JP2009004665A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハードマスク除去プロセスにおいて、低誘電率絶縁膜の誘電率の上昇を伴うダメージを低減させると共に加工形状を安定させることを目的とする。
【解決手段】ハードマスクを用いて配線溝を形成するプロセスからなる半導体装置の製造方法において、メタルハードマスク107を用いて配線溝111の形成を行うことで配線溝111の形状を安定化させることができると共に、配線溝111にTaNやCuを形成する前にあらかじめメタルハードマスク107の一部または全てを除去することで低誘電率膜表面の誘電率の上昇を伴う損傷が低減されて配線間のリーク電流を低減させることができ、信頼性の高い半導体装置を実現できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ダマシン構造を有する半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体集積回路は、配線構造の微細化および多層化によりますます集積化が進められている。高密度な配線パターンや多層配線構造を形成する方法として、配線材料にCuを用いCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により平坦化して配線を形成するダマシンプロセスが一般的に用いられている。一方、配線パターンの高密度化に伴い、配線間に生じる寄生容量の増大が問題となってきている。寄生容量が増大すると配線の信号伝送速度の遅延が増大するため、高速動作が必要な半導体集積回路においては配線間の寄生容量の低減が重要課題となっている。
配線間の寄生容量を低減させる方法としては、配線間及び層間絶縁膜に比誘電率の低い材料を用いることが検討されている。従来、配線間の絶縁膜にはシリコン酸化(SiO)膜(比誘電率3.9〜4.2)が多用されてきた。また、一部の半導体集積回路においては、従来のSiO膜と比べて比誘電率を低減できる配線間の絶縁膜として、フッ素(F)を含有するSiO膜(比誘電率3.5〜3.8)が用いられている。さらに現在、配線間の電気的寄生容量をより低減するために、比誘電率が3以下の炭素含有シリコン酸化(SiOC)膜からなる低誘電率膜を配線間の絶縁膜として用いる半導体装置が提案されている。
以下、図6,図7,図8を用いて、従来の半導体装置の製造方法について説明する。
図6は従来の半導体装置の配線構造を示す断面図、図7は従来の半導体装置の製造方法における配線溝形成までを示す工程断面図、図8は従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
図6はSiOC膜を配線間の絶縁膜として用いた半導体装置の配線構造断面を示している。図6においてシリコンからなる基板(図示せず)の上に形成されたSiOC膜からなる第1の絶縁膜1に、窒化タンタル(TaN)からなるバリアメタル2および銅(Cu)からなる導電膜3によって第1の金属配線4が形成されている。第1の絶縁膜1の上には、第1の金属配線4を覆うように炭素及び窒素を含む酸化シリコン(SiCON)からなり、金属拡散防止膜として機能する第2の絶縁膜5が形成されている。第2の絶縁膜5上には、低誘電率のSiOCからなる第3の絶縁膜6が形成されている。ここで、第3の絶縁膜6には、TaNからなるバリアメタル11及びCuからなる導電膜12によって第2の金属配線13が形成されている。また、第2の絶縁膜5及び第3の絶縁膜6には、第1の金属配線4と第2の金属配線13とを接続する金属ビア14が形成されている。最後に第3の絶縁膜6上に第4の絶縁膜15を形成し、開口部にAlからなるパッド電極16が形成されている。
次に、図7,図8には図6に示す半導体装置の製造方法の各工程における断面状態を示す。
まず、図7(a)に示すように、基板(図示せず)の上に形成されたSiOCからなる第1の絶縁膜1に配線溝パターンをフォトリソグラフィー法により形成し、その後ドライエッチング法により第1の絶縁膜1を選択的にエッチングし、アッシングおよび洗浄でレジストを除去して配線溝を形成する。続いて、配線溝を埋め込むようにTaNからなるバリアメタル2及びCuからなる導電膜3を堆積した後、化学的機械的研磨(CMP)法により余分なCuを除去し第1の金属配線4を形成する。
次に、図7(b)に示すように、第1の絶縁膜1の上に第1の金属配線4を覆うようにSiCONからなる第2の絶縁膜5を堆積し、続いてSiOCからなる低誘電率の第3の絶縁膜6を堆積する。
次に、図7(c)に示すように、第3の絶縁膜6の上にレジスト7を塗布しフォトリソグラフィーによりビアパターンを形成し、その後ドライエッチングにより絶縁膜6をエッチングし、次にアッシング、洗浄により余分なレジストを除去しビアホール8を形成する(図7(d))。
次いで、図7(e)に示すようにレジスト9を塗布しフォトリソグラフィーで配線パターンを形成し、ドライエッチングにより第3の絶縁膜6に第2の配線形成用の配線溝10を形成後、アッシング、洗浄で余分なレジストを除去する(図7(f))。
その後、ビアホール8の底部に露出している第2の絶縁膜5をエッチングで除去し、第2および第3の絶縁膜5および6中への配線およびビアパターンの形成が完了する(図8(a))。
続いて、図8(b)に示すように配線溝およびビアホールを埋め込むようにTaNからなるバリアメタル11及びCuからなる導電膜12を堆積し、化学的機械的研磨(CMP)法により余分なCuおよびTaNを除去し、図8(c)に示すように第2の金属配線13およびビア14を形成する。
最後に、SiNからなる第4の絶縁膜15をパッシベーション膜として形成し、第4の絶縁膜15の一部分をフォトリソグラフィーおよびエッチングで開口し、Alパッド電極16を形成して半導体装置が完成する(図8(d))。
一般的に低誘電率膜はエッチングやアッシングなどの配線加工プロセス中にダメージを受け比誘電率が上昇しやすく、寄生容量を低減することが困難であるという課題がある。このようなダメージは特にレジストマスクを用いて配線のパターニングを行うプロセスにおいて問題となっている。以上説明したレジストマスクを用いたダマシンプロセスにおいては、レジストマスクを用いた配線やビアパターニング工程でエッチング後に行うアッシングや洗浄処理により、配線溝側壁の低誘電率膜にダメージが入り低誘電率絶縁膜の誘電率が上昇し、ひいては配線構造の実効誘電率が高くなる。
そこで、上記のようなプロセス中のダメージの影響をなくす、または低減することを目的にハードマスクを用いた配線パターニングプロセスが提案されている。
解決方法の一例として、従来の配線パターニングを絶縁膜ハードマスクを用いて行うダマシンプロセスについて説明する。この方法は、まずレジストマスクを用いて絶縁膜ハードマスクに配線パターンを形成した後、層間絶縁膜中に配線溝パターンをエッチングで形成する前にあらかじめレジストマスクをアッシング除去し、その後に層間絶縁膜中に配線溝パターンをエッチングで形成する方法である。この方法によれば、配線溝中に層間絶縁膜が露出していない状態でレジストマスクをアッシング除去しているので、レジストマスクを用いたプロセスで課題となっている、配線溝内側壁の低誘電率絶縁膜へのアッシングによるダメージを低減することができ、比誘電率の低い層間絶縁膜を用いて実効誘電率の低い配線構造を有する半導体装置を提供できる特徴がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−294965号公報
しかしながら、上記従来の絶縁膜ハードマスクを用いた配線パターニングプロセスでは、絶縁膜ハードマスクと層間絶縁膜とのエッチング選択比が高くないことに起因して、絶縁膜ハードマスクの膜厚を厚くする必要があること、また層間絶縁膜の加工時にハードマスクの角が丸まりパターニング形状が安定しないなどの問題がある。
本発明の半導体装置の製造方法は、ハードマスクを用いた配線構造形成プロセスにおいて、低誘電率絶縁膜の誘電率の上昇を伴うダメージを低減させると共に加工形状を安定させることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の半導体装置の製造方法は、ダマシン法により配線構造を形成する半導体装置の製造方法であって、前記配線構造を形成する際に、半導体基板上または下層配線層上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上にメタルハードマスクを堆積する工程と、第1のレジストパターンを用いて前記メタルハードマスクを所定の配線パターンに形成する工程と、前記絶縁膜及び前記メタルハードマスク上にビアパターンが形成された第2のレジストパターンを形成する工程と、前記第2のレジストパターンを用いて前記絶縁膜にビアホールを形成する工程と、前記第2のレジストパターンを除去する工程と、前記メタルハードマスクにより前記絶縁膜に配線溝を形成する工程と、前記メタルハードマスクを薄膜化する工程と、前記ビアホール及び前記配線溝にバリアメタル及び導電膜を形成する工程と、前記ビアホール及び配線溝からはみ出した前記バリアメタル及び前記導電膜を除去する工程とを有することを特徴とする。
また、前記配線溝を形成する工程と前記バリアメタル及び導電膜を形成する工程の間に、前記メタルハードマスクをすべて除去する工程をさらに備えることを特徴とする。
また、前記メタルハードマスクを薄膜化またはすべて除去する工程をCMPで行うことを特徴とする。
また、前記メタルハードマスクを薄膜化またはすべて除去する工程をエッチングで行うことを特徴とする。
また、前記メタルハードマスクを薄膜化またはすべて除去する工程において、前記メタルハードマスクの開口部をあらかじめ有機膜等で埋め込んだうえで前記メタルハードマスクの除去を行うことを特徴とする。
また、前記メタルハードマスクを薄膜化する工程をCMPで行うことを特徴とする。
また、前記メタルハードマスクを薄膜化する工程をエッチングで行うことを特徴とする。
また、前記メタルハードマスクはTi、TiN、Ta、TaNのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、前記メタルハードマスクを薄膜化する工程において、前記メタルハードマスクの開口部をあらかじめ有機膜等で埋め込んだうえで前記メタルハードマスクの除去を行うことを特徴とする。
以上により、ハードマスク除去プロセスにおいて、低誘電率絶縁膜の誘電率の上昇を伴うダメージを低減させると共に加工形状を安定させることができる。
本発明は、ハードマスクを用いて配線溝を形成するプロセスからなる半導体装置の製造方法において、メタルハードマスクを用いて配線溝形成を行うことで配線溝の形状を安定化させることができると共に、配線溝にTaNやCuを形成する前にあらかじめメタルハードマスクの一部または全てを除去することで低誘電率膜表面の誘電率の上昇を伴う損傷が低減されて配線間のリーク電流を低減させることができ、信頼性の高い半導体装置を実現できる。
本発明はメタルハードマスクを用いて配線溝を形成するプロセスを用い、さらにTaNバリアおよび導電膜であるCuを形成する前に、あらかじめメタルハードマスクの一部あるいは全てを除去するというものである。
具体的に本発明に係る半導体装置の製造方法は、基板の上に形成された第1の配線を有する比誘電率が3以下の第1の絶縁膜と、第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁膜と、第2の絶縁膜上に形成された比誘電率が3以下の第3の絶縁膜と、第3の絶縁膜中にメタルハードマスクを用いて第2の配線用の溝を形成し、第2の配線にCu等の金属を埋め込んだ際の余分な金属を除去する工程からなる半導体製造方法を対象とし、メタルハードマスクの除去をCu等の金属を形成する前に行うことを特徴とする。
本発明の半導体装置によれば、メタルハードマスクを用いて配線用溝の形成を行うため、配線溝エッチングの選択比を高くでき、さらに、配線溝エッチング中のハードマスクの形状変化がほとんどなく配線溝の形状を安定して加工できる。
ところで、一般的に、低誘電率膜は機械的強度が低いため、UV光などの照射によりこれを高める必要があるにもかかわらず、UV光の過剰な照射は誘電率の上昇を伴うことも知られている。ところが、従来用いられるレジストマスクや絶縁膜ハードマスクはリソグラフィー工程で用いられる各種光源を透過するために、これらパターニングマスク直下に形成されている低誘電率膜はパターニング工程における光源の影響を受け変質するという問題点もあった。それに対して、メタルハードマスクは光を遮断するため、ハードマスクとしてメタルハードマスクを用いることにより、上記に示すようなパターニング工程における低誘電率膜の膜質変化を防ぐことができるという効果も期待できるものとなる。
また、Cuを用いたダマシンプロセスで用いられるCMPにおいては、下層膜の段差や膜厚バラツキによって生じるバリアメタルやCuなどの研磨残りを防ぐために、研磨を過剰に行うことが一般的である。このとき、低誘電率膜は露出して研磨されるため、過剰の研磨は低誘電率膜表面にスクラッチ等の欠陥を生ずる原因となる。ところが従来のハードマスクプロセスにおいては、配線形成後に残ったメタルハードマスク上に、引き続きバリアメタルと導電膜を形成するため、CMPにおける被研磨膜の膜厚は厚くなる。従って、これらを研磨するためのCMP時間は長くなり、研磨残りを防止するために要する過剰研磨の時間も長くする必要がある。このことは、低誘電率膜表面の欠陥数の増加、研磨バラツキの増大、さらに配線形状のバラツキ増大の原因となる。これに対して、本発明の半導体装置の製造方法によれば、第2の配線溝にTaNバリアおよびCuを形成する前に、あらかじめメタルハードマスクの一部あるいは全てを除去するため、通常のTiNおよびCu等の金属をCMPで除去する工程において、一度に研磨する材料を大幅に削減できる。このためCMPのバラツキを低減でき、低誘電率膜が研磨されることによる損傷も低減でき、その結果、電気特性の安定した信頼性の高い半導体装置が実現できる。
また、本発明の半導体製造方法において、第3の絶縁膜形成後に形成するメタルハードマスクはTi、TiN、Ta、TaNのうち少なくとも1つから構成されることが好ましい。これらの材料は配線材料であるCu等の拡散防止膜として一般的に広く用いられている材料であるために新規材料や設備を導入することなくハードマスクを形成できるだけでなく、第3の絶縁膜を選択性高くパターニングすることができ、配線溝を安定した形状で精度良く加工することができる。
本発明の半導体装置の製造方法において、メタルハードマスクの一部あるいは全てをCMPで除去することが好ましい。このような製造方法とすることで一般的にCuを用いたダマシンプロセスで用いられているTaNなどのバリアメタルCMPプロセスを用いることができ、またメタルハードマスクを均一性良く除去できる。
また本発明の半導体装置の製造方法において、メタルハードマスクの薄膜化や除去を行うにあたり、ハードマスク開口部をあらかじめ有機膜等で埋め込んだうえで行うことが好ましい。このような製造方法とすることで、CMPやエッチングを用いたハードマスクの除去をより均一性よく行うことができる。
以下、本発明の第1の実施の形態について図1〜図5を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の半導体装置の配線構造を示す断面図、図2は本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法におけるビアホール形成までを示す工程断面図、図3は本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図、図4は本発明の配線抵抗の特性を説明する図、図5は電界強度と配線間リーク電流との関係を比較説明する図である。
図1はSiOC膜を配線間の絶縁膜として用いた半導体装置の配線構造断面を示している。図1においてシリコンからなる基板(図示せず)の上に形成されたSiOC膜からなる第1の絶縁膜101に、窒化タンタル(TaN)からなるバリアメタル102および銅(Cu)からなる導電膜103によって第1の金属配線104が形成されている。第1の絶縁膜101の上には、第1の金属配線104を覆うように炭素及び窒素を含む酸化シリコン(SiCON)からなり、金属拡散防止膜として機能する第2の絶縁膜105が形成されている。第2の絶縁膜105上には、低誘電率のSiOCからなる第3の絶縁膜106が形成されている。ここで、第3の絶縁膜106には、TaNからなるバリアメタル112及びCuからなる導電膜113によって第2の金属配線114が形成されている。また、第2の絶縁膜105及び第3の絶縁膜106には、第1の金属配線104と第2の金属配線114とを接続する金属ビア115が形成されている。最後に第3の絶縁膜106上に第4の絶縁膜116を形成し、開口部にAlからなるパッド電極117が形成されている。
次に、本発明の半導体装置の製造方法について図2,図3を用いて説明する。
まず、図2(a)に示すように、基板(図示せず)の上に比誘電率が3以下の炭素含有シリコン酸化膜(SiOC)からなる第1の絶縁膜101を形成した後、第1の絶縁膜101の上にレジストを塗布し、リソグラフィー法を用いて配線溝のパターンを形成する。次に、このパターンをマスクとしてドライエッチングにより配線溝を形成した後、アッシングによりレジストを除去して、第1の絶縁膜101に配線溝を形成する。続いて、配線溝にTaNからなるバリアメタル102をスパッタリングにより形成し、Cuからなる導電膜103を電気メッキ法により埋め込む。その後、配線溝からはみ出した余分なバリアメタル102及び導電膜103を化学的機械的研磨(CMP)法により除去し、バリアメタル102と導電膜103とからなる第1の金属配線104を形成する。
次に、図2(b)に示すように、第1の絶縁膜101上に第1の金属配線104を覆うように、化学気相堆積(CVD)法を用いて炭素と窒素を含有するSiCNからなる金属拡散防止膜として機能する第2の絶縁膜105を形成し、さらにこの上に比誘電率が3以下のSiOCからなる第3の絶縁膜106をCVD法により形成する。
次に、図2(c)に示すように、第3の絶縁膜106の上にTiNからなるメタルハードマスク107をスパッタ形成し、さらにその表面にレジスト108を塗布し、リソグラフィー法を用いて第2の配線のパターンを形成する。次いで、図2(d)に示すように、レジストパターン108をマスクとしてメタルハードマスク107をドライエッチングして配線パターンをメタルハードマスク107に転写を行い、その後アッシングと洗浄を行いレジストパターン108を除去する。
次に、図2(e)に示すようにメタルハードマスク107および第3の絶縁膜106上にレジスト109を塗布し、リソグラフィーを用いてビアパターンを形成し、ドライエッチングで第3の絶縁膜106にビアホール110を形成する。ビアホール110を形成、アッシングおよび洗浄を行い、ビア形成用レジストパターンを図2(f)に示すように除去する。
次に、図3(a)に示すように、メタルハードマスク107に形成したパターンに従い、ドライエッチング法で第3の層間絶縁膜106に配線溝111を形成する。次に、図3(b)に示すように、メタルハードマスク107の一部をCMPで研磨除去し、半分程度の膜厚までメタルハードマスク107を薄くする。その後、図3(c)に示すようにドライエッチング法で第2の絶縁膜105を開口する。
このときに、メタルハードマスク107は少し薄膜化されるが、ドライエッチング法やCMP法などによってメタルハードマスク107をさらに一部除去し、薄膜化しても良い。また、このときにメタルハードマスク107をドライエッチング法やCMP法などによって全部除去しても良い。
次に、図3(d)に示すように、ビアホール110および配線溝111にTaNからなるバリアメタル112をスパッタリングにより形成した後、Cuからなる導電膜113を電気メッキ法により形成する。
続いて、図3(e)に示すように、配線溝111からはみ出した余分なバリアメタル112及び導電膜113をCMP法により除去し、バリアメタル112及び導電膜113からなるビア115及び第2の金属配線114を形成する。第1の金属配線104と第2の金属配線114とはこのビア115を介して電気的に接続される。このとき、残っていれば、メタルハードマスク107を完全に除去する。
最後に、SiNからなる第4の絶縁膜116を形成し、リソグラフィー法とドライエッチ法により開口部を形成し、Alからなるパッド電極117を形成する(図3(f))。
以上のように、メタルハードマスクを用いてレジストを除去してから配線溝を形成し、メタルハードマスクをバリアメタルおよび導電膜の形成前にあらかじめ研磨により薄膜化または除去することにより、レジストの除去による低誘電率絶縁膜のダメージを抑制すると共に、CMP時間の短縮によっても低誘電率絶縁膜のダメージを抑制することができ、さらに、研磨ばらつきが低減されて電気的特性のバラツキを低減させることができる。
以下にメタルハードマスク107をバリアメタル112および導電膜113の形成前にあらかじめ研磨により除去する処理が、電気特性のバラツキおよび配線間リーク特性に及ぼす影響について説明する。本実施の形態で示した方法により配線溝111内にバリアメタル112および導電膜113を形成する前にあらかじめメタルハードマスク107を研磨して配線構造を形成する製造方法に従って作製したサンプルと、配線溝内111にバリアメタル112および導電膜113を形成した後に導電膜113のCMPを行いそれに続くバリアメタルCMPでメタルハードマスク107も併せてCMPで除去して配線構造を形成する製造方法に従って作製したサンプル、さらに従来の絶縁膜ハードマスクを用いて配線構造を形成する製造方法に従って作製したサンプルのそれぞれについて、配線幅100nm、分離幅100nmのパターンを用いてウェハ面内50点において配線抵抗を測定した結果を図4に、同パターンの配線間リーク電流の測定結果を図5に示す。
図4において、絶縁膜ハードマスクを用いて形成した配線構造を有するサンプルにおいては配線抵抗が低くバラツキが大きい結果となった。これは配線溝加工中に絶縁膜ハードマスクの形状が変化し、配線溝上部の開口幅が広がり配線の断面積が大きくなったためである。なお、図4の配線抵抗値は目標値に対して規格化したものを示す。
また、メタルハードマスクを用いて配線構造を形成したサンプルのうち、メタルハードマスクの一部を研磨除去しない方法を用いて形成したサンプルにおいては、配線抵抗は目標値通りに仕上がっているもののバラツキが大きいものとなった。一方、本実施の形態に示す方法で配線構造を形成したサンプルにおいては、配線抵抗は目標通りに形成できておりかつバラツキも低く抑えることができている。上記2つのサンプルの違いは、バリアメタルのCMPにおいて同時に研磨したメタルハードマスクの膜厚であり、被研磨膜の総膜厚が薄いほど電気特性が安定することを示す結果である。
また、図5に示す配線間リーク電流特性の比較では、メタルハードマスクの一部をあらかじめ研磨除去しない方法を用いたサンプルと、絶縁膜ハードマスクを用いて形成したサンプルにおいては同等の特性であったが、破壊電界強度は絶縁膜ハードマスクのほうがわずかに高く、低誘電率膜表面に誘起されるダメージの違いによるものであると考えられる。一方、本実施の形態に示す方法で配線構造を形成したサンプルにおいては配線間リーク電流は最も低く、破壊電界強度も最も高く、メタルハードマスクをあらかじめ研磨することで低誘電率膜表面に誘起されるダメージが低減されリーク電流が低減することが確認できた。
次に、本発明の第2の実施の形態について図9,図10を用いて説明する。なお、本実施の形態により形成される半導体装置の断面図は図1に示すものと同じである。また、本実施の形態における本発明の半導体装置の製造方法におけるビアホール形成までを示す工程断面図は、第1の実施の形態で説明した図2と同じである。
以下、第2の実施の形態における半導体装置の製造方法について図9,図10を用いて説明する。
図9は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法における埋め込み材料除去までを示す工程断面図、図10は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
ビアホール形成工程までは、図2の第1の実施の形態で説明した製造方法に同じであるので省略する。図2(f)のようにビアホールを形成した後、図9(a)に示すように、メタルハードマスク107に形成したパターンに従い、ドライエッチング法で第3の層間絶縁膜106に配線溝111を形成する。次に、図9(b)に示すように、開口部に回転塗布法を用いて有機系材料からなる埋め込み材118を塗布する。次に、図9(c)に示すように、メタルハードマスク107の一部をCMPで研磨除去し、半分程度の膜厚までメタルハードマスク107を薄くする。その後、図9(d)に示すようにドライエッチング法またはアッシング法により埋め込み材118を除去する。次いで図10(a)のようにドライエッチング法で第2の絶縁膜105を開口する。
このときに、メタルハードマスク107は少し薄膜化されるが、ドライエッチング法やCMP法などによってメタルハードマスク107をさらに一部除去し、薄膜化しても良い。また、このときにメタルハードマスク107をドライエッチング法やCMP法などによって全部除去しても良い。
次に、図10(b)に示すように、ビアホール110および配線溝111にTaNからなるバリアメタル112をスパッタリングにより形成した後、Cuからなる導電膜113を電気メッキ法により形成する。
続いて、図10(c)に示すように、配線溝111からはみ出した余分なバリアメタル112及び導電膜113をCMP法により除去し、バリアメタル112及び導電膜113からなるビア115及び第2の金属配線114を形成する。第1の金属配線104と第2の金属配線114とはこのビア115を介して電気的に接続される。このとき、残っていれば、メタルハードマスク107を完全に除去する。
最後に、SiNからなる第4の絶縁膜116を形成し、リソグラフィー法とドライエッチ法により開口部を形成し、Alからなるパッド電極117を形成する(図10(d))。
以上の方法によれば、第1の実施の形態と同様に図1に示す断面構造の半導体装置が形成できる。第1の実施の形態による半導体装置と同様の電気特性上、信頼性特性上の効果が得られる。特に、第2の実施の形態による製造方法によれば、図9(c)に示すメタルハードマスクの一部を除去する際に、あらかじめ配線溝111やビアホール110などの開口部に埋め込み材118が埋め込まれていることが特徴である。埋め込み材を用いない場合には開口部に研磨くずが入り込み、洗浄などで除去しきれずに残存することが想定されるが、開口部に埋め込み材118が埋め込まれていることにより、除去されたハードマスク材料などの研磨くずが開口部に入ることがなく、これを防ぐことができる。
なお、本実施の形態においては、メタルハードマスクを用いた配線構造形成プロセスにおいてバリアメタルおよび導電膜の形成前にメタルハードマスクの一部をあらかじめ除去する方法を示したが、絶縁膜ハードマスクを用いた配線構造形成プロセスを用いて、同様にその一部をあらかじめ除去する方法としてもよい。この場合、CMPにおける被研磨膜の総膜厚を薄くでき、図5に示すようにリーク電流を低減する効果が得られる。
また、ハードマスク材料としてメタル材料は光の透過を遮断する特性を有する点においても絶縁膜材料に比べ優れる。すなわち、一般的に低誘電率膜は機械的強度が低いため、UV光などの照射によりこれを高める処理を行っている。メタルハードマスクはリソグラフィー工程で用いられる各種光源の透過と直下に配置された低誘電率膜への照射を防止し、低誘電率膜の変質を防止できる。
なお、本実施の形態においては、第3の絶縁膜106への配線溝111の形成をビアホール110の形成後に行ったが、ビアホール110の形成をメタルハードマスク107を用いた第3の絶縁膜106への配線溝111の形成後に行う形態でも同様の効果を得ることができる。このときビアホール110の形成用のビアレジストパターン109形成前に、メタルハードマスク107をCMPで薄膜化しても良い。この方法によれば、ビア形成用レジスト109を塗布する前の表面段差が低くなり、リソグラフィー工程におけるパターン解像精度を高めることができる。
また、第1の絶縁膜中に第1の配線を形成する製造方法としてレジストマスクプロセスを用いる代わりに、第2の配線形成と同様にメタルハードマスクを用いて行ってもよい。
また、本発明はパッドと接続されるグローバル配線の形成にメタルハードマスクを用いた実施の形態について説明したが、さらに下層の配線形成において、本実施の形態のメタルハードマスクを用いてもよい。
また、以上の各実施の形態においては、第3の絶縁膜上にメタルハードマスクを形成したが、第3の絶縁膜上に第3の絶縁膜より機械的強度の高い膜をあらかじめ形成したうえでメタルハードマスクを形成する構成としてもよい。この構成により、低誘電率膜で機械的強度の低い第3の絶縁膜がCMP中に暴露することを防止することができ、CMPによって誘起されるスクラッチなどの欠陥やダメージが低減し、さらに信頼性を高めることができる。
また、以上説明した各実施の形態の製造方法によれば、配線溝のパターニングをメタルハードマスクを用いているためレジストマスクプロセスで問題となるレジストポイゾニングも防止することができ、信頼性の高い半導体装置の提供を実現することができる。
さらに、ハードマスクとしてメタルハードマスクを用いることにより、メタルハードマスクが光を遮断するため、従来の、レジストマスクや絶縁膜ハードマスクを用いるリソグラフィー工程におけるUV光の過剰な照射に起因する誘電率の上昇を防ぐことができるという効果も奏する。
本発明は、低誘電率絶縁膜の誘電率の上昇を伴うダメージを低減させると共に加工形状を安定させることができ、ダマシン構造を有する半導体装置の製造方法等に有用である。
本発明の半導体装置の配線構造を示す断面図 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法におけるビアホール形成までを示す工程断面図 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図 本発明の配線抵抗の特性を説明する図 電界強度と配線間リーク電流との関係を比較説明する図 従来の半導体装置の配線構造を示す断面図 従来の半導体装置の製造方法における配線溝形成までを示す工程断面図 従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法における埋め込み材料除去までを示す工程断面図 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図
符号の説明
1、101 第1の絶縁膜
2、102 バリアメタル
3、103 導電膜
4、104 第1の金属配線
5、105 第2の絶縁膜
6、106 第3の絶縁膜
7、109 レジスト
8、110 ビアホール
9、108 レジスト
10、111 配線溝
11、112 バリアメタル
12、113 導電膜
13、114 第2の金属配線
14、115 ビア
15、116 第4の絶縁膜
16、117 パッド電極
107 メタルハードマスク
118 埋め込み剤

Claims (9)

  1. ダマシン法により配線構造を形成する半導体装置の製造方法であって、
    前記配線構造を形成する際に、
    半導体基板上または下層配線層上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上にメタルハードマスクを堆積する工程と、
    第1のレジストパターンを用いて前記メタルハードマスクを所定の配線パターンに形成する工程と、
    前記絶縁膜及び前記メタルハードマスク上にビアパターンが形成された第2のレジストパターンを形成する工程と、
    前記第2のレジストパターンを用いて前記絶縁膜にビアホールを形成する工程と、
    前記第2のレジストパターンを除去する工程と、
    前記メタルハードマスクにより前記絶縁膜に配線溝を形成する工程と、
    前記メタルハードマスクを薄膜化する工程と、
    前記ビアホール及び前記配線溝にバリアメタル及び導電膜を形成する工程と、
    前記ビアホール及び配線溝からはみ出した前記バリアメタル及び前記導電膜を除去する工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記配線溝を形成する工程と前記バリアメタル及び導電膜を形成する工程の間に、前記メタルハードマスクをすべて除去する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記メタルハードマスクを薄膜化またはすべて除去する工程をCMPで行うことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記メタルハードマスクを薄膜化またはすべて除去する工程をエッチングで行うことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記メタルハードマスクを薄膜化またはすべて除去する工程において、前記メタルハードマスクの開口部をあらかじめ有機膜等で埋め込んだうえで前記メタルハードマスクの除去を行うことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記メタルハードマスクを薄膜化する工程をCMPで行うことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記メタルハードマスクを薄膜化する工程をエッチングで行うことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記メタルハードマスクはTi、TiN、Ta、TaNのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記メタルハードマスクを薄膜化する工程において、前記メタルハードマスクの開口部をあらかじめ有機膜等で埋め込んだうえで前記メタルハードマスクの除去を行うことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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