JP2009013924A - 遠心式送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】旋回流と、遠心式多翼ファン11からの吐出風との衝突による乱流の発生を抑制する。
【解決手段】スクロールケーシング15は、遠心式多翼ファン11の外周端下方に位置する一端20aから、遠心式多翼ファン11より離れる側に、回転軸12の軸方向に略平行に延びた形状の面を有する壁部20と、壁部20の一端20aから回転軸12の軸方向に略平行に延びた側の他端20bを始点とし、遠心式多翼ファン11の径外方側になるに従って、吸入口16とは反対側に向かうように傾斜する傾斜部18とを備える。これにより、空気通路21に生じる旋回流は、ファン11から径外方側に吹き出された吐出風に対して、回転軸12の軸方向に平行な方向を向いて衝突することとなるので、旋回流がファン11からの吐出風に対向して衝突する場合と比較して、旋回流とファンからの吐出風との衝突を緩和できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転軸周りに配設された複数枚のブレードを有する遠心式多翼ファンを備える遠心式送風機に関するもので、車両用空調装置の送風機に適用して有効である。
この種の遠心式送風機では、渦巻き状のスクロールケーシングの中心部に遠心式多翼ファンを配置している。このスクロールケーシング内部であって遠心式多翼ファンの径外方側には、遠心式多翼ファンから径外方側に吹き出された空気が流れる空気通路が形成されており、スクロールケーシングの巻き終わり側には空気通路を流れた空気を送風機外部に吹き出す吹出口が設けられている。
そして、このような遠心式送風機として、スクロールケーシングの底板部に、遠心式多翼ファンの径外方側になるに従って空気取入口とは反対側に向かうように傾斜する傾斜部を形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。これは、遠心式多翼ファンからの吐出風がスクロールケーシングの底板部に衝突することなく、傾斜部によって案内されてスムーズな流れを形成することを図ったものである。
特許第3489469号公報
しかし、近年、空気流れの解析技術が向上しており、上記したスクロールケーシングの底板部に傾斜部を形成した構成において、遠心式多翼ファンから径外方側に吹き出された空気の流れ解析を行ったところ、遠心式多翼ファンから吹き出された空気がスクロールケーシングの側壁に衝突することによって、空気通路内で旋回流が発生していることがわかった。
ここで、図10に、空気通路内で旋回流が発生している状況の模式図を示す。図10は、遠心式送風機の要部断面図である。図10に示す遠心式送風機では、遠心式多翼ファン11から径外方側に吹き出された空気が流れる空気通路21が、スクロールケーシング15の上面部17、底部18および側壁部19によって構成されており、底部18が傾斜している。そして、図10に示すように、遠心式多翼ファン11から径外方側に吹き出された空気が側壁19に衝突することで、底部18に沿って、遠心式多翼ファン11に向かって流れる旋回流が生じる。すなわち、この旋回流は、遠心式多翼ファン11からの吐出風に対向しているので、両者が衝突し、乱流の発生を招くことになる。このため、損失が生じて効率が低下するとともに騒音が発生するという問題が生じる。
本発明は、上記点に鑑み、旋回流と、遠心式多翼ファン11からの吐出風との衝突による乱流の発生を抑制することで、騒音の発生が少なく効率の良い送風機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、遠心式多翼ファン(11)の外周端下方に位置する一端(20a)から、遠心式多翼ファン(11)より離れる側に、回転軸(12)の軸方向に略平行な方向に延びた形状の面を有し、空気通路(21)を形成している壁部(20)と、スクロールケーシング(15)の一部であって、壁部(20)の一端(20a)から回転軸(12)の軸方向に略平行な方向に延びた側の部位(20b)を始点として、遠心式多翼ファン(11)の径外方側になるに従って、吸入口(16)とは反対側に向かうように傾斜するとともに、空気通路(21)を形成している傾斜部(18、18a)とを備えることを特徴としている。
これによれば、スクロールケーシング内の空気通路に生じる旋回流の流れを、傾斜部および壁部に沿った流れとすることができる。したがって、遠心式多翼ファンから径外方側に吹き出された空気流れに対して、旋回流が、回転軸の軸方向に平行な方向から衝突することとなるので、旋回流と、遠心式多翼ファンからの吐出風との衝突を緩和でき、衝突による乱流の発生を抑制することができる。この結果、騒音の発生が少なく効率の良い送風機を提供できる。
なお、本発明におけるスクロールケーシング(15)を渦巻き状に形成するとは、スクロールケーシング(15)を厳密な渦巻き形状に形成することのみを意味するものではなく、渦巻き形状に近似する形状に形成することをも含む意味のものである。
本発明においては、例えば、回転軸(12)の軸方向に略平行な方向に延びた壁部を、スクロールケーシングで構成したり、遠心式多翼ファンを駆動するモータの壁面を利用して構成したりすることが可能である。
また、本発明においては、壁部(20)の回転軸の軸方向での長さ(h1)を、例えば、巻き始め部(22)から巻き終わり部(23)にかけて一定としたり、遠心式多翼ファン(11)の回転方向で、巻き始め部(22)から巻き終わり部(23)に向かうにつれて長くしたりすることができる。
また、壁部(20)の回転軸の軸方向での長さ(h1)は、例えば、遠心式多翼ファン(11)の回転軸の軸方向での長さ(h2)の0.05倍以上0.2倍以下の範囲内、もしくは、空気通路(21)のうち、回転軸の軸方向で、壁部(20)の一端(20a)よりも吸入口から離れる側に位置する部分の最大深さ(h3)の0.2倍以上0.4倍以下の範囲内とする。
また、傾斜部(18)については、例えば、空気通路側で傾斜部(18)と壁部(20)とのなす角度を、遠心式多翼ファン(11)の回転方向で、巻き始め部(22)から巻き終わり部(23)に向かうにつれて、大きくしたり、回転軸の軸方向に垂直な方向での回転軸(12)からの距離を、遠心式多翼ファン(11)の回転方向で、対数螺旋的に変化させたりしても良い。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態における遠心送風機(以下、送風機と略す。)10の上面図を示し、図2に、図1中のZ1−Z1断面図を示す。
遠心式多翼ファン(以下、ファンと略す。)11は、回転軸12周りに複数枚のブレード13を有し、径内方側(回転軸12側)から空気を吸入して、その吸入した空気を径外方側に吹き出す送風手段である。
電動モータ14は、ファン11を図1中の矢印a方向に回転駆動する駆動手段であり、この電動モータ14(以下、モータと略す。)は、ファン11を収納するスクロールケーシング15(以下、スクロールと略す。)の内部に固定されている。
このスクロール15は、図1に示すように、中心部にファン11が位置するように略渦巻き状に形成されている。スクロール15は、例えば、樹脂製であり、吸入口16側とモータ14側の2つの分割体15a、15bに分割して形成されており、この2つの分割体15a、15bをねじやクリップ等の締結手段により一体に締結することによりスクロール15が構成される。
スクロール15は、その回転軸12の軸方向一端側(モータ14と反対側)に、空気を導入するための吸入口16が形成されており、この吸入口16の外形縁部には、吸入空気を滑らかにファン11に導くベルマウス16aが設けられている。
スクロール15は、吸入口16側(図2中の上側)に位置する吸入口側壁部(上端面)17と、モータ側(図2中の下側)に位置し、吸入口側壁部17に対向するモータ側壁部(下端面)18とを有している。
吸入口側壁部17は、ベルマウス16aの外周側縁部からファン11の径外方側に、回転軸12の軸方向に垂直に延びており、渦巻き状の平面形状を有している。一方、モータ側壁部18は、モータ14の外周部であるフランジ側壁面14bからファン11の径外方側に延びており、ファン11の径外方側になるに従って、吸入口16とは反対側(図2中の下側)に向かうように傾斜している。
スクロール15の外周側であって、両壁部17、18の径外方側先端部の間には回転軸12側を向いた外周側側壁19が形成されている。外周側側壁部19は、ファン11の径外方側におけるスクロール15の外形を構成しており、外周側側壁部19の断面形状は、例えば、図2に示すように、回転軸12に平行な直線形状である。
また、図2に示すように、スクロール15の内周側には、ファン11の外周端下方に位置する一端20aから、ファン11より離れる側(図2中の下側)に、回転軸12の軸方向に平行に延びた形状の面を有する内周側側壁部20が形成されている。すなわち、内周側側壁部20の断面形状は、回転軸12に平行な直線形状である。なお、厳密に平行でなくても、平行に対して多少の誤差がある程度(略平行)であってもよい。
内周側側壁部20の一端20aは、モータ14のフランジ上面14aと同じ高さであって、ファン11の外周端の真下よりもわずかにファン11の外周側に位置している。内周側側壁部20は、モータ14のフランジ側面14bに固定されている。
また、内周側側壁部20の回転軸12の軸方向に平行な方向での長さh1は、巻き始め部22から巻き終わり部23にかけて一定となっている。この内周側側壁部20の長さh1は、例えば、ファン11の高さ、すなわち、回転軸の軸方向での長さh2の0.05倍以上0.2倍以下の範囲内とする。もしくは、空気通路21のうち、回転軸の軸方向で、内周側側壁部20の一端20aよりも吸入口16から離れる側(図2中の下側)に位置する部分(外周側側壁19のうち、内周側側壁部20の一端20aよりも下側部分19a)の最大深さh3の0.2倍以上0.4倍以下の範囲内とする。
また、内周側側壁部20とモータ側壁部18の関係については、内周側側壁部20の他端20bを始点として、モータ側壁部18が傾斜している。
スクロール15の内部であってファン11の径外方側には、ファン11から吹き出す空気(吐出風)が流れる空気通路21が形成されている。より具体的には、上記した吸入口側壁部17と、モータ側壁部18と、外周側側壁部19と、内周側側壁部20と、ファン11の径外方側縁部とで囲まれる空間によって空気通路21が形成されている。
ここで、外周側側壁19は、回転軸12からの距離(スクロール半径)rがファン11の回転方向aに向かって、徐々に拡大する形状になっている。スクロール半径rは、例えば、対数螺線、すなわちr=r0・exp(θ・tan(α))的に変化している。ここで、r0は基準線L1上における(巻き始め部での)スクロール半径であり、θは、巻き角であり、巻き始め部22とファン11の回転中心12とを結ぶ基準線Lからファン回転方向aで図ったときの角度である。また、αは拡がり角であり、本実施形態では、この拡がり角αを3〜5度としている。
このため、空気通路21は渦巻き状となって、空気通路21の通路断面積は、スクロール15の巻き始め部22から巻き終わり部23へ向かうほど拡大している。
次に、上記構成における本実施形態の作動について説明する。電動モータ14に通電してファン11を図1の矢印a方向に回転駆動すると、ファン11は、吸入口16から吸入された空気をファン11の径外方側に吹き出す。ファン11から吹き出された空気は空気通路20を巻き終わり部21へ向かって流れて、吹出口22から送風機10の外部へ吹き出される。
図3に、図1の遠心送風機10の要部断面図を示す。図3は、図2中の空気通路21付近の拡大図に相当する。
ファン11から径外方側に吹き出された吐出風は、図3中の複数の平行な矢印で示されるように、風速分布を有している。なお、この風速分布は、矢印が長いほど風速が大きいことを示している。
さらに、その吐出風の一部は、図3中の矢印のように、外周側側壁19の下部19a、モータ側壁部18、内周側側壁20の順に沿って流れる旋回流を形成することとなる。そして、ファン11からの吐出風と旋回流の向きに着目すると、両者が衝突する際の向きは、互いに交差する方向となっている。すなわち、旋回流は、ファン11から径外方側に吹き出された吐出風に対して、回転軸の軸方向に平行な方向(図3中の上方向)を向いて衝突することとなるので、図10に示すように、旋回流がファン11からの吐出風に対向して衝突する場合と比較して、旋回流とファンからの吐出風との衝突を緩和できる。これにより、ファン11からの吐出風と旋回流とが合流した風流れが形成され、乱流の発生を抑制できる。この結果、騒音の発生が少なく効率の良い送風機が得られる。
また、本実施形態では、スクロール15は、内周側側壁部20の一端20aがモータ14のフランジ上面14aと同じ高さであって、内周側側壁部20の他端20bを始点として、モータ側壁部18が傾斜している形状である。すなわち、フランジ上面14aとスクロール底面であるモータ側壁部18とに間に段差が生じているので、送風機内に水分が浸入した場合であっても、モータ14の浸水を防止することができる。
(第2実施形態)
図4に、本発明の第2実施形態における送風機10の上面図を示し、図5に、図4中のZ2−Z2断面図を示す。なお、図4、5では、図1、2と同様の構成部に、図1、2と同一の符号を付している。
第1実施形態では、スクロール底面となるモータ側壁部18の全部が傾斜していたが、本実施形態では、モータ側壁部18の一部を傾斜させている。
例えば、図5に示すように、巻き始め部22では、モータ側壁部18(図5中のファン11よりも右側に位置するモータ側壁部18)は、ファン11の径方向の全域で傾斜しているが、巻き始め部22から巻き終わり部23の間では、モータ側壁部18(図5中のファン11よりも左側に位置するモータ側壁部18は、傾斜している傾斜部18aと、回転軸12に垂直な面を有する垂直部18bとを有している。
そして、図4中の破線のように、回転軸12から傾斜部18aの外周側端部31までの距離r’を、対数螺旋、すなわちr’=r0・exp(θ・tan(α’))的に変化させている。本実施形態では、第1実施形態と同様に、スクロール半径rを対数螺旋的に変化させており、スクロール半径rの拡がり角α(例えば、4°)よりも、回転軸12から傾斜部18aの外周側端部31までの距離r’の拡がり角α’(例えば、2°)を小さくしている。
なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、内周側側壁部20の回転軸12の軸方向に平行な方向での長さh1は、巻き始め部22から巻き終わり部23にかけて一定である。
本実施形態のように、モータ側壁部18の一部を傾斜させても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
図6に、本発明の第3実施形態における送風機10の断面図を示す。なお、図6は、図1中のZ1−Z1断面図に対応する図である。
また、図7(a)〜(f)に、それぞれ、図1におけるA−A断面図、B−B断面図、C−C断面図、D−D断面図、E−E断面図、F−F断面図を示す。なお、図7(a)は、巻き始め部22における空気通路21の断面形状を示しており、図7(f)は、巻き終わり部22における空気通路21の断面形状を示している。図6、7では、図2と同様の構成部に図2と同一の符号を付している。
第1、第2実施形態では、内周側側壁部20の回転軸12の軸方向に平行な方向での長さh1が、巻き始め部22から巻き終わり部23にかけて一定であったが、本実施形態では、内周側側壁部20の回転軸12の軸方向に平行な方向での長さh1は、ファン11の回転方向aで、巻き始め部22から巻き終わり部23に向かうにつれて、徐々に長くなった後、一定長さを保っている。
具体的には、図6、図7(a)に示すように、巻き始め部22では、内周側側壁部20の長さh1を0とし、すなわち、内周側側壁部20を設けず、スクロール底面であるモータ側壁部18を回転軸12に垂直な面方向としている。
そして、図7(b)、(c)に示すように、巻き始め部22から図1中の線分C−Cの位置までの間では、モータ側壁部18を回転軸12に垂直な面方向としたまま、内周側側壁部20の長さh1を徐々に長くなるように変化させている。図1中の線分C−Cの位置で、内周側側壁部20の長さh1は最大値となる。また、図1中の線分C−Cの位置は、例えば、巻き角θが60°〜80°の位置である。内周側側壁部20の長さh1については、例えば、図7(b)に示す線分B−Bの位置では5mm、図7(c)に示す線分C−Cの位置では10mmとすることができる。
なお、巻き始め部22から図1中の線分C−Cの位置までの間では、空気通路21のうち、内周側側壁部20の一端20aよりも図中下側に位置する部分(外周側側壁19のうち、内周側側壁部20の一端20aよりも下側部分19a)の最大深さh3は、内周側側壁部20の長さh1と同じである。
そして、図7(d)〜(f)に示すように、図1中の線分C−Cの位置を超えて、巻き終わり部23までの間では、内周側側壁部20の長さh1は、一定長さ、例えば、10mmで保持されており、空気通路21のうち、内周側側壁部20の一端20aよりも図中下側に位置する部分の最大深さh3が、徐々に長くなるように変化している。例えば、最大深さh3については、図7(d)に示す線分D−Dの位置では15mm、図7(e)に示す線分E−Eの位置では20mm、図7(f)に示す線分F−Fの位置では、25mmとすることができる。
このため、図1中の線分C−Cの位置を超えて、巻き終わり部23までの間では、スクロール底面であるモータ側壁部18が、第1実施形態と同様に、傾斜している。また、図1中の線分C−Cの位置を超えて、巻き終わり部23までの間では、内周側側壁部20の長さh1が一定のまま、最大深さh3が徐々に長くなっているので、モータ側壁部18の傾斜角度(空気通路21側における内周側側壁部20とモータ側壁部18とのなす角度)は、巻き角θが大きくなるに連れて、徐々に大きくなっている。
本実施形態によっても、内周側側壁部20が存在する部分において、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第4実施形態)
図8に、本発明の第4実施形態における送風機10の断面図を示す。なお、図8は、図1中のZ1−Z1断面図に対応する図であり、図8では、図2と同様の構成部に図2と同一の符号をしている。
上記した各実施形態では、例えば、図2に示すように、ファン11の下側に、ファン11の外径と同等の外径のモータ14が配置されている構成であったが、本実施形態では、図8に示すように、モータ14の外径がファン11の外径よりも小さく、ファン11の下方に、スクロール15の底板部32が配置された構成となっている。この底板部32は、回転軸12の軸方向に垂直な面方向となっている。
そして、本実施形態においても、スクロール15は、底板部32の最外周端であって、ファン11の外周端下方に位置する一端20aから、ファン11より離れる側(図8中の下側)に、回転軸12の軸方向に平行に延びた形状の面を有する内周側側壁部20が形成されている。さらに、内周側側壁部20の他端20bを始点として、モータ側壁部18が傾斜している。
本実施形態においても、スクロール15には、内周側側壁部20が形成されており、内周側側壁部20の他端20bを始点としてモータ側壁部18が傾斜しているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第5実施形態)
図9に、本発明の第5実施形態における送風機10の断面図を示す。なお、図9は、図1中のZ1−Z1断面図に対応する図であり、図9では、図2と同様の構成部に図2と同一の符号をしている。
上記した各実施形態では、スクロール15に内周側側壁部20を設けることで、ファン11の外周端下方に、回転軸12の軸方向に平行に延びた形状の面を形成し、その面およびその他の面によって、空気通路21を形成していたが、本実施形態では、内周側側壁部20の代わりに、モータ14のフランジ側壁面14cを利用して、ファン11の外周端下方に、回転軸12の軸方向に平行に延びた形状の面を構成している。
本実施形態では、スクロール15の形状について、内周側側壁部20を省略して、スクロール底面であるモータ側壁部18の内周側端部に、そこから下方向に延びている、モータ14のフランジ側面14bに沿った端面33を有する形状に変更し、この端面33をモータ14のフランジ側面14bに固定している。
これにより、本実施形態では、フランジ側面14bの一部14cと、モータ側壁部18と、外周側側壁部19と、吸入口側壁部17とによって、空気通路21を構成している。このとき、フランジ側面14bの一部14cは、ファン11の外周端下方に位置する一端14dからの回転軸12の軸方向での長さh1を有している。そして、フランジ側面14bの一部14cのうち、一端14dから図中下側に延びた部位14eを始点として、モータ側壁部18が傾斜した形状となっている。
本実施形態のように、モータ14のフランジ側面14bの一部14cを利用しても、ファン11から径外方側に吹き出された吐出風に向かう旋回流の流れ方向を、回転軸の軸方向に平行な方向とすることができる。
(他の実施形態)
(1)第1〜第4実施形態では、内周側側壁部20の一端20aは、モータ14のフランジ上面14aと同じ高さであって、ファン11の外周端の真下よりもわずかにファン11の外周側に位置していたが、これに限られず、ファン11の外周端の真下近傍に位置していれば良く、ファン11から径外方側に吹き出された吐出風に向かう旋回流の流れ方向を、回転軸の軸方向に平行な方向とすることができれば、内周側側壁部20の一端20aの位置を変更しても良い。
例えば、ファン11の径方向において、ファン11の外周端の真下よりも、回転軸12側や外周側に、内周側側壁部20の一端20aが位置してもよく、回転軸12に平行な方向においては、ファン11の下端部よりもファン11から離れた側に、内周側側壁部20の一端20aが位置していれば良く、ファン11の下端部から内周側側壁部20の一端20aまでの距離を任意に変更しても良い。
要するに、内周側側壁部20の一端20aは、ファン11の外周端下方に位置していればよい。第5実施形態においても同様である。
(2)第3実施形態では、内周側側壁部20の長さh1を、ファン11の回転方向aで、巻き始め部22から巻き終わり部23に向かうにつれて、所定長さに到達するまで、徐々に長く変化させた後、一定に保っていたが、巻き始め部22から巻き終わり部23の間の全域で、徐々に長く変化させてもよい。
また、巻き始め部22で、内周側側壁部20の長さh1を0としていたが、0より大きくてもよい。
(3)第3実施形態では、図1中の線分C−Cの位置を超えて、巻き終わり部23までの間において、スクロール底面であるモータ側壁部18が傾斜していたが、巻き始め部22から巻き終わり部23までの間において、モータ側壁部18を傾斜させても良い。すなわち、巻き始め部22の位置で、モータ側壁部18が傾斜した状態として、内周側側壁部20の長さh1と、空気通路21のうち、内周側側壁部20の一端20aよりも図中下側に位置する部分の最大深さh3とを、巻き始め部22から巻き終わり部23までの間において、徐々に長くなるように変化させてもよい。
(4)第3実施形態では、内周側側壁部20の長さh1と、空気通路21のうち、内周側側壁部20の一端20aよりも図中下側に位置する部分の最大深さh3とは、ともに、徐々に長くなるように変化していたが、徐々にではなく、階段状に変化させても良い。
また、第3実施形態では、内周側側壁部20の長さh1と、空気通路21のうち、内周側側壁部20の一端20aよりも図中下側に位置する部分の最大深さh3の両方が、巻き始め部22から巻き終わり部23までの間において、変化していたが、どちらか一方が変化して、他方が一定であっても良い。
(5)上記した各実施形態は、実施可能な範囲で任意に組み合わせが可能である。例えば、第3実施形態を、第1、第2実施形態のそれぞれに組み合わせることも可能である。
本発明の第1実施形態における遠心送風機10の上面図である。 図1中のZ1−Z1断面図である。 図1の遠心送風機10の要部断面図である。 本発明の第2実施形態における遠心送風機10の上面図である。 図4中のZ2−Z2断面図である。 本発明の第3実施形態における遠心送風機10の断面図である。 (a)は、図1におけるA−A断面図であり、(b)は図1におけるB−B断面図であり、(c)は図1におけるC−C断面図であり、(d)は図1におけるD−D断面図である。(e)は図1におけるE−E断面図であり、(f)は図1におけるF−F断面図である。 本発明の第4実施形態における遠心送風機10の断面図である。 本発明の第5実施形態における遠心送風機10の断面図である。 本発明が解決使用とする課題を説明するための遠心式送風機の要部断面図である。
符号の説明
11…遠心式多翼ファン、12…回転軸、13…ブレード、
15…スクロールケーシング、16…吸入口、
17…吸入口側壁部、18…モータ側壁部、
19…外周側側壁部、20…内周側側壁部、
21…空気通路、22…巻き始め部、23…巻き終わり部。

Claims (8)

  1. 回転軸(12)周りに複数枚のブレード(13)を有する遠心式多翼ファン(11)と、
    前記遠心式多翼ファン(11)を収納するとともに、前記回転軸(12)の軸方向一端側に吸入口(16)を有し、巻き始め部(22)から巻き終わり部(23)にかけて渦巻き状に形成されたスクロールケーシング(15)とを備え、
    前記スクロールケーシング(15)内部であって、前記遠心式多翼ファン(11)の径外方側には、前記遠心式多翼ファン(11)から径外方側に吹き出された空気が流れる空気通路(21)が形成されており、
    前記遠心式多翼ファン(11)の外周端下方に位置する一端(20a、14d)から、前記遠心式多翼ファン(11)より離れる側に、前記回転軸(12)の軸方向に略平行に延びた形状の面を有し、前記空気通路(21)を形成している壁部(20、14c)と、
    前記スクロールケーシング(15)の一部であって、前記壁部(20、14c)の前記一端(20a、14d)から前記回転軸(12)の軸方向に略平行に延びた側の部位(20b、14e)を始点として、前記遠心式多翼ファン(11)の径外方側になるに従って、前記吸入口(16)とは反対側に向かうように傾斜するとともに、前記空気通路(21)を形成している傾斜部(18、18a)とを備えることを特徴とする遠心式送風機。
  2. 前記スクロールケーシング(15)は、前記遠心式多翼ファン(11)の外周端下方に位置する一端(20a)から、前記遠心式多翼ファン(11)より離れる側に、前記回転軸(12)の軸方向に略平行に延びた形状の面を有する壁部(20)と、
    前記壁部(20)の前記一端(20a)から前記回転軸(12)の軸方向に略平行に延びた側の他端(20b)を始点とし、前記遠心式多翼ファン(11)の径外方側になるに従って、前記吸入口(16)とは反対側に向かうように傾斜する傾斜部(18、18a)とを備えることを特徴とする請求項1に記載の遠心式送風機。
  3. 前記壁部(20)の前記回転軸の軸方向での長さ(h1)は、前記巻き始め部(22)から前記巻き終わり部(23)にかけて一定であることを特徴とする請求項1または2に記載の遠心式送風機。
  4. 前記壁部(20)の前記回転軸の軸方向での長さ(h1)は、前記遠心式多翼ファン(11)の回転方向で、前記巻き始め部(22)から前記巻き終わり部(23)に向かうにつれて長くなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の遠心式送風機。
  5. 前記壁部(20)の前記回転軸の軸方向での長さ(h1)は、前記遠心式多翼ファン(11)の回転軸の軸方向での長さ(h2)の0.05倍以上0.2倍以下の範囲内であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
  6. 前記壁部(20)の前記回転軸の軸方向での長さ(h1)は、前記空気通路(21)のうち、前記回転軸の軸方向で、前記壁部(20)の前記一端(20a)よりも前記吸入口から離れる側に位置する部分の最大深さ(h3)の0.2倍以上0.4倍以下の範囲内であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
  7. 前記傾斜部(18)は、前記空気通路側で前記壁部(20)となす角度が、前記遠心式多翼ファン(11)の回転方向で、前記巻き始め部(22)から前記巻き終わり部(23)に向かうにつれて、大きくなっていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
  8. 前記傾斜部(18a)は、前記回転軸の軸方向に垂直な方向での前記回転軸(12)からの距離(r’)が、前記遠心式多翼ファン(11)の回転方向で、対数螺旋的に変化していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
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