JP2009020877A - データ送信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、他のデータ送受信システムの利用を妨げることなく、車両に搭載されたドライブレコーダに記録されている画像データを、基地側に送信することを可能としたデータ送信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】画像データを生成する画像データ生成部(13)及び画像データを記録する記録部(15)を有するドライブレコーダ(2)と、ドライブレコーダから記録部に記録された画像データを無線でセンタ端末に送信する送受信部(201)を有することを特徴とするデータ送信システム(1)。
【選択図】図4

Description

この発明は、データ送信システムに関し、特にドライブレコーダで記録した画像データを送信するためのデータ送信システムに関する。
従来、車両に設置したカメラにより車両周辺の映像を撮影し、衝突や急ブレーキなど車両に衝撃が加わった際に周辺映像や車両速度を記録する車載用映像等記録装置、いわゆるドライブレコーダが提案されている。ドライブレコーダを車両に備えることにより、事故が発生した場合には記録した情報を解析することにより、事故原因を検証することが可能となっている。また、運転手の安全運転意識の向上が図れるとともに、日頃の運転状況を記録した映像を安全運転指導など役立てることができる。
特許文献1及び2は、車載カメラにより撮影した映像を循環的に記憶し、事故発生時に記憶した映像を他の記録媒体に記録するドライブレコーダが開示されている。このようなドライブレコーダでは、記録された映像を見る場合には、ドライブレコーダ本体から記録媒体を抜き出して、専用のビューワーソフトがインスールされたパソコンに挿入して再生することとなる。
AVM(Automatic Vehicle Monitoring)システムのような配車システムが知られている。配車システムを採用しているタクシー会社等では、複数の車両に無線送信機等を搭載し、センタPCに設置した無線送信機との間で各種データのやり取りを行い、適切な車両が顧客のいる場所に送迎等できるように管理を行う。
そのような配車システムを採用しているタクシー会社において、ドライブレコーダに記録された画像データを収集するためには、一日の業務が終了し、車庫に帰ってきた車両のドライブレコーダから記録媒体を抜き出して、基地のパソコンに記録された画像データを移し変える作業を、全車両について行う必要があった。
また、事故発生時にドライブレコーダに記録された画像データ見ようとした場合には、記録媒体を基地のパソコンに挿入しなければならず、記録媒体を基地に届けるか、事故車両を基地まで移動することが必要であった。即ち、事故後、短時間の間に記録された画像データを見ることが難しいと言う問題があった。
特開昭63−16785号公報 特開平06−237463号公報
そこで、本発明は、事業者が必要であると判断した場合に、車両に搭載されたドライブレコーダに記録されている画像データを、基地側に送信することを可能としたデータ送信システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、配車システム等の併存する他のデータ送受信システムの利用を妨げることなく、車両に搭載されたドライブレコーダに記録されている画像データを、基地側に送信することを可能としたデータ送信システムを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、画像データの転送時間の短縮を図りつつ、高い解像度の画像データの利用も可能とするデータ送信システムを提供することを目的とする。
本発明に係るデータ送信システムは、画像データを生成する画像データ生成部及び画像データを記録する記録部を有するドライブレコーダと、ドライブレコーダから記録部に記録された画像データを無線でセンタ端末に送信する送受信部を有することを特徴とする。
また、本発明に係るデータ送信システムは、画像データを生成する画像データ生成部及び前記画像データを記録する記録部を有するドライブレコーダと、ドライブレコーダから記録部に記録された画像データ及び情報データを無線でセンタ端末に送信する送受信部と、送受信部が画像送信信号をセンタ端末から受信し且つ画像送信信号に対応して画像データを送信する場合には画像データを送信するためのフレームと情報データを送信するためのフレームとに区切ってデータ送信を行うように前記送受信部を制御する制御部を有することを特徴とする。
さらに、本発明に係るデータ送信システムは、第1画像データを生成する第1画像生成部、第1画像データと異なる第2画像データを生成する第2画像生成部、第1画像データを記録する第1記録部、及び第2画像データを記録する第2記録部を有するドライブレコーダと、送受信部と、第2記録部に記録された第2画像データを無線でセンタ端末に送信するように送受信部を制御する制御部を有することを特徴とする。
本発明に係るデータ送信システムでは、ドライブレコーダで記録された画像データを、任意の時点で且つ無線で収集することができるので、一日の業務が終了した後に、その都度、記録媒体をドライブレコーダから外して、センタ端末にて画像を取り込む手間を省くことが可能となった。
また、本発明に係るデータ送信システムでは、ドライブレコーダが搭載された車両が事故等を起こした場合でも、事故車両自体や事故車両のドライブレコーダに取り付けられた携帯可能な記録媒体をセンタ端末まで運ばなくても良いので、直ぐに、記録画像の検証を行うことが可能となった。
さらに、本発明に係るデータ送信システムでは、従来の配車システムに利用される送受信機器を利用して、従来の配車システムに利用される情報データの送受信を妨げることなく、画像データを効率良くセンタ端末に送信することが可能となった。
さらに、本発明に係るデータ送信システムでは、低解像度の画像データを送信することによって転送時間の短縮を図りつつ、高解像度の画像データをメモリカード等の記録媒体に記録することによって、高解像度の画像データの利用を担保することが可能となった。
以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ。また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加した形態で実施することも可能である。
最初に、ドライブレコーダ2における情報の記録について説明する。
図1は、車両1にドライブレコーダ2を搭載した例を示す図である。
車両1内にドライブレコーダ2が設置され、車両1の前方を撮影するビデオ第1カメラ3及び車両1の後方を撮影するビデオ第2カメラ4と接続されている。ビデオ第1カメラ3等による映像情報をドライブレコーダ2内の半導体記憶部に循環的に記憶を行う。所定の記録条件が成立すると、半導体記憶部に記憶された映像情報がメモリカード6に記録される。所定の記録条件とは、事故等の発生により車両1へ衝撃が加わった場合等を言い、詳細については後述する。
図2は、ドライブレコーダ2を車両1に設置した例を示す図である。
ドライブレコーダ2は、第1カメラ3、マイクロフォン7、撮影スイッチ8と電気的に接続されている。第1カメラ3は車室内ミラーの裏側のフロントガラス面に取り付けられ、車両前方を撮影し、映像情報をドライブレコーダ2へ送信する。マイクロフォン7は助手席側足元付近に設置され車両1内の音声を集音する。撮影スイッチ8はハンドル付近に設置され、ユーザに操作されることにより、第1カメラ3(又は第2カメラ4)で撮影された映像情報をドライブレコーダ2に記録することができる。
図3は、ドライブレコーダ2の本体を車両1に設置した例を示す図である。
ドライブレコーダ2の本体は助手席側シート300の下側スペースに設置することができる。車両1に衝撃等が加わる際に映像情報等を記録制御するため、本体部は固定して設置される。
図4は、全体システムの概略構成を示す図である。
図4には、1つの車両しか記載されていないが、配車システムの管理を行う基地側のセンタ端末400は、複数の車両を同時に管理している。車両1には、第1カメラ3、第2カメラ4、GPS受信機9等と接続されたドライブレコーダ2が搭載されており、後述するように第1カメラ3及び第2カメラ4で撮像した画像データを第2RAM15に一時記録している。また、ドライブレコーダ2は、信号処理機200と接続された無線通信機201を介して、基地側の無線通信機211及び信号処理機210と接続されたセンタ端末400にアクセス可能に構成されている。したがって、車両1の信号処理装置200及び/又はドライブレコーダ2と、基地側の信号処理装置210及び/又はセンタ端末400は、相互に、画像データ及び配車システムに利用される送迎指示、応答、了解信号等を含む情報データの送受信を行えるように構成されている。信号処理装置200及び210は、CPU、ROM、RMA等を含んで構成され、データ変換、データ圧縮等の信号処理、ドライブレコーダ2とセンタ端末400間の画像データ及び情報データ等の送受信等の処理を行う。
各車両のドライブレコーダ2は、GPS受信機9によって取得した現在位置情報を、センタ端末400へ情報データの一部として所定時間間隔で送信しているので、センタ端末400側では、逐次各車両の現在位置を把握することができる。したがって、電話等によって基地側に顧客からの配車要求があった場合には、オペレータは、センタ端末400を用いて、顧客の位置と各車両の位置から適切な該当車両へ送迎の指示等を行うことができる。
また、センタ端末400側が車両を特定して画像送信要求する場合には、該当車両のドライブレコーダ2に記録した画像データをセンタ端末400に送信することもできる。また、車両が事故等に遭遇した場合には、自動的に該当車両のドライブレコーダ2に記録された画像データをセンタ端末400に送信するように構成することも可能である。なお、画像データの送信等については、後で詳しく説明する。
図4に示すドライブレコーダ2、信号処理装置200及び無線通信機201は、車両側のデータ送信システムとして機能する。なお、本実施形態では、ドライブレコーダ2、信号処理装置200及び無線通信機201は別体として記載したが、ドライブレコーダ2として一体的に構成しても良い。
図5は、ドライブレコーダ2の電気的構成を示すブロック図である。
なお、ドライブレコーダ2は映像記録専用の装置として第1カメラ3又は第2カメラ4と分離して構成することもできるが、第1カメラ3、第2カメラ4及びマイクロフォン7と同一の筐体内に収容して一体的に構成してもよい。また、車載用ナビゲーション装置の一機能として構成することもできる。
第1カメラ3は、車両1の前方を撮影してアナログのビデオ信号を映像情報600として出力するよう制御され、例えば二次元イメージセンサとしてCCDイメージセンサ(Charge Coupled Device Image Sensor)やCMOSイメージセンサ(Complementary Metal Oxide Semiconductor Image Sensor)から構成される。
第2カメラ4は、2台目のカメラとして車両1に設置され、車両後方や車室内等の第1カメラ3と異なる方向を撮影してアナログのビデオ信号を映像情報601として出力するよう制御される。また、第2カメラ4も二次元イメージセンサとしてCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ(から構成される。なお、カメラを1台のみ必要とする場合には第2カメラ4を接続する必要はない。
加速度センサ5は、車両1に加わる衝撃の大きさを重力加速度として検出する、いわゆるGセンサ(Gravity Accelerative Sensor)で構成される。衝撃を受けるとその重力加速度に基づいた電流を発生する半導体からなり、車両の前後方向及び左右方向の重力加速度の大きさを検出して重力加速度情報602をCPU24へ出力する。
メモリカード6は、ドライブレコーダ2から取り外し可能な記録媒体であり、プログラム可能な不揮発性半導体メモリカードであるCFカード(Compact Flash Card)、SDカード(Secure Digital Memory Card)やメモリスティック等から構成される。
なお、本実施形態では取り外し可能な記憶媒体としてメモリカードを用いているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、取り外し可能な他のメモリカード、ハードディスク等を利用することもできる。また、再生装置として同じ車両に搭載されたナビゲーション装置を利用することができる。その場合には、メモリカード6等に記録した画像データをハーネスを介してナビゲーション装置に送信すればよい。
マイクロフォン7は、CPU24と電気的に接続され、車両1の車室内または車外の音声を集音して音声情報603としてCPU24へ送信するよう構成される。音声情報603はCPU24内のアナログ/デジタル変換器でデジタル信号に変換される。なお、道路上の騒音を不必要に集音しないように、マイクロフォンの正面の感度が高い単一指向性マイクロフォンを用いるとよい。
撮影スイッチ(撮影SW)8は、ユーザにより操作されることにより、電気的に接続されたCPU24へ信号を送信する。これにより、CPU24は第2RAM15に記憶された画像データをメモリカード6に記録させるよう制御する。すなわち、撮影SW8の操作は記録条件の成立として作用する。なお、撮影SW8が操作された瞬間の映像情報のみをメモリカード6に記録するようにしてもよい。
GPS(Global Positioning System;全地球測位システム)受信機9は、複数のGPS衛星から衛星の軌道と、衛星に搭載された原子時計からの時刻データを含む電波信号を受信し、受信した電波の時間差により各衛星との相対的距離差を算出して現在地情報を得る。3個の衛星の電波を捉えれば地球上の平面での位置が判別できる。GPS受信機9は、かかる現在地情報を検出すると、位置情報及び時刻情報からなるGPS情報604をCPU24へ送信する。
車速センサ10は、車両1の車輪軸に設けられたローターの回転を回転パルス信号605として出力し、磁気センサまたは光センサにより構成される。なお、CPU24は車速センサ10から受信するパルス信号から単位時間当たりの車輪回転数を算出することで車両1の速度情報を算出している。
インターフェイス(I/F)11は、ドライブレコーダ2に設けられたメモリカード6の差込口、いわゆるスロット部を構成する。I/F11は、ドライブレコーダ2から送信される画像データ等を含む記録情報606を、差し込まれたメモリカード6へ記録するデータ記録部として機能する。
ビデオスイッチ(以下「ビデオSW」)12は、複数のカメラが設けられる場合に撮影するカメラを切り換えるためのスイッチである。本実施の形態では、第1カメラ3及び第2カメラ3が接続され、CPU24からの選択信号607により一方のカメラが選択されるよう構成されている。選択されたカメラからの映像情報を選択映像情報608として出力する。なお、ビデオSW12に計時機能を持たせ、一定の時間間隔で切り換えを行うように構成してもよい。
画像処理回路13は、第1カメラ3及び第2カメラ4からビデオSW12を介して入力される選択映像情報608をデジタル信号に変換し、画像データ609を作成して出力する。画像処理回路13は、例えば、JPEG−IC(Joint Photographic coding Experts Group−Integrated Circuit)から構成され、JPEG形式のデータを作成する。
第1RAM14は、画像処理回路13によって変換された画像データ609を一時的に記憶する。なお、第1RAM14はCPU24内のDMA(Direct Memory Access)回路と接続されており、即ち、毎秒10枚の静止画像データがDMAの機能により第2RAM15へ送信されて循環的に記憶される。
なお、第1RAM14及び第2RAM15には、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)が用いられる。SDRAMはCPUのクロックに同期して動作するよう設計されているため、入出力の待ち時間が短く、従来のDRAM(Dynamic Random Access Memory)に比較してアクセスを高速に行うことができ、大容量の映像データを高速に処理する制御に適しているためである。
不揮発性ROM16は、ドライブレコーダ2を構成するハードウェア資源を統括的に制御するための制御プログラム17等を記憶する。不揮発性ROM16には、マスクROMを用いてもよいが、プログラム可能な不揮発性半導体メモリであるフラッシュメモリ、EEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、強誘電体メモリ等を用いればプログラムの書き込みや消去が可能となる。
制御プログラム17は、不揮発性ROM16内に記憶されドライブレコーダ2の起動時にCPU24に読み出され、各部の制御やデータ演算処理のプログラムとして機能する。
表示灯18は、発光ダイオード等からなり、CPU24から電源が供給されることによりドライブレコーダ2の起動中は点灯し、ユーザへ起動中であることを報知する。また、ドライブレコーダ2に異常が生じた場合には、CPU24が表示灯18を点滅させることにより異常の発生をユーザへ報知するよう構成されている。
アクセサリスイッチ(ACCスイッチ)19は、車両1に備えられたエンジン始動用のキーシリンダと電気的に一体に構成されている。ユーザのキー操作によりスイッチがオンとされるとアクセサリオン信号610をドライブレコーダ2へ送信する。ドライブレコーダ2はACCスイッチ19のアクセサリオン信号610を受信することにより、制御を開始する。なお、ACCスイッチ19の出力信号に代わりに、イグニッションキー出力信号を利用することも可能である。
電源スイッチ(電源SW)20は、ユーザによりスイッチ操作がなされると、電源オン信号をドライブレコーダ2へ送信する。ACCスイッチ17をオンさせずにドライブレコーダ2を動作させたい場合に用いることができる。
バッテリ21は、車両1内に備えられ、ドライブレコーダ2の本体に電源を供給する。また、バッテリは、電源制御回路22及びバックアップバッテリ23へ電源を供給する。なお、バッテリ21は車両に装備可能で12Vの起電力を発生できるものであればよい。
電源制御回路22は、CPU24に接続されACCスイッチ19からのオン信号を受信することで、バッテリ21からの電源をCPU24及びドライブレコーダ2の各部へ供給する。また、電源SW20が操作されたことを検知すると、ACCスイッチ19の状態に関わらず電源の供給を開始する。さらに電源制御回路22はACCスイッチ19又は電源SW20のオフを検知することにより、終了信号をCPU24へ送信する。終了信号を受信したCPU24は、制御の終了処理として電源制御回路22にオフ信号を送信する。これにより、電源制御回路22が電源の供給を停止する。
バックアップバッテリ(B/Uバッテリ)23は、コンデンサ等から構成され、バッテリ21からの電源をCPU24及びドライブレコーダ2の各部へ供給するよう接続されている。衝突事故等により車両に衝撃が加わると、バッテリ21の破損やバッテリ19と電源制御回路22と接続線の断線が発生する恐れがある。この場合、B/Uバッテリ23は、蓄電された電源をCPU24等へ供給することで、ドライブレコーダ2の電源のバックアップを行う。
CPU(Central Processing Unit)24は、ドライブレコーダ2の制御装置として動作し、マイクロコンピュータ等により構成される。CPU24は、制御プログラム17に基づき、ドライブレコーダ2の各部の制御やデータ演算処理等を実行する。
図6は、センタ端末400の電気的構成を示すブロック図である。
センタ端末400は、前述したように、配車サービスのための管理PCとしても利用されるが、各車両に搭載されたドライブレコーダ2から受信した画像データを検証して、各車両の走行状態又は事故原因の究明等を行うためにも利用される。
インターフェイス(I/F)411は、センタ端末400に設けられたメモリカード6の差込口、いわゆるスロット部を構成する。I/F411は、メモリカード6に記録された、画像情報等をセンタ端末400側に送信する。
RAM414は、CPU424がメモリカード6から送信された画像データの画像処理等を行う際に一時的にデータを記憶するために利用される。RAM414には、例えばSDRAMが用いられる。
不揮発性ROM416は、センタ端末400を構成するハードウェア資源を統括的に制御するための制御プログラム417等を記憶する。不揮発性ROM16には、例えば、EEPROM、強誘電体メモリ等が用いられる。
制御プログラム417は、不揮発性ROM416内に記憶され、センタ端末400の起動時にCPU424に読み出され、各部の制御やデータ演算処理のプログラムとして機能する。
CPU424は、センタ端末400の制御装置として動作し、マイクロコンピュータ等により構成される。CPU424は、制御プログラム417に基づき、センタ端末400の各部の制御やデータ演算処理等を実行する。
操作部430は、キーボード、マウス等から構成され、オペレータがセンタ端末400を操作する場合に、CPU424への操作入力を行うための手段として利用される。
表示部440は、液晶表示装置等から構成され、メモリカード6に記録された映像情報及び運行情報等を適宜表示するために利用される。
地図情報記録部450は、ハードディスク、DVD等の記録媒体によって構成され、道路情報及び制限速度情報等を含んだ地図情報が記録されている。
カード情報記録部460は、ハードディスク等の記録媒体によって構成され、メモリカード6に記録された映像情報及び運行情報等を、記録するために利用される。受信情報記憶部470は、ハードディスク等の記録媒体によって構成され、ドライブレコーダ2から受信した画像データを記録するために利用される。
次に、ドライブレコーダ2における画像データの記録手順について説明する。
以下の示す画像データの記録手順は、CPU24が、制御プログラム17に従い、ドライブレコーダ2の構成要素と協働して実行されるものである。また、以下の示す画像データの記録手順が実行される時点で、ドライブレコーダ2にはメモリカード6が挿入され、第1及び第2カメラ3及び4等には、バッテリ22を通じて、電力が供給され、動作可能な状態が維持されているものとする。
CPU24は、第1カメラ3又は第2カメラ4からの映像情報600及び601が交互に画像処理回路13に入力されるように、ビデオSW12を制御する。そして、1秒間に10枚の割合で、第1カメラ3及び第2カメラ4によって撮像された静止画データを交互に取得し(即ち、第1カメラ3からの静止画を0.2秒毎、第2カメラ3からの静止画を0.2秒毎というように交互に取得し)、第1RAM14を介して第2RAM15に循環的に記録する。なお、上述したCPU24が取得する静止画データの時間間隔や枚数は一例であって、これに限定されるものではない。
次に、CPU24は、後述する記録条件の成立を検出すると、記録条件成立以前15秒間及び成立後15秒間の合計30秒間の画像データ(1回の記録条件成立毎に300枚分の静止画)を第2RAM15からメモリカード6に送信して記録する。メモリカード6に記録された画像データ等は、センタ端末400にて表示することができるので、ドライブレコーダ2のユーザは、車両1の走行状態及び事故状況を検証することが可能となる。なお、上述したCPU24が、記録条件成立時に、メモリカード6に記録する期間(記録条件成立以前15秒及び記録条件成立後15秒)は一例であって、これに限定されるものではない。
記録条件が成立する場合とは、以下の3つ場合を言う。
1.G検知:加速度センサ5が、所定の閾値以上の重力加速度を検出した場合。具体的には、車両1の前後方向の重力加速度をGy及び車両1の左右方向の重力加速度をGxとすると、CPU24が、加速度センサ5からの出力の合成重力加速度の絶対値(Gx2+Gy20・5を10ミリ秒毎に検出し、閾値加速度以上の値が、閾値継続時間以上連続して検出された場合に、記録条件が成立したと判断する。なお、例えば、閾値加速度を0.40Gに、閾値継続時間を100ミリ秒設定することができる。このような場合を記録条件成立としたのは、車両1の衝突事故の発生と認識できるからである。
2.速度トリガ:車速センサ10から検出した車両1の所定の期間内の速度差が、閾値以上となった場合。具体的には、例えば、60km/h以上で走行中に、1秒間の減速が、14km/h以上となった場合に、記録条件が成立したと判断する。このような場合を記録条件成立としたのは、車両1がこのような速度変化を起こした場合には、事故の発生または事故の急迫と認識できるからである。
3.撮影SW:撮影SW8が操作された場合。
上記の記録条件の何れか1つが成立すると、CPU24は、記録条件成立以前15秒間及び成立後15秒間の合計30秒間の映像情報及び運行情報を第2RAM15からメモリカード6に送信して記録することとなる。また、記録条件が成立した場合には、成立した記録条件を示すイベントデータ(上記の3つの内の何れかを示すデータ)、記録条件成立した時点のGPSデータ、記録条件成立以前15秒及び成立後15秒間の合計30秒間におけるマイクロフォン7から取得した音声情報等、他の有用なデータと合わせて、メモリカード6に記録するように構成しても良い。また、メモリカード6には、記録条件、メモリカード6の固有のID、メモリカード6を利用した利用者(例えば、タクシー乗務員等)のID又は氏名のデータが別途記録されているものとする。
次に、センタ端末400からの画像送信要求による、ドライブレコーダ2からの画像データ送信手順について説明する。
図7は、画像データの送信手順を示す図である。
以下の示す画像データの送信手順は、車両側では、ドライブレコーダ2のCPU24及び信号処理装置200内のCPUが、不揮発性ROM16に予め記憶された制御プログラム17及び信号処理装置200のROMに予め記憶された制御プログラムに従い、ドライブレコーダ2の構成要素、無線通信装置201等と協働して実行されるものである。また、基地側では、センタ端末400のCPU424及び信号処理装置210内のCPUが、不揮発性ROM416に予め記憶された制御プログラム417及び信号処理装置210のROMに予め記憶された制御プログラムに従い、センタ端末400の構成要素、無線通信装置211等と協働して実行されるものである。また、以下の示す画像データの送信手順が実行される時点で、ドライブレコーダ2にはメモリカード6が挿入され、ドライブレコーダ2、センタ端末400、信号処理装置200及び210、無線通信装置201及び211には、電力が供給され、動作可能な状態が維持されているものとする。
最初に、センタ端末400において各車両に記録されている画像データ等を取得したい場合に、オペレータ等による操作部430の操作に従って、センタ端末400のCPU424から、該当する車両に対する「画像送信要求」信号が信号処理装置210に出力される(S1)。センタ端末400から「画像送信要求」信号を受信した信号処理装置210は、無線通信機211を利用して、該当車両に向けて「画像送信要求信号」を送信し、該当車両の信号処理装置200が、無線通信機201を介して「画像送信要求」信号を受信する(S2)。自己の車両に対する「画像送信要求」信号を受信した信号処理装置200は、ドライブレコーダ2のCPU24に対して、画像送信要求信号を送信する(S3)。
ドライブレコーダ2のCPU24は、「画像送信要求」信号を受信し、画像データの送信が可能な場合には、「送信要求応答」信号を信号処理装置200に送信する(S4)。信号処理装置200から無線通信機201及び211、及び信号処理装置210を介して、「送信要求応答」信号がセンタ端末400のCPU424へ送信される(S5、S6)。これよって、センタ端末400は、該当車両が、画像データの送信準備に入ったことを認識する。
S4において「送信要求応答」信号を送信したドライブレコーダ2のCPU24は、メモリカード6内に記録されている、画像データの内、送信対照のN枚の静止画像データを、1枚毎に信号処理装置200へ送信し、信号処理装置200は、1枚の静止画像データを受信する毎に、受信完了を示す「応答」信号をCPU24へ送信する(S7〜S12)。ドライブレコーダ2から信号処理装置200へ送信される画像データは、例えば、1つの記録条件が成立した場合にメモリカード6に記録される300枚分の静止画像データ郡である。
全ての送信対象の画像データを受信した車両側の信号処理装置200は、「画像送信開始」信号を基地側の信号処理装置210へ送信する(S13)。
「画像送信開始」信号を受信した基地側の信号処理装置210は、「応答」信号を該当車両側の信号処理装置200へ送信し(S14)、センタ端末400が管理を行っている全車両に向けて「他局データ停止」信号を送信する(S15)。「他局データ停止」信号を受信した、該当車両以外の車両のドライブレコーダは、現在他の車両のドライブレコーダから画像データがセンタ端末400に対して送信されていることを認識することができる。「他局データ停止」信号による、処理の変更については後述する。その後、基地側の信号処理装置210は、該当車両側の信号処理装置200へ、「画像要求」信号を送信する(S16)。
「画像要求」信号を受信した、該当車両側の信号処理装置200は、1枚の静止画像データを、基地側の信号処理装置210へ送信する(S17〜19)。1枚の静止画像データは、例えば、QVGA(320×240のピクセル)の解像度によってメモリカード6に記録されているが、信号処理装置200において圧縮され、圧縮された1枚の静止画像データを160バイト単位に分割し、更に8バイト毎に、20回に分割して送信される。なお、1枚当りの静止画像データのデータ容量及び、分割数は、一例であって、上記に制限されるものではない。
20個に分割された1枚の静止画像データが、基地側の信号処理装置210において受信完了した場合、信号処理装置210は、次の160バイトを要求する(S22)。また160バイト分のデータをセンタ端末400のCPU424へ送信する(S20)。センタ端末400では、受信した画像データを受信情報記憶部470へ記憶する。なお、20個に分割された画像データが、全て良好に受信できなかった場合については後述する。
1枚分の静止画像データの受信が完了すると、センタ端末400のCPU424は、受信完了を示す「応答」信号を信号処理装置210へ送信する(S21)。センタ端末400のCPU424からの「応答」信号を受けて、信号処理装置210は、「画像要求」信号を該当車両の信号処理装置200へ送信する(S22)。
「画像要求」信号を受信した該当車両側の信号処理装置200は、第2番目の静止画像データの送信を開始する(S23)。
その後、N枚の静止画像データの送信が完了すると、センタ端末400のCPU424は、受信完了を示す「応答」信号を信号処理装置210へ送信する(S24)。センタ端末400のCPU424からの「応答」信号を受けて、信号処理装置210は、「他局データ停止解除」信号を送信して(S25)、該当車両からの画像データの送信手順を終了する。「他局データ停止解除」信号を受信した、各車両のドライブレコーダは、センタ端末400への画像データの送信が完了したことを認識することができる。
以上、図7に示したような送信手順に従い、該当車両のドライブレコーダ2から、センタ端末400へ所定の画像データの送信を行うことができる。このように、センタ端末400側の指示によって、画像データをセンタ端末400側に送信して集めることができるので、車両の運行終了時以外の任意のタイミングで、画像データを収集することが可能となった。したがって、車両が事故を起こした場合でも、事故車両自体又はメモリカード6をセンタ端末400まで運ばなくても、記録された画像データをセンタ端末400において検証することが可能となった。
図8は、基地側と車両側における通信タイミングを示す図である。
図8(a)は基地側の無線通信機211から送信されるフレーム100を示し、図8(b)は各車両側の無線通信機210から送信されるフレーム110を示している。
図8に示されるように、基地側からは、1フレームが40ms(ミリ秒)単位で4フレーム(160ms)を区切りとしてデータ送信が行われ、全ての車両側からは、1フレームが20ms(ミリ秒)単位で8フレーム(160ms)を区切りとしてデータ送信が行われるように取り決めがなされている。また、基地側の第1フレーム(「0」のフレーム)の開始時点と、各車両側の第1フレーム(「0」のフレーム)の開始時点とが、60ms(ミリ秒)ずれるように、基地側の信号処理装置210により設定されている。即ち、全ての車両における送信フレームは、基地側からの送信フレームを基準とすることによって、全て同期が取られていることとなる。
通常は、図8(b)のフレーム110において、全てのフレーム(「0」〜「7」のフレーム)が、配車システム用に割り当てられており、各車両の信号処理装置は、自由にこのフレームの何れかを用いて、センタ端末400からの配車要求に対する応答や、自己の位置情報等を含む情報データの送信を行っている。
しかしながら、前述した画像データの送信手順が開始された場合には、即ち、「他局データ停止」信号を受信した場合には、該当車両以外の全ての車両では、各車両の信号処理装置が、図8(b)のフレーム110において、「0」〜「2」のフレームのみを配車システムに割り当てて、「3」〜「7」のフレームは利用しないように制御を行う。このような制御は、各車両が、「他局データ停止解除」信号を受信するまで継続する。逆に、画像データを送信する該当車両は、該当車両の通信処理装置200が、図8(b)のフレーム110において、「3」〜「7」のみのフレームを利用して、画像データの送信を行うように制御する。
このような制御を行うのは、全ての送信フレーム又はランダムな送信フレームを利用して画像データの送信を行うと、画像データと配車システム用の情報データが衝突して、両者とも適切にデータの送信を行えなくなるからである。また、画像データの送信中は、全ての配車システム用のデータを送信しないようにすることもできるが、画像データの送信間において、配車システムを利用できなくなり、やはり問題が生じてしまう。
なお、上述した、画像データの送信時における、画像データ送信用のフレーム枠と配車システム用のフレーム枠の設定は、一例であって、上述したフレーム数、フレーム枠の設定に限定されるものではない。また、一旦決定したフレーム枠の割り振り(全8フレーム中、配車システム用に3フレーム、画像データ送信用に5フレーム)を、状況に応じて、センタ端末400のオペレータが操作部430を利用して変更できるように構成しても良い。例えば、昼は配車システムを頻繁に利用するのに対して、夜はそれほど利用しないので、夜に画像データの送信をする場合には、配車システムに利用するフレームを少なくする(「0」及び「1」フレームのみ)等が考えられる。
図9は、画像データの再送送信手順を示す図である。
図7では、車両側からの画像データが理想的に基地側に送信された状態を示しているが、実際には、電波状態等に応じて、送信される画像データにエラーや欠落が生じる場合がある。そのような場合に、1枚の静止画像データを全て再送することとすると、非常に効率が悪いので、本実施形態では、エラーや欠落が生じたデータのみを再送するようにして、データ送信の効率化を図っている。
即ち、図9には、160バイトに分割した画像データを20回に分割して送信する際(S17〜S19)において、10個目(10/20)の画像データが欠落した場合(S30)が示されている。このように、信号処理装置210は、20個の分割された画像データの受信完了後、送信された画像データにエラーや欠落が生じる場合があるには、そのようなデータのみの再送を車両側の信号処理装置200へ依頼すべく、「再送画像要求」信号を送信する(S31)。
「再送画像要求」信号を受信した車両側の信号処理装置200は、再送指示を受けた画像データ(この場合は、10/20のデータ)のみを、再度基地側の信号処理装置210へ送信する(S32)。
図10は、画像要求信号の一例を示す図である。
図10(a)は1枚目の静止画像データの画像送信を要求する場合(S16)の「画像要求」信号の一例を示し、図10(b)は再送を要求する場合(S31)の「再送画像要求」信号の一例を示している。図示されるように、「画像要求」信号及び「再送画像要求」信号は、少なくとも20ビットの制御信号を有し、MSB側からLSB側に向けて、それぞれ画像データの1/20から20/20に対応するように設定されている。最初に画像送信を要求する場合(S16)には、全てのデータを必要とするために、全ての制御ビットが「1」であるのに対して、再送を要求する場合(S31)では、必要とする画像データ10/20のみに対応する制御ビットが「1」となり、他の制御ビットは「0」である。
図9及び10を用いて説明したように、本実施形態では、エラーや欠落が生じたデータのみを再送するようにして、データ送信の効率化を図っている。
以上説明した実施形態では、ドライブレコーダ2において、記録条件が成立した場合には、所定の画像データをメモリカード6に記録するように構成した。しかしながら、メモリカード6を利用して、直接センタ端末400へ画像データを送信する必要がない場合には、メモリカード6等の携帯可能な記録媒体を利用せずに、ハードディスク等のドライブレコーダ2に取り付けられている記録媒体に画像データを記録するようにしても良い。
また、以上説明した実施形態では、センタ端末400からの画像送信要求があった場合に、記録された画像データを効率良く、センタ端末400へ送信するように構成した。しかしながら、記録条件が成立した場合に、車両側からセンタ端末400へ向けて画像データを自動的に送信するように構成しても良い。さらに、記録条件を重要度の高いもの(例えば、「検知G」及び「速度トリガ」)と重要度の低いもの(例えば、「撮影SW」)とを区別し、重要度の高いもののみメモリカード6に記録し、重要度が低いものは、センタ端末400へ送信するように構成しても良い。
図11は、全体システムの他の概略構成を示す図である。
図11に示すシステムと前述した図4に示すシステムとの差異は、図11に示すシステムでは、車両1が、図4に示したドライブレコーダ2とは異なった他のドライブレコーダ100を搭載している点である。図4に示した構成と同様の構成には同じ番号を付して説明を省略している。特に、基地側システムの構成及び機能は、図4に記載のシステムと同一である。
ドライブレコーダ100は、VGA(640×480ピクセル)の高解像度の画像データを生成する第1画像処理回路101及びQVGA(320×240ピクセル)の低解像度の画像データを生成する第2画像処理回路102を有しており、VGAの画像データは第1メモリ103に循環的に記録され、QVGAの画像データは第2メモリ104に循環的に記録される様に構成されている。前述した記録条件が成立した場合には、第1メモリ103に記録されているVGAの画像データがI/F11を介してメモリカード6に記録され、第2メモリ104に記録されているQVGAの画像データが、信号処理装置200によって、無線通信機201から基地側の無線通信機211に転送される。転送されたQVGAの画像データは、信号処理装置210によって受信情報記録部470に記録され、センタ端末400側で視聴できるように構成されている。なお、図11における画像データの転送方式は、図7〜図10を利用して前述した方式と同様である。
図11に示すドライブレコーダ100においても、信号処理装置200及び無線通信機201は、車両側のデータ送信システムとして機能する。また、ドライブレコーダ100、信号処理装置200及び無線通信機201は別体として記載したが、ドライブレコーダ100として一体的に構成しても良い。
図12は、図11に示したドライブレコーダ100の電気的構成を示すブロック図である。
図12に示したドライブレコーダ100と前述した図5に示すドライブレコーダ2との差異は、図12に示すドライブレコーダ100では、第1画像処理回路101、第2画像処理回路102、第1メモリ103、及び第2メモリ104を有する点のみである。図5に示した構成と同様の構成には同じ番号を付して説明を省略している。
ビデオSW12には第1カメラ3及び第2カメラ3が接続されている。ビデオSW12は、CPU24からの選択信号607により一方のカメラを選択するように構成され、選択されたカメラからの映像情報を選択映像情報608として、第1画像処理回路101及び第2画像処理回路102に出力する。
第1画像処理回路101は、第1カメラ3及び第2カメラ4からビデオSW12を介して入力される選択映像情報608をデジタル信号に変換し、VGA解像度の画像データ621を生成して出力する。第2画像処理回路102は、第1カメラ3及び第2カメラ4からビデオSW12を介して入力される選択映像情報608をデジタル信号に変換し、QVGA解像度の画像データ622を生成して出力する。第1及び第2画像処理回路101及び102は、例えば、JPEG−IC(Joint Photographic coding Experts Group−Integrated Circuit)から構成され、JPEG形式のデータを作成する。画像データ621及び622は、第1カメラ3及び第2カメラ4によって撮像された同じ画像に基づくものであって、解像度のみが異なるデータである。
第1メモリ103は、SDRAMにより構成され、第1画像処理回路101で生成されたVGA解像度の画像データ621を記録する。即ち、毎秒10枚のVGA解像度の静止画像データが、第1メモリ103に循環的に記録される。また、第2メモリ104は、SDRAMにより構成され、第2画像処理回路102で生成されたQVGA解像度の画像データ621を記録する。即ち、毎秒10枚のQVGA解像度の静止画像データが、第2メモリ104に循環的に記録される。
なお、ドライブレコーダ100も、映像記録専用の装置として第1カメラ3又は第2カメラ4と分離して構成することもできるが、第1カメラ3、第2カメラ4及びマイクロフォン7と同一の筐体内に収容して一体的に構成してもよい。また、ドライブレコーダ100は、車載用ナビゲーション装置の一機能として構成することもできる。
図13は、ドライブレコーダ100の動作を説明するための図である。
前述したように、ドライブレコーダ100が動作を開始すると、第1メモリ103には、第1画像処理回路101で生成されたVGA解像度の画像データ621が循環的に常に記録され、第2メモリ104には、第2画像処理回路102で生成されたQVGA解像度の画像データ622が循環的に常に記録されている。例えば、第1及び第2メモリ103及び104には、最大40秒間、400枚の静止画像データが、それぞれ記録される。即ち、同じ撮像画像に対応した高解像度の画像データは第1メモリ103へ、低解像度の画像データは第2メモリ104へ記録されることとなる。
その状態で、CPU24が、加速度センサ5、撮影SW8及び速度センサ10からの検出信号に基づいて、前述した記録条件(G検知、速度トリガ、撮影SW)が成立したと判断すると、CPU24は、第1メモリ103に記録されている画像データ中から、記録条件の成立前12秒分及び記録条件の成立後8秒分の静止画像データ、即ち、合計20秒間、200枚分を、1イベントとしてメモリカード6に記録する。同時に、CPU24は、第2メモリ104に記録されている画像データの中から、記録条件の成立前12秒分及び記録条件の成立後8秒分の静止画像データを、図7に基づいて説明した方法を利用して、ドライブレコーダ100側からセンタ端末400に送信する。
即ち、第1メモリ103に記録されている高解像度の画像データは、メモリカード6に記録され、第2メモリ104に記録されている低解像度の画像データは、無線通信機201を利用してセンタ端末400に送信されることとなる。両者の画像自体は同じであるが、センタ端末400に送信される画像データは、転送時間短縮のために低解像度であるのに対し、メモリカード6に記録されている画像データは高解像度であるので、将来、詳細な画像検討が必要な場合に有効に利用することが可能となる。
図11〜図13に記載した実施形態において、記録条件が成立した場合に、メモリカード6に記録され且つセンタ端末400に送信される画像データの量(20秒間、200枚分)は一例であって、他の量を選択することもできる。また、高解像度としてVGA、低解像度としてQVGAを選択したが、これらも一例であって、高解像度及び低解像度として様々なタイプのものを選択することができる。
また、図11〜図13に記載した実施形態において、記録条件が成立した場合に、低解像度の画像データをセンタ端末400に送信するように構成した。しかしながら、記録条件が成立した場合に、低解像度の画像データを、第1メモリ103、第2メモリ104及びメモリカード6以外の他のメモリに一時的に記録しておき、図7に示す様に、センタ端末400側から画像送信要求があった場合に、初めて転送するように構成しても良い。
ドライブレコーダを車両に搭載した例を示す図である。 ドライブレコーダを車両内に設置した例を示す図である。 ドライブレコーダの本体を車両に設置した例を示す図である。 全体システムの概略構成を示す図である。 ドライブレコーダの電気的構成を示すブロック図である。 センタ端末の電気的構成を示すブロック図である。 画像データの送信手順を示す図である。 基地側と車両側における通信タイミングを示す図である。 画像データの再送送信手順を示す図である。 画像要求信号の一例を示す図である。 全体システムの他の概略構成を示す図である。 ドライブレコーダ100の電気的構成を示すブロック図である。 ドライブレコーダ100の動作を説明するための図である。
符号の説明
1 車両
2、100 ドライブレコーダ
3、4 カメラ
5 加速度センサ
6 メモリカード
7 マイクロフォン
8 撮影スイッチ
9 GPS受信機
10 車速センサ
11 インターフェイス
12 ビデオスイッチ
13 画像処理回路
14 第1RAM
15 第2RAM
16 不揮発性ROM
17 制御プログラム
24 CPU
101 第1画像処理回路
102 第2画像処理回路
103 第1メモリ
104 第2メモリ
200、210 信号処理回路
201、211 無線通信機
400 センタ端末
424 CPU
430 操作部
440 表示部
450 地図情報記憶部
460 カード情報記憶部
470 受信情報記憶部

Claims (11)

  1. 画像データを生成する画像データ生成部及び前記画像データを記録する記録部を有するドライブレコーダと、
    前記ドライブレコーダから、前記記録部に記録された前記画像データを無線でセンタ端末に送信する送受信部と、
    を有することを特徴とするデータ送信システム。
  2. 前記送受信部は、前記画像データの送信及び情報データの送受信を行い、
    前記送受信部が画像送信信号をセンタ端末から受信し、前記画像送信信号に対応して前記画像データを送信する場合には、前記画像データを送信するためのフレームと、前記情報データを送信するためのフレームとに区切って、データ送信を行うように前記送受信部を制御する制御部を更に有する、請求項1に記載のデータ送信システム。
  3. 前記送受信部が、センタ端末から、他のデータ通信システムが画像データを送信している旨の制御データを受信した場合には、前記制御部は、前記画像データを送信するためのフレームと、前記情報データを送信するためのフレームとに区切り、前記情報データを送信するためのフレームのみを利用してデータ送信を行うように前記送受信部を制御する、請求項2に記載のデータ送信システム。
  4. 前記画像データを送信するためのフレーム及び前記情報データを送信するためのフレームは、センタ端末からデータを送信する送信フレームと同期が取れられている、請求項2又は3に記載のデータ送信システム。
  5. 前記制御部は、前記画像データを、分割してセンタ端末へ送信するように、前記送受信部を制御する、請求項2〜4の何れか一項に記載のデータ送信システム。
  6. 前記送受信部が、センタ端末から、分割して送信した前記画像データの一部の送信が完了していない旨の制御データを受信した場合には、前記制御部は、送信が完了していない前記画像データの分割した一部のみを、再度センタ端末へ送信するように、前記送受信部を制御する、請求項5に記載のデータ送信システム。
  7. 前記情報データは配車システムに利用されるデータである、請求項2〜6の何れか一項に記載のデータ送信システム。
  8. 前記画像生成部は、第1画像データを生成する第1画像生成部、及び前記第1画像データと異なる第2画像データを生成する第2画像生成部を含み、
    前記記録部は、前記第1画像データを記録する第1記録部、及び前記第2画像データを記録する第2記録部を含み、
    前記第2記録部に記録された前記第2画像データを無線でセンタ端末に送信するように前記送受信部を制御する制御部を更に有する、請求項1に記載のデータ送信システム。
  9. 前記制御部は、前記第1記録部に記録された第1画像データを記録媒体に記録する、請求項8に記載のデータ送信システム。
  10. 記録条件が成立したか否かを検出する検出部を更に有し、
    前記制御部は、前記記録条件が成立した場合に、前記第1記録部に記録された第1画像データを記録媒体に記録し、前記第2記録部に記録された前記第2画像データを無線でセンタ端末に送信するように前記送受信部を制御する、請求項8に記載のデータ送信システム。
  11. 前記第1画像データは、前記第2画像データより、解像度の高い画像データである、請求項8〜10の何れか一項に記載のデータ送信システム。
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