JP2008544320A - プロジェクタの冷却システム - Google Patents

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Abstract

リフレクタと共に光源(2)を収容する光源フレーム(4)が配置されるプロジェクタハウジング(1)を有するプロジェクタ用の冷却システムが開示されている。リフレクタは、光源(2)によって放出される光ビームをプロジェクタハウジング(1)の光出力開口部へ反射する。光出力開口部は透明のディスクで覆われる。光源(2)を部分的に囲う対流冷却デバイス(5、51、52;6、60、64)は、光源(2)によって放出された熱を対流の発生によって発散させる。その結果、光源(2)によって、熱に対してリスクがあり或いは影響を受けやすい部品、例えばランプワイヤに放出される熱放射は、対流冷却デバイスによって遮蔽される。一方、プロジェクタハウジング(1)内部に位置する部品は、対流冷却デバイスに最適に結合されることにより最適に冷却される。さらに、最大の対流が生成され、プロジェクタの位置に係わり無く、例えばプロジェクタが傾いて運転されても、十分有効に機能する。

Description

本発明は、請求項1の前段部分に従ったプロジェクタの冷却システムに関する。
国際公開第2004/029507号(WO2004/029501A1)には、プロジェクタハウジングに配置された光源を有し、一端或いは両端で蓋が被され、ランプとリフレクタを有するプロジェクタが開示されている。このランプ、或いはバーナーは、例えば、メタルハライドランプ形式の放電ランプである。リフレクタは、光源から放出された光をプロジェクタハウジングの前面開口部の方向に反射するものであり、このプロジェクタハウジングは透明なカバー要素、例えば保護ディスク或いはレンズディスクによって密閉され得るものである。
可視光ビームを放出することに加え、燃焼式光源はそのアークつまりフィラメントで不可視の熱放出を生成する。この熱放出は赤外線スペクトル領域にあり、次に示す三つのプロセスによってこの光源の周囲に放出される。
a)この熱放出はその一部が、リフレクタ、光源ベース及び光源への供給リード線のような光源を囲む部品により、及びプロジェクタハウジングにより吸収される。これによって、これらの部品は材料の特性に悪影響を受け、そしてそれら自身が二次的熱源として振舞う。
b)電気接点を介し、及び光源ベースのセラミック体を介し、熱伝導が起こる。
c)光源の周囲の空気が熱せられて上方に上がり、対流の冷却プロセスでより冷たい空気を下方から上方に運ぶ。
最後に述べられたプロセスを支援し、高出力のプロジェクタをコンパクトな設計にするために、国際公開第2004/029507号で開示されているプロジェクタハウジングは、上方円筒形プロジェクタハウジング部と、下方プロジェクタハウジング部を有している。下方プロジェクタハウジング部は立方体の設計であり、互いに離れた換気ダクトを有する換気シャフトがこのハウジング部上に配置される。換気ダクトは、換気シャフト内に第一のフィン部と第二のフィン部とを有するフィンによって、互いに分離される。第一のフィンは空気出口開口に隣接しており、第二のフィンは空気出口開口に隣接するとともに第一のフィン部から離れて曲がっている。
米国特許第5,172,975号(US5,172,975A)には、円筒形プロジェクタハウジングに光源とリフレクタと照明出口開口とを有するプロジェクタが開示されている。このハウジング上には換気ダクトが形成され、このダクトは、光源が放出する熱の周囲を対流冷却するために循環し、フィンによって限定される。フィンは、円筒形プロジェクタハウジングの外側に離れて曲がり、その端でフランジが付けられている。その結果、第一に、光がプロジェクタハウジングの内部から出るのを防止し、第二に、空気の流れがプロジェクタハウジングから垂直に導かれるようになっている。
米国特許第1,758,290号(US1,758,290A)には、換気シャフトを有するプロジェクタが開示されている。これらの換気シャフトは、ハウジングの壁に配置されており、互いに離れた換気ダクトを有しており、そしてフィンによって互いに離されている。その結果、均一な換気ダクトが形成され、これらのダクトを介して冷却空気がプロジェクタハウジングの内部へ流れるようになっている。プロジェクタの光軸の上側及び下側のフィンの端は、プロジェクタハウジングの内部に突き出ていて、それぞれ反対方向に再度曲げられており、その結果、光軸の上側に配置されたフィンの端はプロジェクタハウジングの下面方向に向けられる。他方、光軸の下側に配置されたフィンの端は、プロジェクタハウジングの上側に向けられる。中央の水平部の二つの部分は互いに接続され、その結果、プロジェクタ内部に設置されたフィンの端の異なる配列によって、プロジェクタハウジングを通る冷却空気の循環が改善される。
国際公開第2004/029507号明細書 米国特許第5,172,975号明細書 米国特許第1,758,290号明細書
本発明の目的は、初めに言及したタイプのプロジェクタの冷却システムを特定することである。この冷却システムは、光源によって放出された熱を、ノイズがなく出来るだけ効率的なやり方でプロジェクタハウジングから発散させ、プロジェクタハウジングの内部に位置する部品を熱放射から守り、及び/又はそれらの部品を効率的に冷却する。
この目的は、請求項1の特徴による発明に従って達成される。
発明の解決策によれば、ランプ或いはバーナーによって放出された熱をプロジェクタハウジングから発散させ、ノイズが無く最大の効果をもって発散させ、プロジェクタハウジングの内部に位置する部品を熱放射から守り、及び/又はそれらの部品を冷却するプロジェクタの冷却システムが得られる。
発明の解決策は、初めに述べられた三つのプロセスを介して、ランプ或いはバーナーとして設計された光源によって放出された熱をプロジェクタから発散させる検討に基づいており、対流冷却デバイスが光源を一部囲み、光源によって放出される熱を直接発散させる対流の流れを生じさせるという事実により、最大限可能な効率をもって発散させ、その結果、
−冷却システムは、プロジェクタハウジングから少なくとも部分的に分離され、この場合、プロジェクタハウジング及びプロジェクタの部品収容を形成する上で、より大きな自由度を与えることができる。
−光源によって放出される熱放射は、例えば、対流冷却デバイスのランプケーブルのような、リスクのある部品或いは熱の影響を受けやすい部品に対して保護される。
−プロジェクタハウジングの内部に配置され、熱放射に対して保護され得ない部品、例えばリフレクタ、或いは、それに対して直接熱の対流が発生するような部品、例えば光源のベースは、対流冷却デバイスに最適に結合されることによって、最適に冷却される。そして、
−最大の対流の流れはプロジェクタの位置に係わりなく生成され、たとえプロジェクタが傾いて操作されていても十分有効である。
その結果、先行技術の場合、プロジェクタの光源によって放出される熱放射は、冷却フィンの配置及びプロジェクタハウジングの冷却シャフトにより対流を通して冷却空気を強力に与えることによって発散されるが、この先行技術からの既知の冷却システムと対比すると、本発明によれば、熱源の場所で、特に光源自身で直接に熱が吸収され、最大可能な効率でプロジェクタから熱が発散される。その結果、プロジェクタハウジングの内部に位置する部品、特に熱に敏感な部品は、完全に保護されるか、或いは最適冷却によりオーバーヒートから保護される。
対流冷却デバイスは、十分に早い層流の空気の流れを好適に生成する。この空気の流れは、光源によって放出される熱を、出来るだけ早くかつ最大限可能な効率でプロジェクタから発散させ、対流冷却デバイスは光源を部分的に囲み、プロジェクタが傾いて操作されようとも、早い層流の空気の流れを支援し保持する。対流冷却デバイスの冷却フィンは、重力の方向すなわちプロジェクタハウジングの内部に垂直な方向に、選択的に互いに平行に配列され得、或いは、特に非対称な加熱を考慮すると、ほぼ層流の冷却空気が冷却フィン間に形成される全てのギャップで維持されるように、互いに傾いて配列され得る。
冷却フィンから生じる熱せられた空気の渦は、異なる長さの冷却フィンにより、特に内側冷却フィンを外側冷却フィンより長くすることで、僅少に維持される。異なった長さの冷却フィンに替えて、或いはそれに加えて、熱を放出するために冷却フィンはそれらの端で外側に向かって曲げることもでき、その結果、空気の流れの対流を妨げる渦の発生を大幅に低減される。
冷却フィンは、プロジェクタの全体の高さに渡って好適に延びており、それによって、冷却システムをプロジェクタハウジングの内部から出来る限り遠くに分離させることができる。
本発明の有利な開発は、冷却フィンパックへと結合されるようなやり方で、光源の上側及び下側に鉛直方向に冷却フィンが配列されるという点に特徴付けられる。
互いに平行に或いは傾いて配置された多くの冷却フィンを有する冷却フィンパックを設計することにより、一方では、冷却空気はターゲットとされるやり方で熱源に導かれる。他方、熱源によって放出される熱せられた空気は、熱源の上に位置する冷却フィンでプロジェクタハウジングの外側へ発散され、熱せられた空気は冷却フィンに沿ってほぼ層流となって流れ、冷却フィンパックから放出されるまでは渦を形成しない。その結果、熱負荷は最大可能効率及び最短時間で発散される。
冷却フィン間に形成されるギャップのギャップ厚は、少なくとも冷却フィンの壁の温度と冷却フィンパックの高さとの関数として好適に決定される。
冷却フィンパック内部での熱移動中、循環する空気の流れは冷却フィンの熱せられた表面と接触し、その結果、フィン上部に位置する空気の薄い層は、程度の差はあるが、分子熱対流によって熱せられ、この過程で膨張し、上昇する。この上昇の効果は、一方で、冷却フィンの壁と流れの内部での摩擦力と、他方で上昇力とが、そのように生成された自然対流のバランスを保持するまで、熱せられた空気の固まりを重力に抗して上方へ移動加速させることである。その結果、自然対流による最適な冷却効果を得るため、その摩擦力は、新たな流入即ち冷たい空気が冷却フィンの壁でわずかに妨げられる程度に小さい必要がある。冷却熱流は、冷却フィンパックの異なるシャフト高に対するキャップ厚の関数として、この熱力学プロセスから、冷却フィンの異なる壁温度ごとに決定され得る。冷却フィンパックの最小の全体的な空間に関連した、最善の可能な冷却のための冷却フィンの最適な空間は、ギャップ厚或いは冷却フィンパックのシャフト高にわたる熱流のそのように解明された曲線から決定され得る。
本発明の有利な改良では、上側及び下側の冷却フィンパック間に形成される隙間でランプホールダを収容する対流冷却ボックスを形成するため、冷却フィンパックは両側のサイド板によって限定される。
対流冷却ボックスで熱を放出する光源を部分的に含むことにより、一方で、光源を介して放出される熱は、最適化された層流の対流の流れによって最適に発散される。そして、サイド板によって、熱放射が、最適化された層流の空気の流れが加えられない空間のプロジェクタハウジングの内部を加熱しないようにしている。サイド板は、プロジェクタハウジングを介した二次放射を介してのみ、その吸収された熱を放出することができる。
光源を部分的に囲む対流冷却ボックスの設計により、生成される対流空気の流れの効率を高め、光源によって放出される熱を実質的に対流冷却ボックスに発散させることを限定する。その結果、プロジェクタハウジングの寸法付け及び形状は、光源によって放出される熱を発散させるための設計の特徴によって、もはや実質的には決定されない。これによって、プロジェクタハウジングのより小さい全体サイズに加えて、プロジェクタハウジングを形成する上でより大きな自由度が可能となり、プロジェクタのリスクのある部品をプロジェクタハウジングの内部へ移動させる可能性を付加的に与えることができる。
対流冷却ボックスは、光源自体より実質的に幅が広くないことが好ましい。従って、プロジェクタハウジングは、プロジェクタの放射方向と反対側のプロジェクタハウジング先端部の従来のプロジェクタハウジングよりも幅が狭く設計され得る。或いは、従来の冷却ボックスの配列によって、従来の十分に換気されるプロジェクタの内部よりも実質的に熱せられる量が少ないプロジェクタハウジングの内部は、ケーブル、電気部品或いはその他の熱の影響を受けやすい部品を収容及び配置するために使用され得る。
光源から放出される散乱光を遮断するため、及び散水に対する保護として、上部冷却フィンパック或いは対流冷却ボックスはプロジェクタハウジングの上側部分から導かれる。そして、プロジェクタハウジングに向かって方向付けされる角度の付いた端部を有するカバープレートで覆われる。
対流冷却ボックスの設計において、ランプホールダは上側及び下側の櫛形形状即ちスロットを有するのが好ましい。そのスロットには、冷却フィンの少なくとも一部は嵌るが、動きの自由を伴う。
熱のストレスは、ランプホールダと冷却フィン或いは冷却ボックスとの間に発生する可能性がなく、或いは、ランプホールダ或いは冷却フィンに対して損傷をもたらし得ず、この方策は、ランプホールダから冷却フィン或いは対流冷却ボックスへの最適な熱の伝達を保証している。
光源の熱放射に特にさらされるリフレクタを最適に冷却する目的のために、及びプロジェクタが傾いてもより良い冷却作用が得られるように、プロジェクタの放射方向の冷却フィンの前面エッジは、リフレクタの形状に適合されており、ほぼリフレクタを覆っている。冷却フィンの前面エッジはリフレクタにもたれるか、或いはリフレクタにしっかり留められる。
リフレクタから冷却フィン或いは対流冷却ボックスへの熱の伝達をさらに最適化する目的のために、リフレクタの後方側には冷却フィンを備えることができ、この冷却フィンは、対流冷却ボックスの冷却フィン間で形成されるギャップの櫛の形状に係合する。その結果、リフレクタが冷却ボックスに対して、或いは、冷却ボックスがリフレクタに対していつ動いても、光源が一部冷却ボックス内で配置され、最適な熱の伝達は保証される。
光源によって放出される熱放射からリフレクタをさらに軽減させることは、冷却フィン間で形成されるギャップに開く喚起孔をリフレクタが有しているという事実に基づく本発明のさらなる特徴に従って得られる。
本発明のこのさらなる改良は、小平面リフレクタを併用することで特に有利となることがわかる。それは、小平面リフレクタは散乱光の散乱をもたらし、その結果、個々の小平面を、或いはその一部を取り除いても、光の配光に影響せず、プロジェクタによって放出される光の量に最小の影響しか及ぼさないからである。
プロジェクタの冷却システムの一つの変形では、リフレクタに切り抜き部を備えることが可能である。それは、一つ或いは二つ以上の小平面の横列を有する環状領域、或いは一つ或いは二つ以上の小平面の縦列を有する扇型部分型領域が空となっているという事実から形成されるものである。例えば、冷却空気の流れがリフレクタへ、そしてそのように形成された切り抜き部を通ってリフレクタを通り抜けて流れることが可能である。
切り抜き部によって生じる光の損失を軽減するために、環状及び/又は縦型の切り抜き部は、この場合半径方向に間隔があるセクションで覆われる。このセクションは反射小平面から形成され、リフレクタ軸上のランプ位置から見ると、切り抜き部を完全に覆い、リフレクタ表面にほぼ平行に延びている。特に、切り抜き部を覆うセクションは、リング及び/又はリフレクタで切り抜かれた領域に対して寸法が拡大された扇型部分によって形成され得、その結果、リフレクタ軸から見ると、リフレクタの実際の表面の上流或いは下流に配置される。このため、リフレクタ配置に関連し、冷却空気の流れの進入がリフレクタで中断される。このリフレクタ配置は、同時に、実際上は光学的に変化はなく、従って、切り抜き部によって生じる光の損失は最小限に抑えられる。
半径方向に間隔のあるセクション、例えば、特に表面形状或いは配置に関連して切り抜き部を覆うための環状或いは縦型セクションを形成する小平面の設計変更によって、この場合、リフレクタ配置が所望の光の配光を生じるように、切り抜き部を備えるリフレクタの光の配光を、切り抜き部のないリフレクタと比較して変化しないように設計することが可能である。
本発明の解決策のさらなる改良では、熱発散プレートがガラス容器と光源の接触ピンとの間に配置され、冷却フィンパックの冷却シャフトに揃えられる。
本発明の解決策のこのさらなる改良では、電気接点及び電線のようなリスクのある部品の、光源によって放出される熱放射の前での遮蔽が改善される。これは、プロジェクタが傾いた時でも、熱せられた空気は、ランプホールダから冷却フィンパックへ或いは冷却フィン間に形成された冷却シャフトへ向かって上方或いは下方へと導かれるからである。
プロジェクタが傾いた場合においても熱の消散を最適化するため、熱消散プレートは、V、U或いはS型の設計であり、本発明の解決策のさらなる改良では、このプレートは直接に光源ベースに接続可能である。
その代案として、熱消散プレートはランプホールダに、特にランプクランプに接続可能である。ここで重要なことは、熱い空気の流れを後方で遮るために、熱消散プレートをできるだけ確実に、ランプネックに抗して、つまりプロジェクタの放射方向に抗して位置させることである。
本発明の解決策は、特に、円筒状光源がプロジェクタの軸方向に配置されてリフレクタの中央開口部に挿入されるようなプロジェクタに好適である。この軸方向の光学システムの場合、光源の光放出ガラスシリンダはリフレクタの内部に設置され、一方ランプベースは対流冷却デバイス、つまり、冷却フィン、冷却フィンパック或いは対流冷却ボックスに取り付けられ、そしてリフレクタの外形に適合された冷却フィンの前面エッジは、最適な熱伝達のために、リフレクタの後面に抗して置かれる。最大限の効率が、それによって、光源から生じる熱負荷を取り除くことで保証され、放射角度を防ぐため光源の軸方向の変位も与えられる。
その代案として、光源を鉛直方向(垂直)に揃えることが可能であり、冷却フィンパック或いは対流冷却ボックスがリフレクタに抗して置くこと或いはそれらをリフレクタに接続することが可能であり、或いは光源を鉛直方向に直角(水平)に揃えてリフレクタの切り抜き部に配置することが可能である。他方、冷却フィンパック或いは対流冷却ボックスはリフレクタに抗して位置し、或いはリフレクタに接続される。
図に示された典型的な実施例を用いて、本発明が基礎としているアイディア、及び本発明の更なる特徴及び利点を詳細に説明する。
図1に示された側面図、図2による部分的に切除した斜視図、図3によるプロジェクタの断面図及び図6によるプロジェクタの長手方向の断面図は、プロジェクタハウジング1を示しており、このプロジェクタハウジング1は、プロジェクタハウジング1の中央円筒状ランプハウジング10と、下側の多角形の機能的なハウジング11と、円筒状ランプハウジング10から台形形状で突き出ている上側部分12と、図6に示されているリフレクタ3の外形に適合された前面部13とを有している。
図1による側面図及び部分的に切除した図2による斜視図から推測されるように、リフレクタハウジング1の場合、熱を放出する表面を大きくするために、特に円筒状ランプハウジング10のフィン、それなしで済まない場合は通常顕著な効果のあるものであるが、そのフィンなしで済ますことができる。これは、対流の流れを生じさせるために、本発明の対流冷却デバイスがランプ2によって放出される熱を、特にそのためのガラス容器71を介してプロジェクタハウジング1の上部の台形部12へと特に発散させ、それによって、プロジェクタハウジング1の内部に位置する部品を、強烈な熱負荷から保護するからである。
図6に従い、プロジェクタハウジング1の光を放出する前面は、ガラスディスク或いはレンズディスクの形態のカバー要素で閉じられる。円筒状ランプハウジング10に接続されたプロジェクタの弓形ハンドル15は、スタンドの固定或いはプロジェクタの吊り下げのほかに移動の目的にも役に立つ。また、このハンドルは、重心を移動させるためにランプハウジング10の軸方向に調整が可能である。
プロジェクタの稼動中、バーニングランプ2は、そのアーク或いはフィラメントで熱を生じさせ、この熱は一部が周囲の部材、特にはリフレクタ3、プロジェクタハウジング1及び前面カバーディスク或いはカバーレンズ14により熱放射として吸収される。そして、これによって、熱負荷の影響を受けやすい物質で構成され、適切に寸法設定されなければならないこれらの部品の実質的な負荷が生じる。しかし、これらの部品は二次的熱源としても働き、一方でその二次的熱源は、周囲に或いはさらなる部品、特にプロジェクタ内部の部品に熱を放出する。その結果、熱を放出する十分に大きな表面を得るために、例えば、プロジェクタハウジングのフィンを提供することが必要である。
さらに、ランプベース22のセラミックボディを介するのと同様に、接触コネクタ41、42及び供給リード線171、172を介して、直接の熱伝導が発生する。
最後に、バーニングランプ2によって放出された熱は、ランプ2の周囲の空気を熱し、熱せられた空気は重力の方向に抗して上に上がり、そして冷えた空気を下から運ぶ。この対流の流れを援助するのに必要なことは、熱せられた空気を周囲に放出することができるように、プロジェクタの下側に適切に寸法設定された空気の入口を備えること、及びプロジェクタの上側に空気の出口を形成することである。この場合、空気の入口及び空気の出口穴を形作ることによって、プロジェクタハウジング1からの迷光が生じないようにすることができる。
上記理由から、従来技術によって設計されたプロジェクタハウジングは、バーニングランプから放射される熱負荷を吸収することができるように、プロジェクタパワーに対して大きい寸法付けがなされる。さらに、熱を放出する表面を十分大きく設定するため、及び光をプロジェクタハウジングから漏出させることなく十分大きな対流を保証するため、それらの外部表面を堅牢に形成させている。
これに対して、本発明のプロジェクタの冷却システムの場合、バーニングランプ2によって放出される熱の熱伝導をターゲットとしており、この場合、例えば図2及び3に従い、ランプケーブル171、172及び、接触ピンがランプ2のランプベース22(図5及び6)に差し込まれる接触コネクタ41、42のような熱にさらされる部品に対する熱的放射が熱発散プレート7によって遮断される。さらにこの場合、例えばリフレクタ3のように熱放射に対して保護され得ない部品、つまり、例えば熱が直接伝わるランプホールダ4は、熱発散部品に最適に結合されることによって冷却される。さらには、対流のプロセスが対流冷却デバイスによって最適化され、その結果、プロジェクタが、例えば傾いた状態で稼動されたときでも有効な、速い層流の空気の流れが生成される。
この目的のために、本発明の冷却システムは、図2から6に従い、対流冷却ボックス5を有している。この対流冷却ボックスは、互いに平行に配列され鉛直方向に揃えられた数多くのプレート型冷却フィン6と、両サイドのプレート51、52とを有している。冷却フィン6は組合わされて、上部及び下部の冷却フィンパック61、62を形成する。フィンパック61と62の間には、ランプ2の一部、特にランプベース22或いはランプベース22を保持するランプホールダ4が囲まれている。ギャップ60が個々の冷却フィン6間に形成され、その結果、二つの冷却フィン6間には、それぞれのケースにおいて、冷却シャフトが形成される。その冷却シャフトを介して、冷却空気が下部の冷却フィンパック62から上昇させられ、熱せられた空気が上部冷却フィンパック61から放出される。
冷却フィン6間に形成される冷却シャフトは、ランプ2によって生成される熱を発散させるために、最適で速い層流の空気の流れを保証するように寸法設定される。熱流束のシャフト幅ごとの依存度は、様々なシャフト高をパラメータとする個々の冷却フィン6間のギャップ60の幅の関数として、実験によって決定することが出来る。さらに、熱流束のシャフト幅ことの依存度は、冷却フィン6の異なる壁温を所与として、様々なシャフト厚をパラメータとするシャフト高の関数として決定することができる。そして、この依存度は曲線としてプロットすることが出来る。
このことから導かれることは、過度に小さいギャップ厚ではいかなる冷却作用もほとんど生じないということである。なぜなら、上昇力と比較して、表面の容量に対する割合が好ましくないため、摩擦が非常に大きいからである。ギャップ厚の増加につれて、冷却作用は最初急峻に増大し、最終的には漸近的に一定値に近づく。これは、熱せられた表面からあまりにも離れた位置にある空気パケットは、どんな場合も熱せられ得ず、従って対流の流れに関与しないからである。
プロジェクタハウジング1の所定の寸法に対して、冷却フィンの最適な間隔を決定するときに考慮されることは、小さいギャップ厚の場合、プロジェクタハウジング1により多くの冷却フィン6を収容することが可能であるにもかかわらず、その効果は比例する以上に減少し、一方、間隔が余りにも大きいと全体のスペースは無駄になる。それぞれの最適解は、座標原点を通過する正接が上記曲線に接するところに見出される。
ランプ2によって放出される熱、周囲温度及び使用可能な全体のスペースを考慮して、冷却フィン6及び/又は冷却フィンパック61,62及びひいては対流冷却ボックス5の最適な寸法設定を決定することが可能である。これによって、例えば、壁温摂氏200度(℃)及び冷却フィン6間に形成されるシャフト高0.5メートル(m)とすると、8ミリメートル(mm)の最適なギャップ厚の結果が得られる。
図2及び3に従って、ランプ2によって放出される熱は、上側冷却フィンパック61を介して導かれ、プロジェクタハウジング1の上側の台形部12の領域に出力される。この台形部12の領域には、横方向下方に曲げられた端81、82を有するカバープレート8と、フィン状の外部表面80とが配置されており、プロジェクタハウジング1の上側の台形部12において、最適の熱分配をもたらしている。
冷却フィン6の平行配列の代替として、冷却フィンは、冷却フィン6が非対称的に熱せられるときでも最適な冷却の流れが設定されるように、互いに傾けることも可能である。
熱せられた空気が、カバープレート8下の冷却フィン6の上端を出るときに、渦を出来るだけ抑制するために、対流冷却ボックス5の冷却フィン6は様々な長さで寸法設定することができる。その結果、例えば、内側の冷却フィン6が外側の冷却フィンよりも長くなるようにして、それによって、冷却フィン6上端から出る熱せられた空気はより簡単に横方向に逃げることができる。
この理由のため、冷却フィン6は上端で外側に向かって曲げることもできる。そうすることによって、熱せられた空気の横方向への除去を支援する。
特に、図3に従う断面図から推測されるように、冷却フィン6はプロジェクタの全体の高さにわたって延びており、従って最適な対流空気の流れ及びプロジェクタハウジング1の内部からの冷却システムの可能最大限の遮断を可能としている。その結果として、プロジェクタハウジング1の残りの内部スペースは、熱の放射が可能最大限軽減され、その結果、プロジェクタハウジング1を構成するのにより大きな自由度が与えられ、ケーブル及び電気部品などのような熱の影響を受けやすい部品をプロジェクタハウジング1の内部に収容することを可能にしている。
熱を、ランプホールダ4から上側及び下側の冷却フィンパック61、62へ最適に移動させるために、図3に従い、ランプホールダ4は櫛状の切り抜き部、つまりスロット40を有している。スロット40には、冷却フィン6が遊びを伴って係合し、その結果、冷却フィン6とランプホールダ4との間でいかなる種類の熱ストレスも発生し得ない。これらの櫛状の形状は、冷却フィン6へのより優れた熱移動をするという目的に適うものであり、熱のストレスがランプホールダ4と冷却フィン6或いは対流冷却ボックス5との間に発生することも、ランプホールダ4及び/又は冷却フィン6にダメージを及ぼすこともない。
図2及び4乃至6に従い、リフレクタ3を保護するために、プロジェクタの放射方向における冷却フィン6の前面エッジ64は、リフレクタ3の外形に適合した形状を有している。リフレクタ3の外形に対する冷却フィン6の前面エッジ64のこの適合は、リフレクタ3から対流冷却ボックス5への良好な熱移動をもたらす。冷却フィン6は、リフレクタ3の外側の壁をゆるく当たるか或いはリフレクタ3にしっかりと留められるかの選択が可能であり、その結果、このようにして、リフレクタ3から冷却フィン6へ及び対流冷却ボックス5への熱移動を最適化している。
冷却フィン6の前面エッジ64のリフレクタ3外形への適合の更なる利点は、リフレクタ3から冷却フィン6及びそれに従って対流冷却ボックス5上への好適な熱移動が、プロジェクタが傾いて駆動されたときでも、保証されるという点である。
対流冷却ボックスの冷却フィン6に櫛のように係合するリフレクタ3に付加的に取り付けられる冷却フィンは、プロジェクタの放射特性を変化させる目的のため、リフレクタ3と光源2及び光源2を一部囲む対流冷却ボックス5との間における相対的な移動が与えられたときでも、リフレクタ3から対流冷却ボックス5への好適な熱移動を保証する。
リフレクタ3と前側カバーディスク14との間の領域におけるリフレクタ3の前側に発生する熱をより好適に発散させる目的のため、リフレクタ表面に切り抜き部を設けることが可能である。この切り抜き部は、冷却フィン間に形成されるギャップに向かって開放され、その結果、熱の流れがプロジェクタ前面の構造上の空間から対流冷却ボックス5へと生じ、リフレクタ3及び前面カバーディスク14と双方の負荷、或いはプロジェクタハウジングの前面部13の負荷が軽減される。この付加的な対流の流れは、特に、光反射面が複数の個別の小平面から形成されている所謂小平面リフレクタが使用されている場合、発生する。熱の発散のための開口は、個々の小平面或いは個々の小平面の複数の部分を削除することによって得ることが出来、これによってプロジェクタによって放出される光量の著しい低下は生じない。
リフレクタ3の小平面33の横列或いは縦列の全体をなくするような場合の切り抜き部36は、図7乃至10に図示されているリフレクタ3の実施例の場合において、冷却を最適化するために提供される。
図7及び8にリフレクタが図示されている。このリフレクタにおいては、その表面の環状の切り抜き部36は小平面33のリング35b'で覆われている。リング35b'は多くの小平面の横列から形成され、切り抜き部36の領域において、リフレクタ3よりも大きな直径及び高さを有している。従って、リング35b'は、リフレクタ軸から見ると実際のリフレクタ3の後方に配置される。このように、切り抜き部36を有するリフレクタ構造が与えられる。このリフレクタにおいては、例えば、冷却空気の流れがリフレクタ3の内部に入って貫通する。一方、それと同時に、リフレクタ3の光学的な振る舞いは損なわれない。
切り抜き部36を覆う働きをするリング35b'は、この場合、実際のリフレクタ3から半径方向に距離をあけて配置され、切り抜き部36の領域でのリフレクタ3の元の表面とほぼ平行に延び、そして、リフレクタ軸から見て、特にリフレクタ軸上にある可能なランプの位置から見て、切り抜き部36を完全に覆うために、リフレクタ軸の方向で隣のリング35a、35cとそれぞれ重なり合っている。このように、リフレクタ3の切り抜き部36から散乱される光から生じる損失は軽減させることができ、このように記載された切り抜き部36を備えたリフレクタ3に生じる効率及び配光はほとんど影響を受けない。一方、冷却作用は、個々の小平面33を取り出し場合と比較して格段に強まる。
図9及び10に図示されるリフレクタ3においては、冷却の流れのための切り抜き部36が、リフレクタ3の扇型領域をなくすることによって提供される。そして、リフレクタ軸から見て、実際のリフレクタ3の後に配置された、半径方向に間隔の空いた扇型部分34'によって覆われる。扇型部分34'は、多くの縦列の小平面33によって形成され、切り抜き部36の領域におけるリフレクタ3の元の表面とほぼ平行に延びている。図9から明らかなことは、扇型部分34'は、第一に、その高さがリフレクタ軸に沿って増大し、半径方向では、リフレクタ軸に垂直に増大しているという点であり、第二に、リフレクタ軸からみると外側に、言い換えると、実際のリフレクタ3に対して半径方向に、位置ずれしたかたちで配置される。この場合、扇型部分34'は、周方向で扇型部分34'に隣接する扇型部分と重なり合うように、リフレクタ3の周に沿ってリフレクタ軸に垂直に付加的に設計することができる。
図7乃至10に従い、リフレクタ3は切り抜き部36を有し、この切り抜き部36によって、リフレクタ3及びリフレクタ3の内部に配置されリフレクタ3で囲まれているランプ2に対する有効な冷却が可能である。プロジェクタの光パワー及び配光は、扇型部分34'の設計及び空間的な配置によって影響されることはほとんどなく、切り抜き部36の被覆部つまりリング35b'を形成する結果、プロジェクタは、閉じたリフレクタ3を有する形状の効率と同程度の効率を有する。
ここで指摘されることは、図7乃至10は寸法に忠実に描かれていないということであり、特に、被覆の働きをするセクション34'、35b'間の半径方向の隙間及びリフレクタ3は、図示されたものよりも小さくなり得る。
図7乃至10に従ったリフレクタ3の実施例の場合、リング35b'或いは扇型部分34'での曲率及び配置に関して小平面33の設計を変更することによって、切り抜き部を有するリフレクタ3によって生じる配光が、閉じたリフレクタ3の場合における配光と同程度であるように配置することが可能である。
さらに、冷却の更なる改良を達成するために、リフレクタ3の小平面33の全横列或いは縦列の削除によって一つの切り抜き部を与えるだけでなく、多数のリング35b'及び/又は扇型部分34'或いは小平面33の削除、移動及び/又は縮小拡大によってリフレクタ3に多くの切り抜き部を与えることが考えられる。
上述の対流冷却デバイスに加えて、本発明の冷却システムは、図3に従って、下方の多角形の機能的なハウジング11に配置された換気シャフト18を有している。この換気シャフト18を介して、冷却空気は、対流冷却ボックス5と円筒状ランプハウジング10との間に形成されるプロジェクタハウジング1の内部に導かれる。対流によって、この冷却空気は、対流冷却ボックス5の両サイドのプレート51、52によって放出される熱をプロジェクタハウジング1の上方の台形部12に導き、その結果、ハウジング内部のこの部分において、熱の蓄積を回避する。この場合、冷却空気は、プロジェクタハウジング1の外側に配置された、換気シャフト18の空気出口開口部を介して、プロジェクタハウジング1の内部に開口している光出口開口部に移動するとともに、対流冷却ボックス5を介して、プロジェクタハウジング1の上方の台形部12に移動する。
図5に従う、斜視図から推測できることは、ランプ22が、上方冷却フィンパック61と下方冷却フィンパック62との間に形成される空間63で、対流冷却ボックス5によってどのように囲まれているか、及び、プロジェクタの光軸上のこの空間63、即ち軸方向にどのように移動可能に支持されているか、ということである。ランプ2の位置によらず、少なくともランプ2の一部、特にランプベース22は対流冷却ボックス5によって囲まれ、その結果、ランプ2によって放出される熱の発散によって最適な熱の移動及び速い層流の空気の流れが保証される。
図5及び6に従い、本発明のプロジェクタのための冷却システムのさらなる特徴として、V型の熱発散プレート7がランプベース22に接続される。そして、このプレートは、プロジェクタハウジング1の内部に導かれたランプケーブル171、172のような熱に特の影響を受けやすいプロジェクタ部品、及びランプホールダ4の接触コネクタ41、42を過剰加熱から保護する。これは、熱発散プレート7は、これらの部品を熱の放射から遮蔽し、ランプベース22を介して導かれる熱を外側へ、特に対流冷却ボックス5の上方及び下方の冷却フィンパック61、62へと発散させるという事実による。
熱発散プレート7のランプベース22への結合は、プラグオン部品として形成される熱発散プレート7をランプベース22或いはランプネックに差し込むことによって好適になされる。熱発散プレート7は、光源2によって放出される熱い空気の流れを遮断するために、プロジェクタの放射方向と反対側すなわち後方になるように、出来るだけ確実に、ランプネックに対して当接するように設計される。
熱発散プレート7のランプベース22或いはランプネックへの結合の代替として、熱発散プレート7は、光源2の接触ピン或いはプロジェクタの接触コネクタを機械的に解放するために与えられる別個のランプクランプに結合させ、ランプベース22を囲んで機械的に固定することも可能である。
上述の典型的な実施例は、プロジェクタの光軸上で調整可能である軸方向に揃えられたランプ2を用いて説明されたが、ランプ或いはバーナーのこの配列形式に制限されることはない。このように、本発明の冷却システムは、ランプがリフレクタの前に垂直に置かれる球状の光学システム、或いは、もし適当であればリフレクタの切り抜き部に置かれ、リフレクタに対し横方向に装着される二つの蓋のあるランプが使用される球状の光学システムでも勿論使用することができる。これらの変形の場合においても、上述の対流冷却デバイスは、同様に、熱発散プレートのように有利に使用することができる。
対流冷却デバイスを有するコンパクトなプロジェクタの側面図である。 図1によるプロジェクタの一部断面の斜視図である。 線III−IIIに沿った図1及び2によるプロジェクタの断面である。 図1から3によるプロジェクタの対流冷却ボックス及びリフレクタの一部斜視図である。 対流冷却ボックスに一部囲まれた、軸状に揃えられたランプの一部斜視図である。 図1によるプロジェクタの長さ方向の断面である。 環状の切り抜き部を有するリフレクタの略図である。 扇型部分型の切り抜き部を有するリフレクタの略図である。
符号の説明
1 プロジェクタハウジング
2 光源(ランプ或いはバーナー)
3 リフレクタ
4 光源ホールダ(ランプホールダ)
5 対流冷却ボックス
6 冷却フィン
7 熱発散プレート
8 カバープレート
10 ランプハウジング
11 機能的なハウジング
12 プロジェクタハウジングの上方の台形部
13 プロジェクタハウジングの前面部
14 カバーディスク或いはカバーレンズ
15 プロジェクタの弓形ハンドル
18 換気シャフト
21 ガラス容器
22 光源ベース(ランプベース)
31 リフレクタの第一の開口
32 リフレクタの第二の開口
33 小平面
34、34' 扇型部分
35a−e、35b' リング
36 切り抜き部
51、52 サイドプレート
60 ギャップ
61 上方冷却フィンパック
62 下方冷却フィンパック
63 空間
64 冷却フィンの前面エッジ
80 カバープレートのフィン状外側表面
81、82 フィン状外側表面の下方に曲がった端
171、172 供給ライン
米国特許第1,758,290号(US1,758,290A)には、換気シャフトを有するプロジェクタが開示されている。これらの換気シャフトは、ハウジングの壁に配置されており、互いに離れた換気ダクトを有しており、そしてフィンによって互いに離されている。その結果、均一な換気ダクトが形成され、これらのダクトを介して冷却空気がプロジェクタハウジングの内部へ流れるようになっている。プロジェクタの光軸の上側及び下側のフィンの端は、プロジェクタハウジングの内部に突き出ていて、それぞれ反対方向に再度曲げられており、その結果、光軸の上側に配置されたフィンの端はプロジェクタハウジングの下面方向に向けられる。他方、光軸の下側に配置されたフィンの端は、プロジェクタハウジングの上側に向けられる。中央の水平部の二つの部分は互いに接続され、その結果、プロジェクタ内部に設置されたフィンの端の異なる配列によって、プロジェクタハウジングを通る冷却空気の循環が改善される。
欧州特許出願公開第0389659号(EP0389659A1)には、コンパクトな設計の放射体の形式をとったプロジェクタが開示されており、このプロジェクタは、ランプと、リフレクタ部と、ブロック形ハウジングと、冷却器とを有している。ランプは一方の端或いは両端で蓋がれる。リフレクタ部は、環状のフレームブラケットを有し、パラボリックリフレクタがこのブラケットに挿入され、リフレクタ部の照明出口にはガラスディスク用の側面ホールダが配置される。ブロック形ハウジングは、熱の影響を受けやすい電気・電子部品を保持するためのものである。冷却器は、ランプの高さでリフレクタ部の側面に配置される。冷却器は、フランジアタッチメントを有し、このアタッチメントはランプ軸の範囲に配置され、リフレクタ部の外側に冷却表面要素と隣接される。この要素は、冷却フィンブロック、多孔板配置、薄板配置或いは栓配置として設計されるものである。ランプホールダは、冷却器のフランジアタッチメントに効率的に熱伝導接触されるように挿入される。このアタッチメントはチューブフランジとして設計されたものであり、冷却器は、フランジアタッチメントと共にリフレクタの開口を通ってリフレクタ内部へ向かって突き出ている。一方、冷却表面要素は、その全幅を超えてブロック形ハウジングの近接側壁に渡って突き出ており、その結果、冷却表面要素の領域で熱せられた空気は流れてハウジングを通り過ぎていき、その過程で、ランプによって放出された熱は、対流によって、冷却器を介して周囲の空気に発散され、温度の影響を受けやすい電気及び/又は電子部品を含むブロック形ハウジングを通る。
米国特許第5,515,254号(US5,515,254A)は、プロジェクタの弓形タイプのハンドルで移動可能に配置されたハウジングを有する色混合プロジェクタを開示している。光源と冷却デバイスはハウジングの第一部分に配置され、他方、第二のハウジング部分は、移動可能なカラーフィルタとレンズカバーを含んでいる。冷却デバイスは、第一のハウジング部分に組み込まれる高低のある外付け冷却リブを多く有している。第一のハウジング部分は、アルミニウム鋳造から成っており、外形がほぼ楕円の輪郭を有している。その楕円外形には楕円形リフレクタが配置され、楕円形リフレクタは光源を囲んでいる。楕円の切り欠きを活用することで、ハウジングは光源を囲み、その光源は冷却デバイスの環状切り欠きによって囲まれるマウントに挿入される。内部冷却リブは、高低のある外付け冷却リブと位置揃えされており、この内部冷却リブは、環状部分の内部環状外周の周りに配置されるとともに、比較的大きな熱吸収表面を形成している。他方、熱は付加的な換気開口を介して発散される。第一のハウジング部分の正面終端は、ハウジングの第二の正面部分から離れた光源によって放出される熱を保持する板によって形成されている。
欧州特許出願公開第0751339号(EP0751339)には、パラボラ型リフレクタと、光源装置と、二つの部分に分かれたチューブ状ハウジングとを有し、このチューブ状ハウジングには正面レンズが配置される。パラボラ型リフレクタの光軸上には光源装置を保持するための中央開口部が備えられており、この光源装置は、光源と、アルミニウム鋳造或いはセラミックから成る光源ホールダとを有しており、このホールダは多くの平行冷却リブを有している。リフレクタ及び正面ハウジングは、アルミニウムのような効果的な熱伝導物質から成る。リフレクタの凸状の後側は多数の平行冷却リブを有し、これらのリブは、リフレクタ上に一体に形成され、光源によって放出された熱を対流冷却により周囲に発散させる。光源ホールダ、光源、リフレクタ及び冷却デバイスは、プロジェクタハウジングの一部を形成し、冷却リブはリフレクタの外側に一体として形成される。
国際公開第2004/029507号明細書 米国特許第5,172,975号明細書 米国特許第1,758,290号明細書 欧州特許出願公開第0389659号明細書 米国特許第5,515,254号明細書 欧州特許出願公開第0751339号明細書
上述の典型的な実施例は、プロジェクタの光軸上で調整可能である軸方向に揃えられたランプ2を用いて説明されたが、ランプ或いはバーナーのこの配列形式に制限されることはない。このように、本発明のプロジェクタは、ランプがリフレクタの前に垂直に置かれる球状の光学システム、或いは、もし適当であればリフレクタの切り抜き部に置かれ、リフレクタに対し横方向に装着される二つの蓋のあるランプが使用される球状の光学システムでも勿論使用することができる。これらの変形の場合においても、上述の対流冷却デバイスは、同様に、熱発散プレートのように有利に使用することができる。
ここで、実施形態に記載された発明のうちで特許請求の範囲には記載されていない発明を以下に列挙する。
[1]請求項1に記載された発明において、
前記冷却フィンパック(61、62)が両サイドのプレート(51、52)によって規定されて対流冷却ボックス(5)を形成するように構成されているプロジェクタ。
[2] 請求項1に記載された発明において、
前記冷却フィン(6)が互いに平行に、或いは傾いて配置されるように構成されているプロジェクタ。
[3] [2]に記載された発明において、
互いに平行に配置された前記冷却フィン(6)が鉛直方向に揃えられるように構成されているプロジェクタ。
[4] [2]に記載された発明において、
]非対称の熱を前提として、前記冷却フィン(6)間に形成されるギャップ(60)全てにおいて、実質的に層流の冷却空気の流れが維持されるように、前記冷却フィン(6)が互いに傾いているように構成されているプロジェクタ。
[5] 請求項1に記載された発明において、
前記冷却フィン(6)間に形成される前記ギャップ(60)の厚さが、少なくとも前記冷却フィン(6)の壁温と冷却フィンパック(61、62)の高さとの関数として決定されるように構成されているプロジェクタ。
[6] 請求項1に記載された発明において、
前記対流冷却ボックス(5)の幅が前記光源(2)の幅にほぼ適合されるように構成されているプロジェクタ。
[7] 請求項1に記載された発明において、
前記上側の冷却フィンパック(61)或いは前記対流冷却ボックス(5)が前記プロジェクタハウジング(1)の前記上側部(12)から導かれるとともにカバープレート(8)によって覆われているように構成されているプロジェクタ。
[8] [7]に記載された発明において、
前記カバープレート(8)が前記プロジェクタハウジング(1)の方向に曲げられた端部(81、82)を有するように構成されているプロジェクタ。
[9] 請求項1に記載された発明において、
前記対流冷却ボックス(5)が、前記光源ホールダ(4)を前記上側及び下側の冷却フィンパック(61、62)間に形成された空間(63)に収容するように構成されているプロジェクタ。
[10] [9]に記載された発明において、
前記光源ホールダ(4)が上側及び下側の櫛型の形状すなわちスロット(40)を有し、このスロットに前記冷却フィン(6)の少なくとも一部が自由な動きができる状態で係合するように構成されているプロジェクタ。
[11] 請求項1に記載された発明において、
前記プロジェクタの放射方向における前記冷却フィン(6)の前面エッジ(64)が、前記リフレクタ(3)の形状に適合しているとともに、前記リフレクタ(3)をほぼ覆うように構成されているプロジェクタ。
[12] [11]に記載された発明において、
前記冷却フィン(6)の前記前面エッジ(64)が前記リフレクタ(3)に当接するように構成されているプロジェクタ。
[13] [11]に記載された発明において、
前記冷却フィン(6)が前記リフレクタ(3)に固定されるように構成されているプロジェクタ。
[14] 請求項1に記載された発明において、
前記リフレクタ(3)の後ろ側が、前記対流冷却ボックス(5)の前記冷却フィン(6)間に形成されるギャップ(60)の櫛の形状に係合する冷却フィンを備えるように構成されているプロジェクタ。
[15] 請求項1に記載された発明において、
前記リフレクタ(3)が前記冷却フィン(6)間に形成されたギャップ(60)に開口している換気開口部を有するように構成されているプロジェクタ。
[16] 請求項1に記載された発明において、
小平面リフレクタを有するリフレクタであって、
前記小平面リフレクタは、前記リフレクタの回りに横列及び縦列に環状に配列された複数の小平面を有して反射面を形成しており、
小平面(33)の一つ或いは複数の横列からなる前記リフレクタ(3)の環状領域が、前記リフレクタ(3)の領域に切り抜き部(36)を与えるためになくなった状態になっており、この切り抜き部を通して冷却空気の流れが前記リフレクタ(3)を貫通して流れるように構成されているリフレクタ。
[17] 請求項1に記載された発明において、
小平面リフレクタを有するプロジェクタであって、
前記小平面リフレクタは、前記リフレクタの回りに横列及び縦列に環状に配列された複数の小平面を有して反射面を形成しており、
小平面(33)の一つ或いは複数の縦列(34)からなる前記リフレクタ(3)の領域が、前記リフレクタ(3)の表面に切り抜き部(36)を与えるためになくなった状態になっており、この切り抜き部を通して冷却空気の流れが前記リフレクタ(3)を貫通して流れるように構成されているプロジェクタ。
[18] [16]に記載された発明において、
前記切り抜き部(36)が、反射小平面(33)から形成されているセクション(34'、35b')によって覆われているとともに、前記リフレクタ(3)の表面から半径方向に間隔が空いていて前記実際のリフレクタ(3)の表面にほぼ平行に延びるように構成されているプロジェクタ。
[19] [18]に記載された発明において、
前記切り抜き部(36)を覆うために形成された前記セクションは小平面(33)から形成されており、それらの小平面は表面形状及び配置に関し、前記リフレクタ(3)が所望の配光を生成するように形作られるように構成されているプロジェクタ。
[20] 請求項1に記載された発明において、
熱発散プレート(7)が、前記ガラス容器(21)と前記光源(2)の接触ピンとの間に配置されて前記冷却フィンパック(61、62)と位置揃えされるように構成されているプロジェクタ。
[21] [20]に記載された発明において、
前記熱発散プレート(7)がV−、U−或いはS型の設計であるプロジェクタ。
[22] [20]に記載された発明において、
前記熱発散プレート(7)が前記光源ベース(22)に接続されるように構成されているプロジェクタ。
[23] [22]に記載された発明において、
前記熱発散プレート(7)が前記光源ベース(22)に差し込まれるように構成されているプロジェクタ。
[24] [20]に記載された発明において、
前記熱発散プレート(7)が前記光源ホールダ(4)に、特に前記光源のランプクランプに接続されるように構成されているプロジェクタ。

Claims (35)

  1. プロジェクタハウジングを有するプロジェクタのための冷却システムであって、このプロジェクタハウジングには、光源ホールダと、リフレクタとが配置され、
    前記光源ホールダは、光源を保持するものであり、
    前記リフレクタは、前記光源によって放出される光ビームを、透明ディスクで覆われている前記プロジェクタハウジングの光出口開口に向かって反射するものであり、
    前記光源(2)を部分的に囲んでおり、前記光源(2)によって放出される熱を発散させる対流の流れを生じさせるための対流冷却デバイス(5、51、52;6、60−64)によって特徴付けられている冷却システム。
  2. 前記対流冷却デバイス(5、51、52;6、60−64)が実質的に速い層流の冷却空気の流れを生成することを特徴とする請求項1に記載の冷却システム。
  3. 前記対流冷却デバイス(5、51、52;6、60−64)が互いに平行に、或いは傾いて配置される多数の冷却フィン(6)を有していることを特徴とする請求項1或いは2のいずれかに記載の冷却システム。
  4. 互いに平行に配置された前記冷却フィン(6)が鉛直方向に揃えられていることを特徴とする請求項3に記載の冷却システム。
  5. 非対称の熱を前提として、前記冷却フィン(6)間に形成されるギャップ(60)全てにおいて、実質的に層流の冷却空気の流れが維持されるように、前記冷却フィン(6)が互いに傾いていることを特徴とする請求項3に記載の冷却システム。
  6. 前記冷却フィン(6)が少なくとも部分的に異なる長さで設計されていることを特徴とする請求項1から5の少なくとも一項に記載の冷却システム。
  7. 前記中央に配置された冷却フィン(6)が外側の冷却フィン(6)よりも長くなっていることを特徴とする請求項6に記載の冷却システム。
  8. 前記冷却フィン(6)の望ましくは上端が、多くの冷却フィン(6)の側に湾曲していることを特徴とする請求項1から7の少なくとも一項に記載の冷却システム。
  9. 前記冷却フィン(6)が前記プロジェクタの高さの全体にわたって延びていることを特徴とする請求項1から8の少なくとも一項に記載の冷却システム。
  10. 前記冷却フィン(6)は冷却フィンパック(61、62)に組合わされたかたちで、鉛直方向において前記光源(2)の上側及び下側に配置されていることを特徴とする請求項1から9の少なくとも一項に記載の冷却システム。
  11. 前記冷却フィン(6)間に形成されるギャップ(60)の厚さが、少なくとも前記冷却フィン(6)の壁温と冷却フィンパック(61、62)の高さとの関数として決定されることを特徴とする請求項10に記載の冷却システム。
  12. 前記冷却フィンパック(61、62)が両サイドのプレート(51、52)によって規定されて対流冷却ボックス(5)を形成することを特徴とする請求項10或いは11のいずれかに記載の冷却システム。
  13. 前記対流冷却ボックス(5)の幅が前記光源(2)の幅にほぼ適合されていることを特徴とする請求項12に記載の冷却システム。
  14. 前記上側の冷却フィンパック(61)或いは前記対流冷却ボックス(5)が前記プロジェクタハウジング(1)の前記上側部(12)から導かれるとともにカバープレート(8)によって覆われていることを特徴とする請求項1から13の少なくとも一項に記載の冷却システム。
  15. 前記カバープレート(8)が前記プロジェクタハウジング(1)の方向に曲げられた端部(81、82)を有することを特徴とする請求項14に記載の冷却システム。
  16. 前記対流冷却ボックス(5)が、前記光源ホールダ(4)を前記上側及び下側の冷却フィンパック(61、62)間に形成された空間(63)に収容することを特徴とする請求項12から15の少なくとも一項に記載の冷却システム。
  17. 前記光源ホールダ(4)が上側及び下側の櫛型の形状すなわちスロット(40)を有し、このスロットに前記冷却フィン(6)の少なくとも一部が自由な動きができる状態で係合することを特徴とする請求項16に記載の冷却システム。
  18. 前記プロジェクタの放射方向における前記冷却フィン(6)の前面エッジ(64)が、前記リフレクタ(3)の形状に適合しているとともに、前記リフレクタ(3)をほぼ覆っていることを特徴とする請求項1から17の少なくとも一項に記載の冷却システム。
  19. 前記冷却フィン(6)の前記前面エッジ(64)が前記リフレクタ(3)に当接していることを特徴とする請求項18に記載の冷却システム。
  20. 前記冷却フィン(6)が前記リフレクタ(3)に固定されることを特徴とする請求項18或いは19のいずれかに記載の冷却システム。
  21. 前記リフレクタ(3)の後ろ側が、前記対流冷却ボックス(5)の前記冷却フィン(6)間に形成されるギャップ(60)の櫛の形状に係合する冷却フィンを備えていることを特徴とする請求項1から20の少なくとも一項に記載の冷却システム。
  22. 前記リフレクタ(3)が前記冷却フィン(6)間に形成されたギャップ(60)に開口している換気開口部を有していることを特徴とする請求項1から21の少なくとも一項に記載の冷却システム。
  23. 小平面(33)の一つ或いは複数の横列からなる前記リフレクタ(3)の環状領域が、前記リフレクタ(3)の領域に切り抜き部(36)を与えるためになくなった状態になっており、この切り抜き部を通して冷却空気の流れが前記リフレクタ(3)を貫通して流れることを特徴とする請求項22に記載のプロジェクタ。
  24. 小平面(33)の一つ或いは複数の縦列からなる前記リフレクタ(3)の領域が、前記リフレクタ(3)の表面に切り抜き部(36)を与えるためになくなった状態になっており、この切り抜き部を通して冷却空気の流れが前記リフレクタ(3)を貫通して流れることを特徴とする請求項22或いは23のいずれかに記載のプロジェクタ。
  25. 前記切り抜き部(36)が、反射小平面(33)から形成されているセクション(34'、35b')によって覆われているとともに、前記リフレクタ(3)の表面から半径方向に間隔が空いていて前記実際のリフレクタ(3)の表面にほぼ平行に延びていることを特徴とする請求項22から24のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  26. 前記切り抜き部(36)を覆うために形成された前記セクションは小平面(33)から形成されており、それらの小平面は表面形状及び配置に関し、前記リフレクタ(3)が所望の配光を生成するように形造られていることを特徴とする請求項25に記載のプロジェクタ。
  27. 熱発散プレート(7)が、前記ガラス容器(21)と前記光源(2)の接触ピンとの間に配置されて前記冷却フィンパック(61、62)と位置揃えされていることを特徴とする請求項1から26までの少なくとも一項に記載の冷却システム。
  28. 前記熱発散プレート(7)がV−、U−或いはS型の設計であることを特徴とする請求項27に記載の冷却システム。
  29. 前記熱発散プレート(7)が前記光源ベース(22)に接続されることを特徴とする請求項27或いは28のいずれかに記載の冷却システム。
  30. 前記熱発散プレート(7)が前記光源ベース(22)に差し込まれることを特徴とする請求項29に記載の冷却システム。
  31. 前記熱発散プレート(7)が前記光源ホールダ(4)に、特に前記光源のランプクランプに接続されることを特徴とする請求項27或いは28のいずれかに記載の冷却システム。
  32. ほぼ円筒状の外形を有する前記光源(2)が前記プロジェクタの軸方向に位置揃えされ、前記リフレクタ(3)の中央開口部に挿入されることを特徴とする請求項1から31の少なくとも一項に記載の冷却システム。
  33. 前記光源(2)及び前記リフレクタ(3)が軸方向で互いに対して移動可能なことを特徴とする請求項32に記載の冷却システム。
  34. 前記光源(2)が鉛直方向(垂直方向)に位置揃えされること、及び、前記冷却フィンパック(61、62)或いは前記対流冷却ボックス(5)が前記リフレクタ(3)に当接すること、或いは前記リフレクタ(3)に接続されることとを特徴とする請求項1から31までの少なくとも一項に記載の冷却システム。
  35. 前記光源(2)が鉛直方向と直角(水平方向)に位置揃えされて前記リフレクタ(3)の切り抜き部に位置揃えされること、及び、前記冷却フィンパック(61、62)或いは前記対流冷却ボックス(5)が前記リフレクタ(3)に当接されること、或いは前記リフレクタ(3)に接続されることとを特徴とする請求項1から31までの少なくともいずれか一項に記載の冷却システム。
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