JP2009010860A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Yuichi Abe
祐一 安部
Kazuhiro Yamane
一博 山根
Tomoyuki Yoshimura
知之 吉村
Ken Sakai
憲 酒井
Akira Watanabe
亮 渡邉
Toshiyuki Irie
利至 入江
Tomoaki Maeda
智昭 前田
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Abstract

【課題】走行中の車両から撮像するときに急にトンネルに入ると、光センサによる自動フラッシュの機能を有していても、フラッシュが間に合わないことがある。
【解決手段】現在位置を検出するGPS測位手段11と、トンネルの位置情報を記憶するHDD記録再生手段13と、画像を撮像する撮像部181と、光を発光する発光部182と、撮像時に発光部182を発光させるフラッシュONモードと撮像時に発光部182を発光させないフラッシュOFFモードと、光の明るさを検出する光センサ184と、光センサ184が検出する光の明るさが閾値未満であればフラッシュONモードにさせ前記閾値以上であればフラッシュOFFモードにさせる制御手段を有するナビゲーション装置1であって、制御手段である制御回路12は現在位置がトンネルになると光センサ184の光の明るさの検出に係わらず、フラッシュONモードにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、カメラを備えたナビゲーション装置に関するものであり、特に、カメラによる撮像の際に、ナビゲーション装置の置かれた環境に応じてフラッシュを適切に制御するようにしたナビゲーション装置に関するものである。
従来から、車両に標準装備のナビゲーション装置、携帯可能で任意の車両やオートバイまた歩行時にも使用可能なポータブルナビゲーション装置などが市販されている。また、ナビゲーション機能を搭載した携帯電話装置も市販されている。
これらのナビゲーション装置には種々の目的でカメラを備えたものが考えられた。例えば、下記の特許文献1(特開2005−227912号公報)には、相手にナビゲーション情報を提供するために交差点などを撮像する発明が開示されている。また、下記の特許文献2(特開2006−4217号公報)には、交通安全のために対向車があるときはこれを撮像して表示する発明が開示されている。
さらに、下記の特許文献3(特開2005−106722号公報)には道路標識を撮像する発明が開示されている。また、下記の特許文献4(2006−290276号公報)には経路案内のための走行地点の風景を撮像する発明が記載されている。また、下記の特許文献5(特開2004−48427号公報)には撮像に位置情報を属性させた携帯電話装置の発明も開示されている。
このようなナビゲーション装置において、車両走行中に撮像しようとシャッタを押すと、急に明るいところから暗いトンネルやアンダーパスなどに入った為にフラッシュができずに露出不足になるという問題があった。これを解決する方法として、下記の特許文献6(特開2005−202235号公報)には、周囲の照度を検出する光センサを備え、検出した照度が閾値以上であればフラッシュOFFモードにし、閾値未満であればONモードにする発明が開示されている。
特開2005−227912号公報 特開2006−4217号公報 特開2005−106722号公報 特開2006−290276号公報 特開2004−48427号公報 特開2005−202235号公報
しかしながら、上記特許文献6に開示された発明を適用した場合、光センサがトンネル内で照度の検出を開始し、検出照度と閾値との関係が判定され、フラッシュモードをONに切り替えるまでの間にシャッタが押されることがある。また、光センサによるフラッシュON/OFFの更新は間欠的に行われるために、フラッシュON/OFFの切り替えが間に合わずにトンネル内でシャッタが押されることもある。
さらに、光センサによる自動フラッシュON/OFFモードを解除していることがある。また、光センサによる自動フラッシュON/OFFモードの機能を備えていないナビゲーション装置もある。これらの場合は、車両走行中に撮像しようとシャッタを押すと、急に明るいところから暗いトンネルやアンダーパスなどに入った為にフラッシュができずに露出不足になるという問題を解決することができなかった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、カメラによる撮像の際に、ナビゲーション装置の置かれた環境に応じてフラッシュを適切に制御するようにしたナビゲーション装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本願発明は、現在位置を検出する現在位置検出手段と、トンネルの位置情報を記憶した記憶手段と、画像を撮像する撮像手段と、光を発光する発光手段と、撮像時に前記発光手段を発光させるフラッシュONモードと撮像時に前記発光手段を発光させないフラッシュOFFモードとを有するナビゲーション装置であって、前記現在位置と前記トンネルの位置情報が一致すると前記フラッシュON/OFFモードの制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする。
また、前記トンネルの位置情報はトンネルの出入口地点情報であり、前記制御手段は、前記現在位置と前記トンネルの入口地点情報が一致すると前記フラッシュONモードにし、前記現在位置と前記トンネルの出口地点情報が一致すると前記フラッシュOFFモードにすることを特徴とする。
また、前記ナビゲーション装置は、更に、周囲の明るさを検出する光センサを有し、前記制御手段は前記光センサが検出する周囲の明るさが閾値未満であれば前記フラッシュONモードにし、前記周囲の明るさが閾値以上であれば前記フラッシュOFFモードにすることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記光センサによる明るさの検出に基づく前記フラッシュON/OFFモードの制御よりも前記現在位置と前記トンネルの位置情報との一致に基づくフラッシュON/OFFモードの制御を優先することを特徴とする。
また、前記発光手段は発光のための充電時間を要しており、前記制御手段は、前記現在位置が前記トンネルの入口地点到達時に前記発光手段の充電が完了となるように前記入口地点より所定距離手前の位置でフラッシュONモードにすることを特徴とする。
また、前記制御手段はトンネルに入る前のフラッシュモードがONであるかOFFであるかを記憶手段に記憶し、トンネルを出るときに前記記憶手段に記憶したフラッシュモードに戻すことを特徴とする。
また、前記現在位置検出手段は間欠的に現在位置を受信し、前記制御手段は、過去の走行情報から演算した移動速度を用いて現在位置を求め、前記現在位置検出手段が現在位置を受信しないときであっても前記移動速度を用いて求めた現在位置から前記トンネルの入口地点に到達したか否かを判断することを特徴とする。
また、前記現在位置検出手段はトンネル内では現在位置を受信できず、前記制御手段はトンネルに入る前の過去の走行情報から演算したトンネル進入速度を用いて求めた仮想走行距離により現在位置がトンネルの出口地点に到達したと判断することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
また、車両に固着される取付部を有し、前記撮像手段及び前記発光手段は前記取付部に対して撮像方向及び射光方向を変化可能に保持されることを特徴とする。
また、携帯可能であることを特徴とする。
また、音声を出力する音声発生手段を有し、前記制御手段はトンネルに入るときにフラッシュONモードであることを音声で報知させることを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、撮像時に発光手段を発光させるフラッシュONモードと撮像時に発光手段を発光させないフラッシュOFFモードとを有し、現在位置検出手段が検出した現在位置が記憶手段に記憶されたトンネルの位置情報と一致するとフラッシュON/OFFの制御を行い、請求項2に係る発明においては、トンネルの位置情報はトンネルの出入口地点情報であり、制御手段は現在位置とトンネルの入口地点情報が一致するとフラッシュONモードにし、現在位置とトンネルの出口地点情報が一致するとフラッシュOFFモードにする。
これにより、光センサによる自動フラッシュON/OFFモードが解除されていても、また、光センサによる自動フラッシュON/OFFモードの機能を備えていなくても、車両走行中に撮像しようとシャッタを押したとき、急に明るいところから暗いトンネルに入った為にフラッシュができずに露出不足になるという問題を回避することができ、また、暗いトンネルから急に明るいところに出たときはフラッシュを必要としないのでフラッシュOFFモードとすることで消費電力を低減させることができる。
請求項3に係る発明においては、ナビゲーション装置は、更に、周囲の明るさを検出する光センサを有し、制御手段は光センサが検出する周囲の明るさが閾値未満であればフラッシュONモードにし、閾値以上であればフラッシュOFFモードにする。
これにより、現在位置検出手段により正確な現在位置の検出が行えないときであっても、光センサにより検出された周囲の明るさに基づきフラッシュON/OFFの制御を行うことができる。
請求項4に係る発明においては、制御手段は光センサによる検出に基づくフラッシュON/OFFモード制御よりも現在位置検出手段が検出する現在位置が記憶手段に記憶されたトンネルの位置情報と一致したときのフラッシュON/OFFモード制御を優先する。
これにより、光センサが検出を開始してフラッシュONモードになるまでの時間に車両がトンネルに入っても、また、光センサによるフラッシュON/OFFの更新が間欠的に行われ、その更新の間に車両がトンネルに入っても、現在位置とトンネルの入口地点情報の一致に基づいてフラッシュONモードとするので露出不足になることを回避することができる。
請求項5に係る発明においては、発光手段は発光のために充電時間を要するものであって、前記発光手段の充電時間を考慮して前記トンネル到達時間前に前記フラッシュONモードにする。
これにより、フラッシュOFFモードからフラッシュONモードに切り替わったときのフラッシュの充電中にシャッタが押されるという状況がトンネル内で発生することを回避することができる。
請求項6に係る発明においては、制御手段はトンネルに入る前のフラッシュモードがONであるかOFFであるかを記憶し、トンネルを出るときに記憶したフラッシュモードに戻す。
これにより、トンネルを出るときに、光センサの検出に基づくフラッシュON/OFFモード制御よりも早くトンネルに入る前のフラッシュON/OFFモードに戻すことができる。
請求項7に係る発明においては、現在位置検出手段は間欠的に現在位置を受信し、制御手段は、過去の走行情報から演算した移動速度を用いて現在位置を求め、前記現在位置検出手段が現在位置を受信しないときであっても前記移動速度を用いて求めた現在位置から前記トンネルの入口地点に到達したか否かを判断する。
これにより、位置情報の受信が間欠的(例えば1秒毎)であっても、その受信の間に車両がトンネルに入ったときの時間を求めることができる。
請求項8に係る発明においては、現在位置検出手段はトンネル内では現在位置を受信できず、制御手段はトンネルに入る前の過去の走行情報から演算したトンネル進入速度を用いて求めた仮想走行距離により現在位置がトンネルの出口地点に到達したと判断する。
これにより、現在位置検出手段がトンネル内で現在位置を受信できなくても、仮想走行により車両がトンネルを出るときの時間を求めることができる。
請求項9に係る発明においては、車両に固着される取付部を有し、撮像手段及び発光手段は取付部に対して撮像方向及び射光方向を変化可能に保持される。
もしカメラが前方に向かって固定されていれば、ヘッドライトと同じ方向を撮像するためにトンネルによるフラッシュONモードの効果が弱くなるが、取付部に対して撮像方向及び射光方向を変化可能に保持することでヘッドライトと異なる方向の撮像を行うことができ、トンネルによるフラッシュONモードの効果を高めることができる。
請求項10に係る発明においては、ナビゲーション装置は携帯可能である。
このナビゲーション装置が車載され、カメラが前方に向かって設置されていれば、ヘッドライトと同じ方向を撮像するためにトンネルによるフラッシュONモードの効果が弱くなるが、車から取り外すことでヘッドライトと異なる方向の撮像を行うことができ、トンネルによるフラッシュONモードの効果を高めることができる。
請求項11に係る発明においては、音声を出力する音声発生手段を有し、制御手段はトンネルに入るときにフラッシュONモードであることを音声で報知させることを特徴とする。
これにより、使用者が予期せぬフラッシュでビックリしたり、使用者が予測しない撮像になったりすることを回避することができる。
本発明の実施の形態を、ナビゲーション装置を例に図面に基づき説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するためのナビゲーション装置を例示するものであって、本発明をこのナビゲーション装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1は実施例1のナビゲーション装置1の要部の構成を示すブロック図である。
GPS(Global Positioning System)測位手段11は複数のGPS衛星からの位置情報の電波を受信して現在位置を演算し、演算した位置のデータを後述の制御回路12に出力する。
制御回路12はROM19に記憶されるプログラムにより各部を制御する。
HDD記録再生手段13はHDD(ハードディスクドライブ)を有し、地図情報や撮像の記録・再生を行う。
HDD記録再生手段13に記録された地図情報には、地図中に存在するトンネルの位置情報が記録されており、トンネルの位置情報はトンネルの入口地点情報及び出口地点情報から構成されている。
操作部14は使用者がナビゲーションに係る種々の操作を行うためのキー(図示せず。)を有する。
音声合成回路15は制御回路12が指定する文字に対応する音声を生成して制御回路12に出力する。
表示部16は現在位置を示すマークを重畳した地図等を表示する。
スピーカ17は制御回路12の制御により音声合成回路15が生成した音声を出力する。
撮像を制御回路12に出力するカメラ部18は、撮像部181、発光部182、シャッタ183、光センサ184、光センサキー185、強制フラッシュキー186、カメラ電源キー187を有する。
撮像部181はシャッタ183の操作に基づいて撮像する。
発光部182はフラッシュONモードのときにシャッタ183の操作に基づいて発光する。
光センサ184は制御回路12の制御により間欠的に照度を検出し、検出した照度を制御回路12に出力する。
光センサキー185は光センサ184による自動フラッシュを行うモード(光センサONモード)にするか否かの操作を行い、制御回路12は光センサキー185の操作により光センサ184による自動フラッシュを行うモードが設定されたとき、光センサ184が検出する照度に基づき発光部182を制御する。
強制フラッシュキー186は強制フラッシュONモードにするか否かの操作を行う。
発光部182は、強制フラッシュONモードでは光センサ184による検出にかかわらず撮像時に発光する。
カメラ電源キー187はカメラ部の電源のON/OFF操作を行う。
RAM20は制御回路12の動作に必要な情報を記憶する。
次に制御回路12の現在位置検出について説明する。
車両のイグニッションスイッチ(図示せず。)のONにより、ナビゲーション装置が起動すると、制御回路12はGPS測位手段11が演算した現在位置を中心とした所定範囲の地図をHDD記録再生手段13に記憶された地図から呼び出して表示部16に表示させる。
GPS測位手段11が現在位置のデータを受信してから現在位置を表示するまでの時間は、最初は数秒かかるが、以降は1秒毎に現在位置を更新する。
制御回路12は受信した現在位置を示すマークを地図に重畳して表示させる。現在位置を地図に重畳するときは、GPS測位手段11から受信した現在位置がHDD記録再生手段13から読み出した地図上の最も近い道路上になるように、現在位置を道路上に表示させる。これをマップマッチングという。
ナビゲーション装置においてはGPSを受信していない時間、あるいは、GPSを受信できない場所では、図示しない加速度センサや蛇角センサ等から構成される自律航法手段の各種センサからの出力を取得して推測航法を行う。例えば、トンネル内に進入しGPSを受信できないときは、ジャイロセンサを用いて自動車の方向転換を検知しタイヤの回転数などから移動距離を割り出すことで、出発地からどの方向にどれくらい動いたかを求め現在位置を算出する。
また、GPS測位手段11は1秒毎にGPSが間欠受信をするので、現在位置(GPS)を受信しない間は、走行の軌跡や時刻等から算出した移動速度で継続移動しているものと想定して求めた仮想走行距離により現在位置を表示する。
図3は制御回路12のフラッシュON/OFF制御を示すフローチャートであり、この動作のプログラムはROM19に記憶されている。
制御回路12はフラッシュONモードであるかフラッシュOFFモードであるかをRAM20に記憶させ、フラッシュONモードであれば、制御回路12はシャッタ183が操作されて撮像するときに発光部182を発光させ、フラッシュOFFモードであれば、シャッタ183が操作されても発光部182を発光させない。
但し、強制フラッシュキー186の操作により強制フラッシュONモードになっているときは、制御回路12はフラッシュONモードに変更させる。
また、制御回路12は光センサONモードであるか否かをRAM20に記憶させ、光センサONモードであれば、光センサが検出した照度が閾値未満であるときにフラッシュONモードとしてフラッシュ付きの撮像を行う。
図3において、カメラ電源キー187がONされると、制御回路12は初期状態としてフラッシュOFFモードにする(ステップS1)。
強制フラッシュキー186が操作されて強制フラッシュONモードであれば(ステップS2のYes)、制御回路12はフラッシュONモードにする(ステップS3)。そして、シャッタ183が押されれば(ステップS4のYes)、そのときフラッシュONモードであるので(ステップS5のYes)フラッシュ付きの撮像処理を行う(ステップS6)。
強制フラッシュONモードでなく(ステップS2のNo)、現在位置がトンネル領域内でもなく(ステップS8のNo)、光センサONモードであれば(ステップS11のYes)、制御回路12は光センサが間欠的に受信する照度を受信する(ステップS12のYes、ステップS13)。
そして、光センサから受信した照度が閾値未満であればフラッシュが必要として(ステップS14のYes)、フラッシュONモードにする(ステップS15)。そして、ステップS4に進み、シャッタ183が押されれば(ステップS4のYes)、そのときフラッシュONモードであるので(ステップS5のYes)フラッシュ付きの撮像処理を行う(ステップS6)。
ステップS14で受信した照度が閾値以上であればフラッシュは不要として(ステップS14のNo)、フラッシュOFFモードにする(ステップS16)。そして、ステップS4に進み、シャッタ183が押されれば(ステップS4のYes)、そのときフラッシュOFFモードであるので(ステップS5のNo)フラッシュ無しの撮像処理を行う(ステップS7)。
強制フラッシュONモードでなく(ステップS2のNo)、現在位置がトンネル領域内であり(ステップS8のYes)、且つ、トンネルの入口地点に到達したときであれば(ステップS9のYes)、制御回路12はフラッシュONモードであることの音声を音声合成回路15で生成させてスピーカ17から出力させる(ステップS10)。そして、フラッシュONモードにする(ステップS3)。
このように、現在位置がトンネル領域内になると、フラッシュをONモードにするため、光センサ184を使用しない光センサOFFモードになっていても、また、光センサによる自動フラッシュの機能を備えていなくても、車両走行中に撮像しようとシャッタを押すと、急に明るいところから暗いトンネルに入った為にフラッシュができずに露出不足になるという問題を回避することができる。
なお、上記ステップS9の処理において、現在位置がトンネルの入口地点に到達したときに制御回路12はフラッシュONモードにすると記載したがこれに限ることはなく、トンネル領域内であればどの地点においてフラッシュONモードとしても構わない。
トンネル領域内に入るときは光センサONモードに優先して(ステップS11に進まず)、フラッシュONモードにしてからシャッタ183が押されたか否かを調べる。このため、光センサ184が検出開始してフラッシュONモードにするまでの時間に車両がトンネル領域内に入っても、また、光センサ184によるフラッシュON/OFFの更新が間欠的に行われ、その更新の間に車両がトンネル領域内に入っても、トンネルの位置情報に基づいてフラッシュONモードとなって、露出不足になることを回避することができる。
また、トンネル領域内から出ると、ステップS11に進んで光センサ184に基づいたフラッシュON/OFF制御を行う。このため、トンネル領域内から出たときに明るければフラッシュOFFモードに切り替えることができ、フラッシュによる電力の消耗を阻止することができる。
また、ステップS10に示すようにトンネル領域内に入るときにフラッシュONモードであることを音声で報知させる。このため、使用者が予期せぬフラッシュでビックリしたり、使用者が予測しない撮像になったりすることを回避する。
尚、上記音声報知は予めユーザによって設定可能としてもよい。
また、GPS測位手段11は1秒毎にGPSが間欠受信をするので、現在位置(GPS)を受信しない間は、走行の軌跡や時刻等から算出した移動速度で継続移動しているものと想定して求めた仮想走行距離により現在位置を表示するので、GPS情報を受信しない間でも現在位置がトンネル領域内に入ったという判断を行うことができる。
また、このように、GPSを受信していない時間、あるいは、GPSを受信できない場所では、図示しない加速度センサや蛇角センサ等から構成される自律航法手段の各種センサからの出力を取得して推測航法を行う。例えば、トンネル内に進入しGPSを受信できないときは、ジャイロセンサを用いて自動車の方向転換を検知しタイヤの回転数などから移動距離を割り出すことで、出発地からどの方向にどれくらい動いたかを求め現在位置を算出するので、現在位置検出手段がトンネル内で現在位置を受信できなくても、算出された移動距離や時刻等の情報により現在位置の判断を行うことができる。
図2は、実施例1のナビゲーション装置の外観を示す斜視図である。カメラ部18は、支柱34、支持部33を介して回動可能な(図中の矢印参照)ナビゲーション装置1の筐体31に設置されている。利用者はカメラ部18を回動することにより撮像部181、発光部182の方向を所望の方向に向けて撮像することができる。ナビゲーション装置1の筐体31は車載用の支持台32上に回動可能(図中の矢印参照)に設置することができる。利用者は筐体31を回動することによっても、カメラ部18を回動することができ、撮像部181、発光部182の方向を所望の方向に向けて撮像することができる。
もし撮像部181と発光部182が車両の進行前方に向かって固定されていれば、ヘッドライトと同じ方向を撮像するためにトンネルによるフラッシュONモードの効果が弱くなるが、図2に示したように、撮像部181と発光部182はその向きを変更可能に保持されるので、ヘッドライトと異なる方向の撮像を行うことができ、トンネルによるフラッシュONモードの効果を高めることができる。
図4は実施例2における制御回路12のフラッシュON/OFF制御を示すフローチャートである。図4は実施例1のフローチャートである図3にステップS21〜S23を追加したものである。ステップS21〜S23以外は実施例1と同じであり、説明を省略する。
図4において、制御回路12は、現在位置がトンネル領域内に入るときは(ステップS9のYes)、トンネル領域内に入る直前のフラッシュモードをRAM20に記憶させる(ステップS21)。そして、トンネル領域内から出るときに(ステップS22のYes)にRAM20に記憶させたトンネル領域内に入る直前のフラッシュモードを読み込んで、このフラッシュモードに設定する(ステップS23)。例えば、トンネル領域内に入る直前がフラッシュOFFモードであれば、トンネル領域内はフラッシュONモードとなり、トンネル領域内から出るときにフラッシュOFFモードに戻る。
本実施例2によれば、このように、光センサ184の検出よりも先に早く元のフラッシュOFFモードに戻すことができる。
実施例3は実施例1のトンネル領域を変更したものである。両実施例のトンネル領域は図3のステップS8に示されるトンネル領域であり、現在位置がこの領域に入ると光センサ184より優先してフラッシュONモードとなる。
図5は、トンネル領域を模式的に示す図であり、図5(a)は実施例1のトンネル領域を示し、図5(b)は実施例3のトンネル領域を示す図である。実施例1のトンネル領域はトンネルの長さと同一であり、実施例3のトンネル領域はトンネルの長さに発光部の充電時間を考慮したものである。
携帯電話装置の多く使用されているLEDによる発光は例外として、発光部が発光するためにはコンデンサに蓄電する時間が必要である。この時間は3秒〜5秒程度であり、この間に車両は数10メートル移動する。
よって、制御回路12は、発光部182の充電時間を考慮してトンネル領域に到達するまでに充電が完了するよう領域に到達する手前の地点でフラッシュONモードに制御する。
領域に到達する手前の地点は、車両の移動速度や現在位置から領域に到達するまでの距離や充電時間等の情報からその都度演算してもよく、また、HDD記録再生手段13に記録された地図情報の付属データとしてフラッシュONモードに制御する地点情報を付加することにより、現在位置が制御地点に到達したときフラッシュONモードに制御することもできる。
このように、本発明の実施例3では、発光部の充電時間分早くフラッシュONモードとなるため、フラッシュの充電中にシャッタが押されるという状況がトンネル内で発生することを回避することができる。
尚、上述のナビゲーション装置は車両に固着されたが、携帯可能なポータブルナビゲーション装置であってもよい。携帯可能にすれば、ヘッドライトと異なる方向の撮像を行うことができ、トンネルによるフラッシュONモードの効果を高めることができる。
また、携帯電話装置はカメラとナビゲーションを備えたものが市販されており、本発明はこの携帯電話にも適用することができる。
本発明は、カメラを有する車載用、携帯用のナビゲーション装置、また、ナビゲーション機能とカメラ機能を備えた携帯電話装置、また、そのカメラの仕様は静止画のみならず動画を撮像するものに適用することができる。
本発明の実施例1に係るナビゲーション装置の要部を示すブロック図である。 実施例1のナビゲーション装置の外観を示す斜視図である。 実施例1のナビゲーション装置の制御回路の動作を示すフローチャートである。 実施例2のナビゲーション装置の制御回路の動作を示すフローチャートである。 トンネル領域を模式的に示す図であり、図5(a)は実施例1のトンネル領域を示し、図5(b)は実施例3のトンネル領域を示す図である。
符号の説明
1・・・・ナビゲーション装置
11・・・GPS測位手段
12・・・制御回路
15・・・音声合成回路
17・・・スピーカ
18・・・カメラ部
181・・撮像部
182・・発光部
183・・シャッタ
184・・光センサ
185・・光センサキー
34・・・フレキシブルシャフト

Claims (11)

  1. 現在位置を検出する現在位置検出手段と、トンネルの位置情報を記憶した記憶手段と、画像を撮像する撮像手段と、光を発光する発光手段と、撮像時に前記発光手段を発光させるフラッシュONモードと撮像時に前記発光手段を発光させないフラッシュOFFモードとを有するナビゲーション装置であって、
    前記現在位置と前記トンネルの位置情報が一致すると前記フラッシュON/OFFモードの制御を行う制御手段を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記トンネルの位置情報はトンネルの出入口地点情報であり、前記制御手段は、前記現在位置と前記トンネルの入口地点情報が一致すると前記フラッシュONモードにし、前記現在位置と前記トンネルの出口地点情報が一致すると前記フラッシュOFFモードにすることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記ナビゲーション装置は、更に、周囲の明るさを検出する光センサを有し、前記制御手段は前記光センサが検出する周囲の明るさが閾値未満であれば前記フラッシュONモードにし、前記周囲の明るさが閾値以上であれば前記フラッシュOFFモードにすることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記制御手段は、前記光センサによる明るさの検出に基づく前記フラッシュON/OFFモードの制御よりも前記現在位置と前記トンネルの位置情報との一致に基づくフラッシュON/OFFモードの制御を優先することを特徴とする請求項3に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記発光手段は発光のための充電時間を要しており、前記制御手段は、前記現在位置が前記トンネルの入口地点到達時に前記発光手段の充電が完了となるように前記トンネルの入口地点より所定距離手前の位置でフラッシュONモードにすることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記制御手段はトンネルに入る前のフラッシュモードがONであるかOFFであるかを記憶手段に記憶し、トンネルを出るときに前記記憶手段に記憶したフラッシュモードに戻すことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記現在位置検出手段は間欠的に現在位置を受信し、前記制御手段は、過去の走行情報から演算した移動速度を用いて現在位置を求め、前記現在位置検出手段が現在位置を受信しないときであっても前記移動速度を用いて求めた現在位置から前記トンネルの入口地点に到達したか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  8. 前記現在位置検出手段はトンネル内では現在位置を受信できず、前記制御手段はトンネルに入る前の過去の走行情報から演算したトンネル進入速度を用いて求めた仮想走行距離により現在位置がトンネルの出口地点に到達したと判断することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  9. 車両に固着される取付部を有し、前記撮像手段及び前記発光手段は前記取付部に対して撮像方向及び射光方向を変化可能に保持されることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  10. 携帯可能であることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  11. 音声を出力する音声発生手段を有し、前記制御手段はトンネルに入るときにフラッシュONモードであることを音声で報知させることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
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