JP2009008830A - 楽曲対応画像表示システム - Google Patents

Abstract

【課題】カラオケ楽曲の曲想と背景画像の不整合を回避するとともに、背景画像を選出する煩雑な準備作業を払拭する。
【解決手段】カラオケ装置で演奏されたカラオケ楽曲毎の所定期間の演奏度数を演奏度数管理テーブルに記録する楽曲演奏度数記録手段と、前記演奏度数管理テーブルに記録された演奏度数が予め定められた閾値を超える特定の期間を流行期間と判定する楽曲別流行期間判定手段と、外部から入力された任意の画像をその撮影年月日データと共に外部入力画像管理テーブルに管理する外部入力画像管理手段と、任意のカラオケ楽曲が選曲された際、その流行期間データに基づき当該流行期間に含まれる撮影年月日データが対応付けられた外部入力画像を選定する外部入力画像選定手段と、当該選曲されたカラオケ楽曲が演奏される際、そのカラオケ楽曲に選定された外部入力画像がある場合には予め設定された背景画像に代えて当該外部入力画像を切替表示する。
【選択図】図１

Description

本発明は、カラオケシステムの利用者自身がデジタルカメラなどにより撮影した画像データをモニターテレビに表示できるようにしたものであり、特定のカラオケ楽曲がリクエストされたとき、当該カラオケ楽曲の流行期間に含まれる画像データを読み出し、背景画像として表示できるようにしたシステムに関する。

カラオケ装置によるカラオケ演奏に際しては、モニターテレビ画面に歌詞をスクロールしながら表示するとともに、そのカラオケ楽曲の曲想に近似するであろう背景画像を表示するようにしている。例えば、冬をテーマにしたカラオケ楽曲である場合は雪景色を、秋をテーマにしたカラオケ楽曲の場合は枯葉の銀杏並木を、海をテーマにしたカラオケ楽曲の場合は海岸の風景を、というように、通常、一意的に対応付けられている。

ところが、このような背景画像は曲想に完全に一致するものではないことから、観念的に選択されたものであり、カラオケシステムの利用者の嗜好に関係することなく機械的判断に基づいて抽出されるものであった。したがって、歌唱者などは、背景画像の表示は付帯的なものと認識する傾向があり、機能の有意性の向上が望まれていた。

このような背景画像の有意性を少しでも向上しようとする手段として、利用者が自身でデジタルカメラなどで撮影した画像を背景画像となるようにしたカラオケ装置が提案されている（特許文献１参照）。また、利用者が撮影した画像を携帯電話機などから送信し、背景画像となるようにするシステムも提案されている（特許文献２参照）。
特開２００４−２７１９５９号公報 特開２００６−００３８４３号公報

上記特許文献１に開示された技術による場合は、カラオケ装置に記憶された複数の画像をサムネイルにより表示し、選択ボタンを操作して所望の画像を選択するようにしたもので、自動的に画像を選出するようなものではない。したがって、カラオケ演奏を開始する前に利用者による準備作業が必要となり、煩雑な感覚を与えるものであった。

一方、上記特許文献２に開示された技術による場合は、カラオケ楽曲に対応付けられている映像情報に代えて、利用者により記憶された任意の画像データを読み出して表示するようにしたもので、画像データの選択手段を備えるものではない。したがって、どのような画像が表示されるか全く予測できないことになることから、例えば、夏をテーマにしたカラオケ楽曲に対しスキー場で撮影した背景画像が表示されるような、リクエストしたカラオケ楽曲に不相応な背景画像が表示される不具合が残るものであった。

本発明は、かかる従来の問題に鑑みなされたもので、リクエストされたカラオケ楽曲が多く歌唱された有意の期間（流行期間）に外部入力画像（利用者登録画像）の撮影時期が対応するものを選出するようにしたもので、これにより、カラオケ楽曲の曲想と背景画像の不整合を回避できるようにするとともに、背景画像を選出する煩雑な準備作業を払拭できるようにすることを目的とするものである。

そこで本発明は、以下に述べる各手段により上記課題を解決するようにした。即ち、請求項１記載の発明では、予め設定されたカラオケ楽曲の背景画像に代えて、撮影年月日データを付帯した外部入力画像を表示するためのシステムであって、楽曲演奏度数記録手段と、楽曲別流行期間判定手段と、外部入力画像管理手段と、外部入力画像選定手段と、切替表示手段とからなり、（ア）楽曲演奏度数記録手段とは、カラオケ装置で演奏された所定期間の演奏度数を、カラオケ楽曲毎の演奏度数管理テーブルに記録するものであり、（イ）楽曲別流行期間判定手段とは、前記演奏度数管理テーブルに記録されたカラオケ楽曲毎の演奏度数が予め定められた閾値を超える特定の期間を流行期間と判定するものであり、（ウ）外部入力画像管理手段とは、外部から入力された任意の画像を、その撮影年月日データと共に、外部入力画像管理テーブルに管理するものであり、（エ）外部入力画像選定手段とは、任意のカラオケ楽曲が選曲された際、その流行期間データに基づき、当該流行期間に含まれる撮影年月日データが対応付けられた外部入力画像を選定するものであり、（オ）切替表示手段とは、当該選曲されたカラオケ楽曲が演奏される際、そのカラオケ楽曲に選定された外部入力画像がある場合には、予め設定された背景画像に代えて当該外部入力画像を切替表示させるようにした楽曲対応画像表示システムとなるようにする。

請求項２記載の発明では、上記請求項１記載の楽曲対応画像表示システムにおいて、カラオケ装置にデータ入力部を設け、該データ入力部において画像メモリカードによるデータ入力操作が行われることにより、外部入力画像データがインストールされ、カラオケ装置内で外部入力画像管理テーブルが作成されるようにする。

請求項３記載の発明では、上記請求項１記載の楽曲対応画像表示システムにおいて、カラオケ装置に利用者ＩＤ取得手段および画像メモリカード用のデータ入力部を設け、利用者ＩＤデータとともに外部入力画像データにて利用者毎の外部入力画像管理テーブルが作成されるようにする。

請求項４記載の発明では、上記請求項１記載の楽曲対応画像表示システムにおいて、カラオケ装置に利用者ＩＤ取得手段を設け、前記楽曲演奏度数記録手段が利用者ＩＤ毎にカラオケ演奏装置で演奏された利用者ＩＤ毎の所定期間の演奏度数を演奏度数管理テーブルに記録されるようにする。

カラオケ楽曲の演奏において、予め設定されたカラオケ楽曲の背景画像に代えて、任意に入力した外部入力画像をモニターテレビに表示するにあたり、リクエストされたカラオケ楽曲が多く歌唱された流行期間に対応する撮影期日の外部入力画像を選出するようにしたので、カラオケ楽曲の曲想と背景画像の不整合を回避できるとともに、背景画像を選出する煩雑な準備作業を払拭することができる。

以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。本発明は据置型のスタンドアローンタイプおよびカラオケホストセンターとデータ通信が可能となるようにした通信タイプの何れにも実施することが可能である。図１はスタンドアローンタイプのシステムの概要を示す図であり、図２はそのハードウエア構成を示す図である。図３は通信タイプのシステムの概要を示す図であり、図４にそのハードウエア構成を示す。図５はスタンドアローンタイプにおける外部入力画像管理テーブルの構成の例を示す図、図６は通信タイプにおける外部入力画像管理テーブルの構成の例を示す図である。図７は画像データファイルの構成を示す図、図８は演奏度数管理テーブルの構成を示す図であり、図９はカラオケ楽曲の流行期間を示す図である。図１０はスタンドアローンタイプにおける本発明の処理の流れを示す図である。図１１および図１２は通信タイプにおける本発明の処理の流れを示す図である。

図１において、符号１はシステム全体を管理するカラオケ装置であり、画像メモリカードＣ１を装着するデータ入力部（カードスロット）１ａを備える。カラオケ装置１Ａは内蔵の音源により生成されたカラオケ楽曲とマイクロホン２から入力した歌唱音声信号をミキシングして増幅器３により増幅し、スピーカシステム４から演奏音および歌唱音声が再生される。また、カラオケ装置１Ａは画像信号をモニターテレビ５に出力し、歌詞テロップおよび背景画像を表示する。なお、カラオケ装置１Ａはリモコン送信機６から送られてくる赤外線コード信号を受信してリクエストされたカラオケ楽曲の予約登録を行うなどカラオケ演奏に必要な様々な機能を処理する。

図２はカラオケ装置１Ａのハードウエア構成を示すブロック図であり、同図において、中央制御部１１は内部にＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭを含むマイコンであり、制御／データバス５０を介してこれに接続された各構成要素と信号の授受を行い、システム全体の統括および制御を行う。

前記中央制御部１１はハードディスク装置１３に格納されている演奏データを読み出す。この演奏データはＭＩＤＩ形式により記述されたカラオケ伴奏音楽の起源となる音楽生成データと、そのカラオケ楽曲の演奏に同期して表示する歌詞やその文字の属性（表示位置、表示色、表示／消去のタイミングなど）を記述した歌詞描画データとを含んでいる。中央制御部１１はリモコン送信機６およびリモコン受信部１５や操作パネル１６からリクエスト楽曲のＩＤ入力を操作制御部１７を介して受け取ると、その入力順とＩＤとを対応付けてＲＡＭに格納し、楽曲の演奏予約登録を行う。

そして、予約順に従って該当するカラオケ楽曲の演奏データなどをハードディスク装置１３から読み出し、演奏データ中のＭＩＤＩデータをシンセサイザ１８に転送すると、シンセサイザ１８はこのＭＩＤＩデータに従って内蔵音源を制御し、カラオケ伴奏音楽を生成する。シンセサイザ１８が出力するカラオケ伴奏音楽の演奏信号は、ミキサー１９でマイクロホン２からの歌唱音声信号と混合されて出力し、スピーカシステム４を駆動して音響出力が得られる。

一方、カラオケ伴奏音楽の生成処理に同期し、歌詞画像となるビットマップ画像をビデオＲＡＭ２２に展開する。映像制御部２３は、このビットマップ画像をビデオディスク装置２４から出力される背景画像にスーパーインポーズする処理を行ってモニターテレビ５に画像出力する。

符号２５は外部入力画像記憶部であり、前記データ入力部１ａに装着された画像メモリカードＣ１に記録された画像データを読み込んで記憶する。この画像メモリカードＣ１は、デジタルカメラ、携帯電話機などにより撮影し、撮影年月日データが付帯した画像を記録したメモリカードであり、記録画像の読み込みは静止画、動画のいずれも可能となるようにする。

つぎに、通信タイプの本発明のシステムの概要を図３に基づいて説明する。なお、前述したスタンドアローンタイプのシステムの構成と重複する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。同図に示すシステムの構成においては、カラオケ装置１Ｂに対するＧＵＩ機能を備える補助端末装置（タッチパネルコマンダー）７が接続され、カラオケ装置１Ｂと補助端末装置７との間でデータの送受信が行われる。

前記補助端末装置７には画像メモリカードＣ１が装着されるデータ入力部７ａ、および利用者ＩＤカードＣ２によるデータ入力操作が行われ、利用者ＩＤ取得手段となるデータ入力部（タッチパネルセンサー）７ｂを備える。そして、データ入力部７ａに画像メモリカードＣ１を装着してデータ入力操作が行われると、画像メモリカードＣ１に記録されている画像データはカラオケ装置１Ｂに転送されるとともに、データ入力部７ｂに利用者ＩＤカードＣ２を接触させてデータ入力操作を行うことにより、利用者ＩＤカードＣ２に記録された利用者属性データがカラオケ装置１Ｂに転送される。

前記カラオケ装置１Ｂは通信機能を備えるもので、そのハードウエア構成を図４に示すブロック図に基づいて説明する。なお、図２に示すスタンドアローンタイプのハードウエア構成と重複する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。

図４に示すカラオケ装置１Ｂの構成において、中央制御部１１は通信制御部１２を制御し、情報通信ネットワークＮを介してカラオケホストセンター１００に接続することによりデータ通信が可能となる。カラオケホストセンター１００はカラオケ楽曲を蓄積した楽曲データサーバ１００ａおよび利用者属性データ、統計データなどを蓄積した管理データサーバ１００ｂを備え、クライアントであるカラオケ装置１Ｂとの間で各種データの授受が行われる。カラオケホストセンター１００から配信された演奏データなどはハードディスク装置１３に格納され、中央制御部１１の制御に基づいて読み出される。

カラオケ装置１Ｂはこのように構成されていることから、補助端末装置７のデータ入力部７ａから画像メモリカードＣ１の画像データを入力する一方、データ入力部７ｂから利用者ＩＤカードの利用者属性データを入力すると、利用者属性データに特定された画像データが情報通信ネットワークＮを介してカラオケホストセンター１００に送信され、管理データサーバ１００ｂに蓄積される。

つぎに、外部入力画像管理テーブルの構成について説明する。図５はスタンドアローンタイプのカラオケ装置１Ａに作成される外部入力画像管理テーブルの例を示すもので、この場合、カラオケ装置１Ａのデータ入力部７に画像メモリカードＣ１を装着するだけで利用者が特定され、複数枚の画像メモリカードＣ１が装着されることがないので、インストールされた画像データに対する利用者ＩＤは不要となる。

図５は、このような前提の基に作成された外部入力画像管理テーブルであり、例えば、最上段の画像ＩＤ・Ａ−００１〜ｎは、２００１年２月１５日に撮影された画像データが複数枚存在することを示すもので、以下、同様に撮影年月日データにより画像データが集合され、図７に示すような画像データファイルが作成され一時記憶される。

一方、通信タイプによる場合は、カラオケホストセンター１００へ複数のカラオケ端末から画像データが送信されてくるため、図６に示すように利用者ＩＤを付さなければならない。同図に示す例では、便宜上、枝番号で利用者を特定するように表示してあるが、実際には、利用者属性データの利用者ＩＤ番号となる。そして、利用者ＩＤ番号の付された図７に示すと同様の画像データファイルがカラオケホストセンター１００の管理データサーバ１００ｂに蓄積される。

つぎに、演奏度数管理テーブルの構成について説明する。この演奏度数管理テーブルとは、リクエストされたカラオケ楽曲毎の演奏度数を書き換え可能の記憶装置に記録するものであり、スタンドアローンタイプの場合はカラオケ装置１Ａ内に記録される。一方、通信タイプの場合はカラオケ楽曲が演奏される毎にカラオケホストセンター１００に楽曲情報が転送され演奏度数管理テーブルのデータの書き換えが行われる。

図８に示す演奏度数管理テーブルの例は、ある特定の年度の月間単位の統計であり、例えば、カラオケ楽曲０００１の３月の演奏度数が１９００回であったことを示す。このような統計データに対して任意の閾値を設定し、この閾値と統計データを対比することにより各カラオケ楽曲について演奏が多く集中した月間、即ち、流行月間を特定することができる。例えば、閾値を１５００回と設定した場合、この閾値１５００回を超える演奏があったカラオケ楽曲０００１の流行月間は３月と４月であると判断されることになる。図９はカラオケ楽曲０００１〜００１０についての流行月間を便宜的に示したもので、カラオケ楽曲０００７、０００９、００１０には特定の流行期間は存在しなかったと判断される。なお、この演奏度数管理テーブルには、カラオケ演奏装置で演奏された利用者ＩＤ毎の所定期間の演奏度数を記録するようにしてもよい。

以上のように構成された本発明のシステムにおける処理の流れを図１０乃至図１２に基づいて以下に説明する。図１０はスタンドアローンタイプのシステムにおける処理の流れを示すもので、まず、利用者によるカラオケ装置１Ａのデータ入力部１ａへの画像メモリカードＣ１の装着の有無が判断される（ステップＳａ１）。この段階で画像メモリカードＣ１が装着されていない場合は、システムは通常のカラオケ装置として運用される。

ステップＳａ１において画像メモリカードＣ１が装着されると、直ちに画像データが読み込まれ、外部入力画像記憶部２５に外部入力画像が蓄積され（ステップＳａ２）、中央制御部１１のプログラム処理により図５に示す外部入力画像管理テーブルが作成される（ステップＳａ３）。このようにして外部入力画像管理テーブルが作成されると、カラオケ楽曲のリクエストを待機する状態となる。

そして、利用者による特定のカラオケ楽曲のリクエストが行われると（ステップＳａ４）、演奏度数管理テーブル（図８）から当該リクエスト楽曲の流行期間が抽出される（ステップＳａ５）。このようにしてリクエスト楽曲の流行期間が抽出されると、中央制御部１１は外部入力画像管理テーブルを検索し、リクエスト楽曲の流行期間に含まれる撮影期間の外部入力画像を選定する。例えば、図９において、リクエストがカラオケ楽曲０００８である場合、流行期間が１月と２月であるから、外部入力画像は図５に示す画像ＩＤ・Ａ−００１〜ｎが選定されることになる（ステップＳａ６）。

このようにして、ステップＳａ６において流行期間に対応する外部入力画像が選定された場合はステップＳａ７に進み、選定された外部入力画像を表示する。一方、ステップＳａ６において流行期間に対応する外部入力画像が選定されなかった場合は、ステップＳａ８に進み、予め設定された背景画像が表示される。そして。リクエストされたカラオケ楽曲の演奏が終了すると（ステップＳａ９）、画像の表示も終了する（ステップＳａ１０）。

図１１および図１２は通信タイプのシステムにおける処理の流れを示すもので、まず、利用者は補助端末装置７のデータ入力部７ｂに利用者ＩＤカードＣ２を接触してログインすることにより（ステップＳｂ１）、利用者ＩＤカードＣ２の利用者属性データが読み込まれる（ステップＳｂ２）。つぎに、データ入力部７ａに画像メモリカードＣ１を装着し（ステップＳｂ３）、画像データの読込処理を行う（ステップＳｂ４）。このようにして入力された利用者属性データおよび画像データは、カラオケ装置１Ｂから情報通信ネットワークＮを介してカラオケホストセンター１００に転送される。

カラオケホストセンター１００は利用者属性データおよび画像データを受信すると（ステップＳｂ６）、利用者ＩＤ毎に外部入力画像管理テーブルを作成し（ステップＳｂ７）、利用者ＩＤ毎の画像データファイルを管理データサーバ１００ｂに蓄積する（ステップＳｂ８）。したがって、このようにして転送された画像データファイルは、管理データサーバ１００ｂに保存されるので、以後、画像メモリカードＣ１による入力操作は不要となる。

このように通信タイプのシステムにおいては、画像データがカラオケホストセンター１００に予め保存されているので、利用者ＩＤカードＣ２のデータ入力操作のみで利用者自身の画像データをカラオケ端末に呼び出すことができ、スタンドアローンタイプと同様の処理が可能となる。図１２は、かかる処理の流れを示すもので、まず、ステップＳｃ１においてカラオケ装置１Ｂの補助端末装置７のデータ入力部７ｂに利用者ＩＤカードを接触してログインする。ここでカラオケホストセンター１００からカラオケ装置１Ｂに外部入力画像をダウンロードする場合は、メニュー画面を表示させるなどして画像データの転送を要求する（ステップＳｃ３）。

このようにして画像データの転送を要求すると、カラオケ装置１Ｂに外部入力画像管理テーブルが設定され（ステップＳｃ３）、カラオケ楽曲のリクエストを待機する状態となる。そして、利用者による特定のカラオケ楽曲のリクエストが行われると（ステップＳｃ４）、演奏度数管理テーブル（図８）から当該リクエスト楽曲の流行期間が抽出される（ステップＳｃ５）。なお、演奏度数管理テーブルはカラオケ装置１Ｂの固有のものでもよく、カラオケホストセンター１００が統計処理したものをダウンロードするようにしてもよい。カラオケ装置１Ｂに外部入力画像管理テーブルおよび演奏度数管理テーブルが設定されると、以後、スタンドアローンタイプと同様の処理が行われる。

このように本発明によれば、リクエストしたカラオケ楽曲の流行期間に対応する外部入力画像が選定されるようにしたので、例えば、夏の情景をテーマにしたカラオケ楽曲の背景画像としてスキー場で撮影したような画像が表示されるような季節感を無視したような不整合な画像が選定されることがなく、リクエストしたカラオケ楽曲に対し自然な背景画像の表示が可能となるとともに、背景画像を選出する煩雑な操作を払拭することができるなど本発明特有の効果を奏する。

本発明を実施したカラオケシステムの概要を示す図である。 図１のカラオケ装置のハードウエア構成を示す図である。 本発明を実施したカラオケシステムの概要を示す図である。 図３のカラオケ装置のハードウエア構成を示す図である。 外部入力画像管理テーブルの構成の例を示す図である。 外部入力画像管理テーブルの構成の例を示す図である。 画像データファイルの構成を示す図である。 演奏度数管理テーブルの構成を示す図である。 カラオケ楽曲の流行期間の例を示す図である。 スタンドアローンタイプにおける本発明の処理の流れを示す図である。 通信タイプにおける本発明の処理の流れを示す図である。 通信タイプにおける本発明の処理の流れを示す図である。

符号の説明

１Ａ・・・・・・カラオケ装置
１ａ・・・・・・データ入力部
１Ｂ・・・・・・カラオケ装置
２・・・・・・・マイクロホン
３・・・・・・・増幅器
４・・・・・・・スピーカシステム
５・・・・・・・モニターテレビ
６・・・・・・・リモコン送信機
７・・・・・・・補助端末装置
７ａ・・・・・・データ入力部
７ｂ・・・・・・データ入力部（利用者ＩＤ取得手段）
１１・・・・・・中央制御部
１２・・・・・・通信制御部
１３・・・・・・ハードディスク装置
１５・・・・・・リモコン受信部
１６・・・・・・操作パネル
１７・・・・・・操作制御部
１８・・・・・・シンセサイザ
１９・・・・・・ミキサー
２２・・・・・・ビデオＲＡＭ
２３・・・・・・映像制御部
２４・・・・・・ビデオディスク装置
２５・・・・・・外部入力画像記憶部
５０・・・・・・制御／データバス
１００・・・・・カラオケホストセンター
１００ａ・・・・楽曲データサーバ
１００ｂ・・・・管理データサーバ
Ｎ・・・・・・・情報通信ネットワーク
Ｃ１・・・・・・画像メモリカード
Ｃ２・・・・・・利用者ＩＤカード

Claims (4)

1. 予め設定されたカラオケ楽曲の背景画像に代えて、撮影年月日データを付帯した外部入力画像を表示するためのシステムであって、楽曲演奏度数記録手段と、楽曲別流行期間判定手段と、外部入力画像管理手段と、外部入力画像選定手段と、切替表示手段とからなり、
   （ア）楽曲演奏度数記録手段とは、カラオケ装置で演奏されたカラオケ楽曲毎の所定期間の演奏度数を、演奏度数管理テーブルに記録するものであり、
   （イ）楽曲別流行期間判定手段とは、前記演奏度数管理テーブルに記録されたカラオケ楽曲毎の演奏度数が予め定められた閾値を超える特定の期間を流行期間と判定するものであり、
   （ウ）外部入力画像管理手段とは、外部から入力された任意の画像を、その撮影年月日データと共に、外部入力画像管理テーブルに管理するものであり、
   （エ）外部入力画像選定手段とは、任意のカラオケ楽曲が選曲された際、その流行期間データに基づき、当該流行期間に含まれる撮影年月日データが対応付けられた外部入力画像を選定するものであり、
   （オ）切替表示手段とは、当該選曲されたカラオケ楽曲が演奏される際、そのカラオケ楽曲に選定された外部入力画像がある場合には、予め設定された背景画像に代えて当該外部入力画像を切替表示させるものである、
   ことを特徴とする楽曲対応画像表示システム。
2. カラオケ装置にデータ入力部を設け、該データ入力部において画像メモリカードによるデータ入力操作が行われることにより、外部入力画像データがインストールされ、カラオケ装置内で外部入力画像管理テーブルが作成されるようにしたことを特徴とする請求項１記載の楽曲対応画像表示システム。
3. カラオケ装置に利用者ＩＤ取得手段および画像メモリカード用のデータ入力部を設け、利用者ＩＤデータとともに外部入力画像データにて利用者毎の外部入力画像管理テーブルが作成されるようにしたことを特徴とする請求項１記載の楽曲対応画像表示システム。
4. カラオケ装置に利用者ＩＤ取得手段を設け、前記楽曲演奏度数記録手段が利用者ＩＤ毎にカラオケ演奏装置で演奏された利用者ＩＤ毎の所定期間の演奏度数を演奏度数管理テーブルに記録するようにしたことを特徴とする請求項１記載の楽曲対応画像表示システム。

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