JP2009004504A - 化合物半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲート電極の近傍での耐圧が高められた化合物半導体装置とその製造方法を提供すること。
【解決手段】SiC基板20と、SiC基板20の上に形成された電子走行層21と、電子走行層21の上に形成された電子供給層23と、電子供給層23の上に互いに間隔をおいて形成されたソース電極27a及びドレイン電極27bと、ソース電極27aとドレイン電極27bの間の電子供給層23上に形成され、SiC基板20に向かって狭径となる開口29bを備えた保護絶縁膜30と、開口29b内の電子供給層23上に形成されたゲート電極32とを有する化合物半導体装置による。
【選択図】図7

Description

本発明は、化合物半導体装置とその製造方法に関する。
半導体層にGaN層を用いた化合物半導体装置は、高耐圧や高速動作等の利点により、活発に研究されている。そのような化合物半導体装置の一つに、高電子移動度トランジスタ(HEMT: High Electron Mobility Transistor)がある。
図1及び図2は、電子供給層と電子走行層にGaN系の化合物半導体層を用いるHEMTの製造途中の断面図である。このHEMTは次のようにして製造される。
まず、図1(a)に示すように、SiC基板1の上に、GaNよりなる電子走行層2、n型AlGaNよりなる電子供給層3、n型GaNよりなるキャップ層4をこの順に形成する。
そして、キャップ層4をパターニングして電子供給層3の表面を露出させた後、電子供給層3の上にチタン層とアルミニウム層とをこの順に形成し、これらの膜をソース電極5a、ドレイン電極5bとする。
更に、キャップ層4と各電極5a、5bのそれぞれの上に、保護絶縁膜6としてCVD法により窒化シリコン膜を形成する。
次いで、図1(b)に示すように、保護絶縁膜6の上にレジストパターン7を形成する。そして、レジストパターン7の窓7aを通じて保護絶縁膜6をドライエッチングすることにより、キャップ層4の上の保護絶縁膜6に開口6aを形成する。
次に、図2に示す断面構造を得るまでの工程について説明する。
まず、レジストパターン7の上に不図示の別のレジストパターンを形成し、その上に蒸着法でニッケル層と金層とをこの順に形成する。そして、各レジストパターンをリフトオフすることにより、ニッケル層と金属層とで構成されるゲート電極11を形成する。このゲート電極11と電子供給層3との間のリーク電流は、キャップ層4により防止される。
以上により、従来例に係るHEMTの基本構造が完成する。
このようなHEMTの製造方法では、図1(b)に示したように、ゲート電極11が形成される開口6aを、保護絶縁膜6をドライエッチングすることにより形成した。
しかしながら、このようにドライエッチングを用いると、開口6aから露出するキャップ層4の表面がドライエッチングの雰囲気に曝され、キャップ層4を構成するn型GaNに窒素空孔が発生したり、オーバーエッチングに伴う表面荒れが発生したりする。このような窒素空孔や表面荒れは、ゲート電極11とキャップ層4との間のリーク電流を増大させる一因となり、好ましくない。
この点に鑑み、特許文献1では、キャップ層4に対して窒素プラズマ処理を行うことにより、キャップ層4を構成するn型GaNの窒素空孔を補償している。
但し、オーバーエッチングにより荒れたキャップ層4の表面は、このような窒素プラズマ処理でも回復するのは困難である。
このような表面荒れを防止するため、図1(b)の工程において、ウエットエッチングにより保護絶縁膜6をエッチングすることも考えられる。
図3は、このようなウエットエッチングにより形成された開口6a付近の拡大断面図である。
図示のように、ウエットエッチングで開口6aを形成すると、保護絶縁膜6の薄厚部Aが開口6aの底面付近に形成される。その薄厚部Aにはゲート電極11からの電界が集中するため、薄厚部Aにおける保護絶縁膜6に絶縁破壊が発生し、HEMTの耐圧が低下するという新たな問題が発生する。
その他に、本発明に関連する技術が次の特許文献2〜5にも開示されている。
特開2006−59956号公報 特開2005−93700号公報 特開2003−14966号公報 特開2000−243834号公報 特開2004−56081号公報
本発明の目的は、ゲート電極の近傍での耐圧が高められた化合物半導体装置とその製造方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、基板と、前記基板の上に形成され、化合物半導体よりなる電子走行層と、前記電子走行層の上に形成され、化合物半導体よりなる電子供給層と、前記電子供給層の上に互いに間隔をおいて形成されたソース電極及びドレイン電極と、前記ソース電極と前記ドレイン電極の間の前記電子供給層上に形成され、前記基板に向かって狭径となる開口を備えた保護絶縁膜と、前記開口内の前記電子供給層上に形成されたゲート電極とを有する化合物半導体装置が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、基板と、前記基板の上に形成され、化合物半導体よりなる電子走行層と、前記電子走行層の上に形成され、化合物半導体よりなる電子供給層と、前記電子供給層の上に互いに間隔をおいて形成されたソース電極及びドレイン電極と、前記ソース電極と前記ドレイン電極の間の前記電子供給層上に形成され、高誘電率部の両脇に該高誘電率部よりも誘電率が低い低誘電率部を備えてなるゲート絶縁膜と、前記高誘電率部上に形成され、かつ該高誘電率部よりも下面の面積が広いゲート電極とを有する化合物半導体装置が提供される。
そして、本発明の更に別の観点によれば、基板の上に、化合物半導体よりなる電子走行層と化合物半導体よりなる電子供給層とを順に形成する工程と、前記電子供給層の上に、ソース電極とドレイン電極を互いに間隔をおいて形成する工程と、前記電子供給層の上に感光性ポリシラザンの塗布膜を形成する工程と、前記塗布膜を露光、現像することにより、前記電子供給層の上に開口を備えた保護絶縁膜を形成する工程と、前記開口内の前記電子供給層上にゲート電極を形成する工程とを有する化合物半導体装置の製造方法が提供される。
これによれば、感光性ポリシラザンの塗布膜を露光、現像することにより保護絶縁膜に開口を形成するので、ドライエッチングで開口を形成する場合のようなダメージが開口の下の化合物半導体層、例えば電子供給層に入り難い。
更に、露光、現像により形成された開口は、その側面の傾斜角が基板に近づくにつれて増大する傾向があるので、ウエットエッチングで開口を形成する場合に発生するような薄厚部が保護絶縁膜の下面付近に形成されない。これにより、保護絶縁膜の薄厚部にゲート電圧が集中するのが防止されるので、保護絶縁膜に絶縁破壊が発生するのが抑制され、化合物半導体装置の耐圧を高めることが可能となる。
また、本発明の他の観点によれば、基板の上に、化合物半導体よりなる電子走行層と化合物半導体よりなる電子供給層とを順に形成する工程と、前記電子供給層の上に感光性ポリシラザンの塗布膜を形成する工程と、前記塗布膜の一部領域を除く他領域に光を当てることにより、該一部領域の前記塗布膜を未露光にしつつ、前記他領域の前記塗布膜を露光する工程と、前記露光の後、前記塗布膜を吸湿させることにより、前記一部領域と前記他領域のそれぞれに対応した高誘電率部と低誘電率部とを備えたゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜に、第1、第2孔を間隔をおいて形成する工程と、前記第1、第2孔のそれぞれに、ソース電極とドレイン電極とを形成する工程と、前記ゲート絶縁膜の前記高誘電率部の上に、前記一部領域よりも下面の面積が広いゲート電極を形成する工程とを有する化合物半導体装置の製造方法が提供される。
このように感光性ポリシラザンを露光することで得られたゲート絶縁膜の実効膜厚は、高誘電率部で薄く、低誘電率部で厚くなる。そのため、ゲート電極の端部近傍の電界が低誘電率部において分散されるようになり、電界が集中することで発生するゲート絶縁膜の絶縁破壊を防止することができ、ひいては化合物半導体装置の耐圧を高めることができる。
本発明によれば、感光性ポリシラザンにより保護絶縁膜やゲート絶縁膜を形成するので、ゲート電極の近傍において耐圧が高められた化合物半導体装置を提供することが可能になる。
次に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(1)第1実施形態
図4〜図7は、本実施形態に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図である。その化合物半導体装置は、MES-FET(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)構造のHEMTであり、以下のようにして作製される。
最初に、図4(a)に示す断面構造を得るまでの工程について説明する。
まず、SiC基板20の上に、MOVPE(Metal Organic Vapor Phase Epitaxy)法により電子走行層21としてアンドープGaN層を厚さ約3μmに形成する。電子走行層21の上面付近にはキャリアとなる二次元電子ガスが形成されるが、不純物によるキャリアの散乱を防止するために、電子走行層21はアンドープの化合物半導体層から構成されるのが好ましい。
次いで、その電子走行層21の上に、MOVPE法でアンドープAlGaN層を厚さ約5nmに形成し、そのAlGaN層をスペーサ層22とする。
更に、スペーサ層22の上に、電子供給層23として厚さが約30nmのn型AlGaN層をMOVPE法で形成する。その電子供給層23の成膜時には、n型不純物としてSiが約5×1018cm-3の濃度でドープされる。
電子供給層23中のn型不純物(Si)の電子走行層21への拡散は、アンドープAlGaNよりなるスペーサ層22によって防止される。これにより、電子走行層21中のキャリアが不純物によって散乱されるのを抑制でき、キャリアの移動度を高めてデバイスの高出力化を図ることが可能となる。
但し、そのようなキャリアの散乱が問題にならない場合には、スペーサ層22を省いて、電子走行層21上に電子供給層23を直接形成するようにしてもよい。
その後に、この電子供給層22の上に、n型不純物としてSiが約5×1018cm-3の濃度でドープされたn型GaN層をMOVPE法で厚さ約10nmに形成し、そのn型GaN層をキャップ層24とする。
なお、上記の各層21〜24の成膜方法はMOVPE法に限定されず、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法でこれらの層を形成してもよい。
次に、図4(b)に示すように、不図示のレジストパターンをマスクにするドライエッチングにより、後でソース電極とドレイン電極が形成される領域のキャップ層24をエッチングして除去し、キャップ層24に第1、第2孔24a、24bを間隔をおいて形成する。そのドライエッチングでは、例えば、塩素ガスを含むガスがエッチングガスとして使用される。
ここで、各孔24a、24bの底面は、n型化合物半導体層である電子供給層23とキャップ層24のいずれかの途中の深さにあればよく、図示のように各層23、24の界面に一致している必要は必ずしもない。
このエッチングを終了後、マスクに使用したレジストパターンは除去される。
続いて、図5(a)に示すように、各孔24a、24bのそれぞれに、チタン層とアルミニウム層を順に形成し、これらの層よりなるソース電極27aとドレイン電極27bとを形成する。
これらの電極27a、27bは、キャップ層24の上にレジストパターンを形成し、そのレジストパターンで覆われていない領域にチタン層とアルミニウム層とを蒸着法により形成した後、レジストパターンをリフトオフすることにより形成され得る。
このように形成された各電極27a、27bは、そのままでは電子供給層23やキャップ層24との接合がショットキー接合となっており、これらの層23、24に各電極27a、27bからキャリアを効果的に注入するのが困難である。
そのため、ソース電極27aとドレイン電極27bを形成した後に熱処理を行い、各電極27a、27bと各層23、24との間で相互拡散を僅かに生じせしめ、上記のショットキー接合をオーミック接合にするのが好ましい。本実施形態では、その熱処理を、窒素雰囲気中で基板温度を600℃として行う。
次に、図5(b)に示すように、各電極27a、27bとキャップ層24のそれぞれの上に、スピンコート等の塗布法を用いて感光性ポリシラザンの塗布膜29を厚さ約0.2μmに形成する。
感光性ポリシラザンは、溶媒中にポリシラザン化合物と光酸発生剤とを溶解してなる。本実施形態で使用されるポリシラザン化合物は、次の一般式で表される。
Figure 2009004504
ここで、R1、R2、及びR3はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルコキシル基、アルキルシリル基、アルキルアミノ基、シクロアルキル基、アルケニル基、トリメチルシリルキのいずれかを含む重合体である。
この中で、R1、R2、及びR3の全てが水素原子であるペルヒドロポリポリシラザン、或いはペルヒドロポリポリシラザンのR1、R2、及びR3の少なくとも一つをアルキル基で置換したポリメチルポリシラザンは、安定化後の膜質が緻密であるため、本実施形態において特に好適である。
次いで、図6(a)に示すように、フォトマスク52を用いて塗布膜29を露光することにより、塗布膜29に感光部29aを形成する。その感光部29aでは、励起状態となった光酸発生剤によりポリシラザン化合物のSi-N結合が切断される。
その後、室温において塗布膜29を吸湿させる。このような吸湿処理の結果、雰囲気中の水分と塗布膜29とが反応し、感光部29a中においてSi-N結合が切断された部分のポリシラザン化合物に次のようなSi-OH結合が生じる。
Figure 2009004504
このSi-OH結合は現像液に可溶である。
そのため、図6(b)に示すように、現像液、例えばNMD-3で塗布膜29を現像することで、感光部29aのみが選択的に溶解して除去され、電子供給層23の上方に開口29bが形成される。
その開口29bの断面形状は、図6(a)における露光時間を調節することにより、図示のように順テーパー状とするのが好ましい。
図8は、露光時間による開口29bの断面形状の制御の仕方を説明するための拡大断面図である。
開口29bの側面は、露光時間が長くなるほど横方向に傾斜する傾向がある。
例えば、現像後の開口29bの深さが塗布膜29の膜厚に丁度等しくなるような露光時間(ジャスト露光時間)だと、点線で示されるように、開口29bの側面は基板の略垂直方向となる。
一方、ジャスト露光時間よりも長い時間だけ露光を行うと、塗布膜29の上面付近において開口29bの側面が横方向に広がり、基板20に向かって狭径となる開口29bが得られる。
本実施形態では、ジャスト露光時間よりも20〜30%だけオーバー露光とすることにより、このようなテーパー状の開口29bを形成する。
また、このように露光、現像により得られた開口29bでは、ウエットエッチングで形成したものと異なり、その側面の傾斜角θが、基板10に近づくにつれ増大し易い傾向がある。なお、本明細書における傾斜角θとは、開口29bの側面と、塗布膜29の下面とのなす角を言う。
このようにして開口29bを形成した後に、図7(a)に示すように、水蒸気雰囲気中において300℃〜800℃、好適には400℃の基板温度で塗布膜29をアニールする。これにより、塗布膜29を構成するポリシラザン化合物が二酸化シリコンを主成分とするシリカ質に安定化し、シリカ質の保護絶縁膜30が得られる。
塗布膜29の安定化処理はこれに限定されない。例えば、このように水蒸気雰囲気中で塗布膜29の吸湿処理と熱処理とを同時に行うのではなく、水蒸気雰囲気中で塗布膜29を吸湿させる工程と、その後に塗布膜29を熱処理する工程とを別々に行ってもよい。
次に、図7(b)に示すように、蒸着法とリフトオフとを用いて、開口29b内にゲート電極32としてニッケル層と金層とをこの順に形成する。なお、ゲート電極32の幅W1は特に限定されないが、本実施形態では例えば0.8μmとする。
そのゲート電極32とキャップ層24との界面にはショットキー接合が形成され、該ショットキー接合のバリア高さを制御することでソース−ドレイン間の電流が制御される。
また、ゲート電極32と電子供給層23との間のリーク電流は、キャップ層24により防止される。
キャップ層24として絶縁層を形成することも考えられるが、その場合にはn型AlGaNよりなる電子供給層23において、アルミニウムに起因する表面トラップの影響によりソース−ドレイン間のキャリアの流れが阻害されて出力が低下する恐れがある。
これに対し、本実施形態のようにキャップ層24としてn型GaN層を形成すれば、上記のような表面トラップが形成され難くなるので、ソース−ドレイン間の出力を高めることができる。
但し、ゲート電極32と電子供給層23との間のリーク電流が問題にならない場合には、キャップ層24を省き、保護絶縁膜30とゲート電極32とを電子供給層23の上に直接形成してもよい。その場合は、ゲート電極32と電子供給層23との界面にショットキー接合が形成されることになる。
以上により、本実施形態に係るHEMTの基本構造が完成した。
上記した本実施形態では、図6(a)〜図7(a)を参照して説明したように、感光性ポリシラザンの塗布膜29を露光、現像することにより、開口29bを備えた保護絶縁膜30を形成した。
これによれば、開口29bを形成する際にドライエッチングを用いないので、開口29bの下のキャップ層24に窒素空孔が発生するのを防止できると共に、そのキャップ層24の表面が荒れるのを抑制できる。
更に、図8を参照して説明したように、塗布膜29に対してオーバー露光を行うことで、SiC基板20に近づくにつれて側面の傾斜角θが増大する順テーパー状の開口29bを形成することができる。
従って、ウエットエッチングで開口29bを形成する場合のような薄厚部A(図2参照)が保護絶縁膜30の下面付近に形成されない。そのため、保護絶縁膜30の薄厚部にゲート電圧が集中するのが防止され、保護絶縁膜30に絶縁破壊が発生するのを抑制でき、HEMTの耐圧を高めることが可能となる。
(2)第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態に係る化合物半導体装置について、図9〜図13を参照して説明する。なお、これらの図において、第1実施形態で説明したのと同じ要素には第1実施形態におけるのと同じ符号を付し、その説明については省略する。
この化合物半導体装置は、MIS-FET(Metal Insulator Semiconductor FET)構造のHEMTであり、以下のようにして作製される。
まず、図9(a)に示すように、第1実施形態で説明した図4(a)の工程を行うことにより、SiC基板20の上に各化合物半導体層21〜24を形成する。
次いで、n型GaNよりなるキャップ層24の上に、感光性ポリシラザンの塗布膜40を約0.1μmの厚さに形成する。その感光性ポリシラザンは、第1実施形態の一般式(1)で表されるポリシラザン化合物と光酸発生剤とを溶媒中に溶解してなる。特に、ペルヒドロポリポリシラザンやポリメチルポリシラザンは安定化後の膜質が緻密であるため、塗布膜40に好適である。
次に、図9(b)に示すように、フォトマスク51を用いて塗布膜40を露光する。これにより、フォトマスク51の像に相当する一部領域において塗布膜40を未露光にしつつ、これ以外の領域の塗布膜40に感光部40aが形成される。
第1実施形態で説明したように、感光部40aでは、光によって励起状態となった光酸発生剤により塗布膜40中のポリシラザン化合物のSi-N結合が切断される。
続いて、図10(a)に示すように、基板温度を室温に維持しながら、水蒸気雰囲気において塗布膜40を約1時間吸湿させる。
これにより、Si-N結合が切断された感光部40aのポリシラザン化合物に第1実施形態の式(2)のようなSi-OH結合が生じる。
これに対し、感光部40a以外の未露光の塗布膜40では、ポリシラザン化合物のSi-N結合がそのまま残存した状態となっている。
次に、図10(b)に示すように、窒素雰囲気中において基板温度を700℃〜1200℃、より好ましくは1000℃とする熱処理を塗布膜40に対して行うことにより、該塗布膜40を安定化させ、シリコン含有絶縁膜よりなるゲート絶縁膜50を得る。
そのゲート絶縁膜50において、Si-OH結合を含む感光部40aに相当する部分は、このような安定化処理によって二酸化シリコンを主成分とするシリカ質よりなる低誘電率部50bとなる。
一方、未露光の塗布膜40に相当する部分は、ポリシラザン化合物のSi-N結合の窒素原子により、低誘電率部50bと比較して多くの窒素原子が含まれる高誘電率部50aとなる。
その高誘電率部50aの幅W2は特に限定されないが、本実施形態では約0.5μmとする。
このように、感光性ポリシラザンを用いることで、高誘電率部50aの両脇にそれよりも誘電率が低い低誘電率部50bを備えてなるゲート絶縁膜50を形成することができる。
続いて、図11(a)に示すように、後でソース電極とドレイン電極が形成される領域のゲート絶縁膜50とキャップ層24とをエッチングして除去し、これらの層24、50に第1、第2孔24a、24bを間隔をおいて形成する。そのドライエッチングでは、例えば、塩素ガスを含むガスがエッチングガスとして使用される。
次に、図11(b)に示すように、第1実施形態で説明した蒸着法とリフトオフにより、チタン層とアルミニウム層を順に形成してなるソース電極24aとドレイン電極24bとを第1、第2孔24a、24bのそれぞれに形成する。
その後に、窒素雰囲気中で基板温度を600℃とする熱処理を各電極24a、24bに対して行い、これらの電極24a、24bと各化合物半導体層23、24との間の接合をオーミック接合とする。
続いて、図12(a)に示すように、ゲート絶縁膜50と電極27a、27bのそれぞれの上に、感光性ポリシラザンの塗布膜29をスピンコート法等により約0.2μmの厚さに形成する。
そして、第1実施形態で説明した図6(a)〜図7(a)の工程を行うことにより、図12(b)に示すように、塗布膜29を保護絶縁膜30に変質させる。
このような工程を経た保護絶縁膜30において、後でゲート電極が形成される部分には、高誘電率部50aよりも広い開口29bが形成される。
また、第1実施形態において図8を参照して説明したように、感光性ポリシラザンを露光、現像して得られた開口29bは、SiC基板20に向かって狭径になると共に、その側面の傾斜角θが基板20に近づくにつれ増大する。
なお、本実施形態では、キャップ層24上にゲート絶縁膜50が形成されているため、開口29bの下にキャップ層24等の化合物半導体層が露出しない。したがって、ドライエッチングにより開口29bを形成しても、エッチングによりキャップ層24等がダメージを受ける懸念が無いので、CVD法等により保護絶縁膜30として窒化シリコン膜を形成し、ドライエッチングによりその窒化シリコン膜に開口29bを形成するようにしてもよい。
その後に、図13に示すように、蒸着法とリフトオフとを用いて、開口29b内にゲート電極32としてニッケル層と金層とをこの順に形成する。そのゲート電極32の幅W1は、例えば0.8μmである。
以上により、本実施形態に係るHEMTの基本構造が完成した。
このようなHEMTの製造方法によれば、高誘電率部50aや低誘電率部50bのように誘電率が異なる部分が共存したゲート絶縁膜50が得られると共に、高誘電率部50aよりも下面の面積が広いゲート電極32が形成される。
図14は、そのようなゲート絶縁膜50の実効膜厚Teffについて模式的に示すグラフである。なお、実効膜厚Teffとは、基準となるゲート絶縁膜(例えば酸化シリコン膜)の厚さと比誘電率をそれぞれT0、ε0、ゲート絶縁膜50の比誘電率をεr、としたとき、Teff=(ε0/εr)・T0で定義される。
図14に示されるように、ゲート絶縁膜50の実効膜厚Teffは、高誘電率部50aで薄く、低誘電率部50bで厚くなる。そのため、ゲート電極32の端部32a近傍の電界が低誘電率部50bにおいて分散されるようになり、電界が集中することで発生するゲート絶縁膜50の絶縁破壊を防止することができる。その結果、ゲート電極32とキャップ層24との間のリーク電流を抑制でき、耐圧の高いHEMTを提供することができるようになる。
しかも、第1実施形態と同様に、感光性ポリシラザンの塗布膜29を露光、現像して保護絶縁膜30に開口29bを形成したので、開口29bの底面付近に保護絶縁膜30の薄厚部が形成されず、その薄厚部にゲート電圧が集中することで発生する保護絶縁膜30の絶縁破壊を防止できる。
以下に、本発明の特徴を付記する。
(付記1) 基板と、
前記基板の上に形成され、化合物半導体よりなる電子走行層と、
前記電子走行層の上に形成され、化合物半導体よりなる電子供給層と、
前記電子供給層の上に互いに間隔をおいて形成されたソース電極及びドレイン電極と、
前記ソース電極と前記ドレイン電極の間の前記電子供給層上に形成され、前記基板に向かって狭径となる開口を備えた保護絶縁膜と、
前記開口内の前記電子供給層上に形成されたゲート電極と、
を有することを特徴とする化合物半導体装置。
(付記2) 前記開口の側面の傾斜角は、前記基板に近づくにつれ増大することを特徴とする付記1に記載の化合物半導体装置。
(付記3) 前記保護絶縁膜の主成分は酸化シリコンであることを特徴とする付記1に記載の化合物半導体装置。
(付記4) 前記電子供給層の上に化合物半導体よりなるキャップ層が形成され、該キャップ層の上に前記保護絶縁膜と前記ゲート電極とが形成されたことを特徴とする付記1に記載の化合物半導体装置。
(付記5) 基板と、
前記基板の上に形成され、化合物半導体よりなる電子走行層と、
前記電子走行層の上に形成され、化合物半導体よりなる電子供給層と、
前記電子供給層の上に互いに間隔をおいて形成されたソース電極及びドレイン電極と、
前記ソース電極と前記ドレイン電極の間の前記電子供給層上に形成され、高誘電率部の両脇に該高誘電率部よりも誘電率が低い低誘電率部を備えてなるゲート絶縁膜と、
前記高誘電率部上に形成され、かつ該高誘電率部よりも下面の面積が広いゲート電極と、
を有することを特徴とする化合物半導体装置。
(付記6) 前記ゲート絶縁膜は、シリコン含有絶縁膜であり、且つ、前記高誘電率部において前記低誘電率領域よりも窒素を多く含むことを特徴とする付記5に記載の化合物半導体装置。
(付記7) 前記ゲート絶縁膜の上に、前記高誘電率部よりも広い開口を備えた保護絶縁膜が形成され、
前記ゲート電極が、前記開口内に形成されたことを特徴とする付記5に記載の化合物半導体装置。
(付記8) 前記開口は、前記基板に向かって狭径となることを特徴とする付記8に記載の化合物半導体装置。
(付記9) 前記開口の側面の傾斜角は、前記基板に近づくにつれ増大することを特徴とする付記9に記載の化合物半導体装置。
(付記10) 前記電子供給層の上に化合物半導体よりなるキャップ層が形成され、該キャップ層の上に前記ゲート絶縁膜が形成されたことを特徴とする付記5に記載の化合物半導体装置。
(付記11) 基板の上に、化合物半導体よりなる電子走行層と化合物半導体よりなる電子供給層とを順に形成する工程と、
前記電子供給層の上に、ソース電極とドレイン電極を互いに間隔をおいて形成する工程と、
前記電子供給層の上に感光性ポリシラザンの塗布膜を形成する工程と、
前記塗布膜を露光、現像することにより、前記電子供給層の上に開口を備えた保護絶縁膜を形成する工程と、
前記開口内の前記電子供給層上にゲート電極を形成する工程と、
を有することを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
(付記12) 前記保護絶縁膜を形成する工程は、前記現像の後に、前記塗布膜を吸湿させる工程と、前記吸湿の後、前記塗布膜を熱処理する工程とを有することを特徴とする付記11に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記13) 水蒸気雰囲気中において前記塗布膜をアニールすることにより、該塗布膜に対する前記吸湿と前記熱処理とを同時に行うことを特徴とする付記12に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記14) 前記塗布膜として、ペルヒドロポリポリシラザン又はポリメチルポリシラザンを含む膜を形成することを特徴とする付記11に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記15) 前記保護絶縁膜を形成する工程において、前記露光の露光時間を、前記塗布膜に対するジャスト露光時間よりも長くすることを特徴とする付記11に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記16) 前記露光時間を、前記ジャスト露光時間の20〜30%に設定することを特徴とする付記15に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記17) 基板の上に、化合物半導体よりなる電子走行層と化合物半導体よりなる電子供給層とを順に形成する工程と、
前記電子供給層の上に感光性ポリシラザンの塗布膜を形成する工程と、
前記塗布膜の一部領域を除く他領域に光を当てることにより、該一部領域の前記塗布膜を未露光にしつつ、前記他領域の前記塗布膜を露光する工程と、
前記露光の後、前記塗布膜を吸湿させることにより、前記一部領域と前記他領域のそれぞれに対応した高誘電率部と低誘電率部とを備えたゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜に、第1、第2孔を間隔をおいて形成する工程と、
前記第1、第2孔のそれぞれに、ソース電極とドレイン電極とを形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜の前記高誘電率部の上に、該高誘電率部よりも下面の面積が広いゲート電極を形成する工程と、
を有することを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
(付記18) 前記ゲート絶縁膜を形成する工程において、前記吸湿の後に、前記塗布膜を熱処理することを特徴とする付記17に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記19) 前記ゲート電極を形成する工程の前に、前記高誘電率部よりも広い開口を備えた保護絶縁膜を形成する工程を更に有し、
前記ゲート電極を形成する工程において、該ゲート電極を前記開口内に形成することを特徴とする付記17に記載の化合物半導体装置の製造方法。
(付記20) 前記保護絶縁膜を形成する工程は、
前記ゲート絶縁膜の上に、感光性ポリシラザンを含む保護絶縁膜用塗布膜を形成する工程と、
前記保護絶縁膜用塗布膜を露光、現像することにより、前記開口を備えた保護絶縁膜を形成する工程とを有することを特徴とする付記19に記載の半導体装置の製造方法。
図1(a)、(b)は、従来例に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図(その1)である。 図2は、従来例に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図(その2)である。 図3は、ウエットエッチングにより保護絶縁膜に開口を形成した場合の従来例に係る化合物半導体装置の拡大断面図である。 図4(a)、(b)は、本発明の第1実施形態に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図(その1)である。 図5(a)、(b)は、本発明の第1実施形態に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図(その2)である。 図6(a)、(b)は、本発明の第1実施形態に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図(その3)である。 図7(a)、(b)は、本発明の第1実施形態に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図(その4)である。 図8は、本発明の第1実施形態において、露光時間による開口の断面形状の制御の仕方を説明するための拡大断面図である 図9(a)、(b)は、本発明の第2実施形態に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図(その1)である。 図10(a)、(b)は、本発明の第2実施形態に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図(その2)である。 図11(a)、(b)は、本発明の第2実施形態に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図(その3)である。 図12(a)、(b)は、本発明の第2実施形態に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図(その4)である。 図13は、本発明の第2実施形態に係る化合物半導体装置の製造途中の断面図(その5)である。 図14は、本発明の第2実施形態に係る化合物半導体装置が備えるゲート絶縁膜の実効膜厚について模式的に示すグラフである。
符号の説明
1、20…SiC基板、2、21…電子走行層、3、23…電子供給層、4、24…キャップ層、5a、5b…ソース電極、ドレイン電極、6…保護絶縁膜、6a…開口、7…レジストパターン、7a…窓、11…ゲート電極、22…スペーサ層、24a、24b…第1、第2孔、27a、27b…ソース電極、ドレイン電極、29…塗布膜、29a…感光部、29b…開口、30…保護絶縁膜、40…塗布膜、40a…感光部、50a…高誘電率部、50b…低誘電率部、51、52…フォトマスク。

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板の上に形成され、化合物半導体よりなる電子走行層と、
    前記電子走行層の上に形成され、化合物半導体よりなる電子供給層と、
    前記電子供給層の上に互いに間隔をおいて形成されたソース電極及びドレイン電極と、
    前記ソース電極と前記ドレイン電極の間の前記電子供給層上に形成され、前記基板に向かって狭径となる開口を備えた保護絶縁膜と、
    前記開口内の前記電子供給層上に形成されたゲート電極と、
    を有することを特徴とする化合物半導体装置。
  2. 前記開口の側面の傾斜角は、前記基板に近づくにつれ増大することを特徴とする請求項1に記載の化合物半導体装置。
  3. 基板と、
    前記基板の上に形成され、化合物半導体よりなる電子走行層と、
    前記電子走行層の上に形成され、化合物半導体よりなる電子供給層と、
    前記電子供給層の上に互いに間隔をおいて形成されたソース電極及びドレイン電極と、
    前記ソース電極と前記ドレイン電極の間の前記電子供給層上に形成され、高誘電率部の両脇に該高誘電率部よりも誘電率が低い低誘電率部を備えてなるゲート絶縁膜と、
    前記高誘電率部上に形成され、かつ該高誘電率部よりも下面の面積が広いゲート電極と、
    を有することを特徴とする化合物半導体装置。
  4. 基板の上に、化合物半導体よりなる電子走行層と化合物半導体よりなる電子供給層とを順に形成する工程と、
    前記電子供給層の上に、ソース電極とドレイン電極を互いに間隔をおいて形成する工程と、
    前記電子供給層の上に感光性ポリシラザンの塗布膜を形成する工程と、
    前記塗布膜を露光、現像することにより、前記電子供給層の上に開口を備えた保護絶縁膜を形成する工程と、
    前記開口内の前記電子供給層上にゲート電極を形成する工程と、
    を有することを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
  5. 基板の上に、化合物半導体よりなる電子走行層と化合物半導体よりなる電子供給層とを順に形成する工程と、
    前記電子供給層の上に感光性ポリシラザンの塗布膜を形成する工程と、
    前記塗布膜の一部領域を除く他領域に光を当てることにより、該一部領域の前記塗布膜を未露光にしつつ、前記他領域の前記塗布膜を露光する工程と、
    前記露光の後、前記塗布膜を吸湿させることにより、前記一部領域と前記他領域のそれぞれに対応した高誘電率部と低誘電率部とを備えたゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜に、第1、第2孔を間隔をおいて形成する工程と、
    前記第1、第2孔のそれぞれに、ソース電極とドレイン電極とを形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の前記高誘電率部の上に、該高誘電率部よりも下面の面積が広いゲート電極を形成する工程と、
    を有することを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
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