JP2008518660A - 薄型防護下着 - Google Patents

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Abstract

シャーシと挿入物とを包含する防護下着。シャーシは、第1の側端部及び第2の側端部を有する前部ウェスト部分と、第1の側端部及び第2の側端部を有する後部ウェスト部分と、前部ウェスト部分を後部ウェスト部分に縦方向に結合する股部分とを含む。前部ウェスト部分の第1の側端部が後部ウェスト部分の第1の側端部に結合されると共に、前部ウェスト部分の第2の側端部が後部ウェスト部分の第2の側端部に結合される。挿入物は、シャーシに取り付けられてシャーシの少なくとも股部分を覆う。この挿入物は、約4mm未満の全体的厚みと、少なくとも1.2g/cmの吸収容積と、1回目及び2回目の流体襲撃に関して約20秒未満の収集速度と、3回目の流体襲撃に関して約30秒未満の収集速度とを有する。

Description

[発明の分野]
本発明は、吸収性挿入物を有する使い捨て吸収性用品、特に薄い吸収性挿入物を有する防護下着に関する。
[発明の背景]
乳児用おむつ、成人用おむつ及び女性用生理用品のような、従来の使い捨て吸収性用品は、典型的には、多層の吸収材料又は複合体を有する。これらの用品のいくつかは、トップシートと、吸収コアと、トップシート及び吸収コア間に差し挟まれた収集/分散層(ADL)とから構成される挿入物を含む。吸収コアは一般的に、綿毛パルプと、当該用品に進入する液体のほとんどを貯蔵する超吸収性ポリマー(SAP)との複合体である。
目立たないことは、成人用吸収製品の着用者にとって重要な問題点であるので、薄いと称されるおむつがより一般的になりつつある。特に、薄型おむつは、小売成人用使い捨て製品において最も望ましく、この場合、それらは目立たず且つ装着が快適で、着用者に自信及び尊厳を与える。小売成人使用者に関する増大中の製品区分は防護下着であり、これは、高吸収性挿入物を備える下着に類似している一製品として記載してもよい。このような製品を設計する際の課題は、防護下着に高吸収性を保持しながら、「通常の」下着のような外観及び感触を持たせることである。
一般的に、防護下着のための挿入物は、吸収コア中の有意の割合の綿毛パルプをSAPで置き換えて、ティシュのような材料の2つの層の間で吸収コアを圧縮することにより、薄くされる。このような技術は、より薄いおむつを提供するのに有効であるものの、おむつの吸収特性は損なわれる場合がある。圧縮及びSAP含量増大の組合せを用いると、薄型おむつは遅い流体収集速度のほかに、自由膨潤容積の低減を示す傾向がある。その結果、このような構造体は、より漏出しがちである。それゆえ、薄い構造体の使用により提供される目立たないこと、快適性及び装着具合の増強は、低吸収性により相殺されてしまう場合がある。
薄型おむつの収集速度を増大するために、改良されたADL材料を用いてもよい。逆流(wetback)又は再濡れ(rewet)を抑制しながら吸収速度を改善するよう意図された他の型の吸収構造体は、戦略的に変更された平均孔サイズを有する多層の繊維織物を包含する(例えば米国特許第5,728,083号明細書、米国特許第5,569,226号明細書及び米国特許第5,505,719号明細書を参照)。
股領域において厚みと幅とを掛けた値が3.87cm(0.6in)を超えないよう規定されたコアの断面積を有するおむつを用いた快適性及び装着具合の改善を特許請求しているものもある。例えば、米国特許第5,098,423号明細書を参照されたい。コアは、最小膨潤容積も有する。しかしながら、流体の収集速度が最も重要であるので、高容積単独では漏出を防止できない。さらに、コアの厚みは製品をより目立たなく且つ快適にするために確かに有益であるものの、コアの幅は、目立たなくする改良に寄与せず、あるいはいくつかの場合には快適性の改良にさえも寄与しない。
別のアプローチは、米国特許第6,494,871号明細書に記載されるような薄型生理用ナプキンの使用である。このナプキンは、5mm未満(約0.2インチ)の厚みを有し、合成月経流体に関して15秒未満の浸透時間を有する。このような製品は、薄型コアの要素を迅速な流体収集と組み合わせるものの、薄型パッドに徐々に進入する少量の月経流体を収容するという課題は、薄型パッド中に迅速に流入する相対的により多量の尿を収容することに比べて脅威は少ないということは、当業者には明らかである。
防護下着のような失禁用製品のための薄型の目立たない挿入物は、高容積を伴う高速吸収を可能にするほかに、実効性を達成しなければならないという他の課題が存在する。他の課題の中には、再濡れを低く維持することと、十分なコア一体性を提供することとがある。製品は、多数回の流体襲撃(insult)を受けた後に、低レベルの再濡れ又は流体逆流(fluid wetback)を示さなければならない。この目標が達成されなければ、使用者の皮膚は乾燥した状態を保てず、不快を生じ、皮膚の健康を損う可能性がある。さらに、薄型吸収コアが濡れても良好にまとまっていることが必須である。それ自体はコアにいかなる一体性も付与しない高い割合の超吸収性粒子を薄型コア中に用いると、濡れた場合にコアをそのままの状態に保つことには問題が伴う。分解するか又は一塊になるコアは、不快さを生じ、反復する流体襲撃を有効に受容できない。
したがって、迅速な収集速度と、多数回の流体襲撃を受容するのに適切な吸収容積とを依然として提供しながら、できるだけ薄い成人用の目立たない薄型防護下着製品に対する必要性が存在する。このような製品を製造するのに便利で且つ実際的であることも必要とされる。
[発明の概要]
本発明の例示的な一つの実施形態による吸収性用品は、シャーシと挿入物とを包含する。シャーシは、第1の側端部及び第2の側端部を有する前部ウェスト部分と、第1の側端部及び第2の側端部を有する後部ウェスト部分と、前部ウェスト部分を後部ウェスト部分に縦方向に結合する股部分とを含む。前部ウェスト部分の第1の側端部が後部ウェスト部分の第1の側端部に結合されると共に、前部ウェスト部分の第2の側端部が後部ウェスト部分の第2の側端部に結合される。挿入物は、シャーシに取り付けられてシャーシの少なくとも股部分を覆う。この挿入物は、約4mm未満の全体的厚みと、少なくとも1.2g/cm(7.5g/in)の吸収容積と、1回目及び2回目の流体襲撃に関して約20秒未満の収集速度と、3回目の流体襲撃に関して約30秒未満の収集速度とを有する。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、挿入物は、バックシートと、トップシートと、バックシート及びトップシート間に配置される吸収コアと、吸収コア及びトップシート間に配置される収集/分散層とを含む。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、吸収コアは、約40%〜約100%の超吸収性ポリマー(SAP)からなる。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、トップシートの坪量は、約13.5gsm〜約15gsmの範囲である。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、収集/分散層の坪量は、約30gsm〜約60gsmの範囲である。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、収集/分散層の厚みは、約1mm〜約1.5mmの範囲である。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、吸収コアの坪量は、約250gsm〜約1,000gsmの範囲である。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、吸収コアの厚みは、約2mm以下である。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、吸収コアの面積は、約0.045m(70in)〜約0.084m(130in)の範囲である。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、トップシートは、不織布、開孔フィルム、又は不織布及び開孔フィルムの複合体からなる。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、収集/分散層は、不織布又は開孔フィルムを備える。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、収集/分散層は、三次元開孔フィルムを備える。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、吸収コアは、綿毛パルプ及び超吸収性ポリマーの圧縮複合体からなる。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、吸収コアは長方形である。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、吸収コアは砂時計形である。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、バックシートは、流体不透過性フィルム層及び不織布層の複合体からなる。
本発明の少なくとも一つの実施形態では、バックシートの厚みは、0.2mm以下である。
本発明の上記及び関連する目的、特徴及び利点は、添付の図面と一緒に考慮する場合、本発明の例証的ではあるが、現在好ましい実施形態についての以下の詳細な説明を参照することにより、さらに詳細に理解される。
[好ましい実施形態の詳細な説明]
本発明の種々の例示的実施形態は、成人用防護下着製品のような目立たない吸収性用品を対象とする。防護下着はできるだけ薄いが、尿の多数回の流体襲撃を収容するのに十分な吸収容積を含有し、漏れを防止するために十分に迅速に尿を収集する。以下でさらに詳細に記載されるように、本発明の種々の例示的実施形態による防護下着の厚みは4mm未満であり、吸収容積は少なくとも1.2g/cm(7.5g/in)であり、最初の2回の流体襲撃に関する収集時間は20秒未満であり、3回目の流体襲撃に関しては30秒未満である。
図1〜図3は、本発明の一つの例示的実施形態による防護下着を示している。図1は、広げた形状の防護下着1を示し、図2は、図1の線A−A’に沿って得られた防護下着1の断面を示し、図3は、完全に組み立てられた形状の防護下着1を示している。
防護下着1は、挿入物10及びシャーシ20から構成されている。図2に示されるように、挿入物10は、トップシート12と、ADL14と、吸収コア16と、内側バックシート18とを含んでいる。以下でさらに詳細に記載されるように、挿入物10のこれらの構成成分のいずれか又はすべてが、1つ又は複数の層を含有してもよい。さらに、ティッシュ層を、コア及びバックシート間に含むことができる。ティッシュ層は、吸収コアの長さに沿った流体の吸い上げに役立ち、ピンホールがバックシートに形成されるのを防止する。バックシートは、薄型防護下着において、高SAPレベルでピンホールを特に有し易い。
シャーシ20は、前部ウェスト部分22と、後部ウェスト部分24と、前部ウェスト部分22を後部ウェスト部分24に縦方向に結合する股部分26とを含んでいる。このような構成では普通であるように、股部分26は、単独で或いは後部ウェスト部分24及び前部ウェスト部分22の一方又は両方と組合せて、着用者の足を心地よく受容するようになっている脚部開口28を画定している。脚部開口28は、より良好に、より漏れを防止するように着用者の足に装着するために、伸縮性にしてもよい。前部ウェスト部分22の第1の側端部及び後部ウェスト部分24の第1の側端部と、前部ウェスト部分22の第2の側端部及び後部ウェスト部分24の第2の側端部とは、各々密封されて、それぞれサイドシール30及び32を形成する。脚部開口28と組合せたサイドシール30及び32を用いると、防護下着1は、単に人の足を脚部開口に通してウェストまで引き上げることにより履くことのできる従来の下着衣類に類似する。サイドシール30及び32は、容易に引き剥がし可能(取り外し可能)であるように作られ、簡単な引き剥がし操作を行うことにより、防護下着1を迅速に取り外すことを可能にする。図1は、サイドシールが両側で引き剥がされた後の防護下着1を示しており、サイドシール30及び32の残りの要素はここで外される。前面弾性要素34は、前部ウェスト部分22の縦方向縁に形成され、背面弾性要素36は、後部ウェスト部分24の縦方向縁に形成されて、防護下着1を着用者のウェストの周囲に心地よく適合させる。さらに、シャーシ20は、図1に示されるように、股部ゴム40及び腿部ゴム42を含んでもよい。
シャーシ20は、外側バックシート38を有効に形成する不織布材料を含有している。挿入物10の内側バックシート18は、シャーシ20の外側バックシート38に貼り合わされるか、そうでなければ結合される。股部分26を縦方向に横断して、部分的に前部ウェスト部分22及び後部ウェスト部分24を横断して延びるように、挿入物10は、シャーシ20に取り付けられる。図1に示されるように、ADL14は、挿入物10の全長に延びるわけではないが、体液を吸収する際に挿入物10の有効性を増強するように、前部ウェスト部分22に最接近して戦略的に配置される。
挿入物10、したがって防護下着1は、好ましくは、約4mm未満の全体的厚みと、約1.2g/cm(7.5g/in)の吸収容積と、最初の2回の流体襲撃に関して20秒未満の収集速度と、3回目の流体襲撃に関して30秒未満の収集速度とを有する。
挿入物10のトップシート12は、好ましくは、不織布、開孔フィルム又は不織布及び開孔フィルムの複合体であり、それを通して流体流を伝導するが皮膚の再濡れに対するいくらかの防護を提供し得る。開孔フィルムは、ポリプロピレン又はポリエチレンベースのフィルムであってもよい。不織布は一般的に、熱的プロセス、化学的プロセス又は水流交絡法により一緒に結合されるか、あるいはスパンボンド不織布として直接形成されるポリオレフィン系繊維から成る。好ましくは、不織布材料は、親水性仕上げ剤で局所的に処理されるポリプロピレン繊維から成るが、このような繊維は、ある期間にわたって表面にコーティングを施すと共に適切な湿潤性を提供する親水性内部添加剤も含有してもよい。一般的に、このようなトップシート材料は、約11gsm〜約20gsmの範囲の坪量を有し、好ましい範囲は、約13.5gsm〜15gsmである。この好ましい範囲内のトップシートの厚みは、約0.12mm〜約0.18mmである。
ADL14は、不織布又は開孔フィルムから作製してもよく、挿入物10を通る液体の流れを促進することができ、挿入物10を通して流体を広げると共に分散させることができる。ADL14は、熱結合されるか又は化学結合されるポリエステル又は複合不織布材料であってもよく、あるいは、それは、三次元開孔フィルムであってもよい。ADL14は、好ましくは、親水性仕上げ剤で局所的に処理されるか、あるいは、ADL14に親水性を付与する内部添加剤を含有してもよい。ADL14が「耐久性のある親水性」を示すこと、即ち、ADL14が反復的な「流体襲撃」に耐え得ると共に親水性を保持し得ることは重要である。したがって、最初の流体襲撃中にすべての湿潤剤が洗い落とされるわけではないということが不可欠である。さらに、ADL14は、好ましくは、相対的に薄い吸収コア16が、来るべき流体襲撃を吸収するための時間を与えるのに十分な容積又はロフト(loft)を有する。それゆえ、ADL14は、好ましくは、それが可能にするさらに迅速な収集速度と引き換えに、挿入物10の嵩に寄与する。この点では、ADL14の重量は、約20gsm〜約120gsmの範囲であり、好ましい範囲は、約30gsm〜60gsmである。この好ましい範囲内のADLの厚みは、約1mm〜1.5mmである。上記のように、ADL14は、1つより多い層の材料から成る。ADL14は、吸収コア16と一緒に、20秒未満という1回目及び2回目の収集時間と、30秒未満という3回目の収集時間とを提供するように作用する。
吸収コア16は一般的に、綿毛パルプ及び超吸収性ポリマー(SAP)の圧縮複合体であるが、任意に合成繊維を含んでもよい。吸収コア16は、合成繊維を含むか又は含まずに、綿毛を含有せずにSAPのみを含有してもよい。概して、SAPは、好ましくは、吸収コア16の少なくとも約40%〜約100%を占める。しばしば、これらの材料は、ティッシュ又は不織布の2つの層間に挟まれて、SAPを含有するのを助ける。また、該材料は、水素結合、熱結合、化学結合、接着剤貼り合わせ又はこれらのメカニズムの組合せにより、一緒に保持してもよい。吸収コア16の坪量は、約250gsm〜約1,000gsmの範囲である。吸収コア16の厚みは、好ましくは、2mm以下である。さらに、吸収コア16は、少なくとも1.2g/cm(7.5g/in)の吸収容積を有する。
吸収コア16は、図4に示されるように、股部分で幅が最も狭くなる砂時計形状を有してもよく、あるいは、図1に示されるように長方形であってもよい。防護下着が小柄の成人から肥満の成人までのサイズ要件を満たし得るように、吸収コア16の面積は、約0.045m(70in)〜約0.084m(130in)の範囲であってもよい。使用者の大きさとは関係なく、吸収容積は、少なくとも1.2g/cm(7.5g/in)である。
防護下着1の内側バックシート18は、好ましくは、流体不透過性フィルム層から成り、しばしば柔軟性改良のための外部不織布層を含む。そのフィルムは、好ましくはポリオレフィン又はポリオレフィン類の組合せから成り、一般的に約0.02mmの厚みである。内側バックシート18用の不織布はしばしば、親水性添加剤が必要とされないことを除いて、トップシート12用の不織布と類似する。不織布の厚みは、約0.12mm〜約0.18mmの範囲であってもよい。それゆえ、バックシートの厚みは、約0.2mm以下である。
本発明の例示的実施形態による防護下着は、従来の防護下着より薄いが、類似の、場合によっては、より良好な性能特性を示し得る。これは、吸収コアをより薄い形状に圧縮することを可能にする、吸収コア中の高い割合のSAP材料を使用することと、このようなコアと相乗的に働く適切なADL系を選択することとにより達成される。上記のように、SAP材料の好ましい割合は、少なくとも40%であるが、一方、従来の防護下着製品は、約25〜50%のSAPを含むが、より低い収集速度及びより低い吸収容積の恐れのために薄く圧縮することができない。さらに、トップシートのための好ましい材料を用いて、上述のADL及びバックシートはさらに、本発明の防護下着製品に優れた性能特性を保持させる。
本発明の例示的実施形態による防護下着製品の有効性を例証する下記の実施例において、以下の試験手順を用いた。
[厚み]
ニューヨーク州ロンコンコマ所在のTMI(Testing Machines Inc.)製のデジタルマイクロメーター・モデル49−72を用いて、すべての厚み測定を行なった。この計器は、試料に15g/cm(95g/sq.in.)の負荷を加える直径5センチ(2インチ)のアンビルを用いて特別に製造される。厚みは常に、防護下着の股領域で測定した。
[収集時間/再濡れ]
多数回の流体襲撃収集時間及び再濡れを評価するために用いられる試験方法は、当該技術分野で広範に用いられているものと同様である。吸収構造体を表面上に平坦に置き、必要な場合にはゴムを切り取った。投与リング(内径60mm、外径70mm及び高さ40mm)を吸収構造体の標的領域上に置いた。次に、100mlの合成尿(0.9%NaCl溶液)をメスシリンダー中で測定し、125ml分液漏斗中に注ぎ入れた。分液漏斗のコック弁を全開にすると、分液漏斗は、9ml/秒の速度で流体を放出した。投与リングの中心の吸収構造体の表面から40mmの所に漏斗の底先端を配置して、コックを開けると、流体が吸収構造体上に分配される。同時に、タイマーを作動させた。100mlの容量が完全にトップシートを通過するときに、タイマーを停止した。この時間を、1回目の収集時間として記録した。
投与リングをここで取り除き、別のタイマーを作動させて、15分を測定した。15分後、約10gの重さの一山の予備計量濾紙(AFI等級950、直径9cm)を湿潤標的領域の中央に置いた。6.9kPa(1psi)の圧力を加える円柱錘を濾紙の上面に載せた。この円錐錘もまた9cmの直径を有する。1分間待った後、円錐錘を取り除いて、濾紙を計量した。重量差を1回目の再濡れとして記録した。
上記とほぼ同一の手順を用いて100mlの合成尿をさらに2回適用して、吸収構造体当たり合計3回の「流体襲撃」を作り出した。2回目及び3回目の流体襲撃に関しては、15gの濾紙を用いた。再現の総数は、吸収構造体当たり5回又は10回のいずれかである。収集時間及び再濡れの平均値を計算した。
[吸収容積/コア一体性]
吸収性用品の吸収容積を測定するために用いられる試験方法は、当該技術分野で用いられる他のものとも類似であり、しばしば「浸漬及び排液(Dunk and Drain)」又は「浸液及び滴下(Dip and Drip)」と呼ばれる。上述のような十分量の生理食塩溶液を用いて、約51センチ(20インチ)×76センチ(30インチ)の浅皿を約5センチ(2インチ)の深さに充填した。防護下着の試料を計量した。該製品を、先ずトップシート側を浸入させるようにして溶液に浸漬し、次に約10分間、溶液中に浸漬させた。次に、湿った製品を、トップシートを上にしてその緯度方向の中央部分を横切るように、吊るし棒上に載せた。次に、該製品を、約3分間排液した。この排液時間中、コアは、吸収された生理食塩水の重量を支えることができず、この重量下でばらばらに分断する可能性がある。落下するコアの割合を、コア破損率として記録した。次に、該製品を計量桶に入れて、湿った重量を確定した。湿った重量から防護下着の乾燥重量を差し引き、次に吸収コアの面積でその差を割ることにより、吸収容積を確定した。長方形のコアの場合、この面積は単に、コアの長さにコアの幅を掛けたものである。
[実施例1]
本発明の防護下着製品のための挿入物の原型を組み立てた。挿入物は、13.5gsmの不織布のトップシート(製品コードSB1350021、ペンシルバニア州メッケルハッタン(McElhattan)のファーストクオリティーノンウォーヴンズ(First Quality Nonwovens)提供)と、円錐形の孔を有する開孔ポリエチレンフィルムADL(バージニア州リッチモンドのトレドガーフィルムプロダクツ(Tredegar Film Products)提供のAquiDry(登録商標)として既知)と、NovaThin(登録商標)として既知の450gsmの吸収コア(製品コードJ4500755DTNBE、フロリダ州ジャクソンヴィルのレイオニアー社(Rayonier Inc.)提供)と、液体不透過性フィルムのバックシートとを包含した。吸収コア及びトップシートを、53センチ(21インチ)の長さ及び10センチ(4.0インチ)の幅に切断した。ADLを、53センチ(21インチ)の長さ及び8.26センチ(3.25インチ)の幅に切断した。
以下は、原型の層に関する厚みの測定値である。
不織布:0.15mm
ADL:1.27mm
コア:1.83mm
バックシート:0.03mm
構造体のすべての厚みは、3.28mmであった。10個の試料を測定した。
測定された収集時間は、1回目、2回目及び3回目の流体襲撃に関して、それぞれ、12.4秒、13.2秒及び14.6秒であった。5個の試料を測定して、収集時間を確定した。吸収容積を測定すると、1.5g/cm(9.5g/in)であった。10個の試料を試験して、吸収容積を確定した。
[実施例2]
実施例1で用いた原型挿入物と類似の原型挿入物を含むように、完全な防護下着製品を製造した。製造した製品は、実施例1と同一等級の不織布のトップシート及びコア材料を包含した。ADLは、二重層開孔フィルム積層物で構成した。トップシートに面する開孔フィルムの層は、実施例1に用いたものと同一であった。この材料に、より小さい円錐形の孔を有する第2の開孔フィルムを貼り付けた。これもトレドガーフィルムプロダクツから入手可能であり、コード番号は25475である。この第2の開孔フィルムをコアに取り付けた。バックシートは、フィルムテック社(ペンシルバニア州アレンタウン)により提供される不透過性フィルムと、ファーストクオリティーノンウォーヴンズ製の13.5gsmの不織布とから構成した。
各試験において10の試料サイズに関して、以下の試験結果を測定した。
厚み:3.61mm
1回目の収集時間:15.9秒
2回目の収集時間:17.4秒
3回目の収集時間:22.4秒
1回目の再濡れ:0.10g
2回目の再濡れ:1.88g
3回目の再濡れ:6.26g
吸収容積:1.17g/cm(7.58g/in
[比較例]
従来の防護下着製品を用いて、再濡れ及び収集時間の試験データを得た。この従来の製品は、開孔フィルムADLと、レイオニアー社により提供されるグレードRayfloc JLD−E綿毛パルプ及び住友精化株式会社(日本)により提供されるグレードSA55S超吸収性ポリマーの混合物からなる吸収コアとを包含した。吸収コアは、約25%のSAPを含有した。従来製品の厚みは、約4.93mmであった。以下の表1において、従来の防護下着製品を用いて得られたデータを、実施例2の防護下着製品を用いて得られたものと比較する。
Figure 2008518660
表1に示されるように、比較例に用いた従来の製品は、より厚く且つより重かったにもかかわらず、実施例2の防護下着より長い収集時間を示した。さらに、実施例2の防護下着に関する再濡れ結果は、比較例の防護下着のものより高いものの、その差は、統計学的に有意ではない。実施例2の製品の比較的に薄い構造体は、コア破損率のデータに及ぼす負の影響を有さなかったということにここで留意することも重要である。したがって、概して、表1に示されたデータは、本発明の種々の例示的実施形態による薄型防護下着が従来の防護下着製品と等価の又はそれより良好でさえある特性を示し得ることを実証している。
本発明の防護下着製品は、上述の実施形態に限定されるものではなく、使用及び装着具合の改良を可能にする任意のその他の構造要素を含むことができる。例えば、少なくとも一つの実施形態では、サイドシールが分断された後に、フックファスナーを用いて着用者のウェスト回りに防護下着を再固定し得るように、防護下着は、後部ウェスト部分の側端部に配置されるフックファスナーを包含することができる。
本発明の好ましい実施形態を示して詳細に説明してきたので、それに対する種々の修正及び改良は当業者に容易に明らかになる。したがって本発明の精神及び範囲は広範に解釈され、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるべきものであって、前述の明細事項により限定されるものではない。
広げた形状の本発明の一つの例示的実施形態に従った防護下着製品を示す図である。 図1の線A−A’に沿った断面図である。 完全に組み立てられた形状の図1の防護下着製品を示す図である。 本発明の一つの例示的実施形態に従った防護下着製品と共に使用可能な吸収コアを示す図である。

Claims (28)

  1. シャーシであって、
    第1の側端部及び第2の側端部を有する前部ウェスト部分と、
    第1の側端部及び第2の側端部を有する後部ウェスト部分であって、前記前部ウェスト部分の前記第1の側端部が前記後部ウェスト部分の前記第1の側端部に結合されると共に、前記前部ウェスト部分の前記第2の側端部が前記後部ウェスト部分の前記第2の側端部に結合される後部ウェスト部分と、
    前記前部ウェスト部分を前記後部ウェスト部分に縦方向に結合する股部分と
    を備えるシャーシと、
    該シャーシに取り付けられる挿入物であって、前記シャーシの少なくとも前記股部分を覆い、約4mm未満の全体的厚みと、少なくとも1.2g/cmの吸収容積と、1回目及び2回目の流体襲撃に関して約20秒未満の収集速度と、3回目の流体襲撃に関して約30秒未満の収集速度とを有する挿入物と
    を備える防護下着。
  2. 前記挿入物は、
    バックシートと、
    トップシートと、
    前記バックシート及び前記トップシート間に配置される吸収コアと、
    前記吸収コア及び前記トップシート間に配置される収集/分散層と
    を備える、請求項1に記載の防護下着。
  3. 前記吸収コアは、超吸収性ポリマー材料を含む、請求項2に記載の防護下着。
  4. 前記超吸収性ポリマーは、前記吸収コアの約40%〜約100%を占める、請求項3に記載の防護下着。
  5. 前記吸収コアはさらに、綿毛パルプを備える、請求項4に記載の防護下着。
  6. 前記吸収コアはさらに、合成繊維を備える、請求項4に記載の防護下着。
  7. 前記吸収コアの厚みは、約2mm以下である、請求項4に記載の防護下着。
  8. 前記吸収コアの坪量は、約250gsm〜約1,000gsmの範囲である、請求項4に記載の防護下着。
  9. 前記吸収コアの面積は、約0.045m〜約0.084mの範囲である、請求項4に記載の防護下着。
  10. 前記吸収コアは長方形である、請求項4に記載の防護下着。
  11. 前記吸収コアは砂時計形である、請求項4に記載の防護下着。
  12. 前記収集/分散層の厚みは、約1mm〜約1.5mmの範囲である、請求項2に記載の防護下着。
  13. 前記収集/分散層の坪量は、約30gsm〜約60gsmの範囲である、請求項2に記載の防護下着。
  14. 前記収集/分散層は、不織布又は開孔フィルムからなる、請求項2に記載の防護下着。
  15. 前記収集/分散層は、三次元開孔フィルムからなる、請求項2に記載の防護下着。
  16. 前記トップシートは、不織布、開孔フィルム、又は不織布及び開孔フィルムの複合体からなる、請求項2に記載の防護下着。
  17. 前記トップシートの坪量は、約13.5gsm〜約15gsmの範囲である、請求項2に記載の防護下着。
  18. 前記バックシートの厚みは、約0.2mm以下である、請求項2に記載の防護下着。
  19. 前記バックシートは、流体不透過性フィルム層及び不織布層の複合体からなる、請求項2に記載の防護下着。
  20. 前記股部分は脚部開口を画定し、該脚部開口は伸縮自在である、請求項1に記載の防護下着。
  21. 前記前部ウェスト部分の縦方向末端部分に配置される前面弾性要素と、
    前記後部ウェスト部分の縦方向末端部分に配置される背面弾性要素と
    をさらに備える、請求項1に記載の防護下着。
  22. 前記後部ウェスト部分の前記第1の側端部及び前記前部ウェスト部分の前記第1の側端部と、前記前部ウェスト部分の前記第2の側端部及び前記後部ウェスト部分の前記第2の側端部とは、着脱可能サイドシールにより一緒に取り付けられる、請求項1に記載の防護下着。
  23. バックシートと、
    トップシートと、
    前記バックシート及び前記トップシート間に配置される吸収コアと、
    前記吸収コア及び前記トップシート間に配置される収集/分散層と
    を備える、防護下着のための吸収性挿入物であって、
    該挿入物は、約4mm未満の全体的厚みと、少なくとも1.2g/cmの吸収容積と、1回目及び2回目の流体襲撃に関して約20秒未満の収集速度と、3回目の流体襲撃に関して約30秒未満の収集速度とを有する、防護下着のための吸収性挿入物。
  24. 前記吸収コアは、超吸収性ポリマー材料を備える、請求項23に記載の防護下着。
  25. 前記超吸収性ポリマー材料は、前記吸収コアの約40%〜約100%を占める、請求項24に記載の防護下着。
  26. 前記吸収コアはさらに、綿毛パルプを備える、請求項25に記載の防護下着。
  27. 前記吸収コアはさらに、合成繊維を備える、請求項25に記載の防護下着。
  28. 前記吸収コアの厚みは、約2mm以下である、請求項25に記載の防護下着。
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