JP2009003392A - 振れ補正装置、光学機器、振れ補正方法、振れ補正装置の製造方法 - Google Patents

振れ補正装置、光学機器、振れ補正方法、振れ補正装置の製造方法 Download PDF

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Hideshi Mikamoto
英志 三家本
Kazutoshi Usui
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Abstract

【課題】被写体像に生じる像振れを補正できる振れ補正装置等を提供する。
【解決手段】振れ補正装置(16)を、撮像装置(1)により撮像された被写体(F)の数を検出する被写体検出部(13)と、前記撮像装置に撮像される像の振れを検出する複数の振れ検出部(12、14)と、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数に基づいて、前記複数の振れ検出部のうち少なくとも1つにより検出された前記撮像装置の振れを用いて前記像の振れを補正する補正部(15)とを含む構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、振れ補正装置、光学機器、振れ補正方法、及び、振れ補正装置の製造方法に関するものである。
カメラ等の光学機器としては、被写体の顔の動きベクトルを検出し、この顔の動きベクトルに基づいて像振れを補正する振れ補正装置を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−41570号公報
この種のカメラは、複数の人を同時に撮影する場合に、例えば、特定の顔の動きに応じて像振れ補正を行うと、他の静止した顔が像振れしてしまう可能性がある。
本発明の課題は、被写体像に生じる像振れを補正できる振れ補正装置、光学機器、振れ補正方法及び振れ補正装置の製造方法を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、撮像装置(1)により撮像された被写体(F)の数を検出する被写体検出部(13)と、前記撮像装置に撮像される像の振れを検出する複数の振れ検出部(12、14)と、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数に基づいて、前記複数の振れ検出部のうち少なくとも1つにより検出された前記撮像装置の振れを用いて前記像の振れを補正する補正部(15)とを含むことを特徴とする振れ補正装置(16)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載された振れ補正装置であって、前記補正部(15)は、前記被写体検出部(13)により検出された前記被写体(F)の数が所定値未満であるとき一の前記振れ検出部(14)を用い、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数が所定値以上であるとき他の前記振れ検出部(12)を用いることを特徴とする振れ補正装置(16)である。
請求項3の発明は、請求項2に記載された振れ補正装置であって、前記一の振れ検出部(14)は、前記撮像装置(1)により撮像された像の動きから前記像の振れを検出するものであり、前記他の振れ検出部(12)は、コリオリ力を用いて前記像の振れを検出するものであることを特徴とする振れ補正装置(16)である。
請求項4の発明は、請求項1に記載された振れ補正装置であって、前記補正部(15)は、前記被写体検出部(13)により検出された前記被写体(F)の数に基づいて、前記複数の振れ検出部(12、14)のそれぞれに重み付けをすることを特徴とする振れ補正装置である。
請求項5の発明は、撮像装置(1)により撮像された被写体(F)の数を検出する被写体検出部(13)と、前記撮像装置に撮像される像の振れを検出する振れ検出部(12、14)と、前記振れ検出部により検出された前記振れを用いて前記撮像装置に撮像される像の振れを補正する補正部(15)とを含む振れ補正装置であって、前記補正部は、前記被写体検出部により検出された被写体の数に基づいて前記像の振れを補正することを特徴とする振れ補正装置(16)である。
請求項6の発明は、撮像装置(1)により撮像された被写体(F)の数を検出する被写体検出部(13)と、前記撮像装置に撮像される像の振れを検出する振れ検出部(12、14)と、前記振れ検出部により検出された前記振れを用いて前記撮像装置に撮像される像の振れを補正する補正部(15)とを含む振れ補正装置であって、前記補正部は、前記被写体検出部により検出された被写体の数に応じて、補正演算の方法を異ならせることを特徴とする振れ補正装置(16)である。
請求項7の発明は、請求項5又は請求項6に記載された振れ補正装置であって、前記振れ検出部(12、14)は複数であり、前記補正部(15)は、前記被写体検出部により検出された前記被写体(F)の数に基づいて選択された何れかの前記振れ検出部を用いて前記像の振れを補正することを特徴とする振れ補正装置(16)である。
請求項8の発明は、請求項7に記載された振れ補正装置であって、前記補正部(15)は、前記被写体検出部(13)により検出された前記被写体(F)の数が所定値(N)未満であるとき一の前記振れ検出部(14)を用い、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数が所定値以上であるとき他の前記振れ検出部(12)を用いることを特徴とする振れ補正装置(16)である。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までの何れか1項に記載された振れ補正装置であって、前記補正部(15)は、前記像の振れを補正するための補正量を演算する演算部を有し、前記演算部は、前記被写体検出部(12、14)により検出された前記被写体の数に基づいて前記補正量を演算することを特徴とする振れ補正装置(16)である。
請求項10の発明は、被写体(F)を撮像する撮像部(6)を備えた撮像装置(1)に使用され、前記被写体の像振れを補正する振れ補正装置であって、前記撮像部の出力変化に基づいて前記撮像部上に結像される被写体の振れを検出する振れ検出部(14)と、前記撮像装置の姿勢変化を検出する姿勢変化検出部(12)と、前記撮像部の出力に基づいて前記被写体に含まれる人の数を判定する判定部(13)と、前記判定部が判定した前記人の数に応じて、前記像振れ検出部の出力及び前記姿勢変化検出部のいずれかの出力を用いて振れ補正制御を行う補正部(15)とを備える振れ補正装置(16)である。
請求項11の発明は、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の振れ補正装置であって、前記撮像装置(1)により撮像された被写体の特徴部(F)を検出する特徴部検出部(13)を含み、前記振れ検出部の少なくとも1つ(14)は、前記特徴部検出部の出力に基づいて前記被写体の特徴部における振れを検出することを備える振れ補正装置(16)である。
請求項12の発明は、請求項10又は請求項11に記載の振れ補正装置において、前記振れ検出部(14)は、前記被写体に人が複数含まれる場合に複数の人ごとに像振れを検出することを特徴とする振れ補正装置(16)である。
請求項13の発明は、請求項12に記載の振れ補正装置において、前記補正部(15)は、前記振れ検出部(14)の出力の平均に基づいて振れ補正制御を行うことを特徴とする振れ補正装置(16)である。
請求項14の発明は、請求項1から請求項13までの何れか1項に記載された振れ補正装置(16)を備えたことを特徴とする光学機器(1)である。
請求項15の発明は、撮像装置(1)により撮像された被写体(F)の数を検出し、複数の振れ検出部(12、14)を用いて前記撮像装置に撮像される像の振れを検出し、検出された前記被写体の数に基づいて、前記複数の振れ検出部のうち少なくとも1つにより検出された前記撮像装置の振れを用いて前記撮像装置の振れを補正することを特徴とする振れ補正方法である。
請求項16の発明は、撮像装置(1)により撮像された被写体(F)の数を検出し、前記撮像装置に撮像される像の振れを検出し、検出された前記像の振れを用いて前記撮像装置に撮像される像の振れを補正する振れ補正方法であって、検出された前記被写体の数に応じて、前記撮像装置に撮像される像の振れを補正する方法を異ならせることを特徴とする振れ補正方法である。
請求項17の発明は、撮像装置(1)により撮像された被写体(F)の数を検出する被写体検出部(13)と、前記撮像装置の振れを補正する補正部(15)とを接続し、前記撮像装置に撮像される像の振れを検出する振れ検出部(12、14)と、前記補正部とを接続し、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数に基づいて、前記振れ検出部により検出された前記撮像装置の振れを用いて前記撮像装置の振れを補正するように前記補正部を備えることを特徴とする振れ補正装置の製造方法である。
請求項18の発明は、撮像装置(1)により撮像された被写体(F)の数を検出する被写体検出部(13)と、前記撮像装置の振れを補正する補正部(15)とを接続し、前記撮像装置に撮像される像の振れを検出する複数の振れ検出部(12、14)と、前記補正部とを接続し、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数に基づいて、前記複数の振れ検出部のうち少なくとも1つにより検出された前記撮像装置の振れを用いて前記撮像装置の振れを補正するように前記補正部を備えることを特徴とする振れ補正装置の製造方法である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、被写体像に生じる像振れを補正できる振れ補正装置、光学機器、振れ補正方法及び振れ補正装置の製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態をあげて、さらに詳しく説明する。以下の実施形態は、光学機器としてカメラを例にとって説明する。また、理解を容易にするため、各図面にX軸、Y軸及びZ軸によって形成される座標系を適宜設定して説明する。
<振れ補正装置、光学機器、振れ補正方法の実施形態>
図1は、実施形態のカメラの構成を示すブロック図である。
カメラ1は、撮影レンズ2、ズームレンズ群駆動機構3、フォーカスレンズ群駆動機構4、振れ補正レンズ群駆動機構5、撮像部6、信号処理回路7、記録媒体8、操作部9、シャッタ10、表示部11、ジャイロセンサ12、顔認識演算部13、顔認識ベクトル演算部14及び制御部15を備えている。
撮影レンズ2は、複数のレンズ群によって形成されている。複数のレンズ群には、ズームレンズ群2a、フォーカスレンズ群2b及び振れ補正レンズ群2cが含まれている。
ズームレンズ群2aは、撮像部6に対して光軸Ax方向に進退動作可能に設けられている。撮影レンズ2は、ズームレンズ群2aの光軸方向への進退動作によって撮影画角が変化する。
フォーカスレンズ群2bは、例えば、後述する制御部15からのAF(オートフォーカス)信号に応じて光軸Ax方向に進退動作を行う。撮影レンズ2は、これによって、例えば、主要な被写体S(本実施形態では、例えば、人)に対してフォーカシングするようになっている。
振れ補正レンズ群2cは、制御部15からの像振れ補正信号に応じて撮像部6に結像される被写体像の像振れを打ち消す方向に光軸Axに垂直な変面内で移動(シフト)する。
ズームレンズ群駆動機構3は、ズームレンズ群2aを光軸方向に駆動するアクチュエータ等を備えている。
フォーカスレンズ群駆動機構4は、フォーカスレンズ群2bを光軸方向に駆動するアクチュエータ等を備えている。
振れ補正レンズ群駆動機構5は、振れ補正レンズ群2cを光軸Axに垂直な平面内で駆動するアクチュエータや振れ補正レンズ群2cの位置を検出する位置検出装置等を備えている。
撮像部6は、その結像面に撮影レンズ2を通過した被写体光が露光されると、この被写体光を電気信号に変換して出力する光−電気変換素子である。撮像部6には、例えば、CCD(Charge Coupled Device)等を使用することができる。
信号処理回路7は、撮像部6から出力された電気信号のノイズ除去、A/D変換等を行う部分である。
記録媒体8は、撮像部6から出力された電気信号に基づいて生成される撮影済み画像データ等が記録されるものである。記録媒体8には、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ装置を使用することができる。
操作部9は、後述するシャッタ10の駆動開始タイミングを入力するための押しボタンスイッチであり、半押し操作(ファーストレリーズ操作)及び全押し操作(セカンドレリーズ操作)の2段階の操作が可能となっている。
シャッタ10は、撮像部6に対する被写体光の露光時間を制御する機構である。シャッタ10は、操作部9が全押し操作された場合に開閉動作を行う。
表示部11は、記録媒体8に記録された撮影済み画像や、カメラ1に対して、例えば、露出条件等の各種設定を入力する際に表示するメニュー画面等を表示する部分である。
ここで、本実施形態のカメラ1は、フレーミング時において、シャッタ10が常時開位置とされ、撮像部6には、常時被写体光が露光される。そして、信号処理回路7は、例えば、1秒間に30フレーム程度の画像データを生成し、制御部15は、これらの画像を順次表示部11に表示させる。これによって、表示部11には、フレーミング中に撮像部6に結像される被写体像が動画像で表示される。このような機能は、ライブビュー機能と称されており、ライブビュー機能を用いて撮影を行う際に表示部11に表示される画像は、スルー画像と称されている。
ジャイロセンサ12は、カメラ1の物理的な姿勢変化を検出する角速度センサであって、カメラ1の所定の軸線回りの角速度を検出する。本実施形態のジャイロセンサ12は、光軸Axに平行な軸線(Z軸)にそれぞれ直交する2軸(X軸、Y軸)回りのカメラ1の角速度を検出する。
本実施形態のジャイロセンサ12は、例えば、水晶によって形成された振動子を備えている。この振動子は、電圧が印加されることによって一定の周波数で一定の方向に振動する。そして、手振れや三脚振れに起因してカメラ1の姿勢が変化すると、振動子には、振動方向に直交する方向にカメラ1の角速度に応じたコリオリの力が加わり、振動子は、振動方向に直交する方向に歪む。ジャイロセンサ12は、この歪みを電気信号として取り出すことによってカメラ1に加わった角速度を検出する。
顔認識演算部13は、撮像部6の出力に基づいて被写体像に含まれる人の顔を検出する部分である。本実施形態の顔認識演算部13は、人の顔の検出手法として、後述するテンプレートマッチングを行う。ただし、本実施形態の顔認識演算部13が用いる顔認識演算手法は、テンプレートマッチング法に限定されない。顔認識技術としては、例えば、肌の色や目の形といった画像特徴量を検出し統計的解析を用いる方法や、ニューラルネットワークに代表される学習も用いた方法等が知られており、これらの公知の顔認識技術を用いてもよい。
以下、テンプレートマッチングについて簡単に説明する。
図2は、テンプレートマッチングを説明する図である。
顔認識演算部13は、図示しないメモリ装置にテンプレートデータを記憶している。テンプレートデータの一例としては、例えば、図2(a)に示すような人が正面を向いている状態における、両目、鼻、口(図2(a)において破線によって囲まれた領域)の相対的な位置関係が記憶されている。
顔認識演算部13は、このテンプレートデータと撮像部6に結像される被写体像とを比較し、被写体像のうち、テンプレートデータと対応するとみなすことができる形状が得られれば、これをひとつの顔エリアFとして検出する(図2(b)参照)。テンプレートマッチング処理は、図2(b)に示すように、ワンフレーム内に複数の顔が含まれていても、これらの複数の顔を独立して検出できるようになっており、顔認識演算部13は、被写体像に含まれる顔の数を判定することができる。さらに顔認識演算部13は、顔の大きさ、フレーム内における顔の位置(顔が複数ある場合には、各顔の位置)に関する情報を得ることができるようになっている。
顔認識ベクトル演算部14は、顔認識演算部13の出力に基づいて、顔認識ベクトルを演算する部分である。顔認識ベクトルとは、被写体像に含まれる顔の動き方向及び動き量をベクトルによって表したものであり、連続するふたつのフレームにおける顔エリアFの位置の比較によって求める。
図3は、顔認識ベクトルの演算方法を説明する図である。
この図3において、(a)は、顔エリアFがひとつ検出された場合、(b)は、顔エリアFがふたつ検出された場合、(c)は、顔エリアFが、例えば、8つ検出された場合をそれぞれ示している。
顔認識ベクトル演算部14は、図3(a)に示すように、顔認識演算部13が検出した顔エリアFの移動量、移動方向をベクトルとして演算する。また、顔認識ベクトル演算部14は、図3(b)に示すように、ワンフレームに顔エリアFが複数含まれる場合、これらの顔エリアFについて、それぞれ個別に顔認識ベクトルを演算する。なお、図3(c)に示すように、顔エリアFが閾値N以上検出された場合は、顔認識ベクトルの演算は行わない。この理由については、後述するものとする。
制御部15は、以上説明したカメラ1に含まれる電気的要素を統括的に制御する部分であり、CPU等の演算装置を備えている。
制御部15は、前述した振れ補正レンズ群2cを光軸Axに垂直な平面内で撮像部6に対してシフトさせることによって、撮影者の手振れ、三脚振れ、被写体振れ等に起因して撮像部6に結像される被写体像に生じる像振れを補正するようになっている。
ここで、本実施形態の振れ補正制御は、被写体像に含まれる人の顔の数に応じて、顔認識ベクトル演算部14の出力に基づいて振れ補正制御を行う第1振れ補正モードと、ジャイロセンサ12の出力に基づいて振れ補正制御を行う第2振れ補正モードとを切り替えるようになっている。
具体的に説明すると、制御部15は、顔認識演算部13が検出したワンフレーム内の顔エリアFの数が所定の閾値Nよりも少ない場合には、顔認識ベクトル演算部14の出力に基づいて振れ補正制御(第1振れ補正モード)を行う。本実施形態において、閾値Nは、例えば、3とするが、閾値Nはこれに限られない。
したがって、本実施形態の制御部15は、ワンフレーム内で検出された顔エリアFの数がひとつ又はふたつである場合には、顔認識ベクトル演算部14の出力に基づいて振れ補正制御を行う。
顔認識ベクトルに基づいて振れ補正制御を行う場合、撮像部6が出力する出力信号の変化に基づいて像振れ補正を行うので、像振れの原因が撮影者の手振れや三脚振れ等のカメラ1の姿勢変化に起因するものであっても、被写体振れ等のカメラ1の姿勢変化に起因しないものであっても、制御部15は、同様の像振れ補正制御を行う。
図3を用いて説明すると、制御部15は、図3(a)に示すように、ワンフレームに含まれる顔エリアFがひとつであれば、この顔エリアFの顔認識ベクトルVに基づいて振れ補正制御を行う。
また、図3(b)に示すように、ワンフレームに含まれる顔エリアがふたつであれば、これらの顔エリアF1、F2についてそれぞれ顔認識ベクトルV1、V2を求め、これらの顔認識ベクトルの平均値((V1+V2)/2)に基づいて振れ補正制御を行う。
これに対し、制御部15は、図3(c)に示すように、顔認識演算部13が検出したワンフレーム内の顔エリアFの数が閾値N以上(図3(c)においては、例えば、8つ)である場合(顔エリアFの数≧閾値N)には、ジャイロセンサ12の出力に基づいて振れ補正制御(第2振れ補正モード)を行う。
次に、本実施形態のカメラ1を用いて撮影を行う際に制御部15が行う制御をフローチャートを用いてステップ毎に説明する。この撮影は、表示部11にスルー画像を表示させながら行うものである。
図4は、本実施形態のカメラを用いて撮影を行う際に制御部が行う制御を示すフローチャートである。
(ステップS01:半押し操作検出)
制御部15は、操作部9(シャッタボタン)の半押し操作を検出すると、これに応じてステップS02に進み、半押し操作が検出されない場合、待機状態となる。
(ステップS02:ジャイロセンサ電源オン)
制御部15は、操作部9の半押し操作に応じてジャイロセンサ12の電源オン制御を行う。ジャイロセンサ12は、これに応じてカメラ1の姿勢変化を略リアルタイムで検出し、これに応じた検出信号を制御部15に出力する(ステップS03に進む)。
(ステップS03:AF制御)
制御部15は、図示しないAFセンサの出力に基づいてAF信号をフォーカスレンズ群駆動機構4に対して発信し、フォーカスレンズ群駆動機構4は、この信号に応じてフォーカスレンズ群2bを光軸Ax方向に駆動してフォーカシング動作を行う(ステップS04に進む)。
(ステップS04:AE(自動露出)制御)
制御部15は、図示しないAEセンサの出力に応じて、露出条件、ホワイトバランス等を調整する。露出条件の調整は、例えば、図示しない絞り機構の口径、撮像部6の撮像感度、シャッタスピード等を変更することによって行う(ステップS05に進む)。
(ステップS05:振れ補正モード決定)
制御部15は、顔エリアFの数に応じて、振れ補正モードを決定する。このステップS05で行う振れ補正モードの決定手順については、後に詳しく説明する(ステップS06に進む)。
(ステップS06:振れ補正開始)
制御部15は、ステップS05において決定された振れ補正モードで像振れ補正処理を行う。制御部15は、振れ補正レンズ群駆動機構5に信号を発信し、振れ補正レンズ群2cを撮像部6に対して光軸Axに垂直な平面内でシフトさせる(ステップS07に進む)。
(ステップS07:全押し操作検出)
制御部15は、操作部9(シャッタボタン)の全押し操作を検出すると、これに応じてステップS08に進み、全押し操作を検出しない場合、ステップS01に戻り、以降の処理を繰り返す。
(ステップS08:シャッタ駆動)
制御部15は、シャッタ10を駆動して撮像部6に被写体光を露光し、撮像部6は、信号処理回路7に対して電気信号を出力する(ステップS09に進む)。
(ステップS09:撮影情報記録)
制御部15は、信号処理回路7によって生成された撮影画像データを記録媒体8に記録し、ステップS01に戻り、以降の処理を繰り返す。
次に、ステップS05において行う振れ補正モードの決定処理について説明する。
図5は、図4のステップS05における振れ補正モードの決定処理を示すフローチャートである。
(ステップS11:被写体画像の読み込み)
制御部15は、被写体画像の読み込みを行う。被写体画像の読み込みは、撮像部6の出力に基づいて信号処理回路7が生成する被写体画像データを読み込むことによって行う(ステップS12に進む)。
(ステップS12:テンプレートマッチング処理)
制御部15は、被写体画像データとテンプレートデータとを比較するテンプレートマッチング処理を顔認識演算部13に行わせて被写体画像データに含まれる人の顔を検出する。
(ステップS13:顔検出判定)
制御部15は、顔認識演算部13の出力に基づいて、被写体画像データに顔が含まれているか否かを判定する。被写体画像データに顔エリアFが含まれていると判定した場合には、ステップS14に進む。これに対し、被写体画像データに顔エリアFが含まれていないと判定した場合には、ステップS21に進む。
(ステップS14:顔の数、位置、大きさの出力)
顔認識演算部13は、顔エリアFの数、位置、大きさを検出し、これを出力する。
(ステップS15:顔の数判定)
制御部15は、顔認識演算部13の出力に基づいて顔エリアFの数を判定する。顔エリアFの数が1つである場合には、ステップS16に進む。これに対し、顔エリアFの数が2つ以上である場合には、ステップS17に進む。
(ステップS16:顔認識ベクトル算出)
顔エリアFの数が1つである場合、顔認識ベクトル演算部14は、図3(a)に示すように、ひとつの顔エリアFについて顔認識ベクトルVを算出する。
(ステップS17:顔の数判定)
顔エリアFの数が2つ以上である場合、制御部15は、顔認識演算部13の出力に基づいて顔の数を判定する。顔の数がひとつではなく、かつ、所定の閾値N(本実施形態においてNは、例えば、3)よりも少ない場合、すなわち、顔がふたつの場合には、ステップS18に進む。これに対し、顔の数が閾値N以上である場合には、ステップS21に進む。
(ステップS18:各顔の顔認識ベクトル算出)
顔認識ベクトル演算部14は、図3(b)に示すように、ふたつの顔エリアF1、F2のそれぞれについて顔認識ベクトルV1、V2を算出する(ステップS19に進む)。
(ステップS19:顔認識ベクトルの平均値算出)
制御部15は、ステップS18において算出された各顔エリアFの顔認識ベクトルの平均値を算出してステップS20に進む。
(ステップS20:顔認識ベクトルに基づく振れ補正)
制御部15は、ステップS16で算出された顔認識ベクトル、又は、ステップS19で算出された顔認識ベクトルの平均値に基づいて、図示しない演算部が振れ補正レンズ群2cの駆動量及び駆動方向を演算し、この演算結果に応じた振れ補正信号を振れ補正レンズ群駆動機構5に発信する(図4のステップS06に進み、振れ補正制御が行われる)。
(ステップS21:ジャイロ信号に基づく振れ補正)
ステップS13において、被写体画像データに人の顔が含まれていないと判定された場合、又は、ステップS17において、図3(c)に示すように、被写体画像データに含まれる顔エリアの数が閾値Nよりも多い場合、制御部15の演算部は、ジャイロセンサ12の出力に基づいて振れ補正レンズ群2cの駆動量及び駆動方向を演算し、この演算結果に応じた振れ補正信号を振れ補正レンズ群駆動機構5に発信する(図4のステップS06に進み、振れ補正制御が行われる)。
<製造方法の実施形態>
次に振れ補正装置の製造方法の実施形態について説明する。
実施形態のカメラ1は、ジャイロセンサ12、顔認識演算部13、顔認識ベクトル演算部14、制御部15等が協働して電子的な振れ補正装置16として機能する。
この振れ補正装置16は、まず、カメラ1により撮像された被写体の顔の数を検出する顔認識演算部13と振れ補正制御を行う制御部15とを接続する。ここで、顔認識演算部13と制御部15とを接続するとは、これらを電気的に接続して、制御部15が顔認識演算部13の出力を用いて各種制御を行うことができるようにすることを意味する。
また、振れ補正装置16は、カメラ1によって撮像される像の振れを検出する顔認識ベクトル演算部14と振れ補正制御を行う制御部15とを接続する。ここで、顔認識ベクトル演算部14と制御部15とを接続するとは、これらを電気的に接続して、制御部15が顔認識ベクトル演算部14の出力を用いて各種制御を行うことができるようにすることを意味する。
この振れ補正装置16において、制御部15は、顔認識演算部13により検出された顔の数に基づいて、顔認識ベクトル演算部14により検出された像の振れを用いてこのカメラ1の振れを補正するように備えられている。
以上説明した実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)被写体像から検出された顔エリアFの数がひとつである場合には、顔認識ベクトルに基づいて振れ補正制御を行うので(ステップS16参照)、手振れや三脚振れ、被写体振れが生じた場合であっても、被写体の顔が鮮明に写された写真を撮ることができる。
(2)被写体像から検出された顔エリアFの数がひとつよりも多くかつ閾値N(本実施形態では、例えば3)よりも少ない場合には、顔認識ベクトルの平均値に基づいて振れ補正制御を行うので(ステップS18、19参照)、何れの顔も概ね鮮明に写された写真を撮ることができる。これに対し、仮に特定の顔の顔認識ベクトルを優先して振れ補正を行うとすると、この特定の顔を鮮明に撮ることができる一方で、他の顔の像振れが激しくなる可能性がある。
(3)被写体像から顔エリアFが検出されない場合(ステップS13参照)、又は、被写体画像データから閾値N以上の顔エリアFが検出された場合(ステップS17参照)には、ジャイロセンサ12の出力に基づいて振れ補正制御を行うので(ステップS21参照)、全体的に像振れの少ない写真を撮ることができる。これに対し、仮に特定の顔について顔認識ベクトルを求め、これに基づいて振れ補正制御を行うとすると、他の人の顔及び背景が激しく像振れする可能性がある。したがって、本実施形態のように、被写体像に含まれる顔の数が多い場合には、ジャイロセンサ12の出力を用いて全体的な振れ補正制御を行った方が好ましい写真を撮ることができる。
(4)上述した実施形態では、閾値N以上の顔が検出されたときにジャイロセンサ12を用いて振れ検出をするものを例示したが、これに限定するものではない。例えば、閾値N以上の顔が検出されたとき、振れ補正を行わない構成(例えば、顔認識ベクトル演算部14の駆動を禁止する構成)としてもよいし、上述した演算部による振れ補正レンズ群2cの駆動量、駆動方向の演算方法を異ならせる構成(例えば、検出された顔の数に応じて演算部が用いる演算式、演算パラメータ等を変更する構成)としてもよい。
[変形形態]
本発明の振れ補正装置、光学機器、振れ補正方法、振れ補正装置の製造方法は、以上説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が適宜可能であり、それらも本発明の技術的範囲内に含まれる。
(1)実施形態のカメラは、顔の数に応じて顔認識ベクトルに基づく振れ補正制御と、ジャイロ信号に基づく振れ補正制御とを切り替えた(ステップS13参照)が、これに限らず、顔認識ベクトル演算部の出力とジャイロセンサの出力の両方の出力の平均値を用いて振れ補正量及び振れ補正方向を求めてもよい。この場合、例えば、検出された顔エリアの数に応じた比率でこれらの出力に重み付けをするとよい。一例をあげると、顔エリアがM個検出された場合、振れ補正量及び振れ補正方向は、顔認識ベクトル演算部の出力とジャイロセンサの出力とを(1/M):(M−1)/Mの比率で重み付けをし、これらの平均値を算出して求める。
(2)実施形態のカメラは、被写体の特徴部として顔を検出したが、これに限られず、例えば、例えば、最も特徴的と考えられる部分(例えば、目、顔の中心等)を被写体の特徴部としてもよい。また、実施形態は、顔認識ベクトル演算部によって被写体の特徴部である顔の振れを検出したが、必ずしも被写体の特徴部の振れを検出する必要はない。例えば、撮像装置により撮像された像の動きから像の振れを検出する種々の構成を採用できる。
(3)実施形態のカメラは、振れ補正レンズを撮像部に対してシフトさせることによって振れ補正を行ったが、これに限らず、例えば、撮像部をシフトさせてもよい。また、撮像部の出力領域を変更する、いわゆる、切り出し式の振れ補正制御を行ってもよい。
実施形態のカメラの構成を示すブロック図である。 テンプレートマッチングを説明する図である。 顔認識ベクトルの演算方法を説明する図である。 本実施形態のカメラを用いて撮影を行う際に制御部が行う制御を示すフローチャートである。 図4のステップS05における振れ補正モードの決定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ : 6 撮像部 : 12 ジャイロセンサ : 13 顔認識演算部 : 14 顔認識ベクトル演算部 : 15 制御部 : 16 振れ補正装置 : F 顔エリア

Claims (18)

  1. 撮像装置により撮像された被写体の数を検出する被写体検出部と、
    前記撮像装置に撮像される像の振れを検出する複数の振れ検出部と、
    前記被写体検出部により検出された前記被写体の数に基づいて、前記複数の振れ検出部のうち少なくとも1つにより検出された前記撮像装置の振れを用いて前記像の振れを補正する補正部と
    を含むことを特徴とする振れ補正装置。
  2. 請求項1に記載された振れ補正装置であって、
    前記補正部は、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数が所定値未満であるとき一の前記振れ検出部を用い、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数が所定値以上であるとき他の前記振れ検出部を用いること
    を特徴とする振れ補正装置。
  3. 請求項2に記載された振れ補正装置であって、
    前記一の振れ検出部は、前記撮像装置により撮像された像の動きから前記像の振れを検出するものであり、前記他の振れ検出部は、コリオリ力を用いて前記像の振れを検出するものであること
    を特徴とする振れ補正装置。
  4. 請求項1に記載された振れ補正装置であって、
    前記補正部は、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数に基づいて、前記複数の振れ検出部のそれぞれに重み付けをすること
    を特徴とする振れ補正装置。
  5. 撮像装置により撮像された被写体の数を検出する被写体検出部と、
    前記撮像装置に撮像される像の振れを検出する振れ検出部と、
    前記振れ検出部により検出された前記振れを用いて前記撮像装置に撮像される像の振れを補正する補正部と
    を含む振れ補正装置であって、
    前記補正部は、前記被写体検出部により検出された被写体の数に基づいて前記像の振れを補正すること
    を特徴とする振れ補正装置。
  6. 撮像装置により撮像された被写体の数を検出する被写体検出部と、
    前記撮像装置に撮像される像の振れを検出する振れ検出部と、
    前記振れ検出部により検出された前記振れを用いて前記撮像装置に撮像される像の振れを補正する補正部と
    を含む振れ補正装置であって、
    前記補正部は、前記被写体検出部により検出された被写体の数に応じて、補正演算の方法を異ならせること
    を特徴とする振れ補正装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載された振れ補正装置であって、
    前記振れ検出部は複数であり、
    前記補正部は、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数に基づいて選択された何れかの前記振れ検出部を用いて前記像の振れを補正すること
    を特徴とする振れ補正装置。
  8. 請求項7に記載された振れ補正装置であって、
    前記補正部は、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数が所定値未満であるとき一の前記振れ検出部を用い、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数が所定値以上であるとき他の前記振れ検出部を用いること
    を特徴とする振れ補正装置。
  9. 請求項1から請求項8までの何れか1項に記載された振れ補正装置であって、
    前記補正部は、前記像の振れを補正するための補正量を演算する演算部を有し、
    前記演算部は、前記被写体検出部により検出された前記被写体の数に基づいて前記補正量を演算すること
    を特徴とする振れ補正装置。
  10. 被写体を撮像する撮像部を備えた撮像装置に使用され、前記被写体の像振れを補正する振れ補正装置であって、
    前記撮像部の出力変化に基づいて前記撮像部上に結像される被写体の振れを検出する振れ検出部と、
    前記撮像装置の姿勢変化を検出する姿勢変化検出部と、
    前記撮像部の出力に基づいて前記被写体に含まれる人の数を判定する判定部と、
    前記判定部が判定した前記人の数に応じて、前記像振れ検出部の出力及び前記姿勢変化検出部のいずれかの出力を用いて振れ補正制御を行う補正部と
    を備える振れ補正装置。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の振れ補正装置であって、
    前記撮像装置により撮像された被写体の特徴部を検出する特徴部検出部を含み、
    前記振れ検出部の少なくとも1つは、前記特徴部検出部の出力に基づいて前記被写体の特徴部における振れを検出すること
    を備える振れ補正装置。
  12. 請求項10又は請求項11に記載の振れ補正装置において、
    前記振れ検出部は、前記被写体に人が複数含まれる場合に複数の人ごとに像振れを検出すること
    を特徴とする振れ補正装置。
  13. 請求項12に記載の振れ補正装置において、
    前記補正部は、前記振れ検出部の出力の平均に基づいて振れ補正制御を行うこと
    を特徴とする振れ補正装置。
  14. 請求項1から請求項13までの何れか1項に記載された振れ補正装置を備えたこと
    を特徴とする光学機器。
  15. 撮像装置により撮像された被写体の数を検出し、
    複数の振れ検出部を用いて前記撮像装置に撮像される像の振れを検出し、
    検出された前記被写体の数に基づいて、前記複数の振れ検出部のうち少なくとも1つにより検出された前記撮像装置の振れを用いて前記撮像装置の振れを補正すること
    を特徴とする振れ補正方法。
  16. 撮像装置により撮像された被写体の数を検出し、
    前記撮像装置に撮像される像の振れを検出し、
    検出された前記像の振れを用いて前記撮像装置に撮像される像の振れを補正する振れ補正方法であって、
    検出された前記被写体の数に応じて、前記撮像装置に撮像される像の振れを補正する方法を異ならせること
    を特徴とする振れ補正方法。
  17. 撮像装置により撮像された被写体の数を検出する被写体検出部と、前記撮像装置の振れを補正する補正部とを接続し、
    前記撮像装置に撮像される像の振れを検出する振れ検出部と、前記補正部とを接続し、
    前記被写体検出部により検出された前記被写体の数に基づいて、前記振れ検出部により検出された前記撮像装置の振れを用いて前記撮像装置の振れを補正するように前記補正部を備えること
    を特徴とする振れ補正装置の製造方法。
  18. 撮像装置により撮像された被写体の数を検出する被写体検出部と、前記撮像装置の振れを補正する補正部とを接続し、
    前記撮像装置に撮像される像の振れを検出する複数の振れ検出部と、前記補正部とを接続し、
    前記被写体検出部により検出された前記被写体の数に基づいて、前記複数の振れ検出部のうち少なくとも1つにより検出された前記撮像装置の振れを用いて前記撮像装置の振れを補正するように前記補正部を備えること
    を特徴とする振れ補正装置の製造方法。
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