JP2009026198A - 帳票取扱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、1つの帳票で2以上の取引処理を実施する際の誤操作の発生を低減させることを目的とする。
【解決手段】 帳票取扱装置は、帳票の画像データを取得する画像データ取得部と、画像データ取得部により取得された帳票の画像データを保持する帳票データ記憶部と、帳票の内容に基づいた電文データを作成する電文作成部と、電文作成部によって1つの帳票に基づいて複数の電文データが作成された場合に、帳票データ記憶部に保持された帳票の画像データを用いて、複数の電文データに画像データをそれぞれ関連づける履歴処理部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関における帳票取扱装置に関する。
従来から、金融機関においては、取引に不具合が生じた際、事後的に処理内容の確認ができるように、端末からホストコンピュータへ送信した取引のデータや取引に用いられた帳票の保管をおこなっている。
帳票による取引をおこなう際、帳票をスキャナで取り込み、取引処理を実行するとともに、帳票の画像データを保管することがおこなわれており、複数枚の帳票を連続して取り込む技術についても開示されている。(例えば、特許文献1)
特開2005−196524号公報
しかし、実行された取引処理の確認は、入金、出金といった取引の処理単位ごとに処理の内容と帳票の記載とを比較しておこなわれることが多く、1つの帳票で2以上の取引処理を実行する場合は、取引処理ごとに帳票の画像データを対応させることが必要となる。そのため、オペレータは、取引処理の都度、帳票の画像を再度取得しなければならず、誤操作の原因となることがあった。
本発明は、上記した従来の課題の少なくとも一部を解決するためになれた発明であり、1つの帳票で2以上の取引処理を実施する際の誤操作の発生を低減させることを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するための本願発明は以下の態様をとる。
本発明の第1の態様は、帳票取扱装置を提供する。本発明の第1の態様に係る帳票取扱装置は、帳票の画像データを取得する画像データ取得部と、前記画像データ取得部により取得された帳票の画像データを保持する帳票データ記憶部と、帳票の内容に基づいた電文データを作成する電文作成部と、前記電文作成部によって1つの帳票に基づいて複数の電文データが作成された場合に、前記帳票データ記憶部に保持された前記帳票の画像データを用いて、前記複数の電文データに前記画像データをそれぞれ関連づける履歴処理部と、を備える。
本発明の第1の態様に係る帳票取扱装置によれば、一つの帳票により複数の取引処理を実行する場合にも、取得した帳票の画像データを保持し、作成した複数の電文データと関連づけをおこなうため、取引処理ごとに再度同じ帳票のイメージを読み込ませる必要がなく、誤操作の発生を低減させることができる。
本発明の第1の態様に係る帳票取扱装置において、前記履歴処理部は、前記帳票データ記憶部に保持された前記帳票の画像データを複製し、前記複数の電文データに複製した前記画像データを関連づけてもよい。この場合には帳票の画像データを複製することで、複製した画像データを複数の電文データのそれぞれと直接関連づけることができる。
本発明の第1の態様に係る帳票取扱装置において、前記履歴処理部は、前記帳票データ記憶部に保持された帳票の画像データと、前記複数の電文データとを関連づける仲介データを生成し、前記仲介データを用いて前記複数の電文データに前記画像データをそれぞれ関連づけてもよい。この場合には、帳票の画像データと複数の電文データのそれぞれとを仲介データを介して間接的に関連づけることができる。
本発明の第1の態様に係る帳票取扱装置において、前記履歴処理部は、前記電文作成部によって1つの電文データが作成される度に、逐次前記電文データに前記画像データを関連づけてもよい。この場合には、複数の電文データと帳票の画像データの関連づけをおこなう場合でも、1つの電文データが作成される都度、帳票の画像データとの関連づけができる。
本発明の第1の態様に係る帳票取扱装置において、前記履歴処理部は、前記関連づけを実施した後に、前記帳票データ記憶部に保持された帳票の画像データを破棄するかどうかを判断してもよい。この場合には、関連づけを実施した後に帳票の画像データを保持するか破棄するかを決定することができる。
本発明の第1の態様に係る帳票取扱装置において、前記履歴処理部は、前記判断を、帳票の画像データを保持するための条件を定義した画像データ継続条件定義テーブルに基づいて実施してもよい。この場合には、テーブルにより帳票の画像データを保持する条件を定義できる。
本発明の第1の態様に係る帳票取扱装置はさらに、帳票に基づく取引画面を表示する表示部を備え、前記表示部が表示する内容が前記画像データ継続条件定義テーブルに定義された条件の全部もしくは一部であってもよい。この場合には、表示内容により、帳票の画像データを保持するかを決定できる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば1つの帳票に基づいて複数の電文データが作成された場合の、帳票の画像データと複数の電文データとをそれぞれ関連づける帳票取扱方法として実現することができる。または、装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の態様で実現することができる。
以下、本発明に係る帳票取扱装置について、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
・第1の実施例:
第1の実施例に係る帳票取扱装置の構成について図1〜図3を参照して説明する。図1は第1の実施例に係る帳票取扱装置の概略構成を示す説明図である。
図1に示すように、本実施例に係る帳票取扱装置10は、主な構成要件として、帳票による取引をおこなうための端末100と、取引画面を表示するディスプレイ200と、帳票の画像データを取得するスキャナ300と、取引に必要な情報を入力するためのキーボード400と、を備えている。端末100は専用線500を介して図示しないホストコンピュータと接続されている。
端末100は制御部110と、出力インターフェイス120と、帳票データ記憶部130と、入力インターフェイス140と、ネットワークインターフェイス150と、を備えている。
制御部110は、ROMやRAM等のメモリ111と中央演算装置であるCPU112により構成されている。メモリ111には、帳票識別モジュール113と、電文作成モジュール114と、表示制御モジュール115と、履歴処理モジュール116と、画像データ継続条件定義テーブルCTと、画面表示テーブルDTと、が格納されている。制御部110は、CPU112と上記各モジュールにより、帳票による取引処理のために必要な制御をおこなう。
帳票識別モジュール113は、CPU112によって実行され、スキャナ300により取得された帳票の画像データから、帳票の種別、取引金額、その他取引処理に必要な情報の抽出をおこなう。帳票識別モジュール113はCPU112に処理されることによって帳票識別部の機能を提供する。
電文作成モジュール114は、CPU112によって実行され、スキャナ300やキーボード400を介して入力された帳票の内容に基づいた電文データを作成する。この電文データは、ホストコンピュータに帳票に基づいた取引処理を実行させるためのデータであり、専用線500を介してホストコンピュータに送信される。電文作成モジュール114はCPU112に処理されることによって電文作成部の機能を提供する。
ここで取引処理とは、振込処理や入金処理などの処理をいう。ホストコンピュータに取引処理を実行させるために帳票取扱装置10より送信する電文を取引処理要求電文という。また、振込処理、入金処理を実行させるための電文を振込処理要求電文、入金処理要求電文という。
表示制御モジュール115は、CPU112によって実行され、後述する画面表示テーブルDTを参照して取引画面を選択し、選択した画面をディスプレイ200に表示させる。表示制御モジュール115はCPU112に処理されることによって表示制御部としての機能を提供する。
履歴処理モジュール116は、CPU112によって実行され、帳票データ記憶部130に保持された帳票の画像データを複製し、電文作成部により作成された電文データと画像データの関連づけをおこなう。履歴処理モジュール116はCPU112に処理されることによって履歴処理部としての機能を提供する。
ここで関連づけとは、画像データと電文データの2つのデータを1つのデータに変換することのほか、同じフォルダに2つのデータを格納することや、2つのデータに同じ識別子を与えることなど、2つのデータに対応関係があることをわかる状態にすることすべてを意味する。
制御部110は、上記各機能を備えた機能部である。上記各機能は、本実施例においてソフトウエア的に構成されているが、集積回路などを用いて、ハードウエア的に構成することも可能である。
帳票データ記憶部130は、ROMやRAM等のメモリ、もしくはハードディスクドライブなどの記憶装置であり、スキャナ300により取得された帳票の画像データを保持する。また、制御部110による破棄要求を受け、保持している帳票の画像データの破棄を実行する。端末100は、ネットワークインターフェイス150に接続された専用線500を介してホストコンピュータと接続され、取引に必要な情報のやりとりをおこなう。
ディスプレイ200は、出力インターフェイス120を介して端末100と接続されている。ディスプレイ200は、端末100から表示する画面についての情報を受け、画面を表示することでオペレータに取引に必要な情報を提供する。
スキャナ300とキーボード400は、入力インターフェイス140を介して端末100と接続され、帳票に記載された情報を端末100に送信する。スキャナ300は、画像データを取得する装置である。キーボード400は、オペレータの要求を端末100に伝える装置であり、マウスなど、同じ機能を有する装置でもよい。
図2は画像データ継続条件定義テーブルCTの内容を示す説明図である。画像データ継続条件定義テーブルCTは、一つの電文データと帳票の画像データとの関連づけが終了した際に、帳票データ記憶部130が保持している帳票の画像データを継続して保持するか、破棄するかを制御部110が判断するための条件を定義する。
画像データ継続条件定義テーブルCTには、「端末識別番号」と、「表示画面」と、「帳票ID」と、「入力フィールド」と、「その他」、の5つの項目に対応した条件が登録されている。「端末識別番号」とは、オペレータが作業を実施している端末の識別番号である。「表示画面」とは、ディスプレイ200が表示している取引画面である。「入力フィールド」とは取引画面に表示された取引金額などを入力する領域である。「その他」とは、上記条件の他に設定可能な項目であり、例えば端末を取り扱う人の属性やログイン時の権限などがある。
画像データ継続条件定義テーブルCTには上記の5つの項目それぞれの条件の組み合わせが登録されている。図2では7通りの組み合わせを示しており、例として一つ目の組み合わせを説明する。一つ目の組み合わせは、使用している端末の識別番号が「1234」であり、振込画面を表示し、画面に表示された入力フィールド1に「fff」、入力フィールド2に「ggg」の入力がある取引状態を示している。制御部110は、所定の時点における帳票取扱装置10の取引状態が定義テーブルに登録された組み合わせに該当する場合に帳票の画像データを保持すると判断する。なお、組み合わせは追加することが可能である。
図3は画面表示テーブルDTの内容を示す説明図である。画面表示テーブルDTは、帳票による取引時にディスプレイ200に表示させる画面を定義する。画面表示テーブルDTは、「帳票ID」と、「表示画面」と、「入力コマンド」と、「出力画面」の項目が登録されている。項目は例示でありその他にも設定可能である。
「帳票ID」とは、帳票に記載されたIDであり、キーボード400により入力されるほか、スキャナ300により取得された画像データをOCR処理することによっても取得できる。「表示画面」とは、ディスプレイ200に表示された画面である。「入力コマンド」とは、キーボード400により入力された内容である。
画面表示テーブルDTには、ディスプレイ200に表示させる「出力画面」と対応した、「帳票ID」と、「表示画面」と、「入力コマンド」の内容の組み合わせが登録されている。図3に示すように、スキャナ300により取得された帳票のIDが「aaaa」であれば、制御部110はディスプレイ200に「振込」画面を表示させる。また、振込画面に表示された所定の入力フィールドに「vv」の入力があれば「入金」画面を表示させる。図は例示であり、そのほかにも様々な条件が設定可能である。
図4を参照して第1の実施例に係る帳票取扱装置の動作について説明する。図4は第1の実施例に係る帳票取扱装置の動作を示すフローチャートである。具体例として、振込処理と入金処理が記載された帳票Aによる取引処理について説明する。
端末100は、スキャナ300により取得された帳票Aの画像データを受信する(ステップS101)。帳票データ記憶部130は、受信した帳票Aの画像データを保持する(ステップS102)。制御部110は、画面表示テーブルDTに基づき、帳票Aによる取引に必要な取引画面をディスプレイ200に表示させる。(ステップS105)。
端末100は、キーボード400を介して、オペレータにより入力された、振込先銀行、振込先口座、振込金額といった振込に必要な情報(以後「振込必要情報」という)を取得する。端末100が取引必要情報を受信する方法は、キーボード400からに限られない。例えば、スキャナ300により取得した帳票の画像データから取引に必要な内容が記載された部分を判別し、OCR処理を実施して取引必要情報を取得することも可能である。
制御部110は、振込必要情報に基づく振込処理をホストコンピュータ実行させるため、振込必要情報を参照して振込処理要求電文を作成する(ステップS106)。制御部110は、振込処理要求電文を帳票データ記憶部130に保持させるとともに、ネットワークインターフェイス150より専用線500を経由してホストコンピュータに送信する。ホストコンピュータは振込処理要求電文を受信し、電文に基づいた振込処理を実行する。振込処理要求電文は、帳票データ記憶部130以外の記憶装置が保持してもよい。
制御部110は、帳票データ記憶部130に保持された帳票Aの画像データを複製する。制御部110は、複製した帳票Aの画像データと帳票データ記憶部130に保持された振込処理要求電文との関連づけをおこなう(ステップS107)。制御部110は、関連づけをおこなったデータを図示しない記憶装置に格納する。図示しない記憶装置は、端末100にあってもよいし、ホストコンピュータにあってもよい。
制御部110は、ホストコンピュータから帳票Aに基づく振込処理が完了した通知を受信すると、新しい取引処理を実行するか否かについての確認文をディスプレイ200に表示する。制御部110は、キーボード400を介して、オペレータにより入力された次取引をおこなうか否かの指示を受信し、処理を継続するか判断する(ステップS110)。制御部110は、取引処理を終了する指示を受信した場合には(ステップS110:NO)、帳票Aの画像データを破棄し(ステップS111)、処理を終了する。
一方、制御部110は、次の取引処理を実行する指示を受信した場合には(ステップS110:YES)、次の取引処理により作成される電文データと関連づけるために帳票データ記憶部130に保持されている帳票Aの画像データを保持するか否か判断する(ステップS120)。制御部110は、帳票取扱装置10の取引状態が画像データ継続条件定義テーブルCTに登録された組み合わせに該当するか否かによって判断をおこなう。
定義テーブルに帳票取扱装置10の取引状態に該当する組み合わせがある場合(ステップS120:YES)、制御部110は、帳票データ記憶部130に継続して帳票Aの画像データを保持させる(ステップS121)。その後、制御部110は、帳票Aに基づく2つ目の処理である入金処理についてステップS105からステップS122を実行する。制御部110は、帳票データ記憶部130に保持された帳票Aの画像データを複製し、2つ目の取引処理のため作成した入金処理要求電文と複製された帳票Aの画像データとの関連づけをおこなう。これにより、制御部110は、2つ目の取引処理の際に、帳票Aの画像データを再度スキャナ300により取得することなく、関連づけを実施することが可能となる。なお、帳票に基づく取引処理の内容は振込処理や入金処理に限らず、例えば、出金処理や両替処理などの取引処理であってもよい。また、1つの帳票に基づき、2以上の取引処理を実行させることも可能である。
一方、定義テーブルに帳票取扱装置10の取引状態に該当する組み合わせが存在しない場合には(ステップS120:NO)、制御部110は、帳票データ記憶部130に保持された帳票Aの画像データを破棄する(ステップS122)。その後、制御部110は、ステップ101に移行し、新たな帳票に対して、同じ処理を実行する。
以上説明した第1の実施例によれば、スキャナ300により取得された帳票の画像データを帳票データ記憶部130に保持し、複製することで同一の帳票に基づいた作成された複数の電文データと関連づけることが可能となる。そのため、1つの帳票に基づいて、複数の取引処理を実行する場合でも、関連づけのために取引処理の度に同じ帳票の画像データを再度取得する必要がなくなる。これにより、オペレータの作業負担を軽減させることが可能となる。また、オペレータが誤って異なる帳票を読み込ませるといった誤操作の発生が低減できる。
・第2の実施例:
第2の実施例は、帳票の画像データと取引処理要求電文の関連づける方法が第1の実施例と異なるものである。はじめに、第1の実施例と第2の実施例の関連づけの方法の差異を説明する。図5は帳票画像データと取引処理要求電文の関連づけを模式的に示した例示図である。
図5の第1集合データHT1と第2集合データHT2は、それぞれ第1の実施例と第2の実施例により帳票の画像データと取引処理要求電文の関連づけがされた集合データである。第1集合データHT1は、帳票の画像データと取引処理要求電文とを1対1で関連づけて、記憶装置に格納される。第2集合データHT2は、帳票の画像データと対応関係のある仲介データと取引処理要求電文を関連づけて、記憶装置に格納される。第2集合データHT2によれば、同じ帳票の画像データを複製して保管する必要がなくなり、記憶装置で使用する記憶容量を抑えることが可能となる。
第2の実施例に係る帳票取扱装置の構成と第1の実施例に係る帳票取扱装置とを比較すると、履歴処理モジュール116について、第1の実施例で説明した機能のほか、仲介データの生成をおこなう機能を有する。他の構成は同じであるため説明を省略する。図6を用いて第2の実施例の動作について説明する。図6は第2の実施例に係る帳票取扱装置の動作を示すフローチャートである。動作も詳細については第1の実施例と同じであるため省略して説明する。
端末100は、帳票の画像データを受信する(ステップS201)。帳票データ記憶部130は、受信した帳票の画像データを保持する(ステップS202)。帳票の画像データは、帳票データ記憶部130以外の記憶装置が保持してもよい。
制御部110は、帳票データ記憶部130に保持された帳票の画像データと対応関係を有する仲介データを生成する(ステップS203)。ここで、対応関係を有する仲介データとは、帳票の画像データよりデータ量が小さいものであり、識別番号など、仲介データが割り振られた電文データについて帳票の画像データと対応関係にあることを示すものすべてを意味する。
制御部110は、生成した仲介データを帳票データ記憶部130に保持させる。(ステップS204)。制御部110は、ディスプレイ200に帳票に基づいた取引画面を表示させる(ステップS205)。
制御部110は、取引必要情報に基づく取引処理をホストコンピュータ実行させるため、取引必要情報を参照して取引処理要求電文を作成し、帳票データ記憶部130に保持させる(ステップS206)。制御部110は、帳票データ記憶部130に保持されている仲介データを複製する。制御部110は、取引処理要求電文と複製された仲介データとの関連づけをおこなう(ステップS207)。制御部110は関連づけをおこなったデータを図示しない記憶装置に格納する。
制御部110は、ホストコンピュータから帳票に基づく取引処理が完了した通知を受信すると、新しい取引処理を実行するか否かについての確認文をディスプレイ200に表示する。制御部110はキーボード400を介して、オペレータにより入力された次取引をおこなうか否かの指示を受信し、処理を継続するか判断する(ステップS210)。制御部110は、取引を終了する指示を受信した場合には(ステップS210:NO)、仲介データを破棄し(ステップS211)、処理を終了する。
一方、制御部110は、次の取引処理を実行する指示を受信した場合には(ステップS210:YES)。次の取引処理により作成される電文データと関連づけるために帳票データ記憶部130に保持されている仲介データを保持するか否か判断する(ステップS220)。制御部110は、帳票取扱装置10の取引状態が画像データ継続条件定義テーブルCTに登録された組み合わせに該当するか否かによって判断をおこなう。
定義テーブルに帳票取扱装置10の取引状態に該当する組み合わせがある場合(ステップS220:YES)、制御部110は、帳票データ記憶部130に継続して仲介データを保持させる(ステップS221)。その後、制御部110は、同じ帳票に基づく次の処理についてステップ205からステップS222を実行する。制御部110は、帳票データ記憶部130に保持された仲介データを複製し、次の取引処理で作成された取引処理要求電文と仲介データとの関連づけをおこなう。
一方、定義テーブルに帳票取扱装置10の取引状態に該当する組み合わせが存在しない場合には(ステップS220:NO)、制御部110は、帳票データ記憶部130に保持された仲介データを破棄する(ステップS222)。その後、制御部110は、ステップ201より新しい帳票の画像データを受信し、同じフローを実行する。
以上説明した第2の実施例によれば、帳票の画像データと対応関係を有する仲介データを用いることで帳票の画像データと取引処理要求電文との関連づけを可能となる。これにより1つの帳票に基づき、複数の取引処理を実行する場合においても、1つの取引処理の度に同じ帳票の画像データを取得する必要がない。また、取引処理要求電文と仲介データを関連づけるため、関連づけられた取引処理要求電文が複数であっても帳票の画像データは1つで足りる。そのため、保管するデータの容量を抑えることが可能となる。
・変形例1:
第1の実施例および第2の実施例に係る帳票取扱装置においては1つの帳票に基づく複数の取引処理すべてが完了した後に新しい帳票の画像データをスキャナ300により取得している。しかし、取引をおこなう複数の帳票の画像データを取引処理の開始前に一度に取得し複数の帳票に基づく取引を順次実行してもよい。
変形例1によれば、複数の帳票による複数の取引処理をおこなう場合であってもスキャナ300による帳票の読み込みは一度に連続しておこなうことが可能である。これにより、オペレータが同じ帳票のデータを取り込む負担を軽減させるだけでなく、過誤により同じ帳票を再度読み込ませる可能性も低減できる。
・変形例2:
第2の実施例では、制御部110は、帳票データ記憶部130に保持された仲介データを複製して、複数の取引処理要求電文とそれぞれ関連づけたが、仲介データは帳票の画像データと複数の取引処理要求電文との対応関係が登録されたデータベースであってもよい。この場合、帳票の画像データと取引処理要求電文との関連づけはデータベースに登録することで実行される。また、制御部110は、取引処理要求電文との関連づけるため、帳票データ記憶部130に保持されている仲介データの更新をおこなう。
変形例2によれば、取引処理要求電文と仲介データを関連づけるため、関連づけられた取引処理要求電文が複数であっても帳票の画像データと仲介データは1つで足りる。そのため、保管するデータの容量を抑えることが可能となる。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
第1の実施例に係る帳票取扱装置の概略構成を示す説明図である。 画像データ継続条件定義テーブルCTの内容を示す説明図である。 画面表示テーブルDTの内容を示す説明図である。 第1の実施例に係る帳票取扱装置の動作を示すフローチャートである。 帳票画像データと取引処理要求電文の関連づけを模式的に示した例示図である。 第2の実施例に係る帳票取扱装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10…帳票取扱装置
100…端末
110…制御部
111…メモリ
112…CPU
113…帳票識別モジュール
114…電文作成モジュール
115…表示制御モジュール
116…履歴処理モジュール
120…出力インターフェイス
130…帳票データ記憶部
140…入力インターフェイス
150…ネットワークインターフェイス
200…ディスプレイ
300…スキャナ
400…キーボード
500…専用線
DT…画面表示テーブル
CT…画像データ継続条件定義テーブル

Claims (8)

  1. 帳票取扱装置であって、
    帳票の画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記画像データ取得部により取得された帳票の画像データを保持する帳票データ記憶部と、
    帳票の内容に基づいた電文データを作成する電文作成部と、
    前記電文作成部によって1つの帳票に基づいて複数の電文データが作成された場合に、前記帳票データ記憶部に保持された前記帳票の画像データを用いて、前記複数の電文データに前記画像データをそれぞれ関連づける履歴処理部と、を備えた帳票取扱装置。
  2. 請求項1に記載の帳票取扱装置において、
    前記履歴処理部は、前記帳票データ記憶部に保持された前記帳票の画像データを複製し、前記複数の電文データに複製した前記画像データを関連づける帳票取扱装置。
  3. 請求項1に記載の帳票取扱装置において、
    前記履歴処理部は、前記帳票データ記憶部に保持された帳票の画像データと、前記複数の電文データとを関連づける仲介データを生成し、前記仲介データを用いて前記複数の電文データに前記画像データをそれぞれ関連づける帳票取扱装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1の請求項に記載の帳票取扱装置において、
    前記履歴処理部は、前記電文作成部によって1つの電文データが作成される度に、逐次前記電文データに前記画像データを関連づける帳票取扱装置。
  5. 請求項4に記載の帳票取扱装置において、
    前記履歴処理部は、前記関連づけを実施した後に、前記帳票データ記憶部に保持された帳票の画像データを破棄するかどうかを判断する帳票取扱装置。
  6. 請求項5に記載の帳票取扱装置において、
    前記履歴処理部は、前記判断を、帳票の画像データを保持するための条件を定義した画像データ継続条件定義テーブルに基づいて実施する帳票取扱装置。
  7. 請求項6に記載の帳票取扱装置はさらに、
    帳票に基づいた取引画面を表示する表示部を備え、
    前記表示部が表示する内容が前記画像データ継続条件定義テーブルに定義された条件の全部もしくは一部である帳票取扱装置。
  8. 帳票による取引を行う帳票取扱方法であって、
    帳票の画像データを取得する工程と、
    取得された帳票の画像データを保持する工程と、
    帳票の内容に基づいた電文データを作成する工程と、
    1つの帳票に基づいて複数の電文データを作成した場合に、保持した帳票の画像データを用いて、前記複数の電文データに前記画像データをそれぞれ関連づける工程と、を備えた帳票取扱方法。
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