JP2009017539A - カメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像を並べて表示できるカメラシステムにおいて、利便性を高める。
【解決手段】画像表示制御部15は、画像82Aの一部分を基準画像82A′として液晶モニタ16に表示させる。さらに、画像表示制御部15は、画像82Aとは異なる絞り値で取得された画像82Bの一部分を比較画像82B′として、基準画像82A′と並べて液晶モニタ16に表示させる。比較画像82B′は、画像82Bにおける位置が画像82Aにおける基準画像82A′の位置と同じ部分である。
【選択図】図17

Description

本発明は、カメラシステム、特に、複数の画像を並べて表示できるカメラシステムに関する。
近年、被写体の光学的な像を電気的な画像信号に変換して出力可能なデジタルスチルカメラが急速に普及している。デジタルスチルカメラの特徴の一つとして、撮影者が撮影時に表示装置(例えば、画像表示用液晶モニタ)を見ながら撮影し、撮影後にすぐに撮影画像を確認できることが挙げられる。
デジタルスチルカメラによって撮影された画像は、撮影条件によって異なったものとなる。例えば、絞り値を変えることによって被写界深度が変化し、被写体に焦点が合っている状態で背景のぼけ具合を変えることができる。撮影画像の変化を確認するために、例えば特許文献1に記載のカメラが提案されている。このカメラは、開放絞りにより撮影された画像信号と設定された絞り値により撮影された画像信号とを記憶し、一方の画像の一部を他方の画像に置き換えて表示装置に合成表示する。
一方、撮影された画像を評価するために、撮影された一の画像について、異なる複数の拡大率を同時に表示装置に表示するカメラが提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2000−125153号公報 特開2003−345340号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のカメラでは、比較される複数の画像がそれぞれ異なる領域の画像であるため、画像の比較が容易でない。また、上記特許文献2に記載のカメラでは、異なる複数の画像を同時に比較できない。複数の画像を比較する際に利便性が高いカメラが求められている。
本発明の課題は、複数の画像を並べて表示できるカメラシステムにおいて、利便性を高めることにある。
第1の発明に係るカメラシステムは、被写体の光学像を形成する撮像光学系と、撮像部と、表示部と、表示制御部と、を備えている。撮像部は、光学像を画像信号に変換し被写体の画像を取得する。表示部は、撮像部で取得された複数の画像を並べて表示可能である。表示制御部は、撮像部により取得された第1画像の一部分を基準画像として表示部に表示させ、第1画像の第1撮影条件とは異なる第2撮影条件で撮像部により取得された第2画像の一部分であって第2画像における位置が第1画像における基準画像の位置と同じ部分を比較画像として基準画像と並べて表示部に表示させる。
このカメラシステムでは、異なる撮影条件で撮影された複数の画像のうち、それぞれ同じ部分を並べて比較することができ、画像の比較が容易となる。これにより、このカメラシステムでは、複数の画像を比較する際の利便性を高めることができる。
第2の発明に係るカメラシステムは、第1の発明に係るカメラシステムにおいて、表示制御部が、基準画像の一部分を拡大した第1拡大画像と、基準画像における第1拡大画像の位置と比較画像における位置が同じ部分を拡大した第2拡大画像と、を表示部に表示させる。
第3の発明に係るカメラシステムは、第2の発明に係るカメラシステムにおいて、表示制御部が、第1画像および第2画像とは異なる撮影条件で撮像部により取得された第3画像の一部分であって第3画像における位置が第1画像における基準画像の位置と同じ部分を、比較画像として第2画像の代わりに表示部に表示可能である。
第4の発明に係るカメラシステムは、第3の発明に係るカメラシステムにおいて、表示部が第1拡大画像を表示している場合において、表示制御部は、第3画像の一部分であって第3画像における位置が第1画像における第1拡大画像の位置と同じ部分を拡大した第3拡大画像を、第2拡大画像の代わりに表示部に表示可能である。
第5の発明に係るカメラシステムは、第4の発明に係るカメラシステムにおいて、表示制御部が、基準画像と比較画像とのそれぞれの撮影条件を表示部に表示させる。
第6の発明に係るカメラシステムは、第5の発明に係るカメラシステムにおいて、撮影条件が絞り値である。
本発明に係るカメラシステムによれば、複数の画像を並べて表示できるカメラシステムにおいて、利便性を高めることが可能である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
<1:カメラシステムの全体構成>
本発明に係るカメラシステム200について説明する。図1に本発明に係るカメラシステム200の全体構成図を示す。
図1に示すカメラシステム200は、交換レンズ式の一眼レフデジタルカメラシステムである。カメラシステム200は、カメラ本体1と交換レンズユニット2とから構成される。
また、カメラ本体1と交換レンズユニット2とは、それぞれに設けられた交換レンズユニット2側のレンズマウント21の電気切片(図示せず)と、カメラ本体1側のボディーマウント23の電気切片(図示せず)とを介して、各種の制御信号の通信を行う。
(1.1:交換レンズユニットの構成)
交換レンズユニット2は、主に、カメラシステム200内の撮像センサ11に被写体像を結ぶための撮像光学系Lと、撮像光学系Lの絞りを調整するための絞り設定部29と、交換レンズユニット2の各種シーケンスを制御するレンズマイコン20とから構成される。
交換レンズユニット2は、レンズマウント21を有し、カメラ本体1のボディ前面に設けられたボディーマウント23に取り外し可能に装着される。
交換レンズユニット2は、また、交換レンズユニット2内の各種シーケンスをコントロールし、各種レンズ情報を保持しているレンズマイコン20が搭載されている。交換レンズユニット2内には、フォーカスレンズ群25を駆動制御するフォーカス制御部26が搭載されている。さらに、絞りユニット28を制御する絞り制御部27が搭載されている。
撮像光学系Lは、主に、フォーカスレンズ群25と、絞りユニット28とから構成される。
絞り設定部29は、主に、撮影者が回転操作することで絞り値を入力することができる絞りリング40と、絞りリング40の回転角度に応じた物理量を出力する絞りリニアセンサ(図示せず)と、絞りユニット28の有する絞り羽根を駆動する絞り駆動モータ28bと、設定された絞り値となるように絞りを調整する絞り制御部27とから構成される。
レンズマイコン20は、交換レンズユニット2の中枢を司る制御装置であり、交換レンズユニット2に搭載された各部に接続されており、交換レンズユニット2の各種シーケンスの制御を行う。レンズマイコン20には、例えば、CPU、メモリ69が搭載されており、メモリ69に格納されたプログラムがCPUに読み込まれることで、様々な機能を実現することができる。レンズマイコン20は、フォーカス制御部26、絞り制御部27、シフト制御部(図示せず)等に対し、命令(例えば、制御信号やコマンド)を出力することで、フォーカス制御部26、絞り制御部27、シフト制御部(図示せず)等にそれぞれの制御を実行させる。また、レンズマイコン20は、ボディーマイコン12とインターフェースを介して接続され、ボディーマイコン12とマイコン間通信を行う。
(1.2:カメラ本体の構成)
カメラ本体1は、主に、被写体からの光の経路を変更するクイックリターンミラー4と、被写体像を視認するためのファインダ光学系19と、焦点検出を行う焦点検出用ユニット5と、シャッターの開閉動作を行うシャッターユニット10と、被写体像を撮影画像として取得する撮像部と、撮像画像を表示する画像表示部と、撮影モードを切り換える撮影モード切換部と、絞り込みモードに設定するための絞り込みモード設定部と、シャッターユニット10の制御を行うシャッター制御部14と、撮像画像を記録する画像記録部18と、カメラ本体1の各種シーケンスの制御を行うボディーマイコン12とから構成されている。
なお、ファインダ光学系19が観察光学系をなし、クイックリターンミラー4が可動ミラーをなし、撮影モード切り換えボタンおよびボディーマイコンが撮影モード切換部をなし、絞り込みモードボタンおよびボディーマイコンが絞り込みモード設定部をなす。
交換レンズユニット2を通過した被写体光は、クイックリターンミラー4のメインミラー4aにより2つの光束(反射光束および透過光束)に分割され、反射光束は、ファインダ光学系19へ導かれる。一方、透過光束は、クイックリターンミラー4の背面側に設けられたサブミラー4bで反射されて、焦点検出用ユニット5のAF用光束として利用される。この焦点検出用ユニット5は、一般的には、位相差検出方式が使用される。
メインミラー4aで反射された光束は、ファインダースクリーン6上に結像される。ファインダースクリーン6上に結像された被写体像は、ペンタプリズム7および接眼レンズ8を介してファインダ接眼窓9から観察することができる。
カメラ本体1内には、各種シーケンスをコントロールするボディーマイコン12が搭載されている。撮像センサ制御部13は、撮像センサ11の駆動制御を行う。シャッター制御部14は、シャッターユニット10の駆動制御を行う。画像表示用の画像表示制御部15は、撮像センサ11より画像データを読み出し、所定の画像処理を行った後、液晶モニタ16へ撮影画像を表示するよう制御する。また、画像記録制御部17は、図示せぬSDカードなどの記録媒体に対して、画像読み出し/記録部18(以下、「画像記録部18」という。)を介して、撮影画像の読み書きを行う。
クイックリターンミラー4は、主に、入射光を反射および透過可能なメインミラー4aと、メインミラー4aの背面側に設けられメインミラー4aからの透過光を反射するサブミラー4bとから構成されており、クイックリターンミラー制御部(図示せず)により光路X外に跳ね上げが可能である。クイックリターンミラー4は、図2に示す位置と、図3に示す位置とを移動可能に設置されている。また、メインミラー4aにより、入射光は、2つの光束に分割され、反射光束はファインダ光学系19へ導かれ、透過光束は、サブミラー4bで反射されて、焦点検出用ユニット5に導かれる。
ファインダ光学系19は、主に、被写体像が結像されるファインダースクリーン6と、被写体像を正立像に変換するペンタプリズム7と、被写体の正立像をファインダ接眼窓9に導く接眼レンズ8と、撮影者が被写体像を観察するファインダ接眼窓9とから構成されている。
焦点検出用ユニット5は、サブミラー4bからの反射光により、被写体からの光による結像が合焦状態にあるか否かを検知する(焦点を検出する)ユニットで、例えば、一般的な位相差検出方式によって、焦点検出を行う。
撮像部は、主に、光電変換を行うCCDなどの撮像センサ11と、撮像センサ11を制御する撮像センサ制御部13とから構成され、被写体像を撮影画像として取得する。撮像部により、入射光による被写体像(被写体の光学像)が、撮影画像を形成する電気的な画像信号に変換される。
画像表示部は、液晶モニタ16(表示部の一例)と、液晶モニタ16の動作を制御する画像表示制御部15とから構成されている。液晶モニタ16は、第1の表示領域と第2の表示領域とを含む表示領域を有し、撮像部で取得された画像を画像表示領域100に表示することができる。画像表示制御部15およびボディーマイコン12により、液晶モニタ16を制御する表示制御部が実現されている。
画像記録部18は、例えば、図示せぬカード型記録媒体に対して撮影画像の記録および再生を行う。画像記録部18は、画像記録部18の動作を制御する画像記録制御部17により制御される。
ボディーマイコン12は、カメラ本体1の中枢を司る制御装置であり、各種シーケンスの制御を行う。ボディーマイコン12には、例えば、CPU、ROM、RAMが搭載されており、ROMに格納されたプログラムがCPUに読み込まれることで、ボディーマイコン12は様々な機能を実現することができる。ボディーマイコン12は、シャッター制御部14、撮像センサ制御部13、画像表示制御部15、画像記録制御部17等に対し、命令(例えば、制御信号やコマンド)を出力することで、シャッター制御部14、撮像センサ制御部13、画像表示制御部15、画像記録制御部17等にそれぞれの制御を実行させる。また、ボディーマイコン12は、レンズマイコン20とインターフェースを介して接続され、レンズマイコン20とマイコン間通信を行う。
(1.3:ファインダ撮影モードとモニタ撮影モード)
このカメラシステム200は、撮影モードとして、ファインダ撮影モードとモニタ撮影モードとを有する。ファインダ撮影モードは、撮影者がファインダ接眼窓9を介して被写体を観察しながら撮影する撮影モードであり、従来の一眼レフカメラにおける通常の撮影モードである。
このファインダ撮影モードにおいては、図2に示すように、クイックリターンミラー4は、光路X内の所定位置に配置されており、被写体光は、ファインダ光学系19に導かれるので、撮影者は、ファインダ接眼窓9から被写体像を観察することができる。実際の撮影時には、クイックリターンミラー4が光路X外に跳ね上げられるとともに、シャッターユニット10が開かれて撮像センサ11の撮像面上に被写体像が結像される。
一方、モニタ撮影モードは、撮影者が液晶モニタ16に表示される被写体を観察しながら撮影するモードである。モニタ撮影モードにおいては、図3に示すように、クイックリターンミラー4が光路X内から退避する。液晶モニタ16には、撮像センサ11を介して被写体の画像、いわゆるスルー画像が表示される。
(1.4:交換レンズユニットの上面の構成)
図4は、本実施の形態に係る交換レンズユニット2を取り付けたカメラシステム200の上面図である。なお、図4に示すように、X軸、Y軸およびZ軸を定義する。すなわち、撮像光学系Lを構成するレンズの光軸と平行にZ軸を定義し、撮影画像の長辺方向と平行にY軸を定義し、撮影画像の短辺方向と平行にX軸を定義する。
カメラシステム200は、被写体を撮影する際に撮影者により支持される筐体を有する。このカメラシステム200は、レリーズボタン30と、シャッタースピード設定ダイヤル31とを含む。
シャッタースピード設定ダイヤル31はシャッタースピードの設定を行う操作部材である。
また、カメラ本体1は、液晶モニタ16を含む。液晶モニタ16は、カメラ本体1の撮影者側の面に設けられている。液晶モニタ16の作用については後述する。
交換レンズユニット2は、最も被写体側(Z軸方向正側)に、フィルタマウント37を持つ。交換レンズユニット2は、フィルタマウント37からカメラシステム200本体側へ(Z軸の負の方向)向けて順に、ズームリング38と、フォーカスリング39と、絞りリング40とを有する。ズームリング38と、フォーカスリング39と、絞りリング40とは、いずれも円筒状の回転操作部材であり、交換レンズユニット2の外周面において回転可能に配置されている。
(1.5:カメラ本体の背面の構成)
図5は、本実施の形態に係るカメラシステム200の背面図である。カメラ本体1は、電源ボタン70、撮影/再生モード切り替えレバー71、MENUボタン72、十字操作キー73、SETボタン74、及び深度確認ボタン76を含む。
電源ボタン70は、カメラシステム200の電源のON/OFFを行う操作部材である。撮影/再生モード切り替えレバー71は、レバーの切り替えを行うことにより、撮影モードと再生モードとの切り替えを行う操作部材である。ここで、撮影モードとは、カメラシステム200において、被写体を新たに撮影して画像信号にするために設定されるモードである。また、再生モードとは、カメラシステム200において、既に撮影して格納されている画像信号を表示させるために設定されるモードである。
MENUボタン72は、液晶モニタ16に、各種操作メニューを表示させるための操作部材である。十字操作キー73は、上下、左右の矢印キーを有し、各種操作メニューの表示項目を選択するための操作部材である。SETボタン74は、各種操作メニューの表示項目を確定するための操作部材である。
深度確認ボタン76は、後述する絞込みモードへ移行させるためのボタンである。カメラシステム200では、撮影者がこの深度確認ボタン76を押すことにより、絞り込みモードへと移行する。
(1.6:カメラ本体の制御システム)
図6は、本発明の実施形態に係るカメラ本体1の制御システムを示すブロック図である。
ボディーマイコン12は、レリーズボタン30と、シャッタースピード設定ダイヤル31と、撮影/再生モード切り替えレバー71と、MENUボタン72と、十字操作キー73と、SETボタン74と、撮影モード切り替えボタン75と、深度確認ボタン76とから信号を受信可能である。また、ボディーマイコン12は、シャッター制御部14およびクイックリターンミラー制御部60へ信号を送信可能である。さらに、ボディーマイコン12は、ボディーマイコン12と画像記録制御部17との間の双方向通信、ボディーマイコン12と画像表示制御部15と間の双方向通信、およびボディーマイコン12とデジタル信号処理部53との間の双方向通信を行うことができる。また、ボディーマイコン12は、信号を格納するメモリ68を持つ。
シャッター制御部14は、ボディーマイコン12からの制御信号に基づいてシャッター駆動モータ10aを駆動する。クイックリターンミラー制御部60は、ボディーマイコン12からの制御信号に基づき、クイックリターンミラー駆動モータ61を駆動する。
レリーズボタン30は、ボディーマイコン12へシャッタータイミングを示す情報を送信する。シャッタースピード設定ダイヤル31は、設定されたシャッタースピード情報及びシャッターモード情報を送信する。
撮像センサ11は、CCD(Charge Coupled Device)等により構成される。撮像センサ11は、交換レンズユニット2の撮像光学系Lにより形成される光学的な像を電気的な画像信号に変換する。撮像センサ11は、撮像センサ制御部13により駆動制御される。撮像センサ11から出力される画像信号は、アナログ信号処理部51と、A/D変換部52と、デジタル信号処理部53と、バッファメモリ54と、画像圧縮部56とにより、順に処理される。
画像信号は、撮像センサ11から、アナログ信号処理部51へ送信される。アナログ信号処理部51は、撮像センサ11が出力する画像信号に、ガンマ処理等のアナログ信号処理を施す。アナログ信号処理部51から出力された画像信号は、A/D変換部52へ送信される。A/D変換部52は、アナログ信号処理部51から出力されたアナログ画像信号をデジタル信号に変換する。
A/D変換部52から出力された画像信号は、デジタル信号処理部53へ送信される。デジタル信号処理部53は、A/D変換部52によりデジタル信号に変換された画像信号に対して、ノイズ除去や輪郭強調等のデジタル信号処理を施す。デジタル信号処理部53から出力された画像信号は、バッファメモリ54へ送信される。バッファメモリ54は、デジタル信号処理部53により処理された画像信号を一旦記憶する。バッファメモリ54は、RAM(Random Access Memory)等により構成される。
バッファメモリ54から出力された画像信号は、画像記録制御部17からの命令に従って、画像圧縮部56に送信される。画像圧縮部56は、画像記録制御部17の命令に従って画像信号に圧縮処理を行う。画像信号は、この圧縮処理により、元のデータより小さなデータサイズになる。例えばこの圧縮方式として、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式等が用いられる。
圧縮された画像信号は、画像圧縮部56から画像記録部18及び液晶モニタ16へ送信される。一方、ボディーマイコン12は、画像記録制御部17及び画像表示制御部15へ制御信号を送信する。画像記録制御部17は、ボディーマイコン12からの制御信号に基づいて画像記録部18を制御する。画像表示制御部15は、ボディーマイコン12からの制御信号に基づいて液晶モニタ16を制御する。
画像記録部18は、画像記録制御部17の命令に基づいて、画像信号を内部メモリ及び/又はリムーバブルメモリに記録する。画像記録部18は、画像記録制御部17の命令に基づいて、画像信号とともに記憶すべき情報を、内部メモリ及び/又はリムーバブルメモリに記録する。画像信号とともに記憶すべき情報は、画像を撮影した際の日時,焦点距離情報,シャッタースピード情報,絞り値情報および撮影モード情報を含む。
液晶モニタ16は、画像表示制御部15の命令に基づいて、画像信号を可視画像として表示する。液晶モニタ16は、画像表示制御部15の命令に基づいて、画像信号とともに表示すべき情報を、表示する。画像信号とともに表示すべき情報は、焦点距離情報,シャッタースピード情報,絞り値情報,撮影モード情報および合焦状態情報の表示を含む。
また、液晶モニタ16は、画像表示制御部15の命令に基づいて、所定の撮影/再生モードにおいて、撮影者により設定されるべき設定画面を表示する。
撮影者が撮影する場合には、電源ボタン70をONにし、撮影/再生モード切り替えレバー71を撮影モードに合わせる。これによりカメラシステム200本体の電源が入り、液晶モニタ16には、撮像センサ11により電気的な画像信号に変換された被写体の光学像が可視画像として、画像表示制御部15の命令に基づいて表示される。
カメラシステム200が撮影モードにある状態において、撮影者がMENUボタン72を押すと、液晶モニタ16は、画像表示制御部15の命令に基づき、撮影モードにおいて撮影者により変更可能な設定の項目を、アイコン化した設定メニュー画像として表示する。
(1.7:交換レンズユニットの制御システム)
図7は、本発明の実施形態に係る交換レンズユニット2内の制御システムを示すブロック図である。
レンズマイコン20は、レンズマイコン20とズーム制御部62との間の双方向通信、レンズマイコン20とフォーカス制御部26と間の双方向通信、およびレンズマイコン20と絞り制御部27との間の双方向通信を行うことができる。
ズーム制御部62は、ズームリニアセンサ600から、A/D変換部601を介して、信号を受信可能である。ズーム制御部62は、ズームリニアセンサ600により検出されたズームリング38の回転量を撮像光学系Lの焦点距離情報に変換する。ズーム制御部62は、焦点距離情報をレンズマイコン20へ送信する。
フォーカス制御部26は、フォーカスリニアセンサ63から信号を受信可能であり、A/D変換部64を介して、フォーカス駆動モータ65へ信号を送信可能である。フォーカス制御部26は、フォーカスリニアセンサ63により検出され、A/D変換部64によりデジタル化されたフォーカスリング39の回転角度より、フォーカスモードを判断する。フォーカス制御部26は、判断した結果をレンズマイコン20へ送信する。フォーカス制御部26は、レンズマイコン20からの命令に基づいてフォーカスリング39の回転角度より検出した物点距離情報を、レンズマイコン20へ送信する。フォーカス制御部26は、レンズマイコン20からの制御信号に基づいてフォーカス駆動モータ65を駆動する。
絞り制御部27は、絞りリニアセンサ66から信号を受信可能であり、A/D変換部67を介して、絞り駆動モータ28bへ信号を送信可能である。絞り制御部27は、絞りリニアセンサ66により検出され、A/D変換部67によりデジタル化された絞りリング40の回転角度により、絞りモードを判断する。絞り制御部27は、判断した結果をレンズマイコン20へ送信する。絞り制御部27は、レンズマイコン20からの命令に基づいて絞りリング40の回転角度より検出した絞り値情報を、レンズマイコン20に送信する。絞り制御部27は、レンズマイコン20からの制御信号に基づいて絞り駆動モータ28bを駆動する。
<2:カメラシステムの動作>
(2.1:ファインダ撮影モード)
次に、カメラシステム200の撮影動作について説明する。まず、図1、図2、図6および図7を用いて、撮影者がファインダ接眼窓9を覗いて撮影するファインダ撮影モードにおける駆動シーケンスについて説明する。
撮影者のレリーズボタン30の半押し動作により、カメラシステム200内のボディーマイコン12および各種ユニットには、電源が供給される。電源供給により起動するカメラシステム200内のボディーマイコン12は、同じく電源供給で起動する交換レンズユニット2内のレンズマイコン20より、レンズマウント21およびボディーマウント23を介して、各種レンズデータを受け取り、内蔵するメモリ68に保存する。次に、ボディーマイコン12は、焦点検出用ユニット5より、焦点ずれ量(以後、「Df量」という)を取得し、そのDf量分、フォーカスレンズ群25を駆動するようレンズマイコン20に指示する。レンズマイコン20は、フォーカス制御部26をコントロールして、Df量分だけフォーカスレンズ群25を動作させる。このように焦点検出とフォーカスレンズ群25の駆動とを繰り返すうち、Df量は小さくなり、所定量以下になったときにボディーマイコン12により合焦と判断され、フォーカスレンズ群25の駆動が停止される。
この後、ボディーマイコン12は、撮影者によりレリーズボタン30が全押しされると、レンズマイコン20に対して、絞り値を不図示の測光センサからの出力に基づいて計算された絞り値にするよう指示する。そして、レンズマイコン20は、絞り制御部27をコントロールし、指示された絞り値まで、絞りを絞り込む。絞り値の指示と同時にボディーマイコン12は、クイックリターンミラー制御部60により、クイックリターンミラー4を光路X内から退避させる。クイックリターンミラー4の退避完了後、撮像センサ制御部13は、撮像センサ11の駆動を指示し、シャッターユニット10の動作を指示する。なお、撮像センサ制御部13は、不図示の測光センサからの出力に基づいて計算されたシャッタースピードの時間だけ、撮像センサ11を露光する。
露光完了後、撮像センサ制御部13により撮像センサ11から読み出された画像データは、所定の画像処理を実行された後、液晶モニタ16に撮影画像として表示される。また、撮像センサ11から読み出され、所定の画像処理を実行された画像データは、画像読み出し/記録部18を介して、記憶媒体に画像データとして書き込まれる。また、露光終了後、クイックリターンミラー4とシャッターユニット10とは、初期位置にリセットされる。ボディーマイコン12は、レンズマイコン20へ、絞りを開放位置にリセットするよう指示し、レンズマイコン20は、各ユニットに対してリセット命令を行う。リセット完了後、レンズマイコン20は、ボディーマイコン12にリセット完了を伝える。ボディーマイコン12は、レンズマイコン20からのリセット完了情報と露光後の一連処理の完了を待ち、その後、レリーズボタン30の状態が、押し込みされていない状態であることを確認し、撮影シーケンスを終了させる。
(2.2:モニタ撮影モード)
次に、図1、図3、図6および図7を用いて、撮影者が液晶モニタ16を用いて撮影するモニタ撮影モードにおける駆動シーケンスについて説明する。
液晶モニタ16を用いて撮影する場合、撮影者は、撮影モード切り替えボタン75を操作して、モニタ撮影モードに設定する。モニタ撮影モードに設定されると、ボディーマイコン12は、クイックリターンミラー4を光路X内から退避させる。これにより、被写体からの光が撮像センサ11に達するので、撮像センサ11は、撮像センサ11上に結像される被写体からの光を画像データに変換し、画像データとして取得し、出力することができる。撮像センサ制御部13により撮像センサ11から読み出された画像データは、所定の画像処理を実行された後、液晶モニタ16に撮影画像として表示される。このように、撮影画像を液晶モニタ16に表示させることにより、撮影者は、ファインダ接眼窓9を覗くことなく、被写体を追いかけることが可能となる。
次に、撮影者のレリーズボタン30の半押し動作により、カメラシステム200のボディーマイコン12は、交換レンズユニット2内のレンズマイコン20より、レンズマウント21およびボディーマウント23を介して、各種レンズデータを受け取り、内蔵するメモリ68に保存する。次に、ボディーマイコン12は、クイックリターンミラー制御部60により、クイックリターンミラー4を光路X内の所定位置に戻し、焦点検出用ユニット5より、Df量を取得し、そのDf量分、フォーカスレンズ群25を駆動するようにレンズマイコン20に指示する。レンズマイコン20は、フォーカス制御部26をコントロールして、Df量分だけフォーカスレンズ群25を動作させる。このように焦点検出とフォーカスレンズ群25の駆動とを繰り返すうち、Df量は小さくなり、所定量以下になったときにボディーマイコン12により合焦と判断され、フォーカスレンズ群25の駆動が停止される。
この後、ボディーマイコン12は、撮影者によりレリーズボタン30が全押しされると、レンズマイコン20に対して、絞り値を不図示の測光センサからの出力に基づいて計算された絞り値にするよう指示する。そして、レンズマイコン20は、絞り制御部27をコントロールし、指示された絞り値まで、絞りを絞り込む。絞り値の指示と同時にボディーマイコン12は、クイックリターンミラー制御部60により、クイックリターンミラー4を光路X内から退避させる。クイックリターンミラー4の退避完了後、撮像センサ制御部13は、撮像センサ11の駆動を指示し、シャッターユニット10の動作を指示する。なお、撮像センサ制御部13は、不図示の測光センサからの出力に基づいて計算されたシャッタースピードの時間だけ、撮像センサ11を露光する。
露光完了後、撮像センサ制御部13により撮像センサ11から読み出された画像データは、所定の画像処理が実行された後、液晶モニタ16に撮影画像として表示される。また、撮像センサ11から読み出され、所定の画像処理が施された画像データは、画像読み出し/記録部18を介して、記憶媒体に画像データとして書き込まれる。また、露光終了後、クイックリターンミラー4は、光路X内から退避した状態に位置しているので、引き続き、撮影者は、モニタ撮影モードにより、被写体を液晶モニタ16上の撮影画像として見ることができる。
また、モニタ撮影モードを解除する場合には、撮影者が、撮影モード切り替えボタン75を操作して、通常の撮影モード、すなわち、ファインダ接眼窓9を覗いて撮影するファインダ撮影モードに移行させる。ファインダ撮影モードに移行された場合、クイックリターンミラー4は、光路X内の所定位置に戻される。また、カメラシステム200(例えば、一眼レフデジタルカメラ)本体の電源を切断する際にも、クイックリターンミラー4は、光路X内の所定位置に戻される。
(2.3:カメラシステムの露出設定動作)
次に、図4、図6を用いて、カメラシステム200の露出設定動作について説明する。カメラシステム200は、通常撮影領域に対して自動で露出設定を行うプログラム撮影モードと、シャッタースピードを手動で設定するシャッタースピード優先撮影モードと、絞り値を手動で設定する絞り優先撮影モードと、シャッタースピード及び絞り値を両方とも手動で設定するマニュアル撮影モードとの4つの露出設定モードを持つ。
カメラシステム200の操作を行う撮影者は、絞りリング40を所定の回転角度とシャッタースピード設定ダイヤル31の回転角度とを組み合わせて設定することにより、4つの露出設定モードを選択することができる。すなわち、撮影者は、絞りリング40の文字「A」を指標33と一致させた状態で、シャッタースピード設定ダイヤル31をオートの位置に合わせることで、プログラム撮影モードに設定することができる。撮影者は、絞りリング40の文字「A」を指標33と一致させた状態で、シャッタースピード設定ダイヤル31をマニュアル設定可能な位置に合わせることで、シャッタースピード優先撮影モードに設定することができる。撮影者は、絞りリング40の文字「2」〜「11」のいずれかを指標33と一致させた状態で、シャッタースピード設定ダイヤル31をオートの位置に合わせることで、絞り優先撮影モードに設定することができる。撮影者は、絞りリング40の文字「2」〜「11」のいずれかを指標33と一致させた状態で、シャッタースピード設定ダイヤル31をマニュアル設定可能な位置に合わせることで、マニュアル撮影モードに設定することができる。
以下、4つの露出設定モードの内、プログラム撮影モードと、シャッタースピード優先撮影モードとを総称してオート絞りモードという。また、以下、絞り優先撮影モードと、マニュアル撮影モードとを総称してマニュアル絞りモードという。
(2.4:オート絞りモードの露出設定動作)
絞りリニアセンサ66は、回転角度に応じた信号を絞り制御部27へ出力する。絞りリング40の文字「A」を指標33と一致させた状態にあるとき、撮影者によりレリーズボタン30が操作されると、絞り制御部27は、絞りリニアセンサ66から受信した信号に基づいて露出設定モードがオート絞りモードであると判断する。判断した結果は、レンズマイコン20およびボディーマイコン12へ送信される。ボディーマイコン12への送信は、レンズマイコン20とボディーマイコン12とのマイコン間通信を介して行われる。
また、シャッタースピード設定ダイヤル31は、回転角度に応じた信号をボディーマイコン12へ出力する。ボディーマイコン12は、絞り制御部27から受信した判断結果と、シャッタースピード設定ダイヤル31からの信号とに基づいて、露出設定モードがオート絞りモードであることを認識する。
ボディーマイコン12は、デジタル信号処理部53へ命令を送信する。デジタル信号処理部53は、受信した命令に基づいて所定のタイミングで画像信号をボディーマイコン12へ送信する。ボディーマイコン12は、受信した画像信号に基づいて露出値を演算する。ボディーマイコン12は、露出設定モードがプログラム撮影モードである場合、調整可能な絞り値とシャッタースピードとから適切な組み合わせを演算する。ボディーマイコン12は、露出設定モードがシャッタースピード優先撮影モードである場合、設定されたシャッタースピードに対する適切な絞り値を演算する。
ボディーマイコン12は、演算結果に基づいて制御信号を生成する。ボディーマイコン12は、演算された絞り値に基づく制御信号を、交換レンズユニット2側のレンズマイコン20を介して絞り制御部27へ送信する。ボディーマイコン12は、露出設定モードがプログラム撮影モードである場合、演算されたシャッタースピードに基づく制御信号をシャッター制御部14へ送信する。ボディーマイコン12は、露出設定モードがシャッタースピード優先撮影モードである場合、シャッタースピード設定ダイヤル31により設定されたシャッタースピードについての情報をシャッター制御部14へ送信する。
併せて、ボディーマイコン12は、画像表示制御部15に制御信号を送信する。画像表示制御部15は、液晶モニタ16を駆動する。液晶モニタ16は、制御信号の内容がプログラム撮影モードを指示するものであるとき、露出設定モードがプログラム撮影モードである旨の表示を行う。液晶モニタ16、制御信号の内容がシャッタースピード優先撮影モードを指示するものであるとき、露出設定モードがシャッタースピード優先撮影モードである旨の表示を行う。
絞り制御部27は、レンズマイコン20からの制御信号に基づいて絞り駆動モータ28bを駆動するための駆動信号を生成する。絞り駆動モータ28bは、駆動信号に基づいて駆動される。絞り駆動モータ28bの駆動により、絞り羽根が駆動される。
シャッター制御部14は、ボディーマイコン12からの制御信号に基づいてシャッター駆動モータ10aを駆動するための駆動信号を生成する。シャッター駆動モータ10aは、駆動信号に基づいて駆動される。シャッター駆動モータ10aの駆動により、シャッターユニット10が駆動される。
以上のようにして、カメラシステム200のオート絞りモードによる露出設定が行われる。以上の動作は、撮影者のレリーズボタン30の操作後、瞬時に実行される。
ボディーマイコン12は、撮影が終了すると、画像記録制御部17に制御信号を送信する。画像記録部18は、画像記録制御部17の命令に基づいて、画像信号を内部メモリ及び/又はリムーバブルメモリに記録する。
画像記録部18は、画像記録制御部17の命令に基づいて、制御信号の内容がプログラム撮影モードを指示するものであるとき、画像信号とともに露出設定モードがプログラム撮影モードである旨の情報を内部メモリ及び/又はリムーバブルメモリに記録する。画像記録部18は、画像記録制御部17の命令に基づいて、制御信号の内容がシャッタースピード優先撮影モードを指示するものであるとき、画像信号とともに露出設定モードがシャッタースピード優先撮影モードである旨の情報を内部メモリ及び/又はリムーバブルメモリに記録する。
(2.5:マニュアル絞りモードの露出設定動作)
次に、絞りリング40の文字「2」〜「11」のいずれかの位置を指標33と一致させた状態にあるとき、撮影者によりレリーズボタン30が操作されると、絞り制御部27は、絞りリニアセンサ66から受信した信号に基づいて露出設定モードがマニュアル絞りモードであると判断する。判断した結果は、レンズマイコン20へ送信される。また、シャッタースピード設定ダイヤル31は、回転角度に応じた信号をボディーマイコン12へ出力する。
ボディーマイコン12は、絞り制御部27から受信した判断結果と、シャッタースピード設定ダイヤル31からの信号とに基づいて、露出設定モードがマニュアル絞りモードであることを認識する。
レンズマイコン20は、絞り制御部27に対して、絞りリング40の回転角度より検出した絞り値情報を要求する。絞り制御部27は、レンズマイコン20からの命令に基づいて絞りリング40の回転角度より検出した絞り値情報を、レンズマイコン20およびボディーマイコン12へ送信する。ボディーマイコン12への送信は、レンズマイコン20とボディーマイコン12とのマイコン間通信を介して行われる。ボディーマイコン12は、露出設定モードが絞り優先撮影モードである場合、デジタル信号処理部53へ命令を送信する。デジタル信号処理部53は、受信した命令に基づいて所定のタイミングで画像信号をボディーマイコン12へ送信する。
ボディーマイコン12は、露出設定モードが絞り優先撮影モードである場合、受信した画像信号に基づいてシャッタースピードを演算する。ボディーマイコン12は、露出設定モードが絞り優先撮影モードである場合、検出された絞り値に対する適切なシャッタースピードを演算する。ボディーマイコン12は、露出設定モードが絞り優先撮影モードである場合、演算結果に基づいて制御信号を生成する。ボディーマイコン12は、露出設定モードが絞り優先撮影モードである場合、演算されたシャッタースピードに基づく制御信号をシャッター制御部14へ送信する。ボディーマイコン12は、露出設定モードがマニュアル撮影モードである場合、シャッタースピード設定ダイヤル31により設定されたシャッタースピードについての情報をシャッター制御部14へ送信する。
併せて、ボディーマイコン12は、画像表示制御部15に制御信号を送信する。画像表示制御部15は、液晶モニタ16を駆動する。液晶モニタ16は、制御信号の内容が絞り優先撮影モードを指示するものであるとき、露出設定モードが絞り優先撮影モードである旨の表示を行う。液晶モニタ16は、制御信号の内容がマニュアル撮影モードを指示するものであるとき、露出設定モードがマニュアル撮影モードである旨の表示を行う。
絞り制御部27は、レンズマイコン20からの制御信号に基づいて絞り駆動モータ28bを駆動するための駆動信号を生成する。絞り駆動モータ28bは、駆動信号に基づいて駆動される。絞り駆動モータ28bの駆動により、絞り羽根が駆動される。シャッター制御部14は、ボディーマイコン12からの制御信号に基づいてシャッター駆動モータ10aを駆動するための駆動信号を生成する。シャッター駆動モータ10aは、駆動信号に基づいて駆動される。シャッター駆動モータ10aの駆動により、シャッターユニット10が駆動される。
以上のようにして、カメラシステム200のマニュアル絞りモードによる露出設定が行われる。以上の動作は、撮影者のレリーズボタン30の操作後、瞬時に実行される。
ボディーマイコン12は、撮影が終了すると、画像記録制御部17に制御信号を送信する。画像記録部18は、画像記録制御部17の命令に基づいて、画像信号を内部メモリ及び/又はリムーバブルメモリに記録する。
画像記録部18は、画像記録制御部17の命令に基づいて、制御信号の内容が絞り優先モードを指示するものであるとき、画像信号とともに露出設定モードが絞り優先モードである旨の情報を内部メモリ及び/又はリムーバブルメモリに記録する。画像記録部18は、画像記録制御部17の命令に基づいて、制御信号の内容がマニュアル撮影モードを指示するものであるとき、画像信号とともに露出設定モードがマニュアル撮影モードである旨の情報を内部メモリ及び/又はリムーバブルメモリに記録する。
(2.6:深度確認モードの動作)
このカメラシステム200では、撮影時の絞り値を決定するために、撮影前に、絞り値の異なる複数の画像を並べて比較できる深度確認モードがさらに設けられている。
カメラシステム200のボディーマイコン12により、深度確認ボタン76(図5)が押されたか否かが判断される。深度確認ボタン76が押された場合には、深度確認モードに移行する。以下、深度確認モードについて具体的に説明する。
深度確認ボタン76が押されると、異なる絞り値で連続して撮影が行われる。具体的には、上述のステップS1からステップS4までの動作が行われる。連続撮影された画像は、フォルダ82内に記録される。
続けて、比較再生モードに移行する。ここでは、撮影/再生モード切り替えレバー71により、比較再生モードが選択操作されたかどうかにかかわらず、移行する。そして、撮影者の操作により、最適画像の選択および決定される。具体的には、上述したステップS103からステップS118の動作が行われる。
続けて、最適画像として選択された画像と同じ絞り値に実際の絞り値が設定される。具体的には、ボディーマイコン12は、最適画像として選択された画像についての絞り値をフォルダ82に記録されたファイル182から取得し、取得した絞り値をレンズマイコン20に送信する。レンズマイコン20は、絞り制御部27に、実際の絞り値を取得された絞り値に設定するように命令を出す。絞り制御部27は、絞り駆動モータ28bを駆動し、絞りを当該絞り値の状態に設定する。
続けて、設定された絞り値を用いたマニュアル絞りモードでの撮影待機状態に移行し、深度確認モードを終了する。
その後、撮影者は、深度確認モードで画像を比較した上で選択した最適画像と同じ絞り値での撮影をそのまま行うことができる。
(2.7:連続撮影モードの動作)
図1、図3、図6および図7を用いて、レリーズボタン30の1回の動作により撮影条件を変えて複数の撮影を連続して行う連続撮影モードにおける駆動シーケンスについて説明する。
撮影/再生モード切り替えレバー71を回して連続撮影モードを選択操作すると、連続撮影モードが選択されたことがボディーマイコン12に送信される。併せて、ボディーマイコン12は、画像表示制御部15に制御信号を送信する。この制御信号に基づいて画像表示制御部15は液晶モニタ16を駆動する。具体的には、画像表示制御部15は液晶モニタ16に連続撮影を行う撮影条件を選択する操作画面を表示させる。
撮影者は、十字操作キー73を操作して操作画面に表示された撮影条件を選択し、SETボタン74を押して撮影条件を決定する。ボディーマイコン12は、選択された撮影条件を判断する。撮影条件としては、例えば、画像の明るさ、露出および絞り値が挙げられる。ボディーマイコン12は、撮影条件を変化させながら、複数の画像を連続撮影する。このように連続撮影された複数の画像を「一連の画像」と称する。また、撮影者は、十字操作キー73を操作して、変化させたい条件の値など決定することができる。
以下、図9を用いて、連続撮影の一例として、撮影者が絞り値を変化させて連続撮影する動作を説明する。
撮影条件として絞り値が選択されると、絞りリング40により設定されている絞り値(例えばF8)に関わらず、ボディーマイコン12はレンズマイコン20に対して、絞り値が設定可能な最小の絞り値(例えばF2)となるように命令する(ステップS1)。
併せて、ボディーマイコン12は、画像表示制御部15に制御信号を送信する。この制御信号に基づいて画像表示制御部15は液晶モニタ16を駆動する。具体的には、制御信号の内容が絞り値変化による連続撮影モードを指示するものであるとき、画像表示制御部15は、絞り値変化による連続撮影モードである旨を液晶モニタ16に表示させる(ステップS2)。
撮影者のレリーズボタン30の全押し操作後、露出設定モードが絞り優先撮影モードである場合(前述)と同様の撮影動作が、絞り値を最小値から1段ずつ大きくして繰り返し行われる。以下、レリーズボタン30の全押し操作後の動作を具体的に説明する。
ボディーマイコン12は、レンズマイコン20より受信した絞り値に対する適切なシャッタースピードを演算し、この演算結果に基づいて制御信号を生成する。ボディーマイコン12は、この制御信号をシャッター制御部14へ送信する(ステップS3)。
絞り制御部27は、レンズマイコン20からの制御信号に基づいて絞り駆動モータ28bを駆動するための駆動信号を生成する。絞り駆動モータ28bは、この駆動信号に基づいて絞り羽根を駆動する。シャッター制御部14は、ボディーマイコン12からの制御信号に基づいてシャッター駆動モータ10aを駆動するための駆動信号を生成する。シャッター駆動モータ10aは、この駆動信号に基づいてシャッターユニット10を駆動する(ステップS4)。
設定された撮影条件により1枚の画像の撮影を行う。ボディーマイコン12は、撮影が終了すると、画像記録制御部17に制御信号を送信する。画像記録部18は、画像記録制御部17の命令に基づいて、画像信号を内部メモリ及び/又はリムーバブルメモリに記録する(ステップS5)。
ボディーマイコン12は、前回の撮影時の絞り値が最大である場合は、撮影動作を終了する(ステップS6)。前回の撮影時の絞り値が最大でない場合は、ボディーマイコン12は、1段大きい絞り値となるようにレンズマイコン20に命令する(ステップS6、S7)。この命令によりレンズマイコン20において絞り値の設定が行われ、ボディーマイコン12によりステップS3からステップS5の動作が行われる。絞り値が最大になるまで、ステップS3からステップS5の動作が繰り返される。
なお、絞り値の変化のさせ方は、最小値から最大値へ1段ずつ変化させる方法だけに限られず、例えば2段ずつ変化させる方法や最大値から最小値へ変化させる方法等、他の方法であってもよい。
図8に、撮影された一連の画像をSDカードなどの記録媒体55に記録する際のフォルダ構造を示す。撮影者が一連の画像を撮影するたびに記録媒体55の下にフォルダが1つずつ作成される。フォルダ82〜86は、合計5回の連続撮影にそれぞれ対応するフォルダである。同時に、ボディーマイコン12は、各フォルダに一連の画像(例えば、フォルダ82の場合、画像82A、82B、82C)を全て保存する。さらに、ボディーマイコン12は、例えば撮影条件に関する情報を含むファイル182もフォルダ82内に保存する。ファイル182には、一つのフォルダ82に保存されている一連の画像82A〜82Cを取得する際に変化させた撮影条件についての情報、また、それぞれの画像82A〜82Cについての撮影条件の値が記録されている。例えば、この一連の画像82A〜82Cの中で、画像82Aの絞り値はF2、画像82Bの絞り値はF5.6、画像82Cの絞り値はF8である。画像82A、82Bおよび82Cは、第1画像、第2画像および第3画像の一例である。
(2.8:比較再生モードの動作)
撮影者が連続撮影された複数の画像(一連の画像)の中から最適な画像を比較しながら選択するため、複数の画像を比較表示する比較再生モードの動作について説明する。
図10および図11は比較再生モードの動作を説明したフローチャートである。ボディーマイコン12は、撮影/再生モード切り替えレバー71により、比較再生モードが選択操作されたかどうか判断する(ステップS101)。比較再生モードが選択操作された場合には比較再生モードへ移行する。
比較再生モードでは、まず画像を比較する際の基準となる基準画像が選択される。具体的には図12に示すように、比較再生モードに入ると画像表示制御部15は各フォルダの中の1枚の代表画像をサムネイルにて表示する。撮影者は十字操作キー73で図12に示された複数のサムネイル画像のうち所望のサムネイル画像にカーソル枠90を合わせて画像を選択する。この状態で決定ボタン77を押すと、最適な画像の選択を行いたい一連の画像が選択される。
図12に示すサムネイル画像のうち、撮影者がサムネイル画像82Aを選択した場合、ボディーマイコン12は画像82Aが保存されているフォルダ82の中の一連の画像から最適な画像を撮影者に選択させる段階へと進む。
具体的には、画像表示制御部15は液晶モニタ16に画像82Aを表示させる。液晶モニタ16の表示領域は例えば2分割されており、2分割されている領域の片側にカーソル枠90が表示される。
次に、撮影者は、ダイヤル78を回して、フォルダ82に記録されている一連の画像の中から基準となる画像を選択する。このときの表示例を図13(a)および(b)に示す。最初に図13(a)に示す表示例のように、絞り値がF2である画像82Aが表示されている。ダイヤル78が右に1ステップ回転すると、図13(b)に示す表示例のように、画像82Aの次に絞り値が大きいF5.6の画像82Bが表示される。この状態でダイヤル78が左に1ステップ回転すると、図13(a)に示す表示例のように、画像82Bの次に絞り値が小さいF2の画像82Aが表示される。このように、ダイヤル78の操作により基準となる画像を選択することができる。
ダイヤル78の操作により基準にしたい画像を選択した後、十字操作キー73を操作することにより、カーソル枠90を画像の左半分、または、右半分に合わせ、どちらか一方を基準画像として選択する(ステップS102)。
その後、決定ボタン77が操作されることにより基準画像を決定する(ステップS103)。以下、基準画像として、絞り値がF2である画像82Aの左半分(基準画像82A′)を選択した場合について説明する。
画像表示制御部15は基準画像82A′を液晶モニタ16の片側に表示する(ステップS104)。次に、画像表示制御部15は液晶モニタ16の基準画像82A′が表示されていない側(例えば図14(a)の右側)に比較画像が表示される。具体的には、画像表示制御部15は、基準画像82A′が含まれる画像82Aが記録されたフォルダ82内に格納された画像のうち画像82Aと異なる画像(例えば、画像82Bまたは82C)を1枚選択する。選択された画像における位置が画像82Aにおける基準画像82A′の位置と同じ部分(具体的には、カーソル枠90で選択された左半分の画像)を比較画像として液晶モニタ16の右半分に表示する。本実施形態では、画像82Aの次に大きい絞り値F5.6で取得された画像82Bの左半分の画像が比較画像82B′として液晶モニタ16の右半分に表示される。このように、液晶モニタ16には、撮影条件の異なる複数の画像のうち、それぞれ同一領域の2つの画像が基準画像および比較画像として並べて表示される。
次に、撮影者はダイヤル78を回して、フォルダ82に記録されている一連の画像のうち基準画像82A′を含む画像82A以外の画像の中から比較画像を選択する。選択された比較画像が液晶モニタ16に表示される(ステップS105)。このときの表示例を図14(a)および(b)に示す。図14(a)に示す表示例のように、液晶モニタ16の表示領域の左側には、基準画像82A′(絞り値がF2である画像82Aの左半分の画像)が表示され、液晶モニタ16の表示領域の右側には、比較画像82B′(絞り値がF5.6の画像82Bの左半分の画像)が表示されている。ダイヤル78を右に1ステップ回転させると、図14(b)に示すように、液晶モニタ16の表示領域の右側には、ダイヤル78を操作する前に表示されていた比較画像82B′の次に大きい絞り値F8で取得された画像82Cの左半分の画像82C′が比較画像として表示される。また、ダイヤル78を左に1ステップ回転させると、図14(a)に示すように、液晶モニタ16の表示領域の右側には、ダイヤル78を操作する前に表示されていた比較画像82C′の次に小さい絞り値F5.6で取得された画像82Bの左半分の画像82B′が表示される。このように、ダイヤル78の操作により、液晶モニタ16の表示領域の左側に基準画像82A′が表示された状態を維持したまま、右側の比較画像を更新表示できる。
このとき、ボディーマイコン12はファイル82Zの内容から、基準画像および比較画像の両者が絞り値を変化させた画像であること、及び、それぞれの絞り値を知ることができる。これらの情報をもとに、画像表示制御部15は液晶モニタ16に基準画像と比較画像の絞り値をそれぞれ表示させる。
ここで、基準画像と比較画像のどちらかを選択するに際して両画像の選択部分の拡大画像を比較したい場合、撮影者は拡大モードボタン79を押す。ボディーマイコン12は拡大モードボタン79が押されたかを判断する(ステップS106)。拡大モードボタン79が押された場合には拡大モードへと移行する。
拡大モードでは、撮影者が十字操作キー73を操作することで基準画像と比較画像の拡大したい箇所(拡大対象領域)を選択することができる。また、撮影者がダイヤル78を操作することで表示倍率を設定することができる(ステップS107)。このときの表示例を図15に示す。
拡大モードボタン79が押されると、ステップS105の最後の表示(図14(a)に示す表示例)に、基準画像82A′および比較画像82B′のそれぞれ同一の領域を示す2つの拡大カーソル枠91Aおよび91Yが追加して表示される。具体的には、基準画像82A′における拡大カーソル枠91Xの位置は、比較画像82B′における拡大カーソル枠91Yの位置と同じである。撮影者が十字操作キー73を上下左右に操作すると、拡大カーソル枠91Xおよび91Yは十字操作キー73に入力された方向に操作量に応じた距離だけ移動する。このため、移動の際あるいは移動後、基準画像82A′と拡大カーソル枠91Xとの位置関係は、拡大カーソル枠91Yと比較画像82B′との位置関係と同じとなる。
撮影者がダイヤル78を回すと、ダイヤル78の回転方向および回転量に従い、拡大カーソル枠91Xおよび91Yの大きさが変更される。このため、大きさが変更される際あるいは変更後、基準画像82A′と拡大カーソル枠91Xとの位置関係は、拡大カーソル枠91Yと比較画像82B′との位置関係と同じとなる。拡大カーソル枠91Xおよび91Yで囲まれた領域が、拡大対象領域として選択される。
このようにして、基準画像82A′および比較画像82B′のそれぞれ同一の領域が同期して選択される。本実施の形態では、基準画像の全範囲に対する拡大対象領域の範囲と比較画像の全範囲に対する拡大対象領域の範囲とが同一となる。
撮影者が決定ボタン77を押すと、拡大対象領域が決定される(ステップS108)。なお、後述する拡大表示において、拡大表示領域は拡大対象領域の大きさによらず一定であるため、拡大対象領域の大きさを決定することで、画像表示制御部15により同時に拡大倍率が決定される(ステップS108)。
画像表示制御部15は、基準画像および比較画像の拡大画像を基準画像および比較画像とともに液晶モニタ16に表示する(ステップS109)。図16は拡大表示の表示例である。画像表示制御部15は、ステップS109での表示(図15)に、基準画像82A′の拡大対象領域の拡大画像103(以下、基準拡大画像という)および比較画像82B′の拡大対象領域の拡大画像104(以下、比較拡大画像という)をオーバーラップさせて液晶モニタ16に表示する。
基準拡大画像103および比較拡大画像104の大きさは、例えば拡大対象領域の大きさに関わらず一定である。また、基準拡大画像103は基準画像82A′にオ−バーラップして表示され、比較拡大画像104は比較画像82B′にオ−バーラップして表示される。基準拡大画像103および比較拡大画像104は左右に並べて表示される。拡大カーソル枠91Xおよび91Yは、異なる表示方法で(例えば、実線が点線に変更され)、拡大対象領域を示す拡大対象領域枠92Xおよび92Yとして表示される。また、基準画像82A′または比較画像82B′のいずれかを選択可能なように、前述のカーソル枠90が液晶モニタ16の表示領域の片側に表示される。
このように、焦点を合わせた被写体(女性)の背景(海)のぼけ具合を拡大表示により容易に比較することが可能となる。
(2.8:拡大モード中の比較画像の変更動作)
拡大モードの表示状態において、比較画像の方が好ましいと撮影者が判断し、撮影者により比較画像が選択された場合、選択された比較画像を新たに基準画像とする。基準画像の変更後も、拡大モードの表示条件は維持される。図17(a)および(b)の表示例を用いて説明する。
例えば、撮影者が十字操作キー73を左右に操作してカーソル枠90を比較画像82B′に合わせる(図17(a)に示す表示例)。その後、決定ボタン77が押されると、ボディーマイコン12は比較画像82B′が選択されたと判断する(ステップS110)。この場合、画像表示制御部15は比較画像82B′を新たな基準画像82B′として液晶モニタ16の表示領域の左側に表示させる(ステップS111)。また、基準画像82A′を比較画像82A′として液晶モニタ16の表示領域の右側に表示させる(ステップS112)。また、拡大モードの場合、拡大対象領域は維持したまま、画像表示制御部15は、基準画像82B′の基準拡大画像103および比較画像82A′の比較拡大画像104を液晶モニタ16に表示させる(ステップS113、S114)。
このように、本実施の形態では、カーソル枠90を用いて比較画像が選択されると、選択された比較画像が新たに基準画像に設定され、比較画像および基準画像が左右に入れ替わる。例えば、図17(a)に示す表示例から図17(b)に示す表示例へ、左右の表示が入れ替わる。
拡大モードの表示状態において、撮影者により比較画像が変更された場合、比較画像の変更後も、拡大モードの表示条件は維持される。図18を用いて表示例を説明する。
また、拡大モードの表示状態において、撮影者が別の画像を比較画像として選択することができる。例えば、撮影者がダイヤル78を回すと、ボディーマイコン12は比較画像の変更があると判断する(ステップS115)。ボディーマイコン12は、フォルダ82に記録されている一連の画像の中から、基準画像82B′を含む画像82Bおよび現在表示されている比較画像82A′を含む画像82A以外の画像(例えば画像82C)を新しい比較画像として選択する。画像表示制御部15は、液晶モニタ16の表示領域の右側に表示されている画像を、選択前の比較画像82A′から、選択された画像82Cの一部(比較画像82C′)に変更し、比較画像82C′を液晶モニタ16に表示させる(ステップS112)。
このとき、拡大モードの表示条件は維持される。具体的には、ボディーマイコン12は変更前の比較画像82A′における拡大対象領域の位置および大きさを記憶する。画像表示制御部15は比較画像変更後の比較画像82C′において、ボディーマイコン12に記憶された拡大対象領域と同一部分を同一倍率にて比較拡大画像104として液晶モニタ16に表示させる(ステップS113、S114)。このように、画像表示制御部15は、比較画像の変更に同期して比較拡大画像104を変更する。
比較画像の変更入力がない場合、ボディーマイコン12は、最適画像が選択されたかどうかを判断する(ステップS116)。具体的には、カーソル枠90が基準画像82B′に合わされた状態、すなわち、基準画像82B′が選択された状態で決定ボタン77が操作されることにより、ボディーマイコン12は最適画像として基準画像82B′が選択されたと判断する。そして、ボディーマイコン12は、選択された基準画像82B′を最適画像として決定する。
最適画像が決定されると、画像表示制御部15は、図19の表示例のように、一連の画像の中から最適画像として選択されたF5.6の画像82Bの全体を液晶モニタ16に表示する(ステップS117)。画像表示制御部15は、最適画像とその他の画像とを区別可能にするための処理を行う。具体的には、最適画像である旨の情報を記憶する、最適画像として選択された画像以外の一連の画像を削除する、あるいは、最低画像を別のフォルダに移す、などの処理を画像表示制御部15は行う(ステップS117)。
<3:特徴>
カメラシステム200の特徴は以下の通りである。
(1)
このカメラシステム200では、異なる撮影条件で取得された複数の画像の同一領域(前述の実施形態では各画像の左半分)を、基準画像および比較画像として並べて表示することができる。これにより、異なる撮影条件で取得された複数の画像の対応する部分をほぼ隣接した状態で比較することができ、画像を比較する際の利便性が高まる。
(2)
基準画像および比較画像の同一領域の拡大画像を並べて表示することができる。これにより、異なる撮影条件で取得された複数の画像の細かな部分まで比較することができる。
(3)
拡大画像を表示した状態(拡大モード)で比較画像を変更した際、変更後の比較画像についても変更前と同一の位置および大きさの拡大画像が表示される。これにより、撮影者の操作の利便性が向上する。
(4)
深度確認モードにより、撮影前に、被写体についての実際の画像を比較しながら最適な絞り値を設定することができる。また、撮影時の絞り値が所望の絞り値に設定されるため、撮影者はそのまま最適な絞り値での撮影を行うことができる。また、設定された絞り値で、複数枚の撮影を行う等、自由度の高い撮影が可能となる。
[その他の実施形態]
本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
(1)
前述の実施の形態においては、一眼レフカメラについて説明したが、本発明は一眼レフカメラに限定されることはなく、他のカメラシステム、例えば、コンパクトカメラについて適用されてもよい。
(2)
最適画像が選択されたかを判断する方法(ステップS117)は、フォルダ82の全ての画像が少なくとも一度は比較をされていれば、最後の基準画像が最適画像として選択されたとボディーマイコン12が判断するようにしてもよい。
(3)
深度確認モードの終了後、フォルダ82に記録した一連の画像を削除するようにしてもよい。
(4)
前述の実施形態では、撮影者により拡大対象領域の選択及び設定が行われているが、拡大対象領域の選択方法はこれに限られない。例えば、被写体までの距離が異なる境界領域を多く含む領域を検出し、その検出結果に基づいて自動的に基準枠が設定される構成であってもよい。具体的には例えば、焦点検出用ユニット5により1枚の画像において複数点のDf量が検出される。このDf量に基づいて、ボディーマイコン12により1枚の画像の中でDf量の差が大きい(合焦領域と非合焦領域の差の大きい)領域が検出される。Df量の差の大きい領域が自動的に基準枠として設定される。
この場合、前述のような方法で自動的に基準枠が設定されるため、比較対象として最適な基準画像を迅速に選択することができる。これにより、画像を比較する際の利便性がさらに高まる。
(5)
前述の実施形態では、交換レンズユニット2に搭載された絞りリング40を用いて絞り値の変更が行われている。しかし、絞りリング40の代わりに、カメラ本体1に搭載されたダイヤルやボタンなどの操作部を用いて絞り値を変更できる構成であってもよい。また、カメラ本体1に搭載された操作部は、絞り値を変更するための操作部でなくとも、他の目的で使用される操作部と兼用であってもよい。
(6)
前述の実施形態では、液晶モニタ16に表示する画像は、撮像センサ11により取得されている。しかし、ファインダ光学系内に配置された別の撮像センサが用いられてもよい。この場合、モニタ撮影モードにおいて、クイックリターンミラー4を光路X外へ退避させる必要がない。また、クイックリターンミラー4およびファインダ光学系19などの構成および配置は、前述の構成および配置などに限定されない。
(7)
例えば、撮影した画像を再生させる再生モードにおいて、液晶モニタ16に異なる絞り値で撮影された画像を左右並べて表示させる構成であってもよい。これにより、撮影者は絞り値と撮影された画像との関連性を感覚的に知ることができ、次に撮影するときの参考とすることができる。
(8)
前述の実施形態では、撮影条件として絞り値を変更させているが、撮影条件はこれに限定されない。例えば、比較する画像が異なるシャッタースピードで撮影された複数の画像であってもよい。この場合、再生モードにおいて一方の画像が反転された状態で2枚の画像が並んで表示される。これにより、シャッタースピードが異なる複数の画像の比較が容易となり、利便性が高まる。
(9)
前述の実施形態では、カメラシステム200として一眼レフカメラを例に説明をしている。しかし、カメラシステム200の実施形態はこれに限定されない。例えば、このカメラシステム200は、コンパクトカメラに適用することも可能である。特に、大きなサイズの撮像素子を有するコンパクトカメラについて適用した場合、拡大カーソル枠91Xおよび91Yの位置および範囲などの選択の自由度が高いため、このカメラシステム200は有効である。
(10)
前述の実施形態では、図17の表示例のように比較画像があらたな基準画像として選択されると、比較画像と基準画像の表示位置を入れ替えて、あらたな基準画像が変更前と同じ左側に表示するようにしたが、カーソル枠90が合わされた画像が基準枠であると判断し、表示位置の変更をしなくてもよい。この場合、ダイヤル78が回されて比較画像が他の画像に変更される際、カーソル枠90が合わされていない方の画像が変更されるようにしてもよい。
(11)
前述の実施形態では、基準画像および比較画像は左右に並んでいるが、基準画像および比較画像が上下や斜めに並んでいる場合も考えられる。この場合でも前述の実施形態と同様の効果が得られる。
(12)
前述の実施形態では、撮影条件の異なる2つの画像(基準画像、比較画像)を液晶モニタ16に表示しているが、撮影条件の異なる3つ以上の画像(基準画像、第1比較画像、第2比較画像・・・)を表示するようにしてもよい。
(13)
上記説明に用いた座標軸、方向、構成要素の配置等は、本発明の使用状態を限定するものではない。
本発明にかかるカメラシステムは、カメラシステムの利便性を向上させることができるため、カメラシステムに利用可能である。
交換レンズユニットとデジタルカメラ本体の制御システムを示すブロック図 ファインダ撮影モードを説明する概念図 モニタ撮影モードを説明する概念図 カメラシステムの上面図 カメラシステムの背面図 カメラ本体の制御システムを示すブロック図 交換レンズユニットの制御システムを示すブロック図 撮影画像の記録用フォルダ構成を説明する概念図 連続撮影モードのフローチャート 比較再生モードのフローチャート 比較再生モード(拡大モード)のフローチャート 一連の画像を選択するためのサムネイル表示を示す図 基準画像を選択する操作時の表示例を示す図 比較画像を選択する操作時の表示例を示す図 拡大対象領域を選択する操作時の表示例を示す図 拡大表示の表示例を示す図 画像選択過程において比較画像を変更した操作時の表示例を示す図 拡大モード中の比較画像を変更する操作時の表示例を示す図 比較再生モード終了後の表示例を示す図
符号の説明
L 撮像光学系
X 光路
1 デジタルカメラ
2 交換レンズユニット
4 クイックリターンミラー
9 ファインダ接眼窓
11 撮像センサ
12 ボディーマイコン(表示制御部の一例)
15 画像表示制御部(表示制御部の一例)
16 液晶モニタ(表示部の一例)
18 画像記録部
30 レリーズボタン
31 シャッタースピード設定ダイヤル
71 撮影/再生モード切り替えレバー
72 MENUボタン
75 撮影条件決定部
76 深度確認モードボタン
79 拡大モードボタン

Claims (6)

  1. 被写体の光学像を形成する撮像光学系と、
    前記光学像を画像信号に変換し前記被写体の画像を取得する撮像部と、
    前記撮像部で取得された複数の前記画像を並べて表示可能な表示部と、
    前記撮像部により取得された第1画像の一部分を基準画像として前記表示部に表示させ、前記第1画像とは異なる撮影条件で前記撮像部により取得された第2画像の一部分であって前記第2画像における位置が前記第1画像における前記基準画像の位置と同じ部分を、比較画像として前記基準画像と並べて前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備えるカメラシステム。
  2. 前記表示制御部は、前記基準画像の一部分を拡大した第1拡大画像と、前記比較画像における位置が前記基準画像における前記第1拡大画像の位置と同じ部分を拡大した第2拡大画像と、を並べて前記表示部に表示させる、
    請求項1に記載のカメラシステム。
  3. 前記表示制御部は、前記第1画像および前記第2画像とは異なる撮影条件で前記撮像部により取得された第3画像の一部分であって前記第3画像における位置が前記第1画像における前記基準画像の位置と同じ部分を、前記比較画像として前記第2画像の代わりに前記表示部に表示可能である、
    請求項2に記載のカメラシステム。
  4. 前記表示部が前記第1拡大画像を表示している場合において、前記表示制御部は、前記第3画像の一部分であって前記第3画像における位置が前記第1画像における前記第1拡大画像の位置と同じ部分を拡大した第3拡大画像を、前記第2拡大画像の代わりに前記表示部に表示可能である、
    請求項3に記載のカメラシステム。
  5. 前記表示制御部は、前記基準画像の撮影条件と前記比較画像の撮影条件とを表示部に表示させる、
    請求項4に記載のカメラシステム。
  6. 前記撮影条件は、絞り値である、
    請求項5に記載のカメラシステム。
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