JP2009025854A - ファイル転送システム、ファイル転送装置、及びファイル転送方法 - Google Patents

ファイル転送システム、ファイル転送装置、及びファイル転送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009025854A
JP2009025854A JP2007185197A JP2007185197A JP2009025854A JP 2009025854 A JP2009025854 A JP 2009025854A JP 2007185197 A JP2007185197 A JP 2007185197A JP 2007185197 A JP2007185197 A JP 2007185197A JP 2009025854 A JP2009025854 A JP 2009025854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
transfer
target
information
target file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007185197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4369501B2 (ja
Inventor
Tomoko Takeda
知子 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Marketing Ltd
Original Assignee
Fujitsu Marketing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Marketing Ltd filed Critical Fujitsu Marketing Ltd
Priority to JP2007185197A priority Critical patent/JP4369501B2/ja
Publication of JP2009025854A publication Critical patent/JP2009025854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4369501B2 publication Critical patent/JP4369501B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】異なるOSの配下で稼動する装置間でファイルを転送する際に、ファイルを転送するまでのファイルハンドリング及びファイル転送後のファイルハンドリングを煩雑なコマンド操作を必要とすることなく実行する。
【解決手段】
ファイル転送装置1が、入力ファイルを決定し、該入力ファイルを、ファイル転送装置2の動作環境、ファイル転送装置2との間の回線の回線効率を考慮して分割又は結合して対象ファイルを作成する。ファイル転送装置1が、転送後のファイル操作情報を含むファイル設定情報を設定し、対象ファイルとともに該ファイル設定情報をファイル転送装置2に対して送信する。ファイル転送装置2が、ファイル転送装置1から受信した対象ファイルを、該対象ファイルとともに受信したファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って分割又は結合した上で、ソフトウェア101に渡す。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファイル転送システム、ファイル転送装置、及びファイル転送方法に関し、特に、異なるオペレーティングシステムの配下で稼動する装置間でファイルを転送する際に、ファイルを転送するまでのファイルハンドリング及びファイル転送後のファイルハンドリングを、煩雑なコマンド操作を必要とすることなく実行するファイル転送システム、ファイル転送装置、及びファイル転送方法に関する。
パソコンの普及につれ、Mac OS(登録商標)、Windows(登録商標)といった、メーカー系OS(オペレーティングシステム)配下で稼動するシステムの他に、オープン系OSであるLinux(登録商標)、Soralis(登録商標)の配下で稼動するシステムが増加している。例えば、Windows(登録商標)のログデータを分析するSenSageは、Linux配下で動作するソフトウェア(分析ツール)として著名である。
ここで、例えば、Windows配下で稼動するシステム(以下、「Windows系システム」)で生成したファイルを、Linux配下で稼動するシステム(以下、「Linux系システム」)において、上記SenSage等のソフトウェアを用いて分析するには、従来は、Windows系のユーザが、以下のような操作を行うことが必要であった。
すなわち、Windows系システムのユーザは、まず、Windows系システムを操作して対象ファイルを特定し、回線効率、Linux系システムのスペック(例えば、メモリ容量等の、システムの動作環境)を考慮して、該対象ファイルを最適なサイズに分割し、該分割された対象ファイルをファイル転送ツール(例えば、FTPサーバ)を介してLinux系システムに対して転送する。対象ファイルのサイズとは、例えば、対象ファイルのファイル容量やデータ件数である。次に、該ユーザは、Linux系システムを操作して、Linuxに適合するコマンド操作等を行って、上記転送された対象ファイルを該Linux配下で動作するソフトウェアの処理条件に適合するように結合又は分割する。該対象ファイルが結合又は分割された後、該ユーザは、上記ソフトウェアを起動して、該ソフトウェアに対象ファイルを分析させる。ここで、対象ファイルを、該対象ファイルの転送先のスペック(動作環境)や転送先との間のネットワーク回線の回線効率を考慮した最適なサイズにする処理を、ファイルを転送するまでのファイルハンドリングと言い、該対象ファイルの転送先において、該転送された対象ファイルのサイズを、該対象ファイルを処理するソフトウェアの条件に適合するサイズにする処理を、ファイル転送後のファイルハンドリングと言う。
言い換えると、従来は、異なるオペレーティングシステムの配下で稼動する装置間で対象ファイルを転送して、転送された対象ファイルを該対象ファイルの転送先の装置において処理するために、ユーザは、対象ファイルの転送元の装置を操作して、該転送元の装置上で動作するOSに適合するコマンド操作を行って、該対象ファイルのファイルハンドリングを手動で(マニュアルで)実行する。また、該ユーザは、対象ファイルの転送先の装置を操作して、該転送先の装置上で動作するOSに適合するコマンド操作を行って、転送された対象ファイルのファイルハンドリングをマニュアルで実行する。
なお、従来のファイル転送技術の具体的な例として、下記の特許文献1は、ファイルの転送元から送信される転送ファイルが送信先で利用可能なファイル形式であるかをチェックし、該チェック結果を送信元に通知するファイル転送中継システムについて記載している。
特開2006−135662号公報
しかし、ユーザが、対象ファイルの転送元の装置上で動作するOSに適合するコマンド操作を行って、該対象ファイルのファイルハンドリングをマニュアルで実行し、該ユーザは、対象ファイルの転送先の装置を操作して、該転送先の装置上で動作するOSに適合するコマンド操作を行って、転送された対象ファイルのファイルハンドリングをマニュアルで実行する従来技術では、以下のような問題がある。
まず、ユーザは、対象ファイルの転送元の装置上で、対象ファイルのファイルハンドリングをマニュアルで実行し、また、対象ファイルの転送先の装置上で、煩雑なコマンド操作をマニュアルで行って、該対象ファイルのファイルハンドリングを実行する必要がある。
また、ファイルの転送先の装置上で動作するOSの配下に、該ファイルを処理するための優れたソフトウェアがあっても、上記従来技術では、該OSに適合するコマンドに関する知識が乏しいユーザは、転送されたファイルを該ソフトウェアの処理条件に適合するように分割等した上で、該ソフトウェアに該ファイルを処理させて、処理結果を得ることができない。例えば、ユーザは、Windowsのコマンド等に関する知識があっても、Windows以外のOS(例えば、Linux、Solalis等)のコマンド等に関する知識を習得しなければ、Windows系システムで生成されたファイルをWindows以外のOSの配下で動作するソフトウェアに処理させることができない。
本発明は、異なるOSの配下で稼動する装置間でファイルを転送する際に、ファイルを転送するまでのファイルハンドリング及びファイル転送後のファイルハンドリングを煩雑なコマンド操作を必要とすることなく実行するファイル転送システムの提供を目的とする。
好ましくは、本発明は、異なるOSの配下で稼動する装置間でファイルを転送する際に、ファイルを転送するまでのファイルハンドリング及びファイル転送後のファイルハンドリングを煩雑なコマンド操作を必要とすることなく実行するファイル転送装置の提供を目的とする。
好ましくは、本発明は、異なるOSの配下で稼動する装置間でファイルを転送する際に、ファイルを転送するまでのファイルハンドリング及びファイル転送後のファイルハンドリングを煩雑なコマンド操作を必要とすることなく実行するファイル転送方法の提供を目的とする。
本発明のファイル転送システムは、各々が異なるオペレーティングシステムの配下で稼動し、互いにファイルを送受信する複数のファイル転送装置を備えるファイル転送システムであって、各々のファイル転送装置が、転送対象とするファイルである対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定する閾値情報設定手段と、前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、前記ファイル設定情報に設定する転送後のファイル操作情報設定手段と、入力ファイルを記憶手段から抽出し、前記ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、前記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成するファイル作成手段と、前記作成された対象ファイルを前記転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信するファイル送信手段と、自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信するファイル受信手段と、前記ファイル受信手段によって受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段の処理条件に適合するサイズに分割又は結合する転送後ファイル操作手段と、前記転送後ファイル操作手段によって分割又は結合された対象ファイルを処理するファイル処理手段とを備える。
好ましくは、本発明のファイル転送システムが、更に、前記各々のファイル転送装置から、前記ファイル作成手段による、前記対象ファイルの作成時の前記入力ファイルの分割に関する情報と、前記転送後ファイル操作手段による、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルの分割に関する情報とを受信して管理する管理サーバを備え、前記各々のファイル転送装置が、更に、前記対象ファイルの作成時の前記入力ファイルの分割に関する情報と前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルの分割に関する情報とを前記管理サーバに送信するサーバ送信手段を備える。
また、本発明のファイル転送装置は、転送対象とするファイルである対象ファイルを、自ファイル転送装置のオペレーティングシステムとは異なるオペレーティングシステムの配下で稼動する、該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間で送受信するファイル転送装置であって、前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定する閾値情報設定手段と、前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、前記ファイル設定情報に設定する転送後のファイル操作情報設定手段と、入力ファイルを記憶手段から抽出し、前記ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、前記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成するファイル作成手段と、前記作成された対象ファイルを前記転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信するファイル送信手段と、自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信するファイル受信手段と、前記ファイル受信手段によって受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段の処理条件に適合するサイズに分割又は結合する転送後ファイル操作手段と、前記転送後ファイル操作手段によって分割又は結合された対象ファイルを処理するファイル処理手段とを備える。
また、本発明のファイル転送方法は、各々が異なるオペレーティングシステムの配下で稼動し、互いにファイルを送受信する複数のファイル転送装置を備えるファイル転送システムにおける、ファイル転送方法であって、前記ファイル転送装置が、転送対象とするファイルである対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定し、前記ファイル転送装置が、前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、前記ファイル設定情報に設定し、前記ファイル転送装置が、入力ファイルを記憶手段から抽出し、前記ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、前記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成し、前記ファイル転送装置が、前記作成された対象ファイルを前記転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信し、前記ファイル転送装置が、自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信し、前記ファイル転送装置が、前記受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段の処理条件に適合するサイズに分割又は結合し、前記ファイル転送装置が、前記転送後ファイル操作情報に従って分割又は結合された対象ファイルを処理する。
本発明によれば、異なるOSの配下で稼動する装置間で対象ファイルを送受信する際に、該対象ファイルの転送元において、該対象ファイルを、該対象ファイルの転送先の動作環境や転送先との間のネットワーク回線の回線効率を考慮した最適なサイズにする処理と、該対象ファイルの転送先において、該転送された対象ファイルのサイズを、該対象ファイルを処理するソフトウェアの条件に適合するサイズにする処理とを、煩雑なコマンド操作を必要とすることなく、効率良く実行することが可能となる。
例えば、Windowsのコマンド等の知識を有しているが、Linuxのコマンド等の知識が乏しいユーザが、Windowsの配下で稼動する本発明のファイル転送装置(以下、Windows系装置)を操作することで対象ファイルを作成して、該対象ファイルをLinuxの配下で稼動する本発明のファイル転送装置(以下、Linux系装置)に送信し、該対象ファイルを、マニュアルでファイル操作をすることなく、該Linux系装置が備えるソフトウェアに処理させることができる。すなわち、上記Windows系装置が、上記Linux系装置に対してファイル設定情報を送信することで、該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示し、該Linux系装置が、該指示に従って対象ファイルをソフトウェア(例えば、SenSage)の処理条件に適合するサイズにした上で、該対象ファイルを該ソフトウェアに渡して処理させるので、ユーザが、対象ファイルがLinux系装置に送信された後に、Linuxに適合するコマンド操作をマニュアルで行って該対象ファイルを該ソフトウェアの条件に適合するサイズに分割等する必要がなくなる。
より具体的には、本発明によれば、例えばWindowsとMac OS間やWindowsとLinux間、Mac OSとLinux間等、異なるOS間での対象ファイルの転送と、転送先での該対象ファイルに対する処理とを、煩雑なコマンド操作を必要とすることなく実行することが可能となる。
更に、本発明によれば、対象ファイルの転送先のファイル転送装置が、自装置が備えるソフトウェアで処理した対象ファイルを対象ファイルの転送元のファイル転送装置に転送することが可能となる。具体的には、Linux系装置が、Windows系装置から受信した対象ファイルを該Linux系装置のソフトウェア(例えば、SenSage)に処理させ、該処理結果に基づいて、上記Windows系装置への転送対象とする対象ファイルを作成して、上記Windows系装置に転送することが可能となる。
例えば、ユーザは、Linuxのコマンド等の知識に精通していなくとも、ファイル設定情報を設定するための操作画面を該Linux系装置に表示させるための操作に関する知識を有していれば、該操作画面上で、上記Windows系装置に対して送信するファイル設定情報を設定して対象ファイルを作成し、該対象ファイルをLinux系装置からWindows系装置に対して転送することができる。該転送された対象ファイルをLinux系装置から受信したWindows系装置は、該対象ファイルをEXCEL等のソフトウェアに処理させて、処理結果を加工・印刷等することが可能となる。
オープン系OS(例えば、Linux)に対応するソフトウェア(例えば、SenSage)の開発ベンダーにとっても、本発明を適用することによって、本発明の適用前はオープン系OSに関する知識を有するユーザのみに限定されていたマーケットが大きく広がることとなる。
以下に、図を用いて、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態のシステム構成の一例を示す図である。図1に示す本発明の第1の実施の形態のファイル転送システムは、ファイル転送装置1、2と、該ファイル転送装置1、2とネットワーク(図示を省略)を通じて接続されたファイル転送サーバ3とを備える。図1に示す例では、ファイル転送装置1、ファイル転送装置2は、異なるOSの配下で稼動する。例えば、ファイル転送装置1はWindows配下で稼動し、ファイル転送装置2はLinux配下で稼動する。
ファイル転送装置1は、ファイル転送装置2との間でファイルの送受信を行う。すなわち、ファイル転送装置1は、入力ファイルをファイル記憶部10から抽出し、抽出された入力ファイルを、ファイル転送装置2のスペック(動作環境)、ファイル転送装置2との間のネットワーク回線の回線効率を考慮して、例えば分割又は結合して対象ファイルを作成する。入力ファイルは、対象ファイルの作成元となるファイルである。対象ファイルは、ファイルの転送元の装置(例えば、ファイル転送装置1)がファイルの転送先の装置(例えば、ファイル転送装置2)への転送対象とするファイルである。例えば、ファイル転送装置1は、ファイル転送装置1が備えるファイル記憶部10に記憶されているファイルから入力ファイルを抽出し、該入力ファイルを分割して対象ファイルを作成する。そして、ファイル転送装置1は、該作成された対象ファイルをファイル転送サーバ3を通じてファイル転送装置2に送信する。
また、ファイル転送装置1は、ファイル設定情報を作成し、対象ファイルとともに、該ファイル設定情報をファイル転送サーバ3に送信する。ファイル設定情報は、少なくとも対象ファイルのサイズに関する閾値の情報と転送後のファイル操作情報とを含む情報である。転送後のファイル操作情報は、対象ファイルの転送元のファイル転送装置(例えば、ファイル転送装置1)が、対象ファイルの転送先のファイル転送装置(例えば、ファイル転送装置2)に、該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に転送された対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である。
また、ファイル転送装置1は、ファイル転送装置2からファイル転送サーバ3を通じて送信された対象ファイルに対して、該対象ファイルとともにファイル転送装置2から送信されたファイル設定情報内の、転送後のファイル操作情報に従った処理(例えば、結合、分割)を実行し、該処理されたファイルを自装置内のソフトウェア100に渡す。該ソフトウェア100は、該ファイルを処理(例えば、分析)する。
ファイル転送サーバ3は、ファイル転送装置1から送信された対象ファイル及びファイル設定情報をファイル転送装置2に転送する。また、ファイル転送サーバ3は、ファイル転送装置2から送信された対象ファイル及びファイル設定情報をファイル転送装置1に転送する。
ファイル転送装置2は、ファイル転送装置1と同様の構成を備える。ファイル転送装置2は、入力ファイルをファイル記憶部20から抽出し、抽出された入力ファイルを、ファイル転送装置1のスペック(動作環境)、ファイル転送装置1との間のネットワーク回線の回線効率を考慮した最適な大きさに分割又は結合して対象ファイルを作成し、該対象ファイルをファイル転送サーバ3を通じてファイル転送装置1に送信する。例えば、ファイル転送装置2は、ファイル転送装置2が備えるファイル記憶部20に記憶されているファイルから入力ファイルを抽出し、該入力ファイルを分割して対象ファイルを作成する。そして、ファイル転送装置2は、該作成された対象ファイルをファイル転送サーバ3を通じてファイル転送装置1に送信する。
また、ファイル転送装置2は、対象ファイルとともに、ファイル設定情報をファイル転送サーバ3経由でファイル転送装置1に送信する。
また、ファイル転送装置2は、ファイル転送装置1からファイル転送サーバ3を通じて送信された対象ファイルに対して、該対象ファイルとともにファイル転送装置1から送信されたファイル設定情報内の、転送後のファイル操作情報に従った処理(例えば、結合又は分割)を実行し、該処理されたファイルを自装置内のソフトウェア101に渡す。該ソフトウェア101は、該ファイルを処理(例えば、分析)する。
図1には、2つのファイル転送装置を示したが、本発明のファイル転送システムを構成するファイル転送装置の数は、2つに限定されるものではない。本発明のファイル転送システムが、2以上の任意の数のファイル転送装置と1つのファイル転送サーバとを備える構成を採ってもよい。
なお、上述したファイル転送装置1、2、ファイル転送サーバ3の機能は、CPUとその上で実行されるプログラムにより実現される。当該本発明を実現するプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば半導体メモリ、ハードディスク、CD−ROM、DVD等に格納することができ、これらの記録媒体に記録して提供され、又は、通信インタフェースを介してネットワークを利用した送受信により提供される。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるファイル転送装置の構成の一例を示す図である。図2では、ファイル転送装置1の構成を例にとって説明する。ファイル転送装置1は、ファイル記憶部10、閾値情報設定部11、対象ファイル設定部12、ファイル作成部13、ファイル送信部14、ファイル受信部15、転送後ファイル操作部16、ファイル設定情報DB17、ソフト条件テーブル18、ソフトウェア100を備える。
ファイル記憶部10には、ファイルが記憶されている。閾値情報設定部11は、ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境、該転送先のファイル転送装置への回線(転送回線)の速度、該転送先のファイル転送装置に転送するファイル(対象ファイル)の閾値情報を、ユーザの指定入力に従って入力して、ファイル設定情報DB17内のファイル設定情報に予め設定する。上記対象ファイルの閾値情報は、対象ファイルのサイズに関する閾値の情報であり、例えば、対象ファイルのデータ容量の閾値、該対象ファイルのデータ件数の閾値の情報である。対象ファイルのデータ容量の閾値、対象ファイルのデータ件数の閾値は、それぞれ、上記ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と該転送先のファイル転送装置への回線の速度を考慮して予め決められた、ファイルのデータ容量の閾値、ファイルのデータ件数の閾値である。すなわち、閾値情報設定部11は、転送対象とするファイルである対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定する閾値情報設定手段である。
対象ファイル設定部12は、OS選択情報をファイル設定情報DB17内のファイル設定情報に設定する。OS選択情報は、ファイルの転送元のファイル転送装置のOSと、ファイルの転送先のファイル転送装置のOSを指定する情報である。また、対象ファイル設定部12は、ソフトウェア情報をファイル設定情報DB17に設定する。ソフトウェア情報は、ファイルの転送先のファイル転送装置が備えるソフトウェアのうち、転送された該ファイルを処理するソフトウェア(例えば、図1に示すファイル転送装置2が備えるソフトウェア101)を示す情報である。
また、対象ファイル設定部12は、閾値情報設定部11によってファイル設定情報DB17内のファイル設定情報に設定された、ファイルのデータ容量の閾値とファイルのデータ件数の閾値のうち、いずれを用いて対象ファイルを作成するかを示す情報(閾値選択情報)をファイル設定情報DB17内のファイル設定情報に設定する。また、対象ファイル設定部12は、入力ファイル情報をファイル設定情報DB内のファイル設定情報に設定する。具体的には、対象ファイル設定部12は、ユーザの指定入力に従って、入力ファイルを決定することで、入力ファイル情報をファイル設定情報に設定する。入力ファイル情報は、ファイルの転送先に対して転送するファイル(対象ファイル)の作成元となるファイル(入力ファイル)のファイル名の情報と、ファイル指定情報とを含む。ファイル指定情報は、入力ファイルの指定方式を規定する情報である。入力ファイルの指定方式には、例えば、入力ファイルをファイル単位で指定する方式、あるフォルダ配下のファイルを全て指定する方式、あるドライブ配下のファイルを全て指定する方式等がある。
また、対象ファイル設定部12は、転送後のファイル操作情報をファイル設定情報DB17内のファイル設定情報に設定する。転送後のファイル操作情報は、対象ファイルの転送元のファイル転送装置が、対象ファイルの転送先のファイル転送装置に、該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に転送された対象ファイルに対するファイル操作内容(例えば、該ファイルを分割した上でソフトウェアに渡す処理、該ファイルを結合した上でソフトウェアに渡す処理、又は、該ファイルをそのままソフトウェアに渡す処理)を指示する制御情報である。
具体的には、対象ファイル設定部12は、上記ファイル設定情報に設定されたソフトウェア情報と、ソフト条件テーブル18に予め記憶された、ソフトウェアと該ソフトウェアに対象ファイルを渡す前に該対象ファイルに対して実行すべきファイル操作内容との対応情報とに基づいて、転送後のファイル操作情報を決定して、ファイル設定情報に設定する。例えば、対象ファイル設定部12は、ソフト条件テーブル18を参照して、上記ソフトウェア情報が示すソフトウェアに対応するファイル操作内容を決定する。また、対象ファイル設定部12は、ユーザの指定入力に従って、対象ファイルの分割回数を決定する。そして、対象ファイル設定部12は、上記決定されたファイル操作内容と対象ファイルの分割回数とを、転送後のファイル操作情報としてファイル設定情報に設定する。すなわち、対象ファイル設定部12は、対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、ファイル設定情報に設定する転送後のファイル操作情報設定手段である。
また、対象ファイル設定部12は、ファイル設定情報DB17内のファイル設定情報に、OS選択情報、ソフトウェア情報、閾値選択情報、入力ファイル情報、転送後のファイル操作情報を設定するための操作画面(図8を参照して後述する設定操作画面)を表示する。
ファイル作成部13は、ファイルの転送先へ転送するファイル(対象ファイル)を作成する。具体的には、ファイル作成部13は、ファイル設定情報DB17からファイル設定情報を抽出する。そして、ファイル作成部13は、抽出されたファイル設定情報に含まれる入力ファイル情報に基づいて、入力ファイルをファイル記憶部10から抽出する。そして、ファイル作成部13は、該ファイル設定情報に含まれる、閾値選択情報と対象ファイルの閾値情報とに基づいて、上記抽出された入力ファイルを分割又は結合する。
ファイル作成部13は、抽出された入力ファイルのサイズと、対象ファイルの閾値情報が示す対象ファイルのサイズに関する閾値とを比較する。ファイル作成部13は、抽出された入力ファイルが1個の場合には、該1個の入力ファイルのサイズと該対象ファイルのサイズに関する閾値とを比較し、抽出された入力ファイルが複数の場合には、該複数の入力ファイルのサイズと該対象ファイルのサイズに関する閾値とを比較する。
入力ファイルが複数の場合を例にとって説明する。入力ファイルのサイズが、対象ファイルの閾値情報が示す対象ファイルのサイズに関する閾値より大きい場合、ファイル作成部13は、該入力ファイルを、該閾値のサイズのファイルと、該入力ファイルのサイズから該閾値のサイズを減じて得られるサイズのファイルとに分割する。該入力ファイルのサイズが、対象ファイルの閾値情報が示す対象ファイルのサイズに関する閾値以下である場合、ファイル作成部13は、公知の単一ファイル生成技術を用いて、入力ファイルを順次結合して1個の対象ファイルを作成する。
例えば、閾値選択情報が、ファイルのデータ件数の閾値を用いて対象ファイルを作成することを示す場合、ファイル作成部13は、上記対象ファイルの閾値情報として、該対象ファイルのデータ件数の閾値の情報を取得する。そして、ファイル作成部13は、上記抽出された入力ファイルの総データ件数と、上記取得された対象ファイルのデータ件数の閾値とを比較する。入力ファイルの総データ件数が対象ファイルのデータ件数の閾値より大きい場合、ファイル作成部13は、該入力ファイルを分割し、分割されたそれぞれのファイルを対象ファイルとする。例えば、入力ファイルが、該閾値のデータ件数を持つファイルと、該入力ファイルの総データ件数から該閾値のデータ件数を減じて得られる数のデータ件数を持つファイルとに分割される。入力ファイルの総データ件数が対象ファイルのデータ件数の閾値以下である場合、ファイル作成部13は、該入力ファイルを結合して、1個の対象ファイルを作成する。
また、例えば、閾値選択情報が、ファイルのデータ容量の閾値を用いて対象ファイルを作成することを示す場合、ファイル作成部13は、上記対象ファイルの閾値情報として、該対象ファイルのデータ容量の閾値の情報を取得する。そして、ファイル作成部13は、上記抽出された入力ファイルの総データ容量と、上記取得された対象ファイルのデータ容量の閾値とを比較する。入力ファイルの総データ容量が対象ファイルのデータ容量の閾値より大きい場合、ファイル作成部13は、該入力ファイルを分割し、分割されたそれぞれのファイルを対象ファイルとする。例えば、入力ファイルが、該閾値のデータ容量を持つファイルと、該入力ファイルの総データ容量から該閾値のデータ容量を減じて得られるデータ容量を持つファイルとに分割される。入力ファイルの総データ容量が対象ファイルのデータ容量の閾値以下である場合、ファイル作成部13は、該入力ファイルを結合して、1個の対象ファイルを作成する。
上記ファイル記憶部10から抽出された入力ファイルが1個のファイルであるときは、ファイル作成部13は、該抽出された入力ファイルのサイズと、対象ファイルの閾値情報が示す対象ファイルのサイズに関する閾値とを比較する。該入力ファイルのサイズが、対象ファイルの閾値情報が示す対象ファイルのサイズに関する閾値より大きい場合、ファイル作成部13は、該入力ファイルを、該閾値のサイズのファイルと、上記入力ファイルのサイズから該閾値のサイズを減じて得られるサイズのファイルとに分割する。該入力ファイルのサイズが、対象ファイルの閾値情報が示す対象ファイルのサイズに関する閾値以下である場合、ファイル作成部13は、該入力ファイルを対象ファイルとする。
すなわち、ファイル作成部13は、入力ファイルをファイル記憶部10から抽出し、ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、上記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成するファイル作成手段である。
また、ファイル作成部13は、対象ファイルの作成時に、ファイル設定情報の実ファイル処理という項目に、ファイル作成部13によって処理(結合又は分割)された入力ファイルのファイル容量と該入力ファイルのデータ件数を設定し、分割情報−1という項目に、該入力ファイルの分割回数を設定する。
ファイル送信部14は、ファイル作成部13によって作成された対象ファイルを、図1に示すファイル転送サーバ3を通じて該対象ファイルの転送先のファイル転送装置(例えば、図1に示すファイル転送装置2)に対して送信する。ファイル送信部14は、対象ファイルとともに、該対象ファイルに対応するファイル設定情報を、ファイル転送サーバ3を通じて該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に対して送信する。対象ファイルに対応するファイル設定情報は、該対象ファイルの作成に用いられたファイル設定情報である。すなわち、ファイル送信部14は、作成された対象ファイルを転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信するファイル送信手段である。
ファイル受信部15は、自ファイル転送装置以外のファイル転送装置から図1に示すファイル転送サーバ3を通じて自ファイル転送装置に対して送信された対象ファイルを受信し、受信した対象ファイルをファイル記憶部10に記憶する。また、ファイル受信部15は、自ファイル転送装置以外のファイル転送装置から該対象ファイルとともに送信されたファイル設定情報を受信し、該ファイル設定情報を転送後ファイル操作部16に送信する。すなわち、ファイル受信部15は、自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信するファイル受信手段である。
転送後ファイル操作部16は、ファイル受信部15によって受信されてファイル記憶部10に記憶された対象ファイルをファイル記憶部10から抽出し、ファイル受信部15から受信したファイル設定情報に含まれる、転送後のファイル操作情報に従って、該抽出された対象ファイルに対する処理(例えば、該対象ファイルを分割してソフトウェア100に渡す処理、該対象ファイルを結合してソフトウェア100に渡す処理、又は、該ファイルをそのままソフトウェア100に渡す処理)を実行する。例えば、転送後ファイル操作部16は、該対象ファイルをソフトウェア100の処理条件に適合するサイズに分割し、又は結合する。より具体的には、上記転送後のファイル操作情報が、該対象ファイルを分割してソフトウェア100に渡す処理を指示している場合、転送後ファイル操作部16は、ファイル転送装置1の所定の記憶手段に記憶されている、ソフトウェア100が処理可能なファイルのサイズの情報を参照して、該対象ファイルをソフトウェア100が処理可能なサイズに分割し、分割された対象ファイルを順次ソフトウェア100に渡して処理させる。
すなわち、転送後ファイル操作部16は、ファイル受信部15によって受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、上記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段(ソフトウェア100)の処理条件に適合するサイズに分割又は結合する転送後ファイル操作手段である。
また、転送後ファイル操作部16は、上記ファイル受信部15から受信したファイル設定情報に、該転送後ファイル操作部16が実行した処理による上記対象ファイルの分割回数の情報を設定して、新たなファイル設定情報を生成する。転送後ファイル操作部16は、該新たなファイル設定情報をファイル設定情報DB17に記憶する。
ファイル設定情報DB17には、ファイル設定情報が記憶される。ソフト条件テーブル18には、ソフトウェアと該ソフトウェアに対象ファイルを渡す前に該対象ファイルに対して実行すべきファイル操作内容との対応情報が予め記憶される。ソフトウェア100は、転送後ファイル操作部16から対象ファイルを受け取って、該対象ファイルを処理(例えば、分析)する。すなわち、ソフトウェア100は、転送後ファイル操作部16によって分割又は結合された対象ファイルを処理するファイル処理手段である。
図3は、ファイル転送装置2の構成の一例を示す図である。ファイル転送装置2が備えるファイル記憶部20、閾値情報設定部21、対象ファイル設定部22、ファイル作成部23、ファイル送信部24、ファイル受信部25、転送後ファイル操作部26、ファイル設定情報DB27、ソフト条件テーブル28は、それぞれ、図2を参照して前述したファイル転送装置1が備える、ファイル記憶部10、閾値情報設定部11、対象ファイル設定部12、ファイル作成部13、ファイル送信部14、ファイル受信部15、転送後ファイル操作部16、ファイル設定情報DB17、ソフト条件テーブル18と同様の機能を有する。ソフトウェア101は、例えばSenSage等のファイル処理手段である。
例えば、ファイル受信部25は、自ファイル転送装置以外のファイル転送装置(例えば、ファイル転送装置1)からファイル転送サーバ3を通じて自ファイル転送装置に対して送信された対象ファイルを受信し、受信した対象ファイルをファイル記憶部20に記憶する。また、ファイル受信部25は、自ファイル転送装置以外のファイル転送装置から該対象ファイルとともに送信されたファイル設定情報を受信し、該ファイル設定情報を転送後ファイル操作部26に送信する。
また、例えば、転送後ファイル操作部26は、ファイル受信部25によって受信されてファイル記憶部20に記憶された対象ファイルをファイル記憶部20から抽出し、ファイル受信部25から受信したファイル設定情報に含まれる、転送後のファイル操作情報に従って、該抽出された対象ファイルに対する処理(例えば、該対象ファイルを分割してソフトウェア101に渡す処理、該対象ファイルを結合してソフトウェア101に渡す処理、又は、該ファイルをそのままソフトウェア101に渡す処理)を実行する。また、転送後ファイル操作部26は、上記ファイル受信部25から受信したファイル設定情報に、該転送後ファイル操作部26が実行した処理による上記対象ファイルの分割回数の情報を設定して、新たなファイル設定情報を生成する。転送後ファイル操作部26は、該新たなファイル設定情報をファイル設定情報DB27に記憶する。例えば、上記転送後のファイル操作情報が、該対象ファイルを分割してソフトウェア101に渡す処理を指示している場合、転送後ファイル操作部26は、自ファイル転送装置の所定の記憶手段に記憶されている、ソフトウェア101が処理可能なファイルのサイズの情報を参照して、該対象ファイルをソフトウェア101が処理可能なサイズに分割し、分割された対象ファイルを順次ソフトウェア101に渡して処理させる。
図4は、ファイル設定情報DBに記憶されるファイル設定情報のデータ構成例を示す図である。図4では、ファイル転送装置1が備えるファイル設定情報DB17に記憶されるファイル設定情報を例にとって説明する。ファイル転送装置2が備えるファイル設定情報DB27に記憶されるファイル設定情報のデータ構成は、ファイル設定情報DB17に記憶されるファイル設定情報のデータ構成と同様であるので、ここでの説明を省略する。
ファイル設定情報は、転送先情報、回線情報、閾値1、閾値2、OS選択、ソフトウェア情報、選択閾値、入力ファイル情報、転送後のファイル操作、実ファイル処理、分割情報−1、分割情報−2といったデータ項目を有する。上記入力ファイル情報は、ファイル指定とファイル名という2つのデータ項目からなる。また、上記転送後のファイル操作は、ファイル処理と分割回数という2つのデータ項目からなる。
図2に示す閾値情報設定部11が、転送先情報、回線情報、閾値1、閾値2を設定する。対象ファイル設定部12が、OS選択、ソフトウェア情報、選択閾値、入力ファイル情報、転送後のファイル操作を設定する。ファイル作成部13が、実ファイル処理、分割情報−1を設定する。転送後ファイル操作部16が、分割情報−2を設定する。
転送先情報は、対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境の情報であり、例えば、メモリの容量とCPUの種類の情報である。回線情報は、対象ファイルの転送先のファイル転送装置への転送回線の速度である。閾値1は、対象ファイルの容量についての閾値である。閾値情報設定部11は、ユーザの指定入力に従って、対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と該転送先のファイル転送装置への転送回線の速度とを考慮した、対象ファイルを転送先に効率良く転送するために適切な対象ファイルの容量の値を閾値1として予め設定する。
閾値2は、対象ファイルのデータ件数についての閾値である。閾値情報設定部11は、ユーザの指定入力に従って、対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と該転送先のファイル転送装置への転送回線の速度とを考慮した、対象ファイルを転送先に効率良く転送するために適切なデータ件数の値を閾値2として予め設定する。
OS選択は前述したOS選択情報である。図4に示すファイル設定情報のOS選択の項目に設定された”Windows to Linux”は、ファイルの転送元のファイル転送装置のOSがWindowsであり、ファイルの転送先のファイル転送装置のOSがLinuxであることが指定されたことを示す。ソフトウェア情報は前述したソフトウェア情報である。
選択閾値は前述した閾値選択情報である。例えば、選択閾値に設定される数値「1」は、上記閾値1に設定された、ファイルのデータ容量の閾値を用いて対象ファイルを作成することを示し、数値「2」は、上記閾値2に設定された、ファイルのデータ件数の閾値を用いて対象ファイルを作成することを示す。
入力ファイル情報は、前述した入力ファイル情報である。ファイル指定は、前述したファイル指定情報(入力ファイルの指定方式を規定する情報)である。例えば、対象ファイル設定部12が、ユーザの指定入力に従って、転送するファイルをファイル単位で指定したときは、ファイル指定情報として数値「1」が設定される。対象ファイル設定部12が、ユーザの指定入力に従って、あるフォルダ配下のファイルを全て指定したときは、ファイル指定情報として、例えば数値「2」が設定される。対象ファイル設定部12が、ユーザの指定入力に従って、あるドライブ配下のファイルを全て指定したときは、ファイル指定情報として、例えば数値「3」が設定される。なお、本発明の実施の形態においては、ユーザの指定入力従って指定されるファイルは、同じ種類のファイル(拡張子が同じファイル)である。
ファイル名は、対象ファイル設定部12が指定する入力ファイルのファイル名(例えば、data1.csv等)である。複数の入力ファイルが指定された時は、ファイル名の項目には、該指定された複数の入力ファイルのファイル名が設定される。
転送後のファイル操作は、前述した転送後のファイル操作情報である。ファイル処理は、対象ファイルが該対象ファイルの転送先に転送された後に該転送先において実行すべき、該対象ファイルに対するファイル操作である。対象ファイル設定部12は、例えば、「分割」、「結合」、又は「そのまま」を該ファイル処理として設定する。「分割」は、対象ファイルをソフトウェアの処理条件に適合するサイズに分割した上でソフトウェアに渡す処理を示し、「結合」は、該対象ファイルを結合した上でソフトウェアに渡す処理を示し、「そのまま」は、該対象ファイルをそのままソフトウェアに渡す処理を示す。分割回数は、ファイル処理として「分割」が設定された場合に、対象ファイル設定部12がユーザの指定入力に従って設定する、該対象ファイルの分割回数である。
実ファイル処理は、ファイル作成部13によって処理(結合又は分割)された入力ファイルのファイル容量と該入力ファイルのデータ件数である。分割情報−1は、対象ファイルが作成されたときの入力ファイルの分割回数である。例えば、分割情報−1に設定された値「1」は、入力ファイルが1回分割されたことを示す。分割情報−2は、自ファイル転送装置以外のファイル転送装置から送信された対象ファイルに対して転送後ファイル操作部16が実行した分割処理による、該対象ファイルの分割回数の情報である。対象ファイルが分割されない場合は、分割情報−2には、値「0」が設定される。ファイル送信部14が対象ファイルを該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に対して送信するときは、分割情報−2は空データである。
図5は、ソフト条件テーブルのデータ構成例を示す図である。図5では、ファイル転送装置1が備えるソフト条件テーブル18を例にとって説明する。ソフト条件テーブル18は、ソフトウェアと該ソフトウェアに対応付けられたファイル操作というデータ項目を有する。ソフトウェアは、対象ファイルの転送先のファイル転送装置が備えるソフトウェアの名称である。ファイル操作は、該転送先のファイル転送装置において、該ソフトウェアに対象ファイルを渡す前に該対象ファイルに対して実行すべきファイル操作内容である。該ファイル操作という項目に設定されているファイル操作は、転送先に転送された対象ファイルのサイズを、該転送先において、対象ファイルの転送先が備えるソフトウェアの条件に適合するサイズにするための、予め決められた処理である。例えば、ファイル操作という項目に設定されている「そのまま」は、対象ファイルの転送先のファイル転送装置において、該対象ファイルを該対象ファイルを処理するソフトウェアにそのまま渡す処理を示す。また、例えば、ファイル操作という項目に設定されている「結合」は、対象ファイルの転送先のファイル転送装置において、該対象ファイルを結合した上で、該対象ファイルを処理するソフトウェアに渡す処理を示す。また、例えば、ファイル操作という項目に設定されている「分割」は、対象ファイルの転送先のファイル転送装置において、該対象ファイルを該対象ファイルを処理するソフトウェアの処理条件に適合するサイズに分割した上で、該対象ファイルを該ソフトウェアに渡す処理を示す。
図6及び図7は、本発明の第1の実施の形態におけるファイル転送処理フローの一例を示す図である。まず、図6のステップS1において、ファイル転送装置1の対象ファイル設定部12が、ユーザの指定入力に従って、図8に示すような設定操作画面を表示する(ステップS1)。図8に示す設定操作画面上において、200はファイル記憶部10に記憶されているファイルの階層構造が表示される階層構造表示領域である。201は、対象ファイルの転送元のOSが設定される領域である入力OS設定領域である。
202は、対象ファイルの転送先のOSが設定される領域である出力OS設定領域である。203は、ソフトウェア情報が設定される領域であるソフトウェア設定領域である。204は、閾値選択情報が設定される領域である閾値選択領域である。205はファイル処理設定領域である。ファイル処理設定領域205は、対象ファイルが該対象ファイルの転送先に転送された後に該転送先において実行される、該対象ファイルに対する処理(ファイル操作)が設定される領域である。206は、対象ファイルの転送先における該対象ファイルの分割回数が設定される領域である、分割回数設定領域である。
次に、対象ファイル設定部12が、ファイル設定情報DB17内のファイル設定情報にOS選択情報を設定する(ステップS2)。ステップS2における処理は、具体的には以下のようにして実行される。対象ファイル設定部12が、設定操作画面上に、図8中に示すように、OSの種類と該OSの種類に応じた数値とを表示する。数値1はWindowsに対応し、数値2はMacに対応し、数値3はLinuxに対応し、数値4はSoralisに対応する。対象ファイル設定部12が、ユーザの指定入力に従って、入力OS設定領域201に、対象ファイルの転送元のOSの種類に応じた数値を設定し、出力OS設定領域202に、対象ファイルの転送先のOSの種類に応じた数値を設定する。その結果、ファイル設定情報DB17内のファイル設定情報のOS選択という項目に、入力OS設定領域201に設定された数値に応じたOSの種類が、対象ファイルの転送元のファイル転送装置のOSとして設定され、出力OS設定領域202に設定された数値に応じたOSの種類が、対象ファイルの転送先のファイル転送装置のOSとして設定される。
本発明の一実施形態によれば、ステップS2において、出力OS設定領域202に対象ファイルの転送先のOSの種類に応じた数値が設定されると、対象ファイル設定部12が、更に、予め図示を省略する記憶手段内に記憶された、対象ファイルの転送先のOSと該OSの配下で動作する、該対象ファイルの転送先が備えるソフトウェアとの対応情報に基づいて、該対象ファイルの転送先のOSの配下で動作する、該対象ファイルの転送先が備えるソフトウェアの一覧を表示するようにしてもよい。
次に、対象ファイル設定部12が、ファイル設定情報DB17内のファイル設定情報にソフトウェア情報を設定する(ステップS3)。例えば、対象ファイル設定部12が、ユーザの指定入力に従って、設定操作画面上のソフトウェア設定領域203にSenSageというソフトウェア名を設定すると、図4のファイル設定情報に示すように、ファイル設定情報のソフトウェア情報という項目に、SenSageというソフトウェア名が設定される。本発明の一実施形態によれば、対象ファイル設定部12が、上述した、対象ファイルの転送先のOSの配下で動作する、該対象ファイルの転送先が備えるソフトウェアの一覧から、ユーザの指定入力に従って、対象ファイルの処理をさせるソフトウェアを選択することで、ソフトウェア情報を設定するようにしてもよい。
次に、対象ファイル設定部12が、ファイル設定情報DB17内のファイル設定情報に閾値選択情報を設定する(ステップS4)。例えば、対象ファイル設定部12が、ユーザの指定入力に従って、設定操作画面上の閾値選択領域204に数値「1」を設定すると、図4のファイル設定情報に示すように、ファイル設定情報の選択閾値という項目に、数値「1」が設定される。例えば、ファイル設定情報の選択閾値という項目に設定される数値「1」は、該ファイル設定情報の閾値1という項目に設定された、ファイルのデータ容量の閾値を用いて対象ファイルを作成することを示す。従って、閾値選択領域204に数値「1」が設定されることにより、ファイル設定情報の閾値1という項目に設定された、ファイルのデータ容量の閾値を用いて対象ファイルを作成することが設定される。
次に、対象ファイル設定部12が、ファイル設定情報DB17内のファイル設定情報に入力ファイル情報を設定する(ステップS5)。例えば、ユーザが、図8に示す設定操作画面上の階層構造表示領域200に表示されているファイルを指定入力(例えばダブルクリック)すると、対象ファイル設定部12が、該ユーザの指定入力に従って、入力ファイルを決定する。そして、対象ファイル設定部12が、ファイル設定情報のファイル指定という項目に、ファイルの指定方式がファイル単位であることを示す数値「1」を設定し、ファイル設定情報のファイル名の項目に、該決定された入力ファイルのファイル名を設定する。
また、例えば、ユーザが、図8に示す設定操作画面上の階層構造表示領域200に表示されているフォルダを指定入力(例えばダブルクリック)すると、対象ファイル設定部12が、該ダブルクリックされたフォルダの配下の全てのファイルを入力ファイルとして決定する。そして、対象ファイル設定部12が、ファイル設定情報のファイル指定という項目に、ファイルの指定方式がフォルダ単位であることを示す数値「2」を設定し、ファイル設定情報のファイル名の項目に、該決定された入力ファイルのファイル名を設定する。また、例えば、ユーザが、図8に示す設定操作画面上の階層構造表示領域200に表示されているドライブを指定入力(例えばダブルクリック)すると、対象ファイル設定部12が、該ダブルクリックされたドライブの配下の全てのファイルを入力ファイルとして決定する。そして、対象ファイル設定部12が、ファイル設定情報のファイル指定という項目に、ファイルの指定方式がドライブ単位であることを示す数値「3」を設定し、ファイル設定情報のファイル名の項目に、該決定された入力ファイルのファイル名を設定する。
次に、対象ファイル設定部12が、ファイル設定情報DB17内のファイル設定情報に転送後のファイル操作情報を設定する(ステップS6)。例えば、対象ファイル設定部12が、図5に示すソフト条件テーブル18を参照して、上記ステップS3において設定されたソフトウェア情報が示すソフトウェア(例えば、SenSage)に対応付けられたファイル操作を特定する。そして、対象ファイル設定部12が、設定操作画面上のファイル処理設定領域205に、該特定されたファイル操作に対応する数値を設定するとともに、ファイル設定情報のファイル処理という項目に、該特定されたファイル操作を設定する。より具体的には、対象ファイル設定部12が、図5に示すソフト条件テーブル18を参照して、SenSageに対応付けられたファイル操作として「結合」を特定する。そして、対象ファイル設定部12が、図8に示すように、設定操作画面上のファイル処理設定領域205に、「結合」というファイル操作に対応する数値「2」を設定するととともに、ファイル設定情報のファイル処理という項目に、該特定されたファイル操作「結合」を設定する。上記特定されたファイル操作が「分割」である場合、対象ファイル設定部12は、設定操作画面上のファイル処理設定領域205に、「分割」というファイル操作に対応する数値「3」を設定するととともに、ファイル設定情報のファイル処理という項目に、該特定されたファイル操作「分割」を設定する。上記ステップS6において、上記特定されたファイル操作が「分割」である場合、対象ファイル設定部12は、更に、ユーザの指定入力に従って、設定操作画面上の分割回数設定領域206に分割回数を設定するとともに、ファイル設定情報の分割回数という項目に、該分割回数を設定する。
次に、ファイル作成部13が、上記ステップS5において設定された入力ファイル情報に含まれるファイル名を持つ入力ファイルをファイル記憶部10から抽出して(ステップS7)、図7のステップS8に進む。
図7のステップS8において、ファイル作成部13が、ファイル設定情報を参照して、閾値選択情報に対応する閾値が、閾値1と閾値2のいずれであるかを判断する(ステップS8)。すなわち、ファイル作成部13は、ファイル設定情報の選択閾値という項目に設定されている数値を参照して、該数値が、閾値1という項目に設定された閾値(ファイルのデータ容量の閾値)を用いて対象ファイルを作成することを示すのか、あるいは、閾値2という項目に設定された閾値(ファイルのデータ件数の閾値)を用いて対象ファイルを作成することを示すのかを判断する。
上記ステップS8において、ファイル作成部13が、閾値選択情報に対応する閾値が閾値1であると判断した場合、ファイル作成部13は、入力ファイルのデータ容量がファイル設定情報の閾値1という項目に設定された値以下であるかを判断する(ステップS9)。ファイル作成部13が、入力ファイルのデータ容量がファイル設定情報の閾値1という項目に設定された値以下であると判断した場合、ファイル作成部13は、入力ファイルを結合して対象ファイルを作成する(ステップS10)。そして、ファイル送信部14が、対象ファイルをファイル転送サーバ3を通じて該対象ファイルの転送先(例えば、ファイル転送装置2)に対して送信する(ステップS11)。上記ステップS9において、ファイル作成部13が、入力ファイルのデータ容量がファイル設定情報の閾値1という項目に設定された値より大きいと判断した場合、ファイル作成部13は、入力ファイルを分割して対象ファイルを作成し(ステップS12)、ステップS11に進む。
上記ステップS8において、ファイル作成部13が、閾値選択情報に対応する閾値が閾値2であると判断した場合、ファイル作成部13は、入力ファイルのデータ件数がファイル設定情報の閾値2という項目に設定された値以下であるかを判断する(ステップS13)。ファイル作成部13が、入力ファイルのデータ件数がファイル設定情報の閾値2という項目に設定された値以下であると判断した場合、ファイル作成部13は、入力ファイルを結合して対象ファイルを作成し(ステップS14)、上記ステップS11に進む。上記ステップS13において、ファイル作成部13が、入力ファイルのデータ件数がファイル設定情報の閾値2という項目に設定された値より大きいと判断した場合、ファイル作成部13は、入力ファイルを分割して対象ファイルを作成し(ステップS15)、上記ステップS11に進む。なお、上記ステップS15において、ファイル作成部13は、更に、ファイル設定情報の実ファイル処理という項目に、入力ファイルのファイル容量と該入力ファイルのデータ件数を設定し、分割情報−1という項目に、該入力ファイルの分割回数を設定する。
図9は、本発明の第1の実施の形態における、ファイルの転送先でのファイル処理フローの一例を示す図である。この例では、図1に示すファイル転送装置2がファイル転送装置1から対象ファイルを受信した後に、該ファイル転送装置2が該対象ファイルに対して実行する処理について説明する。
まず、ファイル転送装置2が備えるファイル受信部25が、ファイル転送装置1から対象ファイルとファイル設定情報とを受信する(ステップS21)。転送後ファイル操作部26が、ステップS21において受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報を参照する(ステップS22)。そして、転送後ファイル操作部26が、転送後のファイル操作情報に基づいて、対象ファイルに対して実行すべき処理を判断する(ステップS23)。例えば、転送後のファイル操作情報が、対象ファイルの分割を指示している場合、転送後ファイル操作部26は、対象ファイルを分割すべきであると判断する。例えば、転送後のファイル操作情報が、対象ファイルの結合を指示している場合、転送後ファイル操作部26は、対象ファイルを結合すべきであると判断する。例えば、転送後のファイル操作情報が、対象ファイルをそのままソフトウェアに渡す処理を指示している場合、転送後ファイル操作部26は、対象ファイルをそのままソフトウェアに渡すべきであると判断する。
転送後ファイル操作部26が、対象ファイルをそのままソフトウェアに渡すべきであると判断した場合、転送後ファイル操作部26は、分割回数をファイル設定情報に追加する(ステップS25)。例えば、転送後ファイル操作部26は、分割回数として値「0」をファイル設定情報の分割情報−2という項目に設定する。そして、転送後ファイル操作部26が、対象ファイルをソフトウェア101に渡す(ステップS26)。
転送後ファイル操作部26が、対象ファイルを結合すべきであると判断した場合、転送後ファイル操作部16は、対象ファイルを結合して(ステップS24)、ステップS25に進み、分割回数として値「0」をファイル設定情報の分割情報−2という項目に設定する(ステップS25)。そして、転送後ファイル操作部26が、該結合された対象ファイルをソフトウェア101に渡す(ステップS26)。
転送後ファイル操作部26が、対象ファイルを分割すべきであると判断した場合、転送後ファイル操作部26は、対象ファイルを分割して(ステップS27)、ステップS25に進み、ファイル設定情報の分割情報−2という項目に、対象ファイルの分割回数を設定する(ステップS25)。そして、転送後ファイル操作部26が、該分割された対象ファイルをソフトウェア101に渡す(ステップS26)。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図10は、本発明の第2の実施の形態のシステム構成の一例を示す図である。図10に示す本発明の第2の実施の形態のファイル転送システムは、ファイル転送装置1’、2’、ファイル転送サーバ3、ファイル管理サーバ4を備える。ファイル管理サーバ4とファイル転送装置1’、ファイル管理サーバ4とファイル転送装置2’は、図示を省略するネットワークを通じて接続されている。また、ファイル転送装置1’、2’とファイル転送サーバ3とは、図示を省略するネットワークを通じて接続されている。図10に示す例では、ファイル転送装置1’、ファイル転送装置2’は、異なるOSの配下で稼動する。
ファイル転送装置1’は、ファイル転送装置2’との間でファイルの送受信を行う。すなわち、ファイル転送装置1’は、入力ファイルをファイル記憶部10から抽出し、抽出された入力ファイルを、ファイル転送装置2’のスペック(動作環境)、ファイル転送装置2’との間のネットワーク回線の回線効率を考慮して、例えば分割又は結合して対象ファイルを作成する。例えば、ファイル転送装置1’は、ファイル転送装置1’が備えるファイル記憶部10に記憶されているファイルから入力ファイルを抽出し、該入力ファイルを分割して対象ファイルを作成する。そして、ファイル転送装置1’は、該作成された対象ファイルをファイル転送サーバ3を通じてファイル転送装置2’に送信する。
また、ファイル転送装置1’は、対象ファイルとともに、転送後のファイル操作情報を含むファイル設定情報をファイル転送サーバ3に送信する。また、ファイル転送装置1’は、該ファイル設定情報をファイル管理サーバ4に対して送信する。ファイル転送装置1’は、ファイル設定情報に設定されている全ての情報ではなく、ファイル設定情報の入力ファイル情報、実ファイル処理、分割情報−1といった項目に設定された情報をファイル管理サーバ4に送信するようにしてもよい。
また、ファイル転送装置1’は、ファイル転送装置2’からファイル転送サーバ3を通じて送信された対象ファイルに対して、該対象ファイルとともにファイル転送装置2’から送信されたファイル設定情報内の、転送後のファイル操作情報に従った処理(例えば、結合、分割)を実行し、該処理されたファイルを自装置内のソフトウェア100に渡す。該ソフトウェア100は、該ファイルを処理(例えば、分析)する。また、ファイル転送装置1’は、ファイル転送装置2’から受信したファイル設定情報の分割情報−2という項目に、該ファイル転送装置1’における該対象ファイルの分割回数の情報を設定し、該対象ファイルの分割回数の情報が設定されたファイル設定情報をファイル管理サーバ4に対して送信する。
ファイル転送サーバ3は、ファイル転送装置1’から送信された対象ファイル及びファイル設定情報をファイル転送装置2’に転送する。また、ファイル転送サーバ3は、ファイル転送装置2’から送信された対象ファイル及びファイル設定情報をファイル転送装置1’に転送する。
ファイル転送装置2’は、ファイル転送装置1と同様の構成を備える。ファイル転送装置2’は、入力ファイルをファイル記憶部20から抽出し、抽出された入力ファイルを、ファイル転送装置1’のスペック(動作環境)、ファイル転送装置1’との間のネットワーク回線の回線効率を考慮した最適な大きさに分割又は結合して対象ファイルを作成し、該対象ファイルをファイル転送サーバ3を通じてファイル転送装置1に送信する。例えば、ファイル転送装置2は、ファイル転送装置2が備えるファイル記憶部20に記憶されているファイルから入力ファイルを抽出し、該入力ファイルを分割して対象ファイルを作成する。そして、ファイル転送装置2は、該作成された対象ファイルをファイル転送サーバ3を通じてファイル転送装置1’に送信する。
また、ファイル転送装置2’は、対象ファイルとともに、転送後のファイル操作情報を含むファイル設定情報をファイル転送サーバ3経由でファイル転送装置1’に送信する。また、ファイル転送装置2’は、該ファイル設定情報をファイル管理サーバ4に対して送信する。ファイル転送装置2’は、ファイル設定情報に設定されている全ての情報ではなく、ファイル設定情報の入力ファイル情報、実ファイル処理、分割情報−1といった項目に設定された情報をファイル管理サーバ4に送信するようにしてもよい。
また、ファイル転送装置2’は、ファイル転送装置1’からファイル転送サーバ3を通じて送信された対象ファイルに対して、該対象ファイルとともにファイル転送装置1’から送信されたファイル設定情報内の、転送後のファイル操作情報に従った処理(例えば結合又は分割)を実行し、該処理されたファイルを自装置内のソフトウェア101に渡す。該ソフトウェア101は、該ファイルを処理(例えば、分析)する。また、ファイル転送装置2’は、ファイル転送装置1’から受信したファイル設定情報の分割情報−2という項目に、該ファイル転送装置2’における該対象ファイルの分割回数の情報を設定し、該対象ファイルの分割回数の情報が設定されたファイル設定情報をファイル管理サーバ4に対して送信する。
ファイル管理サーバ4は、ファイル転送装置1’、2’から送信されたファイル設定情報を受信して、ファイル設定情報を管理する。ファイル設定情報に設定されている分割情報−1という項目に設定されている情報は、各々のファイル転送装置における、対象ファイルの作成時の入力ファイルの分割に関する情報である。また、ファイル設定情報の分割情報−2という項目に設定されている情報は、各々のファイル転送装置における、他のファイル転送装置から送信された対象ファイルの分割に関する情報である。
なお、上述したファイル転送装置1’、2’、ファイル管理サーバ4の機能は、CPUとその上で実行されるプログラムにより実現される。当該本発明を実現するプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば半導体メモリ、ハードディスク、CD−ROM、DVD等に格納することができ、これらの記録媒体に記録して提供され、又は、通信インタフェースを介してネットワークを利用した送受信により提供される。
図11は、本発明の第2の実施の形態におけるファイル転送装置の構成の一例を示す図である。図11では、ファイル転送装置1’の構成を例にとって説明する。ファイル転送装置1’は、ファイル記憶部10、閾値情報設定部11、対象ファイル設定部12、ファイル作成部13’、ファイル送信部14、ファイル受信部15、転送後ファイル操作部16’、ファイル設定情報DB17、ソフト条件テーブル18、サーバ送信部19、ソフトウェア100を備える。図11に示すファイル転送装置1’が備える構成要素のうち、図2を参照して前述したファイル転送装置1が備える構成要素と同符号のものは、該ファイル転送装置1が備える構成要素と同様であるので、詳細な説明を省略する。
ファイル作成部13’は、入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成する。また、ファイル作成部13’は、対象ファイルの作成時に、ファイル設定情報の実ファイル処理という項目に、ファイル作成部13’によって処理(結合又は分割)された入力ファイルのファイル容量と該入力ファイルのデータ件数を設定し、分割情報−1という項目に、該入力ファイルの分割回数を設定する。更に、ファイル作成部13’は、対象ファイルを作成した後に、上記入力ファイルの分割回数が設定されたファイル設定情報をサーバ送信部19に対して送信する。ファイル作成部13’は、ファイル設定情報に設定されている全ての情報ではなく、ファイル設定情報の入力ファイル情報、実ファイル処理、分割情報−1といった項目に設定された情報をサーバ送信部19に送信するようにしてもよい。
転送後ファイル操作部16’は、ファイル受信部15が自ファイル転送装置(ファイル転送装置1’)以外のファイル転送装置(例えば、ファイル転送装置2’)から受信してファイル記憶部10に記憶した対象ファイルを、ファイル記憶部10から抽出する。また、転送後ファイル操作部16’は、ファイル受信部15が該対象ファイルとともに受信したファイル設定情報に含まれる、転送後のファイル操作情報に従って、該抽出された対象ファイルに対する処理(例えば、該対象ファイルを分割してソフトウェア100に渡す処理、該対象ファイルを結合してソフトウェア100に渡す処理、又は、該ファイルをそのままソフトウェア100に渡す処理)を実行する。また、転送後ファイル操作部16’は、上記ファイル受信部15が受信したファイル設定情報に、該転送後ファイル操作部16’が実行した処理による上記対象ファイルの分割回数の情報を設定して、新たなファイル設定情報を生成する。転送後ファイル操作部16’は、該新たなファイル設定情報をファイル設定情報DB17に記憶するとともに、該新たなファイル設定情報をサーバ送信部19に対して送信する。
サーバ送信部19は、ファイル作成部13’から受信したファイル設定情報を、図10に示すファイル管理サーバ4に送信する。また、サーバ送信部19は、転送後ファイル操作部16’から受信した上記新たなファイル設定情報をファイル管理サーバ4に送信する。
すなわち、サーバ送信部19は、対象ファイルの作成時の入力ファイルの分割に関する情報と他のファイル転送装置から送信された対象ファイルの分割に関する情報とをファイル管理サーバ4に送信するサーバ送信手段である。また、図10に示すファイル管理サーバ4は、各々のファイル転送装置から、ファイル作成部13’による、対象ファイルの作成時の入力ファイルの分割に関する情報と、転送後ファイル操作部16’による、他のファイル転送装置から送信された対象ファイルの分割に関する情報とを受信して管理する管理サーバである。
図12は、ファイル転送装置2’の構成の一例を示す図である。ファイル転送装置2’が備えるファイル記憶部20、閾値情報設定部21、対象ファイル設定部22、ファイル作成部23’、ファイル送信部24、ファイル受信部25、転送後ファイル操作部26’、ファイル設定情報DB27、ソフト条件テーブル28、サーバ送信部29は、それぞれ、図11に示すファイル転送装置1’が備える、ファイル記憶部10、閾値情報設定部11、対象ファイル設定部12、ファイル作成部13’、ファイル送信部14、ファイル受信部15、転送後ファイル操作部16’、ファイル設定情報DB17、ソフト条件テーブル18、サーバ送信部19と同様の機能を有する。なお、ソフトウェア101は、例えばSenSage等のファイル処理手段である。
例えば、ファイル作成部23’は、入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成する。また、ファイル作成部23’は、対象ファイルの作成時に、ファイル設定情報の実ファイル処理という項目に、ファイル作成部23’によって処理(結合又は分割)された入力ファイルのファイル容量と該入力ファイルのデータ件数を設定し、分割情報−1という項目に、該入力ファイルの分割回数を設定する。更に、ファイル作成部23’は、対象ファイルを作成した後に、上記入力ファイルの分割回数が設定されたファイル設定情報をサーバ送信部29に対して送信する。ファイル作成部23’は、ファイル設定情報に設定されている全ての情報ではなく、ファイル設定情報の入力ファイル情報、実ファイル処理、分割情報−1といった項目に設定された情報をサーバ送信部29に送信するようにしてもよい。
また、例えば、転送後ファイル操作部26’は、ファイル受信部25が自ファイル転送装置(ファイル転送装置2’)以外のファイル転送装置(例えば、ファイル転送装置1’)から受信してファイル記憶部20に記憶した対象ファイルを、ファイル記憶部20から抽出する。
また、転送後ファイル操作部26’は、ファイル受信部25が該対象ファイルとともに受信したファイル設定情報に含まれる、転送後のファイル操作情報に従って、該抽出された対象ファイルに対する処理(例えば、該対象ファイルを分割してソフトウェア101に渡す処理、該対象ファイルを結合してソフトウェア101に渡す処理、又は、該ファイルをそのままソフトウェア101に渡す処理)を実行する。また、転送後ファイル操作部26’は、上記ファイル受信部25が受信したファイル設定情報に、該転送後ファイル操作部26’が実行した処理による上記対象ファイルの分割回数の情報を設定して、新たなファイル設定情報を生成する。転送後ファイル操作部26’は、該新たなファイル設定情報をファイル設定情報DB27に記憶するとともに、該新たなファイル設定情報をサーバ送信部29に対して送信する。転送後ファイル操作部26’は、該新たなファイル設定情報に設定された全ての情報ではなく、対象ファイルの分割回数の情報をサーバ送信部29に対して送信するようにしてもよい。
サーバ送信部29は、ファイル作成部23’から受信したファイル設定情報を、図10に示すファイル管理サーバ4に送信する。また、サーバ送信部29は、転送後ファイル操作部26’から受信した上記新たなファイル設定情報をファイル管理サーバ4に送信する。
本発明の第2の実施の形態におけるファイル転送処理フローの例について、ファイル転送装置1’からファイル転送装置2’に対象ファイルを送信する場合を例にとって説明する。該ファイル転送処理フローは、ファイル転送装置1’が備えるファイル作成部13’が、対象ファイルを作成した後に、サーバ送信部29が、例えばファイル設定情報をファイル管理サーバ4に対して送信する処理を行うこと以外は、図6及び図7を参照して前述した本発明の第2の実施の形態におけるファイル転送処理フローと同様である。
また、本発明の第2の実施における、ファイルの転送先(例えば、ファイル転送装置2’)でのファイル処理フローは、転送後ファイル操作部26’が、ファイル設定情報の分割情報−2という項目に、対象ファイルの分割回数を設定した後に、サーバ送信部29が、例えば該対象ファイルの分割回数の情報をファイル管理サーバ4に対して送信する処理を行うこと以外は、図9を参照して前述した、本発明の第1の実施における、ファイルの転送先でのファイル処理フローと同様である。
以上から把握できるように、本発明の実施の形態の特徴を述べると、以下のとおりである。
(付記1)各々が異なるオペレーティングシステムの配下で稼動し、互いにファイルを送受信する複数のファイル転送装置を備えるファイル転送システムであって、
各々のファイル転送装置が、
転送対象とするファイルである対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定する閾値情報設定手段と、
前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、前記ファイル設定情報に設定する転送後のファイル操作情報設定手段と、
入力ファイルを記憶手段から抽出し、前記ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、前記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成するファイル作成手段と、
前記作成された対象ファイルを前記転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信するファイル送信手段と、
自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信するファイル受信手段と、
前記ファイル受信手段によって受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段の処理条件に適合するサイズに分割又は結合する転送後ファイル操作手段と、
前記転送後ファイル操作手段によって分割又は結合された対象ファイルを処理するファイル処理手段とを備える
ことを特徴とするファイル転送システム。
(付記2)付記1に記載のファイル転送システムが、更に、前記各々のファイル転送装置から、前記ファイル作成手段による、前記対象ファイルの作成時の前記入力ファイルの分割に関する情報と、前記転送後ファイル操作手段による、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルの分割に関する情報とを受信して管理する管理サーバを備え、
前記各々のファイル転送装置が、更に、
前記対象ファイルの作成時の前記入力ファイルの分割に関する情報と前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルの分割に関する情報とを前記管理サーバに送信するサーバ送信手段を備える
ことを特徴とするファイル転送システム。
(付記3)転送対象とするファイルである対象ファイルを、自ファイル転送装置のオペレーティングシステムとは異なるオペレーティングシステムの配下で稼動する、該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間で送受信するファイル転送装置であって、
前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定する閾値情報設定手段と、
前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、前記ファイル設定情報に設定する転送後のファイル操作情報設定手段と、
入力ファイルを記憶手段から抽出し、前記ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、前記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成するファイル作成手段と、
前記作成された対象ファイルを前記転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信するファイル送信手段と、
自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信するファイル受信手段と、
前記ファイル受信手段によって受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段の処理条件に適合するサイズに分割又は結合する転送後ファイル操作手段と、
前記転送後ファイル操作手段によって分割又は結合された対象ファイルを処理するファイル処理手段とを備える
ことを特徴とするファイル転送装置。
(付記4)付記3に記載のファイル転送装置が、更に、
前記対象ファイルの作成時の前記入力ファイルの分割に関する情報と前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルの分割に関する情報とを、該入力ファイルの分割に関する情報と該対象ファイルの分割に関する情報とを管理する管理サーバに送信するサーバ送信手段を備える
ことを特徴とするファイル転送装置。
(付記5)各々が異なるオペレーティングシステムの配下で稼動し、互いにファイルを送受信する複数のファイル転送装置を備えるファイル転送システムにおける、ファイル転送方法であって、
前記ファイル転送装置が、転送対象とするファイルである対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定し、
前記ファイル転送装置が、前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、前記ファイル設定情報に設定し、
前記ファイル転送装置が、入力ファイルを記憶手段から抽出し、前記ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、前記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成し、
前記ファイル転送装置が、前記作成された対象ファイルを前記転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信し、
前記ファイル転送装置が、自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信し、
前記ファイル転送装置が、前記受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段の処理条件に適合するサイズに分割又は結合し、
前記ファイル転送装置が、前記転送後ファイル操作情報に従って分割又は結合された対象ファイルを処理する
ことを特徴とするファイル転送方法。
(付記6)付記5に記載のファイル転送方法において、
前記ファイル転送装置が、更に、前記対象ファイルの作成時の前記入力ファイルの分割に関する情報と前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルの分割に関する情報とを、該入力ファイルの分割に関する情報と該対象ファイルの分割に関する情報とを管理する管理サーバに送信する
ことを特徴とするファイル転送方法。
(付記7)各々が異なるオペレーティングシステムの配下で稼動し、互いにファイルを送受信する複数のファイル転送装置を備えるファイル転送システムにおける、ファイル転送プログラムであって、
前記ファイル転送装置が備えるコンピュータに、
転送対象とするファイルである対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定する処理と、
前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、前記ファイル設定情報に設定する処理と、
入力ファイルを記憶手段から抽出し、前記ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、前記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成する処理と、
前記作成された対象ファイルを前記転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信する処理と、
自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信する処理と、
前記受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段の処理条件に適合するサイズに分割又は結合する処理と、
前記転送後ファイル操作情報に従って分割又は結合された対象ファイルを処理する処理とを実行させる
ことを特徴とするファイル転送プログラム。
(付記8)各々が異なるオペレーティングシステムの配下で稼動し、互いにファイルを送受信する複数のファイル転送装置を備えるファイル転送システムにおける、ファイル転送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記ファイル転送装置が備えるコンピュータに、
転送対象とするファイルである対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定する処理と、
前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、前記ファイル設定情報に設定する処理と、
入力ファイルを記憶手段から抽出し、前記ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、前記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成する処理と、
前記作成された対象ファイルを前記転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信する処理と、
自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信する処理と、
前記受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段の処理条件に適合するサイズに分割又は結合する処理と、
前記転送後ファイル操作情報に従って分割又は結合された対象ファイルを処理する処理とを実行させる
ことを特徴とするファイル転送プログラムを記録した記録媒体。
本発明によれば、異なるOSの配下で稼動する装置間で対象ファイルを送受信する際に、該対象ファイルを、該対象ファイルの転送先の動作環境や転送先との間のネットワーク回線の回線効率を考慮した最適なサイズにする処理と、該対象ファイルの転送先において、該転送された対象ファイルのサイズを、該対象ファイルを処理するソフトウェアの条件に適合するサイズにする処理とを、煩雑なコマンド操作を必要とすることなく、効率良く実行することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態のシステム構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるファイル転送装置の構成の一例を示す図である。 ファイル転送装置2の構成の一例を示す図である。 ファイル設定情報DBに記憶されるファイル設定情報のデータ構成例を示す図である。 ソフト条件テーブルのデータ構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるファイル転送処理フローの一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるファイル転送処理フローの一例を示す図である。 設定操作画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施における、ファイルの転送先でのファイル処理フローの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態のシステム構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるファイル転送装置の構成の一例を示す図である。 ファイル転送装置2’の構成の一例を示す図である。
符号の説明
1、1’、2、2’ ファイル転送装置
3 ファイル転送サーバ
4 ファイル管理サーバ
10、20 ファイル記憶部
11、21 閾値情報設定部
12、22 対象ファイル設定部
13、13’、23、23’ ファイル作成部
14、24 ファイル送信部
15、25 ファイル受信部
16、16’、26、26’ 転送後ファイル操作部
17、27 ファイル設定情報DB
18、28 ソフト条件テーブル
19、29 サーバ送信部
100、101 ソフトウェア
200 階層構造表示領域
201 入力OS設定領域
202 出力OS設定領域
203 ソフトウェア設定領域
204 閾値選択領域
205 ファイル処理設定領域
206 分割回数設定領域

Claims (4)

  1. 各々が異なるオペレーティングシステムの配下で稼動し、互いにファイルを送受信する複数のファイル転送装置を備えるファイル転送システムであって、
    各々のファイル転送装置が、
    転送対象とするファイルである対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定する閾値情報設定手段と、
    前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、前記ファイル設定情報に設定する転送後のファイル操作情報設定手段と、
    入力ファイルを記憶手段から抽出し、前記ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、前記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成するファイル作成手段と、
    前記作成された対象ファイルを前記転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信するファイル送信手段と、
    自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信するファイル受信手段と、
    前記ファイル受信手段によって受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段の処理条件に適合するサイズに分割又は結合する転送後ファイル操作手段と、
    前記転送後ファイル操作手段によって分割又は結合された対象ファイルを処理するファイル処理手段とを備える
    ことを特徴とするファイル転送システム。
  2. 請求項1に記載のファイル転送システムが、更に、前記各々のファイル転送装置から、前記ファイル作成手段による、前記対象ファイルの作成時の前記入力ファイルの分割に関する情報と、前記転送後ファイル操作手段による、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルの分割に関する情報とを受信して管理する管理サーバを備え、
    前記各々のファイル転送装置が、更に、
    前記対象ファイルの作成時の前記入力ファイルの分割に関する情報と前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルの分割に関する情報とを前記管理サーバに送信するサーバ送信手段を備える
    ことを特徴とするファイル転送システム。
  3. 転送対象とするファイルである対象ファイルを、自ファイル転送装置のオペレーティングシステムとは異なるオペレーティングシステムの配下で稼動する、該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間で送受信するファイル転送装置であって、
    前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定する閾値情報設定手段と、
    前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、前記ファイル設定情報に設定する転送後のファイル操作情報設定手段と、
    入力ファイルを記憶手段から抽出し、前記ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、前記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成するファイル作成手段と、
    前記作成された対象ファイルを前記転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信するファイル送信手段と、
    自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信するファイル受信手段と、
    前記ファイル受信手段によって受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段の処理条件に適合するサイズに分割又は結合する転送後ファイル操作手段と、
    前記転送後ファイル操作手段によって分割又は結合された対象ファイルを処理するファイル処理手段とを備える
    ことを特徴とするファイル転送装置。
  4. 各々が異なるオペレーティングシステムの配下で稼動し、互いにファイルを送受信する複数のファイル転送装置を備えるファイル転送システムにおける、ファイル転送方法であって、
    前記ファイル転送装置が、転送対象とするファイルである対象ファイルの転送先のファイル転送装置の動作環境と、自ファイル転送装置と該対象ファイルの転送先のファイル転送装置との間の回線の情報とに基づいて予め決められた、対象ファイルのサイズに関する閾値情報をファイル設定情報に設定し、
    前記ファイル転送装置が、前記対象ファイルの転送先のファイル転送装置に該対象ファイルの転送先のファイル転送装置における該対象ファイルに対するファイル操作内容を指示する制御情報である転送後のファイル操作情報を、前記ファイル設定情報に設定し、
    前記ファイル転送装置が、入力ファイルを記憶手段から抽出し、前記ファイル設定情報に設定された、対象ファイルのサイズに関する閾値情報に基づいて、前記抽出された入力ファイルを結合又は分割して、対象ファイルを作成し、
    前記ファイル転送装置が、前記作成された対象ファイルを前記転送後のファイル操作情報が設定されたファイル設定情報とともに該対象ファイルの転送先のファイル転送装置に送信し、
    前記ファイル転送装置が、自ファイル転送装置以外の他のファイル転送装置から送信された対象ファイルとファイル設定情報とを受信し、
    前記ファイル転送装置が、前記受信されたファイル設定情報に含まれる転送後のファイル操作情報に従って、前記他のファイル転送装置から送信された対象ファイルを、該対象ファイルを処理するファイル処理手段の処理条件に適合するサイズに分割又は結合し、
    前記ファイル転送装置が、前記転送後ファイル操作情報に従って分割又は結合された対象ファイルを処理する
    ことを特徴とするファイル転送方法。
JP2007185197A 2007-07-17 2007-07-17 ファイル転送システム、ファイル転送装置、及びファイル転送方法 Expired - Fee Related JP4369501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007185197A JP4369501B2 (ja) 2007-07-17 2007-07-17 ファイル転送システム、ファイル転送装置、及びファイル転送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007185197A JP4369501B2 (ja) 2007-07-17 2007-07-17 ファイル転送システム、ファイル転送装置、及びファイル転送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009025854A true JP2009025854A (ja) 2009-02-05
JP4369501B2 JP4369501B2 (ja) 2009-11-25

Family

ID=40397637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007185197A Expired - Fee Related JP4369501B2 (ja) 2007-07-17 2007-07-17 ファイル転送システム、ファイル転送装置、及びファイル転送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4369501B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016127415A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 キヤノン株式会社 通信装置及び制御方法
JP2017033428A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 東日本旅客鉄道株式会社 改札情報収集システムおよび中継装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016127415A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 キヤノン株式会社 通信装置及び制御方法
JP2017033428A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 東日本旅客鉄道株式会社 改札情報収集システムおよび中継装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4369501B2 (ja) 2009-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8966499B2 (en) Virtual switch extensibility
US10002013B2 (en) Obtaining virtual machine images from virtualization environments
US8627274B2 (en) Software tool and method for generating a virtual appliance
EP3255553A1 (en) Transmission control method and device for direct memory access
US9032173B2 (en) Automated migration to a new copy services target storage system to manage multiple relationships simultaneously while maintaining disaster recovery consistency
EP2954401B1 (en) Transmitting hardware-rendered graphical data
JP2007333980A (ja) 情報処理装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体
US20160335016A1 (en) Securing physical-storage-media data transfers
JP2003308213A (ja) ジョブ処理方法、ジョブ処理装置及びストレージ管理システム
US20200026542A1 (en) Virtual network function management apparatus, virtual infrastructure management apparatus, and virtual network function configuration method
US7237005B2 (en) Job network setup method, job network execution method, job management system, management terminal and program
JP4369501B2 (ja) ファイル転送システム、ファイル転送装置、及びファイル転送方法
US20110040853A1 (en) KVM switch and KVM system
JP5255566B2 (ja) データを処理するシステムおよび方法
CN105812327B (zh) 复合型多用通讯方法及***
US20150249749A1 (en) Terminal apparatus, information processing system, and information transmission method
US20190213003A1 (en) Method, system and software application for developing mobile applications
US20180335894A1 (en) Messaging and orchestrating platform in a computer network environment
WO2016065928A1 (zh) 路由器配置方法及路由器、路由器控制装置和通信***
WO2016095491A1 (zh) 一种设备升级的方法及传送网设备
US20110225323A1 (en) Self-tuning input output device
CN103838586A (zh) 文件开启的***及方法
CN102426510A (zh) 借助于用户界面来管理操作
US9335984B2 (en) Data transmission method, transmission-source information processing apparatus, data transmission system, and data transmission program
JP2006243413A (ja) 画像形成装置、パネル制御プログラムおよび記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090811

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees