JP2009002857A - 回路素子測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特にコンタクトチェック用の専用回路を必要とすることなく、簡便な方法でエラー原因であるコンタクト異常などを検出できるようにする。
【解決手段】被測定素子DUTに電圧を印加する信号発生部10と、被測定素子DUTに流れる電流を検出する電流検出部20と、被測定素子DUTの両端間の電圧を測定する電圧検出部30と、検出された電流と電圧とから所定の素子定数を算出する制御部50とを備えている回路素子測定装置において、電圧検出部30の検出電圧が所定の閾値以下である場合に電圧異常信号を出力する電圧判定部31と、電流検出部20の検出電流が所定の閾値以上の場合に電流異常信号を出力する電流判定部21とを有し、制御部50は、電圧異常信号と電流異常信号とに基づいて、信号発生部10側のHi側ソース端子Hcもしくは電圧検出部30側のHi側センス端子Hpの被測定素子DUTに対する接触状態の良否と、被測定素子DUT自体の良否とを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被測定素子が固有的に備えているインピーダンスなどの素子定数を測定する回路素子測定装置に関し、さらに詳しく言えば、簡便な方法でコンタクトチェックが行える技術に関するものである。
図3に示すように、回路素子測定装置は、その基本的な構成として、被測定素子DUTに電圧を印加する信号発生部10と、被測定素子DUTに流れる電流を検出する電流検出部20と、被測定素子DUTの両端の電圧を検出する電圧検出部30とを備え、検出した電圧と電流とからインピーダンスなどの素子定数を算出し、その測定値を図示しない表示部に表示する。
この構成において、信号発生部10および電流検出部20が信号のソース側で、電圧検出部30が信号のセンス側であるため、本明細書では、信号発生部10側のコンタクトピンをHi側ソース端子Hc,電流検出部20側のコンタクトピンをLo側ソース端子Lcとし、電圧検出部30側に設けられる2つのコンタクトピンのうち、Hi側のものをHi側センス端子Hp,Lo側のものをLo側センス端子Lpとしている。なお、Hiとは電位的に高い方、Loとは電位的に低い方である。
ところで、被測定素子が例えば高誘電率系の積層セラミックキャパシタなどの電圧依存性が高い素子である場合、印加電圧が適正であるかどうかを知る必要がある。
そのため、特許文献1に記載の発明では、電圧検出部30にコンパレータ機能を有する電圧判定部31を接続し、電圧判定部31にて検出された電圧があらかじめ設定されている上下限値を外れているかどうかを監視し、外れている場合には電圧異常として警報部32から警報を発するようにしている。
これによれば、電圧異常が自動的に検出され、警報などでユーザーに知らせることができるが、電圧異常の原因までは特定することができない。
例えば、被測定素子DUTの両端電圧が下限値よりも低くなる原因には、次の2つが挙げられる。(1)被測定素子DUT自体が内部でショート状態(低インピーダンス側)になっている場合。(2)Hi側ソース端子HcもしくはHi側センス端子Hpが接続されていない場合のコンタクト異常。
ユーザーとしては、被測定素子DUT自体がショートを起こしている場合には不良品として排除し、コンタクト異常の場合には再測定を行いたいが、その区別がつかない点で問題がある。
この点について、特許文献2に記載の発明によれば、4端子のインピーダンス測定において、その測定を中断することなく、コンタクトチェックを行うことができる。
すなわち、特許文献2に記載の発明では、図4に示すように、信号発生部10,電流検出部20および電圧検出部30を含む基本的な構成に加えて、Hi側ソース端子HcとHi側センス端子Hpとを含むHi側電流路に直流定電流を供給する第1直流定電流源41およびその電流源の振幅(直流電圧)を測定する第1直流電圧計42と、Lo側ソース端子LcとLo側センス端子Lpとを含むLo側電流路に直流定電流を供給する第2直流定電流源43およびその電流源の振幅(直流電圧)を測定する第2直流電圧計44とを備えた構成としている。
これによれば、第1直流電圧計42または第2直流電圧計44で、それぞれの電流路の直流電圧を測定することにより、各端子Hc,Lc,Lp,Lcと被測定素子DUT間のコンタクト異常を検出することができるが、2つの直流定電流源41,43および2つの直流電圧計42,44からなるコンタクトチェック用の専用回路を必要とするため、その分、コストが高くなる。
特開2000−147038号公報 特開2006−322821号公報
したがって、本発明の課題は、特にコンタクトチェック用の専用回路を必要とすることなく、簡便な方法でエラー原因であるコンタクト異常などを検出できるようにすることにある。
上記課題を解決するため、第1の発明は、請求項1に記載されているように、被測定素子に電圧を印加する信号発生部と、上記被測定素子に流れる電流を検出する電流検出部と、上記被測定素子の両端間の電圧を測定する電圧検出部と、上記電流検出部にて検出された電流と上記電圧検出部にて検出された電圧とからインピーダンスなどの素子定数を算出して表示部に表示する制御部とを備えている回路素子測定装置において、上記電圧検出部にて検出された電圧が少なくとも所定の閾値以下である場合に電圧異常信号を上記制御部に出力する電圧判定部と、上記電流検出部にて検出された電流が所定の閾値以上の場合に電流異常信号を上記制御部に出力する電流判定部とを有し、上記制御部は、上記電圧異常信号と上記電流異常信号とに基づいて、上記信号発生部側のHi側ソース端子もしくは上記電圧検出部側のHi側センス端子の上記被測定素子に対する接触状態の良否と、上記被測定素子自体の良否とを判定することを特徴としている。
第1の発明においては、請求項2に記載されているように、上記制御部は、上記電流判定部から上記電流異常信号が出力された場合には、上記被測定素子に異常ありとしてエラー信号を上記表示部に出力し、上記電圧判定部から上記電圧異常信号が出力された場合には、上記Hi側ソース端子,上記Hi側センス端子のいずれかに接触不良ありとしてエラー信号を上記表示部に出力する。
また、第2の発明は、請求項3に記載されているように、Hi側ソース端子を介して被測定素子に電圧を印加する信号発生部と、Lo側ソース端子を介して上記被測定素子に流れる電流を検出する電流検出部と、Hi側センス端子およびLo側センス端子を介して上記被測定素子の両端間の電圧を測定する電圧検出部と、上記電流検出部にて検出された電流と上記電圧検出部にて検出された電圧とからインピーダンスなどの素子定数を算出して表示部に表示する制御部とを備えている回路素子測定装置において、上記制御部は、上記被測定素子の素子定数を測定する先だって、あらかじめ良品の被測定素子から吸収された電圧値,電流値を基準にして所定の閾値を有する良品電圧範囲,良品電流範囲を設定し、実際の測定時に上記被測定素子から得られる電圧,電流のモニタ値が、上記良品電圧範囲,良品電流範囲のいずれかから外れている場合には、上記被測定素子に接触されている上記各端子のなかに、接触不良があると判定することを特徴としている。
第2の発明においては、請求項4に記載されているように、上記制御部は、上記モニタ電圧値が上記良品電圧範囲よりも低く、かつ、上記モニタ電流値が上記良品電流範囲よりも小さい場合には、上記Hi側ソース端子もしくは上記Lo側ソース端子に接触不良ありと判定する。
また、請求項5に記載されているように、上記被測定素子のインピーダンスが上記Lo側ソース端子に接続されている配線抵抗よりも低いことを条件として、上記制御部は、上記モニタ電流値が上記良品電流範囲内であるが、上記モニタ電圧値が上記良品電圧範囲から外れている場合には、上記Hi側センス端子もしくは上記Lo側センス端子に接触不良ありと判定する。
第1の発明によれば、電圧検出部にて検出された電圧が少なくとも所定の閾値以下である場合に電圧判定部から出力される電圧異常信号と、電流検出部にて検出された電流が所定の閾値以上の場合に電流判定部から出力される電流異常信号とに基づいて、信号発生部側のHi側ソース端子もしくは電圧検出部側のHi側センス端子の被測定素子に対する接触状態の良否と、被測定素子自体の良否とを判定することができる。
具体的には、電流判定部から電流異常信号が出力された場合には、被測定素子に異常ありと判定でき、電圧判定部から電圧異常信号が出力された場合には、Hi側ソース端子,Hi側センス端子のいずれかに接触不良ありと判定できる。
また、第2の発明によれば、制御部には、被測定素子の素子定数を測定する先だって、あらかじめ良品の被測定素子から吸収された電圧値,電流値を基準にして所定の閾値を有する良品電圧範囲,良品電流範囲が設定され、実際の測定時に上記被測定素子から得られる電圧,電流のモニタ値が、良品電圧範囲,良品電流範囲のいずれかから外れている場合には、被測定素子に接触されている各端子のなかに、接触不良があると判定することができる。
具体的には、モニタ電圧値が良品電圧範囲よりも低く、かつ、モニタ電流値が上記良品電流範囲よりも小さい場合には、Hi側ソース端子もしくはLo側ソース端子に接触不良ありと判定することができる。
また、被測定素子のインピーダンスがLo側ソース端子に接続されている配線抵抗よりも低いことを条件として、モニタ電流値が上記良品電流範囲内であるが、モニタ電圧値が良品電圧範囲から外れている場合には、Hi側センス端子もしくはLo側センス端子に接触不良ありと判定することができる。
次に、図1,2により、本発明の第1,第2の2つの実施形態について説明する。図1は第1実施形態に係る回路素子測定装置を示す概略的な構成図、図2は第2実施形態に係る回路素子測定装置を示す概略的な構成図である。これらの図において、先に説明した図3,図4と同一の構成要素には同一の参照符号を用いている。
図1に示すように、第1実施形態に係る回路素子測定装置1Aは、その基本的な構成として、Hi側ソース端子Hcを介して被測定素子DUTに電圧を印加する信号発生部10と、Lo側ソース端子Lcを介して被測定素子DUTに流れる電流を検出する電流検出部20と、Hi側センス端子HpおよびLo側センス端子Lpを介して被測定素子DUTの両端間の電圧を測定する電圧検出部30とを備えている。なお、Routは信号発生部10の出力抵抗,Rfは電流検出部20の電流検出抵抗である。
電圧検出部30には、コンパレータ機能を有する電圧判定部31が接続されている。電圧判定部31には、閾値として所定の上下限値が設定され、電圧検出部30での検出電圧がその閾値からはずれた場合に電圧異常信号が出力されるが、この第1実施形態に係る回路素子測定装置1Aは、被測定素子DUTの両端電圧が下限値よりも低くなった場合、それが(1)被測定素子DUT自体が内部でショート状態(低インピーダンス側)になっていることによるものなのか、(2)Hi側ソース端子HcもしくはHi側センス端子Hpが接続されていないコンタクト異常によるものなのかを判断可能とすることを課題としているため、以下の説明において、電圧判定部31から電圧異常信号が出力されるのは、電圧検出部30での検出電圧が下限値を下回った場合であると理解されたい。
この第1実施形態に係る回路素子測定装置1Aにおいては、電流検出部20にも電流判定部21が接続される。電流判定部21は、電流検出部20にて検出された電流が所定の閾値以上の場合に電流異常信号(電流オーバー信号)を出力する。
電圧判定部31から出力される電圧異常信号および電流判定部21から出力される電流異常信号は、それがアナログ信号である場合には図示しないA/D変換器でデジタル信号に変換されて制御部50に与えられる。制御部50には、CPU,MPUやマイクロコンピュータなどが用いられてよい。
制御部50は、電圧判定部31から出力される電圧異常信号と、電流判定部21から出力される電流異常信号とに基づいてコンタクト異常であるか、被測定素子DUTが不良品であるかを判断する。
表1に、その判断の論理表を示すが、電圧異常信号,電流異常信号がともに出力されない場合は、被測定素子DUTは正常であると判断できる。
Figure 2009002857
電圧異常信号がなく、電流異常信号のみが出力された場合には、被測定素子DUTが測定レンジを外れる低インピーダンスであると判断されるので、警報部60を動作させてユーザーに知らせる。なお、警報部は表示部と読み替えられてもよい。
また、電圧異常信号,電流異常信号がともに出力された場合には、被測定素子DUTの両端電圧が下限値を下回っており、かつ、所定の閾値(上限値)を上回る大きな電流が流れていることになるため、被測定素子DUT自体が内部でショートを起こしていると判断して、警報部60を動作させてユーザーに知らせる。
また、電圧異常信号のみが出力され、電流異常信号が出されない場合には、Hi側ソース端子HcもしくはHi側センス端子Hpが被測定素子DUTに接続されていないコンタクト異常と判断できるため、警報部60を動作させてユーザーに知らせる。
この第1実施形態に係る回路素子測定装置1Aによれば、被測定素子DUT不良の場合と、コンタクト異常の場合とで警報部60の警報形態(もしくは表示部の表示形態)を変えることにより、エラー表示がなされた場合、それがコンタクト異常によるものなのか、被測定素子DUT不良によるものなのかを識別することができる。
次に、図2により、第2実施形態に係る回路素子測定装置1Bについて説明する。この回路素子測定装置1Bは、計測対象を特に低インピーダンスの被測定素子DUTとして設計され、そのコンタクト異常をもっぱら制御部50のソフトウェアにより検出する。
そのため、上記第1実施形態に係る回路素子測定装置1Aから電流判定部21と電圧判定部31とを外した構成とし、電流検出部20にて検出された電流と、電圧検出部30にて検出された電圧とが、図示しないA/D変換器を介して制御部50に取り込まれる。なお、図2において、RhcはHi側ソース端子Hcに接続されるケーブルの配線抵抗、RlcはLo側ソース端子Lcに接続されるケーブルの配線抵抗である。
この第2実施形態に係る回路素子測定装置1Bでは、まず、同測定装置1Bの4端子計測にて良品の被測定素子DUTから吸収した電圧値,電流値が制御部50のメモリ51に格納される。
この例において、表2に示すように、良品の被測定素子DUTから吸収した電圧値は0.002V,電流値は19.61mAである(被測定素子;10μFのキャパシタ,周波数100kHz,1V(Vモード),1Ωレンジ固定,ケーブル長1m(発生電圧降下0.023V)での測定値)。
Figure 2009002857
制御部50は、上記したような電圧値,電流値を基準にして所定の閾値を有する良品電圧範囲,良品電流範囲を設定する。その閾値はユーザーにより任意に決められてよい。なお、以下の説明において、良品電圧範囲,良品電流範囲を「正常時もしくは正常値」ということがある。
実際の測定時に、制御部50は、被測定素子DUTから測定された電圧,電流のモニタ値が、良品電圧範囲,良品電流範囲のいずれかから外れている場合には、被測定素子DUTに接触されている各端子Hc,Lc,Hp,Lpのなかに、接触不良(コンタクト異常)があると判定する。
表2を参照して、まず、Hi側ソース端子Hcが外れている場合には、被測定素子DUTに電圧が印加されない。そのため、測定されるモニタ電圧値は正常時よりも低い約0V、モニタ電流値は正常時よりも小さい約0Aとなる(モニタ電圧,モニタ電流ともに異常)。
次に、Hi側センス端子Hpが外れている場合には、被測定素子DUTのHi側の電圧が検出されない。このとき、被測定素子DUTが高インピーダンスであれば、その被測定素子DUTから測定されるモニタ電圧は正常時よりも低い異常値を示す。一方、被測定素子DUTのインピーダンスが、ケーブルの配線抵抗Rlcよりも低い場合には、Lo側のケーブルの配線抵抗Rlcでの電圧降下分が測定されるため、測定されるモニタ電圧値は正常時よりも高い異常値を示す。測定されるモニタ電流値は正常値を示す(モニタ電圧は異常,モニタ電流は正常)。
次に、Lo側センス端子Lpが外れている場合には、被測定素子DUTのLo側の電圧が検出されない。このとき、被測定素子DUTが高インピーダンスであれば、その被測定素子DUTから測定されるモニタ電圧はほぼ正常値を示すが、被測定素子DUTのインピーダンスが、ケーブルの配線抵抗Rlcよりも低い場合には、Lo側の配線抵抗Rlcでの電圧降下分と被測定素子DUTの両端の電圧を合わせた電圧値が測定されるため、測定されるモニタ電圧値は正常時よりも高い異常値を示す。測定されるモニタ電流値は正常値を示す(被測定素子DUTのインピーダンスが配線抵抗Rlcよりも低いことを条件として、モニタ電圧は異常,モニタ電流は正常)。
次に、Lo側ソース端子Lcが外れている場合には、被測定素子DUTに電流が流れない。そのため、測定されるモニタ電圧値は正常時よりも低い約0V、モニタ電流値は正常時よりも小さい約0Aとなる(モニタ電圧,モニタ電流ともに異常)。
以上のことから、モニタ電圧値とモニタ電流値がともに異常の場合には、Hi側ソース端子HcもしくはLo側ソース端子Lcに接触不良ありと判断できる。
これに対して、モニタ電圧値が異常でモニタ電流値が正常の場合には、Hi側センス端子HpもしくはLo側センス端子Lpに接触不良ありと判断できる。
ただし、被測定素子DUTのインピーダンスが配線抵抗Rlcよりも低いことが条件とされるが、この第2実施形態に係る回路素子測定装置1Bが、特に低インピーダンスの被測定素子DUT用途(例えば、キャパシタの低ESR測定用途)であるかぎり、コンタクトチェック用の専用回路などを付加することなく、各端子Hc,Lc,Hp,Lpの接触不良を検出することができる。
本発明の第1実施形態に係る回路素子測定装置を示す概略的な構成図。 本発明の第2実施形態に係る回路素子測定装置を示す概略的な構成図。 第1従来例を示す概略的な構成図。 第2従来例を示す概略的な構成図。
符号の説明
10 信号発生部
20 電流検出部
21 電流判定部
30 電圧検出部
31 電圧判定部
50 制御部
51 メモリ
60 警告部
Hc Hi側ソース端子
Lc Lo側ソース端子
Hp Hi側センス端子
Lp Lo側センス端子
Rhc,Rlc 配線抵抗

Claims (5)

  1. 被測定素子に電圧を印加する信号発生部と、上記被測定素子に流れる電流を検出する電流検出部と、上記被測定素子の両端間の電圧を測定する電圧検出部と、上記電流検出部にて検出された電流と上記電圧検出部にて検出された電圧とからインピーダンスなどの素子定数を算出して表示部に表示する制御部とを備えている回路素子測定装置において、
    上記電圧検出部にて検出された電圧が少なくとも所定の閾値以下である場合に電圧異常信号を上記制御部に出力する電圧判定部と、上記電流検出部にて検出された電流が所定の閾値以上の場合に電流異常信号を上記制御部に出力する電流判定部とを有し、
    上記制御部は、上記電圧異常信号と上記電流異常信号とに基づいて、上記信号発生部側のHi側ソース端子もしくは上記電圧検出部側のHi側センス端子の上記被測定素子に対する接触状態の良否と、上記被測定素子自体の良否とを判定することを特徴とする回路素子測定装置。
  2. 上記制御部は、上記電流判定部から上記電流異常信号が出力された場合には、上記被測定素子に異常ありとしてエラー信号を上記表示部に出力し、上記電圧判定部から上記電圧異常信号が出力された場合には、上記Hi側ソース端子,上記Hi側センス端子のいずれかに接触不良ありとしてエラー信号を上記表示部に出力することを特徴とする請求項1に記載の回路素子測定装置。
  3. Hi側ソース端子を介して被測定素子に電圧を印加する信号発生部と、Lo側ソース端子を介して上記被測定素子に流れる電流を検出する電流検出部と、Hi側センス端子およびLo側センス端子を介して上記被測定素子の両端間の電圧を測定する電圧検出部と、上記電流検出部にて検出された電流と上記電圧検出部にて検出された電圧とからインピーダンスなどの素子定数を算出して表示部に表示する制御部とを備えている回路素子測定装置において、
    上記制御部は、上記被測定素子の素子定数を測定する先だって、あらかじめ良品の被測定素子から吸収された電圧値,電流値を基準にして所定の閾値を有する良品電圧範囲,良品電流範囲を設定し、
    実際の測定時に上記被測定素子から得られる電圧,電流のモニタ値が、上記良品電圧範囲,良品電流範囲のいずれかから外れている場合には、上記被測定素子に接触されている上記各端子のなかに、接触不良があると判定することを特徴とする回路素子測定装置。
  4. 上記制御部は、上記モニタ電圧値が上記良品電圧範囲よりも低く、かつ、上記モニタ電流値が上記良品電流範囲よりも小さい場合には、上記Hi側ソース端子もしくは上記Lo側ソース端子Lcに接触不良ありと判定することを特徴とする請求項3に記載の回路素子測定装置。
  5. 上記被測定素子のインピーダンスが上記Lo側ソース端子に接続されている配線抵抗よりも低いことを条件として、上記制御部は、上記モニタ電流値が上記良品電流範囲内であるが、上記モニタ電圧値が上記良品電圧範囲から外れている場合には、上記Hi側センス端子もしくは上記Lo側センス端子に接触不良ありと判定することを特徴とする請求項3に記載の回路素子測定装置。
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