JP2008533221A - バリアを提供するためのシート - Google Patents

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Abstract

虫の侵入に対してバリアを提供するためのシートであり、このシートは、プラスチック材料を通じて分配される少なくとも1つの殺虫剤から構成され、ここにおいて、殺虫剤は、プラスチック材料において本質的に保持される。
【選択図】なし

Description

本発明は、虫の侵入に対するバリアを提供するためのシート、および、建物への虫の侵入から建物を保護する方法に関する。
建物は、昆虫の侵入をうける可能性がある。シロアリのような虫は、建物に損害を与える。一般に、シロアリは地面に接触する建物に入る。そこから、シロアリは建物の全体にわたって迅速に広がり、建材に有意な損傷を引き起こす。
結果として、物理的なバリアは、虫の侵入、特にシロアリの建物への侵入に対するガードに使われてきた。一般的に、これらのバリアはプラスチックシートの形であり、コンクリート・スラブ、または、足場(すなわち最大の土壌の接触)を含む建物全体の下に配置され、それによって、プラスチックシートはまた水分バリアとして作用する。プラスチックシートの使用に関する主な問題は、あるシロアリはプラスチックを食べることができ、このことにより、建物へのそれらの侵入に対する物理的なバリアの破損を引き起こすことである。
この問題を克服するため、多くの方法は、プラスチックシートの使用が殺虫剤の使用と結合されて提案された。1つの方法において、プラスチックシートは、シートの全体にわたり、または、プラスチックシートの局所化された領域に殺虫剤を組み込み、それによって殺虫剤は、制御可能に放出される、または、周囲の土壌にプラスチックから浸出される。プラスチックシートの周囲の「バッファ領域」は、したがって作成され、そこで殺される虫はこの領域に入る。この方法での最も重要な問題の1つは、殺虫剤がプラスチックから本質的に浸出するならば、シートは上記で検討されたその関連する問題を有する普通のプラスチックシート以外の何物でもなくなるということである。したがって、殺虫剤を浸出させるプラスチックシートは、殺虫剤の浸出率によって制限される事実上の寿命を有する。殺虫剤を浸出するプラスチックシートに関する他の問題は、このような化学製品の一般の環境への発散は、環境を害し、他の生命体を殺す可能性があることである。さらに、殺虫剤は、豪雨の間に土壌から洗浄される可能性があり、結果として、致死「バッファ領域」の損失と同様に逃げ部を汚してしまう可能性がある。さらに、作用するために、それはアリ駆虫剤が浸出することができる基板を必要とするので、殺虫剤浸出プラスチックシートは限られた用途だけを有する。
代替的な方法において、液体殺虫剤、一般的にデルタメトリンは、不透水的なプラスチックの2つのシートの間で含まれる。したがって、プラスチックがシロアリによってで噛まれる場合、液体殺虫剤は、侵入位置の周辺の局所化された領域に放出され、そこで、存在するいかなるシロアリをも殺す。しかしながら、この配置に関していくつかの問題が同様に存在する。それらのうちの1つは、プラスチックが破られ、殺虫剤が放出される場合、そこにはさらなるアリ駆虫剤バリアはないことである。この方法に関するさらなる懸念は、濃縮した殺虫剤(すなわち液体状態の)の発散は、局所的な環境に害を引き起こす可能性があることである。濃縮した殺虫剤もまた、人間に相当な健康上のリスクを与える。したがって、この種のバリアが、地上でまたはそれより上人間が液体殺虫剤と接触しそうな場所において使われることができなかった。他の問題は、それは巨大であり、それが使用される形状に切断される場合、シートを処理する人は多くの場合、液体殺虫剤にさらされるので、プラスチック/液体殺虫剤シートは処理するのに困難かつ危険であることである。
本発明の第1の態様によれば、虫の侵入に対するバリアを提供するためのシートが提供され、そのシートはプラスチック材料で分配される少なくとも1つの殺虫剤から構成され、ここにおいて、殺虫剤はプラスチック材料において本質的に保持される。
殺虫剤が保持されるので、殺虫剤は、プラスチック材料から本質的に浸出しない。したがって、その活動は、プラスチック材料の全体にわたって表出される。
使用において、プラスチック材料は、虫の侵入に対して物理的なバリアを提供し、殺虫剤は虫の侵入に対して化学的なバリアを提供する。
好ましくは、シートの表面は本質的に同一であり、それによって、使用中に、シートはどちらかの表面が上に面するように置かれる可能性がある。
好ましくは、シートはほぼ0.1‐1mmの厚さである。
好ましくは、シートはほぼ0.2‐0.5mmの厚さである。
好ましくは、シートはほぼ0.2または0.5mmの厚さである。
好ましくは、プラスチック材料は、有機的な凝縮重合によって形成されるいかなる合成または半合成化合物である。
好ましくは、プラスチック材料は、物体またはフィルムまたは繊維に成形または押出成形されることができるいかなるプラスチック材料である。
好ましくは、プラスチック材料は、ポリアミド(ナイロン)、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、合成ゴム(例えば、ネオプレン)、ポリメチルメタクリレート(アクリルの)、ポリプロピレンおよびポリウレタンのいずれかまたは組合せである。
好ましくは、プラスチック材料は、低密度ポリエチレンである。
好ましくは、プラスチック材料は、UVスタビライザを含む。
好ましくは、プラスチック材料は、白色の着色剤を含む。
好ましくは、シートはオーストラリアの標準AS 4347.6によれば本質的に衝撃に抵抗力がある。
好ましくは、シートは、本質的に不透水的である。
好ましくは、シートを通じた蒸気浸透は、0.02mg/Nsより少ない。
好ましくは、少なくとも1つの殺虫剤は、虫に対して十分な致死コントロールおよび/または防虫剤効果を呈するいかなる化合物である。
代替的に、殺虫剤に加えて分離した防虫剤化合物は、プラスチック材料を通じて分配される。
好ましくは、防虫剤化合物は、プラスチック材料から有意に浸出しない。
使用において、防虫剤化合物は、化学的および物理的なバリアに加えて、虫の侵入に対する防虫バリアを提供する。
好ましくは、少なくとも1つの殺虫剤は、除虫菊、合成ピレスロイド、塩素化炭化水素、有機硫黄、カルバミン酸塩、有機リン化合物、ホルマミジン、ニコチノイド、スピノシン、フェニルピラゾール、ピロール、ピラゾール、ジニトロフェノール、ピリダジノン、キナゾリンおよびベンゾイル尿素のいずれかまたはその組合せである。
一般的に、シートによって妨げられる虫はシロアリである。
好ましくは、少なくとも1つの殺虫剤は、アリ駆虫剤である。
好ましくは、アリ駆虫剤は合成ピレスロイドである。
好ましくは、アリ駆虫剤は、ビフェントリン、ペルメトリン、デルタメトリン、ラムダ-シハロトリン、シペルメトリン、アルファ‐シペルメトリン、テトラメトリンおよびシフルトリン、または、他のいかなる合成ピレスロイドのいずれかまたはその組合せである。
好ましくは、プラスチックの殺虫剤の濃度は、5重量%より少ない。
好ましくは、プラスチックにおける殺虫剤の濃度は、0.01の重量%より大きい。
好ましくは、殺虫剤はビフェントリンである。
殺虫剤がビフェントリンである所で、プラスチックにおけるその濃度は好ましくは0.05から1.0重量%である。
好ましくは、ビフェントリンは、ほぼ0.05‐0.1重量%の濃度を有し、より好ましくは、ほぼ0.1重量%である。
ビフェントリンは、シロアリの侵入への化学的なバリアと同様に防虫剤バリアを提供する。
好ましくは、シートはブローフィルム押出し工程において形成される。
代替的に、シートは押出工程において形成される。
好ましくは、シートはほぼ0.5mmの厚みを有する場合、押出工程において形成される。シートがほぼ0.2mmの厚みを有する場合、好ましくは、シートはブローフィルム押出し工程において形成される。
好ましくは、シートは殺虫剤を含むプラスチックのマスター・バッチから形成される。
好ましくは、マスター・バッチは、プラスチックにおいて安定して支持される殺虫剤の濃度を有する。
好ましくは、シートの少なくとも1つの表面は、エンボス加工される。
代替的に、シートの少なくとも1つの表面は滑らかである。
本発明の第2態様によれば、建物への虫の侵入から建物を保護する方法が提供され、この方法は、建物の足場より上での1つまたはそれ以上のプラスチック材料のシートの配置ステップから構成され、ここにおいて、プラスチック材料は、それを通じて分配される少なくとも1つの殺虫剤を含む。
好ましくは、プラスチック材料のシートの配置ステップはさらに、建物の外側の壁および建物の内側のフレームの間で少なくとも延長する建物の周辺部の周りでのシートの配置を含む。
この構成では、プラスチック材料のシートは、外壁および内側のフレーム間の周辺部の空洞への虫の侵入を制限する。
好ましくは、プラスチック材料のシートの配置ステップはさらに、建物のコンクリート・スラブの全部または一部の下へのシートの配置を含む。
好ましくは、殺虫剤はプラスチック材料において本質的に保持される。
好ましくは、シートは少なくとも建物の一部のための水分バリアとして作用する。
好ましくは、シートは建物の防湿過程として作用する。
好ましくは、プラスチック材料のシートは、本発明の第1の態様によるシートから構成される。
図を参照すると、本発明の好適な実施例によって、虫に対してバリアを提供するためのシート10が示される。シート10は、それを通じて分散し、プラスチック材料において保持される殺虫剤を有するプラスチック材料から構成される。下記の説明から明瞭になるように、シート10は、それを通じて分散される殺虫剤を有するプラスチック材料から製造されるという事実によって虫の侵入を妨げるため、物理的および化学的なバリアを提供する。プラスチック材料もそれを通じて分散される防虫剤を有する場合、シート10はまた、防虫剤バリア、すなわち、その場所から離れるように虫を忌避するバリアを提供する可能性がある。
シート10は、0.02mg/Ns未満の蒸気浸透を有し、したがって、オーストラリアの基準によれば、本質的に不透水的であり、例えば、建物のための水分バリアを形成するために使用することができる。
シート10の表面は、シート10が使用される場合、それはどちらかの表面が上に面して置かれる可能性があるように本質的に同一である。シート10は、これらの異なる厚みのシート10の目的がさらに明細書に記載されるものである場合、ほぼ0.1‐1mmの厚さであり、好ましくは0.2または0.5mmの厚さである。
プラスチック材料は、有機凝縮重合によって形成され、物体またはフィルムまたは繊維に成形さまたは押出成形されることができるいかなる合成または半合成化合物からも成る可能性がある。このような化合物は、ポリアミド(ナイロン)、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、合成ゴム(例えばネオプレン)、ポリメチルメタクリレート(アクリル)、ポリプロピレン、および、ポリウレタンを含む可能性があるが、これに限定されるものではない。プラスチック材料は、これらの化合物の2つまたはそれ以上の組合せから形成される可能性がある。プラスチック材料のために使用されるのに好ましい化合物は、低密度ポリエチレンである。
プラスチック材料は、日光に露出する場合、プラスチック材料の破壊を妨げるためにUVスタビライザを含む可能性がある。これは、最高50年以上使用される可能性があるように、シート10の長命を維持する際に重要である。プラスチック材料はまた、白色の着色剤から構成される可能性があるので、シート10は、色において白色である。白色のシート10は、日なたにおいて従来の黒いプラスチックシートのように加熱されず、したがって、設置の間、より涼しく、処理するのがより容易である。
シート10は、設置の間または後に、シート10において形成される裂傷または亀裂から守る本質的に衝撃に抵抗力がある素材である。シート10の耐衝撃性は、オーストラリアの基準AS4347.6で概説される落下ダーツ衝撃試験を用いて決定される。この試験は、シート10の層上への660mmの高さから310グラムの負荷の第1の落下を含む。次に、660mmの高さからの340グラムの負荷を落下する。負荷は、これらの試験の75%が失敗しない場合シートを通過させ、シート10の全幅全体にシート10の幅あたりメートル2倍で落下される。
プラスチック材料において保持される殺虫剤は、虫種(特にシロアリ)に対してコントロールまたは防虫剤の効果を呈するいかなる化合物であってもよい。これらの化合物は、除虫菊、合成ピレスロイド、塩素化炭化水素、有機硫黄、カルバミン酸塩、有機リン化合物、ホルマミジン、ニコチノイド、スピノシン、フェニルピラゾール、ピロール、ピラゾール、ジニトロフェノール、ピリダジノン、キナゾリン、および、ベンゾイル尿素を含むが、これらに限定されるものではない。好ましくは、ビフェントリン、ペルメトリン、デルタメトリン、ラムダ-シハロトリン、シペルメトリン、アルファ-シペルメトリン、ゼータ-シペルメトリン、テトラメトリンおよびシフルトリンのような顕著なアリ駆虫剤が使用される。いくつかの上述した殺虫剤化合物はまた、防虫剤効果を提供する可能性があり、このことにより、上記で参照される防虫バリアを作成する。
好ましい実施例において、殺虫剤はビフェントリンである。ビフェントリンは、それを真皮非増感剤、すなわち、人の表皮で本質的に反応しない物質に再生する非アルファ‐シアノ分子構造を有する。したがって、プラスチック材料におけるビフェントリンの結果として、シート10を処理している人は、表皮上のいかなる反応を感じる可能性は低い。
一般的に、プラスチックにおける殺虫剤の濃度は、5重量%より少なく、0.01重量%を超える。殺虫剤の濃度は、使用される実際の化合物に依存する。上記で検討される好適な実施例のように、殺虫剤がビフェントリンである場合、プラスチック材料における殺虫剤(ビフェントリン)の濃度は、0.05から1.0重量%であり、好ましくは0.05から0.1重量%であり、最も好ましくはほぼ0.1重量%である。
特に、ビフェントリンは虫の侵入に対する化学的なバリアと同様の防虫剤バリアを提供する。
シート10の製造は、「マスター・バッチ」を形成するため、殺虫剤とポリマー樹脂を混合することを含む。マスター・バッチは、端シート10製品より高濃度の殺虫剤を有する。マスター・バッチにおける殺虫剤の濃度は、ポリマー・マトリクスにおいて安定して支持されるものと同じである(すなわち、反応しないおよび/またはプラスチックから浸出しない)。
殺虫剤がビフェントリンである好適な実施例のシート10のため、一実施例において、マスター・バッチを形成するために殺虫剤とポリマー樹脂を混合することは、固体のビフェントリン(>99 %純度)の溶解、個別でのポリマー樹脂(好ましくは低密度ポリエチレン)の溶解、および、ポリマー樹脂およびビフェントリン融成物の混合を含む。代替的に、粉末状のビフェントリン(タルカムパウダと混合した)またはビフェントリンの溶液は、マスター・バッチを形成するため、融解したポリマー樹脂と混合される可能性がある。好ましい実施例において、マスター・バッチのビフェントリンの濃度は、ほぼ2重量%である。しかしながら、マスター・バッチのビフェントリンの濃度は、本質的により高い可能性がある。
マスター・バッチは、固体化され、ペレットに形成され、端シート10製品のための殺虫剤の所望の濃度を達成するため、後の希薄を待つ。マスター・バッチの希薄は、同質の固体の混合物を形成するため、固体のマスター・バッチ・ペレットを固体のポリマー・ペレットと混合することによって発生する。同質の固体の混合物は溶解し、それからいかなる適切な手段によってシート10に作成される。
好ましい実施例では、シート10は、プラスチックおよび殺虫剤の融解した単成の混合物のブローフィルム(または管状のフィルム)押出法によって形成される。ブローフィルム押出しは、細い壁のある管を形成するため、環状のスリット型を通常垂直に通った融解したプラスチックを押出成形することを含む。空気は、バルーンのように管を膨らませるため、型の中央の孔を経て導入される。型の上に取り付けられるのは、熱いフィルム上へそれを冷却するため吹き付けられる高速の空気リングである。フィルムの管はそれから、管がフィルムの「レイ‐フラット」管として公知であるものを作るため平らである挟みロールをそれが通過するまで、絶えず冷却して上方に進む。このレイ‐フラットまたは被圧壊管はそれから、多くのローラーを経て押出「タワー」に戻される。レイ‐フラット・フィルムはそれから、本発明の好適な実施例によって2つの平面フィルム・シート10を生成するため、このように保持される、または、レイ‐フラットの端が離れて細長く裂けるように保持される。
ブローフィルム押出し工程は、ほぼ0.2mmの厚さのシート10を生成するため、一般的に使用される。しかしながら、より厚いシート10の生成が必要とされ、特にシート10がほぼ0.5mmである場合には、押出工程が一般的に使用される。特に図1および2を参照すると、シート10は、空洞バリアの用途での使用において示される。図1および2は、建物11の基部を形成する地面12およびコンクリート・スラブ21の下で延長している足場20を有する建物11を示す。コンクリート・スラブ21は、足場20と一体的に形成される。足場20は、建物11全体を支持する。
コンクリート・スラブ21から上方へ延長しているものは、下方の板22を経てコンクリート・スラブ21に接続される内側のフレーム23である。内側のフレーム23にほぼ並列である足場20から上方へ延長しているものは、外壁24である。外壁24は、空洞25がそれらの間に存在するように内側のフレーム23から離れて間隔を置かれる。空洞25が建物11のすべての周囲で延長するので、いかなるシロアリも、地面12から空洞25に接近するはずであり、それから、建物11の相当な部分を攻撃することが可能である。
したがって図1および2において、コンクリート・スラブ21の高さより上の空洞25への接近を遮断するため、シート10は、外壁24および下部プレート22の間で延長し、虫の侵入に対して物理的および化学的なバリアを作成する。物理的なバリアはプラスチック材料により提供され、化学的なバリアは、シート10が製造されるプラスチック材料を通じて分散される殺虫剤により提供される。殺虫剤は、プラスチックから有意に浸出しないが、その代わりに、殺虫剤の作用がプラスチック材料を通じて表されるように保持される。殺虫剤の作用がプラスチック材料の範囲内で表されるので、シート10が効果的に作用するように浸出する土壌のような基板を必要としない。したがって、シート10はより用途が広く、従来技術のものよりも様々な用途において使われることができる。シロアリがシート10を攻撃する場合、プラスチック材料を含む殺虫剤の接触もまたは摂取はシロアリを殺すことになる。これは、殺虫剤がプラスチック材料においてしっかりと結合され、水で除去されないにもかかわらず、シート10との接触で殺虫剤を選び、虫に致死量を供給するのに十分な殺虫剤はなお得られるからである。ほんのわずかな量の殺虫剤のみが、虫を殺すために必要とされる。
図2において、シート13のさらなる断片は、外壁24およびシート10の上の内側のフレーム23間で延長し、内側のフレーム23の外部で延長する。このさらなるシート13の断片は、「防湿進行」と一般に呼ばれ、シート10より上で水分が空洞25に入るのを妨げる水分バリアとして主として使用される。このように、防湿進行13は、単純にプラスチックシート、すなわち、殺虫剤を含まないシートであってもよい。
しかしながら、図1(特に拡大図の)に示すように、好適な実施例で、シート10が不透水的であり、したがって水分バリアとして作用することができるので、シート10は、防湿進行として使われる可能性がある。したがって、建築工程の時間および費用を節約する追加的なシート13(図2に示すように)の必要性はない。防湿進行として作用する二次的な目的を有するシート10を設置する場合、シート10は下部プレート22の内側の端で二重にされなければならないので、シート10の一部は、内側のフレーム23の外部の上で延長する。防湿進行としても使用される場合シート10は、ほぼ厚さ0.5mmである。他の点では、シート10(図2の用途に示すように)は0.2mmのみの厚さである。
水抜き孔26は、シート10および防湿進行13間で水分が建物11を出るのを可能にするため、外壁24に沿って周期的に提供される。本発明の利点は、殺虫剤がプラスチック材料において保持されるので、人間の健康状態リスクを起こす可能性のある殺虫剤が水抜き孔26からほとんど洩出しない、または、全く洩出しないことである。
シート10の表面はエンボス加工される可能性があるので、摩擦はシート10の表面およびシート10の上下に置かれるいかなるレンガの間に存在する。これは、外壁24および/またはシート10において発生するいかなるずれ対しても作用する。代替的に、シート10は、少なくとも1つの滑らかな表面を有する可能性がある。
図3は、完全なスラブ下での用途におけるシート10を示す。シート10は、足場20より上で、外壁24に対する空洞チャネル25にわたってコンクリート・スラブ21の全体の下に配置される。シート10はまた、貫通27を通って延びる導管、管、ケーブルその他の形で細長い部材(図示せず)と密着するように、コンクリート・スラブ21を通じていかなる貫通27において少なくとも部分的に延長する可能性がある。本出願において、シート10は、コンクリート・スラブ21および空洞25のいかなる部分を通じた建物へのシロアリによる侵入に対してバリアとして作用する。
シート10は、コンクリート・スラブ21の周辺部、貫通27の内部および他のいかなる重要な継目、擁壁に沿って並べる、建物11のいかなる修復または付加においての使用のように、建物11の様々な他の用途において使われることができる。シート10が、完全なスラブ下での用途においてまたは擁壁の状況において使用される場合、シート10はまた、水分バリアとして作用する。
[例]
以下の例は、さらに本発明の好適な実施例を図示する。
例1:地中のシロアリコントロールのためビフェントリンを含むポリマ・シートの有効性試験。
Mastotermes darwiniensis(ムカシシロアリ)およびCoptotermes acinaciformis(ツカイエシロアリ)が築いた塚から構成されるオーストラリアの地中のシロアリの群体領域に対するバリアとして、本発明の好適な実施例によって、ビフェントリンを含むプラスチックシート製品を評価したオーストラリアのノーザンテリトリーにおいて実施された繰り返された実地試験。
ビフェントリン濃度の範囲は、非処理のプラスチックシートおよび0.1%のビフェントリンを含むシートを含み、評価において使用された。各々の試験は、各々のシロアリ種のために10回繰り返され、全体で20回の実施数が提供された。
表1:2年の評価の後、シロアリに対するバリアとしてシートを含むビフェントリンの残りの保護性能の概要。
Figure 2008533221
結果は、オーストラリアの北部熱帯における、2つの最も経済学的観点から重要かつ破壊的なシロアリ種(Mastotermes darwiniensisおよびCoptotermes acinaciformis)からの極端な圧力の下で、0.1%のビフェントリンを含んでいるシートは、シートを通じた隠された侵入から100%の保護を提供することができることを示す。一方でこれらの2つの種が、シートに接触するHeteroteemes sp.(ミゾガシラシロアリ科、Heteroteemes属)、Microcerotermes sp.(ノコバシロアリ科)およびSchedorhinotermes sp.(ツチミゾガシラシロアリ科)をターゲットとされた。
試験を評価する際、シロアリは、からの撃退の典型的徴候を示したことが注目された。徴候は、ビフェントリンを含むシート上での減少したカスの石膏処理、および、ビフェントリンを含むシートと直接接触する誘引剤を含む木の化粧板張りを含む。また、0.1%のビフェントリンを含むシート上に死んだシロアリが存在したことにも注目された。
[例2]
ポリマ・シートにおけるビフェントリンの劣化の潜在性。
試験は、スラブ下全面および周辺の空洞状況を含むシミュレーションされた設置の範囲の下で本発明の好適な実施例によるシートのビフェントリンの劣化を調査するために実施された。ビフェントリンの3つの濃度を含むシート材料は、劣化(0.05%および0.1%)のために評価された。
シートのサンプルは、スラブ下でのシミュレーションされた設置の適用の後、0、1、3、6および12ヵ月に取られ、周辺の空洞でのシミュレーションされた設置の適用の後、0、3および6ヵ月に取られた。スラブ下のシミュレーションされた状態もまた、シート製品と接触する粘土土壌および砂の土壌を含むことによって、土壌タイプの影響を調査された。
これらの試験からの結果は、試験の期間にわたり、シートに存在するビフェントリンの量の変化(95%の信頼水準で)がなかったことを示す。有意な破損またはシートからの活性成分の移動は存在しなかった。
表2:スラブ下シミュレーションのおよび周辺の空洞状況における砂および粘土土壌と接触したビフェントリン・シートのために生成されたデータの統計分析結果(一方向の分散分析によって定まる)。
Figure 2008533221
[例3]
シート・マトリクスからのビフェントリンの浸出の潜在性
試験において、0.1%のビフェントリンを含んでいるプラスチックシートのサンプルは、水中に配置され、6ヵ月の期間の間、週に一度穏やかに撹拌された。プラスチックシートおよび水は、0、1および6ヵ月に、水に移動したビフェントリンの量を決定するために分析された。
分散分析は、時間がゼロのレベルと比較して、6ヵ月後にシート製品からのビフェントリンの有意な損失(P>0.05)、および、水におけるビフェントリンの有意な増加(P>0.05)はないことを示した。
表3:水中のビフェントリン濃度の一元配置分散分析法。
Figure 2008533221
表4:プラスチックにおけるビフェントリン濃度の一元配置分散分析法。
Figure 2008533221
本発明の先行する説明において、明確な言語または必要な含みに起因して文脈が別途必要とするものを除いて、「構成される(comprise)」という単語、または、「comprises」または「comprising」のようなその変形物は、それを含む、すなわち、明示された特徴の存在を特定するが、発明の様々な実施例のさらなる特徴の存在または付加を排除しない意味において使われる。
本発明の好ましい実施例は、添付の図面に関して、一例としてのみ以下に記載される、ここにおいて:
空洞バリアの用途における本発明の好適な実施例によるシートの概略図および拡大図である; 分離した防湿過程のシートを含む代替的な空洞バリアの用途における図1のシートの概略図である; 完全なスラブ下での用途における図1のシートの概略図である。

Claims (16)

  1. 虫の侵入に対してバリアを提供するためのシートであって、前記シートは、プラスチック材料を通じて分配される少なくとも1つの殺虫剤からなり、ここにおいて、前記殺虫剤は、前記プラスチック材料において本質的に保持されるシート。
  2. 請求項1に記載のシートであって、前記シートは、ほぼ0.1‐1mmの厚さであるシート。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載のシートであって、前記プラスチック材料は、有機凝縮重合によって形成されるいかなる合成または半合成の化合物であるシート。
  4. 請求項1または2のいずれかに記載のシートであって、前記プラスチック材料が、ポリアミド(ナイロン)、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチル酢酸ビニル、ポリスチレン、合成ゴム(例えば、ネオプレン)、ポリメチルメタクリレート(アクリル)、ポリプロピレン、および、ポリウレタンのいずれかまたはその組合せであるであるシート。
  5. 請求項1または2のいずれかに記載のシートであって、前記プラスチック材料は、低密度ポリエチレンであるシート。
  6. 先行する請求項のいずれかに記載のシートであって、前記プラスチック材料は、UVスタビライザを含むシート。
  7. 先行する請求項のいずれか1つに記載のシートであって、前記プラスチック材料は、白色の着色剤を含むシート。
  8. 先行する請求項のいずれか1つに記載のシートであって、前記シートは、本質的に不透水的であるシート。
  9. 先行する請求項のいずれか1つに記載のシートであって、前記少なくとも1つの殺虫剤が、虫に対して十分な致死コントロールおよび/または防虫剤効果を呈するいかなる化合物でもあるシート。
  10. 請求項1から8のいずれか1つに記載のシートであって、前記少なくとも1つの殺虫剤は、除虫菊、合成ピレスロイド、塩素化炭化水素、有機硫黄、カルバミン酸塩、有機リン化合物、ホルマミジン、ニコチノイド、スピノシン、フェニルピラゾール、ピロール、ピラゾール、ジニトロフェノール、ピリダジノン、キナゾリン、および、ベンゾイル尿素のいずれかまたはその組合せであるシート。
  11. 請求項1から8のいずれか1つに記載のシートであって、前記殺虫剤はビフェントリンであるシート。
  12. 請求項11に記載のシートであって、前記プラスチックのビフェントリンの濃度は、0.05から1.0重量%であるシート。
  13. 請求項11に記載のシートであって、前記プラスチックのビフェントリンの濃度は、ほぼ0.1の重量%であるシート。
  14. 虫の建物への侵入から建物を保護する方法であって、この方法は前記建物の足場より上での1つまたはそれ以上のプラスチック材料のシートの配置ステップから構成され、ここにおいて、前記プラスチック材料は、それを通じて分配される少なくとも1つの殺虫剤で含む方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、前記プラスチック材料のシートの配置ステップは、前記建物の外側の壁および前記建物の内側のフレームの間で少なくとも延長する前記建物の周辺部の周りへの前記シートの配置をさらに含む方法。
  16. 請求項14または15に記載の方法であって、前記プラスチック材料のシートは、請求項1から13のいずれか1つに記載のシートから構成される方法。
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