動部22を制御してファン15の台座17を回転させ、ファン15の送風方向が図1中A3方向となるように、ファン15を回転させて(ステップS29)、ステップS30へと動作を進める。なお、ステップS26でもNoと判断された場合には、図示しない表示部にエラーメッセージを表示する(ステップS37)。このとき、HDD内蔵型DVDレコーダ自体の動作を停止してもよい。
この後、制御部20は、ファン15の送風方向の制御を行った後、タイマー回路18によって一定時間(例えば、1分等)の計測を開始し(ステップS30)、その一定時間の間に温度異常が解消されたか否かを、異常が発生した温度センサの検知温度とその閾値との比較によって判断する(ステップS31)。
その結果、一定時間が経過する前に温度異常が解消された場合(ステップS31でYesと判断された場合)には、ステップS34へと動作を進める。一方、温度異常が解消されることなく一定時間が経過した場合(ステップS30でYesと判断された場合)には、制御部20は、この時点でファン駆動部21を制御し、ファン15の回転速度(すなわち、回転数)を通常時より上げて強制冷却を開始して(ステップS32)、温度異常が解消されたか否かを監視する(ステップS33)。
その結果、一定時間(例えば、1分等)の間に温度異常が解消された場合(ステップS33でYesと判断された場合)には、ステップS34へと動作を進める。
ステップS34では、温度異常が発生している次のユニットがあるか否かを確認する。この場合には、次のユニットがあるので、ステップS23へと動作を進め、記憶部23に記憶されている優先順位を参照して、優先順位の高い次のユニットを選択する。
そして、制御部20は、次に優先順位の高い(すなわち、閾値の低い)DVDユニット12に配置されている温度センサの確認を行う(ステップS24〜ステップS26)。この場合、DVDユニット12に配置されている温度センサはD2であり、ステップS24でNo、ステップS25でYesとなるので、制御部20は、台座駆動部22を制御してファン15の台座17を回転させ、ファン15の送風方向が図1中A2方向となるように、ファン15を回転させて(ステップS29)、ステップS30へと動作を進める。
すなわち、制御部20は、ファン15の送風方向の制御を行った後、タイマー回路18によって一定時間(例えば、1分等)の計測を開始し(ステップS30)、その一定時間の間に温度異常が解消されたか否かを、異常が発生した温度センサの検知温度とその閾値との比較によって判断する(ステップS31)。
その結果、一定時間が経過する前に温度異常が解消された場合(ステップS31でYesと判断された場合)には、ステップS34へと動作を進める。一方、温度異常が解消されることなく一定時間が経過した場合(ステップS30でYesと判断された場合)には、制御部20は、この時点でファン駆動部21を制御し、ファン15の回転速度(すなわち、回転数)を通常時より上げて強制冷却を開始して(ステップS32)、温度異常が解消されたか否かを監視する(ステップS33)。
その結果、一定時間(例えば、1分等)の間に温度異常が解消された場合(ステップS33でYesと判断された場合)には、ステップS34へと動作を進める。
ステップS34では、温度異常が発生している次のユニットがあるか否かを確認する。この場合には、次のユニットが無いので、ステップS35へと動作を進め、制御部20は、ファン15の回転速度を通常時の速度に戻すとともに(ステップS35)、この時点で温度異常が発生していたことを報知するメッセージを図示しない表示部に表示し(ステップS36)、ステップS21に戻って、各温度センサD1,D2,D3の検知温度の監視を継続する。なお、このときには、台座17の回転を制御して、ファン15を元の初期位置に戻し、ファン15の送風方向を元のA1方向に復帰させておく。
一方、ファン15の回転速度を上げて一定時間が経過しても温度異常が解消されなかった場合(ステップS33でNoと判断された場合)には、図示しない表示部にエラーメッセージを表示する(ステップS37)。このとき、HDD内蔵型DVDレコーダ自体の動作を停止してもよい。
なお、優先順位が閾値の高い順に設定されている場合には、まず閾値の高いDVDユニット12の方にファン15を向けて送風(冷却)を行い、DVDユニット12の温度異常が解消さると、次にHDDユニット11の方にファン15を向けて送風(冷却)を行う。
このように、本実施例2では、優先順位を決めることで、1台のファン15で、複数の発熱要素箇所を効率的かつ効果的に冷却することが可能となる。なお、優先順位を閾値の低い方からとするのか、高い方からとするのかは、電子機器の種類や筐体内部の電子部品の配置構造等にもよるので、設計段階でいずれかに決定すればよい。
<実施例3>
本実施例3は、複数のユニットで同時に温度異常が発生することを考慮し、温度異常が検知された複数のユニットの中で、それぞれに設定されている閾値からの温度上昇の最も高いユニットを最初に冷却すべきユニットとして決定する実施例である。以下、図5に示すフローチャートを参照して本実施例3の冷却制御動作を説明する。
HDD内蔵型DVDレコーダの電源がオンされると、制御部20は、ファン駆動部21を制御してファン15を通常時の回転速度で回転させる。これにより、ファン15から図1中A1方向に送風が開始され、冷却ユニット16による筐体10内の冷却が開始される。
この状態において、制御部20は、それぞれの温度センサD1,D2,D3の検知温度を監視する(ステップS41)。すなわち、制御部20は、各温度センサD1,D2,D3の検知温度とそれぞれの閾値とを個別に比較している。その結果、いずれかの温度センタD1,D2,D3の検知温度が閾値を超えた場合(ステップS41でYesと判断された場合)には、制御部20は、複数の温度センサの検知温度がそれぞれの閾値を超えているか否かを判断する(ステップS42)。その結果、一つの温度センサの検知温度が閾値を超えている場合(ステップS42でNoと判断された場合)には、上記実施例1と同じであるので、この場合には図3のステップS1へと動作を進める。
一方、複数の温度センサの検知温度がそれぞれの閾値を超えている場合(ステップS42でYesと判断された場合)には、複数の温度センサの検知温度がそれぞれの閾値から何度上昇しているかを確認し、閾値からの温度上昇の最も高いユニットを最初に冷却すべきユニットとして選択する(ステップS43)。
ここで、具体例として、HDDユニット11とDVDユニット12の双方が温度異常となった場合について説明する。この場合、HDDユニット11に配置されている温度センサD3による検知温度が閾値の55度を5度超えており、DVDユニット12に配置されている温度センサD2による検知温度が閾値の60度を3度超えていると仮定して説明する。
制御部20は、まず閾値からの温度上昇の最も高いHDDユニット11に配置されている温度センサの確認を行う(ステップS44〜ステップS46)。この場合、HDDユニット11に配置されている温度センサはD3であり、ステップS44でNo、ステップS45でNo、ステップS46でYesとなるので、制御部20は、台座駆動部22を制御してファン15の台座17を回転させ、ファン15の送風方向が図1中A3方向となるように、ファン15を回転させて(ステップS49)、ステップS50へと動作を進める。なお、ステップS46でもNoと判断された場合には、図示しない表示部にエラーメッセージを表示する(ステップS57)。このとき、HDD内蔵型DVDレコーダ自体の動作を停止してもよい。
この後、制御部20は、ファン15の送風方向の制御を行った後、タイマー回路18によって一定時間(例えば、1分等)の計測を開始し(ステップS50)、その一定時間の間に温度異常が解消されたか否かを、異常が発生した温度センサの検知温度とその閾値との比較によって判断する(ステップS51)。
その結果、一定時間が経過する前に温度異常が解消された場合(ステップS51でYesと判断された場合)には、ステップS54へと動作を進める。一方、温度異常が解消されることなく一定時間が経過した場合(ステップS50でYesと判断された場合)には、制御部20は、この時点でファン駆動部21を制御し、ファン15の回転速度(すなわち、回転数)を通常時より上げて強制冷却を開始して(ステップS52)、温度異常が解消されたか否かを監視する(ステップS53)。
その結果、一定時間(例えば、1分等)の間に温度異常が解消された場合(ステップS53でYesと判断された場合)には、ステップS54へと動作を進める。
ステップS54では、温度異常が発生している次のユニットがあるか否かを確認する。この場合には、次のユニットがあるので、ステップS43へと動作を進め、閾値からの温度上昇の最も高いユニットであるDVDユニット12を次に冷却すべきユニットとして選択する。すなわち、制御部20は、DVDユニット12に配置されている温度センサの確認を行う(ステップS44〜ステップS46)。この場合、DVDユニット12に配置されている温度センサはD2であり、ステップS44でNo、ステップS45でYesとなるので、制御部20は、台座駆動部22を制御してファン15の台座17を回転させ、ファン15の送風方向が図1中A2方向となるように、ファン15を回転させて(ステップS49)、ステップS50へと動作を進める。
すなわち、制御部20は、ファン15の送風方向の制御を行った後、タイマー回路18によって一定時間(例えば、1分等)の計測を開始し(ステップS50)、その一定時間の間に温度異常が解消されたか否かを、異常が発生した温度センサの検知温度とその閾値との比較によって判断する(ステップS51)。
その結果、一定時間が経過する前に温度異常が解消された場合(ステップS51でYesと判断された場合)には、ステップS54へと動作を進める。一方、温度異常が解消されることなく一定時間が経過した場合(ステップS50でYesと判断された場合)には、制御部20は、この時点でファン駆動部21を制御し、ファン15の回転速度(すなわち、回転数)を通常時より上げて強制冷却を開始して(ステップS52)、温度異常が解消されたか否かを監視する(ステップS53)。
その結果、一定時間(例えば、1分等)の間に温度異常が解消された場合(ステップS53でYesと判断された場合)には、ステップS54へと動作を進める。
ステップS54では、温度異常が発生している次のユニットがあるか否かを確認する。この場合には、次のユニットが無いので、ステップS55へと動作を進め、制御部20は、ファン15の回転速度を通常時の速度に戻すとともに(ステップS55)、この時点で温度異常が発生していたことを報知するメッセージを図示しない表示部に表示し(ステップS56)、ステップS41に戻って、各温度センサD1,D2,D3の検知温度の監視を継続する。なお、このときには、台座17の回転を制御して、ファン15を元の初期位置に戻し、ファン15の送風方向を元のA1方向に復帰させておく。
一方、ファン15の回転速度を上げて一定時間が経過しても温度異常が解消されなかった場合(ステップS53でNoと判断された場合)には、図示しない表示部にエラーメッセージを表示する(ステップS57)。このとき、HDD内蔵型DVDレコーダ自体の動作を停止してもよい。
このように、本実施例3では、閾値からの温度上昇の最も高いものから優先的に冷却を行うことで、1台のファン15で、複数の発熱要素箇所を効率的かつ効果的に冷却することが可能となる。
本発明の冷却装置を電子機器であるHDD内蔵型DVDレコーダに適用した場合の原理的構成を示した説明図である。 本実施形態のHDD内蔵型DVDレコーダの主要部の電気的構成を示す機能ブロック図である。 本発明の冷却装置の実施例1の冷却制御動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の冷却装置の実施例2の冷却制御動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の冷却装置の実施例3の冷却制御動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 筐体
10a ディスク挿入口
11 HDDユニット
12 DVDユニット
13 回路基板
14 電源ユニット
15 ファン
16 冷却装置
17 台座
18 タイマー回路
20 制御部
21 ファン駆動部
22 台座駆動部
23 記憶部
D1,D2,D3 温度センサ

Claims (6)

  1. ファンによる送風によって電子機器の筐体内を冷却する冷却装置であって、
    筐体内の複数の発熱要因箇所のそれぞれに配置された温度検知手段と、
    前記ファンの台座を回転させる台座回転手段と、
    前記温度検知手段の検知温度に基づいて前記台座回転手段の回転を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記ファンの稼動時に予め設定されている所定方向への送風を行うとともに、前記温度検知手段によって任意の発熱要因箇所の温度異常が検知された場合には、その検知された発熱要因箇所に前記ファンの送風方向が向くように前記台座回転手段を制御してファンの台座を回転させることを特徴とする電子機器の冷却装置。
  2. 前記制御手段は、任意の発熱要因箇所の温度異常を検知してから予め設定されている一定時間が経過しても当該発熱要因箇所の温度異常が解消されていない場合には、前記ファンの送風回転数を上げるように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器の冷却装置。
  3. 前記複数の発熱要因箇所のそれぞれに冷却の優先順位が予め設定されており、
    前記制御手段は、複数の温度検知手段によって温度異常が検知された場合には、前記優先順位に従って温度異常が検知された複数の発熱要因箇所の中から最初に冷却すべき発熱要因箇所を決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器の冷却装置。
  4. 前記優先順位は、各発熱要因箇所ごとに予め設定されている異常検知のための閾値の低い順または高い順に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の電子機器の冷却装置。
  5. 前記制御手段は、複数の温度検知手段によって温度異常が検知された場合には、温度異常が検知された複数の発熱要因箇所の中で、それぞれに設定されている閾値からの温度上昇の最も高い発熱要因箇所を最初に冷却すべき発熱要因箇所として決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器の冷却装置。
  6. 温度異常を報知する報知手段を備え、
    前記制御手段は、前記温度検知手段によって温度異常が検知された場合には、前記報知手段により温度異常を報知することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の電子機器の冷却装置。

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