JP2009010525A - オーディオ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる種類の携帯型電子機器についての装着作業を簡便に行う。
【解決手段】少なくともオーディオデータを担持可能な携帯型電子機器2の情報信号の処理を行う信号処理回路を備える本体3と、信号処理回路に接続されるとともに、携帯型電子機器2が接続される複数の接続コネクタ5を備え、複数の接続コネクタ5の一つを本体3外へ臨ませるとともに他の接続コネクタ5を本体3内に収容する接続トレイ4とを備え、接続トレイ4は、携帯型電子機器2の種別に応じて、複数の接続コネクタ5のうちいずれか一の接続コネクタ5を本体3外へ臨まされ、携帯型電子機器2と接続可能とされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯型オーディオプレーヤ等の携帯型電子機器が接続されることにより、当該携帯型電子機器が担持する情報信号を再生するオーディオ処理装置に関する。
従来より、小型ハードディスクやフラッシュメモリを内蔵し、楽曲データ等の記録再生が可能な携帯型オーディオが広く普及してきており、これに伴い、携帯型オーディオを載せるだけで楽曲データ等を処理し、内蔵されているスピーカーや接続されたスピーカーから出力する携帯型オーディオ専用のクレードルオーディオ処理装置が提供されている。
かかるクレードルオーディオ処理装置は、所定のファイル形式で記録されている楽曲データ信号を処理する信号処理回路と、所定の載置部に設けられた接続コネクタと、オーディオアンプと、スピーカーを備え、携帯型オーディオが載置部に載せられることにより接続コネクタと接続され、携帯型オーディオに記録されている楽曲データを処理して、スピーカーから出力することができる。
ところで、近年、携帯型オーディオは、国内外におよぶ複数のメーカーから提供され、オーディオ本体に設けられているコネクタの形状や、楽曲データのファイルも各社ごとに異なる形式が採用されている。このため、クレードルオーディオ処理装置も、一の携帯型オーディオ専用の拡張周辺機器として提供され、異なる種類の携帯型オーディオに用いることができなかった。したがって、かかるクレードルオーディオ処理装置を購入しても、他の携帯型オーディオに買い換えたいユーザや、複数種類の携帯型オーディオを所持するユーザにとっては、規格の合わない携帯型オーディオを接続することができないという不都合があった。
このようなユーザの要望に対応するために、クレードルオーディオ処理装置のなかには、接続コネクタのうち、携帯型オーディオの外形に対応すべく載置部を可動として異なる機種も接続可能としたものや、複数の携帯型オーディオの外形に対応した中間アダプタを種類に応じて複数用意し、所望の携帯型オーディオに対応する中間アダプタに交換することで接続可能としたものもある。また、接続コネクタ自体の形状を変換するアダプタを複数用意することで、あらゆる携帯型オーディオのコネクタ形状にも対応可能としたクレードルオーディオ処理装置も提案されている。
しかし、接続コネクタが形成された載置部の外形を可変としたクレードルオーディオ処理装置では、対応できる携帯型オーディオの数に限りがある。また、中間アダプタを複数用意するタイプのクレードルオーディオ処理装置では、所望の携帯型オーディオに対応した中間アダプタを選択し変換する作業を要し、携帯型オーディオの装着が煩雑となる。さらに、長期に亘って同一の携帯型オーディオ及び同一の中間アダプタを用いる場合、その他の中間アダプタの紛失や、損傷、汚損等のおそれもあり、他機種への買い換えや他のユーザが所有する他機種を装着する際に、接続することができなくなる等の問題が発生するおそれもある。さらに、使用されることのない複数の中間アダプタも付属されることから、省資源や廃棄物削減といった環境負荷の観点や、ユーザのコスト負担といった観点からも望ましくない。
特開2007−96883号公報
そこで、本発明は、異なる種類の携帯型電子機器についても装着作業を簡便に行うことができ、また中間アダプタを用いることによる紛失や破損等の問題を回避することができるオーディオ処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係るオーディオ処理装置は、少なくともオーディオデータを担持可能な携帯型電子機器の情報信号の処理を行う信号処理回路を備える本体と、上記信号処理回路に接続されるとともに、上記携帯型電子機器が接続される複数の接続コネクタを備え、上記複数の接続コネクタの一つを上記本体外へ臨ませるとともに他の接続コネクタを上記本体内に収容する接続トレイとを備え、上記接続トレイは、上記携帯型電子機器の種別に応じて、上記複数の接続コネクタのうちいずれか一の接続コネクタを上記本体外へ臨まされ、上記携帯型電子機器と接続可能とされる。
本発明に係るオーディオ処理装置によれば、接続する携帯型電子機器に形成されたコネクタに対応する接続コネクタを選択し、本体の外方へ臨ませるのみで、該携帯型電子機器との接続を図ることができるため、中間アダプタを用いることなく、複数の携帯型電子機器を簡便に接続することができる。また、本オーディオ処理装置によれば、選択されなかった接続コネクタは本体の外方へ臨まされることがないため、未使用時における破損や汚損を防止することができる。さらに、本オーディオ処理装置によれば、未使用アダプタの紛失を防止することができる。
以下、本発明が適用されたオーディオ処理装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。このオーディオ処理装置1は、小型ハードディスクやフラッシュメモリを内蔵して楽曲データや映像データ等の各種データの記録再生が可能な携帯型オーディオ2の周辺機器として用いられるクレードルオーディオ処理装置であり、携帯型オーディオ2が載置されることにより、該携帯型オーディオ2に記録されている楽曲を出力するものである。
かかるオーディオ処理装置1は、図1に示すように、略矩形上に形成された装置本体3を有し、該装置本体3には、携帯型オーディオ2が載置される接続トレイ4と、当該接続トレイ4に設けられた複数の接続コネクタ5と、接続コネクタ5を介して接続された携帯型オーディオ2に記録された楽曲データを出力するスピーカーユニット6が設けられている。また、図2に示すように、装置本体3には、接続コネクタ5を介して接続された携帯型オーディオ2から出力された音声信号を選択的に出力する信号セレクタ8と、信号セレクタ8から出力された音声信号を増幅してスピーカーユニット6へ出力するオーディオアンプ9と、これら信号セレクタ8やオーディオアンプ9を制御するCPU10が内蔵されている。
スピーカーユニット6は、ステレオRスピーカー6aと、ステレオLスピーカー6bと、サブウーハースピーカー6cとを備えるが、かかるスピーカー構成は例示であり、さらにサラウンドスピーカーやセンタースピーカー等を備える構成とすることもできる。
また、装置本体3は、操作ボタンや操作ダイヤル等を備えたキー入力部11が形成されるとともに、赤外線リモコン12からの操作信号を受光する受光部13が形成され、これらキー入力部11を直接操作し、また赤外線リモコン12を用いて離れた場所から、主電源のON/OFF、ファンクション切り替え、楽曲セレクト、音量調整等の各種操作を行うことができるようになっている。さらに、装置本体3は、上面3bに、再生中の楽曲データや装置本体3の操作情報等を表示する表示部14が形成されている。また、装置本体3は、信号セレクタ8に外部音声入力部15が接続され、スピーカーユニット6を介して外部音源を出力することができる。
装置本体3は、前面3aの略中央部が背面側に向かって円弧状に凹んでおり、携帯型オーディオ2が装着される装着部16が形成されている。装着部16には、下部に前面3aの幅方向に亘って開口部17が形成され、開口部17より携帯型オーディオ2が載置される接続トレイ4の一部が外方に臨まされている。また装着部16は、上下方向の略中央部に携帯型オーディオ2の背面を支持する支持片18が突設されている。
次いで、携帯型オーディオ2が載置される接続トレイ4について説明する。接続トレイ4は、コネクタ形状の異なる複数の携帯型オーディオ2に対応した複数の接続コネクタ5が配設され、これら複数の接続コネクタ5を装置本体3の内外に亘って搬送することにより、携帯型オーディオ2の種別に応じた接続コネクタ5を簡易に選択可能とするものである。
接続トレイ4は、図3に示すように、円盤状に形成され、その主面4aには周回方向に亘って略等間隔に複数の接続コネクタ5が形成されている。各接続コネクタ5は、それぞれ異なる種類の携帯型オーディオ2の底面に形成されているコネクタ部が接続可能とされている。すなわち、接続トレイ4は、例えば3種類の接続コネクタ5が形成されることにより、3種類の携帯型オーディオ2を接続することができる。
各接続コネクタ5は、いずれも同心円状に配設されている。また、装置本体3は、装着部16に設けられた開口部17に、接続トレイ4の回転に伴い各接続コネクタ5が進退する切り欠き部17aが形成されている。さらにまた、各接続コネクタ5は、接続トレイ4の中心方向に向かってやや傾斜して立設されている。したがって各接続コネクタ5に接続された携帯型オーディオ2は、内周側、すなわち装置本体3の前面3a側に傾斜し、支持片18に支持される。
また接続トレイ4は、主面4aに遮蔽板20が立設されることにより周回り方向に亘って略均等に分割され、当該分割領域に各一つずつ接続コネクタ5が設けられている。各遮蔽板20は、長手方向を接続トレイ4の中心方向に向けて立設され、かつ同心円状に形成されている。そして、各遮蔽板20は、一の分割領域が装着部16の外方に臨まされることにより、開口部17に形成された切り欠き部17aを閉塞する。これにより、オーディオ処理装置1は、一の接続コネクタ5を装着部16に臨ませているときに、切り欠き部17aが閉塞されることから、装置本体3内に塵埃等が進入することがなく、また外観デザインを損なうこともない。
かかる接続トレイ4は、図4に示すように、中心部に回転中心となる軸受け孔21が形成され、装置本体3の底面3cから立設されている支軸25に挿通されている。支軸25は、軸受け孔21の上方に突出した上端部に接続トレイ4の抜け止めを図る係止環26が設けられている。これにより接続トレイ4は、支軸25によって、装着部16内を回転自在に支持され、開口部17より、一の分割領域のみを外方に臨ませる。そして、接続トレイ4は、軸受け孔21を中心に回転されることにより、複数の分割領域が順次外方に臨まされ、これにより複数の接続コネクタ5を順次、開口部17より外方に臨ませて、選択することができる。
また接続トレイ4は、一の接続コネクタ5を外方に臨ませている間は、他の接続コネクタ5を装置本体3内に収納しているため、接続コネクタ5の未使用持における破損や汚損、紛失等を防止することができる。
接続トレイ4は、図4に示すように、内側に円盤状のプリント基板27が配設され、このプリント基板27上に複数の接続コネクタ5が実装されている。また接続トレイ4は、主面4aに、プリント基板27上に実装された接続コネクタ5を主面4a上に臨ませるコネクタ用開口部28が形成されている。プリント基板27は、装置本体3内に配設され信号セレクタ8が設けられたプリント基板と、図示しないフレキシブル配線基板や信号ケーブル等を介して接続されている。これにより、接続コネクタ5に接続された携帯型オーディオ2が装置本体3の信号セレクタ8及びオーディオアンプ9と接続され、音声信号が、スピーカーユニット6より出力される。
また接続トレイ4は、装置本体3の底面3cより立設された規制片29によって、回転領域が、一の接続コネクタ5が装着部16に臨まされている位置を中心として、±120°の範囲内に規制されている。回転領域を±120°の範囲とすることにより、接続コネクタ5が設置され均等に3分割された分割領域の全てを順次、開口部17より外方に臨ませることができ、全ての接続コネクタ5を選択することができる。また、接続トレイ4上に接続コネクタ5を周回り方向に沿って2つあるいは4つ以上を均等間隔で配置した場合は、接続トレイ4の回転領域を、一の接続コネクタ5が装着部16に臨まされている位置を中心として、±180°の範囲に設定することで、全ての接続コネクタ5を開口部17より外方に臨ませて選択することができる。
なお、規制片29による接続トレイ4の回転規制は、接続トレイ4の内側面に設けた図示しないリブの回動軌跡上に規制片29を突設させることにより行う。このように、接続トレイ4の回転範囲を規制することにより、接続トレイ4とともに回転されるプリント基板27に接続されているフレキシブル配線基板や信号ケーブル等が回転に伴って捩れたり、また捩じ切れる事態を防止することができる。なお、接続トレイ4の回転範囲の規制手段は、規制片29を用いる方法以外にも公知の回転規制手段を採用することができる。
かかる接続トレイ4の回転位置は、センサー30を通じて装置本体3のCPU10によってモニタされている。センサー30は、例えば図5に示すように、ロータリエンコーダ31が用いられる。ロータリエンコーダ31は、接続トレイ4の外周に形成されたラック部32と咬合するギヤ33と同軸に結合され、接続トレイ4とともに回転するギヤ33によって回転駆動される。これによりロータリエンコーダ31は、接続トレイ4の回転量に応じて回転され、この回転に合ったパルス信号或いはパターン信号が出力されてCPU10に送られる。CPU10は、この信号により接続トレイ4の回転位置を検出し、いずれの接続コネクタ5が装着部16に臨まされているのかを判別することができる。
CPU10は、かかる判別結果に応じて、装着部16に臨まされている接続コネクタ5に接続される携帯型オーディオ2の種別に応じた信号処理を行うように信号セレクタ8の切り替えを行う。また、CPU10は、かかる判別結果に応じて、接続コネクタ5に接続される携帯型オーディオ2に適した充電電圧や容量に設定を切り替えることができる(図12参照)。また、CPU10は、かかる判別結果に応じて、装置本体3の表示部14に、選択された接続コネクタ5に対応する携帯型オーディオ2の種別を表示させ、ユーザによる接続コネクタ5の選択の便宜に供するとともに、選択された接続コネクタ5に対応していない携帯型オーディオ2の誤装着を防止することができる。
またセンサー30は、図6に示すように、フォトインターラプター等の光センサを用いることもできる。装置本体3の底面3cには、接続トレイ4の下方に、一対のフォトインターラプター34,35が並んで配設されている。また接続トレイ4は、内部にフォトインターラプター34,35に対応して、一対の遮光板36,37が垂下されている。遮光板36,37は、それぞれ接続トレイ4の周回り方向に沿って同心円状に連続して形成されている。外周側に設けられた遮光板36は、光を透過する透過領域が180°の範囲に設けられ、光を遮蔽する遮光領域が180°の範囲に設けられている。内周側に設けられた遮光板37は、透過領域と遮光領域とが90°毎に交互に形成されている。
これにより、フォトインターラプター34,35は、図7に示すように、接続トレイ4の位置に応じて4通りの組み合わせで出力し、CPU10に送る。CPU10は、両インターラプター34,35からの出力を解析することにより、接続トレイ4の回転位置を検出し、いずれの接続コネクタ5が装着部16に臨まされているのか判別することができる。なお、以上は、接続トレイ4の主面4a上を4分割した場合にいずれの領域が装着部16に臨まされているかを検出するものであるが、オーディオ処理装置1は、フォトインターラプター及び遮光板の数や透過領域及び遮光領域の設定範囲を変更することで、フォトインターラプターの出力組み合わせの数を増減させ、接続トレイ4の接続コネクタ5が設置された分割領域を増減させることもできる。
また接続トレイ4は、外周面にローレット部38が形成されている。ローレット部38は、装着部16の開口部17より外方に臨まされ、ユーザによって回転操作が可能とされている。これにより、接続トレイ4は、ユーザによる回転操作が容易とされ、接続コネクタ5の選択を容易に行うことができるとともに、操作感も向上されている。
また、接続トレイ4は、各接続コネクタ5の近傍に、当該接続コネクタ5に対応する携帯型オーディオ2の種別を表示してもよい。これにより、接続トレイ4は、接続コネクタ5を装着部16より外方に臨ませる際に、当該種別表示も外方へ臨まされ、ユーザにより視認可能とされる。したがって、接続トレイ4は、ユーザによっていずれの接続コネクタ5が選択されたかを容易に判別させることができ、ユーザによる接続コネクタ5の選択の便宜に供するとともに、選択された接続コネクタ5に対応していない携帯型オーディオ2の誤装着を防止することができる。
また、オーディオ処理装置1は、接続コネクタ5に携帯型オーディオ2が接続されることにより接続トレイ4の回転を規制するロック機構40を設けることができる。図8及び図9に示すように、ロック機構40は、接続トレイ4の主面4aに挿通されたロックピン41と、接続トレイ4の底面4bに形成されロックピン41を支持する支持孔42と、装置本体3の底面3cに形成され、ロックピンが係止する係止孔43と、ロックピン41を装置本体3の底面3cと離間する方向に付勢する付勢バネ44とを備える。
ロックピン41は、円柱状に形成され、長手方向の中間にフランジ部45が形成されている。フランジ部45には、一端が支持孔42の周辺に当接されている付勢バネ44の他端が係止されている。これによりロックピン41は、付勢バネ44の付勢力によって常時上方に付勢され、上端部41aが接続トレイ4の主面4a上に臨まされるとともに、フランジ部45によって接続トレイ4内からの抜け止めが図られている。
接続トレイ4の主面4aには、ロックピン41の上端部41aを主面4a上に臨ませるロックピン用開口部46が開口されている。付勢バネ44に付勢されたロックピン41は、上端部41aがこのロックピン用開口部46を介して接続コネクタ5の内周側に突出される。したがって、図9に示すように、ロックピン41は、携帯型オーディオ2が接続コネクタ5に接続されることにより、上端部41aが携帯型オーディオ2の底面に押下され、付勢バネ44の付勢力に対抗しながら接続トレイ4の底面4b側に移動される。
装置本体3の底面3cに設けられている係止孔43は、ロックピン41が携帯型オーディオ2によって下方に押下されることにより、該ロックピン41の下端部41bが挿通し、水平方向の移動が規制される。このとき、ロックピン41は、接続トレイ4の底面4bに形成された支持孔42を挿通して、係止孔43に係止されていることから、接続トレイ4の回転を規制することができる。したがって、オーディオ処理装置1は、携帯型オーディオ2が接続された接続トレイ4の揺動を防止し、携帯型オーディオ2による安定した再生を行うことができる。
また、ロックピン41は、携帯型オーディオ2が接続コネクタ5より取り外され上端部41a上から除去されると、付勢バネ44の付勢力によって接続トレイ4の上方に移動され、下端部41bが係止孔43より引き抜かれるため、水平方向への移動が可能となり、これにより接続トレイ4の回転が可能となる。また、ロックピン41は、付勢バネ44の付勢力によって上端部41aが再度主面4a上に突出され、携帯型オーディオ2によって押下可能な状態となる。
かかるロック機構40は、接続トレイ4内に配設されているプリント基板27上に、携帯型オーディオ2が接続コネクタ5に接続されてロックピン41が下方に移動されたとき、フランジ部45によって押下される接続検出スイッチ47が実装されている。接続検出スイッチ47は、フランジ部45の移動軌跡上に設けられ、ロックピン41が携帯型オーディオ2に押下されるとフランジ部45によって押下され、ロックピン41が付勢バネ44によって上昇されるとフランジ部45による押下が解除される。
また、接続検出スイッチ47は、スイッチの押下状態がCPU10によってモニタされている。したがって、オーディオ処理装置1は、携帯型オーディオ2が接続コネクタ5に接続されることによりロックピン41が押下され、接続検出スイッチ47がフランジ部45によって押下されると、CPU10によって押下状態を検出して、携帯型オーディオ2が接続コネクタ5に接続されたことを判別することができる。
次いで、接続トレイの主面を複数に分割するとともに、上記接続コネクタ5が設けられた複数の設置領域と、上記接続コネクタ5を設けない少なくとも1つの非設置領域を有するオーディオ処理装置1について説明する。なお、以下の説明において、上述したオーディオ処理装置1に用いられる構成と同一の構成については、同一の符号を付してその詳細を省略する。
このオーディオ処理装置1に用いられる接続トレイ50は、図10及び図11に示すように、主面50aを例えば4分割し、接続コネクタ5が設置された3つの設置領域51と、接続コネクタ5が設置されていない少なくとも1つの非設置領域52とを有する。
かかる接続トレイ50を備えるとともに、携帯型オーディオ2の充電を行う充電用電源55及び電圧や容量を切り替える充電セレクタ56を備えたオーディオ処理装置1のブロック図を図12に示す。なお充電用電源55及び充電セレクタ56は、上記図2に示す構成のオーディオ処理装置1に採用することができるのは勿論である。
各設置領域51と非設置領域52とは、主面50a上に周回り方向に沿って均等に形成され、各設置領域51上に設けられる接続コネクタ5も同心円状に均等配置されている。また、各設置領域51と非設置領域52との間には、上述した遮蔽板20が立設され、一の設置領域51あるいは非設置領域52を外方に臨ませたとき、装着部16の開口部17に開口された切り欠き部17aを閉塞可能とされている。
また、接続トレイ50は、非設置領域52の外周部に直線状の平面部53が形成され、全体を略弓形に形成されている。かかる接続トレイ50は、オーディオ処理装置1に携帯型オーディオ2を接続させないときに、非設置領域52が装着部16より外方に臨まされる。このとき、接続トレイ50は、非設置領域52が外方に臨まされるとともに設置領域51が装置本体3内に収納されることにより、使用していない接続コネクタ5を塵埃や破損などから保護することができる。
また、接続トレイ50は、非設置領域52が外方に臨まされることにより、外周部に形成された平面部53が、装置本体3の前面3aと略面一となる。これによりオーディオ処理装置1は、非設置領域52が装着部16に臨まされた未使用状態において、装置本体3のデザイン性を向上させることができ、また、一見して接続コネクタ5が外方に臨まされていない未使用状態であることを判別することができる。
なお、オーディオ処理装置1は、上述したセンサー30を接続トレイ50に設けることにより、非設置領域52が外方に臨まされたことを検出すると、自動的に装置本体3の電源を切り、設置領域51が外方に臨まされたことを検出すると、自動的に装置本体3の電源を入れるように設定することで、ユーザによる使用感を向上させることもできる。
また、オーディオ処理装置1は、接続トレイ50を複数の領域に分割するとともに、接続コネクタ5の設置領域51と非設置領域52とを交互に配設してもよい。例えば、接続トレイ50は、2つの設置領域51と2つの非設置領域52とに分割され、設置領域51と非設置領域52とが互いに隣接しあうように形成する。これにより、接続トレイ50は、開口部17に設置領域51と非設置領域52とが交互に臨まされる。
本発明が適用されたオーディオ処理装置を示す斜視図である。 オーディオ処理装置の機能ブロック図である。 接続トレイを示す斜視図である。 接続トレイの断面図である。 接続トレイの回転位置を検出するセンサーを示す斜視図である。 センサーとしてフォトインターラプターを用いた接続トレイを示す断面図である。 フォトインターラプターが接続トレイの位置に応じた出力の組み合わせを示す図である。 ロック機構を示す断面図である。 ロック機構による接続トレイの回転が規制されている状態を示す断面図である。 接続トレイに非設置領域を設けたオーディオ処理装置を示す斜視図である。 非設置領域を設けた接続トレイを示す斜視図である。 オーディオ処理装置の機能ブロック図である。
符号の説明
1 オーディオ処理装置、2 携帯型オーディオ、3 装置本体、4 接続トレイ、5 接続コネクタ、6 スピーカーユニット、8 信号セレクタ、9 オーディオアンプ、10 CPU、14 表示部、16 装着部、17 開口部、17a 切り欠き部、18 支持片、20 遮蔽板、27 プリント基板、30 センサー、31 ロータリエンコーダ、32 ラック部、33 ギヤ、34,35 フォトインターラプター、36,37 遮光板、40 ロック機構、41 ロックピン、42 支持孔、43 係止孔、44 付勢バネ、45 フランジ部、47 接続検出スイッチ、50 設置領域、51 非設置領域、52 平面部

Claims (16)

  1. 少なくともオーディオデータを担持可能な携帯型電子機器の情報信号の処理を行う信号処理回路を備える本体と、
    上記信号処理回路に接続されるとともに、上記携帯型電子機器が接続される複数の接続コネクタを備え、上記複数の接続コネクタの一つを上記本体外へ臨ませるとともに他の接続コネクタを上記本体内に収容する接続トレイとを備え、
    上記接続トレイは、上記携帯型電子機器の種別に応じて、上記複数の接続コネクタのうちいずれか一の接続コネクタを上記本体外へ臨まされ、上記携帯型電子機器と接続可能とされるオーディオ処理装置。
  2. 上記接続トレイは、上記本体に移動自在に取り付けられることにより、上記いずれか一の接続コネクタを上記本体外へ臨ませることを特徴とする請求項1記載のオーディオ処理装置。
  3. 上記接続トレイは、略円盤状に形成され、上記接続コネクタが周回方向に略等間隔で配設され、上記本体に回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2記載のオーディオ処理装置。
  4. 上記接続トレイは、回転角度を120°〜180°に規制されていることを特徴とする請求項3記載のオーディオ処理装置。
  5. 上記本体は、上記接続トレイの回転による上記接続コネクタの移動軌跡上に、該接続コネクタが進退する開口部が形成されていることを特徴とする請求項3記載のオーディオ処理装置。
  6. 上記接続トレイには、上記開口部と略同形に形成された遮蔽板が上記接続コネクタ間に設けられ、上記一の接続コネクタが上記本体外へ臨まされると、上記本体に開口された上記開口部を遮蔽することを特徴とする請求項5記載のオーディオ処理装置。
  7. 上記接続トレイは、上記接続コネクタが設置される複数の設置領域と、上記接続コネクタが設置されない少なくとも一つの非設置領域とを有し、上記設置領域と非設置領域のいずれも上記本体外へ臨ませることができる請求項1記載のオーディオ処理装置。
  8. 上記接続トレイは、上記非設置領域が上記装置本体外へ臨まされることにより、上記本体側面と略面一とされることを特徴とする請求項7記載のオーディオ処理装置。
  9. 上記接続トレイは、移動位置を検出するセンサーが設けられていることを特徴とする請求項2記載のオーディオ処理装置。
  10. 上記センサーの検出情報に基づき、上記接続トレイに設けられた複数の接続コネクタのうちいずれが上記携帯型電子機器と接続可能とされているかを判別することを特徴とする請求項9記載のオーディオ処理装置。
  11. 上記判別結果に応じて、上記携帯型電子機器の情報信号の処理方法、充電電圧や容量を切り替えることを特徴とする請求項10記載のオーディオ処理装置。
  12. 表示部を備え、上記判別結果に応じて、上記接続コネクタに接続可能な上記携帯型電子機器の種別が上記表示部に表示されることを特徴とする請求項10記載のオーディオ処理装置。
  13. 上記接続コネクタの近傍には、当該接続コネクタに接続可能な上記携帯型電子機器の種別が記載されていることを特徴とする請求項2記載のオーディオ処理装置。
  14. 上記携帯型電子機器が上記接続コネクタに接続されると、上記接続トレイの移動を規制する規制部材が設けられていることを特徴とする請求項2記載のオーディオ処理装置。
  15. 上記規制部材による上記接続トレイの移動規制動作に連動して、上記携帯型電子機器が上記接続コネクタに接続されたことを判別することを特徴とする請求項14記載のオーディオ処理装置。
  16. 上記複数の接続コネクタは一の基板上に実装されていることを特徴とする請求項1記載のオーディオ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011250130A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Yamaha Corp スピーカ装置
JP2012214155A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Denso Corp 制御装置
US8737053B2 (en) 2010-03-31 2014-05-27 Yamaha Corporation Electronic apparatus

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