JP2009008953A - デバイスユニットの一斉制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のデバイスユニットと投射手段から構成されるシステムであって、デバイスユニットに光センサが搭載され、光センサに投射手段から画像を投射し、光センサの受光信号によりデバイスユニットの状態が変動し得る構成とする。かかる構成により、複数のデバイスユニットを特別な制御プログラム無しで、一斉に個別制御が可能となる。また、個々のデバイスユニットの位置情報を認識することなく、特定の位置に配置されているデバイスユニットに特定の指示を付与することが可能となる。すなわち、投射される画像の二次元的な位置における光の明暗、若しくは光の波長によって、個々のデバイスユニットを個別に制御することが可能となる。
【選択図】図4
Description
なお、デバイスユニットに太陽電池などの光電素子を設けることにより、光から発電・充電して動作することが可能である。
個々のデバイスユニットのプログラムの再生・再生停止やパラメータ設定を行うことで、プログラムの書き換えなしに動作の変更が可能で、また、大量のデバイスに対して一斉に動作パラメータの設定が可能となり、プログラムの保守性向上を図ることができる。
通信制御シグナルのパターン画像を投射するとは、所定時間内に所定のパターン(モールス信号のようなもの)を画像として投射手段からデバイスユニットに投射するものである。
なお、投射手段として不可視光を投射するものとした場合、デバイスユニットに搭載される光センサもそれに対応したものとすることが必要である。
投射手段にカメラ手段が搭載されることで、デバイスユニットからの情報を受信することが可能となる。例えば、デバイスユニットからの情報の提供として、LEDの点滅を1/0に対応させることでデバイスユニットからの情報を受信するのである。
また、デバイスユニットが家電ユニットであり、投射手段から投射される画像によって、家電ユニットの稼動状態が変動するシステムも好適に用いられる。
特に、本システムはプロジェクタにつながったパソコンからLEDデバイスの一斉制御を行えるので、パソコンから音楽も一緒に流せば音楽に合わせてLEDデバイスを制御できるし、センサやカメラをつけてパソコンで処理をすれば、人の動きやモノの動きに合わせて制御できる。また、パソコンのオペレータが手動で(マウスクリックやキーボード操作で)制御内容や制御タイミングを操作できる。
先ず、PCの外部表示出力に接続された投射装置に対して、PCから画像信号が送られる。次に複数のデバイスユニットで構成されるデバイスユニット群に対して投射装置から画像が投射される。各デバイスユニットの光センサは、各々の位置における光の照射の有無や明暗若しくは受光波長によって検知動作を行い、信号を当該光センサに対応したデバイスに送る。各デバイスは光センサからの信号によって状態が変化することとなる。これにより、複数のデバイスユニットを特別な制御プログラム無しで、一斉に個別制御が可能となると同時に、個々のデバイスユニットの位置情報を認識することなく、特定の位置に配置されているデバイスユニットに特定の指示を付与することが可能となる。
図1の機能ブロック図を実現するシステムでは、デバイスユニット側は、電流・電圧で動作するアナログ回路のみで構成される場合が多い。
更に詳しく説明すると、マイクロコンピュータが光センサの受光信号パターンを記憶し、マイクロコンピュータが光センサの受光信号パターンを再生し、再生された受光信号パターンによりデバイスユニットの状態を変動させるのである。すなわち、光センサが受光した光の明暗を1/0のビット列と解釈して、マイクロコンピュータがそのビット列からプリアンブル信号やコマンドを読み取り、プログラムを実行させてデバイスユニットの状態を変動させるのである。
図3は、街頭におけるイルミネーション用のツリーに、デバイスユニットを多数配置し、ツリーから離れた場所からプロジェクタとPCを用いて画像を投射している様子を模式的に表したものである。プロジェクタは赤外線を投射するタイプを使用する。ツリーとプロジェクタの間の距離は10〜20m程度はなしている。プロジェクタは電柱など高所に取り付け配置し、操作端末であるPCとはケーブルで接続されている。
なお、「サンタクロースがソリに乗っている絵」の画像は静止画像である必要は無く、リアルタイムに変化する動画像でもかまわない。デバイスユニットがリアルタイムに状態を変動させることで、動画像をそのまま再現することが可能となる。更に、画像は2値の画像である必要はない。
例えば8色のカラー画像であっても、フルカラーのLEDを用い、かつ、照射する光の波長帯に8色を対応させ、デバイスユニット側で波長帯に対応した状態変化(8色の変化、実際に1つは消灯なので7色の変化)の回路を構築することにより、カラー画像をLEDで表現させることが可能になる。
図6は、舞台ステージでウェラブルファッションを身に着けた人が歩いて移動し、その服装の胸から腹部分にかけてプロジェクタでPCの画像を投射する様子を模式的に表している。図の左側では「M」という文字をプロジェクタから投射している。また図の右側では「T」という文字をプロジェクタから投射している。このように多数のLEDのデバイスユニットを身にまとったウェラブルファッションに対して様々な画像や文字をプロジェクタで投射することにより、ウェラブルファッション上の各デバイスユニットが照射を感知してLEDを表示させることができるのである。
ここでは、上記表2のコマンドID=1で、上記表3のパラメータがlocの場合、すなわち、「set loc val」を用いて「val」の値をこの特定のパターンの光の点滅にすることでデバイスに位置情報を与えるコマンドとしている。例えば、64個のデバイスを8x8に並べた場合、図10のように(1)〜(6)の6つのパターン画像の光を照射することで、各デバイスユニットが違った点滅のパターンの光を受け取り、光を受け取るバターンの組が2−>4−>8−>16−>32−>64となり、すべてのデバイスが一斉に位置情報を取得することができる。これは、デバイスユニットの数をどれだけ増やしてもプロジェクタの解像度の範囲で並べられたデバイスユニットに対して、固定時間でのコマンドの送信が可能である。
しかし、センサ値やアドレスが0のデバイスユニットが存在した場合,そのデバイスユニットだけは一度も点灯しないのでシステム側で検出することができない。そこでその問題点を解消するためにセンサ値やアドレスのビット列に加えパリティのビット1を付与するものとする。この1ビットを加えることで値が0のデバイスユニットも一度だけ点灯するので検出できることとなる。
本システムは個々のLEDの動作の設定がプロジェクタによる光の照射によって可能であるため、このように様々な電飾アートに使用することで簡単にこれまでより複雑で表現力豊かな光の演出を行うことができるのである。
2 投射手段
3 光センサ
4 デバイス
5 LED
6 マイクロコンピュータ(マイコン)
7 投射装置(プロジェクタ)
8 PC
9 カメラ
10 ツリー
12 トレーナー(衣服)
Claims (10)
- 複数のデバイスユニットと投射手段から構成されるシステムであって、前記デバイスユニットに光センサが搭載され、前記光センサに前記投射手段から画像を投射し、前記光センサの受光信号により前記デバイスユニットの状態が変動することを特徴とするデバイスユニットの一斉制御システム。
- 複数のデバイスユニットと投射手段から構成されるシステムであって、前記デバイスユニットに光センサとマイクロコンピュータが搭載され、前記光センサに前記投射手段から画像を投射し、前記マイクロコンピュータが前記光センサの受光信号パターンを記憶し、前記マイクロコンピュータが前記光センサの受光信号パターンを再生し、再生された受光信号パターンにより前記デバイスユニットの状態が変動することを特徴とするデバイスユニットの一斉制御システム。
- 前記光センサに前記投射手段から受光信号パターンの再生、再生停止、パラメータ設定を少なくとも含む通信制御シグナルのパターン画像を投射することを特徴とする請求項2に記載のデバイスユニットの一斉制御システム。
- 前記投射手段は、赤外光を投射することを特徴とする請求項1又は2に記載のデバイスユニットの一斉制御システム。
- 前記投射手段は、プロジェクタであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のデバイスユニットの一斉制御システム。
- 前記投射手段は、照射方向を可変とし得るレーザー装置であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のデバイスユニットの一斉制御システム。
- 前記投射手段にカメラ手段が搭載され、該カメラ手段が前記デバイスユニットを撮像し、撮像した画像を解析してその結果を前記投射手段に伝達することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のデバイスユニットの一斉制御システム。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載のデバイスユニットの一斉制御システムであって、前記デバイスユニットが照明ユニットであり、前記投射手段から投射される画像によって、前記照明ユニットの点灯状態が変動することを特徴とする電飾制御システム。
- 前記照明ユニットが発光ダイオード(LED)から構成されることを特徴とする請求項8に記載の電飾制御システム。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載のデバイスユニットの一斉制御システムであって、前記デバイスユニットが家電ユニットであり、前記投射手段から投射される画像によって、前記家電ユニットの稼動状態が変動することを特徴とする家電制御システム。
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