JP2008517551A - 移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末状態情報のシグナリング方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、アップリンクパケットデータサービスを支援する移動通信システムで、端末状態情報を基地局に効果的に伝送することによってアップリンクデータサービスを支援するシステムのスケジューリング性能を向上させ、全体的なシステムの安全性を高めることができる方法及び装置を提供する。具体的に、本発明は、周期的或いはイベント発生的にバッファ情報とTPS情報を含む端末状態情報を、伝送するデータの存在有無に関係なく基地局に伝送される。このように本発明は、バッファ情報とTPS情報をMAC-eシグナリングを用いて基地局に伝送することによって、物理チャンネルリソースを節約してE-DCHの性能を改善させる。
Description
本発明は非同期広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access:以下、“WCDMA”とする)通信に関するもので、特にアップリンクパケット伝送のスケジューリングのためのユーザー端末(User Equipment:UE)のアップリンクチャンネル状態、すなわち送信電力状態(Transmit Power Status:以下、“TPS”とする)をシグナリングする方法及び装置に関するものである。
ヨーロッパ式移動通信システムであるGSM(Global System for Mobile Communications)に基づいてWCDMAを使用する第3世代移動通信システムであるUMTS(Universal Mobile Telecommunication Service)システムは、移動電話やコンピュータユーザーに全世界のどこでもパケット基盤のテキスト、デジタル化された音声やビデオ及びマルチメディアデータを2Mbps以上の高速で伝送できる一貫したサービスを提供する。UMTSは、インターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)のようなパケットプロトコルを使用するパケット交換方式の接続という仮想接続の概念を使用し、ネットワーク内のいずれの終端にも常に接続が可能である。
図1は、従来のUMTSシステムの無線接続ネットワーク(UMTS Terrestrial Radio Access Network:以下、“UTRAN”とする)を示す構成図である。
図1を参照すると、UTRAN12は、無線網制御器(Radio Network Controller:以下、“RNC”とする)16a,16bと、基地局(Node B)18a〜18dとを含み、ユーザー端末(User Equipment:以下、“端末”とする)20をコアネットワーク(Core Network)10に接続させる。基地局18a〜18dの下位には複数のセルが存在する。それぞれのRNC16a,16bは該当する下位の基地局を制御し、それぞれの基地局は該当する下位のセルを制御する。一つのRNCと、その制御下の基地局とセルは、無線網サブシステム(Radio Network Subsystem:以下、“RNS”とする)14a,14bを構成する。
図1を参照すると、UTRAN12は、無線網制御器(Radio Network Controller:以下、“RNC”とする)16a,16bと、基地局(Node B)18a〜18dとを含み、ユーザー端末(User Equipment:以下、“端末”とする)20をコアネットワーク(Core Network)10に接続させる。基地局18a〜18dの下位には複数のセルが存在する。それぞれのRNC16a,16bは該当する下位の基地局を制御し、それぞれの基地局は該当する下位のセルを制御する。一つのRNCと、その制御下の基地局とセルは、無線網サブシステム(Radio Network Subsystem:以下、“RNS”とする)14a,14bを構成する。
RNC16a,16bは制御する基地局18a〜18dの無線リソースを割り当てて管理し、基地局18a〜18dは実際の無線リソースを提供する。無線リソースはセル別に構成され、基地局18a〜18dによって提供される無線リソースは、その制御下のセルの無線リソースを意味する。端末20は、特定基地局の特定セルが提供する無線リソースを利用して無線チャンネルを構成し、通信を遂行する。端末20にとっては、基地局18a〜18dとセルとの間の区別は無意味で、セル別に構成される物理階層のみを認識する。したがって、以下に‘基地局’と‘セル’は同一の意味として言及する。
端末とRNCとの間のインターフェースは、Uuインターフェースとする。図2に、Uuインターフェースの階層的プロトコル構造を示す。図2は、端末機とRNCとの間のインターフェースを示す。Uuインターフェースは端末機とRNCとの間に制御信号を交換するための制御平面(Control Plane:C-平面)30と実際のデータを伝送するためのユーザー平面(User Plane:U-平面)32に区分される。
図2を参照すれば、RRC(Radio Resource Control)階層32、RLC(Radio Link Control)階層40、MAC(Media Access Control)階層42、及び物理(physical:以下、“PHY”とする)階層44がC-平面30に存在する。PDCP(Packet Data Control Protocol)階層36、BMC(Broadcast/Multicast Control)階層38、RLC階層40、MAC階層42、及び物理階層44がU-平面32に存在する。物理階層44は、各セルに位置し、通常にMAC階層42からRRC階層34までは各RNCに位置する。
物理階層44は、無線伝送(Radio Transfer)技術を用いる情報伝送サービスを提供し、OSI(Open Systems Interconnection)モデルの第1の階層(L1)に該当する。物理階層44は、伝送チャンネル(Transport Channels)を通じてMAC階層42に接続される。伝送チャンネルと物理チャンネルとの間のマッピング関係は、PHY階層でデータを処理する方式によって決定される。
MAC階層42は、論理チャンネルを通じてRLC階層40に接続される。MAC階層42は、論理チャンネルを通じてRLC階層40から受信されたデータを適切な伝送チャンネルを通じてPHY階層に伝達し、伝送チャンネルを通じてこのPHY階層44から伝送されたデータを適切な論理チャンネルを通じてRLC階層40に伝達する役割をする。また、論理チャンネルを通じて受信されたデータに付加情報を挿入し、或いは挿入された付加情報を解析して適切な動作を行い、ランダムアクセス動作を制御する。このようなMAC階層42でU-平面30にかかる部分はMAC-d(MAC-data)と称し、C-平面32にかかる部分はMAC-c(MAC-control)と称する。
RLC階層40は、論理チャンネルの設定及び解除を制御する。RLC階層40は、AM(Acknowledged Mode)、UM(Unacknowledged Mode)、及びTM(Transparent Mode)の3つの動作モードのうちの一つで動作でき、動作モードごとに相互に異なる機能を提供する。一般に、RLC階層40は、上位階層から受信されたサービスデータユニット(Service Data Unit:以下、“SDU”とする)を適切なサイズに分割又は組立を行う機能及び誤り訂正機能などを担当する。
PDCP階層36は、U-平面32でRLC階層40の上位に位置する。PDCP階層36は、IPパケット形態で伝送されたデータのヘッダーを圧縮して復元する機能と、特定端末にサービスを提供するRNCが端末の移動性によって変更される状況の下でデータの無損失伝送機能などを担当する。
PHY階層44と上位階層との間を接続する伝送チャンネルの特性は、畳み込みチャンネル符号化(convolutional channel encoding)、インタリービング(Interleaving)、及びサービス固有伝送率整合(service-specific rate matching)のようなPHY階層処理過程を規定している伝送形式(Transport Format:TF)によって決定される。
特に、UMTSシステムでは、端末から基地局へのアップリンク通信において、パケット伝送の性能をより向上させることができる向上したアップリンク専用チャンネル(Enhanced Uplink Dedicated Channel:以下、“E-DCH”とする)を使用する。E-DCHは、より安定した高速のデータ伝送を支援するために、複合自動再伝送要求(Hybrid Automatic Retransmission Request:HARQ)及び基地局制御スケジューリング(Node B controlled scheduling)のような技術を支援する。
図3は、典型的な無線リンクでE-DCHを通じたデータの伝送を示す。参照番号100はE-DCH111〜114を支援する基地局を、参照番号101〜104はE-DCH111〜114を送信する端末を、それぞれ示す。
図3を参照すると、基地局100は、端末101〜104のチャンネル状況を把握して各端末の上位データ伝送をスケジューリングする。このスケジューリングは、システム全体の性能を高めるために基地局100の測定雑音増加(Noise Rise)値が目標雑音増加値を超えないようにする。したがって、基地局100は、遠くにある端末104に低いデータ伝送率を割り当て、近くにある端末101に高いデータ伝送率を割り当てる。
図4は、典型的なE-DCHを通じたメッセージの送受信手順を示す。
図4を参照すると、段階202で、基地局と端末はE-DCHを設定する。段階202では、専用伝送チャンネル(Dedicated Transport Channel)を通じたメッセージの伝送段階を含む。段階204で、端末は基地局に端末状態情報を伝送する。端末状態情報は、端末送信電力情報と端末が送信できる余分の電力情報及び端末の基地局に送信されるべくバッファリングされたデータの量などがある。
基地局は、段階206で、各端末等のデータ伝送をスケジューリングするために前記複数の端末らからの端末状態情報をモニタリングする。段階208で、基地局は、端末からアップリンクパケット伝送を許可することに決定し、端末にスケジューリング割り当て(Scheduling Assignment)情報を伝送する。スケジューリング割り当て情報は許可されたデータ伝送率と許可タイミングなどが含まれる。
端末は、段階210で、スケジューリング割り当て情報に基づいてアップリンクに伝送するE-DCHの伝送形式(TF)を決定する。段階212,214で、端末は、E-DCHを通じてアップリンク(UL)パケットデータを伝送する同時にTF情報、すなわちTFRI(Transport Format Resource Indicator)を基地局に伝送する。段階216で、基地局は、TFRI情報とアップリンクパケットデータに誤りがあるか否かを判定する。段階218で、基地局は、上記の判定結果、TFRI及び逆方向パケットデータのうちいずれか一つでも誤りがある場合にNACK(Non-Acknowledge)信号を、これらすべてに誤りがない場合にACK(Acknowledge)信号を端末に伝送する。
ACK情報が伝送される場合に、パケットデータの伝送が完了して端末は新たなパケットデータをE-DCHを通じて基地局に伝送する。その反面、NACK情報が伝送される場合に、端末は同じパケットデータをE-DCHを通じて基地局に再伝送する。
上記に説明したように、端末は、E-DCHのスケジューリングのために、端末状態情報を基地局に伝送する必要がある。特に、端末状態情報に含まれたアップリンク送信電力情報はスケジューリングに必要な重要な要素として作用する。したがって、アップリンク送信電力を示す情報を伝送する方法を具体化してE-DCHの動作を効率的に遂行するための技術を必要とする。
したがって、上記したような従来技術の問題点を解決するために、本発明の目的は、基地局がアップリンクデータ伝送をスケジューリングするのに必要な端末のアップリンク送信電力を示す情報を基地局に伝送する方法及び装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、端末のアップリンク送信電力を示す情報をE-DCHの伝送チャンネルデータによって基地局に伝送する方法及び装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末(UE)状態情報の送信方法であって、伝送するアップリンクデータの量を監視してバッファ(BO)情報を生成する段階と、アップリンク送信電力状態(TPS)を監視してTPS情報を生成する段階と、前記バッファ情報が現在時間区間(current time interval)に伝送されたか否かを判定する段階と、前記バッファ情報がTPS周期による現在時間区間に伝送された場合に、前記TPS情報が現在時間区間に伝送されたか否かを判定する段階と、前記TPS情報が現在時間区間に伝送された場合に、前記バッファ情報と前記TPS情報を含むパケットデータユニット(PDU)を生成する段階と、前記PDUを符号化及び変調して送信する段階とを有することを特徴とする。
また、本発明は、移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末状態情報の送信装置であって、アップリンクデータをバッファリングし、前記アップリングデータの量を監視してバッファ情報を生成するバッファと、アップリンク送信電力状態を監視してTPS情報を生成するためのTPS情報管理部と、前記バッファ情報が現在時間区間に伝送されたか否かを判定し、前記バッファ情報がTPS周期による現在時間区間に伝送された場合に前記TPS情報が前記現在時間区間に伝送されたか否かを判定し、前記TPS情報が前記現在時間区間に伝送された場合に前記バッファ情報と前記TPS情報を含む端末状態情報を生成する端末状態情報生成部と、前記端末状態情報を含むPDUを生成するためのPDU生成部と、前記PDUを符号化及び変調して送信する送信部とを含むことを特徴とする。
本発明は、移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末状態情報の送信方法であって、伝送するアップリンクデータの量を監視してバッファ情報を生成する段階と、アップリンク送信電力状態を監視してTPS情報を生成する段階と、前記バッファ情報が現在時間区間(current time interval)に伝送されたか否かを判定する段階と、前記バッファ情報が前記現在時間区間に伝送された場合に、前記TPS情報の伝送イベントが発生したか否かを判定する段階と、前記TPS情報の伝送イベントが発生した場合に、前記バッファ情報と前記TPS情報を含むパケットデータユニットを生成する段階と、前記PDUを符号化及び変調して送信する段階とを有することを特徴とする。
さらに、本発明は、移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末状態情報の送信装置であって、アップリンクデータをバッファリングし、前記アップリングデータの量を監視してバッファ情報を生成するバッファと、アップリンク送信電力状態を監視してTPS情報を生成するためのTPS情報管理部と、前記バッファ情報が現在時間区間に伝送されたか否かを判定し、前記バッファ情報が前記現在時間区間に伝送された場合に前記TPS情報の伝送イベントが発生したか否かを判定し、前記TPS情報の伝送イベントが発生した場合に前記バッファ情報と前記TPS情報を含む端末状態情報を生成する端末状態情報生成部と、前記端末状態情報を含むPDUを生成するためのPDU生成部と、前記PDUを符号化及び変調して送信する送信部とを含むことを特徴とする。
また、本発明は、移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末状態情報の送信方法であって、伝送するアップリンクデータの量を監視してバッファ情報を生成する段階と、アップリンク送信電力状態を監視してTPS情報を生成する段階と、現在時間区間が、前記バッファ情報が伝送されるバッファ伝送区間であるか否かを判定する段階と、前記現在時間区間がバッファ伝送区間である場合に、前記バッファ情報とTPS情報を含むパケットデータユニットを生成する段階と、前記PDUを符号化及び変調して送信する段階と、を有することを特徴とする。
本発明は、移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末状態情報の送信装置であって、アップリンクデータをバッファリングし、前記アップリングデータの量を監視してバッファ情報を生成するバッファと、アップリンク送信電力状態を監視してTPS情報を生成するためのTPS情報管理部と、現在時間区間が前記バッファ情報が伝送されるバッファ伝送区間であるか否かを判定し、前記現在時間区間がバッファ伝送区間である場合に前記バッファ情報と前記TPS情報を含む端末状態情報を生成する端末状態情報生成部と、前記端末状態情報を含むPDUを生成するためのPDU生成部と、前記PDUを符号化及び変調して送信する送信部とを含むことを特徴とする。
本発明は、E-DCHを使用するWCDMA通信システムにおいて、アップリンクパケット伝送のための伝送率スケジューリングを遂行するのに必要な正確で且つ効率的なTPS伝送を提供する。端末は、TPSをMAC-eシグナリングによってMAC-eヘッダーに含めてE-DCHデータ伝送と共に基地局に伝送する。したがって、本発明は、物理チャンネルリソースを節約し、効率的にTPS伝送によってE-DCHの性能を改善させることができる効果を有する。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
下記に、本発明に関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断された場合に、その詳細な説明を省略する。
後述する本発明の主な要旨は、端末のTPSを基地局に伝送することである。ここで、TPSは、端末のアップリンク最大送信電力、又は端末からの制御チャンネルのみの送信電力として表現される。また、TPSは、端末が送信できる最大の伝送率又は伝送形式として表現される。一方、アップリンク送信電力情報は、制御チャンネルの送信電力に対する最大送信電力の比率、すなわち端末の余分電力情報である。このように、TPSは、端末のアップリンクチャンネル状態を示す。
本発明の実施形態で、TPSは、MAC情報を用いて基地局に伝送される。MAC階層は、RLC階層とPHY階層との間での中間接続制御(medium access control)を担当する。E-DCHが導入されることによって、図2に示すMAC階層構造が変化しつつ、既存のDCH(Dedicated Channel)のために存在するMAC-dエンティティ(entity)と共にE-DCHの機能を担当するためのMAC-eエンティティが新たに定義される。MAC-eエンティティは、MAC-dエンティティとPHY階層との間に存在する。このMAC-eエンティティは、MAC構造で処理され、そのフォーマットは図5に示すように変化する。
図5を参照すると、RLC PDU501は、RLC階層からMAC階層に伝送されるデータである。MAC階層は、RLC PDU501にMACヘッダーを追加してMAC PDUを生成した後に、MAC PDUを物理階層に提供する。E-DCHが使用される場合に、MAC階層は、MAC-dエンティティとMAC-eエンティティに分けられ、MACヘッダーは次の2つの段階を経て追加される。
MAC-dエンティティは、RLC階層から受信された一つ又は数個のRLC PDU501でMAC-d SDU502を構成し、MAC-d SDU502にMAC-dヘッダー503を追加してMAC-d PDU505を生成する。MAC-dヘッダー503は、MAC-d PDU505に含まれる一つ又は数個のRLC PDU501が発生されたソース、すなわちRLCエンティティを示す多重化情報を含む。
MAC-d PDU505は、MAC-dエンティティに伝達される。MAC-eエンティティは、一つ又は数個のMAC-d PDU505でMAC-e SDU504を構成し、MAC-e SDU504にMAC-eヘッダー506を追加してMAC-e PDU507を生成する。MAC-eヘッダーは、MAC-e PDU507に含まれる一つ或いはそれ以上のMAC-e SDU504に関連した情報を含む。図5では、MAC-eヘッダー506がMAC-e SDU504の前に位置されるが、実際に、MAC-eヘッダー506は、MAC-d PDU505を除いた、MAC-eエンティティによって追加されるすべての情報を含むことが理解されるべきである。MAC-e PDU507は、伝送ブロック508に乗せられてPHY階層に伝送され、CRC追加、チャンネル符号化、レートマッチングなどの伝送チャンネル処理を通じて受信側に伝送される。
下記に、図5に示した手順でデータ生成のための端末の動作について、図6を参照して説明する。
図6を参照すると、RLC PDU601が受信されると、MAC-dエンティティ602は、RLC PDU601にMAC-dヘッダーを追加してMAC-d PDUを生成する。MAC-eエンティティ603は、MAC-d PDUにMAC-eヘッダーを追加した後にMAC-e PDUを生成する。MAC-e PDUがPHY階層604に伝達されると、HARQ動作に含まれる伝送チャンネルプロセスを経てから物理チャンネルにマッピングされて伝送される(605)。図6に示すすべての手順は、一つの端末610で遂行される。
図7を参照して、E-DCHデータを受信する動作を説明する。図7を参照すると、基地局701は、PHY階層703とMAC-eエンティティ704を含む。RNC709は、MAC-esエンティティ706と、MAC-dエンティティ707と、上位階層(図示せず)とを含む。MAC-esエンティティ706は、E-DCHに関連したシグナリングを遂行する。
基地局701は、E-DCHがマッピングされる物理チャンネルであるE-DPCH(Enhanced Dedicated Physical CHannel)の信号を受信し(702)、受信信号に対してPHY階層703でHARQを含む伝送チャンネル処理過程を遂行する。この伝送ブロックは、MAC-eエンティティ704に提供される。MAC-eエンティティ704は、基地局701に必要な情報を含むMAC-eヘッダーを伝送ブロックから抽出し、MAC-eヘッダーを解析する。MAC-eエンティティ704の出力は、Iubインターフェース705を通じてRNC709のMAC-esエンティティ706に提供される。
図7に示すように、MAC-eは、MAC-eヘッダーの情報が基地局701で必要な情報とRNC709で必要な情報に区分可能であるため、基地局701とRNC709に分けられて存在する。したがって、Iubインターフェース705を通じてMAC-esエンティティ706に含まれたデータは、全体MAC-eヘッダーを含むMAC-e PDUであり、或いは基地局701に対して必要な情報を除いたRNC709で必要とする情報のみを含むMAC-e PDUである。
MAC-esエンティティ706は、受信されたMAC-e PDUからMAC-eヘッダーを抽出し、MAC-d PDUを出力する。MAC-dエンティティ707は、MAC-d PDUからMAC-dヘッダーを抽出して解析した後にRLC PDU708に出力する。RLC PDU708は、RLC階層を含む上位階層(図示せず)で適切に処理される。
MAC-eヘッダーに含まれたセットされた基地局が必要とする情報は、端末状態情報を含む。端末状態情報は、端末が伝送しようとするアップリンクデータの量を示すバッファ情報(Buffer Occupancy:以下、“BO”とする)と、アップリンク状態情報を示すTPS情報(Transmission Power Status:以下、“TPS”とする)を有する。バッファ情報は、周期的(Periodic)或いはイベント発生的に(Event-Triggered)伝送される。バッファ情報の伝送を発生(Trigger)させるイベントとしては、新たなデータがE-DCH伝送のためのバッファに入力される場合、或いはバッファデータの量がしきい値を超過した場合を含む。ここで、バッファ情報の伝送方式は予め定められていると仮定する。
端末は、TPSを伝送するためにMAC-e PDUを用いる。特に、端末は、E-DCHを通じてMAC-eヘッダー506でTPSを伝送する。
TPSは、BOと共に、基地局制御スケジューリング(Node B controlled scheduling)のために必要な情報である。基地局は、MAC-eヘッダーに含まれたTPSを解析し、RNCのMAC-esエンティティでTPSのMAC-e PDU、或いはTPSを除いたMAC-e PDU(すなわち、MAC-es PDU)を伝送する。本発明では、BOやTPSのような制御情報の伝送をMAC-eヘッダーに含めて伝送する方法をMAC-eシグナリングと称する。
代わりに、端末は、TPSを含むMAC-e制御PDUを、特に図5に示したMAC-eSDU504で伝送することができる。MAC-eヘッダー506の代わりにペイロード504にTPSを挿入して伝送する過程は、本発明でMAC-e制御PDUシグナリングと呼ばれる。端末は、MAC-e制御PDUシグナリングの使用可否をE-TFI(Enhanced TF Index)を用いて基地局に通報する。MAC-e制御PDUシグナリングによるMAC-e制御PDUを受信すると、基地局は、MAC-e制御PDUをRNCに伝送しないこともある。
下記に、本発明の実施形態で端末がMAC-eシグナリングを用いてTPSを基地局に伝送する方法について具体的に説明する。MAC-e制御PDUシグナリングはMAC-eシグナリングから実現されるため、MAC-e制御PDUシグナリングによるTPS伝送については具体的に言及しない。
<第1の実施形態>
図8は、本発明の第1の実施形態により、E-DCHのスケジューリングのために端末からのMAC-eヘッダーを用いるTPS伝送を示す。
図8を参照すれば、新たなデータがバッファリングされた場合に、端末804は、BO及びTPS806をE-DCH805を通じてまず基地局801に伝送する。BO及びTPS806は、初期MAC-e PDUに含まれる。初期MAC-e PDUは、データなしにBO又は/及びTPSをMAC-eヘッダーに含み、MAC-eシグナリングによって伝送する。初期MAC-e PDUは、E-DCHを通じたデータの伝送開始を基地局に知らせる意味で使用される。
図8は、本発明の第1の実施形態により、E-DCHのスケジューリングのために端末からのMAC-eヘッダーを用いるTPS伝送を示す。
図8を参照すれば、新たなデータがバッファリングされた場合に、端末804は、BO及びTPS806をE-DCH805を通じてまず基地局801に伝送する。BO及びTPS806は、初期MAC-e PDUに含まれる。初期MAC-e PDUは、データなしにBO又は/及びTPSをMAC-eヘッダーに含み、MAC-eシグナリングによって伝送する。初期MAC-e PDUは、E-DCHを通じたデータの伝送開始を基地局に知らせる意味で使用される。
E-DCH805を通じてBO又は/及びTPSを受信した場合に、基地局801は、BOからE-DCHデータの存在有無を判定し、BOとTPSに基づいてE-DCHデータのスケジューリングを遂行する。すると、基地局801は、スケジューリングの結果として、スケジューリング許可(grant)チャンネル802を通じてスケジューリング許可情報を端末804に伝送する。スケジューリング許可情報としては、使用可能なリソースの絶対値を示す絶対グラント(Absolute grant)と、使用可能なリソースを既存リソースと比較して相対値を示す相対グラント(Relative grant)がある。基地局801は、MAC-e PDUを受信し、HARQ動作を遂行し、ACK/NACKチャンネル803を通じてACK/NACK信号を端末804に伝送する。
端末804は、スケジューリング許可情報とACK/NACK信号に基づいてE-DCHを送信する。本発明の第1の実施形態により、端末は、E-DCHデータが存在する場合のみにTPSをMAC-eヘッダーを用いて伝送する。E-DCH伝送区間807及び808で、すべてのMAC-e PDUは常にMAC-eヘッダーにTPSを含む。
一方、E-DCHデータが存在しない時間区間(time interval)807の以前区間で、TPSは伝送されない。但し、BO伝送区間で、TPSはBOと共に伝送されることもできる。バッファにデータはあるが、端末804がスケジューリングによって、或いは他の理由によってデータを送信しない時間区間810で、TPSは伝送されない。バッファが空くようになると、端末804は、参照番号809に示すように、TPSの伝送を中止する。
基地局801は、MAC-e PDUが受信される度に、各MAC-e PDUからBO及び/又はTPSを抽出し、これらBO及び/又はTPSに基づいてスケジューリングを遂行する。
<第2の実施形態>
図9は、本発明の第2の実施形態により、E-DCHのスケジューリングのために端末からの周期的なTPS伝送を示す。
図9は、本発明の第2の実施形態により、E-DCHのスケジューリングのために端末からの周期的なTPS伝送を示す。
端末は、TPSを所定のTPS周期ごとに伝送する。TPS周期による時間区間でE-DCHデータが存在する場合に、TPSは、E-DCHデータと共にMAC-e PDUに伝送される。E-DCHデータが存在しない場合に、MAC-e PDUはTPSのみを含む。
図9を参照すると、端末904は、新たなデータがバッファリングされた場合に、E-DCH905を通じて初期MAC-e PDUでBO及びTPS906を基地局901にまず伝送する。この初期MAC-e PDUは、ペイロードにデータなしにBO又は/及びTPSのみをMAC-eヘッダに含み、MAC-eシグナリングによって伝送される。
BO又は/及びTPSを受信すると、基地局901は、BOから端末904がE-DCHデータを有するか否かを判定し、BOとTPSに基づいてスケジューリングを遂行する。スケジューリングの結果、基地局901は、スケジューリング許可チャンネル902を通じてスケジューリング許可情報を端末904に伝送する。スケジューリング許可情報は、絶対グラント又は相対グラントである。基地局901は、MAC-e PDUを受信し、HARQ動作を遂行し、ACK/NACKチャンネル903を通じてACK/NACK信号を端末904に伝送する。
端末904は、スケジューリング許可情報とACK/NACK信号に基づいてE-DCHデータを伝送する。本発明の第2の実施形態によると、端末904は、所定のTPS周期910ごとにTPSを伝送する。例えば、E-DCHデータが存在する場合に、端末904は、E-DCHデータと共にMAC-e PDUのMAC-eヘッダーでTPSを伝送する。また、E-DCHデータが存在しない場合に、UE904は、TPSのみを含むMAC-e PDUを伝送する。すなわち、TPSを含むMAC-e PDUは、TPS周期910による間隔を有する時間区間907,908,909で伝送される。
この時間区間907,908,909は、HARQプロセスにおいて、ACK信号が以前のMAC-e PDUに対して受信された場合、又は以前のMAC-e PDUの伝送回数が最大回数に至った場合に限定される。言い換えれば、TPSは、初期伝送が可能な区間のみで伝送可能である。すべての条件を考慮した場合に、TPSの伝送できる区間は、TPS周期910の満了後にTPSの伝送が可能な最も早い区間、すなわちTPS周期910が満了し、初期伝送MAC-e PDUが生成されたときに、端末904は、TPSを初期伝送MAC-e PDUのMAC-eヘッダーで伝送する。TPS周期910は、予め定められた固定値が使用され、或いは上位階層シグナリングを通じてRNCから端末と基地局にRRC(Radio Resource Control)とNBAP(Node B Application Part)プロトコルを用いて各々伝送する。
BO伝送区間911で、BO伝送区間911がTPS周期910によりTPS伝送が許可された時間区間でなくても、TPSもMAC-eヘッダーで伝送されることができる。
時間区間907の以前に、すなわちE-DCHデータが伝送される以前には、E-DCHデータの伝送開始を示す最初のBOが伝送される区間906を除き、TPS周期910に関係なくTPSは伝送されない。また、E-DCHデータをこれ以上伝送する必要がなくなる場合に、すなわち端末904のバッファが空くようになると、端末904は、参照番号912で示すTPSの伝送を止めるようになる。
基地局はBOとTPSだけを含む初期MAC-e PDUを受信した以後、データを含む最初のMAC-e PDUからTPSを抽出する。すると、基地局904は、TPS周期910による区間で受信されるMAC-e PDUからTPSを抽出する。
<第3の実施形態>
図10は、本発明の第3の実施形態により、端末がE-DCHのスケジューリングに必要なTPSをイベント発生的に(Event-triggered)伝送する方法を示す。
図10は、本発明の第3の実施形態により、端末がE-DCHのスケジューリングに必要なTPSをイベント発生的に(Event-triggered)伝送する方法を示す。
端末は、予め定められたイベントを満たす場合に、TPSを伝送する。イベントを発生し、E-DCHデータが存在する場合に、端末は、E-DCHデータとTPSをMAC-e PDUで伝送する。E-DCHデータが存在しない場合には、端末は、TPSのみを含むMAC-e PDUを伝送する。
図10を参照すると、新たなデータがバッファリングされると、端末1004は、BOとTPS1006を基地局1001にE-DCH1005を通じてまず伝送する。この初期MAC-e PDUは、データなしにBO又は/及びTPSのみを含み、MAC-eシグナリングによって伝送される。
BO又は/及びTPSを受信すると、基地局1001は、BOから端末1004がE-DCHデータを有するか否かを判定し、BOとTPSに基づいてスケジューリングを遂行する。スケジューリングの結果、基地局1001は、スケジューリング許可チャンネル1002を通じてスケジューリング許可情報を端末1004に伝送する。スケジューリング許可情報は、絶対グラント又は相対グラントである。基地局1001は、MAC-e PDUを受信し、HARQ動作を遂行し、ACK/NACKチャンネル1003を通じてACK/NACK信号を端末1004に伝送する。
端末1004は、スケジューリング許可情報とACK/NACK信号に基づいてE-DCHデータを伝送する。本発明の第3の実施形態によると、端末は、所定のイベントの発生可否を判定する。イベントが発生した場合に、端末1004は、TPSをMAC-e PDUで伝送する。より具体的に説明すると、E-DCHデータが存在する場合に、端末1004は、E-DCHデータを含むMAC-e PDUのMAC-eヘッダーでTPSを伝送する。E-DCHデータが存在しない場合には、端末1004は、TPSのみを含むMAC-e PDUを伝送する。
例えば、以前のMAC-e PDUに伝送されたTPSと現在のTPSとの差が所定のしきい値を超えた場合に、TPS伝送であるイベントが発生する。端末1004は、イベントが発生した直後のデータ伝送区間でMAC-eヘッダーでTPSを伝送する。このしきい値は、予め定められた固定値を使用し、或いはRRCとNBAPを通じた上位シグナリングによってRNCから端末と基地局に各々通報される。TPSを伝送するための色々なイベントが定義されることができる。
時間区間1009で、端末1004が予め定められたイベントの発生を検出すると、次の時間区間1010でTPSをMAC-eヘッダーで伝送する。時間区間1010は、HARQプロセスにおいて、以前のMAC-e PDUに対してACK信号が受信される場合、以前のMAC-e PDUの伝送回数が最大伝送回数に至った場合に限定されることができる。すなわち、TPSは、初期伝送が可能な場合のみに伝送されることができる。すべての条件を考慮すると、TPSの伝送可能区間は、イベントが発生した後にTPSの伝送が可能な最も早い区間、すなわちイベントが発生した後に初期伝送MAC-e PDUが発生したときに、端末1004は、TPSを初期伝送MAC-e PDUのMAC-eヘッダーで伝送する。
BO伝送区間1008で、イベントが以前の時間区間でBO伝送区間1008に発生しなくても、TPSはMAC-eヘッダーで伝送されることができる。
時間区間1007の以前に、すなわちE-DCHデータが伝送される以前には、E-DCHデータの伝送開始を示す最初のBOが伝送される区間1006を除き、イベントが発生してもTPSは伝送されない。また、E-DCHデータをこれ以上伝送する必要がなくなる場合に、すなわち端末1004のバッファが空くようになると、端末1004は参照番号1011で示すE-DCHデータの伝送を止めるようになる。
基地局は1001がMAC-e PDUを受信する度に、各MAC-e PDUに含まれたMAC-eシグナリングインジケータビットに基づいてMAC-e PDUがTPSを含むか否かを判定する。MAC-eシグナリングインジケータビットがTPSの存在を示す場合に、基地局1001は、MAC-e PDUからTPSを抽出してスケジューリングに用いる。
<第4の実施形態>
図11は、本発明の第4の実施形態により、E-DCHのスケジューリングのための端末からの周期的又はイベント発生的なTPS伝送を示す。
図11は、本発明の第4の実施形態により、E-DCHのスケジューリングのための端末からの周期的又はイベント発生的なTPS伝送を示す。
端末は、予め定められたイベントを満たす場合だけでなく、予め定められたTPS周期にTPSを伝送する。端末は、このイベントを満たす場合にTPSを伝送し、また、TPS周期で逆方向TPS伝送をし、このエベントによる伝送が失敗した場合に、周期的な伝送を通じて逆方向TPSの安定的な伝送を保証する。具体的に、上記イベントを満たし、TPS周期が満了したときに伝送するE-DCHデータが存在すると、端末はE-DCHデータを含むMAC-e PDUのMAC-eヘッダーで逆方向TPSを伝送する。伝送するE-DCHデータがない場合には、MAC-e PDUはTPSのみを含む。
図11を参照すると、端末1004は、新たなデータがバッファリングされた場合に、E-DCH1105を通じて初期MAC-e PDUでBO及びTPS1106を基地局1101にまず伝送する。この初期MAC-e PDUは、ペイロードにデータなしにBO又は/及びTPSのみをMAC-eヘッダーに含み、MAC-eシグナリングによって伝送される。
BO又は/及びTPSを受信すると、基地局1101は、BOから端末1104がE-DCHデータを有するか否かを判定し、BOとTPSに基づいてスケジューリングを遂行する。スケジューリングの結果、基地局1101は、スケジューリング許可チャンネル1102を通じてスケジューリング許可情報を端末1104に伝送する。スケジューリング許可情報は、絶対グラント又は相対グラントである。基地局1101は、MAC-e PDUを受信し、HARQ動作を遂行し、ACK/NACKチャンネル1103を通じてACK/NACK信号を端末1104に伝送する。
端末1104は、スケジューリング許可情報とACK/NACK信号に基づいてE-DCHデータを伝送する。本発明の第4の実施形態によると、端末1104は、所定のTPS周期1111ごとにTPSを伝送する。これと並行して、端末1104は、イベントが発生した場合に、追加でTPSを伝送する。E-DCHデータが存在した場合に、端末1104は、E-DCHデータを含むMAC-e PDUのMAC-eヘッダーでTPSを伝送する。一方、端末1104は、データが存在しない場合には、TPSのみを含むMAC-e PDUを伝送する。
例えば、以前のMAC-e PDUに伝送されたTPSと現在のTPSとの差が一定のしきい値を超えた場合に、TPS送信イベントが発生する。端末1104は、イベントが発生した直後の時間区間でMAC-eヘッダーでTPSを伝送する。しきい値は、予め定められた固定値であり、或いはRRCとNBAPの上位シグナリングによってRNCから端末と基地局に通報される。TPSを伝送するための他の多様なイベントが定義されることができる。また、TPS周期1111は、予め定められた固定値であり、或いはRRCとNBAPの上位シグナリングによって端末と基地局に通報される。
時間区間1107,1109,1110で、端末1104は、TPS周期1111によりTPSを伝送する。また、端末1104が時間区間1112でイベントの発生を検出した場合に、次の時間区間1113でTPSを伝送する。この時間区間1107,1109,1110及び1113は、HARQプロセスにおいて、ACK信号が以前のMAC-e PDUに対して受信された場合、又は以前のMAC-e PDUの伝送回数が最大回数に至った場合に限定される。言い換えれば、TPSは、初期伝送が可能な区間のみで伝送が可能である。
したがって、すべての条件を考慮した場合に、TPSの伝送できる区間は、TPS周期1111の満了又はイベント発生後にTPSの伝送が可能な最も早い区間、すなわちTPS周期1111が満了し、又はイベントが発生され、初期伝送MAC-e PDUが生成されたときに、端末1104は、TPSを初期伝送MAC-e PDUのMAC-eヘッダーで伝送する。
BO伝送区間1108で、BO伝送区間1108がTPS周期1111によりTPS伝送が許可された伝送区間でも、次のイベント発生伝送区間でもなくても、TPSはMAC-eヘッダーで伝送されることができる。
伝送区間1107の以前に、すなわちE-DCHデータが伝送される以前には、E-DCHデータの伝送開始を示す最初BO伝送区間1106を除き、TPS周期1111及びイベントに関係なくTPSは伝送されない。時間区間1106で、TPSとBOは共に伝送される。また、E-DCHデータをこれ以上伝送する必要がなくなる場合、すなわち端末1104のバッファが空くようになる場合に、端末1104は、参照番号1114で示すE-DCHデータの伝送を止めるようになる。
基地局1101は、BOとTPSのみを含む初期MAC-e PDUを受信した以後、データを含む最初MAC-e PDUからTPSを抽出する。すると、基地局1104は、TPS周期1111による区間で受信されるMAC-e PDUからTPSを抽出する。また、基地局は1101がMAC-e PDUを受信する度に、各MAC-e PDUに設定されたMAC-eシグナリングインジケータビットに基づいてMAC-e PDUがTPSを含むか否かを判定する。TPSが存在する場合に、基地局1101は、MAC-e PDUからTPSを抽出してスケジューリングに用いる。
<第5の実施形態>
図12は、本発明の第5の実施形態により、E-DCHスケジューリングのための端末から周期的なイベント発生のTPS伝送を示す。
図12は、本発明の第5の実施形態により、E-DCHスケジューリングのための端末から周期的なイベント発生のTPS伝送を示す。
端末は、予め定められたTPS周期を監視する。予め定められたイベントをTPS周期の満了した時点で満たす場合に、端末はTPSを伝送する。TPS周期が満了し、イベントが発生した場合に、E-DCHデータが存在すると、TPSは、MAC-e PDUでE-DCHを共に伝送する。E-DCHデータが存在しない場合には、MAC-e PDUはTPSのみを含む。
図12を参照すると、端末1204は、新たなデータがバッファリングされた場合に、E-DCH1205を通じて初期MAC-e PDUでBO及びTPS1206を基地局1201にまず伝送する。この初期MAC-e PDUは、ペイロードにデータなしにBO又は/及びTPSのみをMAC-eヘッダーに含み、MAC-eシグナリングによって伝送される。
BO又は/及びTPSを受信すると、基地局1201は、BOから端末1104がE-DCHデータを有するか否かを判定し、BOとTPSに基づいてスケジューリングを遂行する。スケジューリングの結果、基地局1201は、スケジューリング許可チャンネル1202を通じてスケジューリング許可情報を端末1204に伝送する。スケジューリング許可情報は、絶対グラント又は相対グラントとなる。基地局1201は、MAC-e PDUを受信し、HARQ動作を遂行し、ACK/NACKチャンネル1203を通じてACK/NACK信号を端末1204に伝送する。
端末1204は、スケジューリング許可情報とACK/NACK信号に基づいてE-DCHデータを伝送する。本発明の第5の実施形態によると、端末1204は、TPS周期1210によって定義された時間区間1207,1209,1211でイベントが発生したが否かを判定し、イベントが発生した時間区間1211でTPSを伝送する。E-DCHデータが存在すると、端末1204は、E-DCHデータと共にMAC-e PDUのMAC-eヘッダーでTPSを伝送する。E-DCHデータが存在しない場合には、端末1204は、TPSのみを含むMAC-e PDUを伝送する。
例えば、以前のTPSと現在のTPSとの差が所定のしきい値を超えた場合に、TPS送信イベントが発生する。端末1204は、イベントが発生した直後のデータ伝送区間でMAC-eヘッダーでTPSを伝送する。このしきい値は、予め定められた固定値を使用し、或いはRRCとNBAPの上位シグナリングによってRNCから端末と基地局に各々通報される。
TPSを伝送するための色々なイベントが定義されることができる。TPS周期1210は、予め定められた固定値で、或いはRRC及びNBAP上位シグナリングによって端末と基地局に通報される。
TPS周期1210による時間間隔を有する時間区間1207,1209,1211で、端末1204は、以前の伝送区間でイベントが発生したか否かを判定する。時間区間1212でイベントが発生すると、端末1204は、次の時間区間1211でTPSを伝送する。時間区間1207,1209で、TPS周期1210が満了したがイベントが発生しないため、TPSが伝送されない。TPSを有する時間区間1211は、HARQプロセスにおいて、ACK信号が以前のMAC-e PDUに対して受信された場合、又は以前のMAC-e PDUの伝送回数が最大回数に至った場合に限定される。言い換えれば、TPSは、初期伝送が可能な区間のみで伝送が可能である。
したがって、すべての条件を考慮した場合に、TPSの伝送できる区間は、イベントの発生後にTPS周期1210が満了した場合に、端末1204は、最も早い伝送区間で初期伝送MAC-e PDUのMAC-eヘッダーでTPSを伝送する。
BO伝送区間1208で、TPSは、TPS周期1210がイベントの発生後にBO伝送区間1208で満了しても、MAC-eヘッダーで伝送されることができる。
伝送区間1207の以前に、すなわちE-DCHデータが伝送される以前には、E-DCHデータの伝送開始を示す最初BO伝送区間1106を除き、TPS周期1210及びイベントに関係なくTPSが伝送されない。伝送区間1206で、TPSとBOは共に伝送される。また、E-DCHデータをこれ以上伝送する必要がなくなる場合、すなわち端末1204のバッファが空くようになる場合に、端末1204は、参照番号1213で示すE-DCHデータの伝送を止めるようになる。
基地局1201は、MAC-e PDUを受信する度に、各MAC-e PDUに設定されたMAC-eシグナリングインジケータビットに基づいてMAC-e PDUがTPSを含むか否かを判定する。TPSが存在する場合に、基地局1201は、MAC-e PDUからTPSを抽出してスケジューリングに用いる。
<第6の実施形態>
本発明の第6の実施形態で、端末は、MAC-eシグナリングを用いてBOとTPSを共にBO及びTPS伝送時間で伝送する。
本発明の第6の実施形態で、端末は、MAC-eシグナリングを用いてBOとTPSを共にBO及びTPS伝送時間で伝送する。
このようにBO伝送はBO伝送時間に、TPS伝送はTPS伝送時間に限定すると、MAC-e PDUは非常に多様なサイズを有する。その結果、MAC-e PDUのサイズ情報をE-DCH制御チャンネルであるE-DPCCH(Enhanced-Dedicated Physical Control CHannel)を通じて伝送するためのPHY階層のシグナリング情報の量を増加することができる。したがって、端末は、所定サイズのBOフィールド及び所定サイズのTPSフィールドを割り当て、これらBO又はTPSのうちいずれか一つでも伝送が必要である場合に、端末は、これらBO及びTPSを常に2つのフィールドで同時に伝送する。したがって、MAC-e PDUサイズの個数が減少し、MAC-e PDUのサイズの量は両を示す情報のサイズを縮小することができる。
本発明の以前の実施形態のようにBOとTPSが相互に独立的に伝送されると、それぞれのMAC-e PDUに対して4つのMAC-eシグナリング種類、すなわちBOのみ、TPSのみ、2つの情報を共に、何も伝送されない場合を各々示すために、物理的に2ビットの情報フィールドが必要である。しかしながら、BOとTPSを共に伝送されると、2つのMAC-eシグナリングタイプ、すなわちBO及びTPSが共に伝送される場合と何も伝送されない場合を示すために物理的に1ビットの情報フィールドのみを必要とする。したがって、MAC-eシグナリングを指示するために必要なビットの個数を減少させる。
TPSは、予め定められたTPS周期、又はイベント発生方法、又は上述した実施形態の組合を通じてMAC-eシグナリングのみによって伝送される。BOは、同一の方法でMAC-eシグナリングによって伝送される。したがって、BOとTPSの伝送条件が各々設定されると、これら条件のうちいずれか一つでも満たされた場合に、BOとTPSは共にMAC-eシグナリングを用いて伝送される。
BO周期はTPS周期と同一で、或いは異なるように設定され、BOとTPS伝送区間は個別的に設定される。例えば、BOは、データが端末のE-DCHバッファに最初にバッファリングされたときに、初期伝送される。BO伝送のためのイベントは、E-DCHバッファに新たなデータがバッファリングされ、或いはバッファリングされたデータがしきい値を満たす場合に定義されうる。TPSの伝送イベントは、チャンネル状態の変化が大きく、或いはチャンネル状態が劣ることにより定義されることができる。
BO及びTPSのサイズは一定し、BO及びTPSサイズ情報とE-DCHデータはMAC-e PDU又はMAC-eシグナリングを形成する。すなわち、MAC-eシグナリングに使用されるMAC-e PDUは、BOフィールドとTPSフィールドを含んで構成し、これらフィールドは、MAC-eシグナリングが遂行された場合にBOとTPSを含んで構成される。
端末は、伝送区間ごとにBO周期又はTPS周期が満了したか否かを判定する。BO周期とTPS周期の何も満了しないと、端末は、BOイベント又はTPSイベントが発生したか否かを判定する。BO周期とTPS周期のうちいずれか一つが満了した場合、又はBOとTPSイベントのうちいずれか一つが発生した場合に、端末は、MAC-e PDUにBOとTPSを挿入して伝送する。
下記に、本発明の第6の実施形態により、その他の動作についてさらに説明する。
端末は、BOとTPSを含むMAC-eシグナリングフィールドを設定する。BO伝送条件が満足した場合に、BOは、MAC-eシグナリングフィールド内でBOフィールドに書き込まれ、空き(null)データはTPSフィールドに詰められる。一方、TPS伝送条件が満足した場合に、MAC-eシグナリングフィールド内でTPSはTPSフィールドに書き込まれ、空きデータはBOフィールドに詰められる。この場合に、2ビットの情報ビットが、4つのMAC-eシグナリングタイプを示すために物理的に要求される。
基地局は、MAC-e PDUを受信する度に、MAC-e PDUに含まれたMAC-eシグナリングインジケータビットを確認する。MAC-eシグナリングインジケータビットがUE状態情報の存在を示す場合に、基地局は、MAC-e PDUからBOとTPSを抽出してスケジューリングを遂行する。
下記に、本発明の代表的な実施形態に関するフローチャート及びブロック構成図を説明する。
図13は、本発明の第4の実施形態による端末からTPS伝送を示すフローチャートである。ステップS1302で、E-DCHの伝送区間ごとに遂行される。
図13を参照すると、端末は、ステップS1302で、E-DCHデータ伝送が開始されたか否かを判定する。端末は、E-DCHデータの伝送が現在時間区間で開始されたと判定された場合に、ステップS1306でMAC-e PDUにBOとTPSを含んだ後、ステップS1308に進行する。一方、E-DCHデータの伝送が現在時間区間で開始されない場合に、端末は、ステップS1303で、BOが現在時間区間で伝送されるか否かを判定する。現在時間区間がBO伝送区間であると、端末は、ステップS1306でMAC-e PDUにBOとTPSを含み、ステップ1308に進行する。TPSが他の実施形態でBOと関係なく伝送される場合に、ステップS1303は遂行されない。
現在時間区間がBO伝送区間でないと、端末は、ステップS1304で、TPS周期が満了したか否かを判定する。すなわち、端末は、TPS周期が以前のTPSの伝送、或いはE-DCHデータ伝送の開始以後に経過したか否かを判定する。現在時間区間がTPS伝送区間である場合に、端末は、ステップS1306で、TPSをMAC-e PDUに含めてから、ステップS1308に進行する。現在時間区間がTPS伝送区間でない場合に、端末は、ステップS1305で、以前の時間区間でTPSイベントが発生したか否かを判定する。TPSイベントが以前の時間区間で発生した場合に、端末は、ステップS1306で、TPSをMAC-e PDUに含めた後に、ステップS1308に進行する。
ステップS1305で、TPSイベントが発生しないと、端末は、ステップS1307で、伝送するE-DCHデータが存在するか否かを判定する。その結果、伝送するE-DCHデータが存在する場合に、端末は、ステップS1308で、MAC-e PDUのペイロードにE-DCHデータを乗せてE-DCHを通じて伝送する。MAC-e PDUは、ステップS1306で、挿入されたBO及び/又はTPSを含むことができる。一方、上記の結果、伝送するE-DCHデータが存在しない場合に、端末は、次の時間区間まで待機した後に、ステップS1302に戻る。なお、変形された実施形態として、伝送するE-DCHデータが存在しない場合には、BO及び/又はTPSのみを含むMAC-e PDUが伝送されてもよい。
図13のフローチャートを第1の実施形態に適用すれば、端末は、ステップS1302で、E-DHCデータ伝送が開始されないと、すぐステップS1307に進行する。また、第2の実施形態に適用すれば、端末は、ステップS1304で、TPS周期が満了しない場合にすぐステップS1307に進行する。第3の実施形態に適用すれば、端末は、ステップS1302で、E-DCH伝送が開始されない場合、又はステップ1303で、現在時間区間がBO伝送区間でない場合に、すぐにステップS1305に進行する。
図14は、本発明の第5の実施形態により、端末のTPS伝送を示すフローチャートである。ステップ1402〜ステップ1408は、E-DCH伝送区間ごとに遂行される。
図14を参照すると、端末は、ステップS1402で、E-DCHデータ伝送が開始されたか否かを判定する。端末は、E-DCHデータの伝送が現在時間区間で開始されたと判定された場合に、ステップS1406でMAC-e PDUにBOとTPSを含んだ後、ステップS1408に進行する。一方、E-DCHデータの伝送が現在時間区間で開始されない場合に、端末は、ステップS1403で、BOが現在時間区間で伝送されるか否かを判定する。現在時間区間がBO伝送区間であると、端末は、ステップS1406でMAC-e PDUにBOとTPSを含み、ステップ1408に進行する。TPSが他の実施形態でBOと関係なく伝送される場合には、ステップS1403は遂行されない。
現在時間区間がBO伝送区間でないと、端末は、ステップS1404で、TPS周期が満了したか否かを判定する。すなわち、端末は、TPS周期が以前のTPSの伝送、或いはE-DCHデータ伝送の開始以後に経過したか否かを判定する。現在時間区間がTPS伝送区間でない場合に、端末は、ステップS1407に進行する。現在時間区間がTPS伝送区間である場合に、端末は、ステップS1405で、以前のTPS周期でTPSイベントが発生したか否かを判定する。TPSイベントが以前のTPS周期で発生した場合に、端末は、ステップS1406で、TPSをMAC-e PDUに含めた後に、ステップS1408に進行する。ステップS1405で、TPSイベントが発生しないと、端末は、ステップS1407に進行する。
ステップ1407で、端末は、伝送するE-DCHデータが存在するか否かを判定する。その結果、伝送するE-DCHデータが存在する場合に、端末は、ステップS1408で、MAC-e PDUのペイロードにE-DCHデータを乗せてE-DCHを通じて伝送する。MAC-e PDUは、ステップS1406で、挿入されたBO及び/又はTPSを含むことができる。一方、上記の結果、伝送するE-DCHデータが存在しない場合に、端末は、次の時間区間まで待機した後に、ステップS1402に戻る。なお、変形された実施形態として、伝送するE-DCHデータが存在しない場合には、BO及び/又はTPSのみを含むMAC-e PDUが伝送されてもよい。
図15は、本発明の望ましい実施形態による端末の構造を示すブロック構成図である。以下の説明において、本発明の主な要旨に関係ない受信器の構造は省略する。
図15を参照すると、端末は、E-DCHデータをバッファリングするE-DCHバッファ1501と、TPSを管理するTPS管理部1502とを含む。E-DCHバッファ1501は、アップリンクデータの量を監視してバッファ情報1504を生成し、バッファ情報1504を端末状態情報生成部1507に提供する。TPS管理部1502は、端末の送信可能な最大送信電力を認知し、基地局の電力制御及びアップリンクチャンネルの送信可否により、各チャンネルの送信電力を監視し、TPS情報1503を生成し、このTPS情報1503を端末状態情報生成部1507に提供する。
端末状態情報生成部1507は、バッファ情報1504又はTPS情報1503を伝送する伝送区間に至ったか否かを判定し、バッファ情報1504及び/又はTPS情報1503を含む端末状態情報を生成する。この端末状態情報にバッファ情報1504を含む条件は、周期的又はイベント発生的、又は初期E-DCH伝送の場合のように多様に定められることができる。類似に、本発明の実施形態に示すように、端末状態情報にTPS情報1503を含む条件も、周期的伝送、イベント発生的伝送、又は初期E-DCH伝送の場合となりうる。TPS管理部1502は、E-DCHバッファ1501から受信された制御情報1506、すなわちバッファ情報1504が伝送されたか否かを示す情報により、TPS情報1503を端末状態情報生成部1507に提供することができる。
E-DCHバッファ1501は、各伝送区間で許可されたデータ伝送率によってE-DCHデータ1505を出力する。E-DCHデータ1505は、MAC-e PDU生成部1508に提供され、MAC-eシグナリングが必要である場合に、端末状態情報生成部1507は、バッファ情報1504及びTPS情報1503を含む端末状態情報をMAC-e PDU生成部1508に提供する。MAC-e PDU生成部1508は、E-DCHデータと端末状態情報のうちの少なくとも一つを含むMAC-e PDUを生成する。MAC-e PDUは、E-DCH送信部1509で符号化と変調を経て基地局に伝送される。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、特許請求の範囲を外れない限り、形式や細部についての様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。したがって、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
501 RLC PDU
502 MAC−d SDU(s)
503 MAC−d ヘッダー
504 MAC−e SDU(s)
505 MAC−d PDU
506 MAC−e ヘッダー
507 MAC−e PDU
508 伝送ブロック
502 MAC−d SDU(s)
503 MAC−d ヘッダー
504 MAC−e SDU(s)
505 MAC−d PDU
506 MAC−e ヘッダー
507 MAC−e PDU
508 伝送ブロック
Claims (28)
- 移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末(User Equipment:UE)状態情報の送信方法であって、
伝送するアップリンクデータの量を監視してバッファ(Buffer Occupancy:BO)情報を生成する段階と、
アップリンク送信電力状態(Transmit Power Status:TPS)を監視してTPS情報を生成する段階と、
前記バッファ情報が現在時間区間(current time interval)に伝送されたか否かを判定する段階と、
前記バッファ情報がTPS周期による現在時間区間に伝送された場合に、前記TPS情報が現在時間区間に伝送されたか否かを判定する段階と、
前記TPS情報が現在時間区間に伝送された場合に、前記バッファ情報と前記TPS情報を含むパケットデータユニット(PDU)を生成する段階と、
前記PDUを符号化及び変調して送信する段階と、
を有することを特徴とする送信方法。 - 前記TPS情報のTPS周期による現在時間区間に伝送されない場合に、前記TPS情報の伝送イベントが発生したか否かを判定する段階と、
前記TPS情報の伝送イベントが発生した場合に、前記バッファ情報と前記TPS情報を含むPDUを生成して伝送する段階と、
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の送信方法。 - 前記PDUを生成する段階は、
前記TPS情報がTPS周期による現在時間区間に伝送された場合に、前記TPS情報の伝送イベントが発生したか否かを判定する段階と、
前記TPS情報の伝送イベントが発生した場合に、前記バッファ情報と前記TPS情報を含むPDUを生成する段階と、
を有することを特徴とする請求項1記載の送信方法。 - 前記PDUは、アップリンクパケットデータをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の送信方法。
- 前記PDUは、向上したアップリンク専用チャンネル(E-DCH)を通じて伝送される媒体アクセス制御PDU(MAC-e PDU)であることを特徴とする請求項4記載の送信方法。
- 移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末状態情報の送信装置であって、
アップリンクデータをバッファリングし、前記アップリングデータの量を監視してバッファ情報を生成するバッファと、
アップリンク送信電力状態を監視してTPS情報を生成するためのTPS情報管理部と、
前記バッファ情報が現在時間区間に伝送されたか否かを判定し、前記バッファ情報がTPS周期による現在時間区間に伝送された場合に前記TPS情報が前記現在時間区間に伝送されたか否かを判定し、前記TPS情報が前記現在時間区間に伝送された場合に前記バッファ情報と前記TPS情報を含む端末状態情報を生成する端末状態情報生成部と、
前記端末状態情報を含むPDUを生成するためのPDU生成部と、
前記PDUを符号化及び変調して送信する送信部と、
を含むことを特徴とする送信装置。 - 前記端末状態情報生成部は、
前記TPS情報のTPS周期による現在時間区間に伝送されない場合に前記TPS情報の伝送イベントが発生したか否かを判定し、前記TPS情報の伝送イベントが発生した場合に前記バッファ情報と前記TPS情報を含む前記端末状態情報を生成することを特徴とする請求項6記載の送信装置。 - 前記端末状態情報生成部は、
前記TPS情報が伝送周期による現在時間区間に伝送した場合に、前記TPS情報の伝送イベントが発生したか否かを判定し、前記TPS情報の伝送イベントが発生した場合に前記バッファ情報と前記TPS情報を含む前記端末状態情報を生成することを特徴とする請求項6記載の送信装置。 - 前記PDUは、アップリンクデータをさらに含むことを特徴とする請求項6記載の送信装置。
- 前記PDUは、向上したアップリンク専用チャンネル(E-DCH)を通じて伝送される媒体アクセス制御PDU(MAC-e PDU)であることを特徴とする請求項9記載の送信装置。
- 移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末(UE)状態情報の送信方法であって、
伝送するアップリンクデータの量を監視してバッファ(BO)情報を生成する段階と、
アップリンク送信電力状態(TPS)を監視してTPS情報を生成する段階と、
前記バッファ情報が現在時間区間(current time interval)に伝送されたか否かを判定する段階と、
前記バッファ情報が前記現在時間区間に伝送された場合に、前記TPS情報の伝送イベントが発生したか否かを判定する段階と、
前記TPS情報の伝送イベントが発生した場合に、前記バッファ情報と前記TPS情報を含むパケットデータユニット(PDU)を生成する段階と、
前記PDUを符号化及び変調して送信する段階と、
を有することを特徴とする送信方法。 - 前記TPS情報の伝送イベントが発生しない場合に前記TPS情報のTPS周期による現在時間区間に伝送されたか否かを判定する段階と、
前記TPS情報が前記TPS周期による現在時間区間に伝送された場合に、前記バッファ情報と前記TPS情報を含むPDUを生成する段階と、
をさらに有することを特徴とする請求項11記載の送信方法。 - 前記PDUを生成する段階は、
前記TPS情報の伝送イベントが発生した場合に前記TPS情報が前期TPS周期による現在時間区間に伝送されたか否かを判定する段階と、
前記TPS情報が前記TPS周期による現在時間区間に伝送された場合に前記バッファ情報と前記TPS情報を含むPDUを生成する段階と、
を有することを特徴とする請求項11記載の送信方法。 - 前記PDUは、アップリンクパケットデータをさらに含むことを特徴とする請求項11記載の送信方法。
- 前記PDUは、向上したアップリンク専用チャンネル(E-DCH)を通じて伝送される媒体アクセス制御PDU(MAC-e PDU)であることを特徴とする請求項14記載の送信方法。
- 移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末状態情報の送信装置であって、
アップリンクデータをバッファリングし、前記アップリングデータの量を監視してバッファ情報を生成するバッファと、
アップリンク送信電力状態を監視してTPS情報を生成するためのTPS情報管理部と、
前記バッファ情報が現在時間区間に伝送されたか否かを判定し、前記バッファ情報が前記現在時間区間に伝送された場合に前記TPS情報の伝送イベントが発生したか否かを判定し、前記TPS情報の伝送イベントが発生した場合に前記バッファ情報と前記TPS情報を含む端末状態情報を生成する端末状態情報生成部と、
前記端末状態情報を含むPDUを生成するためのPDU生成部と、
前記PDUを符号化及び変調して送信する送信部と、
を含むことを特徴とする送信装置。 - 前記端末状態情報生成部は、前記TPS情報の伝送イベントが発生しない場合に前記TPS情報がTPS周期による前記現在時間区間に伝送したが否かを判定し、前記TPS情報がTPS周期による前記現在時間区間に到達した場合に前記バッファ情報と前記TPS情報を含む前記端末状態情報を生成することを特徴とする請求項16記載の送信装置。
- 前記端末状態情報生成部は、
前記TPS情報の伝送イベントが発生した場合に前記TPS情報がTPS周期による前記現在時間区間に伝送したか否かを判定し、前記TPS情報が前記TPS周期による前記現在時間区間に伝送した場合に前記バッファ情報と前記TPS情報を含む前記端末状態情報を生成することを特徴とする請求項16記載の送信装置。 - 前記PDUは、前記アップリンクパケットデータをさらに含むことを特徴とする請求項16記載の送信装置。
- 前記PDUは、向上したアップリンク専用チャンネル(E-DCH)を通じて伝送される媒体アクセス制御PDU(MAC-e PDU)であることを特徴とする請求項19記載の送信装置。
- 移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末(UE)状態情報の送信方法であって、
伝送するアップリンクデータの量を監視してバッファ(BO)情報を生成する段階と、
アップリンク送信電力状態(TPS)を監視してTPS情報を生成する段階と、
現在時間区間が、前記バッファ情報が伝送されるバッファ伝送区間であるか否かを判定する段階と、
前記現在時間区間がバッファ伝送区間である場合に、前記バッファ情報とTPS情報を含むパケットデータユニット(PDU)を生成する段階と、
前記PDUを符号化及び変調して送信する段階と、
を有することを特徴とする送信方法。 - 前記バッファ情報伝送区間が、周期的及びイベント発生的のうち少なくとも一つであることを特徴とする請求項21記載の送信方法。
- 前記PDUは、アップリンクパケットデータをさらに含むことを特徴とする請求項21記載の送信方法。
- 前記PDUは、向上したアップリンク専用チャンネル(E-DCH)を通じて伝送される媒体アクセス制御PDU(MAC-e PDU)であることを特徴とする請求項21記載の送信方法。
- 移動通信システムにおけるアップリンクデータ伝送のための端末状態情報の送信装置であって、
アップリンクデータをバッファリングし、前記アップリングデータの量を監視してバッファ情報を生成するバッファと、
アップリンク送信電力状態を監視してTPS情報を生成するためのTPS情報管理部と、
現在時間区間が前記バッファ情報が伝送されるバッファ伝送区間であるか否かを判定し、前記現在時間区間がバッファ伝送区間である場合に前記バッファ情報と前記TPS情報を含む端末状態情報を生成する端末状態情報生成部と、
前記端末状態情報を含むPDUを生成するためのPDU生成部と、
前記PDUを符号化及び変調して送信する送信部と、
を含むことを特徴とする送信装置。 - 前記バッファ伝送区間は、周期的及びイベント発生的なことのうち少なくとも一つによってなされることを特徴とする請求項25記載の送信装置。
- 前記PDUは、アップリンクパケットデータをさらに含むことを特徴とする請求項25記載の送信装置。
- 前記PDUは、向上したアップリンク専用チャンネル(E-DCH)を通じて伝送される媒体アクセス制御PDU(MAC-e PDU)であることを特徴とする請求項27記載の送信装置。
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Legal Events
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