JP2009020703A - ストレージ装置、ストレージ管理装置、ストレージ管理方法、およびストレージ管理プログラム - Google Patents

ストレージ装置、ストレージ管理装置、ストレージ管理方法、およびストレージ管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】性能の良好な予備用の記憶手段と運用中の記憶手段とを置き換えて、ストレージ装置全体の性能を最良の状態に移行する。
【解決手段】評価手段11aは、データ記憶手段12aおよび予備記憶手段12bの性能を評価する。比較手段11bは、データ記憶手段12aの評価と、予備記憶手段12bの評価とを比較して、データ記憶手段12aと予備記憶手段12bとの優劣を決定する。割当手段11cは、比較手段11bによって決定されたデータ記憶手段12aと予備記憶手段12bとの優劣に基づき、データ記憶手段12aが予備記憶手段12bよりも劣っている場合、予備記憶手段12bをデータ記憶手段に割り当て、比較手段11bによって決定された優劣に基づきデータ記憶手段12aを予備記憶手段に割り当てる。
【選択図】図1

Description

本発明は、データの書き込みおよび読み出しが可能な記憶手段を複数備えたストレージ装置、ストレージ管理装置、ストレージ管理方法、およびストレージ管理プログラムに関し、特に予備用の記憶手段を用いるストレージ装置、ストレージ管理装置、ストレージ管理方法、およびストレージ管理プログラムに関する。
ディスクアレイは、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)などによって複数のハードディスクを論理的に1つにまとめることで、速度、容量、信頼性を高めるための技術である。このディスクアレイによって、個々のハードディスクの故障が発生しても、ストレージシステム全体としては、データの破損を防止したり、システムの稼動を継続したりすることが可能となる。
従来、ディスクアレイの任意のディスク、および予備ディスクの故障危険率を算出・比較して、故障危険率の低いディスクをディスクアレイのディスクとし、故障危険率の高いディスクを予備ディスクとする技術が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
これにより、故障する可能性が高いディスクを使用せずに予備ディスクと入れ替えることで、システムの故障の発生率を低減させることができる。
また、予め設定されたタイミングにおいて予備の磁気ディスク装置の検査診断を行い、検査診断によって障害が検出されたときは、障害が検出されたデータの記録場所を代替処理する技術が考えられている(例えば、特許文献2参照)。
これにより、予備の磁気ディスク装置の故障を監視して、障害が検出されたデータの記録場所を代替処理することで、常に予備の磁気ディスク装置の正常な動作を確保することができ、システムダウンを防止できる。
特開2006−79219号公報 特開2000−293320号公報
しかし、特許文献1や特許文献2に記載された技術では、ハードディスクに起因するストレージシステムの性能が低下しても、実際にシステム運用に支障を来たすようなハードディスクの異常や故障の発生が検出されるまで、システムの性能低下については何ら対処されないことになる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、運用中の記憶手段の性能が低下してきた場合、比較的に性能の良好な予備用の記憶手段と運用中の記憶手段とを置き換えて、ストレージ装置全体の性能の劣化を抑えて最良の状態に移行可能なストレージ装置、ストレージ管理装置、ストレージ管理方法、およびストレージ管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すようなストレージ装置が提供される。本発明に係るストレージ装置1は、データの書き込みおよび読み出しが可能な記憶手段を複数備えるものである。
このストレージ装置1は、制御部11、記憶手段12を有している。記憶手段12は、データ記憶手段12a、および予備記憶手段12bを有する。制御部11は、評価手段11a、比較手段11b、および割当手段11cを有しており、データ記憶手段12a、予備記憶手段12b、およびホストコンピュータ2と接続される。
ストレージ装置1は、データの書き込みおよび読み出しが可能な記憶手段12を複数備えている。データ記憶手段12aは、記憶手段12のうち、現在稼動中であり、ホストコンピュータ2から送信されたデータの書き込みおよび読み出しの少なくともいずれか一方を行う。予備記憶手段12bは、記憶手段12のうち、データ記憶手段12aの予備用の記憶手段である。
評価手段11aは、評価開始指示に基づいて、データ記憶手段12aおよび予備記憶手段12bの性能を評価する。
比較手段11bは、評価手段11aによる、データ記憶手段12aの評価と、予備記憶手段12bの評価とを比較して、データ記憶手段12aと予備記憶手段12bとの優劣を決定する。
割当手段11cは、比較手段11bによって決定された、データ記憶手段12aの評価と、予備記憶手段12bの評価との優劣に基づき、データ記憶手段12aの評価が予備記憶手段12bの評価よりも劣っている場合、予備記憶手段12bを新たにデータ記憶手段に割り当てると共に、比較手段11bによって決定された優劣によって予備記憶手段12bより劣っているとされたデータ記憶手段12aを予備記憶手段12bに替えて新たに予備記憶手段に割り当てる。
このようなストレージ装置1によれば、評価手段11aにより、データ記憶手段12aおよび予備記憶手段12bの性能が評価され、比較手段11bにより、評価手段11aによる、データ記憶手段12aの評価と、予備記憶手段12bの評価とが比較されて、データ記憶手段12aと予備記憶手段12bとの優劣が決定される。そして、割当手段11cにより、比較手段11bによって決定された、データ記憶手段12aの評価と、予備記憶手段12bの評価との優劣に基づき、データ記憶手段12aの評価が予備記憶手段12bの評価よりも劣っている場合、予備記憶手段12bが新たにデータ記憶手段に割り当てられると共に、比較結果によって予備記憶手段12bより劣っているとされたデータ記憶手段12aが予備記憶手段12bに替えて新たに予備記憶手段に割り当てられる。
本発明では、データ記憶手段および予備記憶手段について、性能に関する評価を実施することで、性能が低下した記憶手段を検出することが可能になる。
また、評価の結果に基づいて、性能特性が良い予備記憶手段と、現在データの格納に使用されているディスクとの間で入れ替えを行うことにより、システム全体として性能を最良の状態に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明の概要について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、本実施の形態の概要を示す図である。図1に示されるストレージ装置1は、データの書き込みおよび読み出しが可能な記憶手段を複数備えるものである。
ストレージ装置1は、制御部11、記憶手段12を有している。記憶手段12は、データ記憶手段12a、および予備記憶手段12bを有する。制御部11は、評価手段11a、比較手段11b、および割当手段11cを有しており、データ記憶手段12a、予備記憶手段12b、およびホストコンピュータ2と接続される。
ストレージ装置1は、データの書き込みおよび読み出しが可能な記憶手段12を複数備えている。データ記憶手段12aは、記憶手段12のうち、現在稼動中であり、ホストコンピュータ2から送信されたデータの書き込み、および読み出しを行う。予備記憶手段12bは、記憶手段12のうち、データ記憶手段12aの予備用の記憶手段である。
評価手段11aは、評価開始指示に基づいて、データ記憶手段12aおよび予備記憶手段12bの性能特性を、例えば、書き込み速度、読み込み速度などによって定量的に評価する。
比較手段11bは、評価手段11aによる、データ記憶手段12aの性能特性の評価の値と、予備記憶手段12bの性能特性の評価の値とを比較して、データ記憶手段12aと予備記憶手段12bとの優劣を決定する。
割当手段11cは、比較手段11bによって決定された、データ記憶手段12aの評価の値と、予備記憶手段12bの評価の値との優劣に基づき、データ記憶手段12aの評価が予備記憶手段12bの評価よりも劣っている場合、データ記憶手段12aおよび予備記憶手段12bの役割を入れ替える。すなわち、比較手段11bによって決定された優劣によりデータ記憶手段12aの評価が予備記憶手段12bの評価よりも劣っている場合、予備記憶手段12bを新たにデータ記憶手段に割り当てると共に、評価手段11aによる評価が予備記憶手段12bより劣っているとされたデータ記憶手段12aを予備記憶手段12bに替えて新たに予備記憶手段に割り当てる。
このようなストレージ装置1によれば、データ記憶手段および予備記憶手段について、性能に関する評価を実施することで、性能が低下した記憶手段を検出することが可能になる。
また、評価の結果に基づいて、性能特性が良い予備記憶手段と、現在データの格納に使用されているディスクとの間で運用の置き換えを行うことにより、システム全体として性能を最良の状態に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、ストレージ装置のハードウェア構成を示す図である。ストレージ装置100は、ストレージ装置100全体の制御を行う制御部110、ディスクアレイを構成するRAIDグループ120、および予備ディスク130eを有する。
制御部110は、ハードディスク制御部111、ホストI/O制御部112、マイクロプログラム制御部113、記憶部114を有する。
ハードディスク制御部111は、RAIDグループ120に属するデータディスク120a〜120d、および予備ディスク130eとの接続制御を行う。
ホストI/O制御部112は、ストレージ装置100とホストコンピュータ200との接続制御を行う。
マイクロプログラム制御部113は、CPU(Central Processing Unit)を有し、OS(オペレーティングシステム)などに従って処理を実行し、各種制御を行う。また、マイクロプログラム制御部113は、データディスク120a〜120d、および予備ディスク130e、ハードディスク制御部111、ホストI/O制御部112、記憶部114などの資源管理を行う。
記憶部114は、キャッシュメモリなどの記憶素子によって構成され、マイクロプログラム制御部113がストレージ装置100を制御するために必要な制御データを記憶する。また、記憶部114は、データディスク120a〜120dに読み書きされる入出力データを一時的に記憶する。さらに、記憶部114は、データディスク120a〜120d、および予備ディスク130eの入れ替えの判定に必要な構成情報テーブル(図4参照)およびアクセス性能情報テーブル(図5参照)を記憶する。
なお、ホストI/O制御部112とホストコンピュータ200との間の通信は、ファイバチャネルで構成されたLAN(Local Area Network)によって接続されているが、ファイバチャネル以外の接続方式によって接続されていてもよい。また、ホストI/O制御部112とホストコンピュータ200との間の通信は、専用線やVPN(Virtual Private Network)を用いて、ストレージ装置100を、ホストコンピュータ200から遠隔地に設置するように構成してもよい。
データディスク120a〜120d、および予備ディスク130eは、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)であって、ホストコンピュータ200から送信されるシステムの利用者のデータを記憶可能であり、記憶しているデータをホストコンピュータ200に送信可能である。
データディスク120a〜120dは、RAID5を用いたRAIDグループ120を構成している。データディスク120a〜120dには、ディスクアレイとして、ホストコンピュータ200から送信されるデータが書き込まれ、ホストコンピュータ200の要求に応じて記憶されているデータが読み出されてホストコンピュータ200に送信される。
予備ディスク130eは、データディスク120a〜120dの予備用のハードディスクである。
本実施の形態では、データディスク120a〜120dの評価の値と、予備ディスク130eの評価の値との優劣に基づき、RAIDグループ120を構成するデータディスク120a〜120dのうち、評価が低いデータディスク(例えば、データディスク120a)と、予備ディスク130eとの「入れ替え」が行われる。この入れ替えにより、性能特性の評価が予備ディスクより低かったデータディスク120aが、待機系の予備ディスクとなり、当該データディスク120aより性能特性の評価が高かった予備ディスク130eを含むように、新たにRAIDグループ120が再構成される。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
次に、本実施の形態のストレージ装置100のモジュール構成について説明する。
図3は、ストレージ装置の機能を示すブロック図である。ストレージ装置100は、ホストコンピュータ200のデータを記憶するために、データの書き込みおよび読み出しが可能なデータディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eを有しており、ホストコンピュータ200と接続される。また、ストレージ装置100は、その性能を最良の状態に移行するために、評価部115a、比較部115b、割当部115c、評価項目受付部115e、評価開始指示部115d、および評価記憶部115fを具備する制御部110を有している。
評価部115aは、評価開始指示部115dからの評価開始指示に基づいて、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eの性能特性を、例えば、シーケンシャル・アクセス、またはランダム・アクセスを行った場合の書き込み速度、読み込み速度などの、データ読み出し性能、およびデータ書き込み性能に基づいて、定量的に評価する。評価開始指示部115dは、例えば、ユーザの指示や一定の周期ごとなどの所定の契機に基づいて、評価開始指示を評価部115aに通知する。
ここで評価部115aは、評価項目受付部115eによって受け付けられた、複数の評価項目の一部または全部の指定に基づいて各ディスクを評価する。この評価項目の指定は、詳しくは図5において後述するが、記憶部114(図2)に記憶されたアクセス性能情報テーブル1142(図5)に格納されている。
そして、評価部115aは、評価開始指示に基づいて、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eを、それぞれ優先順位が定められた複数の性能について評価する。
なお、評価部115aは、評価開始指示に基づいて、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eを、複数の性能のそれぞれについて評価すると共に、評価結果を数値化して評価の値とする。
そして評価部115aは、評価記憶部115fに、評価部115aによる予備ディスク130eの評価を、性能特性の評価の基準値として記憶させる。ここで、予備ディスクの入れ替えがない場合には、予備ディスク130eの評価が記憶される一方、予備ディスクの入れ替えがある場合には、新たに割り当てられた予備ディスク130eの評価が記憶される。
比較部115bは、評価部115aによる、データディスク120a〜120dの性能特性の評価の値と、予備ディスク130eの性能特性の評価の値とを比較して、データディスク120a〜120dと予備ディスク130eとの優劣を決定する。
ここで比較部115bは、前回の評価時における予備ディスク130eの評価が基準値として評価記憶部115fに記憶されている場合には、評価記憶部115fに記憶されている前回の当該予備ディスク130eの評価を読み出して用いる。
そして、比較部115bは、複数の性能について、優先順位に定められている順に、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eとの優劣が決定するまで、評価部115aによるデータディスク120a〜120dの評価と予備ディスク130eの評価とを比較していくことによって、データディスク120a〜120dと予備ディスク130eの優劣を決定する。
割当部115cは、比較部115bによる、データディスク120a〜120dの評価の値と、予備ディスク130eの評価の値との優劣に基づき、データディスク120a〜120dのうちのいずれかのデータディスクの評価が予備ディスク130eの評価よりも劣っている場合、そのデータディスクの役割と予備ディスク130eの役割とを入れ替える。
すなわち、割当部115cは、データディスク120a〜120dのうちのいずれかのデータディスクの評価が予備ディスク130eの評価よりも劣っている場合、予備ディスク130eを新たにデータディスクに割り当てると共に、比較部115bによって決定された優劣によって劣っているとされたデータディスクを、予備ディスク130eに替えて新たに予備ディスクに割り当てる。
なお、割当部115cは、比較部115bによって決定された、データディスク120a〜120dの評価と予備ディスク130eの評価との優劣に基づき、データディスク120a〜120dのうち最も評価が低いデータディスク120a〜120dの評価が予備ディスク130eの評価よりも低い場合、予備ディスク130eをデータディスク120a〜120dに割り当てると共に、評価部115aによる評価が最も低く、かつ、当該予備ディスク130eより低かったデータディスク120a〜120dを当該予備ディスク130eに替えて新たに予備ディスク130eに割り当ててもよい。
また、評価部115aは、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eにつき、複数の評価項目のそれぞれについて点数によって評価し、それぞれの評価項目の点数の合計値をデータディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eごとに算出し、合計値の算出結果をそれぞれデータディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eの評価としてもよい。
また、評価部115aは、複数の評価項目のそれぞれについて重要度に応じた係数が設定され、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eにつき評価項目のそれぞれについて点数によって評価し、それぞれの評価項目の点数に当該評価項目に設定された係数を乗じて加算した合計値を、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eごとに算出し、合計値の算出結果をそれぞれデータディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eの評価としてもよい。
また、評価部115aは、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eにつき、評価項目受付部115eによって受け付けられた評価項目のそれぞれについて点数によって評価し、それぞれの評価項目の点数の合計値をデータディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eごとに算出し、ディスクごとの合計値の算出結果をそれぞれデータディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eの各ディスクの評価としてもよい。
また、比較部115bは、複数の性能の数値化された評価の値を合計した合計値によって、データ記憶部の評価と予備記憶部の優劣を決定してもよい。
次に、本実施の形態のストレージ装置100の、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eの入れ替えについて説明する。
図4は、構成情報テーブルのデータ構造例を示す図である。
構成情報は、ストレージ装置100が備えるデータディスクおよび予備ディスクの仕様を示す情報である。構成情報は、構成情報テーブル1141としてテーブル化されて記憶部114に格納されている。
構成情報テーブル1141には、ディスク番号1141a、ステータス1141b、回転数1141c、容量1141d、インタフェース1141eの欄が設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
ディスク番号1141aの欄には、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eの各ディスクに対して、それぞれが識別可能になるように割り当てられた符号が格納される。
ステータス1141bの欄には、各ディスクがデータディスクであるか、または予備ディスクであるかを示す情報が格納される。
回転数1141cの欄には、各ディスクの回転数が格納される。ディスクの回転数は、1分間当りのディスクが回転する回数(rpm:revolutions per minute)で示されている。
容量1141dの欄には、各ディスクの記憶容量が格納される。ディスクの記憶容量は、GB(GigaByte)単位で示されている。
インタフェース1141eの欄には、各ディスクが採用しているインタフェース形式が格納される。
ここで、回転数1141c、容量1141dおよびインタフェース1141eによって、各ディスク間で代替が可能であるか否かが決定される場合がある。例えば、ハードディスクドライブの回転数や使用されているインタフェースが異なると、代替が不可能であったり、不具合が生じたりする場合がある。また、代替されるデータディスクよりも代替する予備ディスクの方が容量が少ない場合に代替させると、新たにデータディスクとなった予備ディスクにデータの移行ができない場合がある。
このように、構成情報テーブル1141に格納されている構成情報を用いて、予備ディスクおよびデータディスクの比較対象とするハードディスクの組み合わせを、代替可能(すなわち、入れ替え可能)なもののみに限定してもよい。これにより、ディスクの入れ替えによってシステムに不具合が生じてしまうことを防止できると共に、比較回数を減少させることができ、性能比較処理の高速化がはかれる。
ストレージ装置100は、図6において後述する性能安定化処理の実行時に、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eから情報を収集し、記憶部114の構成情報テーブル1141に格納する。
図5は、アクセス性能情報テーブルのデータ構造例を示す図である。
アクセス性能情報は、ストレージ装置100が備えるデータディスクおよび予備ディスクのデータ読み書きの性能特性を示す情報である。アクセス性能情報は、アクセス性能情報テーブル1142としてテーブル化されて記憶部114に格納されている。
アクセス性能情報テーブル1142には、ディスク番号1142a、シーケンシャル・アクセスの場合の書き込み処理1142bおよび読み出し処理1142c、ならびにランダム・アクセスの場合の書き込み処理1142dおよび読み出し処理1142eの欄が設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
ディスク番号1142aの欄には、構成情報テーブル1141と同様に、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eの各ディスクに対して、それぞれが識別可能になるように割り当てられた符号が格納される。
シーケンシャル・アクセスの書き込み処理1142bおよび読み出し処理1142cの欄には、それぞれ、各ディスクにおけるシーケンシャル・アクセスによる書き込み処理および読み出し処理の性能特性を示す情報が格納される。シーケンシャル・アクセスによる書き込み処理および読み出し処理の性能特性は、データ転送速度、すなわち1秒間当りのデータ転送量(MB/s:MegaByte per second)によって示される。MB/sは、大きい値の方が高評価となる。
ランダム・アクセスの書き込み処理1142dおよび読み出し処理1142eの欄には、それぞれ、各ディスクにおけるランダム・アクセスによる書き込み処理および読み出し処理の性能特性を示す情報が格納される。ランダム・アクセスによる書き込み処理および読み出し処理の性能特性は、処理能力、すなわち、1秒間当りの書き込み処理および読み出し処理の実行回数(IOPS:Input Output Per Second)によって示される。IOPSは、大きい値の方が高評価となる。
また、アクセス性能情報テーブル1142の下部には、シーケンシャル・アクセスの場合の書き込み処理1142bおよび読み出し処理1142c、ならびにランダム・アクセスの場合の書き込み処理1142dおよび読み出し処理1142eの各項目についての、「有効性」および「優先度」を定義する情報が格納されている。
有効性は、性能特性を示す各項目が評価の対象であるか否かを示している。評価の対象である項目は「有効」と示され、評価の対象でない項目は「無効」と示されている。
優先度は、評価の対象である項目間における優先順位を示している。最も優先順位の高い項目は「第1位」と示され、以下、優先順位が下がるにつれて「第2位」、・・・のように順位によって示される。
ストレージ装置100は、図9において後述する評価処理の実行時に、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eから各ディスクの性能特性の情報を収集し、記憶部114のアクセス性能情報テーブル1142に格納する。
なお、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eの性能特性の評価は、項目ごとに係数を設定して、システムの運用状況に合わせて特に重視する項目の評価結果が大きく反映されるようにしてもよい。
また、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eの性能特性として、例えば、応答時間など、その他の特性を用いてもよい。
次に、以上の構成およびデータ構造のデータに基づいて、データディスクと予備ディスクとを入れ替える処理について説明する。
図6および図7は、性能安定化処理の手順を示すフローチャートである。以下、図6および図7に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
予備の新規ディスクが接続された場合や、一定期間(例えば、一週間)の経過などの所定の契機により、ストレージ装置100の制御部110では、以下の処理が実行される。
[ステップS11] 制御部110は、ストレージ装置100に搭載されている各ディスク(例えば、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eなど)の構成情報を、各ディスクから取得する。
[ステップS12] 制御部110は、ステップS11において取得した構成情報を、記憶部114に記憶されている構成情報テーブル1141に格納する。
[ステップS13] 制御部110は、性能特性の評価の基準となる評価基準を設定する評価基準設定処理を実行する。この判定基準設定処理については、詳しくは図8において後述する。
[ステップS14] 制御部110は、構成情報テーブル1141を参照して、ストレージ装置100への予備ディスクの搭載の有無を確認する。
[ステップS15] 制御部110は、ステップS14においてストレージ装置100への予備ディスク130eの有無を確認した結果、予備ディスク130eが搭載されているか否かについて判定する。制御部110は、予備ディスク130eが搭載されていれば、ステップS16に処理を進める一方、予備ディスク130eが搭載されていなければ、予備ディスク130eとデータディスク120a〜120dとの入れ替えを行うことができないので、処理を終了する。
[ステップS16] 制御部110は、ステップS13において設定された評価基準に基づいて、予備ディスク130eの性能特性を評価する性能評価処理を実行する。この性能評価処理については、詳しくは図9において後述する。
[ステップS17] 制御部110は、ステップS16において評価した予備ディスク130eのアクセス性能情報を取得し、記憶部114に記憶されているアクセス性能情報テーブル1142に格納する。
[ステップS21] 制御部110は、ステップS13で設定された評価基準に基づいて、予備ディスクと同様に、ディスクアレイを構成するデータディスク120a〜120dの性能特性を評価する性能評価処理を実行する。
[ステップS22] 制御部110は、ステップS21において評価したデータディスク120a〜120dのアクセス性能情報を取得し、記憶部114に記憶されているアクセス性能情報テーブル1142に格納する。
[ステップS23] 制御部110は、ステップS17において格納された予備ディスク130eのアクセス性能情報およびステップS22で格納されたデータディスク120a〜120dのアクセス性能情報をアクセス性能情報テーブル1142から取得して、取得したアクセス性能情報に基づいて予備ディスク130eの性能特性の評価とデータディスク120a〜120dの性能特性の評価とを比較する性能比較処理を実行する。この性能比較処理については、詳しくは図10および図11において後述する。
[ステップS24] 制御部110は、ステップS23において予備ディスク130eの性能特性の評価とデータディスク120a〜120dの性能特性の評価とを比較した結果、予備ディスク130eの性能特性の評価が優れているか否かについて判定する。制御部110は、予備ディスク130eの性能特性の評価が優れていれば、予備ディスク130eとデータディスク120a〜120dのいずれかを入れ替えるために、ステップS25に処理を進める一方、予備ディスク130eの性能特性の評価が優れていなければ、予備ディスク130eとデータディスク120a〜120dのいずれかであって性能比較処理の結果入れ替え対象に決定されたものを入れ替えずに、ステップS27に処理を進める。
[ステップS25] 制御部110は、データディスク120a〜120dのいずれかであって性能比較処理の結果入れ替え対象に決定されたものに記憶されているデータを予備ディスク130eにコピーして移行し、選択したデータディスク120aに換えてこの予備ディスク130eを用いて、ディスクアレイであるRAIDグループ120を再構築する。
[ステップS26] 制御部110は、データディスク120a〜120dのいずれかであって性能比較処理の結果入れ替え対象に決定されたものを予備ディスク130eに割り当てる。
[ステップS27] 制御部110は、処理を完了させるか否かについて判定する。制御部110は、例えば、予備ディスクが複数ある場合であって、全ての予備ディスクについて比較が行われていないときなど、処理を継続するならば、ステップS16に処理を進める一方、処理を完了させるならば、処理を終了する。
以上のように、性能安定化処理によって、システム運用に用いられるデータディスク120a〜120dと予備ディスク130eとの比較および入れ替えを繰り返すことで、最終的に予備ディスク130eが最も性能の低いデータディスクと入れ替えられる。これにより、システムで稼動するデータディスクの性能改善がはかられる。
このようにして、制御部110は、データディスク120a〜120dと予備ディスク130eとの性能特性を比較して、比較した結果、決定される優劣に基づいて両者の入れ替えを行う。
図8は、評価基準設定処理の手順を示すフローチャートである。以下、図8に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
評価基準設定処理は、性能安定化処理のステップS13(図6)において、ストレージ装置100の制御部110によって実行される処理である。この評価基準設定処理は、ストレージ装置100におけるデータディスク120a〜120dと予備ディスク130eとの性能特性を比較する際の評価の基準となる項目を設定する処理である。図9において後述する性能評価処理によって各ディスクの性能が評価される際、本処理によって設定された評価基準に基づいて評価が行われる。
[ステップS31] 制御部110は、各性能特性の有効性を設定する。設定された有効性は、記憶部114に記憶されているアクセス性能情報テーブル1142に、項目ごとに格納される。
本ステップでは、各性能特性に対し、ストレージ装置100の運用上、要求される性能特性を「有効」として設定し、それ以外の性能特性を「無効」として設定する。ここで、性能特性とは、シーケンシャル・アクセスの場合の書き込み処理および読み出し処理、ならびにランダム・アクセスの場合の書き込み処理および読み出し処理の、それぞれの性能を示す。また、「無効」として設定された性能特性については、予備ディスク130eとの評価結果の比較において、全く考慮されず、ディスク同士の優劣に全く影響しない。
[ステップS32] 制御部110は、各性能特性の優先度を設定する。設定された優先度は、記憶部114に記憶されているアクセス性能情報テーブル1142に、項目ごとに格納される。
本ステップでは、比較を行う性能特性ごとの重要さを示す優先度を設定する。この優先度によって、例えば、WEBサーバのように書き込みの頻度に対して読み出しの頻度が高い上に、そのランダム・アクセスにおける応答性能が重視される場合の「ランダム・アクセスの場合の読み出し処理」のように、特に運用上重要な性能特性を設定することができる。
このようにして、制御部110は、データディスク120a〜120dと予備ディスク130eとの性能特性を設定する。
なお、本実施の形態では、性能特性を、シーケンシャル・アクセスの場合の書き込み処理および読み出し処理、ならびにランダム・アクセスの場合の書き込み処理および読み出し処理としているが、例えば応答時間など、その他の特性を用いてもよい。
図9は、性能評価処理の手順を示すフローチャートである。以下、図9に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
性能評価処理は、性能安定化処理のステップS16(図6)およびステップS21(図7)において、ストレージ装置100の制御部110によって実行される処理である。この評価基準設定処理は、評価基準設定処理によって設定された評価の基準に基づいて、ストレージ装置100における予備ディスク130eおよびデータディスク120a〜120dの性能特性を評価する処理である。ここでは、性能安定化処理のステップS16における予備ディスク130eの評価を行う場合について説明するが、同処理のステップS21におけるデータディスク120a〜120dの評価を行う場合も実行される処理は同様であるので説明を省略する。
[ステップS41] 制御部110は、シーケンシャル・アクセスの際の単位時間当りデータ転送量を測定する。
シーケンシャル・アクセスの際の単位時間当りデータ転送量の測定は、予備ディスク130e(またはデータディスク120a〜120dのいずれか 以下同じ)について所定時間(例えば、60秒間)のシーケンシャル・アクセスによる書き込みおよび読み出しを行い、シーケンシャル・アクセスの際の単位時間当りデータ転送量を測定する。
具体的には、所定のアクセスブロック数を一単位として、一定時間に実行される書き込み処理又は読み出し処理のコマンド処理数を測定する。その値から1秒当りのコマンド処理数(IOPS)を算出する。そして、IOPSの値に1ブロックのByte数を掛けることによって、1秒当りのデータ転送量(MB/sec)を算出する。
例えば、シーケンシャル・アクセスによる書き込み処理の測定の結果、全処理数が30000コマンド、測定時間が60秒、ブロック数が256個、ブロックのフォーマットサイズが512Byteであった場合、単位時間当り処理数は、
30000コマンド/60sec=500[IOPS]となる。
また、転送量は、
500[IOPS]*256*512[Byte]=65536000[B/sec]=65.5 [MB/sec]となる
[ステップS42] 制御部110は、ランダム・アクセスの際の単位時間当りコマンド処理回数を測定する。
ランダム・アクセスの際の単位時間当りコマンド処理回数の測定は、予備ディスク(またはデータディスク 以下同じ)について所定時間(例えば、60秒間)のランダム・アクセスによる書き込みおよび読み出しを行い、ランダム・アクセスの際の単位時間当りコマンド処理回数を測定する。
具体的には、所定のアクセスブロック数を一単位として、一定時間に実行される書き込み処理又は読み出し処理のコマンド処理数を測定する。その値から1秒当りのコマンド処理数(IOPS)を算出する。
例えば、ランダム・アクセスによる書き込み処理の測定の結果、全処理数が27000コマンド、測定時間が60秒、ブロック数が256個、ブロックのフォーマットサイズが512Byteであった場合、単位時間当り処理数は、
27000コマンド/60sec=450[IOPS]となる。
このようにして、制御部110は、評価基準設定処理によって設定された評価の基準に基づき、データディスク120a〜120dと予備ディスク130eの性能特性の評価を行う。
そして、性能特性の評価は、着目する性能特性の項目(シーケンシャル・アクセス/ランダム・アクセス/書き込み/読み出し)の性能を必要に応じて評価し、その結果を比較検証する。
なお、本実施の形態では、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eの性能特性の評価の値は、各性能特性の測定結果をそのまま用いたが、これに限らず、測定結果に基づいて定められる点数を評価の値に用いてもよい。さらに、複数の項目の測定結果を総合して一の評価の値を決定してもよい。
また、評価の結果については、各ディスクの性能履歴として記録し、以後、交換された新規の予備ディスクとの比較で活用してもよい。
図10および図11は、性能比較処理の手順を示すフローチャートである。以下、図10および図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
性能比較処理は、性能安定化処理のステップS23(図7)において、ストレージ装置100の制御部110によって実行される処理である。この性能比較処理は、図9の性能評価処理による各ディスクの性能の評価結果に基づいて、ストレージ装置100におけるデータディスク120a〜120dと予備ディスク130eとの性能特性を比較する処理である。
[ステップS51] 制御部110は、記憶部114に記憶されているアクセス性能情報テーブル1142より、各性能特性の有効性、および有効な性能特性の優先順位を取得する。例えば、図5の例では、「シーケンシャル・アクセスの書き込み処理1142b」および「ランダム・アクセスの書き込み処理1142d」が、有効な性能特性として取得される。また、このときのシーケンシャル・アクセスの書き込み処理1142bの優先度は「第1位」、ランダム・アクセスの書き込み処理1142dの優先度は「第2位」として取得される。
[ステップS52] 制御部110は、ステップS51において取得した各性能特性の有効性に基づいて、「有効」な性能特性があるか否かについて判定する。制御部110は、有効な性能特性があれば、ステップS53に処理を進める一方、有効な性能特性がなければ、予備ディスクとデータディスクとの比較を行うことができないので、処理を終了する。
[ステップS53] 制御部110は、ステップS51において取得したアクセス性能情報テーブル1142の性能特性の優先順位に基づいて、最も高い優先度(第1位)を持つ性能特性を、比較対象の性能特性として設定する。
[ステップS54] 制御部110は、予備ディスク130e(または後述するステップS66において予備ディスクの候補であるデータディスクが設定されていれば、当該データディスク)の有効な性能特性の評価の値を、アクセス性能情報テーブル1142から取得し、取得した評価の値を性能特性の基準値として設定する。
[ステップS55] 制御部110は、データディスク120a〜120dのうち、未だ比較されていないデータディスクを一つ選択する。
[ステップS56] 制御部110は、未だステップS55により選択されていないデータディスクがあるか否かについて判定する。制御部110は、選択されていないデータディスクがあれば、ステップS57に処理を進める一方、選択されていないデータディスクがなければ、予備ディスクと全てのデータディスクとの比較が終了しているので、本処理を終了して性能安定化処理(図6および図7)に復帰する。
[ステップS57] 制御部110は、ステップS55において選択したデータディスクの有効な性能特性の評価の値を、アクセス性能情報テーブル1142から取得する。
[ステップS61] 制御部110は、予備ディスク130eの評価の値とステップS55において選択されたデータディスク(例えば、データディスク120a)の評価の値とを比較して、両ディスクの優劣を判定する。ここで、両ディスクの優劣は、ステップS53およびステップS66で決定される比較対象の性能特性の評価の値を比較して決定する。例えば、比較対象が優先度第1位である場合、図5の例では、シーケンシャル・アクセスの書き込み処理1142bについて比較が行われる。
[ステップS62] 制御部110は、ステップS61において予備ディスク130eの性能特性の評価と選択したデータディスク120aの性能特性の評価とを比較した結果、予備ディスク130eの性能特性の評価が優れているか否かについて判定する。制御部110は、予備ディスク130eの性能特性の評価が優れていれば、選択したデータディスク120aを予備ディスクの候補とするために、ステップS66に処理を進める一方、予備ディスク130eの性能特性の評価が優れていなければ、選択したデータディスク120aを予備ディスクの候補とすることなく、ステップS63に処理を進める。
[ステップS63] 制御部110は、ステップS61において予備ディスク130eの性能特性の評価と選択したデータディスク120aの性能特性の評価とを比較した結果、選択したデータディスク120aの性能特性の評価が優れているか否かについて判定する。制御部110は、選択したデータディスク120aの性能特性の評価が優れていれば、選択したデータディスク120aの比較を完了させるために、ステップS64に処理を進める一方、選択したデータディスク120aの性能特性の評価が優れていなければ、選択したデータディスク120aと予備ディスク130eとの比較を続行するために、ステップS67に処理を進める。
[ステップS64] 制御部110は、ステップS55において選択されたデータディスク120aについて比較が完了した旨を設定する。これにより、ステップS55において未だ選択されていないデータディスクのうちから、次の比較対象のデータディスク(例えば、データディスク120b)が選択される。
[ステップS65] 制御部110は、ステップS53、後述するステップS66または本ステップにおいて設定された優先度を初期値(例えば、「第1位」)に設定する。これに基づいて、ステップS55において次に選択されるデータディスク120bの比較が行われることになる。
[ステップS66] 制御部110は、ステップS55において選択されたデータディスク120aを、予備ディスク130eとの入れ替えの候補に設定する。これにより、次は、予備ディスクの候補であるデータディスク120aとステップS55において次に選択されるデータディスク120bとの比較が行われることになる。
[ステップS67] 制御部110は、ステップS53、後述するステップS66または本ステップにおいて設定された優先度を、次の順位(例えば、現在「第1位」であれば、「第2位」)に設定する。これに基づいて、新たに設定された優先順位の性能特性において、予備ディスク130eと当該データディスク120aとの比較が行われることになる。
以上のように、制御部110は、データディスク120a〜120dのうち選択されたデータディスクおよび予備ディスク130eの複数の性能について、優先順位に定められている順に選択されたデータディスクと予備ディスク130eとの優劣が決定するまで、性能評価処理による、選択されたデータディスクの評価と予備ディスク130eの評価とを比較していくことによって、選択されたデータディスクと予備ディスク130eとの優劣を決定する。
ここで、その時点の優先度の順位が最も下位であって次の順位が存在しない場合、すなわち、全ての性能特性まで比較しても優劣の決着が付かなかった場合がある。このような場合、予備ディスク130eと選択されたデータディスク120aの有効な性能特性は同等ということになる。
本実施の形態では、このようにステップS67において次の順位が存在しない場合には、両者の評価が同等であることから、制御部110は、ステップS64およびステップS65と同様の処理を実行してからステップS54に処理を進めて、選択されたデータディスク120aを予備ディスク130eの入れ替えの候補にしないこととする。
なお、ステップS67において次の順位が存在しない場合、これに限らず、制御部110は、ステップS66と同様の処理を実行してからステップS54に処理を進めて、選択されたデータディスク120aを予備ディスク130eの入れ替えの候補にしてもよい。これにより、データディスクと予備ディスクとの入れ替えの頻度が増加するので、ハードディスクの使用による劣化の影響を分散させることができ、システム全体としての性能の低下を、より妨げることができる。
また、本実施の形態では、データディスク120a〜120dは、予備ディスク130eと比較して評価が劣っていた場合に予備ディスク130eと入れ替えられるのみであるが、これに限らず、データディスク120a〜120dや予備ディスク130eの評価の値が予め定義された値を下回る場合には、当該ハードディスクをストレージ装置100から排除して、新たなハードディスクと交換するように管理者に警告したり、自動的に切り替えたりしてもよい。これにより、システム全体の性能の著しい低下を防止すると共に、ハードディスクの異常を検知してシステム全体の障害の発生を未然に防ぐことができる。
また、データディスク120a〜120dおよび予備ディスク130eの各性能特性の評価の値をパラメータとして、各性能特性の評価を総合的に比較しても良い。例えば、両ディスクの各性能特性の評価の値(または当該値を点数化した値)に係数をかけた値の合計値同士を比較してもよい。さらに、ストレージ装置100の運用上の重要度に合わせて各性能特性に重みを付けて合計値を算出してもよい。例えば、ランダム・アクセス性能を重視する場合は、ランダム・アクセスに関連する性能特性の係数を大きくして、この合計値を算出してもよい。
また、特定のデータディスクについて性能の改善を図りたい場合には、指定された対象ディスクと予備ディスクとの一対一による性能の比較、入れ替え、予備ディスクの交換を繰り返してもよい。
また、本実施の形態のストレージ装置100は、予備ディスクを1個具備するが、これに限らず、予備ディスクを複数個具備してもよい。
このようにして、制御部110は、データディスク120a〜120dと予備ディスク130eとの性能特性の比較を行う。
このようなストレージ装置100を用いることで、ディスクアレイを構成する個々のハードディスクを対象に、性能特性に関する評価(測定)を実施することで、性能が低下したハードディスクを検出することが可能になる。
また、評価の結果に基づいて、比較の結果性能特性が良い予備ディスクと、現在データ格納に使用されているデータディスクとの間で入れ替えを行うことにより、システム全体における性能の低下を防止する。
すなわち、システムに対して要求されている項目の評価に応じた性能が、より良い予備用のハードディスクを、システムの運用に用いられるディスクに置き換えて稼動を継続するため、システム全体として性能を最良の状態に保つことができる。
さらに、本発明のストレージ装置100では、ディスクごとに採取された性能評価結果を基に、入れ替えの判定時(図7のステップS24)において比較的に性能特性の劣るデータディスクを予備ディスクとする入れ替えが行われるが、評価が劣っていたデータディスクもストレージ装置100から排除はされず、他のデータディスクの故障に備えた予備ディスクとしてストレージ装置100を構成する。そして、次回以降の入れ替えの判定時において、この予備ディスクがデータディスクよりも評価が優れていた場合、当該予備ディスクをデータディスクとする入れ替えが行われて、当該予備ディスクはディスクアレイに復帰する。これにより、ストレージ装置100のハードディスクの使用頻度を分散させることによって、ハードディスクの使用に基づく経年変化によるシステム全体の性能の低下を低減することができる。
以上、本発明のストレージ装置、ストレージ管理装置、ストレージ管理方法、およびストレージ管理プログラムを、実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。また、本発明は、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、ストレージ装置100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどが挙げられる。磁気記録装置としては、例えば、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)などが挙げられる。光ディスクとしては、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などが挙げられる。光磁気記録媒体としては、例えば、MO(Magneto-Optical disk)などが挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
ストレージ管理プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
本実施の形態の概要を示す図である。 ストレージ装置のハードウェア構成を示す図である。 ストレージ装置の機能を示すブロック図である。 構成情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 アクセス性能情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 性能安定化処理の手順を示すフローチャート(前半)である。 性能安定化処理の手順を示すフローチャート(後半)である。 評価基準設定処理の手順を示すフローチャートである。 性能評価処理の手順を示すフローチャートである。 性能比較処理の手順を示すフローチャート(前半)である。 性能比較処理の手順を示すフローチャート(後半)である。
符号の説明
1 ストレージ装置
2 ホストコンピュータ
11 制御部
11a 評価手段
11b 比較手段
11c 割当手段
12 記憶手段
12a データ記憶手段
12b 予備記憶手段

Claims (8)

  1. データの書き込みおよび読み出しが可能な記憶手段を複数備えたストレージ装置において、
    前記記憶手段のうち、データの書き込みおよび読み出しの少なくともいずれか一方を行うデータ記憶手段と、
    前記記憶手段のうち、前記データ記憶手段の予備である予備記憶手段と、
    評価開始指示に基づいて、前記データ記憶手段および前記予備記憶手段の性能を評価する評価手段と、
    前記評価手段による、前記データ記憶手段の評価と前記予備記憶手段の評価とを比較して、前記データ記憶手段と前記予備記憶手段との優劣を決定する比較手段と、
    前記比較手段によって決定された前記データ記憶手段と前記予備記憶手段との前記優劣に基づき、前記データ記憶手段が前記予備記憶手段よりも劣っている場合、前記予備記憶手段を前記データ記憶手段に割り当てると共に、前記優劣によって当該予備記憶手段より劣っているとされた前記データ記憶手段を当該予備記憶手段に替えて新たに前記予備記憶手段に割り当てる割当手段と、
    を有することを特徴とするストレージ装置。
  2. 前記評価手段は、評価開始指示に基づいて、前記データ記憶手段および前記予備記憶手段を、それぞれ優先順位が定められた複数の性能について評価し、
    前記比較手段は、前記複数の性能について、前記優先順位に定められている順に、前記データ記憶手段と前記予備記憶手段との優劣が決定するまで、前記評価手段による、前記データ記憶手段の評価と前記予備記憶手段の評価とを比較していくことによって、前記データ記憶手段と前記予備記憶手段との優劣を決定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のストレージ装置。
  3. 前記評価手段は、前記データ記憶手段および前記予備記憶手段につき、データ読み出し性能、およびデータ書き込み性能のうち少なくともいずれか1つに基づいて前記データ記憶手段および前記予備記憶手段を評価することを特徴とする請求項1記載のストレージ装置。
  4. 前記評価手段による前記予備記憶手段の評価を記憶する評価記憶手段を有し、
    前記比較手段は、前記予備記憶手段の評価を、前記評価記憶手段に記憶されている前回の評価時における当該予備記憶手段の評価を読み出して用いることを特徴とする請求項1記載のストレージ装置。
  5. 所定の契機に基づいて、前記評価開始指示を評価手段に通知する評価開始指示手段を有することを特徴とする請求項1記載のストレージ装置。
  6. データの書き込みおよび読み出しが可能な複数の記憶手段を制御するストレージ管理装置において、
    評価開始指示に基づいて、前記記憶手段のうち、データの書き込みおよび読み出しの少なくともいずれか一方を行うデータ記憶手段、および前記記憶手段のうち、前記データ記憶手段の予備である予備記憶手段の性能を評価する評価手段と、
    前記評価手段による、前記データ記憶手段の評価と前記予備記憶手段の評価とを比較して、前記データ記憶手段と前記予備記憶手段との優劣を決定する比較手段と、
    前記比較手段によって決定された前記データ記憶手段と前記予備記憶手段との前記優劣に基づき、前記データ記憶手段が前記予備記憶手段よりも劣っている場合、前記予備記憶手段を前記データ記憶手段に割り当てると共に、前記優劣によって当該予備記憶手段より劣っているとされた前記データ記憶手段を当該予備記憶手段に替えて新たに前記予備記憶手段に割り当てる割当手段と、
    を有することを特徴とするストレージ管理装置。
  7. データの書き込みおよび読み出しが可能な複数の記憶手段を制御するストレージ管理方法において、
    評価開始指示に基づいて、前記記憶手段のうち、データの書き込みおよび読み出しの少なくともいずれか一方を行うデータ記憶手段、および前記記憶手段のうち、前記データ記憶手段の予備である予備記憶手段の性能を評価する評価ステップと、
    前記評価ステップによる、前記データ記憶手段の評価と前記予備記憶手段の評価とを比較して、前記データ記憶手段と前記予備記憶手段との優劣を決定する比較ステップと、
    前記比較ステップによって決定された前記データ記憶手段と前記予備記憶手段との前記優劣に基づき、前記データ記憶手段が前記予備記憶手段よりも劣っている場合、前記予備記憶手段を前記データ記憶手段に割り当てると共に、前記優劣によって当該予備記憶手段より劣っているとされた前記データ記憶手段を当該予備記憶手段に替えて新たに前記予備記憶手段に割り当てる割当ステップと、
    を実行することを特徴とするストレージ管理方法。
  8. コンピュータを機能させることによって、データの書き込みおよび読み出しが可能な複数の記憶手段を制御するストレージ管理プログラムにおいて、
    評価手段は、評価開始指示に基づいて、前記記憶手段のうち、データの書き込みおよび読み出しの少なくともいずれか一方を行うデータ記憶手段、および前記記憶手段のうち、前記データ記憶手段の予備である予備記憶手段の性能を評価し、
    比較手段は、前記評価手段による、前記データ記憶手段の評価と前記予備記憶手段の評価とを比較して、前記データ記憶手段と前記予備記憶手段との優劣を決定し、
    割当手段は、前記比較手段によって決定された前記データ記憶手段と前記予備記憶手段との前記優劣に基づき、前記データ記憶手段が前記予備記憶手段よりも劣っている場合、前記予備記憶手段を前記データ記憶手段に割り当てると共に、前記優劣によって当該予備記憶手段より劣っているとされた前記データ記憶手段を当該予備記憶手段に替えて新たに前記予備記憶手段に割り当てる、
    ことを特徴とするストレージ管理プログラム。
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