JP2008524468A - 丸編弾性布および相当する布の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は2004年12月21日出願の米国仮特許出願第60/637815号明細書の優先権を主張するものである。
Cf=√(テックス)÷L
(ここで、テックスは1000メートルの硬質糸のグラム重量であり、Lはミリメートル単位の編み目長さである)
と定義される。図3はシングルニットジャージー編み目パターンの略図である。編み目長さ「L」がどのように画定されるかを示すためにパターン中の編み目の1つが強調された。メートル法番手Nmの糸については、テックスは1000÷Nmであり、カバーファクターはあるいはまた次の通り表される:
Cf=√(1000/Nm)÷L
・ニット構造の開放性を特徴づけるカバーファクターは約1.1〜約1.9、例えば1.4であることができる。
・硬質糸番手Nmは10〜165、例えば47〜54であることができる。
・スパンデックスは15〜156デシテックス、例えば22〜33デシテックスであることができる。
・%重量基準で、布中のスパンデックスの含有率は3.5%〜14%、例えば5%〜12%であることができる。
・熱ハイドロセッティング処理は、ジェット染色機中約105〜約145℃の温度で15〜90分間編布へ適用することができる。
・そのように形成された編布は、長さおよび幅の両方向に約14%以下、例えば7%未満の洗濯および乾燥後収縮を有することができる。
・編布は、長さ(たて糸)方向に約60%以上、典型的には約60%〜約130%の伸び率を有することができる。
・硬質糸はフィラメント・ナイロン、綿または合成繊維もしくは糸とブレンドされた綿の紡績スフ糸であることができる。
裸スパンデックスが実施例用に硬質糸と添え糸編みされた丸編弾性シングルジャージー布を、16インチ・シリンダー径、28ゲージ(円周インチ当たりの編針)、および48糸供給場所のパイ・ラング丸編機モデル(Pai Lung Circular Knitting Machine Model)PL−FS3B/Tで編む。丸編機を24回転毎分(rpm)で運転する。
(スパンデックス牽伸)
20℃および65%相対湿度の環境中で行う以下の手順を、実施例でスパンデックス牽伸を測定するために用いる。
−単一方向からの200編み目(編針)の糸サンプルを解ニットし(de−knit)(ほどき)、このサンプルのスパンデックスおよび硬質糸を分離すること。より長いサンプルを解ニットするが、200編み目を始まりおよび終わりでマークする。
−スティックのトップに1マークキングありで一端をメータースティックに取り付けることによって各サンプル(スパンデックスまたは硬質糸)を自由に垂れ下がらせること。各サンプルに重り(硬質糸については0.1g/デニール、スパンデックスについては0.001g/デニール)を取り付けること。重りをゆっくりと下げ、重りが衝撃なしに糸サンプルの端に加えられるようにすること。
−マーク間で測定される長さを記録すること。スパンデックスおよび硬質糸の5サンプルそれぞれについて測定を繰り返すこと。
−次式に従って平均スパンデックス牽伸を計算すること:
牽伸=(マーク間の硬質糸の長さ)÷(マーク間のスパンデックス糸の長さ)
編布サンプルを10cm径ダイでダイ穴開けする。各切り取った編布サンプルをグラム単位で秤量する。「布重量」を次にグラム/平方メートルとして計算する。
編布を手動で解ニットする。スパンデックスを同伴硬質糸から分離し、精密実験室天秤またはねじり秤で秤量する。スパンデックス含有率は布重量に対するスパンデックス重量の百分率として表す。
伸び率はたて糸方向でのみ測定する。3布検体を、結果の一貫性を確実にするために使用する。公知長さの布検体を固定伸長試験機へ取り付け、長さのセンチメートル当たり4ニュートンの負荷を表す重りを検体に取り付ける。検体を手動で3サイクル運動させ、次に自由に垂れ下がらせる。重りを付けた検体の伸長した長さを次に記録し、布伸び率を計算する。
それぞれ60×60センチメートルの2検体を編布から採取する。3つのサイズマークを布正方形の各エッジ近くに引き、マーク間の距離をノートする。検体を次に40℃水温での12分洗濯機サイクルで3回順次機械洗濯し、実験室環境中テーブル上で風乾させる。サイズマーク間の距離を次に再測定して収縮の量を計算する。
4インチ×4インチ(10.16cm×10.16cm)正方形検体を編布からカットする。点を正方形の中心に付け、点を「X」の中心として「X」を引く。「X」の脚は2インチ(5.08cm)長さであり、正方形の外角線上にある。Xをナイフで注意深くカットし、次にカットによって生み出された内部ポイントの2つの布フェイスカールを直ちにおよび2分後に再び測定し、平均する。布ポイントが完全に360°円周にカールしている場合、カールを1.0と格付けし、それが180°だけカールしている場合、カールを1/2と格付けする、などである。
スパンデックス繊維の分子量は次の方法によって測定することができる。フィルター光度検出器中に280ナノメートルフィルターを備えたUV検出器と2フェノゲル(Phenogel)TMカラム(線状/混合ベッド(フェノメックス(Phenomex)(登録商標)、カリフォルニア州トランス(Torrance,CA))中にスチレンおよびジビニルスチレンの5ミクロンカラム充填剤で充填された300mm×7.8mm)とを装備したアジレント・テクノロジーズ1090LC(液体クロマトグラフ、アジレント・テクノロジー、カリフォルニア州パロ・アルト(Agilent Technologies,Palo Alto,CA))を用いてスパンデックスポリマーの分子量を分析する。サンプルを1ml/分の流量でおよび60℃のカラム温度で移動相に走らせる。分析用のサンプルは、1ミリリットルの溶剤当たり2.0〜3.0ミリグラムのポリマーを使用して調製する。ポリマー溶液の50マイクロリットルサンプルを分析のためにLCへ注入する。得られたクロマトグラフデータを、ビスコテック250GPCソフトウェア(ビスコテック、テキサス州ヒューストン(Viscotek,Houston,Texas))を用いて分析する。
本手順は、示差走査熱量計(DSC)からサンプルを取り出すことなくスパンデックスの同じ検体へ4つの温度を誘導した。DSC機器は、パーキン・エルマー(マサチューセッツ州ウェルズリー(Perkin Elmer(Wellesley,MA)))から商業的に入手可能な、パーキン・エルマー示差走査熱量計モデルピリス1(Perkin Elmer Differential Scanning Calorimeter Model Pyris 1)であった。機器は50℃でスタートし、各温度に1分間保持して、140、160、180および200℃まで加熱するようプログラムされた。サンプルを、各発熱がスキャンされた後に50℃のスタート温度に冷却し、次に、次のより高い温度をスキャンする前に50℃に5分間保持した。
下の表1は実施例編布についてのニッティング条件を示す。ライクラ(登録商標)タイプ169または562をスパンデックス・供給用に使用する。ライクラ(登録商標)デニールは20すなわち22デシテックスである。編み目長さLは機械セッティングである。下の表2は完成布についての試験の重要な結果をまとめる。カールの値はすべての試験条件について受け入れるものであった。スパンデックス・供給テンションはグラム単位でリストする。1.00gは0.98センチニュートン(cN)に等しい。
20デニール・スパンデックス・供給テンションは、4〜6cNの範囲にある、1.5グラム(1.47cN)である。本実施例での硬質糸はリング紡績綿(32Ne、165デニール)である。布を図5に図式的に示す方法に従って染色し、仕上げる。布を63aでのようにスリット化し、オープン幅乾燥させる。実施例1についての布基本重量は219g/m2である。
実施例1の編布をジェット染色機中熱水(230°Fまたは110℃)で5分間処理し、ハイドロセッティング工程74の経路65aでのように実施例1、図6と同様に染色し、仕上げる。実施例2での完成布は、ハイドロセッティング工程が布を仕上げるために用いられたにもかかわらず実施例1での編布と同じ基本重量(重量)、伸び率、収縮、およびフェイスカールを有する。本実施例は、ハイドロセッティング温度でさえ、ハイドロセッティングへの5分の暴露が布特性を変えるのに十分ではないことを例示する。
実施例1の編布をジェット染色機中熱水(266°Fまたは130℃)で15分間処理し、実施例2と同様に染色し、仕上げる。実施例3での完成布は、実施例1より11%低い、194g/m2の基本重量を有する。
実施例1の編布を図5に図式的に示す方法に従って染色し、仕上げる。布を63bでのようにチューブ状乾燥させる。チューブ状商品にとって所望の布重量は約200g/m2であるので、本方法は、すべての他の布特性は望ましいにもかかわらす、過度の重量(232g/m2)の布を製造する。
実施例1の編布をジェット染色機中熱水(230°Fまたは110℃)で5分間処理し、チューブ状ハイドロセッティング工程74の経路65bでのように、実施例4、図6と同様に染色し、仕上げる。実施例5での完成布は、実施例4での布よりたったの1%低い基本重量を有する。実施例5についての最大長さ伸び率、収縮、およびフェイスカールは、ハイドロセッティング工程が布を仕上げるために用いられるにもかかわらず実施例4での編布と同じものである。本実施例は、ハイドロセッティング・プロセス条件(高い温度および圧力)でさえ、ハイドロセッティングへの5分の暴露が布特性を変えるのに十分ではないことを例示する。
実施例1の編布をジェット染色機中熱水(266°Fまたは130℃)で15分間処理し、実施例5と同様に染色し、仕上げる。実施例6での完成布は、実施例4より10%低い、そしてチューブ状Tシャツ衣にとって受け入れられる、206g/m2の基本重量を有する。布伸び率、収縮、およびフェイスカールもまた本目的にとって受け入れられる。
プロセス・パラメーターは、異なるスパンデックス糸、ライクラ(登録商標)タイプ562B(「容易に硬化」)をスパンデックス・供給用に使用したことを除いて実施例1でと同じものである。結果は実施例1での布に匹敵する。
実施例7の編布をジェット染色機中熱水(230°Fまたは110℃)で5分間処理し、チューブ状ハイドロセッティング工程74の経路65aでのように、実施例1、図6と同様に染色し、仕上げる。実施例8での完成布は、実施例7での布よりたったの5%低い基本重量を有する。実施例8についての最大長さ伸び率、収縮、およびフェイスカールは、ハイドロセッティング工程が布を仕上げるために用いられたにもかかわらず実施例7での編布と似ている。本実施例は、ハイドロセッティング温度でさえ、ハイドロセッティングへの5分の暴露が布特性を変えるのに十分ではないことを例示する。
実施例7の編布をジェット染色機中熱水(266°Fまたは130℃)で15分間処理し、実施例1と同様に染色し、仕上げる。編布を図6、経路65aに従って処理してオープン幅布を与える。このスパンデックスはライクラ(登録商標)銘柄スパンデックスの他の銘柄より熱に敏感であり、従って実施例9での布についての基本重量は、実施例7での布より19%低い171g/m2である。伸び率、収縮、および布フェイスカールはTシャツの製造にとって受け入れられる。
実施例7の編布を図5に図式的に示す方法に従って染色し、仕上げる。布を63bでのようにチューブ状乾燥させる。チューブ状商品にとって所望の布重量は約200g/m2であるので、本方法は、すべての他の布特性は望ましいにもかかわらす、過度の重量(229g/m2)の布を製造する。
実施例7の編布をジェット染色機中熱水(230°Fまたは110℃)で5分間処理し、チューブ状ハイドロセッティング工程74の経路65bでのように実施例4、図6と同様に染色し、仕上げる。実施例11での完成布は、実施例10での布よりたったの2%低い基本重量を有する。実施例11についての最大長さ伸び率、収縮、およびフェイスカールは、ハイドロセッティング工程が布を仕上げるために用いられたにもかかわらず実施例10での編布と同じものである。本実施例は、ハイドロセッティング温度でさえ、ハイドロセッティングへの5分の暴露が布特性を変えるのに十分ではないことを例示する。
実施例7の編布をジェット染色機中熱水(266°Fまたは130℃)で15分間処理し、実施例11と同様に染色し、仕上げる。実施例12での完成布は、実施例7より23%低い、そしてチューブ状Tシャツ衣にとって受け入れられる173g/m2の基本重量を有する。布伸び率、収縮、およびフェイスカールもまた受け入れられる。
20デニール・スパンデックス・供給テンションは、4〜6cNの範囲にある、1.70グラム(1.67cN)であった。本実施例での硬質糸はテクスチャー加工ナイロン(140デニール/48フィラメント)であった。布を染色し、仕上げた、図5。布を63aでのようにスリット化し、オープン幅乾燥させた。実施例13についての布基本重量は242g/m2である。
実施例13の編布をジェット染色機中熱水(230°Fまたは110℃)で5分間処理し、実施例13、図6、ハイドロセッティング工程74の経路65aと同様に染色し、仕上げる。実施例14での完成布は、ハイドロセッティング工程が布を仕上げるために用いられたにもかかわらず実施例13での編布と同じ基本重量(重量)、伸び率、収縮、およびフェイスカールを有する。本実施例は、ハイドロセッティング温度でさえ、ハイドロセッティングへの5分の暴露が布特性を変えるのに十分ではないことを例示する。
実施例13の編布をジェット染色機中熱水(266°Fまたは130℃)で15分間処理し、実施例14と同様に染色し、仕上げる。実施例15での完成布は、実施例13での完成布に対して著しく(>25%)低下しているたて糸伸び率を有する。
実施例13の編布を図5に図式的に示す方法に従って染色し、仕上げる。布を63bでのようにチューブ状乾燥させる。
実施例13の編布をジェット染色機中熱水(230°Fまたは110℃)で5分間処理し、実施例16、図6、チューブ状ハイドロセッティング工程74の経路65bと同様に染色し、仕上げる。実施例17での完成布は実施例16よりたったの5%低いたて糸伸び率を有する。実施例17についての布基本重量、収縮、およびフェイスカールは、ハイドロセッティング工程が布を仕上げるために用いられたにもかかわらず実施例16での編布と本質的に同じものである。本実施例は、ハイドロセッティング温度でさえ、ハイドロセッティングへの5分の暴露が布特性を変えるのに十分ではないことを例示する。
実施例13の編布をジェット染色機中熱水(266°Fまたは130℃)で15分間処理し、実施例17と同様に染色し、仕上げる。実施例18での完成布は、実施例16より28%低い、そしてチューブ状Tシャツ衣にとって受け入れられる、69%のたて糸伸び率を有する。布基本重量、収縮、およびフェイスカールもまた実施例16と本質的に同じものであった。
プロセス・パラメーターは、異なるスパンデックス糸、ライクラ(登録商標)タイプ562B(「容易に硬化」)をスパンデックス・供給用に使用したことを除いて実施例13でと同じものである。結果は実施例13のそれらに匹敵した。
実施例19の編布をジェット染色機中熱水(230°Fまたは110℃)で5分間処理し、実施例19、図6、チューブ状ハイドロセッティング工程74の経路65aと同様に染色し、仕上げる。実施例20での完成布は実施例19のそれよりたった2%低い基本重量を有する。実施例20についての最大長さ伸び率、収縮、およびフェイスカールは、ハイドロセッティング工程が布を仕上げるために用いられたにもかかわらず実施例19での編布に似ている。本実施例は、ハイドロセッティング温度でさえ、ハイドロセッティングへの5分の暴露が布特性を変えるのに十分ではないことを例示する。
実施例19の編布をジェット染色機中熱水(266°Fまたは130℃)で15分間処理し、実施例20と同様に染色し、仕上げる。編布を図6、65aに従って処理してオープン幅布を与えた。このスパンデックスはライクラ(登録商標)銘柄スパンデックスの他の銘柄より熱に敏感であり、従って実施例21での布についての基本重量は、実施例19での布より14%低い209g/m2である。伸び率、収縮、および布フェイスカールは受け入れられるものであった。
実施例19の編布を図5に図式的に示す方法に従って染色し、仕上げる。布を63bでのようにチューブ状乾燥させる。本方法は、すべての他の布特性は望ましいにもかかわらず、過度の重量(260g/m2)の布を製造する。
実施例19の編布をジェット染色機中熱水(230°Fまたは110℃)で5分間処理し、実施例22、図6、チューブ状ハイドロセッティング工程74の経路65bと同様に染色し、仕上げる。実施例23での完成布は、実施例22での布よりたったの1%低い基本重量を有する。実施例23についての最大長さ伸び率、収縮、およびフェイスカールは、ハイドロセッティング工程が布を仕上げるために用いられたにもかかわらず実施例22での編布と同じものである。本実施例は、ハイドロセッティング温度でさえ、ハイドロセッティングへの5分の暴露が布特性を変えるのに十分ではないことを例示する。
実施例19の編布をジェット染色機中熱水(266°Fまたは130℃)で15分間処理し、実施例23と同様に染色し、仕上げる。実施例24での完成布は、実施例22より15%低い、220g/m2の基本重量を有する。
20デニール・スパンデックス牽伸は3.0倍である。本実施例での硬質糸はリング紡績綿(32Ne、165デニール)である。布を図5に図式的に示す方法に従って染色し、仕上げる。布を63bでのようにチューブ状乾燥させる。実施例25についての布基本重量は300g/m2である。
実施例25の編布をジェット染色機中熱水(266°Fまたは130℃)で15分間処理し、実施例25、図6、チューブ状ハイドロセッティング工程74の経路65bと同様に染色し、仕上げる。実施例26での完成布は、実施例25での布より37%低い基本重量を有する。
40デニール・スパンデックス牽伸は2.0倍である。本実施例での硬質糸はリング紡績綿(32Ne、165デニール)である。布を図5に図式的に示す方法に従って染色し、仕上げる。布を63aでのようにスリット化し、オープン幅乾燥させる。実施例27についての布基本重量は285g/m2である。
実施例27の編布をジェット染色機中熱水(266°Fまたは130℃)で15分間処理し、実施例27、図6、チューブ状ハイドロセッティング工程74の経路65aと同様に染色し、仕上げる。実施例28での完成布は、実施例25での布より23%低い基本重量を有する。
Claims (20)
- a.エラストマー材料を提供する工程と、
b.紡績糸、連続フィラメント糸およびそれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つの硬質糸を提供する工程と、
c.エラストマー材料を少なくとも1つの硬質糸と添え糸編みする工程と、
d.添え糸編みされたエラストマー材料および少なくとも1つの硬質糸をあらゆる編み方向において丸編して丸編弾性シングルジャージー布を形成する工程と、
e.エラストマー材料を実質的に硬化させるのに十分な温度および圧力の条件下にそして十分な期間、丸編弾性シングルジャージー布を連続相水性溶液と接触させる工程と、
によって製造されることを特徴とする丸編弾性シングルジャージー布。 - 前記エラストマー材料が裸スパンデックス糸としてさらに定義されることを特徴とする請求項1に記載の丸編弾性シングルジャージー布。
- 前記少なくとも1つの硬質糸が綿および綿ブレンドからなる群から選択され、そして前記丸編弾性シングルジャージー布が約100〜約400g/m2の基本重量を有することを特徴とする請求項1に記載の丸編弾性シングルジャージー布。
- 前記丸編弾性シングルジャージー布が洗濯後に約14%以下の収縮を有することを特徴とする請求項1に記載の丸編弾性シングルジャージー布。
- チューブの形態で製造され、そして目で見える側面のしわがその中に実質的に形成されないことを特徴とする請求項1に記載の丸編弾性シングルジャージー布。
- 請求項1に記載の丸編弾性シングルジャージー布から製造されることを特徴とする衣服。
- 前記エラストマー材料が裸スパンデックス糸としてさらに定義されることを特徴とする請求項6に記載の衣服。
- 前記少なくとも1つの硬質糸が綿および綿ブレンドからなる群から選択され、そして前記丸編弾性シングルジャージー布が約100〜約400g/m2の基本重量を有することを特徴とする請求項6に記載の衣服。
- 前記丸編弾性シングルジャージー布が洗濯後に約14%以下の収縮を有することを特徴とする請求項6に記載の衣服。
- 前記スパンデックスの示差走査熱量測定法または分子量分析によって示される際の160℃以下の温度にさらされて、そして約15%未満の洗濯収縮を示し、あらゆる方向に裸弾性糸および少なくとも1つの硬質糸を含むことを特徴とする丸編弾性シングルジャージー布。
- 前記裸弾性糸が平方メートル当たりの総布重量を基準にして約3.5重量%〜約14重量%の量で丸編弾性シングルジャージー布中に存在するスパンデックス糸であることを特徴とする請求項10に記載の布。
- 前記丸編弾性シングルジャージー布が、約1.4のカバーファクターを有することを特徴とする請求項10に記載の布。
- 乾燥、圧縮、およびそれらの組合せからなる群から選択された少なくとも1つのさらなる処理工程をさらに含み、前記丸編弾性布が少なくとも1つのさらなる処理工程中にその長さにおいてオーバーフィードを受けることを特徴とする請求項10に記載の布。
- 前記丸編弾性シングルジャージー布を処理工程にさらす工程をさらに含み、そのような処理工程が約160℃未満の温度で起こることを特徴とする請求項10に記載の布。
- 前記処理工程がクリーニング、漂白、染色、乾燥、圧縮、およびそれらの任意の組合せからなる群から選択されることを特徴とする請求項10に記載の布。
- 前記丸編弾性シングルジャージー布がチューブの形態で製造され、そして目で見える側面のしわがその中に実質的に形成されないことを特徴とする請求項10に記載の布。
- 前記少なくとも1つの硬質糸が綿または綿ブレンドであり、そして前記丸編弾性シングルジャージー布が約100〜約400g/m2の基本重量を有することを特徴とする請求項10に記載の丸編弾性シングルジャージー布。
- 前記丸編弾性シングルジャージー布がそのたて糸方向に少なくとも約60%の伸び率を有することを特徴とする請求項10に記載の丸編弾性シングルジャージー布。
- 前記丸編弾性シングルジャージー布が洗濯後に約14%以下の収縮を有することを特徴とする請求項10に記載の丸編弾性シングルジャージー布。
- 請求項10に記載の丸編弾性シングルジャージー布から製造されることを特徴とする衣服。
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