JP2009020594A - ジョブ管理装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラムならびに記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの印刷量および、ジョブ管理システムのパフォーマンスに応じて、保持期間(ジョブ数)を自動でコントロールする。
【解決手段】 情報処理装置から周辺機器へ出力されたジョブを管理するジョブ管理装置であって、ジョブ管理装置に保持されているジョブ情報を検索する手段と、検査に要する時間を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された時間と基準となる時間を比較する比較手段と、前記比較手段により基準となる時間より計測した時間の方が大きいと判定された場合に、ジョブ情報の保持期間を再設定する設定手段を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークに接続されたプリンタ、スキャナ、ファクシミリ、複写機など、およびそれらを統合したマルチファンクション機器(MFP)などの周辺機器、及びこれらの機器を管理するコンピュータ、ネットワーク情報装置に関するものである。
データベースを使用したシステムにおいて、データベースで保持されているデータ量が膨大になった場合に、データの問合せ等のパフォーマンスに悪影響を及ぼす場合がある。これを回避するための手段として、ある一定の期間に蓄えられたデータのみをデータベースに保持するという方法が取れられている。(例えば特許文献1参照)。
特開2004-145787号公報
しかしながら、ある一定の期間のデータのみをデータベース上に残すという方法においては次のような問題がある。ある一定の期間に予想を上回る膨大な量のデータが蓄積された場合に、システムのパフォーマンスを劣化させる可能性がある。また、データベース上に残すデータの対象を「ある一定の期間」ではなく「ある一定のデータ量」とした場合においても、PCやサーバマシンやネットワーク環境等のシステムのスペックによって、快適なパフォーマンスを得られる場合と得られない場合が考えられる。
情報処理装置から周辺機器へ出力されたジョブを管理するジョブ管理装置であって、ジョブ管理装置に保持されているジョブ情報を検索する手段と、検査に要する時間を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された時間と基準となる時間を比較する比較手段と、前記比較手段により基準となる時間より計測した時間の方が大きいと判定された場合に、ジョブ情報の保持期間を再設定する設定手段を有することを特徴とする。
また、前記比較手段により、基準となる時間より計測した時間の方が小さいと判定された場合には、ジョブ情報の保持期間を再設定せずに次回のタイミングでジョブ管理装置に保持されているジョブ情報を検索することを特徴とする。
また、前記比較手段において、基準となる時間をジョブ管理装置に対して、予め設定する設定手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、データ量やPCのスペックによらず、最適な印刷ログ情報の保持期間を自動的に設定することが可能となるため、データベースサーバを快適なパフォーマンスで使用することができる。
(実施例1)
以下、図面を用いて、本発明の実施例を詳細に説明する。
<ジョブアカウントシステム>
図1は、本発明を適用したジョブアカウントシステム全体の基本的な構成図である。1010及び1020は、クライアントコンピュータである。1030は、サーバコンピュータである。それぞれクライアントコンピュータ及びサーバコンピュータは、図2のような制御構成になっている。
1040はプリンタである。プリンタ1040は、印刷履歴を保持する機能(印刷履歴保持機能)を備えている。1050はMFP(Multi Function Pirnter)である。MFP1050は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、印刷履歴保持機能を備えている。プリンタ1040及びMFP1050は、図3のような制御構成になっている。
1060は、従来のプリンタ(従来プリンタ)である。従来プリンタ1060は、印刷履歴保持機能を備えていないものとする。
1010、1020、1030、1040、1050、1060の装置は、ネットワークを介して他の装置と通信を行なうことができる。
クライアントコンピュータ1010において、アプリケーション1011がGDI1012を呼び出すことにより、GDI1012は、アプリケーションからの指示に応じて印刷データを生成し、その印刷データをスプーラ1013に送信する。ジョブアカウントクライアントアプリケーション1014は、アプリケーションがGDIを呼び出すのを監視(フック)して、その印刷データに係るジョブの情報を蓄積する。スプーラ1013は、ネットワークを介して周辺機器(プリンタ1040、MFP1050、従来プリンタ1060)と通信し、周辺機器がレディ状態であれば印刷データを送信する。また、クライアントコンピュータ1020がプリントサーバとして機能している場合には、GDI1012が生成した印刷データはスプーラ1023に送信される。
ジョブアカウントクライアントアプリケーション1014は、ジョブアカウントサーバアプリケーション1031に、定期的に蓄積したジョブ情報を送信する。
クライアントコンピュータ1020において、アプリケーション1021、GDI1022、スプーラ1023は、それぞれアプリケーション1010、GDI1012、スプーラ1013と同じ動きをする。
ジョブアカウントクライアントアプリケーション1024は、定期的にスプーラ1023を監視する。スプーラ1023にスプールされている印刷ジョブがあれば、ジョブアカウントクライアントコンピュータ1024はAPIを用いてその印刷ジョブの情報を取得する。具体的には、印刷ジョブの排紙枚数やページ数を取得する。そして、ジョブアカウントクライアントコンピュータ1024は、蓄積したジョブ情報をジョブアカウントサーバアプリケーション1031に送信する。
ジョブアカウントクライアントアプリケーション1024が定期的にスプーラ1023を監視しなくても、OSがスプーラ1023の状態が変化したことを他のアプリケーションに伝える機能を備えていればよい。印刷ジョブがスプーラ1023にスプールされたことをOSがジョブアカウントクライアントアプリケーション1024に伝えればよい。
サーバコンピュータ1030において、ジョブアカウントサーバアプリケーション1031は、ジョブアカウントクライアントアプリケーション1014及び1024からジョブ情報を受信し、図2のHD206などの不揮発性記憶装置にジョブ情報を格納する。更に、ジョブアカウントサーバアプリケーション1031は、ネットワークに接続された周辺機器それぞれがジョブ履歴保持機能を有しているかを調査する。そして、ジョブ履歴保持機能を有する周辺機器からジョブ履歴(ジョブ情報)を取得する。
<コンピュータの制御構成>
図2は、クライアントコンピュータ1010、クライアントコンピュータ1020、サーバコンピュータ1030の制御構成を示す図である。201は、CPU(中央処理装置)である。CPU201は、このコンピュータ装置全体の制御、演算処理などを行なう。
202は、ROM(読み出し専用メモリ)である。ROM202は、システム起動プログラムの情報などが格納されている記憶領域となっている。203は、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。RAM203は、使用制限のないデータ記憶領域となっている。オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム、デバイスドライバ(プリンタドライバ)、通信制御用のプログラムなどはRAM203にロードされて、CPU201によって実行される。
204は、KBC(キーボード制御部)である。KBC204は、コンピュータに付属のキーボードから入力データを受け取り、CPU201へ入力データを伝達する。205は、CRT(ディスプレイ制御部)であり、ディスプレイ装置に対する表示制御を行なう。206は、HD(ハードディスク装置)である。なお、HD206は、他にも、FD(フレキシブルディスク装置)、SRAM(不揮発性記憶メモリ)などの外部記憶装置に代替可能である。HD206はプログラム及びデータを記憶し、これらプログラム及びデータは必要に応じてRAMへロードされる。
207は、通信部で、ネットワーク通信を制御する。この通信部207により、コンピュータは、ネットワークに接続されている他のコンピュータや周辺機器と通信することが可能となる。
208は、システムバスである。上記の構成要素間でやり取りされるデータは、このシステムバス208を通る。
<メモリマップ>
図3は、本発明に係るプログラムがRAM203にロードされ、CPU201により実行可能となった状態でのメモリマップを示す図である。31は、基本I/Oプログラムである。302は、ウィンドウシステムなどのオペレーティングシステムである。303は、本発明に係るプログラムである。304は、関連データである。305は、CPU201がプログラムを実行するときに使用するワークエリアである。
また、本発明に係るプログラム及び関連データは、フレキシブルディスク(FD)やCD−ROM中に記憶され、そこからコンピュータに供給される。図4は、本発明に係るプログラム及び関連データがFDやCD−ROMに格納されている状態でのメモリマップを示す図である。FDやCD−ROMの記憶領域400は、ボリューム情報401、ディレクトリ情報402、本発明に係るプログラムの実行ファイル403、ジョブアカウントの関連データファイル404から構成される。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエア(制御プログラム)のプログラムコードを記録した記憶媒体(図4)を、図5に示すようにコンピュータに供給し、そのコンピュータの装置(CPU201)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによって達成される。
図4に示すプログラムやデータをコンピュータに供給する方法として図5に示すようにフレキシブルディスクFD500に記憶させてコンピュータ本体502に(フレキシブルディスクドライブ501を介して)供給する方法が一般的である。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルスクやハードディスク以外にも,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
<周辺機器の制御構成>
図6は、周辺機器の制御構成を示す図である。605は、周辺機器全体を制御するコントローラ部である。コントローラ部605は、CPU601,ROM602、RAM603、HD604から構成されている。
CPU601は、コントローラ部及び周辺機器全体の制御、演算処理などを行なう。ROM602は、読み出し専用メモリで、システム起動プログラムなどを記憶する記憶領域である。RAM603は、ランダムアクセスメモリで、データ記憶領域である。HD604は、ハードディスクであり、SRAMなどの他の不揮発性記憶装置に代替可能である。ジョブ履歴保持機能を有する周辺機器は、ジョブ履歴をRAM603或いはHD604に格納している。また、オペレーティングシステム、通信制御用のプログラム、エンジン制御用のプログラムは、RAM603にロードされて、CPU601によって実行される。
606は、周辺機器のエンジン部であり、コントローラ部の制御の下、印刷動作や画像読み取り動作を行なう。エンジン部は、具体的には、プリンタエンジンやスキャナエンジン、或いはその両方から構成される。
607は、通信部であり、ネットワーク通信を制御するものである。この通信部607によって、周辺機器はクライアントコンピュータやサーバコンピュータと通信が可能となる。608はシステムバスである。上記の構成要素間でやり取りされるデータは、このシステムバス608を通る。
<ジョブアカウントサーバアプリケーション>
図7が、ジョブアカウントサーバアプリケーションの機能構成を示す図である。ジョブ情報受信部701は、ジョブアカウントクライアントアプリケーション1014及び1024、ジョブ履歴保持機能を有する周辺機器1040及び1050から、ネットワークを介してジョブ情報を取得する。ジョブ情報登録部702は、ジョブ情報受信部701が受信したジョブ情報をジョブ履歴データベース703に登録する。
本ジョブアカウントシステムでは、ジョブ履歴データベース703のデータを参照することにより、いつ、誰が、どの周辺機器で、どれくらいの量の(ページ数、排紙枚数、用紙タイプ)ジョブを実行したかが判別され、詳細なジョブアカウントが行なわれうる。
図8は、ジョブ登録部702が、ジョブ受信部701が受信したジョブ情報をジョブ履歴データベース703に登録するときの処理を示すフローチャートである。まず、未処理のジョブ情報がジョブ受信部701にあるか否かを判定する。未処理のジョブ情報がなければ処理を終了する。未処理のジョブ情報があれば、ステップS802で、ジョブ受信部701からジョブ情報を取得する。次に、ステップS803では、ジョブが排紙を伴ったことをジョブ情報が示しているかを判定する。ジョブが排紙を伴わないものであれば、ステップS801に戻る。ジョブが排紙を伴うものであれば、ステップS804で、ジョブ情報が周辺機器から取得されたものであるかを判定する。
ジョブ情報が周辺機器から取得されたものであれば、ステップS808に進む。ジョブ情報が周辺機器から取得されたものでなければ、ステップS805で、ジョブ情報がフックにより取得されたものであるかを判定する。なお、フックで取得されたものであるかを判定する方法のひとつとして、ジョブ情報がどのOSで取得されたものであるかを判定する方法がある。OSの種類によって、ジョブ情報がフックで取得されたかどうかが判定可能だからである。例えば、クライアントコンピュータ1010ではOS1が使われ、クライアントコンピュータ1020では、OS2が変われている場合、ジョブ情報がOS1で取得されたもので
あれば、そのジョブ情報はフックで取得されたものである。また、ジョブ情報がOS2で取得されたものであれば、スプーラからの1023から取得されたものである。
ジョブ情報がフックにより取得されたものでなければ、ステップS808に進む。ただし、ジョブ情報がフックにより取得されたものであっても、ジョブの出力先がジョブ履歴保持機能を持っている周辺機器であった場合にはステップS805に進む。ジョブ情報がフックにより取得されたものであれば、ステップS806で、ジョブ情報に係るジョブの出力先が共有化されたプリンタであるか否かを判定する。ジョブ情報に係るジョブの出力先が共有化されたプリンタでなければ、ステップS808に進む。ただし、ジョブ情報に係るジョブの出力先が共有化されたプリンタでなくても、ジョブの出力先がジョブ履歴保持機能を持っている周辺機器であった場合にはステップS805に進む。
ジョブ情報に係るジョブの出力先が共有化されたプリンタであれば、ステップS807で、共有化されたプリンタを管理しているクライアントコンピュータ(例えば、クライアントコンピュータ1020)のスプーラからジョブ情報が取得されているかを判定する。ジョブ情報がスプーラから取得されていなければ、ステップS808に進む。ただし、ジョブ情報がスプーラから取得されていなくても、ジョブの出力先がジョブ履歴保持機能を持っている周辺機器であった場合にはステップS805に進む。
ジョブ情報がスプーラから取得されていれば、ステップS801に戻る。
ステップS808では、ジョブ情報をジョブ履歴データベース703に登録する。
図9は、ジョブ履歴データベース703に登録されている1ジョブの情報の一例である。データベースは、項目とその項目の内容から構成される。901は、ジョブの出力デバイス、つまり、そのジョブがどの周辺機器で処理されたかを示す。なお、排紙を伴わないジョブの場合、ファイル名であること(原稿のスキャニング)、或いは、ファックス送信であること、或いは、その他の排紙を伴わないジョブであることが記憶される。
902は、ジョブ情報の取得方法を示す。ジョブ情報の取得方法には、フックからの取得、スプーラからの取得、ジョブ履歴保持機能からの取得がある。
903は、ジョブの開始時刻或いは終了時刻を示す。904は、排紙された用紙のタイプを示す。905は、出力されたページ数を示す。907は、排紙された枚数を示す。907は、ジョブが、クライアントコンピュータから共有化されたプリンタに投入されたか否かを示す。908は、ジョブの発行者のユーザ名を示す。
<ジョブアカウントサーバコンピュータとジョブアカウントクライアントコンピュータ>
図11は、ジョブアカウントサーバコンピュータ(ジョブアカウントサーバアプリケーションが実行されているコンピュータ)とジョブアカウントクライアントコンピュータ(ジョブアカウントクライアントアプリケーションが実行されているコンピュータ)との動作を示す図である。
ジョブアカウントクライアントコンピュータ1100は、ユーザアプリケーション1101、印刷情報取得部1102、印刷機能提供部1103から構成されている。ユーザアプリケーション1101は、ユーザの指示に従って、文書や画像などを編集し、印刷要求を出す。印刷機能提供部1103は、ユーザアプリケーションからの印刷要求を受け付けて、プリンタ1130に印刷データを出力する。印刷情報取得部1102は、印刷要求がユーザアプリケーション1101から印刷機能提供部1103に渡される前に、印刷要求を取得して(或いはフックして)、どのような印刷要求が出されたか(それ示す情報をここでは、印刷情報と言う)を調べる。
印刷情報とは、印刷枚数やページ枚数、印刷サイズ、使用する用紙のタイプ、印刷要求を発行したユーザに関する情報(ユーザ情報)、カラー印刷に関する情報(カラー情報)などである。
ジョブアカウントサーバコンピュータ1120は、利用者情報管理部1121、機器情報管理部1122、印刷情報管理部1123、利用状況取得部1124、記憶部1125、利用状況出力部1129から構成されている。記憶部1125は、利用者情報1126、機器情報1127、印刷履歴情報1128を記憶する。利用者情報管理部1121は、利用者情報1126を管理する。機器情報管理部1122は、機器情報1127を管理する。印刷情報管理部1123は、印刷履歴情報1128を管理する。管理者は、利用者情報管理部1121及び機器情報管理部1122を介して、周辺機器の利用を管理するための情報を設定する。
利用者情報1126は、周辺機器を利用するユーザのコンピュータログイン名(ユーザが、コンピュータにログインするために入力する名前)やネットワークログイン名(ユーザが、ネットワークシステムにログインするために入力する名前)を含み、周辺機器を利用したユーザを特定(識別)する情報である。機器情報1127は、周辺機器の印刷スピード、カラー情報、ネットワークアドレスなどである。
ユーザが、ユーザアプリケーションにおいて印刷要求を出力すると、印刷情報取得部1102が印刷情報を詳細に取得する。取得された印刷情報は、ジョブアカウントサーバコンピュータ1120の印刷情報管理部1123に送信される。印刷情報管理部1123は、受信した印刷情報を記憶部1125内の印刷履歴情報1128の領域に追加する。
また、印刷情報管理部1123は、履歴情報を保持する機能(ジョブ履歴保持機能)を有する周辺機器(例えば、プリンタ1140)に履歴情報を要求し、利用状況取得部1124を介して履歴情報を取得する。取得された履歴情報は、記憶部1125内の印刷履歴情報1128の領域に追加される。この処理は、定期的に行なわれてもよい。また、周辺機器の履歴情報格納部1141の記憶容量が少なくなったときに、その旨が利用状況取得部に通知され、そのときに、この処理が行なわれてもよい。
管理者は、利用状況出力部1129に利用状況の出力1150を行なわせ、周辺機器の利用状況を得ることができる。利用状況出力部1129は、記憶部1125に記憶された利用者情報1126、機器情報1127、印刷履歴情報1128に基づいて、様々な量状況を出力する。管理者は、その出力様式(出力形式)を利用状況出力部で指定する。なお、この利用状況の出力は、例えば、ジョブアカウントサーバコンピュータのCRT205に表示される。また、利用状況の出力に係る出力データがジョブアカウントクライアントコンピュータに送信され、利用状況の出力がジョブアカウントクライアントコンピュータのCRT205に表示されてもよい。
利用状況の出力では、ユーザごとの利用量(出力に用いられた用紙枚数やトナー量)や周辺機器の利用時間が出力される。また、カラー印刷や両面印刷などの周辺機器の動作モード(機能)別に利用状況が出力される。また、使用された用紙のサイズや使用された用紙の種類別に利用状況が出力される。
また、周辺機器の利用料金が機器情報1127に設定されていることで、周辺機器別に或いはユーザ別に利用金額が出力される。更に、動作モード別の利用料金、用紙サイズ別の利用料金、用紙の種類別の利用料金が設定されていることで、どのユーザが、どの用紙で、どの動作モードで、どの周辺機器で、どれだけの印刷をして、どれだけの利用金額になっているかを出力する。
また、管理者は、利用者情報管理部1121及び機器情報管理部1122を介して、機能別、ユーザ別、ユーザ部門別、利用機器別に利用の制限を設定することもできる。設定可能な制限情報として、利用料金、ページ数、用紙枚数などの項目がある。利用状況出力部は、設定された制限(制限情報)と印刷履歴情報と監視して照らし合わせることにより、利用が制限を越えた場合には、その旨を出力する。これは、画面(CRT)上への表示であっても、メールその他の通信手段でもよい。
また、印刷情報管理部1123が、設定された制限と印刷履歴情報とを監視して照らし合わせることにより、利用が制限を越えた場合には、印刷機能提供部1103や周辺機器自体に、ユーザの利用を拒否させる。或いは、拒否まではさせないまでも、毎回ユーザに対して、画面(CRT)上への表示やメールその他の通信手段で警告を促す。
<ジョブアカウントサーバアプリケーションにおけるジョブ情報管理期間の設定>
図12は、ジョブアカウントサーバアプリケーションにおいて、データベース等の記憶部1125に保持されるジョブ情報(印刷履歴情報)の保持方法を示すGUIの例である。図12の(A)において、ジョブ情報の保持方法として「期間による設定」と「自動設定」の2種類からどちらか一方を選択可能であることを示している。図12の(B)は「期間による設定」が選択された場合の期間の設定を示すGUIである。この例では、保持期間としてリストコントロールから1ヶ月単位での指定を可能としている。図12の(C)は自動設定が選択された場合の指定方法を示している。この例では「通常」、「高」、「低」の3種類をリストコントロールから指定可能としている。この3種類は、データベースに対して、全てのジョブ情報を問合せた場合に許容される応答時間によって分けている。例えば、許容応答時間が3秒以内の場合は「高」、10秒以内の場合は「通常」、30秒以内の場合は「低」というように分類している。自動設定時のジョブアカウントシステムの動作としては、設定が「通常」の場合に応答時間が10秒より掛かる場合は、最古の1ヶ月のジョブ情報をデータベース(記憶部1125)から削除する。再度応答時間を調べ10秒以内に収まらないようであれば、また最古の1ヶ月のジョブ情報を削除する。これを許容応答時間内に収まるまで繰り返す。
図13は、図12で示したジョブ情報の保持方法設定に関するGUIの処理内容を示すフローチャートである。まず、ステップS1301においてラジオボタンの選択状態を判定する。「自動設定」が選択された場合は、ステップS1302においてレスポンスレベルの選択を行う。具体的には図12(C)における「通常」、「高」、「低」の選択を行う。続いてステップS1303にて設定された情報をジョブアカウントサーバコンピュータ1120の印刷情報管理部1123にて保存する。ステップS1301において「期間による設定」が選択された場合には、ステップS1304で保存期間の設定を行う。具体的には、図12(B)おける1ヶ月単位での指定を行う。こちらの場合もステップS1303において設定された情報をジョブアカウントサーバコンピュータ1120の印刷情報管理部1123にて保存する。
図10は、図12のGUIならびに図13で説明した処理内容に基づき設定されたジョブ情報の保存方法による保存処理の内容を示すフローチャートである。まずステップS1401において、ジョブアカウントサーバコンピュータ1120の印刷情報管理部1123にて保存されている設定情報を参照する。次にステップS1402において設定内容を判定し「自動設定」の場合は、ステップS1405において、データベース等の記憶部1125に保持されるジョブ情報(印刷履歴情報)の全検索に要する応答時間を測定する。次にステップS1406において、ステップS1401で参照した設定情報に指定されている許容応答時間とステップS1405で計測した応答時間を比較し、測定した応答時間のほうが大きい場合は、ステップS1407において、データベース等の記憶部1125に保持されているジョブ情報のから、最古の1ヶ月の情報を削除する。削除後にステップS1405に戻り、再度応答時間の計測を行う。ステップS1402の判定処理において「期間による設定」が選択された場合は、ステップS1403において、ステップS1401で参照した設定情報に設定されている期間より古いジョブ情報があるか、データベース等の記憶部1125に保持されるジョブ情報を参照する。古いジョブ情報がある場合は、ステップS1404において、設定されている期間より古いジョブ情報をデータベース等の記憶部1125から削除する。設定されている期間より古いジョブ情報が無い場合は処理を終了する。
(実施例2)
本実施形態における図8に示すフローチャートに示す処理、及び、図1、図7、図10、図11、図13に示す各モジュールが、外部からインストールされるプログラムによって、各コンピュータのそれぞれにより遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群がクライアントコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部サーバ(図示省略)からダウンロードすることで、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたジョブアカウントサーバやジョブアカウントクライアントプログラム等のプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、外部の所定のサーバ装置(図示省略)からネットワークを介して送信された、又は、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を適用したジョブアカウントシステム全体の基本的な構成図である。 クライアントコンピュータ及びサーバコンピュータの制御構成を示す図である。 本発明に係るプログラムがRAMにロードされ、CPUにより実行可能となった状態でのメモリマップを示す図である。 本発明に係るプログラム及び関連データがFDやCD−ROMに格納されている状態でのメモリマップを示す図である。 プログラム及び関連データの供給方法を示す図である。 周辺機器の制御構成を示す図である。 ジョブアカウントサーバアプリケーションの機能構成を示す図である。 ジョブ登録部が、ジョブ受信部が受信したジョブ情報をジョブ履歴データベースに登録するときの処理を示すフローチャートである。 ジョブ履歴データベースに登録されている1ジョブの情報の一例である。 図12のGUIならびに図13のフローチャートに基づき設定されたジョブ情報の保存方法による保存処理の内容を示すフローチャートである。 ジョブアカウントサーバコンピュータとジョブアカウントクライアントコンピュータとの動作を示す図である。 ジョブアカウントサーバアプリケーションにおいて、データベース等の記憶部1125に保持されるジョブ情報(印刷履歴情報)の保持方法を示すGUIの一例である 図12で示したジョブ情報の保持方法設定に関するGUIの処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1010 クライアントコンピュータ
1011 アプリケーション
1012 GDI
1013 スプーラ
1014 ジョブアカウントクライアントアプリケーション
1020 クライアントコンピュータ
1021 アプリケーション
1022 GDI
1023 スプーラ
1024 ジョブアカウントクライアントアプリケーション
1030 サーバコンピュータ
1031 ジョブアカウントサーバアプリケーション
1040 ジョブ履歴保持機能付きプリンタ
1050 ジョブ履歴保持機能付きMFP
1060 従来のプリンタ

Claims (8)

  1. 情報処理装置から周辺機器へ出力されたジョブを管理するジョブ管理装置であって、ジョブ管理装置に保持されているジョブ情報を検索する手段と、検査に要する時間を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された時間と基準となる時間を比較する比較手段と、前記比較手段により基準となる時間より計測した時間の方が大きいと判定された場合に、ジョブ情報の保持期間を再設定する設定手段を有することを特徴とするジョブ管理装置。
  2. 前記比較手段により、基準となる時間より計測した時間の方が小さいと判定された場合には、ジョブ情報の保持期間を再設定せずに次回のタイミングでジョブ管理装置に保持されているジョブ情報を検索することを特徴とする請求項1に記載のジョブ管理装置。
  3. 前記比較手段において、基準となる時間をジョブ管理装置に対して、予め設定する設定手段を有することを特徴とする請求項1に記載のジョブ管理装置。
  4. 情報処理装置から周辺機器へ出力されたジョブを管理するジョブ管理方法であって、ジョブ管理装置に保持されているジョブ情報を検索するステップと、検査に要する時間を計測するステップと、前記計測ステップによって計測された時間と基準となる時間を比較するステップと、前記比較ステップにより基準となる時間より計測した時間の方が大きいと判定された場合に、ジョブ情報の保持期間を再設定するステップを有することを特徴とするジョブ管理方法。
  5. 前記比較ステップにより、基準となる時間より計測した時間の方が小さいと判定された場合には、ジョブ情報の保持期間を再設定せずに次回のタイミングでジョブ管理装置に保持されているジョブ情報を検索するステップを有することを特徴とする請求項4に記載のジョブ管理方法。
  6. 前記比較ステップにおいて、基準となる時間をジョブ管理装置に対して、予め設定するステップを有することを特徴とする請求項4に記載のジョブ管理方法。
  7. 請求項4乃至請求項6に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010224602A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
US10699867B2 (en) 2010-10-19 2020-06-30 ICT Integrated Circuit Testing Gesellschaft für Halbleiterprüftechnik mbH Simplified particle emitter and method of operating thereof

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