JP2008516872A - 生鮮食品の加工と流通のための装置および方法 - Google Patents

生鮮食品の加工と流通のための装置および方法 Download PDF

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Abstract

集中型食品加工流通システムは、一次産品を、所定期間の間保存する(3)ため封止可能で再利用可能なコンテナ(150)に供給してから、小売食品に加工する(4)ためその一次産品を取り出す。小売産品は、中央貯蔵施設に貯蔵しておい(6)て、小売注文を受けたときに、封止可能で移動可能なコンテナ(150)にパックして、小売販売可能な形態で、遠隔地の小売店に輸送する(10)。

Description

[発明の分野]
本発明は、傷みやすい、または、汚染されやすい食品の加工および流通に関する。本発明は、特に、肉の加工に関する。
本明細書を通じて、「肉(meat)」について言及するときは、一般に食べられると考えられているあらゆる種類の肉のあらゆる形態を含意するのであって、たとえば、魚肉、牛肉、豚肉、子羊の肉、鳥肉、および屑肉を含むがそれに限定されない。
[背景]
小売店の棚への陳列のための準備が済んだ加工食料生鮮品、特に加工済精肉品は、一般に、この分野では、「店頭陳列用(cabinet ready)」と呼ばれる。今日、店頭陳列用精肉品は、通常、販売される小売店で用意される。これでは、非効率なことがありうるので、加工を集中的に行い離れた小売店舗に店頭陳列用精肉品を供給して小売り販売する集中型システムを提供するのが望ましい。
肉等の生鮮食品の集中型の加工には、いくつかの理由から課題がある。一つは、消費者の新鮮さを好む傾向であり、これは、小売用の産品を小売店舗まで長い距離輸送しなければならない場合に非常に達成困難となることがある。別の課題としては、一箇所の中央施設からの、通常ほとんどの小売店舗がその顧客の期待に応えるために必要となる意味のある品揃えを提供することに関連する、純粋に物流の問題がある。
さらなる課題として、ハンドリングの困難さや食品の安全性がある。また、ある種の肉には熟成が必要であり、集中型のシステムにおいては、問題となり得る。
[発明の概要]
本発明は、生鮮食品の加工および/または流通のための改良された方法または装置を提供することを目的とする。
本発明の代替的ないし追加的目的は、遠隔地の小売店舗に店頭陳列用の産品を供給するための、改良された加工および/または流通方法ないし装置を提供することである。
代替的ないし追加的に、本発明は、既存の方法ないし装置に伴うデメリットや問題を一つ以上改良すること、あるいは、少なくとも、既存の方法ないし装置の代わりとして役立つものを公共に提供することを目的とする。
したがって、第1の側面において、本発明は、
店頭陳列用の産品を遠隔地の小売店舗に供給するための生鮮食品の加工および流通の方法であって、
封止可能で再利用可能なコンテナの中に一次産品を配置する工程と、
前記コンテナから前記一次産品を取り出し、前記一次産品を小売産品に加工する工程と、
前記小売産品を中央貯蔵施設に貯蔵する工程と、
小売注文を受ける工程と、
前記小売注文にしたがって、前記中央貯蔵施設内の小売産品を選択する工程と、
前記選択した産品を前記コンテナに入れて遠隔地の小売施設に店頭陳列用の形態で輸送する工程と
を含む方法からなる。
好ましくは、前記一次産品は肉一次産品を含み、前記小売産品は小売肉産品を含む。
好ましくは、前記小売産品は前記中央貯蔵施設に配置される前に包装される。
好ましくは、前記一次産品は第1のコンテナ内に配置され、前記中央貯蔵施設から選択された産品は第2の封止可能で再利用可能なコンテナ内に配置されて前記小売施設に輸送される。
好ましくは、前記一次産品は、前記一次産品の冷却、インベントリ目的、前記一次産品の熟成、生産効率のうちの一つ以上を目的として、第1の期間の間、前記第1のコンテナに貯蔵される。
好ましくは、前記包装された産品は、その産品の品質保持期間を延ばすために選択された第2の期間の間、前記中央貯蔵施設に貯蔵される。
好ましくは、前記第1または第2の期間は、前記産品の性質により決まるものである。
好ましくは、前記方法は、前記コンテナの内部に前記肉を配置した後で、前記コンテナを封止し、そのコンテナ内部の雰囲気を成分変化させることを含む。
好ましくは、前記肉を内部に配置したコンテナ内部の雰囲気は、実質的に無酸素の雰囲気である。好ましくは、前記雰囲気は、COと、酸素を除く一種以上の他のガスとを含む。
好ましくは、前記コンテナ内部の雰囲気は、所望の雰囲気をもたらすために前記コンテナ内の真空引きして一種以上のガスを導入することを含むガス処理プロセスによって、前記コンテナ内の雰囲気を成分変化させて所望の雰囲気をもたらす。
好ましくは、前記ガス処理プロセスの諸工程は、所望の雰囲気をもたらすために、2回以上行われてもよい。
好ましくは、前記コンテナを、前記ガス処理プロセスを実行するために可変圧力チャンバの中に配置し、その可変圧力チャンバ内の圧力を前記コンテナ内部の圧力に応じて減少または増加させることによって、前記コンテナに加わる応力を減少させる。
好ましくは、前記肉は、前記第1のコンテナの中で機械的圧力が加えられた状態で配置される。
好ましくは、前記コンテナの中に冷却手段を配置して前記肉を冷却する。
好ましくは、前記一次産品または前記包装された産品を支持するために前記コンテナの中に一つ以上の棚を設けてもよい。
好ましくは、前記コンテナは、電子的に読み取り可能な識別タグを備える。好ましくは、前記タグは、RFID(Radio Frequency Identification)タグであり、前記コンテナが貯蔵所に配置される前に前記タグにID入力が与えられる。
好ましくは、前記第1のコンテナは、前記肉の冷凍温度に近い温度ではあるが前記肉を凍らせるほどには低くない温度で貯蔵される。
好ましくは、前記第1の期間は、前記肉を熟成させるために選択される。
好ましくは、前記第1のコンテナの貯蔵場所および前記肉の経過時間(たとえば、前記コンテナが貯蔵所に配置された時間)の表示が記録される。
好ましくは、前記コンテナは、貯蔵所にある間、約摂氏−2〜3度の温度で、毎秒約1〜2メートルの範囲の速度の気流を当てられている。
好ましくは、前記コンテナは、自動的に、貯蔵所に配送され、および/または、貯蔵所から回収される。
好ましくは、前記肉を加工する工程は前記第1のコンテナを生産室に配送することを含む。好ましくは、前記肉は、手作業によるハンドリングなしで前記第1のコンテナから取り出される。
好ましくは、前記コンテナは、再利用のため、クリーニング設備に供給される。好ましくは、前記コンテナは、殺菌消毒される。
好ましくは、前記包装された産品は、前記生産室を、小売用ないし店頭陳列用に準備の整った状態で搬出される。
好ましくは、前記包装された産品は、ラベルのついていない状態で前記中央貯蔵施設に配送される。
好ましくは、前記中央貯蔵施設内での前記包装された産品のアイデンティティは、ラベル以外の手段で決定される。
好ましくは、前記中央貯蔵施設内の包装された産品の場所が記録される。好ましくは、前記中央貯蔵施設内の包装された産品の場所は、前記包装された産品を識別し追跡するために使用される。
好ましくは、各包装された産品が前記中央貯蔵施設にあった時間の表示が記録される。
好ましくは、小売注文を履行するための包装された産品は、前記記録された情報の少なくとも一部に基づいて自動的に選択される。
第2の側面において、本発明は、
店頭陳列用の産品を遠隔地の小売店舗に供給するための生鮮食品の加工および流通のための装置であって、
一次産品収納用の封止可能で再利用可能なコンテナと、
前記一次産品を小売産品に加工する加工手段と、
前記小売産品を貯蔵する貯蔵施設と、
小売注文を受け、その小売注文にしたがって前記中央貯蔵施設内の小売産品を選択する制御システムと、
前記選択された産品を封止可能で再利用可能なコンテナに入れて遠隔地の小売施設に店頭陳列用の形態で輸送する輸送装置と
を含む装置からなる。
第3の側面において、本発明は、
基部とそこから延びる少なくとも一つの壁部とを備えるコンテナを用意する工程と、
圧縮装置と棚装置とを用意する工程と、
肉一次産品を搬入する工程と、
前記一次産品によって、前記圧縮装置または棚装置のうちの一方を選択する工程と、
前記コンテナ内の切り身にした前記肉を前記棚装置の上または前記圧縮装置の中に載置する工程と、
前記選択された装置を前記コンテナ内に配置する工程と、
前記コンテナを閉じる工程と
を含む
肉の加工および流通業務における肉のコンテナ化方法からなる。
好ましくは、前記圧縮装置は、産品冷却装置を含む。
第4の側面において、本発明は、
基部とそこから延びる少なくとも一つの壁部とを備えるコンテナと、
そのコンテナ内に配置されるよう構成された補助装置であって、圧縮装置、棚装置または産品冷却装置ないしそれらの組み合わせから選択された補助装置と
を含む肉の貯蔵、処理または流通のための装置からなる。
第5の側面において、本発明は、
肉の加工方法であって、
コンテナ内に一以上の肉一次産品を載置する工程と、
前記コンテナを冷凍機内に収納する工程と、
前記肉が前記冷凍機内に収納されていた時間の長さを監視する工程と、
前記肉の需要を監視する工程と、
前記需要に基づいて肉を前記冷凍機内に搬入する工程と
を含む方法からなる。
第6の側面において、本発明は、
食品を搬送するコンテナの中の気体雰囲気を成分変化させる方法であって、
前記コンテナを、実質的に流体を通さないチャンバ内に載置する工程と、
前記コンテナ中の前記雰囲気を成分変化させるために、一種以上のガスを、前記コンテナに追加または前記コンテナから除去する工程と、
前記コンテナ内の圧力と前記チャンバ内の圧力を実質的に等しくするために前記チャンバ内の圧力を変更する工程と
を有する方法からなる。
好ましくは、前記コンテナへの機械的応力が実質的に減少するように前記圧力を等しくする。
第7の側面において、本発明は、食品を搬送するコンテナの中の気体雰囲気を成分変化させるための装置であって、前記コンテナを収納可能な、内部の圧力調節が可能な圧力調節手段を備えるチャンバと、前記コンテナが前記チャンバ内にあるとき一種以上のガスを前記コンテナに追加または前記コンテナから除去するガス移動手段と、前記一種以上のガスを前記コンテナに追加または前記コンテナから除去するときに前記コンテナ内の圧力と前記チャンバ内の圧力が実質的に等しくなるよう前記チャンバ内の圧力を調節する制御手段とを有する装置からなる。
好ましくは、前記コンテナは、前記ガス移動手段によって作動するよう構成されたバルブを含む。
第8の側面において、本発明は、
搬送用荷台を備える車両に対してコンテナを積み下ろしする方法であって、
前記荷台の第1の端部における荷積み地点から開始し前記荷台の第2の端部まで長手方向に延在し前記荷台の一部を幅方向に横切って長手方向に戻って前記荷台の前記第1の端部で荷下ろし地点となる経路を提供するよう配置された搬送手段を用意する工程と、
前記荷下ろし地点で前記荷台からコンテナを下ろす工程と、
前記搬送経路上のさらなるコンテナが前記荷下ろし地点に輸送されるように前記搬送手段を割出しさせる工程と
を含む方法からなる。
好ましくは、前記搬送機を割出しさせる工程は、コンテナを前記搬送経路上に積み込めるように前記搬送経路上の前記荷積み地点にスペースを設ける。
第9の側面において、本発明は、
少なくとも一つの経路を提供するよう配置されたコンテナ搬送機装置を有する車両の搬送用荷台であって、その荷台は、
前記荷台の第1の端部におけるコンテナ積み込み地点から開始し前記荷台の第2の端部まで延在する第1の長手方向部分と、
前記荷台の前記第2の端部から開始し前記荷台の第1の端部におけるコンテナ下ろし地点で終端となる第2の長手方向部分と、
前記長手方向部分の間において前記第2の端部に配置あるいは隣接配置されている幅方向部分と、
前記積み込み地点のコンテナを、前記第1の長手方向部分に沿って前記幅方向部分を横切って前記第2の長手方向部分に沿って前記下ろし地点まで制御可能に進ませる制御手段と
を備えることを特徴とする車両の搬送用荷台からなる。
好ましくは、2経路が設けられ、それら経路の前記長手方向部分は実質的に平行で、各経路の前記第2の長手方向部分は前記荷台の中央領域において互いに隣接して設けられており、前記第1の長手方向部分は前記荷台の対向する縁領域に設けられている。
第10の側面において、本発明は、動く一次産品搬送機の上に存在する物品をソートするための搬送機用ソーター装置であって、少なくとも一つの物品接触面を有し、前記一次産品搬送機の走行方向に対して90度未満の角度をなす走行方向を有する無端ベルトを含み、前記物品接触面が前記一次産品搬送機の使用中の走行方向に実質的に垂直な方向に動くように配置されていることを特徴とする装置からなる。
好ましくは、前記ベルトと前記一次産品搬送機との相対速度は、前記物品接触面が前記一次産品搬送機と実質的に同じ速度で前記一次産品搬送機の走行方向に動くようになっていて、前記一次産品搬送機上の物品が前記一次産品搬送機を横切る方向に押圧されてそこから押し出される。
本発明のさらなる側面は、以下の説明から明らかとなるであろう。
本発明の一以上の実施形態を、添付図面を参照して、以下に、例示として説明する。
[詳細な説明]
図1を参照すると、集中型肉加工施設の概略フロー図が示されている。生産プロセスおよび関連施設を、肉産品の加工および流通に関して説明するが、本発明が適用可能な流通および/または加工の対象は、さまざまな他の生鮮食品、一般的な(ともに、食用のものまたは食用に適さないものがある)農作物や園芸作物、自然食品および半加工食品、および有機生産品を含み、それらに限定されないことは、当業者であれば理解されよう。また、そのプロセスは、一般に、調整された雰囲気または少なくとも調整された温度条件とすることが産品の品質ないし寿命を確保するために望ましいか必要であるような産品に適用される。
図1に示すプロセスは、肉一次産品のような一つ以上の肉加工材料を収納するための一つ以上のコンテナを用意する工程1から開始する。「一次産品」とは、一般に、小売用加工前の食品品目を指す用語である。「肉一次産品」とは、解体後小売用加工前の肉を指す用語である。通常、これは、骨をほとんど取り除いた肉であって、たとえば、多量のひき肉や筋肉部位を含む可能性があるものを指す。工程2では、この一次産品はコンテナ内に載置される。適当なコンテナの例としては、米国特許第5670195号明細書に記載があり、その内容をここに参照により引用するものとする。この文献に記載されているように、コンテナは、封止されて、そのコンテナの蓋部に取り付けたバルブを介してガスフラッシングプロセスを用いて望ましい雰囲気が供給されるものであってもよい。
本発明は、米国特許第5670195号および第6194012号明細書(それらの内容はここに参照により引用するものとする)に開示されているコンテナおよび関連するプロセスに対するいくつかの改良を提供するものである。
好ましい容器の例としては、図1Aに示すものがある。この図を参照すると、コンテナ150は、基部152と、一つ以上の側壁部(この例では、4つの側壁部が示されている)154と、蓋部156とを含む。このコンテナは、コンテナのハンドリングが自動化できるようなハンドリング手段を提供する標準化された外法を有する。したがって、外リブ155は、前記したクレーンのような昇降輸送装置が前記コンテナをハンドリングする際に係合するために使用することができる鍔部を提供するものである。前記コンテナの外法は、標準化されているので、そのハンドリング装置は、インベントリのすべてのコンテナをハンドリングすることができる。前記コンテナの壁部は、また、コンテナを他のコンテナの中に積み重ねることができるようなテーパ部157を含むものであってもよい。このテーパ部によって、自動化されたハンドリングの容易化も可能となるだろう。
各コンテナの蓋部には、バルブ158が設けられている。封止してしまえば、たとえばこのバルブを用いてコンテナ内部の材料を取り囲む空気を吸い出して所望のガス(肉加工の例の好ましい実施形態においては二酸化炭素など)ないしはガスの所望の組み合わせで置換することによって、各コンテナ内の雰囲気を、成分変化させまたは加圧することができる。
前記蓋部は、略“U”字型でその“U”の一方の脚を前記コンテナの縁部に他方を前記蓋部に係合させるクリップ160によって前記コンテナに固定するものであってもよい。このクリップは、前記蓋部の前記コンテナとの封止接触状態を維持させて液密封止を実現することによって、前記コンテナ内部の所望の雰囲気および/または圧力状態を維持することができる。このクリップによって、コンテナ本体と蓋部との機械的な連結が容易となり、コンテナの全体的な構造上の一体性を補完することにもなる。
コンテナは、付属品を備えるものであってもよく、たとえば、熱伝導性部材の形態のサーマルヒートシンクをコンテナ内に設けてもよい。好ましい形態において、このヒートシンクは、氷等の適当な物質を充填することができる中央空洞を有する細長い要素として設けられる。この細長い要素は、コンテナ内の肉や他の材料を圧縮するために用いられる上圧盤と下圧盤のための中央支持部を提供するためにも利用することができる。好ましい構成の例を図1Bに示す。コンテナには、圧縮および/または冷却装置170が設けられていてもよい。したがって、前記材料が骨を取り除いた牛肉一次産品の場合には、それらは圧盤172および174の間に配置される。圧盤176に下向き圧力を加え、圧盤係合機構180を用いてそれを中央桿部174に係合させることによって、機械的圧縮を前記一次産品に作用させる。この係合機構180は、一次産品に対する圧力の維持を確実なものとするためにばねなどの付勢機構を含むものとしてもよい。その代わりに、あるいは、それに加えて、前記桿部174が冷却機能を提供するものとすることができる。前記桿部は、空洞部を含み、該空洞部は開口部178を通じてアクセス可能なので水などの冷却液をその空洞部内に供給して凍らせて氷を形成するよう構成してもよい。その氷は、前記コンテナ内の前記桿部の周りに一次産品を配置すると融けて、かなりの熱エネルギーがその一次産品から引き出され、前記氷を融かすとともに、前記一次産品の温度を下げる。
図1Cに示すように、骨付部分肉等の材料を収納するコンテナ内には、一連の取り外し可能で高さが調節できる棚182を設けてもよい。この棚は、積み下ろし機構が棚ユニットを下げてコンテナの中に入れたり持ち上げてコンテナから出したりすることができるようにするための昇降アイ186を有する中央支持部184に対する位置を移動調節可能となっている。棚186は、前記支持部184上の歯部に各棚が選択的に係合可能となるように形作った中央孔を含む。棚は、ある角度配置においては支持部184に係合しており、(たとえば、約45度)回動させることによって係合解除することができ、すると、棚は支持部に沿って移動可能となる。
したがって、材料がコンテナの中に載置されると、ユーザは、材料の全体加工の一部としての貯蔵または処理のための、いくつかの選択肢を有することになる。加工装置または上述した構成部材によって、生鮮品の品質および/または状態が最高のものとなるように、その固別の材料に対して最良の保存条件を使用することができるようになる。たとえば、鳥肉一次産品をコンテナの中に載置する場合、通常、コンテナの中に載置して、単純に蓋をする。牛肉一次産品を供給する場合には、通常、機械的圧力をかけた状態を維持し、内蔵冷却装置を用いてその温度を下げる。その牛肉一次産品が骨を取り除いていないものである場合には、棚の上に載置することで圧縮が用いられたときに起こりうる骨が肉を傷めるようなことのないようにする。コンテナは、通常、微生物の成長を抑えるため、ガスの混合物を供給され、加圧される。骨付牛肉一次産品は、通常、コンテナ内の棚の上に載置して、蓋をしてから、ガスを供給し、加圧する。他の材料も棚の上に載置されるが、コンテナに蓋をしなくてもよいものもある。
コンテナに材料を収容して、蓋をすると、ガス交換処理が行われる。好ましい実施形態において、コンテナ内の雰囲気は、無酸素雰囲気である。これは、たとえば二酸化炭素のようなガスを一種以上コンテナにフラッシングすることによって達成することができる。図2を参照すると、ガスフラッシングプロセスのための装置が模式的に図示されている。コンテナ21は、実質的に流体を通さない密閉室22の中に配置される。流体通流装置23をコンテナの蓋部24に設けたバルブに係合させて、その装置23に接続できる真空源からコンテナ内部を真空引きしてもよく、選択されたガスまたはガス混合物をその装置23を通してコンテナ内部に導入してもよい。密閉室22は、正圧または負圧の発生源にも接続することができる流体通路25を備える。制御手段(図示せず)は、通路25を使用して、密閉室22内部の雰囲気の圧力をコンテナ21内部の圧力と実質的に一致するように調節する。このように、ガスフラッシングプロセスの間発生した圧力変化によるコンテナの壁部にかかる機械的応力が最小化される。これによって、コンテナを少ない材料で製造できるようになり、全体プロセスがより経済的になる。また、コンテナの寿命を延ばすことができるようになる。
ガス供給プロセスの完了前か後に、コンテナに識別子が付与される。好ましい実施形態において、この識別子は、RFID(Radio Frequency identification)タグをコンテナに貼付することにより付与される。もっとも、他の方法を用いてもよく、たとえば、バーコードやラベルを貼付するのでもよい。この識別子は、プロセス進行の過程で、コンテナを、ひいてはその中身を、識別するために利用することができる。
図1に戻って、プロセスの次の工程は、材料が収容されガス供給されたコンテナを雰囲気が調整されたインベントリ(以下、本文中では一次産品冷凍機と呼ぶ)への供給である。これは、工程3において行われる。
コンテナは、一次産品冷凍機に輸送されて、その冷凍機またはコンテナ内に、前記一次産品(または他の材料)の冷却、インベントリ目的、前記一次産品の熟成、生産効率のうちの一つ以上を目的として、選択された(好ましくは所定の)期間の間、貯蔵することができる。
図3を参照すると、本発明による肉加工方法が実行される集中型肉加工施設のレイアウトを示す略図化した装置が示されている。材料が収容されたコンテナは、搬送機システム32によって、冷凍機31に搬入されるのが好ましい。この冷凍機31は、コンテナがその上に配置されるラックまたは棚34を複数備えている。これらの棚34は、好ましくは、複数列に配置され、その列の間には通路36が形成され、クレーン(図示せず)のような自動輸送装置が、たとえばレール38に沿って、動けるようになっている。好ましい実施形態において、輸送装置は、制御システムを用いて自動化されており、それにより、クレーンが通路36のそれぞれに沿って所定位置まで移動し、積載フォーク等のような積載装置を必要なラックまたは棚のところまで動かして、コンテナを搬出したり、必要なラックまたは棚の位置まで配送したりする。
コンテナは、肉加工用の肉以外の材料を収容してもよい。上述のように、このような材料は、主として、骨付きまたは骨なしの一次産品肉の切り身となる。もっとも、肉加工作業で用いることができる他の成分、たとえば、パン粉、パージや切り落とし等の副産物、および半完成品を収容するコンテナもある。
上述の取り外し可能で高さ調節可能な棚を、コンテナの中に骨付き部分肉や他の材料を貯蔵するために用いることができる。
コンテナは、細菌の成長を最小限に抑えつつ肉(たとえば、鶏肉を含むものであってもよい)の熟成を可能にするために、冷凍機内に配置される。たとえば、牛肉は、通常、店頭に並ぶようになる前に5日から7日熟成させてもよい。肉を熟成させる時間の長さは、たとえば、肉の種類や切り身のタイプ等いくつかの要因で変わってくる。
各コンテナの中の材料の位置と「熟成時間(age)」は、前記制御システム13(図1)の一部を構成するデータベースにおいて、記録され、コンテナのアイデンティティ情報と関連づけされている。このように、システムは、コンテナをいつ冷凍機から搬出可能または搬出すべきか、および、冷凍機のどこにそれがあるかを知っているので、移動作業を効率的に行うことができる。
肉の切り身が熟成すると、工程4(図1)において、コンテナが生産室に輸送される。生産室は、おおまかに符号40で示した(図3)生産エリアに設けられており、そこには、コンテナに供給された材料から一つ以上の産品を生産するために連続的に配置された一つ以上の機械からなる少なくとも一つの生産室がある。図3に示す例では、9室の生産室(符号41〜49)が設けられている。好ましい実施形態では、各室は、たとえば、骨付き、あぶり、薄切り、ミンチ、さいの目切り/剥き身、パン粉をまぶした、腸詰め、鶏肉等の一次産品ごとに専用の生産ラインを有する。
さらに、搬送機装置26(図3)によって、コンテナを、前記一次産品冷凍機から前記生産エリア40まで輸送することができる。搬送機装置26は、一次産品冷凍機31の輸送装置と協調動作する。制御システム13によって、生産エリアにおいて、一つ以上のコンテナまたは材料を一次産品冷凍機から取得することを要求することができる。好ましい実施形態において、この制御システムは、コンピュータ化された装置を用いて実現されるものであり、多くの態様のプロセスと関連機器に関するデータを記憶することができるとともにシステムのパフォーマンスや効率を管理するための予報や予測のアルゴリズムを含む業務用システムを含む。この制御システムによって、生産室で行われるプロセスおよびシステムの他の部分を通じて行われるプロセスのために、ソフトウェアモデルを構成することが可能となる。このように、システム変更の生産性への影響が予測できる。制御システムは、実時間でプラント中の産品を追跡するので、産品の実時間追跡可能性とともに、インベントリの実時間記録が提供される。また、このシステムによって、予報の提供が可能となる。このように、インベントリに必要な産品の量を(小売前産品段階および小売用産品段階の両方で)、生産スケジュールや一次産品その他収容される物とともに、決定することができる。効率分析および歩留まりも監視可能である。制御システムは、ユーザインターフェースを含み、制御対象である自動化された機器と協調動作する。
コンテナまたは材料の要求を受けると、制御システムは、一次産品冷凍機31内の輸送装置および搬送機装置26に指示し、要求された材料を収容する一以上のコンテナを選択および取得して、そのコンテナを生産エリア40に配送する。図3に示す例では、搬送機装置26は、搬送機アセンブリの末端部ないしその辺りで、生産エリアに前記コンテナを降ろす。もっとも、搬送機装置20は、コンテナを、直接、選択された生産室に搬送するよう構成されていてもよい。また、搬送機装置26は、さらなる配送もしくは搬入地点28を有する。この地点は、クリーニングや殺菌処理に供することができるように、使用したコンテナを降ろすために利用される。これらのコンテナを、後述するように、半加工品、副産物、未使用材料の収容に利用するために、配送もしくは搬入地点28は、クリーニングおよび殺菌済みのコンテナを生産エリアに配送するために利用することもできる。
次に、図4を参照すると、典型的な生産室が平面図で模式的に図示されている。生産室を通る生産フロー経路は、矢印50で示した方向に進む。所望の材料を収容するコンテナは、荷下ろし装置に送られるが、ここでコンテナは開蓋されて(好ましい実施形態において、ここより前の工程で開蓋されてパージ除去を行うものとしてもよい)、加工装置54による加工にかけるためにコンテナの内容物を自重で残らずあけるように荷下ろし装置を昇降および回転させる。あるいは、内容物は手作業で荷下ろしすることも、その一部だけを荷下ろしすることも可能である。装置55は、小売用トレイを積み重ねられた状態から分けて、小売商品をトレイの上に載せることができるようにする。積み重ねた状態から分けることは、トレイが必要となる時に応じてプロセスのさまざまな工程で行うことができる。トレイ上への配置および加工の後で、産品は、ラッピング機械57にかけるため、バッファ搬送機56によりバッファされる。ラッピング機械57への移送は工程5(図1)で行われる。ラッピングプロセスは、通常、トレイと肉産品を透明なプラスチックフィルムで上包みすることからなる。次に、ラッピングした小売産品は、別のバッファ搬送機58上で再度バッファされ、全体を図3の符号60で示したバッファ冷凍機の中に集積させるために搬送される。小売用産品のバッファ冷凍機への移送は、図1の工程6で行われる。
図5を参照すると、前記バッファ冷凍機60内の自動貯蔵装置62の模式図とともに、生産室の出力段階が平面図で模式的に示されている。図5において、生産室は、内部供給搬送機アセンブリ64を備える。各ラッピング済み産品がその生産室を出ると、内部供給搬送機アセンブリは(必要に応じ)パッケージを揃え、棚積みロット分の産品がまとまるまで割出しする。棚積みロットは、所定の数のラッピング済み産品からなり、正確な数はパッケージの大きさによって決まる。好ましい実施形態において、産品の数は、16個である。もっとも、この数は、システムの全体設計に応じて増減させてもよい。
搬送機64上に棚積みロットがまとまったら、搬送機アセンブリは、その棚積みロットを搬送機66上に流す。好ましい実施形態において、搬送機66は、複数の移動可能な個別のフィンガーまたはローラ68からなり、これらは、棚積みロットが、所望の(好ましくは実質的に均等な)間隔で、搬送機66上にグループとして移動するように駆動される。搬送機は、さらに後述するように、棚に隣接する移送するのに必要な位置に産品があるとき、停止する。
集積装置は、符号70でその全体を示す回転ラックを含み、その回転ラックは、横方向に離間し水平な列をなして配置された個別の長尺状に突出する部品72により形成される棚の形状をとる複数の産品支持構造を備える。部品72は、強度がありながら、なお弾力も有するとともに、腐食しにくいものが好ましい。われわれは、商標PultronTMで販売されているもののような、引き出し成形された材料が、適当な材料であることを見いだした。部品72は、標準的なサイズの小売用肉パックが容易に支持されるように、互いに充分接近させて水平方向に配置されるとともに、小売用パックの表面に相当量の空気が当たるような自由な空気の流れを確保してパックの中身が所望の冷たい(好ましくは、冷凍温度より少し高い)温度に維持されるよう、部品相互の間隔は充分に確保されている。部品72は、小売用パックの要求されるサイズの高さを収容できる十分な間隔を空けて上下方向に離間配置されている。
図6において見て取れるように、回転ラックシステムは、それぞれがコネクタ76によって鎖78のような可撓性支持部に回転可能に接続された複数の棚ユニット74を含む。この鎖は、回転可能なスプロケット80により支持されているので、部品72により構成される棚が荷積みや荷下ろしや貯蔵の目的のために上下方向に移動可能な回転ラックを形成する。この例において示すように、各棚ユニット74は、好ましくは、部品72から構成される複数の棚の列を有するものである。もっとも、このシステムを用いて収容する小売用パックの寸法如何によって、設けられる棚の数は増減させることができる。
制御システム13は、搬送機66への、または、搬送機66からの小売用産品の移送のための正しい位置に必要な棚が来るように、スプロケットの回転によって前記回転ラックを割り出しするために用いられる。
われわれは、赤身肉の外観、したがってその品質保持期間は、肉をよい状態に調整することによって改善することが可能であることを見いだした。この状態調整プロセスは、所定期間の間、肉を冷凍させることなくできるだけ低い温度に維持することによって、行われる。これによって、肉における酸素消費反応が抑制され、酸素添加反応が増強されるとともに、色の安定性が向上する。したがって、従来の慣例に従って加工済み赤身肉産品をできるだけ早く店頭に届けるよりもむしろ、状態調整期間を確保することの方が有利であることをわれわれは見いだした。これは、各パッケージの集積装置への配送時刻を記録させることで、集積装置において実現することができる。したがって、小売注文を受けると、制御システム13は、データをチェックして集積装置内に必要な時間(通常、約7時間〜24時間)保持された産品がどれかを確認し、その要求に適う産品が発送される。また、制御システムは、産品の需要を(たとえば、現在のあるいは過去の注文情報や、経済および季節の情報を参照することによって)監視し、産品が、発送前に適切な状態調整が施せる十分な時間が確保されるような速度で、集積装置内に搬入されるように加工を調節する。
集積装置は、小売パックを多くのメリットがもたらされるような仕方で倉庫保管するという課題に対する一つの解決手段を提供する。それによって、パックは効率的に冷却されることで、プロセスの要求を満たすことができる。また、それによって、商品パックを自動的に集積し、かつ、ラベルなしで追跡することが可能となる。このことは、(さらに後記するような)ラベリングを、注文を受けた後、発送前に、何ら手作業を介在させず、つまり、カートンやクレートから開梱しなければならないようなことなく、行うことができるということを意味する。また、それによって、小売店舗への割り当てにおける柔軟な対応が可能になる。すなわち、個々のパックに対する注文に応えることが可能となり、あるいは、複数の店舗を跨いで個別に割り当てが可能となる。また、小売流通前の小売パックの倉庫保管およびハンドリングのための自動化された方法が提供される。
小売産品または店頭陳列用産品を、(通常、小売注文を受けた結果として)バッファ冷凍機から搬出する必要が生じると、制御システムは、適切な産品を捜し出す。上述のように、システムは、前記バッファ冷凍機の中の産品の位置、たとえば、回転ラック2、棚15、棚の区域5等、の記録を持っている。該当する回転ラックを作動させて必要な棚を移送位置に移動すると、産品が計量ラベリング機械への配送用の搬送機上に移送される。これは、工程7(図1)で行われる。当業者であれば、棚を移送機構に移動するのではなく、移送機構を棚へ移動するよう構成することもできることが理解されよう。
前記計量ラベリング機械には、特定の小売店または小売チェーンのために注文された産品の価格構造に関する情報が入力される。これは、たとえば「特売品」等、値付けおよび/または他の望ましいポリシーやプロモーションに対するラベリング情報を含むものであってもよい。この情報が、制御システム13から供給されて、前記計量ラベリング機械による各産品の計量とその産品および価格を識別するラベルの供給を可能にする。関連する値付けポリシーによっては、価格を割り当てるために計量する必要のない産品もあり得る。前記計量ラベリング機械は、産品の種類に関する情報を、前記制御システムにより供給される。たとえば、前記バッファ冷凍機から、産品の新規棚ロット(または部分棚ロット)分が前記計量ラベリング機械にかけられると、前記制御システムは、産品の種類に関する識別情報を前記軽量ラベリング装置に提供する。
ラベリングされた産品は、次に、工程8のソート段階に進む。図7は、好ましい実施形態によるソートレーン装置の模式図を示す。前記軽量ラベリング装置からの産品が搬送機90に載って搬送され、複数のソート搬送機91を通過する。前記制御システム13は、関連する小売注文を履行するために必要な産品を選択するよう前記ソート搬送機に指令する。選択された産品は、そのソート搬送機によって、搬送機91からバッファ搬送機92の上に移送されて包装ステーション93に供給されると、そこで前記産品は、再利用可能で封止可能なコンテナ94の中に載置され、搬送機95を介して小売店舗へ輸送するために発送される。産品は、注文の発送先小売店の棚のレイアウトに従って産品がコンテナ94から搬出されて小売陳列棚の上に載置されるように、所定の順序でバッファ搬送機92に供給される。好ましい実施形態において、正確な順序を達成するのに必要なソートプロセスは、制御システムからの指令に基づいてソーター搬送機により実行することができる。たとえば、制御システムは、搬送機90上の産品の位置に基づいて産品のアイデンティティを知ることができる。あるいは、搬送機の隣に配置されたバーコードやRFIDラベルの読み取り装置により、制御システムに、各産品のアイデンティティ情報を供給することによって、搬送機90からどの産品が搬出されるべきかを制御システムに知らせるようにしてもよい。あるいは、産品を、所望の順序でバッファ冷凍機から排出するようにしてもよい。
図8を参照すると、ソーター搬送機90は、ローラ97に巻き掛けた無端ベルト96を含み、少なくとも一つのローラが駆動される。ベルト96は、ベルトの移動方向に対して(好ましくは45度の)角度をつけて配置されたパドル98を含む。ベルトは、使用時には搬送機90に対して(好ましくは45度の)角度をつけて配置され、パドル98が産品に実質的に横方向のみの力を加える作用を有するようにベルト96の速度が選択される。したがって、産品は、搬送機96を横切って横方向に押圧されることになり、産品およびそのパッケージングがほとんど変動しないようになる。
コンテナ94は、前記一次産品が収容されるコンテナと(クリーニングと殺菌がなされてはいるが)同じものである。適当なコンテナおよび収納方法の例については、米国特許第6054161号に開示されている。その内容を、ここに参照により引用する。図1Cに示し説明したような棚システムがコンテナ94の中に店頭陳列用産品を積載するために用いられる。該当する小売注文を履行するためにコンテナ94を材料で一杯にし、あるいはその一部に材料を積み込むと、コンテナは、蓋をされて封止され、好ましい実施形態では、再びコンテナの蓋部のバルブを用いてコンテナ内部の雰囲気を成分変化させる。これらのプロセスは、工程9(図1)において行われる。プロセスのこの段階では、ガス供給プロセスにより、高酸素雰囲気、たとえば80%の酸素、を供給することが好ましい。状態調整プロセスだけでも肉に消費者にとって見栄えのよい安定した望ましい色を提供するのに充分な酸素添加が施されるが、われわれは、さらに酸素を追加することにより色が良くなり、その結果、その産品の小売品質保持期間の延長が可能となることを見いだした。ここでも、チャンバプロセス(図2を参照して既述)を用いてガス供給操作を行うことができる。
材料を収容した小売産品コンテナは、トラックで輸送することができる。好ましい実施形態において、トラックなどの車両は、トラックの搬送用荷台またはデッキの上の所望の位置にコンテナを運搬することができる搬送手段を備える。図10に見ることができるように、好ましい実施形態において、トラックまたは車両の荷台100は、トラックの前後方向、後方102から前方103に向かってコンテナを移動することができる2台の搬送機101を備える。前記荷台の中央に設けられている他の2台の搬送機104は、前後方向、後ろから前にコンテナを移動する。2台の移送搬送機105は、コンテナを横方向に、搬送機101と搬送機104との間を移動させる。この機構は、効果的に、前記荷台の上に積んだコンテナのための2つの経路を提供(一つの経路を提供するのでもよいが)して、それにより、便利で容易な積み下ろしが可能となる。トラックは、たとえば、コンテナをいっぱいに(たとえば、横に4つ、上下に8つ)積み込むことができる。これは、搬送機101ごとに一度にひとつのコンテナを搬入しコンテナが荷台の前端部103に達するまで搬送機を割り出しすることによって達成することができる。そして、移送用搬送機は、コンテナを搬送機104に移動し、それらを荷台の前方に移動させることができる。あるいは、コンテナを単純に、フォークリフトのような装置を用いて荷台の上に移動することもできる。フルに装填されたコンテナは、使用中、車両がたどるルート上のさまざまな小売店において一度に一つか二つずつ荷下ろしされると考えられる。通常、各コンテナが下ろされると、空のコンテナが車両に積まれて置き換えられる。この空のコンテナは、再利用のために、クリーニングされ殺菌される。荷台の後部102にある搬送機104上のコンテナが最初に搬出されるが、そのとき、搬送機101、102、105はすべて割出しされて、搬送機101の後端部に一つ分以上のスペースを空ける。これにより、作業者が空のコンテナ上への積載ができる容易にアクセス可能なスペースが車両の後部に提供される。作業者の作業が容易になることのほかに、このシステムは、車両の積荷量を実質的に平衡に保つという利点がある。好ましい実施形態において、車両の積載スペースが最大限活用されるようにコンテナのサイズが選択される。したがって、好適な寸法とすることにより、コンテナを標準的なトラックの荷台上に横に4つ配置し上下に3つ積み上げることができるようになる。
本明細書を通じて、「含む/備える/有する(comprise)」という語およびそのバリエーションは、非排他的な意味で解釈されることを意図するものである。
上記の説明において、本発明の具体的な構成部材や整数が均等物を有するものとして言及されていないところでは、その均等物が個別に記載されているものとして本明細書中に組み込まれるものとする。
本発明を、その可能な実施形態に言及しつつ、例を挙げて説明してきたが、添付の請求の範囲に記載された発明の範囲から逸脱することなく、その変更や改良が可能であるものと理解されるべきである。
プロセスフローを示す構造図である。 コンテナの斜視図である。 図1Aのコンテナで用いる冷却および/または圧縮装置の斜視図である。 図1Aのコンテナで用いる棚装置の斜視図である。 ガス交換装置の概略側面図である。 加工施設の一部の概略平面図である。 生産室の概略平面図である。 集積装置の概略平面図である。 図5の装置の概略側面図である。 ソートおよび包装設備の概略平面図である。 ソート装置の概略平面図である。 図8の装置の概略側面図である。 荷積みおよび荷下ろし装置を示す車両用荷台の概略平面図である。

Claims (53)

  1. 店頭陳列用の産品を遠隔地の小売店舗に供給するための生鮮食品の加工および流通の方法であって、
    封止可能で再利用可能なコンテナの中に一次産品を配置する工程と、
    前記コンテナから前記一次産品を取り出し、前記一次産品を小売産品に加工する工程と、
    前記小売産品を中央貯蔵施設に貯蔵する工程と、
    小売注文を受ける工程と、
    前記小売注文にしたがって、前記中央貯蔵施設内の小売産品を選択する工程と、
    前記選択した産品を封止可能で再利用可能なコンテナに入れて遠隔地の小売施設に店頭陳列用の形態で輸送する工程と
    を含む方法。
  2. 前記一次産品は肉一次産品を含み、前記小売産品は小売肉産品を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記小売産品は前記中央貯蔵施設に配置される前に包装されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記一次産品は第1のコンテナ内に配置され、前記中央貯蔵施設から選択された産品は第2の封止可能で再利用可能なコンテナ内に配置されて前記小売施設に輸送されることを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記一次産品は、前記一次産品の冷却、インベントリ目的、前記一次産品の熟成、生産効率のうちの一つ以上を目的として、第1の期間の間、前記第1のコンテナに貯蔵されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記包装された産品は、その産品の品質保持期間を延ばすために選択された第2の期間の間、前記中央貯蔵施設に貯蔵されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1または第2の期間は、前記産品の性質により決まるものであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の方法。
  8. 前記方法は、前記コンテナの内部に前記肉を配置した後で、前記コンテナを封止し、そのコンテナ内部の雰囲気を成分変化させることを含むことを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記肉を内部に配置したコンテナ内部の雰囲気は、実質的に無酸素の雰囲気であることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記雰囲気は、COと、酸素を除く一種以上の他のガスとを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記コンテナ内部の雰囲気は、所望の雰囲気をもたらすために前記コンテナ内の真空引きして一種以上のガスを導入することを含むガス処理プロセスによって、前記コンテナ内の雰囲気を成分変化させて所望の雰囲気をもたらすことを特徴とする請求項8ないし10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記ガス処理プロセスの諸工程は、所望の雰囲気をもたらすために、2回以上行われてもよい、請求項11に記載の方法。
  13. 前記コンテナを、前記ガス処理プロセスを実行するために可変圧力チャンバの中に配置し、その可変圧力チャンバ内の圧力を前記コンテナ内部の圧力に応じて減少または増加させることによって、前記コンテナに加わる応力を減少させることを特徴とする請求項11および請求項12に記載の方法。
  14. 前記肉は、前記第1のコンテナの中で機械的圧力が加えられた状態で配置されることを特徴とする請求項4ないし13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記コンテナの中に冷却手段を配置して前記肉を冷却することを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記一次産品または前記包装された産品を支持するために前記コンテナの中に一つ以上の棚を設けてもよい、前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記コンテナは、電子的に読み取り可能な識別タグを備えることを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。好ましくは、前記タグは、RFID(Radio Frequency Identification)タグであり、前記コンテナが貯蔵所に配置される前に前記タグにID入力が与えられる。
  18. 前記第1のコンテナは、前記肉の冷凍温度に近い温度ではあるが前記肉を凍らせるほどには低くない温度で貯蔵されることを特徴とする請求項4ないし17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記第1の期間は、前記肉を熟成させるために選択されることを特徴とする請求項5ないし18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記第1のコンテナの貯蔵場所および前記肉の経過時間(たとえば、前記コンテナが貯蔵所に配置された時間)の表示が記録されることを特徴とする請求項4ないし19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記コンテナは、貯蔵所にある間、約摂氏−2〜3度の温度で、毎秒約1〜2メートルの範囲の速度の気流を当てられていることを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記コンテナは、自動的に、貯蔵所に配送され、および/または、貯蔵所から回収されることを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記肉を加工する工程が前記第1のコンテナを生産室に配送することを含むことを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記コンテナは、再利用のため、クリーニング設備に供給されることを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記包装された産品は、前記生産室を、小売用ないし店頭陳列用に準備の整った状態で搬出されることを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記包装された産品は、ラベルのついていない状態で前記中央貯蔵施設に配送されることを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記中央貯蔵施設内での前記包装された産品のアイデンティティは、ラベル以外の手段で決定されることを特徴とする前記請求項のうちいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記中央貯蔵施設内の包装された産品の場所が記録されることを特徴とする請求項3ないし27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記中央貯蔵施設内の包装された産品の場所は、前記包装された産品を識別し追跡するために使用されることを特徴とする請求項3ないし28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 各包装された産品が前記中央貯蔵施設にあった時間の表示が記録されることを特徴とする請求項3ないし29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 小売注文を履行するための包装された産品は、前記記録された情報の少なくとも一部に基づいて自動的に選択されることを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 店頭陳列用の産品を遠隔地の小売店舗に供給するための生鮮食品の加工および流通のための装置であって、
    一次産品収納用の封止可能で再利用可能なコンテナと、
    前記一次産品を小売産品に加工する加工手段と、
    前記小売産品を貯蔵する貯蔵施設と、
    小売注文を受け、その小売注文にしたがって前記中央貯蔵施設内の小売産品を選択する制御システムと、
    前記選択された産品を封止可能で再利用可能なコンテナに入れて遠隔地の小売施設に店頭陳列用の形態で輸送する輸送装置と
    を含む装置。
  33. 基部とそこから延びる少なくとも一つの壁部とを備えるコンテナを用意する工程と、
    圧縮装置と棚装置とを用意する工程と、
    肉一次産品を搬入する工程と、
    前記一次産品によって、前記圧縮装置または棚装置のうちの一方を選択する工程と、
    前記コンテナ内の切り身にした前記肉を前記棚装置の上または前記圧縮装置の中に載置する工程と、
    前記選択された装置を前記コンテナ内に配置する工程と、
    前記コンテナを閉じる工程と
    を含む
    肉の加工および流通業務における肉のコンテナ化方法。
  34. 前記圧縮装置は、産品冷却装置を含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 第3の側面において、本発明は、広く、
    基部とそこから延びる少なくとも一つの壁部とを備えるコンテナと、
    そのコンテナ内に配置されるよう構成された補助装置であって、圧縮装置、棚装置または産品冷却装置ないしそれらの組み合わせから選択された補助装置と
    を含む肉の貯蔵、処理または流通のための装置を提供する。
  36. 肉の加工方法であって、
    コンテナ内に一以上の肉一次産品を載置する工程と、
    前記コンテナを冷凍機内に収納する工程と、
    前記肉が前記冷凍機内に収納されていた時間の長さを監視する工程と、
    前記肉の需要を監視する工程と、
    前記需要に基づいて肉を前記冷凍機内に搬入する工程と
    を含む方法。
  37. 食品を搬送するコンテナの中の気体雰囲気を成分変化させる方法であって、
    前記コンテナを、実質的に流体を通さないチャンバ内に載置する工程と、
    前記コンテナ中の前記雰囲気を成分変化させるために、一種以上のガスを、前記コンテナに追加または前記コンテナから除去する工程と、
    前記コンテナ内の圧力と前記チャンバ内の圧力を実質的に等しくするために前記チャンバ内の圧力を変更する工程と
    を有する方法。
  38. 前記コンテナへの機械的応力が実質的に減少するように前記圧力を等しくすることを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 食品を搬送するコンテナの中の気体雰囲気を成分変化させるための装置であって、前記コンテナを収納可能な、内部の圧力調節が可能な圧力調節手段を備えるチャンバと、前記コンテナが前記チャンバ内にあるとき一種以上のガスを前記コンテナに追加または前記コンテナから除去するガス移動手段と、前記一種以上のガスを前記コンテナに追加または前記コンテナから除去するときに前記コンテナ内の圧力と前記チャンバ内の圧力が実質的に等しくなるよう前記チャンバ内の圧力を調節する制御手段とを有する装置。
  40. 前記コンテナは、前記ガス移動手段によって作動するよう構成されたバルブを含むことを特徴とする請求項39に記載の装置。
  41. 搬送用荷台を備える車両に対してコンテナを積み下ろしする方法であって、
    前記荷台の第1の端部における荷積み地点から開始し前記荷台の第2の端部まで長手方向に延在し前記荷台の一部を幅方向に横切って長手方向に戻って前記荷台の前記第1の端部で荷下ろし地点となる経路を提供するよう配置された搬送手段を用意する工程と、
    前記荷下ろし地点で前記荷台からコンテナを下ろす工程と、
    前記搬送経路上のさらなるコンテナが前記荷下ろし地点に輸送されるように前記搬送手段を割出しさせる工程と
    を含む方法。
  42. 前記搬送機を割出しさせる工程は、コンテナを前記搬送経路上に積み込めるように前記搬送経路上の前記荷積み地点にスペースを設けることを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. 少なくとも一つの経路を提供するよう配置されたコンテナ搬送機装置を有する車両の搬送用荷台であって、その荷台は、
    前記荷台の第1の端部におけるコンテナ積み込み地点から開始し前記荷台の第2の端部まで延在する第1の長手方向部分と、
    前記荷台の前記第2の端部から開始し前記荷台の第1の端部におけるコンテナ下ろし地点で終端となる第2の長手方向部分と、
    前記長手方向部分の間において前記第2の端部に配置あるいは隣接配置されている幅方向部分と、
    前記積み込み地点のコンテナを、前記第1の長手方向部分に沿って前記幅方向部分を横切って前記第2の長手方向部分に沿って前記下ろし地点まで制御可能に進ませる制御手段と
    を備えることを特徴とする車両の搬送用荷台。
  44. 2経路が設けられ、それら経路の前記長手方向部分は実質的に平行で、各経路の前記第2の長手方向部分は前記荷台の中央領域において互いに隣接して設けられており、前記第1の長手方向部分は前記荷台の対向する縁領域に設けられていることを特徴とする請求項43に記載の車両の搬送用荷台。
  45. 動く一次産品搬送機の上に存在する物品をソートするための搬送機用ソーター装置であって、少なくとも一つの物品接触面を有し、前記一次産品搬送機の走行方向に対して90度未満の角度をなす走行方向を有する無端ベルトを含み、前記物品接触面が前記一次産品搬送機の使用中の走行方向に実質的に垂直な方向に動くように配置されていることを特徴とする装置。
  46. 前記ベルトと前記一次産品搬送機との相対速度は、前記物品接触面が前記一次産品搬送機と実質的に同じ速度で前記一次産品搬送機の走行方向に動くようになっていて、前記一次産品搬送機上の物品が前記一次産品搬送機を横切る方向に押圧されてそこから押し出されることを特徴とする請求項45に記載の搬送機用ソーター装置。
  47. 添付の図面に示した諸実施形態のいずれか一つに関して明細書中で説明したものに実質的に相当する生鮮食品の加工および流通の方法。
  48. 添付の図面に示した諸実施形態のいずれか一つに関して明細書中で説明したものに実質的に相当する生鮮食品の加工および流通のための装置。
  49. 添付の図面に示した諸実施形態のいずれか一つに関して明細書中で説明したものに実質的に相当する肉産品の貯蔵および流通のための装置。
  50. 添付の図面に示した諸実施形態のいずれか一つに関して明細書中で説明したものに実質的に相当するコンテナの中の気体雰囲気を成分変化させる方法。
  51. 添付の図面に示した諸実施形態のいずれか一つに関して明細書中で説明したものに実質的に相当するコンテナの中の気体雰囲気を成分変化させるための装置。
  52. 添付の図面に示した諸実施形態のいずれか一つに関して明細書中で説明したものに実質的に相当する車両に対してコンテナを積み下ろしする方法。
  53. 添付の図面に示した諸実施形態のいずれか一つに関して明細書中で説明したものに実質的に相当する車両の搬送用荷台。
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